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技術 水洗便器用洗浄ユニットのドレンパイプ取付方法、ドレンパイプ取付具及び穿設工具

出願人 株式会社ミナミサワ
発明者 南澤宏一
出願日 2013年3月22日 (4年8ヶ月経過) 出願番号 2013-060730
公開日 2014年10月2日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2014-185457
状態 特許登録済
技術分野 水洗便所用衛生器具
主要キーワード メガネレンチ ハンドル式 立ちあがり 取り付け対象 プッシュボタン式 男性用小便器 隠ぺい 上空間

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図面 (11)

課題

低コスト且つ容易にドレンパイプ既設排水管取り付け方法、その方法に用いる取付具及びその方法に用いる穿設工具を提供する。

解決手段

既設の水洗便器洗浄ユニット25に電子制御式の水洗便器用洗浄ユニット40を取り付ける際に、ドレンパイプ42を、水洗便器用洗浄ユニット40と既設の排水管27との間に取り付ける取付方法であって、ドレンパイプ42の一端46を取り付け可能であってドレンパイプと連通する筒状部52と、既設の排水管27における所定位置に固定するための固定部54とを有する取付具50を用い、取付具50を排水管27の所定位置に取り付け、取付具50の筒状部52から穿設工具75を挿入して、排水管27に穴をあけ、取付具50から穿設工具75を取り外し、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニット40にドレンパイプ42の他端45を接続し、取付具50の筒状部52にドレンパイプ42を装着する。

背景

水洗便器に用いられる水洗便器用洗浄ユニット(以下、単に洗浄ユニットと称する場合がある)には、節水などの目的で必要時に水が流せるように手動操作できる洗浄弁フラッシュバルブ)装置が取り付けられたものがある。
この洗浄弁装置は一定量の水を流した後、自動的に閉止するように形成されているもので、たとえばプッシュボタン式ハンドル式などがある。

ところで、既設の手動で動作する洗浄ユニットに、人体感知した場合に自動的に動作する電子制御式の洗浄ユニットを取り付けることが行われている。
既設の洗浄ユニットに取り付けるタイプの電子制御式の洗浄ユニットは、センサによって便器の使用を感知し、所定時間水を流すように動作する。
このような、既設の洗浄ユニットに取り付ける電子制御式の洗浄ユニットは、特許文献1や特許文献2に開示されている。

以下、従来から知られている洗浄ユニットの取り付けについて、図10に基づいて説明する。なお、図10では電子制御式の洗浄ユニットについては、内部構成のみ示しており、実際にはこれら内部構成を覆うカバーが取り付けられる。
電子制御式の洗浄ユニットは、既設の洗浄ユニットの上部に装着するものであり、人体を検知するセンサ(図示せず)と、センサの反応によって動作するソレノイド11を有している。
既設の洗浄ユニットには、水道管からの水を流入する給水管15が接続された筐体部12が設けられている。筐体部12の下方には、便器へ水を流出する排水管13が接続されている。

既設の洗浄ユニットの筐体部12に、電子制御式の洗浄ユニットで用いるピストン部14が装着される。ピストン部14は排水管13方向に延びピン16を有している。ピストン部14内は、上空間と下空間とが形成されており、ピン16の上端部がピストン部14内の上空間と下空間の連通部分を閉止している。既設の筐体部12には、押しボタン17も設けられており、押しボタン17を押圧することでピン16を傾けさせて水を流すことも可能である。

また、電子制御式の洗浄ユニットと既設の排水管13との間はドレンパイプ42が取り付けられている。ドレンパイプ42の上端部はピストン部14の上空間と連通しており、ソレノイド11によって開閉可能な電磁弁により開閉可能となっている。

洗浄動作は、センサが人を検知してソレノイド11を動作させることによって行われる。
ソレノイド11がドレンパイプ42の電磁弁を開放して上空間内の水をドレンパイプ42を経由させて排水管13へ流出させると、上空間内の圧力が下空間内の圧力よりも低圧となる。すると、ピストン部14全体が低圧側の上空間方向に上昇して、ピストン部14の下面で閉塞していた給水管15と排水管13とが連通する。このようにして給水管15からの水が排水管13に流れる。

