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技術 施設利用管理システム、車載制御装置、及び施設側装置

出願人 株式会社デンソー
発明者 曽我部治彦
出願日 2013年9月10日 (6年2ヶ月経過) 出願番号 2013-187551
公開日 2015年3月23日 (4年7ヶ月経過) 公開番号 2015-055922
状態 特許登録済
技術分野 交通制御システム 乗り物を格納するための建築物 タイヤの膨張・タイヤ交換・タイヤチェーン 特定用途計算機
主要キーワード 電動シャッタ モニタリング処理 バイナリ系列 UHF ID要求信号 ID送信要求 モータ駆動制御装置 ディスクホイール
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年3月23日)のものです。
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図面 (10)

課題

タイヤ空気圧監視システムを利用して施設利用許可を行う施設利用管理システムにおいて、システムコストを抑えつつ、タイヤ交換をした場合でも、施設の利用許可を受けるユーザの手間を省くことを可能にする。

解決手段

管理コンピュータ40は、車両HVのタイヤIDが登録部405に登録されていなかった場合に、車両IDの送信を要求する車両ID送信要求を送信する。TPMS用ECU10の送信パターン調整部105は、車両ID送信要求が送信されてきた場合に、自車の車両IDを表現する送信パターンで電波センサユニット20から送信されるように調整をする。そして、管理コンピュータ40は、センサユニット20から無線通信で送信されてくる電波の送信パターンから、この送信パターンが示す車両IDを特定し、特定した車両IDが登録部405に登録されていた場合に、施設の利用を許可する。

概要

背景

従来、タイヤに設けられたセンサユニットでタイヤの空気圧を測定し、測定値無線通信によって車両本体の受信装置直接送信するタイヤ空気圧監視システムTPMS:Tire Pressure Monitoring Systems)が知られている。

特許文献1には、このTPMSのセンサユニットから無線通信で直接送信されるIDを受信し、このIDを利用許可データベース登録済みの場合に、駐車場シャッタを開けるなどといった施設利用許可を行う施設側の装置が開示されている。

概要

タイヤ空気圧監視システムを利用して施設の利用許可を行う施設利用管理システムにおいて、システムコストを抑えつつ、タイヤ交換をした場合でも、施設の利用許可を受けるユーザの手間を省くことを可能にする。管理コンピュータ40は、車両HVのタイヤIDが登録部405に登録されていなかった場合に、車両IDの送信を要求する車両ID送信要求を送信する。TPMS用ECU10の送信パターン調整部105は、車両ID送信要求が送信されてきた場合に、自車の車両IDを表現する送信パターンで電波がセンサユニット20から送信されるように調整をする。そして、管理コンピュータ40は、センサユニット20から無線通信で送信されてくる電波の送信パターンから、この送信パターンが示す車両IDを特定し、特定した車両IDが登録部405に登録されていた場合に、施設の利用を許可する。

目的

本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、タイヤ空気圧監視システムを利用して施設の利用許可を行う施設利用管理システムにおいて、システムコストを抑えつつ、タイヤ交換をした場合でも、施設の利用許可を受けるユーザの手間を省くことを可能にすることにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

車両に搭載されるタイヤ空気圧監視システム(30)で用いられ、前記車両のタイヤに設けられた前記タイヤ空気圧監視システムのセンサユニット(20、20a〜20d)に対して、当該タイヤを識別することができるタイヤIDの送信を要求するタイヤID送信要求を送信するタイヤID送信要求部(101)を備える車載制御装置(10)と、前記センサユニットから無線通信で送信されてくる前記タイヤIDを受信する施設側受信部(403)と、利用許可する車両の前記タイヤIDを登録している登録部(405)と、前記施設側受信部で受信した前記タイヤIDが前記登録部に登録されている場合に施設の利用を許可する利用許可部(406)とを備える施設側装置(40)と、を含む施設利用管理システム(100)であって、前記施設側装置は、前記登録部に、前記タイヤIDに加え、利用許可する車両についての、車両を識別することができる車両IDを登録しており、前記施設側受信部で受信した前記タイヤIDが前記登録部に登録されていなかった場合に、前記車載制御装置に対して前記車両IDの送信を要求する車両ID送信要求を送信する車両ID送信要求部(402)を備え、前記車載制御装置は、前記センサユニットから無線通信で送信させる電波送信パターンを調整することにより、この送信パターンで自車の前記車両IDを表現させる送信パターン調整部(105)を備え、前記送信パターン調整部は、前記車両ID送信要求部から前記車両ID送信要求が送信されてきた場合に、自車の前記車両IDを表現する送信パターンで電波が前記センサユニットから送信されるように調整をし、前記施設側装置は、前記センサユニットから無線通信で送信されてくる電波の送信パターンから、この送信パターンが示す前記車両IDを特定する車両ID特定部(409)をさらに備え、前記利用許可部は、前記車両ID特定部で特定した前記車両IDが前記登録部に登録されていた場合に、施設の利用を許可することを特徴とする施設利用管理システム。

