図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2014年12月18日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

ペット識別を行い、かつ飼主意思出入り口開閉を制御可能な出入り口の開閉制御システムを提供する。

解決手段

ペット14に装着されたマイクロチップ32のID番号が屋外側リーダー34Bで読み取られると、顧客Hの顧客端末50にペット用ドア18を開けるか否かを問い合わせる通知が成される。顧客Hが、開けても良いか判断を行い、顧客Hが顧客端末50から開信号を送信すると、ペット用自動扉18が開かれる。

概要

背景

住宅等の建物ペット等の動物の専用の出入り口を設け、出入り口に開閉制御手段を設け、ペットに個体識別手段を設けることによりペットの個体を識別して出入り口の自動扉開閉を制御するシステム(特許文献1参照)、及び専用の出入り口に自動扉の開閉装置を設け、ペットに通信装置を装着してペットの個別情報を送受信することで出入り口をペットに応じて開閉させるシステム(特許文献2参照)が提案されている。

概要

ペットの識別を行い、かつ飼主意思で出入り口の開閉を制御可能な出入り口の開閉制御システムを提供する。ペット14に装着されたマイクロチップ32のID番号が屋外側リーダー34Bで読み取られると、顧客Hの顧客端末50にペット用ドア18を開けるか否かを問い合わせる通知が成される。顧客Hが、開けても良いか判断を行い、顧客Hが顧客端末50から開信号を送信すると、ペット用自動扉18が開かれる。

目的

本発明は上記事実を考慮し、ペットの識別を行い、かつ飼主の意思で出入り口の開閉を制御可能な出入り口の開閉制御システムの提供を目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

建物に設けられ、ペット出入可能な出入り口に設けられた自動扉開閉を制御する開閉制御装置と、前記ペットに装着され前記ペットを識別可能個体識別情報を有する個体識別装置と、前記個体識別装置の個体識別情報を検知する個体検知装置と、前記個体検知装置によって検知された個体識別情報が正しいか否かを認証する個体識別情報認証装置と、前記個体検知装置によって検知された個体識別情報が正しい個体識別情報であることが個体識別情報認証装置によって認証された場合に認証通知を送信する認証通知装置と、前記認証通知装置からの認証通知を受信した場合に前記自動扉を開けるか否かを表示又は報知し、前記飼主許可操作に応じて前記自動扉を開けることを指示する許可信号を前記開閉制御装置に送信して前記自動扉を開けさせる端末装置と、を有する出入り口の開閉制御システム

請求項2

前記端末装置は、携帯可能な情報端末である、請求項1に記載の出入り口の開閉制御システム。

請求項3

前記端末装置が建物内に存在するときは、前記認証通知手段は前記認証通知を送信しないように設定され、前記個体識別情報認証装置が前記個体検知装置によって検知された前記個体識別情報を認証した際には、開閉制御装置は前記ペットの出入り口の前記自動扉を開ける制御を行う、請求項1または請求項2に記載の出入り口の開閉制御システム。

請求項4

前記端末装置が建物内に存在するときは、前記認証通知手段の前記通知の有無に拘らず、前記個体識別情報認証装置が個体検知装置によって検知された前記個体識別情報を認証した際には、前記開閉制御装置は前記ペットの出入り口の前記自動扉を開ける制御を行う、請求項1または請求項2に記載の出入り口の開閉制御システム。

請求項5

前記開閉制御装置は、前記個体識別情報認証装置による前記個体識別情報の認証に拘らず、予め設定した時間帯については前記自動扉を開けることを禁止する、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の出入り口の開閉制御システム。

請求項6

前記端末装置は、住宅に設けられた情報端末である、請求項1に記載の出入り口の開閉制御システム。

請求項7

前記自動扉が前記ペットの出入り口を完全に閉止したか否かを検知する自動扉閉止検知装置を有し、前記自動扉閉止検知装置は、前記自動扉が前記ペットの出入り口を完全に閉止したか否かの閉鎖確認情報を前記端末装置に送信する、前記請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の出入り口の開閉制御システム。

請求項8

前記ペットの出入り口の周辺撮影し、撮影した画像のデータを前記端末装置に送信する撮影装置を有する、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の出入り口の開閉制御システム。

請求項9

前記個体識別装置は、個体識別情報を書き換え可能である、請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の出入り口の開閉制御システム。

請求項10

前記ペットの出入り口の周辺の状況を検知し、検知した結果を前記端末装置に通知する周辺状況検知装置を有する、請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の出入り口の開閉制御システム。

技術分野

0001

本発明は、ペット等の動物出入り口開閉制御システムに関する。

背景技術

0002

住宅等の建物にペット等の動物の専用の出入り口を設け、出入り口に開閉制御手段を設け、ペットに個体識別手段を設けることによりペットの個体を識別して出入り口の自動扉開閉を制御するシステム(特許文献1参照)、及び専用の出入り口に自動扉の開閉装置を設け、ペットに通信装置を装着してペットの個別情報を送受信することで出入り口をペットに応じて開閉させるシステム(特許文献2参照)が提案されている。

先行技術

0003

特開2003—52262号公報
特開2008—280721号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、従来のシステムでは、飼主意思で出入り口を開閉することができなかった。このため、第三者がペットの個体識別手段やペットの個別情報を用いて出入り口を開けて建物内に侵入することが懸念される。

0005

本発明は上記事実を考慮し、ペットの識別を行い、かつ飼主の意思で出入り口の開閉を制御可能な出入り口の開閉制御システムの提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0006

請求項1に記載の出入り口の開閉制御システムは、建物に設けられ、ペットが出入可能な出入り口に設けられた自動扉の開閉を制御する開閉制御装置と、前記ペットに装着され前記ペットを識別可能個体識別情報を有する個体識別装置と、前記個体識別装置の個体識別情報を検知する個体検知装置と、前記個体検知装置によって検知された個体識別情報が正しいか否かを認証する個体識別情報認証装置と、前記個体検知装置によって検知された個体識別情報が正しい個体識別情報であることが個体識別情報認証装置によって認証された場合に認証通知を送信する認証通知装置と、前記認証通知装置からの認証通知を受信した場合に前記自動扉を開けるか否かを表示又は報知し、前記飼主の許可操作に応じて前記自動扉を開けることを指示する許可信号を前記開閉制御装置に送信して前記自動扉を開けさせる端末装置と、を有する。

