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技術 プラスチックシャフトを備える手術器具

出願人 エルベエレクトロメディジンゲーエムベーハー
発明者 ヨアヒムグバロターミッツラフ
出願日 2014年9月8日 (5年6ヶ月経過) 出願番号 2014-182191
公開日 2015年3月23日 (4年11ヶ月経過) 公開番号 2015-054243
状態 特許登録済
技術分野 手術用機器
主要キーワード 板金ストリップ スラスト要素 プラスチック射出成形部品 ツール部分 中央ウィンドウ 摺動要素 軸受ピン 操作移動
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年3月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

シャフトの長さとは無関係に確実に動作する手術器具を作成する。

解決手段

電気手術器具の場合、ツール(16)が設けられ、この操作のためには、少なくとも1つの、好ましくは2つのプルスラスト要素(39、40)と、摺動要素(56)とが必要とされる。摺動要素(56)はプル/スラスト要素(39)とスラスト軸受との間に保持され、ここで、スラスト軸受は更なるプル/スラスト要素(40)を用いて形成されてもよい。この配置は、摺動要素が始動されるのはプル/スラスト要素にしっかりと張力かけられている場合のみでなければならない、という事実を利用する。プル/スラスト要素において摺動要素を案内するというこの概念は、長いシャフトを含む器具の単純な設計を提供し、この設計においては、摺動要素を横方向に補強するための別個措置が講じられる必要はない。

概要

背景

用語「遠位」は、以下では、ユーザから距離を隔てたところに位置する器具又は構成要素の部分を常に示し、用語「近位」は、ユーザのより近くに位置する、及びユーザの方を向いた、器具又は構成要素の部分を常に示す。

欧州特許出願公開第2371316(A1)号明細書では、例えば血管などの生体組織凝固シール、及び切断のための電気手術器具が開示されている。この器具は、移動可能な枝を含むツールを包含し、枝は組織をつかん締め付けるため、及び組織に電流を供給するために、別の枝に向けて移動させられることが可能である。ツールは、シールされた組織を切断するために直線的に移動させられることが可能なブレードも含む。ツールは細長シャフトの遠位端において配置され、その近位端はハウジングにおいて保持される。ハウジングはツールのための操作ドライブ囲みハンドル操作レバーとを包含する。操作ドライブは、枝を閉鎖させるため、及びブレードを前方に押すために、操作レバーの移動をツールに伝達する。操作ドライブによって変換された移動は、シャフトを通して延在するプルスラスト要素及び摺動要素を用いてツールに伝達される。

ブレードがまっすぐな切開を確実に実行するように、ブレードは、シャフトを通して延在する摺動要素を用いて安全に動作させられることが可能でなければならない。この目的のために、摺動要素は、直進動きに対応して横方向に逃げることがないように、シャフト内を案内されなければならない。しかし、摺動要素が滑らかに動作させられることが可能なように、案内には遊びが必要である。摺動要素が直進の動きを横方向に逃がす場合、摩擦の増加と不正確なブレードの移動とが案内において発生する可能性がある。

概要

シャフトの長さとは無関係に確実に動作する手術器具を作成する。電気手術器具の場合、ツール(16)が設けられ、この操作のためには、少なくとも1つの、好ましくは2つのプル/スラスト要素(39、40)と、摺動要素(56)とが必要とされる。摺動要素(56)はプル/スラスト要素(39)とスラスト軸受との間に保持され、ここで、スラスト軸受は更なるプル/スラスト要素(40)を用いて形成されてもよい。この配置は、摺動要素が始動されるのはプル/スラスト要素にしっかりと張力かけられている場合のみでなければならない、という事実を利用する。プル/スラスト要素において摺動要素を案内するというこの概念は、長いシャフトを含む器具の単純な設計を提供し、この設計においては、摺動要素を横方向に補強するための別個措置が講じられる必要はない。