請求項2

車両に搭載されるタイヤ空気圧監視システム(30)で用いられ、前記車両のタイヤに設けられた前記タイヤ空気圧監視システムのセンサユニット(20、20a〜20d)に対して、当該タイヤを識別することができるタイヤIDの送信を要求するタイヤID送信要求を送信するタイヤID送信要求部(101)を備える車載制御装置(10a)と、前記センサユニットから無線通信で送信されてくる前記タイヤIDを受信する施設側受信部(403)と、利用許可する車両の前記タイヤIDを登録している登録部(405)と、前記施設側受信部で受信した前記タイヤIDが前記登録部に登録されている場合に施設の利用を許可する利用許可部(406)とを備える施設側装置(40)と、を含む施設利用管理システム(100)であって、前記施設側装置は、前記施設側受信部で受信した前記タイヤIDが前記登録部に登録されていなかった場合に、前記車載制御装置に対して、前記車両を識別することができる車両IDの送信を要求する車両ID送信要求を送信する車両ID送信要求部(402)を備え、前記車載制御装置は、前記車両のタイヤが交換された後も、前記車両の交換前のタイヤのタイヤIDである交換前タイヤIDを記憶している交換前タイヤID記憶部(106)と、前記センサユニットから無線通信で送信させる電波の送信パターンを調整することにより、この送信パターンで自車の前記車両IDを表現させる送信パターン調整部(105)を備え、前記送信パターン調整部は、前記車両ID送信要求部から前記車両ID送信要求が送信されてきた場合に、自車の前記車両IDとして前記交換前タイヤID記憶部に記憶している交換前タイヤIDを表現する送信パターンで、電波が前記センサユニットから送信されるように調整をし、前記施設側装置は、前記センサユニットから無線通信で送信されてくる電波の送信パターンから、この送信パターンが示す前記車両IDとしての前記交換前タイヤIDを特定する車両ID特定部(409)をさらに備え、前記利用許可部は、前記車両ID特定部で特定した前記車両IDとしての前記交換前タイヤIDが前記登録部に登録されていた場合に、施設の利用を許可することを特徴とする施設利用管理システム。

請求項3

請求項1において、前記登録部は、利用許可する車両についての前記タイヤIDと前記車両IDとが対応付けて登録されているものであって、前記施設側装置は、前記車両ID特定部で特定した前記車両IDが前記登録部に登録されていた場合に、当該車両IDに前記登録部で対応付けられていた前記タイヤIDを、前記施設側受信部で受信した前記タイヤIDに変更して再登録する再登録部(410)を備えることを特徴とする施設利用管理システム。

請求項4

請求項1〜3のいずれか1項において、前記送信パターン調整部は、前記施設側受信部で前記車両の全タイヤの前記センサユニットから前記タイヤIDを受信できた場合には、この全タイヤの前記センサユニットから無線通信で送信させる電波の送信パターンで自車の前記車両IDを表現させるように、前記センサユニットから無線通信で送信させる電波の送信パターンを調整することを特徴とする施設利用管理システム。

請求項5

請求項1〜4のいずれか1項において、前記送信パターン調整部は、前記施設側受信部で前記車両の一部のタイヤの前記センサユニットからしか前記タイヤIDを受信できなかった場合には、前記タイヤIDの受信レベルが最大であった前記センサユニットから無線通信で送信させる電波の送信パターンで自車の前記車両IDを表現させるように、前記センサユニットから無線通信で送信させる電波の送信パターンを調整することを特徴とする施設利用管理システム。

請求項6

請求項1〜5のいずれか1項において、前記送信パターン調整部は、前記タイヤID送信要求部から前記センサユニットに送信するタイヤID送信要求の送信タイミングを調整することで、前記センサユニットから無線通信で前記タイヤIDを送信する電波の送信パターンを調整することを特徴とする施設利用管理システム。

請求項7

請求項1〜6のいずれか1項に記載の施設利用管理システム(100)で用いられることを特徴とする車載制御装置。

請求項8

請求項1〜6のいずれか1項に記載の施設利用管理システム(100)で用いられることを特徴とする施設側装置。

技術分野

0001

本発明は、タイヤ空気圧監視システムを利用して施設利用許可を行う施設利用管理システム、並びにこの施設利用管理システムに含まれる車載制御装置及び施設側装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、タイヤに設けられたセンサユニットでタイヤの空気圧を測定し、測定値無線通信によって車両本体の受信装置直接送信するタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring Systems)が知られている。

0003

特許文献1には、このTPMSのセンサユニットから無線通信で直接送信されるIDを受信し、このIDを利用許可データベース登録済みの場合に、駐車場シャッタを開けるなどといった施設の利用許可を行う施設側の装置が開示されている。

先行技術

0004

特開2005−83025号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1に開示の装置では、積雪等による急なタイヤ交換によって、タイヤに設けられたセンサユニットのID(以下、タイヤID)が施設側の装置に登録済みでない状況が生じた場合に、施設の利用許可を受けることができなくなる。

0006

この場合、施設側の装置にタイヤIDを登録する方法としては、手書きの申請書を管理者に提出することによる登録方法や、携帯電話機Web画面上での電子申請による登録方法や、施設側の装置に設けられた押しボタンを操作することによる登録方法が考えられる。しかし、これらの登録方法は、タイヤIDの打ち間違えや記入間違いの修正の手間や、タイヤ再交換のたびにユーザが登録を行わなければならない手間などが煩わしいという問題点がある。

