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図面 (15)

課題

が厚い封筒や封筒の再湿糊部が幅広等に変わった場合であっても確実に封緘する。

解決手段

搬送経路に設けられ、水貯留容器221内に一端が浸漬された水吸収性の水塗布パッド223を有する加水機構部99と、搬送経路を介し加水機構部99に対向する位置に設けられた押付け板金98と、加水機構部99に搬送されてきた封筒用紙の再湿糊部とパッド部材とが複数回接触するように押付け板金98又は水塗布パッド223を制御する封入封緘コントローラ401(封入封緘制御部)とを備える。

概要

背景

一般的に、封筒に入れる印刷物印刷し、複数枚の印刷物が封筒に入るように折りたたみ、封筒に内包するように封緘する封入封緘装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。

この特許文献1に記載の封入封緘装置では、封筒を一方向にスライドさせる間に、その封筒の袋部又はフラップ部に予め塗布された再湿部を保湿部に接触させて再湿糊部に水を塗布する。そして再湿糊部に水が塗布された封筒のフラップ部と袋部とを一対の押圧板によって強く押圧することにより、フラップ部と袋部とを接着して封筒を封緘している。

概要

糊が厚い封筒や封筒の再湿糊部が幅広等に変わった場合であっても確実に封緘する。搬送経路に設けられ、水貯留容器221内に一端が浸漬された水吸収性の水塗布パッド223を有する加水機構部99と、搬送経路を介し加水機構部99に対向する位置に設けられた押付け板金98と、加水機構部99に搬送されてきた封筒用紙の再湿糊部とパッド部材とが複数回接触するように押付け板金98又は水塗布パッド223を制御する封入封緘コントローラ401(封入封緘制御部)とを備える。

目的

本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、糊塗布量が多い封筒であっても確実に封緘することができる封入封緘装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

搬送経路上で封筒用紙を搬送しながら、内容物を前記封筒用紙に封入封緘する封入封緘装置であって、前記搬送経路に設けられ、水貯留容器内に一端が浸漬された水吸収性パッド部材を有する加水機構部と、前記搬送経路を介し前記加水機構部に対向する位置に設けられた押付け板と、前記加水機構部に搬送されてきた封筒用紙の再湿部と前記パッド部材とが複数回接触するように前記押付け板又は前記パッド部材を制御する封入封緘制御部と、を備えたことを特徴とする封入封緘装置。

技術分野

0001

本発明は、封筒印刷物を内包して封緘する封入封緘装置に関し、特に、厚手の封筒であっても確実に封緘する封入封緘装置に関する。

背景技術

0002

一般的に、封筒に入れる印刷物を印刷し、複数枚の印刷物が封筒に入るように折りたたみ、封筒に内包するように封緘する封入封緘装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。

0003

この特許文献1に記載の封入封緘装置では、封筒を一方向にスライドさせる間に、その封筒の袋部又はフラップ部に予め塗布された再湿部を保湿部に接触させて再湿糊部に水を塗布する。そして再湿糊部に水が塗布された封筒のフラップ部と袋部とを一対の押圧板によって強く押圧することにより、フラップ部と袋部とを接着して封筒を封緘している。

先行技術

0004

特開2012−45754号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、上述の特許文献1に記載の封入封緘装置では、再湿糊部に塗布する水の量を調整することは何ら提案されていない。

0006

しかしながら、印刷物を内包する封筒用紙に塗布されている糊の量は様々である。

0007

そのため、例えば、糊塗布量が少ない封筒に合わせて水塗布量が設定されると、糊塗布量が多い封筒を封緘する際には、水の塗布量の不足により接着力が低下し、封筒を十分に封緘できないという問題があった。

0008

本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、糊塗布量が多い封筒であっても確実に封緘することができる封入封緘装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するため、本発明に係る封入封緘装置の第1の特徴は、搬送経路上で封筒用紙を搬送しながら、内容物を前記封筒用紙に封入し封緘する封入封緘装置であって、前記搬送経路に設けられ、水貯留容器内に一端が浸漬された水吸収性パッド部材を有する加水機構部と、前記搬送経路を介し前記加水機構部に対向する位置に設けられた押付け板と、前記加水機構部に搬送されてきた封筒用紙の再湿糊部と前記パッド部材とが複数回接触するように前記押付け板又は前記パッド部材を制御する封入封緘制御部とを備えることである。

発明の効果

0010

本発明に係る封入封緘装置の第1の特徴によれば、封筒用紙の再湿糊部と加水機構部の水塗布パッドとを2回以上接触させるため、2回目以降も水塗布パッドが再度吸水した状態で水を塗布するので、封筒の再湿糊部に塗布する水の塗布量を増加させて糊を再活性化させ、確実に封緘することができる。

図面の簡単な説明

0011

本発明の一実施形態である封入封緘装置における封筒の形成を説明する説明図である。
本発明の一実施形態である封入封緘装置を含む封入封緘システムの模式的な正面図である。
本発明の一実施形態である封入封緘装置が備える前折り部や封筒形成部、押付け板金動作部、加水機構部周辺の拡大図である。
本発明の一実施形態である封入封緘装置で用いられる封筒用紙の展開図である。
封入封緘システムの機能構成を示す機能構成図である。
本発明の一実施形態である封入封緘装置の封入封緘コントローラによる水塗布制御動作を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態である封入封緘装置において、通常の封筒用紙に対し水塗布を実行する場合における紙検知センサ搬送モータ糊付けモータの動作および再湿糊部の位置を示すタイミングチャートである。
本発明の一実施形態である封入封緘装置において、通常の封筒用紙に対する通常長さの水塗布時間による水塗布を実行する場合における紙検知センサ、搬送モータ、糊付けモータおよび押付け板金上下カムの動作や押付け板金の進退動作上下動作)を示す説明図である。
本発明の一実施形態である封入封緘装置において、通常の封筒用紙に対する通常長さの水塗布時間による水塗布を実行する場合における紙検知センサ、搬送モータ、糊付けモータおよび押付け板金上下カムの動作や押付け板金の進退動作(上下動作)を示す説明図である。
本発明の一実施形態である封入封緘装置において、通常の封筒用紙に対する通常長さの水塗布時間による水塗布を実行する場合における紙検知センサ、搬送モータ、糊付けモータおよび押付け板金上下カムの動作や押付け板金の進退動作(上下動作)を示す説明図である。
本発明の一実施形態である封入封緘装置において、糊が厚い封筒用紙に対し水塗布を実行する場合の紙検知センサ、搬送モータ、糊付けモータの動作および再湿糊部の位置を示すタイミングチャートである。
本発明の一実施形態である封入封緘装置において、糊が厚い封筒用紙に対し水塗布を実行する場合の紙検知センサ、搬送モータ、糊付けモータおよび押付け板金上下カムの動作や押付け板金の進退動作(上下動作)を示す説明図である。
本発明の一実施形態である封入封緘装置において、糊が厚い封筒用紙に対し水塗布を実行する場合の紙検知センサ、搬送モータ、糊付けモータおよび押付け板金上下カムの動作や押付け板金の進退動作(上下動作)を示す説明図である。
本発明の一実施形態である封入封緘装置において、再湿糊部が幅広の封筒用紙に対し水塗布を実行する場合の紙検知センサ、搬送モータ、糊付けモータの動作および再湿糊部の位置を示すタイミングチャートである。

