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技術 注文受付管理装置、注文入力端末装置及びそのプログラム

出願人 茂木敏充
発明者 茂木敏充
出願日 2013年9月2日 (6年0ヶ月経過) 出願番号 2013-181681
公開日 2015年3月16日 (4年6ヶ月経過) 公開番号 2015-049763
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機 金銭登録機・受付機
主要キーワード 国特有 スワヒリ語 国籍情報 削除回数 料理名称 変更入力画面 強調表示制御 対応マニュアル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年3月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

料理に含まれる食材をもれなく提示できるようにした上で、希望しない食材の削除又は変更操作を簡単かつ短時間に行えるようにする。

解決手段

国別の言語で料理メニュー及びその食材一覧を管理コンピュータSVから注文入力端末TM1〜TMnへ送信し表示させる際に、苦手食材記憶部35からその国特有の苦手食材を読み出して、当該苦手食材が上記食材一覧に含まれている場合には当該苦手食材を太字強調表示するようにしている。また、苦手食材の削除又は変更を受付けて当該苦手食材を削除又は他の食材に変更する処理を行い、この食材の削除又は変更に伴い、食材値段記憶部33に記憶された食材の値段に応じて料理の値段を再計算し注文入力端末TM1〜TMnに表示する。

概要

背景

社員食堂レストランでは、食券販売機のような料理注文受け付ける装置を設置し、利用者希望する料理メニューを自身で選択して注文する店舗が増えている。この種の注文受付装置を導入すると、注文の受付けをよりスムーズに行えるようになると共に店舗の省力化を図ることが可能となる。

一方、最近ビジネス観光目的で日本に訪れる外国人が増加している。ところが、従来の注文受付装置は、料理メニューとその値段日本語及び日本の通貨である円でのみで表示されることが一般的あるため、訪日外国人が上記注文受付装置により料理を注文しようとする場合、料理の注文に手間取ることが多い。

そこで、商品ルームサービスメニューとその値段を旅行者出身地の言語と通貨で表示できるようにした装置が提案されている(例えば特許文献1又は2を参照)。この装置を使用すれば、母国言語と通貨を用いて注文を行うことができるので、訪日外国人にとっては大変便利である。しかし、料理の名称を母国言語で表示したり値段を母国通貨で表示するだけでは、訪日外国人の苦手食材、例えば宗教上の禁忌食材や特定の国の国民には食習慣上好まれない食材を避けることは困難である。

一方、料理に使用する食材を表示し、アレルギー食材の除去又は変更を受付け可能とした料理注文端末装置も提案されている(例えば特許文献3を参照)。しかし、この装置では、宗教上の禁忌食材や特定の国の国民には食習慣上好まれない食材までは表示されないため、訪日外国人の要求には応えきれない。また、仮にアレルギー食材に加えて宗教上の禁忌食材や特定の国の国民には食習慣上好まれない食材を表示したとしても、料理に含まれる多数の食材を綿密に確認した上で希望しない食材を除去又は変更する操作を行うことは、多くの手間と時間がかかる。

概要

料理に含まれる食材をもれなく提示できるようにした上で、希望しない食材の削除又は変更操作を簡単かつ短時間に行えるようにする。国別の言語で料理メニュー及びその食材一覧を管理コンピュータSVから注文入力端末TM1〜TMnへ送信し表示させる際に、苦手食材記憶部35からその国特有の苦手食材を読み出して、当該苦手食材が上記食材一覧に含まれている場合には当該苦手食材を太字強調表示するようにしている。また、苦手食材の削除又は変更を受付けて当該苦手食材を削除又は他の食材に変更する処理を行い、この食材の削除又は変更に伴い、食材値段記憶部33に記憶された食材の値段に応じて料理の値段を再計算し注文入力端末TM1〜TMnに表示する。

目的

この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、料理に含まれる食材をもれなく提示できるようにした上で、希望しない食材の削除又は変更操作を簡単かつ短時間に行えるようにした注文受付管理装置、注文入力端末装置及びそのプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
5件

この技術が所属する分野

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請求項1

入力部と表示部を備える注文入力端末との間でネットワークを介してデータ通信が可能な注文受付管理装置であって、複数の料理の各々について少なくともその名称食材の一覧を含む料理情報を記憶する料理情報記憶手段と、前記料理及び食材の値段を表す情報を記憶する値段記憶手段と、国籍識別する情報に対応付けて、当該国民苦手食材を表す情報を記憶する苦手食材記憶手段と、食材ごと注文者により削除又は変更された回数を、前記国籍別に記憶する注文履歴記憶手段と、前記注文受付端末から注文者の国籍を識別する情報を受信する手段と、前記料理記憶手段に記憶された料理情報を、前記受信された国籍を識別する情報に基づき当該国籍に対応する言語で前記注文受付端末へ送信し表示させる手段と、前記国籍を識別する情報に基づいて前記苦手食材記憶手段から対応する苦手食材を表す情報を読み出し、前記注文受付端末に表示される料理情報に含まれる食材一覧中の前記苦手食材に該当する食材情報を強調して表示させる手段と、前記注文受付端末に表示される料理情報の値段情報を前記値段記憶手段から読み出し、この読み出された値段情報を、前記国籍を識別する情報に対応する為替レートに従い前記国籍に対応する通貨に変換して前記注文受付端末へ送信し表示させる手段と、前記注文受付端末から、前記表示された食材の削除又は変更を指示する情報を受信する手段と、前記受信された食材の削除又は変更を指示する情報に応じて、該当する料理情報の食材を削除又は変更する手段と、前記該当する料理情報の値段情報及び前記削除又は変更対象となった食材の値段情報を前記値段記憶手段から読み出し、この読み出された各値段情報をもとに前記該当する料理情報の値段情報を再計算すると共に、この再計算された料理情報の値段情報を前記国籍を識別する情報に対応する為替レートに従い前記国籍に対応する通貨に変換して前記注文受付端末へ送信し表示させる手段と、前記注文受付端末から料理の注文確定情報を受信する手段と、前記料理の注文の確定情報が受信された場合に、当該料理において前記削除又は変更の対象となった食材について、前記注文履歴記憶手段に記憶された削除又は変更の回数を更新し、当該更新された食材の削除又は変更の回数に基づいて、前記苦手食材記憶手段に記憶する苦手食材を変更する手段とを具備することを特徴とする注文受付管理装置。

