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技術 車載装置、操作支援方法、およびプログラム

出願人 株式会社ミックウェア
発明者 中野絵美
出願日 2013年5月27日 (6年9ヶ月経過) 出願番号 2013-111049
公開日 2014年12月8日 (5年3ヶ月経過) 公開番号 2014-229260
状態 特許登録済
技術分野 乗員・歩行者の保護 交通制御システム 走行状態に応じる操向制御 車両用盗難防止
主要キーワード 関係画像 状況条件 周囲位置 操作度合 ホログラム化 速度メーター 運転状況情報 ワイパーレバー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年12月8日)のものです。
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図面 (14)

課題

運転時に操作する機構操作方法などを表示し、当該機構の操作を支援することができなかった。

解決手段

運転時の状況に関する条件である1以上の運転状況条件が格納される運転状況条件格納部と、移動体の運転時の状況に関する情報である運転状況情報を取得する運転状況情報取得部と、運転状況情報取得部が取得した運転状況情報が、1以上の運転状況条件のいずれかに合致する場合に、運転状況情報に応じて、運転時に操作する機構の操作を支援する情報である操作支援情報を取得する操作支援情報取得部と、操作支援情報取得部が取得した操作支援情報を出力する出力部とを備える車載装置により、運転時に操作する機構の操作を支援することができる。

概要

背景

従来、車内に搭載したヘッドアップディスプレイに、出発地から目的地までの経路の案内に関する情報を表示するナビゲーション装置が開発されている(非特許文献1参照)。

概要

運転時に操作する機構操作方法などを表示し、当該機構の操作を支援することができなかった。運転時の状況に関する条件である1以上の運転状況条件が格納される運転状況条件格納部と、移動体の運転時の状況に関する情報である運転状況情報を取得する運転状況情報取得部と、運転状況情報取得部が取得した運転状況情報が、1以上の運転状況条件のいずれかに合致する場合に、運転状況情報に応じて、運転時に操作する機構の操作を支援する情報である操作支援情報を取得する操作支援情報取得部と、操作支援情報取得部が取得した操作支援情報を出力する出力部とを備える車載装置により、運転時に操作する機構の操作を支援することができる。

目的

また、上記「運転状況情報に応じて操作支援情報を取得する」とは、通常、以下のいずれかの処理を行うことにより、操作支援情報を取得することである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

運転時の状況に関する条件である1以上の運転状況条件が格納される運転状況条件格納部と、移動体の運転時の状況に関する情報である運転状況情報を取得する運転状況情報取得部と、前記運転状況情報取得部が取得した運転状況情報が、前記1以上の運転状況条件のいずれかに合致する場合に、当該運転状況情報に応じて、運転時に操作する機構の操作を支援する情報である操作支援情報を取得する操作支援情報取得部と、前記操作支援情報取得部が取得した操作支援情報を出力する出力部とを備える車載装置

請求項2

前記出力部は、前記操作支援情報取得部が取得した操作支援情報を、運転者視線の移動量が予め決められた条件を満たすほど少ない位置に出力する請求項1記載の車載装置。

請求項3

前記1以上の各運転状況条件には、操作支援情報が対応付いており、前記操作支援情報取得部は、前記運転状況情報取得部が取得した運転状況情報が合致する運転状況条件に対応する操作支援情報を、前記運転状況条件格納部から取得する請求項1または請求項2記載の車載装置。

請求項4

前記操作支援情報は、運転時に操作する2以上の機構の位置に関する情報であり、前記出力部は、前記運操作支援情報を、前記2以上の機構の相対的な位置がわかるように出力する請求項3記載の車載装置。

請求項5

前記操作支援情報は、アクセルペダルおよびブレーキペダルの位置に関する情報であり、前記出力部は、前記操作支援情報を、アクセルペダルおよびブレーキペダルの相対的な位置がわかるように出力する請求項4記載の車載装置。

請求項6

前記操作支援情報は、ウインカーレバーおよびワイパーレバーの位置に関する情報であり、前記出力部は、前記操作支援情報を、ウインカーレバーおよびワイパーレバーの相対的な位置がわかるように出力する請求項4記載の車載装置。

請求項7

前記1以上の各運転状況条件には、運転時に操作する機構の操作を支援する内容を示す情報である操作支援内容情報が対応付いており、前記運転状況情報取得部が取得した運転状況情報が合致する運転状況条件に対応する操作支援内容情報を、前記運転状況条件格納部から取得する操作支援内容情報取得部をさらに備え、前記操作支援情報取得部は、前記操作支援内容情報取得部が取得した操作支援内容情報に応じて、前記操作支援情報を作成する請求項1または請求項2記載の車載装置。

請求項8

前記運転状況条件は、ハンドルを操作する状況にあることであり、前記操作支援内容情報は、ハンドルを回す角度を出力することを示す情報であり、地図を示す地図情報が格納される地図情報格納部と、現在位置を示す現在位置情報を取得する現在位置情報取得部とをさらに備え、前記運転状況情報取得部は、前記現在位置情報が示す現在位置に対応する地図を示す地図情報を、運転状況情報として取得し、前記操作支援情報取得部は、前記操作支援内容情報取得部が、ハンドルを回す角度を出力することを示す操作支援内容情報を取得した場合に、前記取得した運転状況情報を用いて、ハンドルを操作する状況に応じたハンドルを回す角度を示す操作支援情報を作成する請求項7記載の車載装置。

請求項9

前記運転状況条件は、右折または左折する状況にあることであり、出発地から目的地までの経路を示す経路情報が格納される経路情報格納部をさらに備え、前記運転状況情報取得部は、前記現在位置情報が示す現在位置に対応する経路情報を、運転状況情報として取得し、前記操作支援情報取得部は、前記操作支援内容情報取得部が、ハンドルを回す角度を出力することを示す操作支援内容情報を取得した場合に、前記取得した運転状況情報と、前記地図情報とを用いて、右折または左折する状況に応じたハンドルを回す角度を示す操作支援情報を作成する請求項8記載の車載装置。

請求項10

前記運転状況条件は、ハンドルを操作しながら後退する状況にあることであり、前記操作支援内容情報は、ハンドルを回す角度および自車と周囲の障害物との位置関係を出力することを示す情報であり、前記運転状況情報取得部は、セレクトレバー指し示す状態を示すセレクトレバー情報を、運転状況情報として取得し、前記操作支援情報取得部は、前記操作支援内容情報取得部が、ハンドルを回す角度および自車と周囲の障害物との位置関係を出力することを示す操作支援内容情報を取得した場合に、自車の周囲の画像である周囲画像を取得し、当該周囲画像を用いて、ハンドルを操作しながら後退する状況に応じたハンドルを回す角度および自車と周囲の障害物との位置関係を示す操作支援情報を作成する請求項8記載の車載装置。

請求項11

前記出力部は、出力している操作支援情報に関する状況が予め決められた条件を満たす場合に、当該出力を終了する請求項1から請求項10いずれか一項に記載の車載装置。

請求項12

運転時の状況に関する条件である1以上の運転状況条件が格納される運転状況条件格納部と、運転状況情報取得部と、操作支援情報取得部と、出力部とを用いて行われる操作支援方法であって、前記運転状況情報取得部が、移動体の運転時の状況に関する情報である運転状況情報を取得する運転状況情報取得ステップと、前記操作支援情報取得部が、前記運転状況情報取得部が取得した運転状況情報が、前記1以上の運転状況条件のいずれかに合致する場合に、当該運転状況情報に応じて、運転時に操作する機構の操作を支援する情報である操作支援情報を取得する操作支援情報取得ステップと、前記出力部が、前記操作支援情報取得部が取得した操作支援情報を出力する出力ステップとを備える操作支援方法。

請求項13

運転時の状況に関する条件である1以上の運転状況条件が格納される運転状況条件格納部にアクセス可能コンピュータを、移動体の運転時の状況に関する情報である運転状況情報を取得する運転状況情報取得部と、前記運転状況情報取得部が取得した運転状況情報が、前記1以上の運転状況条件のいずれかに合致する場合に、当該運転状況情報に応じて、運転時に操作する機構の操作を支援する情報である操作支援情報を取得する操作支援情報取得部と、前記操作支援情報取得部が取得した操作支援情報を出力する出力部として動作させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は、運転操作を行う機構の操作を支援する情報を出力する車載装置等に関するものである。

