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技術 植物の根の組織へのパラフィン油含有組成物の送達

出願人 サンコー・エナジー・インコーポレーテッド
発明者 フィファー,マイケルリウ,ジュン
出願日 2012年6月13日 (8年5ヶ月経過) 出願番号 2014-515015
公開日 2014年9月4日 (6年2ヶ月経過) 公開番号 2014-522416
状態 拒絶査定
技術分野 植物の栽培 農薬・動植物の保存
主要キーワード 地表レベル 相対モル質量 扇形ノズル パークウェイ 低分子量ケトン 切り取り部分 グラニュレート サウスダコタ州
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題・解決手段

本開示は、パラフィン油を含む組成物を植物の根の組織施用することを含む、植物の健康を促進する(真菌感染によって引き起こされる疾患を制御する)方法を特徴とする。本組成物は、乳化剤、任意に顔料シリコーン界面活性剤沈降防止剤ならびに従来の化学的殺真菌剤も含む。

概要

背景

さび病は、サビキン目の真菌病原体によって引き起こされる植物の疾患である。さび病は、単子葉植物及び双子葉植物などの各種植物ならびに葉、果実及び種子などの各種植物器官を侵す可能性がある。さびは典型的に、下方の植物器官の表面に形成される小さな胞子からなる色のついた粉末状の胞子層として観察される。一般的なさびを引き起こす真菌種としては、リンゴ及びセイヨウナシ及びサンザシ攻撃するジムスポランジウム・イニペリ−バーギニナエ(Gymnosporangium juniperi-virginianae)(ヒマラヤスギ・リンゴ・赤星病(Cedar-apple rust))、ストローブマツ及びスグリを攻撃するストローブマツ・マツノコブ病菌(Cronartium ribicola)(ストローブマツ・マツノコブ病)、コーヒーの木を攻撃するコーヒーさび病菌(Hemileia vastatrix)(コーヒーさび病)、ナガハグサ、オオムギ及びコムギを攻撃するコムギコムギ黒さび病菌(Puccinia graminis)(コムギ黒さび病)、カラスムギを攻撃する冠さび病菌(Puccinia coronata)(カラスムギ及びドクムギ冠サビ病)、ダイズ及び各種豆科植物を攻撃するダイズさび病菌(パコプソラ・メイボミアエ(Phakopsora meibomiae)及びパコプソラ・パキュリジ(Phakopsora pachyrhizi))(ダイズさび病)、豆を攻撃する豆さび病菌(Uromyces phaseoli)(豆さび病)、カンゾウを攻撃するカンゾウさび病菌(Puccinia hemerocallidis)(カンゾウさび病)、プクキニア・ペルシステン亜種トリティキナ(Puccinia persistens subsp. triticina)(「赤さび病」としても知られている穀類におけるコムギさび病)、黄サビ病菌(P. sriiformis)(黄サビ病)、インゲンマメを攻撃するインゲンマメさび病菌(Uromyces appendeculatus)が挙げられる。

コムギ黒さび病は、真菌類のコムギ黒さび病菌(Puccinia graminis)によって引き起こされ、禾穀類、特にコムギ(コムギ属種)を侵す重大な疾患である。現在、Ug99系統によって引き起こされるコムギに対する黒さび病が、アフリカ、中東及びアジア全体に蔓延しており、生命維持のためにコムギに依存している多くの人々を脅かしている。さび菌類は、地上の植物の一部を攻撃する。緑色のコムギ植物に付着する胞子は、柄の外層侵入する胞子層を形成する。感染症が茎又は葉に生じた場合、夏胞子層と呼ばれる楕円形盛り上がりすなわち胞子層が発生する。感染した植物では、分げつの発生が減少し、種子の形成が減少する。

ダイズさび病は、主にダイズ及び他の豆科植物を侵す疾患である。この疾患は、2種類の真菌、パコプソラ・パキュリジ(Phakopsora pachyrhizi)及びパコプソラ・メイボミアエ(Phakopsora meibomiae)によって引き起こされる。ダイズさび病は、アジア、オーストラリア、アフリカ、アメリカ及びアメリカで報告されている。ダイズさび病は、風で運ばれる胞子によって広がり、胞子は、7日間から2週間の周期で放出される。この疾患による収率損失は深刻になることがあり、10〜80%の損失が報告されている。

真菌感染の拡大に対処するには多角的な手法が望ましい。様々な予防的方法を用いてもよい。例えば、さび病は、比較的高い湿気相関がある。従って、夜間に上から散水することを避け、点滴灌漑を用い、作物密度を減らし、かつ気流循環させるために送風機を用いることで、相対的な湿気を減らし、さび感染症の重症度を低下させてもよい。

他の戦略としては、病原体破壊する植物の面積を減らしたり、真菌類の拡散減速させたりすることが挙げられる。多くのさび病は宿主に特異的であるため、真菌類に抵抗性のある植物を使用して疾患周期を妨害してもよい。この手法は、コムギ黒さび病の制御では過去に大きな成功を収めたことが分かっているが、Ug99は、大部分のコムギ品種には現在も有毒である。現在のところ、ダイズさび病に抵抗性のある市販されているダイズ品種はない。従って、ダイズさび病は、殺真菌剤により管理されている。

規模農業活動では、従来の合成殺真菌剤を使用して、真菌病原体を制御することができる。テブコナゾール(Folicur(商標)、Bayer社)及びプロピコナゾール(Tilt(商標))などの脱メチル化阻害剤DMI)は、コムギ黒さび病の制御に有効であり得、テトラコナゾール(Domark(商標)、Valent社)は、ダイズさび病の制御に有効であり得る。ピラクロストロビン(Headline(商標)、BASF社)などのキノン外部阻害剤(QoI:Quinone Outside Inhibitor)は、ダイズさび病の制御に有効であり得、アゾキシストロビン(Quadris(商標))は、コムギ黒さび病の制御に有効であり得る。

効性のために病原体と殺真菌剤との接触が必要なため、従来の殺真菌剤は一般に、空気によって葉に施用される。この方法は高価になることがあり、葉の疾患が深刻な時期に備えて殺真菌施用剤をしばしば保存される。第2に、従来の殺真菌剤は典型的に、重要な病原体タンパク質の特異的部位を標的とする。従って、繰り返しの施用後に、菌株は殺真菌剤に対する抵抗性を発達させることがある。第3に、従来の化学的殺真菌剤の有効性は、赤かび病などの疾患の一部には必ずしも十分ではない。最後に、従来の殺真菌剤を有機農業で使用するのは一般に認められていない。

従来の化学的殺真菌剤の代わりとなる手法として、芝草害虫の制御のための芝草管理業務では、パラフィン油を含む水中油型エマルションパラフィン系水中油型エマルション)及びパラフィン系スプレー油が使用されている(例えば、カナダ特許出願第2,472,806号及びカナダ特許出願第2,507,482号を参照)。また、パラフィン油及び顔料を含む芝草害虫を制御するための水中油型製剤が報告されている(例えば、国際公開第2009/155693号を参照)。例えば、Petro−Canada社は、例えば、景観観賞植物寄生するうどんこ病菌カサアブラムシ及びウェブワームや蛾の幼虫)を制御するために使用される、ゴルフ場芝生及び景観観賞植物で使用される広域殺真菌剤及び殺虫剤として機能するパラフィン系水中油型エマルションであるCIVITAS(商標)を製造している(米国EPA登録番号69526−13)。製品のラベルには、交互散布計画の一部として、あるいは他の芝生及び観賞植物保護製品とのタンク混合にCIVITAS(商標)を適用し得ること、ならびに、フェアウェイラフなどの芝生に対する多くの重要な病害の制御のための処置特性を用いて予防的処置としてCIVITAS(商標)を使用し得ることが表示されている。

概要

本開示は、パラフィン油を含む組成物を植物の根の組織に施用することを含む、植物の健康を促進する(真菌感染によって引き起こされる疾患を制御する)方法を特徴とする。本組成物は、乳化剤、任意に顔料、シリコーン界面活性剤沈降防止剤ならびに従来の化学的殺真菌剤も含む。

目的

さらなる例では、本明細書に記載されている方法は、散布時の飛散及び労働衛生などの環境懸念に関連し得る殺虫剤の空中散布(例えば、農薬散布)に代わる手段を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

パラフィン油を含有する組成物を植物の根の組織施用することを含む、植物の健康を促進する方法。

請求項2

組成物を植物の根元及び根系近接している生育培地に施用し、該生育培地に施用する該組成物の量は、該生育培地に浸透して、該植物による取り込みのために該根の組織に接触させるのに十分な量である、請求項1に記載の方法。

請求項3

生育培地は、植物の根元から0インチ〜6フィートである該生育培地の任意の表面及び該生育培地の該表面の下に0インチ〜24インチである任意の生育培地を含む、請求項2に記載の方法。

請求項4

生育培地が土壌である、請求項2又は請求項3に記載の方法。

請求項5

組成物を急速注入として施用する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。

請求項6

組成物を注入及び/又は根浴によって施用する、請求項5に記載の方法。

請求項7

組成物を少なくとも10秒間にわたって施用する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。

請求項8

組成物を土壌灌注によって施用する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。

請求項9

組成物を点滴灌漑によって施用する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。

請求項10

組成物を土壌注入によって施用する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。

請求項11

組成物を施用した後に生育培地に水を添加することをさらに含む、請求項2〜10のいずれか1項に記載の方法。

請求項12

植物の気生部分が、組成物の根の組織への施用中に該組成物に曝されない、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。

請求項13

植物の気生部分が組成物に曝されない、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。

請求項14

1種以上の従来の化学的殺真菌剤を植物に施用することをさらに含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。

請求項15

1種以上の従来の化学的殺真菌剤を植物の気生部分に施用する、請求項14に記載の方法。

請求項16

植物が作物である、請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。

請求項17

作物が、コムギオオムギダイズトマトジャガイモトウモロコシ又はそれらの任意の組み合わせである、請求項16に記載の方法。

請求項18

作物がコムギ又はトマトである、請求項16に記載の方法。

請求項19

組成物が50〜99重量部の水をさらに含む、請求項16〜18のいずれか1項に記載の方法。

請求項20

組成物が水中油型エマルションである、請求項19に記載の方法。

請求項21

組成物を100ガロンエーカー〜800ガロン/エーカーの施用量で施用する、請求項19又は請求項20に記載の方法。

請求項22

組成物を200ガロン/エーカー〜400ガロン/エーカーの施用量で添加する、請求項19又は請求項20に記載の方法。

請求項23

植物が木である、請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。

請求項24

木が、カエデの木、柑橘類の木、リンゴの木、セイヨウナシの木、オークの木、トリネコの木、の木、トウヒの木又はそれらの任意の組み合わせである、請求項22に記載の方法。

請求項25

木がカエデの木である、請求項22に記載の方法。

請求項26

組成物が、5〜99重量部の水をさらに含む、請求項22〜24のいずれか1項に記載の方法。

請求項27

組成物が水中油型エマルションである、請求項26に記載の方法。

請求項28

油を木の直径1インチ当たり1オンス〜2ガロンの組成物の施用量で添加する、請求項26又は請求項27に記載の方法。

請求項29

パラフィン油が、16〜35個の炭素原子を有するパラフィンを含む、請求項1〜28のいずれか一項に記載の方法。

請求項30

パラフィン油が、少なくとも80%のパラフィン含有量を有する、請求項1〜29のいずれか一項に記載の方法。

請求項31

パラフィン油が合成イソパラフィンを含む、請求項1〜30のいずれか一項に記載の方法。

請求項32

組成物が乳化剤をさらに含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載の方法。

請求項33

パラフィン油の乳化剤に対する重量比が10:1〜500:1である、請求項30に記載の方法。

請求項34

パラフィン油の該乳化剤に対する重量比が50:1である、請求項30又は請求項31に記載の方法。

請求項35

請求項36

乳化剤が天然もしくは合成のエトキシル化アルコールを含む、請求項30〜33のいずれか一項に記載の方法。

請求項37

組成物が顔料をさらに含む、請求項1〜36のいずれか一項に記載の方法。

請求項38

顔料がポリ塩化銅(II)フタロシアニンである、請求項35に記載の方法。

請求項39

パラフィン油の顔料に対する重量比が1:5〜100:1である、請求項10又は請求項11に記載の方法。

請求項40

パラフィン油の顔料に対する重量比が30:1である、請求項35〜37のいずれか一項に記載の方法。

請求項41

顔料が水性顔料分散系である、請求項35〜38のいずれか一項に記載の方法。

請求項42

組成物がシリコーン界面活性剤をさらに含む、請求項1及び35〜38のいずれか一項に記載の方法。

請求項43

シリコーン界面活性剤がシリコーンポリエーテルである、請求項40に記載の方法。

請求項44

シリコーン界面活性剤が式IV:(式中、R1はH又はCH2=CH−CH2又はCOCH3であり、R2はH又はCH2=CH−CH2又はCOCH3であり、fは1以上である)に係るポリエチレングリコールをさらに含む、請求項40又は請求項41に記載の方法。

請求項45

顔料のシリコーン界面活性剤に対する重量比が2:1〜50:1である、請求項40〜42のいずれか一項に記載の方法。

請求項46

組成物が沈降防止剤をさらに含む、請求項1〜45のいずれか一項に記載の方法。

請求項47

植物の健康を促進することは、植物の有害生物によって引き起こされる疾患を制御することであり、該有害生物は、真菌類卵菌綱、細菌、ウイルスウイロイドウイルス様生物フィトプラズマ属、原生動物線形動物寄生植物及び昆虫からなる群から選択される、請求項1〜46のいずれか一項に記載の方法。

請求項48

植物の健康を促進することは、真菌病原体によって引き起こされる疾患を制御することである、請求項1〜47のいずれか一項に記載の方法。

請求項49

疾患がカエデ黒紋病である、請求項48に記載の方法。

技術分野

0001

関連出願の相互参照
本出願は、2011年6月13日に出願された米国仮出願第61/496,500号の利益を主張するものであり、その内容全体が参照により組み込まれる。

0002

本開示は、例えば、1種以上の植物の健康を促進するために、パラフィン油を含む組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を1種以上の植物に送達する方法を特徴とする。

背景技術

0003

さび病は、サビキン目の真菌病原体によって引き起こされる植物の疾患である。さび病は、単子葉植物及び双子葉植物などの各種植物ならびに葉、果実及び種子などの各種植物器官を侵す可能性がある。さびは典型的に、下方の植物器官の表面に形成される小さな胞子からなる色のついた粉末状の胞子層として観察される。一般的なさびを引き起こす真菌種としては、リンゴ及びセイヨウナシ及びサンザシ攻撃するジムスポランジウム・イニペリ−バーギニナエ(Gymnosporangium juniperi-virginianae)(ヒマラヤスギ・リンゴ・赤星病(Cedar-apple rust))、ストローブマツ及びスグリを攻撃するストローブマツ・マツノコブ病菌(Cronartium ribicola)(ストローブマツ・マツノコブ病)、コーヒーの木を攻撃するコーヒーさび病菌(Hemileia vastatrix)(コーヒーさび病)、ナガハグサ、オオムギ及びコムギを攻撃するコムギコムギ黒さび病菌(Puccinia graminis)(コムギ黒さび病)、カラスムギを攻撃する冠さび病菌(Puccinia coronata)(カラスムギ及びドクムギ冠サビ病)、ダイズ及び各種豆科植物を攻撃するダイズさび病菌(パコプソラ・メイボミアエ(Phakopsora meibomiae)及びパコプソラ・パキュリジ(Phakopsora pachyrhizi))(ダイズさび病)、豆を攻撃する豆さび病菌(Uromyces phaseoli)(豆さび病)、カンゾウを攻撃するカンゾウさび病菌(Puccinia hemerocallidis)(カンゾウさび病)、プクキニア・ペルシステン亜種トリティキナ(Puccinia persistens subsp. triticina)(「赤さび病」としても知られている穀類におけるコムギさび病)、黄サビ病菌(P. sriiformis)(黄サビ病)、インゲンマメを攻撃するインゲンマメさび病菌(Uromyces appendeculatus)が挙げられる。

0004

コムギ黒さび病は、真菌類のコムギ黒さび病菌(Puccinia graminis)によって引き起こされ、禾穀類、特にコムギ(コムギ属種)を侵す重大な疾患である。現在、Ug99系統によって引き起こされるコムギに対する黒さび病が、アフリカ、中東及びアジア全体に蔓延しており、生命維持のためにコムギに依存している多くの人々を脅かしている。さび菌類は、地上の植物の一部を攻撃する。緑色のコムギ植物に付着する胞子は、柄の外層侵入する胞子層を形成する。感染症が茎又は葉に生じた場合、夏胞子層と呼ばれる楕円形盛り上がりすなわち胞子層が発生する。感染した植物では、分げつの発生が減少し、種子の形成が減少する。

0005

ダイズさび病は、主にダイズ及び他の豆科植物を侵す疾患である。この疾患は、2種類の真菌、パコプソラ・パキュリジ(Phakopsora pachyrhizi)及びパコプソラ・メイボミアエ(Phakopsora meibomiae)によって引き起こされる。ダイズさび病は、アジア、オーストラリア、アフリカ、アメリカ及びアメリカで報告されている。ダイズさび病は、風で運ばれる胞子によって広がり、胞子は、7日間から2週間の周期で放出される。この疾患による収率損失は深刻になることがあり、10〜80%の損失が報告されている。