請求項2

前記該当する料理情報の食材を削除又は変更する手段は、食材の変更を指示する情報を前記入力部から受け取った場合に、国籍別に予め記憶しておいた変更候補となる得意食材の一覧を前記表示部に表示させる手段と、前記表示された変更候補となる得意食材の選択情報を前記入力部から受け取る手段と、前記変更指示により指定された変更対象の食材を、前記選択情報により表される得意食材に置き換える手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の注文受付管理装置。

請求項3

請求項1又は2に記載の注文受付管理装置が備える各手段の処理を、当該注文受付管理装置が備えるコンピュータに実行させるプログラム

請求項4

入力部と、表示部と、記憶ユニットと、制御ユニットとを備える注文入力端末装置であって、前記記憶ユニットは、複数の料理の各々について少なくともその名称と食材の一覧を含む料理情報を記憶する料理情報記憶手段と、前記料理及び食材の値段を表す情報を記憶する値段記憶手段と、国籍を識別する情報に対応付けて、当該国民の苦手食材を表す情報を記憶する苦手食材記憶手段と、食材ごとに注文者により削除又は変更された回数を、前記国籍別に記憶する注文履歴記憶手段とを備え、前記制御ユニットは、前記入力部から注文者の国籍を識別する情報を受け取る手段と、前記料理記憶手段に記憶された料理情報を、前記受け取った国籍を識別する情報に基づき当該国籍に対応する言語で前記表示部に表示させる手段と、前記国籍を識別する情報に基づいて前記苦手食材記憶手段から対応する苦手食材を表す情報を読み出し、前記注文受付端末に表示される料理情報に含まれる食材一覧中の前記苦手食材に該当する食材情報を強調して前記表示部に表示させる手段と、前記表示部に表示される料理情報の値段情報を前記値段記憶手段から読み出し、この読み出された値段情報を、前記国籍を識別する情報に対応する為替レートに従い前記国籍に対応する通貨に変換して前記表示部に表示させる手段と、前記入力部から、前記表示された食材の削除又は変更を指示する情報を受け取る手段と、前記受け取った食材の削除又は変更を指示する情報に応じて、該当する料理情報の食材を削除又は変更する手段と、前記該当する料理情報の値段情報及び前記削除又は変更対象となった食材の値段情報を前記値段記憶手段から読み出し、この読出された各値段情報をもとに前記該当する料理情報の値段情報を再計算すると共に、この再計算された料理情報の値段情報を前記国籍を識別する情報に対応する為替レートに従い前記国籍に対応する通貨に変換して前記表示部に表示させる手段と、前記入力部から料理の注文の確定情報を受け取る手段と、前記料理の注文の確定情報を受け取った場合に、当該料理において前記削除又は変更の対象となった食材について、前記注文履歴記憶手段に記憶された削除又は変更の回数を更新し、当該更新された食材の削除又は変更の回数に基づいて、前記苦手食材記憶手段に記憶する苦手食材を変更する手段とを備えることを特徴とする注文入力端末装置。

請求項5

前記該当する料理情報の食材を削除又は変更する手段は、食材の変更を指示する情報を前記入力部から受け取った場合に、国籍別に予め記憶しておいた変更候補となる得意食材の一覧を前記表示部に表示させる手段と、前記表示された変更候補となる得意食材の選択情報を前記入力部から受け取る手段と、前記変更指示により指定された変更対象の食材を、前記選択情報により表される得意食材に置き換える手段とを備えることを特徴とする請求項4記載の注文入力端末装置。

請求項6

請求項4又は5に記載の注文入力端末装置の制御ユニットが備える各手段の処理を、当該注文入力端末装置が備えるコンピュータに実行させるプログラム。

技術分野

0001

この発明は、例えばレストランにおいて料理注文を受付けるために使用される注文受付管理装置注文入力端末装置及びそのプログラムに関する。

背景技術

0002

社員食堂やレストランでは、食券販売機のような料理の注文を受け付ける装置を設置し、利用者希望する料理メニューを自身で選択して注文する店舗が増えている。この種の注文受付装置を導入すると、注文の受付けをよりスムーズに行えるようになると共に店舗の省力化を図ることが可能となる。

0003

一方、最近ビジネス観光目的で日本に訪れる外国人が増加している。ところが、従来の注文受付装置は、料理メニューとその値段日本語及び日本の通貨である円でのみで表示されることが一般的あるため、訪日外国人が上記注文受付装置により料理を注文しようとする場合、料理の注文に手間取ることが多い。

0004

そこで、商品ルームサービスメニューとその値段を旅行者出身地の言語と通貨で表示できるようにした装置が提案されている(例えば特許文献1又は2を参照)。この装置を使用すれば、母国言語と通貨を用いて注文を行うことができるので、訪日外国人にとっては大変便利である。しかし、料理の名称を母国言語で表示したり値段を母国通貨で表示するだけでは、訪日外国人の苦手食材、例えば宗教上の禁忌食材や特定の国の国民には食習慣上好まれない食材を避けることは困難である。

0005

一方、料理に使用する食材を表示し、アレルギー食材の除去又は変更を受付け可能とした料理注文端末装置も提案されている(例えば特許文献3を参照)。しかし、この装置では、宗教上の禁忌食材や特定の国の国民には食習慣上好まれない食材までは表示されないため、訪日外国人の要求には応えきれない。また、仮にアレルギー食材に加えて宗教上の禁忌食材や特定の国の国民には食習慣上好まれない食材を表示したとしても、料理に含まれる多数の食材を綿密に確認した上で希望しない食材を除去又は変更する操作を行うことは、多くの手間と時間がかかる。

