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図面 (20)

課題

出力毎の蓄積設定の変更を容易に行うことができる出力システム端末装置プログラム及び出力方法を提供することを課題とする。

解決手段

端末装置、出力装置及び情報処理装置ネットワークを介して接続される出力システムであって、受け付け出力対象データ出力要求に基づきユーザに機能を選択させる機能選択画面を表示し、機能を選択させる選択受付手段と、ユーザが選択した機能に応じて出力対象データから変換する出力データの蓄積方式及び蓄積先を決定する決定手段と、決定した出力データの蓄積方式に基づいて変換された出力データと出力要求とを決定した出力データ及び出力要求の蓄積先に送信して蓄積させる蓄積制御手段と、出力装置が出力データ及び出力要求の蓄積先に出力データ及び出力要求の取得を要求し、蓄積先から出力データ及び出力要求を取得して出力データを出力する出力制御手段と、を有することにより、上記課題を解決する。

概要

背景

印刷装置側から印刷対象データの指定を行い、指定に基づく印刷対象データ或いは印刷対象データに基づく印刷ジョブを、通信回線を介して印刷装置側に取り込んで印刷出力を行う、所謂プルプリントシステムは従来から知られている(例えば特許文献1参照)。

概要

出力毎の蓄積設定の変更を容易に行うことができる出力システム端末装置プログラム及び出力方法を提供することを課題とする。端末装置、出力装置及び情報処理装置ネットワークを介して接続される出力システムであって、受け付け出力対象データ出力要求に基づきユーザに機能を選択させる機能選択画面を表示し、機能を選択させる選択受付手段と、ユーザが選択した機能に応じて出力対象データから変換する出力データの蓄積方式及び蓄積先を決定する決定手段と、決定した出力データの蓄積方式に基づいて変換された出力データと出力要求とを決定した出力データ及び出力要求の蓄積先に送信して蓄積させる蓄積制御手段と、出力装置が出力データ及び出力要求の蓄積先に出力データ及び出力要求の取得を要求し、蓄積先から出力データ及び出力要求を取得して出力データを出力する出力制御手段と、を有することにより、上記課題を解決する。

目的

本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、出力毎の蓄積設定の変更を容易に行わせることができる出力システム、端末装置、プログラム及び出力方法を提供する

効果

実績

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請求項1

端末装置出力装置及び一台以上の情報処理装置ネットワークを介して接続される出力システムであって、ユーザから受け付け出力対象データ出力要求に基づき、ユーザに機能を選択させる機能選択画面を表示し、前記ユーザに機能を選択させる選択受付手段と、前記ユーザが選択した機能に応じて、前記出力対象データから変換する出力データの蓄積方式及び蓄積先を決定する決定手段と、決定した前記出力データの蓄積方式に基づいて前記出力対象データから変換された出力データと、前記出力要求とを、決定した前記出力データ及び前記出力要求の蓄積先に送信して蓄積させる蓄積制御手段と、前記出力装置が前記出力データ及び前記出力要求の蓄積先に前記出力データ及び前記出力要求の取得を要求し、前記出力データ及び前記出力要求の蓄積先から前記出力データ及び前記出力要求を取得して前記出力データを出力する出力制御手段と、を有する出力システム。

請求項2

前記ユーザが前記機能選択画面から、前記出力対象データを代理ユーザに出力させる代理出力の機能を選択した場合に、前記ユーザに紐付く代理ユーザを選択して、前記出力要求に代理ユーザの情報を付加する代理出力制御手段、を更に有し、前記決定手段は前記ユーザが前記代理出力の機能を選択した場合に、前記出力データの蓄積方式として前記出力装置に依存する形式の出力データの蓄積を決定すると共に、前記出力データ及び前記出力要求の蓄積先として前記情報処理装置を決定することを特徴とする請求項1記載の出力システム。

請求項3

前記ユーザが前記機能選択画面から、前記端末装置に前記出力データを蓄積させる機能を選択した場合に、前記決定手段は、前記出力データの蓄積方式として前記出力装置に依存しない形式の出力データの蓄積を決定すると共に、前記出力データの蓄積先として前記端末装置を決定することを特徴とする請求項1又は2記載の出力システム。

請求項4

前記ユーザが前記機能選択画面から、前記出力データを出力する前記出力装置を指定する機能を選択した場合に、前記決定手段は、前記出力データの蓄積方式として前記出力装置に依存する形式の出力データの蓄積を決定すると共に、前記出力データ及び前記出力要求の蓄積先として前記出力装置を決定することを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の出力システム。

請求項5

前記ユーザが前記機能選択画面から、前記出力装置から前記出力データを出力するときの速度を優先する機能を選択した場合に、前記決定手段は、前記出力データの蓄積方式として前記出力装置に依存する形式の出力データの蓄積を決定することを特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の出力システム。

請求項6

前記ユーザが前記機能選択画面から、前記出力データの蓄積先を指定する機能を選択した場合に、前記決定手段は、前記ユーザによる前記出力データの蓄積先の指定に応じて前記出力要求の蓄積先を決定することを特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の出力システム。

請求項7

前記選択受付手段は所定のプリンタドライバを選択した出力の要求をアプリケーションプログラムから受信したときに前記機能選択画面を表示し、前記ユーザに機能を選択させることを特徴とする請求項1乃至6何れか一項記載の出力システム。

請求項8

出力装置及び一台以上の情報処理装置と通信可能な端末装置であって、ユーザから受け付けた出力対象データの出力要求に基づき、ユーザに機能を選択させる機能選択画面を表示し、前記ユーザに機能を選択させる選択受付手段と、前記ユーザが選択した機能に応じて、前記出力対象データから変換する出力データの蓄積方式及び蓄積先を決定する決定手段と、決定した前記出力データの蓄積方式に基づいて前記出力対象データから変換された出力データと、前記出力要求とを、決定した前記出力データ及び前記出力要求の蓄積先に送信して蓄積させる蓄積制御手段と、を有する端末装置。

請求項9

出力装置及び一台以上の情報処理装置と通信可能な端末装置を、ユーザから受け付けた出力対象データの出力要求に基づき、ユーザに機能を選択させる機能選択画面を表示し、前記ユーザに機能を選択させる選択受付手段、前記ユーザが選択した機能に応じて、前記出力対象データから変換する出力データの蓄積方式及び蓄積先を決定する決定手段、決定した前記出力データの蓄積方式に基づいて前記出力対象データから変換された出力データと、前記出力要求とを、決定した前記出力データ及び前記出力要求の蓄積先に送信して蓄積させる蓄積制御手段、として機能させるためのプログラム

