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技術 医療技術機能手段の機能仕様標を照会する方法、医療技術機能手段、医療機器及び制御装置

出願人 フレゼニウスムディカルカーレドイチェランドゲーエムベーハー
発明者 ベーデン、ヨセフクレヴィングハウス、ユルゲン
出願日 2012年1月16日 (8年11ヶ月経過) 出願番号 2013-548789
公開日 2014年5月22日 (6年7ヶ月経過) 公開番号 2014-512196
状態 特許登録済
技術分野 手術・診断のための補助具 体外人工臓器
主要キーワード 単一構成部品 色彩識別 使い捨て形式 機能的接続 チューブ部品 比較機 位置決め公差 チューブ要素
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図面 (20)

課題・解決手段

本発明は、医療技術機能手段の内部、その場所、又はその表面に配置された機能仕様標を照会する方法に関するものであり、この方法は、医療技術機能手段に機能的に結合された、若しくは結合されるべき医療機器によって、又は医療技術治療装置信号伝送するように接続された、若しくは構成されている機器若しくは手段によって機能仕様標を照会するステップを含む。本発明はさらに、医療技術機能手段、医療機器及び制御装置に関するものである。加えて本発明は、ディジタル記憶媒体コンピュータプログラム製品及びコンピュータプログラムに関するものである。

概要

背景

医療技術的機能手段は、通常、ある特定の治療での使用に適する。この適性は、機能手段上に位置する機能仕様標によって識別することができる。

概要

本発明は、医療技術機能手段の内部、その場所、又はその表面に配置された機能仕様標を照会する方法に関するものであり、この方法は、医療技術機能手段に機能的に結合された、若しくは結合されるべき医療機器によって、又は医療技術治療装置信号伝送するように接続された、若しくは構成されている機器若しくは手段によって機能仕様標を照会するステップを含む。本発明はさらに、医療技術機能手段、医療機器及び制御装置に関するものである。加えて本発明は、ディジタル記憶媒体コンピュータプログラム製品及びコンピュータプログラムに関するものである。

目的

本発明の一目的は、医療技術治療装置を使用した治療を行うに際して、実際にその治療に該当する医療技術機能手段が使用され、該当しないか、又は十分に適合しない機能手段は使用されないということで安全性が高められ得る方法を提供する

効果

実績

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請求項1

医療技術機能手段(300)の内部、その場所又はその表面に配置された機能仕様標(400)を照会する方法であって、前記医療技術機能手段(300)に機能的に結合された、若しくは結合されるべき医療機器(100)によって、又は前記医療機器(100)と信号伝送するように接続された、若しくは構成されている機器若しくは手段によって前記機能仕様標(400)を照会するステップを含む方法。

請求項2

照会するステップが前記医療機器(100)の制御装置(1)によって実行される、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記機能仕様標(400)が、特に、バーコードドットマトリックス・コード、RFIDチップ若しくはカラーラベル又はそれらの混合若しくは組み合わせの形の識別マーク若しくはラベルとして設計され、又は実施されており、及び/又は前記の識別マーク若しくはラベルの少なくとも1つを含む、請求項1又は2に記載の方法。

請求項4

前記機能仕様標(400)が、貼付印刷、塗布、染色、着色、係合スナップ留め又はクリップ留めなどによって前記医療技術機能手段(300)に、又はその場所に固定され、又は取り付けられるために設けられ、又はそのように意図されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。

請求項5

前記機能仕様標(400)が、体外血液チューブセット又は前記体外血液チューブセットの定義された、若しくは特定の実施形態若しくは設計若しくは適性を記し、又は識別するために設けられ、又はそのように意図されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。

請求項6

前記医療機器(100)での治療オプションを選択するステップと、前記機能仕様標(400)の照会を可能にするために、又は前記機能仕様標(400)の照会を可能にするという意図で、医療技術機能手段(300)を前記医療機器(100)又は検出機器(200)と接触させ、且つ/又は接続するステップとを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。

請求項7

前記医療機器(100)によって、又は前記医療機器(100)と信号伝送するように接続された検出機器(200)によって前記機能仕様標(400)を検出するステップと、前記機能仕様標(400)と関連付けられた機能を識別し、且つ/又は割り当てるステップとをさらに含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。

請求項8

前記医療機器(100)で選択された前記治療オプションを、前記医療技術機能手段(300)の前記機能仕様標(400)によって識別されている前記機能と比較するステップをさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。

請求項9

前記治療オプションと前記識別された機能とが相互に一致し、且つ/又は適合する場合に、前記医療技術機能手段(300)を前記医療機器(100)と機能的に結合するステップと、企図された治療における前記医療技術機能手段(300)の正しい機能的結合及び/又は適性に関する定義された照会を開始するステップとをさらに含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。

請求項10

前記治療オプションと前記識別された機能とが相互に一致せず、且つ/又は適合しない場合に、前記選択された治療オプションと前記識別された機能とが相互にずれており、且つ/又は異なっている場合に、警告し、且つ/又は報告するステップをさらに含む、請求項9に記載の方法。

請求項11

医療技術機能手段(300)の少なくとも1つの医療技術機能を記し、又は識別する少なくとも1つの機能仕様標(400)を備え、前記機能仕様標(400)が、医療技術機能手段(300)の内部、その場所又はその表面に配置され、又は設けられており、さらに、医療技術機能手段(300)に機能的に結合された、若しくは結合されるべき医療機器(100)によって、又は前記医療機器(100)と信号伝送するように接続され、若しくは配置された機器若しくは手段によって照会されるのに適し、且つ/又はそうされるように構成されている、医療技術機能手段(300)。

請求項12

体外血液治療で使用されるように設計され、又は実施された、請求項11に記載の医療技術機能手段(300)。

請求項13

少なくとも1つの体外血液チューブセット、特に、体外血液チューブセット用に実施され、又は設計され、設けられ、又は意図されたオーガナイザ(13)内に配置された体外血液チューブセットを有し、又はそのような体外血液チューブセットからなる、請求項11又は12に記載の医療技術機能手段(300)。

請求項14

少なくとも1つのクエン酸添加部位及び/又は少なくとも1つのカルシウム添加部位をさらに備える、請求項11〜13のいずれか一項に記載の医療技術機能手段(300)。

請求項15

少なくとも1つのヘパリン添加部位をさらに備える、請求項11〜14のいずれか一項に記載の医療技術機能手段(300)。

請求項16

少なくとも1つの検出機器(200)を備え、且つ/又は前記検出機器(200)と信号伝送するように構成されており、若しくは前記検出機器(200)と信号伝送するように接続されており、前記検出機器(200)が、医療技術機能手段(300)の少なくとも1つの機能を記し、又は識別する少なくとも1つの機能仕様標(400)を検出するのに適し、そのために設けられ、若しくはそのように意図され、且つ/又はそうするように構成されている、医療機器(100)。

請求項17

前記検出機器(200)によって検出されている前記機能仕様標によって前記医療技術機能手段(300)と関連付けられた、且つ/又は前記医療技術機能手段(300)に割り当てられた機能を識別し、又は割り当てるのに適し、そのために設けられ、若しくはそのように意図され、且つ/又はそのように構成されている少なくとも1つの識別手段をさらに備える、請求項16に記載の医療機器(100)。

請求項18

前記医療機器(100)で選択された治療オプションを、前記機能仕様標(400)によって識別されている前記医療技術機能手段(300)の前記機能と比較するのに適し、そのために設けられ、若しくはそのように意図され、且つ/又はそのように構成されている少なくとも1つの比較手段をさらに備える、請求項16又は17に記載の医療機器(100)。

請求項19

企図される治療における、且つ/又は照会の前に、照会と一緒に、若しくは照会の後で選択される治療オプションに関連した前記医療技術機能手段(300)の正しい機能的結合及び/又は適性に関した定義された照会及び/又は所定の照会を実行し、又はその実行を促すのに適し、そのために設けられ、若しくはそのように意図され、且つ/又はそのように構成されている少なくとも1つの照会機器をさらに備える、請求項16〜18のいずれか一項に記載の医療機器(100)。

請求項20

血液治療装置として、特に、アフェレシス又は透析用の、さらには特に、血液透析血液濾過、血液透析濾過用の、緊急透析用の装置として設計され、又は実施された、請求項16〜19のいずれか一項に記載の医療機器(100)。

請求項21

前記機能仕様標(400)若しくは前記機能手段(300)の機能若しくは前記機能手段(300)自体と、前記医療機器(100)若しくは前記選択された治療オプションとの非適合の場合に警告し、又は報告するために設けられ、又はそのように意図された少なくとも1つの警報若しくは警告のための警告手段及び/又は報告若しくは表示手段をさらに備える、請求項16〜20のいずれか一項に記載の医療機器(100)。

請求項22

請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法を実行するのに適し、そのために設けられ、若しくはそのように意図され、且つ/又はそのように設計され、若しくは実施され、且つ/又はそのように構成された、制御装置(1)。

請求項23

少なくとも1つの検出機器(200)及び/若しくは識別手段及び/若しくは比較手段及び/若しくは照会機器及び/若しくは警告手段及び/若しくは報告手段を備え、又は少なくとも1つのそのような手段に機能的に結合されており、且つ/又は少なくとも1つのそのような手段と信号伝送するように構成されている、請求項22に記載の制御装置(1)。

請求項24

電子的に可読の制御信号を含み、請求項1〜10のいずれか一項に記載の本発明による方法の技術ステップの実行を促すようにプログラム可能コンピュータ・システム対話するように構成されている、ディスク、CD又はDVD又はEPROM形式の、ディジタル記憶媒体

請求項25

コンピュータ上のコンピュータプログラム製品を実行するときに請求項1〜10のいずれか一項に記載の本発明による方法の技術ステップの実行を促す機械可読記憶媒体に記憶されたプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品。

請求項26

コンピュータ上のコンピュータプログラムを実行するときに請求項1〜10のいずれか一項に記載の本発明による方法の技術ステップの実行を促すプログラムコードを含むコンピュータプログラム。

技術分野

0001

本発明は、請求項1に記載の、医療技術機能手段の内部、その場所、又はその表面に配置された機能仕様標を照会する方法に関する。本発明はさらに、請求項11に記載の医療技術機能手段、請求項16に記載の医療機器及び請求項22に記載の制御装置に関する。加えて本発明は、請求項23に記載のディジタル記憶媒体、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品及び請求項26に記載のコンピュータプログラムに関する。

