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技術 エアロゾル化された薬による複数の対象の治療を遠隔でモニタ及び/又は管理するシステム及び方法

出願人 コーニンクレッカフィリップスエヌヴェ
発明者 ダイク,アンソニーラベッツ,イーアンフィリップデンヤー,ジョナサンスタンリーハロルド
出願日 2012年3月16日 (7年8ヶ月経過) 出願番号 2013-558559
公開日 2014年5月19日 (5年6ヶ月経過) 公開番号 2014-512036
状態 特許登録済
技術分野 医療・福祉事務
主要キーワード メッシュ状態 物理的要求 振動ホーン チャンバ容量 通信上結合 目標線 時間目標 対象プロファイル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年5月19日)のものです。
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図面 (11)

課題・解決手段

複数の対象の治療計画遠隔モニタ及び/又は管理される。治療計画は、エアロゾル化された薬の受け入れを含む。これは、医療提供者研究者医療担当者、及び/又は他のユーザのようなユーザが中央集権的アクセスポイントを通じて複数の対象の治療計画をモニタ及び/又は管理することを可能にする。これは、ユーザ及び/又は対象に対する近接物理的要求を減らし、個々の治療計画を管理及び/又はモニタするようユーザに置かれている管理上の負担を軽減し、且つ/あるいは、従来システムに対する他の改善を提供する。

概要

背景

噴霧式投薬装置はしばしば、患者によって吸入され得る形で薬を供給するために、治療において使用される。粉末液体、又は他の形態における薬剤は、薬剤が患者の気道を通って吸収されることを可能にするよう様々な技術を用いて(例えば、圧電部材を用いて)エアロゾル化されてよい。そのようなものとして、エアロゾル薬剤療法は、患者が呼吸しながら薬を吸入する呼吸器疾患(例えば、喘息)又は他の治療のために施されてよい。

エアロゾル薬剤療法は、通常は、所与の期間の時間にわたって特定の1日当たりの薬の服用量投与するよう設計される。

概要

複数の対象の治療計画遠隔モニタ及び/又は管理される。治療計画は、エアロゾル化された薬の受け入れを含む。これは、医療提供者研究者医療担当者、及び/又は他のユーザのようなユーザが中央集権的アクセスポイントを通じて複数の対象の治療計画をモニタ及び/又は管理することを可能にする。これは、ユーザ及び/又は対象に対する近接物理的要求を減らし、個々の治療計画を管理及び/又はモニタするようユーザに置かれている管理上の負担を軽減し、且つ/あるいは、従来システムに対する他の改善を提供する。

目的

これは、ユーザ及び/又は対象に対する近接の物理的要求を減らし、個々の治療計画を管理及び/又はモニタするようユーザに置かれている管理上の負担を軽減し、且つ/あるいは、従来システムに対する他の改善を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

少なくとも1の対象の治療遠隔モニタするよう構成されるシステムであって、前記治療は複数のエアロゾル化された薬の投与を含み、前記複数のエアロゾル化された薬のうち少なくとも1つは所定の存続期間オンオフサイクルを受けて投与され、該オン・オフサイクルは、前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬が前記対象へ投与される投与期間と、前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬が前記対象へ投与されない非投与期間とを含む、システムにおいて:コンピュータプログラムモジュールを実行するよう構成される1又はそれ以上のプロセッサを有するサーバを有し、前記コンピュータプログラムモジュールは:前記対象の呼吸容量に関する情報と、前記エアロゾル化された薬の投与の間の前記対象の呼吸の1又はそれ以上の呼吸パラメータを伝える情報とを含む前記対象のための治療情報通信ネットワークを介して得るよう構成される情報取得モジュール;ユーザが前記治療情報を選択的に見且つ前記複数のエアロゾル化された薬に関する処方データを入力することを可能にするユーザインタフェースの定義を生成するよう構成されるユーザインタフェースモジュール;及び前記処方データに基づき前記対象へ与えられる1日当たりの治療の総数を計算するよう構成される治療計算モジュールを有し、前記計算モジュールは、前記治療が前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬のオン・オフサイクルの投与期間及び/又は非投与期間に入る場合に、前記複数のエアロゾル化された薬について1日当たりの治療の総数を自動的に変更するよう構成される、システム。

請求項2

前記ユーザインタフェースモジュールによって生成される定義によって定義されるユーザインタフェースは、前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬の非投与期間の間に前記対象へ投与される代替のエアロゾル化された薬を入力する能力を前記ユーザに与える、請求項1に記載のシステム。

請求項3

前記1又はそれ以上のプロセッサが実行するよう構成される前記コンピュータプログラムモジュールは、前記治療が前記オン・オフサイクルの投与期間及び/又は非投与期間に入るところであることを前記ユーザ及び前記対象に知らせるよう構成されるアラートモジュールを更に有する請求項1に記載のシステム。

請求項4

前記アラートモジュールは、前記投与期間が開始若しくは終了する日付及び/又は前記複数のエアロゾル化された薬の投与のための1日当たりの噴霧総数の変更に関する情報を提供するよう構成される、請求項3に記載のシステム。

請求項5

前記処方データは、臨床医によって処方された1日当たりの治療の回数、前記複数のエアロゾル化された薬の投与において使用される投薬装置チャンバ容量、夫々のエアロゾル化された薬についての治療ごとのチャンバ充填の回数、前記エアロゾル化された薬がオン・オフサイクルに従うべきかどうか、及び/又は前記オン・オフサイクルの所定の存続期間を含む、請求項1に記載のシステム。

請求項6

少なくとも1の対象の治療を遠隔でモニタするコンピュータ実施の方法であって、前記治療は複数のエアロゾル化された薬の投与を含み、前記複数のエアロゾル化された薬のうち少なくとも1つは所定の存続期間のオン・オフサイクルを受けて投与され、該オン・オフサイクルは、前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬が前記対象へ投与される投与期間と、前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬が前記対象へ投与されない非投与期間とを含み、当該方法は、1又はそれ以上のコンピュータプログラムモジュールを実行するよう構成される1又はそれ以上のプロセッサを有するサーバによって実施される、方法において:前記対象の呼吸容量に関する情報と、前記エアロゾル化された薬の投与の間の前記対象の呼吸の1又はそれ以上の呼吸パラメータを伝える情報とを含む前記対象のための治療情報を通信ネットワークを介して得るよう、前記サーバの前記1又はそれ以上のプロセッサで1又はそれ以上のコンピュータプログラムモジュールを実行するステップ;ユーザが前記治療情報を選択的に見且つ前記複数のエアロゾル化された薬に関する処方データを入力することを可能にするユーザインタフェースの定義を生成するよう、前記サーバの前記1又はそれ以上のプロセッサで1又はそれ以上のコンピュータプログラムモジュールを実行するステップ;及び前記処方データに基づき前記対象へ与えられる1日当たりの治療の総数を計算するよう、前記サーバの前記1又はそれ以上のプロセッサで1又はそれ以上のコンピュータプログラムモジュールを実行するステップを有し、前記1日当たりの治療の総数は、前記治療が前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬のオン・オフサイクルの投与期間及び/又は非投与期間に入る場合に、前記複数のエアロゾル化された薬について自動的に変更される、方法。

請求項7

前記定義によって定義されるユーザインタフェースは、前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬の非投与期間の間に前記少なくとも1の対象へ投与される代替の薬を入力する能力を前記ユーザに与える、請求項6に記載の方法。

請求項8

前記治療が前記オン・オフサイクルの投与期間及び/又は非投与期間に入るところであることを前記ユーザ及び前記対象に知らせるよう、前記サーバの前記1又はそれ以上のプロセッサで1又はそれ以上のコンピュータプログラムモジュールを実行するステップを有する請求項6に記載の方法。

請求項9

前記ユーザへ与えられる情報は、前記投与期間が開始若しくは終了する日付及び/又は前記複数のエアロゾル化された薬の投与のための1日当たりの噴霧総数の変更に関する情報を含む、請求項8に記載の方法。