0006

真菌感染の拡大に対処するには多角的な手法が望ましい。様々な予防的方法を用いてもよい。例えば、さび病は、比較的高い湿気相関がある。従って、夜間に上から散水することを避け、点滴灌漑を用い、作物密度を減らし、かつ気流循環させるために送風機を用いることで、相対的な湿気を減らし、さび感染症の重症度を低下させてもよい。

0007

他の戦略としては、病原体破壊する植物の面積を減らしたり、真菌類の拡散減速させたりすることが挙げられる。多くのさび病は宿主に特異的であるため、真菌類に抵抗性のある植物を使用して疾患周期を妨害してもよい。この手法は、コムギ黒さび病の制御では過去に大きな成功を収めたことが分かっているが、Ug99は、大部分のコムギ品種には現在も有毒である。現在のところ、ダイズさび病に抵抗性のある市販されているダイズ品種はない。従って、ダイズさび病は、殺真菌剤により管理されている。

0008

規模農業活動では、従来の合成殺真菌剤を使用して、真菌病原体を制御することができる。テブコナゾール(Folicur(商標)、Bayer社)及びプロピコナゾール(Tilt(商標))などの脱メチル化阻害剤DMI)は、コムギ黒さび病の制御に有効であり得、テトラコナゾール(Domark(商標)、Valent社)は、ダイズさび病の制御に有効であり得る。ピラクロストロビン(Headline(商標)、BASF社)などのキノン外部阻害剤(QoI:Quinone Outside Inhibitor)は、ダイズさび病の制御に有効であり得、アゾキシストロビン(Quadris(商標))は、コムギ黒さび病の制御に有効であり得る。

0009

効性のために病原体と殺真菌剤との接触が必要なため、従来の殺真菌剤は一般に、空気によって葉に施用される。この方法は高価になることがあり、葉の疾患が深刻な時期に備えて殺真菌施用剤をしばしば保存される。第2に、従来の殺真菌剤は典型的に、重要な病原体タンパク質の特異的部位を標的とする。従って、繰り返しの施用後に、菌株は殺真菌剤に対する抵抗性を発達させることがある。第3に、従来の化学的殺真菌剤の有効性は、赤かび病などの疾患の一部には必ずしも十分ではない。最後に、従来の殺真菌剤を有機農業で使用するのは一般に認められていない。

0010

従来の化学的殺真菌剤の代わりとなる手法として、芝草害虫の制御のための芝草管理業務では、パラフィン油を含む水中油型エマルションパラフィン系水中油型エマルション)及びパラフィン系スプレー油が使用されている(例えば、カナダ特許出願第2,472,806号及びカナダ特許出願第2,507,482号を参照)。また、パラフィン油及び顔料を含む芝草害虫を制御するための水中油型製剤が報告されている(例えば、国際公開第2009/155693号を参照)。例えば、Petro−Canada社は、例えば、景観観賞植物寄生するうどんこ病菌カサアブラムシ及びウェブワームや蛾の幼虫)を制御するために使用される、ゴルフ場芝生及び景観観賞植物で使用される広域殺真菌剤及び殺虫剤として機能するパラフィン系水中油型エマルションであるCIVITAS(商標)を製造している(米国EPA登録番号69526−13)。製品のラベルには、交互散布計画の一部として、あるいは他の芝生及び観賞植物保護製品とのタンク混合にCIVITAS(商標)を適用し得ること、ならびに、フェアウェイラフなどの芝生に対する多くの重要な病害の制御のための処置特性を用いて予防的処置としてCIVITAS(商標)を使用し得ることが表示されている。

0011

本開示は、パラフィン油を含む組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を1種以上の植物に送達する方法を特徴とする。この方法は、主として1種以上の植物の根系を介した吸収により植物のパラフィン油の取り込みを促進するように、この組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を1種以上の植物に施用することを含む。驚くべきことに、このように施用される組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)は、1種以上の植物の健康を促進するのに有効である(例えば、この組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)の葉面散布と少なくとも同程度に有効である)ことを見い出した。

0012

有利なことに、本明細書に記載されている方法は、最終使用者使いやすいものである。例えば、本明細書に記載されている方法は、例えば定期的な散水中に、この組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を地表レベルに、例えば大きくかつ/又は背の高い植物(例えば、木)の根元に施用することができるため、特に大きくかつ/又は背の高い植物(例えば、木)の処置を容易にすることができる。別の例では、本明細書に記載されている方法は、既存の灌漑施設を利用することができるため、この組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を施用するための噴霧設備をさらに入手する必要性がなくなる。さらなる例では、本明細書に記載されている方法は、散布時の飛散及び労働衛生などの環境懸念に関連し得る殺虫剤の空中散布(例えば、農薬散布)に代わる手段を提供する。場合によっては、なおさらに別の例では、本明細書に記載されている方法により、時として殺真菌剤の葉面散布に関連し得る葉に対する潜在的な傷害(例えば、植物毒性)を回避することもできる。

0013

理論によって縛られたくはないが、本明細書に記載されている組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を植物の根の組織に施用することにより、この植物の根の内部に生息する内生細菌の量を増加させると考えられている。根の内生菌は、土壌から根の開口部に侵入し、疾患を引き起こすことなく植物の内部に生息すると考えられている。内生菌は、植物内の全身誘導抵抗性(ISR:induced systemic resistance)を活性化させ、それにより、病原体による後の攻撃に対して、より速くかつより強力な抵抗性を活性化させることができる。場合によっては、これらの内生菌の多くは、根表面に関連する細菌と共に、ISRを生じさせるだけでなく、植物の成長も促進する。植物は、これらの細菌によって生成される各種化合物を検出し、次いでそれに応答することができると考えられている。

0014

この組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)は、(それらに限定されるものではないが)1種以上の乳化剤、1種以上の顔料、1種以上のシリコーン界面活性剤、1種以上の沈降防止剤、1種以上の他の活性薬剤(例えば、従来の化学的殺真菌剤(例えば、DMIもしくはQoI)又は1種以上の植物成長調整剤)のうちの1種以上と水をさらに含んでもよい。いくつかの実施形態では、この組み合わせは、単一の組成物の形態(例えば、貯蔵用パックに含まれている)であってもよい。典型的には、この組成物は水で希釈した後に(例えば、土壌灌注により)施用される。他の実施形態では、この組み合わせは、それぞれが上記成分の1種以上を含む2種以上の別々に入れられた(例えば、包装された)組成物を含んでもよい。この組成物を組み合わせて、水で希釈した後に施用することができ、あるいは各組成物を水で希釈した後に(例えば、土壌灌注により)同時又は連続的に別々に施用することができる。

0015

一側面では、パラフィン油を含む組成物を植物の根の組織に施用することを含む、植物の健康を促進する方法を特徴とする。

0016

一側面では、パラフィン油を含む組成物を木のに施用することを含む、木の健康を促進する方法を特徴とする。

0017

本明細書に記載されている方法は、植物の健康を促進する(例えば、植物の害虫によって引き起こされる疾患、病気又は損傷を制御する、例えば、真菌病原体によって引き起こされる疾患を制御する、例えば、真菌病原体による植物の感染症を制御する、例えば、生物病原体による植物の感染症を制御する)のに有用である。本開示では、上記有用性の任意の1つ以上のためのこの組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)の使用と共に、そのような方法を特徴とする。

0018

実施形態は、以下の特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい。

0019

該組成物を、該植物の根元及び根系に近接している生育培地に施用することができ、該生育培地に施用される組成物の量は、該植物による取り込みのために、該生育培地に浸透させて、該根の組織に接触させるのに十分な量である。

0020

一般に、該組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)は、同量の該組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を該植物の気生部分に噴霧した後の流出により該生育培地に接触する量よりも多い量で施用される。そのような量の例が、本開示全体にわたって示されている。

0021

該生育培地は、該植物の根元から0インチ〜6フィート(例えば、0インチ〜5フィート、0インチ〜4フィート、0インチ〜3フィート、0インチ〜2フィート、0インチ〜12インチ、0インチ〜6インチ、0インチ〜1インチ、0インチ〜0.5インチ)である該生育培地の任意の表面と、該生育培地の表面の下に0インチ〜24インチである任意の生育培地とを含んでもよい。

0022

該生育培地は、土壌であってもよい。

0023

該組成物は、急速注入として施用することができる。

0024

該組成物は、注入及び/又は根浴(root bathing)によって施用することができる。

0025

該組成物は、少なくとも10秒間(例えば、少なくとも5秒間、少なくとも2秒間)にわたって施用することができる。

0026

該組成物は、土壌灌注によって施用することができる。

0027

該組成物は、点滴灌漑によって施用することができる。

0028

該組成物は、土壌注入によって施用することができる。

0029

該方法は、該組成物を施用した後に、(例えば、該生育培地に)水を添加することをさらに含んでもよい。

0030

該植物の外側気生部分は、該組成物の該根の組織への施用中に該組成物を含んでいない(例えば、5%未満、4%未満、3%未満、2%未満、1%未満又は0%で含んでいる)。

0031

該組成物は、該組成物の該根の組織への施用中にどの気生部分にも施用されない。

0032

該植物の外側気生部分は、該組成物を含んでいない(例えば、5%、4%、3%、2%、1%又は0%で含んでいる)。

0033

該組成物は、該植物のどの気生部分にも施用されない。

0034

該方法は、1種以上の従来の化学的殺真菌剤を該植物に施用することをさらに含んでもよい(例えば、該1種以上の従来の化学的殺真菌剤を該植物の気生部分に施用することができる)。

0035

該植物は、作物(例えば、コムギ、オオムギ、ダイズ、トマトジャガイモトウモロコシ又はそれらの任意の組み合わせ、例えば、コムギ又はトマト)であってもよい。特定の実施形態では、該組成物は、50〜99重量部の水をさらに含む(例えば、該組成物は、水中油型エマルションであってもよい)。該組成物は、100ガロンエーカー〜800ガロン/エーカー(例えば、200ガロン/エーカー〜400ガロン/エーカー)の施用量で施用することができる。

0036

該植物は、木(例えば、カエデの木、柑橘類の木、リンゴの木、セイヨウナシの木、オークの木、トリネコの木、の木、トウヒの木又はそれらの任意の組み合わせ、例えば、カエデの木)であってもよい。特定の実施形態では、該組成物は、5〜99重量部の水をさらに含む(例えば、該組成物は、水中油型エマルションであってもよい)。該油は、木の直径1インチ当たり1オンス〜2ガロンの該組成物の施用量で添加することができる。

0037

本明細書に記載されている方法は、例えば、カエデの木におけるカエデ黒紋病又はコムギ黒さび病、ダイズさび病、赤さび病、黄さび病、赤かび病、斑点病及び作物におけるセプトリア複合病(Septoria complex)などの真菌病、あるいは細菌性斑点病又は斑点細菌病などの細菌性疾患の制御に有効であり得る。いくつかの実施形態では、真菌病の制御に対する該組み合わせ(例えば、該パラフィン油及び該顔料)の2種(以上)の成分の複合効果は、真菌病(例えば、カエデの木におけるカエデ黒紋病又はコムギ黒さび病、ダイズさび病、赤さび病、黄さび病、赤かび病、斑点病及び作物におけるセプトリア複合病)の制御に対する期待される各成分の個々の効果の合計よりも高い。特定の実施形態では、本明細書に記載されている該組み合わせ中に存在する該2種(以上)の成分の複合効果は、相乗効果である。

0038

該植物は単子葉植物であってもよい。該単子葉植物植物は、イネ科目であってもよい。該植物は、コムギ属、ライムギ属、オオムギ属イネ属、トウモロコシ属又はエゾムギ属であってもよい。該真菌病原体はサビキン目であってもよい。該真菌病原体は、プクキニア属であってもよい。該真菌病原体は、黒さび病菌(Puccinia graminis)、コムギ赤さび病菌(Puccinia triticina)又はコムギ黄さび病菌(Puccinia sriiformis)種であってもよい。また、該真菌病原体は、ビポラリスソロキニアナ(Bipolaris sorokiniana)又はフザリウムグラミネアルム(Fusarium graminearum)であってもよい。

0039

該植物は双子葉植物であってもよい。該植物は豆科目であってもよい。該植物はダイズ(Glycine max)種であってもよい。該真菌病原体は、パコプソラ属であってもよい。該真菌病原体は、パコプソラ・パキュリジ(Phakopsora pachyrhizi)及びパコプソラ・メイボミアエ(Phakopsora meibomiae)であってもよい。該植物は、ワタ属であってもよい。該真菌病原体は、パコプソラ・ゴシッピイ(Phakopsora gossypii)であってもよい。

0040

該組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)は、水をさらに含んでもよい。該組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)は、水中油型エマルションの形態であってもよい。本明細書に使用されている「水中油型エマルション」という用語は、該パラフィン油及び水のうちの一方(例えば、該パラフィン油)が他方(例えば、水)の中に液滴として分散されている混合物を指す。いくつかの実施形態では、水中油型エマルションは、該パラフィン油、水及び任意の他の成分を該パラフィン油と組み合わせる工程と、該エマルションが得られるまで剪断力を加える工程とを含む方法によって調製する。典型的には、乳白色は、どんな顔料も存在していないエマルションの形成を示し、緑色は、顔料の存在下で観察される。

0041

該水中油型エマルションは、土壌灌注施用又は水中施用(water-in application)(灌漑水を含む)のために、1エーカー当たり200〜400ガロンの範囲で使用することができる。

0042

該パラフィン油は、12〜50の炭素原子数を有するパラフィンを含んでもよい。該パラフィンは、約16〜35の炭素原子数を有することができる。該パラフィンは、23の平均炭素原子数を有することができる。

0043

該パラフィン油は、少なくとも80%のパラフィン含有量を有していてもよい。該パラフィン油は、少なくとも90%のパラフィン含有量を有していてもよい。該パラフィン油は、少なくとも99%のパラフィン含有量を有していてもよい。

0044

該パラフィン油は、合成イソパラフィンを含んでもよい。該パラフィン油の該乳化剤に対する重量比は、10:1〜500:1であってもよい。

0045

該パラフィン油の該乳化剤に対する重量比は、50:1であってもよい。

0046

該組み合わせ(例えば、殺真菌組成物)は、脱メチル化阻害剤(DMI)をさらに含んでもよい。該DMIは、テトラコナゾール、テブコナゾール、プロピコナゾール、アザコナゾール、ビテルタノール、ブロムコナゾールシプロコナゾールジフェノコナゾール、ジニコナゾール、エポキシコナゾールエタコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾールフルシラゾール、フルトリアホールヘキサコナゾールイミベンコナゾールイプコナゾールメトコナゾールミクロブタニルペンコナゾール、プロチオコナゾールシメコナゾールトリアジメホントリアジメノールトリチコナゾールイマザリルオキシポコナゾール、ペフラゾエートプロクロラズトリフルミゾール、フェナリモル、ヌアリモルトリホリン又はピリフェノクスであってもよい。

0047

該組み合わせ(例えば、殺真菌組成物)は、キノン外部阻害剤(QoI)をさらに含んでもよい。該QoIは、アゾキシストロビン、エネストビン(enestrobin)、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビンジモキシストロビンメトミノストロビンオリサストロビンファモキサドン(famoxadonem)、フルオキサストロビン、フェンアミドン又はピリベンカルブであってもよい。

0049

該乳化剤は、天然もしくは合成のエトキシル化アルコールを含んでもよい。

0050

該組み合わせ(例えば、殺真菌組成物)は、顔料(例えば、ポリ塩化銅(II)フタロシアニン)をさらに含んでもよい。

0051

該顔料は、水性顔料分散系であってもよい。

0052

該組み合わせ(例えば、殺真菌組成物)は、シリコーン界面活性剤をさらに含んでもよい。

0053

該組み合わせ(例えば、殺真菌組成物)は、顔料及びシリコーン界面活性剤をさらに含んでもよい。

0054

該組み合わせ(例えば、殺真菌組成物)は、顔料、シリコーン界面活性剤及び乳化剤をさらに含んでもよい。

0055

特定の実施形態では、該組み合わせ(例えば、殺真菌組成物)は、乳化剤と、顔料及びシリコーン界面活性剤の組み合わせとをさらに含でもよく、該乳化剤、該パラフィン油、該顔料及び該シリコーン界面活性剤の複合効果は、該真菌病原体による感染症の制御に対する期待される各成分の個々の効果の合計よりも高い(例えば、上記成分は、該植物に施用した場合に、該真菌病原体による感染症の制御において相乗的に有効である量で存在することができる)。該顔料は、ポリ塩化銅(II)フタロシアニンであってもよい。該顔料は、水に分散させることができる。該乳化剤は、天然もしくは合成のエトキシル化アルコール、アルコキシル化アルコール、アルキル多糖、オレイン酸グリセリン、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロック共重合体、エトキシル化アルキルフェノール、高分子界面活性剤、ポリエチレングリコール、エトキシル化ソルビタン脂肪酸エステル又はそれらの組み合わせを含んでもよい。該顔料は、油に分散させることができる。該乳化剤は、天然もしくは合成のエトキシル化アルコール、高分子界面活性剤、ソルビタン脂肪酸エステル又はそれらの組み合わせを含んでいてもよく、該組み合わせは、式IVに係るポリエチレングリコールをさらに含んでいてもよい:

0056

0057

(式中、R1は、H又はCH2=CH−CH2又はCOCH3であり、R2は、H又はCH2=CH−CH2又はCOCH3であり、fは1以上である)。

0058

該パラフィン系水中油型エマルションと該顔料及び該シリコーン界面活性剤の組み合わせに対する比は、32:1〜1:4であってもよい。

0059

該パラフィン油の該顔料に対する比は、約1:5〜100:1、例えば30:1であってもよい。

0060

該パラフィン油の該乳化剤に対する重量比は、10:1〜100:1であってもよい。

0061

該顔料の該シリコーン界面活性剤に対する重量比は、2:1〜50:1であってもよい。

0062

該パラフィン油の該従来の化学的殺真菌剤に対する重量比は、2:1〜10,000:1であってもよい。

0063

該殺真菌組成物は、該植物の根の組織に施用することができる。該根の組織への該施用は、土壌灌注によるものであってもよい。

0064

該組成物は、1種以上の沈降防止剤をさらに含む。

0065

定義
本明細書に使用されている「生育培地」という用語は、植物を生育及び栽培するのに適した(任意の組成物を含む)任意の土壌培地又は土壌を含まない(例えば、水耕培地を指す。生育培地は、植物を生育及び栽培するのに適した任意の天然に生じる物質及び/又は合成の物質をさらに含んでもよい。

0066

本明細書に使用されている「生育培地の任意の表面」という用語は、自然光及び/又は人工光及び/又は気候に直接曝される表面を指す。

0067

本明細書に使用されている「施用すること」という用語は、(例えば、注入又は根浴により)生育培地の表面を本明細書中のどこかに記載されている組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)に接触させること、(例えば、土壌注入により)生育培地の表面下の領域を本明細書中のどこかに記載されている組み合わせに接触させること、又はそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、土壌灌注によって施用を行う。いくつかの実施形態では、点滴灌漑によって施用を行う。

0068

本明細書に使用されている「作物」という用語は、食糧源及び/又はエネルギー源として、1年以下の周期で成長させ、世話をし、収穫される非木本植物を指す。作物の例としては、サトウキビ、コムギ、イネ、トウモロコシ、ジャガイモ、テンサイ、オオムギ、サツマイモキャッサバ、ダイズ、トマト、豆科植物(豆及びエンドウ)が挙げられるが、これらに限定されない。

0069

本明細書に使用されている「木」という用語は、単一の茎もしくは幹を有し、かつ地面からある距離に側枝を有する木本多年生植物を指す。特定の実施形態では、木は落葉性である。他の実施形態では、木は常緑性(例えば、針葉樹)である。さらに他の実施形態では、木は、落葉性又は常緑性であり、食糧源として1年以下の周期で、成長させ、世話をし、収穫される。さらなる実施形態では、当該植物は低木である。木の例としては、カエデの木、柑橘類の木、リンゴの木、セイヨウナシの木、オークの木、トリネコの木、松の木及びトウヒの木が挙げられるが、これらに限定されない。

0070

いくつかの実施形態では、植物は芝草である。本明細書に使用されている「芝草」という用語は、地表植被を提供する栽培された芝生、例えば、均一な高さを維持するように周期的に切ったり刈られたりする芝生の張った土の表層(turf)又は手入れの行き届いた芝生(lawn)を指す。はイネ科に属し、イネ科は6種類の亜科に細分され、そのうちの3つとしては、一般的な芝草である寒地型芝草ウシノケグサ亜科と暖地型芝草キビ亜科及びスズメガヤ亜科が挙げられる。一般に、均一な土壌被覆を形成し、かつ芝刈り及び人の往来に耐えるという基準を満たす限られた数の品種が芝草として広く使用されている。一般に、芝草は、成長点を切断することなく芝刈りを容易にする扁平な樹冠を有している。本文脈では、「芝草」という用語は、比較的均一な土壌被覆を形成するために、同一種の異なる栽培品種の組み合わせである混合種あるいは異なる種及び/又は栽培品種の組み合わせである混合種を含む1種以上の芝種が栽培されている領域を含む。

0071

芝草の例としては、以下が挙げられるが、これらに限定されない:
イチゴツナギ属種(bluegrasses、学名:Poa Spp.)、例えば、ナガハグサ(kentucky bluegrass、学名:Poa pratensis)、オオスズメノカタビラ(rough bluegrass、学名:Poa trivialis)、コイチゴツナギ(Canada bluegrass、学名:Poa compressa)、スズメノカタビラ(annual bluegrass、学名:Poa annua)、アップランドブルーグラス(upland bluegrass、学名:Poa glaucantha)、タチイチゴツナギ(wood bluegrass、学名:Poa nemoralis)、チャボノカタビラ(bulbous bluegrass、学名:Poa bulbosa)、ビッグブルーグラス(Big Bluegrass、学名:Poa ampla)、キャンビーブルーグラス(Canby Bluegrass、学名:Poa canbyi)、パインブルーグラス(Pine Bluegrass、学名:Poa scabrella)、オオスズメノカタビラ(rough bluegrass、学名:Poa trivialis)、サンドバーグブルーグラス(Sandberg Bluegrass、学名:Poa secunda)、
ベントグラス及びコヌカグサ属種(Redtop、学名:Agrostis spp.)、例えば、ハイコヌカグサ(creepingbentgrass、学名:Agrostis palustris)、イトコヌカグサ(colonial bentgrass、学名:Agrostis capillaris)、ヒメヌカボ(velvet bentgrass、学名:Agrostis canina)、サウスジャーマンミックスドベントグラス(South German Mixed Bentgrass)(イトコヌカグサ(Agrostis tenius)、ヒメヌカボ(Agrostis canina)及びハイコヌカグサ(Agrostis palustris)を含むコヌカグサ属(Agrostis spp.))、コヌカグサ(Redtop、学名:Agrostis alba)、ヌカボ(Spike Bentgrass、学名:Agrostis exerata)、
・ウシノケグサ属種(fescues、学名:Festucu spp.)、例えば、オオウシノケグサ(red fescue、学名:Festuca rubra spp. rubra)、ハイウシノケグサ(creeping fescue、学名:Festuca rubra)、イトウシノケグサ(chewings fescue、学名:Festuca rubra commutata)、ウシノケグサ(sheep fescue、学名:Festuca ovina var. ovina)、コウライウシノケグサ(hard fescue、学名:Festuca longifolia)、ヘアフェスク(hair fescue、学名:Festuca capillata)、オニウシノケグサ(tall fescue、学名:Festuca arundinacea)、ヒロハノウシノケグサ(meadow fescue、学名:Festuca elatior)、アリゾナウシノケグサ(Arizona Fescue、学名:Festuca arizonica)、オオナギナタガヤ(Foxtail Fescue、学名:Festuca megalura)、アイホウシノケグサ(Idaho Fescue、学名:Festuca idahoensis)、モレートウシノケグサ(Molate Fescue、学名:Fescue rubra)、
・ドクムギ属種(ryegrass、学名:Lolium spp.)、例えば、ネズミムギ(annual ryegrass、学名:Lolium multiflorum)、ホソムギ(perennial ryegrass、学名:Lolium perenne)及びネズミムギ(italian ryegrass、学名:Lolium multiflorum)、
カモジグサ属種(wheatgrass、学名:Agropyron spp.)、例えば、クレステッドホイートグラス(crested wheatgrass、学名:Agropyron cristatum)、ニセコムギダマシ(desert wheatgrass、学名:Agropyron desertorum)、ヒメカモジグサ(western wheatgrass、学名:Agropyron smithii)、インターディエートホイートグラス(Intermediate Wheatgrass、学名:Agropyron intermedium)、プベセントホイートグラス(Pubescent Wheatgrass、学名:Agropyron trichophorum)、スレンダーホイートグラス(Slender Wheatgrass、学名:Agropyron trachycaulum)、ストリームバンクホイートグラス(Streambank Wheatgrass、学名:Agropyron riparium)、トールホイートグラス(Tall Wheatgrass、学名:Agropyron elongatum)及びブルーバンチホイートグラス(Bluebunch Wheatgrass、学名:Agropyron spicatum)、
・オオハマガヤ(beachgrass、学名:Ammophila breviligulata)、
スズメノチャヒキ属種(Brome grass、学名:Bromus spp.)、例えば、アリゾナブロム(Arizona Brome、学名:Bromus arizonicus)、ヤクガイヌムギ(California Brome、学名:Bromus carinatus)、メドウブロム(Meadow Brome、学名:Bromus biebersteinii)、マウンテンブロム(Mountain Brome、学名:Bromus marginatus)、チャボチャヒキ(Red Brome、学名:Bromus rubens)及びコスズメノチャヒキ(smooth bromegrass、学名:Bromus inermis)、
・ガマ類、例えば、オオアワガエリ(Timothy、学名:Phleum pratense)及びサンドキャットテイル(sand cattail、学名:Phleum subulatum)、カモガヤ(orchardgrass、学名:Dactylis glomerata)、
アルカリグラス(Alkaligrass、学名:Puccinellia distans)、
クシガヤ(crested dog's-tail、学名:Cynosurus cristatus)、
ギョウギシバ属種(Bermudagrass、学名:Cynodon spp.)、例えば、ギョウギシバ(Cynodon dactylon)、交雑ギョウギシバ(hybrid bermudagrass)、例えば、ティフドワーフギョウギシバ(tifdwarf bermudagrass)、ウルトラドワーフギョウギシバ(ultradwarf bermudagrass)、ティフグリーンギョウギシバ(tifgreen bermudagrass)、ティフスポーツギョウギシバ(tifsport bermudagrass)、GN−1ギョウギシバ(GN-1 bermudagrass)、オーモンドギョウギシバ(Ormond bermudagrass)及びティフウェイギョウギシバ(tifway bermudagrass)、
シバ属種(Zoysiagrass、学名:Zoysia spp.)、例えば、シバ(学名:Zoysia japonica)、コウシュンシバ(学名:Zoysia matrella)及びコウライシバ(学名:Zoysia tenuifolia)、
イヌシバ(St. Augustinegrass、学名:Stenotaphrum secundatum)、例えば、ビターブルーイヌシバ(Bitter Blue St. Augustinegrass)、セヴィルイヌシバ(Seville St. Augustinegrass)、フロラタムイヌシバ(Floratam St. Augustinegrass)、フロラローンイヌシバ(Floralawn St. Augustinegrass)、フローラティンイヌシバ(Floratine St. Augustinegrass)、ローリーイヌシバ(Raleigh St. Augustinegrass)及びテキサスコモンイヌシバ(Texas Common St. Augustinegrass)、
ムカデシバ(Centipedegrass、学名:Eremochloa ophiuroides)、
・ホソバツルメヒシバ(Carpetgrass、学名:Axonopus fissifolius)、
・アメリカスズメノヒエ(Bahiagrass、学名:Paspalum notatum)、
キクユグラス(Kikuyugrass、学名:Pennisetum clandestinum)、
ヤギウシバ(Buffalograss、学名:Buchloe dactyloids)、
・サワスズメノヒエ(Seashore paspalum、学名:Paspalum vaginatum)、メダカソウ(Blue Grama、学名:Bouteloua gracilis)、ブラックグラマ(Black Grama、学名:Bouteloua eriopoda)、アゼガヤモドキ(Sideoats Grama、学名:Bouteloua curtipendula)、
・ネズミノオ属種(Sporobolus spp.)、例えば、アルカリサカトン(Alkali Sacaton、学名:Sporobolus airiodes)、
・スズメヒゲシバ(Sand Dropseed、学名:Sporobolus cryptandrus)及びプレイリードロップシード(Prairie Dropseed、学名:Sporobolus heterolepis)、
・オオムギ属、例えば、カリフォルニアオオムギ(California Barley、学名:Hordeum californicum)、
・オオムギ(普通種)(Hordeum vulgare)及びホソムギクサ(Meadow Barley、学名:Hordeum brachyantherum)、
・スズメノテッポウ属種(学名:Alopecurus spp.)、例えば、クリーピングフォックステール(Creeping Foxtail、学名:Alopecurus arundinaceaus)及びオオスズメノテッポウ(Meadow Foxtail、学名:Alopecurus pratensis)、
ハネガヤ属種(学名:Stipa spp.)、例えば、ホクシハネガヤ(Needle & Thread、学名:Stipa comata)、フットヒルニードルグラス(Foothill Needlegrass、学名:Stipa lepida)、グリーンニードルグラス(Green Needlegrass、学名:Stipa viridula)、ノディングニードルグラス(Nodding Needlegrass、学名:Stipa cernua)及びパープルニードルグラス(Purple Needlegrass、学名:Stipa pulchra)、
・エゾムギ属(学名:Elymus spp.)、例えば、アオイロヤセライ(Blue Wildrye、学名:Elymus glaucus)、カナダヤセイライ(Canada Wildrye、学名:Elymus Canadensis)、クリーピングワイルドライ(Creeping Wildrye、学名:Elymus triticoides)及びロシアヤセイライ(Russian Wildrye、学名:Elymus junceus)、
・ヒゲクリノイガ(Buffelgrass、学名:Cenchrus ciliaris)、
コバンソウ(Big Quaking Grass、学名:Briza maxima)、
ウシクサ(Big Bluestem、学名:Andropogon gerardii)、
ホウキアゴヒゲソウ(Little Bluestem、学名:Schizachyruim scoparium)及びサンドブルーステム(Sand Bluestem、学名:Andropogon hallii)、
・ディアグラス(Deergrass、学名:Muhlenbergia rigens)、
・イースタンガマグラス(Eastern Gamagrass、学名:Tripsacum dactyloides)、
・ガレタ(Galleta、学名:Hilaria jamesii)、
・ヒロハノコメススキ(Tufted Hairgrass、学名:Deschampsia caespitosa)、
インディアンライスグラス(Indian Rice Grass、学名:Oryzopsis hymenoides)、
・インディアングラス(Indian Grass、学名:Sorghastrum nutans)、
スナジカゼクサ(Sand Lovegrass、学名:Eragrostis trichodes)、シナダレスズメガヤ(Weeping Lovegrass、学名:Eragrostis curvula)、
・カリフォルニアメリカ(California Melic、学名:Melica californica)、
・ミノボロ(Prairie Junegrass、学名:Koeleria pyramidata)、
・プレイリーサンドリード(Prairie Sandreed、学名:Calamovilfa longifolia)、
・コヌカグサ(Redtop、学名:Agrostis alba)、
・クサヨシ(Reed Canarygrass、学名:Phalaris arundinacea)、
・コードグラス(Sloughgrass、学名:Spartina pectinata)、
・グリーンスプラングトップ(Green Sprangletop、学名:Leptochloa dubia)、
ボトルブッシュスクイレルテイル(Bottlebush Squirreltail、学名:Sitanion hystrix)、
スイッチグラス(Switchgrass、学名:Panicum virgatum)及び
・パープルスリーアウン(Purple Threeawn、学名:Aristida purpurea)。

0072

本明細書に使用されている「生物病原体による植物の感染症を制御すること」という用語(及び同様の用語)は、真菌、卵菌綱、細菌、ウイルスウイロイドウイルス様生物、フィトプラズマ属、原生動物線形動物寄生植物及び昆虫などの有害生物が植物と関連することにより引き起こされる感染症及び/又はあらゆる他の既存の望ましくない病気又は副作用減弱、改善又は安定化させることを意味する。

0073

本明細書に使用されている「植物の真菌病原体を制御する」又は「真菌病原体によって引き起こされる疾患を制御する」という用語(及び同様の用語)は、真菌病原体が植物に関連することにより引き起こされる疾患及び/又はあらゆる他の既存の望ましくない病気又は副作用を減弱、改善又は安定化させることを意味する。

0074

本明細書に使用されている「真菌病原体による植物の感染症を制御すること」という用語(及び同様の用語)は、真菌病原体が植物に関連することにより引き起こされる感染症及び/又はあらゆる他の既存の望ましくない病気又は副作用を減弱、改善又は安定化させることを意味する。

0075

本明細書に使用されている「植物の有害生物により引き起こされる疾患、病気又は損傷を制御すること」という用語(及び同様の用語)は、植物の有害生物が植物に関連することにより引き起こされる疾患、病気又は損傷及び/又はあらゆる他の既存の望ましくない病気又は副作用を減弱、改善又は安定化させることを意味する。

0076

本明細書に使用されている「植物の有害生物」という用語(及び同様の用語)は、植物に発生して欲しくない植物に発生する生物あるいは植物に損傷又は疾患を引き起こす植物に発生する生物を指すように使用される。例としては、真菌、細菌、ウイルス、クモマダニ類ダニ類、線形動物、腹足類及び昆虫が挙げられる。