先行技術

0006

特開平09−160881号公報
特表2009−506405号公報
特開2006−079209号公報

発明が解決しようとする課題

0007

上記したように従来提案されている技術では、訪日外国人に対し料理の名称と値段を母国言語と母国通貨で表示したり、アレルギー食材等の苦手食材を表示することはできても、表示された多くの食材を綿密に確認した上で希望しない食材を除去又は変更する操作が必要となり、注文に多くの手間と時間がかかる。

0008

この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、料理に含まれる食材をもれなく提示できるようにした上で、希望しない食材の削除又は変更操作を簡単かつ短時間に行えるようにした注文受付管理装置、注文入力端末装置及びそのプログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するためにこの発明の第1の観点は、入力部と表示部を備える注文入力端末との間でネットワークを介してデータ通信が可能な注文受付管理装置にあって、複数の料理の各々について少なくともその名称と食材の一覧を含む料理情報を記憶する料理情報記憶手段と、上記料理及び食材の値段を表す情報を記憶する値段記憶手段と、国籍識別する情報に対応付けて、当該国民の苦手食材を表す情報を記憶する苦手食材記憶手段と、食材ごと注文者により削除又は変更された回数を、上記国籍別に記憶する注文履歴記憶手段とを備える。そして、上記注文受付端末から注文者の国籍を識別する情報を受信すると、上記料理記憶手段に記憶された料理情報を、上記受信された国籍を識別する情報に基づき当該国籍に対応する言語で上記注文受付端末に送信し表示させる。また、上記国籍を識別する情報に基づいて上記苦手食材記憶手段から対応する苦手食材を表す情報を読み出し、上記注文受付端末に表示される料理情報に含まれる食材一覧中の上記苦手食材に該当する食材情報を強調して表示させると共に、上記注文受付端末に表示される料理情報の値段情報を上記値段記憶手段から読み出し、この読み出された値段情報を上記国籍を識別する情報に対応する為替レートに従い上記国籍に対応する通貨に変換して上記注文受付端末に表示させる。さらに、上記注文受付端末から上記表示された食材の削除又は変更を指示する情報を受信すると、この受信された食材の削除又は変更を指示する情報に応じて、該当する料理情報の食材を削除又は変更すると共に、上記該当する料理情報の値段情報及び上記削除又は変更対象となった食材の値段情報を上記値段記憶手段から読み出し、この読出された各値段情報をもとに上記料理情報の値段情報を再計算すると共に、この再計算された料理の値段情報を上記国籍を識別する情報に対応する為替レートに従い上記国籍に対応する通貨に変換して上記注文受付端末に表示させる。さらに、上記注文受付端末から料理の注文の確定情報を受信すると、当該料理において上記削除又は変更の対象となった食材について、上記注文履歴記憶手段に記憶された削除又は変更の回数を更新し、当該更新された食材の削除又は変更の回数に基づいて、上記苦手食材記憶手段に記憶する苦手食材を変更するようにしたものである。

0010

またこの発明の第2の観点は、入力部と、表示部と、記憶ユニットと、制御ユニットとを備える注文入力端末装置において、上記記憶ユニットに、複数の料理の各々について少なくともその名称と食材の一覧を含む料理情報を記憶する料理情報記憶手段と、上記料理及び食材の値段を表す情報を記憶する値段記憶手段と、国籍を識別する情報に対応付けて、当該国民の苦手食材を表す情報を記憶する苦手食材記憶手段と、食材ごとに注文者により削除又は変更された回数を、上記国籍別に記憶する注文履歴記憶手段とを備える。また、制御ユニットには、上記入力部から注文者の国籍を識別する情報を受け取る手段と、上記料理記憶手段に記憶された料理情報を、上記受け取った国籍を識別する情報に基づき当該国籍に対応する言語で上記表示部に表示させる手段と、上記国籍を識別する情報に基づいて上記苦手食材記憶手段から対応する苦手食材を表す情報を読み出し、上記注文受付端末に表示される料理情報に含まれる食材一覧中の上記苦手食材に該当する食材情報を強調して上記表示部に表示させる手段と、上記表示部に表示される料理情報の値段情報を上記値段記憶手段から読み出し、この読み出された値段情報を、上記国籍を識別する情報に対応する為替レートに従い上記国籍に対応する通貨に変換して上記表示部に表示させる手段と、上記入力部から上記表示された食材の削除又は変更を指示する情報を受け取る手段と、上記受け取った食材の削除又は変更を指示する情報に応じて、該当する料理情報の食材を削除又は変更する手段と、上記該当する料理情報の値段情報及び上記削除又は変更対象となった食材の値段情報を上記値段記憶手段から読み出し、この読出された各値段情報をもとに上記料理情報の値段情報を再計算すると共に、この再計算された料理情報の値段情報を上記国籍を識別する情報に対応する為替レートに従い上記国籍に対応する通貨に変換して上記表示部に表示させる手段と、上記入力部から料理の注文の確定情報を受け取る手段と、上記料理の注文の確定情報を受け取った場合に、当該料理において上記削除又は変更の対象となった食材について、上記注文履歴記憶手段に記憶された削除又は変更の回数を更新し、当該更新された食材の削除又は変更の回数に基づいて、上記苦手食材記憶手段に記憶する苦手食材を変更する手段とを備えるようにしたものである。

0011

さらにこの発明の第3の観点は、上記該当する料理情報の食材を削除又は変更する手段として、食材の変更を指示する情報を上記入力部から受け取った場合に、予め記憶しておいた国籍別の変更候補となる得意食材の一覧を表示させる手段と、上記表示された変更候補となる得意食材の選択情報を受け取る手段と、上記変更指示により指定された変更対象の食材を、上記選択情報により表される得意食材に置き換える手段とを備えることも特徴とする。

