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技術 骨強度推定可能な血圧測定装置

出願人 株式会社パラマ・テック
発明者 深水哲二
出願日 2013年3月29日 (7年8ヶ月経過) 出願番号 2013-070824
公開日 2014年10月9日 (6年2ヶ月経過) 公開番号 2014-193227
状態 特許登録済
技術分野 脈拍・心拍・血圧・血流の測定 その他の診断装置
主要キーワード 連続測定モード 十字管 エア袋 圧迫体 推定モード 中空筒 振動吸収部材 作動可能状態
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年10月9日)のものです。
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図面 (11)

課題

従来血圧測定装置骨密度測定装置を組み込んだものは考えられたが、の部分に光を当てて肘部の拡散反射光受光して骨密度を測定するものはあったが、実際の骨に衝撃を与えるのでないので本当の骨の強さを測定できなかった。

解決手段

腕をカフに挿入して血圧測定を行なう血圧測定装置の腕の出口に当たる肘頭の部分に衝撃を与えて前記肘頭の音または振動尺骨を伝達して尺骨頭位置で発生した音または振動を血圧を測定する際に用いる前記音響センサまたは圧力センサで測定し、肘頭と尺骨頭間距離と衝撃付加から検出までの時間との関係から骨強度を測定する。

概要

背景

図10に示す特許文献1には、固定台41には、固定台41に対して回動可能な円筒部44が設けられ、円筒部44内には、腕を圧迫する、可撓性の袋からなる圧迫体45が設けられている。圧迫体45は所定の位置に図示しない吸気孔が形成されており、吸気孔を介してポンプ等により圧迫体45の内部に空気を流入させることで膨張する。そして、圧迫体45の外側に設けられている円筒部44により外側への膨張が規制されるとともに、圧迫体45が腕を外側から圧迫するようになっている。また、圧迫体45は圧力センサ46と接続されるとともに、圧力センサ46は血圧計測部47と接続されている。

使用者が腕を円筒部44に挿入するとともに、肘置き台42に部Hを載せ、図示しない電源スイッチをONすると、圧迫体45に空気が流入され、加圧しながら徐々に腕を圧迫して上腕動脈48を阻血する。このとき圧迫体45の圧力値は圧力センサ46により検出されるとともに、圧力センサ46により検出された圧力値は血圧計測部47へ送られる。血圧計測部47は、圧力センサ46から受信した圧力値に基づき所定のフィルタにより拍動振幅成分を抽出するとともに、所定のアルゴリズムを用いて最高血圧及び最低血圧を判定することができる。圧迫体45内の空気は、血圧測定終了後に外部へ排気されるようになっている。

また、使用者が肘置き台42の窪み部43内に肘部Hを載せた状態で、電源スイッチをONすると、光照射部51から肘部Hに向かって所定の光が照射される。ここで、肘部Hは上腕骨H1、尺骨H2、撓骨H3により構成されている。光照射部51から肘部Hに所定の光が照射されると、上腕骨H1、尺骨H2、撓骨H3を光が拡散反射しながら伝播するとともに受光部52によって受光するようになっている。そして、不図示の演算部にて受光部22から得た光量に応じて上腕骨H1、尺骨H2、撓骨H3の骨密度を算出するとともに、不図示の表示部に骨密度の計測結果を表示するようになっている。

概要

従来血圧測定装置骨密度測定装置を組み込んだものは考えられたが、肘の部分に光を当てて肘部の拡散反射光を受光して骨密度を測定するものはあったが、実際の骨に衝撃を与えるのでないので本当の骨の強さを測定できなかった。腕をカフに挿入して血圧測定を行なう血圧測定装置の腕の出口に当たる肘頭の部分に衝撃を与えて前記肘頭の音または振動が尺骨を伝達して尺骨頭位置で発生した音または振動を血圧を測定する際に用いる前記音響センサまたは圧力センサで測定し、肘頭と尺骨頭間距離と衝撃付加から検出までの時間との関係から骨強度を測定する。

目的

本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、血圧を測定するとともに、骨の強さを求めるために実際に骨に対して衝撃を与えてその振動を検知して骨強度を測定できる血圧測定装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