背景技術

0002

医療技術的機能手段は、通常、ある特定の治療での使用に適する。この適性は、機能手段上に位置する機能仕様標によって識別することができる。

発明が解決しようとする課題

0003

本発明の一目的は、医療技術治療装置を使用した治療を行うに際して、実際にその治療に該当する医療技術機能手段が使用され、該当しないか、又は十分に適合しない機能手段は使用されないということで安全性が高められ得る方法を提供することである。さらに、この目的に使用できる医療技術機能手段、適切な医療技術治療装置、適切な制御装置、適切なディジタル記憶媒体、適切なコンピュータプログラム製品及び適切なコンピュータプログラムが提案される。

課題を解決するための手段

0004

本発明の目的は、請求項1に記載の特徴を有する方法によって達成される。この目的はさらに、請求項11に記載の特徴を有する医療技術機能手段、請求項16に記載の特徴を有する医療機器及び請求項22に記載の特徴を有する制御装置によって達成される。加えて本発明の目的は、請求項24、請求項25及び請求項26に記載のディジタル記憶媒体、コンピュータプログラム製品及びコンピュータプログラムによって達成される。

0005

本発明による方法によって得られるすべての利点は、本発明によるある実施形態では、本発明による医療技術機能手段によっても、且つ/又は本発明による医療機器によっても、且つ/又は本発明による制御装置によっても減じることなく達成され得る。本発明によるいくつかの実施形態では、このことは、本発明によるディジタル記憶媒体についても、本発明によるコンピュータプログラム製品についても、本発明によるコンピュータプログラムについても当てはまる

0006

本発明による方法は、医療技術機能手段の内部、その場所、又はその表面に配置された機能仕様標を照会するのに適し、そのために設けられ、又はそのように意図されるものである。この方法は、医療技術機能手段に機能的に結合された、若しくは結合されるべき医療機器によって、又は医療技術治療装置と信号伝送するように構成されている機器若しくは手段によって機能仕様標を照会することを含む。

0007

本発明による医療技術機能手段(以下では簡潔に機能手段ともいう)は、少なくとも1つの、特に、特定の、若しくは正確な、若しくは具体的な医療技術機能、又は医療技術機能手段の適性を記し、又は識別する少なくとも1つの機能仕様標を備える。それに関して、機能仕様標は、医療技術機能手段の内部、その場所又はその表面に配置され、医療技術機能手段に機能的に結合された、若しくは結合されるべき医療機器によって、又は医療技術治療装置と信号伝送するように構成されている機器若しくは手段によって照会されるために設けられ、若しくはそのように意図され、それに適し、且つ/又はそのように構成されている。

0008

本発明による医療機器(以下治療装置という)は、少なくとも1つの検出機器を備え、且つ/又は1つのそのような検出機器に接続され、又は1つのそのような検出機器と信号伝送するように構成されている。検出機器は、医療技術機能手段の少なくとも1つの機能を記し、又は識別する少なくとも1つの機能仕様標を検出するのに適し、若しくはそれに該当し、そのために設けられ、若しくはそのように意図され、且つ/又はそのように構成されている。

0009

本発明による制御装置は、本発明による方法を実行するのに適し、若しくはそれに該当し、そのために設けられ、若しくはそのように意図され、且つ/又はそのために実施され、若しくは設計され、且つ/又はそのように構成されている。

0010

電子的に可読の制御信号を含む、特にディスク、CD又はDVD形式の本発明によるディジタル記憶媒体は、本発明による方法の技術ステップの実行を促すようにプログラム可能コンピュータ・システム対話し得る。

0011

それによって、本発明による方法の技術ステップのうちの全部、少数又はいくつかの実行が促され得る。

0012

本発明によるコンピュータプログラム製品は、コンピュータ上のコンピュータプログラム製品を実行するときに本発明による方法の技術ステップの実行を促す機械可読記憶媒体に記憶されたプログラムコードを含む。

0013

「機械可読記憶媒体」という用語は、本明細書で本発明のある実施形態において使用される場合、ソフトウェア及び/又はハードウェアによって解釈可能なデータを含む記憶媒体を指す。記憶媒体は、ディスク、CD、DVD、USBフラッシュドライブフラッシュカードSDカードなどといったデータ媒体とすることができる。

0014

本発明によるコンピュータプログラムは、コンピュータ上のコンピュータプログラムを実行するときに本発明による方法の技術ステップの実行を促すプログラムコードを含む。

0015

本発明によるコンピュータプログラム製品と本発明によるコンピュータプログラムについては、本発明による方法の技術ステップの全部、いくつか又はある部分の実行が促されるということも当てはまる。

0016

本発明の有利な展開又は実施形態は、各々、従属請求項主題である。

0017

本発明による実施形態は、以下の特徴のいくつか、ある部分又は全部を、それらの、又はそれらとの任意の組み合わせとして含み得る。

0018

本発明のある実施形態では、「照会すること」とは、機能仕様標についての、若しくはそれに関する証拠及び/又は情報若しくはデータ若しくは記述などを確かめ、若しくは判定し、並びに/又は入手し、及び/若しくは獲得し、若しくは集めることをいう。

0019

いくつかの実施形態では、そのような証拠、情報若しくはデータ若しくは記述は、機能仕様標自体の、或いは機能仕様標のある状態、ある特徴、又はある設計若しくは実施形態などの存在に言及し、又はそうではなく、非適用若しくは不在に言及する。

0020

いくつかの実施形態では、そのような証拠、情報若しくはデータ若しくは記述は、機能仕様標の特定の、若しくはある確かな、所定の、定義された、所望の、並びに/又は必要とされる質、量、特徴若しくは仕様及び/若しくは特性などに言及する。

0021

本発明のある実施形態では、機能仕様標は、機能手段の適用若しくは使用についての機能若しくは適性を(又は異なる使用についての複数の機能若しくは適性も)記し、又は識別し、又は特徴付ける。それらの実施形態では、機能仕様標を照会することは、機能手段の少なくとも1つの機能又は適性を照会することをいう。

0022

ある実施形態では、機能仕様標は、治療装置によって、又は治療装置と信号伝送するように構成され、若しくは接続されている機器若しくは手段によって、機能手段の(1つ又は複数の)指定機能に関するその情報について検出され、若しくは照会されるのに適し、若しくはそれに該当し、そのために設けられ、若しくはそのように意図され、且つ/又はそのように構成されている。治療装置は、機能仕様標をその具体的設計又は実施形態において検出し、又は照会することができるように明確に準備され、又は構成されていてよい。

0023

機能という用語及び適性という用語は、ある実施形態では、同一であり、且つ/又は互換可能であると理解されるべきである。

0024

本発明のある実施形態では、医療技術機能手段の機能又は適性とは、特に治療の過程で、若しくは治療と関連付けて、ある動作、工程若しくは手順などを実行することができる、又はある有用性若しくは便宜を提供することができる医療技術機能手段の能力若しくは機能性をいう。

0025

ある実施形態では、医療技術機能手段は、ある動作、工程、手順などを実行するために構築され、且つ/又は提供され、若しくはそのように意図され、且つ/又はそのために設計され、若しくは実施される。

0026

「機能的に結合すること」又は「機能的に結合された」という用語は、本発明のある実施形態で使用される場合、要素間の動作可能な接続の生成又は確立をいう。後述する動作可能な接続だけに限定されることなく、適切な動作可能な接続の例には、電気的接続、電子的接続、機械的接続空気圧接続、磁気的接続、誘導性接続、光接続、流れ関連の接続などが含まれる。

0027

ある実施形態では、機能手段の治療装置との機能的結合とは、そのような機能的接続欠くときに治療装置がある特定の、又は不可欠な治療オプションを実行することができなくなるような機能手段と治療装置との配置をいう。

0028

信号伝送するように治療装置と接続された機器又は手段は、本発明のある実施形態では、治療装置と(物理的接触を使用して、又は非接触方式で)信号伝送通信を行うように構成されている。

0029

これに使用される信号は、無線信号赤外線信号ブルートゥースを使用した信号、電波電気信号などとすることができる。これらの例はいかなる点でも限定と理解されるべきではない。

0030

ある実施形態では、信号とは、照会されている機能仕様標に関する送信情報をいい、又はその情報に関する結論示唆し、若しくは許容する。

0031

そのために信号は、アナログ信号ディジタル信号など、組み合わせ信号混合信号などといった任意の適切な種類又は方式の信号とすることができる。

0032

治療装置によって、又は治療装置と信号伝送するように接続された機器によって機能仕様標を照会することは、ある実施形態では、治療装置の制御装置、CPUなどによって行われる。

0033

本発明によるある実施形態では、機能仕様標は、識別マーク又はラベルとして設計され、若しくは実施され、且つ/又は少なくとも1つの識別マーク若しくはラベル若しくはタグを含む。

0034

単なる例として、非限定的には、適切な識別マーク又はラベルの例には、誘電媒体金属物体導体永久磁石発振回路支持体若しくは天枠若しくは突出部若しくはくぼみ若しくは溝、開口部/光学部品反射物体及び/若しくは吸光物体及び/若しくは光散乱物体、着色物体バーコードパターン偏光物体減衰物体吸収物体又は発振増強物体が含まれる。

0035

ある実施形態では、機能仕様標は、バーコード、ドットマトリックス・コード、RFIDチップ又はカラーラベルとして設計され、又は実施される。

0036

本明細書で言及される識別マーク若しくはラベル及び/又は別の適切なラベル若しくは識別マークの任意の組み合わせも本発明に含まれる。

0037

機能仕様標は、機能手段に対して、着脱可能に接続されてもよく、着脱できないように、特に、機能手段と治療装置との結合手順の間に、且つ/又は機能仕様標の照会手順の間に着脱できないように接続されてもよく、機能手段の内部、その場所又はその表面に取り付けられてもよい。

0038

ある実施形態では、機能仕様標は、貼付印刷被覆、染色、着色、係合スナップ留め若しくはクリップ留めなどによって機能手段上に、若しくは機能手段の場所に固定され、若しくは取り付けられるように設けられ、若しくはそのように意図され、又はそのように固定され、若しくは取り付けられる。

0039

機能仕様標は、支持体上に配置されていても支持体上に配置されていなくてもよい。機能仕様標は、直接、機能手段に、その表面に、又はその場所に配置され、又は固定され、又は取り付けられていてよい。機能仕様標は機能手段の一部とすることができる。

