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技術 野生動物屠殺用具

出願人 三重野丈一有限会社日本一安い罠の店
発明者 三重野丈一
出願日 2013年10月31日 (7年1ヶ月経過) 出願番号 2013-226769
公開日 2015年5月7日 (5年7ヶ月経過) 公開番号 2015-084728
状態 特許登録済
技術分野 捕獲、駆除 屠殺、電撃効果等のための回路又は装置
主要キーワード 大電流源 使用範囲外 手提げカバン 通電コード ACインバーター 雌ピン 金属製網体 プラス電極端子
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (5)

課題

特に猛威を振る舞う野生動物を簡単でかつ確実に屠殺を行える猛禽類屠殺用具を提供すること。

解決手段

先端先鋭状の金属針部12を先端に有した所定長さの竿体11と、金属針部に接続した通電コード13と、通電コード13に接続したバッテリ部14と、バッテリ部14からの直流電圧を昇圧するための電源昇圧部15と、DC/ACインバーター16と、通電コード13の中途に介設した電源スイッチ部17とよりなり、しかも、バッテリ部14と電源昇圧部15とDC/ACインバーター16は携行可能に構成したことを特徴とする携行自在な猛禽類屠殺用具10である。

概要

背景

近年、人里に出没する猪(例えばニホンイノシシ)の数は増加傾向にあり、特に過疎地高齢者集落において、食害、踏みつけ、掘り起こし等の被害を及ぼすことが問題となっていた。

また、これらの野生の猪や熊等の野生動物類は猛威を振る舞い、前記過疎地や高齢者集落の住人に噛み付いて危害を与えていた。これにより、住人が大きな傷害を受けていた。

このような猛禽類殺処分する方法としては、で直接突き刺したり、狩猟免許を持った猟師が猟で撃ったりしているが、その殺処分方法に残酷に感じられていた。

また、野生動物を殺処分する方法としては、炭酸ガスによる処分、薬剤等の注射又は薬剤等をに混ぜて与えることによる処分が一般的に採用されている。

例えば、特許文献1に記載の「動物用安楽死装置」は、動物所定容積処分室内に収容し、処分室内に麻酔液気化器により所定の速度で気化された麻酔ガスを供給して、動物に麻酔ガスを吸入させることによって麻酔をかけた後、処分室内を酸欠状態にして動物を安楽死させる動物用安楽死装置である。

概要

特に猛威を振る舞う野生動物を簡単でかつ確実に屠殺を行える猛禽類屠殺用具を提供すること。 先端先鋭状の金属針部12を先端に有した所定長さの竿体11と、金属針部に接続した通電コード13と、通電コード13に接続したバッテリ部14と、バッテリ部14からの直流電圧を昇圧するための電源昇圧部15と、DC/ACインバーター16と、通電コード13の中途に介設した電源スイッチ部17とよりなり、しかも、バッテリ部14と電源昇圧部15とDC/ACインバーター16は携行可能に構成したことを特徴とする携行自在な猛禽類屠殺用具10である。

目的

この発明は、上記課題を解決するためになされているもので、特に猛威を振る舞う野生動物を簡単でかつ確実に屠殺を行える猛禽類屠殺用具を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

先端先鋭状の金属針部を先端に有した所定長さの竿体と、金属針部に接続した通電コードと、通電コードに接続したバッテリ部と、バッテリ部からの直流電圧を昇圧するための電源昇圧部と、DC/ACインバーターと、通電コードの中途に介設した電源スイッチ部とよりなり、しかも、バッテリ部と電源昇圧部とDC/ACインバーターは携行可能に構成したことを特徴とする携行自在な猛禽類屠殺用具

請求項2

バッテリ部と電源昇圧部とDC/ACインバーターはケース収納して肩掛け状態吊下状態、或いは背負い状態に構成したことを特徴とする請求項1に記載の携行自在な猛禽類屠殺用具。

請求項3

所定長さの竿体は伸縮自在に構成し、基端グリップ部を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の携行自在な猛禽類屠殺用具。

請求項4

電源昇圧部、DC/ACインバーター、電源スイッチ部等の各操作部分をグリップ部に配設して作業者手元において操作可能に構成したことを特徴とする請求項2に記載の携行自在な猛禽類屠殺用具。