被験者上腕部を挿入する腕挿入ブロック腕挿入孔の内部に配されたカフと、該カフにエアを送るポンプと、前記カフの圧力を測定する圧力センサと、前記ポンプによって供給されるエアによって前記上腕部を締め付けて前記上腕部の動脈血管コロトコフ音音響センサによって検出して血圧を測定する血圧測定モードと、前記腕挿入孔の出口付近に、前記腕挿入孔に挿入された腕の尺骨肘頭を支持する肘頭支持台と前記肘頭支持台の下部に前記肘頭を撃つ打撃手段と、手首尺骨頭位置に前記ポンプより供給されたエアを封入したエア袋とを設け、前記打撃手段により撃たれた前記肘頭の音が前記尺骨を伝達して前記尺骨頭位置で発生した音を前記音響センサで検出し、前記打撃手段が肘頭を撃った時点から前記音を検出した時点の時間間隔と、前記肘頭の位置と前記尺骨頭位置との距離との関係から骨強度推定する骨強度推定モードとを備えた骨強度推定可能な血圧測定装置

請求項2

被験者の上腕部を挿入する腕挿入ブロックの腕挿入孔の内部に配されたカフと、該カフにエアを送るポンプと、前記カフの圧力を測定する圧力センサと、前記ポンプによって供給されるエアによって前記上腕部を締め付けて前記上腕部の動脈血管のコロトコフ音を音響センサによって検出して血圧を測定する血圧測定モードと、前記腕挿入孔の出口付近に、前記腕挿入孔に挿入された腕の尺骨の肘頭を支持する肘頭支持台と前記肘頭支持台の下部に前記肘頭を撃つ打撃手段と、手首の尺骨頭位置に前記ポンプより供給されたエアを封入したエア袋とを設け、前記打撃手段が肘頭を撃った時点から前記尺骨を通して伝わる振動を検出した時点の時間間隔と、前記肘頭の位置と前記尺骨頭との距離との関係から骨強度を推定する骨強度推定モードとを備えた骨強度推定可能な血圧測定装置。

請求項3

前記エア袋は、前記振動を前記圧力センサの圧力変化により検出する請求項2に記載の骨強度推定可能な血圧測定装置。

請求項4

前記打撃手段の振動が前記尺骨頭支持台に伝わらないように前記ソレノイドと前記肘頭支持台との間に振動吸収部材が配されている請求項1または請求項2に記載の骨強度推定可能な血圧測定装置。

請求項5

前記骨強度推定モードを、前記カフを所定の圧に加圧して後、実行するように制御する前記請求項1または請求項2に記載の骨強度推定可能な血圧測定装置。

技術分野

0001

本発明は、被験者骨強度推定可能な機能を取り付けた血圧測定装置に関する。

背景技術

0002

図10に示す特許文献1には、固定台41には、固定台41に対して回動可能な円筒部44が設けられ、円筒部44内には、腕を圧迫する、可撓性の袋からなる圧迫体45が設けられている。圧迫体45は所定の位置に図示しない吸気孔が形成されており、吸気孔を介してポンプ等により圧迫体45の内部に空気を流入させることで膨張する。そして、圧迫体45の外側に設けられている円筒部44により外側への膨張が規制されるとともに、圧迫体45が腕を外側から圧迫するようになっている。また、圧迫体45は圧力センサ46と接続されるとともに、圧力センサ46は血圧計測部47と接続されている。

0003

使用者が腕を円筒部44に挿入するとともに、肘置き台42に部Hを載せ、図示しない電源スイッチをONすると、圧迫体45に空気が流入され、加圧しながら徐々に腕を圧迫して上腕動脈48を阻血する。このとき圧迫体45の圧力値は圧力センサ46により検出されるとともに、圧力センサ46により検出された圧力値は血圧計測部47へ送られる。血圧計測部47は、圧力センサ46から受信した圧力値に基づき所定のフィルタにより拍動振幅成分を抽出するとともに、所定のアルゴリズムを用いて最高血圧及び最低血圧を判定することができる。圧迫体45内の空気は、血圧測定終了後に外部へ排気されるようになっている。

0004

また、使用者が肘置き台42の窪み部43内に肘部Hを載せた状態で、電源スイッチをONすると、光照射部51から肘部Hに向かって所定の光が照射される。ここで、肘部Hは上腕骨H1、尺骨H2、撓骨H3により構成されている。光照射部51から肘部Hに所定の光が照射されると、上腕骨H1、尺骨H2、撓骨H3を光が拡散反射しながら伝播するとともに受光部52によって受光するようになっている。そして、不図示の演算部にて受光部22から得た光量に応じて上腕骨H1、尺骨H2、撓骨H3の骨密度を算出するとともに、不図示の表示部に骨密度の計測結果を表示するようになっている。

