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技術 パネル

出願人 アクツェンタパネーレウントプロフィレゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
発明者 ハンス-ユルゲンハンニッヒ
出願日 2012年1月25日 (9年0ヶ月経過) 出願番号 2013-550867
公開日 2014年4月24日 (6年9ヶ月経過) 公開番号 2014-510202
状態 特許登録済
技術分野 床の仕上げ
主要キーワード 掛止要素 傾斜摺動面 雌型要素 掛止面 接合隙間 固有変形 軟質基板 端部対
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年4月24日)のものです。
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図面 (17)

課題・解決手段

本発明は、表面(4、4’)と、裏面(12、12’)と、本体(9、9’)と、互に対向するパネル端部に対をなして設けられた相補的係止手段と、フック形状部(H)、すなわち、収容フック(7)および収容フック(7)に対して対向側にある引フック(8)を有する少なくとも一対の係止手段とを含むパネル(1、1’)であって、収容フックが、本体から遠位側に配置されたフック縁部(10)と、本体に対して近位側に配置された収容凹部(11)とを有し、収容凹部が表面に向かって開き、鉤引フックが、本体に対して近位側に配置されかつ裏面に開いた鉤引凹部(13)を設けられ、本体から遠位側に配置されかつ垂直接合方向(T)において収容フック(7)の収容凹部(11)に嵌入する鉤引段部(14)を有し、鉤引フック(8)が、本体から遠位に、横方向接合面(15)とさらには垂直方向に作用する鉤引外郭部(16)とを有し、収容フック(7)が、本体に対して近位に、横方向接合面(17)とさらにはポジティブロック外郭部(18)とを有し、ポジティブロック外郭部(18)が、敷設されたパネルの平面に対して垂直方向の係止を実施することができるように、鉤引フック(8)の本体から遠位にある鉤引外郭部(16)とポジティブロック関係で嵌合し、鉤引フック(8)が、鉤引フック(8)の鉤引段部(14)の本体に対して近位側に配置された水平方向係止面(19)を有し、収容フック(7)が、収容凹部(11)の本体から遠位側に配置された水平方向係止面(20)を有し、収容フック(7)には収容開口部(21)が形成され、収容開口部(21)を通して、鉤引段部(14)が実質的に接合方向(T)において収容凹部(11)に挿入されることができ、鉤引フック(8)の水平方向係止面(19)がその面の一部によって収容フック(7)の水平方向係止面(20)と接する程度に、段部端部が接合運動中にフック形状部(H)の弾性変形なしに収容開口部(21)に最初に嵌入するように、鉤引段部(14)および収容開口部(21)が構成されるものである。

概要

背景

概要

本発明は、表面(4、4’)と、裏面(12、12’)と、本体(9、9’)と、互に対向するパネル端部に対をなして設けられた相補的係止手段と、フック形状部(H)、すなわち、収容フック(7)および収容フック(7)に対して対向側にある引フック(8)を有する少なくとも一対の係止手段とを含むパネル(1、1’)であって、収容フックが、本体から遠位側に配置されたフック縁部(10)と、本体に対して近位側に配置された収容凹部(11)とを有し、収容凹部が表面に向かって開き、鉤引フックが、本体に対して近位側に配置されかつ裏面に開いた鉤引凹部(13)を設けられ、本体から遠位側に配置されかつ垂直接合方向(T)において収容フック(7)の収容凹部(11)に嵌入する鉤引段部(14)を有し、鉤引フック(8)が、本体から遠位に、横方向接合面(15)とさらには垂直方向に作用する鉤引外郭部(16)とを有し、収容フック(7)が、本体に対して近位に、横方向接合面(17)とさらにはポジティブロック外郭部(18)とを有し、ポジティブロック外郭部(18)が、敷設されたパネルの平面に対して垂直方向の係止を実施することができるように、鉤引フック(8)の本体から遠位にある鉤引外郭部(16)とポジティブロック関係で嵌合し、鉤引フック(8)が、鉤引フック(8)の鉤引段部(14)の本体に対して近位側に配置された水平方向係止面(19)を有し、収容フック(7)が、収容凹部(11)の本体から遠位側に配置された水平方向係止面(20)を有し、収容フック(7)には収容開口部(21)が形成され、収容開口部(21)を通して、鉤引段部(14)が実質的に接合方向(T)において収容凹部(11)に挿入されることができ、鉤引フック(8)の水平方向係止面(19)がその面の一部によって収容フック(7)の水平方向係止面(20)と接する程度に、段部端部が接合運動中にフック形状部(H)の弾性変形なしに収容開口部(21)に最初に嵌入するように、鉤引段部(14)および収容開口部(21)が構成されるものである。

目的

ここで、本体が比較的硬質かつ脆性の材料から形成されるときでも、当該設計形状により、鉤引外郭部とポジティブロック外郭部との間にポジティブロック接合のための高度なアンダーカット形状を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