目的

本発明の目的は、シャフトの長さとは無関係に確実に動作し、少なくとも1つの移動可能な枝を含み、かつ少なくとも1つの直線的に移動可能なブレードを含む、手術器具を作成することである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

摺動する様態で移動させられ得るブレード(29)と、第1及び第2の枝(17、18)とを包含するツール(16)であって、前記第1及び第2の枝(17、18)のうちの少なくとも前記第1の枝(17)は枢動可能に移動可能であるように支持される、ツール(16)を備え、直線状に形成され、かつ遠位端(15)を有する細長シャフト(13)であって、前記遠位端(15)において前記ツール(16)が保持される、細長いシャフト(13)を備え、前記枝(17、18)を閉鎖させるように前記枝(17、18)のうちの1つに割り当てられるプルスラスト要素(39、40)であって、前記プル/スラスト要素(39、40)は前記シャフト(13)を通って長手方向に延在する、プル/スラスト要素(39、40)を備え、前記シャフト(13)を通して前記プル/スラスト要素(39、40)とスラスト軸受との間に延在する、摺動要素(56)を備える、手術器具

請求項2

前記スラスト軸受は前記シャフト(13)によって形成されることを特徴とする、請求項1に記載の手術器具。

請求項3

前記第1及び第2の枝(17、18)の両方は枢動可能に移動可能であるように配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の手術器具。

請求項4

プル/スラスト要素(39、40)は、各々について、2つの前記枝(17、18)に割り当てられることを特徴とする、請求項3に記載の手術器具。

請求項5

前記スラスト軸受は、第2のプル/スラスト要素(40)によって形成されることを特徴とする、請求項4に記載の手術器具。

請求項6

第1のプル/スラスト要素(39)は、ワイヤ又はストリップ形状の要素、帯であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の手術器具。

請求項7

前記第2のプル/スラスト要素(40)は、ワイヤ又はストリップ形状の要素、帯であることを特徴とする、請求項5に記載の手術器具。

請求項8

前記摺動要素(56)は前記プル/スラスト要素(39、40)の間に、それらに寄りかかるように保持され、前記プル/スラスト要素(39、40)は前記摺動要素(56)の平坦な側面に寄りかかることを特徴とする、請求項5〜7のいずれか一項に記載の手術器具。

請求項9

前記シャフト(13)はプラスチックから作られることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の手術器具。

請求項10

前記シャフト(13)は、長手方向に延在する円錐形チャネルを包含することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の手術器具。

請求項11

前記摺動要素(56)は前記ブレード(29)と一体に形成されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の手術器具。

請求項12

前記ブレード(29)は、ベース部分(32)内を直線的に移動可能であるように案内されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の手術器具。

請求項13

前記ベース部分(32)はプラスチックから作られることを特徴とする、請求項12に記載の手術器具。

請求項14

前記枝(17、18)は前記ベース部分(32)上に支持されることを特徴とする、請求項12又は13に記載の手術器具。

請求項15

前記ベース部分(32)は前記シャフト(13)に対して所定の位置にロックされることを特徴とする、請求項12〜14のいずれか一項に記載の手術器具。

技術分野

0001

本発明は手術器具に関し、特に、細長シャフトを含む電気手術器具であって、このシャフトの遠位端において配置されたツールを動作させるためにこのシャフトを通してプルスラスト要素及び摺動要素が延在する、電気手術器具に関する。

背景技術

0002

用語「遠位」は、以下では、ユーザから距離を隔てたところに位置する器具又は構成要素の部分を常に示し、用語「近位」は、ユーザのより近くに位置する、及びユーザの方を向いた、器具又は構成要素の部分を常に示す。

