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技術 移動体通信端末に実装するeUICC(EmbeddedUICC)

出願人 大日本印刷株式会社
発明者 塙知剛
出願日 2013年3月26日 (7年7ヶ月経過) 出願番号 2013-063297
公開日 2014年10月6日 (6年1ヶ月経過) 公開番号 2014-192535
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム 電話機の機能
主要キーワード 閉塞管 閉塞解除 STATUSコマンド 読み取り命令 デバイスインターフェース 通信事業 レコード形式 スマートメータ
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年10月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

複数のNAAが実装されていても,有効なNAAの名前のみを移動体通信端末提示することのできるeUICCを提供する。

解決手段

eUICC1は,ADF33が生成されているNAA毎に,NAAのAIDを含むエントリ情報記述され,かつ,有効になっている一つのNAAのエントリ情報が示される管理テーブル34と,NAAの名前を管理するEF_DIR31の読み取り命令を移動体通信端末2から受けると,管理テーブル34を参照し,有効になっているエントリ情報毎に,このエントリ情報を含むレコードを生成し,生成したレコードを出力するリードコマンド10を備えている。

概要

背景

移動体通信端末基板直接実装するUICCであるeUICCの実用化が検討されている。従来のUICCには,UICCで有効であるNAAしか実装しないため,通信事業社を変更する際は,ユーザが変更後の通信事業社のUICCにUICCを差し替え,移動体通信端末側で以下の手順を行うことで,変更後の通信事業社のネットワークアクセスできる。
(手順1)NAAの名前を管理するファイル(EF_DIR)からNAAの名前を読み出して、NAAを選択する。
(手順2)NAAが管理する複数のファイルからデータを読み出す。
(手順3)ネットワークにアクセスするための認証処理を行う。

しかし,eUICCは,移動体通信端末の基板に直接実装する都合上,移動体通信端末から着脱不可能なため,通信事業社を変更できるようにするために,eUICCを用いる場合,有効でないNAA(例えば,ユーザが契約を結んでいない通信事業社のNAA)をもeUICCに予め実装しなければならないと想定できるため,移動体通信端末側でどのNAAが有効か判断できず,移動体通信端末は,ネットワークにアクセスできるまで,NAAの名前を変更しながら上述の手順1から手順3を繰り返し実行することになってしまう。

このような技術にかかる発明として,一つのUICCに複数のUSIMアプリケーションを実装し、複数のUSIMアプリケーションの中から一つのUSIMアプリケーションを選択できる発明が特許文献1で開示されているが,特許文献1は,有効なNAAの名前のみを移動体通信端末に提示する発明ではない。

概要

複数のNAAが実装されていても,有効なNAAの名前のみを移動体通信端末に提示することのできるeUICCを提供する。eUICC1は,ADF33が生成されているNAA毎に,NAAのAIDを含むエントリ情報記述され,かつ,有効になっている一つのNAAのエントリ情報が示される管理テーブル34と,NAAの名前を管理するEF_DIR31の読み取り命令を移動体通信端末2から受けると,管理テーブル34を参照し,有効になっているエントリ情報毎に,このエントリ情報を含むレコードを生成し,生成したレコードを出力するリードコマンド10を備えている。

目的

本発明は,複数のNAAが実装されていても,有効なNAAの名前のみを移動体通信端末に提示することのできるeUICCを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

DF(Application Dedicated File)が生成されているNAA(Network Access Application)毎に,NAAのAID(Application ID)を含むエントリ情報記述され,かつ,有効になっているNAAの前記エントリ情報が示される管理テーブルと,NAAの名前を管理するEF(Elementary File)であるEF_DIRの読み取り命令移動体通信端末から受けると,前記管理テーブルを参照し,有効になっている前記エントリ情報毎に,この前記エントリ情報を含むレコードを生成し,生成したレコードを出力するリードコマンドと,を備えたことを特徴とするeUICC(Embedded UICC)。

請求項2

ADFの閉塞状態解除する命令を移動体通信端末から受けると,前記管理テーブルを参照し,この命令で指定されたADFの閉塞状態を解除すると共に,このADFに対応する前記エントリ情報を有効にする閉塞解除コマンドと,ADFを閉塞状態にする命令を移動体通信端末から受けると,前記管理テーブルを参照し,この命令で指定されたADFを閉塞状態にすると共に,このADFに対応する前記エントリ情報を無効にする閉塞設定コマンドとを備えたことを特徴とする,請求項1に記載したeUICC。