表面(4、4’)と、裏面(12、12’)と、本体(9、9’)と、互に対向するパネル端部に対をなして設けられた相補的係止手段と、フック形状部(H)、すなわち、収容フック(7)および前記収容フック(7)に対して対向側にある引フック(8)を有する少なくとも一対の係止手段とを含むパネル(1、1’)であって、前記収容フックが、前記本体から遠位側に配置されたフック縁部(10)と、前記本体に対して近位側に配置された収容凹部(11)とを有し、前記収容凹部が前記表面に向かって開き、前記鉤引フックが、前記本体に対して近位側に配置されかつ前記裏面に開いた鉤引凹部(13)を設けられ、前記本体から遠位側に配置されかつ垂直接合方向(T)において前記収容フック(7)の前記収容凹部(11)に嵌入する鉤引段部(14)を有し、前記鉤引フック(8)が、前記本体から遠位に、横方向接合面(15)とさらには垂直方向に作用する鉤引外郭部(16)とを有し、前記収容フック(7)が、前記本体に対して近位に、横方向接合面(17)とさらにはポジティブロック外郭部(18)とを有し、前記ポジティブロック外郭部(18)が、敷設されたパネルの平面に対して垂直方向の係止を実施することができるように、前記鉤引フック(8)の本体から遠位にある前記鉤引外郭部(16)とポジティブロック関係で嵌合し、前記鉤引フック(8)が、前記鉤引フック(8)の鉤引段部(14)の前記本体に対して近位側に配置された水平方向係止面(19)を有し、前記収容フック(7)が、前記収容凹部(11)の前記本体から遠位側に配置された水平方向係止面(20)を有し、前記収容フック(7)には収容開口部(21)が形成され、前記収容開口部(21)を通して、前記鉤引段部(14)が実質的に前記接合方向(T)において前記収容凹部(11)に挿入されることができ、前記鉤引フック(8)の前記水平方向係止面(19)がその面の一部によって前記収容フック(7)の前記水平方向係止面(20)と接する程度に、段部端部が接合運動中に前記フック形状部(H)の弾性変形なしに前記収容開口部(21)に最初に嵌入するように、前記鉤引段部(14)および前記収容開口部(21)が構成されていることを特徴とするパネル(1、1’)。

請求項2

前記収容フック(7)の裏面が前記パネルの前記裏面(12、12’)の前記平面と同一の平面内に配置されることを特徴とする請求項1に記載のパネル。

請求項3

前記鉤引外郭部(16)および前記ポジティブロック外郭部(18)が、望ましくは、上部掛止手段(V1)を形成し、前記鉤引外郭部が雌型掛止要素(16a)または雄型掛止要素(16c)を有し、これと相補的に、前記ポジティブロック外郭部(18)が、雄型掛止要素(18a)または雌型掛止要素(18c)を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパネル。

請求項4

前記収容フック(7)の前記フック縁部(10)と前記鉤引フック(8)の前記鉤引凹部(13)とが下部掛止手段(V2)を形成し、前記収容フックの前記フック縁部の前記本体から遠位側には雄型掛止要素(10a)または雌型掛止要素(10c)が設けられ、これに相補的に、前記鉤引凹部(13)が、前記本体に対して近位側に、雌型掛止要素(13a)、または雄型掛止要素(13c)を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のパネル。

請求項5

各雌型掛止要素が、前記パネルの前記表面(4、4’)または前記裏面(12、12’)に向けられている掛止面(13b、16b、10d、18d)を有し、各雄型掛止要素が、前記パネルのそれぞれの他方の側に向けられている相補的な掛止面(10b、13d、16d、18b)を有し、2つのパネルの係止状態において、前記雌型掛止要素の前記掛止面が、前記雄型掛止要素の前記掛止面と共に、係止されたパネル同士の前記パネル平面に対して垂直方向に互いに離れるような運動を妨げることを特徴とする請求項4に記載のパネル。

請求項6

前記雌型掛止要素の前記掛止面(13b、16b、10d、18d)が、前記2つのパネルの係止状態において、前記雄型掛止要素の前記掛止面(10b、13d、16d、18b)と接することを特徴とする請求項5に記載のパネル。

請求項7

前記2つのパネルの係止状態において、前記雌型掛止要素の前記掛止面と前記関連する雄型掛止要素の前記掛止面との間に、隙間が設けられることを特徴とする請求項5に記載のパネル。

請求項8

前記接合運動中、最初に前記上部掛止手段(V1)が、次に前記下部掛止手段(V2)が共に完全に接合されることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載のパネル。

請求項9

前記鉤引フックおよび/または前記収容フックが可撓領域を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のパネル。

請求項10

前記可撓領域が可撓脚部(22、23)の形態にあることを特徴とする請求項9に記載のパネル。

請求項11

前記フック形状部(H)の前記水平方向係止面同士(19、20)が、前記表面(4、4’)の面法線に対して0°〜25°の角度にわたって傾斜し、前記2つのパネルの係止状態において、実質的に相互に平行な関係で配置されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のパネル。

請求項12

前記フック縁部(10)が、前記本体から遠位側に傾斜摺動面を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のパネル。

請求項13

前記鉤引段部(14)が、前記鉤引段部(14)の前記本体から遠位の側面に傾斜摺動面(14a)を有することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のパネル。

請求項14

一対の旋回状部分(S)、すなわち、溝壁(2b)のアンダーカット形状(2c)を有する溝状部分(2)と、サネ部裏面(3b)のアンダーカット形状(3c)を有するサネ状部分(3)とが設けられることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載のパネル。

請求項15

前記表面(4、4’)には装飾層が設けられることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載のパネル。

請求項16

前記表面(4、4’)には、前記本体(9、9’)または前記装飾層を見ることができる透明カバー層が設けられることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載のパネル。

請求項17

前記パネルの前記裏面(12、12’)には裏打ち層が設けられることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載のパネル。

請求項18

前記本体(9、9’)が少なくとも部分的に木材を含むことを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載のパネル。

請求項19

前記本体(9、9’)が少なくとも部分的にプラスチック材料を含むことを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載のパネル。