背景技術

0002

従来、車内に搭載したヘッドアップディスプレイに、出発地から目的地までの経路の案内に関する情報を表示するナビゲーション装置が開発されている(非特許文献1参照)。

先行技術

0003

サイバーナビ”、[online]、パイオニア株式会社、[2013年5月17日検索]、インターネット[URL;http://pioneer.jp/carrozzeria/cybernavi/]

発明が解決しようとする課題

0004

従来のナビゲーション装置では、運転時に操作する機構である操作機構の相対的な位置や操作の度合いなどを表示し、当該操作機構の操作を支援することができなかった。

課題を解決するための手段

0005

本第一の発明の車載装置は、運転時の状況に関する条件である1以上の運転状況条件が格納される運転状況条件格納部と、移動体の運転時の状況に関する情報である運転状況情報を取得する運転状況情報取得部と、運転状況情報取得部が取得した運転状況情報が、1以上の運転状況条件のいずれかに合致する場合に、運転状況情報に応じて、運転時に操作する機構の操作を支援する情報である操作支援情報を取得する操作支援情報取得部と、操作支援情報取得部が取得した操作支援情報を出力する出力部とを備える車載装置である。

0006

このような構成により、操作機構の操作を支援する情報を出力することにより、操作機構の操作を支援することができる。

0007

また、本第二の発明の車載装置は、第一の発明に対して、出力部は、操作支援情報取得部が取得した操作支援情報を、運転者視線の移動量が予め決められた条件を満たすほど少ない位置に出力する車載装置である。

0008

このような構成により、操作機構の操作を支援する情報を、ドライバーの運転の妨げにならない位置に出力することができる。

0009

また、本第三の発明の車載装置は、第一または第二の発明に対して、1以上の各運転状況条件には、操作支援情報が対応付いており、操作支援情報取得部は、運転状況情報取得部が取得した運転状況情報が合致する運転状況条件に対応する操作支援情報を、運転状況条件格納部から取得する車載装置である。

0010

このような構成により、操作機構の操作を支援する静的な情報を出力することにより、操作機構の操作を支援することができる。

0011

また、本第四の発明の車載装置は、第三の発明に対して、操作支援情報は、運転時に操作する2以上の機構の位置に関する情報であり、出力部は、運操作支援情報を、2以上の機構の相対的な位置がわかるように出力する車載装置である。

0012

このような構成により、操作機構の位置に関する情報を出力することにより、操作機構の操作を支援することができる。

0013

また、本第五の発明の車載装置は、第四の発明に対して、操作支援情報は、アクセルペダルおよびブレーキペダルの位置に関する情報であり、出力部は、操作支援情報を、アクセルペダルおよびブレーキペダルの相対的な位置がわかるように出力する車載装置である。

0014

このような構成により、アクセルペダルおよびブレーキペダルの位置に関する情報を、アクセルペダルおよびブレーキペダルの相対的な位置がわかるように出力することにより、事故を未然に防ぐことができる。当該事故は、例えば、アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏むことによる衝突事故などである。

0015

また、本第六の発明の車載装置は、第四の発明に対して、操作支援情報は、ウインカーレバーおよびワイパーレバーの位置に関する情報であり、出力部は、操作支援情報を、ウインカーレバーおよびワイパーレバーの相対的な位置がわかるように出力する車載装置である。

0016

このような構成により、ウインカーレバーおよびワイパーレバーの位置に関する情報を、ウインカーレバーおよびワイパーレバーの相対的な位置がわかるように出力することにより、誤操作を誤操作に防ぐことができる。当該誤操作は、例えば、ワイパーレバーをウインカーレバーと間違えて操作することなどである。

0017

また、本第七の発明の車載装置は、第一または第二の発明に対して、1以上の各運転状況条件には、運転時に操作する機構の操作を支援する内容を示す情報である操作支援内容情報が対応付いており、運転状況情報取得部が取得した運転状況情報が合致する運転状況条件に対応する操作支援内容情報を、運転状況条件格納部から取得する操作支援内容情報取得部をさらに備え、操作支援情報取得部は、操作支援内容情報取得部が取得した操作支援内容情報に応じて、操作支援情報を作成する車載装置である。

0018

このような構成により、操作機構の操作を支援する動的な情報を出力することにより、操作機構の操作を支援することができる。

0019

また、本第八の発明の車載装置は、第七の発明に対して、運転状況条件は、ハンドルを操作する状況にあることであり、操作支援内容情報は、ハンドルを回す角度を出力することを示す情報であり、地図を示す地図情報が格納される地図情報格納部と、現在位置を示す現在位置情報を取得する現在位置情報取得部とをさらに備え、運転状況情報取得部は、現在位置情報が示す現在位置に対応する地図を示す地図情報を、運転状況情報として取得し、操作支援情報取得部は、操作支援内容情報取得部が、ハンドルを回す角度を出力することを示す操作支援内容情報を取得した場合に、取得した運転状況情報を用いて、ハンドルを操作する状況に応じたハンドルを回す角度を示す操作支援情報を作成する車載装置である。

0020

このような構成により、ハンドルを回す角度を示す情報を出力することにより、ハンドルの適切な操作を支援することができる。また、これにより、ドライバーの運転を支援することができる。

0021

また、本第九の発明の車載装置は、第八の発明に対して、運転状況条件は、右折または左折する状況にあることであり、出発地から目的地までの経路を示す経路情報が格納される経路情報格納部をさらに備え、運転状況情報取得部は、現在位置情報が示す現在位置に対応する経路情報を、運転状況情報として取得し、操作支援情報取得部は、操作支援内容情報取得部が、ハンドルを回す角度を出力することを示す操作支援内容情報を取得した場合に、取得した運転状況情報と、地図情報とを用いて、右折または左折する状況に応じたハンドルを回す角度を示す操作支援情報を作成する車載装置である。

0022

このような構成により、ハンドルを回す角度を示す情報を出力することにより、右折時または左折時のハンドルの適切な操作を支援することができる。

0023

また、本第十の発明の車載装置は、第八の発明に対して、運転状況条件は、ハンドルを操作しながら後退する状況にあることであり、操作支援内容情報は、ハンドルを回す角度および自車と周囲の障害物との位置関係を出力することを示す情報であり、運転状況情報取得部は、セレクトレバー指し示す状態を示すセレクトレバー情報を、運転状況情報として取得し、操作支援情報取得部は、操作支援内容情報取得部が、ハンドルを回す角度および自車と周囲の障害物との位置関係を出力することを示す操作支援内容情報を取得した場合に、自車の周囲の画像である周囲画像を取得し、周囲画像を用いて、ハンドルを操作しながら後退する状況に応じたハンドルを回す角度および自車と周囲の障害物との位置関係を示す操作支援情報を作成する車載装置である。

0024

このような構成により、ハンドルを回す角度、自車と周囲の障害物との位置関係を示す情報を出力することにより、後退時のハンドルの適切な操作を支援することができる。また、これにより、例えば、駐車場内での駐車時に、自車を適切な場所へ誘導することができる。

0025

また、本第十一の発明の車載装置は、第一から第十いずれか1つの発明に対して、出力部は、出力している操作支援情報に関する状況が予め決められた条件を満たす場合に、出力を終了する車載装置である。

0026

このような構成により、ドライバーの運転の妨げにならないように操作支援情報を出力することができる。

発明の効果

0027

本発明による車載装置等によれば、操作機構の操作を支援する情報を出力することにより、操作機構の操作を支援することができる。

図面の簡単な説明

0028

実施の形態1における車載装置1のブロック図
同車載装置1の全体動作ついて説明するフローチャート
ハンドル操作画像の作成処理について説明するフローチャート
同ハンドル操作画像と周囲位置関係画像の作成処理について説明するフローチャート
同操作支援情報が対応付いた運転状況条件の例を示す図
同操作支援情報の出力例を示す図
同操作支援情報の出力例を示す図
同操作支援内容情報が対応付いた運転状況条件の例を示す図
同ハンドル操作画像のひな形の例を示す図
同ハンドル操作画像の例を示す図
同周囲位置関係画像の例を示す図
上記実施の形態におけるコンピュータシステム概観
上記実施の形態におけるコンピュータシステムのブロック図

実施例

0029

以下、本発明による車載装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。また、本実施の形態において説明する各情報の形式、内容などは、あくまで例示であり、各情報の持つ意味を示すことができれば、形式、内容などは問わない。