技術分野

0001

本発明は、ネットワークアクセスするためのアプリケーション(NAA: Network Access Application)が搭載され,移動体通信端末基板直接実装するUICC(Universal IntegratedCircuit Card)であるeUICC(Embedded UICC)に関する。

背景技術

0002

移動体通信端末の基板に直接実装するUICCであるeUICCの実用化が検討されている。従来のUICCには,UICCで有効であるNAAしか実装しないため,通信事業社を変更する際は,ユーザが変更後の通信事業社のUICCにUICCを差し替え,移動体通信端末側で以下の手順を行うことで,変更後の通信事業社のネットワークにアクセスできる。
(手順1)NAAの名前を管理するファイル(EF_DIR)からNAAの名前を読み出して、NAAを選択する。
(手順2)NAAが管理する複数のファイルからデータを読み出す。
(手順3)ネットワークにアクセスするための認証処理を行う。

0003

しかし,eUICCは,移動体通信端末の基板に直接実装する都合上,移動体通信端末から着脱不可能なため,通信事業社を変更できるようにするために,eUICCを用いる場合,有効でないNAA(例えば,ユーザが契約を結んでいない通信事業社のNAA)をもeUICCに予め実装しなければならないと想定できるため,移動体通信端末側でどのNAAが有効か判断できず,移動体通信端末は,ネットワークにアクセスできるまで,NAAの名前を変更しながら上述の手順1から手順3を繰り返し実行することになってしまう。

0004

このような技術にかかる発明として,一つのUICCに複数のUSIMアプリケーションを実装し、複数のUSIMアプリケーションの中から一つのUSIMアプリケーションを選択できる発明が特許文献1で開示されているが,特許文献1は,有効なNAAの名前のみを移動体通信端末に提示する発明ではない。

先行技術

0005

特表2011−501913号公報

発明が解決しようとする課題

0006

そこで,本発明は,複数のNAAが実装されていても,有効なNAAの名前のみを移動体通信端末に提示することのできるeUICCを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上述した課題を解決する第1の発明は,複数のNAAが実装されていても,有効なNAAの名前のみを移動体通信端末に提示することのできるように,ADF(Application Dedicated File)が生成されているNAA(Network Access Application)毎に,NAAのAID(Application ID)を含むエントリ情報記述され,かつ,有効になっているNAAの前記エントリ情報が示される管理テーブルと,NAAの名前を管理するEF(Elementary File)であるEF_DIRの読み取り命令を移動体通信端末から受けると,前記管理テーブルを参照し,有効になっている前記エントリ情報毎に,この前記エントリ情報を含むレコードを生成し,生成したレコードを出力するリードコマンドを備えたことを特徴とするeUICC(Embedded UICC)である。

0008

更に,第2の発明は,第1の発明に記載したeUICCにおいて,有効とするエントリ情報を変更できるように,ADFの閉塞状態解除する命令を移動体通信端末から受けると,前記管理テーブルを参照し,この命令で指定されたADFの閉塞状態を解除すると共に,このADFに対応する前記エントリ情報を有効にする閉塞解除コマンドと,ADFを閉塞状態にする命令を移動体通信端末から受けると,前記管理テーブルを参照し,この命令で指定されたADFを閉塞状態にすると共に,このADFに対応する前記エントリ情報を無効にする閉塞設定コマンドとを備えたことを特徴とする。

発明の効果

0009

このように,本発明のeUICCによれば,複数のNAAが実装されていても,有効なNAAの名前のみを移動体通信端末に提示することのできるeUICCを提供できる。

図面の簡単な説明

0010

移動体通信端末に実装するeUICCを説明する図。
eUICCのファイル構造を説明する図。
管理テーブルを説明する図。
eUICCが有するコマンドを説明する図。
閉塞解除コマンドと閉塞設定コマンドの動作を説明する図。
リードコマンドの動作を説明する図。

実施例

0011

ここから,本発明の好適な実施形態を記載する。なお,以下の記載は本発明の範囲を束縛するものでなく,理解を助けるために記述するものである。

0012

図1は,移動体通信端末2に実装するeUICC1を説明する図である。eUICC1は,UICCと同様な機能を実現するために開発された組み込み用ICチップで,図1に図示したように,UICCのICチップはプラスチックなどのカード基材に実装されるが,eUICC1は移動体通信端末2の基板上に直接実装される。eUICC1は移動体通信端末2だけでなく、スマートメータ等に実装されていてもよい。