0077

特定の実施形態では、本組み合わせ、例えば殺真菌組成物は、例えば作物において真菌病原体を制御する際に相乗的応答を示す。特定の実施形態では、本組み合わせ、例えば殺真菌組成物は、作物中にいる真菌病原体を処置するための相乗的殺真菌組成物であってもよい。選択された実施形態では、本殺真菌組成物は、例えば作物における黒さび病を制御する際に相乗的応答を示すものであってもよい。例えばBurpee及びLatinによって示唆されているように(Plant Disease Vol. 92 No. 4, April 2008, 601-606)、「相乗作用」「相乗的」という用語などは、それらの複合効果がそれらの個々の効果の合計よりも高くなるような2種以上の薬剤相互作用を指してもよく、これは、本発明の文脈では、殺真菌剤の組み合わせに対する真菌類の応答全体が個々の成分の合計よりも大きい2種以上の殺真菌剤の作用を含んでもよい。S.R. Colby, "Calculating synergistic and antagonistic responses of herbicide combinations(除草剤の組み合わせの相乗的及び拮抗的応答の計算)", Weeds15, 20-22 (1967)に記載されている相乗作用を特定する手法を適用して、期待される有効性Eを、E=X+Y(100−X)/100(式中、Xは、第1の組成物の未処置対照の%で表される有効性であり、Yは、第2の組成物の未処置対照の%で表される有効性である)として表してもよい。

0078

本明細書に記載されている組み合わせ及び方法の1つ以上の実施形態の詳細は、付随する以下の説明に記載されている。本明細書に記載されている組み合わせ及び方法の他の特徴及び利点は、本説明及び図面ならびに特許請求の範囲から明らかになるであろう。

図面の簡単な説明

0079

図1は、殺真菌組成物による前処置を行わずにビポラリス・ソロキニアナ(Bipolaris sorokiniana)を接種した後に斑点病を示すコムギ植物の葉身の画像である。
図2は、菌接種の7日前にCivitas(商標)、Harmonizer(商標)及びFolicur(商標)を含む殺真菌組成物を葉面散布した後にビポラリス・ソロキニアナ(Bipolaris sorokiniana)を接種したコムギ植物の葉身の画像である。
図3は、菌接種の7日前にCivitas(商標)及びHarmonizer(商標)を含む殺真菌組成物を土壌灌注施用した後にビポラリス・ソロキニアナ(Bipolaris sorokiniana)を接種したコムギ植物の葉身の画像である。
図4は、殺真菌組成物による前処置を行わずにコムギ赤さび病菌(Puccinia triticina)を接種した後に斑点病を示すコムギ植物の葉身の画像である。
図5は、菌接種の7日前にCivitas(商標)、Harmonizer(商標)及びFolicur(商標)を含む殺真菌組成物を葉面散布した後にコムギ赤さび病菌(Puccinia triticina)を接種したコムギ植物の葉身の画像である。
図6は、菌接種の7日前にCivitas(商標)及びHarmonizer(商標)を含む殺真菌組成物の土壌灌注施用した後にコムギ赤さび病菌(Puccinia triticina)を接種したコムギ植物の葉身の画像である。

実施例

0080

本開示は、パラフィン油を含む組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を1種以上の植物に送達する方法を特徴とする。本方法は、主として1種以上の植物の根系を介した吸収によりパラフィン油の植物の取り込みを促進するように本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を1種以上の植物に施用することを含む。驚くべきことに、このように施用した本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)は、1種以上の植物の健康を促進するのに有効である(例えば、本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)の葉面散布と少なくとも同程度に有効である)ことを見い出した。

0081

I.成分
[A]従来の化学的殺真菌剤及び他の活性薬剤
本組み合わせは、不斉炭素に基づく幾何異性体光学異性体などの異性体を含み、本明細書に記載されている化合物立体異性体及び互変異性体は、便宜上の化合物の記載によって限定されない。

0082

[1]
いくつかの実施形態では、従来の化学的殺真菌剤は、DMI殺真菌剤である。

0083

特定の実施形態では、DMI殺真菌剤は、テトラコナゾール、テブコナゾール、プロピコナゾール、アザコナゾール、ビテルタノール、ブロムコナゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、エポキシコナゾール、エタコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、ペンコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリチコナゾール、イマザリル、オキシポコナゾール、ペフラゾエート、プロクロラズ、トリフルミゾール、フェナリモル、ヌアリモル、トリホリン及びピリフェノックスからなる群から選択される少なくとも1種の殺真菌剤である。

0084

特定の実施形態では、DMI殺真菌剤は、テトラコナゾール、テブコナゾール及びプロピコナゾールからなる群から選択される少なくとも1種の殺真菌剤である。テトラコナゾールは、例えば、Domark(商標)(Valent社から入手可能)という商品名の製品として商業的に得ることができる。テブコナゾールは、例えば、Folicur(商標)(Bayer Crop Science社から入手可能)という商品名の製品として商業的に得ることができる。プロピコナゾールは、例えば、Quilt(商標)(Syngenta社から入手可能)という商品名の製品として商業的に得ることができる。

0085

他の実施形態では、本明細書に記載されているDMI殺真菌剤は、合成有機化学の技術分野で知られている従来の技術を用いて合成することができる。

0086

いくつかの実施形態では、従来の化学的殺真菌剤は、QoI殺真菌剤である。

0087

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、ピラクロストロビン、アゾキシストロビン、フルオキサストロビン、トリフロキシストロビン、クモキシストロビン(coumoxystrobin)、ジモキシストロビン、エノキサストロビン(enoxastrobin)、ファモキサドン、フェンアミドン、フェナミノストロビン(fenaminostrobin)、フルフェノキシストロビン(flufenoxystrobin)、クレソキシムメチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピラオキシストロビン(pyraoxystrobin)、ピコキシストロビン、ピラメタストロビン(pyrametastrobin)、ピリベンカルブ及びトリクロピリカルブ(triclopyricarb)からなる群から選択される少なくとも1種の殺真菌剤である。

0088

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、ピラクロストロビン、アゾキシストロビン、フルオキサストロビン及びトリフロキシストロビンからなる群から選択される少なくとも1種の殺真菌剤である。

0089

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、ピラクロストロビン及びアゾキシストロビンからなる群から選択される少なくとも1種の殺真菌剤である。

0090

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、(2E)−2−{2−[(3−ブチル−4−メチル−2−オキソ−2H−クロメン−7−イル)オキシメチルフェニル}−3−メトキシアクリル酸メチル(クモキシストロビン)(CAS番号:850881−70−8)である。

0091

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、(E)−2−(メトキシイミノ)−N−メチル−2−[α−(2,5−キシリルオキシ)−o−トリルアセトアミド(ジモキシストロビン)(CAS番号:149961−52−4)である。

0092

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、エノキサストロビンである。他の実施形態では、QoI殺真菌剤は、例えば、(RS)−3−アニリノ−5−メチル−5−(4−フェノキシフェニル)−1,3−オキサゾリジン−2,4−ジオン(ファモキサドン)(CAS番号:131807−57−3)であってもよい。

0093

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、(S)−1−アニリノ−4−メチル−2−メチルチオ−4−フェニルイミダゾリン−5−オン(フェンアミドン)(CAS番号:161326−34−7)である。

0094

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、フェナミノストロビンである。

0095

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、フルフェノキシストロビンである。

0096

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、(E)−メトキシイミノ[α−(o−トリルオキシ)−o−トリル]酢酸メチル(クレソキシムメチル)(CAS番号:143390−89−0)である。

0097

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、(E)−2−(メトキシイミノ)−N−メチル−2−(2−フェノキシフェニル)アセトアミド(メトミノストロビン)(CAS番号:133408−50−1)である。

0098

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、例えば、(2E)−2−(メトキシイミノ)−2−{2−[(3E,5E,6E)−5−(メトキシイミノ)−4,6−ジメチル−2,8−ジオキサ−3,7−ジアザノナ−3,6−ジエン−1−イル]フェニル}−N−メチルアセトアミド(オリサストロビン)(CAS番号:248593−16−0)であってもよい。

0099

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、(2E)−2−(2−{[3−(4−クロロフェニル)−1−メチルピラゾール−5−イル]オキシメチル}フェニル)−3−メトキシアクリル酸メチル(ピラオキシストロビン)(CAS番号:862588−11−2)である。

0100

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、(2E)−3−メトキシ−2−{2−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジルオキシメチル]フェニル}アクリル酸メチル(ピコキシストロビン)(CAS番号:117428−22−5)である。

0101

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、ピラメタストロビンである。

0102

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、{2−クロロ−5−[(1E)−1−(6−メチル−2−ピリジルメトキシイミノ)エチルベンジルカルバミン酸メチル(ピリベンカルブ)(CAS番号:799247−52−2)である。

0103

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、トリクロピリカルブである。

0104

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、[2−[[[1−(4−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]オキシ]メチル]−フェニル]メトキシカルバミン酸メチルエステル(ピラクロストロビン)である。ピラクロストロビンは、例えば、Insignia(商標)(BASF社(26デイビス通り(Davis Drive)、リサーチトライアングルパークノースカロライナ州、27709)から入手可能)という商品名の製品として商業的に入手可能なものであってもよい。

0105

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、(E)−2−{2−[6−(2−シアノ−フェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ]フェニル}−3−メトキシ−アクリル酸メチル(アゾキシストロビン)である。アゾキシストロビンは、例えば、Heritage(商標)(Syngenta Crop Protection社(グリーンズボロ、ノースカロライナ州、27409)から入手可能)という商品名の製品として商業的に入手可能なものであってもよい。

0106

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、[(1E)−[2−[[6−(2−クロロフェノキシ)−5−フルオロ−4−ピリミジニル]オキシ]フェニル]−5,6−ジヒドロ−1,4,2−ジオキサジン−3−イル]メタノン−O−メチルオキシム](フルオキサストロビン)である。フルオキサストロビンは、例えば、Disarm(商標)(Arysta LifeScience North America社(15401ウエストパークウェイ(Weston Parkway)、150号室ケアリー、ノースカロライナ州、27513から入手可能)という商品名の製品として商業的に入手可能なものであってもよい。

0107

特定の実施形態では、QoI殺真菌剤は、(E,E)−α−(メトキシイミノ)−2((((1−(3−トリフルオロメチル)フェニル)エチリデン)−アミノ)オキシ)メチル)ベンゼン酢酸メチルエステル(トリフロキシストロビン)である。トリフロキシストロビンは、例えば、Compass(商標)(Bayer Environmental Science社、2T.W.アレキサンダー通り(Alexander Drive)、リサーチ・トライアングル・パーク、ノースカロライナ州、27709)から入手可能)という商品名の製品として商業的に入手可能なものであってもよい。

0108

他の実施形態では、本明細書に記載されているQoI殺真菌剤は、合成有機化学の技術分野で知られている従来の技術を用いて合成することができる。

0109

いくつかの実施形態では、他の活性薬剤は、式V:

0110

0111

(式中、
R3は、2−ピラジニル、3−ピリジル又は5−ピリミジニルであり、
R4は、フェニル、ピリジル、C1〜C12アルキル又はC3〜C8シクロアルキルであり、
R5は、トリフルオロメトキシフェニルテトラフルオロエトキシフェニルペンタフルオロエトキシフェニル、3,4−(ジフルオロメチレンジオキシ)フェニル又は2,2,4,4−テトラフルオロ−1,3−ベンゾジオキサニルであり、
Xは、水素ヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルキルチオ又は低級アルカノイルオキシである)
を有するクラスBのジベレリン生合成阻害剤(植物成長調整剤)又はその酸付加塩である。

0112

そのような化合物の例は、米国特許第4,002,628号に記載されている。

0113

特定の実施形態では、式Vの化合物は、以下の化学構造を有するフルルプリミドール(CAS番号:56425−91−3、分子式:C15H15F3N2O2)である。

0114

0115

フルルプリミドールは、以下の異名によっても知られている:
・(RS)−2−メチル−1−ピリミジン−5−イル−1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロパン−1−オール
・α−(1−メチルエチル)−α−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−5−ピリミジンメタノール
・α−イソプロピル−α−(p−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−5−ピリミジンメタノール、
・(RS)−2−メチル−1−ピリミジン−5−イル−1−(4−トリフルオロメトキシ)フェニルプロパン−2−オール、
・α−(1−メチルエチル)−α−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−5−ピリミジンメタノール、
・α−(1−メチルエチル)−α−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−5−ピリミジンメタノール、及び
・2−メチル−1−ピリミジン−5−イル−1−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]プロパン−1−オール。

0116

フルルプリミドールは、例えば、Cutless(商標)(SePRO社(米国のカーメル)から入手可能)という商品名の製品として商業的に得ることも、合成有機化学の技術分野で知られている従来の技術を用いて合成することもできる。

0117

いくつかの実施形態では、他の活性薬剤は、式VI:

0118

0119

(式中、
R6は、アルケニルアルキニル、又は、置換されていてもよいアラルキルであり、
Yは、

0120

0121

又は

0122

0123

であり、
R7は、シクロアルキル、アルキル又はハロアルキルであり、
R8は、水素、メチル又はアルケニルである)
を有するクラスBのジベレリン生合成阻害剤(植物の成長調整剤)又はそのエステルエーテル、酸付加塩又は金属複合体である。

0124

そのような化合物の例は、米国特許第4,243,405号に記載されている。

0125

特定の実施形態では、式VIの化合物は、以下の化学構造を有するパクロブトラゾール(CAS番号:76738−62−0、分子式:C15H20ClN3O)である。

0126

0127

パクロブトラゾールは、以下の異名によっても知られている:
・(+/−)−R*,R*−β−((4−クロロフェニル)メチル)−α−(1,1−ジメチルエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール
・(R*,R*)−β−[(4−クロロフェニル)メチル]−α(1,1−ジメチルエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール、
・(R*,R*)−β−[(4−クロロフェニル)メチル]−α−(1,1−ジメチルエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール、
・(R*,R*)−(+−)−b−[(4−クロロフェニル)メチル]−a−(1,1−ジメチルエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール、
・α−tert−ブチル−β−(4−クロロベンジル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール、
・(2RS,3RS)−1−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−ペンタン−3−オール、
・(αR,βR)−rel−β−[(4−クロロフェニル)メチル]−α−(1,1−ジメチルエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール、
・1−(4−クロロ−フェニル)−4,4−ジメチル−2−[1,2,4]トリアゾール−1−イル−ペンタン−3−オール、及び
・(R*,R*)−(+/−)−β−[(4−クロロフェニル)メチル]−α−(1,1−ジメチルエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール。

0128

パクロブトラゾールは、例えば、Trimmit(商標)(Syngenta Crop Protection社(米国ノースカロライナ州グリーンズボロ)から入手可能)という商品名の製品として商業的に得ることも、合成有機化学の技術分野で知られている従来の技術を用いて合成することもできる。

0129

[2]
いくつかの実施形態では、他の化学的殺真菌剤は、ベンズイミダゾールカルバミン酸メチルである。

0130

いくつかの実施形態では、他の化学的殺真菌剤は、ジカルボキシイミドである。

0131

[B]パラフィン油
パラフィン油は、植物(例えば、作物)の健康を促進するために有用な特性(例えば、殺真菌特性)を付与する。理論によって縛られたくはないが、パラフィン油は、植物において誘導全身抵抗性(ISR)応答、全身獲得抵抗性SAR)又は他の防御応答を誘発することができると考えられている。

0132

[1]
いくつかの実施形態では、パラフィン油は、パラフィン中に濃縮された油を含む。

0133

特定の実施形態では、パラフィン油は、12〜50個の炭素原子(例えば、12〜40個の炭素原子、16〜35個炭素原子、12〜21個の炭素原子、例えば、16〜35個の炭素原子)を有するパラフィンを含む。

0134

特定の実施形態では、パラフィン油は、約20(例えば16)以下の平均炭素原子数を有するパラフィンを含む。

0135

特定の実施形態では、パラフィン油は、16〜30、例えば23又は27の平均炭素原子数を有するパラフィンを含む。

0136

特定の実施形態では、パラフィン油は、16〜35個の炭素原子と、23の平均炭素原子数とを有するパラフィンを含む。

0137

特定の実施形態では、パラフィンは、イソパラフィン(例えば、2段階の激しい水素化分解水素異性化法で製造された合成イソパラフィン)である。

0138

いくつかの実施形態では、パラフィンは、パラフィン油中に少なくとも80%(例えば、少なくとも90%、少なくとも99%)の量で存在する。

0139

[2]
いくつかの実施形態では、パラフィン油は、植物損傷に関連する化合物、例えば、芳香族化合物又は硫黄窒素もしくは酸素を含有する化合物を除去するために精製されている。特定の実施形態では、パラフィン油は、比較的低濃度の芳香族化合物及び/又は硫黄、窒素もしく酸素を含有する化合物、例えば、10重量%未満(5重量%未満、2重量%未満、0.5重量%未満)の芳香族化合物及び/又は硫黄、窒素もしくは酸素を含有する化合物を含む。

0140

[3]
好適なパラフィン油の非限定的な例としては、HT60、HT100、High Flash Jet、LSRD及びN65DW(Petro−Canada社(カナダのアルバータ州カルガリー)から入手可能)が挙げられる。

0141

[C]乳化剤
いくつかの実施形態では、本組み合わせは、パラフィン油、乳化剤の両方及び水を含む。水中油型(O/W)エマルションとしてそのような組み合わせを貯蔵及び/又は施用することは有利であり得る。