0040

仕様が、支持体を使用することによって機能手段の内部、その表面、若しくはその場所に固定され、若しくは取り付けられ、又は固定され、若しくは取り付けられることになる実施形態では、支持体は、透明若しくは不透明であるように選択されてよい。そうではなく、支持体は、機能手段又は機能手段の要素の色彩と異なる色彩を有する下地を備えていてよい。

0041

本発明のある実施形態では、機能仕様標は、体外血液チューブセット、又は体外血液チューブセットのある特定の、若しくは特有の設計若しくは実施形態若しくは適用性を示し、若しくは特徴付け、若しくは識別するために設けられ、又はそのように意図される。体外血液チューブセットのそのような設計又は実施形態又は適用性の例には、代用液の添加、並びに任意選択で、少なくとも1つの抗凝血剤及び/又は別の血液添加剤などの添加を使用して、又は使用しないで、例えば血液透析血液濾過、血液透析濾過などの血液治療といったある特定の医療目的での設計又は実施形態又は適用性が含まれる。

0042

いくつかの実施形態では、本発明による方法は、治療装置における治療オプションを選択することを含む。

0043

本発明のある実施形態では、治療オプションとは、可能な治療(場合によっては、いくつかの異なる可能な治療のうちの1つの可能な治療)、代替治療、ある特定の治療過程、1クールのステップ又は過程をいい、各々が、例えば血液治療などの治療に関するものである。

0044

本発明のいくつかの実施形態では、「治療オプションを選択すること」とは、治療装置によって行われ得る複数の、又は多様な異なる治療オプションの中から特定の治療オプションを決定すること、又は確定することをいう。

0045

選択は、例えば、個々の権限及び/又は資格を有する人が、所望の、及び/又は必要とされる治療オプションを治療装置に組み入れ、若しくは入力することによって、又は、例えば、キーボードマウスプッシュタンなど、この目的に適し、このために設けられ、若しくは意図される入力機器若しくは手段の支援を得て治療オプションをキー入力することによって手動で行われてよい。

0046

選択は、これまでの治療の前処理に基づいて、又はその後に続いて、自動的に、又は自動化方式で行うことができる。

0047

選択は、機能仕様標を照会する前、照会中、又は照会後に行われてよい。

0048

選択可能な治療オプションは、治療装置に、例えば治療装置の記憶媒体などに記憶されてよく、又は記憶されることになる。

0049

ある実施形態では、本発明による方法は、機能手段を治療装置と、又は治療装置の検出機器と接触させ、且つ/又は接続することを含む。

0050

本発明のある実施形態では、「接触させること」及び/又は「接続すること」とは、機能手段と治療装置とを相互に空間的に配置し、又は近づけることをいう。どちらの手順も、機能仕様標を照会し、又は機能仕様標の照会を円滑化する働きをする。「(機能的に)」結合することという用語とは対照的に、機能手段と治療装置とを接触させること、又は接続することは、ここでは、例えば、2つの要素を寄せ集めるという形で、或いは2つの要素を機械的に接続するという形で単に近づけることとして理解されるべきである。最終的な動作可能な接続を確立することはこの目的には必要ではないが、接続を確立することが排除されるべきでもない。

0051

ある実施形態では、機能手段と治療装置との空間的配置は、治療装置によって、又は生成された近接性を利用する対応する機器若しくは手段によって機能仕様標を照会することを可能にし、又は照会するように働く。

0052

ある実施形態では、本発明による方法は、治療装置によって、又は治療装置と信号伝送するように接続された検出機器によって機能仕様標を検出することを含む。

0053

本発明のある実施形態では、検出機器とは、医療技術機能手段の機能仕様標(又はいくつかの機能仕様標)を検出し、且つ/又は測定するのに適し、そのために設けられ、若しくはそのように意図され、且つ/又はそのために設計され、若しくは実施される手段又は機器をいう。

0054

検出機器は、治療装置の場所若しくはその表面に配置され、若しくは設けられ、又は治療装置に組み込まれ、若しくはインストールされる。ある実施形態では、検出機器は別個の要素であり、別の実施形態では、検出機器又はその一部若しくは一セクションは、治療装置の一部、例えば、治療装置のハウジングの一部である。

0055

ある実施形態では、検出機器は、それ自体で機能仕様標を検出し、且つ/又は測定するために求められ、且つ/又は必要とされる測定信号を生成し、又は促し、又は誘導し、又は生じさせるために設計され、若しくは実施され、且つ/又は設けられ、若しくはそのように意図される。

0056

いくつかの実施形態では、検出機器は、この目的に適し、このために設けられ、且つ/又は構成された信号生成機器若しくは手段を用いて設計され、又は実施され、又は信号生成機器若しくは手段と(物理的に)接続され、又は動作可能に接続される。

0057

適切な信号生成機器若しくは手段は、永久磁石、発振器、コンデンサ電源装置熱源粒子エミッタレーザ光源、例えば、白色光LEDやRGB LED(すなわち、red(赤)、green(緑)及びblue(青)の光を発するLEDであり、LEDは、light emitting diode(発光ダイオード)を意味する)、IRED(すなわち、infra red emitting diode(赤外発光ダイオード))、その他の光源、圧電素子などを備える。

0058

機能仕様標を検出し、又は測定するために検出されるべき適切な測定信号には、強度、周波数(例えば無線周波数)、波長、光(反射光など)といった光学測定信号、電圧電流抵抗静電容量、誘導率電界磁界といった電気測定信号、機械的測定信号(力、圧力、経路など)、磁気測定信号(磁界強度磁界測定磁化など)、音響測定信号(音圧音速など)、及び/又は化学測定信号などが含まれる。

0059

適切な検出機器には、光学効果又は光電子効果、容量性効果、誘導又は吸収、光信号カラーセンサ又は白色光センサ)、反射透過率熱効果化学効果、他が含まれる。

0060

いくつかの実施形態では、検出機器は効果を検出し、検出機器は、機能仕様標を検出するために、機能手段において、又は機能仕様標において独自に始動しており、この効果は、ホール効果、磁化、熱抵抗効果/熱電気効果圧電ピエゾ抵抗効果光効果、電圧/電流変化誘起効果などとすることができる。

0061

本発明のある実施形態では、検出機器は、ホールセンサ、(リードリレー、電圧/電流計圧力センサ電気的スイッチ熱検出器若しくは熱電対フォトダイオード若しくは光抵抗(photo resistance)として設計され、又は実施される。

0062

本発明のある実施形態では、検出機器は、バーコードリーダスキャナ、LEDセンサといったカラーセンサ、チップリーダなどとして、若しくはこれらの組み合わせとして設計され、若しくは実施され、又はこれらのものを含む。

0063

ある別の実施形態では、本発明による方法は、機能仕様標と関連付けられた機能を識別すること、及び/又は割り当てることを含む。

0064

本発明のある実施形態では、「識別すること」又は「割り当てること」とは、検出機器によって検出されている機能仕様標を知覚すること又は認識すること、分析すること又は解釈すること又は評価することなどをいい、検出された機能仕様標は、機能仕様標によって指定され、又は与えられ、又は定義される機能手段の機能に割り当てられる。

0065

本発明のある実施形態では、機能仕様標は、治療装置に、又は治療装置とデータ送信するように構成された機器若しくは手段に、例えば、治療装置の、若しくは機器のデータベース若しくは記憶媒体などに、好ましくは、且つ/若しくは合理的には、機能仕様標によって指定される(1つ若しくは複数の)機能手段の対応する機能と一緒に記憶される。

0066

ある実施形態では、機能仕様標を識別すること及び/又は割り当てることは、治療装置に記憶されている機能仕様標によって現在検出されている機能仕様標を比較することを含む。

0067

ある実施形態では、本発明による方法は、例えばキーボードを使用することによって、具体的な治療に関して、例えば医療機器において選択されている選択された治療オプションを、機能手段の機能仕様標により治療装置によって識別されている機能又は適性と比較することを含む。

0068

ある実施形態では、比較することは、機能手段の機能仕様標によって特徴付けられる機能手段の機能が、選択された治療オプションと一致するかどうか、且つ/又は少なくとも選択された治療オプションと適合するかどうか検査することを含む。

0069

ある実施形態では、比較することは、治療オプションにおいて、又は治療時に機能手段を使用することに関する判断が行えるように、機能手段の機能仕様標によって検出されている機能手段の機能と治療オプションとの適合性に関する記述を確かめ、好ましくはさらにその記述を担当者又はユーザに報告することを含む。

0070

他の実施形態では、比較することは、現機能手段における選択された治療オプションの実行を抑止し、又は防止することを含む。機能手段が「不適切」であるとして検出され、又は分類された場合の実行を抑止し、又は防止するために、安全機能を設けることができる。そのような安全機能は、電源遮断又は電流遮断又は類似の措置とすることができる。

0071

いくつかの実施形態では、比較することは、ある特定の治療オプション又はある特定の治療にある特定の又は特有の機能手段を使用することの妥当性及び/又は確実性を判定すること、又は評価することを含む。ある実施形態では、比較することは、機能手段の適性又は、好ましくはクリティカルではない、有用性を確かめることを含む。これは、例えば、表形式で記憶されたデータなど、記憶されたデータとの比較によって実施されてもよい。

0072

比較の結果は、「肯定的」又は「否定的」、「正しい」又は「誤っている」、「正確」又は「不正確」などとすることができる。

0073

比較の肯定的結果の場合に、すなわち、一般に、識別された機能仕様標(よって機能手段の機能)と選択された治療オプションとの一致又は適合性を確かめた後で、ある実施形態では、例えば自動化された安全性照会を使用することなどにより、治療装置の内部での、又はその場所での、又はそれと接続した機能手段のその後の使用が準備され、又は促され、又は実施される。

0074

ある実施形態では、方法は、治療オプションと識別された機能とが相互に一致し、又は少なくとも相互に適合する場合に、機能手段を治療装置と機能的に結合することを含む。

0075

機能的に結合することは、機械的に動作可能な接続、信号伝送用の接続、電気的な動作可能な接続などといった動作可能な接続を構築し、又は確立する間に、機能手段と治療装置とを接続すること、及び/又は近づけることなどを含み得る。ある実施形態では、機能的に結合することは、機能手段を使用して治療装置によって治療を準備するように働く。