概要

低コスト且つ容易にドレンパイプを既設の排水管に取り付ける方法、その方法に用いる取付具及びその方法に用いる穿設工具を提供する。既設の水洗便器用洗浄ユニット25に電子制御式の水洗便器用洗浄ユニット40を取り付ける際に、ドレンパイプ42を、水洗便器用洗浄ユニット40と既設の排水管27との間に取り付ける取付方法であって、ドレンパイプ42の一端46を取り付け可能であってドレンパイプと連通する筒状部52と、既設の排水管27における所定位置に固定するための固定部54とを有する取付具50を用い、取付具50を排水管27の所定位置に取り付け、取付具50の筒状部52から穿設工具75を挿入して、排水管27に穴をあけ、取付具50から穿設工具75を取り外し、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニット40にドレンパイプ42の他端45を接続し、取付具50の筒状部52にドレンパイプ42を装着する。

目的

本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、低コスト且つ容易にドレンパイプを既設の排水管に取り付ける方法、その方法に用いる取付具及びその方法に用いる穿設工具を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

既設手動式水洗便器洗浄ユニット電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットを取り付ける際に、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットからのドレンを排水するためのドレンパイプを、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットと既設の排水管との間に取り付ける取付方法であって、ドレンパイプの一端を装着可能であってドレンパイプと連通する筒状部と、既設の排水管における所定位置に固定するための固定部とを有する取付具を用い、該取付具を、既設の排水管の所定位置に取り付け、取り付けた取付具の筒状部から既設の排水管に穴をあける穿設工具を挿入して、既存の排水管に穴をあけ、前記取付具から穿設工具を取り外し、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットにドレンパイプの他端を接続し、前記取付具の筒状部にドレンパイプの一端を装着することによって、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットと既設の排水管との間にドレンパイプを取り付けることを特徴とするドレンパイプの取付方法。

請求項2

前記取付具の筒状部の内周壁はねじ溝が形成され、前記穿設工具の先端部は尖鋭に形成され、前記穿設工具の外周壁には、前記筒状部の内周壁のねじ溝螺合するねじ溝が形成され、排水管に穴をあける際には、取付具の筒状部内に穿設工具をねじ込んでいくことを特徴とする請求項1記載のドレンパイプの取付方法。

請求項3

前記穿設工具の後端は、穿設工具を回動させるための締緩手段を装着できる形状に形成され、取付具の筒状部内に穿設工具をねじ込む際には、作業者は締緩手段を穿設工具に装着して穿設工具をねじ込むことを特徴とする請求項2記載のドレンパイプの取付方法。

請求項4

前記ドレンパイプの一端の先端には、他の部位よりも大径に形成されたツバが形成され、前記筒状部へのドレンパイプの取り付けの際には、ドレンパイプの前記ツバを前記筒状部の先端に当接させ、筒状部の外周壁に形成されたねじ溝と螺合可能であって、ドレンパイプを挿入可能な挿入穴を有し、ツバを保持可能な袋ナットによって、ツバを筒状部に装着することを特徴とする請求項1〜請求項3のうちのいずれか1項記載のドレンパイプの取付方法。

請求項5

既設の手動式の水洗便器用洗浄ユニットに電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットを取り付ける際に、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットからのドレンを排水するためのドレンパイプを、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットと既設の排水管との間に取り付けるために用いられる取付具であって、ドレンパイプの一端を装着可能であってドレンパイプと連通する筒状部と、既設の排水管における所定位置に固定するための固定部とを有することを特徴とする取付具。

請求項6

前記筒状部の内周壁には、ねじ溝が形成されていることを特徴とする請求項5記載の取付具。

請求項7

前記筒状部の外周壁には、ねじ溝が形成されていることを特徴とする請求項5または請求項6記載の取付具。

請求項8

前記固定部は、排水管の周囲半周を囲むように装着される半割状の第1部材と、第1部材に対して排水管を挟んで対向する位置において排水管の周囲半周を囲むように装着される第2部材とを有していることを特徴とする請求項5〜請求項7のうちのいずれか1項記載の取付具。

