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技術 照明制御装置

出願人 三菱電機株式会社三菱電機照明株式会社
発明者 大澤祐也前田忠司
出願日 2013年5月22日 (7年7ヶ月経過) 出願番号 2013-107554
公開日 2014年12月8日 (6年0ヶ月経過) 公開番号 2014-229455
状態 特許登録済
技術分野 光源の回路一般
主要キーワード 調光対象 調光変化 制御対象情報 セキュリティ設備 デマンド信号 制御対象外 調光指令 電力測定装置
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

設定の簡易化を図るとともに、個別の調光制御も行うことができる照明制御システムを提供する。

解決手段

デマンド制御指示に基づいて複数の照明制御グループの調光制御をする照明制御システム200において、各照明制御グループ20について、調光制御の対象とするか否かを示す制御対象情報を設定した器具管理情報111を記憶装置に記憶する器具管理情報記憶部110と、デマンド制御指示に基づいて調光制御時調光率下げ幅を算出するとともに、器具管理情報111の制御対象情報に基づいて複数の照明制御グループから調光制御の対象となっている調光対象グループを抽出し、抽出した調光対象グループの調光率を下げ幅分下げる調光制御を行う照明制御部120とを備える。

概要

背景

従来の照明デマンド制御技術では、電力監視システムによってデマンド監視ベル通報され、それを受けた照明制御システムは、通知されたデマンド監視レベルに応じて、照明制御盤に設定した照明器具グループを任意の調光率点灯させるものがある。
また、デマンド制御により短い時間に照明装置の出力が低下することによる違和感を緩和するために、長い時間で徐々に出力を落とす技術がある(特許文献1参照)。

概要

設定の簡易化をるとともに、個別の調光制御も行うことができる照明制御システムを提供する。デマンド制御指示に基づいて複数の照明制御グループの調光制御をする照明制御システム200において、各照明制御グループ20について、調光制御の対象とするか否かを示す制御対象情報を設定した器具管理情報111を記憶装置に記憶する器具管理情報記憶部110と、デマンド制御指示に基づいて調光制御時の調光率の下げ幅を算出するとともに、器具管理情報111の制御対象情報に基づいて複数の照明制御グループから調光制御の対象となっている調光対象グループを抽出し、抽出した調光対象グループの調光率を下げ幅分下げる調光制御を行う照明制御部120とを備える。

目的

本発明では、一律の低減調光率を設定することで、設定の簡易化を図るとともに、個別の調光制御も行うことができる照明制御装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

複数の照明器具に接続されるとともに、前記複数の照明器具のデマンド制御を実行するデマンド制御装置に接続され、前記デマンド制御装置からデマンド制御指示を受信し、受信した前記デマンド制御指示に基づいて前記複数の照明器具の調光制御をする照明制御装置において、前記複数の照明器具の各照明器具について、前記調光制御の対象とするか否かを示す制御対象情報を設定した器具管理情報記憶装置に記憶する器具管理情報記憶部と、前記デマンド制御指示に基づいて前記調光制御時調光率下げ幅を算出するとともに、前記器具管理情報記憶部により記憶された前記器具管理情報の前記制御対象情報に基づいて前記複数の照明器具から前記調光制御の対象となっている照明器具を調光対象照明器具として抽出し、前記調光制御として前記調光対象照明器具の調光率を前記下げ幅分下げる照明制御部とを備えることを特徴とする照明制御装置。

請求項2

前記器具管理情報記憶部は、前記複数の照明器具の各照明器具について、前記調光制御をする前の調光率よりも前記下げ幅の方が大きい場合の当該照明器具の調光率を下限調光率として前記器具管理情報にさらに設定し、前記照明制御部は、前記調光対象照明器具の現在の調光率が前記下げ幅より小さい場合に、前記器具管理情報に設定された前記下限調光率にしたがって前記調光対象照明器具を調光することを特徴とする請求項1に記載の照明制御装置。

