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課題・解決手段

口腔衛生要素を有する手用歯ブラシであって、口腔衛生要素は各頂点に口腔衛生要素が配置された多角形の配置とされ、入れ子に組み合わせた複数の多角形を有する。口腔衛生要素は、異なる二つのタイプの毛でも、エラストマ要素でよく、歯研添加物を含むことができる。歯ブラシヘッドの表面は、平坦でも、ハンドルから遠位の領域が上向きの角度になっていてもよい。

概要

背景

手用歯ブラシは周知の道具であり、一般に、一端部にヘッドを有する細長ハンドルを備え、このヘッド及びハンドルが歯ブラシ長手方向(必ずしも直線である必要はない)を規定している。典型的には、ヘッド及びハンドルはプラスチック材料製作され、又はプラスチック材料とエラストマ材料、典型的には熱可塑性エラストマ材料との組合せである。口腔衛生要素が、ヘッドの表面から、この長手方向に直交する方向(本明細書では、口腔衛生要素の性質にかかわらず「毛方向」と呼ぶ)に延びる。

典型的にはナイロン又はPBT等のポリマーで作成された毛フィラメントを、毛方向を横切る方向に切断するとほぼ円形外形を有する毛束として配置したものが、最も一般的なタイプの歯部清掃要素である。例えば米国特許第2,186,005号明細書から、毛束をヘッドの長さに沿って、順次、多角形に配置し、毛束の端部を長手方向に波形にすることが知られている。国際公開第01/43584号には、毛束の多角形が入れ子になった歯ブラシヘッドが開示されている。

別の一般的なタイプの口腔衛生要素は、エラストマ口腔衛生要素であり、多種多様のものが知られている。例えば、英国特許出願公開第2040161号明細書には、長手方向に延びるエラストマストリップが開示されている。英国特許出願公開第2214420号明細書及び国際公開第00/49911号はどちらも、歯ブラシが有するヘッドから小型のゴム角錐が延びるものを開示している。英国特許出願公開第214701号明細書には、クレープゴムストリップからなる口腔衛生部品を有する歯ブラシが開示されており、理論的に論じられているその一実施形態では、ストリップは、クレープゴムのストリップ間に挟まれた毛を有してもよい。欧州特許出願公開第0360766号明細書には、端部がこぶ状になった小型のゴム円柱が開示されている。米国特許第4,128,910号には、様々な角錐形状及び隆起形状のゴム口腔衛生部品を有する歯ブラシが開示されている。米国特許第4,277,862号には、毛パターンの外縁部に沿って弾性歯肉マッサージ部品を有する歯ブラシが開示されている。米国特許第4,288,883号には、ゴム円錐が開示されている。米国特許第5,040,260号には、歯ブラシが有するヘッドから小型のゴム円錐が延びるものが開示されている。国際公開第96/15696号には、可撓性且つ弾性の材料、典型的には非エラストマナイロン材料のストリップが、典型的には長手方向に垂直又は平行に並べられた歯ブラシヘッドが開示されている。国際公開第96/28994号には、長手方向に垂直に延び、ヘッドの縁部に平行にも延びるエラストマバーが、毛方向を横切る方向に切断すると細長い断面を有する毛「バー」と組み合わされたものが開示されており、ヘッドの先端部にある湾曲したゴムの「スクープバー(scoopingbar)」もやはり開示されている。国際公開第97/16995号には、エラストマの「毛」が開示されている。国際公開第98/18364号には、歯研パッド又は指状構造体が開示されている。国際公開第99/37181号には、内側の毛が密になった束を取り囲む、ゴム指部の外側リングが開示されている。国際公開第00/64307号には、断面が概ね三角形ゴムバーが開示されている。国際公開第00/76369号には、円柱の形のエラストママッサージ部品が開示されている。国際公開第01/21036号には、ヘッドの少なくとも半分の長さにわたって長手方向に延びるエラストマの壁状部材が開示されている。国際公開第03/030680号には、毛方向を横切る方向に切断すると「V」断面を有するエラストマ口腔衛生要素が開示されている。毛フィラメントと、エラストマ口腔衛生要素とは、しばしば組み合わせて使用される。

かかる歯ブラシでは、口腔衛生要素は、様々なパターンで表面上に配置される。国際公開第01/43584号には、毛束が同心円の環状に配置された歯ブラシヘッドが開示されている。例えば米国特許第4,608,968号、米国特許第5,735,011号、米国特許第6,983,507号、米国特許第7,089,621号、国際公開第97/41753号、国際公開第98/02062号、国際公開第2004/026162号、国際公開第2004/014182号、国際公開第2006/044964号、国際公開第2007/038061号、及び国際公開第2007/149919号から、ナイロン毛フィラメントと、エラストマ口腔衛生要素とを、様々な同心の多角形の配置にすることが知られている。

毛フィラメント及びエラストマ口腔衛生要素等の歯清掃要素に歯研磨成分を組み込むこともやはり、知られている。例えば、欧州特許出願公開第1538945号明細書にはパーライトが開示され、欧州特許出願公開第0148726号明細書にはジルコニアが開示され、米国特許第5,735,011号には軽石の使用が開示され、英国特許出願公開第0115289号明細書には炭酸カルシウムの使用が開示されている。

概要

口腔衛生要素を有する手用歯ブラシであって、口腔衛生要素は各頂点に口腔衛生要素が配置された多角形の配置とされ、入れ子に組み合わせた複数の多角形を有する。口腔衛生要素は、異なる二つのタイプの毛でも、エラストマ要素でよく、歯研磨添加物を含むことができる。歯ブラシヘッドの表面は、平坦でも、ハンドルから遠位の領域が上向きの角度になっていてもよい。

目的

ここでは、種々の目的の中でもとりわけ、歯清掃の改善、歯研磨の改善、歯間貫通の改善、歯肉マッサージの改善、及び口中感の改善を達成することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

一端にヘッドを有する細長ハンドルを備えた手用歯ブラシであって、前記ヘッド及び前記ハンドルは、歯ブラシ長手方向を規定し、前記ヘッドの表面から、前記長手方向を横切る毛方向に口腔衛生要素が延び、前記口腔衛生要素は、(A)円形外周輪郭を有する毛束として配置された第1の毛フィラメントであって、前記毛束は、該毛束が各頂点に配置された複数の多角形の配置とされ、前記複数の多角形は、該複数の多角形からなる少なくとも一つの入れ子において入れ子に組み合わされ、前記複数の多角形からなる複数の前記入れ子は、前記長手方向において順次前記ヘッドの前記表面に配置され、前記表面は、前記ハンドルの近位の近位表面領域と、前記ハンドルの遠位の遠位表面領域とを備え、前記近位表面領域と前記遠位表面領域とは、間に180°未満の角度を成し、二つの前記入れ子は、それぞれ前記近位表面領域と前記遠位表面領域に位置する、第1の毛フィラメント、或いは、(B)円形の外周輪郭を有する毛束として配置された第1の毛フィラメント、及び、前記第1の毛フィラメントとは異なる第2のタイプの口腔衛生要素であって、円形の外周輪郭を有する毛束として同様に配置された第2の毛フィラメントであって、異なる長さ又は前記第1の毛フィラメントに対して追加の歯研磨成分を含有することから選択された前記第1の毛フィラメントとは異なる1以上の特徴を有する第2の毛フィラメント、又は、任意で追加の歯研磨成分を含有するエラストマ口腔衛生要素である、第2のタイプの口腔衛生要素、のいずれかを備え、前記第1の毛フィラメントと前記第2のタイプの口腔衛生要素とは、それぞれ入れ子になった前記口腔衛生要素の多角形として前記表面に配置され、該多角形の各頂点に前記口腔衛生要素が配置され、前記第1の毛フィラメントからなる外側多角形と、前記第1の毛フィラメントからなる内側多角形と、最も外側の前記外側多角形と前記内側多角形との間の前記第2のタイプの口腔衛生要素からなる中間多角形と、を備えることを特徴とする、手用歯ブラシ。