請求項10

端末装置、出力装置及び一台以上の情報処理装置がネットワークを介して接続される出力システムにおいて実行される出力方法であって、ユーザから受け付けた出力対象データの出力要求に基づき、ユーザに機能を選択させる機能選択画面を表示し、前記ユーザに機能を選択させる選択受付ステップと、前記ユーザが選択した機能に応じて、前記出力対象データから変換する出力データの蓄積方式及び蓄積先を決定する決定ステップと、決定した前記出力データの蓄積方式に基づいて前記出力対象データから変換された出力データと、前記出力要求とを、決定した前記出力データ及び前記出力要求の蓄積先に送信して蓄積させる蓄積制御ステップと、前記出力装置が前記出力データ及び前記出力要求の蓄積先に前記出力データ及び前記出力要求の取得を要求し、前記出力データ及び前記出力要求の蓄積先から前記出力データ及び前記出力要求を取得して前記出力データを出力する出力制御ステップと、を有する出力方法。

技術分野

0001

本発明は、出力システム端末装置プログラム及び出力方法に関する。

背景技術

0002

印刷装置側から印刷対象データの指定を行い、指定に基づく印刷対象データ或いは印刷対象データに基づく印刷ジョブを、通信回線を介して印刷装置側に取り込んで印刷出力を行う、所謂プルプリントシステムは従来から知られている(例えば特許文献1参照)。

発明が解決しようとする課題

0003

プルプリントシステムはユーザがアプリケーションプログラムからプリンタドライバを選択して印刷を要求することで、印刷ジョブを蓄積先蓄積する場合がある。印刷ジョブの蓄積先は例えばプリンタドライバの蓄積設定によって決定される。したがって、プルプリントシステムにおいて印刷毎に蓄積設定を変更したい場合は、ユーザが印刷の内容等を考慮してプリンタドライバの蓄積設定を変更しなければならず、手間が掛かるという問題があった。

0004

なお、このような問題はプルプリントシステム等の印刷システムに限らず、ユーザが蓄積先に蓄積したジョブプロジェクタモニタなどの出力装置から出力する出力システムにおいても同様に存在する。

0005

本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、出力毎の蓄積設定の変更を容易に行わせることができる出力システム、端末装置、プログラム及び出力方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するため、本願請求項1は、端末装置、出力装置及び一台以上の情報処理装置ネットワークを介して接続される出力システムであって、ユーザから受け付け出力対象データ出力要求に基づき、ユーザに機能を選択させる機能選択画面を表示し、前記ユーザに機能を選択させる選択受付手段と、前記ユーザが選択した機能に応じて、前記出力対象データから変換する出力データの蓄積方式及び蓄積先を決定する決定手段と、決定した前記出力データの蓄積方式に基づいて前記出力対象データから変換された出力データと、前記出力要求とを、決定した前記出力データ及び前記出力要求の蓄積先に送信して蓄積させる蓄積制御手段と、前記出力装置が前記出力データ及び前記出力要求の蓄積先に前記出力データ及び前記出力要求の取得を要求し、前記出力データ及び前記出力要求の蓄積先から前記出力データ及び前記出力要求を取得して前記出力データを出力する出力制御手段と、を有することを特徴とする。

発明の効果

0007

本発明によれば出力毎の蓄積設定の変更を容易に行わせることができる。

図面の簡単な説明

0008

本実施形態に係る印刷システムの一例の構成図である。
本実施形態に係るコンピュータシステムの一例のハードウェア構成図である。
本実施形態に係るクライアント端末の一例の処理ブロック図である。
印刷フロープラグインの一例の処理ブロック図である。
ジョブ蓄積プラグインの一例の処理ブロック図である。
代理印刷プラグインの一例の処理ブロック図である。
印刷ジョブ情報の一例の構成図である。
代理ユーザ情報の一例の構成図である。
印刷設定画面の一例のイメージ図である。
印刷ジョブ蓄積処理の一例のフローチャートである。
機能選択画面の一例のイメージ図である。
印刷ジョブ出力処理の一例のフローチャートである。
印刷ジョブ出力処理の他の例のフローチャートである。
印刷ジョブ情報一覧画面の一例のイメージ図である。
印刷設定変更画面の一例のイメージ図である。
印刷ジョブ蓄積処理の他の例のフローチャートである。
機能選択画面の他の例のイメージ図である。
印刷ジョブ出力処理の他の例のフローチャートである。
印刷ジョブ出力処理の他の例のフローチャートである。
印刷設定変更画面の他の例のイメージ図である。

実施例

0009

次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、本実施形態では出力システムの一例としての印刷システムを例として説明するが、印刷システムに限定するものではない。出力システムは投影システムや表示システムの他、蓄積先に蓄積してあるジョブを出力するシステムであればよい。
[第1の実施形態]
システム構成
図1は、本実施形態に係る印刷システムの一例の構成図である。図1の印刷システム1はLANなどのネットワークN1を介して接続された管理者端末11、アプリケーションサーバ装置12、認証サーバ装置13、印刷サーバ装置14、クライアント端末16、共有の出力装置17を有する。また、印刷システム1はクライアント端末16と接続されたローカルの出力装置15を有する。

0010

管理者端末11、アプリケーションサーバ装置12、認証サーバ装置13、印刷サーバ装置14、ローカルの出力装置15、クライアント端末16、共有の出力装置17は無線又は有線による通信手段を有している。

0011

図1では管理者端末11、アプリケーションサーバ装置12、認証サーバ装置13、印刷サーバ装置14、ローカルの出力装置15、クライアント端末16、共有の出力装置17が1台である例を示しているが、複数台あってもよい。

0012

管理者端末11は管理者が利用するPC等の情報処理装置(コンピュータシステム)である。管理者端末11は管理者からの要求に基づき、各ユーザのクライアント端末16に対する設定等を行うことができる。

0013

アプリケーションサーバ装置12は一台以上の情報処理装置によって実現される。アプリケーションサーバ装置12はクライアント端末16に配布する印刷アプリケーションソフトウェア等のアプリケーションソフトウェアや該アプリケーションソフトウェアに関する設定データである印刷設定データ等を保有している。アプリケーションサーバ装置12は保有している印刷アプリケーションソフトウェアや印刷設定データをクライアント端末16に配布する。

