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技術 各台装置及び表示制御方法

出願人 グローリー株式会社
発明者 大里英夫尾崎龍二
出願日 2013年3月18日 (7年3ヶ月経過) 出願番号 2013-055278
公開日 2014年9月29日 (5年9ヶ月経過) 公開番号 2014-180327
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 使用操作 表示切替操作 自装置用 管理基板 同調制御 背景色データ 通過確率 エラーダウン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年9月29日)のものです。
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図面 (9)

課題

表示部を有する遊技機を使用する場合に、遊技に関する情報を遊技客に対して効率的に報知すること。

解決手段

表示操作部22を有する遊技機20に接続された台間カード処理機10は、自装置が管理するプリペイド価値貯玉数等の情報を遊技機20の表示操作部22に表示し、表示操作部22に対する操作に応じて玉貸や貯玉再プレイ等を行なうことにより、遊技に関する情報の表示と操作受付とを遊技機20の表示操作部22に集約する。

概要

背景

従来、パチンコ店等の遊技店では、遊技玉メダル等の遊技媒体を用いて遊技を行なう遊技機に、遊技媒体に関する情報を管理する各台装置が併設されている。各台装置は、遊技客投入した貨幣の額に対応するプリペイド価値や、事前に獲得した遊技媒体数を管理し、遊技客の操作に基づいて遊技媒体の払出を行なう。このため、各台装置には、プリペイド価値等の遊技に関する情報を表示するための表示部が設けられている。

また、最近になって、他店からの持込玉や異なる貸出レート間の持込玉の問題が顕在化してきたため、かかる持込玉が発生しない封入式の遊技機が注目されている。例えば、特許文献1には、遊技客が遊技玉に触れない構造とし、遊技玉が入賞すると該入賞分の遊技玉数持玉数加算し、入賞しないアウト玉分の遊技玉数を持玉数から減算する封入式の遊技機が開示されている。このような封入式の遊技機に併設される各台装置では、遊技媒体の現物を払い出すのではなく、遊技媒体数をデータとして封入式遊技機に送信することとなる。そして、封入式の遊技機には、持玉数等の遊技に関する情報を表示するための表示部が設けられている。

概要

表示部を有する遊技機を使用する場合に、遊技に関する情報を遊技客に対して効率的に報知すること。表示操作部22を有する遊技機20に接続された台間カード処理機10は、自装置が管理するプリペイド価値や貯玉数等の情報を遊技機20の表示操作部22に表示し、表示操作部22に対する操作に応じて玉貸や貯玉再プレイ等を行なうことにより、遊技に関する情報の表示と操作受付とを遊技機20の表示操作部22に集約する。

目的

本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、表示部を有する遊技機を使用する場合に、遊技に関する情報を遊技客に対して効率的に報知することのできる各台装置及び表示制御方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

遊技機に併設される各台装置であって、前記遊技機が有する遊技機表示部に対する表示制御を行なうか否かを決定する決定手段と、前記遊技機による遊技に関する遊技情報を管理する遊技情報管理手段と、前記決定手段により前記遊技機表示部に対する表示制御を行なう決定がなされた場合に、前記遊技情報管理手段により管理された遊技情報を前記遊技機表示部に表示制御する表示制御手段とを備えたことを特徴とする各台装置。

請求項2

前記決定手段は、前記遊技機が有する遊技機操作受付部を用いて前記各台装置に対する操作を受け付けるか否かをさらに決定し、前記決定手段により前記遊技機操作受付部を用いて前記各台装置に対する操作を受け付ける決定がなされた場合に、前記遊技機操作受付部が受け付けた操作を自装置に対する操作として処理する操作処理手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の各台装置。

請求項3

前記遊技情報を表示する各台装置表示手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記決定手段により前記遊技機表示部に対する表示制御を行なわない決定がなされた状態において、前記遊技情報管理手段により管理された遊技情報を前記各台装置表示手段に表示制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の各台装置。

請求項4

前記決定手段は、前記遊技機が管理する情報の表示を前記各台装置表示手段で行なうか否かと、前記遊技機に対する操作を自装置で受け付けるか否かとのうち、少なくとも一方をさらに決定することを特徴とする請求項3に記載の各台装置。

請求項5

前記決定手段は、前記遊技機表示部における異常発生を検知した場合に、前記遊技機が管理する情報の表示を前記各台装置表示手段で行なう設定と、前記遊技機に対する操作を自装置で受け付ける設定とのうち、少なくとも一方の設定を行うことを特徴とする請求項4に記載の各台装置。

請求項6

前記遊技機から遊技機識別情報を取得する遊技機識別情報取得手段と前記遊技機識別情報に基づいて前記遊技機の入れ替えを検知する入替検知手段とをさらに備え前記表示制御手段は、前記入替検知手段により前記遊技機の入れ替えが検知された場合に、前記入れ替えが発生した旨を表示制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の各台装置。

請求項7

遊技機に併設される各台装置による表示制御方法であって、前記遊技機が有する遊技機表示部に対する表示制御を行なうか否かを決定する決定ステップと、前記遊技機による遊技に関する遊技情報を管理する遊技情報管理ステップと、前記決定ステップにより前記遊技機表示部に対する表示制御を行なう決定がなされた場合に、前記遊技情報管理ステップにより管理された遊技情報を前記遊技機表示部に表示制御する表示制御ステップとを含んだことを特徴とする表示制御方法。

技術分野

0001

この発明は、遊技機に併設される各台装置及び各台装置による表示制御方法に関する。

背景技術

0002

従来、パチンコ店等の遊技店では、遊技玉メダル等の遊技媒体を用いて遊技を行なう遊技機に、遊技媒体に関する情報を管理する各台装置が併設されている。各台装置は、遊技客投入した貨幣の額に対応するプリペイド価値や、事前に獲得した遊技媒体数を管理し、遊技客の操作に基づいて遊技媒体の払出を行なう。このため、各台装置には、プリペイド価値等の遊技に関する情報を表示するための表示部が設けられている。

0003

また、最近になって、他店からの持込玉や異なる貸出レート間の持込玉の問題が顕在化してきたため、かかる持込玉が発生しない封入式の遊技機が注目されている。例えば、特許文献1には、遊技客が遊技玉に触れない構造とし、遊技玉が入賞すると該入賞分の遊技玉数持玉数加算し、入賞しないアウト玉分の遊技玉数を持玉数から減算する封入式の遊技機が開示されている。このような封入式の遊技機に併設される各台装置では、遊技媒体の現物を払い出すのではなく、遊技媒体数をデータとして封入式遊技機に送信することとなる。そして、封入式の遊技機には、持玉数等の遊技に関する情報を表示するための表示部が設けられている。

先行技術

0004

特開2002−233635号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上述したように遊技機側にも表示部を設けた場合には、遊技に関する情報をいかにして効率的に遊技客に報知するかが重要な課題となる。この点を具体的に説明すると、各台装置がプリペイド価値等を自装置の表示部に表示し、遊技機が持玉数等を自装置に表示することとすると、遊技客は複数の装置の表示部を確認しながら遊技しなければならず、操作の負担が増大するのである。

0006

また、遊技機に生じた故障は、店舗側修理することができず、変更承認申請など一定の手続が必要となるのであるが、遊技機の表示部のみが故障し、遊技自体は可能な場合であっても、表示部を修理するまではその遊技機を稼働することができなくなるといった問題が生ずる。

0007

さらに、遊技機を新台に入れ替えた場合には、新台入荷を遊技客に報知することで、遊技客により選択される可能性が上がり、稼働の向上が見込めるのであるが、新台入荷の報知は、遊技店員手作業により行なわれていたため、大きな作業負担となっていた。

0008

これらのことから、表示部を有する遊技機を使用する場合に、遊技に関する情報をいかに効率的に遊技客に報知し、遊技客の操作負担の軽減、遊技機の稼働向上、並びに遊技店員の作業負担軽減を実現するかが重要な課題となっている。

0009

本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、表示部を有する遊技機を使用する場合に、遊技に関する情報を遊技客に対して効率的に報知することのできる各台装置及び表示制御方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、遊技機に併設される各台装置であって、前記遊技機が有する遊技機表示部に対する表示制御を行なうか否かを決定する決定手段と、前記遊技機による遊技に関する遊技情報を管理する遊技情報管理手段と、前記決定手段により前記遊技機表示部に対する表示制御を行なう決定がなされた場合に、前記遊技情報管理手段により管理された遊技情報を前記遊技機表示部に表示制御する表示制御手段とを備えたことを特徴とする。