0076

別の実施形態では、本発明による方法は、企図された治療における機能手段の正しい機能的結合及び/又は中間段階で得られる有用性に関する定義された照会を開始することを含む。

0077

本発明のいくつかの実施形態では、「定義された照会」とは、機能手段の、又は治療装置の使用に関連付けられたある特定の操作又は手順の照会又は制御をいう。

0078

ある実施形態では、定義された照会は、システムの安全性を、よって有利には患者の安全性をも向上させるために設けられ、又はそのように意図された安全性照会である。

0079

治療装置の場所若しくはその表面での、又は治療装置との機能手段の機能的結合及び/又は有用性に関する照会には、治療装置における機能手段の正しいはまり具合構成部品相互の配置の正しさ、2つ以上の構成部品間の正しい信号結合及び/又は電気的接続、特に治療を開始する前の、使用されるべき構成部品の(例えば、チューブクランプや弁の場合などの)正しい開閉状態が「閉じられている」か、それとも「開いている」か、その他が含まれる。

0080

前述の比較の結果が否定的である場合、本発明による方法は、ある実施形態では、選択された治療オプションと識別された機能とのずれを警告すること、及び/又は報告することを含む。この結果は、選択された治療オプションと識別された機能とが相互に一致せず、且つ/又は相互に適合しない場合に生じ得る。

0081

上記その他の目的、特に治療に関連した、又は治療と関連付けられる目的で設けられる適切な警報及び/又は報告の機器又は手段は、個別に提供されてよい。例としては、音響的な、且つ/若しくは視覚的な警告若しくは警報を生成する1つ(若しくは複数)の機器、及び/又は、例えば、警報若しくはエラー若しくは障害若しくは失敗若しくは問題を報告し、若しくは表示する機器、例えばディスプレイなどが含まれる。

0082

本発明による機能手段は、治療装置に機能的に結合されるように設けられ、又はそのように意図される。機能手段は、特に、治療及び/又は治療オプションの過程において、又はそれと関連付けられて、少なくとも1つの特有の、又は定義された機能を果たすのに使用されるのに適し、そのために設けられ、若しくはそのように意図され、且つ/又はそのために設計され、若しくは実施される。

0083

ある実施形態では、機能手段は、体外血液治療において、又はその間に使用されるために設計され、又は実施される。

0084

ある実施形態では、本発明による機能手段は、少なくとも1つの体外血液チューブセットを備え、又は少なくとも1つの体外血液チューブセットからなる。

0085

本発明によるいくつかの実施形態では、本発明による機能手段は、トレー又はオーガナイザに配置された体外血液チューブセットを備え、又はそのような体外血液チューブセットからなる。

0086

別の実施形態では、医療技術機能手段は、カセットとして、例えば、使い捨てカセットなどとして設計され、又は実施される。

0087

本発明のある実施形態では、「オーガナイザ」とは、医療技術機能手段、例えば体外血液チューブセットなどを、よりコンパクトに受け、且つ/又は扱うために設けられ、又はそのように意図された機器又は手段をいう。体外血液チューブセット及びオーガナイザは、一般的な構成としてのカセットを形成し、若しくは構成していることもあり、体外血液チューブセット及びオーガナイザがカセットと呼ばれることもある。適切なオーガナイザの例は、本件出願に係る出願人と同一の出願人の、「Faltbare Organizer fuer Blutschlauchelemente」(「Foldable organizers for blood tubing elements(血液チューブ要素用の折り畳み式オーガナイザ)」)という名称を有する、独国特許出願DE 10 2008 026 915.8の実施形態から引用することができ、その個々の開示は参照によりすべて本明細書に組み込まれる。

0088

本明細書で使用される場合、体外血液チューブセットとは、例えば、血液透析、血液濾過、血液透析濾過などといった血液治療で使用される体外血液チューブセットとすることができる。体外血液チューブセットは、そのような(又は別の(血液))治療目的で求められ、且つ/又は必要とされるあらゆる構成部品又は要素又は機器又は手段を含んでいてよく、個々の構成部品又は要素又は機器又は手段と接続されてもよい。非限定的な、単なる例示のための例には、ラインチャンバ、チューブ、クランプ、圧力センサや気泡検出器といったセンサ、添加機器又は手段、弁、スロットル弁又は絞り機構、例えば、血液及び/又は透析物及び/又は代用物といった流体の流れを調整する機器又は手段などが含まれる。

0089

ある実施形態では、機能手段は、少なくとも1つのカルシウム添加部位及び少なくとも1つのクエン酸添加部位を含む。カルシウム添加部位及びクエン酸添加部位は、機能手段又は体外血液チューブセットへの、カルシウム溶液及びクエン酸溶液又は同じ若しくは類似の有効成分に従って作用する他の抗凝血剤の添加のために設けられ、又はそのように意図される。

0090

ある別の実施形態では、機能手段は、さらに、少なくとも1つのヘパリン添加部位を備える。ヘパリン添加部位は、機能手段又は体外血液チューブセットへの、ヘパリン又は同じ若しくは類似の有効成分に従って作用する他の抗凝血剤の添加のために設けられ、又はそのように意図される。

0091

抗凝血剤としてのヘパリン及び/又はカルシウム及びクエン酸に加えて、治療の過程で、又は治療と関連付けられて治療されるべき血液に影響を及ぼす別の抗凝血剤又は物質が添加されてもよい。適切な機器又は手段がしかるべく設けられてよい。

0092

ヘパリン又はカルシウム及びクエン酸の添加はポンプを使用することにより実施されてよい。本発明によるある実施形態では、これらに適し、且つ/又はそのために設けられる個々のポンプが提供される。

0093

本発明による医療機器は、治療の1つ若しくは複数のステップ、及び/又は治療の過程の、又は治療と関連付けられた1つ又は複数の治療オプションを実行するのに適し、そのために設けられ、若しくはそのように意図され、且つ/又はそのために設計され、若しくは実施される。

0094

医療機器は、医療技術機能手段と機能的に結合可能であり、若しくは結合されてよく、又はそのために設けられてよい。

0095

ある実施形態では、治療装置は、検出機器によって検出されている機能仕様標によって、機能手段と関連付けられた、且つ/又は機能手段に割り当てられた機能を識別し、且つ/又は割り当てるのに適し、そのために設けられ、若しくはそのように意図され、且つ/又はそのように構成された少なくとも1つの識別手段又は機器を備える。

0096

前述のように、本発明のある実施形態では、特定の機能仕様標と関連付けられ、又は関連する機能又は適性に関する情報が、治療装置に、又はその記憶媒体に記憶されてよく、又は記憶されることになる。

0097

ある実施形態では、治療装置は、さらに、少なくとも1つの比較手段又は機器を備える。比較機器は、医療機器において選択されている治療オプションを、機能仕様標によって識別されている医療技術機能手段の機能又は適性と比較するのに適し、そのために設けられ、若しくはそのように意図され、且つ/又はそのように構成される。

0098

いくつかの実施形態では、治療装置は、企図された治療における機能手段の正しい機能的結合及び/若しくは有用性に関して、並びに/又は選択された治療オプションと関連付けて、定義された且つ/若しくは所定の照会を実行するのに、又はそれらの実行を促すのに適し、そのために設けられ、若しくはそのように意図され、且つ/又はそのように構成された少なくとも1つの照会機器を備える。それらの照会は、具体的には、安全性照会、特に、製造者によって事前に決定された照会、又は法に基づいて、若しくは基準に従って事前に決定され、若しくは推奨される照会とすることができる。

0099

別のある実施形態では、治療装置は、機能仕様標又は機能手段の機能又は機能手段自体と、治療装置又は選択された治療オプションとの非適合の場合に警告し、又は報告するために設けられ、又はそのように意図された少なくとも1つの警告手段若しくは機器及び/又は少なくとも1つの報告手段若しくは機器をさらに備える。これは、特に、選択された治療オプションに一致しない機能手段が選択されており、治療装置と誤って接続された場合に妥当性を有し、且つ/又は求められ、且つ/又は必要とされ得る。警告、特に、機能手段を治療装置に機能的に結合する前のしかるべき時に提供され、若しくは発せられる警告、又は治療を開始する前に提供され、若しくは発せられる警告はなおいっそう、ある実施形態では、有利には、機能手段の企図されていない使用を回避し、よって有利には患者の安全を高めることに寄与し得る。

0100

治療と関連付けられる他の状況に関連する別の警告及び/又は報告、並びに個々の機器又は手段も設けられてよい。

0101

本発明による制御装置は、検出機器、識別手段、比較手段、照会機器、警告手段及び報告手段を備える、若しくはこれらからなる群の中から選択される、少なくとも1つの機器若しくは手段を備え、又は、そのような機器若しくは手段に機能的に結合され、且つ/若しくはそのような機器若しくは手段と信号伝送するように接続される。

0102

本発明によるある実施形態は、以下の利点のうちの1つ又は複数を含む。

0103

本発明は、機能手段の機能仕様標を自動的に照会する方法を提供する。

0104

本発明の1つの利点は、ユーザによる制御に加えて、特定の治療のための医療技術機能手段の選択の制御を可能にすることからなる。よって、機能手段の不正確な、又は間違った選択の結果が人によって使用される危険が、有利には最小化され、又は排除さえされ得る。

0105

ある実施形態では、本発明による方法は、有利には、例えば、オーガナイザ上で提供される使い捨て血液チューブセットを用いて緊急用透析器を組み立てる間に使用され得る。多くの場合、複数の異なる機能をそれに対応して果たすことができるそのような緊急用透析器は、異なるパラメータ治療手順などを含み、主に、緊急時に使用されることが多い。このために、そのような緊急用透析器は、特に用法又は取扱いが容易であり、且つ/又は明瞭であるべきである。本発明は、実際に必要とされる医療技術機能手段を用いた血液治療装置の正しい組立てを制御し、又はモニタするための都合よく簡単で、確実な方法を提供する。

0106

よって、本発明によれば、特にコンパクトに設計され、若しくは実施され、且つ/又は多くの異なる機能を備える機能手段を使用するとき、或いは特に緊急時における高度に統合された機能手段を使用するときにも、機能手段が正しく使用される高い確実性を保証することが可能となり得る。これはひいては患者の安全も保証する。