0014

認証サーバ装置13は一台以上の情報処理装置によって実現される。認証サーバ装置13はユーザ情報を保有し、出力装置17等からの要求に基づき認証を行う。印刷サーバ装置14は一台以上の情報処理装置によって実現される。印刷サーバ装置14は印刷データや印刷ジョブ情報を保有している。印刷サーバ装置14は出力装置17等からの要求に基づき、印刷データや印刷ジョブ情報を出力装置17等に送信する。

0015

出力装置15は有線や無線通信でクライアント端末16に直接接続されるプリンタ等の画像形成装置等である。出力装置15はプリンタ、コピー機複合機レーザプリンタなどの画像形成装置の他、プロジェクタやモニタなどの表示出力を実行する投影装置表示装置オーディオなどの音声データを出力する音声出力装置等であってもよい。

0016

クライアント端末16はユーザが利用するPC等の情報処理装置である。クライアント端末16はスマートフォン携帯電話、PCなどの端末装置である。出力装置17は有線や無線通信でネットワークN1に接続されるプリンタ等の画像形成装置等である。出力装置17は、プリンタ、コピー機、複合機、レーザプリンタなどの画像形成装置の他、プロジェクタやモニタなどの表示出力を実行する投影装置や表示装置等、オーディオなどの音声データを出力する音声出力装置であってもよい。

0017

なお、図1の印刷システム1は一例であり、管理者端末11、アプリケーションサーバ装置12が無い構成であってもよい。

0018

<ハードウェア構成>
図1の管理者端末11、アプリケーションサーバ装置12、認証サーバ装置13、印刷サーバ装置14、クライアント端末16は、図2に示すハードウェア構成のコンピュータシステム等により実現される。図2は、本実施形態に係るコンピュータシステムの一例のハードウェア構成図である。

0019

図2に示したコンピュータシステム100は、入力装置101、表示装置102、外部I/F103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、通信I/F107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置101及び表示装置102は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。

0020

入力装置101はキーボードマウスなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102はディスプレイなどを含み、コンピュータシステム100による処理結果を表示する。

0021

通信I/F107はコンピュータシステム100をネットワークN1等に接続するインタフェースである。これにより、コンピュータシステム100は通信I/F107を介してデータ通信を行うことができる。

0022

HDD108はプログラムやデータを格納している不揮発性記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、例えばコンピュータシステム100全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)や、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。HDD108は格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDB(データベース)により管理している。

0023

外部I/F103は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体103aなどがある。これにより、コンピュータシステム100は外部I/F103を介して記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体103aにはフレキシブルディスク、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカードUSBメモリ(Universal Serial Bus memory)などがある。

0024

ROM105は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、コンピュータシステム100の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。

0025

CPU106は、ROM105やHDD108などの記憶装置からプログラムやデータをRAM104上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータシステム100全体の制御や機能を実現する演算装置である。

0026

本実施形態に係る管理者端末11、アプリケーションサーバ装置12、認証サーバ装置13、印刷サーバ装置14、クライアント端末16は、上記したコンピュータシステム100のハードウェア構成により後述するような各種処理を実現できる。

0027

ソフトウェア構成
《クライアント端末》
本実施形態に係るクライアント端末16は、例えば図3に示す処理ブロックにより実現される。図3は本実施形態に係るクライアント端末の一例の処理ブロック図である。

0028

クライアント端末16はプログラムを実行することにより、文書作成アプリケーション21、仮想プリンタドライバ22、実プリンタドライバ23、プラグイン24、プラットフォームAPI25、プラットフォーム26、記憶部27を実現している。

0029

プラグイン24は印刷フロープラグイン31、ジョブ蓄積プラグイン32、代理印刷プラグイン33を有する。プラットフォーム26は表示制御(UI制御)部41、設定部42、通信部43を有する。

0030

文書作成アプリケーション21はユーザから印刷の要求を受け付けるアプリケーションの一例である。文書作成アプリケーション21は一例であって、ユーザから印刷等の出力の要求を受け付けるアプリケーションであればよい。

0031

仮想プリンタドライバ22はアプリケーションデータを機種依存しない中間印刷データに変換して出力するプリンタドライバである。なお、中間印刷データは、出力装置17等の機種に依存しない印刷データである。XPS(XML Paper Specification)形式のデータは中間印刷データの一例である。また、アプリケーションデータは出力対象データの一例である。

0032

実プリンタドライバ23はアプリケーションデータ又は中間印刷データを出力装置15又は出力装置17が印刷できる形式の実印刷データに変換して出力するプリンタドライバである。RAW形式のデータは、実印刷データの一例である。

0033

プラグイン24はプラットフォーム26上で動作するソフトウェアである。プラグイン24はプラットフォームAPI25を利用することで、プラットフォーム26の機能を利用できる。

0034

プラグイン24の印刷フロープラグイン31は印刷フロー制御を行う。ジョブ蓄積プラグイン32は印刷ジョブの蓄積、管理を行う。代理印刷プラグイン33は代理印刷に関する処理を行う。

0035

プラットフォームAPI25はプラグイン24が、プラットフォーム26の機能を利用するためのインタフェースである。プラットフォームAPI25はプラグイン24からの要求をプラットフォーム26が受信するために設けられた予め定義されたインタフェースであり、例えば関数クラス等により構成される。

0036

プラットフォーム26の表示制御部41は例えば文書作成アプリケーション21やプラグイン24等からの要求に基づいて表示装置102の表示を制御する。設定部42はプラグイン24の設定を行う。通信部43は印刷サーバ装置14等との通信を実行する。記憶部27は設定等を記憶する。

0037

クライアント端末16はプラグイン24が共通に利用する機能をプラットフォーム26に集約することで、処理を集約している。なお、図3の処理ブロック図の分類形態は一例であり、図3に示されるような階層で分類されていることは必須でない。

0038

また、各プラグインは、例えば、アプリケーションサーバ装置12からインストールすることが可能であり、各プラグインに関する設定データも同様にインストールすることが可能である。さらに、プラグインは、管理者やユーザが所望するものを適宜インストールして使用することが出来るため、クライアント端末16は必ずしも印刷フロープラグイン31、ジョブ蓄積プラグイン32、代理印刷プラグイン33の全てを備えていなければならないわけではない。

