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技術 使い捨て吸収性物品用の吸収性コア

出願人 ザプロクターアンドギャンブルカンパニー
発明者 ハラルト、ヘルマン、フンドルフピーター、アームストロング、オストルビルギット、ビルツブルーノ、ヨハネス、エーレンスペルガートルシュテン、フリングスマイケ、トマン
出願日 2012年6月8日 (8年8ヶ月経過) 出願番号 2014-514874
公開日 2014年7月7日 (6年7ヶ月経過) 公開番号 2014-515984
状態 特許登録済
技術分野 吸収性物品とその支持具
主要キーワード 中央長手方向軸線 熱可塑性接着材料 横断軸線 長手方向セグメント 参照セグメント 接合糸 支持グリッド 環式炭酸塩
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (15)

課題・解決手段

吸収性コアにわたって変動する坪量を有する吸収性材料を含む使い捨て吸収性物品用の吸収性コアが提供される。

概要

背景

使い捨ておむつ、トレーニングパンツ、及び成人失禁用下着のような吸収性物品は、身体排出物を吸収し封じ込める。これらはまた、身体排出物が、着用者と接触する衣類又は寝具などの他の物品をよごし、濡らし、ないしは別の方法で汚染するのを防止するように意図されている。使い捨ておむつのような使い捨て吸収性物品は、乾燥した状態又は尿が沁み込んだ状態で数時間にわたって着用されることがある。したがって、物品の吸収及び封入機能を維持又は向上する一方で、物品が乾燥しているときと物品が液体排出物で全体的又は部分的に負荷されたときの両方において、着用者に対する吸収性物品のフィット性及び快適性を改善する努力がなされてきた。

使い捨て吸収性物品の重要な成分は、吸収性コア構造である。吸収性コア構造は、一般的に吸収性ポリマー材料及びセルロース繊維を含む。吸収性ポリマー材料は、多量の体液、例えば尿を、物品が使用されている間、吸収性物品によって吸収し、閉じ込めることができ、それによって再ねれを低減し、皮膚を良好に乾燥させることを確実にする。吸収性コア構造は、一般的に、浮き上がる、すなわち異なる容量の領域が適用される。

使い捨ておむつのような幾つかの使い捨て吸収性物品は、吸収性コア構造からこれらのセルルース繊維を低減又は排除することにより更に薄く作製されてきた。吸収性コア構造の機械的安定性を維持するために、熱可塑性接着剤材料等の少量の接着剤材料が吸収性ポリマー材料安定させるために加えられる。結果として、必要な透過性多孔性を有する吸収性構造ゲル遮断を低下させるが、使用中又は輸送中の形態安定構造が提供される。

しかしながら、セルロース繊維含量が減少したこれらの輪郭付けられた吸収性コア構造の幾つかは、常に満足捕捉速度を提供しない場合があることが分かった。

概要

吸収性コアにわたって変動する坪量を有する吸収性材料を含む使い捨て吸収性物品用の吸収性コアが提供される。

目的

したがって、薄くて良好な液体処理性能を供給する使い捨て吸収性物品用の吸収性コアを尚提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

1つ以上の吸収性構造を備える使い捨て吸収性物品用の吸収性コアであって、前記吸収性構造が基材層及び吸収性層を含み、前記吸収性層が吸収性材料を含み、前記吸収性材料は、熱可塑性接着剤材料によって支持されるとともに、前記基材層上に固定され、前記吸収性コアは、長手方向寸法及び横断寸法を有し、その長手方向寸法の9つの横断セグメントと、その横断寸法の6つの長手方向セグメントと、からなり、前記横断セグメントのそれぞれにおいて、前記吸収性層が、平均坪量の吸収性材料(APMtBWav)と、前記吸収性材料を固定する平均坪量の熱可塑性接着剤材料(TAMtBWav)とを有し、前記長手方向セグメントのそれぞれにおいて、前記吸収性層が、平均坪量の吸収性材料(APMlBWav)と、前記吸収性材料を固定する平均坪量の熱可塑性接着剤材料(TAMlBWav)とを有し、前記横断セグメントの少なくとも1つにおける前記吸収性層の前記APMtBWav及びTAMtBWavが、前記横断セグメントの少なくとも他の1つにおける前記吸収性層の前記APMtBWav及びTAMtBWavに対して低いか、又は前記長手方向セグメントの少なくとも1つにおける前記吸収性層の前記APMlBWav及びTAMlBWavが、前記長手方向セグメントの少なくとも他の1つにおける前記吸収性層の前記APMlBWav及びTAMlBWavに対して低い、吸収性コア。

請求項2

前記吸収性材料が、少なくとも95重量%の吸収性ポリマー材料を含む、請求項1に記載の吸収性コア。

請求項3

前記吸収性コアが、前記吸収性層の前記APMtBWav及びTAMtBWavが前記横断セグメントの少なくとも他の1つにおける前記吸収性層の前記APMtBWav及びTAMtBWavに対して低い6つの横断セグメントを含む、請求項1又は2のいずれかに記載の吸収性コア。

請求項4

前記吸収性コアが、一対の対向する横断端部及び一対の対向する長手方向端部を有し、前記吸収性層の前記APMtBWav及びTAMtBWavが前記横断セグメントの少なくとも他の1つにおける前記吸収性層の前記APMtBWav及びTAMtBWavに対して低い前記6つの横断セグメントのうち3つが、互いに隣接するとともに前記吸収性コアの反対側の横断端部に隣接し、前記吸収性層の前記APMtBWav及びTAMtBWavが前記横断セグメントの少なくとも他の1つにおける吸収性層のAPMtBWav及びTAMtBWavに対して低い、前記6つの横断セグメントのうち3つが、互いに隣接するとともに前記吸収性コアの前記反対側の横断端部に隣接する、請求項3に記載の吸収性コア。

請求項5

前記吸収性コアが、前記吸収性層の前記APMlBWav及びTAMlBWavが前記長手方向セグメントの少なくとも他の1つにおける前記吸収性層の前記APMlBWav及びTAMlBWavに対して低い、2つの長手方向セグメントを含む、請求項1又は2に記載の吸収性コア。

請求項6

前記吸収性コアが、前記長手方向寸法において順次配置される前部領域股領域、及び後部領域を含み、前記吸収性コアが、前記吸収性層の前記APMtBWav及びTAMtBWavが前記横断セグメントの少なくとも他の1つにおける前記吸収性層の前記APMtBWav及びTAMtBWavより低い3つの横断セグメントを前記股領域に含む、請求項1又は2に記載の吸収性コア。

請求項7

前記吸収性コアが、前記吸収性層の前記APMlBWav及びTAMlBWavが前記長手方向セグメントの少なくとも他の1つにおける前記吸収性層の前記APMlBWav及びTAMlBWavより低い6つの長手方向セグメントを含み、前記6つの長手方向セグメントのうち3つは、連続するとともに前記吸収性コアの長手方向端部の1つに隣接し、前記6つの長手方向セグメントのうち3つは、連続するとともに前記吸収性コアの他の長手方向端部に隣接する、請求項1又は2に記載の吸収性コア。

請求項8

TAMtBWav又はTAMlBWavが、少なくとも20%低い、請求項1〜7のいずれか一項に記載の吸収性コア。

請求項9

TAMtBWav又はTAMlBWavが、少なくとも40%低い、請求項1〜8のいずれか一項に記載の吸収性コア。

請求項10

APMtBWav又はAPMlBWavが、少なくとも20%低い、請求項1〜9のいずれか一項に記載の吸収性コア。

請求項11

前記横断セグメントの少なくとも1つにおける前記吸収性層の前記APMtBWav及びTAMtBWavが、前記横断セグメントの少なくとも他の1つにおける前記吸収性層の前記APMtBWav及びTAMtBWavに対してより低い、2つの吸収性層を有する吸収性構造の積層体を形成する、2つの吸収性構造を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の吸収性コア。

請求項12

前記TAMtBWav又はTAMlBWavが25%〜45%低いとき、前記APMtBWav又はAPMlBWavが少なくとも50%〜65%低い、請求項1〜7又は11のいずれか一項に記載の吸収性コア。

請求項13

第1の端部から第2の端部に延在する長手方向軸線を有し、トップシート、及びバックシート、並びにトップシートとバックシートとの間に請求項1〜12のいずれか一項による吸収性コアを含む、使い捨て吸収性物品。

請求項14

前記物品がおむつである、請求項13に記載の使い捨て吸収性物品。

請求項15

請求項1〜12のいずれか一項による吸収性コアを作製するための方法であって、(a)基材層を提供する工程と、(b)前記基材層上に吸収性ポリマー材料を含む吸収性材料を堆積させて、異なる吸収性材料坪量区域を作り出すことにより、輪郭付けられた吸収性層を形成する工程と、(c)第1の坪量をもつ前記吸収性層の1つ以上の第1の区域上に熱可塑性接着剤材料を塗布する工程と、(d)第2の坪量をもつ前記吸収性層の1つ以上の第2の区域上に熱可塑性接着剤材料を塗布する工程であって、前記第2の区域が前記第1の区域と異なる、工程と、(e)任意に、第3の坪量をもつ前記吸収性層の1つ以上の第3の区域上に熱可塑性接着剤材料を塗布する工程であって、前記第3の区域が前記第1及び第2の区域と異なる、工程とにより吸収性構造を形成する工程と、を含む、方法。

