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技術 クレーンの運転室のダッシュボード

出願人 株式会社加藤製作所
発明者 日比利行
出願日 2013年7月26日 (7年4ヶ月経過) 出願番号 2013-155871
公開日 2015年2月5日 (5年9ヶ月経過) 公開番号 2015-024902
状態 特許登録済
技術分野 計器板 クレーンの細部(制御,安全)
主要キーワード 接続ブラケット 化粧蓋 フレームブラケット 出荷台数 左ハンドル仕様 右ハンドル仕様 中央ユニット ボトムカバー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年2月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

低コストで製造されるクレーンダッシュボードを提供すること。

解決手段

クレーンのダッシュボードは、中央ユニットと、第1の幅方向側から前記中央ユニットに分離可能に連結され、前記ダッシュボードの前記第1の幅方向側の端を形成する第1の側部ユニットと、第2の幅方向側から前記中央ユニットに分離可能に連結され、前記ダッシュボードの前記第2の幅方向側の端を形成する第2の側部ユニットと、を備える。幅方向について前記第1の側部ユニットと前記第2の側部ユニットとの間では、前記中央ユニットが、前記幅方向について前記ダッシュボードの一部の寸法に渡って延設されている。

概要

背景

特許文献1には、車両の室内に配置されるダッシュボードが開示されている。このダッシュボードでは、車両の幅方向についてダッシュボードの全寸法に渡って、ダッシュボード本体が延設されている。ここで、車両の幅方向の一方を第1の幅方向とし、第1の幅方向とは反対方向を第2の幅方向とする。ダッシュボード本体では、第1の幅方向側の部位に第1の凹部が設けられ、第2の幅方向側の部位に第2の凹部が設けられている。また、ダッシュボード本体では、第1の幅方向側の部位に第1の切欠きが設けられ、第2の幅方向側の部位に第2の切欠きが設けられている。ダッシュボードにおいて運転席側に位置する計器板は、第1の凹部及び第2の凹部のいずれにも取付け可能である。また、ダッシュボードにおいて助手席側に位置する化粧蓋は、第1の凹部及び第2の凹部のいずれにも取付け可能である。そして、ダッシュボードにおいて運転席側に位置するハンドルコラムは、第1の切欠き及び第2の切欠きのいずれにも取付け可能である。また、ダッシュボードにおいて助手席側に位置するグローブボックスは、第1の切欠き及び第2の切欠きのいずれにも取付け可能である。前述のような構成にすることにより、運転席が第1の幅方向側に設けられる場合(例えば、右ハンドルの場合)、及び、運転席が第2の幅方向側に設けられる場合(例えば、左ハンドルの場合)の両方において、共通のダッシュボード本体が用いられる。

概要

低コストで製造されるクレーンのダッシュボードを提供すること。クレーンのダッシュボードは、中央ユニットと、第1の幅方向側から前記中央ユニットに分離可能に連結され、前記ダッシュボードの前記第1の幅方向側の端を形成する第1の側部ユニットと、第2の幅方向側から前記中央ユニットに分離可能に連結され、前記ダッシュボードの前記第2の幅方向側の端を形成する第2の側部ユニットと、を備える。幅方向について前記第1の側部ユニットと前記第2の側部ユニットとの間では、前記中央ユニットが、前記幅方向について前記ダッシュボードの一部の寸法に渡って延設されている。

目的

本発明は前記課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、低コストで製造されるクレーンのダッシュボードを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

クレーン運転室に配置されるダッシュボードであって、中央ユニットと、前記運転室の幅方向の一方を第1の幅方向とし、前記第1の幅方向とは反対方向を第2の幅方向とした場合に、前記第1の幅方向側から前記中央ユニットに分離可能に連結され、前記ダッシュボードの前記第1の幅方向側の端を形成する第1の側部ユニットと、前記第2の幅方向側から前記中央ユニットに分離可能に連結され、前記ダッシュボードの前記第2の幅方向側の端を形成する第2の側部ユニットと、を具備し、前記幅方向について前記第1の側部ユニットと前記第2の側部ユニットとの間では、前記中央ユニットが、前記幅方向について前記ダッシュボードの一部の寸法に渡って延設されている、ダッシュボード。