請求項10

前記処方データは、臨床医によって処方された1日当たりの治療の回数、前記複数のエアロゾル化された薬の投与において使用される投薬装置のチャンバ容量、夫々のエアロゾル化された薬についての治療ごとのチャンバ充填の回数、前記エアロゾル化された薬がオン・オフサイクルに従うべきかどうか、及び/又は前記オン・オフサイクルの所定の存続期間を含む、請求項6に記載の方法。

請求項11

少なくとも1の対象の治療を遠隔でモニタするよう構成されるシステムであって、前記治療は複数のエアロゾル化された薬の投与を含み、前記複数のエアロゾル化された薬のうち少なくとも1つは所定の存続期間のオン・オフサイクルを受けて投与され、該オン・オフサイクルは、前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬が前記対象へ投与される投与期間と、前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬が前記対象へ投与されない非投与期間とを含む、システムにおいて:前記対象の呼吸容量に関する情報と、前記エアロゾル化された薬の投与の間の前記対象の呼吸の1又はそれ以上の呼吸パラメータを伝える情報とを含む前記対象のための治療情報を通信ネットワークを介して得る手段;ユーザが前記治療情報を選択的に見且つ前記複数のエアロゾル化された薬に関する処方データを入力することを可能にするユーザインタフェースの定義を生成する手段;及び前記処方データに基づき前記対象へ与えられる1日当たりの治療の総数を計算する手段を有し、前記複数のエアロゾル化された薬についての1日当たりの治療の総数は、前記治療が前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬のオン・オフサイクルの投与期間及び/又は非投与期間に入る場合に、前記計算する手段によって自動的に変更される、システム。

請求項12

前記定義によって定義されるユーザインタフェースは、前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬の非投与期間の間に前記対象へ投与される代替の薬を入力する能力を前記ユーザに与えるよう構成される、請求項11に記載のシステム。

請求項13

前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬が前記オン・オフサイクルの投与期間及び/又は非投与期間に入るところであることを前記ユーザ及び前記対象に知らせる手段を更に有する請求項11に記載のシステム。

請求項14

前記ユーザへ与えられる情報は、前記投与期間が開始若しくは終了する日付及び/又は前記複数のエアロゾル化された薬の投与のための1日当たりの噴霧総数の変更に関する情報を含む、請求項13に記載のシステム。

請求項15

前記処方データは、臨床医によって処方された1日当たりの治療の回数、前記複数のエアロゾル化された薬の投与において使用される投薬装置のチャンバ容量、夫々のエアロゾル化された薬についての治療ごとのチャンバ充填の回数、前記エアロゾル化された薬がオン・オフサイクルに従うべきかどうか、及び/又は前記オン・オフサイクルの所定の存続期間を含む、請求項11に記載のシステム。

技術分野

0001

本発明は、エアロゾル化された薬の投与を含む複数の対象の治療遠隔モニタ及び/又は管理することに関する。

背景技術

0002

噴霧式投薬装置はしばしば、患者によって吸入され得る形で薬を供給するために、治療において使用される。粉末液体、又は他の形態における薬剤は、薬剤が患者の気道を通って吸収されることを可能にするよう様々な技術を用いて(例えば、圧電部材を用いて)エアロゾル化されてよい。そのようなものとして、エアロゾル薬剤療法は、患者が呼吸しながら薬を吸入する呼吸器疾患(例えば、喘息)又は他の治療のために施されてよい。

0003

エアロゾル薬剤療法は、通常は、所与の期間の時間にわたって特定の1日当たりの薬の服用量を投与するよう設計される。

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、抗生物質のような幾つかのエアロゾル化された薬は、特定のオンオフサイクルを受けて対象へ断続的に投与されるよう処方されてよい。これは、治療されるバクテリアが、そのような薬が無期限に投与される場合に起こり得る抗生物質に対する耐性を形成する可能性を減らすために行われる。オン・オフサイクルは、エアロゾル化された薬が対象へ投与される投与期間と、エアロゾル化された薬が対象へ投与されない非投与期間とを含む。オン・オフサイクルに従う、エアロゾル化された薬を投与するための既存のシステム及び技術は、オペレータに、オン・オフサイクルの投与期間の終了時及び非投与期間の終了時に処方箋を変更するよう求める。それにより、次の期間に対象へ投与される特定の1日当たりの薬の服用量が決定され得る。

課題を解決するための手段

0005

本発明の一態様は、少なくとも1の対象の治療を遠隔でモニタするよう構成されるシステムであって、前記治療は複数のエアロゾル化された薬の投与を含み、前記複数のエアロゾル化された薬のうち少なくとも1つは所定の存続期間のオン・オフサイクルを受けて投与され、該オン・オフサイクルは、前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬が前記対象へ投与される投与期間と、前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬が前記対象へ投与されない非投与期間とを含む、システムにおいて:
コンピュータプログラムモジュールを実行するよう構成される1又はそれ以上のプロセッサを有するサーバを有し、前記コンピュータプログラムモジュールは:
前記対象の呼吸容量に関する情報と、前記エアロゾル化された薬の投与の間の前記対象の呼吸の1又はそれ以上の呼吸パラメータを伝える情報とを含む前記対象のための治療情報通信ネットワークを介して得るよう構成される情報取得モジュール
ユーザが前記治療情報を選択的に見且つ前記複数のエアロゾル化された薬に関する処方データを入力することを可能にするユーザインタフェースの定義を生成するよう構成されるユーザインタフェースモジュール;及び
前記処方データに基づき前記対象へ与えられる1日当たりの治療の総数を計算するよう構成される治療計算モジュール
を有し、
前記計算モジュールは、前記治療が前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬のオン・オフサイクルの投与期間及び/又は非投与期間に入る場合に、前記複数のエアロゾル化された薬について1日当たりの治療の総数を自動的に変更するよう構成される、
システムに関する。

0006

本発明の他の態様は、少なくとも1の対象の治療を遠隔でモニタするコンピュータ実施の方法であって、前記治療は複数のエアロゾル化された薬の投与を含み、前記複数のエアロゾル化された薬のうち少なくとも1つは所定の存続期間のオン・オフサイクルを受けて投与され、該オン・オフサイクルは、前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬が前記対象へ投与される投与期間と、前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬が前記対象へ投与されない非投与期間とを含み、当該方法は、1又はそれ以上のコンピュータプログラムモジュールを実行するよう構成される1又はそれ以上のプロセッサを有するサーバによって実施される、方法において:
前記対象の呼吸容量に関する情報と、前記エアロゾル化された薬の投与の間の前記対象の呼吸の1又はそれ以上の呼吸パラメータを伝える情報とを含む前記対象のための治療情報を通信ネットワークを介して得るよう、前記サーバの前記1又はそれ以上のプロセッサで1又はそれ以上のコンピュータプログラムモジュールを実行するステップ
ユーザが前記治療情報を選択的に見且つ前記複数のエアロゾル化された薬に関する処方データを入力することを可能にするユーザインタフェースの定義を生成するよう、前記サーバの前記1又はそれ以上のプロセッサで1又はそれ以上のコンピュータプログラムモジュールを実行するステップ;及び
前記処方データに基づき前記対象へ与えられる1日当たりの治療の総数を計算するよう、前記サーバの前記1又はそれ以上のプロセッサで1又はそれ以上のコンピュータプログラムモジュールを実行するステップ
を有し、
前記1日当たりの治療の総数は、前記治療が前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬のオン・オフサイクルの投与期間及び/又は非投与期間に入る場合に、前記複数のエアロゾル化された薬について自動的に変更される、
方法に関する。