請求項20

2つの長手方向端部(24a、24b)および2つの横方向端部(24c、24d)が設けられた新しい四辺形パネル(24)を、同一形状のパネルから既に敷設されている先のパネル列(P2)に、および前記同じパネル列(P2)に既に接合されている同一形状のパネル(25)に同時に係止する方法であって、前記新しいパネル(24)を前記敷設されているパネルの平面内に旋回させることによって、第1の長手方向端部(24a)がポジティブロック関係で前記先のパネル列(P2)に接合され、それと同時に、前記新しいパネル(24)の第1の横方向端部(24c)が、ハサミのような運動によって、前記同じパネル列(P2)の前記接合されているパネル(25)の第2の横方向端部(25d)とポジティブロック係合され、さらに、前記パネルの前記第1の横方向端部のそれぞれが第1の横方向接合面(15)を有し、前記パネルの前記第2の横方向端部のそれぞれが第2の横方向接合面(17)を有し、前記第1の横方向接合面(15)が、前記第1の長手方向端部に向かう当該端部において、前記同じパネル列(P2)に前記接合されているパネル(25)の前記第2の横方向接合面(17)と当接され、長手方向接合隙間(L)および横方向接合隙間(Q)が前記新しいパネル(24)と前記先のパネル列(P2)との間に作られることによって、前記新しいパネルの前記長手方向端部および前記横方向端部の前記ポジティブロック接合部が作られ、前記横方向接合隙間(Q)の楔状先端が前記先のパネル列(P2)の方向を向いており、前記長手方向接合隙間(L)の楔状先端が前記新しいパネル(24)の前記第2の横方向端部(24d)の方向を向いており、最後に、前記新しいパネルが前記敷設されているパネルの前記平面内に旋回され、前記横方向端部と前記長手方向端部との前記ポジティブロック係合部が完全に嵌合され、前記楔状の接合隙間(L、Q)が排除されることを特徴とする方法。

請求項21

前記新しいパネル(24)が、先のパネル列P2に対してその平行な向きから一時的に持ち込まれ、前記長手方向接合隙間(L)の前記楔状先端が前記新しいパネル(24)の前記第1の長手方向端部(24a)の遠位端に形成されることによって、前記長手方向接合隙間(L)が作られることを特徴とする請求項20に記載の方法。

請求項22

前記新しいパネル(24)が、前記新しいパネル(24)の平面から前記新しいパネル(24)の表面(4、4’)の方向に湾曲して、前記新しいパネル(24)の平坦な形状から一時的に変形されることによって、前記長手方向接合隙間(L)が作られることを特徴とする請求項20に記載の方法。

技術分野

0001

本発明は、表面と、裏面と、本体と、互に対向するパネル端部に対をなして設けられた相補的係止手段と、フック形状部、すなわち、収容フックおよびこの収容フックに対して対向側にある引フックを有する少なくとも一対の係止手段とを含むパネルであって、収容フックが、本体から遠位側に配置されたフック縁部と、本体に対して近位側に配置された収容凹部とを有し、収容凹部が表面に向かって開き、鉤引フックが、本体に対して近位側に配置されかつ裏面に開いた鉤引凹部を設けられ、本体から遠位側に配置されかつ垂直接合方向において収容フックの収容凹部に嵌入する鉤引段部を有し、鉤引フックが、本体から遠位に、横方向接合面とさらには垂直方向に作用する鉤引外郭部とを有し、収容フックが、本体に対して近位に、横方向接合面とさらにはポジティブロック外郭部とを有し、このポジティブロック外郭部が、敷設されたパネルの平面に対して垂直方向の係止を実施することができるように、鉤引フックの本体から遠位にある鉤引外郭部とポジティブロック関係で嵌合し、鉤引フックが、鉤引フックの鉤引段部の本体に対して近位側に配置された水平方向係止面をに有し、収容フックが、収容凹部の本体から遠位側に配置された水平方向係止面を有し、収容フックには収容開口部が形成され、この収容開口部を通して、鉤引段部が実質的に接合方向において収容凹部に挿入されることができ、鉤引フックの水平方向係止面がその面の一部によって収容フックの水平方向係止面と接する程度に、段部端部が接合運動中にフック形状部の弾性変形なしに収容開口部に最初に嵌入するように、鉤引段部および収容開口部が構成されるパネルに関する。

0002

A2 収容フックの裏面をパネルの裏面の平面と同一の平面内に配置することができる。

0003

A3鉤引外郭部およびポジティブロック外郭部は望ましくは上部掛止手段を形成し、この場合、鉤引外郭部は雌型または雄型掛止要素を有し、ポジティブロック外郭部は鉤引外郭部に相補的な雌型掛止要素または雄型掛止要素を有する。

0004

A4 収容フックのフック縁部と鉤引フックの鉤引凹部とが下部掛止手段を形成するとさらに有利であり、この場合、収容フックのフック縁部の本体から遠位側には雌型掛止要素または雄型掛止要素が設けられ、これに相補的に、鉤引凹部が、本体に対して近位側に雌型掛止要素または雄型掛止要素を有する。

0005

A5 各雌型掛止要素は、パネルの表面または裏面に向けられている掛止面を有する。このことは、掛止面の面法線がパネルの対応する側に向けられていることを意味する。さらに、各雄型掛止要素は、パネルのそれぞれの他方の側に向かって導かれた掛止面を有する。それに関連して、2つのパネルの係止状態において、雌型掛止要素の掛止面が雄型掛止要素の掛止面と共に、係止されたパネル同士パネル平面に対して垂直方向に互いに離れるような運動を妨げることが意図される。

0006

A6 好ましくは、雌型掛止要素の掛止面は2つのパネルの係止状態において雄型掛止要素の掛止面と当接する。このようにして、下部掛止手段は、敷設されたパネルの平面に対して垂直方向の確実な係止作用に寄与する。

0007

A7 代わりに、2つのパネルの係止状態において、雌型掛止要素の掛止面と、関連する雄型掛止要素の掛止面との間に隙間を設けてもよい。そのことは、例えば横方向端部同士の間の相対運動を実施すべきである場合の接合手順を簡単にすることができる。10分の2,3ミリメートル、好ましくは約0.1mmの隙間で十分であると思われる。

0008

A8パネルは、望ましくは、接合運動中、最初に上部掛止手段が、次に下部掛止手段が完全に組み合わされるように設計される。

0009

A9鉤引フックおよび/または収容フックは可撓領域を有することができる。可撓領域は、望ましくは、その弾性屈曲性によって収容開口部の幅を大きくすることができ、その結果、鉤引段部を収容凹部に完全に挿入することができ、さらに、鉤引フックの鉤引外郭部が収容フックのポジティブロック外郭部に嵌合するようなものである。明らかに、鉤引外郭部およびポジティブロック外郭部も押圧されて変形されるが、本体の材料が硬くなると、それに応じて鉤引外郭部およびポジティブロック外郭部の弾性変形が小さくなり、本体の材料が脆くなると、それに応じて可撓領域の弾性変形の大きさが大きくなる。ここで、本体が比較的硬質かつ脆性の材料から形成されるときでも、当該設計形状により、鉤引外郭部とポジティブロック外郭部との間にポジティブロック接合のための高度なアンダーカット形状を提供することが可能になる。