請求項2

前記第1の側部ユニット及び前記第2の側部ユニットの一方は、ハンドル部を備える運転席側ユニットであり、前記第1の側部ユニット及び前記第2の側部ユニットの他方は、助手席側ユニットであり、前記運転席側ユニットは、前記第1の幅方向側及び前記第2の幅方向側のいずれからも前記中央ユニットに連結可能であり、前記助手席側ユニットは、前記第1の幅方向側及び前記第2の幅方向側のいずれからも前記中央ユニットに連結可能である、請求項1のダッシュボード。

請求項3

前記幅方向について前記中央ユニットと前記第1の側部ユニットとの間に位置する第1のスペーサ、及び、前記幅方向について前記中央ユニットと前記第2の側部ユニットとの間に位置する第2のスペーサ、の少なくとも一方をさらに具備する、請求項1のダッシュボード。

技術分野

0001

本発明は、クレーン(特に、移動式クレーン)の下部走行体運転室に配置されるダッシュボードに関する。

背景技術

0002

特許文献1には、車両の室内に配置されるダッシュボードが開示されている。このダッシュボードでは、車両の幅方向についてダッシュボードの全寸法に渡って、ダッシュボード本体が延設されている。ここで、車両の幅方向の一方を第1の幅方向とし、第1の幅方向とは反対方向を第2の幅方向とする。ダッシュボード本体では、第1の幅方向側の部位に第1の凹部が設けられ、第2の幅方向側の部位に第2の凹部が設けられている。また、ダッシュボード本体では、第1の幅方向側の部位に第1の切欠きが設けられ、第2の幅方向側の部位に第2の切欠きが設けられている。ダッシュボードにおいて運転席側に位置する計器板は、第1の凹部及び第2の凹部のいずれにも取付け可能である。また、ダッシュボードにおいて助手席側に位置する化粧蓋は、第1の凹部及び第2の凹部のいずれにも取付け可能である。そして、ダッシュボードにおいて運転席側に位置するハンドルコラムは、第1の切欠き及び第2の切欠きのいずれにも取付け可能である。また、ダッシュボードにおいて助手席側に位置するグローブボックスは、第1の切欠き及び第2の切欠きのいずれにも取付け可能である。前述のような構成にすることにより、運転席が第1の幅方向側に設けられる場合(例えば、右ハンドルの場合)、及び、運転席が第2の幅方向側に設けられる場合(例えば、左ハンドルの場合)の両方において、共通のダッシュボード本体が用いられる。

先行技術

0003

特開平9−240316号公報

発明が解決しようとする課題

0004

前記特許文献1のダッシュボードでは、ダッシュボード本体に設けられる上部半体及び下部半体が、車両の幅方向についてダッシュボードの全寸法に渡って延設されている。すなわち、上部半体及び下部半体が、幅方向について車両の室内の全寸法に渡って、延設されている。このため、ダッシュボード本体の上部半体及び下部半体が大型化し、上部半体及び下部半体を成形する成形型も大型化してしまう。成形型が大型化することにより、成形型の製作費用が高くなり、ダッシュボード本体を構成する部材の製作費用が高くなる。このため、ダッシュボードの製造コストが高くなってしまう。特に、出荷台数が多くないクレーンにおいては、運転室に設けられるダッシュボードの製造コストを低く抑えることが重要である。

0005

本発明は前記課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、低コストで製造されるクレーンのダッシュボードを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

前記目的を達成するために、本発明のある態様は、クレーンの運転室に配置されるダッシュボードであって、中央ユニットと、前記運転室の幅方向の一方を第1の幅方向とし、前記第1の幅方向とは反対方向を第2の幅方向とした場合に、前記第1の幅方向側から前記中央ユニットに分離可能に連結され、前記ダッシュボードの前記第1の幅方向側の端を形成する第1の側部ユニットと、前記第2の幅方向側から前記中央ユニットに分離可能に連結され、前記ダッシュボードの前記第2の幅方向側の端を形成する第2の側部ユニットと、を備え、前記幅方向について前記第1の側部ユニットと前記第2の側部ユニットとの間では、前記中央ユニットが、前記幅方向について前記ダッシュボードの一部の寸法に渡って延設されている。