0007

請求項1に記載の出入り口の開閉制御システムでは、開閉制御装置は、建物に設けられペットの出入り口の自動扉の開閉を制御する、即ち、ペットがペットの出入り口を介して建物の内外を行き来できるように自動扉を開けたり、ペットがペットの出入り口を介して建物の内外を行き来できないように、ペットの出入り口を自動扉で閉止することができる。

0008

個体識別装置はペットを識別可能な個体識別情報を有しており、ペットに装着される。個体検知装置は、個体識別装置の個体識別情報を検知することができる。個体識別情報認証装置は、個体検知装置によって検知された個体識別情報を認証することができる。
認証通知装置は、個体検知装置によって検知された個体識別情報が個体識別情報認証装置によって認証されたことを示す認証通知を送信することができる。
端末装置は、認証通知装置からの認証通知を受信すると、自動扉を開くか否かを表示又は報知し、飼主の許可操作に応じて自動扉を開けることを指示する許可信号を開閉制御装置に送信して自動扉を開けさせることができる。

0009

請求項1に記載の出入り口の開閉制御システムは、上述した各種装置を備えているため、例えば、以下の様に用いることができる。
屋外にいるペットが、建物内に入ろうとしてペットの出入り口に近づくと、個体検知装置がペットに装着された個体識別装置の個体識別情報を検知する。

0010

個体検知装置によって検知された個体識別情報を、個体識別情報認証装置が正しい個体識別情報であることを認証すると、認証通知装置は個体検知装置によって検知された個体識別情報が個体識別情報認証装置によって認証されたことを示す認証通知を送信する。

0011

端末装置が認証通知装置からの認証通知を受信すると、自動扉を開くか否かをペットの飼主に問い合わせる。飼主が端末で許可操作を行い、自動扉を開けることを指示する許可信号を開閉制御装置に通知し、開閉制御装置が該通知を受け取ると、開閉制御装置はペットが建物内に入ることが出来るように自動扉を開ける。

0012

なお、室内にいるペットが、屋外に出ようとしてペットの出入り口に近づいた場合も、個体検知装置が、ペットに装着された個体識別装置の個体識別情報を検知することができ、上述した様に、飼主が端末で許可操作を行えば、開閉制御装置はペットが屋外に出ることが出来るように自動扉を開ける。

0013

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の出入り口の開閉制御システムにおいて、前記端末装置は、携帯可能な情報端末である。

0014

請求項2に記載の出入り口の開閉制御システムでは、端末装置を携帯可能な情報端末としたので、端末装置を屋外へ簡単に持ち出すことができ、屋外で許可操作を行うことができるようになる。

0015

請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の出入り口の開閉制御システムにおいて、前記端末装置が建物内に存在するときは、前記認証通知手段は前記認証通知を送信しないように設定され、前記個体識別情報認証装置が前記個体検知装置によって検知された前記個体識別情報を認証した際には、開閉制御装置は前記ペットの出入り口の前記自動扉を開ける制御を行う。

0016

請求項3に記載の出入り口の開閉制御システムでは、端末装置が建物内に存在するときは、認証通知手段は認証通知を行わないように設定される。
そして、個体識別情報認証装置が個体検知装置によって検知された個体識別情報を認証した際には、開閉制御装置はペットの出入り口の自動扉を開ける制御を行う。

0017

請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の出入り口の開閉制御システムにおいて、前記端末装置が建物内に存在するときは、前記認証通知手段の前記通知の有無に拘らず、前記個体識別情報認証装置が個体検知装置によって検知された前記個体識別情報を認証した際には、前記開閉制御装置は前記ペットの出入り口の前記自動扉を開ける制御を行う。

0018

請求項4に記載の出入り口の開閉制御システムでは、端末装置が建物内に存在するときは、認証通知手段の前記通知の有無に拘らず、個体識別情報認証装置が個体検知装置によって検知された個体識別情報を認証した際には、開閉制御装置がペットの出入り口の自動扉を開ける制御を行う。

0019

請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の出入り口の開閉制御システムにおいて、前記開閉制御装置は、前記個体識別情報認証装置による前記個体識別情報の認証に拘らず、予め設定した時間帯については前記自動扉を開けることを禁止する。

0020

請求項5に記載の出入り口の開閉制御システムでは、開閉制御装置は、個体識別情報によるペットの認証に拘らず、予め設定した時間帯については自動扉を開けることを禁止するので、ペットが予め設定した時帯に出入りすることを防止できる。

0021

請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の出入り口の開閉制御システムにおいて、前記端末装置は、住宅に設けられた情報端末である。

0022

請求項6に記載の出入り口の開閉制御システムでは、端末装置を住宅に設けた情報端末とすることで、端末装置を宅内の同じ場所で操作することができる。

0023

請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の出入り口の開閉制御システムにおいて、前記自動扉が前記ペットの出入り口を完全に閉止したか否かを検知する自動扉閉止検知装置を有し、前記自動扉閉止検知装置は、前記自動扉が前記ペットの出入り口を完全に閉止したか否かの閉鎖確認情報を前記端末装置に送信する。

0024

請求項7に記載の出入り口の開閉制御システムでは、自動扉閉止検知装置は、自動扉がペットの出入り口を完全に閉止したか否かの閉鎖確認情報を前記端末装置に送信する。これにより、顧客は、自動扉が閉まったか否かを端末装置で確認することが出来る。

0025

請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の出入り口の開閉制御システムにおいて、前記ペットの出入り口の周辺撮影して、撮影した画像のデータを前記端末装置に送信する撮影装置を有する。

