図面 (/)

技術 蓋付き器具

出願人 住友電装株式会社
発明者 和田優樹
出願日 2013年7月9日 (8年4ヶ月経過) 出願番号 2013-143673
公開日 2015年1月29日 (6年9ヶ月経過) 公開番号 2015-017637
状態 特許登録済
技術分野 階段・物品収容 ピボット及び枢着 コネクタハウジング及び接触部材の保持
主要キーワード 編み目模様 側軸部材 プラグ差し込み口 開閉角度 プラグ側 異音発生 指掛け 非制動状態
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年1月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

部品を追加することなく閉位置における蓋のがたつきを抑制して異音発生を抑える。

解決手段

本発明は、蓋40が本体30に対して開位置と閉位置との間で回動可能に装着された蓋付き器具10であって、蓋40側に設けられた蓋側軸部材43と、本体30側に設けられ、蓋側軸部材43に対しその軸方向に対向して配された本体側軸部材31と、蓋側軸部材43における本体側軸部材31との対向端面44に設けられた蓋側突部47と、本体側軸部材31における蓋側軸部材43との対向端面32に設けられた本体側突部37とを備え、開位置および閉位置の双方では蓋側突部47と本体側突部37とが互いに接触して蓋40に制動をかける制動状態となり、開位置と閉位置の間では蓋40に制動をかけない非制動状態となる構成としたところに特徴を有する。

概要

背景

従来、蓋付き器具として、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。この蓋付き器具は、閉位置と開位置の間で回動可能な蓋と、この蓋を回動可能に支持する本体とを備えて構成されている。この蓋は、閉位置から開位置に向けて自重によって移動するように構成されており、開位置に至ると制動掛けられて蓋のがたつきが抑制されるようになっている。

概要

部品を追加することなく閉位置における蓋のがたつきを抑制して異音発生を抑える。本発明は、蓋40が本体30に対して開位置と閉位置との間で回動可能に装着された蓋付き器具10であって、蓋40側に設けられた蓋側軸部材43と、本体30側に設けられ、蓋側軸部材43に対しその軸方向に対向して配された本体側軸部材31と、蓋側軸部材43における本体側軸部材31との対向端面44に設けられた蓋側突部47と、本体側軸部材31における蓋側軸部材43との対向端面32に設けられた本体側突部37とを備え、開位置および閉位置の双方では蓋側突部47と本体側突部37とが互いに接触して蓋40に制動をかける制動状態となり、開位置と閉位置の間では蓋40に制動をかけない非制動状態となる構成としたところに特徴を有する。

目的

本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、部品を追加することなく閉位置における蓋のがたつきを抑制して異音発生を抑えることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

蓋が本体に対して開位置と閉位置との間で回動可能に装着された蓋付き器具であって、前記蓋側に設けられた蓋側軸部材と、前記本体側に設けられ、前記蓋側軸部材とともに前記蓋の回動機構を構成しており、前記蓋側軸部材に対しその軸方向に対向して配された本体側軸部材と、前記蓋側軸部材における前記本体側軸部材との対向端面に設けられた蓋側突部と、前記本体側軸部材における前記蓋側軸部材との対向端面に設けられた本体側突部とを備え、前記開位置および前記閉位置の双方では前記蓋側突部と前記本体側突部とが互いに接触して前記蓋に制動をかける制動状態となり、前記開位置と前記閉位置の間では前記蓋に制動をかけない非制動状態となることを特徴とする蓋付き器具。

請求項2

前記開位置における前記蓋の自由端は、前記閉位置における前記蓋の自由端よりも鉛直方向下側に配されており、前記非制動状態にある蓋は、前記閉位置から前記開位置に向けて自重によって移動することを特徴とする請求項1に記載の蓋付き器具。

請求項3

前記蓋側軸部材は、その対向端面と交差する方向に形成された蓋側軸孔を有し、前記蓋側突部は、前記開位置で前記本体側突部に接触する第1蓋側突部と、前記閉位置で前記本体側突部に接触する第2蓋側突部とからなり、前記第1蓋側突部と前記第2蓋側突部は、前記蓋側軸部材の対向端面において前記蓋側軸孔の両側に分かれて配されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蓋付き器具。

請求項4

前記蓋側突部と前記本体側突部は、これらの対向端面同士が近づく方向に押圧されて接触することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の蓋付き器具。

