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技術 ワイヤロープの芯綱交換治具、及びワイヤロープの芯綱交換方法

出願人 株式会社日立ビルシステム
発明者 松岡弘行小山久司
出願日 2013年5月7日 (8年3ヶ月経過) 出願番号 2013-097551
公開日 2014年11月20日 (6年9ヶ月経過) 公開番号 2014-218757
状態 特許登録済
技術分野 ロープ又はケーブル一般 エレベーターの昇降案内装置及びロープ類 線材加工
主要キーワード 交換治具 円板状体 切断器 専用治具 巻回方向 操作体 端末処理 撚り線
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年11月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

作業者熟練度に依存することなく、かつ容易に、ワイヤロープ端末処理のための芯綱交換を行える芯綱交換治具を提供する。

解決手段

ワイヤロープの芯綱交換治具は、ワイヤロープ5の芯綱7の交換に際し、芯綱7が挿入され、挿入された芯綱7を保持する芯綱用穴2と、複数のストランド6がそれぞれ挿入され、挿入されたストランド6のそれぞれを保持する複数のストランド用穴3とを有し、芯綱7が芯綱用穴2に挿入保持され、合せてストランド6のそれぞれが該当するストランド用穴3に挿入保持された状態で、芯綱用穴2に挿入保持された芯綱7を中心に回転操作される操作体、例えば外周部の把持が可能な円板状体1から成っている。円板状体1の中央位置に芯綱用穴2を設け、芯綱用穴2の周囲に複数のストランド用穴3を設けてある。

概要

背景

従来、エレベータ主ロープを構成するワイヤロープ端末処理において、ワイヤロープの端末ソケットで折り返し、そこに溶けた金属を流し込んで固定するようにしている。このために、ナイロン製の芯綱を備えているものでは高温度に耐えられない。そこで、この端末処理を行う部分については、ナイロン製の芯綱から製の芯綱に交換する必要があった。従来、このような作業は作業員手作業にてワイヤロープの複数本ストランド、例えば8本のストランドを必要となる長さまでばらし、ナイロン製の芯綱を切断して、麻製の芯綱の取り付け作業を行い、ばらしたストランドの撚り戻しを行っていた。

なお従来、撚り線バラ治具として、撚り線をばらし、シール材充填する技術が特許文献1に提案されている。

概要

作業者熟練度に依存することなく、かつ容易に、ワイヤロープの端末処理のための芯綱の交換を行える芯綱交換治具を提供する。ワイヤロープの芯綱交換治具は、ワイヤロープ5の芯綱7の交換に際し、芯綱7が挿入され、挿入された芯綱7を保持する芯綱用穴2と、複数のストランド6がそれぞれ挿入され、挿入されたストランド6のそれぞれを保持する複数のストランド用穴3とを有し、芯綱7が芯綱用穴2に挿入保持され、合せてストランド6のそれぞれが該当するストランド用穴3に挿入保持された状態で、芯綱用穴2に挿入保持された芯綱7を中心に回転操作される操作体、例えば外周部の把持が可能な円板状体1から成っている。円板状体1の中央位置に芯綱用穴2を設け、芯綱用穴2の周囲に複数のストランド用穴3を設けてある。

目的

本発明は、前述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、作業者の熟練度に依存することなく、かつ容易に、ワイヤロープの端末処理のための芯綱の交換を行うことができるワイヤロープの芯綱交換治具、及びワイヤロープの芯綱交換方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

芯綱と、この芯綱の周りに撚られる複数本ストランドとを有するワイヤロープの前記芯綱を交換するワイヤロープの芯綱交換治具において、前記ワイヤロープの前記芯綱の交換に際し、前記芯綱が挿入され、挿入された前記芯綱を保持する芯綱用穴と、前記複数のストランドがそれぞれ挿入され、挿入された前記ストランドのそれぞれを保持する複数のストランド用穴とを有し、前記芯綱が前記芯綱用穴に挿入保持され、合せて前記ストランドのそれぞれが該当する前記ストランド用穴に挿入保持された状態で、前記芯綱用穴に挿入保持された前記芯綱を中心に回転操作される操作体から成ることを特徴とするワイヤロープの芯綱交換治具。