0030

(実施の形態1)
本実施の形態において、運転時の状況に応じて、運転時に操作する機構の操作を支援する情報を出力することにより、当該機構の操作を支援する車載装置1について説明する。

0031

なお、車載装置1は、通常、移動体に搭載される。移動体は、通常、自動車であるが、バイク自転車などであってもよい。なお、自動車を、以下、適宜、車両と表記する。また、車載装置1が搭載されている自動車を、以下、適宜、自車と表記する。また、当該自車以外の自動車を、以下、適宜、他車と表記する。

0032

図1は、本実施の形態における車載装置1のブロック図である。車載装置1は、運転状況条件格納部11、地図情報格納部12、経路情報格納部13、現在位置情報取得部14、運転状況情報取得部15、操作支援内容情報取得部16、操作支援情報取得部17、出力部18を備える。

0033

運転状況条件格納部11には、1以上の運転状況条件が格納される。運転状況条件とは、運転時の状況に関する条件である。また、運転時状況条件は、通常、自車を運転しているユーザ(以下、適宜、ドライバー)に対して、運転時に操作する機構の操作を支援するか否かを判断するための条件でもある。

0034

上記「運転時の状況」とは、通常、運転時の自車の状況である。「運転時の自車の状況」とは、具体的には、エンジンスイッチの状態、エンジンのON/OFFの状態、セレクトレバー(シフトレバー)の状態、アクセルペダルの踏み込み量、ブレーキペダルの踏み込み量、現在位置、現在位置に対応する地点、現在位置に対応する場所、現在位置に対応する道路の形状、分岐点での進行方向、などである。また、「運転時の状況」には、天気が含まれてもよい。また、当該「状況」は、通常、現在の状況であるが、未来の状況であってもよい。

0035

上記「エンジンスイッチの状態」とは、エンジンスイッチが指し示す状態である。「エンジンスイッチの状態」は、例えば、エンジンスイッチが「OFF」の位置にあること、エンジンスイッチが「ACC」の位置にあることなどである。また、上記「セレクトレバーの状態」とは、セレクトレバーが指し示す状態である。「セレクトレバーの状態」は、例えば、セレクトレバーが「D」の位置にあること、セレクトレバーが「R」の位置にあることなどである。

0036

また、上記「現在位置」は、例えば、現在位置から最も近い経路上の分岐点(以下、適宜、直近の分岐点)および現在位置から当該分岐点までの距離であってもよい。また、上記「現在位置に対応する地点」とは、通常、現在位置から最も近い地点である。また、上記「現在位置に対応する場所」とは、通常、現在位置が含まれる地図上の領域である。また、上記「現在位置に対応する道路の形状」とは、通常、走行中の道路の形状である。また、「道路の形状」とは、通常、道路を真上から見たときの形状であり、直線であるかカーブであるか、また曲率曲率半径などである。また、上記「分岐点での進行方向」とは、直進するか、右折するか、左折するかなどである。

0037

また、上記「運転時の状況」に関する情報は、運転状況情報である。運転状況情報は、通常、上記「運転時の状況」を示す情報である。つまり、運転状況条件は、通常、運転状況情報に関する条件である。

0038

また、上記「運転時に操作する機構」とは、通常、自動車が備える機構のうち、運転に際して、ドライバーが直接的に操作する機構である。「運転時に操作する機構」は、例えば、アクセルペダルや、ブレーキペダル、ウインカーレバー、ワイパーレバー、セレクトレバー、ハザードタン、ハンドル、パーキングブレーキペダルなどである。また、「運転時に操作する機構」を、以下、適宜、「操作機構」と表記する。

0039

また、以上より、運転状況条件は、例えば、エンジンスイッチが予め決められた状態にあること、エンジンが予め決められた状態にあること、セレクトレバーが予め決められた状態にあること、アクセルペダルの踏み込み量が予め決められた量以上または以下であること、ブレーキペダルの踏み込み量が予め決められた量以上または以下であること、現在位置が予め決められた位置であること、現在位置に対応する地点が予め決められた地点であること、現在位置に対応する場所が予め決められた場所であること、現在位置に対応する道路の形状が予め決められた形状であること、分岐点での進行方向が予め決められた方向であること、などである。また、当該「以上」および「以下」は、「超過」および「未満」であってもよい。

0040

また、運転状況条件は、例えば、ハンドルを操作する状況にあることや、右折または左折する状況にあること、ハンドルを操作しながら後退する状況にあることなどである。「ハンドルを操作する状況にあること」とは、例えば、現在位置に対応する道路の形状がカーブであることや、現在位置が交差点内であることなどである。また、「右折または左折する状況にあること」とは、例えば、直近の分岐点での進行方向が直進以外であることや、直近の分岐点までの距離が予め決められた距離以下であり、かつ、直近の分岐点での進行方向が直進以外であることなどである。また、「ハンドルを操作しながら後退する状況にあること」とは、例えば、セレクトレバーが「R」の位置にある状態であることや、現在位置が駐車場内であり、かつ、セレクトレバーが「R」の位置にある状態であることなどである。この様に、運転状況条件は、例えば、上記操作機構などに関する1以上の運転状況条件を組み合わせることにより想起できる状況に関する条件であってもよい。

0041

また、1以上の各運転状況条件には、例えば、操作支援情報が対応付いていてもよい。操作支援情報とは、操作機構の操作を支援する情報である。操作支援情報は、通常、静的な操作支援情報と、動的な操作支援情報とに分類することができる。

0042

(A)静的な操作支援情報:静的な操作支援情報とは、運転時の状況に応じて変動しない固定的な情報である。静的な操作支援情報は、通常、操作機構の位置に関する情報(以下、適宜、機構位置関連情報)である。また、機構位置関連情報は、通常、操作機構の相対的な位置を示す情報(以下、適宜、相対的機構位置関連情報)である。また、機構位置関連情報は、例えば、機構を示す情報を出力する位置を示す情報(以下、適宜、絶対的機構位置関連情報)であってもよい。

0043

(A1)相対的機構位置関連情報:相対的機構位置関連情報は、例えば、2以上の機構の相対的な位置を示す画像である。また、相対的機構位置関連情報は、例えば、2以上の機構の相対的な位置を示す文字であってもよい。具体的に、相対的機構位置関連情報は、例えば、ブレーキペダルのアイコンが左側にあり、アクセルペダルのアイコンが右側にある画像や、ワイパーレバーのアイコンが左側にあり、ウインカーレバーのアイコンが右側にある画像、「左:ブレーキ右:アクセル」の文字、「左:ワイパー右:ウインカー」の文字などである。

0044

(A2)絶対的機構位置関連情報:絶対的機構位置関連情報は、例えば、機構を示す機構情報と、当該機構情報を出力する位置を示す機構情報出力位置情報とを有する情報である。機構情報は、画像、または文字である。具体的に、機構情報は、例えば、ブレーキペダルのアイコンや、ウインカーレバーのアイコン、ハザードボタンのアイコン、「ブレーキ」の文字、「ウインカー」の文字、「ハザード」の文字などである。また、機構情報出力位置情報は、機構情報が出力される領域(以下、適宜、出力領域)における位置を示す情報である。当該位置は、通常、当該出力領域における座標である。

0045

以上より、操作支援情報は、通常、操作機構を識別する1以上の情報を有する。また、後述の出力部18により相対的機構位置関連情報が出力されることにより、当該相対的機構位置関連情報が示す2以上の機構の相対的な位置が示される。また、後述の出力部18により、絶対的機構位置関連情報が有する機構情報出力位置情報が示す位置に機構情報が出力されることにより、当該機構情報が示す機構の相対的な位置が示される。

0046

(B)動的な操作支援情報:動的な操作支援情報とは、運転時の状況に応じて変動する変動的な情報である。言い換えると、動的な操作支援情報とは、刻一刻と変化する運転時の状況に合わせて変化する情報である。また、動的な操作支援情報は、通常、操作機構の操作の度合いを示す情報(以下、適宜、機構操作度合情報)や、当該操作時の自車と周囲の障害物との位置関係を示す情報(以下、適宜、周囲位置関係情報)などである。