実施例

0012

以下、本発明の実施の形態である封入封緘装置5を含む封入封緘システム1について説明する。

0013

また、以下の説明では、用紙としてどのサイズの用紙であっても適用可能である。また以下の実施の形態では、例えばインクジェットで印刷するが、他の手法で印刷してもよく、本発明では印刷形式は特に限定されない。

0014

<封入封緘システムの構成>
本発明の一実施形態である封入封緘装置5を含む封入封緘システム1の構成について説明する。なお、説明中において、「上流」とは、内容物用紙等の搬送方向から見て上流のことをいい、「下流」とは、内容部用紙等の搬送方向から見て下流のことをいう。また、図2で、「L」は正面から見た左方向、「R」は正面から見た右方向を示す。

0015

図1は、本発明の一実施形態である封入封緘装置5を含む封入封緘システム1における封筒の形成を説明する説明図であり、図2は、本発明の一実施形態である封入封緘装置5を含む封入封緘システム1の模式的な正面図である。

0016

図1図2に示すように、この封入封緘システム1は、画像形成装置3と本発明の一実施形態である封入封緘装置5とを有する。図2に示すように、画像形成装置3は、複数枚の内容物用紙P1及び封筒用紙P2に印刷を行い、印刷済みの複数枚の内容物用紙P1及び封筒用紙P2から内容物B及び封筒Eをそれぞれ形成して、内容物Bを封入した状態で封筒Eを封緘することにより、封書Mを作製するシステムである。換言すれば、封入封緘システム1は、複数枚の内容物用紙P1及び封筒用紙P2に印刷を行う画像形成装置3と、この画像形成装置3に隣接した位置に設けられた封入封緘装置(封書作製装置)5との組み合わせからなっている。ここで、封入封緘装置5は、印刷済みの複数枚の内容物用紙P1及び封筒用紙P2から内容物B及び封筒Eをそれぞれ形成して、内容物Bを封入した状態で封筒Eを封緘することにより、封書Mを作製するものである。

0017

<画像形成装置の構成>
画像形成装置3は、画像形成装置筐体7(以下、適宜に装置筐体7という)を具備しており、この装置筐体7内には、図2に示すようにジョブに含まれる画像データ(内容物画像データ及び封筒画像データ)に基づいて内容物用紙P1及び封筒用紙P2に印刷を行うインクジェット方式の印刷部9が設けられている。この印刷部9は、ブラックシアンマゼンタイエローの各色のインク吐出する複数のライン型インクヘッド11A,11B,11C,11Dを備えている。

0018

インクヘッド11A,11B,11C,11Dの直下には、環状のプラテンベルト14が設けられており、内容物用紙P1及び封筒用紙P2がプラテンベルト14内に設置されたサクションファン(図示しない)によってプラテンベルト14上に吸引され、搬送路上を所定の搬送速度で搬送されながら、インクヘッド11A,11B,11C,11Dから吐出されたインクにより内容物用紙P1及び封筒用紙P2に印刷される。

0019

インクヘッド11A,11B,11C,11Dと、プラテンベルト14との間隔は、適切な位置にインクを着弾させるため狭く設定されている。そのため、プラテンベルト14にて搬送される封筒用紙P2がインクヘッド11A,11B,11C,11Dに接触しないように、封筒用紙P2の変形を極力抑制する必要がある。

0020

また、装置筐体7内には、内容物用紙P1及び封筒用紙P2を搬送するためのループ状印刷搬送路13が印刷部9を囲むように設けられている。装置筐体7内における印刷搬送路13に沿った位置には、内容物用紙P1及び封筒用紙P2を挟持して搬送する複数の第1搬送ローラ対(図示省略)が間隔を置いて設けられている。複数の第1搬送ローラ対は、適宜の第1搬送モータ(図示省略)の駆動により回転可能である。

0021

装置筐体7内における印刷部9の下側には、複数枚の内容物用紙P1を印刷部9側(印刷搬送路13側)へ順次給紙する複数の内容物用紙給紙部15が上下方向に段状に設けられている。各内容物用紙給紙部15は、複数枚の内容物用紙P1を積載する給紙トレイ17と、この給紙トレイ17に積載された複数枚の内容物用紙P1を印刷部9側へ順次送り出す複数の給紙ローラ19とを備えている。複数の給紙ローラ19は、適宜の内容物用紙給紙モータ(図示省略)の駆動により回転可能である。

0022

また、装置筐体7内の左部には、内容物用紙P1を印刷部9側へ搬送するための給紙搬送路21が設けられており、この給紙搬送路21は、上流端側(基端側)に2つの分岐部分21aを有している。更に、給紙搬送路21の各分岐部分21aの端部は、対応する内容物用紙給紙部15に接続してあり、給紙搬送路21の下流端部(先端部)は、印刷搬送路13に接続してある。そして、装置筐体7内における給紙搬送路21に沿った位置には、内容物用紙P1を挟持して搬送する複数の第2搬送ローラ対(図示省略)が間隔を置いて設けられており、複数の第2搬送ローラ対は、適宜の第2搬送モータ(図示省略)の駆動により回転可能である。