技術分野

0001

本発明は、概して、使い捨て吸収性物品用の吸収性コアに関する。

背景技術

0002

使い捨ておむつ、トレーニングパンツ、及び成人失禁用下着のような吸収性物品は、身体排出物を吸収し封じ込める。これらはまた、身体排出物が、着用者と接触する衣類又は寝具などの他の物品をよごし、濡らし、ないしは別の方法で汚染するのを防止するように意図されている。使い捨ておむつのような使い捨て吸収性物品は、乾燥した状態又は尿が沁み込んだ状態で数時間にわたって着用されることがある。したがって、物品の吸収及び封入機能を維持又は向上する一方で、物品が乾燥しているときと物品が液体排出物で全体的又は部分的に負荷されたときの両方において、着用者に対する吸収性物品のフィット性及び快適性を改善する努力がなされてきた。

0003

使い捨て吸収性物品の重要な成分は、吸収性コア構造である。吸収性コア構造は、一般的に吸収性ポリマー材料及びセルロース繊維を含む。吸収性ポリマー材料は、多量の体液、例えば尿を、物品が使用されている間、吸収性物品によって吸収し、閉じ込めることができ、それによって再ねれを低減し、皮膚を良好に乾燥させることを確実にする。吸収性コア構造は、一般的に、浮き上がる、すなわち異なる容量の領域が適用される。

0004

使い捨ておむつのような幾つかの使い捨て吸収性物品は、吸収性コア構造からこれらのセルルース繊維を低減又は排除することにより更に薄く作製されてきた。吸収性コア構造の機械的安定性を維持するために、熱可塑性接着剤材料等の少量の接着剤材料が吸収性ポリマー材料安定させるために加えられる。結果として、必要な透過性多孔性を有する吸収性構造ゲル遮断を低下させるが、使用中又は輸送中の形態安定構造が提供される。

0005

しかしながら、セルロース繊維含量が減少したこれらの輪郭付けられた吸収性コア構造の幾つかは、常に満足捕捉速度を提供しない場合があることが分かった。

発明が解決しようとする課題

0006

したがって、薄くて良好な液体処理性能を供給する使い捨て吸収性物品用の吸収性コアを尚提供する必要性がある。

課題を解決するための手段

0007

本発明は、1つ以上の吸収性構造を含む使い捨て吸収性物品用の吸収性コアに関する。吸収性構造は、基材層及び吸収性層を含む。吸収性層は、熱可塑性接着剤材料により支持されるとともに、前記基材層上に固定される吸収性材料を含む。吸収性コアは、長手方向寸法及び横断寸法を有し、その長手方向寸法における9つの横断セグメント、及びその横断寸法における6つの長手方向セグメントから成る。前記横断セグメントのそれぞれにおいて、吸収性層は、前記吸収性材料を固定する平均坪量の吸収性材料(APMt BWav)及び平均坪量の熱可塑性接着剤材料(TAMt BWav)を有する。前記長手方向セグメントのそれぞれにおいて、吸収性層は、前記吸収性材料を固定する平均坪量の吸収性材料(APMl BWav)及び平均坪量の熱可塑性接着剤材料(TAMl BWav)を有する。吸収性コアの横断セグメントの少なくとも1つにおける吸収性層のAPMt BWav及びTAMt BWavは、横断セグメントの少なくとも他の1つにおける吸収性層のAPMt BWav及びTAMt BWavに対して低い。代替的に、長手方向セグメントの少なくとも1つにおけるAPMl BWav及びTAMl BWavは、少なくとも1つの他の長手方向セグメントにおけるAPMl BWav及びTAMl BWavに対して低い。

図面の簡単な説明

0008

使い捨ておむつの平面図。
吸収性コアの平面図。
横断セグメントを示す吸収性コアの平面図。
長手方向セグメントを示す吸収性コアの平面図。
吸収性層の平面図。
吸収性層プロファイリングを示す吸収性コアの平面図。
吸収性層プロファイリングを示す吸収性コアの平面図。
吸収性層プロファイリングを示す吸収性コアの平面図。
吸収性層プロファイリングを示す吸収性コアの平面図。
吸収性層プロファイリングを示す吸収性コアの平面図。
吸収性層の平面図。
吸収性コアの平面図。
吸収性コアの平面図。
吸収性コアの平面図。

実施例

0009

定義
「吸収性物品」とは、身体の排出物を吸収及び保持する装置のことを指し、より具体的には、着用者の身体に接して、又は近接して配置されることにより、身体から排出される様々な排出物を吸収及び保持する装置のことを指す。吸収性物品としては、おむつ、トレーニングパンツ、成人用失禁下着女性用衛生用品を挙げることができる。

0010

「おむつは」、一般に、着用者の及び脚を取り囲むように、乳幼児及び尿失禁者により胴体下部の周囲に着用されるデバイスを指す。おむつの例としては、乳幼児又は成人用おむつ、及びトレーニングパンツなどのパンツ様おむつが挙げられる。

0011

「トレーニングパンツ」という用語は、乳幼児又は成人の着用者に合わせて設計されているウエスト開口部及び脚部開口部を備えている使い捨て衣類を指す。パンツは、着用者の脚を脚部開口部に挿入し、パンツを着用者の胴体下部の周囲にまでずらすことによって着用者に対して定位置に置くことができる。パンツは、再締着可能及び/又は再締着不可能な結合を使用して、物品の一部分を一緒接合するなどの非限定的な任意の好適な技術(例えば、シーム溶接接着凝集結合、留め具など)によって予備形成され得る。パンツは、物品の外周に沿った任意の位置において予備成形することができる(例えば、側面固定、前腰部固定)。

0012

「使い捨て」は、本明細書においては、洗濯若しくは他の方法で、復元又は再使用することを通常想定していない(すなわち、1回使用した後に廃棄され、リサイクル堆肥化、又は他の環境に適合する方法で処理され得ることを前提としている)物品を説明するために使用する。

0013

「吸収性コア」は、一般的に、吸収性物品のトップシートバックシートとの間に配置されて、吸収性物品が受容する液体を吸収及び収容する構造を指す。吸収性コアは、1つ以上の基材層と、1つ以上の基材層上に配置される吸収性材料と、吸収性材料上に熱可塑性接着剤組成物と、を含むことができる。熱可塑性接着剤組成物は、吸収性材料及び1つ以上の基材層の少なくとも一部上にあってよい。吸収性コアには、吸収性物品の捕捉システム、トップシート、又はバックシートは含まれない。特定の実施形態では、吸収性コアは、1つ以上の基材層と、吸収性材料と、熱可塑性接着剤組成物と、任意にカバー層と、から本質的になる。

0014

「吸収性ポリマー材料」とは、遠心分離保持容量試験(Edana 441.2−01)を使用して測定した場合に、重量の少なくとも10倍の0.9%生理食塩水を吸収することが可能な架橋ポリマー材料のことを指す。

0015

本明細書において「吸収性ポリマー材料」とは、乾燥状態流動性を有する粒子状形態である吸収性ポリマー材料のことを指して使用される。

0016

「不織布材料」とは、配向性繊維又は不規則配向された繊維で製造されたウェブを指し、紙と、更なるニードル加工の有無を問わず、接合糸若しくは長繊維を組み込んだ織り製品編み製品タフテッド製品ステッチで接合した製品、又は湿式粉砕によるフェルト製品とを除く。不織布材料及びそれらを作製するためのプロセスは、当該技術分野において既知である。一般に、スパンレイ法、メルトブロー法カード法エアレイ法湿式レイ法、コフォーム、及びこれらの組み合わせを含むことができる不織布材料の製造プロセスは、繊維を成形平面上に置くことを含む。繊維は、天然起源のものであっても人工起源のものであってもよく、短繊維若しくは連続フィラメントであっても、又はその場で形成されたものであってもよい。

0017

本明細書で使用するところの「熱可塑性接着材料」とは、それから繊維が形成され、その繊維が乾燥及び湿潤状態の両方において超吸収性材料を固定することを目的として超吸収性材料に適用されるポリマー組成物を含むものとして理解される。本発明の熱可塑性接着剤材料は、吸収性材料を覆って繊維性網状組織を形成する。

0018

使い捨て吸収性物品
使い捨て吸収性物品は、身体排出物を吸収及び収容するデバイスである。これには、おむつ、トレーニングパンツ、成人用失禁下着、女性用衛生用品が挙げられる。一般的に、使い捨て物品は、トップシート、バックシート、及びその間に吸収性コアを含む。

0019

使い捨て吸収性物品の代表的な実施形態は、図1に図示される使い捨ておむつである。

0020

図1に図示される等の使い捨ておむつ1は、長手方向寸法(長手方向軸線Aに沿った)及びそれに垂直の横断寸法(横断軸線Bに沿った)を有する。

0021

おむつの一方の端部は前側腰部領域2(物品の前側3分の1であり、物品の長さの3分の1を有する)として形成される。反対側の端部は、後側腰部領域3(物品の後側3分の1であり、物品の長さの3分の1を有する)として形成される。おむつの中間部分は、股領域4(物品の中央3分の1)として形成される。股領域は、前側と後側の腰部領域の間に長手方向に延在する。股領域は、おむつを着用した際に、一般に着用者の脚の間に位置するおむつの部分である。

0022

おむつは、一般的に、トップシート5、バックシート6、及びその間に配置される吸収性コア7を含む。

0023

トップシートは、液体透過であってよい。トップシートは、少なくとも部分的に親水性であってよい。いわゆる有孔トップシートも使用できる。1つ以上の(大きな)開口部を有するトップシートも使用できる。トップシートはまた、スキンケア組成物、例えばローションを含むことができる。トップシートは全体的又は部分的に伸縮性を持たせてもよく、又はトップシートと吸収性コアとの間に隙間が形成されるように短縮させてもよい。伸縮性の又は縮小させたトップシートを包含する代表的な構造は、米国特許第5,037,416号(アレン(Allen)ら、1991年8月6日発行)、名称弾性延伸性のトップシートを有する使い捨て吸収性物品(Disposable Absorbent Article Having Elastically Extensible Topsheet)」、及び同第5,269,775号(フリーランド(Freeland)ら、1993年12月14日発行)、名称「使い捨て吸収性物品用の三分割トップシート及びその三分割トップシートを有する使い捨て吸収性物品(Trisection Topsheets for Disposable and Disposable Having Such Trisection Topsheets)」に更に詳細に記載されている。