0003

欧州特許出願公開第2371316(A1)号明細書では、例えば血管などの生体組織凝固シール、及び切断のための電気手術器具が開示されている。この器具は、移動可能な枝を含むツールを包含し、枝は組織をつかん締め付けるため、及び組織に電流を供給するために、別の枝に向けて移動させられることが可能である。ツールは、シールされた組織を切断するために直線的に移動させられることが可能なブレードも含む。ツールは細長いシャフトの遠位端において配置され、その近位端はハウジングにおいて保持される。ハウジングはツールのための操作ドライブ囲みハンドル操作レバーとを包含する。操作ドライブは、枝を閉鎖させるため、及びブレードを前方に押すために、操作レバーの移動をツールに伝達する。操作ドライブによって変換された移動は、シャフトを通して延在するプル/スラスト要素及び摺動要素を用いてツールに伝達される。

0004

ブレードがまっすぐな切開を確実に実行するように、ブレードは、シャフトを通して延在する摺動要素を用いて安全に動作させられることが可能でなければならない。この目的のために、摺動要素は、直進動きに対応して横方向に逃げることがないように、シャフト内を案内されなければならない。しかし、摺動要素が滑らかに動作させられることが可能なように、案内には遊びが必要である。摺動要素が直進の動きを横方向に逃がす場合、摩擦の増加と不正確なブレードの移動とが案内において発生する可能性がある。

先行技術

0005

欧州特許出願公開第2371316号明細書

発明が解決しようとする課題

0006

本発明の目的は、シャフトの長さとは無関係に確実に動作し、少なくとも1つの移動可能な枝を含み、かつ少なくとも1つの直線的に移動可能なブレードを含む、手術器具を作成することである。

課題を解決するための手段

0007

この目的は、請求項1に記載の器具を用いて解決される。

0008

本発明による手術器具は、2つの枝(branch)を含むツールを包含し、2つの枝のうちの少なくとも1つは枢動可能に移動可能であるように支持される。好ましくは、枝は電極ユニットを備え、電極ユニットは、電極として働く導電性組織接触表面を有し、電極ユニットの間では生体組織、特に血管がつかまれて加圧される。電極ユニットの組織接触表面は、例えばHF発生器などの電源に接続されるか又は接続可能である。それらの間にはさまれた生体組織を凝固させるため又はシールするために、好ましくは器具のハウジングにおいて配置されたスイッチを介して、電流がそれらに供給されてもよい。

0009

ツールはブレードを更に含み、ブレードは、枝の電極ユニットの間につかまれた組織を切断するために、枝の中に設けられた好適なブレード案内溝の中を摺動する様態で遠位方向に移動させられてもよい。

0010

ツールは細長いシャフト内に保持され、細長いシャフトはまっすぐであるように実施され、ハウジングから遠ざかるように延在する。シャフトはその長手方向において開口部を有し、従ってチャネルを囲み、チャネルを通して少なくとも1つの要素が、枝のうちの少なくとも1つに閉鎖又は開放のそれぞれのための移動を提供するために延在する。この要素、プル/スラスト要素は、枝の閉鎖に対応して剪断応力を受け、枝の開放に対応して引張応力を受ける。両方の枝が移動可能である場合、最大2つのプル/スラスト要素がシャフトのチャネルを通して延在して、プル/スラスト要素が引かれるように移動させられた場合に枝を互いに向けて移動させてもよい。シャフトの内部で延在する開口部、チャネルは、例えば円筒形円錐形に、又は異なる手法で様々に形成されてもよい。

0011

ブレードは摺動要素を用いて動作させられる。摺動要素は、少なくとも1つのプル/スラスト要素とスラスト軸受との間に配置され、プル/スラスト要素に平行にシャフトを通して延在する。スラスト軸受は、シャフトの表面であってもよく、又は存在する場合は第2のプル/スラスト要素であってもよい。この配置は、ブレードが摺動する様態で遠位方向に移動させられることが可能なのは2つの枝が固定的に互いに押し合っている場合、かつ該当する場合は組織、好ましくは凝固させられた組織を電極ユニットの間で締め付けている場合のみである、という事実を利用する。この状態において、2つのプル/スラスト要素はしっかりと引っ張られており、これにより枝(1つ又は複数)には閉鎖のための必要なトルクが提供される。この状態において、摺動要素は、曲げられることなしにプル/スラスト要素の間を案内されることが可能である。これは摺動要素を平坦ストリップ形状の要素として、例えば金属帯として実施して、これが例えばシャフトを通して実質的に中央に伸び、かつこれが、引っ張られたプル/スラスト要素によって両方の平坦な側面上で支持されることを可能にする。プル/スラスト要素は引張応力を受け、従って、小さな遊びと低い摩擦とのみを有して摺動要素を正確に案内することが可能である。