0023

装置筐体7の左側部には、封筒用紙P2を印刷部9側(印刷搬送路13側)へ給紙する封筒用紙給紙部23が設けられており、この封筒用紙給紙部23は、複数枚の封筒用紙P2を積載する給紙トレイ25と、この給紙トレイ25に積載された封筒用紙P2を印刷部9側へ送り出す複数の給紙ローラ27とを備えており、複数の給紙ローラ27は、適宜の封筒用紙給紙モータ(図示省略)の駆動により回転可能である。また、装置筐体7内の左部には、封筒用紙P2を印刷部9側へ搬送するための給紙搬送路29が設けられており、この給紙搬送路29の上流端部(基端部)は、封筒用紙給紙部23に接続してあって、給紙搬送路29の下流端部(先端部)は、印刷搬送路13に接続してある。そして、装置筐体7内における給紙搬送路29に沿った位置には、封筒用紙P2を挟持して搬送する複数の第3搬送ローラ対(図示省略)が間隔を置いて設けられており、複数の第3搬送ローラ対は、適宜の第3搬送モータ(図示省略)の駆動により回転可能である。

0024

なお、内容物用紙P1は、給紙トレイ25に載置されてもよいし、封筒用紙P2は、給紙トレイ17に載置されてもよい。

0025

給紙搬送路29を搬送された封筒用紙P2、及び給紙搬送路21を搬送された内容物用紙P1は、レジストローラ30に突き当てられる。これにより、封筒用紙P2及び内容物用紙P1に弛みが生じ、この弛みにより封筒用紙P2及び内容物用紙P1の先端の位置あわせと斜行修正がなされ、その後、所定のタイミングで印刷部9へ向かって搬送される。

0026

印刷搬送路13の左側上部には、内容物用紙P1及び封筒用紙P2を一時的に収容するカセット31が設けられている。また、装置筐体7内の左部からカセット31内にかけて、内容物用紙P1及び封筒用紙P2を表裏反転させて印刷部9側へ搬送するためのスイッチバック搬送路33が設けられており、このスイッチバック搬送路33の基端部は、公知のスイッチバックフラッパ(図示省略)の作動によって印刷搬送路13に接続、遮断可能になっている。更に、装置筐体7内の左部には、内容物用紙P1及び封筒用紙P2をスイッチバック搬送路33側に挟持しつつ引き入れたり又はスイッチバック搬送路33側から挟持しつつ送り出したりする出入ローラ対(図示省略)が設けられており、出入ローラ対は、適宜の出入搬送モータ(図示省略)の駆動により正逆方向へ回転可能である。

0027

装置筐体7内の左部には、印刷搬送路13から送り出された内容物用紙P1及び封筒用紙P2を封入封緘装置5側(右方向)へ搬送するための連絡搬送路35が設けられており、この連絡搬送路35の上流端部(基端部)は、公知の連絡用フラッパ(図示省略)の作動によって印刷搬送路13に接続、遮断可能になっている。また、装置筐体7内における連絡搬送路35に沿った位置には、内容物用紙P1及び封筒用紙P2を挟持して搬送する複数の第4搬送ローラ対(図示省略)が間隔を置いて設けられており、複数の第4搬送ローラ対は、適宜の第4搬送モータ(図示省略)の駆動により回転可能である。

0028

<封入封緘装置の構成>
図1及び図2に示すように、封入封緘装置5は、封入封緘装置筐体41(以下、適宜に装置筐体41という)を具備している。この装置筐体41内には、連絡搬送路35(画像形成装置3)から送り出された印刷済みの内容物用紙P1及び封筒用紙P2を右方向へ搬送するための導入搬送路43が設けられており、この導入搬送路43の上流端部(基端部)は、連絡搬送路35の下流端部(先端部)に接続してある。

0029

また、装置筐体41内における導入搬送路43に沿った位置には、印刷済みの内容物用紙P1及び封筒用紙P2を挟持して搬送する複数の第5搬送ローラ対(図示省略)が間隔を置いて設けられており、複数の第5搬送ローラ対は、適宜の第5搬送モータ(図示省略)の駆動により回転可能である。

0030

装置筐体41内には、印刷済みの内容物用紙P1等(内容物Bを含む)を搬送するための内容物用紙搬送路45が設けられており、この内容物用紙搬送路45の上流端部(基端部)は、公知の封入封緘用フラッパの作動によって導入搬送路43の下流端部(先端部)に接続、遮断可能である。また、装置筐体41内における内容物用紙搬送路45に沿った位置には、印刷済みの内容物用紙P1等を挟持して搬送する複数の第6搬送ローラ対(図示省略)が間隔を置いて設けられており、複数の第6搬送ローラ対は、適宜の第6搬送モータ(図示省略)の駆動により回転可能である。

0031

装置筐体41内における内容物用紙搬送路45の上側には、印刷済みの封筒用紙P2を搬送するための封筒用紙搬送路47が設けられており、この封筒用紙搬送路47の上流端部(基端部)は、前述の封入封緘用フラッパの作動によって導入搬送路43の下流端部に接続、遮断可能である。更に、装置筐体41内における封筒用紙搬送路47に沿った位置には、印刷済みの封筒用紙P2を挟持して搬送する複数の第7搬送ローラ対(図示省略)が間隔を置いて設けられており、複数の第7搬送ローラ対は、適宜の第7搬送モータ(図示省略)の駆動により回転可能である。

0032

内容物用紙搬送路45の下流端側と封筒用紙搬送路47の下流端側は合流している。装置筐体41内における内容物用紙搬送路45と封筒用紙搬送路47の合流部の下流側(出口側)には、内容物Bを封入した状態で封筒E等(封書Mを含む)を搬送するための封筒搬送路49が設けられている。そして、この封筒搬送路49は、装置筐体41の上部まで延びている。また、装置筐体41内における封筒搬送路49に沿った位置には、封筒E等を挟持して搬送する複数の第8搬送ローラ対(図示省略)が間隔を置いて設けられている。

0033

内容物用紙搬送路45の途中には、整合部51が設けられている。この整合部51は、導入搬送路43から送り出された印刷済みの複数枚の内容物用紙P1を集積して整合するものである。また、整合部51は、印刷済みの複数枚の内容物用紙P1を待機させる整合ゲート(待機ゲート)53を備えており、この整合ゲート53は、内容物用紙搬送路45を開状態閉状態切り替え可能になっている。

0034

内容物用紙搬送路45における整合部51の出口側(下流側)には、内容物形成部55が設けられており、この内容物形成部55は、整合部51から送り出された整合済みの複数枚の内容物用紙P1(以下、適宜に内容物用紙P1という)を折り曲げて内容物Bを形成するものである。そして、内容物形成部55の具体的な構成は、次のようになる。