請求項3

前記器具管理情報記憶部は、前記複数の照明器具の各照明器具について、前記調光制御が解除された際に当該照明器具が消灯している場合、当該照明器具の消灯を維持するか否かを示す解除時情報を前記器具管理情報にさらに設定し、前記照明制御部は、前記デマンド制御装置からデマンド制御解除指示を受信した場合に前記調光対象照明器具が消灯しているか否かを判定し、前記調光対象照明器具が消灯している場合、前記器具管理情報の前記解除時情報に基づいて前記調光対象照明器具の消灯を維持するか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の照明制御装置。

請求項4

前記器具管理情報記憶部は、前記複数の照明器具の各照明器具について、複数の時間帯時間帯毎に、前記制御対象情報と前記下限調光率と前記解除時情報とを前記器具管理情報に設定し、前記照明制御部は、前記調光制御を開始する際、または、前記デマンド制御解除指示の受信した際に、現在時刻を取得し、取得した現在時刻に対応する時間帯に設定されている前記制御対象情報、前記下限調光率、あるいは前記解除時情報に基づいて前記調光対象照明器具の前記調光御を実行することを特徴とする請求項3に記載の照明制御装置。

技術分野

0001

本発明は、複数の照明装置調光を制御する照明制御装置に関する。特にデマンド制御時における調光制御を実行する照明制御装置に関する。

背景技術

0002

従来の照明のデマンド制御技術では、電力監視システムによってデマンド監視ベル通報され、それを受けた照明制御システムは、通知されたデマンド監視レベルに応じて、照明制御盤に設定した照明器具グループを任意の調光率点灯させるものがある。
また、デマンド制御により短い時間に照明装置の出力が低下することによる違和感を緩和するために、長い時間で徐々に出力を落とす技術がある(特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2009−240050号公報

発明が解決しようとする課題

0004

従来技術では、複数の照明制御グループのそれぞれに個々にデマンド制御時の調光率を設定しているが、設定が複雑になるとともに調光制御時負荷が高くなるという課題があった。
本発明では、一律の低減調光率を設定することで、設定の簡易化を図るとともに、個別の調光制御も行うことができる照明制御装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

本発明に係る照明制御装置は、複数の照明器具に接続されるとともに、前記複数の照明器具のデマンド制御を実行するデマンド制御装置に接続され、前記デマンド制御装置からデマンド制御指示を受信し、受信した前記デマンド制御指示に基づいて前記複数の照明器具の調光制御をする照明制御装置において、前記複数の照明器具の各照明器具について、前記調光制御の対象とするか否かを示す制御対象情報を設定した器具管理情報記憶装置に記憶する器具管理情報記憶部と、前記デマンド制御指示に基づいて前記調光制御時の調光率の下げ幅を算出するとともに、前記器具管理情報記憶部により記憶された前記器具管理情報の前記制御対象情報に基づいて前記複数の照明器具から前記調光制御の対象となっている照明器具を調光対象照明器具として抽出し、前記調光制御として前記調光対象照明器具の調光率を前記下げ幅分下げる照明制御部とを備えることを特徴とする。

発明の効果

0006

本発明の一の態様によれば、複数の照明器具の各照明器具について、調光制御の対象とするか否かを示す制御対象情報を設定した器具管理情報を記憶する器具管理情報記憶部を備えているので、デマンド制御時に算出する調光率の下げ幅はひとつでよく、かつ、個々の照明器具についての調光制御も行うことができ、簡易な設定で個別の調光制御を行うことができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0007

実施の形態1の照明制御システム200の一例を示すブロック構成図である。
実施の形態1の照明制御システム200の他の例を示すブロック構成図である。
実施の形態1に係る器具管理情報111の一例を示す図である。
実施の形態1に係るコントローラ100による調光制御の一例を示す図である。
実施の形態2に係る器具管理情報111の一例を示す図である。
実施の形態2に係るコントローラ100による調光制御の一例を示す図である。
実施の形態3に係る器具管理情報111の一例を示す図である。
実施の形態3に係るコントローラ100によるデマンド制御解除時の調光制御の一例を示す図である。
実施の形態4に係る器具管理情報111の一例を示す図である。

実施例

0008

実施の形態1.
図1は、本実施の形態の照明制御システム200の一例を示すブロック構成図である。図2は、本実施の形態の照明制御システム200の他の例を示すブロック構成図である。
まず、図1に示す照明制御システム200について説明する。
照明制御システム200は、コントローラ100、少なくともひとつの照明制御グループ20、ワイヤレスリモコン7、PC設定器8を備える。照明制御システム200は、上位システム30と有線シリアル通信により接続されている。