請求項9

既設の手動式の水洗便器用洗浄ユニットに電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットを取り付ける際に、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットからのドレンを排水するためのドレンパイプを、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットと既設の排水管との間に取り付ける際に用いられる穿設工具であって、ドレンパイプの一端を装着可能であってドレンパイプと連通する筒状部と、既設の排水管における所定位置に固定するための固定部とを有する取付具が前記排水管に取り付けられた後に排水管に穴をあけるべく、前記筒状部内に挿入可能な径を有しており、先端部が尖鋭に形成されていることを特徴とする穿設工具。

請求項10

外周壁にはねじ溝が形成されていることを特徴とする請求項9記載の取付具。

技術分野

0001

本発明は、水洗便器洗浄ユニットドレンパイプ取付方法、このドレンパイプ取付方法で用いるドレンパイプ取付具、及びこのドレンパイプ取付方法で用いる穿設工具に関する。

背景技術

0002

水洗便器に用いられる水洗便器用洗浄ユニット(以下、単に洗浄ユニットと称する場合がある)には、節水などの目的で必要時に水が流せるように手動操作できる洗浄弁フラッシュバルブ)装置が取り付けられたものがある。
この洗浄弁装置は一定量の水を流した後、自動的に閉止するように形成されているもので、たとえばプッシュボタン式ハンドル式などがある。

0003

ところで、既設の手動で動作する洗浄ユニットに、人体感知した場合に自動的に動作する電子制御式の洗浄ユニットを取り付けることが行われている。
既設の洗浄ユニットに取り付けるタイプの電子制御式の洗浄ユニットは、センサによって便器の使用を感知し、所定時間水を流すように動作する。
このような、既設の洗浄ユニットに取り付ける電子制御式の洗浄ユニットは、特許文献1や特許文献2に開示されている。

0004

以下、従来から知られている洗浄ユニットの取り付けについて、図10に基づいて説明する。なお、図10では電子制御式の洗浄ユニットについては、内部構成のみ示しており、実際にはこれら内部構成を覆うカバーが取り付けられる。
電子制御式の洗浄ユニットは、既設の洗浄ユニットの上部に装着するものであり、人体を検知するセンサ(図示せず)と、センサの反応によって動作するソレノイド11を有している。
既設の洗浄ユニットには、水道管からの水を流入する給水管15が接続された筐体部12が設けられている。筐体部12の下方には、便器へ水を流出する排水管13が接続されている。

0005

既設の洗浄ユニットの筐体部12に、電子制御式の洗浄ユニットで用いるピストン部14が装着される。ピストン部14は排水管13方向に延びピン16を有している。ピストン部14内は、上空間と下空間とが形成されており、ピン16の上端部がピストン部14内の上空間と下空間の連通部分を閉止している。既設の筐体部12には、押しボタン17も設けられており、押しボタン17を押圧することでピン16を傾けさせて水を流すことも可能である。

0006

また、電子制御式の洗浄ユニットと既設の排水管13との間はドレンパイプ42が取り付けられている。ドレンパイプ42の上端部はピストン部14の上空間と連通しており、ソレノイド11によって開閉可能な電磁弁により開閉可能となっている。

0007

洗浄動作は、センサが人を検知してソレノイド11を動作させることによって行われる。
ソレノイド11がドレンパイプ42の電磁弁を開放して上空間内の水をドレンパイプ42を経由させて排水管13へ流出させると、上空間内の圧力が下空間内の圧力よりも低圧となる。すると、ピストン部14全体が低圧側の上空間方向に上昇して、ピストン部14の下面で閉塞していた給水管15と排水管13とが連通する。このようにして給水管15からの水が排水管13に流れる。

先行技術

0008

特開平8−326117号公報
特開平10−54064号公報

発明が解決しようとする課題

0009

既設の手動で動作する洗浄ユニットを、電子制御式の洗浄ユニットに取り付ける際には、既存の洗浄ユニットの上部を取り外し、内部にプランジャ等が配置された電子制御式の洗浄ユニットを取り付ける。このとき、ドレンパイプも既存の排水管に取り付ける必要がある。
しかし、既設の排水管にドレンパイプを取り付けるためには、既設の排水管をドレンパイプが装着できるような継ぎ手が作りこまれた構造の排水管に取り換えるか、またはドレンパイプが水漏れなく確実に装着できるようにねじ溝を切った取付穴を穿設するなどの工事が必要である。