発明の効果

0007

本発明によれば、低コストで製造されるクレーンのダッシュボードを提供することができる。

図面の簡単な説明

0008

本発明の第1の実施形態に係るクレーンを概略的に示す斜視図である。
第1の実施形態に係るクレーンが右ハンドルの場合のダッシュボードを概略的に示す斜視図である。
第1の実施形態に係るクレーンが右ハンドルの場合のダッシュボードを部材ごとに分解して開略的に示す斜視図である。
第1の実施形態に係るクレーンが右ハンドルの場合のハンドル部での操作力を伝達する構成を示す概略図である。
第1の実施形態に係るクレーンが左ハンドルの場合のダッシュボードを概略的に示す斜視図である。
第1の実施形態に係るクレーンが左ハンドルの場合のハンドル部での操作力を伝達する構成を示す概略図である。
第2の実施形態に係るクレーンが右ハンドルの場合のダッシュボードの概略図である。
参照例に係るクレーンの運転室を概略的に示す斜視図である。

実施例

0009

(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図1乃至図6を参照して説明する。図1は、ダッシュボード10が設けられるクレーン1を示す図である。図1に示すように、移動式クレーンであるクレーン1は、車台である下部走行体2と、下部走行体2に旋回可能に取付けられる旋回体3と、を備える。旋回体3には、ブーム5が起伏可能に取付けられている。下部走行体2には、左右両側の車輪6A,6Bが取付けられている。

0010

また、下部走行体2には、運転室フレーム7が設けられている。運転室フレーム7の内部に、運転室8が形成されている。運転室8に、ダッシュボード10が配置されている。ここで、運転室8の幅方向の一方が第1の幅方向(図1の矢印B1の方向)であり、第1の幅方向とは反対方向が第2の幅方向(図1の矢印B2の方向)である。図1では、第1の幅方向がクレーン1の右方方向と一致し、第2の幅方向がクレーン1の左方方向と一致している。運転室8には、運転席9A及び助手席9Bが配置されている。図1のクレーン1では、運転席9Aは、助手席9Bより右方方向側(第1の幅方向側)に位置している。すなわち、図1のクレーン1は、右ハンドルのクレーンである。

0011

図2及び図3は、クレーン1が右ハンドルの場合のダッシュボード10の構成を示す図である。図3では、部材ごとに分解してダッシュボード10が示されている。図2及び図3に示すように、ダッシュボード10は、中央ユニット11を備える。中央ユニット11は、幅方向について運転室8の中央部に位置している。中央ユニット11は、センターパネル12と、センターパネル12の上方方向側に取付けられるセンタートレイ13と、センターパネル12の前方方向側に取付けられるセンターデフスターパネル15と、センターパネル12の下方方向側に取付けられるボトムカバー16と、を備える。センターパネル12、センタートレイ13、センターデフロスターパネル15及びボトムカバー16が連結されることにより、中央ユニット11が形成される。また、中央ユニット11には、例えばクレーン1の後方方向側の障害物等を映像としてモニター(図示しない)に表示する後方映像処理部(図示しない)が、搭載されている。

0012

クレーン1が右ハンドルの場合、中央ユニット11の第1の幅方向側(図2及び図3の矢印B1の方向側)には、運転席側ユニット21が設けられている。運転席側ユニット21は、第1の幅方向側(右方方向側)から中央ユニット11に分離可能に連結されている。すなわち、クレーン1が右ハンドルの場合、運転席側ユニット21が、第1の幅方向側から中央ユニット11に分離可能に連結される第1の側部ユニットとなる。中央ユニット11の第1の幅方向側には、第1の接続ブラケット17A〜17Cが、取付けられている。運転席側ユニット21は、第1の接続ブラケット17A〜17Cを介して、中央ユニット11の第1の幅方向側に連結される。

0013

運転席側ユニット21は、インスツルメントパネル22と、インスツルメントパネル22に前方方向側から取付けられるバイザ23と、バイザ23の前方方向側に取付けられる運転席側デフロスターカバー25と、インスツルメントパネル22の下方向側に取付けられるステアリングコラムパネル26と、を備える。運転席側ユニット21では、インスツルメントパネル22及びステアリングコラムパネル26によって、前方方向に向かって凹む凹部27が形成されている。運転席側ユニット21には、例えば速度表示部、燃料残量表示部(いずれも図示しない)が、搭載されている。また、クレーン1が右ハンドルの場合、運転席側ユニット21の第1の幅方向側に、第1のフレームブラケット28A,28Bが取付けられている。運転席側ユニット21は、第1のフレームブラケット28A,28Bを介して運転室フレーム7に連結される。

