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技術 駐車料金決済システム、駐車料金決済方法、管理サーバ、車載器、プログラム及び記録媒体

出願人 三菱重工機械システム株式会社パーク二四株式会社
発明者 佐藤憲治浜名通夫河西弘明
出願日 2013年8月8日 (7年6ヶ月経過) 出願番号 2013-165524
公開日 2015年2月19日 (6年0ヶ月経過) 公開番号 2015-035108
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機 交通制御システム 制御地点における料金又はチケットをチェックする装置、タクシーメータ、郵便料金計器
主要キーワード 正誤確認 フラップ式 専用コイン 両アクチュエータ 決済サーバ装置 精算管理 駐車区域 演算制御装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年2月19日)のものです。
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図面 (5)

課題

駐車場における防犯車両管理料金決済等の運用面での利便性を向上させること。

解決手段

空いている車両駐車区域に車両を停止させると、該車両駐車区域の駐車場フラップ125が作動するとともに、サーバ装置123で駐車時間の計時が開始される。一方、車両を出庫させる際に車両のエンジンオンにされると、車載器110は、サーバ装置123からのレイアウト画面を表示し、レイアウト画面から車両駐車区域を入力させる。サーバ装置123は、該当車両駐車区域の駐車時間から駐車料金を計算する。車載器110は、決済画面で駐車料金を確認させ、クレジットカード情報を入力させる。サーバ装置123は、クレジットカード情報に従って決済処理を実行し、該当駐車場フラップ125を降下させる。車載器110は、出庫案内を表示し、車両が発進すると、通常の画面切り替える。

概要

背景

近年、有料駐車設備が実用化されている。

このような背景に関連する技術としては、様々なものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。

例えば、特許文献1には、駐車場各駐車区画駐車した複数の車を集中管理し得るようにした駐車設備が記載されている。より具体的に説明すると、この駐車設備は、駐車場の各駐車区画に設置された複数のカーロック装置を備える。また、この駐車設備は、駐車場の入出庫部近傍に設置された集中管理装置を備える。そして、カーロック装置は、起立することにより駐車中の車を発進しないようロックする起倒可能なフラップを備える。また、カーロック装置は、フラップを起倒させるアクチュエータを備える。また、カーロック装置は、フラップが回動しないようロックすると共にアクチュエータとは異なる別のアクチュエータによりフラップのロックを解除し得るようにしたロック手段を備える。また、カーロック装置は、車が入庫したことを検知する入庫確認手段を備える。一方、集中管理装置は、演算制御装置を備える。また、集中管理装置は、メッセージを画像で表示する表示部、又は音声で案内する音声案内部のうち少なくともいずれか一方を備える。また、集中管理装置は、硬貨又は紙幣入金される入金ユニットを備える。そして、演算制御装置は、車が入庫した駐車区画に設置されたカーロック装置の入庫確認手段により入庫が確認されたらカーロック装置の別のアクチュエータへ指令を与えてロック手段によるフラップのロックを解除させる。そして、演算制御装置は、車が入庫した駐車区画における駐車時間演算を開始する。そして、演算制御装置は、駐車時間から駐車区画の駐車料金を演算する。そして、演算制御装置は、車の出庫時に駐車料金と入金ユニットへ入金された料金とを比較し精算する。そして、演算制御装置は、必要な場合にはつり銭を払出す。そして、演算制御装置は、カーロック装置の両アクチュエータへ指令を与え、両アクチュエータを作動させてカーロックを解除させる。そして、演算制御装置は、車が入庫した駐車区画に設置されたカーロック装置の入庫確認手段により入庫確認信号が与えられ、又は出庫時にプッシュ手段により駐車区画番号信号が与えられたら表示部へメッセージ表示指令信号を出力し、又は音声案内部へ音声案内指令信号を出力する。このようにして、この駐車設備によっては、駐車場の各駐車区画に駐車している車を集中的に管理でき、また、ある駐車区画に設置したカーロック装置が故障しても他の駐車区画には何ら影響を及ぼすことがなく、更に、紙幣、硬貨、専用コイン専用カードの何れを使用することができ、便利である等種々の優れた効果を奏し得る。

また、最近、駐車場の管理は、人件費の削減のため無人化が進められている。

このような背景に関連する技術としては、様々なものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。

例えば、特許文献2には、車載器を搭載したETC(Electronic Toll Collection System)車と一般車両が混在して利用するETC利用の駐車場管理システムが記載されている。より具体的に説明すると、このETC利用の駐車場管理システムは、一般車両の入庫に際して入庫時刻を記録したチケット発行し、一般車両の出庫時にチケットに記録された入庫時刻から駐車料金を計算して料金精算を行うと共に、車両の入庫情報及び出庫情報入出庫データベース登録して入出庫管理を行う。また、このETC利用の駐車場管理システムは、ETC車両の入庫に際しETC車両に搭載された車載器から送信される車両情報を受信して駐車時間の計測を開始し、ETC車両の出庫に際してETC車両搭載の車載器から送信される車両情報を受信し、この車両情報に対応する計測駐車時間に基づいて駐車料金を計算して料金精算を行うと共に、ETC車両の入庫情報及び出庫情報を入出庫データベースに登録して入出庫管理を行う。このようにして、このETC利用の駐車場管理システムによっては、既存の駐車場管理システムを利用して一般車両とETC車両に対する入出庫管理を行うことができ、ETC利用の駐車場管理システムを安価に構築することができる。

また、従来の駐車場管理システムには、例えば、駐車場内に複数設けた個別の駐車区域毎に、車両の入出庫を管理する機能と車両の駐車料金を精算する機能とを有する車室管理端末機を備えて構成した個別精算管理方式のものがある。