0013

eUICC1は,eUICC1を制御するCPU1a,基板に実装するためのデバイスインターフェース1c(例えば,物理的なピン)に加え,移動体通信端末2のネットワークにアクセスするためのアプリケーションである複数のNAA等を記憶するメモリ1bを備える。

0014

図2は,eUICC1のファイル構造3を説明する図である。図2に図示したように,eUICC1のメモリ1bには,eUICC1に格納する全てのファイルのルートとなるMF30(Master File)が生成され,このMF30の直下に,NAAへのエントリポイントとなるDF(Dedicated File)であるADF33(Application DF)が配置されている。UICCの場合,UICCに実装するNAAは一つであるが,本実施形態のeUICC1には,3つのNAA(NAA0〜NAA2)が実装され,3つのNAA(NAA0〜NAA2)それぞれのADF33がMF30の直下に配置されている。

0015

NAAへのエントリポイントとなるADF33には,ADF33に対応するNAAのアプリケーション識別子(AID: Application ID)が付加され,NAAの名前(ここでは,AID)を管理するEF(Elementary File)であるEF#DIR31がMF30の直下に設けられる。

0016

EF#DIR31は,3GGP(登録商標)やETSI(The European Telecommunications StandardsInstitute)などで規格化されており,ファイル識別子は ‘2F00’に定められている。このような規格では,AIDを含む所定のフォーマット(例えば,ISO/IEC7816-4)のエントリ情報をレコード形式でEF#DIR31に格納し,エントリ情報に含まれるAIDを用いてADF33が選択される。

0017

これに対し,本実施形態では,eUICC1に複数のNAAを実装する都合上,エントリ情報をEF#DIR31に格納せず,エントリ情報をNAA毎に記述した管理テーブル34を格納するEF_TBL32をMF30の直下に設けている。

0018

図3は,EF_TBL32に格納する管理テーブル34を説明する図である。管理テーブル34は,eUICC1に実装されているNAA毎にエントリ情報を格納するテーブルで,本実施形態では,有効になっているエントリ情報を示すことができるように,管理テーブル34に記述されたエントリ情報には,有効または無効を示す有効フラグ(ここでは,「00」は無効,「01」は有効)を付加している。なお,図3では,エントリ情報をAIDのデータ長とAIDとしているが,エントリ情報には,他の情報(例えば,アプリケーションラベル)を含ませることができる。

0019

図4は,本実施形態のeUICC1が有するコマンドを説明する図である。有効なNAAの名前のみを移動体通信端末に提示することのできるように,eUICC1は,EFの内容を読み取るためのリードコマンド10と,ADF33の閉塞状態を解除する閉塞解除コマンド11と,ADF33を閉塞状態にする閉塞設定コマンド12を有する。

0020

まず,閉塞解除コマンド11と閉塞設定コマンド12について説明する。eUICC1が有する閉塞解除コマンド11と閉塞設定コマンド12は,GlobalPlatformで定義されているSET_STATUSコマンドや,ETSI_TS_102_222で定義されているActivateFileコマンドおよびDeactivateFileコマンドを改造したコマンドになる。

0021

なお,閉塞解除コマンド11や閉塞設定コマンド12は,ユーザの操作によって移動体通信端末2からeUICC1へ送信するようにしてもよいが,TSM(Trusted Service Manager)の環境があれば,OTA(Over The Air)を用いて,通信事業社側からこれらのコマンドをeUICC1へ送信することもできる。

0022

図5は,閉塞解除コマンド11と閉塞設定コマンド12の動作を説明する図で,図5(a)は,閉塞解除コマンド11の動作を説明する図である。閉塞状態を解除するADF33のAIDを含む閉塞解除コマンド11のコマンドAPDUが移動体通信端末2からeUICC1へ送信されると,閉塞解除コマンド11が作動し(S1),閉塞解除コマンド11は,ADF33の閉塞状態を解除できる条件として,該コマンドAPDUのAIDが付加されたADF33が閉塞状態であることを確認する(S2)。なお,ADF33の閉塞状態を解除できる条件には,ユーザ認証成功等の他条件を含ませることができる。

0023

ADF33の閉塞状態を解除できる条件が成立していない場合,閉塞解除コマンド11は,ADF33の閉塞状態を解除できる条件が成立していないことを示す警告メッセージを送信して(S5),図5(a)の手順を終了する。

