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技術 ネットワーク管理装置、ネットワーク管理システム、ネットワーク管理方法、及びプログラム

出願人 日本電気株式会社
発明者 谷村聡
出願日 2013年3月28日 (7年10ヶ月経過) 出願番号 2013-069464
公開日 2014年10月6日 (6年4ヶ月経過) 公開番号 2014-192873
状態 特許登録済
技術分野 広域データ交換
主要キーワード 装置特性データ 監視パラメータ データリーダ 分析テーブル ネットワーク監視サーバ 再グループ化 グループ変更 監視間隔
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (12)

課題

解決手段

ネットワーク管理装置10は、ネットワーク51及び52を管理する。ネットワーク管理装置10は、ネットワーク51及び52を構成する複数の装置(20〜40)の接続構成を管理する、接続構成管理部11と、接続構成に基づいて、複数の装置のグループ化を実行する、グループ化実行部12と、複数の装置それぞれの特性を測定する、装置特性測定部13と、グループ毎に、測定された特性の分析を行なう、装置特性分析部14と、を備えている。そして、グループ化実行部12は、装置特性分析部14による分析の結果に基づいて、再度グループ化を実行する。

概要

背景

一般に、様々な分野において、ネットワークシステムが導入されており、ネットワークシステムを安全に連続して運用することが重要となっている。このため、ネットワークシステムにおいては、ネットワーク常時監視するため、ネットワーク管理システム(以下「NMS: Network Management System」と表記する。)が導入されている。

そして、NMSにおいては、従来から、ネットワーク設計者が設計したネットワークの構成、即ち、サーバ、スイッチ、ルータといった、ネットワークに接続される装置に応じて、監視設計が行われている。一方で、応答待ち時間等、個々のネットワークの特性に応じた監視設計も行われている。

ところで、一般的に、大規模なネットワークでは、構成変更等のネットワークの可変性により、ネットワークの構成、特性の把握が困難であるため、監視設計は容易ではない。例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)、ICMP(Internet Control Message Protocol)を用いた定期的な巡回(Polling)監視においては、最適な監視間隔再送間隔といったパラメータの設計が困難である。

このため、特許文献1は、監視間隔及び応答待ち時間(再送間隔)といったパラメータの最適化を行うための方法を提案している。具体的には、この方法では、まず、監視対象の装置がグループ化され、グループ単位で、監視間隔、応答待ち時間が設計される。その上で、監視実行中の間は、定期的に監視対象の装置の応答時間が計測され、その平均値が算出される。その後、算出値閾値との比較判定が行われ、判定結果から、通信状況の変化が検出された場合は、監視間隔及び応答待ち時間が再計算される。

その他、従来から、NMSにおいては、負荷の軽減を図ることが求められている。このため、特許文献2は、ネットワークに接続された複数のノードを幾つかのグループに分け、グループ毎ネットワーク監視を設置する、NMSを開示している。特許文献2に開示されたNMSでは、監視処理は、複数のネットワーク監視サーバに分散させて行なわれるため、NMSにおける負荷が軽減される。

概要

ネットワークの可変性に応じて、監視対象となるノードのグループ化を最適化し得る、ネットワーク管理装置、ネットワーク管理システム、ネットワーク管理方法、及びプログラムを提供する。ネットワーク管理装置10は、ネットワーク51及び52を管理する。ネットワーク管理装置10は、ネットワーク51及び52を構成する複数の装置(20〜40)の接続構成を管理する、接続構成管理部11と、接続構成に基づいて、複数の装置のグループ化を実行する、グループ化実行部12と、複数の装置それぞれの特性を測定する、装置特性測定部13と、グループ毎に、測定された特性の分析を行なう、装置特性分析部14と、を備えている。そして、グループ化実行部12は、装置特性分析部14による分析の結果に基づいて、再度グループ化を実行する。

目的

本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、ネットワークの可変性に応じて、監視対象となるノードのグループ化を最適化し得る、ネットワーク管理装置、ネットワーク管理システム、ネットワーク管理方法、及びプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ネットワークを管理するためのネットワーク管理装置であって、前記ネットワークを構成する複数の装置の接続構成を管理する、接続構成管理部と、前記接続構成に基づいて、前記複数の装置のグループ化を実行する、グループ化実行部と、前記複数の装置それぞれの特性を測定する、装置特性測定部と、前記グループ毎に、測定された特性の分析を行なう、装置特性分析部と、を備え、前記グループ化実行部は、前記装置特性分析部による分析の結果に基づいて、再度グループ化を実行する、ことを特徴とするネットワーク管理装置。