0010

既設の排水管を取り換える場合には、ドレンパイプが装着できる排水管を予め製造しておく必要があるので高コストとなっていまい、また交換にも手間がかかってしまうという課題がある。
水漏れが無いような取付穴を穿設する場合であっても、専用の工具等が必要であるなど作業に手間がかかるという課題がある。
そして特に、交換対象となっている既設の洗浄ユニットがトイレの壁面に近い場所に設置されている場合には、交換作業も困難であるし、水漏れが無いような取付穴の穿設工事を行うことも困難である。

0011

そこで本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、低コスト且つ容易にドレンパイプを既設の排水管に取り付ける方法、その方法に用いる取付具及びその方法に用いる穿設工具を提供することにある。

課題を解決するための手段

0012

本発明にかかるドレンパイプの取付方法によれば、既設の手動式の水洗便器用洗浄ユニットに電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットを取り付ける際に、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットからのドレンを排水するためのドレンパイプを、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットと既設の排水管との間に取り付ける取付方法であって、ドレンパイプの一端を取り付け可能であってドレンパイプと連通する筒状部と、既設の排水管における所定位置に固定するための固定部とを有する取付具を用い、該取付具を、既設の排水管の所定位置に取り付け、取り付けた取付具の筒状部から既設の排水管に穴をあける穿設工具を挿入して、既存の排水管に穴をあけ、前記取付具から穿設工具を取り外し、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットにドレンパイプの他端を接続し、前記取付具の筒状部にドレンパイプを装着することによって、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットと既設の排水管との間にドレンパイプを取り付けることを特徴としている。
この方法を採用することによって、排水管自体を交換することがなくドレンパイプを容易に取り付けることができる。また、排水管に穴をあけるのを穿設工具を挿入するだけで行えるので、特別な工事が必要にならず、また排水管に対してどのような向きであっても穴をあけることが容易に行えるので、既設の洗浄ユニットがトイレの壁面に近い場所であってもドレンパイプの取付が容易に行える。

0013

また、前記取付具の筒状部の内周壁はねじ溝が形成され、前記穿設工具の先端部は尖鋭に形成され、前記穿設工具の外周壁には、前記筒状部の内周壁のねじ溝に螺合するねじ溝が形成され、排水管に穴をあける際には、取付具の筒状部内に穿設工具をねじ込んでいくことを特徴としてもよい。
この方法によれば、穿設工具をねじ溝によって回動させて排水管に穴を穿設することができるので、排水管が壁面に近い場所であっても容易に穴をあけることができる。また、電気を用いなくても穴をあけることができるので、近くにコンセントが無いような場所であっても容易に工事ができる。

0014

また、前記穿設工具の後端は、穿設工具を回動させるための締緩手段を装着できる形状に形成され、取付具の筒状部内に穿設工具をねじ込む際には、作業者は締緩手段を穿設工具に装着して穿設工具をねじ込むことを特徴としてもよい。
この方法によれば、穿設工具を直接手で回すよりも少ない力で容易に穴をあけることができる。

0015

また、前記ドレンパイプの一端の先端には、他の部位よりも大径に形成されたツバが形成され、前記筒状部へのドレンパイプの取り付けの際には、ドレンパイプの前記ツバを前記筒状部の先端に当接させ、筒状部の外周壁に形成されたねじ溝と螺合可能であって、ドレンパイプを挿入可能な挿入穴を有し、ツバを保持可能な袋ナットによって、ツバを筒状部に装着することを特徴としてもよい。
この方法によれば、ドレンパイプの一端を筒状部に挿入しなくてもドレンパイプを取付具に装着させることができる。

0016

本発明にかかるドレンパイプの取付具によれば、既設の手動式の水洗便器用洗浄ユニットに電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットを取り付ける際に、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットからのドレンを排水するためのドレンパイプを、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットと既設の排水管との間に取り付けるために用いられる取付具であって、ドレンパイプの一端を装着可能であってドレンパイプと連通する筒状部と、既設の排水管における所定位置に固定するための固定部とを有することを特徴としている。
この構成を採用することによって、ドレンパイプを排水管へ容易に取り付けることができる。すなわち、既設の排水管には、形状はどうでもよい単なる穴を穿設するだけでよいので、ドレンパイプを排水管に容易に取り付けることができる。