0007

本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、タイヤ空気圧監視システムを利用して施設の利用許可を行う施設利用管理システムにおいて、システムコストを抑えつつ、タイヤ交換をした場合でも、施設の利用許可を受けるユーザの手間を省くことを可能にすることにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明の施設利用管理システムは、車両に搭載されるタイヤ空気圧監視システム(30)で用いられ、車両のタイヤに設けられたタイヤ空気圧監視システムのセンサユニット(20、20a〜20d)に対して、当該タイヤを識別することができるタイヤIDの送信を要求するタイヤID送信要求を送信するタイヤID送信要求部(101)を備える車載制御装置(10、10a)と、センサユニットから無線通信で送信されてくるタイヤIDを受信する施設側受信部(403)と、利用許可する車両のタイヤIDを登録している登録部(405)と、施設側受信部で受信したタイヤIDが登録部に登録されている場合に施設の利用を許可する利用許可部(406)とを備える施設側装置(40)と、を含む施設利用管理システム(100)であって、施設側装置は、登録部に、タイヤIDに加え、利用許可する車両についての、車両を識別することができる車両IDを登録しており、施設側受信部で受信したタイヤIDが登録部に登録されていなかった場合に、車載制御装置に対して車両IDの送信を要求する車両ID送信要求を送信する車両ID送信要求部(402)を備え、車載制御装置は、センサユニットから無線通信で送信させる電波送信パターンを調整することにより、この送信パターンで自車の車両IDを表現させる送信パターン調整部(105)を備え、送信パターン調整部は、車両ID送信要求部から車両ID送信要求が送信されてきた場合に、自車の車両IDを表現する送信パターンで電波がセンサユニットから送信されるように調整をし、施設側装置は、センサユニットから無線通信で送信されてくる電波の送信パターンから、この送信パターンが示す車両IDを特定する車両ID特定部(409)をさらに備え、利用許可部は、車両ID特定部で特定した車両IDが登録部に登録されていた場合に、施設の利用を許可することを特徴としている。

0009

これによれば、タイヤIDが登録部に登録されていない場合には、施設側装置から車載制御装置へ車両ID送信要求が送信され、この車両ID送信要求に応じてセンサユニットから施設側装置が得る車両IDが登録部に登録されていた場合には、施設の利用許可を行うことになる。よって、タイヤ交換によってタイヤIDが施設側装置に登録済みでない状況が生じた場合にも、車両IDによって自動で施設の利用許可を受けることができる。

0010

また、車両IDは、センサユニットから無線通信で送信する電波の送信パターンを車載制御装置の送信パターン調整部で調整することで表現するので、既存のタイヤ空気圧監視システムの構成を大きく変える必要がなく、ソフトウェアの変更で対応することが可能となる。よって、タイヤ空気圧監視システムを利用して施設の利用許可を行う施設利用管理システムのシステムコストを抑えることが可能になる。

0011

また、本発明の他の施設利用管理システムは、車両に搭載されるタイヤ空気圧監視システム(30)で用いられ、車両のタイヤに設けられたタイヤ空気圧監視システムのセンサユニット(20、20a〜20d)に対して、当該タイヤを識別することができるタイヤIDの送信を要求するタイヤID送信要求を送信するタイヤID送信要求部(101)を備える車載制御装置(10a)と、センサユニットから無線通信で送信されてくるタイヤIDを受信する施設側受信部(403)と、利用許可する車両のタイヤIDを登録している登録部(405)と、施設側受信部で受信したタイヤIDが登録部に登録されている場合に施設の利用を許可する利用許可部(406)とを備える施設側装置(40)と、を含む施設利用管理システム(100)であって、施設側装置は、施設側受信部で受信したタイヤIDが登録部に登録されていなかった場合に、車載制御装置に対して、車両を識別することができる車両IDの送信を要求する車両ID送信要求を送信する車両ID送信要求部(402)を備え、車載制御装置は、車両のタイヤが交換された後も、車両の交換前のタイヤのタイヤIDである交換前タイヤIDを記憶している交換前タイヤID記憶部(106)と、センサユニットから無線通信で送信させる電波の送信パターンを調整することにより、この送信パターンで自車の車両IDを表現させる送信パターン調整部(105)を備え、送信パターン調整部は、車両ID送信要求部から車両ID送信要求が送信されてきた場合に、自車の車両IDとして交換前タイヤID記憶部に記憶している交換前タイヤIDを表現する送信パターンで、電波がセンサユニットから送信されるように調整をし、施設側装置は、センサユニットから無線通信で送信されてくる電波の送信パターンから、この送信パターンが示す車両IDとしての交換前タイヤIDを特定する車両ID特定部(409)をさらに備え、利用許可部は、車両ID特定部で特定した車両IDとしての交換前タイヤIDが登録部に登録されていた場合に、施設の利用を許可することを特徴としている。

0012

これによれば、タイヤIDが登録部に登録されていない場合には、施設側装置から車載制御装置へ車両ID送信要求が送信され、この車両ID送信要求に応じてセンサユニットから施設側装置が得る車両IDとしての交換前タイヤIDが登録部に登録されていた場合には、施設の利用許可を行うことになる。よって、タイヤ交換によってタイヤIDが施設側装置に登録済みでない状況が生じた場合にも、車両IDとしての交換前タイヤIDによって自動で施設の利用許可を受けることができる。

0013

また、車両IDとしての交換前タイヤIDは、センサユニットから無線通信で送信する電波の送信パターンを車載制御装置の送信パターン調整部で調整することで表現するので、既存のタイヤ空気圧監視システムの構成を大きく変える必要がなく、ソフトウェアの変更で対応することが可能となる。よって、タイヤ空気圧監視システムを利用して施設の利用許可を行う施設利用管理システムのシステムコストを抑えることが可能になる。

0014

また、本発明の車載制御装置及び施設側装置は、先に述べた施設利用管理システムに用いられるものであるので、タイヤ空気圧監視システムを利用して施設の利用許可を行う施設利用管理システムにおいて、システムコストを抑えつつ、タイヤ交換をした場合でも、施設の利用許可を受けるユーザの手間を省くことが可能になる。