0011

また、本発明は、上記発明において、前記決定手段は、前記遊技機が有する遊技機操作受付部を用いて前記各台装置に対する操作を受け付けるか否かをさらに決定し、前記決定手段により前記遊技機操作受付部を用いて前記各台装置に対する操作を受け付ける決定がなされた場合に、前記遊技機操作受付部が受け付けた操作を自装置に対する操作として処理する操作処理手段をさらに備えたことを特徴とする。

0012

また、本発明は、上記発明において、前記遊技情報を表示する各台装置表示手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記決定手段により前記遊技機表示部に対する表示制御を行なわない決定がなされた状態において、前記遊技情報管理手段により管理された遊技情報を前記各台装置表示手段に表示制御することを特徴とする。

0013

また、本発明は、上記発明において、前記決定手段は、前記遊技機が管理する情報の表示を前記各台装置表示手段で行なうか否かと、前記遊技機に対する操作を自装置で受け付けるか否かとのうち、少なくとも一方をさらに決定することを特徴とする。

0014

また、本発明は、上記発明において、前記決定手段は、前記遊技機表示部における異常発生を検知した場合に、前記遊技機が管理する情報の表示を前記各台装置表示手段で行なう設定と、前記遊技機に対する操作を自装置で受け付ける設定とのうち、少なくとも一方の設定を行うことを特徴とする。

0015

また、本発明は、上記発明において、前記遊技機から遊技機識別情報を取得する遊技機識別情報取得手段と、前記遊技機識別情報に基づいて前記遊技機の入れ替えを検知する入替検知手段とをさらに備え、前記表示制御手段は、前記入替検知手段により前記遊技機の入れ替えが検知された場合に、前記入れ替えが発生した旨を表示制御することを特徴とする。

0016

また、本発明は、遊技機に併設される各台装置による表示制御方法であって、前記遊技機が有する遊技機表示部に対する表示制御を行なうか否かを決定する決定ステップと、前記遊技機による遊技に関する遊技情報を管理する遊技情報管理ステップと、前記決定ステップにより前記遊技機表示部に対する表示制御を行なう決定がなされた場合に、前記遊技情報管理ステップにより管理された遊技情報を前記遊技機表示部に表示制御する表示制御ステップとを含んだことを特徴とする。

発明の効果

0017

本発明によれば、遊技機による遊技に関する遊技情報を管理し、遊技機が有する遊技機表示部に対する表示制御を行なう決定がなされた場合に、遊技情報を遊技機表示部に表示制御するので、表示部を有する遊技機を使用する場合に、遊技に関する情報を遊技客に対して効率的に報知することができる。

図面の簡単な説明

0018

図1は、実施例に係る表示制御方法を説明するための説明図である。
図2は、遊技店のシステム構成を示す図である。
図3は、図2に示した台間カード処理機及び遊技機の外観構成を示す図である。
図4は、図2に示した台間カード処理機及び遊技機の内部構成を示すブロック図である。
図5は、図4に示したカードID、有価価値データ遊技設定データ、台間カード処理機ID及び遊技機IDを説明するための説明図である。
図6は、図4に示した表示操作設定データを説明するための説明図である。
図7は、台間カード処理機による表示制御及び操作受付制御の具体例について説明するための説明図である。
図8は、台間カード処理機による表示制御及び操作受付制御の処理手順を説明するためのフローチャートである。

0019

以下に、添付図面を参照して、本発明に係る各台装置及び表示制御方法の好適な実施例を詳細に説明する。

0020

明細書中にあって持玉とは、遊技客が遊技において獲得した遊技媒体又は当該遊技媒体数を示すデータであって、その当日中(閉店より前の時間)のみ遊技に再度供することができるものを言う。貯玉とは、遊技客が遊技において獲得した遊技媒体又は当該遊技媒体数を示すデータであって、翌日以降(閉店より後の時間)も遊技に再度供することができるものを言う。持玉は、一般遊技客および会員遊技客の双方が使用可能であり、遊技台を移動した場合などに使用する。貯玉は通常、会員遊技客のみが使用可能であり、獲得した遊技媒体を翌日以降の遊技に用いる場合に使用する。貯玉の使用には所定の手数料課すこととしてもよい。

0021

まず、実施例に係る表示制御方法について説明する。図1は、実施例に係る表示制御方法を説明するための説明図である。図1に示すように、各台装置である台間カード処理機10は、遊技機20に併設されている。遊技機20は、装置内部に封入された遊技玉を遊技領域に打ち込んで遊技を行う封入式の遊技機であり、遊技客が遊技玉に触れない構造となっている。また、遊技機20は、表示操作部22を有する。表示操作部22は、タッチパネルディスプレイ等であり、持玉等の情報の表示や、遊技客からの操作の受け付けを行なうことができる。

0022

台間カード処理機10は、自装置が管理する情報を遊技機20の表示操作部22に表示させ、自装置に対する操作を遊技機20の表示操作部22により受け付けることができる。具体的には、台間カード処理機10は、プリペイド価値や貯玉数を表示操作部22に表示させ、玉貸操作や貯玉再プレイ操作を遊技機20の表示操作部22によって受け付ける。

0023

遊技機20は、表示操作部22に、自装置用の表示領域A1と、台間カード処理機10による制御を許可する表示領域A2とを設ける。表示領域A1には、遊技機20が管理する情報を表示し、遊技機20に対する操作を受け付けるためのボタンを表示する。図1では、持玉数が750玉であること、並びに遊技機20でその日12回の大当りが発生したことを表示するとともに、表示する情報を切り替える操作を受け付けるための表示切替ボタンを表示している。

0024

表示領域A2は、台間カード処理機10が使用可能な表示領域である。図1には、台間カード処理機10により、1玉4円のレートであること、プリペイド価値の残数が20であること、並びに貯玉口座残高が5000玉であることが表示されるとともに、玉貸ボタン及び貯玉再プレイボタンが表示されている。

0025

このように、本実施例では、表示操作部22を有する遊技機20に接続された台間カード処理機10は、自装置が管理するプリペイド価値や貯玉数等の情報を遊技機20の表示操作部22に表示し、表示操作部22に対する操作に応じて玉貸や貯玉再プレイ等を行なうことができる。かかる構成により、遊技に関する情報の表示と操作受付とを遊技機20の表示操作部22に集約することができるので、遊技客の操作負担を軽減することができる。

0026

次に、遊技店のシステム構成について説明する。図2は、遊技店のシステム構成を示す図である。図2に示すように、遊技店には、複数の遊技機20と、各遊技機20にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機10が設置される。台間カード処理機10は、島コントローラ30を介して店内のネットワークである通信回線と接続する。通信回線には、島コントローラ30と、カード管理装置40と、会員管理装置50と、景品管理装置60と、精算機80とが接続される。カード管理装置40は、遊技店外のネットワークを介して認証キー管理センタC1と接続される。

0027

遊技機20は、装置内部に封入された遊技玉を遊技盤面に打ち込んで遊技を行う装置である。この遊技機20の遊技盤面には、複数の入賞領域(入賞口)が設けられており、当該入賞領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定個数の遊技玉を賞玉として付与するようになっている。また、遊技領域には、所定個数の始動領域(始動口)が設けられており、当該始動領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定の抽選を行うこととなっている。当該抽選が大当りとなれば、所定の可動部材等の作動により、前述の入賞領域あるいは他の始動領域への遊技玉の通過確率を向上する等、遊技上有利となる作動が行われる。なお、始動領域と入賞領域を兼ねた領域があってもよい。

0028

上記入賞領域には、当該入賞領域への遊技玉の通過を検出するために入賞センサが設けられており、入賞センサにより入賞領域へ打ち込まれた遊技玉の通過(入賞)を検知するようになっている。また、遊技機20の制御部は、入賞領域ごとに何個の遊技玉を賞玉として付与するかを記憶する賞玉メモリと、遊技者が遊技に使用できる持玉を記憶する持玉メモリを有している。

