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技術 携帯型無線キー

出願人 株式会社デンソー
発明者 齊藤寿昭
出願日 2013年10月30日 (6年8ヶ月経過) 出願番号 2013-225035
公開日 2015年5月7日 (5年1ヶ月経過) 公開番号 2015-086569
状態 特許登録済
技術分野 錠;そのための付属具 電気装置のための箱体
主要キーワード 両側内壁 可動突起 連結辺 車両トランク デザインマーク 開錠不可 斜め押し リモートスタート
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年5月7日)のものです。
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図面 (17)

課題

プッシュスイッチの可動突起部を押圧操作することで、車両のドアロック施錠開錠に係る制御を行う構成において、可動突起部の押圧操作に対して安価に操作感を向上させることができる携帯型無線キーを提供する。

解決手段

使用者の押圧操作にともなって凹み変形する一方、その押圧操作の解除にともなって元の位置に復帰変形するスイッチ操作カバー130の操作部133とプッシュスイッチ71の可動突起部72との間に硬質変形カバー60を介在される。これにより、使用者が操作部133を押圧操作したときはその操作部133の凹み変形に合わせて硬質変形カバー60が変形して可動突起部72を押圧する構成とすることで、可動突起部72の押圧操作に対して安価に操作感を向上させることができる。

概要

背景

近年、スマートエントリーシステム等の電子キーシステムにおいては、車両のドアロック施錠開錠に係る制御を実施させるための無線通信を行う携帯型無線キーを備える。このような携帯型無線キーでは、例えば特許文献1に示すように、意匠性防水性を目的とし、ゴムノブが多数採用されている。ノブ操作によるスイッチオンオフは通常プッシュスイッチにて行い、携帯型無線キーの小型化とともにプッシュスイッチも小さくなってきている。しかしながら、このような小型化を行ったものでは、押圧操作時にプッシュスイッチの可動突起部をゴムノブ越しに指で感じてしまい、操作感が損なわれるとの問題があった。

概要

プッシュスイッチの可動突起部を押圧操作することで、車両のドアロックの施錠/開錠に係る制御を行う構成において、可動突起部の押圧操作に対して安価に操作感を向上させることができる携帯型無線キーを提供する。使用者の押圧操作にともなって凹み変形する一方、その押圧操作の解除にともなって元の位置に復帰変形するスイッチ操作カバー130の操作部133とプッシュスイッチ71の可動突起部72との間に硬質変形カバー60を介在される。これにより、使用者が操作部133を押圧操作したときはその操作部133の凹み変形に合わせて硬質変形カバー60が変形して可動突起部72を押圧する構成とすることで、可動突起部72の押圧操作に対して安価に操作感を向上させることができる。

目的

本発明の課題は、プッシュスイッチの可動突起部を押圧操作することで、車両のドアロックの施錠/開錠に係る制御を行う構成において、可動突起部の押圧操作に対して安価に操作感を向上させることができる携帯型無線キーを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

車両側との無線通信により、少なくとも前記車両のドアロック施錠開錠に係る制御を実施させる携帯型無線キー(1)であって、前記携帯型無線キーは、可動突起部(72)を有するプッシュスイッチ(71)が一面に搭載されてなる回路基板(70)と、変形及びその復元が可能な柔軟なカバー材料からなり、使用者押圧操作にともなって凹み変形する一方、その押圧操作の解除にともなって元の位置に復帰変形する操作部(133)を有するスイッチ操作カバー(130)と、前記操作部の変形を可能にする押圧力よりも大きな押圧力の付加で変形が可能になる硬質なカバー材料からなり、前記スイッチ操作カバーと前記プッシュスイッチとの間に介在されて、使用者が前記操作部を押圧操作したときはその操作部の凹み変形に合わせて変形して前記可動突起部を押圧する一方、使用者が前記操作部の押圧操作を解除したときはその操作部の復帰変形に合わせて元の位置に復帰変形して前記可動突起部の押圧を解除する硬質変形カバー(60)と、を備えることを特徴とする携帯型無線キー。