このような背景に関連する技術としては、様々なものが知られている(例えば、特許文献3参照。)。

例えば、特許文献3には、駐車場内に複数設けた駐車区域毎に、駐車車両の入出庫管理機能と駐車料金精算機能とを有する車室管理端末を備えた駐車場管理システムが記載されている。より具体的に説明すると、この駐車場管理システムは、複数の車室管理端末機と通信可能で、車室管理端末機の駐車料金情報に基づいてクレジットカードによる精算処理が可能なクレジットカード精算端末機を備える。そして、この駐車場管理システムは、クレジットカード精算端末機により精算処理を行ったときには、車室管理端末機に精算完了の通知をする。このようにして、この駐車場管理システムによっては、車室管理端末機の構成を簡素化してコストアップを抑制し、クレジットカードによる清算機能を備えた個別清算管理方式の駐車場管理システムを低コストで構築することができる。

概要

駐車場における防犯車両管理料金決済等の運用面での利便性を向上させること。空いている車両駐車区域に車両を停止させると、該車両駐車区域の駐車場フラップ125が作動するとともに、サーバ装置123で駐車時間の計時が開始される。一方、車両を出庫させる際に車両のエンジンオンにされると、車載器110は、サーバ装置123からのレイアウト画面を表示し、レイアウト画面から車両駐車区域を入力させる。サーバ装置123は、該当車両駐車区域の駐車時間から駐車料金を計算する。車載器110は、決済画面で駐車料金を確認させ、クレジットカード情報を入力させる。サーバ装置123は、クレジットカード情報に従って決済処理を実行し、該当駐車場フラップ125を降下させる。車載器110は、出庫案内を表示し、車両が発進すると、通常の画面切り替える。

目的

この発明によっては、各車両駐車区域に設けられた、車両の進退を制限する制限手段の稼働に応じて、駐車料金を算出すると共に、車載器を用いている利用者に対しては、車載器を用いた清算サービスを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

車両に設置された車載器通信を行うことで、当該車両の駐車場における駐車料金決済を管理する駐車料金決済システムであって、駐車場における駐車料金の決済を管理する管理サーバと、車両に設置されて前記管理サーバと通信を行う車載器とを備え、前記管理サーバは、車両の進退を制限する制限手段からのオン信号を受けて、当該制限手段に対する駐車時間計測する計測手段と、前記車載器によって指定された車両の駐車位置に基づいて、前記制限手段を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された制限手段に対応する前記駐車時間に基づいて駐車料金を算出する駐車料金算出手段と、前記駐車料金算出手段によって算出された駐車料金に従って車載器に決済を要求する決済要求手段と、前記駐車料金算出手段によって算出された駐車料金と前記車載器からの決済カード情報とに基づいて決済を行う決済処理手段と、前記決済処理手段による決済の後、前記制限手段の制限を解除する解除手段とを有し、前記車載器は、前記車両の駐車位置を指定する指定手段と、前記指定手段によって指定された前記車両の駐車位置を前記管理サーバに送信する駐車位置送信手段と、前記決済要求手段による決済要求に対して決済カード情報を前記管理サーバに送信する決済カード情報送信手段とを有する駐車料金決済システム。

請求項2

前記管理サーバは、前記車載器に駐車位置を指定させるための駐車位置ガイド情報を車載器に送信する駐車位置ガイド情報送信手段を更に有し、前記特定手段は、前記駐車位置ガイド情報に応じて車載器によって指定された車両の駐車位置に基づいて、前記制限手段を特定し、前記車載器は、前記駐車位置ガイド情報送信手段から送信された駐車位置ガイド情報を表示する表示手段を更に有し、前記指定手段は、前記表示手段に表示された駐車位置ガイド情報に基づいて、前記車両の駐車位置を指定する請求項1に記載の駐車料金決済システム。

請求項3

前記管理サーバは、駐車場に設けられた駐車位置の各々に設置され、車両の出庫に際して操作される清算開始指示手段を更に有し、前記特定手段は、前記清算開始指示手段が操作されると、該操作された前記清算開始指示手段の設置位置に基づいて、前記出庫しようとしている車両の駐車位置を特定するとともに、該駐車位置に対応する前記制限手段を特定する請求項1に記載の駐車料金決済システム。

請求項4

前記管理サーバは、前記特定手段により特定された駐車位置が明示された駐車位置ガイド情報を車載器に送信する駐車位置ガイド情報送信手段を更に有し、前記車載器は、前記駐車位置ガイド情報送信手段から送信された駐車位置ガイド情報を表示する表示手段を更に有し、前記指定手段は、前記表示手段に表示された、前記特定された駐車位置が明示された駐車位置ガイド情報に基づいて、前記特定された駐車位置の正誤確認を指定する請求項3に記載の駐車料金決済システム。

請求項5

前記駐車位置ガイド情報は、前記駐車場の車両駐車区域を明示したレイアウト情報である請求項2に記載の駐車料金決済システム。

請求項6

前記車載器は、所定の決済カードから決済カード情報を読み取るカードリーダ手段を更に有する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の駐車料金決済システム。

請求項7

車両に設置された車載器と通信を行うことで、当該車両の駐車場における駐車料金の決済を管理する駐車料金決済方法であって、管理サーバが、車両の進退を制限する制限手段からのオン信号を受けて、当該制限手段に対する駐車時間を計測する段階と、前記車載器が、車両の駐車位置を指定する段階と、前記管理サーバが、前記指定された車両の駐車位置に基づいて、前記制限手段を特定する段階と、前記管理サーバが、前記特定された制限手段に対応する前記駐車時間に基づいて駐車料金を算出する段階と、前記管理サーバが、前記算出された駐車料金に従って前記車載器に決済を要求する段階と、前記車載器が、決済要求に対する決済カード情報を前記管理サーバに送信する段階と、前記管理サーバが、前記算出された駐車料金と前記決済要求に対する前記車載器からの決済カード情報とに基づいて決済を行う段階と、前記管理サーバが、前記決済の後、前記制限手段の制限を解除する段階とを備える駐車料金決済方法。