0029

したがって、打ち込んだ遊技玉の特定の入賞領域への通過が入賞センサにより検知されると、遊技機20は、賞玉メモリの記憶内容と、入賞領域を通過した遊技玉数から付与すべき賞玉数を決定し、決定した賞玉数を持玉メモリにおいて記憶している持玉数に加算して記憶内容を更新する。また、台間カード処理機10からカード排出操作に基づく持玉数の通知要求があったなら、持玉メモリに保持している持玉数を台間カード処理機10に通知して、持玉メモリに記憶している持玉数のデータをクリアする。さらに、台間カード処理機10から玉貸操作に基づく持玉数の通知を受けた場合には、通知された持玉数を持玉メモリに記憶している持玉数に加算して記憶内容を更新する。

0030

台間カード処理機10は、入金の受付、遊技玉の貸し出し、カード管理装置40との通信、並びに遊技機20との通信を行う。台間カード処理機10は、遊技客が投入した紙幣を受け付けたならば、入金額を含む入金通知をカード管理装置40に送信することで、プリペイド価値をカード管理装置40が管理するプリペイド価値に加算させる。そして、所定の玉貸し操作がなされたならば、玉貸要求をカード管理装置40に送信し、カード管理装置40が管理するプリペイド価値を減算させて、減算したプリペイド価値分に対応する数の持玉数を所定の操作に応じて遊技機20に通知し、持玉メモリに加算させる。

0031

また、台間カード処理機10は、カードの挿入を受け付けたならば、カード管理装置40にカード挿入通知を送信する。また、台間カード処理機10は、カード管理装置40からプリペイド価値、持玉又は貯玉の残高を受信した場合には、該残高を記憶する。そして、持玉の残高を受信し、記憶した場合には、カード管理装置40に対して持玉減算要求を送信することで、カード管理装置40が管理する持玉の残高をゼロにクリアする。さらに、記憶した持玉の残高は、遊技機20に通知した後、ゼロにクリアする。

0032

また、台間カード処理機10は、貯玉再プレイ操作を受け付けると、カード管理装置40に対して貯玉再プレイ要求を送信することで、会員管理装置50が管理する貯玉数を所定数減算させ、減算させた貯玉数に対応する数の持玉数を遊技機20に通知し、持玉メモリに加算させる。

0033

また、台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けたならば、遊技機20が管理している持玉数を要求し、遊技機20から受信した持玉数を含む持玉加算要求をカード管理装置40に送信し、カード管理装置40に持玉を加算させた後、カード排出通知をカード管理装置40に送信し、カードを排出制御する。

0034

また、台間カード処理機10は、遊技機20から遊技機IDを取得し、取得した遊技機IDと、カード管理装置40から受信した認証キーとを用いて遊技機20の認証を行なう機能を有する。この認証は、開店処理時等に行なわれ、認証の成功を条件に遊技機20は遊技可能となる。

0035

また、台間カード処理機10は、遊技機20から受信した遊技機IDに基づいて、遊技機20の入れ替えを検知する。具体的には、台間カード処理機10は、以前に遊技機20から受信した遊技機IDを記憶しており、遊技機20から新たに受信した遊技機IDが以前に受信して記憶した遊技機IDと異なる場合に、遊技機20の入れ替えが行なわれたと判定する。

0036

島コントローラ30は、遊技島に設けられた一群の遊技機20及び台間カード処理機10を束ね中継装置である。カード管理装置40は、カードのプリペイド価値及び持玉数等をカードデータとして管理する管理装置である。

0037

カード管理装置40は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信したならば、挿入されたカードのIDと台間カード処理機10とを関連づけて管理し、該カードIDに関連づけられたプリペイド価値及び持玉の残高を台間カード処理機10に送信する。また、カード挿入通知に示されたカードIDが会員カードのカードIDである場合には、カード挿入通知を会員管理装置50に送信し、会員管理装置50から受信した貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。

0038

また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から持玉減算要求を受信した場合には、持玉口座の残高をゼロにクリアし、台間カード処理機10から持玉加算要求を受信した場合には、持玉加算要求に示された持玉数を持玉口座に加算する。

0039

また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から玉貸要求を受信した場合には、対応するプリペイド価値を所定値減算し、玉貸許可を台間カード処理機10に送信する。そして、貯玉再プレイ要求を受信した場合には、該貯玉再プレイ要求を会員管理装置50に送信し、会員管理装置50が貯玉再プレイデータを出力した場合には、貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。

0040

また、カード管理装置40は、景品管理装置60からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられた持玉数を景品管理装置60に対して通知する。さらに、精算機80からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられたプリペイド価値を精算機80に対して通知する。

0041

また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から遊技機IDを取得し、自店舗に設置された遊技機20を管理する。そして、認証キー管理センタC1から自店舗に設定された遊技機20を認証するための認証キーを取得し、台間カード処理機10に配信する。

0042

会員管理装置50は、遊技店に会員登録された会員会員管理データを管理する管理装置である。具体的には、会員に対して発行した会員カードIDに関連づけて、貯玉数、ポイント暗証番号及び氏名等を管理する。

0043

会員管理装置50は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信したならば、カード挿入通知に示されたカードIDに対応する貯玉口座の残高と暗証番号とを含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。また、会員管理装置50は、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求を受信したならば、貯玉再プレイ要求に示されたカードIDに関連づけられた貯玉口座の残高を所定数減算し、減算後の貯玉口座の残高を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。なお、台間カード処理機10と会員管理装置50との通信は、カード管理装置40を介して行なわれる。

0044

また、会員管理装置50は、景品管理装置60から貯玉数の問い合わせを受けたならば、指定されたカードIDに対応する貯玉口座の残高を景品管理装置60に通知する。

0045

景品管理装置60は、遊技店内景品交換カウンタに併設された景品交換用の端末装置であり獲得玉、貯玉及び持玉の景品交換処理を行う。この景品管理装置60には、カードのカードIDを読み取るリーダライタ及び景品を払い出す景品払出装置が接続されている。景品管理装置60は、リーダライタがカードを受け付けた場合には、リーダライタで読み出したカードのカードIDをカード管理装置40に送信して、該カードの持玉数を要求する。また、貯玉を景品交換する場合は、会員管理装置50に対して貯玉数を要求する。

0046

精算機80は、プリペイド価値が対応付けられたカードが挿入されると、このカードのカードIDをカード管理装置40に送信し、該カードに関連付けられたプリペイド価値を取得し、取得したプリペイド価値に相当する現金の払出を行う。

0047

図2に示したシステム玉貸しを行う場合の玉貸処理について説明する。遊技客が台間カード処理機10に対して玉貸操作を行うと、台間カード処理機10は、カード管理装置40のローカルアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、玉貸要求とを含む。

0048

カード管理装置40は、玉貸要求を含む電文を受信すると、該電文内のカードIDに関連付けられたプリペイド価値を所定値(例えば、100円=1度数の場合に5度数)減算してカード管理データを更新し、玉貸許可を送信元の台間カード処理機10に送信する。玉貸許可を受信した台間カード処理機10は、減算したプリペイド価値を対応する数(例えば125玉)の持玉数に変換して一時記憶した後、遊技機20に通知し、持玉に加算させる。

0049

次に、図2に示したシステムで持玉の再プレイを行う場合の持玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、一般カードあるいは会員カードの挿入を受け付けた場合に、カード管理装置40のローカルアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、カード挿入通知とを含む。

0050

カード管理装置40は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信した場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた持玉口座のうち、該電文により特定されたレートの持玉口座の残高を台間カード処理機10に通知する。

0051

台間カード処理機10は、カード管理装置40から受信した持玉の残高を記憶する。そして、カードID及びレートを特定する情報と、持玉減算要求とを含む電文をカード管理装置40に送信する。カード管理装置40は、持玉減算要求を受信した場合には、カードID及びレートにより特定される持玉口座の残高をゼロにクリアする。台間カード処理機10は、カード管理装置40から受信し、記憶している持玉を所定の持玉使用操作に基づいて一定数ずつ遊技機20に通知し、持玉に加算させる。

0052

台間カード処理機10は、遊技機20から持玉管理要求を受け付けたときは、送信されてきた一定数ずつの持玉を自機の記憶部にて記憶する。また、台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けた場合には、遊技機20から持玉数を取得し、カード管理装置40に対して持玉加算要求を含む電文を送信する。この電文は、排出するカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、遊技機20から取得した持玉数と持玉加算要求とを含む。

0053

カード管理装置40は、持玉加算要求を受け付けた場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた持玉口座のうち、該電文により特定されたレートの持玉口座の残高を受信した持玉数に更新する。