請求項2

前記回路基板には、前記プッシュスイッチが複数搭載され、前記スイッチ操作カバーには、前記複数のプッシュスイッチと個々に対応する複数の前記操作部が設けられる請求項1に記載の携帯型無線キー。

請求項3

前記スイッチ操作カバーと前記硬質変形カバーとの間には、弾性力を有した変形及びその復元が可能であり、使用者が前記操作部を押圧操作したときはその操作部の凹み変形を前記硬質変形カバーに伝達するように凹み変形する一方、使用者が前記操作部の押圧操作を解除したときはその操作部の復帰変形に合わせて元の位置に復帰変形する弾性変形カバー(30)が設けられる請求項1又は請求項2に記載の携帯型無線キー。

請求項4

前記硬質変形カバーは、前記操作部と前記可動突起部との間に介在される部分が上下方向に撓み可能なようにその外周一部が切り欠かれてなる揺動部(61)を構成し、前記揺動部は、使用者が前記操作部を押圧操作したときはその操作部の凹み変形に合わせて下方に揺動する一方、使用者が前記操作部の押圧操作を解除したときはその操作部の復帰変形に合わせて上方に揺動する請求項3に記載の携帯型無線キー。

請求項5

前記スイッチ操作カバーの裏面には、前記揺動部を嵌入する凹面部(136)が形成されている請求項4に記載の携帯型無線キー。

請求項6

前記携帯型無線キーの無線キー本体は、その厚み方向において上下に分離され、かつ個々に樹脂材料から形成された上側ケース(10)と下側ケース(20)とを重ねた形で一体的に固定することで構成され、前記回路基板及び前記硬質変形カバーは、それぞれ前記上側ケースと前記下側ケースとの間の内部空間に配置され、前記スイッチ操作カバーは、前記上側ケースの表面側に取り付けられる請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の携帯型無線キー。

技術分野

0001

本発明は、車両側との無線通信により、少なくとも車両のドアロック施錠開錠に係る制御を実施させる携帯型無線キーに関する。

背景技術

0002

近年、スマートエントリーシステム等の電子キーシステムにおいては、車両のドアロックの施錠/開錠に係る制御を実施させるための無線通信を行う携帯型無線キーを備える。このような携帯型無線キーでは、例えば特許文献1に示すように、意匠性防水性を目的とし、ゴムノブが多数採用されている。ノブ操作によるスイッチオンオフは通常プッシュスイッチにて行い、携帯型無線キーの小型化とともにプッシュスイッチも小さくなってきている。しかしながら、このような小型化を行ったものでは、押圧操作時にプッシュスイッチの可動突起部をゴムノブ越しに指で感じてしまい、操作感が損なわれるとの問題があった。

先行技術

0003

特開2003−8253号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明の課題は、プッシュスイッチの可動突起部を押圧操作することで、車両のドアロックの施錠/開錠に係る制御を行う構成において、可動突起部の押圧操作に対して安価に操作感を向上させることができる携帯型無線キーを提供することにある。

課題を解決するための手段及び発明の効果

0005

上記の課題を解決するために、本発明は、
車両側との無線通信により、少なくとも前記車両のドアロックの施錠/開錠に係る制御を実施させる携帯型無線キー(1)であって、
前記携帯型無線キーは、
可動突起部(72)を有するプッシュスイッチ(71)が一面に搭載されてなる回路基板(70)と、
変形及びその復元が可能な柔軟なカバー材料からなり、使用者の押圧操作にともなって凹み変形する一方、その押圧操作の解除にともなって元の位置に復帰変形する操作部(133)を有するスイッチ操作カバー(130)と、
前記操作部の変形を可能にする押圧力よりも大きな押圧力の付加で変形が可能になる硬質なカバー材料からなり、前記スイッチ操作カバーと前記プッシュスイッチとの間に介在されて、使用者が前記操作部を押圧操作したときはその操作部の凹み変形に合わせて変形して前記可動突起部を押圧する一方、使用者が前記操作部の押圧操作を解除したときはその操作部の復帰変形に合わせて元の位置に復帰変形して前記可動突起部の押圧を解除する硬質変形カバー(60)と、を備えることを特徴とする。