請求項5

前記蓋側突部と前記本体側突部の少なくとも一方には、同他方を誘い込むテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の蓋付き器具。

技術分野

0001

本発明は、蓋付き器具に関する。

背景技術

0002

従来、蓋付き器具として、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。この蓋付き器具は、閉位置と開位置の間で回動可能な蓋と、この蓋を回動可能に支持する本体とを備えて構成されている。この蓋は、閉位置から開位置に向けて自重によって移動するように構成されており、開位置に至ると制動掛けられて蓋のがたつきが抑制されるようになっている。

先行技術

0003

特開2008−37165号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記の蓋付き器具では、蓋が閉位置にあるときに振動を受けると、閉位置にて蓋のがたつきが発生し、異音が発生する等のおそれがある。このため、蓋と本体の間に緩衝材を挟むことによって蓋のがたつきを抑制する方法も考えられるが、これでは部品追加に伴ってコストが高くなる。

0005

本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、部品を追加することなく閉位置における蓋のがたつきを抑制して異音発生を抑えることを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、蓋が本体に対して開位置と閉位置との間で回動可能に装着された蓋付き器具であって、蓋側に設けられた蓋側軸部材と、本体側に設けられ、蓋側軸部材とともに蓋の回動機構を構成しており、蓋側軸部材に対しその軸方向に対向して配された本体側軸部材と、蓋側軸部材における本体側軸部材との対向端面に設けられた蓋側突部と、本体側軸部材における蓋側軸部材との対向端面に設けられた本体側突部とを備え、開位置および閉位置の双方では蓋側突部と本体側突部とが互いに接触して蓋に制動をかける制動状態となり、開位置と閉位置の間では蓋に制動をかけない非制動状態となる構成としたところに特徴を有する。

0007

このような構成によると、蓋が開位置と閉位置の双方で制動状態となるため、閉位置における蓋のがたつきを抑制して異音発生を抑えることができる。また、開位置と閉位置の間では非制動状態となるため、蓋の回動動作に支障をきたすこともない。さらに、蓋側軸部材の対向端面に蓋側突部を形成し、本体側軸部材の対向端面に本体側突部を形成しているから、部品を追加することなく蓋のがたつきを抑制できる。

0008

本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
開位置における蓋の自由端は、閉位置における蓋の自由端よりも鉛直方向下側に配されており、非制動状態にある蓋は、閉位置から開位置に向けて自重によって移動する構成としてもよい。
このような構成によると、閉位置において手動で蓋を開けた後、蓋が自動的に開位置に向かうため、蓋を手動で回動させなくてもよい。

0009

蓋側軸部材は、その対向端面と交差する方向に形成された蓋側軸孔を有し、蓋側突部は、開位置で本体側突部に接触する第1蓋側突部と、閉位置で本体側突部に接触する第2蓋側突部とからなり、第1蓋側突部と第2蓋側突部は、蓋側軸部材の対向端面において蓋側軸孔の両側に分かれて配されている構成としてもよい。
このような構成によると、第1蓋側突部と第2蓋側突部を蓋側軸孔の両側に分けて配したから、第1蓋側突部と第2蓋側突部の間で本体側突部が接触しない非制動状態を設定しやすくなる。

0010

蓋側突部と本体側突部は、これらの対向端面同士が近づく方向に押圧されて接触する構成としてもよい。
このような構成によると、蓋側突部と本体側突部が強い力で接触した場合に、蓋側突部と本体側突部が同軸配置に維持され、蓋の回動動作に支障をきたすことなく強い摩擦力で制動状態を実現させることができる。

0011

蓋側突部と本体側突部の少なくとも一方には、同他方を誘い込むテーパ面が形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、制動状態から非制動状態への移行、および非制動状態から制動状態への移行をテーパ面によって円滑に行うことができる。

発明の効果

0012

本発明によれば、部品を追加することなく閉位置における蓋のがたつきを抑制して異音発生を抑えることができる。

図面の簡単な説明

0013

蓋が開位置にある蓋付き器具の正面図
図1におけるA−A線断面図
図2の状態から蓋を閉位置に移動させた蓋付き器具の断面図
蓋が閉位置にあるときにおける蓋側突部と本体側突部の配置を示した図
蓋が閉位置から開位置へ向かう途中における蓋側突部と本体側突部の配置を示した図
蓋が開位置にあるときにおける蓋側突部と本体側突部の配置を示した図
本体の正面図
本体側突部を拡大して示した本体の一部拡大側面図
蓋の正面図
蓋の背面図
図9におけるB−B線断面図

