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技術 測定装置

出願人 日置電機株式会社
発明者 飯島匡史
出願日 2013年10月17日 (6年9ヶ月経過) 出願番号 2013-216295
公開日 2015年4月23日 (5年3ヶ月経過) 公開番号 2015-078909
状態 特許登録済
技術分野 測定値の指示 計測器の細部 計数器
主要キーワード 既設定値 各測定チャネル 動作条件データ 動作条件設定画面 設定値表示領域 変更処理前 SPキー 設定値表示
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年4月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

製造コストの高騰や表示画面の視認性の低下を招くことなく設定値を迅速に設定可能とする。

解決手段

N桁の数値のうちのM桁目の数を変更するアップ操作が行われたときに、M桁目の数を1つ大きな数に変更することでN桁の数値を上限値以下の数値に変更可能か否かを判別し(ステップ26a)、上限値以下の数値に変更可能なときにはM桁目を1つ大きな数に変更する第1の数値変更処理を実行し(ステップ27)、上限値以下の数値に変更できないときにはN桁の数値を上限値に変更する第2の数値変更処理を実行すると共に(ステップ28a〜31a)、第2の数値変更処理の後にM桁目の数を変更するダウン操作が行われたときにN桁の数値を第2の数値変更処理前の数値に復元する数値復元処理フラグセット時処理40)を実行する。

概要

背景

この種の測定装置として、出願人は、各測定チャネル毎の測定条件動作条件)を任意に設定可能な波形表示装置を下記の特許文献1に開示している。この波形表示装置では、一例として、測定ユニット内のA/D変換器における下限値(または、上限値)を設定する際に、操作部を操作してバリアブル設定用画面を表示部に表示させる。次いで、カーソル移動キーを操作して任意の測定チャネルについての「下限値」との設定項目の部位にカーソル表示を移動させた後に、「入力(設定値の入力)」との機能が割り当てられているファンクションキーを操作する。この際には、カーソル表示によって選択した測定チャネルの下限値を入力するための設定値入力画面がバリアブル設定用画面上に重なって表示される。

この場合、設定値入力用画面の設定値表示部には、バリアブル設定用画面においてカーソルが位置合わせされている表示部位の設定値(一例として、測定チャネル3の下限値)が表示される。また、バリアブル設定用画面上に設定値入力用画面が表示されている状態においては、表示部の下方に配設されている各チャネル指定用キーに、設定値(測定チャネル3の下限値)の各桁の数を1つ大きな数に変更する機能(アップキーの機能)および1つ小さな数に変更する機能(ダウンキーの機能)や、「+」および「−」のいずれかを指定する機能がそれぞれ割り当てられると共に、各チャネル指定用キーに割り当てられた機能を示すアップダウン矢印表示や「+/−」表示が各チャネル指定用キーの位置に対応して設定値入力用画面内に表示される。

次いで、各チャネル指定用キーを操作して設定値表示部に表示されている設定値を任意の値に変更した後に、「確定」との機能が割り当てられているファンクションキーを操作する。この際には、設定値入力用画面において各チャネル指定用キーの操作によって変更された設定値がバリアブル設定用画面におけるカーソル表示の表示位置に入力される。この後、操作部のDISPキーを操作することにより、測定条件(動作条件)の設定が完了し、バリアブル設定用画面に代わって波形表示用画面が表示部に表示される。これにより、設定された下限値(または、上限値)に応じた信号波形が波形表示用画面に表示される。

概要

製造コストの高騰や表示画面の視認性の低下を招くことなく設定値を迅速に設定可能とする。N桁の数値のうちのM桁目の数を変更するアップ操作が行われたときに、M桁目の数を1つ大きな数に変更することでN桁の数値を上限値以下の数値に変更可能か否かを判別し(ステップ26a)、上限値以下の数値に変更可能なときにはM桁目を1つ大きな数に変更する第1の数値変更処理を実行し(ステップ27)、上限値以下の数値に変更できないときにはN桁の数値を上限値に変更する第2の数値変更処理を実行すると共に(ステップ28a〜31a)、第2の数値変更処理の後にM桁目の数を変更するダウン操作が行われたときにN桁の数値を第2の数値変更処理前の数値に復元する数値復元処理フラグセット時処理40)を実行する。

目的

本発明は、かかる改善すべき課題に鑑みてなされたものであり、製造コストの高騰や表示画面の視認性の低下を招くことなく設定値を迅速に設定し得る測定装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

動作条件に関するN桁(Nは、2以上の自然数)の数値を含む設定値変更操作可能な操作部と、前記操作部に対する変更操作に応じて前記設定値を変更すると共に当該変更した設定値に基づいて動作条件データを生成する処理部とを備えた測定装置であって、前記設定値における前記N桁の数値として設定可能な予め規定された数値範囲のN桁の上限値を記憶する記憶部を備え、前記操作部は、前記N桁の数値における各桁毎の数を1つ大きな数に変更するアップ操作、および当該N桁の数値における各桁毎の数を1つ小さな数に変更するダウン操作が可能な操作スイッチを備え、前記処理部は、前記N桁の数値のうちのM桁目(Mは、2以上N以下の自然数)の数を変更する前記アップ操作が行われたときに、当該M桁目の数を1つ大きな数に変更することで当該N桁の数値を前記上限値以下の数値に変更可能か否かを判別し、前記上限値以下の数値に変更可能なときには前記M桁目を1つ大きな数に変更する第1の数値変更処理を実行し、前記上限値以下の数値に変更できないときには前記N桁の数値を当該上限値に変更する第2の数値変更処理を実行すると共に、前記第2の数値変更処理の後に前記M桁目の数を変更する前記ダウン操作が行われたときに当該N桁の数値を当該第2の数値変更処理前の数値に復元する数値復元処理を実行する測定装置。

請求項2

前記処理部は、前記第2の数値変更処理の後に前記M桁目の数を変更する前記アップ操作が行われ、その後に当該M桁目の数を変更する前記ダウン操作が行われたときに、前記数値復元処理を実行することなく当該M桁目を1つ小さな数に変更する第3の数値変更処理を実行する請求項1記載の測定装置。

請求項3

動作条件に関するN桁(Nは、2以上の自然数)の数値を含む設定値を変更操作可能な操作部と、前記操作部に対する変更操作に応じて前記設定値を変更すると共に当該変更した設定値に基づいて動作条件データを生成する処理部とを備えた測定装置であって、前記設定値における前記N桁の数値として設定可能な予め規定された数値範囲のN桁の下限値を記憶する記憶部を備え、前記操作部は、前記N桁の数値における各桁毎の数を1つ大きな数に変更するアップ操作、および当該N桁の数値における各桁毎の数を1つ小さな数に変更するダウン操作が可能な操作スイッチを備え、前記処理部は、前記N桁の数値のうちのM桁目(Mは、2以上N以下の自然数)の数を変更する前記ダウン操作が行われたときに、当該M桁目の数を1つ小さな数に変更することで当該N桁の数値を前記下限値以上の数値に変更可能か否かを判別し、前記下限値以上の数値に変更可能なときには前記M桁目を1つ小さな数に変更する数値変更処理Aを実行し、前記下限値以上の数値に変更できないときには前記N桁の数値を当該下限値に変更する数値変更処理Bを実行すると共に、前記数値変更処理Bの後に前記M桁目の数を変更する前記アップ操作が行われたときに当該N桁の数値を当該数値変更処理B前の数値に復元する数値復元処理を実行する測定装置。

請求項4

前記処理部は、前記数値変更処理Bの後に前記M桁目の数を変更する前記ダウン操作が行われ、その後に当該M桁目の数を変更する前記アップ操作が行われたときに、前記数値復元処理を実行することなく当該M桁目を1つ大きな数に変更する数値変更処理Cを実行する請求項3記載の測定装置。

