図面 (/)

技術 新規な組成物、その調製法、および注型ポリアミドを製造するためのその使用

出願人 ランクセス・ドイチュランド・ゲーエムベーハー
発明者 ヴィルヘルム・ラウファーアンドレ・パルツァーフォルカー・ヴェンツェル
出願日 2014年5月2日 (5年10ヶ月経過) 出願番号 2014-095076
公開日 2014年11月20日 (5年4ヶ月経過) 公開番号 2014-218665
状態 特許登録済
技術分野 ポリアミド
主要キーワード 酢酸比 スリーブ付き 液状溶融物 注型成形型 ガスキャップ 汎用化学製品 カプロラクタム溶液 作業実施
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年11月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (0)

図面はありません

課題

新規組成物、その調製法、および注型ポリアミドを製造するためのその使用を提供する。

解決手段

本発明の新規な組成物は、a)N−アセチルカプロラクタムと、b)ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネート、および/または、任意選択ラクタムブロックされた、好ましくはカプロラクタム−ブロックされた、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネートからの少なくとも1種であって、HDIビウレット、HDIウレトジオン、HDIイソシアヌレートおよび/またはHDIアロファネートの群から選択されるものと、を含む組成物。

概要

背景

注型ポリアミドは、特に高い分子量のポリアミドである。注型ポリアミドの調製においては、ラクタムを、少なくとも1種の触媒および少なくとも1種の活性化剤と共に成形型の中に注入し、次いでその成形型の中でアニオン重合させる。その成形型の中に存在している出発化合物が、一般的には熱の作用の下に重合する。これによって、押出成形されたポリアミドよりも結晶化度の点で優れた、均質物質が得られる。

注型ポリアミドは、複雑な成形品製作するための熱可塑性プラスチックとしては好適である。他の多くの熱可塑性プラスチックとは異なって、それらを溶融させる必要がなく、成形型の中で、120〜160℃、数分間以内に、ラクタムを常圧アニオン重合させることによって成形される。この場合、各種公知の注型方法、たとえば定置注型法、回転注型法およびスピン注型法を採用することができる。それぞれの場合において得られる最終製品は、高分子量結晶性のポリアミドの成形物であって、それらは、軽量、高い機械的耐久性、極めて良好な摺動性、および優れた耐薬品性を特徴としており、そして、成形型に加圧下で充填しないために、極めて低い内部応力しか有していない。注型ポリアミドは、のこぎり引き、穿孔機械加工粉砕溶着印刷、または塗装が可能であり;複雑な中空の成形物の他にも、このポリマーから製造されるその他の物品としては、乗用エレベーターのためのローラー、ならびに半製品たとえば機械工学および自動車工業のための筒状物棒状物、およびシートなどが挙げられる。

低粘度ラクタム溶融物および触媒、およびさらには活性化剤から出発して、ポリアミド注型物を製造する方法は、自体公知であって、活性化アニオン重合(activated anionic polymerization)と呼ばれている。この目的のためには、典型的には、重合させる前に、触媒とラクタム、および活性化剤とラクタムの2種の混合物を互いに別途液状溶融物の形態でフレッシュに作製し、互いを直接混合し、次いで注型成形型の中で重合させる(たとえば、(非特許文献1))。この意図は、望ましくない反応が前もって起こり得ないようにしておくことである。

従来技術において公知の活性化剤は、それらが、計量することが困難な固体の活性化剤であるか、または扱いが面倒な溶媒の中の液状ポリイソシアネートを含んでいるかのいずれかである、という欠点を有している。

概要

新規組成物、その調製法、および注型ポリアミドを製造するためのその使用を提供する。本発明の新規な組成物は、a)N−アセチルカプロラクタムと、b)ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネート、および/または、任意選択でラクタム−ブロックされた、好ましくはカプロラクタム−ブロックされた、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネートからの少なくとも1種であって、HDIビウレット、HDIウレトジオン、HDIイソシアヌレートおよび/またはHDIアロファネートの群から選択されるものと、を含む組成物。なし