先行技術

0005

特開2010−194033号公報

発明が解決しようとする課題

0006

以上に述べた先行技術では次のような欠点を有する。

0007

健康な骨、転倒しても骨折しないような骨、すなわち骨の強度の高い骨は例えば特許文献1に示すように肘のような一部の骨に光を投射しての骨密度だけを調べるのでは不十分であり、もっと広い範囲の骨質注意しなくてはならない。また、したがって特許文献1のように骨に対して光源投光し、骨内部を伝播した光を受光した光量に基づいて骨密度を測定する方法では骨の強度を知ることができない。

0008

本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、血圧を測定するとともに、骨の強さを求めるために実際に骨に対して衝撃を与えてその振動を検知して骨強度を測定できる血圧測定装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0009

本発明の請求項1は、被験者の上腕部を挿入する腕挿入ブロック腕挿入孔の内部に配されたカフと、該カフにエアを送るポンプと、前記カフの圧力を測定する圧力センサと、前記ポンプによって供給されるエアによって前記上腕部を締め付けて前記上腕部の動脈血管コロトコフ音音響センサによって検出して血圧を測定する血圧測定モードと、前記腕挿入孔の出口付近に、前記腕挿入孔に挿入された腕の尺骨の肘頭を支持する肘頭支持台と前記肘頭支持台の下部に前記肘頭を撃つ打撃手段と、手首尺骨頭位置に前記ポンプより供給されたエアを封入したエア袋とを設け、前記打撃手段により撃たれた前記肘頭の音が前記尺骨を伝達して前記尺骨頭位置で発生した音を前記音響センサで検出し、前記打撃手段が肘頭を撃った時点から前記音を検出した時点の時間間隔と、前記肘頭の位置と前記尺骨頭位置との距離との関係から骨強度を推定する骨強度推定モードとを備えた骨強度推定可能な血圧測定装置を提供するものである。

0010

請求項2は、被験者の上腕部を挿入する腕挿入ブロックの腕挿入孔の内部に配されたカフと、該カフにエアを送るポンプと、前記カフの圧力を測定する圧力センサと、前記ポンプによって供給されるエアによって前記上腕部を締め付けて前記上腕部の動脈血管のコロトコフ音を音響センサによって検出して血圧を測定する血圧測定モードと、前記腕挿入孔の出口付近に、前記腕挿入孔に挿入された腕の尺骨の肘頭を支持する肘頭支持台と前記肘頭支持台の下部に前記肘頭を撃つ打撃手段と、手首の尺骨頭位置に前記ポンプより供給されたエアを封入したエア袋とを設け、前記打撃手段が肘頭を撃った時点から前記尺骨を通して伝わる振動を検出した時点の時間間隔と、前記肘頭の位置と前記尺骨頭との距離との関係から骨強度を推定する骨強度推定モードとを備えた骨強度推定可能な血圧測定装置を提供するものである。

0011

請求項3は、前記エア袋は、前記振動を前記圧力センサの圧力変化により検出する請求項2に記載の骨強度推定可能な血圧測定装置を提供するものである。

0012

請求項4は、前記打撃手段の振動が前記尺骨頭支持台に伝わらないように前記ソレノイドと前記肘頭支持台との間に振動吸収部材が配されている請求項1または請求項2に記載の骨強度推定可能な血圧測定装置を提供するものである。

0013

請求項5は、前記骨強度推定モードを、前記カフを所定の圧に加圧して後、実行するように制御する前記請求項1または請求項2に記載の骨強度推定可能な血圧測定装置を提供するものである。

発明の効果

0014

上述したように、本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置は一つの測定装置血圧測定と骨強度推定を行なうことができ、しかも従来例のように骨密度測定装置を組み込んだ血圧測定装置は知られているが、骨密度測定だけでは骨の強度が分からず、骨密度でいい結果が出たとしても骨の質を含めて測定ができていないのに対して本発明のように実際に骨に衝撃を与えて骨強度を推定できる骨強度推定可能な血圧測定装置は骨の強度を測定できる。