発明の効果

0012

したがって、この発明の第1及び第2の観点によれば、食材一覧のうちその国特有の苦手食材が強調表示されるので、訪日外国人の利用者は表示された多くの食材の中から母国特有の苦手食材を簡単かつ確実に確認することが可能となる。

0013

また、苦手食材の削除又は変更を受付けて当該苦手食材を削除又は他の食材に変更する処理が行われるので、宗教上禁忌とされている食材や食習慣上好まない食材を除くか又は他の食材に変更して料理を注文することができる。さらに、食材の削除又は変更に伴い、食材値段記憶手段に記憶された食材の値段に応じて料理の値段が再計算されるので、訪日外国人の納得感を高めることができる。

0014

さらに、苦手食材の削除又は他の食材への変更に伴い、注文履歴記憶手段に記憶されている食材の削除回数及び変更回数が更新され、この更新後の削除回数及び変更回数がしきい値を超えると当該食材を苦手食材記憶手段に追加される。したがって、過去の食材削除及び変更処理履歴をもとに国別の苦手食材のリストが随時更新されることになり、これにより訪日外国人利用者に対し苦手食材に関する常に最新の情報を提示することが可能となる。

0015

さらに、この発明の第3の観点によれば、食材の変更制御に際し、国籍別に予め記憶しておいた変更候補となる得意食材の一覧が読み出されて表示され、この変更候補の食材一覧の中から変更後の得意食材が選択される。したがって、利用者は食材の変更に際し所望の得意食材を容易に選択することが可能となる。

0016

この発明の第1乃至第3の観点によれば、料理に含まれる食材をもれなく提示できるようにした上で、希望しない食材の削除又は変更操作を簡単かつ短時間に行えるようにした注文受付管理装置、注文入力端末装置及びそのプログラムを提供することができる。

図面の簡単な説明

0017

この発明の第1の実施形態に係わる注文受付システム概略構成図。
図1に示した注文受付システムの管理コンピュータ機能構成を示すブロック図。
図2に示した管理コンピュータが備える料理情報記憶部に記憶される情報の一例を示す図。
図2に示した管理コンピュータが備える料理値段記憶部に記憶される情報の一例を示す図。
図2に示した管理コンピュータが備える為替情報記憶部に記憶される情報の一例を示す図。
図2に示した管理コンピュータが備える食材値段記憶部に記憶される情報の一例を示す図。
図2に示した管理コンピュータが備える苦手食材記憶部に記憶される情報の一例を示す図。
図2に示した管理コンピュータが備える注文履歴記憶部に記憶される情報の一例を示す図。
図2に示した管理コンピュータによる国別料理メニュー表示制御処理手順処理内容を示すフローチャート
図2に示した管理コンピュータによる食材表示制御の処理手順と処理内容を示すフローチャート。
図2に示した管理コンピュータによる食材削除/変更制御の処理手順と処理内容を示すフローチャート。
図2に示した管理コンピュータによる注文受付制御の処理手順と処理内容を示すフローチャート。
図9に示した国別料理メニュー表示制御により注文入力端末のタッチパネル表示部に表示される国籍入力画面の一例を示す図。
図10に示した食材表示制御により注文入力端末のタッチパネル表示部に表示される、料理メニューとその食材の日本語表示の例を示す図。
図10に示した食材表示制御により注文入力端末のタッチパネル表示部に表示される、料理メニューとその食材の英語表示の例を示す図。
図11に示した食材削除/変更制御により注文入力端末のタッチパネル表示部に表示される、食材の削除ボタンを操作したときの表示画面の一例を示す図。
図11に示した食材削除/変更制御により注文入力端末のタッチパネル表示部に表示される、食材の変更ボタンを操作したときの表示画面の一例を示す図。
図11に示した食材削除/変更制御により注文入力端末のタッチパネル表示部に表示される、変更食材の入力画面の一例を示す図。
図12に示した注文受付制御により注文入力端末のタッチパネル表示部に表示される、注文ボタンを操作したときの表示画面の一例を示す図。
この発明の第2の実施形態に係わる注文入力端末装置の機能構成を示すブロック図。

実施例

0018

以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
(構成)
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる注文受付システムの概略構成図である。
このシステムは、例えばレストランの入り口に設置された複数台の注文入力端末TM1〜TMnをネットワークNWを介して管理コンピュータSVに接続し、さらにこの管理コンピュータSVに調理場に設置された調理場端末KMを接続したものとなっている。なお、注文入力端末TM1〜TMnは一つのレストランの入り口に並べて配置したものであってもよいし、同一系列の複数のレストランにそれぞれ配置されたものでもよい。

0019

注文入力端末TM1〜TMnは、例えばタッチパネル型の表示デバイスを備え、管理コンピュータSVから送られた表示画面を表示すると共に、表示画面が表示された状態でタッチパネルにおいて利用者が選択操作したボタン又は選択対象を表す情報を管理コンピュータSVへ送信する。

0020

調理場端末KMも、例えばタッチパネル型の表示デバイスを備え、管理コンピュータSVから送られた注文受付情報を表示する。またそれと共に、当該注文受付情報に従い調理した料理の供出が終了し、調理場担当者又はホール担当者がタッチパネルにおいて供出終了ボタンを押した時点で上記注文受付情報を消去すると共に、供出完了情報を管理コンピュータSVに返送する機能を有する。

0021

なお、ネットワークNWとしては、例えば有線LAN(Local Area Network)又は無線LANが用いられるが、注文入力端末が複数のレストランに分散配置されている場合には、インターネット等の公衆データネットワークを用いる。

0022

管理コンピュータSVは注文受付管理装置として機能するもので、以下のように構成される。図2はその機能構成を示すブロック図である。
すなわち、管理コンピュータSVは、例えばパーソナルコンピュータサーバ・コンピュータ或いはクラウド上に設けられたコンピュータからなり、通信インタフェースユニット1と、制御ユニット2と、記憶ユニット3を備えている。

