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技術 加熱調理器

出願人 シャープ株式会社
発明者 冨重薫田中稔内山昌也熊田祐士
出願日 2013年9月19日 (6年9ヶ月経過) 出願番号 2013-194336
公開日 2015年3月30日 (5年2ヶ月経過) 公開番号 2015-058207
状態 特許登録済
技術分野 ストーブまたはレンジの細部1 加熱調理器
主要キーワード 攪拌ユニット 加熱シーケンス 攪拌制御 加熱設定 攪拌アーム 高熱伝導部材 耐熱樹脂製 回転ユニット
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年3月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

調理器が備える各機能の有効活用が図れると共に、ユーザーの利便性を向上できる加熱調理器を提供する。

解決手段

加熱部(41)により被加熱物を加熱して調理を行うときの加熱設定条件が複数記憶された記憶部(100c)と、記憶部(100c)に記憶された複数の加熱設定条件のいずれかに基づいて被加熱物の加熱を行うように、加熱部51を制御する加熱制御部(100a)と、加熱制御部(100a)により記憶部(100c)に記憶された工場出荷時の加熱設定条件に基づく加熱調理が繰り返し連続して行われた回数カウントするカウンタ(100e)と、カウンタ(100e)によりカウントされた回数が予め設定された回数以上になったとき、記憶部(100c)に記憶された工場出荷時の加熱設定条件とは異なる他の加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知する報知部(54)とを備える。

概要

背景

従来、加熱調理器としては、機能を設定する操作において、状況に応じた適切な音声報知を行うものがある(例えば、特開2006−345970号公報(特許文献1)参照)。

上記加熱調理器では、各機能の設定状況を表示手段に表示し、各機能の設定状況や次に設定操作すべき内容などを音声により報知することにより、快適で確実な設定操作を実現している。

概要

調理器が備える各機能の有効活用がれると共に、ユーザーの利便性を向上できる加熱調理器を提供する。加熱部(41)により被加熱物を加熱して調理を行うときの加熱設定条件が複数記憶された記憶部(100c)と、記憶部(100c)に記憶された複数の加熱設定条件のいずれかに基づいて被加熱物の加熱を行うように、加熱部51を制御する加熱制御部(100a)と、加熱制御部(100a)により記憶部(100c)に記憶された工場出荷時の加熱設定条件に基づく加熱調理が繰り返し連続して行われた回数カウントするカウンタ(100e)と、カウンタ(100e)によりカウントされた回数が予め設定された回数以上になったとき、記憶部(100c)に記憶された工場出荷時の加熱設定条件とは異なる他の加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知する報知部(54)とを備える。

目的

この発明の課題は、工場出荷時の加熱設定条件で加熱調理を続けることがないように、ユーザーに他の加熱設定条件での加熱調理もあることを報知することによって、調理器が備える各機能の有効活用が図れると共に、ユーザーの利便性を向上できる加熱調理器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

被加熱物を加熱する加熱部と、上記加熱部により上記被加熱物を加熱して調理を行うときの加熱設定条件が複数記憶され、上記複数の加熱設定条件のうちの1つが工場出荷時の加熱設定条件として設定された記憶部と、上記記憶部に記憶された上記複数の加熱設定条件のいずれかに基づいて上記被加熱物の加熱を行うように、上記加熱部を制御する加熱制御部と、上記加熱制御部により上記記憶部に記憶された上記工場出荷時の加熱設定条件に基づく加熱調理が繰り返し連続して行われた回数カウントするカウンタと、上記カウンタによりカウントされた回数が予め設定された回数以上になったとき、上記記憶部に記憶された上記工場出荷時の加熱設定条件とは異なる他の加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザー報知する報知部とを備えたことを特徴とする加熱調理器

請求項2

請求項1に記載の加熱調理器において、上記記憶部に記憶された上記複数の加熱設定条件は、上記被加熱物に対する炊き方の条件であることを特徴とする加熱調理器。

請求項3

請求項1または2に記載の加熱調理器において、上記加熱制御部による上記被加熱物の加熱調理をユーザーの操作により開始するための操作部を備え、上記報知部は、上記カウンタによりカウントされた回数が予め設定された回数以上になり、かつ、上記加熱調理を開始するためにユーザーが上記被加熱物の加熱調理を開始するために上記操作部を操作したとき、上記工場出荷時の加熱設定条件とは異なる加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知することを特徴とする加熱調理器。