実施例

0014

<実施形態>
本発明の実施形態を図1ないし図11の図面を参照しながら説明する。本実施形態では、蓋付き器具10として、自動車装備される車両用コンセントを例示している。この蓋付き器具10は、図2に示すように、例えばコンソールボックス(図示せず)に取り付けられる取り付け用カバー20と、この取り付け用カバー20に嵌入して結合される本体30と、この本体30に回動可能に連結された蓋40とを備えて構成されている。取り付け用カバー20、本体30、および蓋40はいずれも合成樹脂製であり、本体30には一対の接続用金属端子50が内蔵されている。

0015

図7に示すように、本体30の下端部における幅方向両端部には、金属製の図示しない支持ピンをそれぞれ支持する一対の本体側軸部材31が形成されている。この本体側軸部材31の幅方向両端面のうち外側に位置する面は対向端面32とされており、この対向端面32に直交する配置で本体側軸孔33が形成されている。この本体側軸孔33は、対向端面32から軸心33Aに沿って(本体側軸部材31の幅方向に)凹設された孔であって、図示しない支持ピンを挿通させる孔である。また、本体30の正面にはプラグ差し込み口34が一対設けられている。一対のプラグ差し込み口34にプラグ側の一対の図示しない金属端子を差し込むと、これらの一対の金属端子が本体30側の一対の接続用金属端子50に電気的に接続される。

0016

図9に示すように、蓋40の上部には、指を掛けるための指掛け部41が形成されている。一方、蓋40における指掛け部41の背面側には、図10に示すように、フック42が形成されている。蓋40の下部における幅方向両端部には、左右一対の蓋側軸部材43が形成されている。これらの蓋側軸部材43のうち幅方向に対向する端面は対向端面44とされている。蓋側軸部材43の内部には、図11に示すように、図示しない支持ピンを挿通させる蓋側軸孔45が幅方向に貫通して形成されている。この蓋側軸孔45は、対向端面44と直交する配置とされている。また、本体側軸部材31の対向端面32と蓋側軸部材43の対向端面44とは、本体側軸孔33の軸線方向(軸心33Aの延びる方向)に対向しており、本体側軸孔33の軸線方向は、蓋側軸部材43の軸方向と一致している。

0017

本体30に蓋40を装着すると、一対の本体側軸部材31と一対の蓋側軸部材43が幅方向に並んで同軸配置されるようになっている。したがって、一対の本体側軸孔33と一対の蓋側軸孔45は、これらの軸方向に並んで同軸に配置される。さらに、各軸孔33、45に支持ピンを挿通させることで、蓋40が本体30に対して開位置(図2における蓋40の位置)と閉位置(図3における蓋40の位置)との間で回動可能に装着される。言い換えると、蓋40の回動機構は、一対の本体側軸部材31と一対の蓋側軸部材43と一対の支持ピンとを備えて構成されている。本体側軸部材31と蓋側軸部材43が支持ピンによって回動可能に組み付けられた状態では、本体側軸部材31の対向端面32と蓋側軸部材43の対向端面44とは、各軸孔33、45の軸線方向にわずかな隙間を有して対向状態をなして配置される。

0018

図2に示すように、取り付け用カバー20の上端部には、フック21が前方に突出して形成されている。このフック21は、本体30を貫通して正面側に臨んで配されている。図3に示すように、蓋40を閉位置に回動させると、蓋40のフック42が取り付け用カバー20のフック21に係止することで、蓋40が閉位置に保持される。閉位置では、蓋40が垂直姿勢となっており、一対のプラグ差し込み口34が蓋40によって被覆される。一方、開位置では、図2に示すように、蓋40の下端46が本体30の下面36に当接した状態となる。この状態では、蓋40が開位置から下方へ(閉位置から離れる方向へ)これ以上回動することはない。

0019

さて、図8に示すように、本体側軸部材31の対向端面32には、本体側突部37が形成されている。この本体側突部37は、本体側軸孔33の軸心33Aを中心として周方向に延びるリブ状に形成されている。本体側突部37の一端部39Aには、テーパ面38が形成されている。

