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技術 重量物運搬方法、及び重量物運搬装置

出願人 三菱電機ビルテクノサービス株式会社
発明者 奥山藤夫原茂壽岩城佑
出願日 2013年10月25日 (7年1ヶ月経過) 出願番号 2013-222378
公開日 2015年4月30日 (5年7ヶ月経過) 公開番号 2015-083511
状態 特許登録済
技術分野 クレーンの脚部・ガーダ・走行路 フォークリフトと高所作業車
主要キーワード 支持柱間 運搬距離 目標場所 やぐら 出発場所 リニューアル 踏み面 揚重装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年4月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

重量物運搬作業の手間を軽減することができる重量物運搬方法を得る。

解決手段

重量物運搬方法では、移動元梁11が水平に配置されるように移動元やぐら3を階段に設置するとともに、移動先梁21が水平に配置されるように移動先やぐら4を階段に設置する。この後、移動元やぐら3の移動元梁11に沿って移動可能となるように移動元チェーンブロック5を移動元梁11に設けるとともに、移動先やぐら4の移動先梁21に沿って移動可能となるように移動先チェーンブロック6を移動先梁21に設ける。この後、移動元チェーンブロック5に重量物である巻上機7を吊る。この後、階段の上方で巻上機7を吊ったまま移動元チェーンブロック5から移動先チェーンブロック6へ巻上機7を移す。

概要

背景

例えばエレベータリニューアルを行う場合には、巻上機及び制御盤等の重量物機械室に運び入れる作業がしばしば生じる。古い建物では、かごの到達可能な最上階よりもさらに上に機械室が設けられていることが多く、機械室に重量物を運び入れるために、最上階から機械室に通じる階段を使うしかない場合が多い。

例えば、巻上機の重量は、300kgから、場合によっては800kgにも及ぶこともある。従って、人力のみで重量物を持ち上げながら最上階から階段を通って機械室まで重量物を運ぶことは不可能である。

従来、重量物を運搬するために、架台に水平に取り付けられた案内レール台車走行可能に設け、重量物を吊るチェーンブロックを台車に取り付けた可搬式揚重装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。

概要

重量物の運搬作業の手間を軽減することができる重量物運搬方法を得る。重量物運搬方法では、移動元梁11が水平に配置されるように移動元やぐら3を階段に設置するとともに、移動先梁21が水平に配置されるように移動先やぐら4を階段に設置する。この後、移動元やぐら3の移動元梁11に沿って移動可能となるように移動元チェーンブロック5を移動元梁11に設けるとともに、移動先やぐら4の移動先梁21に沿って移動可能となるように移動先チェーンブロック6を移動先梁21に設ける。この後、移動元チェーンブロック5に重量物である巻上機7を吊る。この後、階段の上方で巻上機7を吊ったまま移動元チェーンブロック5から移動先チェーンブロック6へ巻上機7を移す。

目的

この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、重量物の運搬作業の手間を軽減することができる重量物運搬方法、及び重量物運搬装置を得ることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

目標場所と異なる高さに存在する移動元目標踏み面の上方の位置と、上記移動元目標側踏み面よりも上記目標場所の高さから離れた位置に存在する移動元出発側踏み面の上方の位置とに亘って水平に配置される移動元梁と、上記移動元目標側踏み面の上方に位置する上記移動元梁の部分を支持する移動元目標側支持部と、上記移動元出発側踏み面の上方に位置する上記移動元梁の部分を支持する移動元出発側支持部とを有する移動元やぐらを設置する移動元やぐら設置工程、上記移動元目標側踏み面よりも上記目標場所の高さに近い位置に存在する移動先目標側踏み面の上方の位置と、上記移動先目標側踏み面よりも上記目標場所の高さから離れた位置に存在する移動先出発側踏み面の上方の位置とに亘って水平に配置される移動先梁と、上記移動先目標側踏み面の上方に位置する上記移動先梁の部分を支持する移動先目標側支持部と、上記移動先出発側踏み面の上方に位置する上記移動先梁の部分を支持する移動先出発側支持部とを有する移動先やぐらを設置する移動先やぐら設置工程、上記移動元梁に沿って移動可能となるように移動元揚重機を上記移動元梁に設ける移動元揚重機設置工程、上記移動先梁に沿って移動可能となるように移動先揚重機を上記移動先梁に設ける移動先揚重機設置工程、上記移動元やぐら設置工程及び上記移動元揚重機設置工程後、上記移動元揚重機に重量物を吊る重量物吊り工程、及び階段の上方で上記重量物を吊ったまま上記移動元揚重機から上記移動先揚重機へ上記重量物を移す重量物移行工程を備えている重量物運搬方法

請求項2

上記移動元目標側支持部、上記移動元出発側支持部、上記移動先目標側支持部及び上記移動先出発側支持部は、支持柱であり、上記移動先出発側支持部は、水平方向について上記移動元目標側支持部と上記移動元出発側支持部との間の位置に設置される請求項1に記載の重量物運搬方法。