0142

分散した液滴の表面に関連する過剰な自由エネルギーにより、エマルションは熱力学的に不安定になりやすく、そのため、粒子凝結し(分散した液滴もしくは粒子が凝集し)、その後、合体して(凝集体が融合してより大きな滴もしくは液滴になって)、界面エネルギーを低下させる傾向がある。これらの液滴が融合すると、エマルションは壊れ(すなわち相が分離し)、エマルションが損なわれ、それは場合によっては、本組み合わせの貯蔵寿命に有害となる可能性がある。理論によって縛られたくはないが、1種(以上)の乳化剤を添加することによりエマルションの「分解」を防止したり遅らせたりすることができると考えられている。当業者には理解されるように、特定の乳化剤の種類及び濃度は、とりわけ、エマルションの相の成分及び所望の結果によって決まる。

0143

[1]
いくつかの実施形態では、乳化剤は、「高速分解型(fast break)」もしくは「急速分解型(quick break)」乳化剤である。理論によって縛られたくはないが、「高速分解型」もしくは「急速分解型」乳化剤は、例えば、真菌病原体との接触のために芝草に施用されるとO/Wエマルションからパラフィン油を素早く放出することができる。「高速分解型」もしくは「急速分解型」乳化剤が好適な量(例えば、パラフィン油に対して選択された割合又は比率)で存在する場合、得られる「高速分解型」もしくは「急速分解型」O/Wエマルションは、芝草に施用されると油相を素早く放出する。従って、当該O/Wエマルションの芝の葉からの流出は、(より安定なO/Wエマルションと比べて)少なくなり、その結果、より長い時間にわたってより多くの油が芝草に付着して、例えば関連する真菌病原体がより有効に接触及び制御される。特定の実施形態では、油相は、1時間以上の期間にわたって芝草に残存する。特定の実施形態では、油相は、1時間以上であって30日以下の期間にわたって芝草に残存する。特定の実施形態では、「高速分解型」もしくは「急速分解型」エマルションは、例えば、水と混合した後に以下の試験に従って0.5〜15分で再構成される油相を有するエマルションであってもよい:
1.100mLのメスシリンダー水道水充填する。
2.1mLの乳化油を添加する。
3.メスシリンダーを5回逆さにする。
4.ストップウォッチと人間の観察によって、逆さにした後に油相が再構成されるまでに要した時間を測定する(工程3)。

0144

いくつかの実施形態では、油相は、例えば、上記試験に従って、2分〜5分で再構成される。場合によっては、O/Wエマルションの「高速分解型」もしくは「急速分解型」特性と、好適な貯蔵条件で好適な期間にわたる好適な貯蔵寿命を有するO/Wエマルションを提供する必要性とのバランスが図られる。

0145

[2]
いくつかの実施形態では、乳化剤は、天然もしくは合成のエトキシル化アルコール、アルコキシル化アルコール、アルキル多糖、オレイン酸グリセリン、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロック共重合体、エトキシル化アルキルフェノール、高分子界面活性剤、ポリエチレングリコール、エトキシル化ソルビタン脂肪酸エステル又はそれらの任意の組み合わせのうちの1種(以上)である(又はそれらを含む)。

0146

特定の実施形態では、乳化剤は、天然もしくは合成のエトキシル化アルコール、高分子界面活性剤、ソルビタン脂肪酸エステル又はそれらの任意の組み合わせである(又はそれらを含む)。

0147

特定の実施形態では、天然もしくは合成のエトキシル化アルコールは、ポリオキシエチレン(4〜12)ラウリルエーテル(C12)、ポリオキシエチレン(10)セチルエーテル(C16)、ポリオキシエチレン(10)ステアリルエーテル(C18)、ポリオキシエチレン(10)オレイルエーテル(C18一不飽和)、ポリオキシエチレン(2〜11)C12〜C15アルコール、ポリオキシエチレン(3〜9)C11〜C14アルコール、ポリオキシエチレン(9)C12〜C14アルコール、ポリオキシエチレン(11)C16〜C18アルコール、ポリオキシエチレン(20)C12〜C15アルコール又はそれらの任意の組み合わせである。例えば、天然もしくは合成のエトキシル化アルコールは、ポリオキシエチレン(4〜7)ラウリルエーテル(C12)、ポリオキシエチレン(10)セチルエーテル(C16)、ポリオキシエチレン(2〜11)C12〜C15アルコール、ポリオキシエチレン(3〜9)C11〜C14アルコール、ポリオキシエチレン(9)C12〜C14アルコール又はそれらの任意の組み合わせであってもよい。別の例では、アルコキシル化アルコールは、ブチルエーテル=ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロック共重合体であってもよい。

0148

特定の実施形態では、乳化剤は、アルキル多糖、例えば、C8〜C11アルキル多糖又はそれらの任意の組み合わせである(又はそれらを含む)。

0149

特定の実施形態では、乳化剤は、オレイン酸グリセリン、例えば、モノリオレイン酸グリセリン、ジオレイン酸グリセリン、トリオレイン酸グリセリン又はそれらの任意の組み合わせである(又はそれらを含む)。

0150

特定の実施形態では、乳化剤は、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロック共重合体、例えば、1100〜約11400の分子量(又は相対モル質量)と、10〜80%のエチレンオキシド(EO)とを有するポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロック共重合体である(又はそれを含む)。

0151

特定の実施形態では、乳化剤は、エトキシル化アルキルフェノール、例えば、エトキシル化ノニルフェノール、エトキシル化ドデシルフェノール又はそれらの任意の組み合わせである(又はそれらを含む)。例えば、エトキシル化ノニルフェノールは、ポリオキシエチレン(2〜8)ノニルフェノールであってもよい。

0152

特定の実施形態では、乳化剤は、高分子界面活性剤、例えば、グラフト共重合体ランダム共重合体又はそれらの任意の組み合わせである(又はそれらを含む)。例えば、グラフト共重合体は、ポリメタクリル酸及びポリオキシエチレン鎖を有するアクリルラートであってもよい。例えば、ランダム共重合体は、エステル及びエーテル基を有するランダム共重合体であってもよい。

0153

特定の実施形態では、乳化剤は、ポリエチレングリコール、例えば、200〜8000の分子量(「MW」)(又は相対モル質量)を有するポリエチレングリコール、例えば、MWが400のジオレイン酸ポリエチレングリコール又はMWが600のジオレイン酸ポリエチレングリコールである(又はそれらを含む)。

0154

特定の実施形態では、乳化剤は、エトキシル化ソルビタン脂肪酸エステル、例えば、ポリオキシエチレン(20)トリステアリンソルビタン、ポリオキシエチレン(20)モノオレイン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン(5)モノオレイン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン(20)トリオレイン酸ソルビタン又はそれらの任意の組み合わせである(又はそれらを含む)。例えば、ソルビタン脂肪酸エステルは、トリステアリン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン又はそれらの任意の組み合わせであってもよい。

0155

特定の実施形態では、乳化剤は、エトキシル化アルキルフェノール、エトキシル化アルコールとオレイン酸グリセリンとの混合物又はそれらの任意の組み合わせである(又はそれらを含む)。

0156

特定の実施形態では、乳化剤は、エトキシル化アルコールとオレイン酸グリセリンとの混合物、例えば、C10〜C16エトキシル化アルコールとオレイン酸グリセリンとの組み合わせ、又はポリオキシエチレンラウリルエーテル、C10〜C16エトキシル化アルコールとオレイン酸グリセリン、又は第一級C5〜C20炭素鎖を有し、かつ平均で約2〜約7個のエトキシル化基を有するエトキシル化アルコール類とオレイン酸グリセリン、又はポリオキシエチレン(11)C16〜18アルコールである(又はそれらを含む)。

0157

特定の実施形態では、乳化剤は、トリステアリン酸ソルビタンである(又はそれを含む)。

0158

好適な乳化剤の非限定的な例としては、AL3149(Uniqema社から入手可能)、AL3313(Uniqema社から入手可能)、PC Emuls Green(Petro−Canada社(カナダのアルバータ州カルガリー)から入手可能)、Lutensol(商標)AT11(BASF社から入手可能)、SPAN65(Uniqema社から入手可能)、及びS−MAZ(商標)65K(BASF社から入手可能)が挙げられる。

0159

[3]
いくつかの実施形態では、パラフィン油の乳化剤に対する重量比は、10:1〜500:1(例えば、98:2〜99.9:0.1、98:2〜99.5:0.5)である。例えば、パラフィン油の乳化剤に対する重量比は、95:5、98:2、98.5:1.5、99:1、99.5:0.5であってもよい。

0160

[D]顔料
いくつかの実施形態では、本組み合わせは、1種(以上)の顔料を含んでもよい。顔料は、処置される植物(例えば、芝草)に色を提供することができ、かつ/又はいくつかの実施形態では、顔料及びパラフィン油は、植物の健康を促進するのに(例えば、植物の真菌病原体を制御する、例えば、国際公開第2009/155693号を参照)、より高い相加効果を示すことができる。

0161

いくつかの実施形態では、顔料は、水性顔料分散系である。

0162

いくつかの実施形態では、顔料は、油性顔料分散系である。

0163

いくつかの実施形態では、顔料は、フタロシアニン化合物である。

0164

特定の実施形態では、顔料は、無金属フタロシアニン化合物である。特定の実施形態では、顔料は、ハロゲン化無金属フタロシアニン、例えば、ポリ塩化無金属フタロシアニンである。

0165

特定の実施形態では、顔料は、金属フタロシアニン化合物である。

0166

特定の実施形態では、顔料は、銅フタロシアニンである。

0167

特定の実施形態では、銅フタロシアニンは、非ハロゲン化銅フタロシアニン、例えば、非塩素化銅フタロシアニンである。一例では、顔料は、フタロシアニンブルーBN(CAS:147−14−8)であってもよい。

0168

特定の実施形態では、銅フタロシアニンは、ハロゲン化銅フタロシアニンである。一例では、顔料は、フタロシアニングリーン6G(CAS:14302−13−7)であってもよい。別の例では、顔料は、ポリ塩化銅(II)フタロシアニン、例えば、フタロシアニングリーンG(CAS:1328−45−6及び1328−53−6)であってもよい。

0169

好適な顔料の非限定的な例としては、Sunsperse(商標)グリーン7(水に分散させたピグメントグリーン7、Sun Chemical社Performance Pigments(米国オハイオシンシナティ)から入手可能)、Sunsperse(商標)EXP006−102及び006−95B(油に分散させたピグメントグリーン7、Sun Chemical社Performance Pigments(米国オハイオ州シンシナティ)から入手可能)、ならびにピグメントグリーン7粉末(Hercules Exports社(インドのムンバイ)から入手可能)が挙げられる。

0170

[E]シリコーン界面活性剤
いくつかの実施形態では、1種以上の顔料をさらに含む組み合わせ中に1種(以上)のシリコーン界面活性剤をさらに含むと有利であり得る。

0171

[1]
いくつかの実施形態では、シリコーン界面活性剤は、シリコーンポリエーテルである(又はそれを含む)。

0172

特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、水素末端基(Hでキャップされた)、メチル末端基(CH3でキャップされた)又はアセチル末端基(COCH3でキャップされた)を有する好適なアルコキシ基を有するシリコーンポリエーテルである(又はそれを含む)。特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、水素末端基(Hでキャップされた)、メチル末端基(CH3でキャップされた)又はアセチル末端基(COCH3でキャップされた)を有する好適なアルコキシ基を有するトリシロキサンである(又はそれを含む)。

0173

特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、式I:

0174

0175

(式中、RはH、CH3又はCOCH3であり、xは1〜24であり、nは0又は1以上である)
のシリコーンポリエーテルである(又はそれを含む)。

0176

特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、RがHであり、xが1〜24であり、かつnが0である式Iのシリコーンポリエーテル、例えば、nが0であり、xが1〜24であり、xの平均が8〜10であり、かつRがHである式Iのシリコーンポリエーテルである(又はそれを含む)。

0177

特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、RがHであり、xが1〜24であり、かつnが1以上である式Iのシリコーンポリエーテルである(又はそれを含む)。

0178

特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、RがCH3であり、xが1〜24であり、かつnが0である式Iのシリコーンポリエーテルである(又はそれを含む)。

0179

特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、RがCH3であり、xが1〜24であり、かつnが1以上である式Iのシリコーンポリエーテルである(又はそれを含む)。

0180

特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、RがCOCH3であり、xが1〜24であり、かつnが0である式Iのシリコーンポリエーテル、例えば、nが0であり、xが1〜24であり、xの平均が8〜10であり、かつRがCOCH3である式Iのシリコーンポリエーテルである(又はそれを含む)。

0181

特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、RがCOCH3であり、xが1〜24であり、かつnが1以上である式Iのシリコーンポリエーテルである(又はそれを含む)。

0182

特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、例えば、200〜6000の分子量(又は相対モル質量)を有するHでキャップされたジメチルメチル(ポリエチレンオキシドシリコーン高分子化合物である(又はそれを含む)。

0183

特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、式II:

0184

0185

(式中、cは2〜16であり、bは2〜70である)
のシリコーンポリエーテルである(又はそれを含む)。特定の実施形態では、bの平均は44である。特定の実施形態では、cの平均は10である。特定の実施形態では、bの平均は44であり、cの平均は10である。

0186

特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、Hでキャップされたトリシロキサン、例えば、式III:

0187

0188

(式中、dは1〜24である)
のシリコーンポリエーテルである(又はそれを含む)。特定の実施形態では、dは1〜20である。特定の実施形態では、dの平均は8〜10(例えば、8)である。

0189

特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、水素末端基と1つのペンダントポリエチレンオキシド基とを含むシリコーンコポリオールであり(又はそれを含み)、かつ約600〜約1000ダルトンの平均分子量を有する。特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、水素末端基(H末端)を有するエトキシル化アルキル基を有する、例えば、1〜20の範囲の複数のエトキシル化基を有するトリシロキサンである(又はそれを含む)。特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、メチル(プロピル水酸化物、エトキシル化)ビス(トリメチルシロキシシラン、例えば、ジメチルメチル(ポリエチレンオキシド)シリコーン高分子化合物である(又はそれを含む)。

0190

[2]
いくつかの実施形態では、シリコーン界面活性剤の市販製剤は、少量のポリエチレングリコール(PEG)又は他の低分子量ポリジメチルシロキサン(PDMS)を含有していても含有していなくてもよい。

0191

いくつかの実施形態では、シリコーン界面活性剤は、ポリエチレングリコールをさらに含む。

0192

特定の実施形態では、ポリエチレングリコールは、式IV:

0193

0194

(式中、R1はH又はCH2=CH−CH2又はCOCH3であり、R2はH又はCH2=CH−CH2又はCOCH3であり、fは1以上である)
のポリエチレングリコールである(又はそれを含む)。

0195

特定の実施形態では、ポリエチレングリコールは、例えば、300ダルトン〜1500ダルトンの比較的低い分子量を有する。特定の実施形態では、ポリエチレングリコールは、低分子量ポリエチレングリコールアリルエーテル、例えば、約300〜約600ダルトンの平均分子量と、8〜10の平均エチレンオキシド(EO)単位を有する1〜20モルのエチレングリコールとを有する低分子量ポリエチレングリコールモノアリルエーテルである。

0196

特定の実施形態では、ポリエチレングリコールは、R1がCH2=CH−CH2であり、R2がHであり、fが1〜20であり、かつfの平均が=8である式IVのポリエチレングリコール、R1がCH2=CH−CH2又はCOCH3であり、かつR2がCOCH3である式IVのポリエチレングリコール、R1がCH2=CH−CH2であり、かつR2がHである式IVのポリエチレングリコール又はそれらの任意の組み合わせである(又はそれらを含む)。

0197

特定の実施形態では、ポリエチレングリコールは、R1がCH2=CH−CH2又はCOCH3であり、かつR2がCOCH3である式IVのポリエチレングリコール、R1がCH2=CH−CH2であり、かつR2がHである式IVのポリエチレングリコール又はそれらの任意の組み合わせである(又はそれらを含む)。

0198

特定の実施形態では、ポリエチレングリコールは、R1がCH2=CH−CH2であり、R2がHであり、fが1〜20であり、かつfの平均が8である式IVのポリエチレングリコールである(又はそれを含む)。

0199

特定の実施形態では、ポリエチレングリコールは、R1がCH2=CH−CH2又はCOCH3であり、R2がCOCH3である式IVのポリエチレングリコールである(又はそれを含む)。

0200

特定の実施形態では、ポリエチレングリコールは、R1がCH2=CH−CH2であり、かつR2がHである式IVのポリエチレングリコールである(又はそれを含む)。

0201

好適なポリエチレングリコールの非限定的な例としては、Polyglykol A500(Clariant社から入手可能)が挙げられる。

0202

特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤は、10〜30重量%の本明細書中のどこかに記載されているポリエチレングリコールを含む。

0203

[3]
好適なシリコーン界面活性剤の非限定的な例としては、Sylgard(商標)309(Dow Corning社(米国ミシガンミッドランド)から入手可能)、Silfsurf(商標)A008−UP(Siltech社(カナダオンタリオトロント)から入手可能)、LambentMFF 199 SW(Lambent Technologies社(米国イリノイ州ガーニー)から入手可能)及びLambent MFF 159-100(Lambent Technologies社(米国イリノイ州ガーニー)から入手可能)が挙げられる。

0204

[F]沈降防止剤
いくつかの実施形態では、本組み合わせは、分散系に懸濁された固体重力の影響を受けて沈降する可能性を減らす1種(以上)の「沈降防止剤」を含んでもよい。