0035

装置筐体41内における整合部51の出口側(下流側)には、主折りローラ57が回転可能に設けられており、装置筐体41内における主折りローラ57に隣接した位置には、主折りローラ57と協働して内容物用紙P1を内容物用紙搬送路45から導入する導入ローラ59が回転可能に設けられている。また、装置筐体41内における主折りローラ57の下側には、主折りローラ57と導入ローラ59によって導入された内容物用紙P1を案内するガイド板61が設けられている。更に、ガイド板61には、内容物用紙P1(の先端)に突き当たって内容物用紙P1の折り曲げ線P1a付近にたるみを与える突当て部材63が設けられており、この突当て部材63は、適宜の第1位置調節モータ(図示省略)の駆動によりガイド板61に沿って位置調節可能である。そして、装置筐体41内における主折りローラ57に隣接しかつ導入ローラ59に対向した位置には、中間ローラ65が回転可能に設けられており、この中間ローラ65は、内容物用紙P1の折り曲げ線P1a付近をたるませた状態で主折りローラ57と協働して内容物用紙P1を折り曲げ線P1aから折り曲げるものである。

0036

装置筐体41内における主折りローラ57の左側には、主折りローラ57と中間ローラ65によって折り曲げられた内容物用紙P1を案内するガイド板67が設けられている。また、ガイド板67には、内容物用紙P1(の先端)に突き当たって内容物用紙P1の折り曲げ線P1b付近にたるみを与える突当て部材69が設けられており、この突当て部材69は、適宜の第2位置調節モータ(図示省略)の駆動によりガイド板67に沿って位置調節可能である。更に、装置筐体41内における主折りローラ57に隣接しかつ中間ローラ65に対向した位置には、導出ローラ71が回転可能に設けられており、この導出ローラ71は、内容物用紙P1の折り曲げ線P1b付近をたるませた状態で主折りローラ57と協働して内容物用紙P1を折り曲げ線P1bから折り曲げつつ、内容物用紙搬送路45側へ導出するものである。

0037

ここで、主折りローラ57、導入ローラ59、中間ローラ65、及び導出ローラ71は、それぞれ適宜の第1折りモータ(図示省略)の駆動により回転可能である。

0038

内容物用紙搬送路45と封筒用紙搬送路47の合流部には、前折り部73が設けられており、この前折り部73は、連絡搬送路35から送り出された印刷済みの封筒用紙P2(以下、適宜に封筒用紙P2という)の前折りを行うものである。そして、前折り部73の具体的な構成は、次のようになる。

0039

内容物用紙搬送路45と封筒用紙搬送路47の合流部には、主折りローラ75が回転可能に設けられており、装置筐体41内における主折りローラ75に隣接した位置には、主折りローラ75と協働して封筒用紙P2を封筒用紙搬送路47から導入する導入ローラ77が回転可能に設けられている。また、装置筐体41内における主折りローラ75の下側には、主折りローラ75と導入ローラ77によって導入された封筒用紙P2を案内するガイド板79が設けられている。更に、ガイド板79には、封筒用紙P2(の先端)に突き当たって封筒用紙P2の折り曲げ線P2a(後述する第2折り部115)付近にたるみを与える突当て部材81が設けられており、この突当て部材81は、適宜の第3位置調節モータ(図示省略)の駆動によりガイド板79に沿って位置調節可能である。そして、装置筐体41内における主折りローラ75に隣接しかつ導入ローラ77に対向した位置には、導出ローラ83が回転可能に設けられており、この導出ローラ83は、封筒用紙P2の折り曲げ線P2a付近をたるませた状態で主折りローラ75と協働して封筒用紙P2を折り曲げ線P2aから折り曲げつつ、搬送ローラ72により搬送された内容物Bを内包しながら、封筒形成部85側へ送り出す。

0040

ここで、主折りローラ75、導入ローラ77、及び導出ローラ83は、それぞれ適宜の第2折りモータ(図示省略)の駆動により回転可能である。

0041

前折り部73の下流側には、内容物Bが封入された封筒用紙P2を封筒形成部85側へ送り出す搬送ローラ74,76を備えており、この搬送ローラ74,76は、後述する図3に示すように搬送モータM1の駆動により回転駆動する駆動ローラ74a,76aと、駆動ローラ74a,76aの回転駆動により回転する従動ローラ74b,76bとの一対のローラとして構成されている。

0042

さらに、前折り部73の下流側には、封筒形成部85が設けられている。この封筒形成部85は、前折り部73から送り出された封筒用紙P2を折り曲げて封筒Eを形成するものである。そして、封筒形成部85の具体的な構成は、次のようである。

0043

装置筐体41内における前折り部73の出口側(下流側)には、主折りローラ87が回転可能に設けられており、装置筐体41内における主折りローラ87に隣接した位置には、主折りローラ87と協働して封筒用紙P2を封筒用紙搬送路47から導入する導入ローラ89が回転可能に設けられている。また、装置筐体41内における主折りローラ87の下側には、主折りローラ87と導入ローラ89によって導入された封筒用紙P2を案内するガイド板91が設けられている。ガイド板91には、封筒用紙P2(の先端)に突き当たって封筒用紙P2の折り曲げ線P2b(後述する第1折り部111)付近にたるみを与える突当て板金93が設けられており、この突当て板金93は、ガイド板91に沿って位置調節可能である。また、ガイド板91に沿って、突当て板金93の近傍には、後述する封筒用紙P2の水糊等の再湿糊が塗工されている再湿糊部P21(図4参照)に水を塗布する加水機構部99が設けられている。

0044

そして、装置筐体41内における主折りローラ87に隣接しかつ導入ローラ89に対向した位置には、最終折りローラ95が回転可能に設けられており、この最終折りローラ95は、封筒用紙P2の折り曲げ線P2b付近をたるませた状態で主折りローラ87と協働して封筒用紙P2を折り曲げ線P2bから折り曲げるものである。

0045

また、図1および図2に示すように封筒搬送路49の途中には、封緘部86が設けられており、この封緘部86は、封筒形成部85から送り出された封筒Eを封緘するものである。また、封緘部86は、封筒Eを挟持して押圧する封緘ローラ対88を備えており、この封緘ローラ対88は、適宜の封緘モータ(図示省略)の駆動により回転可能である。ここで、封筒Eは、封緘ローラ対88によって挟持して押圧されることにより、封筒用紙P2に予め塗布した感圧接着剤接着作用によって封緘されるようになっている。