0007

本発明の他の態様は、少なくとも1の対象の治療を遠隔でモニタするよう構成されるシステムであって、前記治療は複数のエアロゾル化された薬の投与を含み、前記複数のエアロゾル化された薬のうち少なくとも1つは所定の存続期間のオン・オフサイクルを受けて投与され、該オン・オフサイクルは、前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬が前記対象へ投与される投与期間と、前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬が前記対象へ投与されない非投与期間とを含む、システムにおいて:
前記対象の呼吸容量に関する情報と、前記エアロゾル化された薬の投与の間の前記対象の呼吸の1又はそれ以上の呼吸パラメータを伝える情報とを含む前記対象のための治療情報を通信ネットワークを介して得る手段;
ユーザが前記治療情報を選択的に見且つ前記複数のエアロゾル化された薬に関する処方データを入力することを可能にするユーザインタフェースの定義を生成する手段;及び
前記処方データに基づき前記対象へ与えられる1日当たりの治療の総数を計算する手段
を有し、
前記複数のエアロゾル化された薬についての1日当たりの治療の総数は、前記治療が前記少なくとも1つのエアロゾル化された薬のオン・オフサイクルの投与期間及び/又は非投与期間に入る場合に、前記計算する手段によって自動的に変更される、
システムに関する。

0008

本発明のこれらの及び他の目的、特徴及び特性と、関連する要素の動作の方法及び機能並びに部分の組み合わせ並びに製造の簡潔さとは、添付の図面を参照して以下の記載及び添付の特許請求の範囲を考慮した上で更に明らかになるであろう。以下の記載、特許請求の範囲及び図面は全て、本明細書の部分を形成する。同じ参照符号は、種々の図において、対応する部分を表す。本発明の一実施形態において、ここで表されている構造部品実寸で描かれる。しかし、図面は単に例示及び記載のためであり、本発明の限定でないことが明らかに理解されるべきである。加えて、ここでいずれか1つの実施形態において図示又は記載される構造上の特徴が他の実施形態において同様に使用可能であることは明らかである。しかし、図面は単に例示及び記載のためであり、本発明の限定の定義として意図されないことが明らかに理解されるべきである。明細書及び特許請求の範囲において使用されるように、単数形(”a”、”an”及び”the”)は、文脈が別段明示しない限りは、複数参照を含む。

図面の簡単な説明

0009

本発明の1又はそれ以上の実施形態に従う、複数の対象の治療計画を遠隔でモニタ及び/又は管理するよう構成されるシステムを表す。
本発明の1又はそれ以上の実施形態に従う、例となる噴霧式投薬装置を表す。
本発明の1又はそれ以上の実施形態に従う、クライアントコンピュータプラットフォームディスプレイで表示されるグラフィカルユーザインタフェースを表す。
本発明の1又はそれ以上の実施形態に従う、クライアントコンピュータプラットフォームのディスプレイで表示されるグラフィカルユーザインタフェースを表す。
本発明の1又はそれ以上の実施形態に従う、クライアントコンピュータプラットフォームのディスプレイで表示されるグラフィカルユーザインタフェースを表す。
本発明の1又はそれ以上の実施形態に従う、サーバ上の患者処方データを示す表を概略的に表す。
本発明の1又はそれ以上の実施形態に従う、サーバ上の患者処方データを示す表を概略的に表す。
本発明の1又はそれ以上の実施形態に従う、クライアントコンピュータプラットフォームのディスプレイで表示されるグラフィカルユーザインタフェースを表す。
本発明の1又はそれ以上の実施形態に従う、クライアントコンピュータプラットフォームのディスプレイで表示されるグラフィカルユーザインタフェースを表す。
本発明の1又はそれ以上の実施形態に従う、1又はそれ以上の対象の治療計画を遠隔でモニタ及び/又は管理する方法のフローチャートを表す。

実施例

0010

図1は、エアロゾル化された薬の受け入れを含む複数の対象の治療計画を遠隔でモニタ及び/又は管理するよう構成されるシステム10を表す。システム10は、医療提供者研究者医療担当者、及び/又は他のユーザのようなユーザが中央集権的アクセスポイントを通じて複数の対象の治療計画をモニタ及び/又は管理することを可能にする。これは、ユーザ及び/又は対象に対する近接物理的要求を減らし、個々の治療計画を管理及び/又はモニタするようユーザに置かれている管理上の負担を軽減し、且つ/あるいは、従来システムに対する他の改善を提供する。一実施形態において、システム10は、複数の投薬装置12、複数の対象に関連する複数のクライアントコンピュータプラットフォーム14、サーバ16、システム10の1又はそれ以上のユーザに関連する1又はそれ以上のクライアントコンピュータプラットフォーム20、及び/又は他の構成要素を有する。

0011

投薬装置12は、エアロゾル化された薬を対象へ投与するよう構成される。例えば、投薬装置12は、ネブライザ計量式吸入器、計量式吸入器スペーサドライパウダー吸入器、及び/又はエアロゾル化された薬を投与することができる他の装置のうち1又はそれ以上を有してよい。投薬装置12の1又はそれ以上は、臨床背景における、家庭の場における、又はその両方における使用のために構成されてよい。通常、投薬装置12の所与の1つは、特定の対象に関連付けられると考えられ、投薬装置12のその所与の1つから発せられる治療情報は、当該投薬装置に関連付けられる対象に関すると推測される。

0012

図2を参照して、この図は、対象による吸入のためにエアロゾル形態液体薬剤Lを投与するために使用される噴霧式投薬装置100の一実施形態を表す。例えば、装置100は、液体薬剤Lを収容するリザーバ115と、エアロゾル発生器120とを有してよい。

0013

エアロゾル発生器120は、一実施形態において、液体薬剤Lを噴霧する又は別なふうにエアロゾル化するホーン振動部材125とともにメッシュ部材105の形をとってよい。しかし、後により詳細に記載されるように、このようなエアロゾル発生器120は、本発明の適用範囲内で使用可能である多種多様なタイプのエアロゾル発生器の限定されない例である。メッシュ部材105は、一実施形態において、ホーン振動部材125の遠位端の横断面に取り付けられてよい。投薬装置100は、ホーン振動部材125を電気的に駆動するよう何らかの適切な電源を組み込んでよい(後に論じられる。)。そのようなものとして、ホーン振動部材125は、メッシュ部材105における複数の微細開口又は微細孔に液体Lを通して、対象によって吸入され得るエアロゾル形態の液体薬剤Lを生じさせることができる。

0014

リザーバ115は、液体薬剤の服用量を収容することができるチャンバコンテナ又はキャニスタであってよい。様々な実施形態において、装置100のエアロゾル発生器120及びリザーバ115は、2005年3月8日に出願された、“Liquid Spray Device”と題された米国特許第6863224号(‘224特許’)において記載されるように構成され配置されてよい。‘224特許’の開示は、その全文を参照により本願に援用される。しかし、‘224特許’は、ここでの更なる記載から明らかなように、本発明の教示とともに用いられ得るエアロゾル発生器及びリザーバのタイプのほんの一例を開示することが強調されるべきである。

0015

上述されたように、エアロゾル発生器120は、液体薬剤Lを対象によって吸入され得るエアロゾル及び/又は液滴に変えることができるあらゆるタイプのネブライザ又はエアロゾル発生メカニズムを用いて、エアロゾル形態の液体薬剤Lを生成してよい。例えば、図2に表わされるように、リザーバ115において配置される液体薬剤Lは、振動ホーン部材125の遠位端とメッシュ105(例えば、複数の微細開口を有する金属又は非金属スクリーン)との間の接触の近位点に達してよい。電源は、エアロゾル発生器120へ電力パルスを供給し、ホーン125を振動させて液体薬剤をメッシュ105に通し、液体をエアロゾル形態へと分離することができる。しかし、明らかなように、ジェットネブライザ、振動メッシュ、振動ホーン、Raleigh分裂理論を用いるノズル圧電性結晶技術、又は当該技術で知られる他の噴霧装置若しくは技術を含む様々な他のエアロゾル発生器120が使用されてよい。当然に、それらは、本発明とともに使用され得るエアロゾル発生器のタイプの限定されない例であり、この用途のために液体薬を噴霧又はエアロゾル化することができるあらゆる適切な装置が使用され得る。