請求項8

駐車場における駐車料金の決済を管理する管理サーバであって、車両の進退を制限する制限手段からのオン信号を受けて、当該制限手段に対する駐車時間を計測する計測手段と、車両に設置された車載器によって指定された車両の駐車位置に基づいて、前記制限手段を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された制限手段に対応する前記駐車時間に基づいて駐車料金を算出する駐車料金算出手段と、前記駐車料金算出手段によって算出された駐車料金に従って車載器に決済を要求する決済要求手段と、前記駐車料金算出手段によって算出された駐車料金と前記車載器からの決済カード情報とに基づいて決済を行う決済処理手段と、前記決済処理手段による決済の後、前記制限手段の制限を解除する解除手段とを備える管理サーバ。

請求項9

車両に設置されて、駐車場における駐車料金の決済を管理する管理サーバと通信を行う車載器であって、前記車両の駐車位置を指定する指定手段と、前記指定手段によって指定された前記車両の駐車位置を前記管理サーバに送信する駐車位置送信手段と、決済要求に対して決済カード情報を前記管理サーバに送信する決済カード情報送信手段とを備える車載器。

請求項10

駐車場における駐車料金の決済を管理する管理サーバとして、コンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、車両の進退を制限する制限手段からのオン信号を受けて、当該制限手段に対する駐車時間を計測する計測手段、車両に設置された車載器によって指定された車両の駐車位置に基づいて、前記制限手段を特定する特定手段、前記特定手段によって特定された制限手段に対応する前記駐車時間に基づいて駐車料金を算出する駐車料金算出手段、前記駐車料金算出手段によって算出された駐車料金に従って車載器に決済を要求する決済要求手段、前記駐車料金算出手段によって算出された駐車料金と前記車載器からの決済カード情報とに基づいて決済を行う決済処理手段、前記決済処理手段による決済の後、前記制限手段の制限を解除する解除手段として機能させるプログラム。

請求項11

車両に設置されて、駐車場における駐車料金の決済を管理する管理サーバと通信を行う車載器として、コンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、前記車両の駐車位置を指定する指定手段、前記指定手段によって指定された前記車両の駐車位置を前記管理サーバに送信する駐車位置送信手段、決済要求に対して決済カード情報を前記管理サーバに送信する決済カード情報送信手段として機能させるプログラム。

請求項12

駐車場における駐車料金の決済を管理する管理サーバとして、コンピュータを機能させるプログラムを記録した記録媒体であって、前記コンピュータを、車両の進退を制限する制限手段からのオン信号を受けて、当該制限手段に対する駐車時間を計測する計測手段、車両に設置された車載器によって指定された車両の駐車位置に基づいて、前記制限手段を特定する特定手段、前記特定手段によって特定された制限手段に対応する前記駐車時間に基づいて駐車料金を算出する駐車料金算出手段、前記駐車料金算出手段によって算出された駐車料金に従って車載器に決済を要求する決済要求手段、前記駐車料金算出手段によって算出された駐車料金と前記車載器からの決済カード情報とに基づいて決済を行う決済処理手段、前記決済処理手段による決済の後、前記制限手段の制限を解除する解除手段として機能させるプログラムを記録した記録媒体。

請求項13

車両に設置されて、駐車場における駐車料金の決済を管理する管理サーバと通信を行う車載器として、コンピュータを機能させるプログラムを記録した記録媒体であって、前記コンピュータを、前記車両の駐車位置を指定する指定手段、前記指定手段によって指定された前記車両の駐車位置を前記管理サーバに送信する駐車位置送信手段、決済要求に対して決済カード情報を前記管理サーバに送信する決済カード情報送信手段として機能させるプログラムを記録した記録媒体。

技術分野

0001

本発明は、駐車料金決済システム、駐車料金決済方法管理サーバ車載器プログラム及び記録媒体に関する。特に、本発明は、車両に設置された車載器と通信を行うことで、当該車両の駐車場における駐車料金の決済を管理する駐車料金決済システム、駐車料金決済方法、駐車場における駐車料金の決済を管理する管理サーバ、車両に設置されて、当該管理サーバと通信を行う車載器、当該管理サーバとしてコンピュータを機能させるプログラム、当該車載器としてコンピュータを機能させるプログラム、並びに当該プログラムを記録した記録媒体に関する。

背景技術

0002

近年、有料駐車設備が実用化されている。

0003

このような背景に関連する技術としては、様々なものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。

0004

例えば、特許文献1には、駐車場の各駐車区画駐車した複数の車を集中管理し得るようにした駐車設備が記載されている。より具体的に説明すると、この駐車設備は、駐車場の各駐車区画に設置された複数のカーロック装置を備える。また、この駐車設備は、駐車場の入出庫部近傍に設置された集中管理装置を備える。そして、カーロック装置は、起立することにより駐車中の車を発進しないようロックする起倒可能なフラップを備える。また、カーロック装置は、フラップを起倒させるアクチュエータを備える。また、カーロック装置は、フラップが回動しないようロックすると共にアクチュエータとは異なる別のアクチュエータによりフラップのロックを解除し得るようにしたロック手段を備える。また、カーロック装置は、車が入庫したことを検知する入庫確認手段を備える。一方、集中管理装置は、演算制御装置を備える。また、集中管理装置は、メッセージを画像で表示する表示部、又は音声で案内する音声案内部のうち少なくともいずれか一方を備える。また、集中管理装置は、硬貨又は紙幣入金される入金ユニットを備える。そして、演算制御装置は、車が入庫した駐車区画に設置されたカーロック装置の入庫確認手段により入庫が確認されたらカーロック装置の別のアクチュエータへ指令を与えてロック手段によるフラップのロックを解除させる。そして、演算制御装置は、車が入庫した駐車区画における駐車時間演算を開始する。そして、演算制御装置は、駐車時間から駐車区画の駐車料金を演算する。そして、演算制御装置は、車の出庫時に駐車料金と入金ユニットへ入金された料金とを比較し精算する。そして、演算制御装置は、必要な場合にはつり銭を払出す。そして、演算制御装置は、カーロック装置の両アクチュエータへ指令を与え、両アクチュエータを作動させてカーロックを解除させる。そして、演算制御装置は、車が入庫した駐車区画に設置されたカーロック装置の入庫確認手段により入庫確認信号が与えられ、又は出庫時にプッシュ手段により駐車区画番号信号が与えられたら表示部へメッセージ表示指令信号を出力し、又は音声案内部へ音声案内指令信号を出力する。このようにして、この駐車設備によっては、駐車場の各駐車区画に駐車している車を集中的に管理でき、また、ある駐車区画に設置したカーロック装置が故障しても他の駐車区画には何ら影響を及ぼすことがなく、更に、紙幣、硬貨、専用コイン専用カードの何れを使用することができ、便利である等種々の優れた効果を奏し得る。