0023

通信インタフェースユニット1は、制御ユニット2の制御の下で、注文入力端末TM1〜TMn及び調理場端末KMとの間でそれぞれネットワークNWで規定された通信プロトコルに従いデータの送受信を行う。通信プロトコルとしては例えばTCP−IP(Internet Protocol)が用いられる。

0024

記憶ユニット3は、記憶媒体としてHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)を使用したもので、第1の実施形態を実施するために必要な記憶部として、料理情報記憶部31と、料理値段記憶部32と、食材値段記憶部33と、為替情報記憶部34と、苦手食材記憶部35と、注文履歴記憶部36と、注文情報記憶部37を備えている。

0025

料理情報記憶部31には、言語ごとに予め作成された複数の料理情報テーブルが記憶される。各料理情報テーブルには、提供可能な料理メニュー(名称)とその説明、食材一覧を表す情報が記載されている。図3日本語用の料理情報テーブルの一例を示すものである。なお、他の料理情報テーブルとしては、英語用、ドイツ語用、フランス語用、イタリア語用、ロシア語用、中国語用、韓国語用、ヒンドゥー語用、アラビア語用、スペイン語用、ポルトガル語用、スワヒリ語用等が用意される。

0026

料理値段記憶部3には、上記料理情報記憶部31の各テーブルに記憶された複数の料理の基準通貨による値段が記憶される。図4はその記憶された情報の一例を示すもので、基準通貨として「円」を用いた場合を示している。

0027

為替情報記憶部34には、上記基準通貨に対する各国通貨の為替レートが記憶されている。図5にその一例を示す。なお、この為替情報記憶部34に記憶された情報は、為替レートの変動に応じて一定期間ごとに更新される。

0028

食材値段記憶部33には、言語ごとに予め作成された複数の食材情報テーブルが記憶される。各食材情報テーブルには、上記料理情報記憶部31の各テーブルに記憶された複数の食材の基準通貨による値段が記憶される。図6はその記憶情報の一例を示すもので、この場合も基準通貨として「円」を用いた場合を示している。

0029

苦手食材記憶部35には、国別に、その国の人が苦手とする食材の一覧情報が記憶される。苦手食材には、宗教上禁忌とされる食材の他に、その国の人が嫌う傾向性の高い食材も随時追加されて記憶される。図7はこの苦手食材の一覧情報の一例を示すものである。なお、国別の苦手食材に関する情報は、国土交通省総合政策観光事業課、「多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応マニュアル」、日本、平成20年2月、67〜186頁、[平成25年7月検索]、インターネット<URL:http://www.mlit.go.jp/common/000059331.pdf>に詳しく記載されている。

0030

注文履歴記憶部36には、注文履歴情報が国別に記憶される。各国の注文履歴情報には、食材別に利用者の食材変更/削除操作により変更又は削除された回数が記憶される。図8はその一例を示すものである。

0031

注文情報記憶部37は、確定された注文情報を記憶するために使用される。注文情報には、例えば料理メニュー(料理名称)と、変更又は削除された食材を表す情報と、注文を受け付けた注文入力端末TM1〜TMnの識別情報(端末ID)と、注文受付時刻が含まれる。

0032

制御ユニット2は、CPU(Central Processing Unit)を有し、この発明の第1の実施形態を実施するために必要な制御機能として、国別料理メニュー表示制御部21と、食材表示制御部22と、食材削除/変更制御部23と、注文受付制御部24を備えている。

0033

国別料理メニュー表示制御部21は、以下の処理機能を有する。

0034

(1)注文入力端末TM1〜TMnから国籍の入力要求が送られた場合に、国籍入力画面を表示させる処理。
(2) 上記国籍入力画面において利用者が入力した国籍情報受け取り、当該国籍に対応する言語を、予め記憶してある国別の言語テーブル(図示せず)をもとに特定する。そして、この特定された言語に対応する料理情報テーブルに記載された料理メニューを料理情報記憶部31から読み出す。またそれと共に、料理値段記憶部32から上記読み出した料理メニューに対応する基準通貨による値段をそれぞれ読み出し、さらに為替情報記憶部34から上記入力された国籍に対応する為替レートを読み出す処理。
(3) 上記読み出された料理メニュー、基準通貨による値段、及び為替レートにより換算された値段を含み、さらに各料理メニューに対応づけて注文ボタンと食材表示ボタンが配置された国別の料理情報表示画面データを生成し、この料理情報表示画面データを要求元の注文受付端末TM1〜TMnへ送信し表示させる処理。

0035

食材表示制御部22は、以下の処理を行う。
(1) 上記国別の料理情報表示画面において、所望の料理に対応する食材表示ボタンが選択操作された場合に、この選択された料理の食材一覧情報を上記料理情報記憶部31から読み出す。そして、この読み出した食材一覧情報と、食材変更ボタン及び食材削除ボタンを上記料理情報表示画面に追加した表示画面データを生成し、この表示画面データを要求元の注文受付端末TM1〜TMnへ送信し表示させる処理。
(2) 上記食材一覧情報の中に、苦手食材記憶部35に苦手食材として登録されている食材が含まれているか否かを判定し、該当する食材が含まれている場合には当該食材を強調表示させるべく表示形態を変更する処理。

0036

食材削除/変更制御部23は、食材削除処理機能と、食材変更処理機能を備える。
食材削除処理機能は以下の処理を行う。
(1) 上記表示された食材一覧のうちの一つが選択された状態で食材削除ボタンがタッチ操作された場合に、当該削除された食材を除いた料理情報を保存する処理、
(2) 上記削除された食材の値段を食材値段記憶部33から読み出して料理の値段を再計算し、この再計算された値段を注文受付端末TM1〜TMnへ送信し表示させる処理。