0107

ある実施形態では、本発明は、有利には、意図しない混同がその後の治療に関わる重大な危険と関連付けられ得る、機能手段の安全性に関連した自動識別を可能にするための簡単で確実な方法を提供する。例えば、血液治療の過程では、又は血液治療との関連では、企図される抗凝血法のために設けられる血液チューブセット要素の異なる2つ(又はさらに多くの)基本的種類のカセット又はオーガナイザが使用され得る。普通、それらの機能手段は、個々の抗凝血剤(例えばヘパリン又はクエン酸/カルシウム)用の特有の分岐ライン、又は、治療を開始する前に特に考慮を必要とする別の目的で設計され、実施された添加部位を備える。本発明によれば、有利には、本発明によって教示されるように機能仕様標を照会するときに、不適切な血液チューブセットの意図しない使用を回避することが可能である。

0108

機能手段の機能仕様標を識別した後で、具体的な機能手段に特有の安全面が、有利には、確実に照会され得る。

0109

よって、ある実施形態では、本発明によれば有利には、血液チューブセットの特有のラインの存在を、機能仕様標によるそれらの機能に従って検出することが可能である。特有のラインの存在を認識している場合、例えば、おそらくは閉じていることが必須要件であるはずのそのラインが意図せずに閉じられていないことを、安全性照会によって警告することができ、よって回避することができる。

0110

透析器を組み立てるときには、よって、分岐ラインの端部が環境から保護されるように、キャップによって、又は、例えば、個々の溶液バッグに連結するために、分岐ラインを閉めることが特に重要となり得る。そうでない場合には、意図せずに開いたままである分岐ライン、供給クランプなどを介して体外血液回路周囲空気吸引する危険、又は血液が体外血液回路から環境中へばらまかれる危険が生じるはずである。そのような危険は、特に、クエン酸−カルシウム添加部位を備える血液チューブセットに存在するおそれがあり、というのは、カルシウムラインは、例えば、ラインの「開いた」端部を介して環境から空気が吸引され得るように、血液ポンプの吸引側に配置されるからである。静脈ラインでさえも、環境に対する心臓の作用によりに、例えば、そこに位置する「開いた」カルシウム分岐ラインを介して環境から空気が吸引され得るように陰圧が生じ得る。

0111

本発明による方法によれば、ある実施形態では、有利には、機能手段の不正確な接続及び/又は使用を回避することが可能となり得る。基本的には、カルシウムライン及びクエン酸ラインを含む血液チューブセットを、ヘパリン抗凝血を用いてのみ働く抗凝血法に意図せずに使用することが起こり得る。ヘパリン・チューブ・セットに存在しないカルシウムライン及びクエン酸ラインは、しかしながら、ヘパリン添加を含む治療オプションを使用するときに、カルシウム添加部位及びクエン酸添加部位を備えるカセットを意図せずに挿入する場合には、機械制御部は、選択された治療オプションである「ヘパリン添加」にカルシウムライン及びクエン酸ラインを予期していないはずであり、よって、ヘパリン添加を含む治療オプションに関していかなる安全性照会も行わないはずなので、意図せず、気付かれずに「開いた」ままになるはずである。しかし、機能仕様標によって識別された機能手段の機能により、本発明によれば有利には、そのような間違いを事前に防止することが可能である。よって、患者にとっての危険及び/又は環境を汚染する危険が有利に防止される。

0112

本発明のある実施形態では、カラーラベルが、有利には、特定の費用効果やり方で機能手段を識別し、又は機能手段に印をつけるのに使用され得る。

0113

費用効果的RGBセンサを使用することができる可能性に加えて、カラーラベルを使用することにより、さらに有利には、色を一目見るだけで、適切なオーガナイザ又は血液チューブ(又は一般的に適切な機能手段)が選択されているかどうか判定できることが可能になり得る。このようにして、ある実施形態では、有利には、ユーザによるさらなる制御の機会が提供される。

0114

ある実施形態では、機能手段のパッケージ及び/若しくはカードに着色し、若しくは別の方法で印をつけ、若しくはラベル付けすること、並びに機能手段の着色若しくは印つけに適合されていることは、さらに有利には、容易なやり方での機能手段の正しい選択に寄与し得る。

0115

色彩による区別を使用して機能仕様標を識別することは、単なる強度測定と比べていくつかの利点を含み得る。それらの利点には、干渉光に対するより高い安全性、故障又は誤動作の検出又は識別の改善、(使い捨て形式で実施され、又は設計され得る)異なる複数の異なる機能手段の形でのより多くの機能性などが含まれる。加えて、構造もより簡単なものとすることができ、且つ/又はより安定して動作し得る。

0116

以下では、単なる例示にすぎないが、添付の図面を参照して本発明を説明する。図において、同一の参照番号は同じ、又は同一の要素を指す。

図面の簡単な説明

0117

本発明による方法を示すフローチャートである。
本発明による治療装置と検出機器と機能手段との間の信号伝送接続を示す概略図である。
検出機器の構成部品を示す斜視図である。
機能仕様標の例を示す正面図である。
本発明による治療装置における検出機器の構成を示す図である。
表面に機能手段を備える本発明による治療装置を示す図である。
検出機器の構成及び機能の基本原理を示す図である。
クエン酸及びカルシウムの添加(黄色いカセットラベル)を含む血液治療を行うための機能手段の構成を示す概略図である。
ヘパリンの添加(青いカセットラベル)を含む血液治療を行うための機能手段の構成を示す概略図である。
ヘパリン添加部位を含むチューブセットを示す概略図である。
ヘパリンの添加を含む血液治療を行うための構成を示す概略図である。
カルシウム添加部位及びクエン酸添加部位を備えるチューブセットを示す概略図である。
カルシウム及びクエン酸の添加を含む血液治療を行うための構成を示す概略図である。
ヘパリン治療用供給ラインを示す概略図である。
カルシウム及びクエン酸治療用の供給ラインを示す概略図である。
カルシウム及びクエン酸治療用の戻しラインを示す概略図である。
カルシウム−クエン酸チューブセットの構成部品を備える第1の種類のカセットを示す概略図である。
クエン酸−カルシウム・チューブ・セットの構成部品を全く備えない第2の種類のカセットを示す概略図である。
本発明による治療装置の機械正面を示す概略図である。
治療装置における機能手段の位置決めの可能な方法を示す概略図である。
治療装置における機能手段のポンプセグメントの挿入を示す概略図である。
治療装置における機能手段の点滴筒の挿入を示す概略図である。
本発明による治療装置による、又は本発明による治療装置の検出機器による機能手段の機能仕様標の検出を示す概略図である。

実施例

0118

矢印又は矢先は、各々、個々の流体の流れの向きを表す。

0119

図1に、治療装置によって、又は治療装置と信号伝送するように構成されている機器又は手段によって機能仕様標を照会する本発明による方法のフローチャートを示す。

0120

最初に、治療オプションが医療機器上で選択される(ステップS1)。

0121

その内部、その場所又はその表面に機能仕様標が配置されている医療技術機能手段が、医療機器又は検出機器と接触され、且つ/又は接続される(ステップS2)。それに関して、ステップS1が、ステップS2、ステップS3、ステップS4又はステップS5の前に行われるか、それらのステップの間に行われるか、それともそれらのステップの後に行われるかは決まっていない。ステップS1は、ステップS6の実行後に行われてよいが、ある特定の場合には、これは不要な労力を伴い得る。

0122

機能仕様標は、医療機器又は医療機器の外部にある検出機器によって検出される(ステップS3)。

0123

その後に、機能仕様標と関連付けられた機能が識別され、且つ/又は機能仕様標に割り当てられる(ステップS4)。

0124

次に、医療機器上でステップS1において選択されている治療オプションが、医療技術機能手段の機能仕様標によってステップS4で識別されている機能と比較される(ステップS5)。

0125

医療機器においてステップS1で選択されている治療オプションと、医療技術機能手段の機能仕様標によってステップS4で識別されている機能とが相互に一致し、又は相互に適合する場合(「J」は「はい」を表す)、医療技術機能手段と医療機器とは機能的に結合される(ステップS6)。この結合は、治療装置の機能手段との、特に最終的な組立てに対応し得る。

0126

次いで、企図された治療のための医療技術機能手段の正しい機能的結合に関する定義された照会、又は安全面に関する照会が開始される(ステップS7)。

0127

医療機器上で選択されている治療オプションと、医療技術機能手段の機能仕様標によって識別されている機能とが相互に一致せず、又は相互に適合しない場合(「N」は「いいえ」を表す)、選択された治療オプションと、窓外治療オプションとは異なる機能手段の識別された機能若しくは適性とのずれに関する警告及び/又は報告が発せられる。

0128

図2に、本発明による治療装置100と検出機器200と機能手段300との間で生成される信号伝送接続を概略的に示す。

0129

治療装置100、例えば緊急用透析器は、制御装置1(同機のハードウェア)を備える。

0130

図2に示すように、制御装置1は、治療装置100と検出機器200との間のインターフェースとして機能する。

0131

制御装置1を介して、治療装置100のソフトウェアの制御信号が検出機器200に送られる(信号「A1」)。図2に示すように、検出機器200には治療装置の制御装置1によって電力が供給される(信号「A2」)。

0132

機能手段300の機能仕様標を検出するために、検出機器200は信号E1を出す。その後に機能手段300によって出され、又は発せられる情報は、信号E2として検出機器200に、次いで信号「A3」として治療装置100の制御装置1に返される。

0133

図3に、検出機器200の構成部品を斜視図で示す。

0134

図3において、検出機器200はセンサとして、例えばカラーセンサとして例示されている。

0135

検出機器200はハウジング3を備える。

0136

フロントパネル5はハウジング3に組み込むことができる。ハウジング3及びフロントパネル5はカバー7によって覆うことができる。

0137

図3の構成部品の概略的構成から分かるように、回路基板9は、例えばLED(発光ダイオード)及び/又は光−周波数変換器を備え、検出機器200の組み立てられた状態として構成されている。

0138

検出機器200は、治療装置(図3には示されていない)と、例えば、治療装置の機械正面と、締付けボルト11によってねじ留めされる。

0139

図4に、機能仕様標400の例の正面図を示す。

0140

機能仕様標400は、オーガナイザや「トレー」といった機能手段に、例えば、接着結合などによって取り付けられる。

0141

図4に示すように、この実施形態では、機能手段(図4には示されていない)における機能仕様標400(例えばカラーラベル)の十分な固着又は付着を、例えば3mmの上下左右接着面の幅によって確実にすることができる。例えば、±5mmのトレーの位置決め公差を考慮するとき、図4に例示されるように、機能仕様標の十分に大きい読取可能領域が依然として残る。