0006

このように、プッシュスイッチの可動突起部とスイッチ操作カバーの操作部との間に硬質変形カバーを介在させる。そして、使用者が操作部を押圧操作したときはその操作部の凹み変形に合わせて硬質変形カバーが変形して可動突起部を押圧する構成とすることで、可動突起部の押圧操作に対して安価に操作感を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0007

本発明の一実施形態における携帯型無線キーを示す斜視図。
携帯型無線キーを示す分解斜視図。
携帯型無線キーを示す平面図。
図3のA−A線断面図。
携帯型無線キーを示す平面図。
図5のB−B線断面図。
図5のC−C線断面図。
側ケースに対する金属加飾部材の取り付け状態を示す斜視図。
金属加飾部材の加飾嵌合部と上側ケースの加飾嵌止部との嵌合状態を示す斜視図。
硬質変形カバーを示す上方からの斜視図。
硬質変形カバーを示す下方からの斜視図。
金属加飾部材及び上側ケースの組付体に対するスイッチ操作カバーの取り付け状態を示す斜視図。
スイッチ操作カバーのカバー係合部と上側ケースのカバー係止部との係合状態を示す斜視図。
金属加飾部材、上側ケース、及びスイッチ操作カバーの組付体を示す平面図。
図14のE−E線断面図。
スイッチ操作カバーの種類に応じて異なる機能を備えた5つの携帯型無線キーを示す平面図。

実施例

0008

本実施形態の携帯型無線キーは、例えば車両のキーレスエントリーや、スマートエントリーシステムやスマートスタートシステムに代表される電子キーシステムに適用されたものであり、少なくとも車両側と無線通信するための無線通信機能を有し、なおかつその無線通信により、少なくともその車両のドアロックの施錠/開錠に係る制御を実施させるものである。こうした電子キーシステムでは、車両側が、予め定められたキー探索エリア内にポーリング電波無線出力して、その応答信号無線受信に基づいて該キー探索エリア内に存在する携帯型無線キーの探索がなされるとともに、当該携帯型無線キーから無線受信するIDコードを照合し、その照合結果に基づいて、予め定められた車両制御が実施される。

0009

本実施形態の携帯型無線キーは、いわゆる車両のスマートエントリーシステム及びスマートスタートシステムにおけるスマートキーとして構成される。スマートエントリーシステムでは、車外周辺の予め定められたキー探索エリア内に携帯型無線キーが存在する場合に、当該携帯型無線キーから無線返送されるIDコードを照合して、その照合結果に基づいてドアロックの開錠許可を与え、そのドアロックの開錠許可状態において所定のドアロック開錠操作が検知された場合にドアロック機構を作動して開錠する。すなわち、その照合結果に基づいて、車両のドアロックを、所定の開錠操作により開錠可能となる開錠許可状態と開錠不可となる開錠禁止状態との間で切り替える制御が実施される。

0010

また、スマートスタートシステムでは、車室内の予め定められたキー探索エリア内に携帯型無線キーが存在する場合に、当該携帯型無線キーから無線返送されるIDコードを照合して、その照合結果に基づいてエンジン始動許可を与え、そのエンジンの始動許可状態において所定のエンジン始動操作が検知された場合にエンジンを始動させる。すなわち、その照合結果に基づいて、車両のエンジンを、所定のエンジン始動操作により始動可能となる始動許可状態と始動不可となる始動禁止状態との間で切り替える制御が実施される。

0011

以下、本発明の携帯型無線キーの一実施形態について図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、携帯型無線キー1は、対応する車両のドアロックの施錠/開錠を、当該車両のドアに設けられた鍵穴に対し直接的に行うエマージェンシーキー2と、そのエマージェンシーキー2を収容する無線キー本体3とを備えている。エマージェンシーキー2は、車両ドアの鍵穴に差し込まれるキープレート部2aと、その端部に設けられたキー把持部2bとを備え、無線キー本体3内の所定の収容部3aに対し挿入される形で保持される。キー把持部2bは、キープレート部2aが無線キー本体3の収容部3a内に収容された状態で外部に露出して配置される。