0010

A10 可撓領域は、簡単にするために可撓脚部の形態にある。パネルの横方向端部から突出するフック要素の領域に可撓領域を設けることができる。

0011

A11 表面の面法線に対して0°〜45°の角度にわたって、フック形状部の水平方向係止面を傾斜させることができる。傾斜角度は、実質的に、特に雌型または雄型の掛止要素が配置される箇所の鉤引外郭部およびポジティブロック外郭部の形状に依存する。7°〜25°の傾斜角度が望ましいことが証明されている。傾向としては、鉤引外郭部に雌型掛止要素が設けられ、ポジティブロック外郭部が、雌型掛止要素に適合された雄型掛止要素を有する場合に、より小さな傾斜を設けることができる。傾斜角度が小さくなると、それに応じて保持力が高くなり、パネルが、敷設されたパネルの平面において当該横方向端部に対して垂直方向に引き離されることを防止する。したがって、<7°の傾斜角度が好ましく、約3°の傾斜角度が特に有利である。基本的には、2つの水平方向係止面の負の傾斜角度も可能である。このようにして、2つの水平方向係止面はパネルの平面に対して垂直方向の係止作用を達成するであろう。雌型掛止要素と雄型掛止要素とを相互交換するならば、鉤引外郭部をポジティブロック外郭部と接合することができるように、より大きな傾斜角度が一般に望ましい。

0012

A12フック縁部が、本体から遠位側に傾斜摺動面を有すると有用である。この傾斜摺動面は、パネルの平面に対して傾斜しかつ鉤引フックの鉤引凹部へのフック縁部の挿入を簡略化する面を含む。

0013

A13鉤引段部は、鉤引段部の本体から遠位の側面に傾斜摺動面を有することができる。傾斜摺動面は、パネルの平面に対して傾斜しかつ収容フックの収容凹部への鉤引段部の挿入を簡単にする面である。傾斜摺動面は望ましくはポジティブロック外郭部と協働するような構成である。傾斜摺動面がポジティブロック外郭部と接触する場合、ポジティブロック外郭部は傾斜摺動面に沿って摺動する。結果として、収容フックおよび鉤引フックをパネルの平面に対して平行方向に互いに離れるように移動させることができる。それと同時に、鉤引フックの水平方向係止面は、収容フックの水平方向係止面に圧接する力を加えることができる。収容フックの水平方向係止面に加えられるその力は収容フックに伝達され、これによって収容フックが弾性的に変形することができる。さらなる接合運動において、鉤引外郭部およびポジティブロック外郭部がポジティブロック関係で互いに嵌合する位置に、鉤引外郭部およびポジティブロック外郭部の両方が達するまで、鉤引外郭部がポジティブロック外郭部を通過する。このようにして、閉鎖接合を達成することが可能である。次に、2つのフック形状部の水平方向係止面は好ましくは互いにぴったりと当接させられる。

0014

A14 一対の旋回状部分、すなわち、溝壁のアンダーカット形状を有する溝状部分と、サネ部側のアンダーカット形状を有するサネ状部分とが設けられると有利である。

0015

このことは、望ましくは、新しいパネルが、旋回形状部分によって既に所定の位置に設置されているパネルの相補的形状部分に嵌合されそのパネルの平面内に旋回されるように、敷設されることができるという利点を有する。

0016

それに関連して、それと同時に、新しいパネルのフック形状部が、同じ列のパネルのフック形状部に係止されることが有利であり得る。そのために、新しいパネルの鉤引フックは実質的に垂直面内において、ハサミのような運動で下方に移動され、収容フックに導入される。ハサミのような運動の間、鉤引段部は最初にパネル端部の一端でのみ収容開口部内に突出する。ハサミのような接合運動が続くとき、鉤引段部は収容開口部内に徐々に移動する。パネルが最後に一つの平面内に配置されるとき、鉤引外郭部およびポジティブロック外郭部は互いに正確に嵌合され、すなわち、横方向接合面が互いに当接して閉鎖接合を形成する。

0017

A15装飾層を表面に設けることができる。

0018

A16 本体または装飾層を見ることができる透明カバー層を表面に設けることも可能である。透明カバー層はその下の層を保護する働きをする。透明カバー層には、摩耗を低減する手段、例えばコランダム粒子ガラス粒子等を設けることができる。

0019

A17パネルの裏面に裏打ち層を設けることができる。その裏打ち層は、パネルの歪みを緩和するために、表面に設けられた層に対するバランスとして作用する。

0020

A18 本体は、木材、例えばHDFMDF合板OSBボード等を少なくとも部分的に含むことができる。

0021

A19 本体がプラスチック材料を少なくとも部分的に含む場合、その本体は、熱可塑性ポリマー、例えばポリオレフィンポリプロピレンポリウレタンまたはポリアミドのような軟質および弾性のプラスチック材料とすることができる。いわゆる軟質PVCも軟質プラスチック材料として提供され得る。この軟質PVCは、可塑剤を含有するポリ塩化ビニルを含む。しかし基本的には、PVCは、可塑剤によってのみ低減することができる本来の硬度および脆性を有するアモルファスエラストマーである。このPVCはまた、本来の硬度および脆性を有するプラスチック材料、例えば、可塑剤を全く含有しないかまたは少量の可塑剤を含有するPVCのようなアモルファスエラストマーを含むことができる。