0046

さらに、封筒搬送路49の下流側には、正常に封緘され、封筒搬送路49から送り出された封書Mを排出する封書排出部92が設けられている。

0047

図3は、本発明の一実施形態である封入封緘装置5が備える前折り部73や封筒形成部85、押付け板金動作部96、加水機構部99周辺の拡大図である。

0048

図3に示すように、内容物用紙搬送路45と封筒用紙搬送路47の合流部には、前折り部73が設けられており、この前折り部73は、連絡搬送路35から送り出された印刷済みの封筒用紙P2(以下、適宜に封筒用紙P2という)の前折りを行う。

0049

主折りローラ75、導入ローラ77、及び導出ローラ83は、それぞれ適宜の第2折りモータ(図示省略)の駆動により前折り部73から搬送された封筒用紙P2は、搬送ローラ74,76により搬送される。

0050

前折り部73の下流側には、封筒形成部85が設けられており、この封筒形成部85は、押付け板金動作部96と加水機構部99により、前折り部73から送り出された封筒用紙P2の水糊が塗工されている再湿糊部P21(図4参照)に水を塗布されながら、主折りローラ87と導入ローラ89と最終折りローラ95とにより、封筒用紙P2を折り曲げて封筒Eを形成する。

0051

押付け板金動作部96と加水機構部99の具体的な構成は、次のようである。

0052

<押付け板金動作部の構成>
押付け板金動作部96は、図3に示すように搬送経路のガイド板91を介し加水機構部99に対して反対側の対向する位置に設けられ、糊付けモータM2の回転によって偏心した回転軸97aを有する押付け板金上下カム97を回転させて図示しないスプリングバネ等によって押付け板金上下カム97側に付勢されている押付け板金98を加水機構部99の方へ進退動上下動)させる。

0053

<加水機構部の構成>
加水機構部99は、水222が貯留された水貯留容器221を備えており、水貯留容器221に貯留した水222内には水塗布部材の一例として水塗布パッド223が浸漬されている。水塗布パッド223は「く字状」に屈曲した上方の一端部(以下、上端部と記す)側が再湿糊部P21(図4参照)への水塗布部位となっており、且つ、上端部とは反対側の下方の他端部(以下、下端部と記す)が水222内に浸漬されている。

0054

水塗布パッド(水塗布部材)223は、封筒用紙P2の表面上の所定の接着位置に予め設けられた再湿糊部P21に水222を自動的に塗布するために、連続多孔質構造に形成された水塗布パッド223を用いて水貯留容器221内の水222を毛細管現象により吸い上げることができるように形成されている。尚、水塗布パッド223は、フェルト以外でスポンジや不織布などを用いても良い。

0055

<封筒用紙の構成>
次に、本発明の一実施形態である封入封緘装置5で用いられる封筒用紙について図4を参照して説明する。

0056

図4に示すように、封筒用紙P2は、封入封緘システム1によって内容物Bを封入した封筒Mを作製する際に用いられるものであって、矩形の第1構成紙107を備えている。また、第1構成紙107には、矩形の第2構成紙109が第1折り部111(上述した折り曲げ線P2b)を介して封筒展開方向(封筒搬送方向)EDに沿って連設されており、この第2構成紙109には、矩形の第3構成紙113が第2折り部115(上述した折り曲げ線P2a)を介して封筒展開方向EDに沿って連設されている。換言すれば、3個の構成紙107,109,113が2個の折り部111,115を介して封筒展開方向EDに沿って連設されている。

0057

そして、第1構成紙107は、封筒展開方向EDの一端側に、開閉口としてのフラップ部117を有している。更に、各構成紙107,109,113の封筒内側面及び封筒外側面は、インクジェット方式の印刷部9によって文書、図形等が印刷されるようになっており、第2折り部115が前折り部73により折られ、第1折り部111が封筒形成部85により折られることによって、封筒用紙P2が折り畳まれるようになっている。

0058

各構成紙107,109,113の封筒内側面における封筒展開方向に直交する方向(用紙短辺方向)SDの両側縁には、感圧接着剤(圧着糊)を塗工した感圧接着剤部119,121が封筒展開方向EDに沿って連続してそれぞれ形成されている。なお、各感圧接着剤部119,121が封筒展開方向EDに沿って形成されていれば、不連続であっても構わない。

0059

第3構成紙113の封筒外側面の一部であって第2折り部115の折り曲げによってフラップ部117と接触する部位には、フラップ部117を閉じるための水糊等の再湿糊を塗工した再湿糊部P21が直交する方向SDに沿って形成されており、再湿糊部P21は、一対の感圧接着剤部119,121の先端に挟まれている。ここで、水糊は、上述したように、封筒形成部85による封筒用紙P2の折り畳み中に加水機構部99によって水が塗布されることにより接着力を発揮するようになっている。

0060

また、第2折り部115が前折り部73により折られ、第1折り部111が封筒形成部85により折られることによって、封筒用紙P2が折り畳まれる。

0061

<封入封緘システムの機能構成>
図5は、本発明の一実施形態である封入封緘装置5の機能構成を示す機能構成図である。

0062

図5に示すように、封入封緘装置5の装置筐体41内の適宜位置には、封入封緘コントローラ401が設けられている。この封入封緘コントローラ401は、封入封緘に関する制御プログラム等を記憶するプログラムROM401aと、操作パネル部39や画像形成コントローラ37からの封筒用紙P2の糊の厚さや再湿糊部の幅等の用紙情報や内容物用紙P1のサイズや枚数、封筒用紙P2のサイズ等の封入封緘処理を実行する上で必要な情報を記憶するRAM401bと、封入封緘に関する制御プログラムを実行するCPU401cとを備えている。

0063

この封入封緘コントローラ401には、上述した操作パネル部39や、画像形成コントローラ37、整合部51、内容物形成部55、搬送モータM1や駆動ローラ74a,76aを含む前折り部73、紙検知センサ94や押付け板金動作部96(糊付けモータM2や押付け板金上下カム97および押付け板金98を含む)、加水機構部99(水貯留容器221および水塗布パッド223を含む)等が接続されており、操作パネル部39や画像形成コントローラ37からの封筒用紙P2の糊の厚さや再湿糊部の幅等の用紙情報や内容物用紙P1のサイズや枚数、封筒用紙P2のサイズ等の封入封緘処理を実行する上で必要な情報に基づいて、プログラムROM401aに記憶された制御プログラムを実行することにより、封入封緘処理を実行する。