0016

上記から明らかなように、エアロゾル発生器120は、チャンバ115内の液体の全てが対象による吸入のためにエアロゾル化されるまで、電源から電力のパルスを受けるよう構成されてよい。そのようなものとして、一様な薬服用量が治療インスタンスごとに投与されてよい。しかし、様々な理由のために、エアロゾル発生器120はそれ自体で、必ずしも治療ごとに一様な治療存続期間を保つわけではない。例えば、患者の呼吸パターン(例えば、排気に対する吸気の比、呼吸回数、等)は、投薬の速度に影響を与えることがあり、潜在的には治療時間に影響を与える。他の例では、エアロゾル発生器120のメッシュ105は、治療の過程にわたって汚くなることがあり、あるいは、再利用可能なメッシュは、連続的な治療の過程にわたって更に汚くなることがあり、あるいは、メッシュは、治療間で交換されてよく、あるいは、メッシュは、時間とともに劣化しうる。これらの全ては、(例えば、発生器120がエアロゾル化された薬を出力する速度を低下させることによって)潜在的に治療時間に影響を与える寄与要因に含まれうる。

0017

再び図1を参照して、クライアントコンピュータプラットフォーム14は、ラップトップ型コンピュータデスクトップ型コンピュータノートブックスマートホン、及び/又は他のクライアントコンピュータプラットフォームのうち1又はそれ以上を有してよい。

0018

夫々のクライアントコンピュータプラットフォーム14は、少なくとも断続的に、投薬装置12の対応する1つと通信上結合されて、それから情報を得、且つ/あるいは、命令又は他の通信をそれへ与える。この通信は、例えば、無線接続(例えば、ブルートゥース、WiFi、赤外線、及び/又は他の無線接続)及び/又は有線接続(例えば、USB、FireWire、等)を介して、達成されてよい。これらの通信は、対応する投薬装置12が(例えば、無線媒体を介して)目下リンクされているクライアントコンピュータプラットフォーム14による決定によって引き起こされて、クライアントコンピュータプラットフォーム14においてバックグラウンドで(クライアントコンピュータプラットフォーム14で実行される他の処理及び/又はアプリケーションに対して実質的な中断なしで)実行される比較的短いデータアップロード(例えば、”synching”)を含んでよい。一実施形態において、クライアントコンピュータプラットフォーム14と投薬装置12との間の通信は、クライアントコンピュータプラットフォーム14との通信に関連してクライアントコンピュータプラットフォーム14で実行される処理がより高い優先度を与えられ、且つ/あるいは、クライアントコンピュータプラットフォーム14に付随するディスプレイの少なくとも一部分が実時間において又は実時間近くで投薬装置12の使用及び/又は機能に関連するグラフィカルユーザインタフェースを提供する更に献身的なセッションを含む。

0019

クライアントコンピュータプラットフォーム14は、1又はそれ以上のコンピュータプログラミングモジュールを実行するよう構成される1又はそれ以上のプロセッサを有してよい。クライアントコンピュータプラットフォーム14の1又はそれ以上のプロセッサで実行される1又はそれ以上のコンピュータプログラミングモジュールのうち少なくとも一部は、例えば、投薬装置12から治療情報を受信し且つ治療情報をサーバ16へ送信する機能を提供するソフトウェアアプリケーションに関連するソフトウェアモジュールを有する。これらのソフトウェアモジュールは、クライアントコンピュータプラットフォーム14の1又はそれ以上のプロセッサがアクセス可能である電子記憶媒体に記憶される。一実施形態において、治療情報はクライアントコンピュータプラットフォーム14において記憶されず、治療情報はクライアントコンピュータプラットフォーム14によって処理されない。むしろ、処理されるべき治療情報は、サーバ16へ送信される。

0020

投薬装置12からクライアントコンピュータプラットフォーム14で受信される情報は、例えば、サーバ16へ送信される治療情報を含んでよい。以下で更に論じられるように、治療情報は、例えば、総エアゾール(例えば、ホーン)作動時間、患者が息を吸い込むのに費やした時間の総量、患者が息を吐き出すのに費やした時間の総量、投薬装置12が治療中に動作した電力レベルに関する情報、及び/又は他の治療情報のうち1又はそれ以上を含んでよい。この情報に基づき、クライアントコンピュータプラットフォーム14は、対象が治療の有効性の表示、患者と処方された治療計画との整合性、投薬装置12の動作効率、及び/又は治療に関する他の情報を評価することを可能にするユーザインタフェースを対象(及び/又は介護人若しくは他のユーザ)へ提供してよい。

0021

上述されたように、クライアントコンピュータプラットフォーム14は、サーバ16と通信上リンクされる。クライアントコンピュータプラットフォーム14とサーバ16との間の通信は、ネットワークを介して実施されてよい。このネットワークは、例えば、インターネット且つ/あるいは、診療所(若しくは診療所の組)、病院(若しくは病院の組)、研究施設、及び/又は他のエンティティに関連するイントラネットを有してよい。

0022

サーバ16は、クライアントコンピュータプラットフォームで実行される複数のクライアントアプリケーションへ情報を供するよう構成される1又はそれ以上のコンピュータプラットフォームを有する。限定されない例として、サーバ16はウェブサーバを有してよい。一実施形態において、サーバ16は、ホスティング及びサービングコンテンツに関連するコンピュータモジュールを単独で実行している専用のサーバプラットフォームである。一実施形態において、サーバ16は、ここで論じられているサーバ機能と同時に他のタイプの処理を実行しているコンピュータプラットフォームで実施される。この実施形態では、サーバ16は、サーバ機能を実行するよう構成されるパーソナルデスクトップ又はラップトップコンピュータのようなコンピュータプラットフォームにおいて具現されてよい。サーバ16は図1では実際上物理的に分離した構成要素として表されているが、一実施形態において、サーバ16は、通信ネットワークを介してクライアントコンピュータプラットフォーム14及び20がアクセス可能な仮想サーバである。

0023

図1から分かるように、サーバ16はプロセッサ36を有する。プロセッサ36は、サーバ16において情報処理能力を提供するよう構成される。そのようなものとして、プロセッサ36は、デジタルプロセッサアナログプロセッサ、情報を処理するよう設計されたデジタル回路、情報を処理するよう設計されたアナログ回路状態機械、及び/又は電子的に情報を処理する他のメカニズムのうち1又はそれ以上を有してよい。プロセッサ36は図1では単一エンティティとして示されているが、これは単に例示のためである。幾つかの実施では、プロセッサ36は複数の処理ユニットを有してよい。それらの処理ユニットは、物理的に同じ装置内に置かれてよく、あるいは、プロセッサ36は、ここで著されている機能をサーバ16へ提供するよう協働して動作する複数の装置(例えば、複数のサーバ)の処理機能に相当してよい。

0024

プロセッサ36は、1又はそれ以上のコンピュータプログラムモジュールを実行するよう構成される。1又はそれ以上のコンピュータプログラムモジュールは、情報取得モジュール38、ユーザモジュール40、対象モジュール42、ユーザインタフェースモジュール44、通信モジュール46、治療計算モジュール48、アラートモジュール50、及び/又は他のモジュールのうち1又はそれ以上を有してよい。プロセッサ36は、ソフトウェアハードウェアファームウェア;ソフトウェア、ハードウェア及び/又はファームウェアの何らかの組み合わせ;且つ/あるいはプロセッサ36で処理機能を構成する他のメカニズムによって、モジュール38、40、42、46、48及び/又は50を実行するよう構成されてよい。

0025

当然に、モジュール38、40、42、44、46、48及び/又は50は図1では単一の処理ユニット内に同じく配置されているように表されているが、プロセッサ36が複数の処理ユニットを有する実施では、モジュール38、40、42、44、46、48及び/又は50のうち1又はそれ以上は他のモジュールから遠く離れて配置されてよい。以下で説明される異なるモジュール38、40、42、44、46、48及び/又は50によって提供される機能に関する記載は例示のためであり、限定することを意図しない。然るに、モジュール38、40、42、44、46、48及び/又は50のいずれも、記載されているよりも多い又は少ない機能を提供してよい。例えば、モジュール38、40、42、44、46、48及び/又は50のうち1又はそれ以上は削除されてよく、その機能の一部又は全てはモジュール38、40、42、44、46、48及び/又は50のうちの他の1つによって提供されてよい。他の例として、プロセッサ36は、モジュール38、40、42、44、46、48及び/又は50のうちの1つに以下で属する機能の一部又は全てを実行することができる1又はそれ以上の追加のモジュールを実行するよう構成されてよい。