目的

本発明の目的は、従来技術の欠点を有さない、すなわち、追加の溶媒を一切必要とせず、それにも関わらず液体の形状であり、そしてその結果として容易に計量できるような組成物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

組成物であって、a)N−アセチルカプロラクタムおよびb)ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネート、および/または、任意選択ラクタムブロックされた、好ましくはカプロラクタム−ブロックされた、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネートからの少なくとも1種であって、HDIビウレット、HDIウレトジオン、HDIイソシアヌレートおよび/またはHDIアロファネートの群から選択されるもの、を含む組成物。

請求項2

前記HDIビウレットが、式(I)の化合物であり、前記HDIウレトジオンが、式(II)の化合物であり、前記HDIイソシアヌレートが、式(III)の化合物であり、かつ前記HDIアロファネートが、式(IV)[式中、RIVは−(CH2)6−であり、RVは、C1〜C6−アルキルである]の化合物であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。

請求項3

前記ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネートが、カプロラクタム−ブロックされていることを特徴とする、請求項1または2に記載の組成物。

請求項4

酸捕捉剤をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。

請求項5

前記酸捕捉剤が、エポキシドおよび/またはカルボジイミドを含むことを特徴とする、請求項4に記載の組成物。

請求項6

前記カルボジイミドが、式(V)R1−(−N=C=N−R2−)m−R3(V)[式中、mは、1〜10の整数であり、R1=−R2−NCO、−R2−NHCONHR4、−R2−NHCONR4R5、または−R2−NHCOOR6であり、R2=C1〜C18−アルキレン、C5〜C18−シクロアルキレンアリーレンおよび/またはC7〜C18−アラルキレンであり、かつR3=−NCO、−NHCONHR4、−NHCONR4R5、または−NHCOOR6であるが、ここで、R1の中のR4およびR5は、同一または異なっていて、それぞれ独立して、C1〜C6−アルキル、C6〜C10−シクロアルキル、またはC7〜C18−アラルキル基であり、R6は、R2の意味の一つを有するか、または−(CH2)l−(O−(CH2)k−O)g−R7(式中、l=1〜3、k=1〜3、g=0〜12、およびR7=HまたはC1〜C4−アルキル)である]の化合物であることを特徴とする、請求項5に記載の組成物。

請求項7

N−アセチルカプロラクタム対ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネートの比率が、(1:1)から(1:4)までであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の組成物。

請求項8

酸捕捉剤の割合が、前記組成物を基準にして、0.1〜2重量%、好ましくは0.5〜1重量%であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の組成物。

請求項9

N−アセチルカプロラクタムを、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネートおよび/またはカプロラクタム−ブロックされたヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネートの少なくとも1種と、任意選択で少なくとも1種の酸捕捉剤、好ましくはカルボジイミドおよび/またはエポキシドの存在下、20〜60℃の温度で混合することを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の組成物を調製するための方法。

請求項10

前記カプロラクタム−ブロックされたHDIポリイソシアネートが、N−アセチルカプロラクタム中でその場で調製されることを特徴とする、請求項9に記載の組成物を調製するための方法。

請求項11

ポリアミド注型物を製造するための、請求項1〜8のいずれかに記載の組成物の使用。

技術分野

0001

本発明は、新規組成物、その製造法、および注型ポリアミドを製造するためのその使用に関する。

背景技術

0002

注型ポリアミドは、特に高い分子量のポリアミドである。注型ポリアミドの調製においては、ラクタムを、少なくとも1種の触媒および少なくとも1種の活性化剤と共に成形型の中に注入し、次いでその成形型の中でアニオン重合させる。その成形型の中に存在している出発化合物が、一般的には熱の作用の下に重合する。これによって、押出成形されたポリアミドよりも結晶化度の点で優れた、均質物質が得られる。