請求項2

前記口腔衛生要素は、円形の外周輪郭を有する毛束として配置された第1の毛フィラメントを備え、前記毛束は、該毛束が各頂点に配置された複数の多角形の配置とされ、前記複数の多角形は、該複数の多角形からなる少なくとも一つの入れ子において入れ子に組み合わされ、前記複数の多角形からなる複数の前記入れ子は、前記長手方向において順次前記ヘッドの前記表面に配置され、前記表面は、前記ハンドルの近位の近位表面領域と、前記ハンドルの遠位の遠位表面領域とを備え、前記近位表面領域と前記遠位表面領域とは、間に180°未満の角度を成し、二つの前記入れ子は、それぞれ前記近位表面領域と前記遠位表面領域に位置することを特徴とする、請求項1に記載の手用歯ブラシ。

請求項3

前記複数の入れ子のそれぞれに二つ又は三つの前記多角形があることを特徴とする、請求項2に記載の手用歯ブラシ。

請求項4

前記入れ子の最も内側の前記多角形には、毛束がないことを特徴とする、請求項2又は3に記載の手用歯ブラシ。

請求項5

前記入れ子の最も内側の前記多角形内には、前記第1の毛フィラメントからなる一つ又は二つの毛束があることを特徴とする、請求項2又は3に記載の手用歯ブラシ。

請求項6

前記長手方向において順次前記ヘッドの前記表面に配置された、毛束の複数の多角形からなる三つの入れ子を備え、前記入れ子の二つが前記近位表面領域にあり、前記入れ子の一つが前記近位表面領域に対して180°未満の角度を成す前記遠位表面領域にあることを特徴とする、請求項2から5のいずれか一項に記載の手用歯ブラシ。

請求項7

前記180°未満の角度が、175±2°の範囲であることを特徴とする、請求項2から7のいずれか一項に記載の手用歯ブラシ。

請求項8

前記口腔衛生要素は、円形の外周輪郭を有する毛束として配置された第1の毛フィラメントと、前記第1の毛フィラメントとは異なる第2のタイプの口腔衛生要素であって、円形の外周輪郭を有する毛束として同様に配置された第2の毛フィラメントであって、異なる長さ又は前記第1の毛フィラメントに対して追加の歯研磨成分を含有することから選択された前記第1の毛フィラメントとは異なる1以上の特徴を有する第2の毛フィラメントである第2のタイプの口腔衛生要素と、を備え、前記第1の毛フィラメントと前記第2のタイプの口腔衛生要素とは、それぞれ入れ子になった前記口腔衛生要素の多角形として前記表面に配置され、該多角形の各頂点に前記口腔衛生要素が配置され、前記第1の毛フィラメントからなる外側多角形と、前記第1の毛フィラメントからなる内側多角形と、最も外側の前記外側多角形と前記内側多角形との間の前記第2のタイプの口腔衛生要素からなる中間多角形と、を備えることを特徴とする、請求項1に記載の手用歯ブラシ。

請求項9

前記第1の毛フィラメントがナイロン製作され、第2の毛フィラメントがPBTで製作されることを特徴とする、請求項8に記載の手用歯ブラシ。

請求項10

前記口腔衛生要素は、円形の外周輪郭を有する毛束として配置された第1の毛フィラメントと、前記第1の毛フィラメントとは異なる第2のタイプの口腔衛生要素であって、任意で追加の歯研磨成分を含有するエラストマ口腔衛生要素を有する第2のタイプの口腔衛生要素と、を備え、前記第1の毛フィラメントと前記第2のタイプの口腔衛生要素とは、それぞれ入れ子になった前記口腔衛生要素の多角形として前記表面に配置され、該多角形の各頂点に前記口腔衛生要素が配置され、前記第1の毛フィラメントからなる外側多角形と、前記第1の毛フィラメントからなる内側多角形と、最も外側の前記外側多角形と前記内側多角形との間の前記第2のタイプの口腔衛生要素からなる中間多角形と、を備えることを特徴とする、請求項1に記載の手用歯ブラシ。

請求項11

前記エラストマの材料は、ショア硬さがD30〜100の熱可塑性ポリエステルエラストマ材料を含むことを特徴とする、請求項8、9又は10に記載の手用歯ブラシ。

請求項12

前記追加の歯研磨成分が、炭酸カルシウム二酸化ケイ素酸化ジルコニウム酸化アルミニウムケイ酸ジルコニウムパーライト、及び軽石から選択されることを特徴とする、請求項8から11のいずれか一項に記載の手用歯ブラシ。

請求項13

前記歯研磨成分の粒径が、0.01〜40μmであり、前記歯研磨成分の添加率が0.2〜25wt%であることを特徴とする、請求項8から12のいずれか一項に記載の手用歯ブラシ。

請求項14

前記長手方向において順次配置された前記口腔衛生要素の複数の前記多角形の前記入れ子を備える、請求項6から13のいずれか一項に記載の手用歯ブラシ。

請求項15

前記長手方向に互いに隣接して前記表面に位置する前記口腔衛生要素の前記多角形の前記入れ子は、前記口腔衛生要素を共有するように交差することを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載の手用歯ブラシ。

技術分野

0001

本発明は、歯ブラシ、特に手用の、すなわち非電動駆動式の歯ブラシに関する。

背景技術

0002

手用歯ブラシは周知の道具であり、一般に、一端部にヘッドを有する細長ハンドルを備え、このヘッド及びハンドルが歯ブラシの長手方向(必ずしも直線である必要はない)を規定している。典型的には、ヘッド及びハンドルはプラスチック材料製作され、又はプラスチック材料とエラストマ材料、典型的には熱可塑性エラストマ材料との組合せである。口腔衛生要素が、ヘッドの表面から、この長手方向に直交する方向(本明細書では、口腔衛生要素の性質にかかわらず「毛方向」と呼ぶ)に延びる。

0003

典型的にはナイロン又はPBT等のポリマーで作成された毛フィラメントを、毛方向を横切る方向に切断するとほぼ円形外形を有する毛束として配置したものが、最も一般的なタイプの歯部清掃要素である。例えば米国特許第2,186,005号明細書から、毛束をヘッドの長さに沿って、順次、多角形に配置し、毛束の端部を長手方向に波形にすることが知られている。国際公開第01/43584号には、毛束の多角形が入れ子になった歯ブラシヘッドが開示されている。