0026

情報取得モジュール38は、投薬装置12を含む複数の投薬装置から治療情報を得るよう構成される。一実施形態において、これは、投薬装置12からクライアントコンピュータプラットフォーム14へ送信された治療情報を夫々受信するようクライアントコンピュータプラットフォーム14と通信することを含む。クライアントコンピュータプラットフォーム14から情報取得モジュール38によって取得される治療情報は、サーバ16をクライアントコンピュータプラットフォーム14とリンクする通信ネットワークを介して情報取得モジュール38によって受信される。クライアントコンピュータプラットフォーム14から情報取得モジュール38への通信ネットワークを介した治療情報の転送は、自動で(例えば、更なる治療情報が所定のインターバルで投薬装置12からクライアントコンピュータプラットフォーム14によって取得された後、等に)、又はクライアントコンピュータプラットフォーム14へ入力されるコマンドを介して対象によって手動で、開始されてよい。

0027

ユーザモジュール40は、投薬装置12からサーバ16によって取得された治療情報へのアクセスを提供されるユーザの1又はそれ以上のユーザプロファイルを管理するよう構成される。ここで使用されるように、語“ユーザ”は、介護人、研究者、管理者、及び/又は投薬装置12を用いる複数の対象に関連する治療情報へのアクセスを提供されるべき個人を含んでよい。ユーザプロファイルは、ユーザが特定のユーザプロファイルと同一であるとされる又はそれと関連付けられることを可能にする識別情報(例えば、ユーザID、等)、ユーザがサーバ16に認証されることを可能にする認証情報(例えば、ログインパスワード、等)、ユーザに関連する設定選択、及び/又は個々のユーザに関連する他の情報のうち1又はそれ以上を含んでよい。

0028

2つの投薬装置12は、サーバ16が治療情報を受信する唯一の投薬装置でないことは明らかである。例えば、図1において、更なる投薬装置(図示せず。)も(例えば、対応するクライアントコンピュータプラットフォームを介して)サーバ16と通信上リンクされる。一実施形態において、ユーザモジュール40によって管理されるユーザプロファイルに含まれる個々のユーザに関する情報は、それら個々のユーザがどの投薬装置へのアクセスを与えられるべきかを示すアクセス特権を含む。アクセス特権は、アクセスが所与のユーザに与えられるべき特定のタイプの治療情報さえ示してよい(例えば、患者の呼吸容量、治療、及び/又は整合性に関する情報は除いて、装置の性能効率又は有効性に関する情報)。

0029

対象モジュール42は、治療情報が情報取得モジュール38によって取得される対象に対応する複数の対象プロファイルを管理するよう構成される。所与の対象に対応する対象プロファイルは、対象を識別する識別情報(例えば、名前、患者又は対象番号、等)及び所与の対象について取得される治療情報のうち1又はそれ以上を含む。所与の対象に対応する対象プロファイルは、どのユーザが所与の対象に関連する治療情報へのアクセスを受けるべきかに関する情報を含んでよい。

0030

一実施形態において、対象モジュールは、“System and Method of Remotely Monitoring and/or Managing the Treatment of a Plurality of Subjects withAerosolized Medicament”と題された係属中の米国特許出願第61/234264号において記載されているように構成され配置されてよい。なお、前記の米国特許出願の開示は、その全文を参照により本願に援用される。

0031

ユーザインタフェースモジュール44は、ユーザが情報取得モジュール38によって取得された治療情報、治療計算モジュール48によって決定された計算に関する情報、アラートモジュール50によって生成された情報、及び/又は他の情報を選択的に見ることを可能にするユーザのためのユーザインタフェースの定義を生成するよう構成される。これは、ユーザが特定の対象又は対象の組を選択し且つ選択に基づき特定の対象又は対象の組に関連する情報を見ることを可能にすることを含む。ユーザインタフェースモジュール44によって生成される定義によって定義されるユーザインタフェースは更に、ユーザが情報タイプ、治療情報に基づく分析、選択された情報及び/又は分析の特定のビューを選択し且つ選択されたビューにおいて選択された情報タイプ及び/又は分析を見ることを可能にする。

0032

一実施形態において、ユーザインタフェースモジュール44によって生成されるユーザインタフェースの定義は、クライアントコンピュータプラットフォームでウェブブラウザにおいて見ることができるウェブページの定義を含む。ウェブページの定義は、例えば、HTML、dHTML、XML、JAVA(登録商標)、Flash、及び/又はウェブブラウザによって読むことができる他のフォーマットにおいて符号化された情報を含んでよい。一実施形態において、ユーザインタフェースモジュール44によって生成されるユーザインタフェースの定義は、より専門的なクライアント側アプリケーションのために生成される。例えば、クライアント側アプリケーションは予め、選択的に治療情報を見るためのビューを含んでよく、ユーザインタフェースモジュール44によって生成されるユーザインタフェースの定義は、クライアント側アプリケーションによって提供される所与のビュー内で見ることができる治療情報のための値を単に含んでよい。この実施形態では、クライアント側アプリケーションは、(必要に応じて)値の一部又は全てをビューの対応する部分に入れるユーザインタフェースの定義に含まれる治療情報のための値を受け取る。

0033

ユーザインタフェースモジュール44は、一実施形態において、患者又は患者のグループのために処方される治療計画の1又はそれ以上のパラメータがユーザによって調整されることを可能にするユーザへの1又はそれ以上のビューを提供するユーザインタフェースの定義を生成する。ユーザインタフェースモジュール44によって生成される定義によって定義されるユーザインタフェースを通じて入力される調整は、次いで、サーバ16を介して適切な投薬装置(例えば、投薬装置12)へ与えられる。

0034

通信モジュール46は、ユーザインタフェースモジュール44によって生成されるユーザインタフェースの定義をユーザへ与えるよう構成される。一実施形態において、通信モジュール46は、これを、ユーザインタフェースをユーザに関連するクライアントコンピュータプラットフォーム20に提供することによって達成する。クライアントコンピュータプラットフォーム20は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ノートブック、スマートホン、及び/又は他のクライアントコンピュータプラットフォームのうち1又はそれ以上を含んでよい。通信モジュール46は、ユーザインタフェースをネットワークを介してクライアントコンピュータプラットフォーム20へ提供してよい。このネットワークは、インターネット及び/又は、診療所(又は診療所の組)、病院(又は病院の組)、又は他のエンティティに関連するイントラネットを含んでよい。定義されたユーザインタフェースを見るために、クライアントコンピュータプラットフォーム20は、通信モジュール46からの通信に基づきユーザインタフェースを提供するようウェブブラウザのような多目的クライアントアプリケーションを実施してよい。上述されたように、一実施形態において、ウェブブラウザのような多目的クライアントアプリケーションよりむしろ、クライアントコンピュータプラットフォーム20は、ユーザインタフェースモジュール44によって定義されるユーザインタフェースを見るために具体的に設計されるクライアントアプリケーションを実行してよい。

0035

一実施形態において、ユーザインタフェースモジュール44によって定義されるユーザインタフェースは、ユーザが対象又は対象のグループへ向けられる通信を入力することを可能にする。この通信は、次いで、対象又は対象のグループへ通信モジュール46によって分配される。通信は、対象若しくは対象のグループへそれらの投薬装置を介して(例えば、クライアントコンピュータプラットフォーム14を手段として投薬装置12を介して)、対象若しくは対象のグループに関連する1又はそれ以上のクライアントコンピュータプラットフォームを介して、及び/又は対象若しくは対象のグループに関連する他の通信装置を介して(例えば、SMSメッセージを介して、ボイスメールを介して、自動電話呼び出しを介して、等)分配されてよい。それらの通信は、患者若しくは患者のグループが彼らの投薬装置に対して行うべき動作、患者若しくは患者のグループのために処方される治療計画になされるべき調整、治療中に患者若しくは患者のグループによって呼吸になされるべき調整、及び/又は他のメッセージを示す予め定義された通信の組からユーザによって選択されるメッセージを含んでよい。ユーザインタフェースは、情報取得モジュール38によって取得された治療情報の分析に基づき対象への送信のためにユーザへ通信の組を提示してよい。