図面の簡単な説明

0015

本実施形態の施設利用管理システム100の概略的な構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態のTPMS30の概略的な構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態のTPMS用ECU10の概略的な構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態の管理コンピュータ40の概略的な構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態の施設利用管理システム100での施設の利用許可までの流れの一例を示すシーケンス図である。
本実施形態の施設利用管理システム100での施設の利用許可までの流れの一例を示すシーケンス図である。
パターン1の一例を説明するための図である。
パターン2の一例を説明するための図である。
変形例1のTPMS用ECU10aの概略的な構成の一例を示すブロック図である。

実施例

0016

以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明が適用された施設利用管理システム100の概略的な構成を示すブロック図である。図1に示す施設利用管理システム100は、TPMS用ECU10及び管理コンピュータ40を含んでいる。

0017

TPMS用ECU10は、車両HVに搭載され、タイヤ空気圧監視システム(以下、TPMS)30でも用いられる。TPMS用ECU10が請求項の車載制御装置に相当する。

0018

ここで、図2を用いて、TPMS30についての説明を行う。図2に示すようにTPMS30は、TPMS用ECU10、LF送信部11、右前輪アンテナ(以下、右前輪ANT)12a、右後輪アンテナ(以下、右後輪ANT)12b、左前輪アンテナ(以下、左前輪ANT)12c、左後輪アンテナ(以下、左後輪ANT)12d、TPMS用UHF受信部13、及びセンサユニット20(20a〜20d)を備えている。

0019

TPMS用ECU10は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM、I/O等(いずれも図示せず)よりなるマイクロコンピュータ主体として構成され、ROMに記憶された各種の制御プログラムを実行することで各種の処理を実行するものである。

0020

図3に示すように、TPMS用ECU10は、機能ブロックとして、タイヤ情報要求部101、タイヤ情報受信部102、モニタリング処理部103、要求受信部104、及び送信パターン調整部105を備えている。タイヤ情報要求部101は、通信線を介してタイヤ情報要求信号をLF送信部11に送る。

0021

LF送信部11は、LFアンテナを有しており、このLFアンテナを介してLF帯(例えば30kHz〜300kHz)の電波にて情報を送信する。LFアンテナとしては、例えば右前輪の右前輪ANT12a、右後輪の右後輪ANT12b、左前輪の左前輪ANT12c、及び左後輪の左後輪ANT12dがある。

0022

LF送信部11は、TPMS用ECU10のタイヤ情報要求部101から通信線を介して送られてくるタイヤ情報要求信号を、例えば時間間隔を空けて順番に右前輪ANT12a、右後輪ANT12b、左前輪ANT12c、及び左後輪ANT12dへ送る。そして、右前輪ANT12a、右後輪ANT12b、左前輪ANT12c、及び左後輪ANT12dの順に、タイヤ情報要求信号をLF帯の電波にてセンサユニット20a〜20dへ送信させる。

0023

TPMS用UHF受信部13は、UHFアンテナを有しており、UHF帯(例えば300MHz〜3GHz)の電波にてセンサユニット20a〜20dから順次送信されてくるタイヤ情報をUHFアンテナで受信する。TPMS用UHF受信部13は、センサユニット20a〜20dから送信されてくるタイヤ情報を、通信線を介してTPMS用ECU10に出力する。

0024

センサユニット20a〜20dは、センサユニット20aが右前輪、センサユニット20bが右後輪、センサユニット20cが左前輪、センサユニット20dが左後輪といったように車両HVの各タイヤに設けられる。例えば、センサユニット20a〜20dは、タイヤバルブと一体的に構成され、タイヤのディスクホイールに取り付けられる。

0025

例えば、各センサユニット20a〜20dは、タイヤ空気圧を検出する空気圧センサと、無線通信で情報を送受信する無線通信部と、タイヤ情報を無線通信部にて送信させるマイコンとからなる。無線通信部は、例えばLF帯の電波にて送信されてくる信号を受信し、UHF帯の電波にて信号を送信する。また、タイヤ情報は、例えば空気圧センサで検出したタイヤ空気圧、各タイヤを識別できるID(以下、タイヤID)、及びタイヤ位置を含むものとする。

0026

タイヤIDは、タイヤごとに設けられたIDであってもよいし、タイヤに取り付けられるセンサユニット20ごとに設けられたIDであってもよい。タイヤ位置は、右前輪、右後輪、左前輪、左後輪といった車両HVにおけるタイヤの取り付け位置である。

0027

センサユニット20a〜20dは、右前輪ANT12a、右後輪ANT12b、左前輪ANT12c、及び左後輪ANT12dからLF帯の電波にて順次送信されてくるタイヤ情報要求信号を無線通信部で受信するたびに、空気圧センサでタイヤ空気圧を検出してタイヤ情報をUHF帯の電波にて送信する。

0028

TPMS用ECU10では、センサユニット20a〜20dから順次送信されてきたタイヤ情報を、TPMS用UHF受信部13を介してタイヤ情報受信部102が受信する。そして、タイヤ情報受信部102が受信したタイヤ情報に含まれるタイヤ空気圧に基づいてモニタリング処理部103が、車両HVのタイヤ空気圧の状態を監視するモニタリング処理を行う。モニタリング処理では、例えば、タイヤ空気圧を図示しない表示装置に表示したり、タイヤ空気圧が正常な範囲にない場合に表示装置や音声出力装置報知を行わせたりする構成とすればよい。