技術分野

0001

この発明は、野生の猪や鹿等の野生動物類や猛禽類屠殺するための道具に関する。

背景技術

0002

近年、人里に出没する猪(例えばニホンイノシシ)の数は増加傾向にあり、特に過疎地高齢者集落において、食害、踏みつけ、掘り起こし等の被害を及ぼすことが問題となっていた。

0003

また、これらの野生の猪や熊等の野生動物類は猛威を振る舞い、前記過疎地や高齢者集落の住人に噛み付いて危害を与えていた。これにより、住人が大きな傷害を受けていた。

0004

このような猛禽類を殺処分する方法としては、で直接突き刺したり、狩猟免許を持った猟師が猟で撃ったりしているが、その殺処分方法に残酷に感じられていた。

0005

また、野生動物を殺処分する方法としては、炭酸ガスによる処分、薬剤等の注射又は薬剤等をに混ぜて与えることによる処分が一般的に採用されている。

0006

例えば、特許文献1に記載の「動物用安楽死装置」は、動物所定容積処分室内に収容し、処分室内に麻酔液気化器により所定の速度で気化された麻酔ガスを供給して、動物に麻酔ガスを吸入させることによって麻酔をかけた後、処分室内を酸欠状態にして動物を安楽死させる動物用安楽死装置である。

先行技術

0007

特開2007−60925号公報

発明が解決しようとする課題

0008

ところが、毒殺や麻酔などで屠殺すると、結果的に野生動物や猛禽類が苦しむ時間を有するもので、短時間で安楽死させることができない。また、動物によっては、毒や麻酔の効果が最初はみられても、結果的に死に至らせることができず、かえって危害の度が増すおそれがあった。

0009

また、特許文献1に記載の「動物用安楽死装置」は、所定容積の処理室内に麻酔ガスを供給する装置構成であるため、その装置を有する場所まで野生動物を移送する必要があるが、その移送途中において野生動物から危害を受けたり、野生動物が逃げたりするおそれがあった。

0010

さらに、近年では猟師が高齢化しており、一旦野生動物や猛禽類に襲われてしまうと、それを振り払う体力を有しないことにより、結果的に命を落とす危険性があった。

0011

したがって、そのような猛威を振るう野生動物等に対しては、短時間で息の根を止める必要があった。また、野生動物が生息している場所でも簡単に屠殺する必要があった。

0012

この発明は、上記課題を解決するためになされているもので、特に猛威を振る舞う野生動物を簡単でかつ確実に屠殺を行える猛禽類屠殺用具を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0013

請求項1の発明は、先端先鋭状の金属針部を先端に有した所定長さの竿体と、金属針部に接続した通電コードと、通電コードに接続したバッテリ部と、バッテリ部からの直流電圧を昇圧するための電源昇圧部と、DC/ACインバーターと、通電コードの中途に介設した電源スイッチ部とよりなり、しかも、バッテリ部と電源昇圧部とDC/ACインバーターは携行可能に構成したことを特徴とする携行自在な猛禽類屠殺用具を提供する。

0014

請求項2の発明は、バッテリ部と電源昇圧部とDC/ACインバーターはケース収納して肩掛け状態吊下状態、或いは背負い状態に構成したことを特徴とする請求項1に記載の携行自在な猛禽類屠殺用具である。

0015

請求項3の発明は、所定長さの竿体は伸縮自在に構成し、基端グリップ部を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の携行自在な猛禽類屠殺用具である。

0016

請求項4の発明は、電源昇圧部、DC/ACインバーター、電源スイッチ部等の各操作部分をグリップ部に配設して作業者手元において操作可能に構成したことを特徴とする請求項2に記載の携行自在な猛禽類屠殺用具である。

発明の効果

0017

請求項1に記載の発明によれば、先端先鋭状の金属針部を先端に有した所定長さの竿体と、金属針部に接続した通電コードと、通電コードに接続したバッテリ部と、バッテリ部からの直流電圧を昇圧するための電源昇圧部と、DC/ACインバーターと、通電コードの中途に介設した電源スイッチ部とよりなり、しかも、バッテリ部と電源昇圧部とDC/ACインバーターは携行可能に構成しているので、簡単な装置構成により大電流を流し、動物の心拍を急速に停止して屠殺することができ、従って、猟師等が猛禽類や野生動物等を捕獲場所において簡単にかつ安全に屠殺することができる効果を有する。