0142

機能手段における機能仕様標400の最大寸法は、例えば、治療装置上の検出機器の位置など、いくつかの要因に依存し得る。図4では、最大寸法は50mm×35mmである。

0143

オーガナイザ、カセットなどの表面のカラーラベルは様々なやり方で製造されてよく、殺菌及び/又は劣化によって起こり得る変色が、好ましくは、最小化され、又は予期されている。機能手段の内部、その場所又はその表面への機能仕様標400取付けの例には、印刷、被覆、染色、着色、塗布、例えばカラータグの係合やスナップ留めやクリップ留めなどが含まれる。

0144

図5Aに、本発明による治療装置100上に配置された検出機器100を示し、検出機器100は例示的にセンサとして設計されている。構成の右側に、検出機器200が拡大して示されている。

0145

図5Bに、その場所に本発明による機能手段300が配置された本発明による治療装置100を示す。

0146

図5Bに示されているように、機能手段300はトレー又はオーガナイザ13を備える。いくつかの実施形態では、オーガナイザは、有利には、個々の構成部品、例えば、ライン、チューブ、クランプなどを治療装置100に対して正しく位置決めするのに寄与する。

0147

トレー又はオーガナイザ13内の体外血液チューブセットやチューブセットといった単一構成部品の配置は、ある実施形態では有利には、体外血液チューブセットの取扱いを容易にし得る。

0148

オーガナイザ13の場所又はその表面、例えばオーガナイザ13の裏側に、機能仕様標400、例えばカラーラベルなどが配置されている。

0149

その具体的設計又は実施形態によって、機能仕様標400は、検出の目的に適するように、治療装置に対する検出機器の配置に従って検出機器200の正面のオーガナイザ13上に位置決めされる。

0150

おそらく血液治療装置と一緒に使用されるべき異なるオーガナイザから生じる(機能仕様標400が覆っているために図5Bには示されていない)機能仕様標400と検出機器との間の距離の変動を回避するために、間隔リング15が設けられている。

0151

間隔リング15は、例えば、各々0.8mmの厚さを有していてよい。

0152

血液チューブセットを用いて組み立てられるオーガナイザ13又は「トレー」は、カセットとも呼ばれ、いくつかの実施形態では、殺菌した形で使用されるために設けられ、又はそのように意図される。

0153

オーガナイザ13は、異なる血液チューブセットを用いて、例えば異なる抗凝血法、例えばヘパリン抗凝血及び/又はクエン酸/カルシウム抗凝血(「CiCa」)用などのチューブセット要素を用いて組み立てることができる。

0154

ある実施形態では、そのような抗凝血法は、治療の間に抗凝血剤が血液に添加され得るように、特定の部位で体外血液回路へ開いている血液チューブセットでの特定の分岐ラインを必要とする。CiCa抗凝血用の血液チューブセットの場合には、いくつかの実施形態では、両方の抗凝血法用の分岐ラインが設けられるように、ヘパリン抗凝血が追加的に設けられてよい。

0155

クエン酸−カルシウム抗凝血又はヘパリン抗凝血を含む選択の治療オプションを事前に決定した後で、ここで例示的に予定される黄色いラベルも青いラベルも識別されない場合、警報又はエラーメッセージ(「不適当なカセット又はオーガナイザ」又は「カセット又はオーガナイザの色彩検出での問題」又は類似の表現)が発せられてよい。このようにして、不適当なオーガナイザ/カセットを使用した治療の実行が回避され得る。

0156

血液治療装置は、一方では、クエン酸−カルシウム抗凝血が機械制御部によって事前に選択されており、次いで、例えば黄色いラベルが検出されている通常の事例を自動的に認識し、又は識別する。その後に、機械制御部は、連続した特有の安全性照会を、任意選択で結合面挿入部位に配置された対応するセンサと組み合わせて自動的に行う。よって例えば、当該のカルシウムライン及びクエン酸ラインが実際に適正に挿入され、しっかり取り付けられていることが保証される。

0157

ヘパリン治療のために設けられるチューブシステムはそれらの構成部品を欠いており、よって、上記構成部品は機械制御部によって適正な挿入について検査されない。

0158

クエン酸−カルシウム抗凝血を含む治療オプションを事前に決定した後で、予定される黄色いラベルが識別されず、例えば青いラベル(青はヘパリンを表す)が識別される場合には、警報若しくはエラーメッセージ(「不適当なカセット/オーガナイザ」若しくは他の何か)及び/又は警告が発せられ、不適当なカセット/不適当なオーガナイザを使用した治療の実行が回避され得る。

0159

ヘパリン抗凝血を含む治療オプションを事前に決定した後で、予定される例えば青いラベルが識別されず、例えば黄色いラベル(クエン酸−カルシウムを表す)が識別される場合には、警報若しくはエラーメッセージ(「不適当なカセット/オーガナイザ」、「治療の実行は許可されません」若しくは他の何か)が発せられ、不適当なカセット/不適当なオーガナイザを使用した治療の実行が回避され得る。

0160

これが特に適切となり得るのは、ヘパリン抗凝血の事前決定により、通常の機械制御部がクエン酸−カルシウム抗凝血用の分岐ラインを欠く血液チューブセットを確認し、よって、開いている可能性のあるクエン酸ライン及び/又はカルシウムラインの安全を確保するための対応する安全性照会を提供しないからである。

0161

別の適切な事例で、ヘパリン抗凝血を含む治療オプションを選択した後で、血液治療機が、例えば青いラベルを含む血液チューブセットを識別した場合、すなわち、ヘパリン抗凝血だけのための、クエン酸ライン及びカルシウムラインを備えない血液チューブセット、オーガナイザ又はカセットが挿入されている場合に、機械制御部は、任意選択で結合面の挿入部位のところの対応するセンサと組み合わせて、したがって、特有の安全性照会を自動的に行い、それによって有利には、そこにあるすべての構成部品が適切に挿入されており、又は適切にしっかり取り付けられていることが保証され得る。色彩により、制御部は、カセットがクエン酸−カルシウム抗凝血用の分岐ラインを含まないという想定で作用し、よって、開いたクエン酸ライン及びカルシウムラインの安全を確保するための対応する安全性照会を提供しない。

0162

識別されたカセットが事前に選択された治療オプションに適合し、又は一致する場合、機械制御部は、任意選択で挿入部位のところの対応するセンサと組み合わせて、特有の安全性照会を実行し、それによって、すべての関連性を有するラインが照会され、その安全が確保されることが保証される。そうでない場合には、警報若しくはエラーメッセージ及び/又は警告(「不適当なカセット/オーガナイザ」若しくは他の何か)が発せられ、且つ/又はすでに挿入されている不適当なカセットを使用した治療の実行が回避され得る。

0163

ある実施形態では、たとえチューブシステムがラベルによって選択された治療オプションと一致しないと識別されている場合でさえも、(開いた)クエン酸ライン及びカルシウムラインの正しい挿入が治療装置によって検査されるために、クエン酸−カルシウム治療が治療装置によって許可されることが可能であり、許可されると定められ、又は意図される。これらのチューブ部品から生じるはずの危険は、よって、回避することができる。

0164

図6に、例示的検出機器200の設計及び機能の基本原理を示す。図6において、検出機器200はカラーセンサとして実施されている。

0165

検出機器200は、図6の中央に示されており、そのハウジング3の内部に光−周波数変換器17と、RGBLED(red−green−blue light emitting−diode)19とを備える。

0166

光−周波数変換器17とRGBLEDとは、検出機器200の回路基板9上に配置されている。

0167

検出機器200又はそのハウジング3は、治療装置100の機械表面上に配置されている。図6に示すように、検出機器200のハウジング3は、治療装置100のハウジング21に組み込まれていてよい。

0168

検出機器200のフロントパネル5は、図6の例では、治療装置100の隣接する機械表面と同一平面になるように配置され、それによって有利には、清浄工程が容易になるが、機械表面よりくぼんでおり、又は突出しているフロントパネル5も設けられてよい。

0169

図6の右側には、治療装置100のところに、又はその使用状態によっては、治療装置100の正面に位置決めされる機能手段300が示されている。

0170

治療装置100の制御装置1は、ソフトウェアコンポーネント1aと、ハードウェアコンポーネント1bとを備える。

0171

治療装置100又は治療装置の検出機器200によって機能仕様標400を検出するために、制御信号A1が制御装置1から検出機器200に送られる。検出機器200は、光反射法によって機能仕様標400を検出し、得られた情報を周波数A3として制御装置1に送り返す。

0172

機能仕様標400を検出するための測定法は、本発明によるある実施形態では、カラーセンサ(RGBセンサ)を検出機器200として、カラーラベルを機能仕様標400として使用することにより、以下のように実行され得る。

0173

検出機器200の較正については、製造者によってすでになされた較正として適用できる場合には、各RGBLED(赤R、緑G、青B)が、外部光ゲート制御し、又はフェードアウトさせることによってスイッチをオンにされてよく、センサの対応する出力周波数が測定されてよい。このようにして得られる周波数値は、各測定工程で実際の測定値重畳するセンサの基本周波数を反映し得る(オフセット)。

0174

まず、測定工程の最初に、周波数測定がLEDのスイッチをオフにして行われる(〜50ミリ秒)。次いで、赤のLEDのスイッチがオンにされ、約0.5秒待機する。変量としての測定値を再びとる前に、LED及び受取り側(機能仕様標)が定義された状態で存在するように、約150ミリ秒の遅延の間待機する。次に、周波数が測定される(約50ミリ秒)。次いで、赤いLEDのスイッチがオフにされ、緑のLEDのスイッチがオンにされ、再度待機する(0.5秒)。周波数が測定される(約50ミリ秒)。緑のLEDのスイッチをオフにした後で、青いLEDのスイッチがオンにされ、例えば、さらにおおよそ0.5秒間にわたって再び待機する。周波数が測定される(約50ミリ秒)。青いLEDのスイッチがオフにされる。次いで、約0.5秒間にわたって待機する。周波数が測定される(約50ミリ秒)。外部光の別の値が再度記録される。

0175

測定を評価するために、まず、LEDなしでの最初と最後の周波数測定値が相互に比較される(これら2つの値の間にずれがある場合には、測定工程が繰り返されるはずである)。外部光の高い方の値と外部光の低い方の値とは、相互に20%を超えて異なるべきではない。