0012

無線キー本体3は、角部に面取りがなされた滑らかな外形を有した略直方体形状の筐体形状をなす。無線キー本体3には、エマージェンシーキー2を収容するための収容部3aが無線キー本体3の長手方向に延びる形で形成されている。収容部3aは、エマージェンシーキー2のキープレート部2aを長手方向に挿入する形で収容しており、収容されたキープレート部2aの鍵溝に係合する鍵溝係合部(図示なし)を有する。キープレート部2aの鍵溝と、収容部3aの鍵溝係合部とが係合状態となることで、仮抜け止め保持状態ロックが解除されていれば一定の力以上で引き抜くことが可能な状態)となる。

0013

無線キー本体3は、図3及び図4に示すように、その厚み方向において上下に分離されており、上側ケース10と下側ケース20とを重ねた形で一体的に固定される。上側ケース10及び下側ケース20は、それぞれ例えばポリABS樹脂ポリカーボネイト樹脂とABS樹脂を混ぜた樹脂)等の高強度の樹脂材料から形成されている。上側ケース10及び下側ケース20により形成される内部空間には、弾性変形カバー30、リリースボタン40、スプリング50、硬質変形カバー60、回路基板70、電池80、ターミナル90、LF(Low Frequency)アンテナ100、クッションシート110が収容される。無線キー本体3の主表面を形成する上側ケース10の上面には、金属加飾部材120及びスイッチ操作カバー130が取り付けられる一方、下側ケースの下面には、エンブレム140が取り付けられる。

0014

上側ケース10及び下側ケース20は、図5ないし図7に示すように、角部に面取りがなされた滑らかな外形を有した略直方体形状の筐体形状をなす。上側ケース10には、その長手方向に沿って4つの開口部11が形成されている。開口部11は、携帯型無線キー1の組み付け状態においてスイッチ操作カバー130の操作部133の凹み変形を回路基板70に搭載されるプッシュスイッチ71に伝達するための開口であり、4つの開口部11は、それぞれ回路基板70上の4つのプッシュスイッチ71と個々に対応して設けられている。なお、各開口部11間となる上側ケース10の上面部分には、各開口部11言い換えれば各操作部133を仕切るための仕切凸部12が形成されている。また、前後両端2つの開口部11の両側部分には、それぞれスイッチ操作カバー130を上側ケース10に取り付けるためのカバー係止部13が形成されている。

0015

上側ケース10の上面には、図8及び図9に示すように、金属加飾部材120を取り付けるための加飾取付凹部14が形成されている。加飾取付凹部14は、金属加飾部材120の外形形状と対応した凹面形状に形成され、加飾取付凹部14の両側内壁の一端には、それぞれ金属加飾部材120の加飾嵌合部123を嵌止する凹状の加飾嵌止部15が形成されている。一端に加飾嵌止部15が形成された加飾取付凹部14の両側内壁は、それぞれ金属加飾部材120の各端辺部121を内側に撓ませた状態で加飾嵌合部123を加飾嵌止部15の位置にスライド案内するスライド案内部16として構成されている。加飾嵌止部15が形成された一端側(前端側)とは反対側になる加飾取付凹部14の他端(後端)には、金属加飾部材120の一対の加飾係合部124を個々に係止する凸状の加飾係止部17が左右一対に形成されるとともに(図6参照)、金属加飾部材120との組立体においてスイッチ操作カバー130を取り付けるための係止凹部3bを構成する凹部18が形成されている(図12参照)。

