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図面 (7)

課題

画面タッチパネル式携帯端末装置片手での操作性の向上を図る。

解決手段

表示画面に触れることで入力操作を行うためのタッチパネルを備えた携帯端末装置の表示制御方法であって、表示画面への所定の入力操作を検出することで使用者が左右いずれの手を保持手として携帯端末装置をつかんでいるのかを判断し、表示画面の表示をそのまま縮小して判断した保持手の親指側に寄せ、保持手の親指による入力操作が可能な範囲にアイコン群再配置して表示する。

概要

背景

近年、スマートフォンタブレット型コンピュータ携帯電話ノートパソコン、PDA、デジタルカメラ音楽プレイヤーゲーム機と言った携帯端末装置が広く普及しておりこれらの機器では、特に、タッチパネルを備えたものが多くなってきている。タッチパネルを用いたGUI(Graphical User Interface)によれば、液晶画面上に表示されたアイコンキーを指で触って直接的に操作することができるため、アプリケーション起動や操作等を直感的に行うことができるといった利点がある。

スマートフォンに代表される携帯端末装置では、最近、液晶画面に表示できる情報量を増大させ、また表示される情報を見やすくすべく液晶画面が大画面化する傾向にある。その一方、携帯端末装置自体には小型化・軽量化が求められている。そのため、液晶画面の大画面化のニーズと携帯端末装置自体の小型化・軽量化のニーズとを両立すべく、スマートフォンにおいては片手で容易に保持することができる程度の大きさの機器、具体的には、液晶画面のサイズが4インチから6インチ近い大きさの機器が増えてきている。

従来の3.5インチ程度までの大きさの液晶画面のスマートフォンでは、片手でスマートフォンを保持しながらタッチパネルを操作する場合、通常は一方の手のひらに載せたスマートフォンを親指付け根部分と他の4本指で掴み、その手の親指の先で液晶画面上のアイコンやソフトキーに触れることで各種入力操作を行っていた。

ここで親指の可動範囲は限れており、特に液晶画面のサイズが4インチから6インチ近い大きさのスマートフォンにおいては、スマートフォンをつかんでいる手の親指から遠い領域に配置されたアイコンやソフトキーを親指で操作しようとしても通常は届かないため、スマートフォンを違う角度に握り直してやるか、他方の手を用いるかして入力操作する必要があった。
しかしながらスマートフォンを握り直す際には誤って落下させてしまう危険があり、また、混雑した電車内等で他方の手を用いることができないこともある。

そのため例えば、特許文献1には、使用者携帯電話機を上下、左右、または奥手前方向に動かした時、ソフトウェアキーボードを移動させ、または拡大縮小する制御方法および装置が開示されている。この携帯電話機では、例えば、使用者が携帯電話機を右手に持ち、携帯電話機を左に動かすと、ソフトウェアキーボードは右に動くため、使用者は、右手で携帯電話機を持ちつつ、右手で操作することを可能としている。

概要

大画面でタッチパネル式の携帯端末装置の片手での操作性の向上をる。表示画面に触れることで入力操作を行うためのタッチパネルを備えた携帯端末装置の表示制御方法であって、表示画面への所定の入力操作を検出することで使用者が左右いずれの手を保持手として携帯端末装置をつかんでいるのかを判断し、表示画面の表示をそのまま縮小して判断した保持手の親指側に寄せ、保持手の親指による入力操作が可能な範囲にアイコン群再配置して表示する。

目的

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、使用者が片手で携帯端末装置を操作するときの操作性の向上と利便性の向上を図ることができる携帯端末装置の表示制御方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

表示画面に触れることで入力操作を行うためのタッチパネルを備えた携帯端末装置表示制御方法であって、表示画面への所定の入力操作を検出することで使用者が左右いずれの手を保持手として携帯端末装置をつかんでいるのかを判断し、表示画面の表示をそのまま縮小して判断した保持手の親指側に寄せ、保持手の親指による入力操作が可能な範囲にアイコン群再配置して表示する、ことを特徴とする携帯端末装置の表示制御方法。

請求項2

表示画面に触れることで入力操作を行うためのタッチパネルを備えた携帯端末装置の表示制御方法であって、表示画面への所定の入力操作を検出することで使用者が左右いずれの手を保持手として携帯端末装置をつかんでいるのかを判断し、表示画面上に分散して配置されているアイコン群を集約して判断した保持手の親指側に寄せ、保持手の親指による入力操作が可能な範囲にアイコン群を再配置して表示する、ことを特徴とする携帯端末装置の表示制御方法。

請求項3

前記所定の入力操作は、表示画面上の一側寄りを保持手の親指を滑らす動作による操作であり、親指を滑らした位置および長さを基準にアイコン群を再配置する範囲を決定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末装置の表示制御方法。

請求項4

前記所定の入力操作は、表示画面上を保持手の親指を伸ばして円弧を描くように滑らす動作による操作であり、親指により描いた円弧の位置および大きさを基準にアイコン群を再配置する範囲を決定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末装置の表示制御方法。