請求項4

請求項1から3までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、上記加熱部により上記被加熱物の加熱するための容器または加熱室と、上記容器または上記加熱室を開閉する蓋体または扉と、上記蓋体または上記扉の開閉を検出する開閉検出部とを備え、上記報知部は、上記カウンタによりカウントされた回数が予め設定された回数以上になり、かつ、上記開閉検出部が上記蓋体または上記扉が閉状態から開状態になったことを検出したとき、上記工場出荷時の加熱設定条件とは異なる加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知することを特徴とする加熱調理器。

技術分野

0001

この発明は、加熱調理器に関する。

背景技術

0002

従来、加熱調理器としては、機能を設定する操作において、状況に応じた適切な音声報知を行うものがある(例えば、特開2006−345970号公報(特許文献1)参照)。

0003

上記加熱調理器では、各機能の設定状況を表示手段に表示し、各機能の設定状況や次に設定操作すべき内容などを音声により報知することにより、快適で確実な設定操作を実現している。

先行技術

0004

特開2006−345970号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記従来の加熱調理器では、音声ガイダンスにより各機能の設定の操作性をサポートするものである。このような加熱調理器では、音声ガスダンスに従って多くの炊飯メニューを選択可能であるにも関わらず、工場出荷時の加熱設定条件のままで使い続けて、それ以外の加熱設定条件のメニューは使用しないような傾向のユーザーは、他に多くの炊飯メニューを使用しないので、調理器が備える各機能を有効に活用していないという問題がある。

0006

そこで、この発明の課題は、工場出荷時の加熱設定条件で加熱調理を続けることがないように、ユーザーに他の加熱設定条件での加熱調理もあることを報知することによって、調理器が備える各機能の有効活用が図れると共に、ユーザーの利便性を向上できる加熱調理器を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
被加熱物を加熱する加熱部と、
上記加熱部により上記被加熱物を加熱して調理を行うときの加熱設定条件が複数記憶され、上記複数の加熱設定条件のうちの1つが工場出荷時の加熱設定条件として設定された記憶部と、
上記記憶部に記憶された上記複数の加熱設定条件のいずれかに基づいて上記被加熱物の加熱を行うように、上記加熱部を制御する加熱制御部と、
上記加熱制御部により上記記憶部に記憶された上記工場出荷時の加熱設定条件に基づく加熱調理が繰り返し連続して行われた回数カウントするカウンタと、
上記カウンタによりカウントされた回数が予め設定された回数以上になったとき、上記記憶部に記憶された上記工場出荷時の加熱設定条件とは異なる他の加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知する報知部と
を備えたことを特徴とする。

0008

また、一実施形態の加熱調理器では、
上記記憶部に記憶された上記複数の加熱設定条件は、上記被加熱物に対する炊き方の条件である。

0009

また、一実施形態の加熱調理器では、
上記加熱制御部による上記被加熱物の加熱調理をユーザーの操作により開始するための操作部を有し、
上記報知部は、上記カウンタによりカウントされた回数が予め設定された回数以上になり、かつ、上記加熱調理を開始するためにユーザーが上記被加熱物の加熱調理を開始するために上記操作部を操作したとき、上記工場出荷時の加熱設定条件とは異なる加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知する。

0010

また、一実施形態の加熱調理器では、
上記加熱部により上記被加熱物の加熱するための容器または加熱室と、
上記容器または上記加熱室を開閉する蓋体または扉と、
上記蓋体または上記扉の開閉を検出する開閉検出部と
を備え、
上記報知部は、上記カウンタによりカウントされた回数が予め設定された回数以上になり、かつ、上記開閉検出部が上記蓋体または上記扉が閉状態から開状態になったことを検出したとき、上記工場出荷時の加熱設定条件とは異なる加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知する。

発明の効果

0011

上より明らかなように、この発明によれば、工場出荷時の加熱設定条件で加熱調理を続けることがないように、ユーザーに他の加熱設定条件での加熱調理もあることを報知することによって、調理器が備える各機能の有効活用が図れると共に、ユーザーの利便性を向上できる加熱調理器を実現することができる。