0016

弾性変形カバー30は、吸湿し難く弾力性を有する素材、例えばゴム等で形成され、硬質変形カバー60及び回路基板70をその上面側から被覆するようにして取り付けられる。これにより、弾性変形カバー30は、スイッチ操作カバー130の隙間から入り込んだ水等が上側ケース10の開口部11を通って回路基板70側へ侵入しないように機能(防水として機能)するとともに、スイッチ操作カバー130の操作部133の押圧操作(凹み変形)を弾性変形により回路基板70側へ伝達するように機能する。なお、スイッチ操作カバー130の4つの操作部133と対応する弾性変形カバー30の部分には、それぞれ上方に突出した段差形状の突出段部31が形成されている。

0017

リリースボタン40は、エマージェンシーキー2を無線キー本体3から取り出すための取出ボタンとして機能する。そして、スプリング50は、使用者が操作したリリースボタン40を元の位置に戻すための付勢力を付与する。

0018

硬質変形カバー60は、ポリカーボネイト等の硬質の樹脂材料からなり、スイッチ操作カバー130の4つの操作部133、言い換えれば回路基板70に搭載される4つのプッシュスイッチ71と対応する部分には、それぞれ上方に突出した凸状の揺動部61が形成されている。図10及び図11に示すように、凸状に形成された揺動部61の外周一部には、切欠部62が形成され、その切欠部62が形成されない外周部分は、操作部133の操作にともなって揺動部61を上下方向に揺動する可撓部63を構成する。

0019

回路基板70は、平面視にて略長方形の板状をなし、その上面に押しボタン式となる4つのプッシュスイッチ71が搭載される。4つのプッシュスイッチ71は、それぞれ押圧操作を検出するための可動突起部72を備えるとともに、回路基板70の上方に順次配される硬質変形カバー60の各揺動部61、弾性変形カバー30の各突出段部31、上側ケース10の各開口部10、スイッチ操作カバー130の各操作部133と対応して配置され、操作部133の押圧操作時に突出段部31の弾性変形及び揺動部61の揺動動作に応じて可動突起部72が押圧される。一方、回路基板70の下面側には、車両と無線通信を行うための電子部品である電池80、ターミナル90、及びLFアンテナ100が配置される。LFアンテナ100と下側ケース20との間には、クッションシート110が介装されて上側ケース10及び下側ケース20を経た電子部品への衝撃が吸収される。

0020

金属加飾部材120は、亜鉛ダイカストからなり、無線キー本体3(上側ケース10)の外形側面に沿ったU字状、言い換えれば上側ケース10に形成された加飾取付凹部14と対応するU字状に形成されて該加飾取付凹部14に取り付けられる。U字状をなす金属加飾部材120は、両端側に延びる一対の端辺部121と、一対の端辺部121を連結する連結辺部122とを備えている。端辺部121は、金属加飾部材120の左右方向(図8に示すD1−D2方向)に撓み可能に設けられ、その先端側には、上側ケース10の加飾嵌止部15と嵌合する加飾嵌合部123が形成されている。

0021

連結辺部122には、上側ケース10に設けられた一対の加飾係止部17と個々に係合する一対の加飾係合部124が形成されるとともに、上側ケース10との組立体において上側ケース10の凹部18との間で係止凹部3bを構成する凹部124が形成されている。なお、金属加飾部材120の外表面125は、金属加飾部材120を無線キー本体3(上側ケース10)側の加飾取付凹部14に取り付けた状態で、上側ケース10の外表面19と連続的な曲面を形成する形状をなしている。

0022

スイッチ操作カバー130は、扁平形状に形成されたゴム材料の下面に樹脂材料が一体的に成形されてなる。樹脂材料からなるスイッチ操作カバー130の下面部分には、図12及び図13に示すように、カバー係止部13との係合によりスイッチ操作カバー130を上側ケース10に取り付ける爪状のカバー係合部131が形成されている。また、スイッチ操作カバー130には、図14及び図15に示すように、上側ケース10に形成された3つの仕切凸部12を個々に挿入する挿入溝部132が形成され、その挿入溝部132で区分けされた4つの領域が4つのプッシュスイッチ71を個々に押圧操作するための操作部133を構成する。スイッチ操作カバー130の後端には、上側ケース10及び金属加飾部材120の組立体の係止凹部3bと係合する取り付け用の係合凸部134が形成されている。