請求項5

前記所定の入力操作は、表示画面上に設けた入力キー画像である画面縮小アイコンに触れる動作による操作であり、画面縮小用アイコンに触れる回数によって縮小率を変更する、ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置の表示制御方法。

請求項6

携帯端末装置が軽く振られたことによる加速度を検出し、再配置したアイコン群を元の状態に戻して表示する、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の携帯端末装置の表示制御方法。

技術分野

0001

本発明は、タッチパネルを備えた携帯端末装置表示制御方法に関する。

背景技術

0002

近年、スマートフォンタブレット型コンピュータ携帯電話ノートパソコン、PDA、デジタルカメラ音楽プレイヤーゲーム機と言った携帯端末装置が広く普及しておりこれらの機器では、特に、タッチパネルを備えたものが多くなってきている。タッチパネルを用いたGUI(Graphical User Interface)によれば、液晶画面上に表示されたアイコンキーを指で触って直接的に操作することができるため、アプリケーション起動や操作等を直感的に行うことができるといった利点がある。

0003

スマートフォンに代表される携帯端末装置では、最近、液晶画面に表示できる情報量を増大させ、また表示される情報を見やすくすべく液晶画面が大画面化する傾向にある。その一方、携帯端末装置自体には小型化・軽量化が求められている。そのため、液晶画面の大画面化のニーズと携帯端末装置自体の小型化・軽量化のニーズとを両立すべく、スマートフォンにおいては片手で容易に保持することができる程度の大きさの機器、具体的には、液晶画面のサイズが4インチから6インチ近い大きさの機器が増えてきている。

0004

従来の3.5インチ程度までの大きさの液晶画面のスマートフォンでは、片手でスマートフォンを保持しながらタッチパネルを操作する場合、通常は一方の手のひらに載せたスマートフォンを親指付け根部分と他の4本指で掴み、その手の親指の先で液晶画面上のアイコンやソフトキーに触れることで各種入力操作を行っていた。

0005

ここで親指の可動範囲は限れており、特に液晶画面のサイズが4インチから6インチ近い大きさのスマートフォンにおいては、スマートフォンをつかんでいる手の親指から遠い領域に配置されたアイコンやソフトキーを親指で操作しようとしても通常は届かないため、スマートフォンを違う角度に握り直してやるか、他方の手を用いるかして入力操作する必要があった。
しかしながらスマートフォンを握り直す際には誤って落下させてしまう危険があり、また、混雑した電車内等で他方の手を用いることができないこともある。

0006

そのため例えば、特許文献1には、使用者携帯電話機を上下、左右、または奥手前方向に動かした時、ソフトウェアキーボードを移動させ、または拡大縮小する制御方法および装置が開示されている。この携帯電話機では、例えば、使用者が携帯電話機を右手に持ち、携帯電話機を左に動かすと、ソフトウェアキーボードは右に動くため、使用者は、右手で携帯電話機を持ちつつ、右手で操作することを可能としている。

先行技術

0007

特開2010−282459号公報

発明が解決しようとする課題

0008

しかしながら、特許文献1記載の技術は、携帯電話機を動かすと、タッチパネルディスプレイに表示されたソフトウェアキーボードが自由に動くものであるため、使用者の意図に反してキーボードが動いてしまうという問題があった。また、ソフトウェアキーボードを移動させる際、使用者が独自の判断と操作で移動量や移動方向を決めなければならないため、その操作には熟練を要し、不慣れな使用者にとっては、ソフトウェアキーボードを自分の操作しやすい位置に移動させるのは容易ではないといった問題があった。

0009

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、使用者が片手で携帯端末装置を操作するときの操作性の向上と利便性の向上を図ることができる携帯端末装置の表示制御方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、表示画面に触れることで入力操作を行うためのタッチパネルを備えた携帯端末装置の表示制御方法であって、表示画面への所定の入力操作を検出することで使用者が左右いずれの手を保持手として携帯端末装置をつかんでいるのかを判断し、表示画面の表示をそのまま縮小して判断した保持手の親指側に寄せ、保持手の親指による入力操作が可能な範囲にアイコン群再配置して表示する、ことを特徴とする携帯端末装置の表示制御方法を提供する。

0011

また本発明は、表示画面に触れることで入力操作を行うためのタッチパネルを備えた携帯端末装置の表示制御方法であって、表示画面への所定の入力操作を検出することで使用者が左右いずれの手を保持手として携帯端末装置をつかんでいるのかを判断し、表示画面上に分散して配置されているアイコン群を集約して判断した保持手の親指側に寄せ、保持手の親指による入力操作が可能な範囲にアイコン群を再配置して表示する、ことを特徴とする携帯端末装置の表示制御方法を提供する。

0012

ここで、前記所定の入力操作は、表示画面上の一側寄りを保持手の親指を滑らす操作であり、親指を滑らした位置および長さを基準にアイコン群を再配置する範囲を決定する、ものとする。

0013

または、前記所定の入力操作は、表示画面上を保持手の親指を伸ばして円弧を描くように滑らす操作であり、親指により描いた円弧の位置および大きさを基準にアイコン群を再配置する範囲を決定する、ものとする。