0018

また、野生動物や猛禽類等を短時間で屠殺することができるため、野生動物や猛禽類等を苦しませる時間を少なくできる効果がある。

0019

さらに、バッテリ部の電気を電源昇圧部で昇圧し、インバーターでバッテリ部の直流電源所定周波数を有する交流に変更することで、野生動物に大電流を流せる簡単な装置構成とすることができる効果を有する。

0020

しかも、バッテリ部と電源昇圧部とDC/ACインバーターは携行可能に構成しているため、野生動物が生息している場所まで持ち運びその捕獲場で屠殺することができる。しかも、その携帯性を利用して猛威を振るう野生動物や猛禽類に対して捕獲現場において安全確実な屠殺処分が可能な対応姿勢をとることができる効果がある。

0021

請求項2に記載の発明によれば、バッテリ部と電源昇圧部とDC/ACインバーターはケースに収納して肩掛け状態、腰吊下状態、或いは背負い状態に構成しているので、野生動物や猛禽類等の屠殺時に邪魔にならず、竿体を突き刺し作業をするのに集中できる効果がある。

0022

また、ケース内にバッテリ部やDC/ACインバーターを収納することで、このケースを肩掛け状態等にして猪が生息する山林等にまで持ち運びできる効果がある。しかも、暴れ回る野生動物等に対して応対姿勢を変えながら、金属針部の突き刺し作業に集中できる効果を有する。

0023

請求項3に記載の発明によれば、所定長さの竿体は伸縮自在に構成し、基端にグリップ部を形成しているので、動物との距離を大きくしたり小さくしたりすることができる。例えば、猛威を振るう猛禽類に対しては距離を大きくとって電極を接触させるようにすることができ、安全性を確保できる場合は距離を短くして確実に電極を動物の体に接触させることができる効果を有する。

0024

請求項4に記載の発明によれば、電源昇圧部、DC/ACインバーター、電源スイッチ部等の各操作部分をグリップ部に配設して作業者の手元において操作可能に構成しているので、例えば、電源昇圧部、DC/ACインバーターが作動状態をグリップ部で点灯ランプ点灯していることを確認できたり、グリップ部に設けたスイッチを操作できる構成することにより、竿体を手元に置いて把持しながらも野生動物に対して大電流を流す操作が容易になる効果がある。

図面の簡単な説明

0025

本発明の猛禽類屠殺用具を全体構成示す説明図。
本発明の猛禽類屠殺用具の全体構成を示した回路図。
本発明の猛禽類屠殺用具の使用状態を示した側面図。
図3とは別の使用状態を示した説明図。

実施例

0026

本発明の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の全体を示す説明図を示しており、本発明の猛禽類屠殺用具10は次のような構造を有する。

0027

すなわち、図1に示すように、本発明に係る猛禽類屠殺用具10は、先端先鋭状の金属針部を先端に有した所定長さの竿体11と、金属針部12に接続した通電コード13と、通電コード13に接続したバッテリ部14と、バッテリ部14からの直流電圧を昇圧するための電源昇圧部15と、DC/ACインバーター16と、通電コード13の中途に介設した電源スイッチ部17とよりなり、しかも、バッテリ部14と電源昇圧部15とDC/ACインバーター16は携行可能に構成されている。

0028

まず、竿体11について説明する。
竿体11は、先端側に先端先鋭状の金属針部12を有し、基端側にグリップ部19を備え、金属針部12とグリップ部19との間に杆状本体31を備える。

0029

金属針部12は、猪等の猛禽類の体に突き刺すために先端先鋭状に構成している。特に、猪等は分厚い脂肪部を有しており、その脂肪部に深く突き刺せるように先端先鋭状に構成している。

0030

しかも、金属針部12は、図1に示すように、竿体11は猛禽類に電流を流すための電極をその先端に備えている。
すなわち、竿体11の金属針部12は金属製の導体、例えば、鉄製で先端先鋭状に構成している。金属針部12は、先端先鋭状の金属電極とすることで、電気を野生動物Yの分厚い脂肪部内まで行き渡らせるように構成している。

0031

金属針部12は、先端先鋭であり、しかも大電流を流す電極であるため、不使用時には被覆キャップ29を着脱自在としている。これにより、人が怪我をしたり、感電したりするのを防止できる。