0004

別の一般的なタイプの口腔衛生要素は、エラストマ口腔衛生要素であり、多種多様のものが知られている。例えば、英国特許出願公開第2040161号明細書には、長手方向に延びるエラストマストリップが開示されている。英国特許出願公開第2214420号明細書及び国際公開第00/49911号はどちらも、歯ブラシが有するヘッドから小型のゴム角錐が延びるものを開示している。英国特許出願公開第214701号明細書には、クレープゴムストリップからなる口腔衛生部品を有する歯ブラシが開示されており、理論的に論じられているその一実施形態では、ストリップは、クレープゴムのストリップ間に挟まれた毛を有してもよい。欧州特許出願公開第0360766号明細書には、端部がこぶ状になった小型のゴム円柱が開示されている。米国特許第4,128,910号には、様々な角錐形状及び隆起形状のゴム口腔衛生部品を有する歯ブラシが開示されている。米国特許第4,277,862号には、毛パターンの外縁部に沿って弾性歯肉マッサージ部品を有する歯ブラシが開示されている。米国特許第4,288,883号には、ゴム円錐が開示されている。米国特許第5,040,260号には、歯ブラシが有するヘッドから小型のゴム円錐が延びるものが開示されている。国際公開第96/15696号には、可撓性且つ弾性の材料、典型的には非エラストマナイロン材料のストリップが、典型的には長手方向に垂直又は平行に並べられた歯ブラシヘッドが開示されている。国際公開第96/28994号には、長手方向に垂直に延び、ヘッドの縁部に平行にも延びるエラストマバーが、毛方向を横切る方向に切断すると細長い断面を有する毛「バー」と組み合わされたものが開示されており、ヘッドの先端部にある湾曲したゴムの「スクープバー(scoopingbar)」もやはり開示されている。国際公開第97/16995号には、エラストマの「毛」が開示されている。国際公開第98/18364号には、歯研パッド又は指状構造体が開示されている。国際公開第99/37181号には、内側の毛が密になった束を取り囲む、ゴム指部の外側リングが開示されている。国際公開第00/64307号には、断面が概ね三角形ゴムバーが開示されている。国際公開第00/76369号には、円柱の形のエラストママッサージ部品が開示されている。国際公開第01/21036号には、ヘッドの少なくとも半分の長さにわたって長手方向に延びるエラストマの壁状部材が開示されている。国際公開第03/030680号には、毛方向を横切る方向に切断すると「V」断面を有するエラストマ口腔衛生要素が開示されている。毛フィラメントと、エラストマ口腔衛生要素とは、しばしば組み合わせて使用される。

0005

かかる歯ブラシでは、口腔衛生要素は、様々なパターンで表面上に配置される。国際公開第01/43584号には、毛束が同心円の環状に配置された歯ブラシヘッドが開示されている。例えば米国特許第4,608,968号、米国特許第5,735,011号、米国特許第6,983,507号、米国特許第7,089,621号、国際公開第97/41753号、国際公開第98/02062号、国際公開第2004/026162号、国際公開第2004/014182号、国際公開第2006/044964号、国際公開第2007/038061号、及び国際公開第2007/149919号から、ナイロン毛フィラメントと、エラストマ口腔衛生要素とを、様々な同心の多角形の配置にすることが知られている。

0006

毛フィラメント及びエラストマ口腔衛生要素等の歯清掃要素に歯研磨成分を組み込むこともやはり、知られている。例えば、欧州特許出願公開第1538945号明細書にはパーライトが開示され、欧州特許出願公開第0148726号明細書にはジルコニアが開示され、米国特許第5,735,011号には軽石の使用が開示され、英国特許出願公開第0115289号明細書には炭酸カルシウムの使用が開示されている。

発明が解決しようとする課題

0007

歯ブラシの分野において、今もなお要求されているのは、口腔衛生要素の新技術を探究し、口腔衛生要素の新たに改良された構成を見出すことである。ここでは、種々の目的の中でもとりわけ、歯清掃の改善、歯研磨の改善、歯間貫通の改善、歯肉マッサージの改善、及び口中感の改善を達成することを目的とする。本発明の他の目的及び利点は、以下の説明から明らかになる。

課題を解決するための手段

0008

本発明によれば、一端にヘッドを有する細長いハンドルを備えた手用歯ブラシであって、前記ヘッド及び前記ハンドルは、歯ブラシの長手方向を規定し、前記ヘッドの表面から、前記長手方向を横切る毛方向に口腔衛生要素が延び、前記口腔衛生要素は、(A)円形の外周輪郭を有する毛束として配置された第1の毛フィラメントであって、前記毛束は、該毛束が各頂点に配置された複数の多角形の配置とされ、前記複数の多角形は、該複数の多角形からなる少なくとも一つの入れ子において入れ子に組み合わされ、前記複数の多角形からなる複数の前記入れ子は、前記長手方向において順次前記ヘッドの前記表面に配置され、前記表面は、前記ハンドルの近位の近位表面領域と、前記ハンドルの遠位の遠位表面領域とを備え、前記近位表面領域と前記遠位表面領域とは、間に180°未満の角度を成し、二つの前記入れ子は、それぞれ前記近位表面領域と前記遠位表面領域に位置する、第1の毛フィラメント、或いは、(B)円形の外周輪郭を有する毛束として配置された第1の毛フィラメント、及び、前記第1の毛フィラメントとは異なる第2のタイプの口腔衛生要素であって、円形の外周輪郭を有する毛束として同様に配置された第2の毛フィラメントであって、異なる長さ又は前記第1の毛フィラメントに対して追加の歯研磨成分を含有することから選択された前記第1の毛フィラメントとは異なる1以上の特徴を有する第2の毛フィラメント、又は、任意で追加の歯研磨成分を含有するエラストマ口腔衛生要素である、第2のタイプの口腔衛生要素、のいずれかを備え、前記第1の毛フィラメントと前記第2のタイプの口腔衛生要素とは、それぞれ入れ子になった前記口腔衛生要素の多角形として前記表面に配置され、該多角形の各頂点に前記口腔衛生要素が配置され、前記第1の毛フィラメントからなる外側多角形と、前記第1の毛フィラメントからなる内側多角形と、最も外側の前記外側多角形と前記内側多角形との間の前記第2のタイプの口腔衛生要素からなる中間多角形と、を備えることを特徴とする、手用歯ブラシが提供される。

0009

上記の構成、すなわち、口腔衛生要素を角度の付いた表面領域上で入れ子になった多角形とすること、又は異なる材料で作成することは、とりわけ、歯清掃の改善、歯研磨の改善、歯間貫通の改善、歯肉マッサージの改善、及び口中感の改善の1以上を実現すると考えられる。

0010

第1の毛フィラメント及び(存在する場合には)第2の毛フィラメントは、円形の外周輪郭を有する毛束として配置される。円形の外周輪郭とは、毛束状の毛フィラメントの最も外側の表面を含めて構築される外周がほぼ円形であることを意味する。この円形の外周輪郭は、典型的には、表面にある円形ソケット孔に毛束を周知の方式で取り付けることによって実現される。かかる毛束は、適切には、毛方向を横切る方向に測定して0.5〜1.1mmの断面寸法を有することができる。好ましい断面寸法は、0.75〜0.85mmである。これは歯ブラシの毛束に使用される約1mmの典型的な寸法よりも小さく、このように寸法がより小さいため、歯間貫通を促進することができる。

0011

適切には、第1の毛フィラメントは、ポリアミド(ナイロン)又はポリブチレンテレフタレート(PBT)等のポリマーで作成することができる。適切には、かかる第1の毛フィラメントは、フィラメントを形成するポリマーの他には、いかなる歯研磨成分も含まない。典型的には、かかる第1の毛フィラメントは、長さが9〜11mmを有することができ、すなわち従来の歯ブラシの毛フィラメントの典型的な長さを有することができる。