0029

TPMS用ECU10の要求受信部104及び送信パターン調整部105については、後に詳述する。

0030

図1に戻って、TPMS用ECU10は、TPMS30の一部としての働きの他に、施設の利用許可に関連する種々の処理を行う。施設の利用許可に関連する種々の処理については、後に詳述する。

0031

続いて、管理コンピュータ40は、施設に対して設けられ、施設の利用許可を行う。ここで言うところの施設としては、機械式駐車場電動シャッタ付きの車庫ゲート付きの料金所といったものが挙げられる。管理コンピュータ40が行う施設の利用許可の一例としては、機械式駐車場や電動シャッタ付きの車庫やゲート付きの料金所の場合には、ゲートや電動シャッタを空けることが該当する。なお、管理コンピュータ40が請求項の施設側装置に相当する。

0032

ここで、図4を用いて、管理コンピュータ40についての説明を行う。図4では、施設として電動シャッタSh付きの車庫Gに対して設けられた管理コンピュータ40を例に挙げて説明を行う。図4に示すように管理コンピュータ40、無線通信装置50、車両検出センサ60、モータ駆動制御装置70は、情報のやり取り可能に例えばLANで各々が接続されている。

0033

無線通信装置50は、管理コンピュータ40からの指示に従って、タイヤIDの送信を要求するタイヤID要求信号や車両IDの送信を要求する車両ID要求信号を無線通信によって送信する。本実施形態の例では、UHF帯の電波にてタイヤID要求信号や車両ID要求信号を送信する。また、無線通信装置50は、タイヤID要求信号や車両ID要求信号の送信に対して車両HVのTPMS用ECU10が応答した結果としてセンサユニット20から順次送信されるタイヤ情報を受信し、管理コンピュータ40に送る。

0034

車両検出センサ60は、管理コンピュータ40が設けられた車庫Gの前に車両HVが存在することを検出することのできるセンサである。車両検出センサ60としては、赤外線センサ重量センサ超音波センサレーザレーダカメラ等の種々のセンサを用いることができる。

0035

モータ駆動制御装置70は、車庫Gの電動シャッタShを開閉駆動するモータMを駆動制御する装置である。モータ駆動制御装置70は、管理コンピュータ40の指示に従って、モータMを駆動制御することで電動シャッタShを開閉する。

0036

管理コンピュータ40は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM、I/O等(いずれも図示せず)よりなるマイクロコンピュータを主体として構成され、ROMに記憶された各種の制御プログラムを実行することで各種の処理を実行するものである。

0037

図4に示すように、管理コンピュータ40は、機能ブロックとして、車両検出判定部401、無線送信部402、無線受信部403、利用許可判断部404、登録部405、利用許可部406、受信判定部407、パターン選択部408、車両ID特定部409、及び再登録部410を備えている。

0038

ここで、図5及び図6のシーケンス図を用いて、施設利用管理システム100での施設の利用許可までの流れの一例についての説明を行う。なお、ここでは、車両HVと無線通信装置50とがUHF帯の電波を用いた通信が可能な距離にあるものとして以降の説明を行う。

0039

まず、t1では、管理コンピュータ40の車両検出判定部401で車両HVを検出したか否かを判定する。車両HVを検出したか否かは、車両検出センサ60で車両HVを検出したか否かに応じて判定する。そして、車両HVを検出したと判定した場合(t1でYES)には、t2に移る。一方、車両HVを検出していないと判定した場合(t1でNO)には、車両HVを検出したか否かの判定を繰り返す。

0040

t2では、管理コンピュータ40の無線送信部402が、タイヤID要求信号を無線通信装置50から送信させる。無線通信装置50は、UHF帯の電波にてタイヤID要求信号を送信する。

0041

t3では、UHF帯の電波にて送信されてくるタイヤID要求信号を、TPMS用UHF受信部13を介して、TPMS用ECU10の要求受信部104が受信する。t4では、TPMS用ECU10のタイヤ情報要求部101がLF送信部11にタイヤ情報要求信号を送り、右前輪ANT12a、右後輪ANT12b、左前輪ANT12c、及び左後輪ANT12dからLF帯の電波にてタイヤ情報要求信号をセンサユニット20a〜20dへ送信する。このタイヤ情報要求部101が請求項のタイヤID送信要求部に相当する。

0042

管理コンピュータ40からの要求を受けてタイヤ情報要求部101がタイヤ情報要求信号を送る場合には、車両HV側で自律的にタイヤ情報要求信号を送る場合よりも、センサユニット20a〜20dからのタイヤ情報の送信が短時間で完了するようにタイヤ情報要求信号を送ることが好ましい。例えば、センサユニット20a、センサユニット20b、センサユニット20c、センサユニット20dについての各1回の送信が合わせて1秒以内で完了するようにセンサユニット20a〜20dへタイヤ情報要求信号を送る構成とすればよい。

0043

ここで言うところの自律的にタイヤ情報要求信号を送る場合とは、TPMS30においてタイヤ空気圧の状態を監視するモニタリング処理を行う目的でタイヤ情報要求部101がタイヤ情報要求信号を送る場合である。自律的にタイヤ情報要求信号を送る場合には、例えば、センサユニット20a〜20dについての各1回の送信が合わせて1分程度で完了するようにセンサユニット20a〜20dへタイヤ情報要求信号を送っている。

0044

また、管理コンピュータ40からの要求を受けてタイヤ情報要求部101がタイヤ情報要求信号を送る場合には、タイヤIDの送信のみを要求するタイヤ情報要求信号を送る構成としてもよい。

