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課題

カテキン類に基づく有用な作用効果を発揮させるための、品質・製造性に関する問題が解決されたカテキン類を大量に含有する固形組成物の提供。

解決手段

カテキン類及びグリセリンを含有する固形組成物。

概要

背景

高齢化社会を迎えて久しい、いわゆる先進国においては、慢性化したり、長期化した疾患の治療・予防に東洋医学好む者が増加している。東洋医学においては、従来は生薬浸剤煎剤として服用するものであったが、このような剤形は服用に際しての調製が面倒である。そのため、近年では服用が簡便な生薬のエキス剤流通し、多用されている。エキス剤のうち、とりわけ固形化されたエキス顆粒エキス末等が汎用され、これらを用いた製剤としては、取り扱いの容易性から、錠剤丸剤が用いられている。
我が国においては、錠剤との比較において、丸剤は、取り扱い性服用性の点や古来より用いられてきたといった親しみの点から、根強く採用されている。

ところで、緑茶茶葉に多く含まれるカテキン類は、活性酸素除去、糖分吸収抑制、血圧上昇抑制脂肪燃焼抗癌肝機能改善抗酸化抗菌美肌、消臭、抗アレルギーコレステロール吸収抑制脳梗塞予防等の優れた作用効果が知られる(特許文献1)。しかし、カテキン類の優れた作用効果を発揮せしめるには、大量のカテキン類の摂取を要し、成人日当たり、緑茶を10以上飲用する必要があると言われている。このため、簡便に大量にカテキン類を摂取しうる組成物の開発が望まれており、高濃度にカテキン類を含有する液が提案されている(特許文献1)。

概要

カテキン類に基づく有用な作用効果を発揮させるための、品質・製造性に関する問題が解決されたカテキン類を大量に含有する固形組成物の提供。カテキン類及びグリセリンを含有する固形組成物。なし

目的

そこで、多量の緑茶を飲用せずとも、カテキン類を大量に摂取できるような組成物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

請求項2

カテキン類を固形組成物中15〜50質量%含有する請求項1記載の固形組成物。

請求項3

剤形顆粒剤又は丸剤である請求項1又は2記載の固形組成物。

技術分野

0001

本発明は、カテキン類を含有する固形組成物に関する。

背景技術

0002

高齢化社会を迎えて久しい、いわゆる先進国においては、慢性化したり、長期化した疾患の治療・予防に東洋医学好む者が増加している。東洋医学においては、従来は生薬浸剤煎剤として服用するものであったが、このような剤形は服用に際しての調製が面倒である。そのため、近年では服用が簡便な生薬のエキス剤流通し、多用されている。エキス剤のうち、とりわけ固形化されたエキス顆粒エキス末等が汎用され、これらを用いた製剤としては、取り扱いの容易性から、錠剤丸剤が用いられている。
我が国においては、錠剤との比較において、丸剤は、取り扱い性服用性の点や古来より用いられてきたといった親しみの点から、根強く採用されている。

0003

ところで、緑茶茶葉に多く含まれるカテキン類は、活性酸素除去、糖分吸収抑制、血圧上昇抑制脂肪燃焼抗癌肝機能改善抗酸化抗菌美肌、消臭、抗アレルギーコレステロール吸収抑制脳梗塞予防等の優れた作用効果が知られる(特許文献1)。しかし、カテキン類の優れた作用効果を発揮せしめるには、大量のカテキン類の摂取を要し、成人日当たり、緑茶を10以上飲用する必要があると言われている。このため、簡便に大量にカテキン類を摂取しうる組成物の開発が望まれており、高濃度にカテキン類を含有する液が提案されている(特許文献1)。

先行技術

0004

特開2007−159541号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、緑茶を10杯飲用するというのは、なかなかに困難である。そこで、多量の緑茶を飲用せずとも、カテキン類を大量に摂取できるような組成物を提供することを本発明の課題とする。
本発明者は、カテキン類を大量に含有する固形組成物を製するにあたり鋭意検討したところ、固形組成物を製するにあたって水を用いると該組成物が膨張し、品質に影響する問題が発生することを見出した。
そこで、一価アルコールを用いてみたところ、今度は粘性が生じて、固形組成物の製造が困難となる問題が発生することを見出した。
したがって、本発明は、上述の品質の問題を解決し、また良好に製造することが可能な、カテキン類を大量に含有する固形組成物を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0006