技術分野

0001

本発明は、指定された数値を含む設定値に基づいて動作条件データを生成可能に構成された測定装置に関するものである。

背景技術

0002

この種の測定装置として、出願人は、各測定チャネル毎の測定条件動作条件)を任意に設定可能な波形表示装置を下記の特許文献1に開示している。この波形表示装置では、一例として、測定ユニット内のA/D変換器における下限値(または、上限値)を設定する際に、操作部を操作してバリアブル設定用画面を表示部に表示させる。次いで、カーソル移動キーを操作して任意の測定チャネルについての「下限値」との設定項目の部位にカーソル表示を移動させた後に、「入力(設定値の入力)」との機能が割り当てられているファンクションキーを操作する。この際には、カーソル表示によって選択した測定チャネルの下限値を入力するための設定値入力画面がバリアブル設定用画面上に重なって表示される。

0003

この場合、設定値入力用画面の設定値表示部には、バリアブル設定用画面においてカーソルが位置合わせされている表示部位の設定値(一例として、測定チャネル3の下限値)が表示される。また、バリアブル設定用画面上に設定値入力用画面が表示されている状態においては、表示部の下方に配設されている各チャネル指定用キーに、設定値(測定チャネル3の下限値)の各桁の数を1つ大きな数に変更する機能(アップキーの機能)および1つ小さな数に変更する機能(ダウンキーの機能)や、「+」および「−」のいずれかを指定する機能がそれぞれ割り当てられると共に、各チャネル指定用キーに割り当てられた機能を示すアップダウン矢印表示や「+/−」表示が各チャネル指定用キーの位置に対応して設定値入力用画面内に表示される。

0004

次いで、各チャネル指定用キーを操作して設定値表示部に表示されている設定値を任意の値に変更した後に、「確定」との機能が割り当てられているファンクションキーを操作する。この際には、設定値入力用画面において各チャネル指定用キーの操作によって変更された設定値がバリアブル設定用画面におけるカーソル表示の表示位置に入力される。この後、操作部のDISPキーを操作することにより、測定条件(動作条件)の設定が完了し、バリアブル設定用画面に代わって波形表示用画面が表示部に表示される。これにより、設定された下限値(または、上限値)に応じた信号波形が波形表示用画面に表示される。

先行技術

0005

特開2000−9759号公報(第4−6頁、第1−5図)

発明が解決しようとする課題

0006

ところが、出願人が開示している波形表示装置には、以下の改善すべき課題が存在する。すなわち、出願人が開示している波形表示装置では、数値を含む設定値を設定する(変更する)際に、設定値の数値における各桁毎の数を1つ大きな数に変更する機能が割り当てられたキー(アップキー)および1つ小さな数に変更する機能が割り当てられたキー(ダウンキー)を操作することで各桁の数を任意に変更する構成が採用されている。

0007

この場合、上記の特許文献1における設定値の変更の例とは相違するが、アップキーやダウンキーの操作によって設定値における数値を任意の数値に変更する際に、例えば、「555」との3桁の数値を「999」との数値に変更するときには、1桁目最下位の桁)の数を変更するアップキー、2桁目の数を変更するアップキー、および3桁目(最上位の桁)の数を変更するアップキーをそれぞれ4回ずつ、合計12回に亘って操作する必要がある。このため、出願人が開示している波形表示装置では、所望する設定値(数値)によっては、アップキーやダウンキーの操作回数が多数回となることがあり、これに起因して、設定値の迅速な設定(変更)が困難となることがあるため、この点を改善するのが好ましい。

0008

一方、出願人は、上記のような事項を改善すべく、少数回のキー操作によって任意の設定値(数値)を指定し得る測定装置を開発した。具体的には、出願人が開発した測定装置では、数値を含む設定値に関し、設定可能な数値範囲の上限値および下限値を規定しておき、予め規定された条件を満たす操作が行われたときに、指定中の設定値(数値)を直ちに上限値または下限値に変更する構成が採用されている。

0009

より具体的には、出願人が開発した測定装置では、上限値が「999」で下限値が「000」に規定されている設定値(数値)について、上記の例と同様にして「555」との数値を「999」に変更する際に、一例として、3桁目(最上位の桁)の数を変更するアップキーを4回操作することで指定中の設定値が「955」となった状態(アップキーの操作によってそれ以上大きな数に変更することができなくなった状態)において3桁目の数を変更するアップキーが再び操作されたときに(「規定された条件が満たされたとき」の一例)、その設定値(数値)を上限値の「999」との数値に変更する構成が採用されている。このように構成することにより、所望する設定値(数値)によっては、アップキーやダウンキーの操作回数が少数回となり、これにより、設定値の迅速な設定(変更)が可能となる。

0010

しかしながら、出願人が開発した測定装置では、例えば、上限値が「999」で下限値が「000」に規定されている設定値(数値)について、「746」との数値を「946」に変更する際に、一例として、3桁目(最上位の桁)の数を「7」から「9」に変更するためにアップキーを2回操作すべきところ、操作を誤ってアップキーを3回操作してしまったときに、設定値が「946」から上限値の「999」との数値に変更されてしまう。かかる場合には、「999」との数値を「946」に変更するために、2桁目の数を変更するダウンキーを5回操作し、かつ1桁目(最下位の桁)の数を変更するダウンキーを3回操作する必要が生じる結果、1回の誤操作に起因して8回の操作が必要となる分だけ、設定値の迅速な設定(変更)が困難となる。

0011

この場合、3桁目の数を変更するアップキーの誤操作によって「946」との数値が「999」との数値に変更されてしまったときに、誤操作に気づいた使用者が、誤操作による意図しない数値変更を無効とすべく、3桁目の数を変更するダウンキーを操作するおそれもある。かかる場合には、「999」との数値が「946」との数値に復元されることなく「899」との数値に変更される結果、上記の8回の操作に加えて、3桁目の数を「8」から「9」に変更するアップキーの再操作が必要となる。

0012

一方、上記のような誤操作に起因する不都合を解消すべく、例えば、直前のキー操作を無効とする機能(UNDO機能)を付与したUNDOキーを設けることも考えられる。この場合、UNDOキーを設けることにより、誤操作に起因して「946」との数値が「999」との数値に変更されてしまったときにUNDOキーを操作することで、直前に行った操作(誤操作)を無効として、アップキーやダウンキーを幾度も操作することなく、所望の数値に変更することが可能となる。

0013

しかしながら、アップキーやダウンキーとは別個にUNDOキーを設けた場合、UNDO機能を割り当てたファンクションキー等との対応関係を示す表示(例えば「UNDO」との文字列)を表示画面内に別途表示させる必要が生じることから、表示画面(表示部)を大型化する必要が生じたり、表示画面内の各表示を縮小して小さく表示させる必要が生じたりする。したがって、表示画面(表示部)の大型化に伴って製造コストが高騰したり、縮小表示に起因して表示画面の視認性が低下するおそれがある。また、UNDO機能を割り当て可能なファンクションキー等が存在しない場合もあり、かかる場合には、UNDO機能を有する専用の機械的なスイッチを別途設けることになるが、その場合には、新たに設けるUNDOキーの分だけ、測定装置の製造コストが高騰することとなる。

0014

本発明は、かかる改善すべき課題に鑑みてなされたものであり、製造コストの高騰や表示画面の視認性の低下を招くことなく設定値を迅速に設定し得る測定装置を提供することを主目的とする。