0047

(B1)機構操作度合情報:機構操作度合情報は、例えば、アクセルペダルを踏み込む量や、ブレーキペダルを踏み込む量、ハンドルを回す角度などを示す情報である。これらのうち、当該ハンドルを回す角度を示す機構操作度合情報を、以下、適宜、ハンドル操作情報とする。ハンドル操作情報は、例えば、ハンドルを回す角度を示す画像(以下、適宜、ハンドル操作画像)である。また、ハンドルを操作情報は、例えば、ハンドルを回す角度を示す文字(以下、適宜、ハンドル操作文字)であってもよい。また、ハンドル操作情報は、通常、ハンドルを回す角度と共に、ハンドルを回す方向も示す。つまり、例えば、ハンドル操作画像では、右または左にどの程度の角度回すのかを画像により示す。また、例えば、ハンドル操作文字では、右または左にどの程度の角度回すのかを文字により示す。

0048

(B2)周囲位置関係情報:周囲位置関係情報は、例えば、自車と共に自車の周囲に存在する障害物を示す画像(以下、適宜、周囲位置関係画像)である。当該「障害物」とは、例えば、他車や、、壁、電柱などであり、自車の走行にあたり障害となる物体である。また、周囲位置関係情報は、例えば、自車と自車の周囲に存在する障害物との距離やその方向などを示す文字(以下、適宜、周囲位置関係文字)であってもよい。

0049

なお、上記、動的な操作支援情報が画像である場合、当該「画像」は、通常、動画であることが好適であるが、静止画であってもよい。

0050

また、以上より、操作支援情報は、通常、画像であることが好適であるが、文字であってもよい。

0051

また、1以上の各運転状況条件には、例えば、操作支援内容情報が対応付いていてもよい。操作支援内容情報とは、操作機構の操作を支援する内容を示す情報である。言い換えると、操作支援内容情報とは、何により操作機構の操作を支援するのかを示す情報である。車載装置1は、後述の出力部18が操作支援情報を出力することにより、ドライバーに対して、操作機構の操作を支援する。従って、操作支援内容情報は、通常、出力内容や、出力態様などを示す。操作支援内容情報は、例えば、操作する機構の位置を表示すること、機構を操作する旨を表示すること、これらの出力内容を画像または文字により表示することなどを示す。具体的に、操作支援内容情報は、例えば、アクセルペダルおよびブレーキペダルの相対的な位置を示す画像を出力することや、ウインカーレバーおよびワイパーレバーの相対的な位置を示す文字を出力すること、ハザードボタンの相対的な位置を示す画像を出力すること、ハンドルを回す角度を示す文字を出力すること、自車と周囲の障害物との位置関係を示す画像を出力することなどを示す情報である。

0052

また、操作支援内容情報は、例えば、いわゆる関数や、いわゆる実行プログラム、当該関数の名称、当該実行プログラムの名称などであってもよい。当該関数およびプログラムは、通常、操作支援情報を作成する。

0053

なお、1以上の各運転状況条件には、通常、操作支援情報、操作支援内容情報のいずれか一方が対応付いている。また、1以上の各運転状況条件に操作支援情報が対応付いている場合、当該操作支援情報は、通常、静的な操作支援情報である。

0054

地図情報格納部12は、地図を示す地図情報が格納される。当該地図の種類は、問わない。また、地図情報は、通常、カーナビゲーションで用いられるKIWIフォーマットのものである。また、地図情報は、例えば、いわゆるラスタデータや、いわゆるベクタデータであってもよい。

0055

また、地図情報は、通常、道路を示す1以上の道路情報を有する。当該道路情報は、通常、地図上の道路を表現するための1以上の情報を有する情報である。道路情報は、通常、道路の種類や、道路の構造、道路の名称、道路の区間、道路の起点、終点通過地点などの位置などを示す情報を有する。当該位置は、通常、経緯度である。また、当該位置は、例えば、地図上の座標であってもよい。また、道路情報は、例えば、道路の形状を示す情報(以下、適宜、道路形状情報)を有していてもよい。道路の形状とは、例えば、道路が直線であるかカーブであるか、また、道路の曲率や曲率半径などである。

0056

また、地図情報は、例えば、地図上の場所や、地図上の地域など、予め決められた広さを持つ地図上の領域を示す情報を有していてもよい。また、地図情報は、例えば、地図上の1以上の地点を示す1以上の地点情報を有していてもよい。当該地点は、例えば、や、観光名所公園テーマパーク、その他の建造物などある。

0057

経路情報格納部13は、出発地から目的地までの経路を示す経路情報が格納される。当該出発地は、通常、出発時の現在位置である。また、当該経路は、通常、図示しない経路探索部が探索する。経路探索部は、通常、出発地を示す出発地情報と、目的地を示す目的地情報とを、地図情報に適用し、当該出発地から当該目的地までの経路を探索し、当該経路を示す経路情報を取得する。そして、経路探索部は、当該取得した経路情報を、経路情報格納部13に蓄積する。なお、出発地情報は、通常、現在位置を示す現在位置情報であり、後述の現在位置情報取得部14が取得する。また、目的地情報は、通常、目的地を示す地点情報であり、図示しない受付部が受け付ける。

0058

また、経路情報は、例えば、経路が通過する位置を示す1以上の位置情報を有する。また、経路情報は、例えば、経路上の1以上の各地点を示す地点情報を有する。また、経路情報は、例えば、当該1以上の各地点を結ぶ道路を示す道路情報を有する。また、経路情報は、例えば、経路上の1以上の各分岐点における進行方向を示す進行方向情報を有する。進行方向情報は、例えば、「直進」、「右折」、「左折」などである。

0059

現在位置情報取得部14は、現在位置を示す現在位置情報を取得する。現在位置情報は、通常、現在位置を示す位置情報である。また、現在位置情報取得部14は、通常、定期的に現在位置情報を取得する。また、現在位置情報取得部14は、通常、衛星航法システムGPS受信機など)や、移動体通信用の基地局から位置情報を受信する装置などから、現在位置情報を取得する。この場合、現在位置情報取得部14は、これらの装置を有していてもよいし、これらの装置で実現され得てもよい。また、現在位置情報取得部14の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。

0060

運転状況情報取得部15は、運転状況情報を取得する。運転状況情報取得部15は、通常、自車が備える1以上の各機構から、運転状況情報を取得する。運転状況情報取得部15は、例えば、エンジンスイッチの状態を示す運転状況情報(以下、適宜、エンジンスイッチ情報)を、エンジンスイッチから取得する。また、運転状況情報取得部15は、例えば、セレクトレバーの状態を示す運転状況情報(以下、適宜、セレクトレバー情報)を、セレクトレバーから取得する。また、運転状況情報取得部15は、例えば、自車が備える1以上の各装置から、運転状況情報を取得してもよい。当該装置は、例えば、照度計雨量計などであり、また、当該運転状況情報は、天気を示す情報である。また、運転状況情報取得部15は、例えば、これらの機構や装置を有していてもよいし、これらの機構や装置で実現され得てもよい。

0061

また、運転状況情報取得部15は、例えば、現在位置情報取得部14が取得した現在位置情報を、運転状況情報として取得する。また、運転状況情報取得部15は、当該取得した現在位置情報を用いて、当該現在位置情報が示す現在位置に対応する地図情報または経路情報を、運転状況情報として、地図情報または経路情報から取得する。

0062

例えば、現在位置に対応する地点、現在位置に対応する場所、現在位置に対応する道路の形状などを示す運転状況情報を取得する場合、運転状況情報取得部15は、例えば、地図情報と、現在位置情報とを用いて、現在位置から最も近い地点や、現在位置が含まれる地域、走行中の道路の形状などを示す情報を、運転状況情報として、地図情報から取得する。

0063

また、例えば、直近の分岐点および現在位置から当該分岐点までの距離を示す運転状況情報を取得する場合、運転状況情報取得部15は、例えば、現在位置から目的地までの経路を示す経路情報から、1以上の各分岐点を示す1以上の位置情報を取得する。そして、運転状況情報取得部15は、現在位置情報と、当該1以上の位置情報とを用いて、現在位置から当該1以上の各分岐点との距離を算出する。そして、運転状況情報取得部15は、当該算出した1以上の距離のうち、最短の距離および当該距離にある分岐点を示す位置情報を、運転状況情報として取得する。

0064

また、例えば、直近の分岐点での進行方向を示す運転状況情報を取得する場合、運転状況情報取得部15は、例えば、上記と同様の処理を行い、直近の分岐点を検出し、当該分岐点における進行方向を示す進行方向情報を、経路情報から、運転状況情報として取得する。

0065

また、例えば、直近の分岐点に対応する道路の形状を示す運転状況情報を取得する場合、運転状況情報取得部15は、例えば、上記と同様の処理を行い、直近の分岐点を検出し、当該分岐点に対応する道路形状情報を、地図情報から、運転状況情報として取得する。