請求項2

前記グループ化実行部は、再度のグループ化の実行後に、前記複数の装置のうち、前記ネットワークの終端に位置するサーバが、それに隣接している他の装置のグループに属していない場合に、前記ネットワークの終端に位置する前記サーバのグループを、それに隣接している前記他の装置のグループに変更する、請求項1に記載のネットワーク管理装置。

請求項3

前記装置特性分析部が、測定された特性に基づいて、前記グループ毎に、特性の平均値標準偏差とを算出し、前記グループ化実行部が、前記装置特性分析部によって算出の結果に基づいて、再度グループ化を実行する、請求項1または2に記載のネットワーク管理装置。

請求項4

複数の装置で構成されたネットワークと、前記ネットワークを管理するネットワーク管理装置とを備え、前記ネットワーク監視装置は、前記複数の装置の接続構成を管理する、接続構成管理部と、前記接続構成に基づいて、前記複数の装置のグループ化を実行する、グループ化実行部と、前記複数の装置それぞれの特性を測定する、装置特性測定部と、前記グループ毎に、測定された特性の分析を行なう、装置特性分析部と、を備え、前記グループ化実行部は、前記装置特性分析部による分析の結果に基づいて、再度グループ化を実行する、ことを特徴とするネットワーク管理システム

請求項5

ネットワークを管理するための方法であって、(a)前記ネットワークを構成する複数の装置の接続構成を管理する、ステップと、(b)前記接続構成に基づいて、前記複数の装置のグループ化を実行する、ステップと、(c)前記複数の装置それぞれの特性を測定する、ステップと、(d)前記グループ毎に、測定された特性の分析を行なう、ステップと、(e)前記(d)のステップによる分析の結果に基づいて、再度グループ化を実行する、ステップと、を有することを特徴とするネットワーク管理方法

請求項6

(f)前記(e)のステップによる再度のグループ化の実行後に、前記複数の装置のうち、前記ネットワークの終端に位置するサーバが、それに隣接している他の装置のグループに属していない場合に、前記ネットワークの終端に位置する前記サーバのグループを、それに隣接している前記他の装置のグループに変更する、ステップを、更に有する、請求項5に記載のネットワーク管理方法。

請求項7

前記(d)のステップにおいて、測定された特性に基づいて、前記(b)のステップで作成されたグループ毎に、特性の平均値と標準偏差とを算出し、前記(e)のステップにおいて、前記(d)のステップによる算出の結果に基づいて、再度グループ化を実行する、請求項5または6に記載のネットワーク管理方法。

請求項8

コンピュータによって、ネットワークを管理するためのプログラムであって、前記コンピュータに、(a)前記ネットワークを構成する複数の装置の接続構成を管理する、ステップと、(b)前記接続構成に基づいて、前記複数の装置のグループ化を実行する、ステップと、(c)前記複数の装置それぞれの特性を測定する、ステップと、(d)前記グループ毎に、測定された特性の分析を行なう、ステップと、(e)前記(d)のステップによる分析の結果に基づいて、再度グループ化を実行する、ステップと、を実行させるプログラム。

請求項9

(f)前記(e)のステップによる再度のグループ化の実行後に、前記複数の装置のうち、前記ネットワークの終端に位置するサーバが、それに隣接している他の装置のグループに属していない場合に、前記ネットワークの終端に位置する前記サーバのグループを、それに隣接している前記他の装置のグループに変更する、ステップを、更に前記コンピュータに実行させる、請求項8に記載のプログラム。

請求項10

前記(d)のステップにおいて、測定された特性に基づいて、前記(b)のステップで作成されたグループ毎に、特性の平均値と標準偏差とを算出し、前記(e)のステップにおいて、前記(d)のステップによる算出の結果に基づいて、再度グループ化を実行する、請求項8または9に記載のプログラム。

技術分野

0001

本発明は、コンピュータネットワークを管理するための、ネットワーク管理装置ネットワーク管理システムネットワーク管理方法、及びこれらを実現するためのプログラムに関する。

背景技術

0002

一般に、様々な分野において、ネットワークシステムが導入されており、ネットワークシステムを安全に連続して運用することが重要となっている。このため、ネットワークシステムにおいては、ネットワーク常時監視するため、ネットワーク管理システム(以下「NMS: Network Management System」と表記する。)が導入されている。