0014

クレーン1が右ハンドルの場合、第1の側部ユニットとなる運転席側ユニット21によって、ダッシュボード10の第1の幅方向側の端が形成される。すなわち、ダッシュボード10の第1の幅方向側の端は、運転席側ユニット21に位置している。

0015

図4は、クレーン1が右ハンドルの場合において、ハンドル部41での操作力を伝達する構成を示す図である。図4に示すように、運転席側ユニット21は、ハンドル部41は、ステアリングホイール42と、ステアリングコラム43と、を備える。ステアリングホイール42を回転させることにより、運転時のハンドル操作が入力される。インスツルメントパネル22、バイザ23、運転席側デフロスターカバー25、ステアリングコラムパネル26及びハンドル部41を連結することにより、運転席側ユニット21が形成される。

0016

下部走行体2には、ハンドル部41でのハンドル操作の操作力を車輪6A,6Bに伝達するステアリングバルブ45及びステアリングリンク46が、設けられている。ステアリングバルブ45及びステアリングリンク46は、幅方向についてダッシュボード10の中央位置(運転室8の中央位置)より第1の幅方向側(図4の矢印B1の方向側)に、位置している。したがって、クレーン1が右ハンドルの場合、ダッシュボード10の中央位置より運転席9A側(右方方向側)に、ステアリングバルブ45及びステアリングリンク46が位置している。このため、クレーン1が右ハンドルの場合、運転席側ユニット21のハンドル部41が、間に部材を介することなく直接的に、ステアリングバルブ45に接続されている。この場合、ハンドル部41でのハンドル操作の操作力がステアリングバルブ45を介してステアリングリンク46に伝達されることにより、ステアリングリンク46が作動される。ステアリングリンク46が作動されることにより、車輪6A,6Bが動作し、クレーン1の進行方向又は後退方向が変化する。

0017

図2乃至図4に示すように、クレーン1が右ハンドルの場合、中央ユニット11の第2の幅方向側(図2乃至図4の矢印B2の方向側)には、助手席側ユニット31が設けられている。助手席側ユニット31は、第2の幅方向側(左方方向側)から中央ユニット11に分離可能に連結されている。すなわち、クレーン1が右ハンドルの場合、助手席側ユニット31が、第2の幅方向側から中央ユニット11に分離可能に連結される第2の側部ユニットとなる。中央ユニット11の第2の幅方向側には、第2の接続ブラケット18が、取付けられている。助手席側ユニット31は、第2の接続ブラケット18を介して、中央ユニット11の第2の幅方向側に連結される。

0018

助手席側ユニット31は、パッセンジャーパネル32と、パッセンジャーパネル32の前方方向側に助手席側デフロスターカバー33と、パッセンジャーパネル32の下方向側に取付けられるグローブボックスカバー35と、を備える。パッセンジャーパネル32、助手席側デフロスターカバー33及びグローブボックスカバー35を連結することにより、助手席側ユニット31が形成される。助手席側ユニット31の内部には、例えば書類等を収容する収容部(図示しない)が、形成されている。また、クレーン1が右ハンドルの場合、助手席側ユニット31の第2の幅方向側に、第2のフレームブラケット36A,36Bが取付けられている。助手席側ユニット31は、第2のフレームブラケット36A,36Bを介して運転室フレーム7に連結される。

0019

クレーン1が右ハンドルの場合、第2の側部ユニットとなる助手席側ユニット31によって、ダッシュボード10の第2の幅方向側の端が形成される。すなわち、ダッシュボード10の第2の幅方向側の端は、助手席側ユニット31に位置している。