0024

バックシートは、液体不透過性でないが、蒸気透過性であってもよい。バックシートは、吸収性構造体に吸収され収容されている流体が、パンツ、ズボンパジャマ、下着、及びシャツ又はジャケットなどの吸収性物品と接触する材料を濡らすことを防ぐのに用いることができ、これにより、流体移動に対するバリアとして作用する。特定の実施形態では、バックシートは、液体(例えば、尿)に対して実質的に不透過性であってもよく、不織布と約0.012mm(0.5ミル)〜約0.051mm(2.0ミル)の厚さを有する熱可塑性フィルムのような薄いプラスチックフィルムとの積層体を含むことができる。好適なバックシートフィルムとしては、インディアナ州テレホート所在のTredegar Industries Inc.の製造する、X15306、X10962、及びX10964の商品名で販売されるものが挙げられる。他の好適なバックシート材料としては、蒸気をおむつから逃がす一方で液体排出物がバックシートを通過するのを依然として防止する通気性材料を挙げることができる。代表的な通気性材料としては、織布ウェブ、不織ウェブ、フィルムコーティング不織ウェブなどの複合材料、並びにエスポアール(ESPOIR)NOの呼称で日本の三井東圧株式会社(Mitsui Toatsu Co.)により製造されているミクロ孔質フィルム及びエグザイア(EXXAIRE)の名称でテキサスベイティー(BayCity,テキサス州)のエクソンケミカル社(EXXON Chemical Co.)により製造されているようなミクロ孔質フィルムなどの材料を挙げることができる。ポリマーブレンドを含む適した通気性複合材料は、名称ハイトレル(HYTREL)ブレンドP18−3097として、クロペイ社(Clopay Corporation)(オハイオシンシナティ(Cincinnati, OH))から入手可能である。このような通気性複合材料は、E.I.DuPontの名前で1995年6月22日に公開されたPCT出願第WO 95/16746号に記より詳細に記載される。不織布ウェブ及び孔あき成形フィルムなどの他の通気性バックシートについては、Dobrinらに付与された1996年11月5日発行の米国特許第5,571,096号に述べられている。

0025

おむつは、当該技術分野において既知のように、一般的にウェストバンドに接合される、前側及び後側のウェストバンド及び/又は締着装置を更に含んでもよい。好ましい締着システムは、締着タブ8及びランディング区域9を含み、締着タブがおむつの後部の腰部領域に取り付け又は接合され、ランディング区域はおむつの前側腰部領域の一部分となっている。おむつはまた、伸縮性バリアカフ11等のレッグカフ10及び/又はバリアカフを有してもよい。好適なカフは、例えば、米国特許第3,860,003号、第4,808,178号及び4,909号、第4,695,278号及び第4,795,454号に記載されている。

0026

図1に図示されるように、上部捕捉層12、下部捕捉層13、及び任意にコアカバー14を含む捕捉システムは、吸収性コア上に配置され得る。捕捉システムは、吸収性構造が液体を吸収できるまで液体の一時的な収容容器としての機能を果たし得る。ある実施形態では、捕捉システムは、化学的架橋されたセルロース繊維を含んでもよい。このような架橋されたセルロース繊維は、所望の吸収特性を有し得る。代表的な化学的に架橋されたセルロース繊維については、米国特許第5,137,537号に開示されている。特定の実施形態によれば、架橋されたセルロース繊維は、捲縮、撚糸、若しくはカールさせるか、又は捲縮、撚糸、及びカールさせることを含むこれらの組み合わせを行うことができる。ある実施形態では、上部捕捉層及び下部捕捉層の一方又は両方は、不織布を含んでもよく、不織布は親水性であってもよい。更に、ある実施形態によると、上部捕捉層及び下部捕捉層の一方又は両方は、化学的に架橋されたセルロース繊維を含んでもよく、これらセルロース繊維は不織布材料の一部を形成しても形成しなくてもよい。代表的な実施形態によると、上部捕捉層は、架橋されたセルロース繊維を有さない不織布を含んでもよく、下部捕捉層は、化学的に架橋されたセルロース繊維を含んでもよい。更に、一実施形態によると、下部捕捉層は、天然又は合成高分子繊維などの他の繊維と混合された、化学的に架橋されたセルロース繊維を含んでもよい。上部及び下部捕捉層に好適な不織布材料にはスパンボンドメルトブロー及び更なるスパンボンド層を含むSMS材料が挙げられるが、限定ではない。特定の実施形態では、永久的に親水性の不織布、特に耐久的に親水性のコーティングを有する不織布が望ましい。別の好適な実施形態は、SMMS構造を含む。特定の実施形態では、不織布は多孔質である。

0027

使い捨て吸収性物品を構築及び構成するための、おむつを組み立てる方法は、当該技術分野において既知の従来の技術を含む。例えば、バックシート及び/又はトップシートは、接着剤の均一な連続層、接着剤の模様付き層、又は接着剤の別個の線、螺旋、若しくは点の配列により、吸収性コアに結合させるか、又は互いに結合させることができる。満足のいくものであることが判明した接着剤は、H.B.Fuller Company(St.Paul,Minnesota)によって、HL−1258又はH−2031の名称で製造されている。トップシート、バックシート、及び吸収性コアを様々な周知の構成で組み立ててもよいが、好適なおむつの構成は、概して、Roeらに付与された1996年9月10日発行の米国特許第5,554,145号「Absorbent Article With Multiple Zone Structural Elastic−Like Film Web Extensible Waist Feature」、Buellらに付与された1996年10月29日発行の米国特許第5,569,234号「Disposable Pull−On Pant」、及びRoblesらに付与された1999年12月21日発行の米国特許第6,004,306号「Absorbent Article With Multi−Directional Extensible Side Panels」に記載されている。

0028

吸収性コア。
吸収性コアはトップシートとバックシートとの間に配置される。これは少なくとも1つの吸収性構造を含む3次元構造である。

0029

吸収性構造は、基材層と、熱可塑性接着剤材料によって支持されるとともに、前記基材層上に固定される吸収性層とを含む。

0030

吸収性層は、吸収性ポリマー材料と、任意にセルロース繊維とを含む。

0031

図2に示されるように、吸収性コア7は、おむつの長手方向寸法に延在する長手方向寸法L(すなわち長さL)、及びおむつの横断寸法に延在する横断寸法W(すなわち幅W)を有する。吸収性コア7は、基材層15と、熱可塑性接着剤材料によって支持されるとともに、前記基材層上に固定される吸収性層25とを含む。

0032

吸収性コアは、中央長手方向軸線x、前記中央長手方向軸線xに垂直な中央横断軸線y、使い捨ておむつの長手方向寸法に延在する一対の対向する長手方向端部18、及び使い捨ておむつの横断寸法に延在する一対の対向する横断端部19を有する。吸収性コアの長手方向端部又は横断端部は、それぞれ、中央長手方向軸線又は中央横断軸線に平行であるか、又はそれらは、厳密に平行ではないがこれらの軸線の一般的な方向に沿ってもよく、例えばそれらは曲線状であってもよく、例えば股領域において狭い横断寸法を提供する。

0033

吸収性コアは、吸収性コアの長手方向寸法Lの3分の1を構成する前側領域(使い捨ておむつの前側腰部領域に向かって配向される領域である)を有する。反対側の端部領域は、吸収性コアの長手方向寸法Lの3分の1を構成する後側領域(おむつの後側腰部領域に向かって配向される領域である)として構成される。吸収性コアの中間部分は、吸収性コアの長手方向寸法Lの3分の1を構成する股領域として構成される。前側、股、及び後側の領域は、吸収性コアの長手方向寸法に順次配列される。

0034

吸収性コアは、図3に示されるように、本発明の目的のため、その長手方向寸法において9つのセグメントに実質的に分けられ、これらのセグメントは、本明細書において個別に横断セグメント20と称される。横断セグメントは、吸収性コアの1つの長手方向端部から吸収性コアの厚さを通ってもう一方に延在する。それらは、吸収性コアの幅Wに等しい長さl1、及び吸収性コアの長さLの1/9に相当する幅w1を有する。幾つかの実施形態では、横断セグメントは、少なくとも4cm、又は少なくとも5cm、又は少なくとも7cm、又は少なくとも8cm、又は少なくとも9cmの長さ、及び少なくとも1.5cm、少なくとも2.5cm、又は少なくとも3cm、又は少なくとも3.8cm、又は少なくとも4cmの幅を有してよい。

0035

それぞれの横断セグメントは、本明細書においてAPMt BWavと称される平均坪量の吸収性材料、及び本明細書においてTAMt BWavと称される平均坪量の熱可塑性接着剤材料を有する吸収性層を含む。

0036

APMt BWavは、吸収性コアが1つの吸収性構造のみ、したがって1つの吸収性層のみを含むときに横断セグメントによって含まれる吸収性層の表面積当りの吸収性材料の平均重量であり、APMt BWavは、一般的に1平方メートル当りグラムで表される。平均重量は、セグメントに含まれる吸収性層における吸収性材料の重量を測定し、前記セグメントにおける吸収性層の総表面積でそれを割ることにより計算される。吸収性材料が吸収性ポリマー材料からなるとき、APMt BWavは、前記横断セグメントによって含まれる吸収性層の表面積当りの吸収性ポリマー材料の平均重量である。吸収性コアが積層体を形成する2つ以上の吸収性構造を含むとき、APMt BWavは、前記セグメントによって含まれる積層体の表面積当りの吸収性材料の平均重量(すなわち、セグメントの組み合わせた吸収性層に関する吸収性材料の平均重量)である。