0015

本発明の骨強度推定する際に用いる衝撃による音検知または振動検知は、血圧測定装置に用いるコロトコフ音を測定する音響センサを用い、また血圧測定に用いる圧力センサを用いて行なうので新たな測定素子を用意することなくできる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置の斜視図
本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置の第1の例の血圧測定時における概念
本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置の血圧測定/骨強度推定を切り換える測定切換機構を示す図
本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置の第1の例の骨強度推定時における概念図
本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置の第2の例を示す概念図
本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置の、被験者の肘に衝撃を与える打撃手段の詳細図を示す。
本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置で尺骨手首側茎状突起に接触させるエア袋
本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置に用いるCPUに記憶された第1のプログラム例の内容を示すフローチャート
本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置に用いるCPUに記憶された第2のプログラム例の内容を示すフローチャート
従来例

実施例

0017

図1は本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置の斜視図を示す。

0018

1は、本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置本体を示し、2は3で示す腕を挿入する腕挿入部を、4は腕を載置する腕載置台を示す。5は、血圧測定のときに腕を締めて阻血するカフを示す。6は、手のひらを示し、7は、腕の裏側にあって手のひら6よりも手前の腕と手のひらの間にある後述する尺骨頭部を押す可撓性でエアが注入されるエア袋を示す。

0019

8は、血圧測定結果、骨強度の推定結果等を示す表示部を示し、9はその結果をプリントするプリンタを示す。

0020

図2は、本発明の血圧測定時における骨強度推定可能な血圧測定装置における第1の例の、血圧測定時における概念図である。

0021

被験者の腕3をカフ5に挿入し、3Aで示す肘を、骨強度推定可能な血圧測定装置本体の1Aで示す肘載置部に載置する。

0022

10で示すポンプに塩ビ管10Aを介してで示す血圧測定モード/骨強度推定モード切換機構を接続し、血圧測定モード/骨強度推定モード切換機構11とカフ5を塩ビ管5Aで接続する。血圧測定モード/骨強度推定モード切換機構11の詳細は後述の図3で説明する。12で示す電磁弁、13で示す圧力センサ、14で示す音響センサとが血圧測定/骨強度推定切換機構11と図示するように12A、13X、13A、14X、14Aで示す塩ビ管と、不図示の三叉配管を介して接続し、血圧測定モード/骨強度推定モード切換機構11とポンプ10が接続している。

0023

ポンプ10からのエアによりカフ5に挿入された腕3を締め付けた圧力が測定される。14は音響センサで血圧測定時のコロトコフ音を検出する。15はポンプ10、電磁弁12、圧力センサ13、音響センサ14に接続するCPUを示し、CPUは、後述の図8、9のフローチャートによるプログラムにより本発明における骨強度推定可能な血圧測定装置に含まれた各要素の動作を制御する。11Kで示すスイッチのオンしてCPU15は作動可能状態になり、CPU15の信号線が、血圧測定モード/骨強度推定モード切換機構11と連結した後述のモータに接続し、後述のモータ(図3で示す)を回転させて血圧測定と骨強度推定を切り換えておこなう。

0024

図2には、骨強度推定装置に関する要素も含まれているが、図4で骨強度推定に関して説明する。

0025

図3は、本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置の血圧測定/骨強度推定を切り換える切換機構を示す。

0026

血圧測定モード/骨強度推定モード切換機構11は、図示するように11Aで示す固定部と、11Bで示し、固定部11Aの中で回転する回転部からなる。回転部11Aは11Mで示すモータと接続し、CPU15からの信号がモータ11Mに伝わってモータ11Mの回転方向が制御される。

0027

固定部11Aには各端部に設けた5A1、7A1、10A1、14A1で示す固定した溝が設けられている。溝5A1と塩ビ管5Aとが、溝7A1が塩ビ管7Aとが、溝10A1と塩ビ管10Aとが、溝13A1と塩ビ管13Aとがそれぞれ通じるように接続している。

0028

固定部11Aの内部で回転部11Bには、図示するように11H、11VのT字状溝が設けられ、回転部11Bが図3の状態のときは、回転部11Bの溝11Vが固定部11Aの溝5A1と通じ、血圧測定時の状態を示す。すなわち図2の状態を示している。回転部11Bを180°回転させると骨強度推定時の状態を示し、すなわち後述の図4の状態を示す。

0029

図4は、本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置の第1の例で、骨強度推定時の概念図
を示す。