0012

プル/スラスト要素はワイヤ又はストリップ形状の様態で実施されてもよい。好ましくは、これらは金属からなる。摺動要素も好ましくは金属からなる。これはブレードと一体に実施されてもよい。

0013

好ましくは、ブレードは、ベース部分内を直線的に移動可能であるように案内される。ベース部分は更に、一方又は両方の枝を枢動可能に移動可能な様態で収容するという目的に役立ち得る。これはシャフトの一方の端において配置される。ベース部分とシャフトとは継ぎ目なしに一体に実施されてもよい。好ましくは、摺動要素とプル/スラスト要素(1つ又は複数)との平行挿入を行う管端スリーブが、シャフトの反対側の近位端において配置される。従って摺動要素及びプル/スラスト要素は、シャフトの両方の端において正確に案内される。管端スリーブは、継ぎ目なしにシャフトに一体に接続されてもよい。

0014

有利な実施形態の更なる詳細、及び本発明の詳細は、明細書、図面、又は特許請求の範囲の主題である。

図面の簡単な説明

0015

本発明による器具を概略斜視図で示す。
図1による器具のツールを斜視図で示す。
図2によるツールに属するベース部分を斜視図で示す。
枝及びその対応するプル/スラスト要素を斜視図で示す。
図2によるツールのためのプル/スラスト要素及び摺動要素を分解斜視図で示す。
図5によるプル/スラスト要素及び摺動要素を断面図で、かつ取り付けられた配置において示す。
シャフトとプル/スラスト要素及び摺動要素とを含むツールを概略斜視図で示す。
図7によるプル/スラスト要素のためのケーブル案内スリーブを斜視図で示す。
図7による配置のための管端スリーブを斜視図で示す。

実施例

0016

図1は、ハンドル11を備えるハウジング12を包含する手術器具10を示す。シャフト13であって、その近位端14がハウジング12において保持されるシャフト13が、ハウジング12において保持される。シャフト13の遠位端15は、例えば血管などの組織の、例えば締め付け、凝固、融着、及び後続の切断のための、生体物質に作用するツール16を支持する。

0017

ツール16は図2別個に示されている。これは第1の枝17と第2の枝18とを包含し、これらのうちの少なくとも1つ、現在の例示的実施形態では両方の枝17、18は、蝶番軸19、20の周りを枢動可能に移動可能であるように支持される。各枝17、18は、枝支持体60、61と、これらに固定された電極ユニット21、22とからなる。枝支持体60、61はこれにより、機械的力を伝達する働きをし、かつ枝17、18を収容する働きをする。枝17、18は電極ユニット21、22を包含し、これには電線を介して電気エネルギー印加されてもよい。この目的のために電極ユニット22に接続された線23が、図2において見られる。線23のコアは電極ユニット22の板金部分に接続され、これは更に組織接触表面を形成する。線23は更なる経路内で絶縁され、枝18の枝支持体61の操作部分25を通して延在する波形チャネル24に保持される。図4からわかるように、枝18の枝支持体61は、操作部分25の反対側に位置するかつ電極ユニット22を支持するツール部分26を含む。電極ユニット22の中央には、ブレード29(図5)を収容する働きをする、両側面において絶縁されたチャネル、又はブレード案内溝28が設けられる。ブレード29は、その遠位前側において、その動きの方向に直角に、切断エッジを包含する。