0020

前述のように、クレーン1が右ハンドルの場合、運転席側ユニット21が中央ユニット11の第1の幅方向側に連結される第1の側部ユニットとなり、助手席側ユニット31が中央ユニット11の第2の幅方向側に連結される第2の側部ユニットとなる。そして、運転室8の幅方向について運転席側ユニット21と助手席側ユニット31との間に、中央ユニット11が位置している。すなわち、幅方向について運転席側ユニット(第1の側方ユニット)21と助手席側ユニット(第2の側方ユニット)31との間では、幅方向についてダッシュボード10の一部の寸法に渡って、中央ユニット11が延設されている。また、中央ユニット11の第1の幅方向側では、幅方向についてダッシュボード10の一部の寸法に渡って、運転席側ユニット21が延設され、運転席側ユニット21によってダッシュボード10の第1の幅方向側の端が形成される。そして、中央ユニット11の第2の幅方向側では、幅方向についてダッシュボード10の一部の寸法に渡って、助手席側ユニット31が延設され、助手席側ユニット31によってダッシュボード10の第2の幅方向側の端が形成される。

0021

前述のような構成であるため、中央ユニット11、運転席側ユニット(第1の側方ユニット)21及び助手席側ユニット(第2の側方ユニット)31のいずれもが、幅方向についてダッシュボード10の一部の寸法のみに渡って延設され、幅方向についてダッシュボード10の全寸法に渡って延設されない。すなわち、ダッシュボード10は、幅方向について、中央ユニット11、運転席側ユニット(第1の側方ユニット)21及び助手席側ユニット(第2の側方ユニット)31に三分割される。このため、ダッシュボード10を形成するいずれの部材(例えばセンターパネル12、インスツルメントパネル22等)も、幅方向についてダッシュボード10の一部の寸法のみに渡って延設され、ダッシュボード10では、幅方向についてダッシュボード10の全寸法に渡って延設される部材は、設けられていない。

0022

図5は、クレーン1が左ハンドルの場合のダッシュボード10の構成を示す図である。図5に示すように、クレーン1が左ハンドルの場合も、ダッシュボード10は、中央ユニット11、運転席側ユニット21及び助手席側ユニット31を備える。また、中央ユニット11を形成する部材(例えば、センターパネル12等)、運転席側ユニット21を形成する部材(例えば、インスツルメントパネル22、ハンドル部41等)、及び、助手席側ユニット31を形成する部材(例えば、パッセンジャーパネル32等)は、クレーン1が右ハンドルの場合と同様である。

0023

ただし、クレーン1が左ハンドルであるため、中央ユニット11の第1の幅方向側(図5の矢印B1の方向側)には、助手席側ユニット31が連結されている。すなわち、クレーン1が左ハンドルの場合、助手席側ユニット31が、第1の幅方向側から中央ユニット11に分離可能に連結される第1の側部ユニットとなる。助手席側ユニット31は、第1の接続ブラケット17A〜17Cを介して、中央ユニット11の第1の幅方向側に連結される。また、クレーン1が左ハンドルの場合、助手席側ユニット31の第1の幅方向側に、第1のフレームブラケット28A,28Bが取付けられている。助手席側ユニット31は、第1のフレームブラケット28A,28Bを介して運転室フレーム7に連結される。

0024

クレーン1が左ハンドルの場合、第1の側部ユニットとなる助手席側ユニット31によって、ダッシュボード10の第1の幅方向側の端が形成される。すなわち、ダッシュボード10の第1の幅方向側の端は、助手席側ユニット31に位置している。

0025

また、クレーン1が左ハンドルであるため、中央ユニット11の第2の幅方向側(図5の矢印B2の方向側)には、運転席側ユニット21が連結されている。すなわち、クレーン1が左ハンドルの場合、運転席側ユニット21が、第2の幅方向側から中央ユニット11に分離可能に連結される第2の側部ユニットとなる。運転席側ユニット21は、第2の接続ブラケット18を介して、中央ユニット11の第2の幅方向側に連結される。また、クレーン1が左ハンドルの場合、運転席側ユニット21の第2の幅方向側に、第2のフレームブラケット36A,36Bが取付けられている。運転席側ユニット21は、第2のフレームブラケット36A,36Bを介して運転室フレーム7に連結される。

0026

クレーン1が左ハンドルの場合、第2の側部ユニットとなる運転席側ユニット21によって、ダッシュボード10の第2の幅方向側の端が形成される。すなわち、ダッシュボード10の第2の幅方向側の端は、運転席側ユニット21に位置している。