課題を解決するための手段

0015

上記目的を達成すべく請求項1記載の測定装置は、動作条件に関するN桁(Nは、2以上の自然数)の数値を含む設定値を変更操作可能な操作部と、前記操作部に対する変更操作に応じて前記設定値を変更すると共に当該変更した設定値に基づいて動作条件データを生成する処理部とを備えた測定装置であって、前記設定値における前記N桁の数値として設定可能な予め規定された数値範囲のN桁の上限値を記憶する記憶部を備え、前記操作部は、前記N桁の数値における各桁毎の数を1つ大きな数に変更するアップ操作、および当該N桁の数値における各桁毎の数を1つ小さな数に変更するダウン操作が可能な操作スイッチを備え、前記処理部は、前記N桁の数値のうちのM桁目(Mは、2以上N以下の自然数)の数を変更する前記アップ操作が行われたときに、当該M桁目の数を1つ大きな数に変更することで当該N桁の数値を前記上限値以下の数値に変更可能か否かを判別し、前記上限値以下の数値に変更可能なときには前記M桁目を1つ大きな数に変更する第1の数値変更処理を実行し、前記上限値以下の数値に変更できないときには前記N桁の数値を当該上限値に変更する第2の数値変更処理を実行すると共に、前記第2の数値変更処理の後に前記M桁目の数を変更する前記ダウン操作が行われたときに当該N桁の数値を当該第2の数値変更処理前の数値に復元する数値復元処理を実行する。

0016

なお、「N桁の数値」とは、その数値が整数部のみの数値の場合には、整数部の桁数がN桁であることを意図すると共に、その数値が整数部および小数部からなる数値(整数部が「0」の数値を含む)の場合には、整数部の桁数と小数部の桁数との合計がN桁であることを意図する。具体的には、「123」との整数部のみからなる数値、および「1.23」との整数部および小数部からなる数値の両例は、いずれも「N=3桁の数値」であることを意味する。また、「N桁の数値」は、第1桁から第N桁までのすべての桁の数を変更可能な数値のみならず、下位側のLa桁や、上位側のLb桁を除くLc桁(La〜Lcは、それぞれ任意の自然数)だけを変更可能な数値がこれに含まれる。

0017

また、請求項2記載の測定装置は、請求項1記載の測定装置において、前記処理部は、前記第2の数値変更処理の後に前記M桁目の数を変更する前記アップ操作が行われ、その後に当該M桁目の数を変更する前記ダウン操作が行われたときに、前記数値復元処理を実行することなく当該M桁目を1つ小さな数に変更する第3の数値変更処理を実行する。

0018

また、請求項3記載の測定装置は、動作条件に関するN桁(Nは、2以上の自然数)の数値を含む設定値を変更操作可能な操作部と、前記操作部に対する変更操作に応じて前記設定値を変更すると共に当該変更した設定値に基づいて動作条件データを生成する処理部とを備えた測定装置であって、前記設定値における前記N桁の数値として設定可能な予め規定された数値範囲のN桁の下限値を記憶する記憶部を備え、前記操作部は、前記N桁の数値における各桁毎の数を1つ大きな数に変更するアップ操作、および当該N桁の数値における各桁毎の数を1つ小さな数に変更するダウン操作が可能な操作スイッチを備え、前記処理部は、前記N桁の数値のうちのM桁目(Mは、2以上N以下の自然数)の数を変更する前記ダウン操作が行われたときに、当該M桁目の数を1つ小さな数に変更することで当該N桁の数値を前記下限値以上の数値に変更可能か否かを判別し、前記下限値以上の数値に変更可能なときには前記M桁目を1つ小さな数に変更する数値変更処理Aを実行し、前記下限値以上の数値に変更できないときには前記N桁の数値を当該下限値に変更する数値変更処理Bを実行すると共に、前記数値変更処理Bの後に前記M桁目の数を変更する前記アップ操作が行われたときに当該N桁の数値を当該数値変更処理B前の数値に復元する数値復元処理を実行する。

0019

また、請求項4記載の測定装置は、請求項3記載の測定装置において、前記処理部は、前記数値変更処理Bの後に前記M桁目の数を変更する前記ダウン操作が行われ、その後に当該M桁目の数を変更する前記アップ操作が行われたときに、前記数値復元処理を実行することなく当該M桁目を1つ大きな数に変更する数値変更処理Cを実行する。

発明の効果

0020

請求項1記載の測定装置によれば、処理部が、設定値におけるN桁の数値のうちのM桁目の数を変更するアップ操作が行われたときに、M桁目の数を1つ大きな数に変更することでN桁の数値を上限値以下の数値に変更可能か否かを判別し、変更可能なときには第1の数値変更処理を実行し、変更できないときには第2の数値変更処理を実行し、かつ第2の数値変更処理後にM桁目の数を変更するダウン操作が行われたときに数値復元処理を実行することにより、所望する数値が上限値に近いときに、必要最低限のアップ操作を行うだけで第2の数値変更処理が実行されて変更中の数値を所望の数値に近い上限値に変更することができるだけでなく、誤操作に起因して数値が上限値に変更されてしまったとしても、誤って行ったアップ操作と同じ桁数を変更するダウン操作を行うことで数値復元処理が実行されて直前の操作(誤操作)が無効化され、上限値に変更される以前に数値に復元することができる。このため、UNDO機能を割り当てた専用の操作キーを設けることなく、誤操作を無効化することができるため、製造コストの高騰や、動作条件設定用の表示画面の視認性の低下を招くことなく、設定値の数値を迅速かつ容易に任意の数値に変更して設定することができる。

0021

また、請求項2記載の測定装置によれば、処理部が、第2の数値変更処理後にM桁目の数を変更するアップ操作が行われ、その後にM桁目の数を変更するダウン操作が行われたときに、数値復元処理を実行することなく第3の数値変更処理を実行することにより、数値復元処理を実行させたくないときに、上限値に変更される誤操作のときと同じ桁数のアップ操作を行うことで、その後にダウン操作を行ったときに、キー操作に応じた第3の数値変更処理を実行させることができる。これにより、上限値に近い数値に変更したいときに、迅速かつ容易に任意の数値に変更することができる。

0022

また、請求項3記載の測定装置によれば、処理部が、設定値におけるN桁の数値のうちのM桁目の数を変更するダウン操作が行われたときに、M桁目の数を1つ小さな数に変更することでN桁の数値を下限値以上の数値に変更可能か否かを判別し、変更可能なときには数値変更処理Aを実行し、変更できないときには数値変更処理Bを実行し、かつ数値変更処理B後にM桁目の数を変更するアップ操作が行われたときに数値復元処理を実行することにより、所望する数値が下限値に近いときに、必要最低限のダウン操作を行うだけで数値変更処理Bが実行されて変更中の数値を所望の数値に近い下限値に変更することができだけでなく、誤操作に起因して数値が下限値に変更されてしまったとしても、誤って行ったダウン操作と同じ桁数を変更するアップ操作を行うことで数値復元処理が実行されて直前の操作(誤操作)が無効化され、下限値に変更される以前に数値に復元することができる。このため、UNDO機能を割り当てた専用の操作キーを設けることなく、誤操作を無効化することができるため、製造コストの高騰や、動作条件設定用の表示画面の視認性の低下を招くことなく、設定値の数値を迅速かつ容易に任意の数値に変更して設定することができる。

0023

また、請求項4記載の測定装置によれば、処理部が、数値変更処理B後にM桁目の数を変更するダウン操作が行われ、その後にM桁目の数を変更するアップ操作が行われたときに、数値復元処理を実行することなく数値変更処理Cを実行することにより、数値復元処理を実行させたくないときに、下限値に変更される誤操作のときと同じ桁数のダウン操作を行うことで、その後にアップ操作を行ったときに、キー操作に応じた数値変更処理Cを実行させることができる。これにより、下限値に近い数値に変更したいときに、迅速かつ容易に任意の数値に変更することができる。