0018

操作部分25とツール部分26との間に、枝18の枝支持体61は軸受ピン30を備え、これはベース部分32の軸受スリーブ31内に挿入されてもよい。軸受スリーブ31と平行に、好ましくはプラスチックからなるベース部分32は、上述の第2の枝18と同様に又はこれと共通の部品として設計された第1の枝17のための、更なる軸受スリーブ33を包含する。従って枝17の電極ユニット21は、対応する線を介してやはり電源に接続される。

0019

ベース部分32は付加物(appendage)34を包含し、これはシャフト13内に挿入されてもよく、かつシャフト13にロックされてもよく、かつ中央ウィンドウ35を囲む。軸受スリーブ31、33の間で、これはブレード29を案内するためのスリット36に移行する。

0020

シャフト13にロックするための1つ又は複数の突起37が付加物34において実施される。線23を固定及び張力保護するための波形の溝38も、付加物34における両方の肩部において実施される。

0021

図5からわかるように、プル/スラスト要素39、40が、枝17、18を動作させる、すなわちそれらを枢動させる働きをする。これらは好ましくは、枝18の枝支持体61における図4からわかるように、各々について操作ピン43を収容するための遠位に配置されたカム案内41、42を含む、狭い板金ストリップからなる。同様の操作ピンが枝17において設けられる。

0022

図7からわかるように、2つのプル/スラスト要素39、40は、シャフト13全体を通してハウジング12内まで延在する。操作レバー44に加えられる操作移動をプル/スラスト要素39、40に伝達するための力伝達手段が、前記ハウジング内に位置する。

0023

プル/スラスト要素39、40は、その近位端の付近に、圧縮バネ47を支持する働きをするリセス45、46を有する。圧縮バネ47はその他方の端において、図9からわかるような管端スリーブ48上に支持される。

0024

図8によるケーブル案内スリーブ49が、シャフト13内でプル/スラスト要素39、40上に更に位置する。ケーブル案内スリーブ49は、例えばプラスチック射出成形部品として実施される。これは例えば図7に示す位置のような、リセス45、46の少なくとも一方の側上又は両方の側上に配置され、加えて圧縮バネ47内にも配置される。ケーブル案内スリーブ49の主な機能は、例えば線23などの1つ又は複数の電線を、規定された位置内に保持すること、及び従って、線が圧縮バネ47内でつかえるのを防止することである。

0025

図7の右側において破線参照線を用いて示すケーブル案内スリーブ49は、圧縮バネ47のための止め具を形成する。この目的のために、ケーブル案内スリーブ49は、半径方向フランジ又はつば50を有する。ケーブル案内スリーブ49は、最下部に向けてスロットが付けられた、実質的に矩形の断面を有する中央チャネル51を有し、これによりケーブル案内スリーブ49はプル/スラスト要素39、40上を摺動させられることが可能である。チャネル51の下縁において、つば50は、ケーブル案内スリーブ49をプル/スラスト要素39、40上に保持するための突起52、53を有する。横方向に及び最上部に向けて、チャネル51は溝状のくぼみ54、55によって広げられる。電線又はケーブルは、くぼみ54内に収容されてもよい。くぼみ55は、以下で説明する摺動要素56を案内する働きをする。ケーブル案内スリーブ49は幾何学的に全く同じに実施される必要はない。重要なのはケーブル案内スリーブ49が上述の特徴を有するということである。

0026

摺動要素56はブレード29に属する。摺動要素56は、例えば、均一な厚さを含む平坦な板金ストリップの形態で、ブレード29と共に一体的に実施される。摺動要素56の(図5において鉛直に測定される)高さは、ブレード29の高さより高いことが好ましい。加えて、摺動要素56の高さは、プル/スラスト要素39、40の高さよりわずかに高いことが好ましい。比率図6に示されており、これはシャフト13内の位置における断面を表す。図からわかるように、摺動要素56は最上部及び/又は最下部においてプル/スラスト要素39、40を越えて突出する。摺動要素56の上部は、くぼみ55内で案内されてもよい。