0066

また、例えば、直近の分岐点に対応する道路の形状を示す運転状況情報を取得する場合、運転状況情報取得部15は、例えば、当該分岐点を中心とする予め決められた大きさの領域に対応する地図情報を取得し、当該地図情報が示す地図上の道路を用いて、道路形状情報を算出してもよい。なお、例えば、画像で表現されている道路を画像処理し、当該道路の形状を示す道路形状情報を算出する方法や手順などは、公知であるので、詳細な説明を省略する。

0067

なお、上記において、「地図情報」は、地図情報格納部12に格納されている地図情報である。また、「経路情報」は、経路情報格納部13に格納されている経路情報である。また、「現在位置情報」は、現在位置情報取得部14が取得した現在位置情報である。

0068

また、運転状況情報取得部15は、通常、定期的に運転状況情報を取得する。また、地図情報や、経路情報、現在位置情報などを用いて運転状況情報を取得する方法や手順などは、公知であるので、詳細な説明を省略する。

0069

また、運転状況情報取得部15の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。

0070

操作支援内容情報取得部16は、運転状況情報が合致する運転状況条件に対応する操作支援内容情報を、運転状況条件格納部11から取得する。当該運転状況情報は、運転状況情報取得部15が取得した運転状況情報である。また、操作支援内容情報取得部16は、例えば、運転状況情報が、1以上の運転状況条件のいずれに合致するか否かを判断する。そして、操作支援内容情報取得部16は、合致すると判断した運転状況条件に対応付いている操作支援内容情報を、運転状況条件格納部11から取得する。

0071

例えば、運転状況情報がエンジンスイッチ情報「エンジンスイッチ:ACC」であるとする。当該運転状況情報は、エンジンスイッチが「ACC」の位置にある状態であることを示す。また、運転状況条件が「エンジンスイッチ=ACC」であるとする。当該運転状況条件は、エンジンスイッチが「ACC」の位置にある状態であることを意味する。この様な場合、操作支援内容情報取得部16は、当該運転状況情報が当該運転状況条件に合致すると判断する。

0072

また、例えば、運転状況情報がセレクトレバー情報「セレクトレバー:D」であるとする。当該運転状況情報は、セレクトレバーが「D」の位置にある状態であることを示す。また、運転状況条件が「セレクトレバー=D」であるとする。当該運転状況条件は、セレクトレバーが「D」の位置にある状態であることを意味する。この様な場合、操作支援内容情報取得部16は、当該運転状況情報が当該運転状況条件に合致すると判断する。

0073

また、例えば、運転状況情報が「分岐点:200m」、「分岐点:右折」であるとする。当該運転状況情報は、直近の分岐点までの距離が300m以下であること、および、当該分岐点において右折または左折することを示す。また、運転状況条件が「(分岐点距離≦300m)&(分岐点=右折or左折)」であるとする。当該運転状況条件は、直近の分岐点までの距離が300m以下であり、かつ、当該分岐点において右折または左折することを意味する。この様な場合、操作支援内容情報取得部16は、当該運転状況情報が当該運転状況条件に合致すると判断する。

0074

操作支援情報取得部17は、運転状況情報が、1以上の運転状況条件のいずれかに合致する場合に、当該運転状況情報に応じて操作支援情報を取得する。当該運転状況情報は、運転状況情報取得部15が取得した運転状況情報である。また、当該1以上の運転状況条件は、運転状況条件格納部11に格納されている運転状況条件である。

0075

また、上記「運転状況情報に応じて操作支援情報を取得する」とは、通常、以下のいずれかの処理を行うことにより、操作支援情報を取得することである。
(A)運転状況条件格納部11に格納されている操作支援情報を取得する処理
(B)操作支援内容情報に応じた操作支援情報を作成する処理

0076

(A)の処理を行う場合:(A)の処理を行うことにより取得される操作支援情報は、静的な操作支援情報である。また、この場合、運転状況条件格納部11には、操作支援情報が対応付いた1以上の運転状況条件が格納されている。そして、操作支援情報取得部17は、運転状況情報が、当該1以上の運転状況条件のいずれに合致するか否かを判断する。そして、操作支援情報取得部17は、合致すると判断した運転状況条件に対応付いている操作支援情報を、運転状況条件格納部11から取得する。

0077

なお、運転状況条件格納部11から操作支援情報を取得する方法や手順などは、操作支援内容情報取得部16により運転状況条件格納部11から操作支援内容情報を取得する方法や手順などと同様であるので、説明を省略する。

0078

(B)の処理を行う場合:(B)の処理を行うことにより取得される操作支援情報は、通常、動的な操作支援情報であるが、静的な操作支援情報であってもよい。この場合、運転状況条件格納部11には、操作支援内容情報が対応付いた1以上の運転状況条件が格納されている。そして、操作支援情報取得部17は、通常、操作支援内容情報取得部16が取得した操作支援内容情報に応じて、操作支援情報を作成する。具体的に、操作支援情報取得部17は、当該操作支援内容情報が示す内容に応じて、操作支援内容情報を作成する。また、このとき、操作支援情報取得部17は、通常、操作支援内容情報取得部16が操作支援内容情報を取得する際に用いた運転状況情報を用いるが、用いなくてもよい。

0079

例えば、操作支援内容情報が「ハンドル角度:画像」であるとする。当該操作支援内容情報は、ハンドルを回す角度を示す画像を作成することを意味する。また、操作支援内容情報を取得する際に用いた運転状況情報が、現在位置に対応する道路の形状を示す道路形状情報であるとする。この様な場合、操作支援情報取得部17は、例えば、当該道路形状情報が示す道路の曲率を用いてタイヤの角度を算出し、当該タイヤの角度を用いてハンドルを回す角度を算出する。そして、操作支援情報取得部17は、当該ハンドルを回す角度を用いて、当該ハンドルを回す角度を示す画像を作成する。

0080

また、例えば、操作支援内容情報が「ハンドル角度,自車周囲:画像」であるとする。当該操作支援内容情報は、ハンドル操作画像と、周囲位置関係画像とを作成することを意味する。この様な場合、操作支援情報取得部17は、まず、自車の周囲の画像である周囲画像を取得する。当該周囲画像の取得の方法や手順、自車に対する周囲画像の方向などは、問わない。周囲画像は、通常、いわゆる車載カメラにより取得されることが好適である。また、周囲画像は、通常、自車の前方、後方、左方、右方の4枚の画像であることが好適である。

0081

そして、操作支援情報取得部17は、周囲画像を用いて、進みたい方向に対する自車の角度を算出する。進みたい方向とは、例えば、駐車時であれば、駐車位置など、障害物が存在しないスペースのある方向である。また、周囲位置関係画像を作成する場合の運転時の状況は、通常、ハンドルを操作しながら後退する状況にあることである。従って、操作支援情報取得部17は、後方を示す周囲画像を画像処理し、進みたい方向に対する自車の角度を算出する。

0082

そして、操作支援情報取得部17は、進みたい方向に対する自車の角度を用いて、タイヤの角度を算出する。当該タイヤの角度は、進みたい方向に進むためのタイヤの角度である。そして、操作支援情報取得部17は、当該タイヤの角度を用いて、ハンドルを回す角度を算出し、当該ハンドルを回す角度を用いて、当該ハンドルを回す角度を示す画像を作成する。

0083

そして、操作支援情報取得部17は、周囲画像を用いて、周囲位置関係画像を作成する。例えば、周囲画像が上記の4枚の画像である場合、操作支援情報取得部17は、例えば、当該各画像の歪曲補正し、当該4枚の周囲画像を1枚の画像に合成し、周囲位置関係画像を作成する。また、例えば、周囲画像が1枚の画像である場合、操作支援情報取得部17は、例えば、当該各画像の歪曲を補正し、周囲位置関係画像を作成する。なお、周囲画像を用いて、周囲位置関係画像を作成する方法や手順などは、問わない。周囲位置関係画像を作成する技術には、例えば、アラウンドビューモニタ(http://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/avm.html)などがある。

0084

なお、上記「ハンドルを回す角度」を算出する方法や手順などは、問わない。通常、ハンドルを回した角度と、当該ハンドルを回したことによりタイヤが動く角度とは、一致しない。従って、操作支援情報取得部17は、例えば、タイヤの角度を用いてハンドルを回す角度を算出するための算出式を予め保持しており、当該算出式を用いて、ハンドルを回す角度を算出する。