0039

《印刷フロープラグイン》
クライアント端末16の印刷フロープラグイン31は例えば図4に示す処理ブロックで実現される。図4は印刷フロープラグインの一例の処理ブロック図である。

0040

図4の印刷フロープラグイン31は、印刷フロー制御部51、機能選択部52、表示部53、印刷フロー設定記憶部54を有する。印刷フロー制御部51は印刷フローの実行を制御する。機能選択部52は印刷時の機能選択を行う。表示部53は後述の機能選択画面を表示装置102等に表示させる。印刷フロー設定記憶部54は印刷フローの設定を記憶する。

0041

《ジョブ蓄積プラグイン》
クライアント端末16のジョブ蓄積プラグイン32は例えば図5に示す処理ブロックで実現される。図5はジョブ蓄積プラグインの一例の処理ブロック図である。図5に示したジョブ蓄積プラグイン32は、印刷ジョブ蓄積部61、印刷ジョブ管理部62、サーバ接続部63、印刷ジョブ情報記憶部64、印刷データ記憶部65を有している。

0042

印刷ジョブ蓄積部61は印刷ジョブの蓄積を行う。印刷ジョブ管理部62は印刷ジョブの管理を行う。サーバ接続部63は認証サーバ装置13や印刷サーバ装置14などとの接続を行う。印刷ジョブ情報記憶部64は印刷ジョブに関する情報である印刷ジョブ情報を記憶する。印刷データ記憶部65は印刷ジョブのデータの実体(中間印刷データ、実印刷データなど)を記憶する。

0043

《代理印刷プラグイン》
クライアント端末16の代理印刷プラグイン33は例えば図6に示す処理ブロックで実現される。図6は代理印刷プラグインの一例の処理ブロック図である。図6に示した代理印刷プラグイン33は、ユーザ情報付加部71、代理ユーザ管理部72、サーバ接続部73、代理ユーザ情報記憶部74を有している。

0044

ユーザ情報付加部71は、印刷ジョブ情報に代理ユーザIDなどの代理ユーザ情報を付加する。代理ユーザ管理部72は代理ユーザ情報を管理する。サーバ接続部73は、認証サーバ装置13などとの接続を行う。代理ユーザ情報記憶部74は代理ユーザに関する情報である代理ユーザ情報を記憶する。

0045

《印刷ジョブ情報》
図7は印刷ジョブ情報の一例の構成図である。印刷ジョブ情報は、ジョブID、ジョブ名、蓄積先、蓄積形式、ユーザID、代理ユーザIDなどのデータ項目を有している。

0046

ジョブIDは印刷ジョブの識別情報である。ジョブ名は印刷ジョブの名前である。蓄積先は中間印刷データ又は実印刷データが蓄積されている場所を示している。例えば蓄積先が「Server01」である場合、中間印刷データ又は実印刷データは印刷サーバ装置14に蓄積されている。

0047

蓄積先が「Client01」又は「Client02」である場合、中間印刷データ又は実印刷データは「Client01」又は「Client02」により特定されるクライアント端末16に蓄積されている。例えば出力装置17は図7に示す印刷ジョブ情報に従って、実印刷データの要求先を制御する。

0048

蓄積形式は蓄積先に蓄積されている印刷データの形式を示している。例えば図7の印刷ジョブ情報では蓄積形式が「XPS」である場合、蓄積先に中間印刷データが蓄積されていることを示し、蓄積形式が「PCL」である場合、蓄積先に実印刷データが蓄積されていることを示す。

0049

なお、中間印刷データとはフォーマットに関する共通仕様が一般に公開され、かつ、再編集が容易な形式の印刷データである。また、中間印刷データのデータ形式はXPS(XML Paper Specification)に限らない。例えば中間印刷データのデータ形式はPDF(Portable Document Format)等であってもよい。

0050

一方、実印刷データとは印刷装置に依存したPDL(Page Description Language)の印刷データである。実印刷データのデータ形式はPCL(Printer Cotrol Language)に限らない。例えば実印刷データのデータ形式はPS(Post Script)等であってもよい。

0051

ユーザIDは印刷データのオーナを示すユーザ識別情報である。代理ユーザIDは印刷ジョブを印刷できる代理ユーザのユーザIDである。例えばユーザID「11」のユーザがログインした場合、出力装置17の操作パネル等の表示装置にはユーザID「11」のユーザがオーナであるジョブID「4」の印刷ジョブと代理ユーザとして設定されているジョブID「2」の印刷ジョブとが表示される。

0052

《代理ユーザ情報》
図8は代理ユーザ情報の一例の構成図である。代理ユーザ情報は、ユーザID及び代理ユーザIDを紐付ける情報である。例えば図8の代理ユーザ情報は、ユーザID「1」のユーザの代理ユーザとしてユーザID「11」及び「12」のユーザが設定されている。

0053

<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係る印刷システム1の処理の詳細について説明する。

0054

《印刷ジョブ蓄積処理》
例えばユーザは文書作成アプリケーション21を操作して図9のような印刷設定画面1000を開き、仮想プリンタドライバ22を選択して印刷を要求することで、印刷ジョブ蓄積処理を開始できる。

0055

図9は印刷設定画面の一例のイメージ図である。ユーザは印刷設定画面1000のプリンタ選択欄1001から仮想プリンタドライバ22を選択できる。なお、ユーザは印刷設定画面1000のプリンタ選択欄1001から、ローカルの出力装置15に直接、印刷を実行させる実プリンタドライバ23を選択することもできる。

0056

また、ユーザは印刷設定画面1000から印刷部数を指定できる。さらに、ユーザは印刷設定画面1000の「プロパティ」ボタン1002を押下することで詳細な印刷設定を行う画面を開き、両面/片面などの印刷面の設定やカラー白黒などのカラーモードの設定、2in1などの集約の設定を行うことができる。そして、ユーザは印刷設定画面1000の「OK」ボタン1003を押下することで印刷を要求できる。

0057

ユーザが仮想プリンタドライバ22を選択して印刷を要求すると、クライアント端末16は図10に示すような印刷ジョブ蓄積処理を開始する。図10は印刷ジョブ蓄積処理の一例のフローチャートである。

0058

テップS1において、文書作成アプリケーション21は印刷イベントを仮想プリンタドライバ22に送信する。仮想プリンタドライバ22は印刷フロープラグイン31の印刷フロー制御部51に印刷イベントを送信する。また、仮想プリンタドライバ22はアプリケーションデータを中間印刷データに変換する。