0012

上述の形態(A)では、適切には、複数の入れ子のそれぞれに二つ又は三つの多角形があってもよい。入れ子の最も内側の多角形には、毛束がない場合があり、又は入れ子の最も内側の多角形内に、一つ又は二つの第1の毛フィラメントの毛束があってもよい。かかる二つの毛束は、長手方向に並べても、幅方向に並べてもよい。

0013

形態(A)では、入れ子状の多角形の適切な一構成は、入れ子に組み合わせた三つの多角形を備え、最も内側の多角形には、毛束がない場合があり、又は最も内側の入れ子になった多角形内には、第1の毛フィラメントからなる一つ又は二つの毛束がある。入れ子状の多角形の適切な別の構成は、入れ子に組み合わせた二つの多角形を備え、最も内側の多角形には毛束がない場合があり、又は最も内側の入れ子になった多角形内に、一つ又は二つの第1の毛の毛束がある。

0014

形態(A)では、適切には、長手方向において順次ヘッドの表面に配置された三つの入れ子があってもよく、それらの入れ子の二つが近位表面領域にあり、それらの入れ子の一つが近位表面領域に対して180°未満の角度を成す遠位表面領域にある。

0015

形態(A)では、180°未満の角度とは、好ましくは範囲170〜177°の範囲、例えば175±2°である。この近位表面領域と遠位表面領域との間の180°未満の角度は、特に毛束がそれぞれの遠位表面領域及び近位表面領域の表面から垂直に延びる場合、遠位表面領域にある毛束と近位表面領域にある毛束とをそれぞれの領域から収束角延ばすことが可能となる。

0016

形態(B)では、第2のタイプの口腔衛生要素は、第1の毛フィラメントと同じポリマー材料、例えばナイロン又はPBTで製作された第2の毛フィラメントでよい。或いは、好ましくは、第2の毛フィラメントは、第1の毛フィラメントとは異なるポリマー材料で製作される。例えば、第1の毛フィラメントはナイロン(ポリアミド)で製作することができ、第2の毛フィラメントはPBTで作成することができる。

0017

かかる第2の毛フィラメントは、第1の毛フィラメントとは異なる長さを有することができる。例えば、第2の毛フィラメントは、第1の毛フィラメントよりも短くてもよく、例えば1〜2mm短くてもよい。或いは、第2の毛フィラメントは、第1の毛フィラメントよりも長くてもよく、例えば1〜2mm長くてもよい。より長い第1又は第2の毛フィラメントは歯間を貫通する傾向があり、より短い第1又は第2の毛フィラメントは歯の表面に接触し、歯の表面を研磨する。

0018

長さをこのように異ならせることに加えて、又はその代わりに、かかる第2の毛フィラメントに、第1の毛フィラメントに対して1以上の追加の歯研磨成分を含有させることができる。

0019

形態(B)では、第2のタイプの口腔衛生要素は、エラストマ口腔衛生要素でよい。上述のエラストマ口腔衛生要素の形は、適切なものでよい。エラストマ口腔衛生要素の好ましい形は、円柱(本明細書では、断面が楕円形又は扁円形の形状も含まれる)、又は円錐台、すなわち、ヘッドから離れる方向に緩やかに先細になることで、ヘッドから離れた端部の直径が前記表面に隣接する端部の直径の約30〜70%となる円柱の形態である。典型的には、かかる円柱又は円錐台は、前記表面に隣接する端部で0.7〜0.9mmの直径を有することができる。かかる円柱又は円錐台は、適切には端部が丸まっている。かかるエラストマ口腔衛生要素は、第1の毛フィラメントよりも長くてもよく、例えば1〜2mm長くてもよい。

0020

かかるエラストマ口腔衛生要素に適したエラストマ材料は、現時点で歯ブラシの口腔衛生要素に使用されている種類の熱可塑性エラストマ材料である。熱可塑性エラストマ材料は、加工しやすく、射出成形によって成形物品に形成しやすいという利点を有し、この点については後述する。適切なエラストマ材料は、ショア硬さがD30〜100、特にショア硬さがD80±10の、名称ハイトレル(登録商標)として入手可能な熱可塑性ポリエステルエラストマ材料である。

0021

これらのエラストマ口腔衛生要素には、1以上の追加の歯研磨成分を含有することができる。

0022

例えば第2のタイプの口腔衛生要素が、第2の毛フィラメントであるか、又はエラストマ口腔衛生要素であるかに関わらず、こうした第2のタイプの口腔衛生要素に適した追加の歯研磨成分には、炭酸カルシウム、二酸化ケイ素酸化ジルコニウム酸化アルミニウムケイ酸ジルコニウム、パーライト、及び軽石等の既知の歯研磨成分が含まれる。好ましい歯研磨成分は、パーライトである。パーライトの適切なグレードは、レーマンアンドボス社(Lehmann&Voss Co.)(独)から市販されている材料ユーロパール(Europerl)50(商標)である。このパーライト材料はまた、パーライトE50としても知られている。このパーライト材料の詳細については、欧州特許第1538945号明細書[0030〜0032]に記載されている。歯研磨成分の適切な粒径は、0.01〜40μm、好ましくは5〜30μm、特に18±3μmである。歯研磨成分に適した添加率は、0.2〜25wt%、好ましくは3〜10wt%、例えば約5wt%である。

0023

形態(B)では、第1の毛束からなる外側多角形は、多角形の入れ子の最も外側の口腔衛生要素でよい。或いは、この外側多角形よりも外側に口腔衛生要素があってもよく、例えば、最も外側の口腔衛生要素からなる多角形は、例えば毛フィラメントの毛束でも、エラストマ口腔衛生要素でもよい。かかる最も外側の口腔衛生要素からなる多角形の口腔衛生要素にも、上述のように1以上の追加の歯研磨成分を含有させることができる。

0024

形態(B)では、第1の毛フィラメントからなる内側多角形内に入れ子になっているのは、第1又は第2の毛フィラメントの単一の毛束でも、任意で追加の歯研磨成分を組み込んだ単一のエラストマ口腔衛生要素でもよく、適切にはこのより内側の多角形の中央に配置される。この単一の毛束又はエラストマ口腔衛生要素は、内側多角形の毛束の毛フィラメントと同じ長さでも、異なる長さでもよい。

0025

形態(B)では、第1の毛フィラメントからなる内側多角形内に入れ子になっているのは、第2のタイプの口腔衛生要素からなるより内側の多角形でよい。このより内側の第2のタイプの口腔衛生要素からなる多角形内に入れ子になっているのは、第1又は第2の毛フィラメントの単一の毛束でよく、適切にはこのより内側の多角形の中央に配置される。この単一の毛束は、内側多角形の毛束の毛フィラメントと同じ長さでも、異なる長さでもよい。

0026

形態(B)では、様々なタイプの口腔衛生要素の多角形を、様々な形態で組み合わせることができる。

0027

第1の形態(B)では、第1の毛フィラメントの毛束からなる最も外側の多角形があってもよく、この最も外側の第1の毛フィラメントの多角形内に入れ子になっているのは、第1の毛フィラメントの毛束からなる内側多角形でよく、これらの二つの多角形間に、第2のタイプの口腔衛生要素からなる中間多角形があってもよい。この形態では、第2のタイプの口腔衛生要素は、例えば任意で追加の歯研磨成分を含有するエラストマ口腔衛生要素でも、任意で追加の歯研磨成分を含有する第2の毛フィラメントの毛束でもよい。第1の毛フィラメントの毛束からなる内側多角形内に、第1の毛フィラメントの単一の毛束があってもよい。