請求項3

上記移動元目標側支持部、上記移動元出発側支持部、上記移動先目標側支持部及び上記移動先出発側支持部は、上記階段の幅方向について互いに離して配置される一対の支持柱と、各上記支持柱間に固定された支持梁とを有し、上記移動先出発側支持部は、水平方向について上記移動元目標側支持部及び上記移動元出発側支持部のそれぞれよりも上記移動先目標側支持部に近い位置に設置される請求項1に記載の重量物運搬方法。

請求項4

上記移動元揚重機及び上記移動先揚重機のそれぞれは、揚重機本体と、上記揚重機本体によって上下に移動可能に吊られたフックを有し、上記移動元揚重機及び上記移動先揚重機のそれぞれは、上記重量物に連結されたシャックルに上記フックを掛けた状態で上記重量物を吊る請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の重量物運搬方法。

請求項5

下段側上位踏み面の上方の位置と、上記下段側上位踏み面よりも低い位置に存在する下段側下位踏み面の上方の位置とに亘って水平に配置された下段梁と、上記下段側上位踏み面の上方に位置する上記下段梁の部分を支持する下段側上位支持部と、上記下段側下位踏み面の上方に位置する上記下段梁の部分を支持する下段側下位支持部とを有する下段やぐら、上記下段側上位踏み面よりも高い位置に存在する上段側上位踏み面の上方の位置と、上記上段側上位踏み面よりも低い位置に存在する上段側下位踏み面の上方の位置とに亘って水平に配置される上段梁と、上記上段側上位踏み面の上方に位置する上記上段梁の部分を支持する上段側上位支持部と、上記上段側下位踏み面の上方に位置する上記上段梁の部分を支持する上段側下位支持部とを有する上段やぐら、上記下段梁に沿って移動可能となるように上記下段梁に設けられた下段揚重機、及び上記上段梁に沿って移動可能となるように上記上段梁に設けられた上段揚重機を備え、重量物を吊ったまま上記下段揚重機及び上記上段揚重機の一方から他方へ上記重量物を移すことが可能になっている重量物運搬装置

技術分野

0001

この発明は、重量物運搬する重量物運搬方法、及び重量物運搬装置に関するものである。

背景技術

0002

例えばエレベータリニューアルを行う場合には、巻上機及び制御盤等の重量物を機械室に運び入れる作業がしばしば生じる。古い建物では、かごの到達可能な最上階よりもさらに上に機械室が設けられていることが多く、機械室に重量物を運び入れるために、最上階から機械室に通じる階段を使うしかない場合が多い。

0003

例えば、巻上機の重量は、300kgから、場合によっては800kgにも及ぶこともある。従って、人力のみで重量物を持ち上げながら最上階から階段を通って機械室まで重量物を運ぶことは不可能である。

0004

従来、重量物を運搬するために、架台に水平に取り付けられた案内レール台車走行可能に設け、重量物を吊るチェーンブロックを台車に取り付けた可搬式揚重装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。

先行技術

0005

特開2007−153521号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかし、このような従来の可搬式揚重装置を用いて階段での重量物の運搬を行う場合、例えば建物の天井高さが低くなっていたり、階段に沿って天井が傾斜していたりすると、案内レールを目標場所まで設置することができなくなってしまい、可搬式揚重装置による重量物の一回の運搬では目標場所に重量物を到達させることができない。従って、チェーンブロックで吊りながら移動させた重量物を階段に一旦置いた後、目標場所に近づく方向へ可搬式揚重装置を移動させ、チェーンブロックで重量物を再度吊って移動させるという作業を、複数回行う必要がある。このことから、重量物の運搬作業に手間がかかってしまう。

0007

この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、重量物の運搬作業の手間を軽減することができる重量物運搬方法、及び重量物運搬装置を得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

この発明に係る重量物運搬方法は、目標場所と異なる高さに存在する移動元目標踏み面の上方の位置と、移動元目標側踏み面よりも目標場所の高さから離れた位置に存在する移動元出発側踏み面の上方の位置とに亘って水平に配置される移動元梁と、移動元目標側踏み面の上方に位置する移動元梁の部分を支持する移動元目標側支持部と、移動元出発側踏み面の上方に位置する移動元梁の部分を支持する移動元出発側支持部とを有する移動元やぐらを設置する移動元やぐら設置工程、移動元目標側踏み面よりも目標場所の高さに近い位置に存在する移動先目標側踏み面の上方の位置と、移動先目標側踏み面よりも目標場所の高さから離れた位置に存在する移動先出発側踏み面の上方の位置とに亘って水平に配置される移動先梁と、移動先目標側踏み面の上方に位置する移動先梁の部分を支持する移動先目標側支持部と、移動先出発側踏み面の上方に位置する移動先梁の部分を支持する移動先出発側支持部とを有する移動先やぐらを設置する移動先やぐら設置工程、移動元梁に沿って移動可能となるように移動元揚重機を移動元梁に設ける移動元揚重機設置工程、移動先梁に沿って移動可能となるように移動先揚重機を移動先梁に設ける移動先揚重機設置工程、移動元やぐら設置工程及び移動元揚重機設置工程後、移動元揚重機に重量物を吊る重量物吊り工程、及び階段の上方で重量物を吊ったまま移動元揚重機から移動先揚重機へ重量物を移す重量物移行工程を備えている。