請求項2

請求項1に記載のワイヤロープの芯綱交換治具において、前記操作体は、外周部の把持が可能な円板状体から成り、前記円板状体の中央位置に前記芯綱用穴を設け、前記芯綱用穴の周囲に前記複数のストランド用穴を設けたことを特徴とするワイヤロープの芯綱交換治具。

請求項3

請求項2に記載のワイヤロープの芯綱交換治具において、前記複数のストランド用穴は、前記芯綱用穴に近づく側に形成され、径寸法を小さく設定した複数の小径ストランド用穴と、これらの小径ストランド用穴の前記芯綱用穴から離れる側である外側に形成され、前記小径ストランド用穴よりも径寸法を大きく設定した複数の大径ストランド用穴とを含むことを特徴とするワイヤロープの芯綱交換治具。

請求項4

請求項2または3に記載のワイヤロープの芯綱交換治具において、前記円板状体の前記外周部に、この外周部を把持し、回転操作する際の前記円板状体との係着力を増加させる係着力増加部を設けたことを特徴とするワイヤロープの芯綱交換治具。

請求項5

請求項4に記載のワイヤロープの芯綱交換治具において、前記係着力増加部は、前記円板状体の前記外周部に形成した溝から成ることを特徴とするワイヤロープの芯綱交換治具。

請求項6

請求項1〜5のいずれか1項に記載のワイヤロープの芯綱交換治具を用いて、前記ワイヤロープの前記芯綱を交換するワイヤロープの芯綱交換方法において、前記ワイヤロープの端部をばらして、前記ワイヤロープの前記芯綱を前記操作体の前記芯綱用穴に挿入して保持させるとともに、前記ワイヤロープの前記ストランドのそれぞれを前記ストランド用穴に挿入して保持させ、この状態で前記操作体を、前記ストランドの巻回方向とは逆方向に回転させて前記複数のストランドのそれぞれをさらにばらしながら、前記ワイヤロープの端部から離れる方向に前記芯綱の所定の切断必要長さまで移動させ、前記操作体を、前記所定の切断必要長さまで移動させた状態で、前記操作体を挟んで前記ワイヤロープの前記端部側とは反対側に位置する前記芯綱の部分を切断器で切断し、この切断によって除去可能となった芯綱部分を前記操作体の前記芯綱用穴から抜き取り、次に、交換に用いられる芯綱部分を、前記操作体の前記芯綱用穴に挿入し、前記交換に用いられる芯綱部分の端部を、切断によって残された芯綱部分の端部に当接させ、この状態で前記操作体を、前記ストランドの前記巻回方向に回転させながら、前記ワイヤロープの前記端部方向に移動させて前記ストランドを撚り戻すようにしたことを特徴とするワイヤロープの芯綱交換方法。

技術分野

0001

本発明は、エレベータかご昇降させる主ロープ等に用いられるワイヤロープ芯綱交換治具、及びワイヤロープの芯綱交換方法に関する。

背景技術

0002

従来、エレベータの主ロープを構成するワイヤロープの端末処理において、ワイヤロープの端末ソケットで折り返し、そこに溶けた金属を流し込んで固定するようにしている。このために、ナイロン製の芯綱を備えているものでは高温度に耐えられない。そこで、この端末処理を行う部分については、ナイロン製の芯綱から製の芯綱に交換する必要があった。従来、このような作業は作業員手作業にてワイヤロープの複数本ストランド、例えば8本のストランドを必要となる長さまでばらし、ナイロン製の芯綱を切断して、麻製の芯綱の取り付け作業を行い、ばらしたストランドの撚り戻しを行っていた。

0003

なお従来、撚り線バラ治具として、撚り線をばらし、シール材充填する技術が特許文献1に提案されている。

先行技術

0004

特開2002−66679号公報

発明が解決しようとする課題

0005

従来のワイヤロープの端末処理のための芯綱の交換作業においては、例えば8本からなるストランドを手作業にて1本ずつばらす必要があり、また、ばらしたストランドを開いた状態に保持させてナイロン製の芯綱を切断する作業、切断したナイロン製の芯綱に代えて麻製の芯綱を取り付ける作業、また、ばらしたストランドを元の状態に撚り戻す作業のそれぞれを手作業で行っていた。したがって、この芯綱の交換作業は、煩雑で作業能率の向上を見込めない問題があるとともに、芯綱交換後のワイヤロープの端末の品質作業者熟練度に依存する問題があった。また、同一の作業者であっても、作業ごとに芯綱の交換後のワイヤロープの端末の品質が異なりやすく、このワイヤロープの端末の芯綱交換後の品質を均一に保つことは困難であった。