0059

ステップS2において、印刷フロー制御部51は仮想プリンタドライバ22からの印刷イベントに基づき、表示部53に機能選択画面を表示させる。図11は機能選択画面の一例のイメージ図である。

0060

機能選択画面1010は「このPCにジョブを保存する」機能、「代理ユーザに印刷させる」機能、指定したプリンタに印刷する」機能、から一つの機能をユーザに選択させる場合の例である。

0061

ステップS3において、ユーザは機能選択画面1010から「このPCにジョブを保存する」機能、「代理ユーザに印刷させる」機能、「指定したプリンタに印刷する」機能、から一つの機能を選択する。印刷フロープラグイン31の機能選択部52は機能選択画面1010からユーザが選択した機能を判定する。

0062

ユーザが選択した機能が「代理ユーザに印刷させる」機能であれば、機能選択部52は代理印刷が選択されたと判定する。また、ユーザが選択した機能が「代理ユーザに印刷させる」機能でなければ、機能選択部52はステップS8において、ユーザが選択した機能が「指定したプリンタに印刷する」機能であるか「このPCにジョブを保存する」機能であるか判定する。

0063

代理印刷が選択されたと判定すると、代理印刷プラグイン33のユーザ情報付加部71はステップS4において、印刷を要求したユーザ(以下、印刷要求ユーザと呼ぶ)と紐付く代理ユーザIDを代理ユーザ情報記憶部74から取得する。ユーザ情報付加部71は印刷ジョブ情報に印刷要求ユーザのユーザIDと代理ユーザIDを付加する。

0064

なお、印刷要求ユーザのユーザIDは、例えば、ユーザがクライアント端末16にログインする時に使用したユーザIDを付加してもよく、あるいは、別途、認証サーバ装置13に認証した時に使用したユーザIDを付加してもよい。いずれのユーザIDを使用するかは予め設定が可能である。

0065

また、代理ユーザIDには、印刷要求ユーザのユーザIDに紐付く全ての代理ユーザのユーザIDを付加してもよい。あるいは、印刷要求ユーザのユーザIDに紐付く全ての代理ユーザを選択可能な選択画面を表示し、その中から印刷要求ユーザが選択指定した代理ユーザのユーザIDを付加してもよい。代理ユーザIDを全選択するか選択指定するかは予め設定が可能である。

0066

ステップS5において、ジョブ蓄積プラグイン32の印刷ジョブ蓄積部61は実プリンタドライバ23を利用して、中間印刷データから実印刷データを生成する。印刷ジョブ管理部62は実印刷データを管理対象として管理する。

0067

ステップS6において、サーバ接続部63は印刷ジョブ情報を印刷サーバ装置14に送信する。また、ステップS7において、サーバ接続部63は実印刷データを印刷サーバ装置14に送信する。

0068

「指定したプリンタに印刷する」機能が選択されたと判定すると、ジョブ蓄積プラグイン32の印刷ジョブ蓄積部61は実プリンタドライバ23に、印刷ジョブ情報及び中間印刷データを送信し、印刷ジョブの実行を指示する。実プリンタドライバ23は、中間印刷データから実印刷データを生成する。

0069

ステップS10において、実プリンタドライバ23は印刷ジョブ情報を指定された出力装置15等に送信する。また、ステップS11において、実プリンタドライバ23は実印刷データを指定された出力装置15等に送信する。印刷ジョブ情報及び実印刷データを受信した出力装置15等は印刷ジョブを実行し、実印刷データの印刷を行う。

0070

なお、ステップS10の印刷ジョブ情報の送信は必須ではなく、省略も可能である。また「指定したプリンタに印刷する」機能が選択された場合、出力先の出力装置を選択する選択画面を表示してユーザに選択指定させるようにしてもよい。あるいは、予め設定(デフォルト設定)してある出力装置15を指定するようにしてもよい。選択指定するかデフォルト設定を利用するかは予め設定が可能である。

0071

「このPCにジョブを保存する」機能が選択されたと判定すると、ジョブ蓄積プラグイン32のサーバ接続部63は印刷ジョブ情報を印刷サーバ装置14に送信する。また、ステップS13において、印刷ジョブ管理部62は中間印刷データを印刷データ記憶部65に蓄積して管理する。

0072

図10の印刷ジョブ蓄積処理によれば、ユーザは代理印刷を選択することにより、実印刷データを印刷サーバ装置14に蓄積できる。実印刷データは変更できる印刷設定の内容が限定されてしまうが、代理印刷の特徴から、印刷ジョブの実行時に印刷設定が変更される場合が少ないと考えられる。

0073

また、実印刷データを印刷サーバ装置14に蓄積しておくことにより、クライアント端末16の電源がOFFされている場合であっても、代理ユーザは印刷ジョブを実行することができる。

0074

図10の印刷ジョブ蓄積処理によれば、印刷毎に機能選択画面1010をクライアント端末16に表示して、ユーザに機能を選択させることで、機能に応じた蓄積先や蓄積形式などの蓄積設定の変更を容易に行わせることができる。

0075

《印刷ジョブ出力処理》
印刷データを印刷サーバ装置14に蓄積した場合、印刷システム1は例えば図12に示す印刷ジョブ出力処理を行う。図12は、印刷ジョブ出力処理の一例のフローチャートである。なお、ここでは出力装置17において印刷ジョブを実行する例を説明する。

0076

ステップS21において、ユーザは出力装置17の操作パネル等から認証情報を入力してログインを要求する。ユーザからログインを要求された出力装置17はステップS22において、認証サーバ装置13に認証情報を送信して認証を要求する。認証サーバ装置13は受信した認証情報を利用して認証を行い、認証結果を出力装置17に返す。ここでは認証結果が認証成功であったものとして説明を続ける。なお、認証結果が認証失敗である場合は例えばログインに失敗した旨を操作パネル等の表示装置に表示し、ステップS23以降の処理を行わない。

0077

ステップS23において、出力装置17は認証に成功したユーザの印刷ジョブ情報を印刷サーバ装置14に要求する。ステップS24において、印刷サーバ装置14は認証に成功したユーザのユーザIDが付与されている印刷ジョブ情報を検索する。印刷サーバ装置14は検索した印刷ジョブ情報の一覧を出力装置17に送信する。