0003

そして、NMSにおいては、従来から、ネットワーク設計者が設計したネットワークの構成、即ち、サーバ、スイッチ、ルータといった、ネットワークに接続される装置に応じて、監視設計が行われている。一方で、応答待ち時間等、個々のネットワークの特性に応じた監視設計も行われている。

0004

ところで、一般的に、大規模なネットワークでは、構成変更等のネットワークの可変性により、ネットワークの構成、特性の把握が困難であるため、監視設計は容易ではない。例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)、ICMP(Internet Control Message Protocol)を用いた定期的な巡回(Polling)監視においては、最適な監視間隔再送間隔といったパラメータの設計が困難である。

0005

このため、特許文献1は、監視間隔及び応答待ち時間(再送間隔)といったパラメータの最適化を行うための方法を提案している。具体的には、この方法では、まず、監視対象の装置がグループ化され、グループ単位で、監視間隔、応答待ち時間が設計される。その上で、監視実行中の間は、定期的に監視対象の装置の応答時間が計測され、その平均値が算出される。その後、算出値閾値との比較判定が行われ、判定結果から、通信状況の変化が検出された場合は、監視間隔及び応答待ち時間が再計算される。

0006

その他、従来から、NMSにおいては、負荷の軽減を図ることが求められている。このため、特許文献2は、ネットワークに接続された複数のノードを幾つかのグループに分け、グループ毎ネットワーク監視を設置する、NMSを開示している。特許文献2に開示されたNMSでは、監視処理は、複数のネットワーク監視サーバに分散させて行なわれるため、NMSにおける負荷が軽減される。

先行技術

0007

特開2009−171265号公報
特開2001−144761号公報

発明が解決しようとする課題

0008

ところで、特許文献1に開示された方法では、監視対象の装置をグループ化するに際して、ネットワークの構成、特性、及びその可変性は考慮されていない。このため、特性が大きく異なる、例えば、応答待ち時間が非常に大きいネットワークがグループに追加された場合、監視間隔、及び応答待ち時間は、再計算において、後から追加されたネットワークの特性に影響を受けてしまう。つまり、特性が大きく異なるネットワークが追加される等すると、再計算後の監視間隔及び応答待ち時間は、グループ内の既存の装置に対しては、最適な監視間隔、応答待ち時間ではなくなってしまう。

0009

一方、ネットワークを構成する装置の特性は個々に異なるため、ネットワークの構成、特性、及びその可用性を考慮して、監視対象の装置をグループ化した場合は、個々のグループについて最適な監視パラメータを設計することは困難である。

0010

そこで、一旦グループ化を行って、各グループを構成する各装置の特性を計測し、計測された特性に応じて、各装置を再度グループ化することが考えられる。

0011

本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、ネットワークの可変性に応じて、監視対象となるノードのグループ化を最適化し得る、ネットワーク管理装置、ネットワーク管理システム、ネットワーク管理方法、及びプログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0012

上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるネットワーク管理装置は、ネットワークを管理するためのネットワーク管理装置であって、
前記ネットワークを構成する複数の装置の接続構成を管理する、接続構成管理部と、
前記接続構成に基づいて、前記複数の装置のグループ化を実行する、グループ化実行部と、
前記複数の装置それぞれの特性を測定する、装置特性測定部と、
前記グループ毎に、測定された特性の分析を行なう、装置特性分析部と、
を備え、
前記グループ化実行部は、前記装置特性分析部による分析の結果に基づいて、再度グループ化を実行する、ことを特徴とする。

0013

上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるネットワーク管理システムは、複数の装置で構成されたネットワークと、前記ネットワークを管理するネットワーク管理装置とを備え、
前記ネットワーク監視装置は、
前記複数の装置の接続構成を管理する、接続構成管理部と、
前記接続構成に基づいて、前記複数の装置のグループ化を実行する、グループ化実行部と、
前記複数の装置それぞれの特性を測定する、装置特性測定部と、
前記グループ毎に、測定された特性の分析を行なう、装置特性分析部と、
を備え、
前記グループ化実行部は、前記装置特性分析部による分析の結果に基づいて、再度グループ化を実行する、ことを特徴とする。