0006

なお、特許文献1に開示された技術では、ワイヤロープの端部がばらされないようにしながらワイヤロープの途中の部分をばらし、そのばらした部分にシール材を充填するための治具であり、エレベータの主ロープを構成するワイヤロープの端末の芯綱の交換が可能なばらし作業が行えるものではなかった。

0007

本発明は、前述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、作業者の熟練度に依存することなく、かつ容易に、ワイヤロープの端末処理のための芯綱の交換を行うことができるワイヤロープの芯綱交換治具、及びワイヤロープの芯綱交換方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

前記目的を達成するために、本発明に係るワイヤロープの芯綱交換治具は、芯綱と、この芯綱の周りに撚られる複数本のストランドとを有するワイヤロープの前記芯綱を交換するワイヤロープの芯綱交換治具において、前記ワイヤロープの前記芯綱の交換に際し、前記芯綱が挿入され、挿入された前記芯綱を保持する芯綱用穴と、前記複数のストランドがそれぞれ挿入され、挿入された前記ストランドのそれぞれを保持する複数のストランド用穴とを有し、前記芯綱が前記芯綱用穴に挿入保持され、合せて前記ストランドのそれぞれが該当する前記ストランド用穴に挿入保持された状態で、前記芯綱用穴に挿入保持された前記芯綱を中心に回転操作される操作体から成ることを特徴としている。

0009

また、前記目的を達成するために、本発明に係るワイヤロープの芯綱交換方法は、前記ワイヤロープの芯綱交換治具を用いて、前記ワイヤロープの前記芯綱を交換するワイヤロープの芯綱交換方法において、前記ワイヤロープの端部をばらして、前記ワイヤロープの前記芯綱を前記操作体の前記芯綱用穴に挿入して保持させるとともに、前記ワイヤロープの前記ストランドのそれぞれを前記ストランド用穴に挿入して保持させ、この状態で前記操作体を、前記ストランドの巻回方向とは逆方向に回転させて前記複数のストランドのそれぞれをさらにばらしながら、前記ワイヤロープの端部から離れる方向に前記芯綱の所定の切断必要長さまで移動させ、前記操作体を、前記所定の切断必要長さまで移動させた状態で、前記操作体を挟んで前記ワイヤロープの前記端部側とは反対側に位置する前記芯綱の部分を切断器で切断し、この切断によって除去可能となった芯綱部分を前記操作体の前記芯綱用穴から抜き取り、次に、交換に用いられる芯綱部分を、前記操作体の前記芯綱用穴に挿入し、前記交換に用いられる芯綱部分の端部を、切断によって残された芯綱部分の端部に当接させ、この状態で前記操作体を、前記ストランドの前記巻回方向に回転させながら、前記ワイヤロープの前記端部方向に移動させて前記ストランドを撚り戻すようにしたことを特徴としている。

発明の効果

0010

本発明に係るワイヤロープの芯綱交換治具、及びワイヤロープの芯綱交換方法によれば、把持した操作体を回転操作させることによって、操作体に挿入保持させたストランドをばらし、または撚り戻して、ワイヤロープの端末処理に好適な芯綱に交換できるので、作業者の熟練度に依存することなく、かつ容易に、ワイヤロープの端末処理のための芯綱の交換を行うことができる。これにより本発明は、従来に比べてワイヤロープの芯綱交換作業の能率を向上させることができ、また、芯綱交換後のワイヤロープ端末の均一で精度の高い品質の確保を実現させることができる。

図面の簡単な説明

0011

本発明に係るワイヤロープの芯綱交換治具の一実施形態を示す斜視図である。
芯綱が交換されるワイヤロープを示す縦断面図である。
本実施形態に係るワイヤロープの芯綱交換治具の使い方を説明する図で、[A]図は側面図、[B]図は正面図である。
本実施形態に係るワイヤロープの芯綱交換治具を用いて行われるワイヤロープの芯綱交換方法の一実施形態を説明する図で、[A]図はワイヤロープのストランドを撚り戻し、芯綱を切断するまでの作業を説明する図、[B]図は新しい芯綱に交換して、ワイヤロープのストランドをワイヤロープの端部まで撚る作業を説明する図である。