0054

その後、台間カード処理機10は、カード管理装置40にカード排出通知を送信し、カードを排出制御する。

0055

次に、図2に示したシステムで貯玉の再プレイを行う場合の貯玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、会員カードを挿入された場合、若しくは会員カードとして使用可能な携帯端末からカードIDに対応する識別情報を読み取った場合に、カード管理装置40のローカルアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードID(若しくは携帯端末から読み取ったカードIDに対応する識別情報。以降、カードIDという)と、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、カード挿入通知とを含む。

0056

カード管理装置40は、カード挿入通知の電文を会員管理装置50に送信する。会員管理装置50は、カード挿入通知の電文を受信した場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた暗証番号と、貯玉口座のうち、該電文により特定されたレートの貯玉口座の残高と、を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。

0057

台間カード処理機10は、受信した貯玉再プレイデータを記憶し、貯玉再プレイデータに示された貯玉口座の残高が貯玉再プレイにおける遊技玉の払出単位数(貯玉再プレイ単位数。例えば125玉)以上である場合には貯玉再プレイ操作を受け付け可能とする。

0058

台間カード処理機10は、貯玉再プレイデータの記憶後、最初に貯玉再プレイ操作を受け付けた場合に、遊技客に対して暗証番号の入力を求め、入力された暗証番号が貯玉再プレイデータに示された暗証番号と一致するかを確認する。

0059

台間カード処理機10は、暗証番号が一致した場合に、カード管理装置40のローカルアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、貯玉再プレイ要求とを含む。

0060

カード管理装置40は、貯玉再プレイ要求の電文を会員管理装置50に送信する。会員管理装置50は、貯玉再プレイ要求の電文を受信した場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた貯玉口座のうち、該電文により特定されたレートの貯玉口座の残高を所定値減算し、減算後の残高を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。

0061

台間カード処理機10は、貯玉再プレイデータを受信して貯玉口座の残高を更新し、貯玉再プレイ単位数の持玉数を遊技機20に通知し、持玉に加算させる。また、更新後の貯玉口座の残高が貯玉再プレイ単位数未満となったかを判定し、貯玉再プレイ単位数未満となったならば、貯玉再プレイ操作を受け付け不能とする。更新後の貯玉口座の残高が貯玉再プレイ単位数以上であれば、再度貯玉再プレイ操作を受け付け可能であり、貯玉再プレイ操作を受け付けた場合には貯玉再プレイ要求を送信する。2回目以降の貯玉再プレイ操作では、暗証番号の確認は不要である。

0062

次に、閉店処理における持玉からの貯玉への移行について説明する。カード管理装置40は、閉店処理時にカード管理データの持玉口座の残高を確認し、持玉の残高が「0」より大きい持玉口座が存在する場合には、該持玉口座の残高をカードID及びレートとともに会員管理装置50に通知する。会員管理装置50は、カードID及びレートにより特定される貯玉口座の残高に通知された持玉口座残高を加算して更新する。その後、カード管理装置40は、該持玉口座の残高をゼロにクリアする。

0063

次に、図2に示した台間カード処理機10及び遊技機20の外観構成について説明する。図3は、図2に示した台間カード処理機10及び遊技機20の外観構成を示す図である。同図には、紙幣のみを受け付ける台間カード処理機10を図示したが、硬貨受け付け用のユニットを設けることもできる。

0064

図3に示すように、台間カード処理機10は、台間カード処理機10の装置の状態を所定色ランプ点灯あるいは点滅で表示する状態表示部11と、各種紙幣を受け付ける紙幣挿入口12aと、タッチパネルディスプレイ等の表示操作部13と、カードID、プリペイド価値、貯玉データ及び持玉データが関連付けられたカードを受け付けるカード挿入口14aとが設けられている。

0065

遊技機20には、封入された遊技玉を遊技領域に打ち込む際に使用するハンドル21と、タッチパネルディスプレイ等の表示操作部22とが設けられている。

0066

次に、図2に示した台間カード処理機10及び遊技機20の内部構成について説明する。図4は、図2に示した台間カード処理機10及び遊技機20の内部構成を示すブロック図である。図4に示すように、台間カード処理機10は、紙幣搬送部12と、表示操作部13と、リーダライタ14と、通信部15と、遊技機管理基板18と、記憶部16と、制御部17とを有する。

0067

紙幣搬送部12は、紙幣挿入口12aから挿入された紙幣の金種及び真偽判別しつつ図示しない紙幣収納部に搬送する搬送部である。表示操作部13は、有価価値等の各種情報の表示と、玉貸し操作等の各種操作の受け付けを行なうタッチパネルディスプレイ等の入出力装置である。

0068

リーダライタ14は、カード挿入口14aに挿入されたカードからカードIDを読み取る読取部である。なお、カード挿入口14aに挿入されたカードは、このリーダライタ14を経て図示しないカード収納部に収納される。通信部15は、通信回線を介してカード管理装置40との間のデータ通信を行なうためのインタフェース部である。

0069

遊技機管理基板18は、台間カード処理機10に内蔵された基板である。遊技機管理基板18は、遊技機20の認証と起動管理とを行なう。具体的には、カード管理装置40から受信した認証キーを使用して遊技機20の認証を実施する。認証が成功したならば、遊技機20へ動作許可を送信し、認証成功の結果をカード管理装置40に送信する。また、遊技機管理基板18は、台間カード処理機10と遊技機20との通信を行なう。具体的には、遊技機20からの遊技機IDの取得、台間カード処理機10から遊技機20への持玉の移行、遊技機20から台間カード処理機10への持玉の返却、遊技機20における打込玉数や賞出玉数等の遊技結果の受信を行なう。かかる台間カード処理機10と遊技機20との通信は、所定の暗号方式を用いた暗号通信を用いる。

0070

この暗号通信についてさらに説明する。遊技機管理基板18は、セキュリティチップを有している。セキュリティチップは、自己識別ID及び所定の暗号化・復号化プログラムを有するものであり、後述する遊技機20のセキュリティチップとの間で通信を行うためのものである。

0071

セキュリティチップは、遊技機管理基板18から入出力するデータが予め定められたセキュリティ性を要するデータ種別に該当するかどうかを判別し、該当しない場合はそのままデータの入出力を行う。一方、セキュリティ性を要するデータ種別に該当する場合は、データの入出力に際し、自己の識別IDと相手方の識別IDを用いて、遊技機20のセキュリティチップとの間で相互認証処理を行う。このセキュリティチップの相互認証は、割り込み単位で行われる。相互認証OKであれば、出力の場合は暗号化プログラムにより暗号化したデータを出力し、入力の場合は、相手方からのデータの入力待ちとなって、受信したデータの復号化を行う。遊技機20のセキュリティチップとの間では、予め暗号化・復号化方式取り決められており、相互に相手方が暗号化したデータを復号化することが可能となっている。

0072

ここで、セキュリティ性を要しないデータとは、返却ボタン等の入力信号等、不正に入力されても実質的に損害のないものが含まれる。セキュリティ性を要するデータとは、持玉数データ、遊技機における不正検出信号など、遊技者・遊技店の利益に直接かかわるものが含まれる。また、セキュリティ性を要するデータ種別かどうかの判断は、制御部17で行っても良い。また、相互認証にてNGとなった場合には、相互認証NGを検知した機器(遊技機あるいは台間カード処理機)は上位装置および自機の表示部に異常を出力した上で、エラーダウンする。

0073

記憶部16は、ハードディスク装置不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部16は、カードID16a、有価価値データ16b、遊技設定データ16c、台間カード処理機ID16d、遊技機ID16e及び表示操作設定データ16fを記憶する。

0074

カードID16aは、リーダライタ14により読み取られたカードIDである。図示しないカード収納部からカード挿入口14aにカードが搬送され、該カードが排出される場合には、この搬送途中でリーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードID16aが更新される。また、カード挿入口14aから図示しないカード収納部にカードが搬送される場合にも、この搬送途中でリーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードID16aが更新される。

0075

有価価値データ16bは、持玉を加算するために使用可能な有価価値を示すデータである。この有価価値には、玉貸しに使用可能なプリペイド価値の残高、持玉口座の残高、貯玉再プレイ用の暗証番号並びに貯玉口座の残高を含む。