0037

TAMt BWavは、吸収性コアが1つの吸収性構造のみ、したがって1つの吸収性層のみを含むときに横断セグメントによって含まれる吸収性層の表面積当りの熱可塑性接着剤材料の平均重量である。TAMt BWavは、一般的に1平方メートル当りのグラムで表される。平均重量は、セグメントに含まれる吸収性層における熱可塑性接着剤材料の重量を測定し、前記セグメントにおける吸収性層の総表面積でそれを割ることにより計算される。吸収性コアが積層体を形成する2つ以上の吸収性構造を含むとき、TAMt BWavは、前記横断セグメントによって含まれる積層体の表面積当りの熱可塑性接着剤材料の平均重量である。

0038

図4に示されるように、吸収性コアは、本発明の目的のため、その横断寸法において6つのセグメント21に実質的に分けられ、これらのセグメントは、本明細書において個別に長手方向セグメントと称される。長手方向セグメントは、吸収性コアの1つの横断端部から吸収性コアの厚さを通ってもう一方に延在する。それらは、吸収性コアの長さLに等しい長さl2、及び吸収性コアの幅Wの1/6に相当する幅w2を有する。

0039

それぞれの長手方向セグメントは、本明細書においてAPMl BWavと称される平均坪量の吸収性材料、及び本明細書においてTAMl BWavと称される平均坪量の熱可塑性接着剤材料を有する吸収性層を含む。

0040

APMl BWavは、吸収性コアが1つの吸収性構造のみ、したがって1つの吸収性層のみを含むとき、1つの長手方向セグメントによって含まれる吸収性層の表面積当りの吸収性材料の平均重量である。APMl BWavは、一般的に1平方メートル当りのグラムで表される。平均重量は、セグメントに含まれる吸収性層における吸収性材料の重量を測定し、前記セグメントにおける吸収性層の総表面積でそれを割ることにより計算される。吸収性材料が吸収性ポリマー材料からなるとき、APMl BWavは、前記長手方向セグメントによって含まれる吸収性層の表面積当りの吸収性ポリマー材料の平均重量である。吸収性コアが積層体を形成する2つ以上の吸収性構造を含むとき、APMl BWavは、前記長手方向セグメントによって含まれる積層体の表面積当りの吸収性材料の平均重量(すなわち、セグメントの組み合わせた吸収性層に関する吸収性材料の平均重量)である。

0041

TAMl BWavは、吸収性コアが1つの吸収性構造のみ、したがって、1つの吸収性層のみを含むときに前記長手方向セグメントによって含まれる吸収性層の表面積当りの熱可塑性接着剤材料の平均重量であり、一般的に1平方メートル当りのグラムで表される。平均重量は、セグメントに含まれる吸収性層における熱可塑性接着剤材料の重量を測定し、前記セグメントにおける吸収性層の総表面積でそれを割ることにより計算される。吸収性コアが積層体を形成する2つ以上の吸収性構造を含むとき、TAMl BWavは、前記長手方向セグメントによって含まれる積層体の表面積当りの熱可塑性接着剤材料の平均重量である。吸収性コアが積層体を形成する2つ以上の吸収性構造を含むとき、TAMl BWavは、前記長手方向セグメントによって含まれる積層体の表面積当りの熱可塑性接着剤材料の平均重量(すなわち、セグメントの組み合わせた吸収性層に関する吸収性材料の平均重量)である。

0042

輪郭付けられた吸収性コア
吸収性コアは、異なる吸収力の領域が提供される、すなわち吸収性コアの特定の領域は他の領域より多く吸収性材料を含む。幾つかの実施形態では、吸収性コアはその長手方向寸法において浮き上がってもよい、すなわち、吸収性材料の量、例えば吸収性層若しくは吸収性層の少なくとも1つ又は全吸収性層における吸収性ポリマー材料の量が、吸収性コアの長手方向寸法において変動してよい。幾つかの他の実施形態では、吸収性コアはその横断寸法において浮き上がってもよい、すなわち、吸収性材料の量、例えば吸収性層若しくは吸収性層の少なくとも1つ又は全吸収性層における吸収性ポリマー材料の量が吸収性コアの横断寸法において変動してよい。吸収性ポリマー材料の量等の吸収性材料の量は、1つの領域から別の領域まで徐々に遷移してよい。吸収性材料の量のこの漸進的な遷移により、吸収性コアにおける亀裂形成の可能性が低減され得る。

0043

図2に示されるように、吸収性層は、吸収性コアの長手方向寸法に延在する長手方向寸法M(すなわち、吸収性層は長さMを有する)、及び吸収性コアの横断寸法に延在する横断寸法N(すなわち、吸収性層は幅Nを有する)を有する。吸収性層25は、中央長手方向軸線x、前記中央長手方向軸線xに垂直な中央横断軸線y、吸収性コアの長手方向寸法に延在する一対の対向する長手方向端部26、及び吸収性コアの横断寸法に延在する一対の対向する横断端部27を有する。吸収性層の長手方向端部又は横断端部は、それぞれ、中央長手方向軸線又は中央横断軸線に平行であるか、又はそれらは、厳密に平行ではないがこれらの軸線の一般的な方向に沿ってもよく、例えば、それらは、例えば股領域において狭い横断寸法が提供されるように曲線状であってもよい。

0044

吸収性層は吸収性材料、一般的に、吸収性ポリマー材料と、任意にセルロース繊維とを含む。吸収性ポリマー材料は、一般的に粒子の形態、すなわち、吸収性ポリマー粒子である。本明細書で使用される「セルロース繊維」とは、繊維形態粉砕木材パルプを指し、当該技術分野において一般的に「エアフェルト」とも呼ばれる。幾つかに実施形態では、吸収性材料は、70重量%を超える、又は80重量%を超える、又は90重量%を超える、又は95重量%を超える、又は更には100重量%の吸収性ポリマー粒子を含む。幾つかの実施形態では、吸収性材料は、吸収性ポリマー粒子と、5重量%未満のセルロース、より一般的には2重量%未満のセルロースと、を含み、最も一般的には吸収性材料セルロースを含まない。吸収性層がセルロースを含まない実施形態では、吸収性層は、吸収性ポリマー粒子のみを含む。

0045

一般的に、吸収性層に使用するのに好適な吸収性ポリマー粒子は、例えばModern Superabsorbent Polymer Technology,F.L.Buchholz,A.T.Graham,Wiley 1998等に記載される超吸収体文献により公知の任意の吸収性ポリマー粒子を含むことができる。

0046

吸収性ポリマー粒子は、球形、球形のような、又はウインナソーセージ形状の粒子等の不規則な形状の粒子、又は一般的に逆相懸濁重合により得られる種類の楕円体形状の粒子であってよい。粒子は、少なくともある程度より大きな不規則粒子を形成するために、任意に凝集することもできる。

0047

吸収性ポリマー粒子は、例えば部分的に中和された架橋ポリアクリレート又は酸ポリアクリレート等の内部及び/又は表面架橋されるポリアクリレート及びポリアクリレート系材料から選択され得る。本発明に好適な吸収性ポリマー粒子の例は、例えばPCT特許出願第WO 07/047598号、第WO 07/046052号、第WO2009/155265号、及び第WO2009/155264号に記載されている。

0048

吸収性ポリマー粒子は、好ましくは内部架橋される、すなわち、重合は、ポリマー網組織へとフリーラジカル的に共重合され得る、2つ以上の重合可能な基を有する化合物の存在下において行なわれる。有用な架橋剤としては、例えばエチレングリコールジメタクリレートジエチレングリコールジアクリレートアリルメタクリレートトリメチロールプロパントリアクリレートトリアリルアミン、欧州特許第A 530 438号に記載されるテトラアリルオキシエタン、欧州特許第A 547 847号、欧州特許第A 559 476号、欧州特許第A 632 068号、国際公開第WO 93/21237号、国際公開第WO 03/104299号、国際公開第WO 03/104300号、国際公開第WO 03/104301号、及び独国特許第A 103 31 450に記載されるジ−及びトリアクリレート類、独国特許第A 103 31 456号及び独国特許第A 103 55 401号に記載されるような更なるエチレン性不飽和基を含む混合アクリレート類並びにアクリレート基、又は例えば独国特許第A 195 43 368号、独国特許第A 196 46 484号、国際公開第WO 90/15830号及び国際公開第WO 02/32962号に記載される架橋剤混合物、並びに国際公開第WO2009/155265号に記載される架橋剤が挙げられる。

0049

吸収性ポリマー粒子は外部架橋(後架橋)され得る。有用な後架橋剤としては、ポリマーカルボキシレート基共有結合を形成可能な2つ以上の基を含む化合物が挙げられる。有用な化合物は、例えばアルコキシシリル化合物ポリアジリジン類ポリアミン類ポリアミドアミン類、欧州公開第A 083 022号、欧州公開第A 543 303号、及び欧州公開第A 937 736に記載されるジ−又はポリグリシジル化合物、独国特許第C 33 14 019号に記載される多価のアルコール類、独国特許第A 40 20 780号に記載される環式炭酸塩、独国特許第A 198 07 502号に記載されるN−(2−ヒドロキシエチル)−2−オキサゾリドン等の2−オキサゾリドン及びその誘導体、独国特許第A 198 07 992号に記載されるビス−及びポリ−2−オキサゾリドン、独国特許第A 198 54 573号に記載される2−オキソテトラヒドロ−1,3−オキサジン及びその誘導体、独国特許第A 198 54 574号に記載されるN−アシル−2−オキサゾリドン、独国特許第A 102 04 937号に記載される環式尿素、独国特許第A 103 34 584号に記載される二環式アミドアセタール、欧州特許第A 1 199 327号に記載されるオキセタン及び環式尿素、並びに国際公開第WO 03/031482号に記載されるモルホリン−2,3−ジオン及びその誘導体が挙げられる。