0022

さらに、少なくとも1つのプラスチック層と、互に対向するパネル端部に対をなして設けられた相補的な係止手段と、フック形状部、すなわち、収容フックおよびこれに対して対向側にある鉤引フックを有する少なくとも一対の係止手段とを有する本体を備えるパネルであって、収容フックが、本体から遠位にあるフック縁部と、本体に対して近位に配置された収容凹部とを有し、収容凹部が表面に向かって開き、鉤引フックが、本体に対して近位に配置されかつ裏面に開いた鉤引凹部を設けられ、本体から遠位に配置されかつ垂直接合方向において収容フックの収容凹部に嵌入する鉤引段部を有し、鉤引フックが、本体から遠位側に、接合面とさらには垂直方向に作用する鉤引外郭部とを有し、収容フックが、本体に対して近位側に、接合面とさらにはポジティブロック外郭部とを有し、このポジティブロック外郭部が、垂直係止を実施することができるように、鉤引フックの本体から遠位側にある鉤引外郭部とポジティブロック関係で嵌合し、鉤引フックが、鉤引フックの鉤引段部の本体に対して近位側に配置された水平方向係止面を有し、収容フックが、収容凹部の本体から遠位側に配置された水平方向係止面を有し、収容フックには、狭くなる収容開口部が形成され、この狭くなる収容開口部を通して、鉤引段部が実質的に垂直接合方向において収容凹部に挿入されることができ、鉤引段部の段部自由端が収容フックの収容開口部の幅よりも狭く、鉤引フックの本体から遠位にある鉤引外郭部が鉤引フックの接合面の平面の後方に引っ込められ、収容フックの本体に対して近位側にあるポジティブロック外郭部が収容フックの接合面の平面を越えて少なくとも部分的に突出し、鉤引フックの水平方向係止面がその面の一部によって収容フックの水平方向係止面と接する程度に、段部端部が接合運動中にフック形状部の弾性変形なしに収容開口部に最初に嵌入するように、鉤引段部および収容開口部が構成され、収容フックが、可撓脚部の弾性屈曲性によって収容開口部の幅を大きくすることができるように適合された前記可撓脚部を有し、その結果、鉤引段部を収容凹部に完全に挿入することができ、さらには、鉤引フックの鉤引外郭部が収容フックのポジティブロック外郭部に嵌入されるパネルが提案される。

0023

A20 2つの長手方向端部および2つの横方向端部が設けられた新しい四辺形パネルを、同一形状のパネルから既に敷設された先のパネル列に、および同じパネル列に既に接合された同一形状のパネルに同時に係止する方法であって、新しいパネルを敷設されているパネルの平面内に旋回させることよって、第1の長手方向端部がポジティブロック関係で先のパネル列に接合され、それと同時に、新しいパネルの第1の横方向端部が、ハサミのような運動によって、同じパネル列の接合されているパネルの第2の横方向端部とポジティブロック係合され、さらに、パネルの第1の横方向端部のそれぞれが第1の横方向接合面を有し、パネルの第2の横方向端部のそれぞれが第2の横方向接合面を有し、第1の横方向接合面が、第1の長手方向端部に向かう当該端部において、同じパネル列の接合されているパネルの第2の横方向接合面と接触され、長手方向接合隙間および横方向接合隙間が、新しいパネルと先のパネル列との間に作られることによって、新しいパネルの長手方向端部および横方向端部のポジティブロック接合部が作られ、横方向接合隙間の楔状先端が先のパネル列の方向を向いており、長手方向接合隙間の楔状先端が、新しいパネルの第2の横方向端部の方向を向いており、最後に、新しいパネルが、敷設されているパネルの平面内に旋回され、横方向端部と長手方向端部とのポジティブロック係合部が完全に結合され、楔状の接合隙間が排除される方法が提案される。横方向端部は、横方向接合隙間によって横方向端部の長手方向に小さくシフト変位される。変位は横方向接合隙間の最も広い位置の隙間寸法に一致する。変位を排除するために、横方向端部は互いに移動可能/変位可能でなければならない。次に、横方向端部の移動を容易にするために、掛止面の間に小さな隙間、例えば0.1mmの隙間があるように、少なくとも1つの掛止手段、例えば下部掛止手段が構成されると望ましい。

0024

A21長手方向接合隙間を、一時的に先のパネル列とその平行な向きから持ち込まれる新しいパネルによって作ることができ、長手方向接合隙間の楔状先端が、新しいパネルの第1の長手方向端部の遠位端に形成される。

0025

A22 他方、新しいパネルが、その平面から新しいパネルの表面の方向に湾曲して、新しいパネルの平坦な形状から一時的に変形されることによって、長手方向接合隙間を作ることができる。

0026

本発明を以下の図面の簡単な説明に一例として示し、複数の実施形態に基づいて詳細に説明する。

図面の簡単な説明

0027

旋回形状部分を有する第1の端部(長手方向端部)対の実施形態を示している。
第2の端部(横方向端部)対の相補的な係止手段、および第2の端部(横方向端部)対の段階的な接合運動を示している。
第2の端部(横方向端部)対の相補的な係止手段の第1の代替実施形態、および第2の端部(横方向端部)対の段階的な接合運動を示している。
第2の端部(横方向端部)対の相補的な係止手段の第2の代替実施形態、および第2の端部(横方向端部)対の段階的な接合運動を示している。
第2の端部(横方向端部)対の相補的な係止手段の第3の代替実施形態、および第2の端部(横方向端部)対の段階的な接合運動を示している。
本発明によるパネルを敷設するための係止方法の概略図を示している。

実施例

0028

図1は、本発明によるパネル1および1’の第1の端部対、すなわち一対の長手方向端部をそれぞれ示している。一対の長手方向端部は相補的な旋回形状部分Sを有する。これは、従来技術で知られており、かつ新しいパネルを先のパネル列に傾斜して取り付け、次に、新しいパネル1’を、敷設されているパネルの平面内に旋回させることによってポジティブロック関係で接合することができるような全てのポジティブロック形状部分として使用することが可能である。