図面の簡単な説明

0024

測定装置1の構成図である。
動作条件設定画面10の一例を示す表示画面図である。
数値変更処理20のフローチャートである。
数値変更処理20におけるフラグセット時処理40のフローチャートである。
動作条件設定画面10の他の一例を示す表示画面図である。

実施例

0025

以下、測定装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。

0026

図1に示す測定装置1は、「測定装置」の一例であって、測定部2、操作部3、表示部4、制御部5および記憶部6を備えて構成されている。

0027

測定部2は、制御部5の制御に従って測定対象物理量(入力信号電気的パラメータ)を測定し、その測定値を制御部5に出力する測定処理を実行する。この場合、測定処理によって測定する物理量は、電流値電圧値抵抗値電力値位相、温度、湿度輝度(光度)、照度雨量および流量等の各種の「物理量」がこれに含まれる。操作部3は、「操作部」の一例であって、電源スイッチや、測定部2による測定処理の開始/停止を指示するスタートストップスイッチなどの機械的な操作スイッチ(操作キー:図示せず)に加え、表示部4の前面側に配設されたタッチパネル(図示せず)を備え、これらの操作に応じた操作信号を制御部5に出力する。表示部4は、制御部5の制御に従い、測定装置1の動作条件を設定するための動作条件設定画面10(図2,5参照)や、測定部2による測定処理の進行状態および測定結果を表示する測定処理画面(図示せず)などを表示する。

0028

この場合、動作条件設定画面10は、測定装置1の各種の動作条件を設定するための表示画面であって、一例として、図2に示すように、動作条件についての各種設定項目についての設定値(現時点における設定値)が表示される設定値表示領域11と、設定値表示領域11に表示されている設定値を確定させる機能が割り当てられた確定キー12とが表示される。この場合、同図の例では、設定値表示領域11内に、「設定項目α」との設定項についての設定値として、「7.46」とのN=3桁の数値と、設定値が電圧値であることを示す「V」との記号とが表示されている。なお、上記の「設定項目α」や、後述する「設定項目β」は、測定装置1における動作条件の設定処理に関する理解を容易とするために規定した仮想の設定項目であり、この測定装置1では、測定条件に関して設定すべき各種の設定項目や、測定結果等の表示および記録に関して設定すべき各種の設定項目の設定値のうちのN桁の数値を含む設定値について、以下に説明する「設定項目α」や「設定項目β」に関する設定値の設定方法と同様の手順で所望の値を設定することができるように構成されている。

0029

また、数値を含む設定値が設定値表示領域11に表示されている同図の動作条件設定画面10の例では、設定値表示領域11内の設定値における数値の各桁の数を変更するアップキー13u1〜13u3およびダウンキー13d1〜13d3の複数の操作キーと、設定値表示領域11内に表示されている設定値の数値をクリアする(「0.00」にする)クリアキー14とが設定値表示領域11と共に表示されている。なお、操作部3のタッチパネルの操作によって各種の操作を行うことができるように構成されている本例の測定装置1においては、例えば、動作条件設定画面10に表示されている確定キー12は、操作キーを模して描かれた疑似キー(擬似的な操作スイッチ)であり、実際には、確定キー12の表示部位上のタッチパネルに触れた際に、確定キー12に付与されている機能が実行される。しかしながら、以下の説明においては、測定装置1の操作方法についての理解を容易とするために、疑似キーの表示部位上のタッチパネルに触れる操作を「キー操作」という。

0030

また、アップキー13u1には、N=3桁の数値のうちの1桁目(最下位の桁)の数を1つ大きな数に変更する機能が割り当てられ、ダウンキー13d1には、N=3桁の数値のうちの1桁目(最下位の桁)の数を1つ小さな数に変更する機能が割り当てられ、アップキー13u2には、N=3桁の数値のうちのM=2桁目の数を1つ大きな数に変更する機能が割り当てられ、ダウンキー13d2には、N=3桁の数値のうちのM=2桁目の数を1つ小さな数に変更する機能が割り当てられ、アップキー13u3には、N=3桁の数値のうちのM=3桁目(最上位の桁)の数を1つ大きな数に変更する機能が割り当てられ、ダウンキー13d3には、N=3桁の数値のうちのM=3桁目(最上位の桁)の数を1つ小さな数に変更する機能が割り当てられている。したがって、本例では、アップキー13u1〜13u3のいずれか(以下、区別しないときには「アップキー13u」ともいう)に対するキー操作が「アップ操作」に相当し、かつダウンキー13d1〜13d3のいずれか(以下、区別しないときには「ダウンキー13d」ともいう)に対するキー操作が「ダウン操作」に相当する。

0031

制御部5は、測定装置1を総括的に制御する。具体的には、制御部5は、「処理部」に相当し、操作部3に対する変更操作に応じて動作条件についての各設定項目毎の設定値を変更すると共に、変更した設定値に基づいて動作条件データD1を生成する処理を実行する。なお、動作条件データD1については、具体的な例を挙げて後に詳細に説明する。また、制御部5は、生成した動作条件データD1に従って測定部2を制御して上記の測定処理を実行させると共に、測定部2から出力される測定値を記憶部6に順次記憶させ、かつその測定値に基づく測定結果を表示部4に表示させる(図示せず)。

0032

記憶部6は、制御部5の動作プログラムや、上記の動作条件データD1および測定部2から出力される測定値などを記憶する。また、記憶部6は、数値を含む設定値に関して、その設定値の数値として設定可能な数値範囲を特定可能な上限値および下限値を記録した設定可能数値範囲データD0を記憶する。この設定可能数値範囲データD0は、測定装置1の製造者(または、測定装置1の利用者)が任意に規定した数値範囲の上限値および下限値を記録して予め生成したものであり、一例として、「設定項目α」や、後述する「設定項目β」との設定項目の設定値としては、「0.00V」との下限値から「9.99V」との上限値までの数値範囲を設定可能であるとそれぞれ記録されている。

0033

この測定装置1による物理量の測定に際しては、まず、動作条件(測定部2による測定処理の条件)を設定する。具体的には、操作部3を操作して動作条件の設定開始を指示する。この際に、制御部5は、記憶部6に記憶されている動作プログラムに従い、動作条件設定画面10を表示部4に表示させる。次いで、動作条件設定画面10に表示されている複数の設定項目(図示せず)のなかから、前回使用時に設定されている設定値(または、初期値)の変更や、設定値の新規設定希望する設定項目を選択する。この際に、一例として、「設定項目α」との設定項目を選択することにより、図2に示すように、動作条件設定画面10内に設定値表示領域11や各キー12,13u,13d,14が表示される。

0034

また、数値を含む設定値の変更を行う本例において、制御部5は、動作条件設定画面10内への設定値表示領域11等の表示と共に、図3に示す数値変更処理20を開始する。この数値変更処理20では、制御部5は、まず、後述するように設定値を上限値または下限値に変更したときにセットする「フラグA」をクリアする(ステップ21)。次いで、制御部5は、キー操作の有無を監視する(ステップ22)。この場合、図2の例では、前回使用時(前回設定時)に既に設定した「7.46」とのN=3桁の数値を含む既設定値が設定値表示領域11に表示されている。この際に、「7.46V」との設定値を変更する必要がないとき(例えば、設定値を変更すべき設定項目として「設定項目α」を誤って選択してしまったとき)には、確定キー12を操作する。これに応じて、制御部5は、操作部3(タッチパネル)からの操作信号に基づいて確定操作が行われたと判別し(ステップ23)、その時点において設定値表示領域11に表示されている「7.46V」との設定値を「設定項目α」についての設定値として確定させ(ステップ24)、この数値変更処理20を終了する。