0032

杆状本体31は、その全体長さを伸縮自在とすることもできる。すなわち、図1に示すように、杆状本体31は、外竿体31aと、外竿体31aより径が小さい内竿体31bとを備え、内竿体31bは外竿体31aに対して伸縮可能な入れ子管構造とすることで伸縮自在に構成することができる。内竿体31bは、径を異ならせて複数設けることができる。なお、杆状本体31は、伸縮自在とせず、その全体を一体に形成してもよい。

0033

このように構成することで、竿体11の全長を長く形成することができ、猛威を振るう猛禽類に対しては距離を離して突き刺すことができる。
また、猛禽類の体の特定部位に確実に突き刺したい場合には竿体11を収縮させて距離を縮めた状態で安全確実に突き刺すことができるように構成している。

0034

グリップ部19は、先端の金属針部12が大電流源となるため、より絶縁性を保持できるように絶縁性素材で被覆するように構成している。

0035

次に、バッテリ部14について説明する。
次に、バッテリ部14は、猛禽類に与える電気の源となる電源である。本実施形態では、例えば、シールドバッテリを使用することができる。バッテリ部14は、例えば電圧が12V又は24Vのものが挙げられる。

0036

次に、電源昇圧部15及びインバーター16について説明する。
電源昇圧部15は、バッテリ部14での電源を昇圧するものである。例えば、12Vの電源を100Vの電圧を出力する交流に変換するものが挙げられる。

0037

DC/ACインバーター16は、バッテリ部14での直流電源(DC)を交流波(AC)に変換するものである。例えば、12Vの直流電源(DC)を100Vの正弦波を出力する交流(AC)に変換する機能を有するものが挙げられる。

0038

DC/ACインバーター16は、前記電源昇圧部15と前記機能を有するものが一体になったものを使用することができる。
インバーター16には、昇圧する電源昇圧部15を内蔵すると共に、直流を交流に変換する機能を備えたものが多数存在する。本実施形態では、DC/AC変換機能を有すると共に、電圧を昇圧する電源昇圧部15を内蔵したインバーター16を適用している。

0039

すなわち、DC/ACインバーター16は、バッテリ部14での直流電源を、2つのトランジスタ主体とするスイッチング回路により所定周波数(例えば50Hz〜60Hz等)でスイッチングして12Vの低電圧の交流波を生成し、低電圧の交流波をトランス等によって100Vまで昇圧するものを採用している。

0040

このように、DC/ACインバーター16によって、バッテリ部14から例えば、振幅電圧100Vで50Hz又は60Hzの正弦波を出力することができる。

0041

なお、インバーター16で出力する電圧は、動物や環境に応じて適正範囲で電圧及び周波数を調節自在に構成することができる。
また、インバーター16は、バッテリ部14からの電源電圧使用範囲外にあるときは警告ブザーを鳴らしたりや警告ランプを点灯させたりすることができる。
例えば、バッテリ部14の電解液の減少や劣化等によって電源電圧が10.5V未満になったり、又は規格外のバッテリ部14を結線する等して15Vを超えたりした場合には前記警告できるように構成することができる。

0042

次に、バッテリ部14から竿体11までの結線の構成について説明する。
図1に示すように、バッテリ部14とインバーター16とはコネクタ20を使用して、抜き差しを簡単にしている。
すなわち、導電性を有するバッテリ側電線21aの一端側をバッテリ部14のプラス電極端子及びマイナス電極端子に接続し、他端側にコネクタ20の雌側又は雄側雌型コネクタ20a又は雄型コネクタ20b)のいずれかを接続している。
また、インバーター側電線21bの一端側をインバーター16の入力端子の正極側及び負極側に接続し、他端側にコネクタ20の雄側又は雌側のいずれかを接続している。

0043

コネクタ20は、絶縁性の樹脂で形成されたコネクタ本体内に導電性の雌ピンを備えた雌型コネクタ20aと、絶縁性の樹脂で形成されたコネクタ本体内に導電性の雄ピンを備えた雄型コネクタ20bと、を嵌脱自在に構成したものである。

0044

このように構成することで、バッテリ部14とインバーター16との接続を容易にしている。すなわち、使用直前にコネクタ20の雌型コネクタ20aと雄型コネクタ20bとを嵌合させることで、インバーター16から金属針部12に電気を流せる状態とすることができる。

0045

本発明は、猪等の野生動物Yに大電流を流す装置であるため、このように大電流を流したいときにコネクタ20によって結線することができ、しかも作業性にも優れ、安全性にも優れている。