0009

上位システム30は、パソコン液晶画面を備えて一括制御する中央管理装置10と、コントローラ100以下の照明制御システム200と中央管理装置10との間で信号の変換を行うゲートウェイ9とを備える。ゲートウェイ9と中央管理装置10とは、Ethernet(登録商標)等により接続されている。
また、上位システム30は、設備電力量を計測して現在の電力使用量を中央管理装置10に通知する電力測定装置11とEthernet(登録商標)等により接続されている。中央管理装置10は、電力測定装置11から現在の電力使用量を入力し、電力使用量が予め定められた所定の値に達した場合には、コントローラ100に対して照明装置3の調光率の制御を指示する調光制御指示を送信するデマンド制御装置である。
中央管理装置10は、上位システム30に複数接続されるコントローラ100以下のシステムの状態を一括制御、監視し、BACnet(登録商標)(Building Automation and Control Networking protocol)等で他設備と接続され、複数の設備を連動制御する。
電力測定装置11は、照明制御システム200とBACnet(登録商標)経由で接続され、設備の現在の電力使用量データ等を中央管理装置10に発信する。
また、中央管理装置10は、照明制御システム200以外の設備とも接続され、例えば、空調設備入退室管理セキュリティ設備連動して制御することができる。電力測定装置11は、中央管理装置10とBACnet(登録商標)などで接続され、例えば、建物全体又は一部の使用電力量を常に監視し、予め設定した電力量のピーク値に達した時には、中央管理装置10にその情報を伝達する。

0010

照明制御グループ20は、例えば、1つのエリアに1つ配置されるものとする。ただし、1つのエリアに複数の照明制御グループが配置されていてもよい。本実施の形態では、コントローラ100に照明制御グループ20a,20bの2つの照明制御グループが接続されているものとする。
照明制御グループ20aは、通信ユニット2、照明装置3、人感センサ4、照度センサ5、壁スイッチ6等の機器を備える。照明制御グループ20bは、通信ユニット2、複数の照明装置3、壁スイッチ6等の機器を備える。
このように、照明制御グループ20は、少なくとも通信ユニット2と照明装置3とを備え、エリアに配置されている。
照明制御グループ20は、自グループに属する各器具(各機器)のグルーピングにおいて、例えば、配線によらず、任意に器具個別をグルーピングできるとしてもよい。この場合、照明制御グループ20は、他の通信ユニット2の配下に接続されている照明装置3、人感センサ4、照度センサ5、壁スイッチ6等の各器具を任意に組合せてグルーピング可能となり、その組合せのグループ情報はコントローラ100のデータベースで管理する。これにより、デマンド制御で使用される照明制御グループ20について、配線によらず、任意に設定変更可能となる。

0011

コントローラ100は、通信ユニット2と有線通信または無線通信により接続され、通信ユニット2より下位に位置する機器の設定、制御状態を管理する。コントローラ100は、例えば、壁スイッチ6の操作、人感センサ4による検知、照度センサ5によりモニタした照度値等に応じて、照明装置3の点滅、調光状態を制御する。

0012

通信ユニット2は、コントローラ1と無線信号、又は有線信号により通信を行う。また、通信ユニット2は、照明装置3、人感センサ4、照度センサ5、壁スイッチ6等と双方向の2線式有線シリアル信号により接続され、上位通信と下位通信のゲートウェイ機能をもつ。
照明装置3は、LED光源と、LED光源を点灯させる点灯回路とを有し、エリア内を照明する。通信ユニット2から送信される調光信号線のデータに応じて点灯/消灯または調光を行う。
人感センサ4は、通信ユニット2と有線通信で接続され、エリア内の人の在/不在を検知して、検知情報をコントローラ100に通知する。
照度センサ5は、通信ユニット2と有線通信で接続され、机上面の照度値を検知し、照度値情報をコントローラ100に通知する。
壁スイッチ6は、通信ユニット2と有線通信で接続され、ボタンが押下されると、押下情報をコントローラ100に通知する。