0035

また、「設定項目α」との設定項目を選択することで設定値表示領域11内に「7.46V」との既設定値が表示されている状態において、この設定値を「9.46V」に設定する(「9.46V」との設定値を設定する)際には、アップキー13u3を2回連続して操作する。この際に、アップキー13u3に対する1回目の操作時に、制御部5は、キー操作が行われ(ステップ22)、その操作がアップ操作であると判別する(ステップ23)。また、制御部5は、「フラグA」がセットされていない(クリアされている)と判別し(ステップ25a)、アップキー13u3の操作によって上限値以下の数値に変更可能か否かを判別する(ステップ26a)。

0036

この際に、「7.46V」との設定値が設定値表示領域11に表示されている状態における1回目のアップキー13u3の操作によって変更される「8.46V」との設定値は、「設定項目α」として変更可能な数値範囲の上限値である「9.99V」よりも小さな値(上限値以下の数値)となる。したがって、制御部5は、変更可能と判別し、アップキー13u3のキー操作に応じて、「7.46」とのN=3桁の数値のうちのM=3桁目の「7」との数を1つ大きな数の「8」に変更し(「第1の数値変更処理」の一例:ステップ27)、上記のステップ22に戻ってキー操作の有無を監視する。

0037

また、アップキー13u3に対する2回目の操作時に、制御部5は、アップ操作が行われ(ステップ22,23)、「フラグA」がセットされていないと判別し(ステップ25a)、アップキー13u3の操作によって上限値以下の数値に変更可能か否かを再び判別する(ステップ26a)。この際に、「8.46V」との設定値が設定値表示領域11に表示されている状態における2回目のアップキー13u3の操作によって変更される「9.46V」との設定値も、「設定項目α」として変更可能な数値範囲の上限値である「9.99V」よりも小さな値(上限値以下の数値)となる。したがって、制御部5は、変更可能と判別し、アップキー13u3のキー操作に応じて、「8.46」とのN=3桁の数値のうちのM=3桁目の「8」との数を1つ大きな数の「9」に変更し(「第1の数値変更処理」の他の一例:ステップ27)、上記のステップ22に戻ってキー操作の有無を監視する。

0038

これにより、「設定項目α」の設定値を所望の設定値に変更する操作が完了し、「9.46V」との設定値が設定値表示領域11に表示された状態となる。したがって、設定値が所望の値に変更されたのを確認した利用者は、確定キー12を操作する。これに応じて、制御部5は、操作部3(タッチパネル)からの操作信号に基づいて確定操作が行われたと判別し(ステップ23)、その時点において設定値表示領域11に表示されている「9.46V」との設定値を「設定項目α」についての設定値として確定させ(ステップ24)、この数値変更処理20を終了する。

0039

一方、上記のように「7.46V」との設定値を「9.46V」に変更するためにアップキー13u3を2回連続して操作すべきところ、操作を誤ってアップキー13u3を3回連続して操作してしまったときには、制御部5が、3回目の操作時に、アップ操作が行われ(ステップ22,23)、「フラグA」がセットされていないと判別し(ステップ25a)、アップキー13u3の操作によって上限値以下の数値に変更できないと判別する(ステップ26a)。具体的には、2回目のアップキー13u3の操作によって「9.46V」との設定値に変更されているときに、アップキー13u3によって数を変更するM=3桁目の数が「0」〜「9」の10種類の数のうちの最大の数である「9」となっており、このM=3桁目の数をそれ以上大きな数に変更することができない。

0040

したがって、制御部5は、動作プログラムに従い、まず、「フラグA」をセットし(ステップ28a)、キー操作によって変更を指示された「桁数B(この例では、M=3桁目)」を記憶部6に記憶されると共に(ステップ29a)、次のステップによって変更する以前の設定値(現時点の設定値)の「数値C(本例では、「9.46」との数値)」を記憶部6に記憶させる(ステップ30a)。次いで、制御部5は、「9.46」との数値を、上限値として規定されている「9.99V」との設定値の「9.99」との数値に変更し(「第2の数値変更処理」の一例:ステップ31a)、上記のステップ22に戻ってキー操作の有無を監視する。これにより、「9.99V」との設定値が設定値表示領域11に表示された状態となる。

0041

この場合、アップキー13u3を誤って3回操作した本例とは相違するが、例えば、「7.46V」との設定値を「9.98V」との設定値に変更するときには、上記のようにアップキー13u3を3回連続して操作することによって「7.46V」との設定値が「9.99V」に変更されるため、最下位の桁の数を「9」から「8」に変更するだけで、「9.98V」との設定値に変更することが可能となる。したがって、そのような設定を希望する場合には、極く短時間で設定値の変更作業を完了させることができる。また、「9.46V」との設定値に変更すべきところ、アップキー13u3を誤って3回操作することで「9.99V」に変更されてしまった本例においても、2桁目の数を「9」から「4」に変更するキー操作や、1桁目の数を「9」から「6」に変更するキー操作を行うことなく、直前の誤操作(3回目のアップキー13u3の操作)を無効とすることができる。

0042

具体的には、アップキー13u3の3回目の操作によって「9.46V」との設定値が「9.99V」に変更されてしまったときには、他のキー操作(他のスイッチ操作)を行う前に、ダウンキー13d3を1回操作する。この場合、出願人が開発した従来の測定装置と同様の装置においては、ダウンキー13d3を操作することで「9.99V」との設定値が「8.99V」に変更されてしまうが、本例の測定装置1では、3回目のアップキー13u3のキー操作に続いてダウンキー13d3が操作されたときに、制御部5が、ダウン操作が行われ(ステップ22,23)、「フラグA」がセットされていると判別し(ステップ25b)、図4に示すフラグセット時処理40を開始する。このフラグセット時処理40では、制御部5は、まず、このフラグセット時処理40の開始に先立って行われたキー操作(この例では、ダウンキー13d3の操作)が、そのキー操作の直前に変更を指示された「桁数B」の数(この例では、アップキー13u3のキー操作によって指示されたM=3桁目の数)を変更する指示であるか否かを判別する(ステップ41)。

0043

この際に、アップキー13u3に続いてダウンキー13d3が操作された本例とは相違するが、例えば、3回のアップキー13u3の操作によって変更された「9.99V」との設定値を「9.97V」との設定値に変更するために、3回目のアップキー13u3のキー操作に続いてダウンキー13d1が操作されたときに、制御部5は、直前の変更指示の対象である「桁数B」とは異なる桁の数を変更する指示であると判別し、キー操作に応じた数値の変更(この例では、「9.99」との数値の「9.98」との数値への変更)を行い(ステップ42)このフラグセット時処理40を終了して数値変更処理20のステップ21に戻る。

0044

この際には、ステップ21において「フラグA」がクリアされるため、「9.98」との数値を「9.97」に変更するためにアップキー13u1が再び操作されたときに、ダウン操作が行われたと判別され(ステップ22,23)、かつ「フラグA」がセットされていないと判別されると共に(ステップ25b)、下限値以上の数値に変更可能であると判別される結果(ステップ26b)、キー操作に応じて数値が変更されて(この例では、1桁目の「8」との数が「7」に変更されて:ステップ27)、「設定項目α」が「9.97V」との設定値に変更される。

0045

一方、3回目のアップキー13u3のキー操作に続いて他のキー操作が行われることなくダウンキー13d3が操作された本例では、制御部5は、直前のキー操作によって変更指示された「桁数B」の変更指示が行われたと判別し(ステップ41)、このフラグセット時処理40の開始に先立って行われたキー操作が、アップ操作後のダウン操作、およびダウン操作後のアップ操作のいずれかであるか否かを判別する(ステップ43)。この際に、アップ操作後のダウン操作が行われた本例では、制御部5は、直前に変更した数値(この例では、3回目のアップキー13u3の操作によって変更した「9.99」との数値)を、記憶部6に記憶させた「数値C」(この例では、「9.46」との数値)に復元し(「数値復元処理」の一例:ステップ44)、このフラグセット時処理40を終了して数値変更処理20のステップ21に戻る。