0020

一方、図11に示すように、蓋側軸部材43の対向端面44には、閉位置における蓋側軸孔45の上下両側に一対の蓋側突部47が形成されている。これらの蓋側突部47のうち蓋側軸孔45の下側のものは第1蓋側突部47Aとされ、同上側のものは第2蓋側突部47Bとされている。第2蓋側突部47Bの一端部49B(本体30側の端部)には、テーパ面48が形成されている。各蓋側突部47A、47Bは、ほぼ直線状をなして水平方向に延びるリブ状に形成されており、蓋側軸孔45の両側に分かれて配されている。

0021

本体側突部37および第1蓋側突部47A、ならびに本体側突部37および第2蓋側突部47Bは、各対向端面32、44同士が近づく方向に押圧されて接触している。このため、本体側突部37と第1蓋側突部47Aは、図示しない支持ピンを軸として回動させると互いに干渉し合う位置関係に配され、これらの干渉に先立って本体側突部37のテーパ面38に第1蓋側突部47Aの一端部49Aに乗り上げる構成とされている。

0022

同様に、本体側突部37と第2蓋側突部47Bも、図示しない支持ピンを軸として回動させると互いに干渉し合う位置関係に配され、これらの干渉に先立って第2蓋側突部47Bのテーパ面48に本体側突部37の他端部39Bが乗り上げる構成とされている。

0023

蓋40が開位置にあるときには、図6に示すように、第1蓋側突部47Aと本体側突部37とが互いに接触して蓋40に制動をかける制動状態となっている。詳細には図6において編み目模様ハッチングで示した部分C1が、第1蓋側突部47Aの一端部49Aと本体側突部37の一端部39Aとが互いに接触し合う干渉部となっている。この干渉部C1において摩擦抵抗が発生することにより、制動状態が維持され、開位置において振動による蓋40のがたつきが抑制されている。

0024

蓋40が開位置と閉位置の間にあるときには、図5に示すように、本体側突部37が第1蓋側突部47Aと第2蓋側突部47Bの間に配されている。すなわち、本体側突部37が第1蓋側突部47Aと第2蓋側突部48Bの双方に対して非接触状態となって蓋40に制動をかけない非制動状態となっている。詳細には、第1蓋側突部47Aの一端部49Aと本体側突部37の一端部39Aとが非接触状態となり、第2蓋側突部47Bの一端部49Bと本体側突部37の他端部39Bとが非接触状態となっている。さらに、開位置における蓋40の自由端は、閉位置における蓋40の自由端よりも鉛直方向下側に配されている。これにより、蓋40を閉位置から開位置に向けて移動させると、制動状態から非制動状態へ移行し、図3二点鎖線で示すように、蓋40が閉位置から開位置へ向かう途中では非制動状態となって、蓋40が自重によって移動することになる。

0025

蓋40が閉位置にあるときには、図4に示すように、第2蓋側突部47Bと本体側突部37とが互いに接触して蓋40に制動をかける制動状態となっている。詳細には図4において編み目模様のハッチングで示した部分C2が、第2蓋側突部47Bの一端部49Bと本体側突部37の他端部39Bとが互いに接触し合う干渉部となっている。この干渉部C2において摩擦抵抗が発生することにより、制動状態が維持され、閉位置において振動による蓋40のがたつきが抑制されている。

0026

本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、蓋40を閉位置から開位置に向けて移動させる動作について説明する。図4の状態から蓋40の指掛け部41に指を掛けて蓋40を手前に引っ張ると、蓋40のフック42と取り付け用カバー20のフック21との係止状態解除され、蓋40の回動動作が許容される。本体側突部37と第2蓋側突部47Bとの接触状態が解除されると、制動状態から非制動状態へ移行し、図5に示すように、蓋40が自重によって落下し始める。蓋40が開位置に近づくと、本体側突部37のテーパ面38に第1蓋側突部47Aの一端部49Aが乗り上げて、図6に示すように、第1蓋側突部47Aの一端部49Aが本体側突部37の一端部39Aと接触した状態になることで非制動状態から制動状態へ移行して、蓋40が開位置に保持される。これにより、開位置において蓋40が振動して異音が発生することを抑制できる。

