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技術 ケーブルコンジット構造、電子機器およびケーブルコンジット方法

出願人 アズビル株式会社
発明者 中島裕一
出願日 2013年7月5日 (7年5ヶ月経過) 出願番号 2013-141568
公開日 2015年1月22日 (5年11ヶ月経過) 公開番号 2015-015379
状態 特許登録済
技術分野 電気装置のための電線の貫通・束線・固定
主要キーワード ケーブル型 シース端 シース間 品質問題 配置ステップ 成型用金型 型締圧力 封止構造
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年1月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

コンジット樹脂成形する際にケーブル位置決めを容易に行うことができ、品質問題の解消とサイクルタイムの削減を図る。

解決手段

1本以上の導線21、導線21を個々に覆う絶縁体22、および絶縁体22をまとめて覆うシース23からなるケーブル2と、ケーブル2のシース23端と絶縁体22とに跨って樹脂成形されたコンジット3とを備えたケーブルコンジット構造1において、シース23は、切断されて間隙を有した2つのシース23a,23bからなり、コンジット3の樹脂成形の際に当該2つのシース23a,23b上にケーブル型ラインが位置する。

概要

背景

電子機器内外ケーブル挿通する場合、電子機器の筐体には、ケーブルを挿通するための孔が必然的に設けられる。一方、この孔を通って筐体内への液体(水や油など)の侵入が電子機器本体(電子回路など)に悪影響を与えることがある。そこで、ケーブル周辺樹脂成形したコンジットを設け、これを孔と嵌合させることで封止構造を形成している(例えば特許文献1参照)。またこの際、図8に示すように、コンジット3をケーブル2のシース23端と、導線21を覆う絶縁体22とに跨って樹脂成形することで、シース23と絶縁体22との間のシールを行うことができる。

概要

コンジットを樹脂成形する際にケーブルの位置決めを容易に行うことができ、品質問題の解消とサイクルタイムの削減をる。1本以上の導線21、導線21を個々に覆う絶縁体22、および絶縁体22をまとめて覆うシース23からなるケーブル2と、ケーブル2のシース23端と絶縁体22とに跨って樹脂成形されたコンジット3とを備えたケーブルコンジット構造1において、シース23は、切断されて間隙を有した2つのシース23a,23bからなり、コンジット3の樹脂成形の際に当該2つのシース23a,23b上にケーブル型ラインが位置する。

目的

この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、コンジットを樹脂成形する際にケーブルの位置決めを容易に行うことができ、品質問題の解消とサイクルタイムの削減を図ることができるケーブルコンジット構造、電子機器およびケーブルコンジット方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

1本以上の導線、前記導線を個々に覆う絶縁体、および前記絶縁体をまとめて覆うシースからなるケーブルと、前記ケーブルのシース端と絶縁体とに跨って樹脂成形されたコンジットとを備えたケーブルコンジット構造において、前記シースは、切断されて間隙を有した2つのシースからなり、前記コンジットの樹脂成形の際に当該2つのシース上にケーブル型ラインが位置することを特徴とするケーブルコンジット構造。

請求項2

前記絶縁体は、前記2つのシース間において、切断されて間隙を有した2つの絶縁体からなることを特徴とする請求項1記載のケーブルコンジット構造。

請求項3

請求項1または請求項2記載のケーブルコンジット構造の導線が接続された電子回路と、前記コンジットと嵌合可能な孔を有し、前記電子回路および前記ケーブルコンジット構造の当該コンジットより当該電子回路側を内包する筐体とを備えたことを特徴とする電子機器

請求項4

1本以上の導線、前記導線を個々に覆う絶縁体、および前記絶縁体をまとめて覆うシースからなるケーブルと、前記ケーブルのシース端と絶縁体とに跨って樹脂成形されたコンジットとを備えたケーブルコンジット構造のケーブルコンジット方法において、前記シースを切断し、間隙を有した2つのシースとするシースストリップテップと、前記シースストリップステップの後、前記ケーブルを、前記コンジット成型用金型下型に、前記2つのシース上にケーブル型締ラインが位置するように配置する配置ステップと、前記配置ステップの後、前記コンジット成型用金型の上型を取り付け、前記コンジットの樹脂成形を行う樹脂成形ステップとを有することを特徴とするケーブルコンジット方法。