0050

吸収性ポリマー粒子は、コーティング剤でコーティングされる、又は部分的にコーティングされる等の表面修飾を有してよい。コーティングされた吸収性ポリマー粒子の例は、国際公開第WO2009/155265号に開示されている。コーティング剤は、吸収性ポリマー粒子に更なる親水性を付与するようなものであってよい。コーティング剤は、粒子上にエラストマー(弾性)フィルムコーティングを形成する弾性ポリマー若しくはフィルム形成ポリマー又は弾性フィルム形成ポリマー等のポリマーであってよい。コーティングは、吸収性ポリマー粒子の表面上の均質及び/又は均一コーティングであってよい。コーティング剤は、0.1重量%〜5重量%、又は0.2重量%〜1重量%の表面修飾吸収性ポリマー粒子のレベルで適用される。

0051

一般的に、吸収性ポリマー粒子は、選択された粒径分布を有することができる。例えば、吸収性ポリマー粒子は、45μm〜4000μm、より具体的には45μm〜約1000μm、又は約100μm〜約850μm、又は約100μm〜約600μmの範囲の粒径分布を有してよい。粒子形状の材料の粒径分布は、当該技術分野において既知のように、例えば乾式篩分け分析試験(EDANA 420.02「粒径分布」)によって測定され得る。例えば、光散乱及び画像解析法に基づく光学的方法を用いることもできる。

0052

横断寸法に浮き上がる吸収性コア
幾つかの実施形態では、吸収性材料の量、一般的に吸収性層若しくは吸収性層の少なくとも1つ又は全吸収性層における吸収性ポリマー材料の量は吸収性層の横断寸法に沿って変動してよい。幾つかの実施形態では、図5に示されるように、吸収性層25若しくは吸収性層の少なくとも1つ又は全吸収性層は、吸収性層の単位面積当りの吸収性材料の量、一般的に吸収性ポリマー材料の量が区域間で変動する3つの吸収性区域に分けることができる。3つの区域に分けられるとき、吸収性層は、互いに離れ、吸収性層の長手方向軸線に実質的に平行に延在する第1及び第2の吸収性区域30及び31と、長手方向軸線(前記軸線を含む)に沿って実質的に延在する、第1と第2の吸収性区域との間の中央吸収性区域32とを有する。幾つかの実施形態では、吸収性層の第1及び第2の吸収性区域に存在する吸収性材料、一般的に吸収性ポリマー材料は、吸収性層の中央吸収性区域に存在する吸収性材料の坪量より高い坪量を有してよい。これらの実施形態による吸収性コアに中央吸収性区域に向けられた液体を流すと、中央吸収性区域を超えて流れる液体は、側部吸収性区域と接触する。第1及び第2の吸収性区域は、高吸収性ポリマー材料を有し、そのような液体を吸収する大きな容量を有し、側部吸収性区域を超える液体の流れを妨げて、漏洩を防止する。幾つかの実施形態では、吸収性層の第1及び第2の吸収性区域30及び31に存在する吸収性材料の坪量は、吸収性層の中央吸収性区域32に存在する吸収性材料の坪量より低くてもよい。吸収性層は、様々な坪量の吸収性粒子状ポリマーを有する任意の数の吸収性区域を含んでよい。更に、他の実施形態では、吸収性材料は、吸収性層の単位面積当りの吸収性材料の量の多い領域と少ない領域とを交互にする等により異なるパターンで変動してもよい。

0053

図5に示されるように、幾つかの実施形態では、吸収性材料の坪量がより高い領域は実質的に平行かつ連続し、吸収性層は実質的に矩形である。特定の実施形態では、吸収性材料の坪量がより高い領域は、曲線状などの他の形状を有するか、若しくは断続的であるか、又はその両方であってもよい。図6Aは、凹状パターンを形成するために内方湾曲している吸収性材料の坪量がより高い連続領域120b及び122bと、吸収性材料の坪量がより低い隣接した領域121bとを含む実施形態を示す。図6Bは、砂時計形を形成するために内方に湾曲している吸収性材料の坪量がより高い連続領域120c及び122cと、吸収性材料の坪量がより低い中央領域121cとを含む実施形態を示す。図6Cは、凸状パターンを形成するために外方に湾曲している吸収性材料の坪量がより高い連続領域120d及び122dと、吸収性材料の坪量がより低い隣接した領域121dとを含む実施形態を示す。図6Dは、吸収性材料の坪量がより高い実質的に直線で平行な領域120e及び122eと、吸収性材料の坪量がより低い隣接した領域121eとを含み、吸収性材料の坪量がより高い平行な領域120e及び122eの長さが吸収性材料の坪量がより低い隣接した領域121eより短い実施形態を示す。図6Eは、吸収性材料の坪量がより高い実質的に直線で平行な断続的領域120f及び122fと、吸収性材料の坪量がより低い隣接した領域121fとを含む実施形態を示す。

0054

長手方向寸法に浮き上がる吸収性コア
幾つかの実施形態では、吸収性層若しくは吸収性層の少なくとも1つ又は全吸収性層における吸収性材料の量は、吸収性層の長手方向寸法に沿って変動してよい。幾つかの実施形態では、図7に示されるように、吸収性層又は吸収性層の少なくとも1つは、吸収性層の単位面積当りの吸収性材料の量が区域間で変動する3つの吸収性区域に分けることができる。3つの区域に分けられるとき、吸収性層25は、互いに離れ、吸収性層の長手方向軸線に実質的に垂直に延在する第1及び第2の吸収性区域40及び41と、横断軸線(前記軸線を含む)に沿って実質的に延在する第1及び第2の端部吸収性区域40及び41との間の中央吸収性区域42とを有する。幾つかの実施形態では、吸収性層の第1及び第2の吸収性区域の吸収性材料の坪量は、吸収性層の中央吸収性領域より高くてよい。これらの種類の実施形態は、股領域における吸収性物品のかさを減少させ、よって物品のフィット性、よって着用者の快適性を向上させるために提供される。吸収性コアが、中央吸収性区域に向けられた液体の流れにさらされると、中央吸収性区域を通過して流れる液体は、そのような液体を吸収しかつ保持する能力が高い第1及び第2の吸収性区域に接触する。幾つかの実施形態では、吸収性層の第1及び第2の吸収性区域の吸収性材料の坪量は、吸収性層の中央吸収性区域より低くてよい。

0055

吸収性層は、様々な吸収性材料の坪量の複数の交互吸収性区域を含む、様々な吸収性材料の坪量の様々な異なるパターンで配置された任意の数の吸収性区域を含むことができる。

0056

輪郭付けられた吸収性コア又は吸収性構造は、様々な吸収性材料の坪量のパターンで吸収性材料を分配するのに好適な任意の方法によって得ることができる。輪郭付けられた吸収性コアを提供するための好適な方法は、例えば欧州特許第2328532A2号及び欧州特許第2328532A2号に開示されている。

0057

吸収性構造の輪郭付けられた吸収性層は、異なる坪量の区域を有する連続層、すなわち、異なる坪量の区域を有する吸収性ポリマー材料の連続層として形成するため等、基材層上に分配された吸収性ポリマー粒子等の吸収性材料を含んでよい。幾つかの実施形態では、異なる坪量の区域を有する吸収性ポリマー粒子の連続層を形成する。

0058

代替的に、輪郭付けられた吸収性層は、断続層を形成するため等、基材層上に分配された吸収性ポリマー粒子等の吸収性材料を含んでよい。これらの実施形態では、吸収性ポリマー粒子及び任意にセルロースは、粒子のクラスターの基材層上に堆積され、よって吸収性ポリマー粒子(及び任意にセルロース)の不連続層又は断続層を形成することができる。吸収性ポリマー粒子(及び任意にセルロース)のクラスターは、輪郭付けられた吸収性粒子分布を提供することができる円形楕円形正方形、矩形、三角形等を含むがこれらに限定されない様々な形状を有してよい。粒子のクラスターに粒子を堆積するための好適な方法は、欧州特許第1621167 A2号、欧州特許第1913914 A2号、欧州特許第2238953 A2号、欧州特許第2328532A2号、及び欧州特許第2328532A2号に開示されている。吸収性材料はまた、吸収性材料が互いに離れた複数のストリップを基材層上に形成し、隣り合うストリップ間に隙間を形成するように、基材層上に適用されてもよい。幾つかの実施形態では、吸収性ポリマー粒子のストリップを形成する。隣り合うストリップ間の隙間は、実質的に吸収性材料を含まない。「実質的に吸収性材料を含まない」とは、例えばプロセスに関連する理由により、全体的な機能性に寄与しないごく僅かな量の吸収性材料が隙間に存在し得ることを意味する。用語「実質的に吸収性材料を含まない」とは、用語「吸収性材料を含まない」を包含する。次いで、熱可塑性接着剤材料は、吸収性材料を基材層上に少なくとも部分的に固定するように堆積され得る。熱可塑性接着剤材料は吸収性材料に少なくとも部分的に接触し、かつ基材層に部分的に接触する。