0017

また、前記筒状部の内周壁には、ねじ溝が形成されていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、外周壁に筒状部の内周壁のねじ溝に螺合するねじ溝が形成された穿設工具を用い、取付具の筒状部内に穿設工具をねじ込んでいくことで排水管に穴をあけることができる。

0018

また、前記筒状部の外周壁には、ねじ溝が形成されていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、ドレンパイプの一端を筒状部に装着する際に、外周壁に螺合するナット等を用いてドレンパイプを装着することができる。

0019

さらに、前記固定部は、排水管の周囲半周を囲むように装着される半割状の第1部材と、第1部材に対して排水管を挟んで対向する位置において排水管の周囲半周を囲むように装着される第2部材とを有していることを特徴としてもよい。
これによれば、第1部材と第2部材とを固定することによって、ドレンパイプの取付が容易に行われる。

0020

本発明にかかる穿設工具によれば、既設の手動式の水洗便器用洗浄ユニットに電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットを取り付ける際に、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットからのドレンを排水するためのドレンパイプを、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットと既設の排水管との間に取り付ける際に用いられる穿設工具であって、ドレンパイプの一端を装着可能であってドレンパイプと連通する筒状部と、既設の排水管における所定位置に固定するための固定部とを有する取付具が前記排水管に取り付けられた後に排水管に穴をあけるべく、前記筒状部内に挿入可能な径を有しており、先端部が尖鋭に形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、排水管に対して取付具の挿入孔から挿入するだけで、排水管の所定位置に穴を穿設することができる。

0021

また、外周壁にはねじ溝が形成されていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、筒状部の内周壁にねじ溝が形成された取付具を用い、取付具の筒状部内に穿設工具をねじ込んでいくことで排水管に穴をあけることができる。

発明の効果

0022

本発明によれば、低コスト且つ容易にドレンパイプを既設の排水管に取り付けることができる。

図面の簡単な説明

0023

既設の水洗便器用洗浄ユニットの正面図である。
電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットを取り付けたところを示す側面図である。
ドレンパイプの側面図である。
ドレンパイプの正面図である。
取付具の断面及び穿設工具の説明図である。
穿設工具を取付具の筒状部内に挿入したところを示す説明図である。
ドレンパイプの固定手段を示す説明図である。
ドレンパイプを取付具に装着したところを示す説明図である。
電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットを取り付けた他の実施形態を示す側面図である。
電子制御式の水洗便器用洗浄ユニットの組み立て分解図である。

実施例

0024

図1に、電子制御式の水洗便器用洗浄ユニット(以下、単に洗浄ユニットと称する場合がある)を取り付ける前の大便器の正面図を、図2に電子制御式の洗浄ユニットを取り付けた場合の大便器の側面図を示す。
ここでは、和式の大便器20に電子制御式の洗浄ユニット40を取り付けたところを示しているが、本発明としては大便器用に限定するものではない。電子制御式の洗浄ユニット40を男性用小便器(図示せず)に取り付ける場合であってもよい。さらに、病院等に設けられている汚物洗浄器(図示せず)に取り付ける場合であってもよい。
したがって、水洗便器用洗浄ユニットとしては、便器に限定されるものではない。

0025

図1に示すように、既設の給水管22は、大便器20の前方側側方において上下方向に延びている。給水管22は、上端部において横方向に延びる給水管24に接続される。横方向に延びる給水管24は、既設の手動の洗浄ユニット25の側面に接続される。
既設の手動の洗浄ユニット25は、大便器20に接続された排水管27の上部に配置されており、横方向に延びる手動レバー26を有している。なお、ここでいう排水管27とは、洗浄ユニット25から大便器20へ放流される水(水道から供給されたきれいな洗浄水)が流れる管のことであり、大便器20から流れ出汚水流通する管とは異なるものである。
排水管27は、給水管とは違って水圧がかからないから薄肉パイプ(厚さは例えば0.5mm前後)を用いることができる。排水管27の材質としては真鍮又は銅などを採用することができる。このように、排水管27として薄肉のものを用い、材質として真鍮又は銅などの加工性のよいものを採用することにより、本願発明のような穿設工具75(後述する)を用いて容易に穴をあけることができる。