0005

また、最近、駐車場の管理は、人件費の削減のため無人化が進められている。

0006

このような背景に関連する技術としては、様々なものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。

0007

例えば、特許文献2には、車載器を搭載したETC(Electronic Toll Collection System)車と一般車両が混在して利用するETC利用の駐車場管理システムが記載されている。より具体的に説明すると、このETC利用の駐車場管理システムは、一般車両の入庫に際して入庫時刻を記録したチケット発行し、一般車両の出庫時にチケットに記録された入庫時刻から駐車料金を計算して料金精算を行うと共に、車両の入庫情報及び出庫情報入出庫データベース登録して入出庫管理を行う。また、このETC利用の駐車場管理システムは、ETC車両の入庫に際しETC車両に搭載された車載器から送信される車両情報を受信して駐車時間の計測を開始し、ETC車両の出庫に際してETC車両搭載の車載器から送信される車両情報を受信し、この車両情報に対応する計測駐車時間に基づいて駐車料金を計算して料金精算を行うと共に、ETC車両の入庫情報及び出庫情報を入出庫データベースに登録して入出庫管理を行う。このようにして、このETC利用の駐車場管理システムによっては、既存の駐車場管理システムを利用して一般車両とETC車両に対する入出庫管理を行うことができ、ETC利用の駐車場管理システムを安価に構築することができる。

0008

また、従来の駐車場管理システムには、例えば、駐車場内に複数設けた個別の駐車区域毎に、車両の入出庫を管理する機能と車両の駐車料金を精算する機能とを有する車室管理端末機を備えて構成した個別精算管理方式のものがある。

0009

このような背景に関連する技術としては、様々なものが知られている(例えば、特許文献3参照。)。

0010

例えば、特許文献3には、駐車場内に複数設けた駐車区域毎に、駐車車両の入出庫管理機能と駐車料金精算機能とを有する車室管理端末を備えた駐車場管理システムが記載されている。より具体的に説明すると、この駐車場管理システムは、複数の車室管理端末機と通信可能で、車室管理端末機の駐車料金情報に基づいてクレジットカードによる精算処理が可能なクレジットカード精算端末機を備える。そして、この駐車場管理システムは、クレジットカード精算端末機により精算処理を行ったときには、車室管理端末機に精算完了の通知をする。このようにして、この駐車場管理システムによっては、車室管理端末機の構成を簡素化してコストアップを抑制し、クレジットカードによる清算機能を備えた個別清算管理方式の駐車場管理システムを低コストで構築することができる。

先行技術

0011

実開平7−25500号公報
特開2002−140740号公報
特許第4236979号公報

発明が解決しようとする課題

0012

ところで、入出庫管理や、駐車料金精算等を行う車室管理端末は、通常、駐車場に設置される。

0013

しかしながら、通常、駐車場は、無人で運用されるため、特許文献1〜3に記載の技術によっては、車室管理端末が破壊されたり、定期的なメンテナンスが必要となったりと、防犯、管理、運用面で手間がかかる。

0014

また、特許文献2に記載の技術は、駐車場への入庫時刻と出庫時刻とに基づいて駐車時間を算出して、その駐車時間に基づいて駐車料金を算出しているため、例えば、大規模な駐車場が満車に近いような場合に、駐車し得る場所を探して、実際に車両を駐車するまでに時間が掛かったりすると、実際に車両を駐車した時間と、算出した駐車時間とにズレが生じることがある。

0015

したがって、実際に車両を駐車した時間に応じた適正な駐車料金を算出するには、特許文献1に記載の技術のように、各車両駐車区域に設けられた、車両の進退を制限する制限手段の稼働に応じて算出することが望ましい。

0016

その一方で、車載器を用いている利用者に対しては、車載器を用いた清算サービスの提供が求められる。

課題を解決するための手段

0017

上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によると、車両に設置された車載器と通信を行うことで、当該車両の駐車場における駐車料金の決済を管理する駐車料金決済システムであって、駐車場における駐車料金の決済を管理する管理サーバと、車両に設置されて管理サーバと通信を行う車載器とを備え、管理サーバは、車両の進退を制限する制限手段からのオン信号を受けて、当該制限手段に対する駐車時間を計測する計測手段と、車載器によって指定された車両の駐車位置に基づいて、制限手段を特定する特定手段と、特定手段によって特定された制限手段に対応する駐車時間に基づいて駐車料金を算出する駐車料金算出手段と、駐車料金算出手段によって算出された駐車料金に従って車載器に決済を要求する決済要求手段と、駐車料金算出手段によって算出された駐車料金と車載器からの決済カード情報とに基づいて決済を行う決済処理手段と、決済処理手段による決済の後、制限手段の制限を解除する解除手段とを有し、車載器は、車両の駐車位置を指定する指定手段と、指定手段によって指定された車両の駐車位置を管理サーバに送信する駐車位置送信手段と、決済要求手段による決済要求に対して決済カード情報を管理サーバに送信する決済カード情報送信手段とを有する。

0018

管理サーバは、車載器に駐車位置を指定させるための駐車位置ガイド情報を車載器に送信する駐車位置ガイド情報送信手段を更に有し、特定手段は、駐車位置ガイド情報に応じて車載器によって指定された車両の駐車位置に基づいて、制限手段を特定し、車載器は、駐車位置ガイド情報送信手段から送信された駐車位置ガイド情報を表示する表示手段を更に有し、指定手段は、表示手段に表示された駐車位置ガイド情報に基づいて、車両の駐車位置を指定してよい。