0059

幾つかの実施形態では、使い捨ておむつの吸収性コアは、組み合わされる又は重ね合わされる、本明細書に開示される2つ以上の吸収性構造を含んでよい。一般的に、吸収性構造は、第1の吸収性構造の熱可塑性接着剤材料が第2の吸収性構造の熱可塑性接着剤材料に直接接触するように組み合わされ得る。幾つかの実施形態では、第1及び第2の吸収性構造は、吸収性材料がストリップで分配されるとき、第1の吸収性構造のストリップが第2の吸収性構造に形成される隙間と重複し、第2の吸収性構造のストリップが第1の吸収性構造の隙間と重複するように組み合わされ得る。吸収性ポリマー粒子が粒子のクラスターの基材層上に堆積される幾つかの実施形態では、2つの吸収性構造は、得られる吸収性コアが2つの基材層の間に実質的連続して分配される吸収性ポリマー粒子を含むように組み合わされる。本明細書で使用される「実質的に連続して分配される」とは、第1の基材層及び第2の基材層が多数の吸収性ポリマー粒子によって分離されることを示す。吸収性粒子状ポリマー材料領域内の第1の基材層と第2の基材層との間(すなわち、2つの基材層の間の領域)に僅かな偶然接触領域が存在することを認識する。第1の基材と第2の基材との間にある偶然接触領域は、意図的であっても意図的でなくてもよい(例えば人工物の製造)が、状体(pillows)、ポケット、管、キルトパターンなどのような幾何学的配置を形成しない。2つの吸収性構造の基材層は、縁部の周囲で互いに結合し、接着剤又は超音波接合、圧力接合、又は熱接合等の当該技術分野において既知の任意の他の手段により鼓形を形成する。

0060

熱可塑性接着剤材料による吸収性ポリマー材料の固定
吸収性材料を含む吸収性層は、基材層によって支持され、乾燥及び湿潤状態での固定を提供する熱可塑性接着剤材料により前記基材層上に固定される。

0061

吸収性構造の基材層は、吸収性ポリマー粒子を支持することができる任意の材料であってよい。一般的に、発泡体、フィルム、織布及び/又は不織布材料等のウェブ又はシート材料である。本明細書で使用するとき、「不織布材」は、摩擦及び/又は凝集及び/又は接着により接合された、配向性繊維又は不規則に配向された繊維で製造されたウェブを指し、紙と、更なるニードル加工の有無を問わず、結合糸若しくは長繊維を組み込んだ織り製品、編み製品、タフテッド製品、ステッチで結合した製品、又は湿式粉砕によるフェルト製品とを除く。不織布材料及びそれらを作製するためのプロセスは、当該技術分野において既知である。一般に、不織布材料を作製するプロセスは、成形表面への繊維の配置及び繊維の結合という2つの工程を含んでよい。繊維の配置工程は、スパンレイイング、メルトブローイングカーディングエアレイイング、湿式積層法、コフォーム、及びこれらの組み合わせを含んでよい。繊維の結合工程は、水流交絡コールドカレンダホットカレンダスルーアサーマルボンドケミカルボンドニードルパンチ法、及びこれらの組み合わせを含んでよい。不織布材料は積層体であってよい。積層体は、スパンボンド層(S)、及び/若しくはメルトブローン層(M)、並びに/又はカード層(C)を含み得る。好適な積層体としては、SSSSS、SMS又はSMMSが挙げられるが、これらに限定されない。不織布材料は、約5〜100g/m2又は約10〜40g/m2、又は約10〜30g/m2の坪量を有してよい。織布又は不織布材料は、天然繊維若しくは合成繊維又はそれらの組み合わせを含んでよい。天然繊維の実施例は、広葉樹源、針葉樹源、又はその他の非木材植物からの繊維など、セルロース天然繊維を含んでもよい。天然繊維は、セルロース、デンプン、及びこれらの組み合わせを含んでもよい。合成繊維は、例えば、ポリオレフィン類ポリプロピレン及びポリプロピレンコポリマーポリエチレン及びポリエチレンコポリマー)、ポリエステル類(例えば、ポリエチレンテレフタレート)、ポリエーテル類ポリアミド類ポリエステルアミド類、ポリビニルアルコール類ポリヒドロキシアルカノエート類多糖類、及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるものであるがこれらに限定されない、任意の材料であることができる。更に、合成繊維は、単一成分(すなわち、繊維全体を構成する単一合成材料又は混合物)、2成分(すなわち、繊維は領域に分けられ、領域は2つ以上の異なる合成材料又はその混合物を包含し、共押出繊維及びコアシース繊維を包含する場合がある)、及びこれらの組み合わせであり得る。2成分繊維は、不織布材の成分繊維として使用することができ、及び/又は不織布材料中に存在するその他の繊維の接合剤として作用するために存在してもよい。繊維のいずれか又は全ては、繊維のいずれかの望ましい性質を変えるために、製造前、製造中、又は製造後に処理されてもよい。

0062

一般に吸収性ポリマー粒子からなる吸収性材料を含む吸収性層を固定するのに好適な熱可塑性接着剤材料は、一般的に優れた凝集性及び優れた接着動態を兼ね備える。優れた接着は、熱可塑性接着剤材料と吸収性材料(例えば吸収性ポリマー粒子)と基材層との間の良好な接触を促進する。優れた凝集性は、特に外力、すなわち歪みに応じて接着剤が破断する可能性を低減するものである。吸収性構造/コアが液体を吸収するとき、吸収性層の吸収性ポリマー粒子は膨張し、熱可塑性接着剤材料を外力にさらす

0063

本発明で使用するのに好適な熱可塑性接着剤材料は、少なくとも熱可塑性ポリマーを、可塑剤、及び粘着付与樹脂などの他の熱可塑性希釈剤、並びに抗酸化剤などの添加剤と一緒に含むホットメルト接着剤を含む。代表的な好適なホットメルト接着剤材料は、欧州特許第1447067(A2)号に記載されている。幾つかの実施形態では、熱可塑性ポリマーは、10,000を超える分子量(Mw)、及び室温未満又は−6℃>Tg<16℃のガラス転移温度(Tg)を有する。特定の実施形態では、ホットメルト中のポリマーの濃度は、約20〜約40重量%の範囲である。特定の実施形態では、熱可塑性ポリマーは水の影響を受けないものでよい。例示的なポリマーは、A−B−A三元ブロック構造、A−B二元ブロック構造、及び(A−B)n放射ブロックコポリマー構造を含む(スチレン)ブロックコポリマーであり、ただしAブロックは、一般的にポリスチレンからなる非エラストマーポリマーブロックであり、Bブロックは不飽和共役ジエン又はその(部分)水素添加物である。Bブロックは典型的には、イソプレンブタジエンエチレンブチレン水素添加ブタジエン)、エチレン/プロピレン(水素添加イソプレン)、及びこれらの混合物である。

0064

使用することが可能な他の好適な熱可塑性ポリマーとして、シングルサイト触媒又はメタロセン触媒を使用して調製されるエチレンポリマーであるメタロセンポリオレフィンがある。その場合、少なくとも1種類のコモノマーをエチレンと重合して、コポリマーターポリマー、又はより高次のポリマーを調製することができる。C2〜C8のαオレフィンホモポリマー、コポリマー、又はターポリマーである、非晶質ポリオレフィン又は非晶質ポリαオレフィン(APAO)も同様に適用可能である。

0065

熱可塑性接着剤材料、一般的には、ホットメルト接着剤材料は、一般に繊維の形態で存在する、すなわち、ホットメルト接着剤は繊維形成され得る。幾つかの実施形態では、熱可塑性接着剤材料は、吸収性ポリマー粒子上に繊維性網状組織を形成する。一般的に、繊維は、約1μm〜約100μm、又は約25μm〜約75μmの平均厚さ、及び約5mm〜約50cmの平均長さを有してよい。特に、ホットメルト接着剤材料の層は、網目状構造を含むように提供され得る。

0066

代表的な熱可塑性接着剤材料は、1の値より下、又は0.5の値より下の、60℃で損失角tanδを有するホットメルト接着剤であってよい。60℃での損失角tanδは、高い室温での接着剤の液体特性と関連がある。tanδが低くなればなるほど、接着剤は液体よりも固体のような特性を示し、すなわち流れ又は移動する傾向がより低下し、本明細書に記載の接着剤超格子構造劣化し又は更に経時的に崩懐する傾向は低くなる。したがって、この値は吸収性物品が暑い気候で使用される場合に特に重要である。

0067

例えばプロセス上の理由及び/又は性能上の理由から、熱可塑性接着剤材料は、ASTMD3236−88により、27のスピンドル、20pmp、175℃で20分の予備加熱、及び10分間の攪拌を使用して測定可能な、175℃で、800〜4000mPa・s、又は1000mPa・s若しくは1200mPa・s若しくは1600mPa・sから3200mPa・sまで若しくは3000mPa・sまで若しくは2800mPa・sまで若しくは2500mPa・sまでの粘度を有することが有益であり得る。

0068

熱可塑性接着剤材料は、ASTME28−99(Herzog法、グリセリン使用)で測定可能な、60℃〜150℃、又は75℃〜135℃、又は90℃〜130℃、又は100℃〜115℃の軟化点を有してよい。

0069

本明細書の一実施形態では、熱可塑性接着剤成分は、ASTMD 5725−99で測定可能な90°未満、又は80°未満、又は75°未満又は70°未満の接触角を有する親水性であってよい。

0070

発明者は、輪郭付けられた吸収性層上に適用される熱可塑性接着剤材料の量を調節することによって、吸収性コアの捕捉速度が向上され得ることを発見した。輪郭付けられた吸収性層上に一定量の熱可塑性接着剤材料を提供するのに対して、低量の吸収性材料、一般的には低量の吸収性ポリマー材料を含む吸収性層の1つ以上の領域に、吸収性材料、一般的には吸収性ポリマー材料を固定するために低量の熱可塑性接着剤材料を提供することにより、吸収速度の増加が達成され得ることが分かった。実際、低量の吸収性材料、一般的には低量の吸収性ポリマー材料を含む1つ以上の領域に低量の熱可塑性接着剤材料を提供することにより、吸収性ポリマー材料の効率的な乾燥及び湿潤固定を維持しながら吸収性ポリマー材料の膨張制限を低減することが分かった。