0026

請求項8に記載の出入り口の開閉制御システムでは、撮影装置が、ペットの出入り口の周辺を撮影し、撮影した画像のデータを端末装置に送信する。これにより、飼主は、端末装置で、ペットの出入り口の周辺を端末装置の画像表示装置等で確認することが可能となる。

0027

請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の出入り口の開閉制御システムにおいて、前記個体識別装置は、個体識別情報を書き換え可能である。

0028

請求項9に記載の出入り口の開閉制御システムでは、個体識別装置は、個体識別情報を書き換え可能とされている。このため、飼主は、個体識別情報を適宜変更することができる。

0029

請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の出入り口の開閉制御システムにおいて、前記ペットの出入り口の周辺の状況を検知し、検知した結果を前記端末装置に通知する周辺状況検知装置を有する。

0030

請求項10に記載の出入り口の開閉制御システムでは、周辺状況検知装置がペットの出入り口の周辺の状況を検知し、検知した結果を端末装置に通知する。
これにより、飼主は、端末装置で、ペットの出入り口の周辺の状況を把握することが可能となる。

発明の効果

0031

以上説明したように請求項1に記載の出入り口の開閉制御システムによれば、ペットを識別し、かつ飼主の意思で出入り口の開閉を制御することができる、という優れた効果を有する。

0032

請求項2に記載の出入り口の開閉制御システムによれば、端末装置を屋外へ持ち出して許可操作を行うことができ、という優れた効果を有する。

0033

請求項3に記載の出入り口の開閉制御システムによれば、端末装置が建物内に存在するときは、認証通知手段は通知を行わず、個体識別情報認証装置が個体検知装置によって検知された個体識別情報を認証した際には、開閉制御装置はペットの出入り口の自動扉を開ける制御を行う。したがって、飼主が端末装置で許可信号を通知しなくても、ペットは自由に出入りすることができる。

0034

請求項4に記載の出入り口の開閉制御システムによれば、飼主が端末装置で許可信号を通知しなくても、ペットは自由に出入りすることができる。

0035

請求項5に記載の出入り口の開閉制御システムによれば、予め設定した時間帯についてはペットが出入できないように自動扉を閉めておくことができる、という優れた効果を有する。

0036

請求項6に記載の出入り口の開閉制御システムによれば、端末装置を宅内の同じ場所で操作することができる、という優れた効果を有する。

0037

請求項7に記載の出入り口の開閉制御システムによれば、自動扉がペットの出入り口が完全に閉止されたか否かを検知することができる、という優れた効果を有する。

0038

請求項8に記載の出入り口の開閉制御システムによれば、飼主は、端末装置でペットの出入り口の周辺を目視(端末装置の画像表示装置等で間接的に)で確認することで、ペットの出入り口の周辺の状況を判断することができる、という優れた効果を有する。

0039

請求項9に記載の出入り口の開閉制御システムによれば、個体識別情報を適宜変更することで、防犯性を高めることができる、という優れた効果を有する。

0040

請求項10に記載の出入り口の開閉制御システムによれば、飼主は、端末装置でペットの出入り口の周辺の状況を把握することが可能となる、という優れた効果を有する。

図面の簡単な説明

0041

出入り口の開閉制御システムが適用された住宅の要部を示す斜視図である。
ペット用自動扉の周辺を屋内側から見た正面図である。
ペット用自動扉の周辺を示す子ドアの断面図である。
管理サーバー及び管理サーバーと接続される装置を示す概略構成図である。
第1の実施形態に係る制御の一例を示すフローチャートである。
第2の実施形態に係る制御の一例を示すフローチャートである。

実施例

0042

[第1の実施形態]
以下に、図1乃至図5にしたがって、本発明の第1の実施形態に係る出入り口の開閉制御システム8が適用された住宅10について説明をする。

0043

図1に示すように、本実施形態の住宅10には、玄関に親ドア12A、及び子ドア12Bを備えた親子ドア12が設けられている。
子ドア12Bの下部には、ペット14が出入可能な大きさに形成された矩形の出入り口(開口)16が設けられている。
子ドア12Bには、出入り口16を開閉する、電動式のペット用自動扉18が取り付けられている。

0044

図1〜3に示すように、ペット用自動扉18は、出入り口16を閉止可能なドアパネル18A、ドアパネル18Aの上端を支持して、ドアパネル18Aの上端部分を支点としてドアパネル18Aを室内側へ揺動(矢印A方向)させてペット14が出入り可能となる開位置(図3の2点鎖線で示す位置)と、ペット14が出入り不可能となる閉止位置図3実線で示す位置)との間を移動させるドアパネル開閉装置20を含んで構成されている。

0045

ペット用自動扉18は、親子ドア12を製造する際に取り付けることもでき、既存のドアに出入り口16を後から加工して取り付けることも出来る。また、ペット用自動扉18は、玄関のドアに限らず、勝手口のドア、サッシ引き戸、建物の壁等に取り付けることもでき、ペット14が出入できる箇所であれば、取り付け部位はこれらに限定されない。

0046

ドアパネル開閉装置20は、ドアパネル18Aを揺動させるためのモーター減速機等を含んで構成されている。ドアパネル18Aを揺動させるための装置としては、モーターに限らず、回転式電磁ソレノイド等の他の手段を用いることもでき、ドアパネル18Aを揺動(開閉)できれば、他の公知の駆動装置を用いても良い。

0047

図3に示すように、子ドア12Bには、閉止位置にあるドアパネル18Aをロックするロック装置22が室内側に設けられている。
ロック装置22は、例えば電磁ソレノイド24等を含んで構成されている。本実施形態の電磁ソレノイド24は、いわゆる双方向型自己保持ソレノイドであり、プランジャー24Aは、内臓された2つのコイル(図示省略)の内の一方に電圧印加することで矢印B方向に移動し、他方のコイルに電圧を印加すると矢印B方向とは反対方向に移動し、移動後は電圧の印加を停止してもその状態が保持されるものである。