0076

遊技設定データ16cは、台間カード処理機10に設定された遊技種等を示すデータである。遊技店内で複数のレートの遊技玉を扱う場合には、4円レートの遊技玉に「玉1」、2円レートの遊技玉に「玉2」、1円レートの遊技玉に「玉3」のように、レート毎に遊技種名を設定して管理している。台間カード処理機10は、これらの遊技種から遊技に使用するレートを選択して、遊技設定データ16cとして記憶する。遊技設定データ16cは、台間カード処理機10が設置された区画毎に固定した遊技種を用いることとしてもよいし、遊技客の操作により変更可能としてもよい。

0077

台間カード処理機ID16dは、台間カード処理機10を遊技店内で一意に識別するための識別情報である。遊技機ID16eは、遊技機管理基板18が遊技機20から受信した遊技機IDである。

0078

表示操作設定データ16fは、台間カード処理機10が表示制御及び操作受付制御を行なうための設定データである。台間カード処理機10は、この表示操作設定データ16fに基づいて、各種情報を遊技機20の表示操作部22と自装置の表示操作部13のいずれに表示するか、並びに各種操作を遊技機20の表示操作部22と自装置の表示操作部13のいずれで受け付けるかを切替える。

0079

制御部17は、台間カード処理機10を全体制御する制御部であり、データ管理部17a、レート設定処理部17b、遊技機管理部17c、故障判定部17d、新台判定部17e、表示操作設定部17f、表示制御部17g及び操作処理制御部17hを有する。

0080

データ管理部17aは、カードが挿入された場合に、カードID16a及び台間カード処理機ID16dを含むカード挿入通知をカード管理装置40に送信する。また、データ管理部17aは、カード管理装置40から有価価値(プリペイド価値、持玉及び貯玉の少なくともいずれか)を含むデータを受信した場合に、受信した有価価値により有価価値データ16bを更新する。また、持玉口座の残高を受信した場合には、受信した持玉口座の残高を遊技機20に通知したうえで、有価価値データ16bの持玉数をゼロにクリアする。

0081

また、データ管理部17aは、紙幣挿入口12aに紙幣が挿入されると、挿入された紙幣の金額、カードID16a及び台間カード処理機ID16dを含む入金通知をカード管理装置40に送信する。

0082

また、データ管理部17aは、遊技客により玉貸操作が行なわれた場合に、カードID16a及び台間カード処理機ID16dを含む玉貸要求をカード管理装置40に送信する。この玉貸要求への応答として玉貸許可を受信したならば、データ管理部17aは、所定数の持玉を有価価値データ16bに一旦加算した上で、同数の加算を行なうよう遊技機20に通知する。

0083

また、データ管理部17aは、有価価値データ16bに示された貯玉口座の残高が貯玉再プレイ単位数以上である場合には、表示操作部13又は表示操作部22に貯玉再プレイボタンを表示し、貯玉再プレイ操作を受け付け可能とする。データ管理部17aは、遊技客により貯玉再プレイ操作が行なわれた場合に、カードID16a及び台間カード処理機ID16dを含む貯玉再プレイ要求をカード管理装置40に送信する。この貯玉再プレイ要求への応答として貯玉再プレイデータを受信したならば、有価価値データ16bの貯玉口座の残高を更新し、貯玉再プレイ単位数の遊技玉を払い出す。なお、初回の貯玉再プレイ操作時には、暗証番号の入力を求め、有価価値データ16bに示された暗証番号と一致することを貯玉再プレイ要求を送信するための条件とする。

0084

また、データ管理部17aは、遊技客によりカード返却操作が行なわれた場合に、遊技機20から持玉数を取得し、カードID16a、台間カード処理機ID16d並びに持玉数を含む持玉加算要求をカード管理装置40に送信して、有価価値データ16bをクリアした後、カード排出通知をカード管理装置40に送信し、カードを排出する。

0085

レート設定処理部17bは、表示操作部13又は表示操作部22に対し、遊技設定データ16cに設定された現在の遊技種に対応するレートを表示するとともに、遊技客によるレートの選択を受け付ける設定がされている場合は、表示操作部13又は表示操作部22に対して選択可能なレートを表示する。遊技客が所望のレートを選択すると、レート設定処理部17bは、選択されたレートに対応する遊技種を遊技設定データ16cに設定する。一方、遊技客によるレートの選択を受け付ける設定がされていない場合は、遊技中には選択可能なレートは表示されない。この場合、従業員によるリモコン操作等を受け付け、認証を行ったことを条件として、選択可能なレートが表示される。従業員がレートを選択すると、レート設定処理部17bは、選択されたレートに対応する遊技種を遊技設定データ16cに設定する。また、この場合、カード管理装置40等の上位装置から遊技種の選択を指示する信号があった場合には、選択可能なレートを表示することなく、指示された遊技種を遊技設定データ16cに設定する。

0086

遊技機管理部17cは、遊技機20から遊技機IDを取得し、該遊技機IDが以前に取得した遊技機ID、すなわち遊技機ID16eに示された遊技機IDと一致するか否かにより遊技機20の入れ替えを検知する処理部である。遊技機20から取得した遊技機IDが以前に取得した遊技機IDと不一致である場合には、遊技機管理部17cは、遊技機20が入れ替えられたと判定し、取得した遊技機IDにより遊技機ID16eを更新し、更新した遊技機ID16eと台間カード処理機ID16dとをカード管理装置40に送信する。

0087

故障判定部17dは、遊技機20における故障の有無を判定する処理部である。故障判定部17dは、遊技機20の表示操作部22が故障し、表示や操作受付けが行えなくなったものの、遊技自体は実行可能な状態と、遊技機20による遊技が不可能となった状態とを区別して判定可能である。

0088

具体的には、故障判定部17dは、当日の遊技機20の認証が済み、遊技店が営業中であるにも関わらず、表示操作部22に対するReady信号に対して表示操作部22から無応答が数回続いた場合に、表示操作部22に故障が発生したと判定する。遊技機20が立ち上がった状態で、表示操作部22に対するReady信号に対して表示操作部22から無応答が数回続いた場合に、表示操作部22に故障が発生したと判定するように構成してもよい。

0089

また、遊技機20が省電力モード以外の状態で、表示操作部22に対するReady信号に対して表示操作部22から無応答が数回続いた場合に、表示操作部22に故障が発生したと判定するように構成してもよい。

0090

また、遊技機20から遊技玉の発射や入賞を示す情報を受信しているにも関わらず、表示操作部22に対するReady信号に対して表示操作部22から無応答が数回続いた場合に、表示操作部22に故障が発生したと判定するように構成してもよい。

0091

また、人感センサカメラ等により遊技客が居ることを検知しているにも関わらず、表示操作部22に対するReady信号に対して表示操作部22から無応答が数回続いた場合に、表示操作部22に故障が発生したと判定するように構成してもよい。

0092

新台判定部17eは、遊技機20が遊技店に新規に導入された新台であるか否かを判定する処理部である。遊技機管理部17cにより遊技機20が入れ替えられことが検知された場合に、新台判定部17eは、遊技機ID16eをカード管理装置40に送信し、遊技機20が新台であるか否かを問い合わせる。

0093

問い合わせを受けたカード管理装置40は、受信した遊技機ID16eが、同一店舗内で以前に使用されていたものであるか否かを新台判定部17eに通知する。同一店舗内で使用されていたものである場合には、新台判定部17eは、遊技機20が新台ではなく、店舗内で移動されたものであると判定する。そして、同一店舗内で使用されていたものでない場合に、新台判定部17eは、遊技機20が新規に導入された新台であると判定する。

0094

表示操作設定部17fは、表示操作設定データ16fに基づいて、各種情報を遊技機20の表示操作部22と自装置の表示操作部13のいずれに表示するか、並びに各種操作を遊技機20の表示操作部22と自装置の表示操作部13のいずれで受け付けるかを切替える。

0095

表示制御部17gは、表示操作設定部17fにより各種情報を遊技機20の表示操作部22に表示することが示されている場合には、表示操作部22に対する表示制御を行なう。また、表示操作設定部17fにより各種情報を表示操作部13に対する表示制御を行なう。

0096

操作処理制御部17hは、表示操作設定部17fにより各種操作を遊技機20の表示操作部22により受け付けることが示されている場合には、表示操作部22に対する操作に基づいて、台間カード処理機10及び遊技機20の動作制御を行なう。また、表示操作設定部17fにより各種操作を表示操作部13により受け付けることが示されている場合には、表示操作部13に対する操作に基づいて、台間カード処理機10及び遊技機20の動作制御を行なう。