実施例

0012

以下、本発明に係るワイヤロープの芯綱交換治具、及びワイヤロープの芯綱交換方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。

0013

図1は本発明に係るワイヤロープの芯綱交換治具の一実施形態を示す斜視図、図2は芯綱が交換されるワイヤロープを示す縦断面図、図3は本実施形態に係るワイヤロープの芯綱交換治具の使い方を説明する図で、[A]図は側面図、[B]図は正面図である。

0014

図2に示すように、本発明の対象であるワイヤロープ5は、例えばエレベータの主ロープを構成するワイヤロープであり、例えばナイロン製の芯綱7と、この芯綱7の周りに撚られる複数本の鋼線から成るストランド6とを有している。

0015

図1に示すように、本実施形態に係るワイヤロープの交換治具は、回転操作される操作体、例えば外周部の把持が可能な円板状体1から成っている。この円板状体1は、同図1に示すように、ワイヤロープ5の芯綱7の交換に際し、芯綱7が挿入され、挿入された芯綱7を保持する芯綱用穴2と、複数本のストランド8がそれぞれ挿入され、挿入されたストランド8のそれぞれを保持する複数のストランド用穴3とを有している。この円板状体1は、図3に示すように、芯綱7が芯綱用穴2に挿入保持され、合せてストランド6のそれぞれが該当するストランド用穴3に挿入保持された状態で、芯綱用穴2に挿入保持された芯綱7を中心に回転操作されるようになっている。

0016

図1に示すように、円板状体1の中央位置に芯綱用穴2を設け、芯綱用穴2の周囲に複数のストランド用穴3を設けてある。また、複数のストランド用穴3は例えば、芯綱用穴2に近づく側に形成され、径寸法を小さく設定した複数の小径ストランド用穴3aと、これらの小径ストランド用穴3aの芯綱用穴2から離れる側である外側に形成され、小径ストランド用穴3aよりも径寸法を大きく設定した複数の大径ストランド用穴3bとを含んでいる。このようにストランド用穴3を、小径ストランド用穴3aと、大径ストランド用穴3bとによって構成することにより、種々の径のワイヤロープにおいて円板状体1を用いて芯綱7の交換を行うことができる。なお、前述した図3の[B]図では、説明を簡単にするために、円板状体1に小径ストランド用穴3aのみを描いてある。

0017

また本実施形態は、図1に示すように、円板状体1の外周部に、この外周部を把持し回転操作する際の円板状体1との係着力を増加させる係着力増加部、例えば等間隔に複数形成された溝4を設けてある。

0018

図3に示すように、本実施形態に係る芯綱交換治具を構成する円板状体1の芯綱用穴2にワイヤロープ5の芯綱7を挿入保持させ、ストランド用穴3にワイヤロープ5のストランド6のそれぞれを1本ずつ挿入保持させた状態で、円板状体1を矢印8a方向に、または矢印8b方向に、円板状体1の外周部に設けた溝4への把持に伴う係着力を介して回転させながら、円板状体1を矢印9で示すように移動させることにより、ワイヤロープ5をばらすことができ、また撚り戻すことができる。

0019

図4は、本実施形態に係るワイヤロープの芯綱交換治具、すなわち円板状体1を用いて行われるワイヤロープの芯綱交換方法の一実施形態を説明する図で、[A]図はワイヤロープのストランドを撚り戻し、芯綱を切断するまでの作業を説明する図、[B]図は新しい芯綱に交換して、ワイヤロープのストランドをワイヤロープの端部まで撚る作業を説明する図である。