0037

食材変更処理機能は以下の処理を行う。
(1) 上記表示された食材一覧のうちの一つが選択された状態で食材変更ボタンがタッチ操作された場合に、上記食材一覧のうち苦手食材を除いた食材の一覧を食材の変更候補として表示した変更入力画面データを生成し、注文受付端末TM1〜TMnへ送信して表示させる。そして、変更候補の中から食材が選択操作されると、変更前の食材を上記変更後の食材に代えた料理情報を制御ユニット2内のメモリに保存する処理。
(2) 上記変更前の食材の値段と変更後の食材の値段を食材値段記憶部33からそれぞれ読み出してその差を求め、この食材の値段差をもとに料理の値段を再計算し、この再計算された値段を注文受付端末TM1〜TMnへ送信し表示させる処理。

0038

注文受付制御部24は、以下の処理機能を有する。
(1) 上記料理情報表示画面において、所望の料理の注文ボタンが選択操作された場合に、当該選択された料理について上記食材削除処理又は食材変更処理後の食材を反映した料理注文情報を生成し、この料理注文情報を調理場端末KMへ送信する処理。
(2) 上記食材の削除又は変更処理が行われた場合に、注文履歴記憶部36における該当する国の該当する食材の削除回数又は変更回数を更新する。そして、この更新後の削除回数及び変更回数を予め設定してあるしきい値と比較し、しきい値を超えた場合には当該食材を、該当する国に対応付けて苦手食材記憶部35に追加登録する処理。

0039

(動作)
次に、以上のように構成された注文受付システムの動作を、管理コンピュータSVの処理手順に従い説明する。
(1)国籍入力受付処理
注文入力端末TM1〜TMnにおいて、訪日外国人の利用者が国籍の入力要求ボタンを選択操作すると、管理コンピュータSVでは以下のような国籍入力受付制御が実行される。図9はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。

0040

すなわち、管理コンピュータSVでは国別料理メニュー表示制御部21の制御の下、先ずステップS11により国籍入力画面データが要求元の注文入力端末TM1〜TMnへ送られ、そのタッチパネル型表示部に表示される。図13に注文入力端末TM1〜TMnに表示される国籍入力画面の一例を示す。

0041

この状態で利用者が、表示されている地図上において自身の国を選択したのち料理選択ボタンをタッチ操作したとする。そうすると、この選択された国籍を表す情報が注文入力端末TM1〜TMnから管理コンピュータSVに送られる。

0042

管理コンピュータSVでは、ステップS12により上記国籍を表す情報の受信を検出すると、国別料理メニュー表示制御部21の制御の下、ステップS12により先ず当該国籍に対応する言語が特定され、続いてステップS13により上記特定された言語に対応する料理情報テーブルに記載された料理メニューが料理情報記憶部31から読み出される。またそれと共に、ステップS14により料理値段記憶部32から上記読み出された料理メニューに対応する基準通貨の値段が読み出され、さらにステップS15により為替情報記憶部34から上記入力された国籍に対応する為替レートが読み出される。

0043

そしてステップS16において、上記読み出された料理メニューと、その基準通貨による値段と、為替レートにより換算された上記国の値段を含み、さらに各料理メニューに対応づけて注文ボタンと食材表示ボタンが配置された国別の料理情報表示画面データが生成され、この料理情報表示画面データが要求元の注文受付端末TM1〜TMnへ送信され、表示される。続いて管理コンピュータSVでは、ステップS17,S18によりそれぞれ注文ボタン及び食材表示ボタンの操作が監視される。

0044

(2)食材情報の表示
この状態で、注文入力端末TM1〜TMnにおいて利用者が、所望の料理に対応する食材表示ボタンを選択操作したとする。そうすると、管理コンピューSVでは食材表示制御部23の制御の下で、次のように食材情報の表示制御が実行される。図10はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。

0045

すなわち、先ずステップS21により、上記選択操作された食材表示ボタンに対応する料理の食材一覧情報が料理情報記憶部31から読み出され、この読み出された食材一覧情報と、食材変更ボタン及び食材削除ボタンが、上記料理情報表示画面に追加された表示画面データが生成される。そして、この生成された食材一覧を含む料理メニューの表示画面データが要求元の注文受付端末TM1〜TMnへ送信され、表示される。

0046

またその際ステップS22では、上記表示された食材一覧の中に、苦手食材記憶部35に苦手食材として登録されている食材が含まれているか否かが判定される。そして、該当する食材が含まれている場合には、当該食材が強調表示されるようにステップS23により上記表示画面データが制御される。例えば、上記苦手食材の文字のみが太字で表示される。

0047

図14は、説明の簡単のため便宜的に上記料理名及び食材一覧を日本語により表示した場合を示したもので、「いか」のみが太字で表示された場合を例示している。また図15は、例えば米国からの訪日外国人利用者向けに、上記料理及び食材一覧を英語により表示した例を示したものである。同図に示すように、各商品には基準通貨である「円」による値段に加え、「ドル」による値段が付記される。その他の国からの訪日外国人利用者に対しても、料理及び食材一覧がそれぞれの言語により表示され、さらに値段が基準通貨と母国の通貨により表示される。なお、強調表示の手段としては、文字を太字にする以外に、文字の表示色やフォント、サイズを変えるようにしてもよい。かくして、利用者は一覧表示された多くの食材の中から、苦手食材を迅速かつ確実に見分けることが可能となる。
続いて管理コンピュータSVでは、ステップS24,S25によりそれぞれ注文ボタン及び食材削除/変更ボタンの操作が監視される。

0048

(3)食材削除/変更制御
上記食材の一覧情報が表示された状態で、利用者が上記強調表示された苦手食材を削除するか又は他の食材に変更するべく食材削除ボタン又は食材変更ボタンを操作したとする。そうすると管理コンピュータSVでは、食材削除/変更制御部23の制御の下、以下のように食材削除/変更制御が実行される。図11はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。