0003

注型ポリアミドは、複雑な成形品製作するための熱可塑性プラスチックとしては好適である。他の多くの熱可塑性プラスチックとは異なって、それらを溶融させる必要がなく、成形型の中で、120〜160℃、数分間以内に、ラクタムを常圧アニオン重合させることによって成形される。この場合、各種公知の注型方法、たとえば定置注型法、回転注型法およびスピン注型法を採用することができる。それぞれの場合において得られる最終製品は、高分子量結晶性のポリアミドの成形物であって、それらは、軽量、高い機械的耐久性、極めて良好な摺動性、および優れた耐薬品性を特徴としており、そして、成形型に加圧下で充填しないために、極めて低い内部応力しか有していない。注型ポリアミドは、のこぎり引き、穿孔機械加工粉砕溶着印刷、または塗装が可能であり;複雑な中空の成形物の他にも、このポリマーから製造されるその他の物品としては、乗用エレベーターのためのローラー、ならびに半製品たとえば機械工学および自動車工業のための筒状物棒状物、およびシートなどが挙げられる。

0004

低粘度ラクタム溶融物および触媒、およびさらには活性化剤から出発して、ポリアミド注型物を製造する方法は、自体公知であって、活性化アニオン重合(activated anionic polymerization)と呼ばれている。この目的のためには、典型的には、重合させる前に、触媒とラクタム、および活性化剤とラクタムの2種の混合物を互いに別途液状溶融物の形態でフレッシュに作製し、互いを直接混合し、次いで注型成形型の中で重合させる(たとえば、(非特許文献1))。この意図は、望ましくない反応が前もって起こり得ないようにしておくことである。

0005

従来技術において公知の活性化剤は、それらが、計量することが困難な固体の活性化剤であるか、または扱いが面倒な溶媒の中の液状ポリイソシアネートを含んでいるかのいずれかである、という欠点を有している。

先行技術

0006

Vieweg,Mueller;Kunststoff−Handbuch[Plastics Handbook],Vol.VI,pages.42〜60,Carl Hansa Verlag,Munich,1966

発明が解決しようとする課題

0007

したがって、本発明の目的は、従来技術の欠点を有さない、すなわち、追加の溶媒を一切必要とせず、それにも関わらず液体の形状であり、そしてその結果として容易に計量できるような組成物を提供することであった。それに加えて、それらは、高い反応性を有しているべきである。

課題を解決するための手段

0008

驚くべきことには、N−アセチルカプロラクタムと、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとする少なくとも1種のポリイソシアネートとを含む組成物によってこの目的が達成され、効果的な活性化剤として使用することが可能であるということが今や見いだされた。それらは、いかなる追加の溶媒、たとえばN−メチル−もしくはN−エチルピロリドン、またはカプロラクトンも必要としない。

0009

したがって、本発明は、以下のものを含む組成物を提供する:
a)N−アセチルカプロラクタム



および
b)ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネート、および/または、任意選択でラクタム−ブロックされた、好ましくはカプロラクタム−ブロックされた、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネートの少なくとも1種であって、HDIビウレット、HDIウレトジオン、HDIイソシアヌレートおよび/またはHDIアロファネートの群から選択されるもの。HDIビウレットは、好ましくは、式(I)の化合物である。

0010

上述の式(I)の化合物は、汎用化学製品であって、たとえばBayer MaterialScience AGから、Desmodur(登録商標)N3200の商品名で入手することが可能である。

0011

本発明の文脈においては、HDIウレトジオンは、好ましくは、式(II)の化合物である。

0012

上述の式(II)の化合物は、汎用化学製品であって、たとえばBayer MaterialScience AGから、Desmodur(登録商標)N3400の商品名で入手することが可能である。