0024

また,ADF33の閉塞状態を解除できる条件が成立している場合,閉塞解除コマンド11は,閉塞解除コマンド11のコマンドAPDUで示されるAIDが付加されているADF33の閉塞状態を解除した後(S3),管理テーブル34の中から,該コマンドAPDUで示されるAIDを含むエントリ情報の有効フラグを有効に変更することで,閉塞状態を解除したADF33のエントリ情報の有効フラグを有効にセットして(S4),図5(a)の手順を終了する。

0025

図5(b)は,閉塞設定コマンド12の動作を説明する図である。閉塞状態にするADF33のAIDを含む閉塞設定コマンド12のコマンドAPDUが移動体通信端末2からeUICC1へ送信されると,閉塞設定コマンド12が作動し(S10),閉塞設定コマンド12は,ADF33を閉塞状態に設定できる条件として,該コマンドAPDUのAIDが付加されたADF33が閉塞解除状態であることを確認する(S11)。なお,ADF33を閉塞解除状態に設定できる条件には,これ以外に,ユーザ認証の成功等を含ませることができる。

0026

ADF33を閉塞状態に設定できる条件が成立していない場合,閉塞設定コマンド12は,ADF33を閉塞状態に設定できる条件が成立していないことを示す警告メッセージを送信して(S14),図5(b)の手順を終了する。

0027

また,ADF33を閉塞状態に設定できる条件が成立している場合,閉塞設定コマンド12は,閉塞設定コマンド12のコマンドAPDUで示されるAIDが付加されているADF33を閉塞状態にする(S12)。更に,ADF33が閉塞解除状態であることは,ADF33のエントリ情報が有効であるため,閉塞設定コマンド12は,閉塞管理テーブル34の中から,該コマンドAPDUで示されるAIDを含むエントリ情報の有効フラグを無効に変更することで,閉塞状態にしたADF33のエントリ情報の有効フラグを無効にセットして(S13),図5(b)の手順を終了する。

0028

次に,リードコマンド10の動作について説明する。本実施形態のリードコマンド10の基本的な動作は,3GPP(登録商標)等で規格化されている動作と同じであるが,読み出し対象となるEFがEF#DIR31の場合のみ,特別な処理を行うように設計されている。

0029

図6は,リードコマンド10の動作を説明する図である。読み出し対象となるEFのファイル識別子を含むリードコマンド10のコマンドAPDUが移動体通信端末2からeUICC1へ送信されると(S20),リードコマンド10が作動し,リードコマンド10は,読み出し対象となるEFがEF#DIR31であるか確認する(S21)。

0030

読み出し対象となるEFがEF#DIR31であるかは,リードコマンド10のコマンドAPDUのファイル識別子から判断できる。例えば,EF#DIR31のファイル識別子が‘2F00’の場合,リードコマンド10は,リードコマンド10のコマンドAPDUで示されるファイル識別子が‘2F00’であれば,読み出し対象となるEFがEF#DIR31であると判断する。

0031

リードコマンド10は,読み出し対象となるEFがEF#DIR31でなければ,読み出し対象となるEFの内容を読み出して移動体通信端末2へ送信し(S26),図6の手順は終了する。

0032

また,リードコマンド10は,読み出し対象となるEFがEF#DIR31であれば,管理テーブル34を参照し,有効フラグが有効に設定されているエントリ情報を検索する(S22)。

0033

リードコマンド10は,有効フラグが有効に設定されているエントリ情報が検索できなければ,「アクセス対象のレコードがない」などの警告メッセージを送信して(S25),図6の手順は終了する。

0034

また,リードコマンド10は,有効フラグが有効に設定されているエントリ情報が検索できれば,有効フラグが有効になっているエントリ情報毎に,このエントリ情報を含むレコードを生成し(S23),生成したレコードを送信して(S24),図6の手順は終了する。

0035

このように,本実施形態のeUICC1によれば,EF#DIR31の内容が読み出される際,有効になっているADF33のエントリ情報のみが出力されるため,複数のNAAが実装されていても,有効なNAAの名前のみを移動体通信端末に提示することができる。

0036

1 eUICC
10リードコマンド
11閉塞解除コマンド
12閉塞設定コマンド
2移動体通信端末
30MF
31 EF_DIR
32 ADF
34 管理テーブル

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