0048

ドアパネル18Aには、室内側にプランジャー24Aの矢印B方向の先端側が挿入される孔27の形成されたプランジャー受28が取り付けられている。閉止位置にあるドアパネル18Aのプランジャー受28の孔27にプランジャー24Aの先端部分が挿入されることで、ドアパネル18Aはロックされることになる。

0049

ドアパネル18Aには、押しボタンスイッチ30が取り付けられており、プランジャー24Aが矢印B方向に移動してプランジャー受28の孔27に挿入されると、プランジャー24Aの先端で押しボタンスイッチ30のボタン30Aが押され、押しボタンスイッチ30がスイッチオンするようになっている。

0050

押しボタンスイッチ30は、後述する図4に示す管理サーバー56に接続されており、管理サーバー56は、押しボタンスイッチ30がスイッチオンすることで、プランジャー24Aがプランジャー受28の孔27に挿入されたことを検知、即ち、ドアパネル18Aが閉位置でロックされたことを検知できる。

0051

なお、本実施形態では、押しボタンスイッチ30を用いたが、ドアパネル18Aのプランジャー受28の孔27にプランジャー24Aの先端部分が挿入されることを検出できれば、押しボタンスイッチ30以外の他の形式のスイッチ、例えば、レバー式のスイッチ、透過形光電センサ等を用いることも出来る。

0052

図2、及び図3に示すように、子ドア12Bの室内側には、ペット14の体内に埋め込まれたマイクロチップ32(図1参照)に記録された個体識別情報としてのID番号を読み取る室内側リーダー34Aが設けられており、子ドア12Bの屋外側には、マイクロチップ32に記録されたID番号を読み取る屋外側リーダー34Bが設けられている。
室内側リーダー34A、及び屋外側リーダー34Bとしては、市販されているハンディー型リーダー据置型リーダー等を用いることができるが、子ドア12B等に取り付け可能な専用のリーダーを用いても良く、リーダーの形状、形式等は特に限定されない。
本実施形態の室内側リーダー34Aは、室内に居るペット14のマイクロチップ32からID番号を読み取るものであり、屋外側リーダー34Bは屋外に居るペット14のマイクロチップ32からID番号を読み取るものである。これにより、ペット14がペット用自動扉18の室内側に居るか屋外側に居るかを判断することが可能となる。

0053

マイクロチップ32は、一例として、小型の細長カプセル状で、送受信装置アンテナ記憶装置等が内蔵されており、記憶装置(ROM,RAM)には固有の番号(ID番号)が記録されている。ID番号は、例えば、国コード国番号)、動物種コード、メーカーコードディーラーコード)、個体番号個体識別コード)から成る複数桁の番号である。なお、記憶装置には、ID番号以外の情報を記憶することも出来る。

0054

室内側リーダー34Aまたは屋外側リーダー34Bから発信された電波がマイクロチップ32に反射されることで室内側リーダー34Aまたは屋外側リーダー34BでID番号が読み取られる。この種のマイクロチップ32は、電源としての電池が不要であるため、電池交換をする必要が無く、電池切れによってID番号の送信が不能になる事もないため使い勝手が良い。
一般に市販されている動物用のマイクロチップ32は、ICチップの中の情報を、予めデータ管理機関である「AIPO(動物ID普及推進協議会)」に登録することができる。
なお、マイクロチップ32は、体温計が内蔵されており、ID番号と共に体温のデータを送ることも可能なものであっても良い。

0055

更に、子ドア12Bには、出入り口16の室内側の上部に室内側カメラ38A、室内側マイクフォン42A、室内側スピーカ44Aが取り付けられており、出入り口16の屋外側の上部に屋外側カメラ38B、屋外側マイクロフォン42B、屋外側スピーカ44Bが取り付けられている。
なお、室内側カメラ38A、屋外側カメラ38Bは、CCD,CMOS等の撮像素子を備えて動画静止画も可能)を撮影可能な所謂ビデオカメラであり、出入り口16の周囲を広範囲に撮影できる仕様のもの、例えば、広角レンズが取り付けられているものが好ましい。

0056

なお、室内側カメラ38A、室内側マイクロフォン42A、室内側スピーカ44A、屋外側カメラ38B、屋外側マイクロフォン42B、及び屋外側スピーカ44Bは、子ドア12Bに取り付けることに限定されず、出入り口16の近傍に設けられていれば良く、例えば、ドア表面に取り付けることに限らず、ドア内部、住宅10の壁面、天井屋根軒下、屋外に設置したポール等に取り付けても良い。
また、室内側カメラ38A、屋外側カメラ38Bは、出入り口16の周辺のみならず、出入り口16も映る位置に配置することが好ましい。

0057

図1に示すように、住宅10内には、管理サーバー56が設けられている。図4に示すように、管理サーバー56は、CPU、プログラムや各種データを記憶するROM、RAM等の記憶装置、カレンダー時計等を備えたコンピューター61、通信装置63、各種信号入出力を行うインターフェイス、住宅10内に設置する屋内用情報端末59を接続するための接続端子56A、種々のデータを保存する外部メモリ57を接続するための接続端子56B、前述したドアパネル開閉装置20、ロック装置22の電磁ソレノイド24、押しボタンスイッチ30、室内側カメラ38A、室内側マイクロフォン42A、室内側スピーカ44A、屋外側カメラ38B、屋外側マイクロフォン42B、屋外側スピーカ44B、後述するドック52のスイッチ53、インターネット回線電話回線)IN、室内側リーダー34A、屋外側リーダー34Bを接続するための各種接続端子(56C〜P)、予備の接続端子(56Q〜56S)等を備えている。

0058

なお、本実施形態では、コンピューター61が、個体検知装置61A、及び個体識別情報認証装置51Bとしての機能を果たしている。また、通信装置63は、本願発明の認証通知手段に相当する。
コンピューター61の個体識別情報認証装置51Bには、予め自宅のペット14のID番号を登録することができ、室内側リーダー34A、及び屋外側リーダー34Bで読み取ったID番号が、予め登録されているID番号と一致するか否かを判断することで、自宅のペット14であるか否かを認証することができる。