0049

先ずステップS31において、食材削除ボタンか食材変更ボタンの何れが操作されたかが判定される。いま例えば食材削除ボタンが選択操作されたとする。この場合には、ステップS32により上記苦手食材に例えば図16に示すように網掛けが付与される。続いてステップS33により、上記苦手食材「いか」が除外された料理情報が制御ユニット2内のメモリに一旦保存される。

0050

またそれと共にステップS34において、上記削除された苦手食材「いか」の値段が食材値段記憶部33から読み出され、この読み出された苦手食材の値段が元々の料理の値段から差し引かれる。そして、この「いか」の値段が差し引かれた料理の値段が注文受付端末TM1〜TMnへ送信され、料理情報表示画面に表示される。例えば、図16に示すように「食材「いか」を除去しました。除去後の料金は800円です。」のように表示される。
なお、上記例では強調表示された苦手食材を削除する場合について説明したが、苦手食材以外の食材をタッチ操作により選択したのち、食材削除ボタンをタッチ操作することで、食材一覧の中の任意の食材を削除することも可能である。

0051

一方、利用者が図17に示すように食材変更ボタンを選択操作したとする。この場合には、先ずステップS35により上記表示中の食材一覧のうち苦手食材を除いた食材の一覧を変更候補として表示する食材変更入力画面表示データが生成され、この食材変更入力画面表示データが注文入力端末TM1〜TMnへ送信され表示される。図18はその一例を示すもので、食材変更入力画面には変更対象となる「いか」に代わる、苦手食材以外の食材の一覧が表示される。

0052

なお、上記変更候補の食材としては、予め国別に当該国民に好まれる得意食材を記憶したテーブルを記憶ユニット3に記憶しておき、この記憶ユニット3から該当する国のテーブルに記憶された得意食材の一覧情報を読み出して表示するようにしてもよい。

0053

この状態で利用者が、例えば上記一覧表示された変更候補の食材の中から所望の食材、例えば「なす」をしたと選択する。この場合には、ステップS36により上記食材の選択操作が検出されると、ステップS37において上記「いか」の代わりに「なす」が加えられた料理情報が制御ユニット2内のメモリに一旦保存される。

0054

またそれと共にステップS38において、上記変更前の食材「いか」の値段と変更後の食材「なす」の値段が食材値段記憶部33からそれぞれ読み出され、その差が求められる。そして、この値段の差をもとに料理の値段が再計算され、この再計算された値段が注文受付端末TM1〜TMnへ送信され、表示される。例えば、図19に示すように「食材「いか」を「なす」に変更しました。変更後の料金は850円です。」のように表示される。

0055

(4)注文の受付
以上のように所望の料理メニューに対し食材の削除又は変更処理が終了した後、利用者が注文ボタンを選択操作したとする。この注文ボタンの操作情報は注文受付端末TM1〜TMnから管理コンピュータSVへ送られる。

0056

管理コンピュータSVでは、上記注文ボタンの操作情報をステップS17で検出すると、注文受付制御部24の制御の下、以下のように注文受付制御が実行される。図12は、その処理手順と処理内容を記すフローチャートである。

0057

すなわち、先ずステップS41により上記操作情報に対応する料理情報が制御ユニット2内のメモリから読み出され、この料理情報をもとに料理注文情報が生成されて調理場端末KMへ送信される。次にステップS42により、注文履歴記憶部36における該当する国の該当する食材の削除回数又は変更回数が更新される。そして、この更新後の削除回数及び変更回数が予め設定してあるしきい値とステップS43で比較される。この比較の結果、更新後の削除回数及び変更回数がしきい値を超えている場合には、ステップS44により対応する国の苦手食材記憶部35に、上記削除された食材又は変更前の食材が追加登録される。

0058

なお、上記削除回数及び変更回数がしきい値を超えた食材が既に苦手食材として登録されている場合には、当該食材に関する重み係数を増加させる。このようにすると、苦手食材それぞれに苦手の度合いを表す情報を付与することができ、この情報をもとに先に述べた食材表示制御において苦手食材の強調表示に差をつけることが可能となる。

0059

(実施形態の効果)
以上詳述したように第1の実施形態では、国別の言語で料理メニュー及びその食材一覧を管理コンピュータSVから注文入力端末TM1〜TMnへ送信し表示させる際に、苦手食材記憶部35からその国特有の苦手食材を読み出して、当該苦手食材が上記食材一覧に含まれている場合には当該苦手食材を太字で強調表示するようにしている。したがって、食材一覧のうちその国特有の苦手食材が強調表示されるので、訪日外国人の利用者は表示された多くの食材の中から母国特有の苦手食材を簡単かつ確実に確認することが可能となる。

0060

また、苦手食材の削除又は変更を受付けて当該苦手食材を削除又は他の食材に変更する処理を行い、この食材の削除又は変更に伴い、食材値段記憶部33に記憶された食材の値段に応じて料理の値段を再計算し注文入力端末TM1〜TMnに表示するようにしている。したがって、宗教上禁忌とされている食材や食習慣上好まない食材を除くか又は他の食材に変更して料理を注文することができ、上記苦手食材の削除又は他の食材への変更に伴い、当該食材の値段に応じて料理の値段を再計算されるので、訪日外国人の納得感を高めることができる。

0061

また、上記食材の変更制御に際し、表示されている食材一覧のうち苦手食材を除いた食材の一覧を変更候補として表示し、この変更候補の食材一覧の中から変更後の食材を選択できるようにしたので、利用者は所望の食材を容易に選択することが可能となる。

0062

さらに、上記苦手食材の削除又は他の食材への変更に伴い、注文履歴記憶部36に記憶されている食材の削除回数及び変更回数を更新し、この更新後の削除回数及び変更回数がしきい値を超えると当該食材を苦手食材記憶部35に追加するようにしている。したがって、過去の食材削除及び変更処理の履歴をもとに国別の苦手食材のリストが随時更新される。このため、訪日外国人利用者には苦手食材に関する常に最新の情報を提示することができる。