0013

本発明の文脈においては、HDIイソシアヌレートは、好ましくは、式(III)の化合物である。

0014

上述の式(III)の化合物は、汎用化学製品であって、たとえば、Bayer MaterialScience AGから入手することが可能である。

0015

本発明の文脈においては、HDIアロファネートは、式(IV)の化合物である。



[式中、RIVは−(CH2)6−であり、RVは、C1〜C6−アルキルである]

0016

上述の式(IV)の化合物は、汎用化学製品であって、たとえば、Bayer MaterialScience AGから入手することが可能である。

0017

本発明の好ましい実施態様においては、そのヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネートは、ラクタムを用いて、より好ましくはカプロラクタムを用いてブロックされている。

0018

カプロラクタム−ブロックされたHDIポリイソシアネートは、N−アセチルカプロラクタムの中でその場(in situ)で調製することもまた可能である。この場合においては、N−アセチルカプロラクタム対カプロラクタム−ブロックされたHDIポリイソシアネートの比率は、(50:50)から(20:80)まで、好ましくは(40:60)から(30:70)までである。

0019

カプロラクタム−ブロックされたHDIポリイソシアネートを用いた本発明の組成物をその場で調製するためには、カプロラクタムを、溶融物または固形の形態(フレークまたはペレット)として、好ましくはN−アセチルカプロラクタムの中に溶解させ、ポリイソシアネートと、好ましくはカプロラクタムが少し過剰の条件で、50〜120℃、好ましくは60〜90℃、より好ましくは70〜80℃の温度で反応させる。ポリイソシアネートは、好ましくは30〜80℃、より好ましくは40〜60℃の温度に予備加熱しておき、カプロラクタム/N−アセチルカプロラクタム溶液の中に計量注入する。

0020

N−アセチルカプロラクタムも同様に、汎用化学製品である化合物である。

0021

本発明の好ましい実施態様においては、その組成物に、少なくとも1種の酸捕捉剤が含まれる。

0022

好ましい酸捕捉剤は、エポキシドおよび/またはカルボジイミドである。

0023

本発明の文脈におけるカルボジイミドは、好ましくは式(V)の化合物である。
R1−(−N=C=N−R2−)m−R3 (V)
[式中、
mは、1〜10の整数であり、
R1=−R2−NCO、−R2−NHCONHR4、−R2−NHCONR4R5、または−R2−NHCOOR6であり、
R2=C1〜C18−アルキレン、C5〜C18−シクロアルキレンアリーレンおよび/またはC7〜C18−アラルキレンであり、かつ
R3=−NCO、−NHCONHR4、−NHCONR4R5、または−NHCOOR6であるが、
ここで、R1の中のR4およびR5は、同一または異なっていて、それぞれ独立して、C1〜C6−アルキル、C6〜C10−シクロアルキル、またはC7〜C18−アラルキル基であり、R6は、R2の意味の一つを有するか、または−(CH2)l−(O−(CH2)k−O)g−R7(式中、l=1〜3、k=1〜3、g=0〜12、およびR7=HまたはC1〜C4−アルキル)である。

0024

式(V)のカルボジイミドの混合物を使用することもまた同様に可能である。

0025

本発明の文脈におけるエポキシドは、好ましくはグリシジルエーテル、好ましくはグリセロールグリシジルエーテルであって、Raschig GmbHから、Glycidyl ether GE 100の名称で市販されている。

0026

本発明の好ましい実施態様においては、N−アセチルカプロラクタム対ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネートの比率は、(1:1)から(1:4)までである。

0027

本発明の好ましい実施態様においては、酸捕捉剤の割合は、その組成物を基準にして、0.1〜2重量%、より好ましくは0.5〜1重量%である。

0028

本発明はさらに、本発明の組成物を調製するための方法も提供するが、そこでは、N−アセチルカプロラクタムをヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネートと、(50:50)から(20:80)までの比率、好ましくは(40:60)から(30:70)までの比率で、任意選択でカルボジイミドおよび/またはエポキシドの存在下に、20〜60℃の温度で混合する。