0029

図1の相補的な旋回部分Sは溝状部分2およびサネ状部分3を含む。溝状部分2は、下部溝壁2bよりも短い上部溝壁2aを有する。また、下部溝壁には、サネ状部分3のためのアンダーカット形状の凹部2cが設けられる。さらに、凹部2cは水平方向係止面2dを有する。サネ状部分3には、サネ部表面3a、および新しいパネル1’の表面4に対してほぼ平行に配置されるサネ部裏面3bが設けられる。サネ部裏面は、アンダーカット形状3c、および下部溝壁2bの水平方向係止面2dと協働する水平方向係止面3dを有する。新しいパネル1’の傾斜位置は、サネ状部分3’の破線で示した位置によって図1に示されている。サネ部裏面は、より長い下部溝壁2bに配置される。新しいパネル1’は、溝状部分2内に通じていサネ部の先端によって動かされ、次に、新しいパネル1’は、敷設されている1つまたは複数のパネルの平面内に旋回される。

0030

図2a図2cの各々は、パネル1および1’の第2の端部対、すなわち横方向端部対の一部をそれぞれ示している。パネル1および1’は同一形状である。個々の各パネルは、一対の端部の互に対向する横方向端部に、相補的形状部分5および6をそれぞれ有する。したがって、パネル1の場合、端部(不図示)は、パネル1’の形状部分6と同一の形状部分を有し、パネル1’の場合、端部(不図示)は、パネル1の形状部分5と同一の形状部分を有する。

0031

四辺形パネルの実施形態も可能であり、その第1の端部対(長手方向端部対)には、第2の端部対(横方向端部対)の形状部分と同一の相補的形状部分が形成される。横方向端部対の別の実施例について以下に説明する。

0032

一連図2a図2cは、パネル1および1’を接合して係止するための接合運動の原理を実施する複数のステップを示している。

0033

各パネル1および1’の相補的形状部分5および6はフック形状部Hの形態で相補的な係止手段をそれぞれ形成する。パネル1のフック形状部は収容フック7を形成し、パネル1’のフック形状部は、収容フックに嵌入する鉤引フック8を形成し、この場合、2つのフック形状部は、拘束作用が達成され、これにより接合運動の反転が妨げられるような構成である。したがって、係止が行われた後に、再び、パネル1および1’は、敷設されているパネルの平面に対して垂直方向に互いに解除することはできない。

0034

各パネル1および1’は、上述の相補的な係止手段が配置される本体9および9’をそれぞれ含む。パネルの表面4は作用面を形成する。

0035

収容フック7には、本体から遠位にフック縁部10が設けられると共に、本体に対して近位に収容凹部11が設けられる。収容凹部11は表面4に開く。

0036

鉤引フック8は、本体に対して近位に配置されかつ裏面12に開く鉤引凹部13が設けられ、本体から遠位に鉤引段部14を有する。鉤引段部は垂直接合方向Tにおいて収容フックの収容凹部11に嵌入する。さらに、鉤引フック8は、本体から遠位側に、横方向接合面15とさらに垂直方向係止作用を達成する鉤引外郭部16とを有する。収容フック7は、本体に対して近位側に、横方向接合面17とさらにはポジティブロック外郭部18とを有し、このポジティブロック外郭部18はポジティブロック関係で鉤引フック8の鉤引外郭部16と嵌合する。このようにして、係止作用をパネルの平面に対して垂直方向に実施することができる上部掛止手段V1が形成される。

0037

鉤引フック8は、その鉤引段部14の本体に対して近位側に配置された水平方向係止面19も有する。鉤引段部14と適合する関係において、収容フック7は、収容凹部11の本体から遠位側に配置され、鉤引フック8の水平方向係止面19と協働する水平方向係止面20を有する。

0038

収容フック7の収容凹部11には、狭くなる収容開口部21が設けられる。鉤引段部14は、実質的に垂直接合方向Tにおいて、すなわち、係止されたパネルの平面に対して垂直な平面内において収容凹部11に導入することができる。

0039

図2a図2cを参照すると、パネル1は固定基板(不図示)上に収容フック7が配置される。パネル1’の鉤引段部14はパネルの平面に対して垂直方向に(直交方向に)降ろされる。鉤引フック8の本体から遠位にある鉤引外郭部16は雌型掛止要素16a(凹部)を有する。雌型掛止要素16aは、パネル1’の表面4’に向けられておりかつ鉤引フック8の横方向接合面15の平面の後方に引っ込められる掛止面16bを有する。収容フック7の本体に対して近位にあるポジティブロック外郭部18は、パネル1の裏面12に向けられておりかつ収容フック7の横方向接合面17の平面を越えて突出しかつ係止状態で鉤引フック8の雌型掛止要素16aの後方に係合する掛止面18bを有する雄型掛止要素18aを有するような構成である。さらに、鉤引段部14および収容開口部21は、鉤引段部14の自由端が、接合運動の開始中、フック形状部の特すべき弾性変形なしに収容開口部21に最初に嵌入するような構成である。その状況では、鉤引フック8の水平方向係止面19はその面の一部によって収容フック7の水平方向係止面20と接する。

0040

収容フック7には、図2bから最良に理解できる可撓脚部22が設けられる。可撓脚部22は、その弾性屈曲性によって収容開口部21の幅を大きくすることができ、その結果、鉤引段部14を問題なく収容凹部11に挿入することができるような構成である。さらに、可撓脚部22の屈曲性により、鉤引フック8の鉤引外郭部16を収容フック7のポジティブロック外郭部18に非常に容易に導入することができる。

0041

接合運動の開始時、フック形状部は、係合位置で既に弾性的に変形されることがないように係合されるべきである。ここで、接合運動のさらなる進行により、アンダーカット領域、すなわち、鉤引外郭部の雌型掛止要素16aとポジティブロック外郭部の雄型掛止要素18aとが係合位置で接触されることになる。しかし、その接触は、実質的に他の位置で、すなわち、当該目的のために設けられた可撓脚部22で生じる弾性変形の原因となる。明らかに、鉤引外郭部16およびポジティブロック外郭部18も押圧されて変形されるが、本体9/9’の材料が硬くなると、それに応じて鉤引外郭部16およびポジティブロック外郭部18の弾性変形が小さくなり、本体9/9’の材料が脆くなると、それに応じて可撓脚部22の弾性変形の程度が大きくなる。