0023

なお、4つのプッシュスイッチ71は、それぞれドアロックの解除、施錠、車両トランク開放、及び警報発生の機能を制御するためのスイッチであり、各操作部133を構成するスイッチ操作カバー130の4つの表面には、それぞれ各機能を模式的に示すデザインマーク135がパッド印刷されている。一方、各操作部133の裏面には、弾性変形カバー30の突出段部31を介して硬質変形カバー60の揺動部61を嵌入する凹面部136が形成されている。また、エンブレム140は、その裏面に貼付された粘着テープ141を介して下側ケース20の下側外壁に取り付けられる。

0024

ところで、本実施形態の携帯型無線キー1は、上記したようにドアロックの解除、施錠、車両トランクの開放、及び警報発生の機能を制御する構成となっているが、携帯型無線キー1(4つのプッシュスイッチ71)の機能制御はこれに限定されるものではない。そして、携帯型無線キー1(4つのプッシュスイッチ71)の機能制御を様々な仕様に変更した場合、各仕様に応じたデザインマーク135のスイッチ操作カバー130を取り付けるだけで、イニシャル費を高めることなくスイッチバリエーションへの対応が容易に行える。

0025

例えば、図16に示すように、ドアロックの解除、施錠、車両トランクの開放、及び警報発生の機能制御を備えた携帯型無線キー1A(本実施形態の携帯型無線キー1)のスイッチバリエーションとして、デザインマーク135が異なるスイッチ操作カバー130に取り換えるだけで、ドアロックの解除、施錠、リモートスタート、及び警報発生の機能制御を備えた携帯型無線キー1B、ドアロックの解除、施錠、リモートスタート、及び車両トランクの開放の機能制御を備えた携帯型無線キー1C、ドアロックの解除、施錠、リモートスタート、及び車両バックドアの開放の機能制御を備えた携帯型無線キー1D、ドアロックの解除、施錠、車両バックドアの開放、及び警報発生の機能制御を備えた携帯型無線キー1E、等のバリエーションを作ることができる。

0026

以上のように、本実施形態の構成によれば、車両側との無線通信により、少なくとも車両のドアロックの施錠/開錠に係る制御を実施させる携帯型無線キー1であって、携帯型無線キー1は、可動突起部72を有するプッシュスイッチ71が一面に搭載されてなる回路基板70と、変形及びその復元が可能な柔軟なカバー材料からなり、使用者の押圧操作にともなって凹み変形する一方、その押圧操作の解除にともなって元の位置に復帰変形する操作部133を有するスイッチ操作カバー130と、操作部133の変形を可能にする押圧力よりも大きな押圧力の付加で変形が可能になる硬質なカバー材料からなり、スイッチ操作カバー130とプッシュスイッチ71との間に介在されて、使用者が操作部133を押圧操作したときはその操作部133の凹み変形に合わせて変形して可動突起部72を押圧する一方、使用者が操作部133の押圧操作を解除したときはその操作部133の復帰変形に合わせて元の位置に復帰変形して可動突起部72の押圧を解除する硬質変形カバー60と、を備えることを特徴とする。

0027

このように、プッシュスイッチ71の可動突起部72とスイッチ操作カバー130の操作部133との間に硬質変形カバー60を介在させる。そして、使用者が操作部133を押圧操作したときはその操作部133の凹み変形に合わせて硬質変形カバー60が変形して可動突起部72を押圧する構成とすることで、可動突起部72の押圧操作に対して安価に操作感を向上させることができる。

0028

なお、プッシュスイッチ71と操作部133との間に硬質変形カバー60を介在させることによる操作感の向上としては、具体的に、スイッチ操作カバー130又は弾性変形カバー30の弾性体の厚みを増やすことなく、操作部133とプッシュスイッチ71との間の距離を稼ぐことができるので、プッシュスイッチ71の可動突起部72のクリック感を失うことのない操作感触を維持できる。また、硬質変形カバー60の天面の形状を指の形状に合わせる等の効果が出し易いため、操作感触を最適化し易くできる。また、プッシュスイッチ71と操作部133との間に硬質変形カバー60を介在させる構成は、プッシュスイッチ71の上面を全面的に硬質変形カバー60で覆うことになるため、無線機器としての携帯型無線キー1の電波認証をクリアさせるという効果も奏し得る。