0064

<封入封緘装置の動作>
次に、本発明の一実施形態である封入封緘装置5の動作を説明する。

0065

なお、封入封緘装置5では、通常の封筒用紙P2に対する水塗布と、再湿糊部が幅広の封筒用紙P2に対する水塗布とを選択可能である。そのため、この封入封緘装置5では、通常の封筒用紙P2に対する水塗布と、糊が厚い封筒用紙P2に対する水塗布と、再湿糊部が幅広の封筒用紙P2に対する水塗布とで異なる水塗布動作を行う。

0066

図6は、本発明の一実施形態である封入封緘装置5の封入封緘コントローラ401による水塗布制御動作を示すフローチャートである。

0067

まず、封入封緘装置5の封入封緘コントローラ401は、操作パネル部39のユーザ設定や、画像形成コントローラ37から送信されてきた封筒用紙P2の糊の厚さや再湿糊部P21の糊部幅の情報に基づいて、封入封緘装置5で封緘しようとする封筒用紙P2が通常の糊の厚さで、かつ、その再湿糊部P21の糊部幅が通常の幅であるか否かを判定する(ステップS100)。

0068

ここで、封入封緘装置5で封緘しようとする封筒用紙P2が通常の糊の厚さで、かつ、その再湿糊部P21の糊部幅が通常の幅である場合(S100;YES)、封入封緘コントローラ401は、後述する図7のタイミングチャートに示すように糊付けモータM2に正転動作指令を出力して押付け板金上下カム97を正転させて(S110)、再湿糊部P21を加水機構部99の水塗布パッド223に1回だけ押付けて、再湿糊部P21に水塗布を行う。

0069

これに対し、封入封緘装置5で封緘しようとする封筒用紙P2の糊が通常の糊の厚さよりも厚く、水塗布量を増やすべき場合(ステップS100でNO,S120で糊が厚い)、封入封緘コントローラ401は、後述する図11のタイミングチャートに示すように糊付けモータM2に正転動作指令を出力した後(ステップS130)、逆転動作指令を出力する(ステップS140)。

0070

これにより、まず押付け板金上下カム97が正転して、再湿糊部P21を加水機構部99の水塗布パッド223に1回押付けて再湿糊部P21に水塗布を行うと共に、次いで押付け板金上下カム97が逆転して封筒用紙P2が水塗布パッド223から退避することにより、水塗布パッド223が吸水した後、再湿糊部P21を加水機構部99の水塗布パッド223に再度水塗布を行って、合計2回押付けて再湿糊部P21に水塗布を行う。このようにして、糊が厚い封筒用紙P2の場合でも、水塗布量を簡単に増やすことができる。

0071

一方、ステップS120において、封入封緘装置5で封緘しようとする封筒用紙P2の再湿糊部P21が通常の糊部幅より幅広の糊幅である場合(ステップS120;幅広糊幅)、封入封緘コントローラ401は、後述する図14のタイミングチャートに示すように糊付けモータM2に正転動作指令を出力した後(ステップS150)、糊付けモータM2に逆転動作指令を出力すると共に搬送モータM1に回転動作指令を出力する(ステップS160)。

0072

これにより、押付け板金上下カム97は正転して、再湿糊部P21を加水機構部99の水塗布パッド223に1回押付けて再湿糊部P21に水塗布を行う。次に、押付け板金上下カム97が逆転して、再湿糊部P21を加水機構部99の水塗布パッド223にさらに1回の合計2回押付けて再湿糊部P21に水塗布を行うと共に、この2回目の水塗布の際に搬送モータM1の回転によって、封筒用紙P2と水塗布パッド223とが接触している状態で封筒用紙P2をスライドさせて幅広の再湿糊部P21に水塗布を行う。このようにして、封筒用紙P2の再湿糊部P21の糊部幅が通常より幅広の場合でも、再湿糊部P21上から水を垂らすことなく、水塗布量を簡単に増やすことができる。。

0073

次に、封入封緘装置5が通常の封筒用紙P2や、封筒用紙P2の糊が厚い、再湿糊部が幅広の封筒用紙P2に対し水塗布を実行する場合における紙検知センサ94、搬送モータM1、糊付けモータM2および押付け板金上下カム97の回転動作や押付け板金98の進退動作(上下動作)や再湿糊部の位置等について説明する。

0074

<通常の糊の厚さでかつ通常の糊幅での封筒用紙に対する水塗布>
まず、通常の封筒用紙P2に対する水塗布動作について説明する。なお、この場合は、図6のステップS110に示すように、押付け板金上下カム97は正転のみ行う。

0075

図7は、通常の封筒用紙P2に対する水塗布を実行する場合における紙検知センサ94、搬送モータM1、糊付けモータM2の動作および再湿糊部の位置を示すタイミングチャートである。

0076

また、図8図10は、通常の封筒用紙P2に対する水塗布を実行する場合における紙検知センサ94、搬送モータM1、糊付けモータM2および押付け板金上下カム97の回転動作や押付け板金98の進退動作(上下動作)を示す説明図である。

0077

まず、図7に示すように、通常の封筒用紙P2に対する水塗布を実行する場合、紙検知センサ94がOFFの間は、搬送モータM1は回転して搬送ローラ74,76等により加水機構部99に向けて内容物用紙P1及び封筒用紙P2を搬送している状態で、まだ加水機構部99に内容物用紙P1及び封筒用紙P2が到着していない。そのため、加水機構部99の糊付けモータM2は、停止状態にある。また、再湿糊部の位置は、上方にあり、封筒用紙P2の所定の接着位置に予め設けられた再湿糊部P21が加水機構部99の水塗布パッド223に接触していない。

0078

そして、図7に示すようにタイミングT1に達し、紙検知センサ94がOFFからONに変わると、図8(a)に示すような状態になる。つまり、この状態では、加水機構部99に内容物用紙P1及び封筒用紙P2が到着していないため、加水機構部99の糊付けモータM2は停止状態にあり、押付け板金上下カム97も回転していないため。押付け板金98は上方にあって、封筒用紙P2の再湿糊部P21は加水機構部99の水塗布パッド223に接触していない。