0078

出力装置17は受信した印刷ジョブ情報の一覧を表示し、印刷ジョブ情報の一覧から印刷ジョブ情報をユーザに選択させる。ユーザが印刷ジョブ情報の一覧から印刷ジョブ情報を選択すると、出力装置17はユーザにより選択された印刷ジョブ情報の蓄積先から印刷ジョブの印刷データの蓄積先を判断できる。ここでは印刷サーバ装置14が印刷データの蓄積先として判断される。出力装置17はステップS25において、ユーザにより選択された印刷ジョブの印刷データを印刷サーバ装置14に要求する。

0079

第1の実施形態では印刷サーバ装置14に蓄積されている印刷データは実印刷データである。ステップS26において、印刷サーバ装置14は出力装置17から要求された印刷ジョブの実印刷データを出力装置17に送信する。ステップS27において、出力装置17は受信した実印刷データを出力する。

0080

印刷データをクライアント端末16に蓄積した場合、印刷システム1は例えば図13に示す印刷ジョブ出力処理を行う。図13は印刷ジョブ出力処理の他の例のフローチャートである。なお、ここでは出力装置17において印刷ジョブを実行する例を説明する。

0081

ステップS31において、ユーザは出力装置17の操作パネル等から認証情報を入力してログインを要求する。ユーザからログインを要求された出力装置17はステップS32において、認証サーバ装置13に認証情報を送信して認証を要求する。認証サーバ装置13は受信した認証情報を利用して認証を行い、認証結果を出力装置17に返す。ここでは認証結果が認証成功であったものとして説明を続ける。なお、認証結果が認証失敗である場合は例えばログインに失敗した旨を操作パネル等の表示装置に表示し、ステップS33以降の処理を行わない。

0082

ステップS33において、出力装置17は認証に成功したユーザの印刷ジョブ情報を印刷サーバ装置14に要求する。ステップS34において、印刷サーバ装置14は認証に成功したユーザのユーザIDが付与されている印刷ジョブ情報を検索する。印刷サーバ装置14は検索した印刷ジョブ情報の一覧を出力装置17に送信する。

0083

出力装置17は受信した印刷ジョブ情報の一覧を表示し、印刷ジョブ情報の一覧から印刷ジョブをユーザに選択させる。ユーザが印刷ジョブ情報の一覧から印刷ジョブ情報を選択すると、出力装置17はユーザが選択した印刷ジョブ情報の蓄積先から印刷ジョブの印刷データの蓄積先を判断できる。ここではクライアント端末16が印刷データの蓄積先として判断される。ステップS35において、出力装置17はユーザにより選択された印刷ジョブの印刷データを印刷サーバ装置14に要求する。

0084

第1の実施形態では印刷サーバ装置14に蓄積されている印刷データは中間印刷データである。ステップS36において、クライアント端末16のジョブ蓄積プラグイン32の印刷ジョブ管理部62は実プリンタドライバ23を利用し、中間印刷データから実印刷データに変換する。

0085

ステップS37において、クライアント端末16は出力装置17から要求された印刷ジョブの実印刷データを出力装置17に送信する。ステップS38において、出力装置17は受信した実印刷データを出力する。

0086

出力装置17は受信した印刷ジョブ情報の一覧を例えば図14に示すように操作パネル等の表示装置に表示する。図14は印刷ジョブ情報一覧画面の一例のイメージ図である。

0087

図14の印刷ジョブ情報一覧画面1020は認証に成功したユーザの印刷ジョブ情報のリスト1021が含まれる。印刷ジョブ情報のリスト1021は各印刷ジョブ情報がボタン等の選択可能な部品で表されている。図14の各印刷ジョブ情報を表す部品には、印刷ジョブ名、日時、ページ数部数、印刷面、カラーモード、印刷データの蓄積先が一例として表示されている。

0088

また、図14の印刷ジョブ情報一覧画面1020は全選択ボタン1022、設定ボタン1023、削除ボタン1024、印刷ボタン1025、代理印刷ボタン1026、更新ボタン1027が含まれる。

0089

全選択ボタン1022は印刷ジョブ情報のリスト1021の全ての印刷ジョブ情報を選択するボタンである。設定ボタン1023は選択されている印刷ジョブ情報の印刷設定変更画面を表示するボタンである。削除ボタン1024は選択されている印刷ジョブ情報を削除するボタンである。印刷ボタン1025は選択されている印刷ジョブ情報の印刷開始を要求するボタンである。

0090

代理印刷ボタン1026はログインユーザが代理ユーザとして印刷可能な印刷ジョブ情報を表示させるボタンである。更新ボタン1027は印刷ジョブ情報のリスト1021を更新するボタンである。更新ボタン1027が押下されると、出力装置17は印刷サーバ装置14から印刷ジョブ情報を再取得する。

0091

設定ボタン1023が押下されると、出力装置17は例えば図15に示すような印刷設定変更画面を操作パネル等の表示装置に表示する。図15は印刷設定変更画面の一例のイメージ図である。

0092

図15の印刷設定変更画面1030は設定ボタン1023が押下されたときに選択されていた印刷ジョブ情報の印刷設定のうち、変更が可能な印刷設定が含まれる。図15の印刷設定変更画面1030には変更が可能な印刷設定の一例として、印刷部数、印刷面、カラーモードが表示されている。図15の印刷設定変更画面1030は実印刷データに変換済みの印刷ジョブ情報が選択されたときの例を表しているため、変更が可能な印刷設定の数が、中間印刷データの印刷ジョブ情報が選択されたときよりも少なくなっている。

0093

図15の印刷設定変更画面1030では印刷面を変更しないか、両面印刷に変更するかを選択できる。また、図15の印刷設定変更画面1030ではカラーモードを変更しないか、モノクロに変更するかを選択できる。図15の印刷設定変更画面1030はチェック印刷ボタン1031、印刷ボタン1032が含まれる。

0094

チェック印刷ボタン1031はチェック印刷を行うボタンである。また、印刷ボタン1032は印刷設定変更画面1030に表示されている印刷設定で印刷を開始するボタンである。印刷ボタン1032が押下されると、出力装置17は印刷設定変更画面1030に表示されている印刷設定で印刷データの出力を開始する。

0095

<まとめ>
第1の実施形態に係る印刷システム1は、出力毎に機能選択画面1010をクライアント端末16に表示して、ユーザに機能を選択させることで、詳細な印刷設定を行う画面を開いて行うよりも、蓄積設定の変更を容易に行わせることができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態の印刷システム1は機能選択画面から選択させる機能の内容が第1の実施形態の印刷システム1と異なっている。なお、第2の実施形態の印刷システム1は第1の実施形態の印刷システム1とシステム構成、ハードウェア構成及びソフトウェア構成が同様であるため、説明を省略する。