0027

図6は、クレーン1が左ハンドルの場合において、ハンドル部41での操作力を伝達する構成を示す図である。図6に示すように、左ハンドルの場合でも右ハンドルの場合と同様に、ステアリングバルブ45及びステアリングリンク46は、幅方向についてダッシュボード10の中央位置(運転室8の中央位置)より第1の幅方向側(図6の矢印B1の方向側)に、位置している。ただし、左ハンドルの場合は、ハンドル部41を備える運転席側ユニット21が、第2の幅方向側(図6の矢印B2の方向側)から中央ユニット11に連結される。したがって、クレーン1が左ハンドルの場合、ダッシュボード10の中央位置より助手席9B側(右方方向側)に、ステアリングバルブ45及びステアリングリンク46が位置している。このため、運転席側ユニット21のハンドル部41は、トランスファーアッセンシャフト47を間に介して間接的に、ステアリングバルブ45に連結されている。トランスファーアッセンシャフト47は、ハンドル部41とステアリングバルブ45との間で、幅方向に沿って延設されている。すなわち、トランスファーアッセンシャフト47は、ダッシュボード10の中央位置より第2の幅方向側の部位からダッシュボード10の中央位置より第1の幅方向側の部位まで、延設されている。この場合、ハンドル部41でのハンドル操作の操作力がトランスファーアッセンシャフト47及びステアリングバルブ45を介してステアリングリンク46に伝達されることにより、ステアリングリンク46が作動される。

0028

前述のように、クレーン1が左ハンドルの場合、助手席側ユニット31が中央ユニット11の第1の幅方向側に連結される第1の側部ユニットとなり、運転席側ユニット21が中央ユニット11の第2の幅方向側に連結される第2の側部ユニットとなる。そして、運転室8の幅方向について運転席側ユニット21と助手席側ユニット31との間に、中央ユニット11が位置している。すなわち、幅方向について運転席側ユニット(第2の側方ユニット)21と助手席側ユニット(第1の側方ユニット)31との間では、幅方向についてダッシュボード10の一部の寸法に渡って、中央ユニット11が延設されている。また、中央ユニット11の第1の幅方向側では、幅方向についてダッシュボード10の一部の寸法に渡って、助手席側ユニット31が延設され、助手席側ユニット31によってダッシュボード10の第1の幅方向側の端が形成される。そして、中央ユニット11の第2の幅方向側では、幅方向についてダッシュボード10の一部の寸法に渡って、運転席側ユニット21が延設され、運転席側ユニット21によってダッシュボード10の第2の幅方向側の端が形成される。

0029

前述のような構成であるため、中央ユニット11、助手席側ユニット(第1の側方ユニット)31及び運転席側ユニット(第2の側方ユニット)21のいずれもが、幅方向についてダッシュボード10の一部の寸法のみに渡って延設され、幅方向についてダッシュボード10の全寸法に渡って延設されない。すなわち、ダッシュボード10は、幅方向について、中央ユニット11、運転席側ユニット(第2の側方ユニット)21及び助手席側ユニット(第1の側方ユニット)31に三分割される。このため、ダッシュボード10を形成するいずれの部材(例えばセンターパネル12、インスツルメントパネル22等)も、幅方向についてダッシュボード10の一部の寸法のみに渡って延設され、ダッシュボード10では、幅方向についてダッシュボード10の全寸法に渡って延設される部材は、設けられていない。

0030

前述のように、クレーン1が右ハンドルの場合及び左ハンドルの場合のいずれにおいても、幅方向についてダッシュボード10は、中央ユニット11、中央ユニット11に第1の幅方向側から連結される第1の側方ユニット(運転席側ユニット21及び助手席側ユニット31の一方)、及び、中央ユニット11に第2の幅方向側から連結される第2の側方ユニット(運転席側ユニット21及び助手席側ユニット31の他方)に、三分割される。このため、ダッシュボード10では、幅方向についてダッシュボード10の全寸法に渡って延設される部材は、設けられていない。したがって、ダッシュボード10を形成するいずれの部材(例えばセンターパネル12、インスツルメントパネル22等)も、大型化することなく、ダッシュボード10を構成するぞれぞれの部材を成形する成形型も、大型化することはない。ダッシュボード10のそれぞれの部材を成形する成形型が大型化しないため、成形型の製作費用が低くなり、ダッシュボード10のそれぞれの部材の製作費用が低くなる。これにより、ダッシュボード10の製造コストを低く抑えることができる。