0028

第2の形態(B)では、最も外側の第1の毛フィラメントからなる多角形と、第1の毛フィラメントからなる内側多角形と、これらの最も外側の多角形と内側多角形間との間の追加の歯研磨成分を含んだ第2の毛フィラメントからなる中間多角形とがあってもよく、第1の毛フィラメントからなる内側多角形内に、最も内側の第2の毛フィラメントからなる多角形があってもよい。この最も内側の第2の毛フィラメントの毛束からなる多角形内に、第1の毛フィラメントの単一の毛束があってもよい。

0029

第3の形態(B)では、最も外側の第1の毛フィラメントの毛束からなる多角形があってもよく、この最も外側の第1の毛フィラメントからなる多角形内に入れ子になっているのは、第1の毛フィラメントの毛束からなる内側多角形でよく、これらの二つの多角形間に、第2のタイプの口腔衛生要素からなる中間多角形があってもよい。この形態では、第2のタイプの口腔衛生要素は、例えば任意で追加の歯研磨成分を含有したエラストマ口腔衛生要素でも、任意で追加の歯研磨成分を含有した第2の毛フィラメントの毛束でもよい。第1の毛フィラメントの毛束からなる内側多角形内に、第2のタイプの単一の口腔衛生要素、例えば任意で追加の歯研磨成分を含有した単一のエラストマ口腔衛生要素、又は任意で追加の歯研磨成分を含有した第2の毛フィラメントの単一の毛束があってもよい。

0030

これらの形態(B)の組合せを、本発明の歯ブラシヘッドにおいて併せて使用することができる。

0031

形態(B)のかかる組合せの一例は、第1の形態の複数の多角形の入れ子を組み合わせたものである。

0032

形態(B)のかかる組合せの別の例は、歯ブラシヘッドにおいて、第1の形態の1以上の多角形の入れ子を、第2又は第3の形態の1以上の多角形の入れ子と組み合わせたものである。

0033

形態(B)のかかる組合せの別の例は、歯ブラシヘッドにおいて、第2の形態の1以上の多角形の入れ子を、第3の形態の1以上の多角形の入れ子と組み合わせたものである。

0034

形態(B)のこれらの組合せのそれぞれの入れ子は、長手方向に順次配置することができる。

0035

形態(A)及び(B)では、入れ子に組み合わせた口腔衛生要素の多角形は、全て同心にすることができる。

0036

形態(A)及び(B)では、本発明にかかる特定のいかなる歯ブラシヘッドに存する各多角形における口腔衛生要素の数も、歯ブラシヘッドの寸法、歯ブラシヘッドにおけるそれらの要素の位置、口腔衛生要素の寸法、及び多角形周囲にある要素の間隔に合わせて変えることができる。例えば、歯ブラシヘッドは、ハンドルから離れる方向に先細にすることができ、したがってハンドルから遠くなるにつれて利用できる空間が狭くなる。

0037

形態(A)では、典型的には、入れ子の最も外側の第1の毛束からなる多角形は、15〜20の毛束を含むことができる。最も外側のかかる多角形内には、典型的には8〜14の第1の毛束を含む内側多角形があってもよい。かかる内側多角形内には、典型的には4〜8の毛束を含む最も内側の多角形があってもよい。

0038

形態(B)では、第1の毛フィラメントの毛束からなる外側多角形は、15〜20の毛束を含むことができ、第2のタイプの口腔衛生要素からなる内側多角形は、10〜20のかかる要素を含むことができ、第1の毛フィラメントの毛束からなるより内側の多角形は、3〜10の毛束を含むことができる。

0039

形態(A)及び(B)では、多角形の形状は、その多角形にある要素の数によって決まることになり、例えば、八つの要素で八角形が形成されることになる。多角形は、正多角形でも、不規則な形状でもよい。多角形周囲にある口腔衛生要素間の間隔は、一様でも不規則でもよい。各多角形について、それぞれの口腔衛生要素は、多角形の中央から全て同じ距離でも、或いは中央からの距離を変動させてもよい。例えば、多角形の周囲の交互の口腔衛生要素は、多角形の中央から比較的長い距離、又は短い距離とすることができる。入れ子になった多角形内の口腔衛生要素は、入れ子の中央に対して半径方向に一直線でも、円周方向に互いに位置をずらしてもよい。

0040

形態(A)及び(B)では、これらの多角形の寸法、例えば幅は、歯ブラシヘッドで利用可能な空間に依存することになり、従来の寸法及び形状のものである場合もある。典型的には、最も広い多角形は、歯ブラシの長手方向を横切る方向、すなわち歯ブラシの長手方向に垂直な幅方向に10〜12mmでよい。

0041

形態(A)及び(B)では、口腔衛生要素の多角形の入れ子は、表面に互いに隣接して、例えば長手方向に互いに隣接して位置することができる。例えば、歯ブラシヘッドは、長手方向に隣接する二つ又は三つの口腔衛生要素の多角形の入れ子を備えることができる。口腔衛生要素の多角形は、口腔衛生要素、例えば第1の毛フィラメントの毛束、第2の毛フィラメントの毛束、又はエラストマ口腔衛生要素を共有するように、例えば最も外側の多角形、又は最も外側及び1以上の内側多角形を共有するように交差してもよく、したがって1以上の口腔衛生要素が、二つの多角形の一部を成すことになる。

0042

形態(A)及び(B)では、口腔衛生要素は、ヘッドの表面に垂直に延ばしても、ヘッドの表面に垂直でない角度に延ばしてもよい。口腔衛生要素は、全て同じ方向に延ばしても、いくつかの口腔衛生要素を、他の口腔衛生要素が延びる方向に収束角で、又は発散角で延ばしてもよい。例えば、歯ブラシハンドルに比較的近い口腔衛生要素を表面から第1の方向、例えば表面に垂直な方向に延ばし、ハンドルから離れた口腔衛生要素を、この第1の方向と収束する第2の方向に延ばしてもよい。

0043

例えば、形態(A)及び(B)では、口腔衛生要素を、長手方向に配置された三つの多角形の入れ子として配置し、ハンドルに最も近い二つの多角形の要素を表面から垂直に延ばし、ハンドルから最も遠い多角形の要素を、それらの要素がハンドルの方に傾くように、表面に対して垂直でない角度に傾斜させてもよい。例えば、口腔衛生要素を、長手方向に配置された三つの多角形の入れ子として配置し、それらの三つの多角形の入れ子の要素は表面から垂直に延びているが、表面の、多角形の入れ子の一つが延びる部分を、多角形の入れ子の他の二つが延びる部分に対して180°でない角度にすることができ、これにより前者の一つの多角形の入れ子の口腔衛生要素は、後者の二つの多角形の入れ子の向きに対して収束角となる。