0205

いくつかの実施形態では、沈降防止剤は、金属酸化物及び/又は有機修飾された粘土である(又はそれらを含む)。

0206

いくつかの実施形態では、沈降防止剤は、金属酸化物である(又はそれを含む)。

0207

特定の実施形態では、沈降防止剤は、ヒュームド金属酸化物及び/又は沈降金属酸化物である(又はそれらを含む)。

0208

特定の実施形態では、沈降防止剤は、以下の形態のシリカ沈殿シリカ(例えば、未処理の沈殿シリカ)又はヒュームドシリカ(例えば、未処理のヒュームドシリカ)のうちの1種以上である(又はそれらを含む)。本明細書に使用されている「未処理のヒュームドシリカ」という用語などは、親水性ヒュームドシリカを指すように使用される。本明細書に使用されている「処理済みのヒュームドシリカ」という用語などは、疎水性ヒュームドシリカを指すように使用される。

0209

いくつかの実施形態では、沈降防止剤は、有機修飾された粘土である(又はそれを含む)。特定の実施形態では、沈降防止剤は、以下の有機修飾された粘土:有機修飾されたスメクタイト粘土、有機修飾されたヘクトライト粘土、有機修飾されたベントナイト粘土、有機修飾されたモンモリロナイト粘土及び有機修飾されたアタパルジャイト粘土のうちの1種以上である(又はそれらを含む)。

0210

特定の実施形態では、有機修飾された粘土は、化学的活性化剤によって活性化される。

0211

特定の実施形態では、化学的活性化剤は、低分子量の極性有機化合物、例えば、低分子量ケトン低分子量アルコール及び炭酸プロピレンからなる群から選択される少なくとも1種の化合物を含む。

0212

特定の実施形態では、化学的活性化剤は、水と、低分子量ケトン、低分子量アルコール及び炭酸プロピレンからなる群から選択される少なくとも1種の化合物とを含む。

0213

特定の実施形態では、化学的活性化剤は、低分子量ケトン、又は低分子量ケトン及び水(例えば、95/5の重量比の低分子量ケトン及び水)を含む。低分子量ケトンの例はアセトンである。

0214

特定の実施形態では、化学的活性化剤は、低分子量アルコール、又は低分子量アルコール及び水(例えば、95/5の重量比の低分子量アルコール及び水)を含む。低分子量アルコールの例としては、メタノール又はエタノールが挙げられる。

0215

特定の実施形態では、化学的活性化剤は、炭酸プロピレン、又は炭酸プロピレン及び水(例えば、95/5の重量比の炭酸プロピレン及び水)を含む。

0216

[G]水
いくつかの実施形態では、本組み合わせは、水をさらに含んでもよい。

0217

いくつかの実施形態では、顔料を、本組み合わせの残りの成分に添加する前に水に分散させ(典型的には、水は顔料に対して1:1の重量%である)、その結果、例えば、本組み合わせ中に3重量部の水が存在する。

0218

いくつかの実施形態では、本組み合わせは、例えば希釈液として、例えば、本組み合わせを植物(例えば、芝草)に施用する前に添加される希釈液として、水をさらに含んでもよい。

0219

いくつかの実施形態では、本組み合わせは、上記水の両供給源をさらに含んでもよい。

0220

いくつかの実施形態では、水は、蒸留水及び/又は低ミネラル電解含有量を有する他の水である。

0221

[H]他の成分
いくつかの実施形態では、本組み合わせは、作物保護の分野における組成物の調製のための通常の添加剤もしくは補助剤である1種以上の他の成分及び/又は(例えば、本組み合わせの活性及び/又は全体的な性能に実質的に影響を与え得ない)不活性な成分及び/又は1種以上の他の有効成分をさらに含む。一例では、本組み合わせは、商業的に入手可能な従来の化学的殺真菌剤中に存在し得る通常の添加剤もしくは補助剤をさらに含んでもよい。

0222

いくつかの実施形態では、本組み合わせは、上記項[A]〜[G]に記載されている成分の組み合わせのみを含む。

0223

特定の実施形態では、本組み合わせは、作物保護の分野における組成物の調製のための通常の添加剤もしくは補助剤である1種以上の他の成分及び/又は(例えば、本組み合わせの活性及び/又は全体的な性能に実質的に影響を与え得ない)不活性な成分及び/又は従来の化学的殺真菌剤以外の1種以上の他の有効成分を含まない。

0224

特定の実施形態では、本組み合わせは、作物保護の分野における組成物の調製のための通常の添加剤もしくは補助剤である1種以上の他の成分及び/又は(例えば、本組み合わせの活性及び/又は全体的な性能に実質的に影響を与え得ない)不活性な成分及び/又は従来の化学的殺真菌剤以外の1種以上の他の有効成分を含んでいない(例えば、本組み合わせは、芝生の分野又は作物保護の分野における組成物の調製のための通常の添加剤もしくは補助剤である5%未満、4%未満、3%未満、2%未満、1%未満(w/wもしくはw/v)の1種以上の他の成分及び/又は(例えば、本組み合わせの活性及び/又は全体的な性能に実質的に影響を与え得ない)不活性な成分及び/又は従来の化学的殺真菌剤以外の1種以上の他の有効成分を含有する)。

0225

いくつかの実施形態では、本組み合わせは、作物保護の分野における組成物の調製のための通常の添加剤もしくは補助剤である1種以上の他の成分及び/又は(例えば、本組み合わせの活性及び/又は全体的な性能に実質的に影響を与え得ない)不活性な成分及び/又は従来の化学的殺真菌剤以外の1種以上の他の有効成分を実質的に含んでいない(例えば、本組み合わせは、0.5%未満、0.2未満、0.1未満、0.05%未満(w/wもしくはw/v)を含有し、芝生の分野又は作物保護における組成物の調製のための通常の添加剤もしくは補助剤である検出可能な量の1種以上の他の成分及び/又は(例えば、本組み合わせの活性及び/又は全体的な性能に実質的に影響を与え得ない)不活性な成分及び/又は従来の化学的殺真菌剤以外の1種以上の他の成分を含んでいない。

0226

II.成分の非限定的な組み合わせ
[A]単一の組成物を含む組み合わせ
[1]
いくつかの実施形態では、本組み合わせは、単一の組成物の形態(例えば、本組成物を植物、例えば芝草に施用するのに適した貯蔵用パックもしくは容器に入れられている)であってもよい。本明細書では、希釈水非存在下で、これらの組成物を(限定されるものではないが、例えば、量又は施用方式に関して)1パック製剤もしくは濃縮物と呼ぶことがある。

0227

いくつかの実施形態では、本組成物は、1種(以上)のパラフィン油を含み、パラフィン油は、上記項[I][B][1]、[I][B][2]及び[I][B][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい。

0228

いくつかの実施形態では、本組み合わせは、(限定されるものではないが)以下のうちの1つ以上をさらに含む:
(ii)項[I][A][1]及び/又は[I][A][2]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の従来の化学的殺真菌剤(例えば、1種以上のDMI殺真菌剤及び/又は1種以上のQoI殺真菌剤)、
(iii)上記項[I][C][1]、[I][C][2]及び[I][C][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の乳化剤、
(iv)上記項[I][D]に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の顔料、
(v)上記項[I][E][1]、[I][E][2]及び[I][E][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)のシリコーン界面活性剤、
(vi)上記項[I][D]に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の沈降防止剤、及び
(vii)項[I][H]に記載されている1種(以上)の成分。

0229

いくつかの実施形態では、本組成物は、(i)及び(iii)を含む。

0230

いくつかの実施形態では、本組成物は、(i)、(iii)及び(vi)を含む。

0231

いくつかの実施形態では、本組成物は、(i)、(iii)、(iv)及び(v)を含む。

0232

いくつかの実施形態では、本組成物は、(i)、(iii)、(iv)、(v)及び(vi)を含む。

0233

いくつかの実施形態では、本組成物は、(i)、(ii)及び(iii)を含む。

0234

いくつかの実施形態では、本組成物は、(i)、(ii)、(iii)及び(vi)を含む。

0235

いくつかの実施形態では、本組成物は、(i)、(ii)、(iii)、(iv)及び(v)を含む。

0236

いくつかの実施形態では、本組成物は、(i)、(ii)、(iii)、(iv)、(v)及び(vi)を含む。

0237

[2]濃縮物
項[II][A][1]に記載されている実施形態のうちのいくつかでは、以下のうちの1つ以上が当てはまる
(2−a)パラフィン油の乳化剤に対する重量比は、10:1〜500:1(例えば、45:1〜55:1、例えば、49:1、50:1)である、
(2−b)パラフィン油の顔料に対する重量比は、1:5〜100:1(例えば、25:1〜35:1、例えば、28:1、30:1)である、
(2−c)顔料のシリコーン界面活性剤に対する重量比は、2:1〜50:1(例えば、3:1〜6:1、例えば、4.5:1)である、
(2−d)パラフィン油の従来の化学的殺真菌剤(例えば、1種以上のDMI殺真菌剤及び/又は1種以上のQoI殺真菌剤)に対する重量比は、2:1〜10000:1(例えば、100:1〜160:1、90:1〜120:1、例えば、111:1、110:1、130:1〜150:1、例えば、139:1、140:1)である。

0238

特定の実施形態では、(2−a)が当てはまるか、(2−a)、(2−b)及び(2−c)が当てはまるか、(2−b)及び(2−c)が当てはまる。特定の実施形態では、(2−d)は、(2−a)、(2−b)及び(2−c)の上に列挙した組み合わせのうちの任意の1つにさらに当てはまる。

0239

項[II][A][1]に記載されている実施形態のうちのいくつかでは、以下のうちの1つ以上が当てはまる:
(2−aa)当該濃縮物は、50〜300重量部(例えば200〜300、例えば260、例えば50〜150、例えば100重量部)のパラフィン油を含む、
(2−bb)当該濃縮物は、1〜10重量部(例えば、3〜7、例えば、5、例えば、1〜5、例えば、1.9、例えば、2重量部)の乳化剤を含む、
(2−cc)当該濃縮物は、1〜15重量部(例えば、7〜11、例えば、9、例えば、2〜5、例えば、3.5重量部)の顔料を含む、
(2−dd)当該濃縮物は、0.1〜10重量部(例えば、0.5〜1、例えば、0.8、例えば、例えば、2〜5、例えば、3.1重量部)のシリコーン界面活性剤を含む、
(2−ee)当該濃縮物は、0.5〜20重量部(例えば6〜10、例えば8、例えば2〜5、例えば3.1重量部)の沈降防止剤を含む、又は
(2−ff)当該濃縮物は、0.01〜10重量部(例えば0.5〜1、例えば0.8、例えば1〜3、例えば2重量部)の従来の化学的殺真菌剤を含む。

0240

特定の実施形態では、(2−aa)及び(2−bb)が当てはまるか、(2−cc)及び(2−dd)が当てはまるか、(2−aa)、(2−bb)及び(2−ff)が当てはまるか、(2−cc)、(2−dd)及び(2−ff)が当てはまるか、(2−aa)、(2−bb)、(2−cc)及び(2−dd)が当てはまるか、(2−aa)、(2−bb)、(2−cc)、(2−dd)及び(2−ff)が当てはまる。特定の実施形態では、(2−ee)は、上に列挙した実施形態のうちのいずれかにさらに当てはまる。

0241

いくつかの実施形態では、(2−a)及び(2−d)のうちの1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を、(2−aa)及び(2−ff)のうちの1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上と組み合わせることができる。

0242

いくつかの実施形態では、本明細書に記載されている本組み合わせの他の成分への添加のために、適合可能な油、例えばパラフィン油、例えば本明細書に記載されている殺真菌特性を提供するために使用されるものと同じパラフィン油中に顔料を分散させる。特定の実施形態では、例えば、油性の組み合わせ中に顔料を安定化させるために、シリコーン界面活性剤及び/又は乳化剤及び/又は沈降防止剤を含めることができる。

0243

例えば、残りの成分と混合する前に、ポリ塩化銅(II)フタロシアニンをパラフィン油、例えばN65DW(Petro−Canada社から入手可能)に分散させて、約18%のポリ塩化銅(II)フタロシアニン(SUNSPERSE(R) EXP 006-102、Sun Chemical社Performance Pigments(米国オハイオ州シンシナティ)から入手可能)を得ることができる。特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤及び/又は乳化剤及び/又は沈降防止剤を含めることができる。理論によって縛られたくはないが、これらの成分の添加により、例えば芝草への施用中にポリ塩化銅(II)フタロシアニンが懸濁液から分離するのを実質的に防ぐための殺真菌製剤内の分子間の親水性及び親油性バランスを得ることができると考えられている。

0244

項[II][A][1]に記載されている実施形態のうちのいくつかでは、本組成物は、Civitas(商標)1パック中に存在する成分と、本明細書中のどこかに記載されている商業的に入手可能な従来の化学的殺真菌剤中に存在する成分とを含む。

0245

[3]
項[II][A][1]及び[II][A][2]に記載されている実施形態のうちのいくつかでは、本組成物は水をさらに含む。特定の実施形態では、希釈していない組成物の水に対する重量%比は、1:1〜1:100(例えば、1〜50、1〜30、1〜20、1〜15)である。特定の実施形態では、希釈した組成物中のパラフィン油の重量%は、2〜50重量%(例えば、15%)である。特定の実施形態では、本組成物は、本明細書中のどこかに記載されている水中油型エマルションの形態である。

0246

いくつかの実施形態では、本明細書に記載されている組み合わせの他の成分に添加するために、顔料を水に分散させる。特定の実施形態では、例えば、油性/水性の組み合わせ中に顔料を安定化させるために、シリコーン界面活性剤及び/又は乳化剤及び/又は沈降防止剤を含めることができる。

0247

例えば、残りの成分と混合する前に、ポリ塩化銅(II)フタロシアニンを水に分散させて、約40%のポリ塩化銅(II)フタロシアニン(SUNSPERSE(R) GREEN 7、Sun Chemical社Performance Pigments(米国オハイオ州シンシナティ)から入手可能)を得ることができる。特定の実施形態では、シリコーン界面活性剤及び/又は乳化剤及び/又は沈降防止剤を含めることができる。理論によって縛られたくはないが、これらの成分の添加により、例えば芝草への施用中にポリ塩化銅(II)フタロシアニンが懸濁液から分離するのを実質的に防ぐための分子間ネットワークを得ることができると考えられている。

0248

[B]2種以上の組成物を含む組み合わせ
[1]
いくつかの実施形態では、本組み合わせは、それぞれが項[I][A]〜[I][F]及び[I][H]に記載されている成分のうちの1種以上を含有する2種以上の別々に入れられた(例えば、包装された)組成物を含む。希釈水の非存在下で、これらの実施形態を(必要に応じて、限定されるものではないが、例えば量又は施用方式に関して)2パック及び3パック製剤、組成物もしくは濃縮物と呼ぶことがある。

0249

いくつかの実施形態では、本組み合わせは、第1の別々に入れられた組成物と、第2の別々に入れられた組成物とを含み、ここでは、
(1)第1の別々に入れられた組成物は、
・上記項[I][B][1]、[I][B][2]及び[I][B][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)のパラフィン油と、
・項[I][A][1]及び/又は[I][A][2]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の従来の化学的殺真菌剤(例えば、1種以上のDMI殺真菌剤及び/又は1種以上のQoI殺真菌剤)と、
・上記項[I][C][1]、[I][C][2]及び[I][C][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の乳化剤と、
を含み、
(2)第2の別々に入れられた組成物は、
・上記項[I][D]に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の顔料と、
・上記項[I][E][1]、[I][E][2]及び[I][E][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)のシリコーン界面活性剤と、
を含む。

0250

いくつかの実施形態では、本組み合わせは、第1の別々に入れられた組成物と、第2の別々に入れられた組成物とを含み、ここでは、
(1)第1の別々に入れられた組成物は、
・上記項[I][B][1]、[I][B][2]及び[I][B][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)のパラフィン油と、
・上記項[I][C][1]、[I][C][2]及び[I][C][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の乳化剤と、
・上記項[I][D]に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の顔料と、
・上記項[I][E][1]、[I][E][2]及び[I][E][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)のシリコーン界面活性剤と、
・上記項[I][D]に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の沈降防止剤と、
を含み、
(2)第2の別々に入れられた組成物は、
・項[I][A][1]及び/又は[I][A][2]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の従来の化学的殺真菌剤(例えば、1種以上のDMI殺真菌剤及び/又は1種以上のQoI殺真菌剤)
を含む。

0251

いくつかの実施形態では、本組み合わせは、第1の別々に入れられた組成物と、第2の別々に入れられた組成物とを含み、ここでは、
(1)第1の別々に入れられた組成物は、
・上記項[I][B][1]、[I][B][2]及び[I][B][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)のパラフィン油と、
・上記項[I][C][1]、[I][C][2]及び[I][C][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の乳化剤と、
を含み、
(2)第2の別々に入れられた組成物は、
・項[I][A][1]及び/又は[I][A][2]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の従来の化学的殺真菌剤(例えば、1種以上のDMI殺真菌剤及び/又は1種以上のQoI殺真菌剤)と、
・上記項[I][D]に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の顔料と、
・上記項[I][E][1]、[I][E][2]及び[I][E][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)のシリコーン界面活性剤と、
を含む。