0046

これにより、3回目のアップキー13u3の操作によって「9.99V」との意図しない設定値(上限値)に変更されてしまったときに、ダウンキー13d3を1回操作することによって3回目のアップキー13u3の操作が無効となり、設定値表示領域11に「9.46V」との設定値が表示された状態となる。したがって、設定値が所望の値に復元されたのを確認した利用者は、確定キー12を操作する。これに応じて、制御部5は、操作部3(タッチパネル)からの操作信号に基づいて確定操作が行われたと判別し(ステップ23)、その時点において設定値表示領域11に表示されている「9.46V」との設定値を「設定項目α」についての設定値として確定させ(ステップ24)、この数値変更処理20を終了する。

0047

この場合、3回目のアップキー13u3のキー操作を無効とする上記の例とは相違するが、3回目のアップキー13u3の操作に続いて4回目のアップキー13u3が操作されて上記のフラグセット時処理40が開始されたときに(「第2の数値変更処理後にM桁目の数を変更するアップ操作が行われたとき」の一例)、制御部5は、上記のステップ43において、アップ操作後のダウン操作、およびダウン操作後のアップ操作ではない(アップ操作後のアップ操作である)と判別してフラグセット時処理40を終了する。

0048

この際には、数値変更処理20のステップ21において「フラグA」がクリアされるため、例えば、その後にダウンキー13d3が操作されたときに(「その後にM桁目の数を変更するダウン操作が行われたとき」の一例)、ダウン操作が行われたと判別し(ステップ22,23)、「フラグA」がセットされておらず(ステップ25b)、「9.99」との数値を下限値以上の数値に変更可能であると判別して(ステップ26b)、ダウンキー13d3のキー操作に応じて「9.99」との数値を「8.99」に変更し(「数値復元処理を実行することなく第3の数値変更処理を実行する」との処理の一例:ステップ27)、上記のステップ21に戻る。したがって、上記の各例とは異なるが、例えば、「設定項目α」の設定値における「7.46」との数値を「8.99」に変更する際には、アップキー13u3を3回連続して操作することで設定値の数値を一旦「9.99」に変更し、その後にアップキー13u3を再び操作することで「フラグA」をクリアした後に、他のキー操作を行うことなくダウンキー13d3を1回操作するだけで、「9.99」との数値を「8.99」との所望の数値に変更することができる。

0049

また、既設定値の数値を大きな数値に変更する例について説明したが、本例の測定装置1では、既設定値の数値を小さな数値に変更することもできる。具体的には、一例として、表示部4に動作条件設定画面10を表示させた状態において「設定項目β」との設定項目を選択することにより、図5に示すように、設定値表示領域11内に「2.64V」との既設定値が表示され、かつ数値変更処理20が開始されてステップ22のキー操作の有無が監視されている状態において、この設定値を「0.64V」に設定する(「0.64V」との設定値を設定する)際には、ダウンキー13d3を2回連続して操作する。

0050

この際に、制御部5は、ダウンキー13d3に対する1回目の操作時にダウン操作が行われたと判別すると共に(ステップ23)、「フラグA」がセットされておらず(クリアされている:ステップ25b)、かつダウンキー13d3の操作によって下限値以上の数値に変更可能と判別する(ステップ26b)。したがって、制御部5は、ダウンキー13d3のキー操作に応じて、「2.64」とのN=3桁の数値のうちのM=3桁目の「2」との数を1つ小さな数の「1」に変更し(「数値変更処理A」の一例:ステップ27)、上記のステップ22に戻ってキー操作の有無を監視する。

0051

また、ダウンキー13d3に対する2回目の操作時に、制御部5は、ダウン操作が行われ(ステップ22,23)、かつ「フラグA」がセットされていないと判別すると共に(ステップ25b)、ダウンキー13d3の操作によって下限値以上の数値に変更可能と判別する(ステップ26b)。この際には、ダウンキー13d3のキー操作に応じて、「1.64」とのN=3桁の数値のうちのM=3桁目の「1」との数を1つ小さな数の「0」に変更し(「数値変更処理A」の他の一例:ステップ27)、上記のステップ22に戻ってキー操作の有無を再び監視する。

0052

これにより、「設定項目β」の設定値を所望の設定値に変更する操作が完了し、「0.64V」との設定値が設定値表示領域11に表示された状態となる。したがって、設定値が所望の値に変更されたのを確認した利用者は、確定キー12を操作する。これに応じて、制御部5は、操作部3(タッチパネル)からの操作信号に基づいて確定操作が行われたと判別し(ステップ23)、その時点において設定値表示領域11に表示されている「0.64V」との設定値を「設定項目β」についての設定値として確定させ(ステップ24)、この数値変更処理20を終了する。

0053

一方、上記のように「2.64V」との設定値を「0.64V」に変更するためにダウンキー13d3を2回連続して操作すべきところ、操作を誤ってダウンキー13d3を3回連続して操作してしまったときには、制御部5が、3回目の操作時に、ダウン操作が行われ(ステップ22,23)、「フラグA」がセットされていないと判別し(ステップ25a)、ダウンキー13d3の操作によって下限値以上の数値に変更できないと判別する(ステップ26b)。具体的には、2回目のダウンキー13d3の操作によって「0.64V」との設定値に変更されているときに、ダウンキー13d3によって数を変更するM=3桁目の数が「0」〜「9」の10種類の数のうちの最小の数である「0」となっており、このM=3桁目の数をそれ以上小さな数に変更することができない。

0054

したがって、制御部5は、動作プログラムに従い、まず、「フラグA」をセットし(ステップ28b)、キー操作によって変更を指示された「桁数B(この例では、M=3桁目)」を記憶部6に記憶されると共に(ステップ29b)、次のステップによって変更する以前の設定値(現時点の設定値)の「数値C(本例では、「0.64」との数値)」を記憶部6に記憶させる(ステップ30b)。次いで、制御部5は、「0.64」との数値を、下限値として規定されている「0.00V」との設定値の「0.00」との数値に変更し(「数値変更処理B」の一例:ステップ31b)、上記のステップ22に戻ってキー操作の有無を監視する。これにより、「0.00V」との設定値が設定値表示領域11に表示された状態となる。

0055

この場合、ダウンキー13d3を誤って3回操作した本例とは相違するが、例えば、「2.64V」との設定値を「0.02V」との設定値に変更するときには、上記のようにダウンキー13d3を3回連続して操作することによって「2.64V」との設定値が「0.00V」に変更されるため、最下位の桁の数を「0」から「2」に変更するだけで、「0.02V」との設定値に変更することが可能となる。したがって、そのような設定を希望する場合には、極く短時間で設定値の変更作業を完了させることができる。また、「0.64V」との設定値に変更すべきところ、ダウンキー13d3を誤って3回操作することで「0.00V」に変更されてしまった本例においても、2桁目の数を「0」から「6」に変更するキー操作や、1桁目の数を「0」から「4」に変更するキー操作を行うことなく、直前の誤操作(3回目のダウンキー13d3の操作)を無効とすることができる。