0045

t5では、LF帯の電波にて送信されてくるタイヤ情報要求信号をセンサユニット20の無線通信部が受信する。t6では、タイヤ情報要求信号を受信したセンサユニット20の無線通信部が、UHF帯の電波にてタイヤ情報を送信する。センサユニット20a〜20dは、タイヤ情報要求信号を受信したものから順次、タイヤ情報を送信することになる。

0046

t7では、センサユニット20a〜20dからUHF帯の電波にて送信されてくるタイヤ情報を、無線通信装置50を介して、管理コンピュータ40の無線受信部403が受信する。この無線受信部403が請求項の施設側受信部に相当する。タイヤ情報を受信できなかった場合には、所定回数若しくは所定時間の間、管理コンピュータ40の無線送信部402が、タイヤID要求信号を無線通信装置50から繰り返し送信させる構成とすればよい。

0047

t8では、管理コンピュータ40の利用許可判断部404が第1照合処理を行う。第1照合処理では、無線受信部403で受信したタイヤ情報に含まれるタイヤIDと、登録部405に登録されている登録IDリストとを照合する。登録IDリストは、利用許可する車両を識別できる車両IDとその車両についてのタイヤIDとが対応付けられたリストである。登録部405へのタイヤIDの登録は、後述する再登録部410による登録以外は、例えば車両の購入時にディーラー等の端末を通じて予め登録が行われているものとする。

0048

t9では、第1照合処理の結果、登録IDリストで車両HVに対応付けて登録されているタイヤIDに、車両HVのセンサユニット20a〜20dから受信したタイヤIDのうち1つでも一致するものがある場合(t9でYES)には、t10に移る。一方、1つも一致するものがない場合(t9でNO)には、t11に移る。

0049

t10では、利用許可部406が、電動シャッタShを開けるようにモータMを駆動制御するシャッタオープン指示をモータ駆動制御装置70へ送り、処理を終了する。シャッタオープン指示を受けたモータ駆動制御装置70は、指示に従ってモータMを駆動制御することで、車庫Gの電動シャッタShを空けて車庫Gを利用可能とする。

0050

図6に移って、t11では、管理コンピュータ40の受信判定部407が、車両HVの全タイヤのタイヤID(以下、全タイヤID)を受信したか否かを判定する。全タイヤIDを受信したか否かの判定は、t7の処理において無線受信部403で全タイヤIDを受信できたか否かによって行う構成としてもよいし、これに加えて、全タイヤIDの受信レベル規定値以上だったか否かによって行う構成としてもよい。受信レベルは信号強度言い換えることもできる。

0051

なお、ここで言うところの規定値は任意に設定可能な値である。例えば、無線受信部403で全タイヤIDを受信したことは、タイヤ情報に含まれるタイヤ位置が右前輪、右後輪、左前輪、左後輪の各タイヤIDを受信したことから判定する構成とすればよい。本実施形態では、無線受信部403で全タイヤIDを受信できた上に、全タイヤIDの受信レベルが規定値以上だった場合に、全タイヤIDを受信したと判定する場合を例に挙げて説明を行う。

0052

t11では、全タイヤIDを受信したと判定した場合(t11でYES)には、t12に移る。一方、全タイヤIDを受信したと判定しなかった場合(t11でNO)には、t13に移る。

0053

t12では、管理コンピュータ40のパターン選択部408が、パターン1を選択し、t15に移る。パターン1とは、全タイヤのセンサユニット20a〜20dを用いて後述の送信パターンを生じさせることを示している。

0054

t11で全タイヤIDを受信したと判定しなかった場合のt13では、管理コンピュータ40の受信判定部407が、全タイヤ位置のうち、受信レベルが最大であったタイヤIDに対応するタイヤ位置を特定し、t14に移る。本実施形態の例では、受信レベルが最大であったタイヤIDに対応するタイヤ位置が右前輪であった場合を例に挙げて以降の説明を行う。

0055

t14では、管理コンピュータ40のパターン選択部408が、パターン2を選択し、t15に移る。パターン2とは、センサユニット20a〜20dのうちの、タイヤIDの受信レベルが最大だったセンサユニット20を用いて後述の送信パターンを生じさせることを示している。本実施形態の例では、センサユニット20aを用いて後述の送信パターンを生じさせることを示すことになる。

0056

t15では、管理コンピュータ40の無線送信部402が、車両IDの送信を要求する車両ID要求信号とパターン選択部408で選択したパターンの情報(以下、パターン情報)とを無線通信装置50から送信させる。よって、無線送信部402が請求項の車両ID送信要求部に相当し、車両ID要求信号が請求項の車両ID送信要求に相当する。パターン選択部408でパターン1を選択していた場合には、パターン1のパターン情報を送信させ、パターン2を選択していた場合には、パターン2のパターン情報を送信させる。また、無線通信装置50は、UHF帯の電波にて車両ID要求信号を送信する。

0057

t16では、UHF帯の電波にて送信されてくる車両ID要求信号及びパターン情報を、TPMS用UHF受信部13を介して、TPMS用ECU10の要求受信部104が受信する。

0058

t17では、TPMS用ECU10の送信パターン調整部105が、要求受信部104で受信したパターン情報に従った送信パターンでセンサユニット20からタイヤ情報が送信されるように、タイヤ情報要求部101からタイヤ情報要求信号を送らせる。タイヤ情報要求部101は、前述したように、LF送信部11にタイヤ情報要求信号を送り、ANT12からLF帯の電波にてタイヤ情報要求信号をセンサユニット20へ送信する。