0252

いくつかの実施形態では、本組み合わせは、第1の別々に入れられた組成物と、第2の別々に入れられた組成物とを含み、ここでは、
(1)第1の別々に入れられた組成物は、
・上記項[I][B][1]、[I][B][2]及び[I][B][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)のパラフィン油と、
・上記項[I][C][1]、[I][C][2]及び[I][C][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の乳化剤と、
を含み、
(2)第2の別々に入れられた組成物は、
・上記項[I][D]に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の顔料と、
・上記項[I][E][1]、[I][E][2]及び[I][E][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)のシリコーン界面活性剤と、
を含む。

0253

いくつかの実施形態では、本組み合わせは、第1の別々に入れられた組成物と、第2の別々に入れられた組成物と、第3の別々に入れられた組成物とを含み、ここでは、
(1)第1の別々に入れられた組成物は、
・上記項[I][B][1]、[I][B][2]及び[I][B][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)のパラフィン油と、
・上記項[I][C][1]、[I][C][2]及び[I][C][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の乳化剤と、
を含み、
(2)第2の別々に入れられた組成物は、
・上記項[I][D]に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の顔料と、
・上記項[I][E][1]、[I][E][2]及び[I][E][3]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)のシリコーン界面活性剤と、
を含み、
(3)第3の別々に入れられた組成物は、
・項[I][A][1]及び/又は[I][A][2]のうちの任意の1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を含んでもよい1種(以上)の従来の化学的殺真菌剤(例えば、1種以上のDMI殺真菌剤及び/又は1種以上のQoI殺真菌剤)
を含む。

0254

[2]2種以上の組成物(濃縮物)を有する組み合わせ中の成分量
項[II][B][1]に記載されている実施形態のうちのいくつかでは、以下のうちの1つ以上が当てはまる:
(2−aaa)パラフィン油の乳化剤に対する重量比は、10:1〜500:1(例えば、45:1〜55:1、例えば、49:1、50:1)である、
(2−bbb)ある組成物中のパラフィン油の(同一もしくは異なる組成物中の)顔料に対する重量比は、1:5〜100:1(例えば、25:1〜35:1、例えば、28:1、30:1)である、
(2−ccc)顔料のシリコーン界面活性剤に対する重量比は、2:1〜50:1(例えば、3:1〜6:1、例えば、4.5:1)である、
(2−ddd)ある組成物中のパラフィン油の重量比と、同一もしくは異なる組成物中のパラフィン油の従来の化学的殺真菌剤(例えば、1種以上のDMI殺真菌剤及び/又は1種以上のQoI殺真菌剤)に対する重量比は、2:1〜10,000:1(例えば、100:1〜160:1、90:1〜120:1、例えば、111:1、110:1、130:1〜150:1、例えば、139:1、140:1)である。

0255

特定の実施形態では、(2−aaa)が当てはまるか、(2−aaa)、(2−bbb)及び(2−ccc)が当てはまるか、(2−bbb)及び(2−ccc)が当てはまる。特定の実施形態では、(2−ddd)は、(2−aaa)、(2−bbb)及び(2−ccc)の上に列挙した組み合わせのうちのいずれか1つにさらに当てはまる。

0256

項[II][B][1]に記載されている実施形態のうちのいくつかでは、以下のうちの1つ以上が当てはまる:
(2−aaaa)本組成物(濃縮物)は、50〜300(例えば、100)重量部のパラフィン油を含む、
(2−bbbb)本組成物(濃縮物)は、1〜10(例えば、1.9、例えば、2)重量部の乳化剤を含む、
(2−cccc)本組成物(濃縮物)は、1〜10(例えば、3.5)重量部の顔料を含む、
(2−dddd)本組成物(濃縮物)は、0.1〜10(例えば、0.8)重量部のシリコーン界面活性剤を含む、
(2−eeee)本組成物(濃縮物)は、0.5〜20(例えば、3.1)重量部の沈降防止剤を含む、又は
(2−ffff)本組成物(濃縮物)は、0.01〜10(例えば、0.8)重量部の従来の化学的殺真菌剤(例えば、1種以上のDMI殺真菌剤及び/又は1種以上のQoI殺真菌剤)を含む。

0257

特定の実施形態では、(2−aaaa)及び(2−bbbb)が当てはまるか、(2−aaaa)〜(2−eeee)が当てはまるか、(2−ffff)が当てはまるか、(2−cccc)、(2−dddd)及び(2−ffff)が当てはまるか、(2−cccc)及び(2−dddd)が当てはまる。

0258

特定の実施形態では、ある組成物(濃縮物)では(2−aaaa)〜(2−eeee)が当てはまり、別の組成物(濃縮物)では(2−ffff)が当てはまる。

0259

特定の実施形態では、ある組成物(濃縮物)では(2−aaaa)及び(2−bbbb)が当てはまり、別の組成物(濃縮物)では(2−cccc)、(2−dddd)及び(2−ffff)が当てはまる。

0260

特定の実施形態では、ある組成物(濃縮物)では(2−aaaa)及び(2−bbbb)が当てはまり、別の組成物(濃縮物)では(2−cccc)及び(2−dddd)が当てはまる。

0261

特定の実施形態では、ある組成物(濃縮物)では(2−aaaa)〜(2−eeee)が当てはまり、第2の組成物(濃縮物)では(2−cccc)及び(2−dddd)が当てはまり、第3の組成物(濃縮物)では(2−ffff)が当てはまる。

0262

いくつかの実施形態では、(2−aaa)及び(2−ddd)のうちの1つ以上に記載されている特徴のうちの任意の1つ以上を、(2−aaaa)及び(2−ffff)のうちの1つ以上に記載されている特徴の任意のうちの任意の1つ以上と組み合わせることができる。

0263

項[II][B][1]に記載されている実施形態のうちのいくつかでは、第2の組成物は、水をさらに含んでもよい(例えば、水に分散された顔料が得られる)。

0264

項[II][B][1]に記載されている実施形態のうちのいくつかでは、第1及び第2の組成物は、Civitas(商標)2パック(Civitas(商標)/Harmonizer(商標)が16:1)中に存在する成分と、本明細書中のどこかに記載されている商業的に入手可能な従来の化学的殺真菌剤中に存在する成分とを含む。

0265

項[II][B][1]に記載されている実施形態のうちのいくつかでは、第1及び第2の組成物は、Civitas(商標)2パック(Civitas(商標)/Harmonizer(商標)が16:1)中に存在する成分を含み、第3の組成物は、本明細書中のどこかに記載されている商業的に入手可能な従来の化学的殺真菌剤中に存在する成分を含む。

0266

[3]
項[II][B][1]及び[II][B][2]に記載されている実施形態のうちのいくつかでは、本組成物はそれぞれ独立に水をさらに含む。特定の実施形態では、上記組成物(濃縮物)の組み合わせを1つにまとめて水で希釈する(例えば、希釈した最終生成物体積は、100〜800ガロン/エーカー、例えば、200〜400ガロン/エーカーである)。特定の実施形態では、最終生成物中の油は、80〜640オンス/エーカーである(他の成分は、油との比に基づいて計算することができる)。

0267

[C]
当業者には自明の通り、例えば、水による希釈により、あるいは本組み合わせが単一の組成物又は2種以上の別々に入れられた組成物の形態であるか否かにより、所与の成分の重量%は異なってもよい。いくつかの実施形態では、任意の2種以上の成分の重量比は、本組み合わせが(水で希釈したか希釈していない)単一の組成物の形態又は(水で希釈したか希釈していない)2種以上の別々に入れられた組成物の形態であるか否かに関わらず本質的に同じである。後者の場合、例えば、単一の組成物の組み合わせに用いられる重量%比に一致するように別々に入れられた各組成物中の成分量を調整して、これを達成することができる。

0268

III.組み合わせの施用
[A]
いくつかの実施形態では、生育培地の表面を本明細書中のどこかに記載されている組み合わせと(例えば、注入により)接触させること、生育培地の表面下の領域を本明細書中のどこかに記載されている組み合わせと接触させること、又はそれらの任意の組み合わせにより、本明細書に記載されている組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を施用することができる。

0269

いくつかの実施形態では、本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を植物の根元及び根系に近接している生育培地に施用することができ、生育培地に施用される本組成物の量は、植物による取り込みのために生育培地に浸透させて根の組織に接触させるのに十分な量である。

0270

特定の実施形態では、生育培地(例えば、土壌)は、植物の根元から0インチ〜6フィート(例えば、0インチ〜5フィート、0インチ〜4フィート、0インチ〜3フィート、0インチ〜2フィート、0インチ〜12インチ、0インチ〜6インチ、0インチ〜1インチ、0インチ〜0.5インチ)である生育培地の任意の表面及び生育培地の前記表面の下に0インチ〜24インチである任意の生育培地を含んでもよい。他の実施形態では、生育培地の表面の長さは、植物の高さに基づいて決定することができ、例えば、植物の日陰半径(shade radius)(すなわち、植物の高さにより日中に日陰になる植物の周りの距離)に相当することができる。

0271

特定の実施形態では、植物が木である場合、本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を木の幹に施用することができる。

0272

一般に、本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)は、同量の本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を植物の気生部分に噴霧した後の流出により生育培地に接触する量よりも多い量で施用される。

0273

例えば、植物は、作物(例えば、コムギ、オオムギ、ダイズ、トマト、ジャガイモ、トウモロコシ又はそれらの任意の組み合わせ、例えば、コムギ又はトマト)であってもよい。特定の実施形態では、本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)は、50〜99重量部の水をさらに含む(例えば、本組成物は水中油型エマルションであってもよい)。特定の実施形態では、本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を100ガロン/エーカー〜800ガロン/エーカー(例えば、200ガロン/エーカー〜400ガロン/エーカー)の施用量で施用することができる。特定の実施形態では、本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)は、50〜99重量部の水をさらに含み(例えば、本組成物は水中油型エマルションであってもよく)、本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を100ガロン/エーカー〜800ガロン/エーカー(例えば、200ガロン/エーカー〜400ガロン/エーカー)の施用量で施用することができる。特定の実施形態では、油を1ガロン/エーカー〜20ガロン/エーカーの施用量で施用することができる。

0274

別の例では、植物は、木(例えば、カエデの木、柑橘類の木、リンゴの木、セイヨウナシの木、オークの木、トリネコの木、松の木、トウヒの木又はそれらの任意の組み合わせ、例えば、カエデの木)であってもよい。特定の実施形態では、本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)は、5〜99重量部の水をさらに含む(例えば、本組成物は水中油型エマルションであってもよい)。特定の実施形態では、油を木の直径1インチ当たり1オンス〜2ガロンの本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)の施用量で添加することができる。特定の実施形態では、本組成物は、5〜99重量部の水をさらに含み(例えば、本組成物は水中油型エマルションであってもよく)、油を木の直径1インチ当たり1オンス〜2ガロンの本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)の施用量で添加することができる。

0275

いくつかの実施形態では、本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を少なくとも10秒(例えば、少なくとも5秒、少なくとも2秒)の期間にわたって施用することができる。

0276

いくつかの実施形態では、植物の外側気生部分は、本組成物を根の組織に施用する間に本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を含んでいない(例えば、5%未満、4%未満、3%未満、2%未満、1%未満又は0%で含有する)。特定の実施形態では、本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)は、根の組織に施用する間に本組成物を植物の任意の気生部分に施用しない。

0277

いくつかの実施形態では、植物の外側気生部分は、本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を含んでいない(例えば、5%未満、4%未満、3%未満、2%未満、1%未満又は0%で含有する)。特定の実施形態では、本組成物は、植物の任意の気生部分に施用しない。

0278

いくつかの実施形態では、本方法は、1種以上の従来の化学的殺真菌剤を植物に施用することをさらに含んでもよい(例えば、1種以上の従来の化学的殺真菌剤を植物の気生部分に施用することができる)。

0279

いくつかの実施形態では、(例えば、本明細書に記載されている組み合わせを生育培地の表面に急速注入として注入するか栽培トレイを本明細書に記載されている組み合わせに浸漬(例えば根浴)することにより)土壌灌注によって施用を行う。

0280

いくつかの実施形態では、点滴灌漑によって施用を行う。

0281

いくつかの実施形態では、土壌注入によって施用を行う。

0282

いくつかの実施形態では、本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を必要に応じて再施用してもよい。

0283

いくつかの実施形態では、本方法は、本組成物を施用した後に、水を(例えば生育培地に)添加することをさらに含んでもよい。特定の実施形態では、本方法は、本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)に「散水すること」をさらに含んでもよい。例えば、本組み合わせ(例えば組成物、例えば殺真菌組成物)を最初に生育培地(例えば土壌)に施用し、次いで、例えば、0.5〜2インチの水を散水することができる。

0284

いくつかの実施形態では、本組み合わせは、パラフィン油及び水の両方を含む。そのような組み合わせを水中油型(O/W)エマルションとして施用すると有利である。いくつかの実施形態では、水中油型エマルションは、パラフィン油、水及び任意の他の成分をパラフィン油と組み合わせる工程と、エマルションが得られるまで剪断力を加える工程とをを含む方法によって調製する。

0285

他の実施形態では、本組み合わせは、それぞれが上記成分のうちの1種以上を含有する2種以上の別々に入れられた(例えば、包装された)組成物を含んでもよい。水で事前に希釈するか希釈せずに前記組成物を組み合わせて生育培地の領域に施用することも、各組成物を別々に生育培地の領域に同時又は連続的に施用することもでき、かつ水で事前に希釈するか希釈せずにそれぞれを独立に施用することができる。

0286

上記実施形態では、任意の1種(以上)の組成物の施用を1回以上繰り返すことができる。

0287

[B]
いくつかの実施形態では、有害生物は、1種以上の真菌類、1種以上の細菌、1種以上のウイルス、1種以上のクモ、1種以上のマダニ類、1種以上のダニ類、1種以上の線形動物、1種以上の腹足類及び1種以上の昆虫のうちの任意の1種以上(又はそれらの任意の組み合わせ)である。

0288

特定の実施形態では、有害生物は、1種以上の真菌類、1種以上のマダニ類、1種以上のダニ類、1種以上の腹足類及び1種以上の昆虫のうちの任意の1種以上(又はそれらの任意の組み合わせ)である。

0289

特定の実施形態では、有害生物は、1種以上の真菌類である。

0290

特定の実施形態では、有害生物は、1種以上の細菌、1種以上のウイルス、1種以上のクモ、1種以上のマダニ類、1種以上のダニ類、1種以上の線形動物、1種以上の腹足類及び1種以上の昆虫うちの任意の1種以上(又はそれらの任意の組み合わせ)である。

0291

特定の実施形態では、植物有害生物は、各種発生段階、例えば、、幼虫、若虫又は成虫期にあるものを含む。

0292

特定の実施形態では、植物有害生物は、匍匐昆虫、爬行昆虫、跳躍昆虫、飛翔昆虫穿孔性昆虫又は地下昆虫を含む。

0293

特定の実施形態では、有害生物は、コレトトリクム・セレアレ(Colletotrichum cereale)、紋枯病菌(Rhizoctonia solani)、冠サビ病を引き起こす真菌類、ダラースポット病菌(Sclerotinia homoeocarpa)、紅色雪腐病菌(Microdochium nivale)、イネいもち病菌(Pyricularia grisea)、ドレクスレラ属種菌(Drechslera spp.)、ビポラリス属種菌(Biopolaris spp.)、レプスフエリアコラエ(Leptosphaeria korrae)、イネ科うどんこ病菌(Erysiphe graminis)、ラエチサリア・フシホルミス(Laetisaria fuciformis)、黒色小粒菌核病菌(Typhula ishikariensis)、雪腐褐色小粒菌核病菌(Typhula incarnate)、紅色雪腐病菌(Microdochium nivale)、白病を引き起こす真菌類、オフィオスフェレラ・コラエ(Ophiosphaerella korrae)、マグナポルテポアエ(Magnaporthe poae)、ピシウム属種菌(Pythium spp.)、リモノミセス・ロセイペリス(Limonomyces roseipellis)、リゾクトニア・セレアリス(Rhizoctonia cerealis)、イネ黄化萎縮病菌(Sclerophthora macrospora)、ウスチラゴ・ストリホルミス(Ustilago striiformi)、ゲウマノミセス・グラミニ変種アベナエ(Gaeumannomyces graminis var. avenae)、プクキニア属種(Puccinia spp.)、アスコキタ属種菌(Ascochyta spp.)、ゾウムシ(weevil)、ネキリムシ、ウェブワーム、ヨトウムシダンゴムシ地虫、アブラムシ、ヒメコガネナガカメムシ、コガネムシ、カブトムシバッタカイガラムシ、コナカイガラムシ、ガガンボ、ハサミムシナメクジ、アリ、ノミ、マダニダニ、線形動物、ワタフキカイガラムシ、ゾウムシ(billbug)及びケラのうちの任意の1種以上(又はそれらの任意の組み合わせ)である。