図面の簡単な説明

0012

図1はこの発明の実施の一形態の加熱調理器の一例としての炊飯器の斜視図である。
図2は上記炊飯器の蓋体を開いた状態の斜視図である。
図3は上記炊飯器の蓋体の上面図である。
図4図3に示す蓋体の要部の拡大図である。
図5は上記炊飯器の制御ブロック図である。
図6は上記炊飯器の液晶表示部の表示画面を示す図である。
図7は上記炊飯器の工場出荷時の加熱設定条件における液晶表示部の表示画面を示す図である。

実施例

0013

以下、この発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。

0014

図1はこの発明の実施の一形態の加熱調理器の一例としての炊飯器の斜視図を示している。

0015

この実施の形態の炊飯器は、図1に示すように、炊飯器本体1と、炊飯器本体1の上部に開閉自在に取り付けられた蓋体2とを備えている。炊飯器本体1は、前面側に設けられた表示操作部5と、前面側かつ上側に設けられたフックボタン6と、後面側かつ下側に接続された電源コード7とを有する。また、蓋体2の後面側に蒸気口2aを設けている。表示操作部5は、液晶表示部3と操作部の一例としての操作ボタン群4で構成され、この表示操作部5により調理メニュー調理状況などの表示とボタン操作が可能である。

0016

また、図2は上記炊飯器の蓋体2を開いた状態の斜視図を示している。

0017

上記炊飯器は、図2に示すように、炊飯器本体1内に収納された容器の一例としての内鍋10を備え、この内鍋10を覆うように蓋体2が閉じられる。

0018

上記内鍋10は、例えばアルミニウムなどの高熱伝導部材で形成され、その外面に加熱効率を向上させる例えばステンレス等の磁性体を貼り付ける一方、内面に被加熱物の付着を防ぐためのフッ素樹脂コーティングしている。

0019

また、上記蓋体2は、炊飯器本体1に回動自在に支持された外蓋21と、その外蓋21の内鍋10側に着脱自在に取り付けられた内蓋22とを備えている。この内蓋22の外周に環状の耐熱ゴム製のパッキン23を着脱自在に取り付けている。蓋体2が閉じられたときにパッキン23が内鍋10に密着して、内鍋10と内蓋22との間をシールする。また、内蓋22には、蒸気排出口(図示せず)が設けられている。

0020

また、炊飯器本体1の上面の前部には被係止部8を設けている。この被係止部8には、蓋体2の下面の前部に設けられた係止部25が解除可能に係止する。また、炊飯器本体1内には、蓋体2をロックするロック機構9を設けている。このロック機構9が蓋体2をロックしていないときには、フックボタン6を押すと、被係止部8が後方に移動して、被係止部8に対する係止部25の係止は解除される。一方、ロック機構9が蓋体2をロックしているときは、フックボタン6を押しても、被係止部8が後方に移動せず、被係止部8に対する係止部25の係止は解除されない。

0021

また、外蓋21内の右側後部に駆動モータ24を配置すると共に、外蓋21の中央部内に連結部(図示せず)を配置している。この連結部20は、駆動モータ24が発生した回転駆動力を、プーリ(図示せず)やベルト(図示せず)を介して受けて回転する。

0022

また、上記内蓋22の内鍋10側に、耐熱樹脂製攪拌ユニット11を回転自在に取り付けている。この攪拌ユニット11は、ひょうたんを扁平にした形状の回転体12と、その回転体12の両側に配置された第1,第2の攪拌アーム13A,13Bを有している。この第1,第2の攪拌アーム13A,13Bの一端を上下方向に回動自在に回転体12の両端に夫々取り付けている。また、攪拌ユニット11の回転体12内には、第1,第2の攪拌アーム13A,13Bを回動させるための駆動機構(図3に示す)が設けられている。

0023

上記攪拌ユニット11と連結部20と駆動モータ24で攪拌部を構成している。

0024

また、図3は上記炊飯器の蓋体2の上面図を示し、図4図3に示す蓋体2の要部の拡大図を示している。

0025

図3,図4において、蓋体2に設けられた液晶表示部3の近傍に、図1に示す操作ボタン群4として、炊飯スタートボタン41、洗米ボタン42、予約ボタン43、保温取消ボタン44、炊飯選択ボタン45、お料理選択ボタン46、もどるボタン47(「<」)、すすむボタン48(「>」)、聞いてボタン49を配置している。