0014

また、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるネットワーク管理方法は、ネットワークを管理するための方法であって、
(a)前記ネットワークを構成する複数の装置の接続構成を管理する、ステップと、
(b)前記接続構成に基づいて、前記複数の装置のグループ化を実行する、ステップと、
(c)前記複数の装置それぞれの特性を測定する、ステップと、
(d)前記グループ毎に、測定された特性の分析を行なう、ステップと、
(e)前記(d)のステップによる分析の結果に基づいて、再度グループ化を実行する、ステップと、
を有することを特徴とする。

0015

更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、コンピュータによって、ネットワークを管理するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)前記ネットワークを構成する複数の装置の接続構成を管理する、ステップと、
(b)前記接続構成に基づいて、前記複数の装置のグループ化を実行する、ステップと、
(c)前記複数の装置それぞれの特性を測定する、ステップと、
(d)前記グループ毎に、測定された特性の分析を行なう、ステップと、
(e)前記(d)のステップによる分析の結果に基づいて、再度グループ化を実行する、ステップと、
を実行させることを特徴とする。

発明の効果

0016

以上のように本発明によれば、ネットワークの可変性に応じて、監視対象となるノードのグループ化を最適化することができる。

図面の簡単な説明

0017

図1は、本発明の実施の形態におけるネットワーク管理システムの全体構成を示す図である。
図2は、図1に示すネットワーク管理システムにおいて再グループ化が行われた状態を示す図である。
図3は、図1に示すネットワーク管理システムにおいて再グループ化が行われた後に更にサーバのグループ変更が行われた状態を示す図である。
図4は、本発明の実施の形態におけるネットワーク管理装置の構成を示すブロック図である。
図5は、本発明の実施の形態において接続構成管理部によって作成された接続構成テーブルの一例を示す図である。
図6は、本発明の実施の形態において装置特性測定部によって作成された装置特性データテーブルの一例を示す図である。
図7は、本発明の実施の形態において装置特性分析部から得られた装置特性分析テーブルの一例を示す図である。
図8は、本発明の実施の形態においてグループ化実行部によって作成されたグループデータテーブルの一例を示す図である。
図9は、本発明の実施の形態におけるネットワーク管理装置の動作を示すフロー図である。
図10は、図1図3に示したネットワークに、新たなネットワークが追加された状態を示す図である。
図11は、本発明の実施の形態におけるネットワーク管理装置10を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。

実施例

0018

(発明の概要
本発明は、複数の装置によって構築されたネットワークを管理するため、ネットワークの構成、特性、及びその可変性を考慮して、ネットワークを構成する装置をグループ化する。

0019

まず、ネットワーク設計者が、ネットワーク管理装置に、監視対象となるネットワークを登録すると、ネットワーク管理装置は、ネットワークを構成する各装置の接続関係に基づいて、これらの装置のグループ化を実行する。これにより、ネットワークを構成する複数の装置は、いくつかのグループに分けられる(図1参照)。

0020

但し、一般的に、ネットワークを構成する装置の特性は、個々に異なるため、ネットワークの構成に応じたグループ化のみでは、個々のグループ単位で最適な監視パラメータを設計することは困難である。そこで、ネットワーク管理装置は、ネットワークを構成する装置の特性を計測し、グループ毎に特性を分析する。そして、ネットワーク管理装置は、得られた分析結果に基づいて、再グループ化を行う(図2及び図3参照)。

0021

また、各装置の特性に基づいた再グループ化では、ネットワークの構成は重要視されていないため、場合によっては、ネットワークの終端のサーバが、それに隣接している他の装置とは別のグループに属した状態、いわゆる「飛び地」にいる状態となることがある。そこで、一般的に、終端となるサーバの特性は、それに隣接して接続されている装置の特性の影響を受けることから、上述の状態になった場合は、終端のサーバのグループを、隣接している装置、例えば、ルータ、スイッチ等が属しているグループに変更するのが好ましい(図3参照)。

0022

(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態1における、ネットワーク管理装置、ネットワーク管理システム、ネットワーク管理方法、及びプログラムについて、図1図11を参照しながら説明する。

0023

システム構成
最初に、図1図3を用いて、本発明の実施の形態におけるネットワーク管理装置及びネットワーク管理システムの全体構成について説明する。

0024

図1は、本発明の実施の形態におけるネットワーク管理システムの全体構成を示す図である。図2は、図1に示すネットワーク管理システムにおいて再グループ化が行われた状態を示す図である。図3は、図1に示すネットワーク管理システムにおいて再グループ化が行われた後に更にサーバのグループ変更が行われた状態を示す図である。