0042

鉤引フック8の雌型掛止要素16aはより深くすることができ、収容フック7の雄型掛止要素18aは、可撓脚部22を有しないパネルの場合よりも、収容フック7の横方向接合面17からより遠くに突出することができる。アンダーカット形状の程度が増大することにより、接合されたパネル同士がパネル平面に対して垂直方向に互いに離れるように移動されることに対する抵抗性が向上する。抵抗性が向上したにもかかわらず、可撓脚部22が収容開口部21の拡大を許容するため、鉤引外郭部16とポジティブロック外郭部18を支障なく係合させることができる。このようにして、鉤引外郭部16とポジティブロック外郭部18とがポジティブロック係合して係止作用を展開するまで、激しい固有変形なしに鉤引外郭部16とポジティブロック外郭部18はお互いを越えて移動することができる。

0043

図2bは、傾斜摺動面14aを形成する傾斜面が、鉤引段部14の本体から遠位側に設けられることを示している。傾斜摺動面は収容フック7のポジティブロック外郭部18の雄型掛止要素18aに接触する。これによって、鉤引フック8のハサミのような接合運動中に水平方向の移動が重畳され、この水平方向移動により、パネル1/1’が互いに離れるように移動され、その結果、横方向接合面15/17の間に間隔が形成される。それと同時に、鉤引フック8の水平方向係止面19が、収容フック7の水平方向係止面20に圧接する力を加える。収容フックの水平方向係止面20に作用する力が収容フックの可撓脚部22に伝達され、これによって、可撓脚部22が弾性的に屈曲される。

0044

さらに、図2bは、収容フック7がそのフック縁部10に雄型掛止要素10aを有し、鉤引凹部13に雌型掛止要素13aが設けられ、この雌型掛止要素13aが、雄型掛止要素10aと協働し、パネルの敷設された状態において、接合されたパネル同士のパネル平面に対して垂直方向に互いに離れるような運動も妨げることを示している。その構成により、上部掛止手段V1を支持する下部掛止手段V2が形成される。そのために、雌型掛止要素13aは、パネル1’の表面4’に向けられている掛止面13bを有し、一方、雄型掛止要素10aは、パネル1の裏面12に向けられておりかつ雌型掛止面13bと協働する掛止面10bを有する。

0045

鉤引フック8は、接合工程で鉤引フック8の鉤引凹部13が拡大され、雌型掛止要素13aが設けられた鉤引凹部へのフック縁部10の導入を雄型掛止要素10aによって容易にするように設計される。そのために、可撓脚部23が鉤引フックに設けられる。図2bのように収容フック7の水平方向係止面20によって、力が鉤引フック8の水平方向係止面19に外側から作用するとき、可撓脚部23が前記力によって屈曲され、その結果、鉤引凹部13が拡大され、組み込みが容易になる。

0046

さらなる接合運動において、鉤引段部14の最も広い位置が収容凹部11の拡大された収容開口部21を通過する。次に、可撓脚部22の屈曲が減少し、収容開口部21が再び狭くなる。間隔kのあるパネルの横方向接合面同士15/17は可撓脚部22の曲げ応力によって互いに圧接される。それと同時に、可撓脚部23の屈曲が減少し、さらに、フック縁部10がポジティブロック関係で鉤引凹部13内に通り、その上、パネルが可撓脚部23の曲げ応力によって互いに対向するように押圧される。横方向閉鎖接合がもたらされるように、パネル同士が互いに対向して押圧することができる。

0047

図2cでは、鉤引外郭部16およびポジティブロック外郭部18は、ポジティブロック関係で互いに嵌合する位置に達している。可撓脚部22および23の残りの曲げ応力が維持され、弾性力ばね力)が収容フック7の水平方向係止面20を介して加えられ、この弾性力が収容フック7の横方向接合面17の方向において鉤引フック8の横方向接合面15を永続的に付勢するように、フック形状部Hを設計することができる。そのようにして、横方向閉鎖接合を永続的に行うことができる。図2cでは、2つのフック形状部Hの水平方向係止面19、20は互いにぴったりと当接し、永続的な付勢力を発揮しない。

0048

上部掛止手段V1および下部掛止手段V2は、最初に、上部掛止手段がそのポジティブロック位置内に達し、次に、下部掛止手段がそのポジティブロック位置内に達するように互いに適合される。そのために、収容フック7および鉤引フック8の曲げ特性曲げ剛性度)を互いに適切に適合させることができる。

0049

特に、収容フック7の曲げ剛性の実現は特定の配慮および完全性を必要とする。例えば収容フックが、足音を弱めかつパネルの表面4から伝達された圧力に対する支持をほとんど提供しない軟質基板内に屈曲される場合、可撓脚部22の曲げ弾性は、十分な復元力を発生させて下部掛止手段V2のポジティブロック接合を保証しなければならない。

0050

図3a図3cは、図2a図2cの実施形態に対する第1の代替実施形態を示している。同じ参照符号が同一の技術的特徴のために使用される。相違点は上部掛止手段V1の形状の変更にある。より具体的には、鉤引フックの鉤引外郭部16には雄型掛止要素16cが設けられる。鉤引外郭部16は、ここではパネル1’の表面4’に向けられている掛止面16dを有する。収容フック7のポジティブロック外郭部には、それに適合されかつここではパネル1の裏面12に向けられている掛止面18dを有する雌型要素18cが設けられている。接合運動の開始時、鉤引フックの横方向接合面15は、図2a図2cの実施形態におけるよりも、横方向接合面17から大きい間隔にある。今や、雄型掛止要素16cの先端は横方向接合面17に当接しているので、鉤引段部14は全体的に当該横方向接合面17からより大きい間隔にある。それにもかかわらず、鉤引段部14は水平方向係止面19および20を部分的に接触させることができるように収容凹部11に嵌入するので、水平方向係止面20は図2a図2cの実施形態におけるよりも大きく傾斜する。水平方向係止面19/20の傾斜は互いに適合されている。