0009

この発明に係る重量物運搬装置は、下段側上位踏み面の上方の位置と、下段側上位踏み面よりも低い位置に存在する下段側下位踏み面の上方の位置とに亘って水平に配置された下段梁と、下段側上位踏み面の上方に位置する下段梁の部分を支持する下段側上位支持部と、下段側下位踏み面の上方に位置する下段梁の部分を支持する下段側下位支持部とを有する下段やぐら、下段側上位踏み面よりも高い位置に存在する上段側上位踏み面の上方の位置と、上段側上位踏み面よりも低い位置に存在する上段側下位踏み面の上方の位置とに亘って水平に配置される上段梁と、上段側上位踏み面の上方に位置する上段梁の部分を支持する上段側上位支持部と、上段側下位踏み面の上方に位置する上段梁の部分を支持する上段側下位支持部とを有する上段やぐら、下段梁に沿って移動可能となるように下段梁に設けられた下段揚重機、及び上段梁に沿って移動可能となるように上段梁に設けられた上段揚重機を備え、重量物を吊ったまま下段揚重機及び上段揚重機の一方から他方へ重量物を移すことが可能になっている。

発明の効果

0010

この発明に係る重量物運搬方法、及び重量物運搬装置によれば、階段の上方で重量物を吊ったまま一方の揚重機から他方の揚重機へ重量物を移すので、重量物を運搬するときに、揚重機で吊っている重量物を階段に一旦置くことなく一方の揚重機から他方の揚重機へ重量物を移しながら重量物を運搬することができる。これにより、重量物の運搬作業の手間を軽減することができる。

図面の簡単な説明

0011

この発明の実施の形態1による重量物運搬方法を行うための重量物運搬装置が階段に設置されている状態を示す側面図である。
図1の下段やぐらを示す斜視図である。
図1の巻上機を下段チェーンブロックで吊っている状態を示す正面図である。
図3シャックルフック掛けられている状態を示す拡大図である。
図1の下段チェーンブロックに吊られた巻上機のシャックルに上段チェーンブロックのフックが掛けられている状態を示す側面図である。
図5の下段チェーンブロック及び上段チェーンブロックのそれぞれのフックが巻上機のシャックルに掛けられている状態を示す拡大図である。
図6の下段チェーンブロック及び上段チェーンブロックのそれぞれの可動チェーンが動かされている状態を示す拡大図である。
図7の下段チェーンブロックのフックがシャックルから外されるときの状態を示す拡大図である。
この発明の実施の形態2による重量物運搬方法を行うための重量物運搬装置が階段に設置されている状態を示す側面図である。
図9の下段やぐらを示す斜視図である。
図9の下段チェーンブロックから上段チェーンブロックへ巻上機を移すときの状態を示す側面図である。

実施例

0012

実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による重量物運搬方法を行うための重量物運搬装置が階段に設置されている状態を示す側面図である。図において、階段1は、互いに異なる高さに存在する複数の踏み面2を有している。各踏み面2の位置は、階段1の下部から上部に向かって水平方向へずれながら順次高くなる位置にそれぞれ設定されている。階段1の上部及び下部の一方を出発場所、他方を目標場所に設定し、出発場所から目標場所に向かって重量物(例えばエレベータの巻上機又は制御盤等)を運搬するときには、重量物運搬装置が階段1に設置される。

0013

重量物運搬装置は、下段やぐら3と、上段やぐら4と、下段やぐら3に設けられた下段チェーンブロック(下段揚重機)5と、上段やぐら4に設けられた上段チェーンブロック(上段揚重機)6とを有している。

0014

ここで、図2は、図1の下段やぐら3を示す斜視図である。下段やぐら3は、図1及び図2に示すように、水平に配置された下段梁11と、下段梁11の一端部11aを支持する下段側上位支持部12と、下段梁11の他端部11bを支持する下段側下位支持部13とを有している。

0015

下段梁11の一端部11aは、階段1の上部及び下部と異なる高さに存在する踏み面2である下段側上位踏み面2cの上方の位置に配置されている。下段梁11の他端部11bは、下段側上位踏み面2cよりも低い位置に存在する踏み面2である下段側下位踏み面2aの上方の位置に配置されている。下段梁11は、下段側上位踏み面2cの上方の位置と、下段側下位踏み面2aの上方の位置とに亘って水平に配置されている。