0031

また、幅方向についてダッシュボード10は、中央ユニット11、第1の側方ユニット(運転席側ユニット21及び助手席側ユニット31の一方)、及び、第2の側方ユニット(運転席側ユニット21及び助手席側ユニット31の他方)に三分割される。このため、幅方向について運転室8の全寸法に渡って延設されるダッシュボード10においても、中央ユニット11、第1の側方ユニット及び第2の側方ユニットのそれぞれは、幅方向について運転室8の一部の寸法に渡ってのみ、延設される。中央ユニット11、第1の側方ユニット及び第2の側方ユニットのそれぞれが、幅方向について運転室8の全寸法に渡って延設されないため、運転室8において運転室フレーム7に中央ユニット11、第1の側方ユニット及び第2の側方ユニットを連結し易くなる。したがって、運転室8においてダッシュボード10を運転室フレーム7に連結する作業の作業性を、向上させることができる。

0032

また、中央ユニット11では、後方映像処理部の代わりにCDプレーヤー等の音楽再生部(図示しない)が機能部として搭載されることもあり、後方映像処理部に加えて音楽再生部が機能部として追加されることもある。この場合、中央ユニット11では、機能部の変更又は追加に対応させて設計変更が行われるが、運転席側ユニット21及び助手席側ユニット31については設計変更等の構成の変更を行う必要はない。すなわち、中央ユニット11、運転席側ユニット21及び助手席側ユニット31のいずれか1つ(例えば、中央ユニット11)で設計変更が必要な場合であっても、設計変更されるユニット(例えば、中央ユニット11)以外のユニット(例えば、運転席側ユニット21及び助手席側ユニット31)では、設計変更を行う必要はない。したがって、中央ユニット11、運転席側ユニット21及び助手席側ユニット31のいずれか1つ(例えば、中央ユニット11)で設計変更が必要な場合であっても、容易に対応することができる。

0033

また、運転席側ユニット21は、第1の幅方向側及び第2の幅方向側のいずれからも中央ユニット11に連結可能であり、右ハンドルの場合は第1の幅方向側(右方方向側)から運転席側ユニット21が中央ユニット11に連結され、左ハンドルの場合は第2の幅方向側(左方方向側)から運転席側ユニット21が中央ユニット11に連結される。そして、助手席側ユニット31は、第1の幅方向側及び第2の幅方向側のいずれからも中央ユニット11に連結可能であり、右ハンドルの場合は第2の幅方向側(左方方向側)から助手席側ユニット31が中央ユニット11に連結され、左ハンドルの場合は第1の幅方向側(右方方向側)から助手席側ユニット31が中央ユニット11に連結される。前述のような構成であるため、右ハンドルの場合と左ハンドルの場合との間では、幅方向についての運転席側ユニット21及び助手席側ユニット31の中央ユニット11に対する位置が変化するのみで、ダッシュボード10を構成する部材は変化しない。すなわち、幅方向についての運転席側ユニット21及び助手席側ユニット31の位置が互いに対して入替るだけで、右ハンドル仕様左ハンドル仕様との間でダッシュボード10の構成が変化する。したがって、クレーン1が右ハンドルの場合及び左ハンドルの場合の両方に、容易にダッシュボード10を対応させることができる。

0034

ハンドル部41でのハンドル操作の操作力をステアリングリンク46に伝達する構成については、右ハンドルの場合は、ハンドル部41が直接的にステアリングバルブ45に接続されるのに対し、左ハンドルの場合は、ハンドル部41はトランスファーアッセンシャフト47を間に介してステアリングバルブ45に連結される。すなわち、ハンドル部41とステアリングバルブ45との間にトランスファーアッセンシャフト47を設けるだけで、右ハンドル仕様から左ハンドル仕様にハンドル操作の操作力の伝達機構の構成が変化する。したがって、クレーン1が右ハンドルの場合及び左ハンドルの場合の両方に、ハンドル操作の操作力の伝達機構を容易に対応させることができる。

0035

(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について、図7を参照にして説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態の構成を次の通り変形したものである。なお、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。