0020

円板状体1を用いて行われる本実施形態に係るワイヤロープの芯綱交換方法は、以下のようにしてワイヤロープ5の芯綱7を交換するものである。

0021

すなわち本実施形態に係るワイヤロープの芯綱交換方法は、はじめに、ワイヤロープ5の端部をわずかにばらして、ワイヤロープ5の芯綱7を円板状体1の芯綱用穴2に挿入して保持させるとともに、ワイヤロープ5のストランド6のそれぞれを円板状体1のストランド用穴3、例えば小径ストランド用穴3aのそれぞれに挿入して保持させる。この場合、芯綱7の芯綱用穴2への挿入を、ストランド6のストランド用穴3への挿入よりも前にしてもよく、また後にしてもよい。また、ワイヤロープ5の端部のばらしは、芯綱7の芯綱用穴2への挿入、及びストランド6のストランド用穴3への挿入を行える程度の短い長さのばらしで済むことから、作業者の負担を非常に軽減できる。

0022

この状態で円板状体1を、ストランド6の巻回方向とは逆方向である図4の[A]図の矢印8a方向に回転させて複数のストランド6のそれぞれをさらにばらしながら、ワイヤロープ5の端部から離れる同図4の[A]図の矢印9a方向に芯綱7を所定の切断必要長さまで移動させる。

0023

円板状体1を、前述の所定の切断必要長さまで移動させた状態で、円板状体1を挟んでワイヤロープ5の前述した端部側とは反対側に位置する芯綱7の部分を、同図4の[A]図に示す切断器10で切断し、この切断によって除去可能となった芯綱7部分を円板状体1の芯綱用穴2から抜き取る。

0024

次に、同図4の[B]図に示すように、交換に用いられる芯綱部分7aを、円板状体1の芯綱用穴2に挿入し、この交換に用いられる芯綱部分7aの端部を、切断によって残された芯綱7部分の端部に当接させる。例えば交換に用いられる芯綱部分7aは麻製のものから成っている。

0025

この状態で円板状体1を、ストランド6の巻回方向である同図4の[B]図の矢印8b方向に回転させながら、ワイヤロープ5の端部方向に、すなわち矢印9b方向に移動させてストランド6を端部まで撚り戻す。これにより、芯綱交換作業は終了する。

0026

以上のように、本実施形態に係る円板状体1に芯綱用穴2とストランド用穴3のそれぞれを互いに独立して設けてあり、また、ばらした芯綱7やストランド6を芯綱用穴2とストランド用穴3のそれぞれで保持することができるので、新しい芯綱7aに交換する際に、その芯綱7aがストランド6に対して適正な位置に維持され、ストランド6の撚り戻し作業を行う際に、芯綱7aの暴れを小さく抑えられる。これにより本実施形態に係る芯綱交換治具、及び芯綱交換方法によれば、作業者の熟練度に依存することなく、かつ容易に、ワイヤロープ5の端末処理のための芯綱7の交換を行うことができ、ワイヤロープ5の芯綱7の交換作業の能率を向上させることができ、また、芯綱7の交換後のワイヤロープ5端末の均一で精度の高い品質の確保を実現させることができる。また、一人の作業者のみによって、このワイヤロープ5の芯綱7の交換作業を行うことができる。

0027

また、エレベータの主ロープを構成するワイヤロープ5は、一般に油等が付着していて滑りやすいが、本実施形態に係る円板状体1にあっては、ワイヤロープ5のストランド6のばらし、撚り戻しの回転操作時に把持される外周部に複数の溝4を設けてあるので、この溝4が滑り止めとなり、作業者の把持に伴って与えられる回転力を、円板状体1に確実に伝え、この円板状体1を円滑に回転させることができる。これにより、油等が付着しているワイヤロープ5にあっても、ストランド6のばらし、撚り戻しによる芯綱7の交換作業を能率良く行うことができる。

0028

なお、前述した実施形態に係る円板状体1は、ストランド用穴3として、各種の径のワイヤロープ5に対応させるために、小径ストランド用穴3aと大径ストランド用穴3bの双方を設けてあるが、特定の径のワイヤロープ5のための専用治具とする場合には、単に1つの径から成るストランド用穴3のみを設けた構成にすればよい。

0029

1円板状体(操作体)
2芯綱用穴
3ストランド用穴
3a小径ストランド用穴
3b 大径ストランド用穴
4 溝(係着力増加部)
5ワイヤロープ
6 ストランド
7 芯綱
7a交換に用いられる芯綱部分
8a 矢印
8b 矢印
9 矢印
9a 矢印
9b 矢印
10 切断器

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