0036

一実施形態において、通信モジュール46は、更に、対象がユーザへ通信を返送することを可能にする。例えば、通信モジュール46は、対象によって投薬装置12及び/又はクライアントコンピュータプラットフォーム14へ入力される通信を受け取り且つそのような通信を適切なユーザへ(例えば、クライアントコンピュータプラットフォーム14を介して)与えるよう構成されてよい。それらの通信は、ユーザから受信される通信に応答してよく(例えば、ユーザからの通信において示される変化及び動作を確認することがなされてよい。)、あるいは、完全に対象によって引き起こされてよい。

0037

サーバ16と個々の対象に関連する装置(例えば、投薬装置12及び/又はクライアントコンピュータプラットフォーム14)との間の通信を可能にすることは、様々なシステムにわたって様々な向上を提供することは明らかである。例えば、中央集権的エンティティ(サーバ16)への異なる患者に関連する治療情報の通信は、複数の異なる患者及び/又は投薬装置をモニタ及び/又は監視するのに必要とされる情報への中央集権化された便利なアクセスをユーザに提供する。同様に、ユーザが中央集権的エンティティから個々の患者へのカスタマイズされた通信を生成することを可能にすることは、患者のための上等の治療経験を容易にする。

0038

一実施形態において、サーバ16を介して治療情報へアクセスすることができるユーザは、介護人、研究者、等のみならず、治療を受ける実際の患者を含む。この実施形態では、治療をモニタするようクライアントコンピュータプラットフォーム14及び/又はクライアントコンピュータプラットフォーム20で“厚い(thick)”クライアントアプリケーションを実行するよりもむしろ、患者は、(ウェブブラウザのような)“薄い(thin)”クライアントアプリケーションを用いてサーバ16から治療情報にアクセスしてよい。これは、患者に関連するクライアントコンピュータプラットフォーム(例えば、クライアントコンピュータプラットフォーム14及び/又はクライアントコンピュータプラットフォーム20)で専門のソフトウェアを分配し、インストールし、維持し、更新することに関連する費用を失くすので、図1に表わされているシステムをセットアップ及び/又は維持することに関連する費用を削減する。

0039

図3を参照して、この図は、治療計画に対する患者整合性に関する治療情報を含むユーザインタフェースモジュール44によって定義されるユーザインタフェースのビュー300を示す。このビュー300は、“治療ビュー”と称されてよい。図3から明らかなように、治療ビュー300は、対象及び/又は対象のグループが受ける治療の頻度及び/又は存続期間に関する情報、且つ/あるいは他の情報をユーザに提供する。

0040

図3において、治療ビュー300は、週ごとに1日当たりの噴霧療法の実際の総数を示す第1のグラフ301と、週ごとに1日当たりの噴霧療法の実際の総時間を示す第2のグラフ302と、所与の週について1日当たりの噴霧療法の実際の回数を示す第3のグラフ303とを含む。図3には示されていないが、第3のグラフ303は、所与の週について、毎日の噴霧療法時間を表示することができる。図3に示されるように、治療ビューは更に、グラフ302における線305及びグラフ303における線307によって表される1日当たりの噴霧療法の期待される又は目標とされる総数と、グラフ302における線306によって表される1日当たりの噴霧療法の期待される又は目標とされる総時間とを表示する。1日当たりの噴霧療法の期待される総数及び1日当たりの噴霧療法の期待される総時間はまた、治療ビュー300の上部にある領域308においても表示される。治療ビュー300はまた、最後の2週間の治療についての成績指標概要を表示する。しかし、これは限定として見なされるべきではない。一実施形態において、概要は、異なる週数にわたって平均化されてよい。

0041

同様に、図4は、ユーザインタフェースモジュール44によって定義されるユーザインタフェースの実施形態を表し、ユーザインタフェースは、患者又は患者のグループによって使用される投薬装置の性能に関する治療情報をユーザに提示するビュー400を含む。このビュー400は、“装置ビュー”と称されてよい。装置ビュー400は、投薬装置性能を定量化するメトリクスに関する情報を含む。

0042

図4において、モニタされるメトリクスは、週ごとに、グラフ401において示される投薬装置のメッシュ性能と、グラフ402において示される1回換気モード(TBM;tidal breathing mode)吸気時間と、グラフ403において示される静止時間とを含む。装置ビュー400は更に、線405によって表される目標とされるメッシュ性能と、線406によって表される目標とされるTBM吸気時間と、線407によって表される目標とされる静止時間とを表示する。同様に、成績指標概要404がまた、最後の2週間の治療について表示される。しかし、これは限定として見なされるべきではない。一実施形態において、概要は、異なる週数にわたって平均化されてよい。

0043

ユーザインタフェースに含まれ得る他のビューは、処方箋ビュー、履歴ビュー、対象分類ビュー、呼吸容量ビュー、及び/又は他のビューのうち1又はそれ以上を含んでよい。処方箋ビューは、対象又は対象のグループについて処方されている治療計画に関する情報を含む。履歴ビューは、対象又は対象のグループの装置利用及び/又は呼吸機能の履歴に関する情報を含む。対象分類ビューは、ユーザが対象のグループ化を見、作成し、及び/又は操作することを可能にする。対象のグループ化は、人口学的情報(例えば、年齢民族的背景、性別地理的位置教養社会経済分類、及び/又は他の人口学的情報)、病状、受け取った薬、処方された治療計画、呼吸容量、及び/又は他の情報のうち1又はそれ以上に基づき確立されてよい。このグループ化は、ユーザによって手動で及び/又はサーバ16によって自動で行われてよい。

0044

例えば、図5を参照して、この図は、処方箋ビュー500の一実施形態を示す。所与の対象について、処方箋ビューは、対象のために処方されている治療計画に関する情報を含む。これは、夫々の処方薬の名前と、臨床医の処方箋(すなわち、1から10の範囲において与えられる夫々の薬についての1日当たりの治療の回数)と、1日当たりの噴霧療法の回数とを含む。対象へ投与される夫々の薬量について、投薬装置12のチャンバ容量及び治療ごとのチャンバ充填の回数が、前もってセットされた上限として表示される。これらの上限は、夫々の薬を承認するために行われる臨床試験から所要治療効果を実現させるのに必要とされる薬服用量(mg)から決定される。一実施形態において、処方箋ビュー500において示される患者ごとの処方箋情報は、ユーザインタフェースモジュール44を用いてユーザ(システム管理者となり得る者)によって処方データに入力される。

0045

図6は、サーバ16で利用可能である及び/又はサーバ16によって処理される患者処方データの一実施形態を概略的に表す。例示のために、患者処方データは表600において配置されている。表600がグラフィカルユーザインタフェースでないことは明らかである。むしろ、表600は、ユーザによって入力される処方情報と、サーバ16の治療計算モジュール48によって処理される種々のデータ(例えば、1日当たりの治療の回数及び/又は1日当たりの治療時間)とを図解的に表す。表600の列601〜607は図5の処方箋ビュー500において表示される点に留意されたい。表600は、治療中に投書される薬の名前を含む第1の列601を有する。夫々の薬について、ユーザインタフェースモジュール44は、その薬がオン・オフ動作循環されるべきかどうかと、サイクルの存続期間(すなわち、薬が対象に投与されるサイクルの投与期間及び薬が対象に投与されない非投与期間)とをユーザが更に特定することを可能にする。これは、治療されているバクテリアが、薬が無期限に投与される場合に起こり得る抗生物質に対する耐性を形成する可能性を減らすために、幾つかの薬(例えば、抗生物質)について望ましい。特定の薬がオン・オフ動作で循環されるべき場合に、ユーザインタフェースモジュール44は、余分の行が処方ビューにおいて自動で追加されるユーザインタフェースの定義を生成するよう構成される(これは表600において図解的に表されている。)。次いで、ユーザは、薬が治療の開始時にオン・オフサイクルの投与期間(オン期間)又は非投与期間(オフ期間)にあるかどうかを特定する。一実施形態において、治療の開始は月曜日に始まり、治療効果は処方箋における変更に従って次の月曜に始まる。