0176

その後、結果として得られる周波数が計算される。色彩ごとに、製造者の較正工程の間に測定されたオフセットと、LEDなしでの最初の測定の周波数値が測定値から減算される。

0177

色彩比較のための因数は、オフセット値に対する赤/緑からの緑の因数と赤/青からの青の因数とを構築することによって計算される。赤の因数は1である。

0178

色彩比較では、周波数が個々の因数で乗算される。色彩の識別は、所定の許容差内で色彩強度(R、G、B)の商を相互に比較し合うことによって行われる。

0179

赤/緑、赤/青及び緑/青の各比が計算される。

0180

次いで、各比が1以上である場合、照会が開始される。所定の値と比較することによって、機能手段に関する情報が得られてよい。

0181

例えば、黄色いラベル(例えばクエン酸−カルシウムを表す)が識別される場合、赤/緑の比は、例えば、>2.1である。変量の結果はこの場合真とすることができる。同時に、赤/青の比は>1.5である。変量の結果はやはり真とすることができる。よって、黄色が識別され、又は認識される。

0182

クエン酸−カルシウムの添加を含む方法が治療オプションとして選択されている場合、選択された治療オプションと機能手段の機能又は適性との適合が判定される。

0183

しかし、ヘパリンの添加を含む方法が治療オプションとして選択されている場合には、選択された治療オプションと機能手段の機能との適合又は一致は生じない。警告が発せられるはずである。

0184

赤/緑の比が、例えば、≦2.1である場合、青いラベル(例えばヘパリンを表す)が識別される。変量の結果はこの場合真とすることができる。同時に、赤/青の比は、例えば、≦1である。変量の結果はやはり真とすることができる。よって、青が識別される。

0185

ヘパリンの添加を含む方法が治療オプションとして選択されている場合、選択された治療オプションと機能手段の機能又は適性との適合が判定される。

0186

しかし、クエン酸及びカルシウムの添加を含む方法が治療オプションとして選択されている場合には、選択された治療オプションと機能手段の機能との適合又は一致は生じない。この場合にもやはり警告が発せられるはずである。

0187

色彩識別を開始する前でさえも、警報又はエラーメッセージが発せられる場合には、その理由は、機能手段が治療装置のところに正しく位置決めされていないために、機能仕様標が検出機器によって検出され得ないことである可能性もある。任意選択で、不適合通知は対応する表示を含む。

0188

図7に、最初に、すなわち上流側でクエン酸を添加し、(体外で移動される具体的な赤血球の流れに対して)後で、すなわちより下流側でカルシウムを添加することを含む血液治療を行うための機能手段300の構成を概略的に示す。

0189

カルシウムとクエン酸との抗凝血ラインが、例えば、ステッカといった黄色いカラーラベル形状の機能仕様標によって、定義された位置で、機能手段300の機械側の結合面に表示されている。これは、ある実施形態では、追加的にヘパリンラインを設けることから独立している。

0190

機能手段300は、患者の血液治療、例えば血液濾過用の体外血液回路又は血液チューブセットを表す。

0191

図7の右側には、透析器501と濾液又は透析物の供給源503とを備える透析物回路500が示されている。

0192

「600」で表示された部分は血液回路を表す。血液回路600は、実質的に、又は完全に機能手段300の一部である。

0193

図7に示される機能手段300は、クエン酸−カルシウムチューブ要素23を備える透析CVV−HD=continuous venous to venous hemodialysis:持続的静静脈血液透析)のために設けられた体外血液チューブセットを概略的に表す。クエン酸−カルシウムチューブ要素23は、ポンプP5によってカルシウム供給源232からカルシウムを供給するための第1の供給ライン231と、ポンプP6によってクエン酸供給源234からクエン酸を供給するためのそれとは異なる第2の供給ライン233とを備える。

0194

丸付き数字2又は3で表示された接続部位のところで体外血液チューブセットへ開いている供給ライン231又は233は、各々、開いた接続部位を有する体外血液チューブセットの分岐ラインを表す(カルシウム及びクエン酸添加の場合と同様に開いており、カルシウム又はクエン酸の導入は、体外血液チューブセットへ対応する位置でなされるべきである)。

0195

図7に示すように、カルシウム添加は、透析器501の後又は下流側でなされる。接続部位(丸付き数字2)が意図せずに開いたままであった場合、接続部位(丸付き数字2)で体外血液チューブセットから環境中へ体外処理済血液消散させる危険が生じるはずである。

0196

図7に示されるように、クエン酸添加は、透析器501の前又は上流側でなされる。接続部位(丸付き数字3)が意図せずに開いたままであった場合には、血液ポンプP1によって体外血液チューブセット中へ空気が吸引され、よって、体外血液チューブセットと接続された患者へ空気が任意に導入される危険が生じるはずである。

0197

あるクエン酸−カルシウムカセット又はチューブセットでは、ヘパリン添加部位がさらに設けられ、別のクエン酸−カルシウムカセット又はチューブセットではヘパリン添加部位が設けられない。

0198

ヘパリン添加部位Hは、図7では、接続部位(丸付き数字1)として表示されている。クエン酸及びカルシウムの添加を含むカセットでは、接続部位(丸付き数字1)は、例えば、逆止め弁によってその安全が確保される。よって、開いた接続部位(丸付き数字1)に起因する潜在的危険が、有利には、排除され得る。

0199

例えば、ヘパリン・チューブ・セットなどと比べると、前述のように、クエン酸及びカルシウム・チューブ・セットは、さらに、接続部位(丸付き数字2)と接続部位(丸付き数字3)とを備え、それらの接続部位が意図せずに閉められていなかった場合には、そこを介して血液が漏れるおそれがあり、空気が入るおそれがある。したがって、これらの接続部位は確実に閉じられる必要がある。

0200

p(art)又はPS1、p(PHF)又はPS2、p(ven)又はPS3の各用語は、体外血液チューブセット内の個々の部位における血圧を検出するための圧力センサを指す。

0201

図8に、ヘパリンの添加を含む血液治療を行うための機能手段300の構成を概略的に示す。

0202

ある実施形態では、ヘパリン抗凝血だけのために設けられるカセットは、例えば、青いカラーラベル、当該カセットをクエン酸及びカルシウム添加を含むカセットと区別するための青いステッカ(「ヘパリン=青」)などを備える。

0203

このようにして、看護スタッフは、有利には、特定の治療オプション用の個々のカセットの適性に関する第1のヒントを、事前に光学的に、又は視覚的に得ることができる。

0204

図8の機能手段300の構成は、おおむね図7に示す構成と対応するが、クエン酸及びカルシウムのチューブ要素が存在しない。青いカラーラベルを識別する治療装置は、開いたクエン酸及びカルシウム接続部位の全くないセットを予測し、そうした部位を検査しないはずである。

0205

以下の図9から図13において、図中の参照符号「in」及び「out」は、機能手段へ入る、又は機能手段から出る個々の流体の流入(「in」)又は流出(「out」)を指す。

0206

図9に、ヘパリン添加部位を備えるチューブセットを概略的に示す。

0207

オーガナイザ13上に配置され、機能仕様標400、例えば青いカラーラベルによって識別されるヘパリン・チューブ・セットは、患者からフィルタ、例えば透析フィルタまで延びる血液の供給ライン25in及び25outを備える。チューブセットは、フィルタ(図9には示されていない)から患者(図9には示されていない)まで延びる血液の戻しライン27in及び27outをさらに備える。加えて、29in及び29outとして指し示される濾液ラインも設けられている。

0208

また、溶液バッグ(図9には示されていない)からフィルタ又はコネクタまで延びる透析物又は透析液透析液ライン31in及び31outも設けられている。さらに、溶液バッグ(図9には示されていない)から供給ライン25又は戻しライン29のコネクタまで代用液又は代用物を搬送するための代用物ライン33in及び33outが設けられている。

0209

ヘパリン添加部位35が、ヘパリンを、フィルタの上流側で血液チューブライン25outへ血液ポンプ251の下流側で添加するために設けられている。

0210

図9にはさらに、濾液ポンプ291、透析物ポンプ311及び代用物ポンプ331が表されている。

0211

図10に、図9に明示されているようなヘパリン・チューブ・セットを使用することによるヘパリンの添加を含む血液治療を行うための構成の流れ図を略図的に示す。

0212

図10には、体外血液回路600と、透析物回路500とのラインを示す。代用液が代用液の供給源44から供給される。

0213

図11に、カルシウム−クエン酸添加を含む治療用のチューブセットを概略的に示す。

0214

オーガナイザ13上に配置され、機能仕様標400、例えば黄色いカラーラベルによって識別されるクエン酸−カルシウム・チューブ・セットは、別のセグメント231bへ合流し、カルシウムの添加用のカルシウム添加部位231cで静脈戻しライン27outへ開く、カルシウムを添加するためのカルシウムライン231aを備える。

0215

さらに、クエン酸−カルシウム・チューブ・セットは、クエン酸−カルシウム添加用のコネクタ233inを備える。クエン酸溶液が個々のラインを経由して、例えば233outで示された部位で患者から来る(すなわち動脈血ラインへ入る)供給ライン25inへ導入される。

0216

クエン酸−カルシウム・チューブ・セットは、さらに、ヘパリン添加部位35を備える。

0217

図12に、図11に明示されているクエン酸−カルシウム・チューブ・セットを使用することによるクエン酸及びカルシウムの添加を含む血液治療を行うための構成を概略的に示す。

0218

図12には、体外血液回路600と透析物回路500との各ラインを示す。カルシウムがカルシウム供給源232から供給され、クエン酸がクエン酸供給源234から供給される。

0219

図13に、ヘパリン添加を使用する血液治療に適する、例えば図9に示されるような供給ライン25におおむね対応する供給ライン800を概略的に示す。

0220

図13の供給ライン800は、キャップを備える患者コネクタ801、チューブクランプ803、注入ポート805、供給ライン800内に配置された圧力測定部位807、ローラポンプ用のポンプセグメント809、代用液用の逆止め弁を備えるコネクタ811、プレフィルタ圧力用の圧力測定部位813、ヘパリン−シリンジ用のコネクタライン815及びキャップを備えるフィルタコネク817を備える。