0016

下段側上位支持部12は下段側上位踏み面2cに設置された支持柱であり、下段側下位支持部13は下段側下位踏み面2aに設置された支持柱である。下段側上位支持部12の上端部には下段梁11の一端部11aが固定され、下段側下位支持部13の上端部には下段梁11の他端部11bが固定されている。これにより、下段側上位支持部12及び下段側下位支持部13は、下段梁11の長手方向について互いに離して配置されている。また、下段側下位支持部13の高さ寸法は、下段梁11が水平に配置されるように、下段側下位踏み面2aと下段側上位踏み面2cとの高低差に合わせて下段側上位支持部12の高さ寸法よりも大きくなっている。

0017

上段やぐら4は、水平に配置された上段梁21と、上段梁21の一端部21aを支持する上段側上位支持部22と、上段梁21の他端部21bを支持する上段側下位支持部23とを有している。

0018

上段梁21の一端部21aは、下段側上位踏み面2cよりも高い位置に存在する踏み面2である上段側上位踏み面2dの上方の位置に配置されている。上段梁21の他端部21bは、上段側上位踏み面2dよりも低い位置に存在する踏み面2である上段側下位踏み面2bの上方の位置に配置されている。上段梁21は、上段側上位踏み面2dの上方の位置と、上段側下位踏み面2bの上方の位置とに亘って水平に配置されている。

0019

上段側上位支持部22は上段側上位踏み面2dに設置された支持柱であり、上段側下位支持部23は上段側下位踏み面2bに設置された支持柱である。上段側上位支持部22の上端部には上段梁21の一端部21aが固定され、上段側下位支持部23の上端部には上段梁21の他端部21bが固定されている。これにより、上段側上位支持部22及び上段側下位支持部23は、上段梁21の長手方向について互いに離して配置されている。また、上段側下位支持部23の高さ寸法は、上段梁21が水平に配置されるように、上段側下位踏み面2bと上段側上位踏み面2dとの高低差に合わせて上段側上位支持部22の高さ寸法よりも大きくなっている。

0020

この例では、上段側下位踏み面2bの位置が下段側上位踏み面2cと下段側下位踏み面2aとの間の高さの位置となっており、下段側上位踏み面2cの位置が上段側上位踏み面2dと上段側下位踏み面2bとの間の高さの位置となっている。従って、この例では、上段側下位支持部23が水平方向について下段側上位支持部12と下段側下位支持部13との間の位置に設置され、下段側上位支持部12が水平方向について上段側上位支持部22と上段側下位支持部23との間の位置に設置されている。

0021

また、この例では、下段やぐら3と上段やぐら4とが階段1の幅方向について互いにずらして配置されている。これにより、上段梁21と下段側上位支持部12との干渉、及び下段梁11と上段側下位支持部23との干渉がそれぞれ回避される。

0022

下段梁11には、下段スライダ14が下段梁11の長手方向に沿ってスライド可能に取り付けられている。下段チェーンブロック5は、下段スライダ14を介して下段梁11に吊られている。これにより、下段チェーンブロック5は、下段梁11の長手方向に沿って移動可能に下段梁11に設けられている。

0023

上段梁21には、上段スライダ24が上段梁21の長手方向に沿ってスライド可能に取り付けられている。上段チェーンブロック6は、上段スライダ24を介して上段梁21に吊られている。これにより、上段チェーンブロック6は、上段梁21の長手方向に沿って移動可能に上段梁21に設けられている。

0024

下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6は、チェーンブロック本体(揚重機本体)31と、チェーンブロック本体31から可動チェーン32を介して吊られたフック33とをそれぞれ有している。フック33は、チェーンブロック本体31に対する可動チェーン32の移動によりチェーンブロック本体31に対して上下に移動可能になっている。下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6のそれぞれは、重量物である巻上機7をフック33で吊ることが可能になっている。

0025

図3は、図1の巻上機7を下段チェーンブロック5で吊っている状態を示す正面図である。巻上機7の上部の左右部分には、リング状部7aを持つ吊りボルトアイボルト)がそれぞれ固定されている。巻上機7には、各リング状部7aに通された共通の玉掛けワイヤロープ41を介してシャックル42が連結されている。下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6のそれぞれは、巻上機7に連結されたシャックル42にフック33を掛けた状態で巻上機7を吊るようになっている。

0026

ここで、図4は、図3のシャックル42にフック33が掛けられている状態を示す拡大図である。シャックル42は、U字状のシャックル本体43と、シャックル本体43の両端部にそれぞれ設けられた2つの通し穴に通される共通のボルト棒状部材)44と、ボルト44のねじ部螺合されて、シャックル本体43からボルト44が抜けることを防止するナット45とを有している。玉掛けワイヤロープ41の両端部には、輪(アイ)41aがそれぞれ形成されている。シャックル42は、巻上機7の各リング状部7aに玉掛けワイヤロープ41が通された状態で、シャックル本体43の一方の通し穴、2つの輪41a及び他方の通し穴の順にボルト44を通した後、ボルト44のねじ部にナット45を螺合することにより、玉掛けワイヤロープ41に繋げられる。フック33は、シャックル本体43に掛けられる。