0085

また、上記「ハンドルを回す角度を示す画像」を作成する方法や手順などは、問わない。通常、ハンドルを回す角度を示す画像の外観は、通常、ハンドルを回す角度を示す画像を作成するたびに変化しない。従って、操作支援情報取得部17は、例えば、ハンドルを回す角度を示す画像を作成する手順を示す情報を予め保持しており、当該情報を用いて、ハンドルを回す角度を示す画像を作成する。なお、当該「情報」は、例えば、いわゆる関数や、いわゆるひな形である。当該関数は、例えば、ハンドルを回す角度を代入する引数を有する。また、当該関数は、例えば、操作支援内容情報取得部16が取得した操作支援内容情報であってもよい。

0086

また、(B)の処理を行うことにより操作支援情報を取得する場合、操作支援情報取得部17は、通常、操作支援内容情報取得部16が操作支援内容情報を取得するたびに、操作支援情報を作成する。これは、つまりは、運転時の状況の変化に応じて、当該運転時の状況に合った操作支援情報を作成することである。これにより、操作支援情報は、運転時の状況に応じて変化する。

0087

出力部18は、操作支援情報取得部17が取得した操作支援情報を出力する。当該出力された操作支援情報は、通常、透過していることが好適である。従って、当該出力は、通常、透過型液晶パネルなどへの表示や、液晶プロジェクターを用いた透明なパネルなどへの投影ホログラム化することなどである。また、当該出力は、例えば、外部の装置への送信や、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念であってもよい。この場合、送信や蓄積された操作支援情報は、最終的にユーザに提示されるものとする。また、このとき、当該操作支援情報は、通常、透過していることが好適である。

0088

また、出力部18は、通常、出力している操作支援情報に関する状況が予め決められた条件(以下、適宜、出力終了条件)を満たす場合に、出力を終了する。当該「出力している操作支援情報に関する状況」とは、例えば、出力してからの経過時間や、新たな操作支援情報が取得されたか否かなどである。また、出力終了条件は、出力してからの経過時間が予め決められた時間以上であることや、新たな操作支援情報が取得されたことなどである。つまり、例えば、操作支援情報を出力してから予め決められた時間以上の時間が経過した場合、出力部18は、当該出力している操作支援情報の出力を終了する。また、例えば、新たな操作支援情報が取得された場合、出力部18は、当該出力している操作支援情報の出力を終了する。

0089

また、出力部18は、通常、操作支援情報を、ドライバーの視線の移動量が予め決められた条件(以下、適宜、視線移動量条件)を満たすほど少ない位置に出力する。当該視線の移動量は、通常、視線の上下左右の移動時の角度である。つまり、当該視線移動量条件は、例えば、ドライバーの視線の上下の移動時の角度が、第一の閾値以上第二の閾値以下であることや、ドライバーの視線の左右の移動時の角度が、第一の閾値以上第二の閾値以下であることなどである。なお、出力部18は、通常、操作支援情報を、運転時のドライバーの視線の付近に出力することができればよい。言い換えると、出力部18は、通常、操作支援情報を、ドライバーの視界の範囲内における予め決められた範囲内に出力することができればよい。

0090

また、上記「ドライバーの視線の移動量が視線移動量条件を満たすほど少ない位置に出力する」ことには、例えば、操作支援情報の出力先となるパネルなどが、当該視線移動量条件を満たす位置に取り付けられていることなども含む。また、当該出力される操作支援情報の位置は、結果的に、視線移動量条件を満たす位置であればよい。

0091

また、例えば、操作支援情報が、相対的機構位置関連情報である場合、出力部18は、当該操作支援情報を、上記視線移動量条件を満たす位置に出力する。また、例えば、操作支援情報が、絶対的機構位置関連情報である場合、出力部18は、当該操作支援情報が有する機構情報を、当該操作支援情報が有する機構情報出力位置情報が示す位置に出力する。これにより、出力部18は、結果的に、操作支援情報を、機構の相対的な位置がわかるように出力する。また、例えば、操作支援情報が、動的な操作支援情報である場合、出力部18は、当該操作支援情報を、上記視線移動量条件を満たす位置に出力する。

0092

また、出力部18は、ディスプレイスピーカーなどの出力デバイスを含むと考えてもよいし、含まないと考えてもよい。出力部18は、出力デバイスのドライバソフトまたは、出力デバイスのドライバソフトと出力デバイスなどで実現され得る。

0093

なお、運転状況条件格納部11、地図情報格納部12、経路情報格納部13は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。また、運転状況条件格納部11などに所定の情報が記憶される過程は、問わない。例えば、当該所定の情報は、記録媒体や、通信回線入力デバイスなどを介して運転状況条件格納部11などに記憶されてもよい。

0094

また、操作支援内容情報取得部16、操作支援情報取得部17は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。また、操作支援内容情報取得部16などの処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。なお、操作支援内容情報取得部16などは、ハードウェア専用回路)で実現されてもよい。

0095

次に、車載装置1の全体動作について、フローチャートを用いて説明する。なお、所定の情報におけるi番目の情報は、「情報[i]」と記載するものとする。図2は、車載装置1の全体動作を示すフローチャートである。図2において、運転状況条件格納部11には、m個の運転状況条件が格納されているものとする。

0096

(ステップS201)車載装置1は、図示しない受付部が電源ONの指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合は、ステップS202に進み、そうでない場合は、ステップS203に進む。

0097

(ステップS202)車載装置1は、電源ONの処理を行う。

0098

(ステップS203)現在位置情報取得部14は、現在位置情報の取得を開始する。以降、現在位置情報取得部14は、通常、車載装置1の電源がOFFになるまで、現在位置情報を定期的に取得し続ける。

0099

(ステップS204)運転状況情報取得部15は、運転状況情報の取得を開始する。以降、運転状況情報取得部15は、通常、車載装置1の電源がOFFになるまで、運転状況情報を定期的に取得し続ける。

0100

(ステップS205)操作支援情報取得部17は、ステップS204で運転状況情報取得部15が、運転状況情報を取得したか否かを判断する。取得した場合は、ステップS206に進み、そうでない場合は、ステップS205に戻る。

0101

(ステップS206)操作支援情報取得部17は、運転状況条件格納部11に、操作支援情報が格納されているか否かを判断する。当該判断は、運転状況条件格納部11に格納されている運転状況条件に、操作支援情報が対応付いているか否かを判断することであってもよい。そして、操作支援情報が格納されている場合は、ステップS207に進み、そうでない場合は、ステップS212に進む。

0102

(ステップS207)操作支援情報取得部17は、カウンタiに1をセットする。

0103

(ステップS208)操作支援情報取得部17は、ステップS204で取得した運転状況情報が運転状況条件[i]に合致するか否かを判断する。合致する場合は、ステップS209に進み、そうでない場合は、ステップS210に進む。

0104

(ステップS209)操作支援情報取得部17は、運転状況条件[i]に対応付いている操作支援情報である操作支援情報[i]を、運転状況条件格納部11から取得する。

0105

(ステップS210)操作支援情報取得部17は、iがmであるか否かを判断する。mである場合は、ステップS218に進み、そうでない場合は、ステップS211に進む。

0106

(ステップS211)操作支援情報取得部17は、iを1インクリメントする。そして、ステップS208に戻る。

0107

(ステップS212)操作支援内容情報取得部16は、カウンタiに1をセットする。

0108

(ステップS213)操作支援内容情報取得部16は、ステップS204で取得した運転状況情報が運転状況条件[i]に合致するか否かを判断する。合致する場合は、ステップS214に進み、そうでない場合は、ステップS215に進む。

0109

(ステップS214)操作支援内容情報取得部16は、運転状況条件[i]に対応付いている操作支援内容情報である操作支援内容情報[i]を、運転状況条件格納部11から取得する。

0110

(ステップS215)操作支援内容情報取得部16は、iがmであるか否かを判断する。mである場合は、ステップS217に進み、そうでない場合は、ステップS216に進む。

0111

(ステップS216)操作支援内容情報取得部16は、iを1インクリメントする。そして、ステップS213に戻る。

0112

(ステップS217)操作支援情報取得部17は、ステップS216で取得した操作支援内容情報に応じた操作支援情報を作成する。

0113

(ステップS218)出力部18は、ステップS209で取得した操作支援情報、またはステップS217で作成した操作支援情報を出力する。

0114

(ステップS219)車載装置1は、図示しない受付部が電源OFFの指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合は、ステップS220に進み、そうでない場合は、ステップS205に戻る。