0046

また、使用直後には、コネクタ20の雌型コネクタ20aと雄型コネクタ20bとを抜脱することで、バッテリ部14からインバーター16への電気の供給を完全に寸断できるので、残留電流を防止して安全にできると共に、バッテリ上がりを防止することができる。

0047

より安全に操作できるように、コネクタ20を嵌合することで使用状態であることをインバーター16や電源スイッチ部17上でランプ点灯確認するように構成することもできる。

0048

インバーター16の側壁Sには、コンセントを抜き差しできるコンセント電極28を備えており、そのコンセント電極28に通電コード13を介して金属針部12と電気的に接続している。

0049

すなわち、通電コード13は、図1に示すように、コンセントメス24とオスコンセント25からなり、コンセントメス24基端側の雄コンセント部24aを前記コンセント電極28に接続可能としている。
コンセントメス24の先端側の雌コンセント部24bには、2m長さを有するオスコンセント25基端側にあるオスコンセント部25aを差し込んでいる。オスコンセント25先端側は竿体11の金属針部12に接続している。

0050

また、インバーター16の側壁Sに配設されている負電極出力端子に電線26の一端を連結し、電線26の他端のクリップ22を配設している。クリップ22は檻23を構成する金属製網体32の一部に連結するものである。

0051

檻23は、金属製網体32からなりその全体が導電性素材で形成されている。そして檻23は、接地電位と同電位になるようにグランド端子(図示せず)を土中に埋設している。なお、クリップ22は一部を直接に地中に突き刺してグランド端子に代わるように構成してアース機能を果たすようにすることができる。

0052

さらに、インバーター16には、電源スイッチ部17を並列に接続している。電源スイッチ部17には、スイッチボタン17aを配設しており、スイッチボタン17aを押すことでインバーター16から金属針部12に通電可能としている。

0053

図2は、本発明の猛禽類屠殺用具の構成を示した回路図である。
すなわち、図2に示すように、電源スイッチ部17のスイッチボタン17aを閉じることで、インバーター16 →通電コード13 →金属針部12 →野生動物Y → 檻23 → 土中(接地箇所)に電流が流れる閉回路が形成される。

0054

グリップ部19上に点灯ランプ(図示せず)等を配設し、閉回路が形成されることにより、例えば金属針部12とインバーター16との間に流れる電流を取り出してグリップ部19上で点灯ランプを点灯させることで確実に電流が猪の体内に流れるのを確認することができる。

0055

このように構成した猛禽類屠殺用具10を以下のようにして屠殺することができる。
以下、本実施例の猛禽類屠殺用具10による野生動物Yの屠殺方法について説明する。本実施形態における猛禽類屠殺用具10は、様々な野生動物に適用できるものである。本実施形態では、金属製網体32からなる檻23に収容した猪を屠殺する方法について説明する。

0056

図3は、檻23内に捕獲収容した野生動物Yに大電流を流す状態を示した説明図である。

0057

まず、野生動物Yを捕獲し、金属製網体32からなる檻23内に収容する。金属製網体32はグランド面接地状態で配設されている。野生動物Yを介して大電流を流せるように、檻23の金属製網体32からグランド端子(図示せず)を土中に埋設して接地電極と同電位にする。

0058

次に、バッテリ部14〜竿体11を結線する。すなわち、図1に示すように、インバーター16に竿体11の通電コード13を差し込むことで金属針部12と正極側の配線構造にし、また、インバーター16から電線26を介してクリップ22を檻23に接続して負極側の配線構造とすることで前記閉回路を形成することができる。

0059

また、地面が乾いている状態よりも、水を撒いて濡れた状態にすると、より電流を多く流せる効果がある。

0060

本発明では、バッテリ部14とインバーター16はケース18内に収納し、そのケース18を肩や腰にぶら下げ状態にして携行させることができる。すなわち、ショルダーバッグのようにケース18に収納して肩掛け状態に構成することができる。

0061

図3では、背負い状態としているが、ケース18は、腰にベルトを通して吊下状態、又は、手提げカバンのように手提げ状態にすることもできる。

0062

また、電源昇圧部15、DC/ACインバーター16、電源スイッチ部17等の各操作部分をグリップ部19に配設して作業者の手元において操作可能に構成している。
すなわち、電源昇圧部15、DC/ACインバーター16の通電状態が確認できる点灯ランプや電源スイッチ部17のスイッチボタン17aをグリップ部19上に配設することで、手元で容易に操作することができる。