0029

本発明のさらに好ましい実施態様においては、カプロラクタム−ブロックされたHDIポリイソシアネートを使用する。

0030

本発明は好ましくは、N−アセチルカプロラクタムの中でその場でカプロラクタム−ブロックされたHDIポリイソシアネートを調製することによる、カプロラクタム−ブロックされたHDIポリイソシアネートを含む本発明の組成物を調製するための方法も提供する。N−アセチルカプロラクタム対カプロラクタム−ブロックされたHDIポリイソシアネートの比率は、(50:50)から(20:80)まで、好ましくは(40:60)から(30:70)までである。

0031

カプロラクタム−ブロックされたHDIポリイソシアネートを含む本発明の組成物をその場で調製するためには、カプロラクタムを、溶融物または固形の形態(フレークまたはペレット)として、好ましくはN−アセチルカプロラクタムの中に溶解させ、ポリイソシアネートと、好ましくはカプロラクタムが少し過剰の条件で、50〜120℃、好ましくは60〜90℃、より好ましくは70〜80℃の温度で反応させる。ポリイソシアネートは、好ましくは30〜80℃、より好ましくは40〜60℃の温度に予備加熱しておき、カプロラクタム/N−アセチルカプロラクタム溶液の中に計量注入する。

0032

本発明はさらに、ポリアミド注型物を製造するための、ラクタム、好ましくはカプロラクタムを重合させるための本発明の組成物の使用も提供する。

0033

その重合は、Kunststoffhandbuch,vol.3/4,Technische Thermoplaste[Industrial Thermoplastics],Hanser Fachbuch,pages.413〜430に記載されている方法で実施するのが好ましい。

0034

本発明のさらなる実施形態においては、成形プロセス、好ましくは射出成形法、定置注型法、または回転注型法プロセスによって、その重合を実施することができる。特に好ましいのは、射出成形プロセスによる重合である。

0035

上述の本発明の組成物は、好ましくは、自動車工業における金属の代替え物としてのプラスチック製品を製造するため、電子エンジニアリング部品の製造において、シート、棒状物、筒状物、ローププーリーロープローラー、歯車の歯、およびベアリングを製造するため、ならびに/または容器を製作するために、好適に使用される。

0036

以下の実施例は、本発明を説明するためのものであるが、本発明にいかなる限定的効果を与えるものではない。

0037

作業実施例:
反応剤
乾燥カプロラクタム(軟化点>69℃)(Lanxess Deutschland GmbH製)、
Addonyl(登録商標)KatNL(Rhein Chemie Rheinau GmbH製)、カプロラクタム中約18%ナトリウムプロラクタメート、
Addonyl(登録商標)8108活性化剤、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)ビウレット、N−エチルピロリドン中70%(Rhein Chemie Rheinau GmbHから市販)、
活性化剤I、カプロラクタム−ブロックされたヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)ビウレット、
CDI I:Stabaxol(登録商標)I TCC、モノマー性芳香族カルボジイミド(Rhein Chemie Rheinau GmbHから市販)、
Desmodur(登録商標)N3200、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)ビウレット(Bayer MaterialScienceAG製)、
N−アセチルカプロラクタム、2種のグレード
グレードI:純度少なくとも98%(Fluka Sigma Aldrichから市販)、
グレードII:約2重量%の残存酢酸比率を有するグレードI。

0038

設備
溶融物を調製するために使用した装置は以下のものからなる:
・2個の三口フラスコ(500mL)、オイルバス中で加熱
・2個の精密ガラススターラースリーブ付き
・2個のガスキャップ、1個はねじ付き、1個はねじなし
・1台の真空ポンプコールドトラップおよびマノメータ付き。

0039

温度測定のために使用された装置は以下のものからなる:
・Testo 175−T3温度計、IRシリアルインターフェース付き
熱電対硬化させたサンプル内に残す
・600mLビーカー(高成形型)、および
・ビーカーのためのヒーター金属ブロックオイルバス)。