0019

管理サーバは、駐車場に設けられた駐車位置の各々に設置され、車両の出庫に際して操作される清算開始指示手段を更に有し、特定手段は、清算開始指示手段が操作されると、該操作された清算開始指示手段の設置位置に基づいて、出庫しようとしている車両の駐車位置を特定するとともに、該駐車位置に対応する制限手段を特定してよい。

0020

管理サーバは、特定手段により特定された駐車位置が明示された駐車位置ガイド情報を車載器に送信する駐車位置ガイド情報送信手段を更に有し、車載器は、駐車位置ガイド情報送信手段から送信された駐車位置ガイド情報を表示する表示手段を更に有し、指定手段は、表示手段に表示された、特定された駐車位置が明示された駐車位置ガイド情報に基づいて、特定された駐車位置の正誤確認を指定してよい。

0021

駐車位置ガイド情報は、駐車場の車両駐車区域を明示したレイアウト情報であってよい。

0022

車載器は、所定の決済カードから決済カード情報を読み取るカードリーダ手段を更に有してよい。

0023

本発明の第2の形態によると、車両に設置された車載器と通信を行うことで、当該車両の駐車場における駐車料金の決済を管理する駐車料金決済方法であって、管理サーバが、車両の進退を制限する制限手段からのオン信号を受けて、当該制限手段に対する駐車時間を計測する段階と、車載器が、車両の駐車位置を指定する段階と、管理サーバが、指定された車両の駐車位置に基づいて、制限手段を特定する段階と、管理サーバが、特定された制限手段に対応する駐車時間に基づいて駐車料金を算出する段階と、管理サーバが、算出された駐車料金に従って車載器に決済を要求する段階と、車載器が、決済要求に対する決済カード情報を管理サーバに送信する段階と、管理サーバが、算出された駐車料金と決済要求に対する車載器からの決済カード情報とに基づいて決済を行う段階と、管理サーバが、決済の後、制限手段の制限を解除する段階とを備える。

0024

本発明の第3の形態によると、駐車場における駐車料金の決済を管理する管理サーバであって、車両の進退を制限する制限手段からのオン信号を受けて、当該制限手段に対する駐車時間を計測する計測手段と、車両に設置された車載器によって指定された車両の駐車位置に基づいて、制限手段を特定する特定手段と、特定手段によって特定された制限手段に対応する駐車時間に基づいて駐車料金を算出する駐車料金算出手段と、駐車料金算出手段によって算出された駐車料金に従って車載器に決済を要求する決済要求手段と、駐車料金算出手段によって算出された駐車料金と車載器からの決済カード情報とに基づいて決済を行う決済処理手段と、決済処理手段による決済の後、制限手段の制限を解除する解除手段とを備える。

0025

本発明の第4の形態によると、車両に設置されて、駐車場における駐車料金の決済を管理する管理サーバと通信を行う車載器であって、車両の駐車位置を指定する指定手段と、指定手段によって指定された車両の駐車位置を管理サーバに送信する駐車位置送信手段と、決済要求に対して決済カード情報を管理サーバに送信する決済カード情報送信手段とを備える。

0026

本発明の第5の形態によると、駐車場における駐車料金の決済を管理する管理サーバとして、コンピュータを機能させるプログラムであって、コンピュータを、車両の進退を制限する制限手段からのオン信号を受けて、当該制限手段に対する駐車時間を計測する計測手段、車両に設置された車載器によって指定された車両の駐車位置に基づいて、制限手段を特定する特定手段、特定手段によって特定された制限手段に対応する駐車時間に基づいて駐車料金を算出する駐車料金算出手段、駐車料金算出手段によって算出された駐車料金に従って車載器に決済を要求する決済要求手段、駐車料金算出手段によって算出された駐車料金と車載器からの決済カード情報とに基づいて決済を行う決済処理手段、決済処理手段による決済の後、制限手段の制限を解除する解除手段として機能させる。

0027

本発明の第6の形態によると、車両に設置されて、駐車場における駐車料金の決済を管理する管理サーバと通信を行う車載器として、コンピュータを機能させるプログラムであって、コンピュータを、車両の駐車位置を指定する指定手段、指定手段によって指定された車両の駐車位置を管理サーバに送信する駐車位置送信手段、決済要求に対して決済カード情報を管理サーバに送信する決済カード情報送信手段として機能させる。

0028

本発明の第7の形態によると、駐車場における駐車料金の決済を管理する管理サーバとして、コンピュータを機能させるプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータを、車両の進退を制限する制限手段からのオン信号を受けて、当該制限手段に対する駐車時間を計測する計測手段、車両に設置された車載器によって指定された車両の駐車位置に基づいて、制限手段を特定する特定手段、特定手段によって特定された制限手段に対応する駐車時間に基づいて駐車料金を算出する駐車料金算出手段、駐車料金算出手段によって算出された駐車料金に従って車載器に決済を要求する決済要求手段、駐車料金算出手段によって算出された駐車料金と車載器からの決済カード情報とに基づいて決済を行う決済処理手段、決済処理手段による決済の後、制限手段の制限を解除する解除手段として機能させるプログラムを記録した。

0029

本発明の第8の形態によると、車両に設置されて、駐車場における駐車料金の決済を管理する管理サーバと通信を行う車載器として、コンピュータを機能させるプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータを、車両の駐車位置を指定する指定手段、指定手段によって指定された車両の駐車位置を管理サーバに送信する駐車位置送信手段、決済要求に対して決済カード情報を管理サーバに送信する決済カード情報送信手段として機能させるプログラムを記録した。

0030

なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群サブコンビネーションもまた、発明となり得る。

発明の効果

0031

以上の説明から明らかなように、この発明によっては、管理サーバ等を駐車場内に設置する必要がないので、駐車場における防犯を向上させることができ、出庫する際の操作を車両に搭載された車載器から行えるようにしたので、車両管理料金決済等の運用面、利用面での利便性を向上させることができる。