0056

具体的には、ダウンキー13d3の3回目の操作によって「0.64V」との設定値が「0.00V」に変更されてしまったときには、他のキー操作(他のスイッチ操作)を行う前に、アップキー13u3を1回操作する。この場合、出願人が開発した従来の測定装置と同様の装置においては、アップキー13u3を操作することで「0.00V」との設定値が「1.00V」に変更されてしまうが、本例の測定装置1では、3回目のダウンキー13d3のキー操作に続いてアップキー13u3が操作されたときに、制御部5が、アップ操作が行われ(ステップ22,23)、「フラグA」がセットされていると判別し(ステップ25a)、前述したフラグセット時処理40を開始する。このフラグセット時処理40では、制御部5は、まず、このフラグセット時処理40の開始に先立って行われたキー操作(この例では、アップキー13u3の操作)が、そのキー操作の直前に変更を指示された「桁数B」の数(この例では、ダウンキー13d3のキー操作によって指示されたM=3桁目の数)を変更する指示であるか否かを判別する(ステップ41)。

0057

この際に、ダウンキー13d3に続いてアップキー13u3が操作された本例とは相違するが、例えば、3回のダウンキー13d3の操作によって変更された「0.00V」との設定値を「0.02V」との設定値に変更するために、3回目のダウンキー13d3のキー操作に続いてアップキー13u1が操作されたときに、制御部5は、直前の変更指示の対象である「桁数B」とは異なる桁の数を変更する指示であると判別し、キー操作に応じた数値の変更(この例では、「0.00」との数値の「0.01」との数値への変更)を行い(ステップ42)このフラグセット時処理40を終了して数値変更処理20のステップ21に戻る。

0058

この際には、ステップ21において「フラグA」がクリアされるため、「0.01」との数値を「0.02」に変更するためにアップキー13u1が再び操作されたときに、アップ操作が行われたと判別され(ステップ22,23)、かつ「フラグA」がセットされていないと判別されると共に(ステップ25a)、上限値以下の数値に変更可能であると判別される結果(ステップ26a)、キー操作に応じて数値が変更されて(この例では、1桁目の「1」との数が「2」に変更されて:ステップ27)、「設定項目β」が「0.02V」との設定値に変更される。

0059

一方、3回目のダウンキー13d3のキー操作に続いて他のキー操作が行われることなくアップキー13u3が操作された本例では、制御部5は、直前のキー操作によって変更指示された「桁数B」の変更指示が行われたと判別し(ステップ41)、このフラグセット時処理40の開始に先立って行われたキー操作が、アップ操作後のダウン操作、およびダウン操作後のアップ操作のいずれかであるか否かを判別する(ステップ43)。この際に、ダウン操作後のアップ操作が行われた本例では、制御部5は、直前に変更した数値(この例では、3回目のダウンキー13d3の操作によって変更した「0.00」との数値)を、記憶部6に記憶させた「数値C」(この例では、「0.64」との数値)に復元し(「数値復元処理」の一例:ステップ44)、このフラグセット時処理40を終了して数値変更処理20のステップ21に戻る。

0060

これにより、3回目のダウンキー13d3の操作によって「0.00V」との意図しない設定値(上限値)に変更されてしまったときに、アップキー13u3を1回操作することによって3回目のダウンキー13d3の操作が無効となり、設定値表示領域11に「0.64V」との設定値が表示された状態となる。したがって、設定値が所望の値に復元されたのを確認した利用者は、確定キー12を操作する。これに応じて、制御部5は、操作部3(タッチパネル)からの操作信号に基づいて確定操作が行われたと判別し(ステップ23)、その時点において設定値表示領域11に表示されている「0.64V」との設定値を「設定項目β」についての設定値として確定させ(ステップ24)、この数値変更処理20を終了する。

0061

この場合、3回目のダウンキー13d3のキー操作を無効とする上記の例とは相違するが、3回目のダウンキー13d3の操作に続いて4回目のダウンキー13d3が操作されて上記のフラグセット時処理40が開始されたときに(「数値変更処理Bの後にM桁目の数を変更するダウン操作が行われたとき」の一例)、制御部5は、上記のステップ43において、アップ操作後のダウン操作、およびダウン操作後のアップ操作ではない(ダウン操作後のダウン操作である)と判別してフラグセット時処理40を終了する。

0062

この際には、数値変更処理20のステップ21において「フラグA」がクリアされるため、例えば、その後にアップキー13u3が操作されたときに(「その後にM桁目の数を変更するアップ操作が行われたとき」の一例)、アップ操作が行われたと判別し(ステップ22,23)、「フラグA」がセットされておらず(ステップ25a)、「0.00」との数値を上限値以下の数値に変更可能であると判別して(ステップ26a)、アップキー13u3のキー操作に応じて「0.00」との数値を「1.00」に変更し(「数値復元処理を実行することなく数値変更処理Cを実行する」との処理の一例:ステップ27)、上記のステップ21に戻る。したがって、上記の各例とは異なるが、例えば、「設定項目β」の設定値における「2.64」との数値を「1.00」に変更する際には、ダウンキー13d3を3回連続して操作することで設定値の数値を一旦「0.00」に変更し、その後にダウンキー13d3を再び操作することで「フラグA」をクリアした後に、他のキー操作を行うことなくアップキー13u3を1回操作するだけで、「1.00」所望の数値に変更することができる。

0063

一方、上記した各設定例のように設定すべき(変更すべき)すべての設定項目についての設定値の設定が完了したときには、操作部3を操作して動作条件設定画面10を閉じる。この際に、制御部5は、設定された各設定値に基づいて新たな動作条件データD1を生成して記憶部6に記憶させる。これにより、動作条件(測定条件)についての設定作業が完了する。

0064

このように、この測定装置1では、制御部5が、設定値におけるN桁の数値のうちのM桁目の数を変更するアップ操作が行われたときに、M桁目の数を1つ大きな数に変更することでN桁の数値を上限値以下の数値に変更可能か否かを判別し(数値変更処理20のステップ26a)、上限値以下の数値に変更可能なときにはN桁の数値におけるM桁目を1つ大きな数に変更する「第1の数値変更処理」を実行し(ステップ27)、上限値以下の数値に変更できないときにはN桁の数値を上限値に変更する「第2の数値変更処理」を実行し(ステップ31a)、かつ「第2の数値変更処理」後に他のキー操作が行われることなくM桁目の数を変更するダウン操作が行われたときにN桁の数値を「第2の数値変更処理」前の数値に復元する「数値復元処理」を実行する(フラグセット時処理40のステップ44)。

0065

したがって、この測定装置1によれば、所望する数値が上限値に近いときに、必要最低限のアップ操作を行うだけで「第2の数値変更処理」が実行されて変更中の数値を所望の数値に近い上限値に変更することができるだけでなく、誤操作に起因して数値が上限値に変更されてしまったとしても、誤操作したアップキー13uと同じ桁数を変更するダウンキー13dを操作することで「数値復元処理」が実行されて直前の操作(誤操作)が無効化され、上限値に変更される以前に数値に復元することができる。このため、UNDO機能を割り当てた専用の操作キーを設けることなく、誤操作を無効化することができるため、製造コストの高騰や、動作条件設定画面10の視認性の低下を招くことなく、設定値の数値を迅速かつ容易に任意の数値に変更して設定することができる。

0066

また、この測定装置1によれば、制御部5が、「第2の数値変更処理」後に他のキー操作が行われることなくM桁目の数を変更するアップ操作が行われ、その後にM桁目の数を変更するダウン操作が行われたときに、「数値復元処理」を実行することなく「第3の数値変更処理」を実行することにより、「数値復元処理」を実行させたくないときに、上限値に変更される誤操作のときと同じ桁数のアップ操作を行うことで、その後にダウン操作を行ったときに、キー操作に応じた「第3の数値変更処理」を実行させることができる。これにより、上限値に近い数値に変更したいときに、迅速かつ容易に任意の数値に変更することができる。