0059

ここで言うところの送信パターンとは、センサユニット20から一定時間に電波を送信する回数や、一定期間にセンサユニット20から電波を送信したりしなかったりする組み合わせなどにより、自車である車両HVの車両IDを表現したものである。本実施形態では、センサユニット20から電波が送信されるのを1、送信されないのを0に置き換えて、この1と0との2値バイナリ系列によって車両IDを表現する場合を例に挙げて以降の説明を行う。

0060

例えば、パターン情報が前述のパターン1であった場合には、図7に示すように、全タイヤのセンサユニット20a〜20dを用いて送信パターンを形成する。一方、パターン情報が前述のパターン2であった場合には、図8に示すように、センサユニット20a〜20dのうちの、タイヤIDの受信レベルが最大だった右前輪のセンサユニット20aのみを用いて送信パターンを形成する。パターン2に従う構成によれば、管理コンピュータ40側でのタイヤIDの受信レベルが最大だったタイヤ位置のセンサユニット20のみを用いるので、より確実に車両IDを管理コンピュータ40側へ送信することが可能になる。

0061

また、送信パターンの詳しい一例としては以下の通りである。本実施形態では、車両IDが1101であった場合を例に挙げて以降の説明を行う。パターン情報が前述のパターン1であった場合の送信パターンの一例としては、右前輪のセンサユニット20a、右後輪のセンサユニット20bが電波を送信した後、左前輪のセンサユニット20cが電波を送信せず、左後輪のセンサユニット20dが電波を送信する送信パターンによって車両ID1101を表現する。

0062

パターン情報が前述のパターン2であった場合の送信パターンの一例としては、センサユニット20aが一定間隔をおいて、電波を送信、送信、送信せず、送信とする送信パターンによって車両ID1101を表現する。なお、これらの例に限らず、センサユニット20からの電波の送信有無の組み合わせを変えて何巡もさせることで、より大きな数を表現することができる。

0063

本実施形態では、一例として、センサユニット20から無線通信でタイヤ情報を送信させる際の電波の送信パターンを用いる場合を例に挙げて以降の説明を行う。なお、車両IDを表現するのに用いるのは、タイヤ情報を送信させる際の電波に限らず、タイヤ情報以外の情報を含む電波や情報自体を含まない電波であってもよい。

0064

図6に戻って、送信パターン調整部105は、パターン情報がパターン1の情報であった場合には、センサユニット20a〜20dから車両IDを表現する送信パターンでタイヤ情報が送信されるように、タイヤ情報要求部101からタイヤ情報要求信号を送らせる。本実施形態の例では、送信パターン調整部105は、LF送信部11からタイヤ情報要求信号を、右前輪ANT12a、右後輪ANT12bに一定間隔を空けて送った後、左前輪ANT12cに送らず、再び一定間隔を空けて左後輪ANT12dに送るようにタイヤ情報要求部101を調整すればよい。

0065

また、パターン情報がパターン2の情報であった場合には、送信パターン調整部105は、センサユニット20aのみから車両IDを表現する送信パターンでタイヤ情報が送信されるように、タイヤ情報要求部101からタイヤ情報要求信号を送らせる。本実施形態の例では、送信パターン調整部105は、LF送信部11からタイヤ情報要求信号を、右前輪ANT12aに一定間隔を空けて2回送った後、1回送らず、再び一定間隔を空けて1回送るようにタイヤ情報要求部101を調整すればよい。

0066

なお、本実施形態では、t17においてタイヤ情報要求部101からタイヤ情報要求信号を送らせる構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、t17では、タイヤ情報要求部101からタイヤIDの送信のみを要求する信号を送らせる構成としてもよいし、情報を含まない電波の送信のみを要求する信号を送らせる構成としてもよい。

0067

t18では、タイヤ情報要求信号を受信したセンサユニット20の無線通信部が、UHF帯の電波にてタイヤ情報を送信する。センサユニット20は、送信パターン調整部105で調整されたタイミングでタイヤ情報要求部101から送信されてくるタイヤ情報要求信号を受信することで、前述のパターン情報に従った送信パターンで車両IDを表現するタイヤ情報を送信することになる。

0068

t19では、センサユニット20から送信されるUHF帯の電波の送信パターンとして表現された車両IDを、無線通信装置50を介して、管理コンピュータ40の無線受信部403が受信する。実際は、センサユニット20から所定の送信パターンで送信されてくるタイヤ情報を、無線通信装置50を介して、管理コンピュータ40の無線受信部403が受信する。

0069

なお、タイヤ情報を受信できなかった場合には、所定回数若しくは所定時間の間、管理コンピュータ40の無線送信部402が、タイヤ情報要求信号を無線通信装置50から繰り返し送信させる構成とすればよい。

0070

t20では、管理コンピュータ40の車両ID特定部409が、無線受信部403でタイヤ情報を受信した受信結果から、タイヤ情報を送信する電波の送信パターンで表現された車両IDを特定する。一例としては、一定の時間間隔で区切った区間においてタイヤ情報を受信していた場合は1、タイヤ情報を受信していなかった場合は0とするなどすればよい。タイヤ情報を受信したか否かは、前述の受信レベルが規定値以上か否かによって行う構成とすればよい。

0071

t21では、管理コンピュータ40の利用許可判断部404が第2照合処理を行う。第2照合処理では、車両ID特定部409で特定した車両IDと、登録部405に登録されている登録IDリストとを照合する。