0026

図2に示すように、既設の洗浄ユニット25の上部に電子制御式の洗浄ユニット40を取りつけた場合、ドレンパイプ42を電子制御式の洗浄ユニット40と既設の排水管27との間に取り付ける必要がある。

0027

図3及び図4に、取り付け対象となるドレンパイプ42を示す。本実施形態のドレンパイプ42は、上下方向に延びる本体部43と、本体部の両端部から直交する方向に延びる取付部45,46とが一体となって形成されている。すなわち、ドレンパイプ42は、本体部43の長さが取付部45,46よりも長尺に形成されたコの字状となっている。

0028

本実施形態のドレンパイプ42の取付部のうち、一方はツバ47が形成されており、他方はツバが形成されておらずストレート形状となっている。
本実施形態では、既設の排水管27側に取り付ける側にツバ47が形成されているが、洗浄ユニット40側にツバが形成されていてもよく、またどちらにもツバが形成されていなくてもよい。

0029

ドレンパイプ42の一方側の取付部46を、既設の排水管27へ取り付ける際には、まずドレンパイプ42が障害物に当接しないような取付位置を検討する。ここでいう障害物とは、例えば壁や便器の手動レバーなど他の場所に移動することができないものを指す。
取付位置の検討が完了し、取付位置が決定されると、ドレンパイプ42の一方側の取付部46が取り付けられる位置の排水管27に、取付具50を装着する。

0030

図5に取付具及び穿設工具を示す。
取付具50は、取付対象のドレンパイプ42の取付部46が装着される筒状部52と、排水管27の所定位置に固定するための固定部54とを有している。固定部54は、それぞれが半円円弧状となっている第1部材55aと、第2部材55bとに分離する。

0031

第1部材55a及び第2部材55bのそれぞれの端部は、互いに接続するための接続部56として円弧の外方に突出するように形成されている。各接続部56には、ねじを螺合可能なねじ穴57が形成されており、ねじ58によって第1部材55aと第2部材55bとが固定される。ただし、第1部材55aと第2部材55bとの固定はねじ58で固定することに限定するものではなく、ボルト・ナットを使用してもよいし、他の方法であってもよい。

0032

筒状部52は、第1部材55a又は第2部材55bのいずれかにおいて、幅方向のほぼ中央から外方に向けて突出するように形成されている。
そして、本実施形態における筒状部52は、内壁面にねじ溝67が形成されており、且つ外壁面にもねじ溝62が形成されており、内部はドレンパイプ42と排水管27の穴78(後述する)とを連通する連通孔61が形成されている。
本実施形態では、筒状部52内にはドレンパイプ42の取付部46を挿入しないので、連通孔61の径はどのような径であってもよいが、穿設工具75の挿入が可能な径であって、且つドレンの流通がスムーズに行える程度の径である。
また、筒状部52の連通孔61の立ちあがり部分の内側(排水管27の外壁面に当接する箇所)には、パッキン68が設けられている。このパッキン68は、取付具50を排水管27に取り付けると、排水管27に穿設される穴78の周囲に配置される。これにより排水管27に穿設される穴78からの水漏れを防止できる。

0033

筒状部52は、排水管27寄りに内壁面のねじ溝67が形成され、ドレンパイプ42寄りに外壁面のねじ溝62が形成される。
すなわち、筒状部52の内壁面のねじ溝67は、穿設工具75の外壁面に形成されたねじ溝77と螺合可能なねじ溝であり、穿設工具75を回転させながら進入させるようにしている。

0034

筒状部52の外壁面のねじ溝62は、固定手段72が螺合可能なねじ溝である。固定手段72としては、ナットなどを採用することができる。
具体的な固定手段については後述する。