0115

(ステップS220)車載装置1は、電源OFFの処理を行う。そして、ステップS201に戻る。

0116

なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理を終了してもよい。

0117

また、図2のフローチャートのステップS217において、ハンドル操作画像を作成する場合、当該ハンドル操作画像の作成処理を示すフローチャートは、図3である。

0118

(ステップS301)操作支援情報取得部17は、ステップS213で運転状況条件[i]に合致すると判断した運転状況情報が、道路形状情報であるか否かを判断する。道路形状情報である場合は、ステップS304に進み、そうでない場合は、ステップS302に進む。

0119

(ステップS302)操作支援情報取得部17は、ステップS213で運転状況条件[i]に合致すると判断した道路形状情報を取得する。

0120

(ステップS303)操作支援情報取得部17は、現在位置に対応する地図情報である現在地図情報を取得する。現在地図情報とは、現在位置から予め決められた距離の範囲にある地図を示す情報である。

0121

(ステップS304)操作支援情報取得部17は、ステップS303で取得した現在地図情報から、道路形状情報を取得する。

0122

(ステップS305)操作支援情報取得部17は、ステップS302またはステップS304で取得した道路形状情報を用いて、タイヤの角度を算出する。

0123

(ステップS306)操作支援情報取得部17は、ステップS305で算出したタイヤの角度を用いて、ハンドルを回す角度を算出する。

0124

(ステップS307)操作支援情報取得部17は、ステップS306で算出したハンドルを回す角度を用いて、ハンドルを回す角度を示すハンドル操作画像を作成する。

0125

また、図2のフローチャートのステップS217において、ハンドル操作画像と周囲位置関係画像とを作成する場合、当該ハンドル操作画像と周囲位置関係画像の作成処理を示すフローチャートは、図4である。

0126

(ステップS401)操作支援情報取得部17は、周囲画像を取得する。

0127

(ステップS402)操作支援情報取得部17は、周囲画像を用いて、進みたい方向に対する自車の角度を算出する。

0128

(ステップS403)操作支援情報取得部17は、ステップS402で算出した自車の角度を用いて、タイヤの角度を算出する。

0129

(ステップS404)操作支援情報取得部17は、ステップS403で算出したタイヤの角度を用いて、ハンドルを回す角度を算出する。

0130

(ステップS405)操作支援情報取得部17は、ステップS404で算出したハンドルを回す角度を用いて、ハンドルを回す角度を示すハンドル操作画像を作成する。

0131

(ステップS406)操作支援情報取得部17は、ステップS401で取得した周囲画像を画像処理し、周囲画像の歪曲などを補正する。

0132

(ステップS407)操作支援情報取得部17は、ステップS406で取得した補正後の周囲画像を用いて、周囲位置関係画像を作成する。

0133

(具体例)
次に、車載装置1の動作の具体例について説明する。なお、本具体例において、現在位置情報取得部14と運転状況情報取得部15とは、それぞれ、定期的に現在位置情報と運転状況情報とを取得しているものとする。

0134

(例1)
本例において、運転状況条件に対応付いている操作支援情報を取得し、当該操作支援情報を出力する例について説明する。なお、本例において、運転状況条件格納部11には、図5に示す運転状況条件が格納されているものとする。当該運転状況条件(項目名:条件)は、レコード一意に特定するためのIDと、操作支援情報(項目名:操作支援)が対応付いている。

0135

まず、ドライバーが、車載装置1が搭載されている自動車に乗り込み、エンジンを始動するために、エンジンスイッチを「OFF」から「ON」に回したとする。すると、運転状況情報取得部15は、当該エンジンスイッチが「ON」の位置にある状態であることを示す運転状況情報「エンジンスイッチ:ON」を取得する。

0136

次に、操作支援情報取得部17は、運転状況情報取得部15が取得した運転状況情報「エンジンスイッチ:ON」が、図5の運転状況条件のいずれに合致するか否かを判断する。そして、操作支援情報取得部17は、当該運転状況情報が、図5の「ID=011」の運転状況条件「(エンジンスイッチ=ACCorON)」に合致すると判断する。当該運転状況条件は、エンジンスイッチが「ACC」または「ON」の位置にある状態であることを意味する。

0137

次に、操作支援情報取得部17は、図5の「ID=011」の操作支援情報「peda.jpg」を取得する。当該操作支援情報は、画像を識別する識別子(ファイル名)であり、操作支援情報取得部17は、実際には、当該識別子により識別される画像を、運転状況条件格納部11から取得する。また、当該画像は、アクセルペダルとブレーキペダルとの相対的な位置関係を示す画像である。

0138

次に、出力部18は、「pedal.jpg」により識別される画像を、ドライバーの視線の前方付近のフロントガラスに出力する。このときの様子は、例えば、図6である。図6において、破線で囲まれている「A」の領域にある画像が、当該出力された画像である。

0139

一般的な自動車は、通常、運転席着席した際の右足付近に、アクセルペダルとブレーキペダルとが設置されている。また、当該2つのペダルは、通常、右側がアクセルペダルであり、左側がブレーキペダルである。従って、図6に示す様に、操作支援情報である画像が出力されることにより、アクセルペダルとブレーキペダルとの相対的な位置関係が示されている。

0140

また、例えば、ドライバーが目的地までの経路を設定し、自動車が当該経路上を走行しているとする。また、当該走行中に、運転状況情報取得部15が直近の分岐点までの距離を示す運転状況情報「分岐点距離:200m」と、天気を示す運転状況情報「晴」を取得したとする。

0141

次に、操作支援情報取得部17は、上記と同様に、運転状況情報取得部15が取得した2つの運転状況情報が、図5の運転状況条件のいずれに合致するか否かを判断し、図5の「ID=012」の運転状況条件「(分岐点距離≦300m)or(天気=雨)」に合致すると判断する。当該運転状況条件は、直近の分岐点までの距離が300m以下である、または、天気が雨であることを意味する。

0142

次に、操作支援情報取得部17は、図5の「ID=012」の操作支援情報「lever.jpg」を取得する。当該識別子により識別される画像は、ウインカーレバーとワイパーレバーとの相対的な位置関係を示す画像である。

0143

次に、出力部18は、「lever.jpg」により識別される画像を、ドライバーの視線の前方付近のフロントガラスに出力する。このときの様子は、例えば、図7である。図7において、破線で囲まれている「B」の領域にある画像が、当該出力された画像である。

0144

一般的な自動車は、通常、ステアリングコラムの右側にウインカーレバー、ステアリングコラムの左側にワイパーレバーが設置されている。従って、図7に示す様に、操作支援情報である画像が出力されることにより、ウインカーレバーとワイパーレバーとの相対的な位置関係が示されている。

0145

(例2)
本例において、運転状況条件に対応付いている操作支援内容情報を取得し、当該操作支援内容情報に応じた操作支援情報を作成し、当該操作支援情報を出力する例について説明する。なお、本例において、運転状況条件格納部11には、図8に示す運転状況条件が格納されているものとする。当該運転状況条件(項目名:条件)は、レコードを一意に特定するためのIDと、操作支援内容情報(項目名:支援内容)が対応付いている。

0146

まず、例1と同様に、運転状況情報取得部15が、とあるタイミングで、現在位置に対応する道路の形状を示す道路形状情報を、運転状況情報として取得したとする。当該道路形状情報は、道路の形状を示す名称「カーブ」と、道路の形状を示す曲率「1/1000」を有しているものとする。

0147

次に、操作支援内容情報取得部16は、例1の操作支援情報取得部17と同様に、運転状況情報取得部15が取得した運転状況情報「カーブ」が、図8の「ID=011」の運転状況条件「(道路形状=カーブ)」に合致すると判断する。当該運転状況条件は、現在位置に対応する道路の形状がカーブであることを意味する。

0148

次に、操作支援内容情報取得部16は、図8の「ID=011」の操作支援内容情報「ハンドル角度:画像」を取得する。当該操作支援内容情報は、ハンドルを回す角度を画像により示すことを意味する。言い換えると、当該操作支援内容情報は、ハンドル操作画像を作成することを意味する。

0149

次に、操作支援情報取得部17は、運転状況情報が有する道路の形状を示す曲率「1/1000」を用いて、当該道路を走行するための、自車の中心線に対するタイヤの角度を算出する。