0032

また、この発明によっては、各車両駐車区域に設けられた、車両の進退を制限する制限手段の稼働に応じて、駐車料金を算出すると共に、車載器を用いている利用者に対しては、車載器を用いた清算サービスを提供することができる。

図面の簡単な説明

0033

第1の実施形態に係る駐車料金決済システム100の利用環境の一例を示す図である。
駐車料金決済システム100の動作シーケンスの一例を示す図である。
第2の実施形態に係る駐車料金決済システム200の利用環境の一例を示す図である。
駐車料金決済システム200の動作シーケンスの一例を示す図である。

実施例

0034

以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。

0035

図1は、第1の実施形態に係る駐車料金決済システム100の利用環境の一例を示す。駐車料金決済システム100は、車両に設置された車載器と通信を行うことで、その車両の駐車場における駐車料金の決済を管理するシステムである。なお、駐車場は、複数の車両駐車区域毎に、駐車した車両の出庫を物理的に制止するフラップを立ち上げ、駐車料金の決済が完了した時点で、フラップを下げて出庫可能とするフラップ式の駐車場を想定している。

0036

車載器110は、車両個々に設けられた機器であり、画面表示・音声出力部111、入力部112、ナビ機能部113、インターネット制御部114、無線通信部115、IC(IntegratedCircuit)カードリーダ116を備えている。画面表示・音声出力部111は、ナビ機能部113によるナビゲーション情報や、各種グラフィック等を表示する表示部と、ナビ機能部による案内音声を出力する音声出力部とからなる。特に、本実施形態では、画面表示・音声出力部111に、後述する駐車場機器120からの駐車場のレイアウト画面や、駐車料金の確認、決済等に関する画面等を表示する。

0037

入力部112は、数字文字等を入力するキーボード、あるいは上記表示部上に設けられたタッチパネルからなる。本実施形態では、車両駐車区域の指定や、駐車料金の確認、クレジットカード情報カード番号有効期限暗証番号等)の入力等に用いられる。

0038

ナビ機能部113は、いわゆる一般的なナビゲーションを行う。インターネット制御部114は、インターネットに接続し、所定のプロトコルにより、後述する駐車場機器との間でデータ授受する。無線通信部115は、インターネット制御部114による接続、データ授受を無線通信により行う。ICカードリーダ116は、クレジットカード、プリペイカード等からクレジットカード情報を自動的に読み込むためのものである。なお、該ICカードリーダ116は必須ではない。

0039

次に、駐車場機器120は、インターネット制御部121、無線通信部122、サーバ装置123、駐車機器制御部124、駐車場フラップ125からなる。インターネット制御部121は、インターネットに接続し、所定のプロトコルにより、上述した各車両の車載器110との間でデータ授受する。無線通信部122は、インターネット制御部121による接続、データ授受を無線通信により行う。サーバ装置123は、駐車上全般の管理、決済を行う。駐車機器制御部124は、駐車上の各車両駐車区域に設置されているフラップの上げ下げを制御する。駐車場フラップ125は、駐車上の各車両駐車区域に設置されており、車両駐車区域に駐車された車両を検出すると共に、駐車機器制御部124による制御に従って、車両が駐車されている場合に上昇し、車両が出庫する際に下降するように駆動する。なお、駐車場機器120は、無線通信により車両内の車載器110と通信するため、駐車場内に設置されている必要はなく、近隣の管理可能なビル等に設置されていればよい。

0040

図2は、駐車料金決済システム100の動作シーケンスの一例を示す。次に、上述した本実施形態の動作について説明する。

0041

まず、車両及び運転者は、駐車場に入場し、空いている車両駐車区域に車両を停止させる(S101)。駐車機器制御部124は、車両駐車区域に設けられている駐車場フラップ125により車両が停止したことを検知されると、車両が停止された車両駐車区域を識別するための識別情報をサーバ装置123に通知する。

0042

サーバ装置123は、駐車機器制御部124に対して該当駐車場フラップ125をオン(上げる)するべく指示するとともに、該当駐車場フラップ125に対する時間計測を開始する(S102)。これにより、車両が駐車した車両駐車区域の駐車場フラップ125が作動するとともに、駐車時間が計時される。サーバ装置123では、駐車場フラップ125の識別情報に対応付けて計時している駐車時間を更新する。

0043

一方、駐車していた車両を出庫させる場合には、運転者が車両のエンジンをオンにすると(S103)、車載器110の電源が自動的に投入され、インターネット制御部114、無線通信部115により、駐車場のアクセスポイントを利用し、無線通信でインターネットを介してサーバ装置123に接続する(S104)。サーバ装置123では、インターネット制御部121、無線通信部122により、車載器110に当該駐車場のレイアウト画面を送信する(S105)。

0044

車載器110では、サーバ装置123からのレイアウト画面を、画面表示・音声出力部111の表示部に表示し、運転者により、レイアウト画面から車両駐車区域(駐車位置)を入力させ、駐車位置が入力されると、その駐車位置をサーバ装置123に返信する(S106)。レイアウト画面には、駐車場の各車両駐車区域の位置関係とそれぞれに割り振られている番号とが明示される。また、車両駐車区域の入力は、入力部112により入力してもよいし、タッチパネル式の表示部であれば、レイアウト画面で直接車両駐車区域を指定してもよい。

0045

サーバ装置123では、車載器110から車両駐車区域が返信されると、該当車両駐車区域の駐車時間から駐車料金を計算し、無線通信により、車載器110に駐車時間と駐車料金とを送信する(S107)。車載器110では、サーバ装置123から駐車時間と駐車料金とが送信されてくると、駐車料金の明細(駐車時間と駐車料金)とクレジットカード情報の入力画面とを画面表示・音声出力部111の表示部に表示する(S108)。