0059

図1、及び図4に示すように、住宅10の内部には、顧客H(図1参照)が携帯可能な顧客端末50を置くためのドック52が設けられている。
顧客端末50は、携帯可能な、例えば、携帯電話スマートフォンタブレット端末パソコン等で、少なくとも無線(電波、光、磁気等)通信が可能なものであるが、出入り口の開閉制御システム専用の端末等であっても良い。

0060

ドック52には、顧客端末50が置かれた際にオンとなるスイッチ53が設けられている。スイッチ53は、管理サーバー56に連結されており、管理サーバー56は、ドック52のスイッチ53がオンとなったことで、ドック52に顧客端末50が置かれたことを判断できる。したがって、顧客Hが住宅10に居る場合に、顧客端末50をドック52に置くことを決めておくことで、管理サーバー56は、顧客Hが住宅10に居ることを判別できる。
なお、ドック52は、顧客端末50を充電したり顧客端末50との間でデータの送受信が可能な接続端子や無線(光、電気接続装置(図示省略)等を有していても良い。ドック52の該接続端子や無線接続装置等が顧客端末50と接続されたか否かを判断できる場合、前記スイッチ53を省くことができる。

0061

(本実施形態の作用、効果)
次に、本実施形態の出入り口の開閉制御システム8の制御の一例を、図5に示すフローチャートに従って説明する。
(1) ステップ100では、ペット14に装着されたマイクロチップ32のID番号が室内側リーダー34A又は屋外側リーダー34Bで読み取られたか否かが判断される。具体的には、室内側リーダー34A又は屋外側リーダー34BがID番号を読み取れる距離に近づき、ID番号が読み取られることで出入り口16の近傍にペット14が居ることが識別できる。管理サーバー56の個体識別情報認証装置51Bは、読み取ったID番号が、予め登録されているID番号と一致するか否かを判断し、一致していると判断した場合、即ち、自宅のペット14であると認証できた場合にステップ102へ進む。

0062

(2) ステップ102では、自宅のペット14を認証したことを示す情報を含んだ信号を、顧客H(ペット14の飼主、または飼主の家族等)の顧客端末50に送信すると共に、室内側カメラ38、及び屋外側カメラ40で撮影した画像(動画が好ましいが、静止画でも良い)の画像データ信号、また、室内側マイクロフォン42で拾った音、及び屋外側マイクロフォン42Bで拾った音の音声データ信号を送信する。

0063

(3)顧客端末50が、自宅のペット14を認証したことを示す情報、及び画像データ信号、及び音声データ信号等を受信すると、顧客端末50の画像表示装置50Aには「自宅のペットを認証しました。出入り口を開けても良いですか? はい いいえ」等の問い合わせ画面が表示されると共に、室内側カメラ38、及び屋外側カメラ40で撮影した画像が表示され、さらに、室内側マイクロフォン42で拾った音、及び屋外側マイクロフォン42Bで拾った音を顧客端末50のスピーカ(または、イヤフォン)で聞くことができる。

0064

なお、顧客端末50には、画像表示装置50Aに「自宅のペットを認証しました。出入り口を開けても良いですか? はい いいえ」等の問い合わせ画面を表示すると共に、室内側カメラ38、及び屋外側カメラ40で撮影した画像を表示し、さらに、室内側マイクロフォン42で拾った音、及び屋外側マイクロフォン42Bで拾った音を顧客端末50のスピーカ(または、イヤフォン)で聞かせるためのアプリケーション(プログラム)が予め記憶されている。

0065

なお、顧客端末50に上記アプリケーションを記憶させることなく、画像表示装置50Aに「自宅のペットを認証しました。出入り口を開けても良いですか? はい いいえ」等の問い合わせ画面を表示すると共に、室内側カメラ38、及び屋外側カメラ40で撮影した画像を表示し、さらに、室内側マイクロフォン42で拾った音、及び屋外側マイクロフォン42Bで拾った音を顧客端末50のスピーカ(または、イヤフォン)で聞かせることも可能である。例えば、携帯電話、インターネット等のメール機能等を用い、問い合わせ画面、画像、音声等を添付ファイルとして送信すれば、顧客端末50で添付ファイルを開くことで、問い合わせ画面等を画像表示装置50Aで確認できると共に、音声をスピーカ(または、イヤフォン)で確認することも出来る。

0066

飼主は、顧客端末50の画像表示装置50Aに映った画像、スピーカ(または、イヤフォン)から聞こえる音(屋外側マイクロフォン42B、及び室内側マイクロフォン42で拾った音(ペットの声、周囲の音等)等を、ペット用自動扉18を開けても良いか否かの判断材料として用いることができる。

0067

顧客Hが、ペット用自動扉18を開けても良いと判断した場合には、顧客端末50の画像表示装置50Aに表示された「はい」を選択して顧客端末50から開信号を送信する。
一方、顧客Hが、ペット用自動扉18を閉めたままにすると判断した場合には、顧客端末50の画像表示装置50Aに表示された「いいえ」を選択して顧客端末50から閉鎖維持信号を送信する。

0068

なお、顧客端末50のマイクロフォン(図示省略)に向けて顧客Hが話をすることで、顧客Hの声(話)を室内側スピーカ44A、及び屋外側スピーカ44Bからペット14に聞かせることもできる。これにより、顧客Hとペット14との間でコミュニケーションを取ることができる。

0069

(4) ステップ104では、ドアパネル開閉装置20が開信号を受信したか、閉鎖維持信号を受信したかが判断される。
ステップ104で、開信号が受信されたと判断された場合にはステップ106に進み、閉鎖維持信号が受信された判断された場合には、ステップ108に進む。