0150

次に、操作支援情報取得部17は、算出したタイヤの角度を用いて、実際のタイヤの角度が当該算出したタイヤの角度になるために、実際に回すハンドルの角度を算出する。ここで、操作支援情報取得部17は、当該ハンドルを回す角度「+30°」を算出したものとする。当該角度は、右方向に「30°」回すことを意味する。つまり、当該角度は、符号により、右方向に回すか左方向に回すかを示す。

0151

次に、操作支援情報取得部17は、算出したハンドルを回す角度「30°」を用いて、当該角度を示すハンドル操作画像を作成する。操作支援情報取得部17は、例えば、図9に示す画像を予め保持している。当該画像は、ハンドル操作画像のひな形である。また、当該画像には、15°刻みで目盛りが記されている。従って、操作支援情報取得部17は、図9のひな形の画像をコピーし、当該コピーした画像の右方向、30°の目盛りを塗りつぶし、例えば、図10の様なハンドル操作画像を作成する。

0152

次に、出力部18は、図6図7において出力されている操作支援情報(画像)と同様の位置に、図10のハンドル操作画像を出力する。

0153

また、例えば、走行を続けるにつれて、走行している道路の曲がり具合が徐々に強くなってきたとする。このとき、運転状況情報取得部15は、定期的に道路形状情報を取得している。また、操作支援内容情報取得部16は、当該道路形状情報の取得のたびに、上記と同様に、図8の「ID=011」の操作支援内容情報「ハンドル角度:画像」を取得する。また、操作支援情報取得部17は、当該操作支援内容情報の取得のたびに、上記と同様に、当該操作支援内容情報の取得に用いた道路形状情報を用いて、ハンドル操作画像を作成する。操作支援情報取得部17は、例えば、ハンドルを回す角度「32°」、「33°」、「35°」などを順次算出し、当該角度を示すハンドル操作画像を、順次作成する。また、出力部18は、当該ハンドル操作画像の作成のたびに、上記と同様にハンドル操作画像を出力する。これは、言い換えるならば、走行している道路の曲がり具合に応じたハンドルを回す角度を示す動画が出力されていることと同等であると言える。また、当該出力の様子は、例えば、速度の変化に応じて速度メーターが変化する様子と同様であると言える。

0154

また、例えば、運転状況情報取得部15が、とあるタイミングで、セレクトレバーの状態を示す運転状況情報「セレクトレバー:R」と、現在位置に対応する場所を示す運転状況情報「駐車場」とを取得したとする。

0155

次に、操作支援内容情報取得部16は、上記と同様に、運転状況情報取得部15が取得した2つの運転状況情報が、図8の運転状況条件のいずれに合致するか否かを判断し、図8の「ID=013」の運転状況条件「(セレクトレバー=R)&(場所=駐車場)」に合致すると判断する。当該運転状況条件は、セレクトレバーが「R」の位置にある状態であり、かつ、現在位置に対応する場所が駐車場であることを意味する。

0156

次に、操作支援内容情報取得部16は、図8の「ID=013」の操作支援内容情報「ハンドル角度,自車周囲:画像」を取得する。当該操作支援内容情報は、ハンドルを回す角度と、自車と周囲の障害物との位置関係とのそれぞれを、画像により示すことを意味する。言い換えると、当該操作支援内容情報は、ハンドル操作画像と周囲位置関係画像とを作成することを意味する。

0157

次に、操作支援情報取得部17は、前方、後方、左方、右方の4枚の周囲画像を取得する。そして、後方の周囲画像を画像処理し、進むべき方向に対する自車の角度を算出する。

0158

次に、操作支援情報取得部17は、算出した自車の角度を用いて、上記進むべき方向に進むための、自車の中心線に対するタイヤの角度を算出する。

0159

次に、操作支援情報取得部17は、算出したタイヤの角度を用いて、実際のタイヤの角度が当該算出したタイヤの角度になるために、実際に回すハンドルの角度を算出する。ここで、操作支援情報取得部17は、当該ハンドルを回す角度「+30°」を算出したものとする。

0160

次に、操作支援情報取得部17は、例1と同様に、算出したハンドルを回す角度「30°」を用いて、当該角度を示すハンドル操作画像を作成する。当該ハンドル操作画像は、例えば、図10である。

0161

次に、操作支援情報取得部17は、4枚の各周囲画像を画像処理し、歪曲を補正する。当該補正は、例えば、カメラレンズの影響で、実際は直線であるものが曲線に写っている場合に、当該曲線を直線に戻す処理である。そして、操作支援情報取得部17は、当該4枚の周囲画像において共通する障害物などを基に、当該4枚の周囲画像を合成し、1枚の画像を作成する。また、このとき、操作支援情報取得部17は、自車の画像を予め保持しており、当該自車の画像も合わせて合成する。当該合成した画像は、周囲位置関係画像であり、例えば、図11である。

0162

次に、出力部18は、図6図7において出力されている操作支援情報(画像)と同様の位置に、図10のハンドル操作画像と、図11の周囲位置関係画像とを出力する。このとき、出力部18は、例えば、ハンドル操作画像と周囲位置関係画像とが上下に配置されるように、当該2つの画像を出力する。

0163

以上、本実施の形態による車載装置1によれば、運転時の状況に応じて予め決められた情報や、運転時の状況に応じて作成した情報などを出力することにより、操作機構の操作を支援することができる。

0164

また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されてもよいことは言うまでもない。

0165

また、上記各実施の形態における車載装置は、例えば、スタンドアロンの装置であってもよいし、サーバクライアントシステムにおけるサーバ装置であってもよい。

0166

また、上記各実施の形態において、各処理または各機能は、単一の装置または単一のシステムによって集中処理されることによって実現されてもよいし、あるいは、複数の装置または複数のシステムによって分散処理されることによって実現されてもよい。

0167

また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよいし、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスク半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。

0168

また、上記各実施の形態における車載装置を実現するソフトウェアは、例えば、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、運転時の状況に関する条件である1以上の運転状況条件が格納される運転状況条件格納部にアクセス可能コンピュータを、移動体の運転時の状況に関する情報である運転状況情報を取得する運転状況情報取得部と、前記運転状況情報取得部が取得した運転状況情報が、前記1以上の運転状況条件のいずれかに合致する場合に、当該運転状況情報に応じて、運転時に操作する機構の操作を支援する情報である操作支援情報を取得する操作支援情報取得部と、前記操作支援情報取得部が取得した操作支援情報を出力する出力部として動作させるためのプログラムである。

0169

なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。

0170

また、上記プログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよいし、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスク磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。また、このプログラムは、プログラムプロダクトを構成するプログラムとして用いられてもよい。

0171

また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよいし、複数であってもよい。つまり、集中処理を行ってもよいし、あるいは分散処理を行ってもよい。

0172

また、図12は、前述のプログラムを実行して、前述の実施の形態の車載装置等を実現するコンピュータシステム9の概観図である。前述の実施の形態は、コンピュータハードウェア、およびその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。

0173

図12において、コンピュータシステム9は、CD−ROMドライブ9011、FDドライブ9012を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。

0174

図13は、コンピュータシステム9のブロック図である。図13において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ9011、FDドライブ9012に加えて、MPU9013と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM9014と、MPU9013に接続され、アプリケーションプログラム命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM9015と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、およびデータを記憶するためのハードディスク9016と、CD−ROMドライブ9011、FDドライブ9012、MPU9013等を相互に接続するバス9017とを備える。ここでは図示しないが、コンピュータ901は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを備えていてもよい。

0175

コンピュータシステム9に、前述の実施の形態の車載装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM9101、またはFD9102に記憶されて、CD−ROMドライブ9011またはFDドライブ9012に挿入され、さらにハードディスク9016に転送されてもよい。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク9016に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM9015にロードされる。プログラムは、CD−ROM9101、FD9102またはネットワークから直接、ロードされてもよい。

0176

プログラムは、コンピュータ901に、前述の実施の形態の車載装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいればよい。コンピュータシステム9がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。

0177

本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。

0178

以上のように、本発明にかかる車載装置は、操作機構の操作を支援する情報を出力することにより、操作機構の操作を支援することができるという効果を有し、カーナビゲーションシステム等として有用である。

0179

1車載装置
11運転状況条件格納部
12地図情報格納部
13経路情報格納部
14現在位置情報取得部
14運転状況情報取得部
16操作支援内容情報取得部
17操作支援情報取得部
18 出力部

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