0025

図1に示すように、本実施の形態におけるネットワーク管理システムは、監視対象となるネットワーク51及び52と、これらネットワークを管理するためのネットワーク管理装置10とを備えている。

0026

ネットワーク51及び52は、共に、ルータ20と、スイッチ30と、サーバ40とを備え、これらによって構築されている。具体的には、ネットワーク51は、ルータ20として、ルータb、dを備え、スイッチ30として、スイッチa、b、cを備え、サーバ40として、サーバA、Dを備えている。また、ネットワーク52は、ルータ20として、ルータa、c、e、f、gを備え、スイッチ30として、スイッチdを備え、サーバ40として、サーバB、C、Dを備えている。

0027

また、図1に示すように、ネットワーク管理装置10は、接続構成管理部11と、グループ化実行部12と、装置特性測定部13と、装置特性分析部14とを備えている。

0028

接続構成管理部11は、ネットワーク51及び52を構成する複数の装置の接続構成を管理している。本実施の形態では、接続構成管理部11は、上述したネットワーク51及び52それぞれの接続構成を管理している。

0029

グループ化実行部12は、接続構成管理部11によって管理されている接続構成に基づいて、複数の装置のグループ化を実行する。本実施の形態1では、接続構成管理部11は、図1に示すように、ネットワーク51をグループAと、ネットワーク52をグループBとする。

0030

装置特性測定部13は、複数の装置、つまり、各ルータ20、各スイッチ30、各サーバ40の特性を測定する。装置特性分析部14は、グループ毎に、測定された特性を分析する。そして、グループ化実行部12は、装置特性分析部14による分析の結果に基づいて、再度グループ化を実行する。例えば、グループ化実行部12は、後述の図7に示す分析値を元に、標準偏差より大きい分析値の装置と、標準偏差より小さい分析値の装置とに分ける。この結果、図2に示すように、グループA及びBは、グループa〜dとされる。

0031

このように、本実施の形態では、ネットワークの構成に基づいてグループ化した後に、再度、計測された各装置の特性に基づいて、グループ化が行われる。このため、本実施の形態によれば、ネットワークの可変性に応じて、監視対象となるノードのグループ化を最適化することができる。

0032

また、本実施の形態では、図2に示すように、ネットワーク51の終端のサーバDは、それに隣接しているルータdのグループに属していない状態、即ち、いわゆる「飛び地」にいる状態となっている。このため、グループ化実行部12は、図3に示すように、再度のグループ化の実行後に、サーバDのグループを、それに隣接しているルータdのグループに変更することができる。

0033

続いて、図4図8を用いて、本発明の実施の形態におけるネットワーク管理装置の構成について更に具体的に説明する。図4は、本発明の実施の形態におけるネットワーク管理装置の構成を示すブロック図である。なお、図4においては図示されていないが、図4の例でも、ネットワーク管理装置10は、図1に示されたネットワーク51及び52に接続されている。

0034

図4に示すように、ネットワーク管理装置10は、上述した、接続構成管理部11、グループ化実行部12、装置特性測定部13、及び装置特性分析部14に加えて、記憶部15を備えている。

0035

接続構成管理部11は、本実施の形態では、監視対象となるネットワーク51及び52を構成する装置の接続構成を管理するため、装置毎のそれに隣接する装置を示す接続構成テーブル16を作成し、これを記憶部15に格納する。

0036

図5は、本発明の実施の形態において接続構成管理部によって作成された接続構成テーブルの一例を示す図である。図5に示すように、接続構成テーブル16は、装置(装置名)毎に、ネットワーク名、隣接する装置の名称を登録している。

0037

装置特性測定部13は、本実施の形態では、各装置の特性を測定した後、装置毎の測定結果を示す装置特性データテーブル17を作成し、これを記憶部15に格納する。また、本実施の形態では、装置特性測定部13は、特性として、各装置の応答待ち時間を測定する。

0038

図6は、本発明の実施の形態において装置特性測定部によって作成された装置特性データテーブルの一例を示す図である。図6に示すように、装置特性データテーブル17は、装置(装置名)毎に応答待ち時間を特性として登録している。

0039

また、応答待ち時間の測定は、例えば、ping(packet internet grouper)、SNMP(Simple Network Management Protocol)等、公知の技術を用いて行なうことができる。なお、測定される各装置の特性は、応答待ち時間に限定されず、その他、CPU使用率等、装置のネットワークでの特性であれば良い。