0027

重量物運搬装置では、下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6のうち、一方のチェーンブロックに巻上機7を吊った状態で、他方のチェーンブロックのフック33を巻上機7のシャックル42に掛け、一方及び他方のチェーンブロックのそれぞれの可動チェーン32を動かしながら、巻上機7を吊った状態を一方のチェーンブロックから他方のチェーンブロックに移した後、一方のチェーンブロックのフック33を巻上機7のシャックル42から外すことにより、巻上機7を吊ったまま一方のチェーンブロックから他方のチェーンブロックへ巻上機7を移すことが可能になっている。

0028

次に、階段1の下部に設定された出発場所から、階段1の上部(即ち、出発場所よりも高い位置)に設定された目標場所に向かって重量物である巻上機7を運搬するときの重量物運搬方法について説明する。

0029

この場合、各踏み面2の位置の高さが低くなるほど目標場所の高さから離れ、各踏み面2の位置の高さが高くなるほど目標場所の高さに近づくこととなる。また、この場合、巻上機7は、階段1の下段側から上段側に向かって運搬されることとなる。従って、この場合には、下段やぐら3及び下段チェーンブロック5が巻上機7の移動元に対応する構成となり、上段やぐら4及び上段チェーンブロック6が巻上機7の移動先に対応する構成となる。

0030

階段1の下部に設定された出発場所から、階段1の上部に設定された目標場所に向かって巻上機7を運搬するときには、まず、下段やぐら(移動元やぐら)3を階段1に設置する。このとき、目標場所と異なる高さに存在する下段側上位踏み面(移動元目標側踏み面)2cに下段側上位支持部(移動元目標側支持部)12を設置するとともに、下段側上位踏み面2cよりも目標場所の高さから離れた位置(即ち、下方)に存在する下段側下位踏み面(移動元出発側踏み面)2aに下段側下位支持部(移動元出発側支持部)13を設置する。また、このとき、下段梁(移動元梁)11が階段1の上方で水平に配置されるように、下段側上位支持部12及び下段側下位支持部13のそれぞれの高さを調整する(移動元やぐら設置工程)。

0031

この後、上段やぐら(移動先やぐら)4を階段1に設置する。このとき、下段側上位踏み面2cよりも目標場所の高さに近い位置(目標場所の高さと同一の位置も含む)に存在する上段側上位踏み面(移動先目標側踏み面)2dに上段側上位支持部(移動先目標側支持部)22を設置するとともに、上段側上位踏み面2d及び下段側上位踏み面2cのそれぞれよりも目標場所の高さから離れた位置に存在する上段側下位踏み面(移動先出発側踏み面)2bに上段側下位支持部(移動先出発側支持部)23を設置する。また、このとき、上段梁(移動先梁)21が階段1の上方で水平に配置されるように、上段側上位支持部22及び上段側下位支持部23のそれぞれの高さを調整する。さらに、このとき、下段やぐら3及び上段やぐら4が互いに干渉しないように、下段やぐら3及び上段やぐら4を階段1の幅方向についてずらして階段1に設置する(移動先やぐら設置工程)。

0032

この後、下段やぐら3の下段梁11に下段スライダ(移動元スライダ)14を介して下段チェーンブロック(移動元揚重機)5を取り付ける。即ち、下段梁11に沿って移動可能となるように下段梁11に下段チェーンブロック5を設ける(移動元揚重機設置工程)。

0033

この後、上段やぐら4の上段梁21に上段スライダ(移動先スライダ)24を介して上段チェーンブロック(移動先揚重機)6を取り付ける。即ち、上段梁21に沿って移動可能となるように上段梁21に上段チェーンブロック6を設ける(移動先揚重機設置工程)。

0034

このように、移動元やぐら設置工程、移動先やぐら設置工程、移動元揚重機設置工程及び移動先揚重機設置工程を行うことにより、図1に示す重量物運搬装置を階段1に設置する。

0035

この後、下段チェーンブロック5の可動チェーン32を動かしながらフック33を下ろして、玉掛けワイヤロープ41を介して巻上機7に連結しておいたシャックル42に下段チェーンブロック5のフック33を掛ける。この後、下段チェーンブロック5の可動チェーン32を動かしながらフック33を引き上げて、図1に示すように、下段チェーンブロック5に巻上機7を吊る(重量物吊り工程)。

0036

この後、下段チェーンブロック5に巻上機7を階段1の上方で吊ったまま、目標場所に近づく方向(即ち、上段やぐら4に近づく方向)へ下段チェーンブロック5を下段梁11に沿って移動させる。このとき、上段側下位支持部23よりも上段側上位支持部22に近い所まで下段チェーンブロック5を巻上機7とともに移動させる。また、このとき、下段側上位支持部12よりも下段側下位支持部13に近い所まで上段チェーンブロック6を上段梁21に沿って移動させて、上段チェーンブロック6の位置を下段チェーンブロック5の位置に近づけておく。