0046

車載器110では、運転者により、駐車料金を確認させ、クレジットカード情報(カード番号、有効期限、暗証番号等)を入力させる(S109)。クレジットカード情報の入力は、入力部112により入力してもよいし、タッチパネル式の表示部であれば、レイアウト画面から入力してもよい。また、ICカードリーダ116を装備する車載器110の場合には、ICカードリーダ116でクレジット情報を読み取ったり、プリペイカード決済を行ったりしてもよい。クレジットカード情報は、無線通信により、サーバ装置123に送信される。

0047

サーバ装置123では、所定の決済サーバ装置クレジットカード会社認証サーバ等)にアクセスし、クレジットカード情報を確認して決済処理を実行し(S110)、決済が完了すると、駐車機器制御部124に対して該当駐車場フラップ125の降下を指示する(S111)。駐車機器制御部124は、サーバ装置123の制御に従って、該当駐車場フラップ125を降下させ、フラップを降下させた旨をサーバ装置123に通知する。

0048

サーバ装置123では、駐車機器制御部124からフラップ降下の応答があると、無線通信により、車載器110に出庫案内を送信する(S112)。車載器110では、出庫案内を画面表示・音声出力部111の表示部に表示し、車両が発進すると、通常の画面、例えば、ナビ機能部113のナビ画面切り替える(S113)。

0049

このように、第1実施形態によれば、駐車場機器120を駐車場内に設置する必要がないので、破壊等の防犯への対応を向上させることができる。また、エンジンONの後、車載器を起動して決済を開始するため、決済完了から車両発進までの時間差が殆どなく、円滑に出庫することができる。また、ICカードリーダ付きの車載器であれば、カード決済がより簡単になって利便性を向上させることができるとともに、プリペイカード等も利用することができる。

0050

図3は、第2の実施形態に係る駐車料金決済システム200の利用環境の一例を示す。駐車料金決済システム200は、車両に設置された車載器と通信を行うことで、その車両の駐車場における駐車料金の決済を管理するシステムである。

0051

駐車料金決済システム200は、車載器110及び駐車場機器220を備える。

0052

なお、駐車料金決済システム100及び駐車料金決済システム200の構成要素のうち、同じ符号を付している同名の構成要素は同様の機能及び動作を示す。

0053

駐車料金決済システム200において、駐車料金決済システム100と異なる点は、駐車場機器220が駐車上の各車両駐車区域に設置されている清算開始ボタン226を備えている点にある。該清算開始ボタン226は、運転者が出庫する際に、清算開始を指示するために操作される。駐車機器制御部124は、清算開始ボタン226が押されると、押された清算開始ボタン226の設置場所に基づいて、車両が駐車している車両駐車区域を特定する。運転者は、通常、自身の車両が駐車している車両駐車区域に設置されている清算開始ボタン226を押すことになるので、誤って他車の車両駐車区域を指定するのを防ぐことができる。サーバ装置123では、車両駐車区域を特定した後、駐車場のレイアウト画面を、車両の車載器110に送信する。このとき、該特定した車両駐車区域を、点滅表示したり、色を変えたりする等して、一見して分かるように目立つようにする。

0054

運転者は、車両の車載器110に表示される、駐車場のレイアウト画面で点滅している車両駐車区域が自身の指定した車両駐車区域であるか、即ち、車両駐車区域が正しいかどうかを確認し、正しければ、その駐車位置をサーバ装置123に返信する。サーバ装置123では、車載器110から車両駐車区域が返信されると、該当車両駐車区域の駐車時間から駐車料金を計算するようになっている。なお、車両駐車区域が間違っていることが分かった場合には、その時点で、正しい車両駐車区域を指定すればよい。

0055

図4は、駐車料金決済システム200の動作シーケンスの一例を示す。この動作シーケンスの説明においては、清算開始ボタン226が押下されたときの処理について詳述する。なお、この動作シーケンスの説明においては、図1から図3を共に参照する。また、駐車料金決済システム100及び駐車料金決済システム200の動作ステップのうち、同じ符号を付している同名の動作ステップは同様の動作を示す。

0056

まず、車両及び運転者は、駐車場に入場し、空いている車両駐車区域に車両を停止させる(S101)。駐車機器制御部124は、車両駐車区域に設けられている駐車場フラップ125により車両が停止したことを検知されると、車両が停止された車両駐車区域を識別するための識別情報をサーバ装置123に通知する。

0057

サーバ装置123は、駐車機器制御部124に対して該当駐車場フラップ125をオン(上げる)するべく指示するとともに、該駐車場フラップ125に対する時間計測を開始する(S102)。これにより、車両が駐車した車両駐車区域の駐車場フラップ125が作動するとともに、駐車時間が計時される。サーバ装置123では、駐車場フラップ125の識別情報に対応付けて計時している駐車時間を更新する。

0058

一方、駐車していた車両を出庫させる場合には、まず、運転者が自身の車両が駐車している車両駐車区域に設置されている清算開始ボタン226を押す(S214)。駐車機器制御部124は、清算開始ボタン226が押されると、押された清算開始ボタン226の設置場所から出庫しようとしている車両が駐車している車両駐車区域を特定し、サーバ装置123に通知する(S215)。

0059

一方、運転者が車両のエンジンをオンにすると(S103)、車載器110の電源が自動的に投入され、インターネット制御部114、無線通信部115により、駐車場のアクセスポイントを利用し、無線通信でインターネットを介してサーバ装置123に接続する(S104)。サーバ装置123では、インターネット制御部121、無線通信部122により、車載器110に当該駐車場のレイアウト画面を送信する(S105)。このとき、上記特定した車両駐車区域が点滅表示されるように制御する。

0060

車載器110では、サーバ装置123からのレイアウト画面を、画面表示・音声出力部111の表示部に表示し、運転者により、駐車場のレイアウト画面で点滅している車両駐車区域が自身の指定した車両駐車区域であるか、即ち、車両駐車区域が正しいかどうかを確認させ、正しいことが入力されると、その駐車位置をサーバ装置123に返信する(S106)。レイアウト画面には、駐車場の各車両駐車区域の位置関係とそれぞれに割り振られている番号とが明示される。また、車両駐車区域が正しいか否かは、入力部112により入力してもよいし、タッチパネル式の表示部であれば、レイアウト画面で点滅表示されている車両駐車区域を直接指定してもよい。