0040

実施例1
手順および測定:
フラスコAには、196.8gのカプロラクタムおよび3.2gの、次の表に記載されているような活性化剤を仕込み、フラスコBには、192gのカプロラクタムおよび8gのAddonyl(登録商標)KatNL触媒を仕込んだ。

0041

フラスコAおよびBからの溶融物は、オイルバス中で、減圧下(<15mbar)、110〜130℃(±2℃)で20分間かけて調製した。

0042

窒素を用いたベントの後に、フラスコAからの成分およびフラスコBからの成分を三口フラスコの中で合わせ、短時間撹拌してから、600mLビーカーに移した。

0043

成形型の温度(ビーカー)は160℃であった。重合時間は一般的に、10〜20分間であった。

0044

0045

0046

N−アセチルカプロラクタムをヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をベースとするポリイソシアネートと混合した本発明の組成物から進行させた、本発明実施例Inv.1においては、明らかに、460秒の早いポットライフが達成されたことが認められる。さらに、その粘度が低いので良好な計量が確保され、そのために、追加の溶媒の中で活性化剤を溶解させることを不要とすることができる。

0047

カプロラクタム−ブロックされたHDIポリイソシアネートを含む本発明の組成物から進行させた、本発明実施例のInv.2においては、460秒の早いポットライフが達成されることが示された。同時に、その粘度も90mPasと低いので良好な計量が確保され、この場合もまた、追加の溶媒の中で活性化剤を溶解させることを不要とすることができる。

0048

活性化剤としてN−アセチルカプロラクタムのみを使用すると、650秒というより遅いポットライフのために(比較例C2)、本発明実施例の場合に比較して、その加工において不利なことが生じる。

0049

活性化剤Iのみを使用すると、粘度が26 000mPasと高いために、明らかに複雑な方法でしか加工ができない(比較例C3)。

0050

さらに、本発明の組成物が、カプロラクタム−ブロックされたHDIポリイソシアネートを含み、そのカプロラクタム−ブロックされたHDIポリイソシアネートがN−アセチルカプロラクタム中でその場で調製された、本発明実施例(Inv.3)においては、短いポットライフ、低粘度、および追加溶媒が不要であるので、最適な加工性が確保されるということも示された。

実施例

0051

比較例C4においては、N−アセチルカプロラクタム活性化剤の品質がポットライフに影響することが示された。グレードII(工業グレードに相当、これにはまだ、グレードIに比較して約2%の残存酢酸が含まれている)を使用した場合には、このポットライフは、1000秒をかなり超えるほど遅い。本発明実施例C5にも示されたように、この欠点は、酸捕捉剤としてカルボジイミドを添加することによって回避することができる。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 東洋紡株式会社の「 ポリカルボン酸誘導体」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】 本発明は、GRF接着剤等の医療用接着剤の課題である生体に対する安全性やハンドリング性を向上し、かつ高い接着強度を発現可能な架橋剤として、プロパルギルアミノ酸を導入したポリカルボン酸誘導体(... 詳細

  • 浙江大学の「 半透膜、およびその製造方法」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】高い水浸透フラックスと優れた塩排除性能を有する半透膜およびその製造方法の提供。【解決手段】微細構造からなる規則的なパターンであるチューリング構造を有する半透膜であって、極性溶剤とアミノ基および... 詳細

  • ビーエーエスエフソシエタス・ヨーロピアの「 ピロリドン含有ポリアミドを有する透明TPU配合物」が 公開されました。( 2019/09/05)

    【課題】ピロリドン含有ポリアミドを有する透明TPU配合物を提供する。【解決手段】 熱可塑性成形材料であって、 A)10〜98質量%の熱可塑性ポリウレタン、 B)2−ピロリドンに由来する単位を含む... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