そこで、本発明者は、鋭意検討したところ、カテキン類を大量に含有する固形組成物を製するにあたり、グリセリンを用いれば、品質・製造性に関する問題を解決することができることを見出し、本発明を完成した。

発明の効果

0007

本発明の固形組成物は、品質・製造性に関する問題が解決され、カテキン類を大量に含有することができ、カテキン類に基づく有用な作用効果を発揮させることができる。

0008

本発明の固形組成物は、カテキン類を大量に固形組成物中に含有する。以下、本発明の固形組成物について説明する。

0009

〔カテキン類〕
本発明の固形組成物中に含まれるカテキン類としては、特に限定されるものではなく、例えば、カテキン、ガロカテキン、カテキンガレートガロカテキンガレートエピカテキンエピガロカテキンエピカテキンガレートエピガロカテキンガレート等が挙げられる。カテキン類は、公知の方法により製造できるほか、市販のものを用いることができる。

0010

カテキン類は、ポリフェノールの1種で、緑茶、紅茶、烏龍等の茶葉(Camellia sinensis)に含まれていることが知られ、本発明におけるカテキン類には、茶葉そのもの及
茶葉抽出物も含まれる。本発明において、茶葉としては緑茶の茶葉が好ましい。

0011

茶葉は、必要に応じてその形態を調節することができ、小片小塊に切断若しくは破砕、又は粉末粉砕して用いてもよい。また、茶葉の抽出物としては、第十六改正日本薬局方製剤総則等に記載の公知の方法に基づき、茶葉を適切な大きさとし、これに浸出剤を加えて浸出した液や浸出液濃縮した液、いわゆる「エキス剤」や「チンキ剤」等が挙げられる。また、これらを乾燥して、固塊、粒状又は粉末等の形状とした、茶葉の浸出液を乾燥して得られる「乾燥エキス剤」等を用いることもできる。

0012

なお、茶葉の抽出物は、上述の公知の方法に基づき製することができるが、市販品を用いることもできる。

0013

また、上記浸出剤としては、メタノールエタノールn−ブタノール等の低級(例えば炭素数1〜7)一価アルコール類エチレングリコールプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン等の低級(例えば炭素数1〜7)多価アルコール類ジエチルエーテル等のエーテル類アセトンエチルメチルケトン等のケトン類酢酸エチルエステル等のエステル類ジクロロメタンクロロホルム等のハロゲノアルカン類;ベンゼントルエン等の芳香族炭化水素;水等が挙げられる。これらは各々単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。これらの中でも、低級一価アルコール類、エーテル類、ケトン類、これらと水との混液、水単独が好ましく、エタノール、アセトン、ジエチルエーテル、これらと水との混液、水単独がより好ましく、含水エタノールが特に好ましい。

0014

本発明の固形組成物中のカテキン類の含有量は、服用者性別年齢、症状、固形組成物の投与方法等に応じて、1日あたりの服用量を適宜検討して決定すればよいが、1日あたり、0.05〜2g服用できる量が好ましく、0.1〜1.5g服用できる量がより好ましく、0.15〜1g服用できる量がさらに好ましい。なお、含有量は上述のものに限定されず、性別、年齢、症状等に応じて適宜増減することができる。

0015

また、例えば、カテキン類の作用として、糖分吸収抑制作用を目的とする場合、カテキン類を1日あたり、600〜800mg服用できる量が好ましい。また、脂肪燃焼作用を目的とする場合、1日あたり400〜600mg服用できる量が好ましい。肝機能改善作用を目的とする場合、1日あたり50〜500mg服用できる量が好ましい。また、抗酸化作用を目的とする場合、1日あたり200〜300mg服用できる量が好ましい。コレステロール吸収抑制作用を目的とする場合、1日あたり350〜500mg服用できる量が好ましい。脳梗塞予防作用を目的とする場合、300〜400mg服用できる量が好ましい。

0016

また、カテキン類の含有量としては、本発明の固形組成物の全質量に対し、5〜80質量%が好ましく、10〜60質量%がより好ましく、15〜50質量%がさらに好ましい。

0017

[グリセリン]
本発明の固形組成物に含まれるグリセリンは、化学名が1,2,3−プロパントリオールである公知の化合物である。
グリセリンの含有量は、固形組成物中のカテキン類の含有量に応じて適宜検討すればよく、固形組成物の全質量に対し、0.5〜20質量%が好ましく、1〜15質量%がより好ましく、2〜10質量%がさらに好ましい。また、固形組成物中のカテキン類とグリセリンの質量比は、カテキン類:グリセリン=1:1〜10:1が好ましく、2:1〜8:1がより好ましく、2:1〜5:1がさらに好ましい。