0013

ワイヤレスリモコン7は、無線通信によってコントローラ100、通信ユニット2と通信を行い、照明装置3の調光制御、状態モニタデータ設定等を行う。
PC(パーソナルコンピュータ)設定器8は、無線通信又は有線通信によって、コントローラ100、通信ユニット2と通信を行い、照明装置3の調光制御、状態モニタ、データ設定等をパソコン画面上から実施する。

0014

上述したように、照明装置3、人感センサ4、照度センサ5および壁スイッチ6は、1台の通信ユニット2にそれぞれ1台の機器が接続されるもの(例えば、図1の照明制御グループ20a)、あるいは1台の通信ユニット2に複数の照明装置3が接続されるもの(例えば、図1の照明制御グループ20b)があり、構築される照明制御システム200の態様に応じて照明制御グループ20のそれぞれの全体構成が決められる。

0015

また、図2に示すように、通信ユニット2の機能をコントローラ100に搭載し、通信ユニット2を介さずにコントローラ100と照明装置3、人感センサ4、照度センサ5および壁スイッチ6が直接接続されて通信する構成でもよい。

0016

次に、コントローラ100(照明制御装置)の機能について、詳しく説明する。
コントローラ100は、複数の照明制御グループ20(照明器具)に接続されるとともに、複数の照明制御グループ20のデマンド制御を実行する上位システム30(デマンド制御装置)に接続される。上位システム30からデマンド制御レベル(デマンド制御指示)を受信し、受信したデマンド制御レベルに基づいて複数の照明制御グループ20の調光制御をする。
コントローラ1(照明制御装置)は、器具管理情報記憶部110と照明制御部120とを備える。
器具管理情報記憶部110は、複数の照明制御グループ20(照明器具)のそれぞれについて、デマンド制御時の調光制御の対象とするか否かを示す制御対象情報を設定した器具管理情報111を記憶装置に記憶する。
照明制御部120は、デマンド制御レベルに基づいて調光制御時の調光率の下げ幅(以下、低減調光率とする)を算出するとともに、器具管理情報111に基づいて複数の照明制御グループ20(照明器具)から調光制御の対象となっている照明制御グループ20を調光対象グループ(調光対象照明器具)として抽出し、調光対象グループとして抽出した照明制御グループ20の調光率を低減調光率分下げる制御を実行する。

0017

次に、照明制御システム200におけるデマンド制御時の動作について説明する。
上述したように、電力測定装置11は、建物全体又は一部の使用電力量を常に監視し、予め設定した電力量のピーク値に達した時には、中央管理装置10にその情報を伝達する。中央管理装置10は、電力量を抑えるため、一時的に各設備にデマンド制御レベルを通知する。
照明制御システム200のコントローラ100の照明制御部120は、デマンド制御レベルを受信すると、受信したデマンド制御レベルに応じて、各照明制御グループ20の照明装置3の調光率を一定の量だけ一律低下させるための低減調光率を算出する。通常は、照明制御部120は、算出した低減調光率に基づいた調光率変化指示を各照明制御グループ20に発信し、一時的に照明制御システム200全体の調光率を低減させ、使用電力量を削減する。ここで使用する調光率変化指示は、例えば、通常時に制御している目標調光率を使用し、各照明器具の点灯時に実現する調光率であり、消灯制御時は通常と変わらず消灯しているものとする。

0018

この時、コントローラ100は、中央管理装置10からデマンド制御レベルを信号として受けても良いし、低減させたい調光率の値を信号として受けても良い。デマンド制御レベルを受けたコントローラ100は、例えば、予め設定されている各デマンド制御レベルに応じた低減調光率を参照し、現在の調光率から低減調光率分を引いた調光率にて、調光率変化指示を発信する。コントローラ100は、中央管理装置10から低減させたい調光率の値を信号として受けた場合には、その値を低減調光率として使用し、デマンド制御レベルを受けた場合と同様に、調光率変化指示を発信する。
また、ここでは、コントローラ100は、照明制御グループ20毎に照明装置3の調光制御をするものとしたが、照明装置3を個別に管理することもできるとしてもよい。すなわち、コントローラ100は、複数の照明装置3の集合体としてグループ(照明制御グループ20)として管理することも、個別の照明装置3として管理することもできるため、調光率変化指示は、個別又はグループのどちらに対しても送信することができる。