0037

この後、図5及び図6に示すように、下段チェーンブロック5に巻上機7を階段1の上方で吊ったまま、巻上機7に連結されたシャックル42に上段チェーンブロック6のフック33を掛ける。この後、図7に示すように、下段チェーンブロック5に巻上機7を階段1の上方で吊ったまま、下段チェーンブロック5のフック33がチェーンブロック本体31から離れる方向へ下段チェーンブロック5の可動チェーン32を移動させながら、上段チェーンブロック6のフック33を引き上げて、上段チェーンブロック6のフック33に巻上機7を吊った状態とする。この後、図8に示すように、下段チェーンブロック5のフック33をシャックル42から外す。これにより、階段1の上方で巻上機7が吊られたまま下段チェーンブロック5から上段チェーンブロック6へ巻上機7が移されて、上段チェーンブロック6に巻上機7が吊られた状態となる(重量物移行工程)。

0038

この後、上段チェーンブロック6に巻上機7を階段1の上方で吊ったまま、目標場所に近づく方向へ上段チェーンブロック6を上段梁21に沿って移動させる。この作業によって巻上機7が目標場所の高さに到達する場合には、上段チェーンブロック6の可動チェーン32を動かして、目標場所の高さに存在する踏み面に巻上機7を下ろす。また、この作業によっても巻上機7が目標場所の高さに到達しない場合には、上段やぐら4よりも目標場所に近い位置に追加のやぐらを設置するとともに、追加のやぐらに追加のチェーンブロックを設け、上段やぐら4を移動元やぐら、上段チェーンブロック6を移動元チェーンブロック(移動元揚重機)とし、追加のやぐらを移動先やぐら、追加のチェーンブロックを移動先チェーンブロック(移動先揚重機)として、階段1の上方で巻上機7を吊ったまま、上記と同様の作業を繰り返す。このようにして、階段1の下部の高さに設定された出発場所から、階段1の上部の高さに設定された目標場所に向けて巻上機7を運搬する。

0039

一方、階段1の上部に設定された出発場所から、階段1の下部(即ち、出発場所よりも低い位置)に設定された目標場所に向かって重量物である巻上機7を運搬するときには、巻上機7は、階段1の上段側から下段側に向かって運搬されることとなる。これにより、この場合には、上段やぐら4及び上段チェーンブロック6が巻上機7の移動元に対応する構成となり、下段やぐら3及び下段チェーンブロック5が巻上機7の移動先に対応する構成となる。即ち、この場合には、上段やぐら4が移動元やぐら、上段チェーンブロック6が移動元揚重機となり、下段やぐら3が移動先やぐら、下段チェーンブロック5が移動先揚重機となる。また、この場合、上段側上位踏み面2dが移動元出発側踏み面、上段側下位踏み面2bが移動元目標側踏み面となり、下段側上位踏み面2cが移動先出発側踏み面、下段側下位踏み面2aが移動先目標側踏み面となる。

0040

階段1の上部に設定された出発場所から、階段1の下部に設定された目標場所に向かって重量物である巻上機7を運搬するときにも、移動元やぐら設置工程、移動先やぐら設置工程、移動元揚重機設置工程及び移動先揚重機設置工程を行うことにより重量物運搬装置を階段1に設置する。

0041

この後、巻上機7に連結しておいたシャックル42に、移動元揚重機である上段チェーンブロック6のフック33を掛けて、上段チェーンブロック6に巻上機7を吊る(重量物吊り工程)。

0042

この後、上段チェーンブロック6に巻上機7を階段1の上方で吊ったまま、目標場所に近づく方向(即ち、下段やぐら3に近づく方向)へ上段チェーンブロック6を上段梁(移動元梁)21に沿って移動させる。このとき、下段側上位支持部(移動先出発側支持部)12よりも上段側下位支持部(移動元目標側支持部)23に近い所まで上段チェーンブロック6を巻上機7とともに移動させるとともに、上段チェーンブロック6を移動させた所まで下段チェーンブロック5を下段梁11に沿って移動させておく。

0043

巻上機7を下段側から上段側へ運搬するときと同様にして、階段1の上方で巻上機7を吊ったまま、上段チェーンブロック6から下段チェーンブロック5へ巻上機7を移して、下段チェーンブロック5に巻上機7を吊った状態とする(重量物移行工程)。