0027

次に、蓋40を開位置から閉位置に向けて移動させる動作について説明する。蓋40を開位置から閉位置に向けて移動させると、第1蓋側突部47Aの一端部49Aと本体側突部37の一端部39Aとの接触状態が解除され、制動状態から非制動状態へ移行する。蓋40が閉位置に近づくと、第2蓋側突部47Bのテーパ面48に本体側突部37の他端部39Bが乗り上げて、図4に示すように、第2蓋側突部47Bの一端部49Bが本体側突部37の他端部39Bに接触した状態になることで非制動状態から制動状態へ移行し、蓋40が閉位置に至る。これと併行して、蓋40のフック42が取り付け用カバー20のフック21に係止することで、蓋40が閉位置に保持される。これにより、閉位置において蓋40が振動して異音が発生することを抑制できる。

0028

以上のように本実施形態では、蓋40が開位置と閉位置の双方で制動状態となるため、閉位置における蓋40のがたつきを抑制して異音発生を抑えることができる。また、開位置と閉位置の間では非制動状態となるため、蓋40の回動動作に支障をきたすこともない。さらに、蓋側軸部材43の対向端面44に蓋側突部(第1蓋側突部47A、第2蓋側突部47B)を形成し、本体側軸部材31の対向端面32に本体側突部37を形成しているから、部品を追加することなく蓋40のがたつきを抑制できる。

0029

非制動状態にある蓋40は、閉位置から開位置に向けて自重によって移動する構成としてもよい。このような構成によると、閉位置において手動で蓋40を開けた後、蓋40が自動的に開位置に向かうため、蓋40を手動で回動させなくてもよい。

0030

蓋側軸部材43は、その対向端面44と交差する方向に形成された蓋側軸孔45を有し、蓋側突部は、開位置で本体側突部37に接触する第1蓋側突部47Aと、閉位置で本体側突部37に接触する第2蓋側突部47Bとからなり、第1蓋側突部47Aと第2蓋側突部47Bは、蓋側軸部材43の対向端面44において蓋側軸孔45の両側に分かれて配されている構成としてもよい。このような構成によると、第1蓋側突部47Aと第2蓋側突部47Bを蓋側軸孔45の両側に分けて配したから、第1蓋側突部47Aと第2蓋側突部47Bの間で本体側突部37が接触しない非制動状態を設定しやすくなる。

0031

蓋側突部47と本体側突部37は、これらの対向端面32、44同士が近づく方向に接触する構成としてもよい。このような構成によると、蓋側突部47と本体側突部37が強い力で接触した場合に、蓋側突部47と本体側突部37が同軸配置に維持され、蓋40の回動動作に支障をきたすことなく強い摩擦力で制動状態を実現させることができる。

0032

蓋側突部47と本体側突部37の少なくとも一方には、同他方を誘い込むテーパ面38、48が形成されている構成としてもよい。このような構成によると、制動状態から非制動状態への移行、および非制動状態から制動状態への移行をテーパ面38、48によって円滑に行うことができる。

0033

<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では各対向端面32、44が本体側軸孔33の軸線方向に対向しているものの、本発明によると、各対向端面が本体側軸孔33の径方向に対向しているものとしてもよい。その場合、本体側突部と蓋側突部は、本体側軸孔の径方向に押圧されて接触するように構成すればよい。

0034

(2)上記実施形態では蓋40が閉位置から開位置に向けて自重によって移動するものの、本発明によると、蓋40が自重によって移動しないものでもよい。

0035

(3)上記実施形態では蓋側軸孔45が蓋側軸部材43に貫通して形成されているものの、本発明によると、蓋側軸孔が貫通しておらず、本体側軸孔が本体側軸部材に貫通して形成されているものでもよい。

0036

(4)上記実施形態では第1蓋側突部47Aと第2蓋側突部47Bが蓋側軸孔45の両側に分かれて配されているものの、本発明によると、蓋40の開閉角度に応じて第1蓋側突部と第2蓋側突部を適宜配置してもよい。また、第1蓋側突部と第2蓋側突部が一続きに形成された一つの蓋側突部を設けてもよい。

0037

(5)上記実施形態では本体側突部37と蓋側突部47(第1蓋側突部47A、第2蓋側突部47B)のいずれか一方にテーパ面38、48を形成しているものの、本発明によると、本体側突部と蓋側突部の双方にテーパ面を形成してもよい。

0038

10…蓋付き器具
30…本体
31…本体側軸部材
32…対向端面
33…本体側軸孔
37…本体側突部
38…テーパ面
40…蓋
43…蓋側軸部材
44…対向端面
45…蓋側軸孔
47…蓋側突部
47A…第1蓋側突部
47B…第2蓋側突部
48…テーパ面

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