0018

グリセリンは、公知の方法により製造できるほか、市販のものを用いることができる。例えば、第16改正日本薬局方解説書に記載の「グリセリン」や「濃グリセリン」を使用することができる。

0019

本発明の固形組成物の製造方法は、特に限定されることなく、例えば、第十六改正日本薬局方製剤総則等に記載の公知の製錠方法、造粒方法や製丸方法に従うことにより製することができる。本発明の固形組成物の剤形は特に限定されず、顆粒剤、丸剤、錠剤、散剤カプセル剤等の種々の剤形を取り得るが、カテキン類の服用量の管理及び剤形の大きさから考慮すると、顆粒剤や丸剤が好ましい。

0020

本発明の固形組成物には、カテキン類由来の作用を妨げないものであれば、種々の健康に寄与する成分を含めることができる。
たとえば、さつまいも、人参キャベツ、ほうれん草、れんこん、チンゲン菜白菜、ごぼうブロッコリーアスパラガスモヤシ、長いも、レタス里芋エノキ舞茸小松菜ブナシメジサニーレタスカブ等の野菜類及びその発酵物玄米胚芽米米糠赤米黒米等の米類及びその発酵物;乳酸菌乳酸桿菌ビフィズス菌納豆菌等の菌類及びその抽出物等が挙げられる。

0021

本発明の固形組成物を製するにあたり、製剤添加物を用いることができ、製剤添加物としては、賦形剤結合剤滑沢剤pH調節剤着色剤甘味剤崩壊剤等の生理学的に許容される種々のものが挙げられる。

0022

賦形剤としては、例えば、カンゾウ末、カンゾウ粗エキス、デンプン類乾燥酵母酵母エキス精製ラノリン結晶セルロース乳糖蔗糖マンニトール等が挙げられる。

0024

滑沢剤としては、例えば、ステアリン酸マグネシウムタルク等が挙げられる。

0025

pH調節剤としては、例えば、クエン酸リンゴ酸乳酸酒石酸酢酸塩酸リン酸、及びそれらの塩、水酸化ナトリウム水酸化カリウム水酸化マグネシウム水酸化カルシウム等が挙げられる。

0026

着色剤としては、例えば、酸化チタン食用黄色4号食用黄色5号三二酸化鉄、黄
色三二酸化鉄、食用赤色3号等が挙げられる。

0029

本発明の固形組成物は、カテキン類を含有することから、カテキン類由来の作用に基づき、各種疾病・疾患の予防及び/又は治療用医薬品、特定保健用食品栄養機能食品、健康食品栄養補助食品、健康補助食品サプリメントなど)として用いることができる。

0030

以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではない。

0031

[実施例1]カテキン高含有丸剤の製造
カテキン類として、500質量部となるように適当量緑茶抽出物野菜発酵物シクロデキストリン玄米麹、Bacillus coagulansとLactobacillus brevis sp. Coagulansを含有するブレンド321質量部、適当量の甘藷アヤムラサキ)末、デンプン脱脂米ぬか及びシトラスファイバー、グリセリン135質量部を混合し、練合して、適度な稠度の湿塊とした。
得られた湿塊を球状に成形して、粒状物を得、乾燥し、直径約7.5mmの丸剤を得た。なお、得られた丸剤は7丸でカテキン類として500mg含有する。
得られた丸剤を50℃で1ヶ月保存しても、外観変化はなく安定なものであった。また、実施例1の丸剤は水をほとんど含まないものであるから、丸剤に含まれる菌株生存率が高い。

0032

[比較例1]グリセリンを含まないカテキン高含有丸剤の製造(1)
実施例1のグリセリンをエタノールに替えた以外は同様にして、混合を開始したが、粘性が生じ、適度に練合することができず、工業的製造の観点から、適度な稠度の湿塊を適当に製することができなかった。

実施例

0033

[比較例2]グリセリンを含まないカテキン高含有丸剤の製造(2)
実施例1のグリセリンを水に替えた以外は同様にして、丸剤を得た。得られた丸剤を50℃で保存したところ、2週間後には、丸剤が膨潤し、水を用いたカテキン類含有丸剤は不安定であることが判明した。また、比較例2の丸剤は水を含むので、丸剤に含まれる菌株の生存率が低い。

0034

本発明によれば、有用な薬理作用を示すカテキン類を大量に含有する高品質な固形組成物を良好に製造することができる。

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