0044

形態(A)及び(B)では、多角形の口腔衛生要素全ての、表面から離れた端部は、毛表面から全て同じ高さでよく、例えば、毛方向に垂直な一平面にあってもよい。或いは、これらの端部は、毛方向に直交する方向から見て曲線となる高さでもよい。例えば、長手方向に連なった複数の口腔衛生要素の端部は、前記表面からの距離が、長手方向の距離とともに毛表面に対して曲線又は波形を成してもよい。例えば、口腔衛生要素、特に最も外側の多角形にある口腔衛生要素が前記表面から延びる距離は、長手方向中心線に最も近い口腔衛生要素から、幅方向両側の(幅方向に互いに対向する)口腔衛生要素へと次第に増大させることができ、これにより幅方向両側の口腔衛生要素が、この多角形では最も高くなる。口腔衛生要素の、前記表面から離れた端部は、前記表面に平行でも、或いは、例えば丸形又はドーム形に形成してもよい。上述のように、端部の高さが曲線上にある、又は波形上にある場合、これらの端部をこの曲線又は波形に対応する形状にすることができる。

0045

形態(A)及び(B)では、本発明の歯ブラシの第1及び/又は第2のタイプの毛フィラメントの毛束は、毛束の周囲に小型の金属アンカを固定し、このアンカと毛束とを、前記表面にあるソケット孔に挿入する等の従来技術を用いてヘッドの前記表面に固定することができる。或いは、毛束は、ヘッドの形状を画定する射出成形型キャビティ内に毛束の端部を封入し、これらの端部周辺にプラスチック材料を射出するという既知の技術を用いて、歯ブラシヘッドに埋め込み成形してもよい。

0046

既知の射出成形技術を用いてエラストマ口腔衛生要素を作成することができ、例えば、ヘッドのプラスチック部分を、エラストマ要素の形状を画定する射出成形キャビティに封入し、次いでエラストマを射出し、それによってこれらの要素を形成する。

0047

ただし、エラストマ口腔衛生要素を形成する好ましい技術は、以下の通りである。

0048

(1)射出成形を用い、ナイロン毛フィラメントの毛束用のソケット孔を含めてプラスチック材料のヘッドプレートを作成する。

0049

(2)このヘッドプレートを、エラストマ口腔衛生要素の形状を画定する射出成形型のキャビティに封入し、次いでこのキャビティにエラストマ材料を射出し、それによってエラストマ口腔衛生部品を形成する。

0050

(3)アンカによって保持した毛束の端部を上記毛プレートのソケット孔に挿入する。

0051

(4)このヘッドプレートを、超音波溶接又は熱溶接等の溶接によって歯ブラシヘッドに固定する。

0052

本発明の歯ブラシの他の部品は、従来のものでも、既知の特徴を組み込んでもよく、歯ブラシの分野で一般的なプラスチック材料で作成されてもよい。例えば、ハンドルに、欧州特許出願公開第0336641号明細書の「V」形の折曲げ領域を含めることができる。例えば、歯ブラシヘッドに、国際公開第97/07707号の可撓に連結された先端領域を組み込むことができる。例えば、歯ブラシに、国際公開第97/24929号のヘッドとハンドルとの間の弾性の可撓性リンクを組み込むことができる。例えば、国際公開第98/37788号と同様に、歯ブラシに、ヘッドとハンドルとの間の弾性の可撓性リンクと、ヘッドの可撓に連結された先端領域とを併せて組み込むことができる。

0053

次に、添付の図面を単なる例によって参照しながら、本発明について説明する。

図面の簡単な説明

0054

本発明の実施形態(B)の歯ブラシのヘッドの斜視図である。
本発明の実施形態(B)の別の歯ブラシのヘッドの斜視図である。
本発明の実施形態(B)の歯ブラシのヘッドの製造方法を示す図である。
本発明の実施形態(B)の別の歯ブラシのヘッドの斜視図である。
本発明の実施形態(A)の歯ブラシのヘッドの表面の平面図である。
図5の歯ブラシのヘッドの側面図である。

実施例

0055

図1を参照すると、手用歯ブラシのヘッド10とその直近のハンドル11の一部が示されている。このヘッド及びハンドルは、歯ブラシの長手方向L-Lを規定している。図1のヘッド10は平坦面12を有し、この面から口腔衛生要素13が、(概して)長手方向Bを横切る毛方向Bに延びている。ヘッド10は、従来の歯ブラシと同様の長さ及び幅を有する。

0056

図1では、口腔衛生要素は以下のように配置されている。第1の毛フィラメントの円形の外周輪郭を有する毛束1311、1312と、エラストマ口腔衛生要素である第2のタイプの口腔衛生要素132とが、同心の入れ子になったそれぞれの多角形として前記表面に配置され、各多角形の頂点にそれぞれ口腔衛生要素1311、1312、132が配置されている。口腔衛生要素1311、1312、132は、第1の毛フィラメント1311からなる最も外側の多角形と、第1の毛フィラメント1312からなる内側多角形と、これら最も外側の多角形と内側多角形との間で入れ子になった、付加的に歯研磨成分を含有するエラストマ口腔衛生要素132からなる中間多角形の形態で配置されている。第1の毛フィラメント1312の内側多角形内には、第1の毛フィラメントの単一の毛束132がある。口腔衛生要素1311、1312、132の多角形は同心であり、毛束1313が毛束1312のより内側の多角形の中央にある。図1に示す歯ブラシヘッドでは、外側の第1の毛フィラメントの毛束1311は、多角形の中心から比較的遠い距離、又は近い距離に、多角形の周囲で交互に配置されている。

0057

毛束1311、1312、及び1313は円形断面を有している。この円形断面は、毛束1311、1312、1313を、表面12内の断面が円形のソケット孔133に周知の方式で取り付けることによって実現される。毛束1311、1312、1313は、毛方向Bを横切る方向に測定して0.75〜0.85mmの断面寸法を有し、9〜11mmの長さを有している。

0058

エラストマ口腔衛生要素132はそれぞれ円柱形状であり、ヘッド10の表面12から離れる方向に緩やかに先細になることで、ヘッド10から離れた端部の直径が、表面12に隣接する端部の直径の約30〜70%となっている。これらの円錐台は、表面12に隣接する端部で0.7〜0.9mmの直径を有し、表面12から離れた端部が丸まっている。エラストマ口腔衛生要素132は、第1の毛フィラメントの毛束1311、1312、1313よりも1〜2mm長い。

0059

第1の毛フィラメントの毛束1311、1312、1313は、ポリアミド(ナイロン)で製作されている。エラストマ口腔衛生要素132は、熱可塑性エラストマ材料ハイトレル(登録商標)で作成され、軽石、ジルコニア、又はパーライトから選択された、粒径が約6ミクロンの粒状歯研磨材を5〜10wt%含有している。

0060

図1の歯ブラシヘッドでは、口腔衛生要素1311、1312、132からなる多角形の入れ子が、表面12に沿って長手方向に三つ配置されている。ハンドル11から離れたヘッド10の端部に最も近い入れ子には、最も内側の毛束1313がなく、第1の毛フィラメントの三つの毛束からなる内側多角形1312があるだけである。ハンドル11に最も近い、口腔衛生要素1311、1312、1313の隣接する二つの入れ子が最も外側の多角形の毛束1311のいくつかを共有することで、これらの毛束1311は、両入れ子の一部となっている。

0061

入れ子に存在する口腔衛生要素1311、1312、1313、132の数は、図1から数えることができる。これらの多角形は、図1に示す口腔衛生要素よりも多くの、又はそれよりも少ない口腔衛生要素を含んでもよい。