0067

また、この測定装置1では、制御部5が、設定値におけるN桁の数値のうちのM桁目の数を変更するダウン操作が行われたときに、M桁目の数を1つ小さな数に変更することでN桁の数値を下限値以上の数値に変更可能か否かを判別し(数値変更処理20のステップ26b)、下限値以上の数値に変更可能なときにはN桁の数値におけるM桁目を1つ小さな数に変更する「数値変更処理A」を実行し(ステップ27)、下限値以上の数値に変更できないときにはN桁の数値を下限値に変更する「数値変更処理B」を実行し(ステップ31b)、かつ「数値変更処理B」後に他のキー操作が行われることなくM桁目の数を変更するアップ操作が行われたときにN桁の数値を「数値変更処理B」前の数値に復元する「数値復元処理」を実行する(フラグセット時処理40のステップ44)。

0068

したがって、この測定装置1によれば、所望する数値が下限値に近いときに、必要最低限のダウン操作を行うだけで「数値変更処理B」が実行されて変更中の数値を所望の数値に近い下限値に変更することができだけでなく、誤操作に起因して数値が下限値に変更されてしまったとしても、誤操作したダウンキー13dと同じ桁数を変更するアップキー13uを操作することで「数値復元処理」が実行されて直前の操作(誤操作)が無効化され、下限値に変更される以前に数値に復元することができる。このため、UNDO機能を割り当てた専用の操作キーを設けることなく、誤操作を無効化することができるため、製造コストの高騰や、動作条件設定画面10の視認性の低下を招くことなく、設定値の数値を迅速かつ容易に任意の数値に変更して設定することができる。

0069

また、この測定装置1によれば、制御部5が、「数値変更処理B」後に他のキー操作が行われることなくM桁目の数を変更するダウン操作が行われ、その後にM桁目の数を変更するアップ操作が行われたときに、「数値復元処理」を実行することなく「数値変更処理C」を実行することにより、「数値復元処理」を実行させたくないときに、下限値に変更される誤操作のときと同じ桁数のダウン操作を行うことで、その後にアップ操作を行ったときに、キー操作に応じた「数値変更処理C」を実行させることができる。これにより、下限値に近い数値に変更したいときに、迅速かつ容易に任意の数値に変更することができる。

0070

なお、「測定装置」の構成は、上記の測定装置1の構成に限定されない。具体的には、「測定装置」の構成に関する理解を容易とするために、N=3桁の数を設定する例について説明したが、N=2桁の数値や、N=4桁以上の数を変更する場合にも、上記の各例示と同様にして所望の数値に変更操作することができる。また、上限値として「9.99」との数値が規定され、下限値として「0.00」との数値が規定された例について説明したが、上限値や下限値は、上記の例に限定されず、任意の数値を予め規定しておくことができる。さらに、タッチパネルを有する測定部2を備えて、疑似キーであるアップキー13u1〜13u3やダウンキー13d1〜13d3を操作する構成を例に挙げて説明したが、このような構成に代えて、アップ操作やダウン操作を行う機械的な操作スイッチを設けることもできる。

0071

また、設定値のN=3桁の数値の各桁の数をそれぞれ変更するアップキー13u1〜13u3およびダウンキー13d1〜13d3を備えた構成(各桁毎に別個のアップキー13uおよびダウンキー13dをそれぞれ備えた構成)を例に挙げて説明したが、「操作部」の構成はこれに限定されず、一例として、1組みのアップキー13uおよびダウンキー13dと、N桁の数のうちのいずれの桁の数を変更するかを指定する桁指定キー(例えば、「←(左)キー」および「→(右)キー」などのカーソルキー)を備えて「操作部」を構成し、桁指定キーによって任意の桁を指定した後にアップキー13uおよびダウンキー13dのいずれかを操作することで指定した桁の数を任意の数に変更可能に構成することもできる。このような構成においては、桁指定キーによる任意の桁の指定後に行うアップキー13uがアップ操作に相当し、桁指定キーによる任意の桁の指定後に行うダウンキー13dがダウン操作に相当する。このような構成を採用した場合においても、上記の測定装置1と同様の効果を奏することができる。

0072

さらに、条件を満たす操作が行われたときに設定値を上限値に変更する(第2の数値変更処理)と共に、条件を満たす操作が行われたときに設定値を下限値に変更する(数値変更処理B)構成の測定装置1を例に挙げて説明したが、「第2の数値変更処理」および「数値変更処理B」のいずれか一方だけを実行する構成(「第2の数値変更処理」および「数値変更処理B」のいずれか一方を実行しない構成)を採用することもできる。

0073

具体的には、N桁の数値のうちのM桁目の数を変更するアップ操作が行われ、その際に、M桁目の数を1つ大きな数に変更することでN桁の数値を上限値以下の数値に変更できないときにはN桁の数値を上限値に変更する「第2の数値変更処理」を実行する構成において、N桁の数値のうちのM桁目の数を変更するダウン操作が行われ、その際に、M桁目の数を1つ小さな数に変更することでN桁の数値を下限値以上の数値に変更できなくてもN桁の数値を下限値に変更する「数値変更処理B」を実行しないように構成することができる。また、N桁の数値のうちのM桁目の数を変更するダウン操作が行われ、その際に、M桁目の数を1つ小さな数に変更することでN桁の数値を下限値以上の数値に変更できないときにはN桁の数値を下限値に変更する「数値変更処理B」を実行する構成において、N桁の数値のうちのM桁目の数を変更するアップ操作が行われ、その際に、M桁目の数を1つ大きな数に変更することでN桁の数値を上限値以下の数値に変更できなくてもN桁の数値を上限値に変更する「第2の数値変更処理」を実行しないように構成することもできる。

0074

また、数値変更処理20におけるフラグセット時処理40においてアップ操作後のアップ操作が行われたときに(ステップ43)、ステップ21に戻って「フラグA」をクリアすることで、その後に同じ「桁数B」についてのダウン操作が行われたときに(ステップ23)、「フラグA」がセットされていないと判別して(ステップ25b)キー操作に応じた数値の変更を行い(ステップ27)、数値変更処理20におけるフラグセット時処理40においてダウン操作後のダウン操作が行われたときに(ステップ43)、ステップ21に戻って「フラグA」をクリアすることで、その後に同じ「桁数B」についてのアップ操作が行われたときに(ステップ23)、「フラグA」がセットされていないと判別して(ステップ25a)キー操作に応じた数値の変更を行う例(ステップ27)について説明したが、上記のステップ43においてアップ操作後のアップ操作や、ダウン操作後のダウン操作が行われたと半別したときに「フラグA」をクリアしない構成、すなわち、「第2の数値変更処理」の後にM桁目の数を変更するアップ操作が行われたとしても、その後にM桁目の数を変更するダウン操作が行われたときに「数値復元処理」を実行する構成や、「数値変更処理B」の後にM桁目の数を変更するダウン操作が行われたとしても、その後にM桁目の数を変更するアップ操作が行われたときに「数値復元処理」を実行する構成を採用することもできる。

0075

そのような構成を採用した場合には、アップ操作後のアップ操作に続いてダウン操作が行われたときに「数値復元処理」が実行されると共に、ダウン操作後のダウン操作に続いてアップ操作が行われたときに「数値復元処理」が実行される。したがって、そのような構成を採用した場合には、設定値の数値が上限値に変更された後にアップ操作を2回以上連続して実行した後であっても、その後にダウン操作を行うことにより、上限値に変更される以前の数値に変更することができ、設定値の数値が下限値に変更された後にダウン操作を2回以上連続して実行した後であっても、その後にアップ操作を行うことにより、下限値に変更される以前の数値に変更することができる。

0076

1測定装置
2測定部
3 操作部
4 表示部
5 制御部
6 記憶部
10動作条件設定画面
11設定値表示領域
12確定キー
13u1〜13u3アップキー
13d1〜13d3ダウンキー
14クリアキー
20数値変更処理
40フラグセット時処理
D0設定可能数値範囲データ
D1 動作条件データ

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