0029

また、回路基板70には、プッシュスイッチ71が複数搭載され、スイッチ操作カバー130には、複数のプッシュスイッチ71と個々に対応する複数の操作部133が設けられる。これにより、硬質変形カバー60を多数のプッシュスイッチ71に対して一体化することで、部品点数を削減することができるとともに無操作時の固定を行うことができる。

0030

また、スイッチ操作カバー130と硬質変形カバー60との間には、弾性力を有した変形及びその復元が可能であり、使用者が操作部133を押圧操作したときはその操作部133の凹み変形を硬質変形カバー60に伝達するように凹み変形する一方、使用者が操作部133の押圧操作を解除したときはその操作部133の復帰変形に合わせて元の位置に復帰変形する弾性変形カバー30が設けられる。これにより、吸湿し難い弾性体からなる弾性変形カバー30で回路基板70を上方から覆い隠すことができるので、スイッチ操作カバー130の隙間から入り込んだ水等が回路基板70側へ侵入しないように防水機能を持たせることができる。

0031

また、硬質変形カバー60は、操作部133と可動突起部72との間に介在される部分が上下方向に撓み可能なようにその外周一部が切り欠かれてなる揺動部61を構成し、揺動部61は、使用者が操作部133を押圧操作したときはその操作部133の凹み変形に合わせて下方に揺動する一方、使用者が操作部133の押圧操作を解除したときはその操作部133の復帰変形に合わせて上方に揺動する。これにより、操作部133の押圧操作を揺動部61の揺動動作としてプッシュスイッチ71の可動突起部72に伝達することができるので、プッシュスイッチ71(可動突起部72)を斜め方向から押す操作(斜め押し)を防止することができ、ひいては斜め押し等のプッシュスイッチ71の寿命に影響を及ぼす悪い押し方を抑制できる。

0032

また、スイッチ操作カバー130の裏面には、揺動部61を嵌入する凹面部136が形成されている。これにより、携帯型無線キー1としての組み付け状態においてスイッチ操作カバー130と硬質変形カバー60との間に一体感を持たせることができる。また、スイッチ操作カバー130の操作部133と硬質変形カバー60の揺動部61とを位置決めすることができるので、相互間での中心ズレや斜め押しを回避することができ、結果として使用者に対して不快な操作感覚を与えることがない。

0033

以上、本発明の実施形態を説明したが、これはあくまで例示に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、実施形態中の構成では、金属加飾部材を亜鉛ダイカストで形成した場合を例示しているが、この材質に限定されるものではなく、金属材料から形成されたものであればいずれの構成であってもよい。

0034

また、実施形態中では、無線キー本体の主表面(操作部が設けられる面)を形成する上側ケースに金属加飾部材を取り付ける構成としているが、この構成に限定されるものではなく、無線キー本体の主表面とは反対側の面を形成する下側ケースに金属加飾部材を取り付けたり、あるいは上側ケースと下側ケースとに跨って金属加飾部材を取り付けるようにしてもよい。

0035

また、両端側に延びる一対の端辺部と該一対の端辺部を連結する連結辺部とを備えた金属加飾部材の形状をU字状として表現していが、このU字状とは厳密なUの字形状(例えば、連結辺部が湾曲形状のもの等)に限定されるものではなく、門形状(例えば、連結辺部が直線形状に形成され、かつこれに対して一対の端辺部が直交して設けられるもの)等のように一辺部分が開放された形状のものでもよい。

0036

1携帯型無線キー
3無線キー本体
10 上側ケース
20 下側ケース
30弾性変形カバー
60硬質変形カバー
61揺動部
70回路基板
71プッシュスイッチ
72可動突起部
120金属加飾部材
130スイッチ操作カバー
133 操作部
136 凹面部

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