0030

血圧測定/骨強度推定切換機構11を骨強度推定モードに切り換えるとポンプ11のエアは、7Aで示す塩ビ管を通ってエア袋7に空気が送られる。

0031

16は、肘載置部に載置された肘3Aを撃つ打撃手段を示し、打撃手段16で被験者の肘3Aを撃つと尺骨3Bに伝達された振動を振動検知用袋6に固定された尺骨手首側茎状突起3Cの振動によりエア袋7が押される。それによってエア袋7と接続する圧力センサ13の圧力上昇により振動が検知される。17は、打撃手段16による衝撃が肘以外に伝わらないように防止した振動吸収部を示す。

0032

図5は、本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置の第2の例を示す概念図を示す。

0033

第1の例では血圧測定モード/骨強度推定モードを切り換えるときに固定部11Aに対して溝を持つ回転部11Bを回転させて位置決めして行なったが、第2の例は、血圧測定/骨強度推定に切り換える際に、11X、11Yで示す血圧測定モード/骨強度推定モード切換用の電磁弁を使って行なう例である。

0034

ポンプ10と接続する塩ビ管10Aを11Aで示す十字管の第1の管部に接続し、電磁弁12と接続する塩ビ管13Aを第2の管部に接続し、血圧測定モード/骨強度推定モード切換用の電磁弁11Xを十字管の第3の管部に接続し、血圧測定モード/骨強度推定モード切換用の電磁弁11Yに十字管の第4の管部に接続する。

0035

ポンプ10によって流されるエアは11Aで示す十字管を通って電磁弁11Xが開放状態で十字管11Aと接続する電磁弁11Yが閉鎖状態のときにエアは塩ビ管5Aを通って被験者の腕に巻かれたカフ5にエアが送られ、被験者の腕が圧迫されて血圧測定可能になる。

0036

また、電磁弁11Xが閉鎖状態で電磁弁11Yが開放状態の時にはエアは電磁弁11Yを通って塩ビ管7Aを解してエア袋7Bにエアを送って、打撃手段16で被験者の肘3Aを撃つと尺骨3Bに伝達された振動を振動検知用袋6に固定された尺骨手首側茎状突起3Cの振動によりエア袋7が押される。それによってエア袋7と接続する圧力センサ13の圧力上昇により振動が検知される。

0037

図6は、本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置の、被験者の肘に衝撃を与える打撃手段の詳細図を示す。

0038

ソレノイドの鉄心直進式に移動するタイプ、例えば特開平8−294491の図6で示された図をもとに説明する。打撃手段16は、電磁ソレノイド20とハンマーヘッド24とを有している。電磁ソレノイド20は、下端閉止された中空筒状のヨーク20aと、このヨーク20a内に上下移動自在に装着されたプランジャーロッド20bと、ヨーク20aの外周に捲回された励磁コイル20cとを有している。

0039

ハンマーヘッド24は、電磁ソレノイド20と同軸上に設置される中空筒状のガイドスリーブ25内に上下移動自在に嵌入されていて、スリーブ25の下端には、ハンマーヘッド24の外周に設けられた段部26に当接するストッパ27が突設されている。ガイドスリーブ25の上端縁は、上記実施例の肘載置部1Aの直下に所定の間隔をおいて設けられる。

0040

このように構成された打撃手段16においては、励磁コイル20cに通電すると、プランジャーロッド20bが上方に移動し、ハンマーヘッド24の後端部と衝突することにより慣性力を与える。慣性力を受けたハンマーヘッド24は、スリーブ25の内面に沿って上方移動し、肘載置部1Aを介して骨に衝撃を加えた後には、重力で元の位置に復帰する。

0041

なお、上記実施例では、ハンマーヘッド24の駆動用アクチュエータとして電磁ソレノイドを例示したが、本発明の実施はこれに限定されることはなく、油圧ないしは空圧式シリンダーやモータなども使用することができる。

0042

図7は、本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置で尺骨手首側茎状突起に接触させるエア袋7の構造を示す図である。

0043

エア袋7を7Aで示すケースに収容し、7Dで示す管と塩ビ管7Aとを接続し、ポンプ10より血圧測定モード/骨強度推定モード切換機構11を介してエアをエア袋7に送り、圧力センサ13で所定圧に達したときにエアを止める。