0097

遊技機20は、表示操作部22、通信部23、演出制御部24、遊技制御部25及び遊技玉制御部26を有する。表示操作部22は、持玉数等の各種情報の表示と、表示切替操作等の各種操作の受け付けを行なうタッチパネルディスプレイ等の入出力装置である。

0098

通信部23は、台間カード処理機10との間のデータ通信を行うためのインタフェース部である。通信部23は、セキュリティチップを有している。セキュリティチップは、自己の識別ID及び所定の暗号化・復号化プログラムを有するものであり、台間カード処理機10のセキュリティチップとの間で通信を行うためのものである。

0099

セキュリティチップは、通信部23から入出力するデータが予め定められたセキュリティ性を要するデータ種別に該当するかどうかを判別し、該当しない場合はそのままデータの入出力を行う。一方、セキュリティ性を要するデータ種別に該当する場合は、データの入出力に際し、自己の識別IDと相手方の識別IDを用いて、台間カード処理機10のセキュリティチップとの間で相互認証処理を行う。ここで相互認証OKであれば、出力の場合は暗号化プログラムにより暗号化したデータを出力し、入力の場合は、相手方からのデータの入力待ちとなって、受信したデータの復号化を行う。台間カード処理機10のセキュリティチップとの間では、予め暗号化・復号化方式が取り決められており、相互に相手方が暗号化したデータを復号化することが可能となっている。

0100

ここで、セキュリティ性を要しないデータとは、返却ボタン等の入力信号等、不正に入力されても実質的に損害のないものが含まれる。セキュリティ性を要するデータとは、持玉数、遊技機における不正検出信号など、遊技者・遊技店の利益に直接かかわるものが含まれる。また、セキュリティ性を要するデータ種別かどうかの判断は、遊技制御部25で行っても良い。

0101

さらに、遊技機20は、営業を開始時に電源をONされると制御を開始するが、電源のON状態では通常の遊技制御(遊技可能)状態にはならず、待機制御状態にある。待機制御状態において、台間カード処理機10との間の相互認証が通信部23においてOKとなり、なおかつ通信部23を通して台間カード処理機から遊技制御開始信号を受信した場合に遊技可能になる。

0102

遊技制御部25は、遊技機20による遊技を制御する制御部である。具体的には、遊技制御部25は、ハンドル操作検出による遊技玉の遊技盤面への発射制御、遊技盤面における入賞口に入った遊技玉の検出、始動口に入った遊技玉による乱数(0〜65535の乱数値の中で、所定の範囲ごとに大当り、小当り、はずれの数値が割り当てられているもの)の取得及び抽選(特別図柄及び普通図柄)、遊技盤面に設けられる可動部材(チューリップ等)の制御、遊技盤面に設けられる特別図柄表示装置の表示制御、不正の虞がある異常(前枠が開いている、振動を検知した等)の検出及び上位装置への通知等を行う。

0103

遊技盤面には多数の障害釘植設されており、ハンドル操作によって遊技盤面に発射された遊技玉は、障害釘の間を落下していき、入賞口、始動口に入賞するか、入賞せずに遊技盤面のアウト口から遊技盤面外に排出される。遊技玉が始動口に入賞したことにより抽選が行われ、大当りとなると、遊技盤面上の所定の入賞口を複数回開放状態に制御する大当り遊技が行われ、この入賞口への遊技玉の入賞が容易になることにより、遊技者に賞玉を付与する。

0104

また、大当りには、大当り遊技終了後、遊技者に所定の特典遊技を付与する特典付大当り遊技がある。特典付き大当り遊技には、確率変動大当り時短大当りが含まれる。確率変動大当りと時短大当りは、それぞれ大当り後に特典遊技として確率変動遊技時短遊技を付与するものである。時短遊技は、普通図柄抽選(上記する可動部材の開閉抽選)及び/又は特別図柄抽選(上記する遊技玉の入賞による大当り抽選)の変動時間(抽選処理を開始してから結果を表示するまでの時間)を短縮することにより、単位時間あたりの抽選回数を増大させ、単位時間あたりに大当りに当選する確率を高める特典遊技である。この特典遊技には、普通図柄の当選確率を高くする普通図柄確率変動を含んでいても良い。時短大当りによる時短遊技は、特別図柄抽選の抽選回数が大当り後所定の回数行われた場合に終了する。確率変動遊技については後述する。

0105

遊技制御部25は、確率変動機能を有する。確率変動機能とは、抽選結果が大当りのうち、特に定められた乱数範囲になった場合に、次回抽選に用いる大当りの乱数範囲を変更する(一般的には10倍程度にする)制御を行う機能である。確率変動遊技は、この変更された後の確率を用いて特別図柄抽選を行うものである。確率変動遊技は、次回大当り当選まで継続される。また、確率変動遊技と時短遊技を同時に付与してもよい。ただし、不測の遊技店の損害を予防するため、確率変動遊技あるいは時短遊技開始後、一定の遊技媒体を遊技者が獲得した場合は、打ち止め(一旦カードを排出し、景品交換あるいは台移動を要求する)処理としてもよい。この場合、確率変動遊技状態になった後の遊技媒体獲得数を封入式遊技機にて計数し、この計数値が所定値になった場合に遊技玉の発射を停止する等の遊技停止制御を行うことで実現できる。

0106

演出制御部24は、遊技中の演出を制御する制御部であり、演出図柄抽選部24a及び演出抽選部24bを有する。演出図柄抽選部24aは、遊技制御部25での特別図柄抽選に基づく、演出図柄(遊技盤面内の表示装置等の演出図柄表示装置で表示する図柄)の抽選(具体的には表示を最終的に7,7,7で止めるかどうかなど)を行う。

0107

演出抽選部24bは、演出図柄による抽選結果を表示するまでに行う演出の種類の抽選(キャラクタが出てきてリーチ演出をするなど)を行う。かかる演出は、メインの抽選結果に対して選択される演出が異なるように設定される。

0108

演出制御部24は、各演出の演出データを記憶する。さらに、演出制御部24は、演出図柄表示装置の表示を制御し、演出実行時には、背景図柄データに演出データに重ねて演出表示を行う。また、確率変動時には、通常状態と異なる背景色データを設定する。

0109

遊技玉制御部26は、持玉数を制御する制御部である。具体的には、持玉数を持玉メモリ26aに記憶させ、遊技玉を発射する度に持玉数を1減算する。また、台間カード処理機10より持玉数を通知された場合には、通知された持玉数を持玉メモリ26aが記憶する持玉数に加算して、台間カード処理機10に対して持玉数を受信した旨を示す確認信号を送信する。そして、台間カード処理機10から持玉数の要求を受けた場合には、持玉メモリ26aが記憶する持玉数を読み出して台間カード処理機10に送信した後、持玉メモリ26aをゼロにクリアする。また、遊技玉制御部26は、遊技機20に封入された遊技玉(循環玉)のクリーニング制御を行うこともできる。また、遊技機20には、遊技者が遊技機の持玉について台間カード処理機10に管理を移行させるための操作を行う持玉管理要求操作部(図示せず)が設けられており、この持玉管理要求操作部からの信号は遊技玉制御部に入力される。遊技玉制御部26は、持玉管理要求操作部に操作があると、一定数ずつ(例えば1回の操作あたり100玉)の持玉数のデータとともに、台間カード処理機10に持玉管理要求を送信する。

0110

遊技制御部25と遊技玉制御部26とは、それぞれ個別の基板上に構成される。遊技制御部25が構成された遊技制御基板と遊技玉制御部26が構成された遊技玉制御基板は、それぞれ固有のIDを有する。遊技機20は、遊技制御基板のIDと遊技玉制御基板のIDとを組合せ、遊技機IDとして使用する。

0111

次に、図4に示した記憶部16が記憶するデータの具体例について説明する。図5は、図4に示したカードID16a、有価価値データ16b、遊技設定データ16c、台間カード処理機ID16d及び遊技機ID16eを説明するための説明図である。

0112

図5(a)に示すカードID16aは、台間カード処理機10に挿入されたカードのIDが「2002」であることを示している。なお、ここでは、カードIDの上1桁がカードの種別を示しており、上1桁が「1」のカードが一般カード、上1桁が「2」のカードが会員カードである。