0096

<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係る印刷システム1の処理の詳細について説明する。

0097

《印刷ジョブ蓄積処理》
例えばユーザは文書作成アプリケーション21を操作し、前述した図9のような印刷設定画面1000を開き、仮想プリンタドライバ22を選択して印刷を要求することで印刷ジョブ蓄積処理を開始できる。

0098

ユーザが印刷設定画面1000から仮想プリンタドライバ22を選択して印刷を要求すると、クライアント端末16は図16に示すような印刷ジョブ蓄積処理を開始する。図16は印刷ジョブ蓄積処理の他の例のフローチャートである。

0099

ステップS41において、文書作成アプリケーション21は印刷イベントを仮想プリンタドライバ22に送信する。仮想プリンタドライバ22は印刷フロープラグイン31の印刷フロー制御部51に印刷イベントを送信する。また、仮想プリンタドライバ22はアプリケーションデータを中間印刷データに変換する。

0100

ステップS42において、印刷フロー制御部51は仮想プリンタドライバ22からの印刷イベントに基づき、表示部53に機能選択画面を表示させる。図17は機能選択画面の他の例のイメージ図である。

0101

機能選択画面1040は、印刷データの蓄積先、代理印刷を行うか否か、印刷データの蓄積方式をユーザに選択させる場合の例である。ユーザは機能選択画面1040から印刷データの蓄積先、代理印刷を行うか否か、印刷データの蓄積方式を選択する。

0102

ステップS43において、印刷フロープラグイン31の機能選択部52は機能選択画面1040からユーザが「代理印刷を行う」を選択したか判定する。ユーザが「代理印刷を行う」を選択していれば、代理印刷プラグイン33のユーザ情報付加部71はステップS44において、印刷を要求したユーザと紐付く代理ユーザIDを代理ユーザ情報記憶部74から取得し、印刷ジョブ情報に代理ユーザIDを付加する。

0103

なお、代理ユーザIDは代理印刷プラグイン33のサーバ接続部73によって予め認証サーバ装置13から取得され、代理ユーザ情報記憶部74に保持されている。また、代理印刷プラグイン33は代理ユーザ選択画面(図示せず)を表示し、動的に代理ユーザを選択して代理ユーザIDを印刷ジョブ情報に付加するようにしてもよい。クライアント端末16に代理印刷プラグイン33が存在しない場合は機能選択画面1040から代理印刷を行うか否かの選択肢を表示しないようにしてもよい。

0104

ステップS43においてユーザが「代理印刷を行わない」を選択していなければ、代理印刷プラグイン33のユーザ情報付加部71はステップS44をスキップする。ステップS45において、印刷フロープラグイン31の機能選択部52は機能選択画面1040からユーザが蓄積方式として「通常」又は「速度優先」の何れを選択したか判定する。

0105

ユーザが蓄積方式として「速度優先」を選択していれば、ジョブ蓄積プラグイン32の印刷ジョブ蓄積部61はステップS46において実プリンタドライバ23を利用し、中間印刷データから実印刷データを生成する。印刷ジョブ管理部62は実印刷データを管理対象として管理する。

0106

ステップS45においてユーザが「通常」を選択していれば、ジョブ蓄積プラグイン32の印刷ジョブ蓄積部61はステップS46をスキップする。印刷ジョブ管理部62は中間印刷データを管理対象として管理する。

0107

ステップS47において、印刷フロープラグイン31の機能選択部52は機能選択画面1040からユーザが蓄積先として「印刷サーバ装置」又は「クライアント端末」の何れを選択したか判定する。

0108

ユーザが蓄積先として「印刷サーバ装置」を選択していれば、ジョブ蓄積プラグイン32のサーバ接続部63はステップS48において、印刷ジョブ情報を印刷サーバ装置14に送信する。また、ステップS49において、サーバ接続部63は管理対象として管理されている実印刷データ又は中間印刷データを印刷サーバ装置14に送信する。

0109

ユーザが蓄積先として「クライアント端末」を選択していれば、ジョブ蓄積プラグイン32のサーバ接続部63はステップS50において、印刷ジョブ情報を印刷サーバ装置14に送信する。

0110

また、ステップS51において、ジョブ蓄積プラグイン32の印刷ジョブ管理部62は管理対象として管理されている実印刷データ又は中間印刷データを印刷データ記憶部65に蓄積して管理する。

0111

なお、図16の印刷ジョブ蓄積処理は仮想プリンタドライバ22を選択して印刷を要求する例を説明したが、実プリンタドライバ23を選択して印刷を要求する場合も機能選択画面1040を表示するようにしてもよい。この場合は実プリンタドライバ23から実印刷データが出力されるため、機能選択画面1040に印刷データの蓄積方式の選択肢が表示されない。

0112

このように、機能選択画面1040はインストールされているプラグイン24の種類や印刷を要求したプリンタドライバの種類により、ユーザに選択させる選択肢を変更するようにしてもよい。

0113

図16の印刷ジョブ蓄積処理によれば、印刷毎に機能選択画面1040をクライアント端末16に表示して、ユーザに印刷データの蓄積先、代理印刷を行うか否か、印刷データの蓄積方式などを選択させることができる。したがって、図16の印刷ジョブ蓄積処理によれば、蓄積先や蓄積形式などの蓄積設定の変更を容易に行わせることができる。

0114

《印刷ジョブ出力処理》
印刷データを印刷サーバ装置14に蓄積した場合、印刷システム1は例えば図18に示す印刷ジョブ出力処理を行う。図18は、印刷ジョブ出力処理の他の例のフローチャートである。なお、ここでは出力装置17において印刷ジョブを実行する例を説明する。

0115

ステップS61〜S65の処理は図12のステップS21〜S25の処理と同様であるため、説明を省略する。ステップS66において、印刷サーバ装置14は出力装置17から要求された印刷ジョブの印刷データが中間印刷データであるか判定する。

0116

出力装置17から要求された印刷ジョブの印刷データが中間印刷データであれば、印刷サーバ装置14はステップS67に進み、実プリンタドライバ(図示せず)を利用して中間印刷データから実印刷データに変換する。出力装置17から要求された印刷ジョブの印刷データが中間印刷データでなければ既に実印刷データに変換済みであるため、ステップS67の処理をスキップする。