0036

図7、クレーン1が右ハンドルの場合の本実施形態のダッシュボード10の構成を示す図である。図7に示すように、本実施形態でも第1の実施形態と同様に、右ハンドルの場合、中央ユニット11に第1の幅方向側(図7の矢印B1の方向側)から第1の側方ユニットとして運転席側ユニット21が分離可能に連結される。そして、中央ユニット11に第2の幅方向側(図7の矢印B2の方向側)から第2の側方ユニットとして助手席側ユニット31が分離可能に連結される。

0037

ただし、本実施形態では、クレーン1が右ハンドルの場合、幅方向について中央ユニット11と運転席側ユニット21との間に、第1のスペーサ51が設けられている。すなわち、幅方向について中央ユニット11と運転席側ユニット21との間では、幅方向についてダッシュボード10の一部の寸法に渡って、第1のスペーサ51が延設されている。第1のスペーサ51は、中央ユニット11及び運転席側ユニット21に分離可能に取付けられる。また、クレーン1が右ハンドルの場合、幅方向について中央ユニット11と助手席側ユニット31との間に、第2のスペーサ52が設けられている。すなわち、幅方向について中央ユニット11と助手席側ユニット31との間では、幅方向についてダッシュボード10の一部の寸法に渡って、第2のスペーサ52が延設されている。第2のスペーサ52は、中央ユニット11及び助手席側ユニット31に分離可能に取付けられる。

0038

本実施形態では、第1のスペーサ51及び第2のスペーサ52を設けることにより、幅方向についてダッシュボード10の全寸法を大きくすることが可能となる。クレーン1の種類によっては、運転室8の幅方向についての全寸法が大きくなる場合がある。本実施形態では、第1のスペーサ51及び第2のスペーサ52を設けることにより、運転室8の幅方向についての全寸法が大きくなった場合でも、容易にダッシュボード10を対応させることができる。

0039

クレーン1が左ハンドルの場合でも、右ハンドルの場合と同様に、第1のスペーサ51及び第2のスペーサ52が設けられる。すなわち、クレーン1が左ハンドルの場合、幅方向について中央ユニット11と第1の側方ユニットとなる助手席側ユニット31との間に、第1のスペーサ51が設けられる。そして、幅方向について中央ユニット11と第2の側方ユニットとなる運転席側ユニット21との間に、第2のスペーサ52が設けられる。このため、左ハンドルの場合でも、幅方向についてダッシュボード10の全寸法を大きくすることが可能となる。

0040

なお、第2の実施形態では、第1のスペーサ51及び第2のスペーサ52の両方が設けられているが、ある変形例では、第1のスペーサ51のみが設けられていてもよい。また、別のある変形例では、第2のスペーサ52のみが設けられていてもよい。すなわち、第1のスペーサ51及び第2のスペーサ52の少なくとも一方が、ダッシュボード10に設けられていればよい。

0041

(参照例)
また、図8を参照して参照例について説明する。図8に示すように、クレーン1の種類によっては、運転室8に運転席9Aのみが設けられ、助手席9Bが設けられないシングルキャブ型クレーンもある。シングルキャブ型のクレーン1では、助手席9Bが設けられないため、幅方向についての運転室8の全寸法は、小さくなる。このように運転室8の幅方向についての全寸法が小さくなるクレーン1においても、前述の実施形態の運転席側ユニット21をダッシュボード60として流用可能である。ダッシュボード60では、運転席側ユニット21のみが用いられ、中央ユニット11及び助手席側ユニット31は設けられていない。

0042

前述の実施形態のダッシュボード10は、幅方向について3つのユニット(11,21,31)に三分割され、三分割されるユニット(11,21,31)の1つである運転席側ユニット21がシングルキャブ型のクレーン1のダッシュボード60として流用される。このため、幅方向についてダッシュボード60(運転席側ユニット21)の全寸法は小さくなり、幅方向についての全寸法が小さくなるシングルキャブ型のクレーン1の運転室8にも、容易にダッシュボード60(運転席側ユニット21)を適用することができる。

0043

以上、本発明の実施形態及び変形例について説明したが、本発明は前述の実施形態及び変形例に限るものではなく、発明の趣旨を逸脱することなく種々の変形ができることは、もちろんである。

0044

1…クレーン、8…運転室、10…ダッシュボード、11…中央ユニット、21…運転席側ユニット、31…助手席側ユニット。

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