0061

サーバ装置123では、車載器110から車両駐車区域が正しいことが返信されると、該当車両駐車区域の駐車時間から駐車料金を計算し、無線通信により、車載器110に駐車時間と駐車料金とを送信する(S107)。車載器110では、サーバ装置123から駐車時間と駐車料金とが送信されてくると、駐車料金の明細(駐車時間と駐車料金)とクレジットカード情報の入力画面とを画面表示・音声出力部111の表示部に表示する(S108)。

0062

車載器110では、運転者により、駐車料金を確認させ、クレジットカード情報(カード番号、有効期限、暗証番号等)を入力させる(S109)。クレジットカード情報の入力は、入力部112により入力してもよいし、タッチパネル式の表示部であれば、レイアウト画面から入力してもよい。また、ICカードリーダ116を装備する車載器110の場合には、ICカードリーダ116でクレジット情報を読み取ったり、プリペイカード決済を行ったりしてもよい。クレジットカード情報は、無線通信により、サーバ装置123に送信される。

0063

サーバ装置123では、所定の決済サーバ装置(クレジットカード会社の認証サーバ等)にアクセスし、クレジットカード情報を確認して決済処理を実行し(S110)、決済が完了すると、駐車機器制御部124に対して該当駐車場フラップ125の降下を指示する(S111)。駐車機器制御部124は、サーバ装置123の制御に従って、該当駐車場フラップ125を降下させ、フラップを降下させた旨をサーバ装置123に通知する。

0064

サーバ装置123では、駐車機器制御部124からフラップ降下の応答があると、無線通信により、車載器110に出庫案内を送信する(S112)。車載器110では、出庫案内を画面表示・音声出力部111の表示部に表示し、車両が発進すると、通常の画面、例えば、ナビ機能部113のナビ画面に切り替える(S113)。

0065

このように、第2実施形態によれば、運転者が出庫しようとしている自身の車両が駐車している駐車場所を指定するので、誤って他車の駐車位置を指定しまい、他車の清算がなされても自車の清算がなされないという不具合が生じるのを防止することができる。

0066

以上、説明したように、本駐車料金決済システムは、車両が入庫されると、車両の進退を制限する制限手段からのオン信号を受けると、当該制限手段に対する駐車時間を計測し、一方、車両が出庫される際には、車載器から指定された車両の駐車位置に基づいて該当制限手段を特定し、該特定された制限手段に対応する駐車時間に基づいて駐車料金を算出し、算出された駐車料金に従って車載器に決済を要求し、車載器から決済要求に対する決済カード情報送信されてくると、算出された駐車料金と車載器からの決済カード情報とに基づいて決済を行い、決済の後、制限手段の制限を解除する。

0067

したがって、本駐車料金決済システムによっては、管理サーバ等を駐車場内に設置する必要がないので、駐車場における防犯を向上させることができ、出庫する際の操作を車両に搭載された車載器から行えるようにしたので、車両管理、料金決済等の運用面、利用面での利便性を向上させることができるという利点が得られる。

0068

また、本駐車料金決済システムは、管理サーバが、駐車場に設けられた駐車位置の各々に設置されている清算開始指示手段が操作されると、該操作された清算開始指示手段の設置位置に基づいて、前記出庫しようとしている車両の駐車位置を特定するとともに、該駐車位置に対応する前記制限手段を特定する。

0069

したがって、本駐車料金決済システムによっては、誤って他車の駐車位置を指定しまい、他車の清算がなされても自車の清算がなされないという不具合が生じるのを防止することができる。

0070

また、本駐車料金決済システムは、管理サーバが、特定された駐車位置が明示された駐車位置ガイド情報を車載器に送信し、車載器は、管理サーバから送信された駐車位置ガイド情報を表示し、前記特定された駐車位置が明示された駐車位置ガイド情報に基づいて、前記特定された駐車位置の正誤確認を指定する。

0071

したがって、本駐車料金決済システムによっては、容易に駐車位置を確認することができる。

0072

また、本駐車料金決済システムは、駐車位置ガイド情報を、駐車場の車両駐車区域を明示したレイアウト情報とする。

0073

したがって、本駐車料金決済システムによっては、出庫する際に車両に搭載された車載器から駐車位置を容易に指定することができ、利便性を向上させることができるという利点が得られる。

0074

また、本駐車料金決済システムは、車載器に、所定の決済カードから決済カード情報を読み取るカードリーダ手段を備える。

0075

したがって、本駐車料金決済システムによっては、決済カード情報の入力が容易に行うことができ、さらに、利便性を向上させることができるという利点が得られる。

0076

また、本駐車料金決済システムは、駐車場の各車両駐車区域に対してそれぞれ設けられて、車両が出庫される際に利用者によって操作される清算開始指示手段を更に備え、サーバは、利用者によって操作された清算開始指示手段に応じて、車両を出庫させるべき車両駐車区域を特定する。

0077

したがって、本駐車料金決済システムによっては、例えば、駐車場において、実際に出庫しようとしている車両駐車区域の位置を分かり易く提示する情報を、利用者に提供することができる。

0078

以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。

0079

特許請求の範囲、明細書及び図面中において示したシステム、方法、装置、プログラム及び記録媒体における動作、手順、ステップ及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現し得ることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。

0080

100駐車料金決済システム
110車載器
111画面表示・音声出力部
112 入力部
113ナビ機能部
114インターネット制御部
115無線通信部
116ICカードリーダ
120駐車場機器
121 インターネット制御部
122 無線通信部
123サーバ装置
124駐車機器制御部
125駐車場フラップ
200 駐車料金決済システム
220 駐車場機器
226清算開始ボタン

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