0019

図3は、本実施の形態に係る器具管理情報111の一例を示す図である。
図3に示すように、器具管理情報記憶部110に記憶されている器具管理情報111は、照明制御グループ番号に対して、目標調光率と、デマンド制御(デマンド制御時の調光制御)を有効とするか否かの情報(制御対象情報)とが対応付けられている。図示はないが、照明制御グループ番号に対応する照明制御グループの通信ユニットの個別アドレスも設定されているものとする。照明制御グループ番号とは、照明制御グループ20を個別に識別する番号である。上述したように、個別の照明装置3として管理する場合には、照明装置3を個々に識別する識別子あるいは機器アドレスなどを用いて器具管理情報111を設定すればよい。

0020

コントローラ100の照明制御部120は、この器具管理情報111に基づいて複数の照明制御グループ20(照明器具)から調光制御の対象となっている照明制御グループ20を調光対象グループ(調光対象照明器具)として判定する。照明制御部120は、調光対象グループと判定した照明制御グループ20の通信ユニット2に対して、調光変化指示を送信する。
デマンド制御では、通常、全ての照明制御グループ20に対して一律の変化量で、調光率を低減させるが、照明制御部120の上記処理により、照明器具の使用状態によって、予め、デマンド制御が有効な照明器具又はグループとデマンド制御が無効な照明器具又はグループを任意に設定することができ、例えば、常時調光率を下げたくない環境の照明器具だけ、デマンド制御範囲から除外することができる。

0021

図4は、本実施の形態に係るコントローラ100による調光制御の一例を示す図である。
図4は、器具管理情報111が図3に示す状態の場合におけるデマンド制御時の調光制御の一例を示している。
デマンド制御レベルを受けた照明制御部120は、デマンド信号レベルにより、低減調光率20%と判定する。照明制御部120は、器具管理情報111を参照し、予めデマンド制御有効に設定されている照明制御グループ番号(1)と(2)とを制御対象グループであると判定する。照明制御部120は、照明制御グループ番号(1)と(2)に対応する照明制御グループ(1)(2)に対し、現在調光率から低減調光率「−20%」の調光率変化指示を発信するが、デマンド制御無効に設定されている照明制御グループ(3)には、調光率変化指示を発信しない。これにより、照明制御グループ(1)は、35%の調光率、照明制御グループ(2)は30%の調光率、照明制御グループ(3)は50%のままの調光率で調光する。

0022

また、本実施の形態におけるコントローラ100では、保持するデータベースに、各照明器具(照明制御グループ)の個別アドレスとグループ番号が記憶され、さらに各照明器具のデマンド制御有効/無効情報が記憶される。コントローラ100は、このデータベースから、デマンド制御時に調光率を低減するか否かを照明器具毎に判別し、デマンド制御有効の照明器具に対してだけ調光率変化指示を出し、デマンド制御無効の照明器具に対しては、調光指令を発信しない。この方法により、デマンド制御による調光制御を任意の照明器具だけに有効化することができる。

0023

実施の形態2.
本実施の形態では、主に、実施の形態1と異なる部分について説明する。実施の形態1で説明したものと同様の機能構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する場合もある。

0024

実施の形態1では、照明制御グループ毎にデマンド制御の有効/無効を設定することができるコントローラ100について説明した。
本実施の形態では、例えば、予め点灯している現在調光率が低い時に、デマンド制御による低減調光率分によって現在調光率がマイナスになる場合に、調光率0%すなわち消灯制御をかける場合と、予めデマンド制御による下限調光率を設定することで、消灯させずに下限で止める制御を可能にする態様について説明する。

0025

図5は、本実施の形態に係る器具管理情報111の一例を示す図である。図6は、本実施の形態に係るコントローラ100による調光制御の一例を示す図である。
図5に示すように、器具管理情報111は、各照明制御グループ20に対して、調光制御をする前の調光率よりも低減調光率の方が大きい場合の調光率を下限調光率として設定する。
照明制御部120は、調光対象グループの現在の調光率(目標調光率)が低減調光率より小さい場合に、器具管理情報111に設定された下限調光率にしたがって調光対象グループの照明装置3を調光する。