0026

上記の聞いてボタン49は、炊飯終了時や保温切りの操作後またはお料理メニューの調理が終了した後に蓋体2を開閉したとき、メニュー提案、健康サポート、使いこなしサポートについて音声出力の用意があるときに点滅するので、ユーザーは必要なら、聞いてボタン49を操作することにより、メニュー提案、健康サポート、使いこなしサポートについて聞くことができる。

0027

図5は上記炊飯器の制御ブロック図を示しており、この炊飯器は、図5に示すように、マイクロコンピュータおよび入出力回路などからなる制御装置100を備えている。この制御装置100は、内鍋温度センサ52,室内温度センサ53からの信号が入力されると共に、表示操作部5と、ロック機構9と、駆動モータ24と、加熱部の一例としてのヒータ51を駆動するための加熱回路50と、報知部の一例としての音声出力部54とが接続されている。

0028

上記制御装置100は、内鍋温度センサ52により検出された内鍋10の温度および室内温度センサ53により検出された室内温度に基づいてヒータ51を制御する加熱制御部100aと、攪拌部(攪拌ユニット11,連結部20,駆動モータ24)の回転動作を制御する攪拌制御部100bと、複数の加熱設定条件などを記憶する記憶部100cと、複数の加熱設定条件のうちのいずれか1つを選択するための加熱条件選択部100dと、カウンタ100eと、カレンダ機能付きの時計部100fとを有する。

0029

上記記憶部100cには、次の図6で説明する炊飯コース(お米の種類と炊き方と食感を含む)およびお料理コースの複数のメニューに対応する加熱設定条件が記憶されている。

0030

図6は上記炊飯器の液晶表示部3の表示画面を示している。図6では、液晶表示部3が表示可能な文字および図を全て図示している。

0031

上記液晶表示部3は、お米の種類表示部101、炊き方表示部102、お料理コース表示部103、マイメニュー表示部104、食感表示部105、時間表示部106、内部状態表示部107を有している。

0032

このお米の種類表示部101は、「白米」、「無洗米」、「玄米」、「発芽玄米」および「分づき米」のうちの一つを表示する。

0033

また、炊き方表示部102は、「ごはん」、「極上」、「おいそぎ」、「炊込み」、「極美がゆ」、「おかゆ」、「新米」、「すしめし」、「エコ炊飯」および「胚芽」のうちの一つを表示する。

0034

また、お料理コース表示部103は、「煮物」、「シチュー」、「蒸し物」および「お菓子」のうちの一つを表示する。

0035

また、食感表示部105は、「しゃきり」、「ふつう」および「もっちり」のうちの一つを必要に応じて表示する。

0036

上記お米の種類表示部101と炊き方表示部102と食感表示部105で炊飯コースを表示する。

0037

上記お米の種類表示部101、炊き方表示部102、お料理コース表示部103、マイメニュー表示部104、食感表示部105の表示は、操作ボタン群4(図1に示す)の操作に応じて変化する。

0038

また、時間表示部106の表示は、時計部100fの計時または調理工程の経過に伴って変化する。さらに、内部状態表示部107の表示は、回転体12および第1,第2の攪拌アーム13A,13Bの状態に応じて変化する。

0039

図7に炊飯器の工場出荷時の加熱設定条件における液晶表示部3の表示画面を示している。図7では、お米の種類表示部101の「白米」が表示され、炊き方表示部102の「エコ炊飯」が表示されると共に、時間表示部106に現在時刻が表示されている。

0040

ここで、「エコ炊飯」とは、攪拌ユニット11の回転による攪拌動作をせず、消費電力を抑えた加熱設定条件で加熱シーケンスを実行する炊飯である。

0041

上記構成の炊飯器において、工場出荷時の状態(記憶部100cに記憶された複数の加熱設定条件のいずれかをユーザーが一度も選択していない場合)のままで、ユーザーが表示操作部5のスタートボタンを押すと、記憶部100cに記憶された工場出荷時の加熱設定条件(炊飯コースが「白米」で炊き方が「エコ炊飯」)で米と水の混合物を加熱して炊飯調理することになる。

0042

そうして、上記記憶部100cに記憶された工場出荷時の加熱設定条件に基づく加熱調理が加熱制御部100aにより繰り返し連続して行われた回数をカウンタ100eによりカウントする。