0035

穿設工具75は、取付具50の連通孔61内に挿入可能な径を有する棒状の部材である。穿設工具75の先端部75aは尖鋭となるように形成されている。また、穿設工具75の後端部75bには、六角レンチ76(特許請求の範囲でいう締緩手段)をはめ込むことができる六角径状の穴が形成されており、六角レンチ76によって穿設工具75を回しこんで連通孔61内に進入させることができる。
なお、締緩手段としては六角レンチ76に限定するものではなく、メガネレンチ等であってもよい。
また、締緩手段が用いられない形状であってもよく、ハンマー等の工具で打つことができるように、単に大径に形成されているだけであってもよい。

0036

図6図8取り付け工程を示す。
作業者は、既設の排水管27に装着された取付具50の連通孔61から穿設工具75を挿入し、穿設工具75を六角レンチ76で回しこむ。これにより、排水管27に穿設工具75の先端部75aが突き刺さって穴78が穿設される。
排水管27に穿設されたドレン用の穴78は、取付具50によって隠ぺいされているし、また穿設された穴は単にドレンを流すだけであるので、特に穴の周縁加工する必要もなく穿設したままの状態で十分である。

0037

このように、排水管27に穴をあけた後、筒状部52にドレンパイプ42のツバ47を当接させ、固定手段の一例である袋ナット72で固定する。袋ナット72は、筒状部52の外壁面のねじ溝62に螺合するように内側にねじ溝が形成されている。また、ここで用いられる袋ナット72は、中央にドレンパイプ42を貫通する貫通穴80が形成され、ツバ47を押さえることができる押さえ部82が形成されている。
本実施形態のドレンパイプ42は、他端側にツバが形成されていないので、袋ナット72を他端側から挿入する。

0038

なお、筒状部52の先端部にはリング状のパッキン84を設けるとよい。すると、ドレンパイプ42のツバ47はパッキン84に当接し、袋ナット72の押さえ部82によってツバ47とパッキン84とが締め付けられる。このため、ドレンパイプ42を取付具50に対して水漏れがないように装着させることができる。

0039

上述したように、ドレンパイプ42の取付部46にツバ47を設け取付具50の筒状部52に対して挿入するのではなく、筒状部52の先端部に当接させるようにしたので、ドレンパイプ42の筒状部52への装着がスムーズになる。詳しく説明すると、例えば、ドレンパイプ42の一端側の取付部46を筒状部52内に挿入させて装着する場合、最初にドレンパイプ42の他端側の取付部45を洗浄ユニット40に装着していると、ドレンパイプ42を取付部45の軸線方向の角度を動かして、ドレンパイプ42の取付部46を筒状部52に挿入しなくてはならない(図8矢印X方向)。しかしながら、上述したようにドレンパイプ42の取付部46を筒状部52の先端部に当接させて筒状部52に装着することで、ドレンパイプ42を取付部45の軸線方向の角度を動かさなくても、先に装着してあるドレンパイプ42を取付部45の軸線を中心に回動させるだけで位置決めができる。このため、ドレンパイプ42を容易に装着可能となる。

0040

なお、穿設工具75は、回しこんで挿入することに限定するものでなく、穿設工具75の後端部75bをハンマー等の工具で打って穴78を穿設してもよい。

0041

上述してきた実施形態では、洗浄ユニットの下方に便器が配置されている場合についての例を説明した。
しかし、図9に示すように、排水管が壁面内に進入しているような場合でも、本発明の取付方法、取付具、穿設工具を採用することができる。図9のような場合では、排水管と壁面との間の隙間が狭い状態となるので、従来のように排水管自体の交換や穿設工事は困難であるが、本発明によれば狭い場所であっても、ドレンパイプを容易に取り付けることができる。

0042

20大便器
22給水管
24 給水管
25既設の水洗便器用洗浄ユニット
26手動レバー
27排水管
40電子制御式の水洗便器用洗浄ユニット
42ドレンパイプ
43 本体部
45,46取付部
47ツバ
50取付具
52 筒状部
54 固定部
55a 第1部材
55b 第2部材
56 接続部
57ねじ穴
61連通孔
62ねじ溝
67 ねじ溝
68パッキン
72 固定手段(袋ナット)
75穿設工具
75a 先端部
75b後端部
76 締緩手段(六角レンチ)
77 ねじ溝
78 穴
80貫通穴
82押さえ部
84 パッキン

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