0079

次に、図7に示すように紙検知センサ94がON状態のままタイミングT2に達すると、図8(b)に示すように突当て板金93に封筒用紙P2のフラップ部117(図4参照)先端が当接するため、搬送モータM1は停止状態なる。なお、このタイミングT2の時点では、まだ加水機構部99の糊付けモータM2は停止状態にあり、再湿糊部P21の位置は上方にあって、封筒用紙P2の再湿糊部P21が加水機構部99の水塗布パッド223に接触しない。

0080

しかし、このタイミングT2の時点で加水機構部99に内容物用紙P1及び封筒用紙P2が到着したことになるため、図7に示すようにタイミングT2から少し遅れたタイミングT3で糊付けモータM2は正転を開始する。すると、偏心した回転軸97aを有する押付け板金上下カム97は回転を始めてスプリング等によって常時押付け板金上下カム97の方へ付勢されている押付け板金98を押し下げて、封筒用紙P2の再湿糊部P21を水塗布パッド223の方へ徐々に押していく。

0081

そして、タイミングT4の時点では、図9(a)に示すように封筒用紙P2の再湿糊部P21が加水機構部99の水塗布パッド223にまだ接触しないもの、タイミングT5の時点で封筒用紙P2の再湿糊部P21が加水機構部99の水塗布パッド223に接触して水が塗布されることになる。

0082

糊付けモータM2の正転により押付け板金上下カム97がさらに正転して、タイミングT6の時点になると、図9(b)に示すように押付け板金98が最も下がった位置、すなわち加水機構部99側に移動した位置になり、封筒用紙P2の再湿糊部P21は最大限押し下げられて水塗布パッド223に強力に押圧されることになる。

0083

さらなる糊付けモータM2の正転により押付け板金上下カム97が正転すると、押付け板金98が最も下がった位置から徐々に上昇していき、タイミングT7の時点を過ぎると封筒用紙P2の再湿糊部P21が加水機構部99の水塗布パッド223から離れて非接触状態になる。

0084

そして、タイミングT8の時点になると、封筒用紙P2の再湿糊部P21が加水機構部99の水塗布パッド223から一定間隔離れ、停止していた搬送モータM1が回転を始め、タイミングT9の時点になると図10(a)に示すように押付け板金98が最も上昇した位置、すなわち加水機構部99から離れた位置になり、糊付けモータM2が回転を停止する。

0085

図7に示すように糊付けモータM2の回転停止後も搬送モータM1は回転を続け、タイミングT10の時点で紙検知センサ94がオンからオフになると、その直ぐ後のタイミングT11の時点で図10(b)に示すように封筒用紙P2の再湿糊部P21に水が塗布された封筒用紙P2及び内容物用紙P1が封書排出部92(図1図2参照)に向けて排出されることになる。

0086

従って、通常の封筒用紙P2に対する通常長さの水塗布時間による水塗布を実行する場合、水塗布時間は、図7に示すように、タイミングT5〜T7までの時間、すなわち(T7−T5)となる。

0087

<糊が厚い封筒用紙に対する水塗布>
次に、糊が厚い封筒用紙P2に対して水塗布動作について説明する。なお、この場合、図6のステップS130,S140に示すように、押付け板金上下カム97は正転および反転を行う。

0088

図11は、封筒用紙P2の糊が厚いときの水塗布を実行する場合における紙検知センサ94、搬送モータM1、糊付けモータM2の動作および再湿糊部P21の位置を示すタイミングチャートである。

0089

また、図12および図13は、糊が厚い封筒用紙P2に対して水塗布を実行する場合における紙検知センサ94、搬送モータM1、糊付けモータM2および押付け板金上下カム97の回転動作や押付け板金98の進退動作(上下動作)を示す説明図である。

0090

なお、糊が厚い封筒用紙P2に対して水塗布を実行する場合も、タイミングT6までは、紙検知センサ94、搬送モータM1、糊付けモータM2の動作および再湿糊部P21の位置は、図7に示す通常の封筒用紙P2に対する通常長さの水塗布時間による水塗布を実行する場合のタイミングと同様である。従って、この場合も、搬送モータM1や糊付けモータM2および押付け板金上下カム97は、図8(a),(b)および図9(a),(b)に示す動作を実行することになる。

0091

そして、糊が厚い封筒用紙P2に対して水塗布を実行する場合、封入封緘コントローラ401は、タイミング6の経過後もさらに糊付けモータM2を正転させるが、図12(a)に示すように封筒用紙P2の再湿糊部P21が加水機構部99の水塗布パッド223から離れて非接触状態になった後、直ぐ(短時間)のタイミングT7’の時点で、糊付けモータM2を逆転させる。なお、ここでは、封筒用紙P2の再湿糊部P21が塗布パッド223から離れて非接触状態になった後、直ぐ(短時間)に逆回転させるとしているが、本発明では、封筒用紙P2の再湿糊部P21が塗布パッド223から離れて非接触状態になる直前に糊付けモータM2を逆回転させても良い。つまり、封入封緘コントローラ401は、水塗布パッド223を再湿糊部P21上の水から離れない程度に退避させてもよい。このようにすることで、封筒用紙P2の再湿糊部P21上に水が多く塗布されたとき、再湿糊部P21上から再湿糊部P21がない封筒用紙P2に水が垂れて、糊を再活性化するための水分が不足してしまうことを防止することができる。

0092

すると、図11に示すように封筒用紙P2の再湿糊部P21が加水機構部99の水塗布パッド223の先端部から離れた後、糊付けモータM2の逆転によって偏心した回転軸97aを有する押付け板金上下カム97が逆転を始めて、封筒用紙P2の再湿糊部P21が押付け板金98を介して水塗布パッド223の方へ押されて再度接触して、タイミングT8’の時点で再度強く押圧されて水を塗布されることになる。これにより、図12(b)に示すように封筒用紙P2の再湿糊部P21は水塗布パッド223に2回押付けられることになり、いわゆる水を2度付け(2回塗布)されることになる。

0093

従って、糊が厚い封筒用紙P2が水塗布動作を実行する場合、水塗布時間は、糊付けモータM2の正転および逆転の双方の時間を合わせた図11に示すようにタイミングT5〜T9’までの時間、すなわち(T9’−T5)となる。