0043

上記カウンタ100eによりカウントされた回数が予め設定された回数以上になったとき、音声出力部54(報知部)によって、記憶部100cに記憶された工場出荷時の加熱設定条件とは異なる他の加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知する。

0044

例えば、この実施の形態の炊飯器では、工場出荷時の加熱設定条件が「白米」の「エコ炊飯」であるが、異なる他の加熱設定条件として、おいしく炊き上げたいときの「ごはん」、じっくり時間をかけておいしく炊くときの「極上」などの回転ユニット11を用いた炊き方コースを提案する。このとき、音声出力部54から「かいてんユニットのコースをお試しくださいね。」の音声を出力する。

0045

これにより、ユーザーは、他の加熱設定条件での加熱調理もあることを認知して、工場出荷時の加熱設定条件のままで繰り返し連続して行っていた加熱調理を改めることが可能になる。

0046

なお、工場出荷時の加熱設定条件から米の種類や炊き方,食感のいずれかを一旦変更すれば、工場出荷時の加熱設定条件に基づく加熱調理カウンタ100eによるカウント処理は行われなくなる。

0047

このように、工場出荷時の加熱設定条件で加熱調理を続けることがないように、ユーザーに他の加熱設定条件での加熱調理もあることを報知することによって、ユーザーは操作ボタン群4(図1に示す)を操作して、上述の提案された炊き方コースを選択したり他の炊き方コースを選択したりすることが可能になる。

0048

したがって、上記炊飯器によれば、炊飯器が備える各機能の有効活用が図れると共に、ユーザーの利便性を向上できる。

0049

また、上記記憶部100cに記憶された複数の加熱設定条件が、被加熱物に対する炊き方の条件であるので、異なる炊き方を提案することが可能になり、加熱設定条件を工夫した様々なメニューの加熱調理に対応できる。

0050

また、上記カウンタ100eによりカウントされた回数が予め設定された回数以上になり、かつ、加熱調理を開始するためにユーザーが被加熱物の加熱調理を開始するために操作ボタン群4(操作部)を操作したとき、音声出力部54(報知部)は、工場出荷時の加熱設定条件とは異なる加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知する。すなわち、加熱調理の開始時にスタートボタン41を操作したとき、加熱調理を開始せずにまず上記提案を行った後、そのまま加熱調理を開始するか、または、提案された加熱設定条件で加熱調理を行うかを選択する機会が得られ、利便性がより向上する。

0051

また、上記蓋体2の開閉を検出する開閉検出部の一例としての開閉センサ55(図5に示す)を設けて、カウンタ100eによりカウントされた回数が予め設定された回数以上になり、かつ、蓋体2が閉状態から開状態になったことを開閉センサ55(開閉検出部)が検出したとき、音声出力部54(報知部)は、工場出荷時の加熱設定条件とは異なる加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知するようにしてもよい。この場合、加熱調理をするために蓋体2を開いたとき、ユーザーが上記提案を受けて、そのまま加熱調理を開始するか、または、提案された加熱設定条件で加熱調理を行うかを選択する機会が得られ、利便性がより向上する。

0052

なお、炊飯器の蓋体2の開閉を検出する開閉検出部としての開閉センサ55を設けたが、加熱部により被加熱物の加熱するための加熱室を備えた加熱調理器では、開閉検出部は、加熱室を開閉する扉の開閉を検出する。

0053

以下、この発明の第2の実施形態の加熱調理器を以下に説明する。
<旬の食材によるメニュー提案>
炊飯運転を行っていない状態において、聞いてボタン49(図3,図4に示す)を押したとき、時計部100fのカレンダ機能を用いて、該当する期間(季節)に合った複数のメニューからランダムに選択したものを音声出力部54により音声出力して、ユーザーに提案する。

0054

例えば、一例として、次のようなものがある。
[ 3月1日〜 4月31日] 『新たまねぎがおいしい季節ですね。次は肉じゃがを作ってみませんか。』
[ 4月1日〜 5月31日] 『山菜がおいしい季節ですね。次は山菜おこわを作ってみませんか。』
[10月1日〜11月30日] 『さつまいもがおいしい季節ですね。次はさつまいもご飯を作ってみませんか。』