0046

一実施形態において、特定の薬がオン・オフサイクルに従って対象へ投与されるべき場合に、システム10は、ユーザが、その特定の薬の非投与期間(オフ期間)の間に対象へ投与される1又はそれ以上の代替の薬を選択することを可能にするよう構成される。一実施において、これはユーザインタフェースモジュール44を用いて行われ、ユーザインタフェースモジュール44は、ユーザに、1又はそれ以上の代替の薬が特定の薬の非投与期間中に投与されるべきかどうかと、そうである場合に、代替の薬の名前及び処方情報とを決定するよう促すユーザインタフェースの定義を生成する。

0047

例えば、図6では、表600は6つの薬をリストアップする。そのうち3つは28日間のオン・オフサイクルを有する(プロミキシン(Promixin)、トブラマイシン(Tobramycin)及びアズトレオナム(Aztreonam))。図6では、その特定の治療週について、プロミキシンは非投与期間にあり(列601における“off/on”インジケータ)、一方、トブラマイシン及びアズトレオナムは両方とも投与期間にある(列601における“on/off”インジケータ)。反対に、プロミキシン、トブラマイシン及びアズトレオナムのサイクルは同じであるから、プロミキシンはトブラマイシン及びアズトレオナムの非投与期間中に投与される。

0048

図6では、最初に入力されている薬(プロミシン)のオン・オフサイクルは、等しい存続期間の投与期間及び非投与期間を有する。投与期間は4週間、すなわち28日間である。その期間中に、プロミキシンは、28日間毎日のように対象へ投与される。次いで、最初の28日の期間の後、プロミキシン治療は非投与期間に入り、それも4週間、すなわち28日間続く。その期間の後、プロミキシンは再び、新たな能動的投与期間に入る。表600において示される薬の投与期間は28日に設定されているが、これは限定ではない。オン・オフサイクルが薬及び臨床医の処方に基づき決定されることは明らかである。結果として、オン・オフサイクルが如何なる存続期間を有してもよく、投与期間の存続期間が非投与期間と異なってよいことは明らかである。

0049

表600は更に、夫々の薬について、薬のカラーコードを特定する第2の列602と、薬を充填されるべき投薬装置12のチャンバ容量を特定する第3の列603と、治療ごとに充填されるべき投薬装置12のチャンバの数を特定する第4の列604と、1から10の範囲において薬についての1日当たりの臨床医処方を特定する第5の列605とを有する。列603及び604におけるデータは、処方箋ビュー500において、前もってセットされた上限として表示される。上述されたように、それらのデータは、夫々の薬を承認するために行われる臨床試験から所要の治療効果を実現させるのに必要とされる薬服用量(mg)から決定される。

0050

再び図1を参照して、一実施形態において、治療計算モジュール48は、表600において与えられる情報に基づき、夫々の治療週について、1日当たりの治療の回数及び1日当たりの治療時間を計算するよう構成される。治療は、1又はそれ以上のエアロゾル化された薬の投与及び/又は所定の存続期間のオン・オフサイクルに従う1又はそれ以上のエアロゾル化された薬の投与を含んでよい。計算は、治療の開始時に及び/又は新しい薬が対象へ処方されるたびに、実行される。以下でより詳細に説明されるように、治療計算モジュール48は更に、治療が1又はそれ以上のエアロゾル化された薬のオン・オフサイクルの投与期間及び/又は非投与期間に入る又は入ろうとしている場合に、処方された薬について1日当たりの治療の総数及び/又は1日当たりの治療時間を自動的に変更するよう構成される。

0051

例えば、図1及び図6を参照して、治療計算モジュール48は、夫々の薬について及び夫々の週について、治療ごとのチャンバ充填の回数(列604における情報)及び臨床医処方(列605における情報)に基づき、1日当たりの治療の回数を計算するよう構成される。夫々の薬について、これは、列604及び605のデータを掛け合わせることによって行われる。夫々の薬について計算を行うために、治療計算モジュール48は、特定の薬がオン・オフ動作で循環されるべきかどうかと、そうである場合に、その薬が投与期間又は非投与期間にあるかどうかとを決定する。特定の薬がオン・オフ動作で循環されるべきであり且つ投与期間にある場合には、治療計算モジュール48は、列606において乗算の結果を出力する。対照的に、特定の薬が非投与期間にある場合には、が自動的に治療計算モジュール48によって列606において出力される。

0052

上述されたように、計算は夫々の治療週について行われる。一実施形態において、所与の週の治療より前に、治療計算モジュール48は、表600において示され且つ処方データ形態でユーザによって与えられる処方情報(処方箋ビュー500も参照されたい。)に基づき、1日当たりの治療の回数及び/又は1日当たりの治療時間を決定する。治療計算モジュール48は、その特定の週について非投与期間にある薬を考慮することなく、処方された薬について1日当たりの治療の回数及び/又は1日当たりの治療時間を計算する。従って、計算は週ごとに行われるので、治療計算モジュール48は、治療が1又はそれ以上のエアロゾル化された薬のオン・オフサイクルの投与期間及び/又は非投与期間に入るか又は入ろうとしている場合に、処方された薬について1日当たりの治療の総数及び/又は1日当たりの治療時間を自動的に変更するよう構成される。

0053

処方された薬が対象に投与される1日当たりの治療の総数及び/又は1日当たりの治療時間の自動変更を可能にすることは、従来のシステムに対して様々な向上を提供することは明らかである。例えば、これは、治療ビュー300における目標線305、306及び307が正確であるように治療が非投与期間又は投与期間に入るたびに操作者に処方箋を変更するよう求めない。

0054

一実施形態において、特定の薬の非投与期間中に、その特定の薬に関する情報/データは、処方箋ビュー500において異なる色で、例えばグレーで、表示される。例えば、図7は、一実施形態に従う表600を示す。表600は、同じ存続期間のオン・オフサイクルに従って対象へ投与される2つの薬(プロミキシン及びトブラマイシン)を含む。図7に示されるように、プロミキシンはそのオン・オフサイクルの非投与期間にあり、図解的にグレーアウトにされている。この色の変化は処方箋ビュー500において現れる。トブロマイシンは、プロミキシンの非投与期間中に対象へ投与される。プロミキシンの投与がその能動的投与期間に入ると、ユーザインタフェースモジュール44は、トブラマイシンがグレーアウトにされ且つプロミキシンがそうでないユーザインタフェースの定義を自動的に生成する。

0055

所与の週について薬ごとの1日当たりの治療の回数を求めた後、治療計算モジュール48は、その週の間に対象へ与えられる治療又は噴霧療法の総数TNT(total number of treatments)を計算するよう構成される。これは、列606における1日当たりの治療の回数を合算することによって行われる。計算の出力TNTは、表600のボックス608において示され、治療ビュー300の線305において及び処方箋ビュー500において表示される。線305によって表されるこの目標は、対象が処方された治療回数をやり遂げているかどうかを対象自身に示すために重要である。

0056

治療計算モジュール48は更に、夫々の薬について及び夫々の週について、投薬装置12のチャンバにおける薬の容量をエアロゾル化するのに必要とされる1日当たりのホーンオン時間を計算するよう構成される。1日当たりのホーンオン時間は、投薬装置12の作動時間に対応する。図6の表600において、1日当たりのホーンオン時間は、0.5ml/minの全体的な投薬速度で決定され、列603において表示されるチャンバ容量及び列605において表示される臨床医処方を用いて求められる。しかし、これは限定ではない。1日当たりのホーンオン時間は、本発明の他の実施形態では、異なる投薬速度で計算されてよいことは明らかである。更に、一実施形態において、治療計算モジュール48は、夫々の薬について、その薬の出力速度及び従って1日当たりのホーンオン時間に影響を与えうる個々の粘度が様々でありうるので、個別の出力速度を使用することができる。