0070

(5) ステップ106では、ドアパネル18Aのロックを解除して、ペット用自動扉18を開ける。これにより、ペット14は、ペット用自動扉18から屋外から室内へ、または室内から屋外へ移動することが出来る。
なお、ドアパネル開閉装置20は、ペット用自動扉18が開いて予め設定した時間(なお、時間設定は、例えば、管理サーバー56のタッチパネル式の画像表示装置59Aで行うことが出来る。)が経過するまで、開状態を維持し、その後、ステップ112へ進む。

0071

(6) ステップ112では、ペット用自動扉18を閉め、その後、ロック装置22でドアパネル18Aのロックを行い、ステップ114へ進む。

0072

(7) ステップ114では、ドアパネル18Aがロックされたか否かが判断され、ドアパネル18Aがロックされたと判断された場合にはステップ116へ進み、ロック完了情報を顧客端末50へ通知する。ロック完了情報の通知を受けた顧客端末50では、ロックが完了したことを示すメッセージ(例えば、「ロックが完了しました」)が画像表示装置50Aに表示される。
一方、ドアパネル18Aがロックされていないと判断された場合にはステップ118へ進む。

0073

ステップ118では、顧客端末50にロック不可の通知を行う。顧客端末50が、ロック不可の通知を受けると、顧客端末50の画像表示装置50Aには「ドアがロックされませんでした。ペット用自動扉を開けても良いですか? はい いいえ」等が表示される。
ドアパネル18Aがロックされない場合とは、例えば、小石、木の枝等の物体、ペット14の体の一部等の異物が出入り口16とドアパネル18Aとの間に挟まれた場合等が想定される。
なお、出入り口16とドアパネル18Aとの間に何らかの物体やペットの体の一部が挟まれているか否かは、室内側カメラ38、及び屋外側カメラ40で映された画像を見ることで確認することが出来る。
このような場合には、顧客Hは、「ペット用自動扉18を開けても良いですか? はい いいえ」等の問い合わせ画面で「はい」を再び選択し、再びドアパネル18Aを開閉させ、ドアパネル18Aがロックされることを再度試みることが出来る。

0074

(8) ステップ120では、顧客Hから「はい」又は「いいえ」の情報が受信したか否かが判断され、「はい」の情報が受信されるとステップ104へ戻り、「いいえ」の情報が受信されると処置を終了する。
なお、複数回、開閉を繰り返してもロック不可となる場合が考えられる。この場合は、出入り口16とドアパネル18Aとの間に挟まれた異物が除去できない、または、何らかの故障であると想定されるので、顧客Hは、「いいえ」を選択して処理を強制終了することができる。

0075

(9) なお、ステップ116では、顧客端末50にロック完了情報の送信を行う。顧客端末50が、ロック完了情報を受信すると、顧客端末50の画像表示装置50Aには「ドアのロックが完了しました」等の文字が表示され、処理が終了する。

0076

以上説明した様に、本実施形態の出入り口の開閉制御システム8によれば、ID番号でペット14の識別を行い、かつ顧客Hの意思でペット用自動扉18の開閉を行うことができるので、ID番号の識別のみでペット用自動扉18を開閉する場合よりも建物内への不審者等の侵入を抑制することができ、防犯性能を高めることができる。

0077

例えば、屋外側カメラ40で撮影した画像に、不審者が映っていた場合には、顧客端末50から開信号を送信しなければよい(画像表示装置50Aで「いいえ」を選択する)。これにより、ペット用自動扉18は閉まった状態(ロック状態)を維持し、ペット用自動扉18から不審者が室内に侵入することを確実に防止することができ、より高い防犯性能を得ることができる。
また、顧客端末50のマイクロフォンに向けて顧客Hが話をすることで、不審者に対して顧客Hの声を屋外側スピーカ44Bから聞かせることも出来る。
なお、室内側カメラ38A、及び屋外側カメラ38Bで撮影された画像は、日付情報時刻情報と共に、管理サーバー56の記憶装置や外部メモリ57に記憶させることができる。したがって、何年何月何曜日の何時何分何秒に、ペット14が出入りしたかを後から確認することも出来る。

0078

[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る出入り口の開閉制御システム8を図6に示すフローチャートに従って説明する。第2実施形態は、第1の実施形態とは制御の方法が若干異なる。第1の実施形態と同様のステップに付いては説明を省略する。

0079

第2の実施形態では、顧客Hが住宅内に居る場合には、ペット14のID番号が読み取られた場合には、顧客Hの顧客端末50へドアの開閉許可を問い合わせることなく、ドアパネル18Aを開けることができようにするものである。これにより、顧客Hが顧客端末50を操作する手間を省くことが出来る。

0080

図6に示すように、本実施形態の制御では、最初のステップ96で、ダブル認証解除モード設定が行われる。ダブル認証解除モード設定は、ドック52に、顧客端末50が置かれることで、ドック52のスイッチ53がスイッチオンとなることで実行される。なお、ダブル認証解除モード設定は、屋内用情報端末59から行うことも出来る。
その後は、ステップ100へ進み、ペット14のID番号が読み取られた場合には、ステップ106、ステップ112へ進んで処理を終了する。

0081

なお、図6に示すフローチャートにおいて、ステップ112の後に、第1の実施形態で説明したステップ114、116、118、120が省略されているが、ステップ114、116、118、120は、第1の実施形態と同様に設けても良い。

0082

第2の実施形態の場合には、顧客Hが住宅内に居ることが前提となっているので、顧客端末50の画像表示装置50Aに表示されるメッセージと同様のものを屋内用情報端末59のタッチパネル式の画像表示装置59Aに表示することができる。顧客Hは顧客端末50の画像表示装置50Aで前述した各種操作をすることもできるが、屋内用情報端末59の画像表示装置59Aで操作することも出来る。

0083

なお、出入り口の開閉制御システム8においては、例えば、顧客Hが住宅10内に居る場合に、ペット14のID番号が読み取られれば、顧客端末50からの開信号の受信の有無に関わらずペット用自動扉18を開けるように制御を変更することもできる。