0044

エア袋7に尺骨手首側茎状突起3Cを付勢し、肘に衝撃を与えたときに、後述するように肘3Aに衝撃を与えその衝撃が尺骨3Bに伝わって尺骨手首側茎突起3Cに伝わり、エア袋7が押されている尺骨手首側茎突起3Cから音がエア袋を介して出力され、血圧測定時に用いる音響センサ14により検出される。また尺骨手首側茎突起3Cの振動がエア袋7に伝わり、エア袋7の圧力の上昇を検知して振動が検出される。

0045

図8は、本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置に用いるCPUに記憶された第1のプログラム例の内容を示すフローチャートである。

0046

S1では、骨強度推定可能な血圧測定装置で血圧測定モードか、骨強度推定モードか、それとも血圧を測定後、骨強度推定モードにするかの作動モードを設定するか、またはどのモードにも設定しないかを決定し、どのモードにも設定しないときはS2に設定する。

0047

S3では、そのモードをどれにするかを決め、S4では、図2のように固定部11Aに対して回転部11Bを回転させて固定部の溝5A1と回転部11Bの溝11Vが合致するか、または図5において電磁弁11Yは閉鎖のままで、電磁弁11Xを開放にして血圧測定モードに設定する。

0048

S5で、不図示のメインスイッチ操作により電磁弁12をオフし、既に被験者の腕に巻かれたカフ5にエアを送り開始するとカフ5は膨らみ巻かれた腕3をカフ5で加圧する。

0049

S6でカフ5の圧力を圧力センサ13で測定して標準者の最高血圧に20mmHg高い190mmHgに達するまでエアを送るが、S7でカフ5の圧力が190mmHgに達すると、CPUの指示によりポンプ10を止めて、カフ6にエアへの送給を停止する。

0050

S8で、電磁弁12を徐々に開放して減圧を開始し、S9で最高血圧に相当する血圧値で音響センサ14によってコロトコフ音を聞くことが出来る。さらに減圧を続けるとS10でコロトコフ音が消えて最低血圧に相当する血圧値が出力される。

0051

その後、さらに減圧を続けると電磁弁12を開放したままにするとS11で圧力が略OmmHgになると、S12で終了する。

0052

次に、S3で戻り、骨強度推定モードに設定するとき、まずS20に示すように、図4において血圧測定/骨強度推定切換機構11の回転部11Bの溝11Vを固定部11Aの溝5A1と合致する位置に決定、または図5において電磁弁11Xを開放して、血圧測定モードに設定する。

0053

S21で、不図示のメインスイッチ操作により電磁弁12をオフし、S22で、既に被験者の腕に巻かれたカフ5にエアを送り開始するとカフ5は膨らみ巻かれた腕3が痛くならない程度の圧力が70mmHg程度の圧になったところで、S23でカフに対するエアの送りを停止する。

0054

次に、S24で、図3において血圧測定モード/骨強度推定モード切換機構11の固定部11Bの溝6A1と回転部11Bの溝11Vを一致させ、または図5において電磁弁11Xを閉鎖のままで電磁弁11Yを開放して、骨強度推定モードに設定する。

0055

S25で、ポンプ10よりエア袋7にエアを送り、S26でエア袋7の圧を圧力センサ13で測定して100mmHgに達すると、S27に示すようにCPU15によりポンプ10に指示しエアの供給を停止する。

0056

S28で、不図示のメインスイッチを操作すると、肘載置部1Aに載置された被験者の肘、すなわち尺骨3Bの端部に、打撃手段16が衝撃を付加し、S29で、肘から尺骨3Bを伝わり、尺骨手首側茎状突起3Cで発生した音をエア袋7により塩ビ管7Aを伝わって音響センサ14に達して、音を出力する。

0057

S30で、打撃手段16で肘に衝撃を付加してから音響センサ14で音が出力される時間と、打撃手段16が肘に衝撃を付加する尺骨3Bの端部から尺骨手首側茎状突起3Cまでの距離とから、尺骨の骨強度を推定し、S31で減圧し、S32でエア袋7の圧力が略0mmHgになるとS33でこの骨強度推定モードを終了する。

0058

次に、血圧測定モードの測定終了後、骨強度推定モードを連続的に行なう連続測定モードについて説明する。

0059

S40では、図2のように固定部11Aに対して回転部11Bを回転させて固定部の溝5A1と回転部11Bの溝11Vが合致するか、または図5において電磁弁11Yは閉鎖のままで、電磁弁11Xを開放にして血圧測定モードに設定する。