0057

一実施形態において、特定の週についての1日当たりのホーンオン時間は、その週について平均した1日当たりのホーンオン時間を与えるよう治療計算モジュール48を用いて、合算されて噴霧療法の総数TNTで割られる。これは表600のボックス609において表示される。この平均化は、異なる薬を用いる場合に特定の治療時間について目標を与えるために望ましい。治療ビュー300における線306で示される特定の週についての目標治療時間を与えるために、治療計算モジュール48は、式1:

治療時間=噴霧係数TBM×平均ホーンオン時間 (式1)

において示されるように、ボックス609の平均ホーンオン時間に噴霧係数TBMを乗じる。

0058

実際の治療時間は、患者の吸入操作メッシュ状態、薬のタイプ、周囲条件及び対象の肺機能に基づき変化しうる。一実施形態において、噴霧係数TBMは、特定の薬について及び特定の投薬装置について求められ、次いで、その特定の投薬装置について全ての薬の平均ホーンオン時間を治療目標時間へ変換するようグローバル変数として使用され得る。例えば、フィリップスによって製造されているI−nebAADの0.3ml計量チャンバを用いるプロミキシンについての治療時間は、4.3分の平均である(参考:Use of I-neb AAD System Patient Logging System Data to IdentifyAerosol Treatment Issues in Patients with CF,ATS2007)。それらの値を式1に代入することは、約8の噴霧係数TBMを与える。次いで、8の噴霧係数TBMは、治療ビュー300の線306において示される治療時間目標へと全ての薬の平均ホーン時間を変換するために治療計算モジュール48によって使用される。

0059

一実施形態において、アラートモジュール50は、治療が1又はそれ以上の薬の投与期間及び/又は非投与期間に入る結果としてユーザ治療が変化しようとしていることを示すために、ユーザインタフェースモジュール44が治療ビュー300において将来の期間(例えば、2週間)を表示することを可能にする信号を生成するよう構成される。例えば、図8を参照して、第1のグラフ301は、2月の治療の最初の2週間について、期待される又は目標とされる1日当たりの噴霧療法の総数を表示する。図8に示されるように、期待される又は目標とされる1日当たりの噴霧療法の総数は、2月にといて6から3へ減らされ、治療が薬(図8におけるトブラマイシン)の非投与期間に入ろうとしていることを示す。変更に事前通告は、ユーザインタフェースモジュール44において前もって1若しくは数日又は1又は数週間表示され得る。

0060

アラートモジュール50によって生成されるアラートは、ユーザインタフェースモジュール44によって定義されるユーザインタフェースを介してユーザ及び/又は対象へ提供され且つ通信モジュール46を介して対象へ送られる。一実施形態において、アラートモジュール50によって生成されるアラートは、ユーザインタフェースモジュール44によって定義されるユーザインタフェース以外の通信媒体を介して通信モジュール46によって対象へ供給される。例えば、通信モジュール46は、SMS及び/又はテキストメッセージ、電子メール、他の電子テキストに基づく通信、ボイスメール、自動電話呼び出し、且つ/あるいは他の通信媒体のうち1又はそれ以上を介して対象へアラートを送信してよい。

0061

追加的に、又は代替的に、更なるテキストが、治療変更が必要とされることを示す又は促すよう、又は変更に関する追加情報を与えるよう、ポップアップボックス又はバナー309においてグラフ301に加えられ得る。一実施形態において、追加情報は、唾液サンプル採取すること、肺機能測定を行うこと、及び/又は質問票の全ての項目記入することといった、治療の状態をモニタするための追加の臨床的測定を行うことを含む。一実施形態において、図9に示されるように、それらのメッセージは更に、薬のタイプに関連する色を用いることによって、ボックス310において強調表示され得る。これは、治療における変更が日ごとの噴霧療法総数における変化と一致せず、従って、グラフ301において線305によって示される目標とされる又は期待される1日当たりの噴霧療法の総数が変更を定義する段差を有さない場合に有用である。

0062

処方された薬について1日当たりの治療の総数及び/又は1日当たりの治療時間の変化のユーザ及び/又は対象への自動通知を可能にすることは、従来のシステムに対して様々な向上を提供することは明らかである。例えば、これは、薬が非投薬期間又は投薬期間に入るたびにユーザ及び/又は対象に知らせるよう操作者に求めない。このような要求は効率的でない。

0063

図10は、投薬装置によるエアロゾル化された薬の投与を含む複数の対象の治療をモニタ及び/又は管理する方法1000を表す。以下で提示される方法1000の動作は、例示であるよう意図される。幾つかの実施形態において、方法1000は、記載されていない1又はそれ以上の追加の動作を有して、且つ/あるいは、論じされている動作のうち1又はそれ以上によらずに、達成されてよい。更に、方法1000の動作が図10において表され且つ以下で記載される順序は、限定であるよう意図されない。

0064

幾つかの実施形態において、方法1000は、1又はそれ以上のコンピュータプログラムモジュールを実行するよう構成される1又はそれ以上のプロセッサ(例えば、デジタルプロセッサ、アナログプロセッサ、情報を処理するよう設計されたデジタル回路、情報を処理するよう設計されたアナログ回路、状態機械、及び/又は電子的に情報を処理する他のメカニズム)を有するサーバによって実施されてよい。1又はそれ以上のプロセッサは、電子記憶媒体に電子的に記憶されている命令に応答して方法1000の動作の一部又は全てを実行する1又はそれ以上の装置を有してよい。1又はそれ以上のプロセッサは、方法1000の動作のうち1又はそれ以上の実行のために具体的に設計されるようハードウェア、ファームウェア、及び/又はソフトウェアにより構成される1又はそれ以上の装置を有してよい。

0065

動作1001で、1又はそれ以上のエアロゾル化された薬に関する処方情報が対象について得られる。一実施形態において、処方情報は、臨床医によって処方された1日当たりの治療の回数と、複数のエアロゾル化された薬の投与において使用される投薬装置のチャンバ容量と、夫々のエアロゾル化された薬についての治療ごとのチャンバ充填の回数とを含む。一実施形態において、動作1001は、(図1において示され且つ上述された)情報取得モジュール38と同じであるか又は類似する情報取得モジュールによって実行される。

0066

動作1002で、エアロゾル化された薬がオン・オフサイクルに従うかどうかが決定される。一実施形態において、オン・オフサイクルの所定の存続期間も決定される。一実施形態において、動作1002は、(図1において示され且つ上述された)治療計算モジュール48と同じであるか又は類似する治療計算モジュールによって実行される。

0067

動作1003で、対象へ投与される1又はそれ以上のエアロゾル化された薬についての1日当たりの治療の回数が計算される。更に、対象へ与えられる1日当たりの治療の回数における変更は、治療がオン・オフサイクルの投与期間及び/又は非投与期間に入る場合に、自動的に計算される。一実施形態において、動作1003は、(図1において示され且つ上述された)治療計算モジュール48と同じであるか又は類似する治療計算モジュールによって実行される。

0068

動作1004で、1又はそれ以上アラートが、動作1003で実行された1日当たりの治療の回数における変更をユーザ及び/又は対象に知らせるよう生成される。一実施形態において、動作1004は、(図1において示され且つ上述された)アラートモジュール50と同じであるか又は類似するアラートモジュールによって実行される。

0069

本発明は、最も実際的且つ望ましい実施形態であると現在考えられているものに基づき例示のために詳細に記載されてきたが、当然に、かかる詳細は単にその目的のためであり、本発明は開示されている実施形態に限定されず、それどころか、添付の特許請求の範囲の精神及び適用範囲の中にある変形及び等価な配置を網羅するよう意図される。例えば、本発明は、可能な範囲で、いずれかの実施形態の1又はそれ以上の特徴がいずれかの他の実施形態の1又はそれ以上の特徴特見合わされ得ると考えることが理解されるべきである。

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