0084

[その他の実施形態]
上記実施形態では、ペット14の体内にマイクロチップ32を埋め込んだ例を説明したが、マイクロチップ32はペット14の体内に埋め込むことには限定はされず、首輪、ペット用洋服等、体外に取り付けても良い。
マイクロチップ32の形状は、細長いカプセル状に限らず、カード状等、他の形状であっても良い。

0085

マイクロチップ32は、ID番号のみを記憶しているものに限らず、体温計や記憶装置が内蔵されて、体温計で測ったペットの体温を送信可能とされているものであっても良い。室内側リーダー34A及び屋外側リーダー34Bは、ID番号を読み取ると共に、ペットの体温データを読み取ることが出来る。
読み取った体温データは、管理サーバー56の記憶装置(RAM等)や外部メモリに、日付、時間と共に記憶することが出来る。また、体温データは、ペット用自動扉18を開けるか否かを問い合わせる信号を顧客端末50へ送信(通知)する際に、同時に送信しても良い。これにより、顧客端末50の画像表示装置50Aに、ペット14の体温を表示させることが出来る。なお、ペット14の体温は、日付、時間と共に、屋内用情報端末59の画像表示装置59Aに表示させることができる。このように体温を計測できるようにすれば、ペット14の健康管理に役立つ。

0086

夜間等でペット用自動扉18の周辺が暗い場合に備え、ペット用自動扉18の周辺を照らす照明装置を設けても良い。照明装置は、周囲が暗くなった場合に自動的に点灯するものであっても良く、管理サーバー56に接続し、ID番号を読み取った際に、周囲の明るさに応じて点灯するようなものであっても良い。
照明装置は、可視光出射させるランプLED等であっても良く、室内側カメラ38及び屋外側カメラ40が赤外線に反応するタイプの物であれば赤外線を出射する赤外線LED等であっても良い。

0087

マイクロチップ32の記憶装置が書き換え可能なものである場合、顧客HがID番号を適宜変更することも出来る。この場合、管理サーバー56に記憶しているペット14のID番号も、マイクロチップ32の記憶装置に記憶させたID番号と一致するように書き換える必要がある。
管理サーバー56に記憶しているID番号の変更は、管理サーバー56のタッチパネル式の画像表示装置59Aで行うことが出来る。また、マイクロチップ32のID番号の変更は、室内側リーダー34A又は屋外側リーダー34Bにマイクロチップ32を近づけ、室内側リーダー34A又は屋外側リーダー34Bから信号を送信してマイクロチップ32のID番号を書き換えることが出来る。

0088

ID番号の変更は、上記の様に顧客Hが手動で行っても良いが、自動で行うことも可能である。ID番号の変更を自動で行う場合には、例えば以下のようにして行うことが出来る。
ペット14が室内から屋外へ出た際には、室内側リーダー34Aがマイクロチップ32のID番号を読み取った後に屋外側リーダー34BがID番号を読み取り、ペット14が屋外から室内へ入った際には、屋外側リーダー34Bがマイクロチップ32のID番号を読み取った後に室内側リーダー34AがID番号を読み取るので、管理サーバー56は、ID番号を読み取った順序に基づいてペット14が屋外へ出たか、室内に戻ったかを把握することが出来る。

0089

したがって、管理サーバー56は、ペット14が室内から屋外へ出て、室内へ戻って来た際に、室内側リーダー34AでID番号を変更すると共に、管理サーバー56のID番号も変更すれば良い。このように、ペット14の出入毎にID番号を書き換えるようにすれば、顧客HによるID番号の変更の手間を省くことができ、また、防犯の信頼性も向上する。なお、ID番号は、例えば、管理サーバー56に設けた乱数発生装置によって自動的に生成することが出来る。

0090

上記実施形態では、ペット32が室内に居るか、屋外に居るかを判断するために、室内側リーダー34Aと屋外側リーダー34Bの2つのリーダーをペット用自動扉18の近傍に設けたが、本発明はこれに限らず、リーダーから送信する電波が ペット用自動扉18の室内側の近傍、及び屋外側の近傍のある範囲内に届くものであれば、ID番号を読み取るリーダーを一つとしても良い。
ペット32が室内に居るか、屋外に居るかは、顧客Hは、室内側カメラ38、及び屋外側カメラ40で撮影された映像を見て判断することが出来る。

0091

出入り口の開閉制御システム8においては、出入り口16または住宅10の周囲の付近の状況を検知し、検知した結果(データ)を顧客端末50に通知可能なように、周辺状況検知装置60を管理サーバー56の予備の接続端子(56Q〜56Sの何れか)に接続することが出来る。
周辺状況検知装置60としては、例えば、温度センサー湿度センサー日照センサー(光センサー)、紫外線センサー降雨サンサー、風速計センサー気圧センサー煙感知センサー、火炎センサー振動センサー(例えば、地震振動(P波、S波)等を感知)、臭気センサー等を用いることが出来るが、物理的変化化学的変化を計測可能な他のセンサーを用いることも出来る。

0092

管理サーバー56は、周辺状況検知装置60で検知したデータを顧客端末50に送信することが出来る。周辺状況検知装置60で検知したデータを送信するタイミングは、ID番号を送信する際でも良いが、例えば、煙感知センサー、火炎センサーが煙や火炎を検知した場合(緊急を要する場合)には、ID番号を送信するタイミングに関わらず、即時にデータを顧客端末50に送信すると共に、ペット用自動扉18を開けるか否かを問い合わせる信号を送信する。

0093

顧客端末50が煙を感知したデータ、火災を検知したデータ、ペット用自動扉18を開けるか否かを問い合わせる信号を受信すると、顧客端末50の画像表示装置50Aに「煙感知センサーが煙を感知しました。火災サンサーが火災を検知しました。ペット用自動扉18を開けても良いですか? はい いいえ。」等の問い合わせ画面がID番号の受信の有無に関わらず表示される。顧客Hは、状況を判断し、ペット用自動扉18を開けるか否かを判断できる。
例えば、ペット14が室内に居る場合には、ペット用自動扉18を開けてペット14を屋外に退避させることができ、ペット14が屋外に居る場合には、ペット用自動扉18を閉めたままとしてペット14が室内に入れないようにすることが出来る。