0055

以下、この発明の第3の実施形態の加熱調理器を以下に説明する。
<祭事のおすすめメニュー提案>
炊飯運転を行っていない状態において、聞いてボタン49(図3,図4に示す)を押したとき、時計部100fのカレンダ機能を用いて、祭事の条件に合致したものを複数のメニューからランダムに選択したものを音声出力部54により音声出力して、ユーザーに提案する。

0056

例えば、一例として、次のようなものがある。
[ 1月7 日] 『きょうは1月7日。に優しい七草を作ってみませんか。』
[12月17日〜12月23日] 『もうすぐクリスマス。いちごを飾ったスポンジケーキを作ってみませんか。』

0057

以下、この発明の第4の実施形態の加熱調理器を以下に説明する。
時間帯によるおすすめメニュー提案>
炊飯運転を行っていない状態において、時計部100fの計時機能を用いて、時間帯の条件に合致したものを複数のメニューからランダムに選択したものを音声出力部54により音声を出力して、ユーザーに提案する。

0058

例えば、一例として、時刻が午後9時〜午前0時の時間帯に、聞いてボタン49(図3,図4に示す)を押したとき、または、蓋体2を開けたとき、以下のメッセージを音声出力部54により音声出力して、ユーザーに提案する。
『夜遅いので、胃に優しいおかゆを作ってみませんか。』

0059

第2〜第4の実施の形態では、日付や時刻に応じて様々なメニューの提案を行ったが、室内温度センサ53により検出された室内温度や湿度センサにより検出された室内の湿度に応じて、適切なメニューの提案を行ってもよい。また、加熱調理の履歴に基づいて、調理の頻度が少ないメニューかまたは全く行っていないメニューの提案を行ってもよいし、調理回数の多いメニューとは異なるカテゴリのメニューの提案を行ってもよく、日付や時刻の条件と組み合わせて提案するメニューを決定してもよい。

0060

また、<使いこなしサポート>の一例として、次のようなものがある。

0061

炊飯運転を行っていない状態において、食感を「ふつう」、「しゃっきり」にしていて蓋体2を開いたとき、以下のメッセージを音声出力部54により音声出力して、ユーザーに提案する。
『食感調整でもっちり食感も試してみてね。冷めてもおいしいお弁当用ご飯にも合いますよ。』

0062

炊飯運転を行っていない状態において、食感を「ふつう」、「もっちり」にしていて蓋体2を開いたとき、以下のメッセージを音声出力部54により音声出力して、ユーザーに提案する。
『食感調整でしゃきり食感も試してみてね。カレー丼物にも合いますよ。』

0063

上記実施の形態では、加熱調理器としての炊飯器について説明したが、加熱調理器はこれに限らず、攪拌機能を有しない炊飯器などの他の構成の加熱調理器にこの発明を適用してもよい。

0064

また、上記実施の形態では、報知部としての音声出力部54を備えた炊飯器について説明したが、報知部はこれに限らず、表示部を用いて、記憶部に記憶された工場出荷時の加熱設定条件とは異なる他の加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知するようにしてもよい。

0065

この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。

0066

この発明の加熱調理器は、
被加熱物を加熱する加熱部51と、
上記加熱部51により上記被加熱物を加熱して調理を行うときの加熱設定条件が複数記憶され、上記複数の加熱設定条件のうちの1つが工場出荷時の加熱設定条件として設定された記憶部100cと、
上記記憶部100cに記憶された上記複数の加熱設定条件のいずれかに基づいて上記被加熱物の加熱を行うように、上記加熱部51を制御する加熱制御部100aと、
上記加熱制御部100aにより上記記憶部100cに記憶された上記工場出荷時の加熱設定条件に基づく加熱調理が繰り返し連続して行われた回数をカウントするカウンタ100eと、
上記カウンタ100eによりカウントされた回数が予め設定された回数以上になったとき、上記記憶部100cに記憶された上記工場出荷時の加熱設定条件とは異なる他の加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知する報知部54と
を備えたことを特徴とする。

0067

上記報知部54は、液晶表示装置などを用いた表示部であってもよいし、音声を出力する音声出力部であってもよい。

0068

上記構成によれば、記憶部100cに記憶された工場出荷時の加熱設定条件に基づく加熱調理が加熱制御部100aにより繰り返し連続して行われた回数をカウンタ100eによりカウントし、そのカウンタ100eによりカウントされた回数が予め設定された回数以上になったとき、報知部54によって、記憶部100cに記憶された工場出荷時の加熱設定条件とは異なる他の加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知する。これにより、ユーザーは、他の加熱設定条件での加熱調理もあることを認知して、工場出荷時の加熱設定条件のままで繰り返し連続して行っていた加熱調理を改めることが可能になる。