技術分野

0001

この発明は、1本以上の導線、導線を個々に覆う絶縁体、および絶縁体をまとめて覆うシースからなるケーブルと、ケーブルのシース端と絶縁体とに跨って樹脂成形されたコンジットとを備えたケーブルコンジット構造電子機器およびケーブルコンジット方法に関するものである。

背景技術

0002

電子機器内外にケーブルを挿通する場合、電子機器の筐体には、ケーブルを挿通するための孔が必然的に設けられる。一方、この孔を通って筐体内への液体(水や油など)の侵入が電子機器本体(電子回路など)に悪影響を与えることがある。そこで、ケーブル周辺に樹脂成形したコンジットを設け、これを孔と嵌合させることで封止構造を形成している(例えば特許文献1参照)。またこの際、図8に示すように、コンジット3をケーブル2のシース23端と、導線21を覆う絶縁体22とに跨って樹脂成形することで、シース23と絶縁体22との間のシールを行うことができる。

先行技術

0003

特開2010−205894号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、従来技術では、コンジット3を樹脂成形する際に、図9に示すように、ケーブル2のセットに精密な位置精度が要求されるという課題があった(図9に示す例では、ケーブル型ラインより突出して配置されるケーブル2のシース23幅を0.7mmとする必要がある)。すなわち、コンジット3の樹脂成形を行う際に、型締圧力の影響でケーブル型締ライン前後のケーブル2のシース23が伸びるため、シース23のシール不良や突き出し不良などが発生する恐れがあり、精密な位置精度が必要となる。そのため、品質の問題やサイクルタイムコスト)の増大が発生してしまうという課題があった。

0005

この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、コンジットを樹脂成形する際にケーブルの位置決めを容易に行うことができ、品質問題の解消とサイクルタイムの削減を図ることができるケーブルコンジット構造、電子機器およびケーブルコンジット方法を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

この発明に係るケーブルコンジット構造は、1本以上の導線、導線を個々に覆う絶縁体、および絶縁体をまとめて覆うシースからなるケーブルと、ケーブルのシース端と絶縁体とに跨って樹脂成形されたコンジットとを備えたケーブルコンジット構造において、シースは、切断されて間隙を有した2つのシースからなり、コンジットの樹脂成形の際に当該2つのシース上にケーブル型締ラインが位置するものである。

0007

また、この発明に係るケーブルコンジット方法は、1本以上の導線、導線を個々に覆う絶縁体、および絶縁体をまとめて覆うシースからなるケーブルと、ケーブルのシース端と絶縁体とに跨って樹脂成形されたコンジットとを備えたケーブルコンジット構造のケーブルコンジット方法において、シースを切断し、間隙を有した2つのシースとするシースストリップテップと、シースストリップステップの後、ケーブルを、コンジット成型用金型下型に、2つのシース上にケーブル型締ラインが位置するように配置する配置ステップと、配置ステップの後、コンジット成型用金型の上型を取り付け、コンジットの樹脂成形を行う樹脂成形ステップとを有するものである。

発明の効果

0008

この発明によれば、上記のように構成したので、コンジットを樹脂成形する際にケーブルの位置決めを容易に行うことができ、品質問題の解消とサイクルタイムの削減を図ることができる。

図面の簡単な説明

0009

この発明の実施の形態1に係るケーブルコンジット構造の構成を示す図である。
この発明の実施の形態1におけるケーブルの構成を示す図である。
この発明の実施の形態1に係るケーブルコンジット方法を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態1におけるコンジットの樹脂成形を行う際のケーブルの位置決めを説明する図である。
この発明の実施の形態1におけるコンジットの樹脂成形を行う際の型締圧力によるシースの伸びを説明する図である。
この発明の実施の形態1に係るケーブルコンジット構造が適用された電子機器の構成を示す図である。
この発明の実施の形態2におけるケーブルの構成を示す図である。
従来のケーブルコンジット構造の構成を示す図であり、(a)ケーブルの構成を示す図であり、(b)ケーブルコンジット構造の構成を示す図である。
従来のケーブルコンジット構造の課題を説明する図である。