0063

また、野生動物Yに突き刺す直前で、バッテリ部14から延びるコネクタ20の一方と、インバーター16から延びるコネクタ20の他方とを嵌合させる。このように直前で嵌合させるので、不使用時での大電流を流す事故が少なくなる。

0064

かかる状態において、図3に示すように、檻23内に収容されている猪に金属針部12を突き刺す。突き刺す場所は特に限定されないが、頭部や心臓に近い箇所であると短時間で死に至らせることができる。

0065

そして、手元にある電源スイッチ部17のスイッチボタン17aを押す。
すると、大電流が野生動物Yの体内に流すことができ、大電流を流した状態では野生動物Yは特に脳震盪を起こした状態となり、略5〜10秒で傾倒し、略30秒で死に至る。

0066

例えば、猪の表皮から数ミリから1cm程度浅く突き刺した場合には、電流は略4〜5A流すことができ、25秒〜45秒で死に至らせることができる。
すなわち、猪の体脂肪抵抗率が数千Ω・mであるので、100Vの電圧よりオームの法則によって電流値を求めると数百mA〜数A程度の電流を流すことができる。数百mA〜数A程度の電流が流れると人間でも即死状態となる。

0067

また、首及び体内の脂肪深くまで突き刺した場合には、電流は略数百〜数A流すことができ、15秒〜25秒で死に至らせることができる。これらはこれまでの実験結果を通して得られたことである。

0068

このように、これまでの実験結果を通して得られたことは突き刺す深度に応じて電流変化が見られたことである。
すなわち、突き刺す深度に応じて皮膚側に流れる電流と脂肪部内に流れる電流との2通りに電流変化がみられ、この電流変化があるのは、表皮側と猪特有の分厚い脂肪とによって電流の流れ方に違いがあるとおもわれる。

0069

このように、本発明の猛禽類屠殺用具10は、操作が簡単であり、短時間に野生動物Yを屠殺することができる。
本発明では野生動物Yの屠殺用としているが、例えば電流を流す時間を短くして野生動物Yを電気麻酔気絶させるための道具として使用することもできる。

0070

気絶させるための時間設定は、例えば、インバーター等の出力時間を設定する機能を有するものを使用することができる。

0071

また、前記では檻23に収容した野生動物Yを屠殺する方法について説明したが、捕獲具(図示せず)を通して野生動物Yを捕獲した後、捕獲した野生動物Yに近づいて屠殺することもできる。

0072

図4は、上において捕獲したを屠殺する状態を説明する説明図である。
本実施形態では、竿の形態としているが、図4に示すように、先端先鋭の金属針部12をにして投擲又は銃で撃つような構成にすることができる。
このように構成することで、マグロカジキ等を船上で屠殺することで、竿体11の届かない距離の野生動物に対して遠距離から屠殺処分が可能となり、竿体11に比し、より安全性を確保できる効果がある。

0073

また、本発明の屠殺道具10を利用し竿体11先端の金属針部12を魚類の体に突き刺し接触させて適宜にアースを取りながら通電することにより漁師が魚類の鮮度減殺せずに船上で安全にかつ瞬時に魚類の締め処分を行うことができることになり、本発明の屠殺道具を魚類の味を保持した魚類殺処分に応用することができる効果がある。

0074

本発明は、竿体を短尺にして携行部材をハンデイタイプにすることによりサーカス興業での虎や象等の猛獣使い調教師常時携行させて猛獣によるサー各事故の防止の対策に利用することもできる。

0075

また、本発明は、虎や象等のサーカス猛獣の事故防止防衛具として機能させることができる。また、本発明は、食肉センターでの食肉用等にも適用することもできる。

0076

以上、本発明の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。

0077

10猛禽類屠殺用具
11竿体
12金属針部
13通電コード
14バッテリ部
15電源昇圧部
16 DC/ACインバーター
17 電源スイッチ部
17aスイッチボタン
18ケース
19グリップ部
20コネクタ20
20a雌型コネクタ20a
20b雄型コネクタ
21aバッテリ側電線
21bインバーター側電線
22クリップ
23 檻
24コンセントメス
24a 雄コンセント部
24b 雌コンセント部
25オスコンセント
25a オスコンセント部
26 電線
28コンセント電極
29被覆用キャップ
31杆状本体
31a外竿体
31b 内竿体
32 金属製網体

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