0044

この後、下段チェーンブロック5に巻上機7を階段1の上方で吊ったまま、目標場所に近づく方向へ下段チェーンブロック5を下段梁11に沿って移動させる。この作業によって巻上機7が目標場所の高さに到達する場合には、下段チェーンブロック5の可動チェーン32を動かして、目標場所の高さに存在する踏み面に巻上機7を下ろす。また、この作業によっても巻上機7が目標場所に到達しない場合には、下段やぐら3よりも目標場所に近い位置に追加のやぐらを設置するとともに、追加のやぐらに追加のチェーンブロックを設け、下段やぐら3を移動元やぐら、下段チェーンブロック5を移動元チェーンブロック(移動元揚重機)とし、追加のやぐらを移動先やぐら、追加のチェーンブロックを移動先チェーンブロック(移動先揚重機)として、巻上機7を吊ったまま、上記と同様の作業を繰り返す。このようにして、階段1の上部の高さに設定された出発場所から、階段1の下部の高さに設定された目標場所に向けて巻上機7を運搬する。

0045

このような重量物運搬方法、及び重量物運搬装置では、階段1の上方で巻上機7を吊ったまま下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6の一方から他方へ巻上機7を移すので、巻上機7を運搬するときに、チェーンブロックで吊っている巻上機7を階段1に一旦置くことなく下段チェーンブロック5と上段チェーンブロック6との間で巻上機7を移しながら巻上機7を運搬することができる。これにより、チェーンブロックで吊っている巻上機1を階段1に一旦置いて、別のチェーンブロックで巻上機7を再度吊るという作業をなくすことができ、重量物である巻上機7の運搬作業の手間を軽減することができる。

0046

また、上段側下位支持部23が水平方向について下段側上位支持部12と下段側下位支持部13との間の位置に設置され、下段側上位支持部12が水平方向について上段側上位支持部22と上段側下位支持部23との間の位置に設置されており、下段側上位支持部12、下段側下位支持部13、上段側上位支持部22及び上段側下位支持部23が支持柱になっているので、下段梁11が配置された範囲と、上段梁21が配置された範囲とを、水平方向について一部重ねることができる。これにより、下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6のそれぞれを水平方向について同位置に移動させることができ、巻上機7を吊ったまま下段チェーンブロック5と上段チェーンブロック6との間で巻上機7を移すことを容易にすることができる。

0047

また、下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6のそれぞれは、チェーンブロック本体31と、チェーンブロック本体31によって上下に移動可能に吊られたフック33とを有し、重量物である巻上機7に連結されたシャックル42にフック33を掛けた状態で巻上機7を吊るので、下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6のそれぞれに巻上機7を吊りやすくすることができ、巻上機7を吊ったまま下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6の一方から他方へ巻上機7を移すことも容易にすることができる。

0048

実施の形態2.
図9は、この発明の実施の形態2による重量物運搬方法を行うための重量物運搬装置が階段に設置されている状態を示す側面図である。図において、下段やぐら3は、下段梁11と、下段梁11の一端部11aを支持する下段側上位支持部52と、下段梁11の他端部11bを支持する下段側下位支持部53とを有している。下段梁11の構成は、実施の形態1と同様である。

0049

下段側上位支持部52は下段側上位踏み面2cに設置され、下段側下位支持部53は、下段側上位踏み面2cよりも低い位置に存在する下段側下位踏み面2aに設置されている。下段側下位支持部53の高さ寸法は、下段梁11が水平に配置されるように、下段側下位踏み面2aと下段側上位踏み面2cとの高低差に合わせて下段側上位支持部52の高さ寸法よりも大きくなっている。

0050

上段やぐら4は、上段梁21と、上段梁21の一端部21aを支持する上段側上位支持部62と、上段梁21の他端部21bを支持する上段側下位支持部63とを有している。上段梁21の構成は、実施の形態1と同様である。

0051

上段側上位支持部62は、下段側上位踏み面2cよりも高い位置に存在する上段側上位踏み面2dに設置され、上段側下位支持部63は、上段側上位踏み面2dよりも低い位置に存在する上段側下位踏み面2bに設置されている。上段側下位支持部63の高さ寸法は、上段梁21が水平に配置されるように、上段側下位踏み面2bと上段側上位踏み面2dとの高低差に合わせて上段側上位支持部62の高さ寸法よりも大きくなっている。

0052

この例では、上段側下位踏み面2bの位置が、下段側上位踏み面2cよりも高い位置となっている。これにより、この例では、上段側下位支持部63の位置が、水平方向について下段側上位支持部52及び下段側下位支持部53のそれぞれよりも上段側上位支持部62に近い位置となっている。即ち、この例では、下段やぐら3と上段やぐら4とが水平方向について互いに離して設置されている。また、この例では、階段1を真上から見たとき、下段梁11と上段梁21とが直線上に並ぶように下段やぐら3と上段やぐら4とが階段1に設置されている。

0053

図10は、図9の下段やぐら3を示す斜視図である。下段側上位支持部52及び下段側下位支持部53のそれぞれは、階段1の幅方向について互いに離して配置された一対の支持柱54と、一対の支持柱54の上端部間に水平に固定され、下段梁11が固定された支持梁55とを有している。下段梁11の一端部11aは下段側上位支持部52の支持梁55の中間部に固定され、下段梁11の他端部11bは下段側下位支持部53の支持梁55の中間部に固定されている。