0294

特定の実施形態では、有害生物は、コレトトリクム・セレアレ(Colletotrichum cereale)、紋枯病菌(Rhizoctonia solani)、冠サビ病を引き起こす真菌類、ダラースポット病菌(Sclerotinia homoeocarpa)、紅色雪腐病菌(Microdochium nivale)、イネいもち病菌(Pyricularia grisea)、ドレクスレラ属種菌(Drechslera spp.)、ビポラリス属種菌(Biopolaris spp.)、レプトスファエリア・コラエ(Leptosphaeria korrae)、イネ科うどんこ病菌(Erysiphe graminis)、ラエチサリア・フシホルミス(Laetisaria fuciformis)、雪腐黒色小粒菌核病菌(Typhula ishikariensis)、雪腐褐色小粒菌核病菌(Typhula incarnate)、紅色雪腐病菌(Microdochium nivale)、白絹病を引き起こす真菌類、オフィオスフェレラ・コラエ(Ophiosphaerella korrae)、マグナポルテ・ポアエ(Magnaporthe poae)、ピシウム属種菌(Pythium spp.)、リモノミセス・ロセイペリス(Limonomyces roseipellis)、リゾクトニア・セレアリス(Rhizoctonia cerealis)、イネ黄化萎縮病菌(Sclerophthora macrospora)、ウスチラゴ・ストリホルミス(Ustilago striiformi)、ゲウマノミセス・グラミニス変種アベナエ(Gaeumannomyces graminis var. avenae)、プクキニア属種(Puccinia spp.)又はアスコキタ属種菌(Ascochyta spp.)のうちの任意の1種以上(又はそれらの任意の組み合わせ)である。

0295

特定の実施形態では、有害生物は、ゾウムシ(weevil)、ネキリムシ、ウェブワーム、ヨトウムシ、ダンゴムシ、地虫、アブラムシ、ヒメコガネナガカメムシ、コガネムシ、カブトムシ、バッタ、カイガラムシ、コナカイガラムシ、ガガンボ、ハサミムシ、ナメクジ、アリ、ノミ、マダニ、ダニ、線形動物、ワタフキカイガラムシ、ゾウムシ(billbug)、ケラ、マイマイガ及び穿孔性動物のうちの任意の1種以上(又はそれらの任意の組み合わせ)である。他の例は、例えば、米国農務省のFIDL一覧(http://www.fs.fed.us/r6/nr/fid/wo−fidls/fidls−title.shtml)に記載されている。

0296

特定の実施形態では、有害生物は、イチゴツナギ属のゾウムシ、ネキリムシ、芝のウェブワーム、ダンゴムシ、地虫、アブラムシ、ダニ類、ヒメコガネナガカメムシ、コガネムシ、カブトムシ、バッタ、カイガラムシ、ガガンボ、ハサミムシ、ナメクジ、アリ、ノミ、コナカイガラムシ及びマダニ類のうちの任意の1種以上(又はそれらの任意の組み合わせ)である。

0297

特定の実施形態では、有害生物は、スズメノカタビラのゾウムシ、バンクスグラスハダニ類(banks grass mites)、コナカイガラムシ、ダニ類、ネキリムシ、芝のウェブワーム及びヨトウガのうちの任意の1種以上(又はそれらの任意の組み合わせ)である。

0298

特定の実施形態では、有害生物は、スズメノカタビラのゾウムシ(annual blue grass weevil、学名:Listronotus maculicollis)、タマナヤガ(black cutworm、学名:Agrotis ipsilon)、グラニュレートカットワーム(granulate cutworm、学名:Feltia subterranea)、ニセタマナヤガ(variegated cutworm、学名:Peridroma saucia)、ブロンズドカトワーム(bronzed cutworm、学名:Nephelodes minians)、熱帯芝のウェブワーム(tropical sod webworm、学名:Herpetogramma phaeopteralis)、シバツトガ(bluegrass webworm、学名:Parapediasia teterrella)、大型のシバツトガ(larger sod webworm、学名:Pediasia trisecta)、アワヨトウ(true armyworm、学名:Pseudaletia unipuncta)、ヨトウガ(fall armyworm、学名:Spodoptera frugiperda)、アオコフキコガネ(Green June Beetle、学名:Cotinis nitida)の幼虫、マメコガネ(Japanese Beetle、学名:Popillia japonica)の幼虫、アカロウドコガネ(Asiatic Garden Beetle、学名:Maladera castanea)の幼虫、セマダラコガネ(oriental beetle、学名:Anomala orientalis)の幼虫、ノーザンマスクドコガネムシ(northern masked chafer、学名:Cyclocephala borealis)の幼虫、ヨーロッパコガネムシ(European chafer、学名:Rhizotrogus majalis)の幼虫、コガネムシ(May/June beetle、学名:Phyllophaga spp.)の幼虫、アメリカコバネナガカメムシ(hairy chinch bug)、コバネナガカメムシ(southern chinch bug、学名:Blissus insularis)、チガヤシロオカイガラムシ(Rhodesgrass mealybug、学名:Antonina graminis)、ギョウギシバ属のカイガラムシ(Bermudagrass scale、学名:Odonaspis ruthae)、ススキシロナガカイガラムシ(white armored scale、学名:Duplachionaspis divergens)、シバオサゾウムシ(hunting billbug、学名:Sphenophorus venatus vestitus)、ケラ(mole cricket、学名:Scapteriscus spp.)、ギョウギシバ属のダニ(bermudagrass mite、学名:Eriophyes cynodoniensis)、バンクスグラスハダニ(Banks grass mite、学名:Oligonychus pratensis)、クローバービラハダニ(clover mite、学名:Bryobia praetiosa)、ホモノハダニ(brown wheat mite、学名:Petrobia latens)、アオコフキコガネ(Green June Beetle、学名:Cotinis nitida)、マメコガネ(Japanese Beetle、学名:Popillia japonica)、アカビロウドコガネ(Asiatic Garden Beetle、学名:Maladera castanea)、セマダラコガネ(oriental beetle、学名:Anomala orientalis)、ノーザンマスクドコガネムシ(northern masked chafer、学名:Cyclocephala borealis)、ヨーロッパコガネムシ(European chafer、学名:Rhizotrogus majalis)、コガネムシ(May/June beetle、学名:Phyllophaga spp.)、シバオサゾウムシ(hunting billbug、学名:Sphenophorus venatus vestitus)、ケラ(mole cricket、学名:Scapteriscus spp.)、クローバービラハダニ(clover mite、学名:Bryobia praetiosa)及びホモノハダニ(brown wheat mite、学名:Petrobia latens)のうちの任意の1種以上(又はそれらの任意の組み合わせ)である。

0299

特定の実施形態では、有害生物は、炭疽病を引き起こす真菌類、褐色斑を引き起こす真菌類、ダラースポットを引き起こす真菌類、灰斑病を引き起こす真菌類、冠サビ病を引き起こす真菌類、紅色雪腐病(fusarium patch)を引き起こす真菌類、シバ葉腐病(large patch of zoysia)を引き起こす真菌類、斑点病を引き起こす真菌類、壊疽輪紋病(necrotic ring)を引き起こす真菌類、うどんこ病を引き起こす真菌類、赤葉腐病(red thread)を引き起こす真菌類、紅色雪腐病(pink snow mold)を引き起こす真菌類、灰色雪腐病(grey snow mold)を引き起こす真菌類、白絹病を引き起こす真菌類、スプリングデッドスポット(spring dead spot)を引き起こす真菌類、サマーパッチ(summer patch)を引き起こす真菌類、黄色芝(yellow turf)を引き起こす真菌類、ピシウム属による葉腐病(pythium foliar blight)を引き起こす真菌類、ピンクパッチ(pink patch)を引き起こす真菌類、葉枯病(leaf blight)を引き起こす真菌類、イエローパッチ(yellow patch)を引き起こす真菌類、べと病(downey mildew)を引き起こす真菌類、赤焼病(pythium blight)を引き起こす真菌類、さび病を引き起こす真菌類、黒穂病(stripe smut)を引き起こす真菌類、斑点病(summer leaf spot)を引き起こす真菌類、立枯病(take-all patch)を引き起こす真菌類及び紅色雪腐病(microdochium patch)を引き起こす真菌類のうちの任意の1種以上(又はそれらの任意の組み合わせ)である。

0300

特定の実施形態では、有害生物は、炭疽病を引き起こす真菌類、褐色斑を引き起こす真菌類、冠サビ病を引き起こす真菌類、ダラースポットを引き起こす真菌類、紅色雪腐病(fusarium patch)を引き起こす真菌類、灰斑病を引き起こす真菌類、シバ葉腐病を引き起こす真菌類、斑点病を引き起こす真菌類、褐病(melting-out)を引き起こす真菌類、壊疽輪紋病を引き起こす真菌類、うどんこ病を引き起こす真菌類、赤葉腐病を引き起こす真菌類、灰色雪腐病を引き起こす真菌類、紅色雪腐病(pink snow mold)を引き起こす真菌類、白絹病を引き起こす真菌類、スプリングデッドスポットを引き起こす真菌類及びサマーパッチを引き起こす真菌類のうちの任意の1種以上(又はそれらの任意の組み合わせ)である。

0301

[C]
いくつかの実施形態では、植物は、木(例えば、カエデの木、柑橘類の木、リンゴの木、セイヨウナシの木、オークの木、トリネコの木、松の木、トウヒの木又はそれらの任意の組み合わせ、例えば、カエデの木)である。

0302

いくつかの実施形態では、植物は単子葉植物である。特定の実施形態では、単子葉植物はイネ科目である。特定の実施形態では、植物は、コムギ属、ライムギ属、オオムギ属、イネ属、トウモロコシ属又はエゾムギ属である。

0303

いくつかの実施形態では、植物は双子葉植物である。特定の実施形態では、植物は豆科目である。特定の実施形態では、植物はダイズ(Glycine max)種である。

0304

いくつかの実施形態では、植物は芝草である。

0305

特定の実施形態では、芝草は、ベントグラス、ファインリーフフェスク(fine-leaf fescue)、スズメノカタビラ、オニウシノケグサ、サワスズメノヒエ、ギョウギシバ、ノシバ、アメリカスズメノヒエ、ムカデシバ又はセントオーガスチングラスのうちの1種以上である。

0306

特定の実施形態では、芝草は、ベントグラス、イチゴツナギ属、ドクムギ属、ウシノケグサ属、ギョウギシバ属、アメリカスズメノヒエ、シバ属、オオハマガヤ、カモジグサ属又はホソバツルメヒシバのうちの1種以上である。

0307

特定の実施形態では、芝草は、ハイコヌカグサ、イトコヌカグサ、ホソムギ、ネズミムギ、ナガハグサ、ギョウギシバ(普通種)、交雑ギョウギシバ、スズメノカタビラ、サワスズメノヒエ、セントオーガスチングラス、オニウシノケグサ、アメリカスズメノヒエ、ノシバ、ムカデシバ、オオスズメノカタビラ(rough stalk bluegrass)、ヤギュウシバ、メダカソウ又は一年生ベントグラス(annual bentgrass)のうちの1種以上である。

0308

特定の実施形態では、芝草は、ハイコヌカグサ又はスズメノカタビラのうちの1種以上である。

0309

いくつかの実施形態では、植物は「作物」である。

0310

特定の実施形態では、作物は、サトウキビ、コムギ、イネ、トウモロコシ、ジャガイモ、テンサイ、オオムギ、サツマイモ、キャッサバ、ダイズ、トマト、豆科植物(豆及びエンドウ)である。

0311

特定の実施形態では、作物は、コムギ、オオムギ、カラスムギ、ダイズ及びトウモロコシである。

0312

特定の実施形態では、作物は、コムギ、オオムギ及び/又はカラスムギである。

0313

特定の実施形態では、作物はダイズである。

0314

特定の実施形態では、作物はトウモロコシである。

0315

[D]
いくつかの実施形態では、植物疾患は、カエデ黒紋病である。

0316

いくつかの実施形態では、植物疾患は、ミカンキジラミ(ACP:AsianCitrus Psyllid)/カンキツグリーニング病HLB:Huanglongbing)又は柑橘類の癌である。他の実施形態では、植物疾患は、http://www.cdfa.ca.gov/plant/PDEP/target_pests.html、http://www.fs.fed.us/r6/nr/fid/wo−fidls/fidls−title.shtml又はhttp://tidcf.nrcan.gc.ca/homeに列挙されているもののうちの1種以上である。

0317

いくつかの実施形態では、植物疾患は、斑点細菌病及び/又は細菌性斑点病である。

0318

いくつかの実施形態では、植物疾患は、例えば、真菌病原体、例えば、ダラースポット病菌(Sclerotinia homoeocarpa)、コレトトリクム・セレアレ(Colletotrichum cereale)、紋枯病菌(Rhizoctonia solani)、紅色雪腐病菌(Microdochium nivale)、イネいもち病菌(Pyricularia grisea)、紋枯病菌(Rhizoctonia solani)、ドレクスレラ属種菌(Drechslera spp.)、ビポラリス属種菌(Biopolaris spp.)、レプトスファエリア・コラエ(Leptosphaeria korrae)、イネ科うどんこ病菌(Erysiphe graminis)、ラエチサリア・フシホルミス(Laetisaria fuciformis)、雪腐黒色小粒菌核病菌(Typhula ishikariensis)、雪腐褐色小粒菌核病菌(Typhula incarnate)、オフィオスフェレラ・コラエ(Ophiosphaerella korrae)、マグナポルテ・ポアエ(Magnaporthe poae)又はそれらの組み合わせによって引き起こされるものであってもよい。特定の実施形態では、真菌病原体は、ダラースポット病菌(Sclerotinia homoeocarpa)である。

0319

いくつかの実施形態では、芝草疾患は、例えば、ダラースポット、炭疽病、褐色斑、冠サビ病、紅色雪腐病(fusarium patch)、灰斑病、シバ葉腐病、斑点病/褐斑病、壊疽輪紋病、うどんこ病、赤葉腐病、灰色雪腐病、紅色雪腐病(pink snow mold)、白絹病、スプリングデッドスポット、サマーパッチ又はそれらの組み合わせであってもよい。

0320

特定の実施形態では、植物疾患は、例えば、炭疽病、褐色斑、冠サビ病、ダラースポット、紅色雪腐病(fusarium patch)、灰斑病、シバ葉腐病、斑点病、褐斑病、壊疽輪紋病、うどんこ病、赤葉腐病、灰色雪腐病、紅色雪腐病(pink snow mold)、白絹病、スプリングデッドスポット、サマーパッチ、イエローパッチ、べと病/黄色芝、黒穂病、立枯病、紅色雪腐病(microdochium patch)、さび病、黄色芝、葉枯病、夏斑点病、ピシウム属による葉腐病、ピンクパッチ及び赤焼病からなる群から選択される少なくとも1種の植物疾患であってもよい。

0321

特定の実施形態では、植物疾患は、例えば、炭疽病、褐色斑、冠サビ病、ダラースポット、紅色雪腐病(fusarium patch)、灰斑病、シバ葉腐病、斑点病、褐斑病、壊疽輪紋病、うどんこ病、赤葉腐病、灰色雪腐病、紅色雪腐病(pink snow mold)、白絹病、スプリングデッドスポット及びサマーパッチからなる群から選択される少なくとも1種の植物疾患であってもよい。

0322

特定の実施形態では、真菌病原体は、芝草の葉の組織を枯らす真菌類である。

0323

特定の実施形態では、真菌病原体は、芝草においてダラースポットを引き起こす真菌類である。

0324

いくつかの実施形態では、真菌病原体は、例えば、ジムノスポランジウム・イニペリ−バーギニナエ(Gymnosporangium juniperi-virginianae)、ストローブマツ・マツノコブ病菌(Cronartium ribicola)、コーヒーさび病菌(Hemileia vastatrix)、コムギ黒さび病菌(Puccinia graminis)、冠さび病菌(Puccinia coronata)、カンゾウさび病菌(Puccinia hemerocallidis)、プクキニア・ペルシステンス亜種トリティキナ(Puccinia persistens subsp. triticina)、コムギ黄さび病菌(Puccinia sriiformis)、コムギ赤さび病菌(Puccinia triticina)、パコプソラ・メイボミアエ(Phakopsora meibomiae)、パコプソラ・パキュリジ(Phakopsora pachyrhizi)、豆さび病菌(Uromyces phaseoli)、インゲンマメさび病菌(Uromyces appendeculatus)、フザリウム・グラミネアルム(Fusarium graminearum)、ビポラリス・ソロキニアナ(Bipolaris sorokiniana)又はそれらの組み合わせであってもよい。他の実施形態では、例えば、真菌病は、例えばリンゴ及びセイヨウナシ及びサンザシを攻撃するヒマラヤスギ・リンゴ・赤星病、例えばストローブマツ及びスグリを攻撃するストローブマツ・マツノコブ病、例えばコーヒーの木を攻撃するコーヒーさび病、例えばナガハグサ、オオムギ及びコムギを攻撃するコムギ黒さび病、例えばカラスムギ及びドクムギを攻撃する冠サビ病、例えばダイズ及び各種豆科植物を攻撃するダイズさび病、例えばコムギを攻撃する赤さび病、例えば豆を攻撃する豆さび病、例えばカンゾウを攻撃するカンゾウさび病、「赤さび病」としても知られている穀物におけるコムギさび病、例えばコムギを攻撃する「黄さび病」、例えばコムギを攻撃する斑点病、例えばコムギを攻撃する赤かび病であってもよい。

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