0026

図5に示すように、器具管理情報111には、各照明制御グループのデマンド制御有効/無効データ(制御対象情報)に加え、デマンド制御時の下限調光率も保管する。下限調光率を0%に設定しておけば、デマンド制御による減光によって、現在調光率がマイナスになる場合には消灯するが、下限調光率を25%等の0%以外の値に設定しておけば、下限調光率以下に下がらないように設定することができ、消灯させない制御を可能とする。

0027

図6では、デマンド制御レベルにより、低減調光率が「−60%」となる場合について説明する。
デマンド制御レベルを受けた照明制御部120は、デマンド信号レベルにより、低減調光率60%と判定する。照明制御部120は、器具管理情報111を参照し、予めデマンド制御有効に設定されている照明制御グループ番号(1)と(2)とを制御対象グループであると判定する。
照明制御部120は、目標調光率と低減調光率とを比較する。照明制御部120は、照明制御グループ番号(1)(2)については、目標調光率が低減調光率よりも小さいため、デマンド下限調光率を参照する。
照明制御部120は、照明制御グループ番号(1)については、下限調光率0%にしたがって照明制御グループ番号(1)に対応する照明制御グループ(1)の通信ユニット2に対し、調光率0%(すなわち消灯)の調光率変化指示を送信する。照明制御部120は、照明制御グループ番号(2)については、下限調光率25%にしたがって照明制御グループ番号(2)に対応する照明制御グループ(2)の通信ユニット2に対し、調光率25%の調光率変化指示を送信する。

0028

以上のように、本実施の形態にかかるコントローラ100によれば、デマンド制御信号を受ける前の照明器具の調光率よりも、デマンド制御信号によって指示される調光率の減光量が大きい場合に、照明器具を消灯させるか、または消灯させずに設定された下限調光率で点灯させるかを予めコントローラに設定することが可能となり、デマンド制御時であっても消灯させたくないエリアの照明器具については、デマンド制御を実行しつつも消灯しないという調光制御を行うことができる。

0029

実施の形態3.
本実施の形態では、主に、実施の形態1,2と異なる部分について説明する。実施の形態1,2で説明したものと同様の機能構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する場合もある。

0030

実施の形態1,2では、デマンド制御時には、照明制御グループ20(照明器具又はグループ)毎に、デマンド制御の有効/無効、下限調光率設定による消灯の可/否を設定することができる照明制御システム200について説明した。
本実施の形態では、一部の照明制御グループ20においてデマンド制御時に消灯している照明制御グループ20がある場合、デマンド制御が解除された時に、消灯していた照明制御グループ20をデマンド制御前の状態に戻して点灯させるか、又は戻さずに消灯した状態を維持するかを予め設定することができるコントローラ100について説明する。
デマンド制御によって減光していた照明器具は、デマンド制御解除時には、デマンド制御前の調光率に戻ることが望ましいが、デマンド制御によって消灯状態(調光率0%)になっている照明器具が点灯状態に戻ると、例えば、会議室等の閉じられた空間で、デマンド制御中の消灯中に使用者が不在になり、不在中にデマンド制御が解除されると、人の目に触れない場所で照明器具が点灯し、使用者がこれに気づかずに、点灯状態を持続してしまうことがあるため、消し忘れ防止機能として、デマンド制御解除後の点灯の有/無の設定を行い、用途に応じて制御することを可能にする。

0031

図7は、本実施の形態に係る器具管理情報111の一例を示す図である。図8は、本実施の形態に係るコントローラ100によるデマンド制御解除時の調光制御の一例を示す図である。
器具管理情報111は、各照明制御グループ20に対して、調光制御(デマンド制御時の調光制御)が解除された際に当該照明制御グループ20の照明装置3がデマンド制御により消灯している場合、当該照明制御グループ20の照明装置3の消灯を維持するか否かを示す解除時情報を設定する。
照明制御部120は、中央管理装置10(デマンド制御装置)からデマンド制御解除指示を受信した場合に、デマンド制御による調光制御中の調光対象グループである照明制御グループ20が消灯しているか否かを判定し、消灯している場合、器具管理情報111の解除時情報に基づいて照明制御グループ20の消灯を維持するか否かを判定する。
このように、器具管理情報111には、照明制御グループ20毎に目標調光率の他、デマンド制御の有効/無効、デマンド制御時の下限調光率、デマンド制御解除後の点灯動作の有効/無効をコントローラ100を記憶する。照明制御部120は、デマンド制御実施時や解除時に本データベースを元に各照明器具への調光率指令内容を決定する。