0071

したがって、吸収性コアがその長手方向寸法に浮き上がる幾つかの実施形態では、吸収性コアは、前記セグメントによって含まれる吸収性層における熱可塑性接着剤材料の平均坪量及び吸収性材料の平均坪量が他の1つの横断セグメントの吸収性層における熱可塑性接着剤材料の平均坪量及び吸収性材料の平均坪量より低い、少なくとも1つの横断セグメント(9つの横断セグメントの)を含む。吸収性コアの横断セグメントの少なくとも1つにおけるAPMt BWav及びTAMt BWavの両方は、前記横断セグメントの少なくとも他の1つにおけるAPMt BWav及びTAMt BWavより低い。上記による横断セグメント、すなわち、より低いAPMt BWav及びより低いTAMt BWav(他の1つの横断セグメントに対して)の両方を有する横断セグメントは、本明細書において「低坪量横断セグメント」と称される。幾つかの実施形態では、吸収性材料は、90重量%を超える、又は95重量%を超える吸収性ポリマー材料を含むか、又は更には100重量%の吸収性ポリマー材料を含む。吸収性材料が吸収性ポリマー材料からなるとき、APMt BWavは、前記セグメントの吸収性層において吸収性ポリマー材料の平均坪量である。セグメント当りの吸収性層の熱可塑性接着剤材料の平均坪量及び吸収性材料の平均坪量は、当該技術分野において既知の方法により測定される。それぞれの横断セグメントに関して、APMt BWav及びTAMt BWavが測定される。9つのセグメントの中で吸収性材料の最高坪量を有する横断セグメントは、「参照セグメント」と称される。この「参照セグメント」は、APMt BWav−ref及びTAMt BWav−refを有する。幾つかの参照セグメントがあってよい、すなわち、幾つかのセグメントは同じAPMt BWav−ref及びTAMt BWav−refを有する。それぞれ、この「参照セグメント」(APMt BWav−x<APMt BWav−ref及びTAMt BWav−x<TAMt BWav−ref)の吸収性材料の平均坪量及び熱可塑性ポリマー材料の平均坪量より低い平均坪量の吸収性材料及びそれより低い平均坪量の熱可塑性ポリマー材料の両方を有する任意の横断セグメントは、「低坪量横断セグメント」と称される。

0072

吸収性コアは、2つ以上の「低坪量横断セグメント」を含んでよい。例えば、吸収性コアは、2つ、3つ、4つ、5つ、又は6つの「低坪量横断セグメント」を含んでよい。吸収性コアが2つ、3つ、4つ、5つ、又は6つ等の2つ以上の「低坪量横断セグメント」を含むとき、これらの「低坪量横断セグメント」は、互いに隣接するか、又は離れてもよい。

0073

図8等に示される幾つかの実施形態では、吸収性コアは4つの低坪量横断セグメント50を含むことができる。それらのうちの2つは、吸収性コアの1つの横断端部19に隣接する2つのうちの1つと連続する。他の2つの低坪量横断セグメントも吸収性コアの反対側の横断端部19に隣接する2つのうちの1つと連続する。4つの「低坪量セグメント」50は同じAPMt BWav及びTAMt BWavを有するか、又はそれらは異なるAPMt BWav及び/若しくはTAMt BWavを有してもよい。他の5つの横断セグメントは、同じTAMt BWav(すなわち、「低坪量横断セグメント」のTAMt BWavより高い)を有するが、異なるAPMt BWavを有してよい(「低坪量横断セグメント」のAPMt BWavより高いか、又は低くてもよいが、但し、前記5つのセグメントの少なくとも1つが「低坪量セグメント」のAPMt BWavより高いAPMt BWavを有することを条件とする)。一般的に、他の5つの横断セグメントは、同じTAMt BWav(すなわち、低坪量横断セグメントのTAMt BWavより高い)を有するが、全てが低坪量横断セグメントのAPMt BWavより高いAPMt BWavを有する。これらの実施形態では、吸収能力の大半は、一般的に上記に定義するように、吸収性コアの股領域の周囲に提供される、すなわち、吸収性材料の坪量は、吸収性コアの前側腰部領域及び後側腰部の近くに配向される領域に対して、股領域及び隣り合う領域において高い。幾つかの他の実施形態では、4つの「低坪量横断セグメント」は連続しており、少なくとも股領域に分配され得る。これらの実施形態では、股領域は、特に体液で充填されるとき、股領域において物品のかさを減らし、また前記股領域の使い捨て物品のフィット性も低減する隣接する領域に対してより低い量の吸収性材料、及びより低い熱可塑性接着剤材料を含むことができる。着用者の快適性は、それによって向上される。

0074

幾つかの実施形態では、吸収性コアは、6つの「低坪量横断セグメント」を含むことができる。図9等に示される代表的な実施形態では、前記低坪量横断セグメント50のうちの3つは、吸収性コアの1つの横断端部19に隣接するそれらのうちの1つと連続してよい。他の3つの「低坪量横断セグメント」50も、吸収性コアの反対側の横断端部19に隣接するそれらのうちの1つと連続してもよい。低坪量横断セグメント50のうちの3つを含む吸収性コアの端部(吸収性コアの長さの1/3)は、吸収性コアの前側領域51である。「低坪量横断セグメント」のうちの他3つを含む吸収性コアの端部(吸収性コアの長さの1/3)は、吸収性コアの後側領域52である。いずれの「低坪量横断セグメント」を含まない吸収性コアの中間部分は、股領域53である。これらの実施形態では、吸収性コアは、低量の吸収性材料を含む領域、つまり、前側及び後側領域において低坪量の熱可塑性接着剤材料を含み、股領域は大半の吸収能力を備える。6つの「低坪量セグメント」50は同じAPMt BWav及びTAMt BWavを有するか、又はそれらは異なるAPMt BWav及び/若しくはTAMt BWavを有してもよい。他の3つの横断セグメントは同じTAMt BWav(すなわち、低坪量横断セグメントのTAMt BWavより高い)を有するが、異なるAPMt BWavを有してよい(低坪量横断セグメントのAPMt BWavより高いか、又は低くてもよいが、但し、前記3つのセグメントの少なくとも1つが低坪量セグメントのAPMt BWavより高いAPMt BWavを有することを条件とする)。一般的に、他の3つの横断セグメントは、同じTAMt BWav(すなわち、低坪量横断セグメントのTAMt BWavより高い)を有するが、全てが低坪量横断セグメントのAPMt及びBWavより高いAPMt BWavを有する。

0075

幾つかの実施形態では、1つ以上の「低坪量横断セグメント」は、吸収性コアの股領域及び隣り合う領域に分配される。これらに実施形態では、吸収性コアの股領域は、吸収性コアの後側及び前側領域に対して低い量の吸収性材料を含む。幾つかの実施形態では、吸収性コアは、吸収性コアの股領域に分配される3つの「低坪量横断セグメント」を含む。

0076

幾つかの実施形態では、吸収性コアは3つの低坪量横断セグメントを含むことができる。3つの低坪量セグメントは連続してよい。幾つかの実施形態では、3つの低坪量セグメントは、吸収性コアの後側領域(吸収性コアの後側領域は上記に定義される通りである)にあってよい。これらに実施形態では、吸収性コアは、前側及び股の領域において、後側領域に対して高い坪量の熱可塑性接着剤材料を含むように浮き上がってよい。次いで、低坪量の熱可塑性接着剤材料が吸収性コアの後側領域に適用される。

0077

代替的に、吸収性コアがその横断寸法に浮き上がる幾つかの実施形態では、吸収性コアは、前記セグメントによって含まれる吸収性層における熱可塑性接着剤材料の平均坪量及び吸収性材料の平均坪量が他の1つの長手方向セグメントの吸収性層における熱可塑性接着剤材料の平均坪量及び吸収性材料の平均坪量より低い、少なくとも1つの長手方向セグメント(6つの長手方向セグメントのうちの)を含む。吸収性コアの前記長手方向セグメントの少なくとも1つにおけるAPMl BWav及びTAMl BWavの両方は、前記横断セグメントの少なくとも他の1つにおけるAPMl BWav及びTAMl BWavより低い。上記による長手方向セグメント、すなわち、より低いAPMl BWav及びより低いTAMl BWav(他の1つの長手方向セグメントに対して)の両方を有する長手方向セグメントは、本明細書において「低坪量長手方向セグメント」と称される。幾つかの実施形態では、吸収性材料は、90重量%を超える、又は95重量%を超える吸収性ポリマー材料を含むか、又は更には100重量%の吸収性ポリマー材料を含む。吸収性材料が吸収性ポリマー材料からなるとき、APMl BWavは、前記セグメントの吸収性層における吸収性ポリマー材料の平均坪量である。吸収性層の熱可塑性接着剤材料の平均坪量及び吸収性材料の平均坪量は当該技術分野において既知の方法により測定される。吸収性コアのそれぞれの長手方向セグメントに関して、APMl BWav及びTAMl BWavが測定される。6つのセグメントの中で吸収性材料の最高坪量を有する長手方向セグメントは、「参照セグメント」と称される。この「参照セグメント」は、APMl BWav−ref及びTAMl BWav−refを有する。幾つかの参照セグメントがあってよい、すなわち、幾つかのセグメントは同じAPMl BWav−ref及びTAMl BWav−refを有する。それぞれ、この「参照セグメント」(APMl BWav−x<APMl BWav−ref及びTAMl BWav−x<TAMl BWav−ref)の吸収性材料の平均坪量及び熱可塑性ポリマー材料の平均坪量より低い平均坪量の吸収性材料及びそれより低い平均坪量の熱可塑性ポリマー材料の両方を有する任意の長手方向セグメントは、「低坪量長手方向セグメント」と称される。