0113

図5(b)に示す有価価値データ16bは、プリペイド価値が「20度数」である状態を示している。なお、ここではプリペイド価値の度数は1度数が100円相当である。また、有価価値データ16bは、玉1の持玉口座の残高が「0玉」、玉2の持玉口座の残高が「1200玉」、玉3の持玉口座の残高が「500玉」である状態を示している。玉1持玉口座の残高が「0玉」であるのは、遊技機20に対して持玉口座残高を通知し、遊技機20により管理が行なわれているためである。

0114

また、有価価値データ16bは、貯玉再プレイ用の暗証番号が「7777」であり、玉1の貯玉口座の残高が「1000玉」、玉2の貯玉口座の残高が「0玉」、玉3の貯玉口座の残高が「0玉」である状態を示している。

0115

図5(c)に示す遊技設定データ16cは、台間カード処理機10の遊技種として「玉1」が設定された状態を示している。また、図5(d)に示す台間カード処理機ID16dは、台間カード処理機10のIDが「5006」である状態を示している。また、図5(e)に示す遊技機ID16eは、遊技機20のIDが「A0012X4233」である状態を示している。

0116

図6は、図4に示した表示操作設定データ16fを説明するための説明図である。図6に示すように、表示操作設定データ16fは、遊技店の営業状態と、台間カード処理機10及び遊技機20の装置状態に応じて、表示制御及び操作受付に関する制御内容を規定したデータである。

0117

具体的には、遊技店の営業状態が営業中であり、台間カード処理機10及び遊技機20の装置状態が正常であるならば、遊技機20が表示操作部22を有し、かつ稼働中である場合と、遊技機20が表示操作部22を有し、かつ非稼働中である場合と、遊技機20が表示操作部22を有さない場合とに分けて、制御内容を規定している。

0118

遊技機20が表示操作部22を有し、かつ稼働中である場合には、遊技客のハンドル操作に関係する情報を遊技機20の表示操作部22に表示する際の制御権を遊技機20が有することとしている。この場合には、遊技機20の表示操作部22に、遊技機20が持玉数と賞玉数等の情報とを表示することとなる。すなわち、ハンドル操作によって減少した持玉数や、ハンドル操作によって打ち出した遊技玉が入賞したことによる賞玉数は、遊技機20が表示制御するのである。

0119

また、遊技機20が表示操作部22を有し、かつ稼働中である場合には、遊技客の玉貸操作と貯玉再プレイ操作については、遊技機20の表示操作部22の制御権を台間カード処理機10が有することとしている。この場合には、遊技機20の表示操作部22に、台間カード処理機10がプリペイド価値と貯玉数とを表示し、玉貸操作と貯玉再プレイを受け付けることとなる。

0120

また、遊技機20が表示操作部22を有し、かつ稼働中である場合には、遊技客の店員呼出操作については、遊技機20の表示操作部22の制御権を台間カード処理機10が有することとしている。この場合には、遊技機20の表示操作部22に、台間カード処理機10が店員呼出ボタンを表示し、店員呼出操作を受け付けることとなる。

0121

また、遊技機20が表示操作部22を有し、かつ非稼働中である場合には、遊技機20の表示操作部22の制御権を台間カード処理機10が有することとしている。すなわち、遊技機20が遊技客により使用されていない場合には、遊技機20の表示操作部22に、台間カード処理機10が店舗に関する情報や、遊技機20の当日の入賞履歴等を表示し、表示切替や玉貸操作を受け付ける。このため、遊技客は、遊技機20の表示操作部22に表示された情報に基づいて、該遊技機20を用いて遊技を行なうかを決定し、遊技を行なう場合には遊技機20の表示操作部22に対する操作により遊技を開始することができる。

0122

また、遊技機20が表示操作部22を有さない場合には、台間カード処理機10の表示操作部13に、台間カード処理機10がプリペイド価値と貯玉数とを表示し、玉貸操作と貯玉再プレイを受け付けることとなる。この制御内容は、台間カード処理機10に接続された遊技機20が封入式でない場合等に使用される。

0123

なお、表示操作部22を有する遊技機20は、自らが稼働中であるか非稼働中であるかを示す信号を台間カード処理機10に送出する。台間カード処理機10は、遊技機20により送出された信号に応じて動作を行うこととなる。

0124

遊技機20の稼働中は、基本的に台間カード処理機10が遊技機20に設けられた表示操作部22を制御するのであるが、遊技機20から割り込みで制御信号入り、割り込みが指示されたデータが割り込みの許可されたものであれば、一部の表示を遊技機20からの表示に切り替えることとしてもよい。例えば、大当り中、リーチ発生中などの連動演出(キャラクタの出現、表示操作部22周り発光態様の変更など)の表示については、割り込みにより遊技機20が優先的に表示操作部22の制御権をとり、表示制御を行う。但し、遊技客による持玉関係の操作により、該操作に関する表示を行っている場合には、その間は割り込みを抑止することが好適である。

0125

また、遊技機20の非稼働中に、表示操作部22に表示される情報の中で、店舗に関する情報については、上位の装置(カード管理装置40など)から表示スケジュールを定めて一括配信されることで、複数の遊技機20の同調した演出が可能となる。

0126

さらに、台間カード処理機10が表示操作部22の制御権を有している状態(例えば非稼働中)においては、隣接台カード処理機10との通信・同調制御によって、複数遊技機の表示操作部22の連動演出(島演出)が可能になる。通信・同調制御としては、例えば、隣接台間カード処理機10から連動演出の指示信号が送出され、これをさらに隣の台間カード処理機10に送信し、島端の台間カード処理機10は受信のみで制御を終了すればよい。

0127

次に、遊技店の営業状態が営業中であり、台間カード処理機10又は遊技機20の装置状態に異常が発生している場合について説明する。この場合には、遊技機20の表示操作部22のみに異常が発生し、遊技は可能である場合と、遊技機20に発生した異常により遊技できない場合と、台間カード処理機10に異常が発生した場合とに分けて、制御内容を規定している。

0128

遊技機20の表示操作部22のみに異常が発生し、遊技は可能である場合には、遊技客のハンドル操作に関係する情報(ハンドル操作によって減少した持玉数や、打ち出した遊技玉の入賞によって増加した持玉数)を遊技機20の表示操作部22に表示する際の制御権は遊技機20が有する。この場合には、遊技機20の表示操作部22には遊技機20によりエラー表示が行なわれる。そして、台間カード処理機10の表示操作部13に、持玉数と賞玉数等の情報とを表示する。このように、持玉数等の情報を台間カード処理機10に表示することにより、遊技機20の表示操作部13が機能しない場合であっても、遊技客は持玉数等を確認しつつ、遊技を行なうことができる。

0129

また、遊技機20の表示操作部22のみに異常が発生し、遊技は可能である場合には、遊技客の玉貸操作と貯玉再プレイ操作については、表示操作部13により表示と操作受付けを行ない、遊技機20の表示操作部22の制御権は遊技機20が有する。この場合には、遊技機20の表示操作部22には遊技機20によりエラー表示が行なわれる。そして、台間カード処理機10の表示操作部13に、プリペイド価値と貯玉数とを表示し、玉貸操作と貯玉再プレイを受け付けることとなる。

0130

また、遊技機20の表示操作部22のみに異常が発生し、遊技は可能である場合には、遊技客の店員呼出操作については、表示操作部13により表示と操作受付けを行ない、遊技機20の表示操作部22の制御権は遊技機20が有する。この場合には、遊技機20の表示操作部22には遊技機20によりエラー表示が行なわれる。そして、台間カード処理機10の表示操作部13に店員呼出ボタンを表示し、店員呼出操作を受け付けることとなる。

0131

遊技機20に発生した異常により遊技できない場合には、遊技機20の表示操作部22の制御権は遊技機20が有する。この場合には、遊技機20の表示操作部22には遊技機20によりエラー表示が行なわれる。台間カード処理機10側では、遊技機20に発生した異常により遊技かできないことを表示操作部13に表示することが好適である。

0132

台間カード処理機10に異常が発生した場合には、遊技機20の表示操作部22の制御権は台間カード処理機10が有する。この場合には、遊技機20の表示操作部22に、台間カード処理機10のエラーに関する情報(エラー解除方法等)を表示する。すなわち、台間カード処理機10は、遊技機20の表示操作部22を、自装置のエラーに関する情報を表示するための外部ディスプレイとして使用することとなる。