0032

図8に示すように、照明制御グループ(1)(2)(3)共にデマンド制御信号よって消灯状態になっている場合、デマンド制御解除信号によって、デマンド制御前の調光率(目標調光率)に戻すための指令が発信される。
図7に示すように、器具管理情報111では、予め照明制御グループ(1)(2)はデマンド解除点灯が有効に設定されているものとする。照明制御部120は、器具管理情報111から、照明制御グループ(1)(2)はデマンド解除点灯が有効であると判定する。
照明制御部120は、照明制御グループ(1)は調光率55%(目標調光率)に戻し、照明制御グループ(2)は調光率50%(目標調光率)に戻す。照明制御グループ(3)は、デマンド制御自体が無効であるため、本実施の形態に係る照明制御部120の制御対象外となる。例えば、照明制御グループ(3)がデマンド制御自体は有効であり、デマンド制御により消灯しており、かつ、デマンド解除点灯が無効の場合には、照明制御部120は照明制御グループ(3)の消灯を維持する。

0033

以上のように、本実施の形態に係るコントローラ100によれば、デマンド制御によって消灯した照明器具を、デマンド制御解除時にデマンド制御前の調光率に戻して点灯させるか、または消灯した状態を維持するかを予め設定することが可能なる。

0034

実施の形態4.
本実施の形態では、主に、実施の形態1〜3と異なる部分について説明する。実施の形態1〜3で説明したものと同様の機能構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する場合もある。

0035

本実施の形態に係るコントローラ100は、照明制御グループ毎に、各設定内容時間帯によって変更することができる器具管理情報111を備える。これにより、照明制御部120は、時間帯毎に、各照明制御グループ20に対して任意の動作内容を選択することができる。

0036

図9は、本実施の形態に係る器具管理情報111の一例を示す図である。
器具管理情報111は、各照明制御グループ20について、複数の時間帯の時間帯毎に、制御対象情報と下限調光率と解除時情報とを設定する。これにより、1日のスケジュールの中で、例えば、午前、昼休み、午後、夕方、夜間などの時間帯に分け、デマンド制御が実行された時の動作を予めデータベースとして保存し、コントローラ100内部に持つ時計機能によって、時間帯毎に照明制御部120の動作を変更させることができる。
照明制御部120は、デマンド制御による調光制御を開始する際、または、デマンド制御解除指示の受信した際に、現在時刻を取得し、取得した現在時刻に対応する時間帯に設定されている制御対象情報、下限調光率、あるいは解除時情報に基づいて各照明制御グループの照明装置3の調光制御を実行する。

0037

以上のように、本実施の形態に係るコントローラ100によれば、各照明制御グループのデマンド制御時又は解除時の動作を決定する設定値の変動を予めスケジューリングし、器具管理情報111に記憶させることで、各時間帯にデマンド制御が実行された時の動作をきめ細かく選択することができる。

0038

以上のように、上記実施の形態に係る照明制御システム200によれば、一律の低減調光率を設定することで、設定の簡易化を図り、加えて下限調光率を設定することで、消灯の有無など、優先度を個別に設定することができる。また、解除時の点灯の有無を個別に設定できることで、消し忘れ防止など、用途に応じた制御が可能になる。

0039

以上、本発明の実施の形態1〜4について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。

0040

2通信ユニット、3照明装置、4人感センサ、5照度センサ、6壁スイッチ、7ワイヤレスリモコン、8 PC設定器、9ゲートウェイ、10中央管理装置、20照明制御グループ、11電力測定装置、100コントローラ、110器具管理情報記憶部、111 器具管理情報、120 照明制御部、200照明制御システム。

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