0094

また、降雨センサーで、雨が降っていることを検知した場合には、ID番号を送信する際に、雨が降っていることを示す信号も顧客端末50に送信する。雨が降っていることを示す信号を顧客端末50が受信した場合には、画像表示装置50Aに「雨が降っています」等の表示を行う。これにより、顧客Hは、ペット14を屋外に出さない方が良い等の判断を下すことが出来、屋内のペット14が屋外に出て濡れないようにすることが出来る。なお、雨が降っていることを検知した場合には、ID番号の送信の有無に関わらず、即時に、雨が降っていることを示す信号や屋外側カメラ40の画像データを顧客端末50に送信しても良い。
このようにして、顧客Hは、周辺状況検知装置60から送信されたデータの内容を判断して、ペット用自動扉18の開閉を行うことができる。

0095

また、上記実施形態の出入り口の開閉制御システム8においては、予め設定した時間帯については、ペット用自動扉18が開くことを禁止する制御を加えることも出来る。ペット用自動扉18が開くことを禁止する時間帯は、顧客端末50のタッチパネル式の画像表示装置50Aや、屋内用情報端末59のタッチパネル式の画像表示装置59Aを用いて自由に設定することが出来る。例えば、夜間等にペット用自動扉18が開くことを禁止することで、高い防犯性能を得ることが出来る。
予め設定した時間帯に、ペット用自動扉18が開くことを禁止する制御としては、予め設定した時間帯については個体識別情報の認証そのものを行わないことでペット用自動扉18が開かないようにする制御、個体識別情報の認証を行っても予め設定した時間帯についてはペット用自動扉18を開かないようにする制御等がある。

0096

なお、上記実施形態では、顧客端末50の画像表示装置50Aに管理サーバー56からの受信信号に基づいたメッセージ等を表示したが、メッセージを音声に変換して顧客端末50のスピーカー(またはイヤフォン)からメッセージ内容を音声で出すようにしても良い。また、顧客Hは、メッセージに対する応答を、音声(「はい」「いいえ」等)で行い、顧客端末50または管理サーバー56で音声認識技術を用いて「はい」「いいえ」を判断するようにしても良い。

0097

このように、音声でやり取りを行うようにすれば、画像表示装置50Aの表示を見ることが出来ない、または、画像表示装置50Aの画像表示装置50Aをタッチして操作できない場合(例えば、目の不自由な方が使用する場合、自動車等を運転している場合等)に有効である。

0098

管理サーバー56の予備の接続端子(56Q〜56S)には、上記実施形態で説明した装置以外に、各部屋や屋外に設置した複数のカメラ、インターフォン(カメラ、マイクロフォン、スピーカ付き)、テレビチューナー、宅内のパーソナルコンピュータ照明家電製品等の他の機器を接続し、管理サーバー56によってこれらの機器を制御することも出来る。これらの機器からの情報は、屋内用情報端末59のタッチパネル式の画像表示装置59Aに表示することができ、画像表示装置59Aからこれらの機器を操作することもできる。
また、管理サーバー56と接続する前述した機器(装置)が無線装置を備えているものであれば、管理サーバー56と機器とを無線で接続しても良い。

0099

停電があった場合に備えて、管理サーバー56は、充電式の電源を備えていることが好ましい。管理サーバー56に接続される各種装置においても、停電時に作動可能なように、個別に電源を備えるか、管理サーバー56の電源から電力を供給可能なようにしておくことが好ましい。

0100

上記実施形態の出入り口の開閉制御システムでは、ペット14を専用のペット用自動扉18から出入させるように構成したが、本発明はこれに限らず、人間が出入するドア、サッシ、戸、シャッター等に適用することも可能である。
この場合、ペットが出入り出来るように、ドア、サッシ、戸、シャッター等に自動開閉装置アクチュエータ等)を取り付ければ良い。この自動開閉装置は、上記実施形態のドアパネル開閉装置20に相当するものとなる。

0101

管理サーバー56と顧客端末50との間の無線通信は、電話回線、データ回線等、特に種類は問わない。
管理サーバーは、単一の顧客端末50に通知を行うことに限らず、予め登録しておいた複数の顧客端末50(例えば、家族の顧客端末50)へ通知を行うようにしても良い。この場合、複数の顧客端末50に対して、予め通知をする優先順位を管理サーバー56側で設定しておき、優先順位の一番高い顧客端末50から通知を行い、予め設定した時間を経過しても応答が無い場合には、優先順位が2番目の顧客端末50に通知を行うようにすることも出来る。顧客端末50の優先順位は、顧客端末50のタッチパネル式の画像表示装置50Aや、屋内用情報端末59のタッチパネル式の画像表示装置59Aを用いて自由に設定することが出来る。
これにより、ペット32はペット用自動扉18の前で長時間待たされることなく、出入りをすることが可能となる。

0102

上記実施形態では、マイクロチップ32のID番号を室内側リーダー34A及び屋外側リーダー34Bで読み取って、顧客Hのペット32で有ることを判断したが、マイクロチップ32の代わりにID番号の含まれたバーコード印刷されたタグ(カード)を用い、室内側リーダー34A及び屋外側リーダー34Bをバーコードリーダーに代えても良い。

0103

なお、上記出入り口の開閉制御システムは一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の変更が可能である。

0104

8出入り口の開閉制御システム
10 住宅(建物)
14ペット
16 出入り口
18ペット用自動ドア
30 押しボタンスイッチ(扉閉止検知装置)
32マイクロチップ(個体識別装置)
34A 室内側リーダー(個体検知装置)
34B屋外側リーダー(個体検知装置)
38A 室内側カメラ(撮影装置)
38B 屋外側カメラ(撮影装置)
50顧客端末(端末装置)
56管理サーバー
59屋内用情報端末(端末装置)
60周辺状況検知装置
63通信装置(認証通知装置)

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