0062

ハンドル11に最も近い、口腔衛生要素1311、1312、1313、132の隣接する二つの入れ子では、口腔衛生要素1311、1312、1313、132は、ヘッドの表面12に垂直に延びている。しかし、ヘッドから最も遠い入れ子では、口腔衛生要素1311、1312、132の毛方向B1は、ヘッドの表面12に対して垂直でない角度に、ハンドルにより近い入れ子の口腔衛生要素1311、1312、1313、132が延びる方向に対して収束する角度で延びている。

0063

したがって、図1では、ハンドル11から最も遠い口腔衛生要素の入れ子は、上述の第1の実施形態に従い、ハンドル11に最も近い二つの入れ子もやはり、上述の第1の実施形態に従い、入れ子の中央に中央毛束132を備える。

0064

ヘッド10は、既知のタイプの可撓性リンク14を介してハンドル11に連結されている。

0065

図2を参照すると、手用歯ブラシのヘッド20とその直近のハンドル21の一部が示されている。ヘッド20及びハンドル21は、歯ブラシの長手方向L-Lを規定している。図2のヘッド20は表面22A、22Bを有し、ハンドルから最も遠い部分22Aは、ハンドルにより近い部分22Bに対して180°未満で傾斜しており、弾性の可撓性リンク22Cによって部分22Bに連結されている。

0066

口腔衛生要素23は、(概して)長手方向Bを横切る毛方向Bに延びている。ヘッド20は、従来の歯ブラシと同様の長さ及び幅を有する。ヘッド20は、既知のタイプの可撓性リンク24を介してハンドル21に連結されている。

0067

図2では、口腔衛生要素は以下のように配置されている。第1の毛フィラメントの円形の外周輪郭を有する毛束2311、2312と、これら第1の毛フィラメント2311、2312に対して付加的に歯研磨成分を含んだ円形の外周輪郭を有する毛束として配置された第2の毛フィラメントである第2のタイプの口腔衛生要素2321とが、それぞれ入れ子の多角形として前記表面に配置され、その入れ子の各多角形の頂点に口腔衛生要素2311、2312、2321が配置されている。毛フィラメントの毛束2321及び2322は、第1の毛フィラメント2311、2312、2313と同じポリマー材料、すなわちナイロンで作成され、既知の歯研磨成分の炭酸カルシウムを添加率5〜10wt%、粒径約6ミクロンの条件で含有している。口腔衛生要素2311、2312、2321は、第1の毛フィラメント2311からなる最も外側の多角形と、第1の毛フィラメント2312からなる内側多角形と、これら最も外側の多角形と内側多角形との間で入れ子になった、第2の毛フィラメントの毛束2321からなる中間多角形の形態で配置されている。

0068

図2の歯ブラシヘッドでは、口腔衛生要素2311、2312、2313、及び2321からなる多角形の三つの入れ子が、表面22に沿って長手方向に配置されている。ハンドル21に最も近い二つの入れ子の第1の毛フィラメントの毛束2312からなる内側多角形内に、追加の歯研磨成分を含んだ第2の毛フィラメントからなるより内側の多角形2322があり、このより内側の多角形2322内に、第1の毛フィラメントからなる単一の毛束2313がある。ハンドル21から離れたヘッド20の端部に最も近い入れ子には、第2の毛フィラメントのより内側の多角形2322はないが、第2の毛フィラメントの最も内側の毛束2323がある。ハンドル21に最も近い、口腔衛生要素2311、2312、2313、2321、及び2322の隣接する二つの入れ子は、最も外側の毛束2311、及び中間多角形の毛束2321のいくつかを共有することで、これらの毛束2311及び2321は、両入れ子の一部となっている。

0069

口腔衛生要素2311、2312、2321、及び2322からなる多角形は同心であり、毛束2313は、毛束2322からなるより内側の多角形の中央にある。

0070

毛束2311、2312、2313、2321、及び2322は円形断面を有している。この円形断面は、毛束2311、2312、2313、2321、及び2322を、表面22内の断面が円形のソケット孔23に周知の方式で取り付けることによって実現される。毛束2311、2312、2313、2321、及び2322は、毛方向Bを横切る方向に測定して0.75〜0.85mmの断面寸法を有し、9〜11mmの長さを有する。毛束2321及び2322は、毛束2311、2312、及び2313よりも約1〜2mm短い。

0071

多角形に存在する口腔衛生要素2311、2312、2321、及び2322の数は、図2から数えることができる。これらの多角形は、図2に示す口腔衛生要素よりも多くの、又はそれよりも少ない口腔衛生要素を含んでもよい。

0072

口腔衛生要素2311、2312、2313、2321、及び2322からなる三つの多角形では、口腔衛生要素2311、2312、2313、2321、及び2322は、ヘッドの表面22に垂直に伸びている。表面22の部分22Aが部分22Bに対してある角度で傾斜しているので、部分22Aにある多角形の口腔衛生要素2311、2312、2321、及び2322の毛方向B2は、ハンドル22に近い多角形の口腔衛生要素が延びる方向に対して収束する角度で延びている。

0073

したがって、図2では、ハンドル21から最も遠い口腔衛生要素の入れ子は、上述の第1の実施形態に従い、単一の中央口腔衛生要素2323を有する。ハンドル21に最も近い二つの入れ子は、上述の第2の実施形態に従い、単一の中央口腔衛生要素2313を有する。

0074

図3を参照すると、この図は、図1による歯ブラシヘッドの製造方法を概略的に示している。

0075

図3Aには、プラスチック材料からなるヘッドプレート31の一部が、部品となる歯ブラシヘッドの長手方向に沿った断面図として示されている。ヘッドプレート31は、ポリプロピレン等のプラスチック材料で、既知の射出成形技術を用いて製作されている。ヘッドプレート31の上側表面32(図示されている)は、図1に示す歯ブラシヘッド10の表面12に対応する。毛方向Bから見下ろした平面図では、表面32の形状は、図1の表面12の形状に対応する。ヘッドプレート31には、図1の孔133に対応する、ナイロンの毛フィラメントからなる毛束用の従来のソケット孔33が作成されている。ヘッドプレート31はまたチャネル34を含み、このチャネルはプレート31を作成するために使用される射出成形型(図示せず)の対応するコアによって形成されている。チャネル34は、表面32とは反対側のヘッドプレート31の表面36にあるフローチャネル35によって連結されている。図3Bから分かるように、ヘッドプレート31は、エラストマ口腔衛生要素38の形状を画定している射出成形型37のキャビティ36に封入されており、次いでエラストマ材料が射出ポート39からキャビティ36内に射出され、それによってエラストマ口腔衛生要素38が形成される。図3Cから分かるように、第1の毛フィラメント310の毛束は、小型の金属アンカ311を用いた従来の方式でソケット孔33に固定されている。図3Dから分かるように、歯ブラシヘッド10及び一体型ハンドル11は、従来の射出成形法によって、プラスチック材料、例えばポリプロピレンで作成されており、ヘッドプレート31の形状に対応するキャビティ312を含む。図3Eから分かるように、ヘッドプレート31が超音波溶接によってキャビティ312に固定されると、図1に示す歯ブラシヘッドが得られる。

0076

図4を参照すると、手用歯ブラシのヘッド40とその直近のハンドル41の一部が示されている。ヘッド及びハンドルは、歯ブラシの長手方向L-Lを規定している。図4のヘッド40は平坦面42を有し、この面から口腔衛生要素43が、(概して)長手方向Bを横切る毛方向Bに延びている。ヘッド40は、従来の歯ブラシと同様の長さ及び幅を有する。