0027

管端スリーブ48は更に、図6に示す断面に概して適合するチャネル57を包含する。電線のための通路58が、前記チャネル57の隣に平行して設けられてもよい。加えて管端スリーブ48は、シャフト13に固定するための突起59を備えてもよい。

0028

この観点で説明した器具10は、以下のように動作する。

0029

非操作状態において、枝17、18は互いに離れるように広がり、ブレード29の切断エッジはベース部分32内に位置する。圧縮バネ47はプル/スラスト要素39、40を遠位方向に押し、これにより枝17、18は広がったままとなる。

0030

ユーザが次に操作レバー44を操作した場合、ハウジング12内に配置されたドライブがこの操作移動を引張移動に変え、これはプル/スラスト要素39、40の近位端に伝達される。近位方向におけるこの引張移動は、圧縮バネ47の力に逆らって枝17、18を閉鎖させる。枝17、18は、それらの間に位置する生体組織をつかみ、これをしっかりと締め付けるように保持する。詳細には示されていないスイッチを用いて、かつ接続された発電機を始動させることによって、組織は、電極ユニット21、22を介して電流が供給されてもよく、そして凝固させられてもよい。

0031

凝固させられた組織が次に例えば切断される場合、ハウジング12内に配置された機構が摺動要素56を遠位方向に移動させる。摺動要素56は、数100mmの長さ、例えば265mmの長さを有してもよく、ここで摺動要素56は、例えばわずか0.2〜0.3mmの薄い厚さを有する。摺動要素56は、張力をかけられたプル/スラスト要素39、40の間に保持され、従って横方向に曲がることはできない。前面に設けられた切断エッジを用いて、摺動要素56は従ってブレード29を押し、ブレード29は次にブレード案内溝28内を確実に案内され、必要とされる力を有して変性組織を通り、滑らかな切り口でこれを安全に切断する。

0032

電気手術器具10の場合、ツール16が設けられ、この操作のためには、少なくとも1つの、好ましくは2つのプル/スラスト要素39、40と、摺動要素56とが必要とされる。摺動要素56はプル/スラスト要素39とスラスト軸受との間に保持され、ここで、スラスト軸受は更なるプル/スラスト要素40を用いて形成されてもよい。この配置は、摺動要素56が始動されるのはプル/スラスト要素39(40)にしっかりと張力がかけられている場合のみでなければならない、という事実を利用する。プル/スラスト要素(1つ又は複数)39(40)において摺動要素56を案内するというこの概念は、長いシャフトを含む器具の設計の単純化を提供し、この設計においては、摺動要素を横方向に補強するための別個の措置が講じられる必要はない。シャフト13を実施するためにプラスチック管が使用されてもよい。管の長手方向において延在する開口部、チャネルは、例えば円筒形、円錐形に、又は異なる手法で様々に形成されてもよい。

0033

10器具
11ハンドル
12ハウジング
13シャフト
14 シャフト13の近位端
15 シャフト13の遠位端
16 ツール
17 第1の枝
18 第2の枝
19 第1の枝17の蝶番軸
20 第2の枝18の蝶番軸
21 第1の枝17の電極ユニット
22 第2の枝18の電極ユニット
23 線
24波形チャネル
25操作部分
26ツール部分
28ブレード案内溝
29 ブレード
30軸受ピン
31 第2の枝18のための軸受スリーブ
32ベース部分
33 第1の枝17のための軸受スリーブ
34付加物
35ウィンドウ
36スリット
37突起
38 溝
39、40プル/スラスト要素
41、42カム案内
43操作ピン
44操作レバー
45、46リセス
47圧縮バネ
48管端スリーブ
49ケーブル案内スリーブ
50つば
51 チャネル
52、53 突起
54、55くぼみ
56摺動要素
57 チャネル
58通路
59 突起
60、61枝支持体

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