0072

t22では、第2照合処理の結果、登録IDリストで車両HVに対応付けて登録されている車両IDと、車両ID特定部409で特定した車両IDとが一致した場合(t22でYES)には、t23に移る。一方、一致しなかった場合(t22でNO)には、処理を終了する。t23では、利用許可部406が、電動シャッタShを開けるようにモータMを駆動制御するシャッタオープン指示をモータ駆動制御装置70へ送り、処理を終了する。

0073

t24では、管理コンピュータ40の再登録部410が、t7の処理において無線受信部403で受信していたタイヤIDを、車両HVの新たなタイヤIDとして登録部405に登録し、処理を終了する。再登録部410が車両HVの新たなタイヤIDを登録部405に登録する場合には、車両HVの古いタイヤIDに替えて登録する構成とすればよい。

0074

本実施形態の構成によれば、タイヤIDが登録部405に登録されていない場合に管理コンピュータ40から送信される車両ID要求信号に応じて、管理コンピュータ40がセンサユニット20から車両IDを得て、車両IDが登録部405に登録されていた場合には、施設の利用許可を行う。よって、急なタイヤ交換等によってタイヤIDが管理コンピュータ40の登録部405に登録済みでない状況が生じた場合にも、センサユニット20から送信される車両IDによって自動で施設の利用許可を受けることができる。

0075

また、車両IDは、センサユニット20から無線通信でタイヤ情報を送信する電波の送信パターンで表現するので、既存のタイヤ空気圧監視システムの構成を大きく変える必要がなく、ソフトウェアの変更で対応することが可能となる。よって、タイヤ空気圧監視システムを利用して施設の利用許可を行う施設利用管理システムのシステムコストを抑えることが可能になる。特に、TPMS30がタイヤ空気圧の状態を監視するモニタリング処理を行う際にもセンサユニット20から送信されるタイヤ情報を利用するので、既存のタイヤ空気圧監視システムからの変更をより小さく抑えることができる。

0076

前述した実施形態に限らず、タイヤ交換前のタイヤID(以下、交換前タイヤID)を車両IDとして用いる構成(以下、変形例1)としてもよい。ここで、変形例1の構成について図9を用いて説明を行う。なお、説明の便宜上、前述の実施形態の説明に用いた図に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。変形例1の施設利用管理システム100は、TPMS用ECU10の代わりにTPMS用ECU10aを含む点を除けば、前述の実施形態の施設利用管理システム100と同様である。

0077

図9に示すように、TPMS用ECU10aは、タイヤ情報要求部101、タイヤ情報受信部102、モニタリング処理部103、要求受信部104、送信パターン調整部105、及び交換前タイヤID記憶部106を備えている。

0078

交換前タイヤID記憶部106は、タイヤ交換前の車両HVのタイヤIDを記憶している。例えば、交換前タイヤID記憶部106は、モニタリング処理を行う際にTPMS用UHF受信部13を介してタイヤ情報受信部102が受信していたタイヤIDを、記憶する構成とすればよい。

0079

交換前タイヤID記憶部106は、記憶済みのタイヤIDとは異なるタイヤIDをタイヤ情報受信部102が受信した場合でも、この記憶済みのタイヤIDの記憶を維持する。つまり、車両HVのタイヤが交換された後も、記憶済みのタイヤID(つまり、交換前タイヤID)を記憶している。交換前タイヤID記憶部106は、交換前タイヤIDと異なるタイヤID(つまり、交換後タイヤID)も記憶し、さらに新たな交換後タイヤIDをタイヤ情報受信部102が受信した場合に、交換前タイヤIDの記憶を消去する構成とすればよい。

0080

変形例1の管理コンピュータ40の登録部405に登録される登録IDリストは、利用許可する車両ごとに、タイヤIDが対応付けられたリストであるものとする。

0081

変形例1の送信パターン調整部105では、自車の車両IDとして、交換前タイヤID記憶部106に記憶している交換前タイヤIDを表現する送信パターンで、電波がセンサユニット20から送信されるように調整する。

0082

変形例1の車両ID特定部409では、無線受信部403でタイヤ情報を受信した受信結果から、タイヤ情報を送信する電波の送信パターンで表現された車両IDとしての交換前タイヤIDを特定する。

0083

変形例1の利用許可判断部404では、車両ID特定部409で特定した車両IDとしての交換前タイヤIDと、登録部405に登録されている登録IDリストとを照合する。変形例1の利用許可判断部404は、登録IDリストで車両HVに対応付けて登録されているタイヤIDと、車両ID特定部409で特定した車両IDとしての交換前タイヤIDとが一致する場合に、施設の利用許可を判断する。

0084

そして、利用許可判断部404で施設の利用許可を判断した場合には、利用許可部406が、電動シャッタShを開けるようにモータMを駆動制御するシャッタオープン指示をモータ駆動制御装置70へ送る。

0085

変形例1の構成によっても、前述の実施形態と同様の効果を奏する。また、変形例1の構成によれば、送信パターンで表現された車両IDとしての交換前タイヤIDを管理コンピュータ40が得ることができるので、この交換前タイヤIDをもとに、再登録部410で更新すべきタイヤIDの判別が行いやすくなる。

0086

なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。

0087

10TPMS用ECU(車載制御装置)、10a TPMS用ECU(車載制御装置)、20センサユニット、20a〜20d センサユニット、30 TPMS(タイヤ空気圧監視システム)、40管理コンピュータ(施設側装置)、100施設利用管理システム、101タイヤ情報要求部(タイヤID送信要求部)、105送信パターン調整部、402無線送信部(車両ID送信要求部)、 403無線受信部(施設側受信部)、405登録部、406利用許可部、409 車両ID特定部、410 再登録部

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