0221

図14に、ヘパリンとクエン酸両方の添加を含む血液治療に適する、例えば図11に示されるような供給ライン25におおむね対応する供給ライン900を概略的に示す。

0222

図14に示されるように、クエン酸供給ライン233in及び233outを備える供給ライン900は、キャップを備える患者コネクタ901、チューブクランプ903、注入ポート905、供給ライン900内に配置された圧力測定部位907、ローラポンプ用のポンプセグメント909、代用液用の逆止め弁を備えるコネクタ911、プレフィルタ圧力用の圧力測定部位913、ヘパリン−シリンジ用のコネクタライン915、キャップを備えるフィルタコネクタ917及びポンプセグメントと点滴筒とを備えるクエン酸供給ライン919を備える。

0223

図15に、カルシウム添加を含む血液治療に適する、例えば図11に示されるような戻しライン27におおむね対応する戻しライン1100を概略的に示す。

0224

図15に示されるように、戻しライン1100は、バッグを備える患者コネクタ1101、チューブクランプ1103、ポンプセグメントと点滴筒とを備えるカルシウム供給ライン1105、静脈気泡トラップ1107、戻り圧力用の圧力測定ライン1109、代用液用の逆止め弁を備えるコネクタ1111、サンプリング部位1113及び/又は注入部位並びにキャップを備えるフィルタコネクタ1115を備える。

0225

図16Aに、カルシウム溶液及びクエン酸溶液用の点滴筒2335及び点滴筒2315と、クエン酸及びカルシウムの添加用のライン231及びライン233とを備える第1のカセット型を概略的に示し、図16Aは、よって、クエン酸−カルシウム・チューブ・セットとして設計され、又は実施されている。また図16Aのカセットはヘパリン添加にも適し、又は該当する。

0226

図16Bに、クエン酸又はカルシウムの添加ための構成部品を全く含まない第2のカセット型を概略的に示す。図16Bのカセット又は機能手段300は、もっぱら、ヘパリン添加だけに適する。

0227

したがって、2つの機能手段の機能仕様標400は異なり(例えば、図16Aに示すようにクエン酸−カルシウム・チューブ・セットが存在する場合には黄色であり、図16Bに示すようにクエン酸−カルシウム・チューブ・セットが存在しない場合には青である)、これは図には機能仕様標の異なる斜線によって表示されている。

0228

図17に、本発明による治療装置の機械正面1200を概略的に示す。

0229

機械正面1200は、機能手段の機能仕様標(どちらも図17には示されていない)を検出するための検出機器200を備える。

0230

図17に示されるように、治療装置の機械正面1200は、圧力測定装置1201、ポンプ1203、静脈気泡トラップ用のホルダ1205、例えば光学検出器形態の気泡検出器1207、チューブクランプ1209、血液漏れセンサ1211、クエン酸点滴筒用の制御部を備えるホルダ1213、並びに挿入スイッチを備えるクエン酸ポンプ1219を備える。

0231

図18に、治療装置100における機能手段300の位置決めの可能な方法を概略的に示す。

0232

治療装置100において機能手段300を取り付け、又は固定するために、取付け用ピン47が治療装置100の機械正面1200に設けられている。

0233

2本の太い矢印Bは、治療装置100において機能手段300を取り付け、又は固定する方向を表示している。

0234

治療装置100を機能手段300と共に準備し、又は組み立てるために、機能手段300のチューブシステムが治療装置100の対応するセグメントへ挿入され、且つ/又はそれらのセグメントと接続される。

0235

例えば、緊急用透析器をカセットと共に組み立てるときには、血液チューブセットの異なる要素が、ユーザによって、機械正面1200で個々の受け要素(例えばクランプ、ローラポンプなど)へ「挿入」される。機械制御部によって事前に選択されている治療オプションに従って、本発明によれば、機械制御部(制御装置)、及び任意選択で透析器における対応するセンサシステムが、事前に選択された治療オプションに関してすべての構成部品が適正に挿入されている場合には、段階的に制御する。それによって、自動安全性照会のセットが、事前に選択された治療オプション及びその特有の要素を備える関連した検出カセット関係付けられ、又は関連付けられる。

0236

図19に、治療装置100における機能手段300のポンプセグメント、すなわち、クエン酸供給用のポンプセグメント909及びカルシウム供給用のポンプセグメント49の挿入を概略的に示す。

0237

図20に、治療装置100における、クエン酸−カルシウム添加部を備える機能手段300の点滴筒の挿入を概略的に示す。

0238

機能手段300のクエン酸点滴筒51が治療装置100のクエン酸点滴筒のためにホルダ1217へ挿入され、機能手段300のカルシウム点滴筒53が治療装置100のカルシウム点滴筒のためにホルダ1213へ挿入される。2本の太い矢印Bは、順に、治療装置100において機能手段300を取り付け、又は固定する方向を表示している。

0239

図21に、本発明による治療装置100による、又は本発明による治療装置の検出機器200による機能手段300の、又は機能手段300の機能仕様標400の検出を概略的に示す。

0240

太い矢印Pは、治療装置100又は治療装置100の検出機器200の前の、又はこれに対する機能手段300の、又は機能仕様標400の位置決めを示している。

0241

例えば、治療装置の結合面に機能手段300を配置するときに、血液治療装置は、検出機器200、例えば、色彩識別センサ(RGBセンサなど)によって、存在するのが黄色いカラーラベルであるかそれとも青いカラーラベルであるか(機能仕様標400;「黄色」は例えばクエン酸−カルシウムの添加を表し;「青」は例えばヘパリンの添加を表す)を自動的に識別する。治療装置100における治療オプションの先の選択に応じて、制御装置は様々な適正な事例と起こり得る障害又はエラー状況(上記参照)とを区別する。

0242

本発明によれば有利には、異なるチューブシステムが、機械可読ラベルによって、特に、体外血液回路の異なる種類の抗凝血について区別され得るため、識別されたチューブシステムの特有の構成部品に対して用いられる特有の安全性照会によって、開いたチューブ端及びチューブシステム構成部品が挿入されていないこと結果として生じる血液の損失及び/又は空気の注入の危険を回避することを可能とし得る。

0243

100治療装置
200検出機器
300 機能手段
400機能仕様標
500透析物回路
501透析器
503透析物供給源
600血液回路
1 治療装置の制御装置
1aソフトウェア
1bハードウェア
3 検出機器のハウジング
5フロントパネル
7カバー
9回路基板
11締付けボルト
13オーガナイザ
15スペーサリング
17 光−周波数変換器
19 RGBLED(赤−緑−青発光ダイオード)
21 治療装置のハウジング
23カルシウム−クエン酸チューブ要素
231 カルシウム供給用の供給ライン
231aカルシウム添加用のカルシウムライン
231b カルシウム添加用のカルシウムライン
231c患者に血液を戻用の戻しラインへの添加用のカルシウム添加部位
2315カルシウム溶液用の点滴筒
232カルシウム供給源
233 クエン酸供給用の供給ライン
233inクエン酸溶液バッグ用のコネクタ
233out 患者からの血液供給ラインへのクエン酸の添加用のコネクタ
2335 クエン酸溶液用の点滴筒
234 クエン酸供給源
25in 患者からの(血液の)供給ライン
25outフィルタへの(血液の)供給ライン
251血液ポンプ
27in フィルタからの(血液の)戻しライン
27out 患者への(血液の)戻しライン
29in フィルタからの濾液ライン
29out バッグへの濾液ライン
291濾液ポンプ
31in バッグからの透析物ライン
31out フィルタへの、又はコネクタへの透析物ライン
311 透析物ポンプ
33in バッグからの代用物ライン
33out 供給ライン又は戻しライン内のコネクタへの代用物ライン
331 代用物ポンプ
35ヘパリン添加部位
44 代用物供給源
47取付け用ピン
49 カルシウム供給ライン用のポンプセグメント
800 ヘパリン添加を使用する治療用の供給ライン
801患者コネクタ
803チューブクランプ
805注入ポート
807 供給ライン800内の圧力測定部位
809 ポンプセグメント
811代用液用のコネクタ
813プレフィルタ圧力用の圧力測定部位
815 ヘパリン−シリンジ用のコネクタ
817フィルタコネクタ
900 クエン酸供給ラインを含む供給ライン
901 患者コネクタ
903 チューブクランプ
905 注入ポート
907 供給ライン800内の圧力測定部位
909 クエン酸供給ライン用のポンプセグメント
911 代用液用のコネクタ
913 プレフィルタ圧力用の圧力測定部位
915 ヘパリン−シリンジ用のコネクタ
917 フィルタコネクタ
919 クエン酸供給ライン
1100 戻しライン カルシウム−クエン酸
1101 患者コネクタ
1103 チューブクランプ
1105 カルシウム供給ライン
1107静脈気泡トラップ
1109圧力測定ライン
1111 代用液用のコネクタ
1113サンプリング部位
1115 フィルタコネクタ
1200機械正面
1201圧力測定装置
1203 ポンプ
1205 静脈気泡トラップ用のホルダ
1207気泡検出器
1209 チューブクランプ
1211血液漏れセンサ
1213 カルシウム点滴筒用のホルダ
1215カルシウムポンプ
1217 クエン酸点滴筒用のホルダ
1219 クエン酸ポンプ
丸付き数字1接続部位ヘパリン
丸付き数字2 接続部位 カルシウム
丸付き数字3 接続部位 クエン酸
p(art)又はPS1、p(PHF)又はPS2、p(ven)又はPS3血圧を検出するための圧力センサ
p(filt)又はPS4 透析物圧力を検出するための圧力センサ
P1 血液ポンプ
P5 カルシウムポンプ
P6 クエン酸ポンプ
H ヘパリン添加部位
A1、A2 治療装置から検出機器への信号
A3 検出機器から治療装置への信号
E1 検出機器から機能手段への信号
E2 機能手段から検出機器への信号
B取付け
P位置決め
S1医療技術治療装置において治療オプションを選択する
S2 医療技術機能手段を治療装置と接触させ、且つ/又は接続する
S3 治療装置によって機能手段に配置された機能仕様標を検出する
S4 機能仕様標と関連付けられた機能を識別し、且つ/又は割り当てる
S5 選択された治療オプションを機能仕様標によって識別されている機能と比較する
S6 治療オプションと機能とが相互に適合する場合、機能手段と治療装置とを機能的に結合する
S7 定義された要求又は照会を開始する
S8 治療オプションと機能とが相互に適合しない場合には、警告し、且つ/又は報告する

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