0040

装置特性分析部14は、本実施の形態では、測定された各装置の応答待ち時間に基づいて、最初のグループ化で得られたグループ毎に、特性の平均値と標準偏差とを算出し、算出結果を分析結果とする。また、装置特性分析部14は、分析結果(算出結果)から装置特性分析テーブル18を作成し、これを記憶部15に格納する。

0041

図7は、本発明の実施の形態において装置特性分析部から得られた装置特性分析テーブルの一例を示す図である。図7に示すように、装置特性分析部14は、最初のグループ化で得られたグループAとグループBとのそれぞれについて、グループに含まれる装置の応答待ち時間の平均値と標準偏差とを算出している。また、図7に示すように、装置特性分析部は、図6に示す各装置の特性(応答待ち時間)と、これらから算出した標準偏差の差分とを、分析値としている。

0042

グループ化実行部12は、本実施の形態では、まず、図5に示す接続構成テーブルを参照して、図1に示すようにグループAとグループBとに分ける。次に、グループ化実行部12は、図7に示す分析結果に基づいて、再グループ化を実行し、ネットワーク51及び52を構成している装置を、図2に示すように、グループa〜dのいずれかに分ける。

0043

その後、グループ化実行部12は、グループとネットワークを構成する各装置との関係を示すグループデータテーブル19を作成し、これを記憶部15に格納する。図8は、本発明の実施の形態においてグループ化実行部によって作成されたグループデータテーブルの一例を示す図である。図8に示すように、グループデータテーブル19は、再グループ化後のグループ毎に構成装置を登録している。

0044

また、本実施の形態では、グループ化実行部12は、再グループ化後に、飛び地に存在しているサーバを特定し、この特定したサーバのグループをそれに隣接している装置のグループに変更する(図3参照)。また、グループ化実行部12は、グループデータテーブル19を更新する。

0045

システム動作
次に、本発明の実施の形態におけるネットワーク管理システム100及びネットワーク管理装置10の動作について図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施の形態におけるネットワーク管理装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1図8を参酌する。また、本実施の形態では、ネットワーク管理装置10を動作させることによって、ネットワーク管理方法が実施される。よって、本実施の形態におけるネットワーク管理方法の説明は、以下のネットワーク管理装置10の動作説明に代える。

0046

まず、ネットワーク設計者が、ネットワーク管理装置10に対して、監視対象となるネットワークの登録を要求する。これにより、図9に示すように、接続構成管理部11は、登録が要求されたネットワークについて既にグループ化が行なわれているかどうかを判定する(ステップA1)。

0047

ステップA1の判定の結果、既にグループ化が行なわれている場合は、ネットワーク管理装置10は、エラー表示を行なって処理を終了する(ステップA11)。一方、ステップA1の判定の結果、グループ化が未だ行なわれていない場合は、接続構成管理部11は、登録が要求されたネットワークについて、図5に示す接続構成テーブル16を作成し、これを記憶部15に格納する(ステップA2)。

0048

次に、グループ化実行部12は、接続構成テーブル16を参照しながら、登録されたネットワークを、ひとまとまりとなったネットワーク単位で、ネットワークを構成する装置をグループ化する(ステップA3)。

0049

具体的には、ステップA3では、グループ化実行部12は、登録されたネットワーク毎に、ネットワークの数だけグループを作成する。よって、グループ化実行部12は、例えば、図1に示したように、ネットワーク51を構成する装置をグループAとし、ネットワーク52を構成する装置をグループBとする。

0050

次に、装置特性測定部13は、各装置の特性の分析が終了しているかどうかを判定する(ステップA4)。ステップA4の判定の結果、各装置の特性の分析が終了している場合は、ネットワーク管理装置10は、上述したステップA11を実行する。

0051

一方、ステップA4の判定の結果、各装置の特性の分析が終了していない場合は、装置特性測定部13は、各装置の特性の測定を実施する(ステップA5)。そして、装置特性測定部13は、登録されたネットワーク内の装置の数だけステップA5を繰り返し実行して、装置特性データテーブル17を作成し、これを記憶部15に格納する。

0052

次に、装置特性分析部14は、装置特性データテーブル17に格納された特性を用いて、ステップA3で作成されたグループ毎に、装置の特性の分析を実行する(ステップA6)。具体的には、装置特性分析部14は、グループ毎に、特性の平均値と標準偏差とを算出し、算出結果を記憶部15に格納する。なお、ステップA6は、ステップA3で作成されたグループの数だけ繰り返し実行される。