0133

遊技店の営業状態が閉店中である場合には、遊技機20の表示操作部22の制御権は台間カード処理機10が有する。この場合には、遊技機20の表示操作部22に、遊技機20の動作履歴や、遊技機20に対して行なわれた遊技性能調整に関する情報を表示する。このとき、遊技機20全体を電源オン状態にしておく必要はなく、表示操作部22を選択的に電源オン状態としてもよい。

0134

次に、台間カード処理機10による表示制御及び操作受付制御の具体例について説明する。図7は、台間カード処理機10による表示制御及び操作受付制御の具体例について説明するための説明図である。

0135

図7(a)は、台間カード処理機10が、遊技機20の表示操作部22を使用する場合を示している。図7(a)に示すように、台間カード処理機10は、有価価値データ16bに示されたプリペイド価値や貯玉数を表示操作部22に表示させ、玉貸操作や貯玉再プレイ操作を遊技機20の表示操作部22によって受け付ける。このように、遊技に関する情報の表示と操作を遊技機20の表示操作部22に集約することで、遊技客は遊技機20の表示操作部22により遊技に関する全ての情報を確認し、遊技に関する全ての操作を表示操作部22により行うことができる。

0136

図7(b)は、遊技機20の表示操作部22に異常が発生した場合を示している。遊技機20の表示操作部22に異常が発生した場合には、遊技機20は、持玉情報を台間カード処理機10に送信し、台間カード処理機10の表示操作部13に表示する。このため、遊技機20の表示操作部22に異常が発生している場合であっても、遊技機20による遊技を行なうことができる。また、遊技に関する情報の表示と操作が台間カード処理機10の表示操作部13に集約されるので、遊技客は表示操作部13により遊技に関する全ての情報を確認し、遊技に関する全ての操作を表示操作部13により行うことができる。

0137

図7(c)は、新台判定部17eにより遊技機20が新台であると判定された場合を示している。新台判定部17eにより遊技機20が新台であると判定された場合には、図7(a)と同様に、有価価値データ16bに示されたプリペイド価値や貯玉数を表示操作部22に表示させるのに加え、遊技機20が新台であることを示す新台通知表示を表示操作部22に表示制御する。

0138

この新台通知表示により、遊技機20が遊技客に選択される可能性が上がり、稼働の向上が見込める。また、新台である場合に自動的に新台通知表示を行なうことができるので、遊技店員の負担となることもない。なお、新台通知表示は、遊技機20が遊技客により遊技されていない非稼働中に行なうことが効果的であるが、遊技客によって遊技が行なわれている稼働中に行なうことを妨げるものではない。また、新台通知表示は、遊技機20の表示操作部22のみならず、台間カード処理機10の表示操作部13に対して行なうことも可能である。

0139

次に、台間カード処理機10による表示制御及び操作受付制御の処理手順について説明する。図8は、台間カード処理機10による表示制御及び操作受付制御の処理手順を説明するためのフローチャートである。図8に示すフローチャートは、遊技店の営業中で、かつ台間カード処理機10に異常が発生していない場合に繰り返し実行される。

0140

図8に示すように、表示操作設定部17fは、まず、自装置に接続された遊技機20に表示操作部22が設けられているか否かを判定する(ステップS101)。遊技機20に表示操作部22が設けられていなければ(ステップS101;No)、表示操作設定部17fは、表示制御部17gが自装置によって管理されている情報を表示操作部13に表示し、操作処理制御部17hが自装置に対する操作を表示操作部13により受け付けるよう設定し(ステップS107)、処理を終了する。

0141

遊技機20に表示操作部22が設けられているならば(ステップS101;Yes)、故障判定部17dは、遊技機20の表示操作部22が正常に動作しているかを判定する(ステップS102)。

0142

遊技機20の表示操作部22が正常に動作していなければ(ステップS102;No)、表示操作設定部17fは、自装置の表示操作部13に表示と操作受付を集約するよう設定する(ステップS106)。この場合には、自装置によって管理されている情報と、遊技機20から取得した情報とを表示操作部13に表示し、自装置に対する操作と遊技機20に対する操作とを表示操作部13により受け付けることとなる。

0143

遊技機20の表示操作部22が正常に動作しているならば(ステップS102;Yes)、表示操作設定部17fは、遊技機20の表示操作部22に表示と操作受付を集約するよう設定する(ステップS103)。この場合には、自装置によって管理されている情報と遊技機20の表示操作部22に表示し、自装置に対する操作を表示操作部22により受け付けることとなる。

0144

自装置の表示操作部13に表示と操作受付を集約する設定を行なった(ステップS106)後、若しくは遊技機20の表示操作部22に表示と操作受付を集約する設定を行なった(ステップS103)後、新台判定部17eは、遊技機20が新台であるか否かを判定する(ステップS104)。遊技機20が新台でなければ(ステップS104;No)、表示操作設定部17fは処理を終了する。遊技機20が新台であるならば(ステップS104;Yes)、表示操作設定部17fは、新台通知表示を表示内容に追加して(ステップS105)、処理を終了する。

0145

上述してきたように、本実施例1では、表示操作部22を有する遊技機20に接続された台間カード処理機10は、自装置が管理するプリペイド価値や貯玉数等の情報を遊技機20の表示操作部22に表示し、表示操作部22に対する操作に応じて玉貸や貯玉再プレイ等を行なうことができる。かかる構成により、遊技に関する情報の表示と操作受付とを遊技機20の表示操作部22に集約することができるので、遊技客の操作負担を軽減することができる。

0146

また、遊技機20の表示操作部22に異常が発生した場合には、遊技機20は、持玉情報を台間カード処理機10に送信し、台間カード処理機10の表示操作部13に表示する。このため、遊技機20の表示操作部22に異常が発生している場合であっても、遊技機20による遊技を行なうことができる。また、遊技に関する情報の表示と操作が台間カード処理機10の表示操作部13に集約されるので、遊技客は表示操作部13により遊技に関する全ての情報を確認し、遊技に関する全ての操作を表示操作部13により行うことができる。

0147

また、新台判定部17eにより遊技機20が新台であると判定された場合には、遊技機20が新台であることを示す新台通知表示を表示操作部22や表示操作部13に表示制御するので、遊技店員の負担を軽減しつつ、遊技機20の稼働の向上させることができる。

0148

なお、上述の実施例では、遊技玉を遊技媒体として用いる遊技機を例に説明を行なったが、メダル等の他の遊技媒体を用いる遊技機であっても、該遊技機が表示部を備え、併設された装置との通信機能を有している場合には、本発明を適用可能である。

0149

また、上述の実施例では、遊技機において遊技玉を発射する弾発操作部の形態としてハンドルを一例として示したが、弾発操作部の形態はこれに限定されず、レバー形態、ボタン形態、スイッチ形態など、弾発状態と弾発停止状態とが切り替え可能なものであれば本発明を適用可能である。

0150

また、上述の実施例では、遊技媒体数を関連づける媒体であるカードの形態についての詳細な説明を省略したが、かかるカードには、磁気カードICカード等が含まれる。また、ここでは説明の便宜上「カード」を例にとって説明したが、かかるカード以外に、チップスティック、携帯端末等を用いる場合に本発明を適用することもできる。特に、ICチップ付携帯端末を媒体として用いる場合は、当該携帯端末のICチップから非接触にて取得可能な識別情報を用いて携帯端末を一意に識別できるため、当該識別情報に関連付けて遊技媒体数を管理することができる。

実施例

0151

また、図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部または一部を各種の負荷使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。

0152

以上のように、本発明に係る各台装置及び表示制御方法は、表示部を有する遊技機を使用する場合に、遊技に関する情報を遊技客に対して効率的に報知することに適している。

0153

10台間カード処理機
11状態表示部
12紙幣搬送部
12a紙幣挿入口
13、22表示操作部
14リーダライタ
14aカード挿入口
15、23通信部
16 記憶部
16aカードID
16b有価価値データ
16c遊技設定データ
16d 台間カード処理機ID
16e遊技機ID
16f 表示操作設定データ
17 制御部
17aデータ管理部
17bレート設定処理部
17c 遊技機管理部
17d故障判定部
17e 新台判定部
17f 表示操作設定部
17g表示制御部
17h操作処理制御部
18 遊技機管理基板
20 遊技機
21ハンドル
24演出制御部
24a演出図柄抽選部
24b演出抽選部
25遊技制御部
26遊技玉制御部
26a持玉メモリ
30島コントローラ
40カード管理装置
50会員管理装置
60景品管理装置
80精算機
C1認証キー管理センタ

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