実施例

0010

以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るケーブルコンジット構造1の構成を示す図であり、図2はケーブル2の構成を示す図である。
ケーブルコンジット構造1は、図1に示すように、ケーブル2と、ケーブル2の外周に設けられたコンジット3とから構成されている。ケーブル2には、1本以上の導線21が設けられている。図1の例では3本の導線21を有するケーブル2を示している。この導線21は、個々に絶縁体22により覆われている。そして、絶縁体22は、シース23によりまとめて覆われている。そして、コンジット3は、ケーブル2のシース23端と絶縁体22とに跨って樹脂成形される。

0011

ここで、シース23は、図2に示すように、切断されて間隙を有した2つのシース23a,23bから構成されている。なお、2つのシース23a,23b間隙は、コンジット3の樹脂成形の際に当該2つのシース23a,23b上にケーブル型締ラインが位置するような間隔に設定されている。

0012

次に、上記のように構成されたケーブルコンジット構造1の成形方法について、図3を参照しながら説明する。
ケーブル2にコンジット3を樹脂成形してケーブルコンジット構造1を構成する場合、図3に示すように、まず、ケーブル2のシース23端の一部を切断し、間隙を有した2つのシース23a,23bを構成する(ステップST1、シースストリップステップ)。これにより、図2に示すようなシース23a,23bを有するケーブル2を構成する。

0013

次いで、コンジット成型用金型の下型にケーブル2を配置する(ステップST2、配置ステップ)。この際、図4に示すように、間隙を有した2つのシース23a,23b上に、シールをとりたい面に位置するケーブル型締ラインが当たるように、ケーブル2を位置決めする。

0014

次いで、コンジット成型用金型の上型を取り付け、コンジット3の樹脂成形を行う(ステップST3、樹脂成形ステップ)。これにより、シース23a,23bと絶縁体22との間のシールを行うことができる。なお樹脂成形の際、図5に示すように、型締圧力によりケーブル型締ラインが当たる2つのシース23a,23bがそれぞれ軸心方向に伸びる。そのため、ケーブル2の位置決めに厳密な精度を求めずとも、シース23のシール不良や突き出し不良などの発生を低減させることができる。よって、品質の確保とサイクルタイムの削減が可能となる。

0015

次に、上記のようにして構成されたケーブルコンジット構造1を電子機器4に取り付けた場合を図6に示す。
ここで、電子機器4には、図6に示すように、ケーブルコンジット構造1の導線21が接続される電子回路41が設けられている。また、電子機器4には、コンジット3と嵌合可能な孔42を有し、上部材43aと下部材43bとからなる筐体43が設けられている。そして、この筐体43により、電子回路41およびケーブルコンジット構造1のコンジット3より電子回路41側が内包される。

0016

以上のように、この実施の形態1によれば、2段階にシースストリップしたケーブル2を用い、当該両シース23a,23b上にコンジット成型用金型のケーブル型締ラインが当たるようにケーブル2を配置するように構成したので、コンジット3の樹脂成形の際に型締圧力により両シース23a,23bが軸心方向に伸びるため、精密な位置決め精度は必要ではなくなり、品質の確保とサイクルタイムの削減が可能となる。

0017

実施の形態2.
実施の形態1では、シースストリップしたケーブル2を用いてシース23a,23bと絶縁体22との間のシールを行う場合について示した。しかしながら、この場合、絶縁体22と導線21との間のシールはされておらず、そこから液体(水や油など)が侵入する恐れがある。そこで、実施の形態2では、絶縁体22と導線21との間のシールも行う場合について示す。

0018

この場合、図7に示すように、シースストリップした際に、さらに、2つのシース23a,23b間において、絶縁体22を切断して間隙を有した2つの絶縁体22a,22bを構成する。その後、実施の形態1と同様にコンジット3の樹脂成形を行う。これにより、シース23a,23bと絶縁体22間のシールを行うのと同時に、絶縁体22a,22bと導線21間のシールも行うことができる。

0019

なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。

0020

1ケーブルコンジット構造
2 ケーブル
3コンジット
4電子機器
21導線
22,22a,22b絶縁体
23,23a,23bシース
41電子回路
42 孔
43筐体
43a 上部材
43b 下部材

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