0053

次に、グループ化実行部12は、ステップA6で得られた分析結果に基づいて、再グループ化を実行する(ステップA7)。ステップA7の実行により、ネットワーク51及び52を構成している装置は、図2に示すように、グループa〜dに分けられる。その後、グループ化実行部12は、グループデータテーブル19を作成し、これを記憶部15に格納する。

0054

次に、グループ化実行部12は、グループデータテーブル19から、ネットワークの末端に存在するサーバのグループ名を取得する(ステップA8)。そして、グループ化実行部12は、ネットワークの末端に存在するサーバのグループ名と、それに隣接する装置のグループ名とを比較し、両者が一致しているかどうかを判定する(ステップA9)。

0055

ステップA9の判定の結果、両者が一致している場合は、ネットワーク管理装置10は処理を終了する。一方、ステップA9の判定の結果、両者が一致してない場合は、グループ化実行部12は、ネットワークの末端に存在するサーバのグループを、それに隣接する装置のグループに変更し、グループデータテーブル19を更新する(ステップA10)。その後、ネットワーク管理装置10は処理を終了する。

0056

[実施の形態における効果]
以上のように本実施の形態によれば、本実施の形態では、ネットワークの構成に基づいてグループ化した後に、再度、計測された各装置の特性に基づいてグループ化が行われるので、装置(ノード)のグループ化が最適化される。従って、ネットワークの構成及び装置の特性に応じて、最適な監視設計を行なうことが可能となる。また、ネットワークの構成に変更があった場合に、動的に再グループ化を実行することも可能である。

0057

また、本実施の形態では、ネットワークの末端のサーバが「飛び地」に存在してしまうことがあるが、このような場合は、当該サーバのグループ変更が実施されるため、飛び地の状態は解消される。

0058

なお、サーバは、一般的に、隣接するスイッチ及びルータの特性の影響を受けるので、例えば、パケットの処理の負荷が増大すると、サーバの通信の応答待ち時間は増大する。従って、飛び地が発生した状態では、監視設計を最適化することは難しくなるが、本実施の形態によれば、この点が解消される。

0059

[変形例]
本実施の形態における変形例について図10を用いて説明する。図10は、図1図3に示したネットワークに、新たなネットワークが追加された状態を示す図である。

0060

図10に示すように、ネットワーク管理装置10の監視対象として、ネットワーク51及び52に加えて、新たにネットワーク53が追加されたとする。この場合は、ネットワーク管理装置10は、ネットワーク53に対して、ステップA1〜A11を実行する。このため、既存のグループa〜dの構成には影響は生じず、新たなネットワーク53に対してグループ化が実行され、新たなグループe、fが作成される。このように、本実施の形態によれば、ネットワークの可変性が考慮されたネットワーク管理システムの実現が可能となる。

0061

[プログラム]
本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図9に示すステップA1〜A11を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態におけるネットワーク管理装置10とネットワーク管理方法とを実現することができる。

0062

この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、接続構成管理部11、グループ化実行部12、装置特性測定部13、及び装置特性分析部14として機能し、処理を行なう。

0063

ここで、本実施の形態におけるプログラムを実行することによって、ネットワーク管理装置10を実現するコンピュータについて図11を用いて説明する。図11は、本発明の実施の形態におけるネットワーク管理装置10を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。

0064

図11に示すように、コンピュータ110は、CPU111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。

0065

CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。

0066

また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。

0067

データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。

0068

また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイスフレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記憶媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記憶媒体が挙げられる。

0069

以上のように本発明によれば、ネットワークの可変性に応じて、監視対象となるノードのグループ化を最適化することができる。本発明は、監視が必要なネットワークシステムに広く有効である。

0070

10ネットワーク管理装置
11接続構成管理部
12グループ化実行部
13装置特性測定部
14 装置特性分析部
15 記憶部
16 接続構成テーブル
17装置特性データテーブル
18 装置特性分析テーブル
19グループデータテーブル
20ルータ
30 スイッチ
40サーバ
51ネットワーク
52 ネットワーク
53 ネットワーク
110コンピュータ
111 CPU
112メインメモリ
113記憶装置
114入力インターフェイス
115表示コントローラ
116データリーダ/ライタ
117通信インターフェイス
118入力機器
119ディスプレイ装置
120記録媒体
121 バス

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