0094

よって、この封入封緘装置5では、糊付けモータM2の正転および逆転によって封筒用紙P2の再湿糊部P21を水塗布パッド223に2回押付けるため、糊付けモータM2の1回転の正転のみによって水塗布動作を実行する図7に示す通常の封筒用紙P2に対し水塗布を実行する場合の水塗布時間(T7−T5)と比較して、搬送モータM1の逆転の分だけ水塗布時間を長く確保できることが分る。

0095

また、水塗布時間を長く確保できるだけでなく、糊付けモータM2の正転により封筒用紙P2の再湿糊部P21が加水機構部99の水塗布パッド223に徐々に近付いて接触状態になり、さらに糊付けモータM2が正転して再湿糊部P21が加水機構部99の水塗布パッド223に対し非接触状態になった後、糊付けモータM2の逆転により再度、封筒用紙P2の再湿糊部P21が加水機構部99の水塗布パッド223に徐々に近付いて接触状態になる2度付けの動作を行っている。

0096

そのため、フェルトやスポンジ等の吸水性部材から構成された水塗布パッド223は、2度付けの1回目の塗布と2回目の塗布の間の非接触状態の時に、水貯留容器221に貯留された水222を吸水するので、2回目の塗布の際に1回目の塗布で使用した水を補充した上で塗布し、再湿糊部P21上から再湿糊部P21がない封筒用紙P2に水を垂らさないため、水塗布量を簡単に増やすことができる。

0097

そして、図11においてタイミングT9’を過ぎると、封筒用紙P2の再湿糊部P21は水塗布パッド223から非接触状態になり、その後のタイミングT10’の時点で図13(a)に示すように今まで停止していた搬送モータM1が回転を再開し、その後のタイミングT11’において糊付けモータM2は逆転を停止する。

0098

図11に示すように糊付けモータM2の逆転停止後も搬送モータM1は回転を続け、タイミングT12’になると紙検知センサ94がオンからオフになり、その後のタイミングT13’の時点で、図13(b)に示すように封筒用紙P2の再湿糊部P21に水が塗布された封筒用紙P2及び内容物用紙P1が封書排出部92(図1図2参照)に向けて排出される。

0099

<再湿糊部が幅広い場合の水塗布>
次に、再湿糊部P21が幅広い封筒用紙P2に対する水塗布動作について説明する。なお、この場合、図6のステップS150,S160に示すように、押付け板金上下カム97は正転および反転を行うと共に、2回目の押付けを実行している際に、搬送モータM1の回転を制御して封筒用紙P2をスライドさせることにより再湿糊部P21の幅広部分を加水機構部99の水塗布パッド223に接触させる。

0100

図14は、再湿糊部P21が幅広い封筒用紙P2に対し水塗布を実行する場合における紙検知センサ94、搬送モータM1、糊付けモータM2の動作および再湿糊部P21の位置を示すタイミングチャートである。

0101

糊が厚い封筒用紙P2に対して水塗布する場合、封入封緘コントローラ401は、図11に示すタイミングチャートに示すように、封筒用紙P2の再湿糊部P21が加水機構部99の水塗布パッド223から非接触状態になるタイミングT9’の時点より後のタイミングT10’の時点で搬送モータM1の回転を再開していた。

0102

これに対し、再湿糊部P21が幅広い場合の水塗布に対応するため、封入封緘コントローラ401は、図14に示すように封筒用紙P2の再湿糊部P21が加水機構部99の水塗布パッド223から非接触状態になるタイミングT9’の時点より前のタイミングT10”の時点、すなわち2回目の水塗布の最中に搬送モータM1の回転を再開することにより、加水機構部99の水塗布パッド223は封筒用紙P2の再湿糊部P21に対する水の塗幅を広くする。ただし、図14に示す場合も、図11に示す場合と同様に、糊付けモータM2の正転および逆転による封筒用紙P2の再湿糊部P21を水塗布パッド223に2度付け動作によって、水塗布時間自体は同じ時間の(T9’−T5)だけ確保する。

0103

従って、本発明の一実施形態である封入封緘装置5によれば、再湿糊部P21が幅広い封筒用紙P2に対し水塗布動作を実行する場合、1回目の水塗布で失われた水を補給して封筒用紙P2と水塗布パッド223とを接触させた状態で、搬送モータM1の回転を再開して封筒用紙P2をスライドさせるので、再湿糊部P21が幅広であっても再湿糊部P21がない封筒用紙P2に水を垂らさず塗布して、封緘することができる。

0104

なお、本発明の一実施形態では、糊付けモータM2を正転および逆転させることにより封筒用紙P2の再湿糊部P21を水塗布パッド223に2度づけする封入封緘装置5を例に挙げて説明したが、これに限らず、糊付けモータM2を2回連続して正転させることにより封筒用紙P2の再湿糊部P21を水塗布パッド223に2度付けするようにしても良い。

0105

また、本実施形態では、押付け板金動作部96と加水機構部99を搬送経路の上方下方の位置に設けているが、逆の配置でもよい。

0106

また、本実施形態では、封筒用紙P2をスライドさせているが、水塗布パッド223を移動させてもよく、結果として封筒用紙P2が水塗布パッド223に対して相対的に移動するようにすればよい。

0107

さらに、封筒用紙P2の再湿糊部P21と水塗布パッド223とを接触させる回数は、2回に限らず、封筒用紙P2の糊の厚さに応じて、接触させる回数(複数回)を決めるようにしてもよい。

0108

1…封入封緘システム
3…画像形成装置
5…封入封緘装置
35…連絡搬送路
37…画像形成コントローラ
41…封入封緘装置筐体
43…導入搬送路
45…内容物用紙搬送路
47…封筒用紙搬送路
49…封筒搬送路
51…整合部
53…整合ゲート
55…内容物形成部
73…前折り部
74,76…搬送ローラ
85…封筒形成部
86…封緘部
92…封書排出部
93…突当て板金
94…紙検知センサ
96…押付け板金動作部
97…押付け板金上下カム
98…押付け板金
99…加水機構部
107…第1構成紙
107,109,113…構成紙
109…第2構成紙
221…水貯留容器
223…水塗布パッド(パッド部材)
401…封入封緘コントローラ(封入封緘制御部)
P1…内容物用紙
P2…封筒用紙
P21…再湿糊部
M1…搬送モータ
M2…糊付けモータ

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