0117

例えばユーザが機能選択画面1040から蓄積方式として「通常」を選択した場合は印刷サーバ装置14に中間印刷データが蓄積されているため、ステップS67において中間印刷データから実印刷データへの変換が行われる。また、ユーザが機能選択画面1040から蓄積方式として「速度優先」を選択した場合は印刷サーバ装置14に実印刷データが既に蓄積されているため、ステップS67の中間印刷データから実印刷データへの変換をスキップする。

0118

そして、ステップS68において、印刷サーバ装置14は出力装置17から要求された印刷ジョブの実印刷データを出力装置17に送信する。ステップS69において、出力装置17は受信した実印刷データを出力する。

0119

印刷データをクライアント端末16に蓄積した場合、印刷システム1は例えば図19に示す印刷ジョブ出力処理を行う。図19は印刷ジョブ出力処理の他の例のフローチャートである。なお、ここでは出力装置17において印刷ジョブを実行する例を説明する。

0120

ステップS71〜S75の処理は図13のステップS31〜S35の処理と同様であるため、説明を省略する。ステップS76において、クライアント端末16は出力装置17から要求された印刷ジョブの印刷データが中間印刷データであるか判定する。

0121

出力装置17から要求された印刷ジョブの印刷データが中間印刷データであれば、クライアント端末16はステップS77に進み、実プリンタドライバ23を利用して中間印刷データから実印刷データに変換する。なお、出力装置17から要求された印刷ジョブの印刷データが中間印刷データでなければ既に実印刷データに変換済みであるため、ステップS77の処理をスキップする。

0122

例えばユーザが機能選択画面1040から蓄積方式として「通常」を選択した場合はクライアント端末16に中間印刷データが蓄積されているため、ステップS77において中間印刷データから実印刷データへの変換が行われる。

0123

また、ユーザが機能選択画面1040から蓄積方式として「速度優先」を選択した場合はクライアント端末16に実印刷データが既に蓄積されているため、ステップS77の中間印刷データから実印刷データへの変換をスキップする。

0124

そして、ステップS78において、クライアント端末16は出力装置17から要求された印刷ジョブの実印刷データを出力装置17に送信する。ステップS79において、出力装置17は受信した実印刷データを出力する。

0125

なお、出力装置17は第1の実施形態と同様、受信した印刷ジョブ情報の一覧を例えば図14に示すように操作パネル等の表示装置に表示する。図14の印刷ジョブ情報一覧画面1020の設定ボタン1023が押下されると、出力装置17は例えば図15又は図20に示すような印刷設定変更画面を操作パネル等の表示装置に表示する。図20は印刷設定変更画面の他の例のイメージ図である。

0126

出力装置17は選択されている印刷ジョブ情報の印刷データが実印刷データであるときに図15の印刷設定変更画面1030を表示する。一方、出力装置17は選択されている印刷ジョブ情報の印刷データが中間印刷データであるときに図20の印刷設定変更画面1050を表示する。

0127

図15の印刷設定変更画面1030は設定ボタン1023が押下されたときに選択されていた印刷ジョブ情報の印刷データが実印刷データに変換済みであるため、変更が可能な印刷設定が限定されている。一方、図20の印刷設定変更画面1050は設定ボタン1023が押下されたときに選択されていた印刷ジョブ情報の印刷データが中間印刷データであるため、変更が可能な印刷設定が図15の印刷設定変更画面1050よりも多くなっている。

0128

例えば図20の印刷設定変更画面1050には変更が可能な印刷設定の一例として印刷部数、印刷面、カラーモード、集約、製本が表示されている。図20の印刷設定変更画面1050では片面印刷又は両面印刷を選択できる。また、図20の印刷設定変更画面1050ではカラー又はモノクロを選択できる。

0129

また、図20の印刷設定変更画面1050では集約印刷をしない、2in1で集約印刷する、4in1で集約印刷する、を選択できる。また、図20の印刷設定変更画面1050では製本印刷をしない、製本印刷をする、を選択できる。図20の印刷設定変更画面1050はチェック印刷ボタン1051、印刷ボタン1052が含まれる。

0130

チェック印刷ボタン1051はチェック印刷を行うボタンである。また、印刷ボタン1052は印刷設定変更画面1050に表示されている印刷設定で印刷を開始するボタンである。印刷ボタン1052が押下されると、出力装置17は印刷設定変更画面1050に表示されている印刷設定で印刷データの出力を開始する。

0131

<まとめ>
第2の実施形態に係る印刷システム1は、出力毎に機能選択画面1040をクライアント端末16に表示して、ユーザに機能を選択させることで、詳細な印刷設定を行う画面を開いて行うよりも、蓄積設定の変更を容易に行わせることができる。

0132

本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。上述した実施形態における印刷システム1は出力システムの一例である。なお、特許請求の範囲に記載した選択受付手段は印刷フロープラグイン31に相当する。決定手段及び蓄積制御手段はジョブ蓄積プラグイン32に相当する。出力制御手段は出力装置17の機能に相当する。代理出力制御手段は代理印刷プラグイン33に相当する。

0133

1印刷システム
11管理者端末
12アプリケーションサーバ装置
13認証サーバ装置
14印刷サーバ装置
15、17出力装置
16クライアント端末
21文書作成アプリケーション
22仮想プリンタドライバ
23実プリンタドライバ
24プラグイン
25プラットフォームAPI
26 プラットフォーム
27 設定部
31 印刷フロープラグイン
32ジョブ蓄積プラグイン
33代理印刷プラグイン
41表示制御(UI制御)部
42 設定部
43通信部
51 印刷フロー制御部
52機能選択部
53 表示部
54 印刷フロー設定記憶部
61印刷ジョブ蓄積部
62 印刷ジョブ管理部
63サーバ接続部
64印刷ジョブ情報記憶部
65 印刷データ記憶部
71ユーザ情報付加部
72代理ユーザ管理部
73 サーバ接続部
74 代理ユーザ情報記憶部
100コンピュータシステム
101入力装置
102表示装置
103 外部I/F
103a記録媒体
104 RAM
105 ROM
106 CPU
107 通信I/F
108 HDD
1000印刷設定画面
1010、1040機能選択画面
1020 印刷ジョブ情報一覧画面
1030、1050印刷設定変更画面
Bバス
N1 ネットワーク

先行技術

0134

特開2007−200284号公報

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