0051

図4a図4cは、上部掛止手段V1が図3a図3cの上部掛止手段V1と同一である実施形態を示している。上部掛止手段V1は、先の実施形態で説明したのと同じ機能を含むので、そこの説明に留意されたい。下部掛止手段V2の領域には、変更された形状が設けられている。より具体的には、収容フック7のフック縁部10には、掛止面10dを有する雌型掛止要素10cが設けられている。この場合、当該掛止面10dはパネル1の裏面12に向けられている。前記掛止面10dに適合させるために、鉤引フック8の鉤引凹部13は雄型掛止要素13cを有する。鉤引凹部13には、パネル1’の表面4’に向けられている掛止面13dが設けられている。

0052

図5a図5cは、実施形態の上部掛止手段V1が、図2a図2cに対応する鉤引外郭部を有するが、この場合には、水平方向係止面19が、より大きな傾斜角度を含む実施形態を示している。下部掛止手段V2は図4a図4cの下部掛止手段V2と同一である。下部掛止手段V2の当該形状を共に容易に係合できるようにするために、水平方向係止面19の傾斜角度はより大きいことが望ましい。水平方向係止面20の傾斜角度は水平方向係止面19の傾斜角度に適合されている。

0053

新しいパネル24の敷設は、2つの長手方向端部および2つの横方向端部を有する新しい四辺形パネルを、同一形状のパネルが既に敷設されてなる先のパネル列P2に係止するために、それと同時に、同じパネル列P3に既に接合されている同一形状のパネル25に係止するために提供される方法を実行することを含む。

0054

図6aは、本発明によるパネルからなる敷設パネル床面の形成を示している。パネル列P1〜P3は部分的に示されている。新しい四辺形パネル24は概略的にのみ示されている。使用されるパネルは、相補的なポジティブロック旋回形状部分Sが設けられた一対の長手方向端部24a/24bと、相補的なフック形状部Hを有する一対の横方向端部24c/24dとを有する実施形態を含む。旋回形状部分Sは、異なるパネル列を共に接続する働きをする。この実施形態では、フック形状部Hは、同じ列P3のパネルを共に接続する働きをする。一対の横方向端部のフック形状部Hは、図2a図5cに示した実施形態のいずれかのような構成とすることができる。

0055

図6aは、新しいパネル24が最前列P3においてどのように接合されるか、すなわち、このパネル24が先のパネル列P2に、さらには、同じ列P3の隣接パネル25の横方向端部25dにどのように係止されるべきであるかを示している。新しいパネル24は、敷設されているパネルの平面に対して傾斜しておよびその旋回形状部分Sによって、先のパネル列P2に接合される。次に、新しいパネル24は、敷設されているパネルの平面内への旋回運動によって、先のパネル列P2に係止される。その場合、それと同時に、新しいパネル24の横方向端部24c(鉤引フック8)に設けられたフック形状部も、同じ列P3のパネル25の横方向端部25d(収容フック7)に設けられたフック形状部に係止される。新しいパネル24が、敷設されているパネルの平面内に旋回されている間、それと同時に、ハサミのような接合運動で鉤引フック8が収容フック7と係合される。

0056

その場合、新しいパネル24の長手方向端部24aおよび横方向端部24cのポジティブロック接合部は、新しいパネル24と先のパネル列P2との間に形成されている長手方向接合隙間Lと、パネル25の横方向端部25dと新しいパネル24の横方向端部24cとの間に形成されている横方向接合隙間Qとによって作られる。横方向接合隙間Qの楔状先端は先のパネル列P2の方向を向いており、長手方向接合隙間Lの楔状先端は、新しいパネル24の第2の横方向端部24dの方向を向いている。最後に、新しいパネル24が、敷設されているパネルの平面内に旋回されるとき、横方向端部24c/25dおよび長手方向端部24aと先のパネル列P2とのポジティブロック接合部が嵌合された状態で完全に作られ、楔状の接合隙間QおよびLが排除される。

0057

新しいパネル24が、先のパネル列P2に対してその平行な向きから一時的に持ち込まれることによって、および長手方向接合隙間Lの楔状先端が、新しいパネル24の第1の長手方向端部24aの遠位端に作られることによって、長手方向接合隙間Lが作られる。

0058

1パネル
1’ パネル
2溝状部分
2a 上部溝壁
2b 下部溝壁
2c 凹部
2d 水平方向係止面
3サネ状部分
3a サネ部表面
3b サネ部裏面
3cアンダーカット形状
3d 水平方向係止面
4 表面
4’ 表面
5相補的形状部
6 相補的形状部
7 収容フック
8鉤引フック
9 本体
9’ 本体
10 フック縁部
10a雄型掛止要素
10b掛止面
10c雌型掛止要素
10d 掛止面
11収容凹部
12 裏面
12’ 裏面
13 鉤引凹部
13a 雌型掛止要素
13b 掛止面
14 鉤引段部
14a傾斜摺動面
15 横方向接合面(鉤引フック)
16 鉤引外郭部
16a 雌型掛止要素
16b 掛止面
16c 雄型掛止要素
16d 掛止面
17 横方向接合面(収容フック)
18ポジティブロック外郭部
18a 雄型掛止要素
18b 掛止面
18c 雌型掛止要素
18d 掛止面
19 水平方向係止面(鉤引フック)
20 水平方向係止面(収容フック)
21収容開口部
22 可撓脚部(収容フック)
23 可撓脚部(鉤引フック)
24 新しいパネル
24a長手方向端部
24b 長手方向端部
24c 横方向端部
24d 横方向端部
25 パネル
25d 横方向端部
Hフック形状部
L長手方向接合隙間
Q 横方向接合隙間
S旋回形状部分
T接合方向
V1 上部掛止手段
V2 下部掛止手段

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