0077

図4では、口腔衛生要素は以下のように配置されている。円形の外周輪郭を有する毛束4311、4312、4313として配置されたナイロン製の第1の毛フィラメントと、歯研磨成分としてパーライト(ユーロパール50 (商標))を含有させたPBT製の第2の毛フィラメントの毛束である第2のタイプの口腔衛生要素432、4321とが、それぞれ同心の入れ子になった多角形として前記表面に配置され、各多角形の頂点に口腔衛生要素が配置されている。毛束4311、4312、4313、432、4321は円形断面を有している。この円形断面は、これらの毛束を、表面42にある断面が円形のソケット孔(図示せず)に周知の方式で取り付けることによって実現される。

0078

図4の歯ブラシヘッドでは、口腔衛生要素からなる多角形の三つの入れ子が、表面42に沿って長手方向に配置されている。

0079

多角形の入れ子のハンドル41に最も近い二つでは、口腔衛生要素4311、4312、432は、第1の毛フィラメント4311からなる最も外側の多角形と、第1の毛フィラメント4312からなる内側多角形と、これら最も外側の多角形と内側多角形との間の第2の毛フィラメント432の毛束からなる中間多角形の形態で配置され、第1の毛フィラメント4312からなる内側多角形内に、第2の毛フィラメント4321からなる内側多角形があり、この内側多角形4321の中央に、第1の毛フィラメントからなる単一の毛束4313がある。口腔衛生要素4311、4312、432、4321からなる多角形は同心であり、毛束4313は毛束4321からなるより内側の多角形の中央にある。ハンドル41に最も近い、口腔衛生要素の隣接する二つの入れ子は、内側の多角形を形成する第2の毛の毛束432のいくつかを共有することで、これらの毛束432は、両入れ子の一部となっている。

0080

ハンドル41から最も遠い多角形の入れ子では、口腔衛生要素は、第1の毛フィラメント4314からなる最も外側の多角形と、第1の毛フィラメント4315からなる内側多角形と、これら最も外側の多角形と内側多角形との間の第2の毛フィラメント4322の毛束からなる中間多角形の形態で配置され、第2の毛フィラメント4315からなる内側多角形内に、第2の毛フィラメントからなる単一の毛束4323がある。口腔衛生要素4314、4315、4322からなる多角形は同心であり、毛束4323は毛束4315からなるより内側の多角形の中央にある。

0081

入れ子に存在する口腔衛生要素4311、4312、4313、4314、4315、432、4321、4322の数は、図4から数えることができる。これらの多角形は、図4に示す口腔衛生要素よりも多くの、又はそれよりも少ない口腔衛生要素を含んでもよい。

0082

口腔衛生要素の入れ子は、ヘッドの表面42に垂直に延びる。表面42の、ハンドルから最も遠い口腔衛生要素の入れ子が延びる領域は、ハンドルに近い二つの入れ子が延びる領域に対して180°未満の角度とされることで、ハンドルから最も遠い入れ子を形成する口腔衛生要素の毛方向B1は、ハンドル41に近い二つの入れ子を形成する口腔衛生要素が延びる方向Bに対して収束する角度になっている。

0083

口腔衛生要素の三つの入れ子では、それぞれ、その入れ子に存在する第2の毛フィラメント432、4321、4322、4323の毛束が、表面42から同じ高さまで延びているが、異なる入れ子では、毛束が延びる高さを異ならせてもよい。しかし、口腔衛生要素の三つの入れ子のそれぞれでは、最も外側の多角形にある第1の毛フィラメント4311及び4314の毛束のこの距離が、長手方向中心線に最も近い毛束から幅方向両側の毛束へと次第に増大することで、これら幅方向両側の毛束が最も高くなる。

0084

ヘッド40は、既知のタイプの可撓性リンク44を介してハンドル41に連結されている。

0085

図5及び6を参照すると、手用歯ブラシのヘッド50とその直近のハンドル51の一部が示されている。ヘッド及びハンドルは、歯ブラシの長手方向L-Lを規定している。図5のヘッド50は、ハンドル51に近位の表面領域52と、ハンドル51から遠位の表面領域53とを備える表面を有し、近位表面領域52と遠位表面領域53との間が約175°の角度を成しており、領域53が上方に傾斜し始める幅方向の折れ線54で互いに分割されている。ヘッド50は、従来の歯ブラシと同様の長さ及び幅を有する。

0086

図5は、(概して)表面領域52、53にある断面が円形のソケット孔55の平面図を示している。このソケット孔55には、毛束(図5には示さず)を周知の方式で取り付けることができ、それによって円形の外周輪郭を有する毛束(図示せず)を孔55に対応した配置で形成することができる。図5では、これらの孔55及びそれによる第1の毛束は、以下のように配置される。以下の説明では、毛束が孔55内にあるものとして説明する。

0087

第1の毛フィラメントの毛束56、57、58、59、510、511、512は多角形として配置され、各頂点に毛束56、57、58、59、510、511、512が配置されている。多角形の三つの入れ子において、毛束56、57、58、59、510、511、512の多角形は、入れ子に組み合わされている。一つの入れ子は、毛束56からなる最も外側の多角形と、毛束57からなる内側多角形とを備え、毛束57からなる内側多角形内に、二つの毛束514が長手方向に並んでおり、表面領域53の全体に位置している。二つの入れ子は、表面領域52に位置している。これらの二つの入れ子の一方は、毛束58からなる最も外側の多角形と、毛束510からなる内側多角形と、毛束512からなる最も内側の多角形とを備え、毛束512からなる最も内側の多角形内に、単一の毛束515がある。これらの二つの入れ子の他方は、毛束59からなる最も外側の多角形と、毛束511からなる内側多角形と、毛束513からなる最も内側の多角形とを備える。これらの多角形に存在する毛束の数は図5から数えることができるが、必要に応じてより多くの毛束が存在しても、より少ない毛束が存在してもよい。

0088

図5の毛束56、57、58、59、510、511、512の多角形は、同心である。ハンドル51に最も近い表面領域52にある、毛束58、59、510、511、512からなる隣接する二つの入れ子は、毛束58、59、510、511、512のいくつかを共有することで、これらの毛束58、59、510、511、512は、両入れ子の一部となっている。

0089

図6は、図5の歯ブラシヘッド50の側面図を示す。図6は、領域52に対する領域53の175°の角度を明白に示しており、すなわち角度αは5°である。図6は、上述の三つの入れ子にある毛束56、57、58、59、510、511、512、513、514、515の全体を60で示し、また、毛束56、57、58、59、510、511、512、513、514、515中の毛フィラメントの端部は、表面52、53からの距離が、長手方向の距離に応じて波形を成す距離にあることを示し、すなわち各入れ子に対応する丸みを帯びた頂点61、62、63に向けて隆起し、長手方向において頂点61、62、63の間に谷間64、65がある。

0090

図6はまた、領域52及び53にある毛束56、57、58、59、510、511、512、513、514、515が領域52及び53の表面から垂直に延び、しかし、領域52と53との間の角度が180°未満であるため、ハンドル51から最も遠い入れ子の毛束56、57、及び514が領域52の表面に対して垂直でない角度で傾斜し、これにより毛束56、57、及び514がハンドル51の方に傾き、毛束58、59、510、511、512、513、514が延びる方向に収束する方向に延びている様子を示している。

0091

ヘッド50は、既知のタイプの可撓性リンク516を介してハンドル51に連結されている。

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