0063

[第2の実施形態]
この発明の第2の実施形態は、第1の実施形態では管理コンピュータSVに持たせた、料理メニュー及び食材の強調表示制御機能、食材の削除又は変更制御機能、食材の削除又は変更に伴う値段の再計算機能、苦手食材の更新制御機能、及び注文受付制御機能を、何れも注文入力端末装置に備えるようにしたものである。

0064

図20は、この発明の第2の実施形態に係る注文入力端末装置の機能構成を示すブロック図である。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
第2の実施形態の注文入力端末装置FSは、制御ユニット2及び記憶ユニット3に加え、タッチパネル型表示デバイス4と、プリンタ5と、これらの表示デバイス4及びプリンタ5を制御ユニット2に接続するインタフェースユニット10を備えている。タッチパネル型表示デバイス4は、制御ユニット2により生成された各種表示画面を表示すると共に、利用者が当該表示画面に表示された各種ボタンや情報を選択操作するために使用される。プリンタ5は、注文が確定した場合にその注文内容と値段が記載された注文受付シート印刷出力するために使用される。

0065

制御ユニット2は、第1の実施形態で述べた管理コンピュータSVと同様に、国別料理メニュー表示制御部21と、食材表示制御部23と、食材削除/変更制御部24と、注文受付制御部25を備えている。
記憶ユニット3も、第1の実施形態で述べた管理コンピュータSVと同様に、料理情報記憶部31と、料理値段記憶部32と、食材値段記憶部33と、為替情報記憶部34と、苦手食材記憶部35と、注文履歴記憶部36と、注文情報記憶部37を備えている。

0066

このような構成であるから、国籍の入力を受付けて当該国の母国言語で料理情報表示画面を表示する処理と、食材表示ボタンの選択操作に応じて該当する食材一覧を表示する処理と、当該食材一覧の中の苦手食材を太字で強調表示する処理と、食材の一覧情報が表示された状態で食材削除ボタン又は食材変更ボタンが操作された場合に該当する食材を削除するか又は他の食材に変更する処理と、この食材の削除又は変更に伴い当該食材の値段に応じて料理の値段を再計算する処理と、上記食材の削除及び変更の回数を注文履歴記憶部36で管理して当該削除及び変更の回数に基づいて苦手食材のリストを更新する処理と、注文を受付けてその料理注文情報を調理場端末KMへ送信する処理は、何れも注文受付端末装置FS内において記憶ユニット3の記憶部31〜36に記憶された情報に基づいて制御ユニット2の制御の下で実行される。

0067

したがって、1台の注文入力端末装置FSにより、この発明に係るすべての機能を実現することができる。この実施形態に係る注文入力端末装置FSは、複数の注文入力端末装置FSを必要としない小規模飲食店個人経営のレストランに好適である。

0068

[他の実施形態]
前記各実施形態では、食材の変更制御に際し、表示されている食材一覧のうち苦手食材を除いた食材の一覧を変更候補として表示し、この変更候補の食材一覧の中から変更後の食材を選択できるようにした。しかしこれに限らず、上記変更候補の食材として、予め国別に当該国民に好まれる得意食材を記憶したテーブルを記憶ユニット3に記憶しておき、この記憶ユニット3から該当する国のテーブルに記憶された得意食材の一覧情報を読み出して表示し、この表示された変更候補の食材一覧の中から変更後の食材を選択できるようにしてもよい。なお、この場合食材値段記憶部33には、得意食材に対応する値段を登録しておく。このようにすれば、苦手食材が得意食材に変更された場合にも、この変更前と変更後の食材の値段をもとに料理の値段を再計算し表示することができる。

0069

また、図2及び図20に示した制御ユニット2及び記憶ユニット3は必ずしも1つの装置に設ける必要はなく、ネットワークを介して接続される複数の装置に分散配置するようにしてもよい。また、制御ユニット2内の各制御部21〜24及び記憶ユニット3内の各記憶部31〜37についても複数の装置に分散配置するようにしてもよい。

0070

第1の実施形態では、説明の便宜上料理情報及び食材情報を日本語で表示する場合を例にとって説明したが、入力された国籍に応じて他の言語で表示されることは言うまでもない。また、食材の削除または変更操作が行われた場合に、その食材が対象料理になくてはならない食材の場合には、削除又は変更を行えない旨のメッセージを表示するようにしてもよい。

0071

また第1の実施形態では、削除又は変更の回数がしきい値を超えた食材を苦手食材に追加するようにしたが、反対に苦手食材記憶部35に登録されている苦手食材の中に予め設定した長期間にわたり削除又は変更対象として選択されない食材が存在する場合には、当該食材を苦手食材記憶部35から消去するようにしてもよい。

0072

さらに第1の実施形態では、入力された国籍に対応する言語の料理情報及び食材一覧情報を料理情報記憶部31から読み出して表示するようにした。しかし、それに限らず、日本語の料理情報及び食材一覧情報を翻訳ツールを用いて上記入力された国籍に対応する言語に翻訳して表示するように構成してもよい。

0073

さらに第1及び第2の実施形態では注文入力端末に、タッチパネル型表示デバイスを用いた場合を例にとって説明したが、入力デバイスとしてマイクロホン音声認識機能を備えたデバイスを用いてもよい。その他、制御ユニットが備える各制御機能、記憶ユニットが備える各記憶部の構成、記憶される情報の種類と内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。

0074

要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。

0075

TM1〜TMn…注文入力端末、SV…管理コンピュータ、KM…調理場端末、NW…ネットワーク、1…通信インタフェースユニット、2…制御ユニット、3…記憶ユニット、21…国別料理メニュー表示制御部、22…食材表示制御部、23…食材削除/変更制御部、24…注文受付制御部、31…料理情報記憶部31、32…料理値段記憶部、33…食材値段記憶部、34…為替情報記憶部、35…苦手食材記憶部、36…注文履歴記憶部、37…注文情報記憶部。

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