0060

S41で、不図示のメインスイッチ操作により電磁弁12をオフし、既に被験者の腕に巻かれたカフ5にエアを送り開始するとカフ5は膨らみ巻かれた腕3をカフ5で加圧する。

0061

S42でカフ5の圧力を圧力センサ13で測定して標準者の最高血圧に20mmHg高い190mmHgに達するまでエアを送るが、S43でカフ5の圧力が190mmHgに達すると、CPUの指示によりポンプ10を止めて、カフ6にエアへの送給を停止する。

0062

S44で、電磁弁12を徐々に開放して減圧を開始し、S45で最高血圧に相当する血圧値で音響センサ14によってコロトコフ音を聞くことが出来る。さらに減圧を続けるとS46でコロトコフ音が消えて最低血圧に相当する血圧値が出力される。

0063

その後、S47で、最低血圧に相当する圧よりも少し低い圧P1で電磁弁12を閉鎖した状態にして圧を維持し、腕の位置は固定される。

0064

次に、S48で、図3において血圧測定モード/骨強度推定モード切換機構11の固定部11Bの溝6A1と回転部11Bの溝11Vを一致させ、または図5において電磁弁11Xを閉鎖のままで電磁弁11Yを開放して、骨強度推定モードに設定する。

0065

S49で、ポンプ10よりエア袋7にエアを送り、S50でエア袋7の圧を圧力センサ13で測定して100mmHgに達すると、S51に示すようにCPU15によりポンプ10に指示しエアの供給を停止する。

0066

S52で、不図示のメインスイッチを操作すると、肘載置部1Aに載置された被験者の肘、すなわち尺骨3Bの端部に、打撃手段16が衝撃を付加し、S53で、肘から尺骨3Bを伝わり、尺骨手首側茎状突起3Cで発生した音をエア袋7により塩ビ管7Aを伝わって音響センサ14に達して、音を出力する。

0067

S54で、打撃手段16で肘に衝撃を付加してから音響センサ14で音が出力される時間と、打撃手段16が肘に衝撃を付加する尺骨3Bの端部から尺骨手首側茎状突起3Cまでの距離とから、尺骨の骨強度を推定し、S55で減圧し、S56でエア袋7の圧力が略0mmHgになるとS33でこの骨強度推定モードを終了する。

0068

図9は、本発明の骨強度推定可能な血圧測定装置に用いるCPUに記憶された第2のプログラム例の内容を示すフローチャートであり、図8と異なる点は、骨強度推定で図8は尺骨手首側茎状突起3Cで出力される振動がエア袋7に伝達するのを圧力センサ13で捉える点であるのでS1からS10までフローは図8と同一であるので説明は省き、S60からS68まではS20からS28までと同じであるので説明を省く。

0069

S68で、肘載置部1Aに載置された被験者の肘、すなわち尺骨3Bの端部に、不図示のメインスイッチを操作すると打撃手段16が衝撃を付加し、S69で、肘から尺骨3Bを伝わり、尺骨手首側茎状突起3Cで発生した圧力をエア袋7により塩ビ管7Aを伝わって圧力センサ13に達して、圧力を出力する。

0070

次にS70で、打撃手段16で肘に衝撃を付加してから圧力センサ14で振動が出力される時間と、打撃手段16が肘に衝撃を付加する尺骨3Bの端部から尺骨手首側茎状突起3Cまでの距離とから、尺骨の骨強度を演算し、S71で減圧し、S72でエア袋7の圧力が略0mmHgになるとS29でこの骨強度推定モードを終了する。

0071

S80からS97までのステップは血圧測定モードから骨強度推定モードを連続で行なうものであるが、図8と異なる点は骨強度推定モードのとき、図8が衝撃を音で検知していたが、図9は圧力で検知するものであるので説明を省略する。

0072

1骨強度推定可能な血圧測定装置本体
1A肘載置部
2 腕挿入部
3 腕
3A 肘
3B尺骨
3C 尺骨手首側茎状突起
4 腕載置台
5カフ
6 手のひら
7エア袋
8 表示部
9プリンタ
10ポンプ
11血圧測定モード/骨強度推定モード切換機構
12電磁弁
13圧力センサ
14音響センサ
15 CPU
16打撃手段
17振動吸収部
20電磁ソレノイド
24ハンマーヘッド
25スリーブ
26 段部
27 ストッパ

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