0054

上段側上位支持部62及び上段側下位支持部63のそれぞれは、階段1の幅方向について互いに離して配置された一対の支持柱64と、一対の支持柱64の上端部間に水平に固定され、上段梁21が固定された支持梁65とを有している。上段梁21の一端部21aは上段側上位支持部62の支持梁65の中間部に固定され、上段梁21の他端部21bは上段側下位支持部63の支持梁65の中間部に固定されている。他の構成は実施の形態1と同様である。また、巻上機7を運搬するときの手順は、巻上機7を吊ったまま下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6の一方から他方へ巻上機7を移す重量物移行工程を除いて、実施の形態1と同様である。

0055

図11は、図9の下段チェーンブロック5から上段チェーンブロック6へ巻上機7を移すときの状態を示す側面図である。下段チェーンブロック5から上段チェーンブロック6へ巻上機7を移すときの重量物移行工程では、上段チェーンブロック6のチェーンブロック本体31から引き出した可動チェーン32を上段側下位支持部63の一対の支持柱64間、及び下段側上位支持部52の一対の支持柱54間に通した状態で、巻上機7のシャックル42に上段チェーンブロック6のフック33を掛ける。この後、下段チェーンブロック5に巻上機7を階段1の上方で吊ったまま、下段チェーンブロック5の可動チェーン32をチェーンブロック本体31から引き出しながら、上段チェーンブロック6のフック33を引き上げて、上段チェーンブロック6のフック33に巻上機7を吊った状態とする。このようにして、階段1の上方で巻上機7を吊ったまま下段チェーンブロック5から上段チェーンブロック6へ巻上機7を移す。上段チェーンブロック6から下段チェーンブロック5へ巻上機7を移すときも同様の作業を行う。

0056

このように、下段やぐら3と上段やぐら4とが水平方向について互いに離して設置され、下段側上位支持部52、下段側下位支持部53、上段側上位支持部62及び上段側下位支持部63が、階段1の幅方向について互いに離して配置された一対の支持柱54,64と、一対の支持柱54,64の上端部間に水平に固定された支持梁55,65とを有しているので、下段側上位支持部52の一対の支持柱54間、及び上段側下位支持部63の一対の支持柱64間に、下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6のそれぞれの可動チェーン32を通しながら、下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6の一方から他方へ巻上機7を移すことができる。これにより、階段1の上方で巻上機7を吊ったままの状態で下段側上位支持部52及び上段側下位支持部63を避けて巻上機7を移動させることができ、下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6の一方から他方へ巻上機7を移すことを容易にすることができる。また、下段やぐら3と上段やぐら4とが水平方向について互いに離して設置されているので、巻上機7を吊ったまま下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6の一方から他方へ巻上機7を移すときの距離を大きくすることができ、巻上機7の運搬距離を拡大することができる。

0057

なお、各上記実施の形態では、移動元やぐら設置工程、移動先やぐら設置工程、移動元揚重機設置工程及び移動先揚重機設置工程の順に各工程を行うことにより重量物運搬装置が階段1に設置されるようになっているが、移動元やぐら設置工程、移動先やぐら設置工程、移動元揚重機設置工程及び移動先揚重機設置工程は、どのような順番で行ってもよい。例えば、移動元やぐら設置工程、移動元揚重機設置工程、移動先やぐら設置工程及び移動先揚重機設置工程の順に行ってもよい。

0058

また、追加のやぐらを階段1に設置するときには、下段やぐら3及び上段やぐら4のうち、目標場所から離れた位置に設置されているやぐらを運んで追加のやぐらとして階段1に設置してもよい。さらに、追加のやぐらに追加のチェーンブロックを設けるときには、下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6のうち、追加のやぐらとして運ばれたやぐらに設けられていたチェーンブロックを追加のチェーンブロックとしてもよい。このようにすれば、巻上機7の運搬時に下段やぐら3、上段やぐら4、下段チェーンブロック5及び上段チェーンブロック6を繰り返し用いることができ、部品点数の削減を図ることができる。

0059

また、各上記実施の形態では、移動元やぐら設置工程、移動先やぐら設置工程、移動元揚重機設置工程及び移動先揚重機設置工程を行った後に、重量物吊り工程を行うようになっているが、移動元やぐら設置工程及び移動元揚重機設置工程後、移動先やぐら設置工程及び移動先揚重機設置工程の前に、重量物吊り工程を行ってもよい。

0060

2a〜2d踏み面、3下段やぐら、4上段やぐら、5下段チェーンブロック(下段揚重機)、6 上段チェーンブロック(上段揚重機)、7巻上機(重量物)、11 下段梁、12,52 下段側上位支持部、13,53 下段側下位支持部、21上段梁、22,62 上段側上位支持部、23,63 上段側下位支持部、31 チェーンブロック本体(揚重機本体)、33フック、42シャックル、54支持柱、55支持梁、64 支持柱、65 支持梁。

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