0069

このように、工場出荷時の加熱設定条件で加熱調理を続けることがないように、ユーザーに他の加熱設定条件での加熱調理もあることを報知することによって、調理器が備える各機能の有効活用が図れると共に、ユーザーの利便性を向上できる。

0070

また、一実施形態の加熱調理器では、
上記記憶部100cに記憶された上記複数の加熱設定条件は、上記被加熱物に対する炊き方の条件である。

0071

上記実施形態によれば、記憶部100cに記憶された複数の加熱設定条件を、被加熱物に対する炊き方の条件とすることで、異なる炊き方を提案することが可能になり、加熱設定条件を工夫した様々なメニューの加熱調理に対応できる。

0072

また、一実施形態の加熱調理器では、
上記加熱制御部100aによる上記被加熱物の加熱調理をユーザーの操作により開始するための操作部4を有し、
上記報知部54は、上記カウンタ100eによりカウントされた回数が予め設定された回数以上になり、かつ、上記加熱調理を開始するためにユーザーが上記被加熱物の加熱調理を開始するために上記操作部4を操作したとき、上記工場出荷時の加熱設定条件とは異なる加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知する。

0073

上記実施形態によれば、カウンタ100eによりカウントされた回数が予め設定された回数以上になり、かつ、加熱調理を開始するためにユーザーが被加熱物の加熱調理を開始するために操作部4を操作したとき、報知部54は、工場出荷時の加熱設定条件とは異なる加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知するので、例えば加熱調理の開始時にスタートボタンを操作したとき、加熱調理を開始せずにまず上記提案を行った後、そのまま加熱調理を開始するか、または、提案された加熱設定条件で加熱調理を行うかを選択する機会が得られ、利便性がより向上する。

0074

また、一実施形態の加熱調理器では、
上記加熱部51により上記被加熱物の加熱するための容器または加熱室と、
上記容器または上記加熱室を開閉する蓋体2または扉と、
上記蓋体2または上記扉の開閉を検出する開閉検出部55と
を備え、
上記報知部54は、上記カウンタ100eによりカウントされた回数が予め設定された回数以上になり、かつ、上記開閉検出部55が上記蓋体2または上記扉が閉状態から開状態になったことを検出したとき、上記工場出荷時の加熱設定条件とは異なる加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知する。

0075

上記実施形態によれば、カウンタ100eによりカウントされた回数が予め設定された回数以上になり、かつ、蓋体2(または扉)が閉状態から開状態になったことを開閉検出部55が検出したとき、報知部54は、工場出荷時の加熱設定条件とは異なる加熱設定条件での加熱調理を勧める提案をユーザーに報知するので、例えば加熱調理をするために蓋体2(または扉)を開いたとき、ユーザーが上記提案を受けて、そのまま加熱調理を開始するか、または、提案された加熱設定条件で加熱調理を行うかを選択する機会が得られ、利便性がより向上する。

0076

1…炊飯器本体
2…蓋体
3…液晶表示部
4…操作ボタン群
5…表示操作部
6…フックボタン
7…電源コード
8…被係止部
9…ロック機構
10…内鍋
11…攪拌ユニット
12…回転体
13A,13B…第1,第2の攪拌アーム
15…軸部
20…連結部
21…外蓋
22…内蓋
23…パッキン
24…駆動モータ
25…係止部
41…炊飯スタートボタン
42…洗米ボタン
43…予約ボタン
44…保温/取消ボタン
45…炊飯選択ボタン
46…お料理選択ボタン
47…もどるボタン
48…すすむボタン
49…聞いてボタン
50…加熱回路
51…ヒータ
52…内鍋温度センサ
53…室内温度センサ
54…音声出力部
55…開閉センサ
100…制御装置
100a…加熱制御部
100b…攪拌制御部
100c…記憶部
100d…加熱設定条件選択
100e…カウンタ
100f…時計部
101…お米の種類表示部
102…炊き方表示部
103…お料理コース表示部
104…マイメニュー表示部
105…食感表示部
106…時間表示部
107…内部状態表示部

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