0078

幾つかの実施形態では、吸収性コアは、1つの低坪量長手方向セグメントを含んでよい。低坪量長手方向セグメントは、吸収性コアの長手方向軸線に沿って延在することができる(及び前記軸線を含む)。

0079

幾つかの実施形態では、吸収性コアは、2つ、3つ、又は4つの前記低坪量の長手方向セグメントを含む。吸収性コアが2つ、3つ、4つの「低坪量長手方向セグメント」等の2つ以上の「低坪量長手方向セグメント」を含むとき、全ての「低坪量長手方向セグメント」は連続するか、又はそれらの幾つかのみが連続し得る。

0080

幾つかの実施形態では、吸収性コアは、吸収性コアの長手方向端部に沿ってそれぞれ延在する2つの「低坪量長手方向セグメント」を含むことができる。

0081

図10等に示される幾つかの実施形態では、吸収性コアは、4つの「低坪量長手方向セグメント」60を含むことができる。それら60のうちの2つは、吸収性コアの1つの長手方向端部26に隣接するそれらのうちの1つと連続する。他60のうちの2つも吸収性コアの反対側の長手方向端部26に隣接するそれらのうちの1つと連続する。4つの低坪量セグメント60は同じAPMl BWav及びTAMl BWavを有するか、又はそれらは異なるAPMl BWav及び/又はTAMl BWavを有してもよい。他の2つの長手方向セグメントは同じTAMl BWav(すなわち、低坪量長手方向セグメントのTAMl BWavより高い)を有するが、異なるAPMl BWavを有してよい(低坪量の長手方向セグメントAPMl BWavより高いか、又は低くてもよいが、但し、前記2つのセグメントの少なくとも1つが低坪量セグメントのAPMl BWavより高いAPMl BWavを有することを条件とする)。一般的に、これらの2つの長手方向セグメントは、4つの低坪量長手方向セグメントより高い吸収性材料の平均坪量を有する。

0082

前記低坪量の横断若しくは長手方向セグメントの1つ、又はそれらの全てにおける熱可塑性接着剤材料の平均坪量は、参照セグメント(参照セグメントは上記に示すように測定される)における熱可塑性接着剤材料の平均坪量に対して少なくとも10%、又は少なくとも20%、又は少なくとも30%、又は少なくとも50%低くてよい。

0083

前記低坪量の横断若しくは長手方向セグメントの1つ、又はそれらの全てにおける吸収性材料の平均坪量は、参照セグメント(参照セグメントは上記に示すように測定される)における吸収性材料の平均坪量に対して少なくとも10%、又は少なくとも20%、又は少なくとも30%、又は少なくとも50%低くてよい。

0084

幾つかの実施形態では、前記低坪量の横断又は長手方向セグメントの熱可塑性接着剤材料の平均坪量及び吸収性材料の平均坪量は、それぞれ、参照セグメント(参照セグメントは上記に示すように測定される)における熱可塑性接着剤材料の平均坪量及び吸収性材料の平均坪量より、20%又は25%又は30%又は50%低い等、少なくとも20%低くてよい。

0085

幾つかの実施形態では、前記低坪量の横断又は長手方向セグメントの熱可塑性接着剤材料の平均坪量は、前記低坪量の横断又は長手方向セグメントの吸収性材料の平均坪量が参照セグメント(参照セグメントは上記に示すように測定される)において25%〜45%低いとき、参照セグメントにおける熱可塑性接着剤材料の平均坪量より50%〜65低くてよい。

0086

幾つかの実施形態では、1つ以上の「低平均坪量の長手方向」セグメント又は1つ以上の「低坪量横断セグメント」における吸収性材料(例えば吸収性ポリマー粒子)の平均坪量は、50gsm〜350gsm、又は75gsm〜300gsm、又は80gsm〜275gsmであってよく、他のセグメントにおける吸収性材料の平均坪量は、少なくとも350gsm、及び最大1500gsm又は最大1000gsmのものである。

0087

幾つかの実施形態では、1つ以上の「低坪量長手方向」セグメント又は1つ以上の「低坪量横断セグメント」における熱可塑性接着剤材料の平均坪量は、0.5gsm〜4gsm又は1gsm〜3gsmであってよく、他のセグメントにおける熱可塑性接着剤材料の平均坪量は、少なくとも5gsm、及び最大30gsmのものである。

0088

吸収性コアを作製するための方法
輪郭付けられた吸収性コアは、欧州特許第2328532A2号及び欧州特許第2328532A2号等に開示される、当該技術分野において利用可能な任意の好適な方法によって作製され得る。

0089

本発明の吸収性コアを作製するための方法は、
(a)吸収性構造を形成する工程であって、
(a)基材層を提供する工程と、
(b)前記基材層上に吸収性ポリマー材料を含む吸収性材料を堆積させて、異なる吸収性材料の坪量の区域を作り出すことにより、輪郭付けられた吸収性層を形成する工程と、
(c)第1の坪量をもつ吸収性層の1つ以上の第1の区域上に熱可塑性接着剤材料を塗布する工程と、
(d)第2の坪量をもつ吸収性層の1つ以上の第2の区域上に熱可塑性接着剤材料を塗布する工程であって、前記第2の区域が前記第1の区域と異なる、工程と、
(e)任意に、第3の坪量をもつ吸収性層の1つ以上の第3の区域上に熱可塑性接着剤材料を塗布する工程であって、前記第3の区域が前記第1及び第2の区域と異なる、工程とにより吸収性構造を形成する工程と、
(b)任意に工程(a)〜(e)を繰り返し、第1の吸収性構造の熱可塑性接着剤材料が第2の吸収性構造の熱可塑性接着剤材料に接触するように2つの吸収性構造を組み合わせる工程と、を含む。

0090

本発明による吸収性コアを作製するために、印刷システムが使用され得る。本システムは、吸収性構造を形成するための印刷ユニットを含んでよい。吸収性コアが積層体であるとき、本システムは、吸収性コアの第1の吸収性構造を形成するための第1の印刷ユニットと、吸収性コアの第2の吸収性構造を形成するための第2の印刷ユニットとを含むことができる。

0091

印刷ユニットは、本発明による、基材層を受容するための回転可能な支持ロールと、吸収性ポリマー材料を保持するためのホッパーと、吸収性ポリマー材料を基材層に移行するための印刷ロールと、熱可塑性接着剤材料を基材及びその吸収性ポリマー材料上に適用するための熱可塑性接着剤材料アプリケータとを含むことができる。

0092

印刷ロールは、回転可能なドラム、及びドラムの周縁表面に複数の吸収性ポリマー材料収容容器を含む。収容容器は、円筒形円錐形、又は任意の他の形状を含む様々な形状を有してよい。第1の印刷ロールは、輪郭付けられた吸収性コアを製造するように設計される。この作用は、より深い収容容器がより多くの吸収性ポリマー材料を運び、より多くの吸収性ポリマー材料を標的区域に供給し、より浅い収容容器がより少ない粒子状ポリマー材料を運び、より少ない吸収性ポリマー材料を吸収性コアの標的区域に供給するように、比較的深い対応する収容容器一式及び比較的浅い第2の収容容器一式を有することによって達成され得る。吸収性ポリマーの坪量の様々なプロファイルを吸収性コアに供給する他の方法には、より多くの吸収性ポリマー材料が望ましい第1及び第2の回転可能支持ロールの部分に高真空を適用すること、又は吸収性ポリマー材料が空気圧によって基材層に供給されるとき、例えばセルロース繊維を吸収性ポリマー材料と組み合わせるときに、吸収性ポリマー材料及びセルロース繊維を運ぶ気流を、高い坪量の吸収性ポリマー材料が望ましい吸収性コア基材の領域に方向付けることが挙げられるが、これに限定されない。

0093

操作中、印刷システムは、基材層を印刷ユニット内に受容する。支持ロール内の真空は垂直な支持グリッドに対して基材層を引き込み、支持ロールに対して基材層を保持する。これは基材層に非平坦表面を提供する。重力により、又は真空手段を使用することにより、基材層は、非平坦表面の輪郭をたどり、これにより基材層は、山及び谷の形をとる。吸収性粒子状ポリマー材料は、基材層によって提供される谷に蓄積されてもよい。次いで、支持ロールは、ホッパーから吸収性ポリマー材料をグリッドパターンの基材層に移行する回転している印刷ロールを超えて基材層を運ぶ。印刷ロールの真空は吸収性ポリマー材料を基材層に供給する時間まで、収容容器に吸収性ポリマー材料を保持することができる。次いで、吸収性ポリマー材料を収容容器から基材層上に排出するために、真空が解除されるか、あるいは、空気通路を通って流れる空気が逆流してもよい。吸収性ポリマー材料は、基材層によって提供される谷に蓄積されてもよい。次いで、支持ロールは、吸収性ポリマー材料を覆うための異なる坪量の熱可塑性接着剤材料を本発明による第1の基材上に適用する熱可塑性接着剤材料アプリケータを超えて印刷された基材層を運ぶ。

0094

プロクター・アンドギャンブル社(Procter & Gamble Company)に譲渡された特許及び特許出願のうち、本明細書で引用する特許及び特許出願(明細書に記載されている特許も含む)は、本明細書と矛盾しない範囲で本明細書に参考として組み入れる。

0095

本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らない限り、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40ミリメートル」として開示される寸法は、「約40ミリメートル」を意味するものである。

0096

本発明の「発明を実施するための形態」で引用した全ての文献は、関連部分において本明細書に援用するが、いずれの文献の引用もそうした文献が本発明に対する先行技術であることを容認するものとして解釈されるべきではない。本書における用語の任意の意味又は定義が、参照により組み込まれた文献における同一の用語の任意の意味又は定義と相反する限りにおいては、本書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。

0097

本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

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