0014

もしくは、前記所定の入力操作は、表示画面上に設けた入力キー画像である画面縮小用アイコンに触れる操作であり、画面縮小用アイコンに触れる回数によって縮小率を変更する、こととしてもよい。

0015

なお、携帯端末装置が軽く振られたことによる加速度を検出し、再配置したアイコン群を元の状態に戻して表示する、ことも好ましい。

発明の効果

0016

本発明の携帯端末装置の表示制御方法によれば、表示画面への所定の入力操作から保持手を判断し、その保持手の親指による操作が可能な範囲にアイコン群を縮小または集約して再配置して表示することで、大画面化した携帯端末装置においても、携帯端末装置を握り直すことなく、簡易な操作により握った一方の手のみによる入力操作を可能として、使用者の操作性の向上と利便性の向上を図ることができる。

図面の簡単な説明

0017

携帯端末装置であるスマートフォンの(ホーム画面の)一例を示した正面図である。
制御部のハードウェア構成の一例を示した図である。
制御部のハードウェア構成の一例を示した図である。
右手モード(a)の操作における制御処理フロー図および液晶画面のイメージ図である。
右手モード(b)の操作における制御処理のフロー図および液晶画面のイメージ図である。
右手モード(c)の操作における制御処理のフロー図および液晶画面のイメージ図である。

実施例

0018

本発明は、スマートフォンに代表される携帯端末装置の表示制御方法に関するものであり、液晶有機ELなどのディスプレイ画面に表示されたアイコンやキーを指先で触れることにより入力操作を行うことができるタッチパネルを用いた端末装置、より具体的には、通常片手で保持しながらタッチパネルを操作する端末装置において、一方の手のひらに載せた携帯端末装置を、その手の親指の先で入力操作しようとしても、画面のサイズが大きい場合には、その親指から遠い画面位置に表示されたアイコン等には親指が届かず入力操作することができないといった問題を解決して使用者の操作性の向上と利便性の向上を図るものである。

0019

なお本実施形態では携帯端末装置の具体例としてスマートフォンを用いて説明を行うが、携帯端末装置には、移動しながら通信を行ったり映像音楽、ゲームなどを楽しむことができる装置であれば、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、携帯電話、ノートパソコン、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、ゲーム機などが含まれ、本発明がスマートフォンに限定して適用されるわけではない。

0020

図1に近年一般的となってきている画面のサイズが4インチから6インチ程度の大きさの携帯端末装置であるスマートフォン1の一例を示した。なおハッチングで示した四角枠はホーム画面に表示された各アイコンAを表している。また破線により使用者がスマートフォン1を保持・操作する右手のイメージを示した。

0021

図1に示したスマートフォン1は、機器正面に画面表示を行う表示部12が大きく配置され、また、表示部12の下側および機器側面には物理的に押すことで操作が行われるハードキー14が配置されている。またスマートフォン1には、デジタルカメラ、マイク、スピーカマイクロSDスロットイヤホンマイク端子GPS受信機加速度センサ電子コンパスなども備えられている。

0022

表示部12は液晶画面(LCD)10およびタッチパネル20とから構成されている。
液晶画面10は、使用者がスマートフォン1を操作する際に必要な情報を表示するデバイスであるカラー液晶パネルであり、本実施例では画面のサイズは5インチ程度となっている。
タッチパネル20は、透明な薄膜状のセンサにより使用者の操作を検出するデバイスである。タッチパネル20の方式には、投影型静電容量方式抵抗膜方式表面型静電容量方式超音波表面弾性波方式、音響パルス認識方式振動検出方式、赤外線遮光方式、電磁誘導方式画像認識方式光センサ内蔵LCD方式、静電容量方式や感圧方式など種々の方式が存在するが、本実施例では特にその方式は問わない。薄膜状のタッチパネル20は液晶画面10上に配置されており、そのため液晶画面10の表示領域がそのままタッチパネル20による操作領域となる。
なおこの画面サイズのスマートフォン1では、図からも理解可能なように、スマートフォン1を保持する片方の手(「保持手」と呼ぶ。)の親指によって、保持手と反対側の画面上にあるアイコンAをタッチ操作することは大人であっても困難であるのが通常である。

0023

ハードキー14には、表示部12の下側中央にホームボタン14aが配置され、機器側面には電源タン14bとボリュームボタン14cなどが配置されている。
ホームボタン14aはアプリケーションの起動中に、ホーム画面に移動するためのボタンであり、ホーム画面ではアプリケーション等を表示するアイコンに触れる(タップする)ことでアプリケーション等を起動することができる。
電源ボタン14bはスマートフォン1の電源を投入したり、起動状態のスマートフォン1をスリープ状態にしたり、長押し操作によって起動中のスマートフォン1を強制終了する際に用いられ、ボリュームボタンは通話中音声や、再生中の音楽・ムービーなの音量を調節や、着信音通知音、その他のサウンド効果の音量を変更するために用いられる。

0024

次に、スマートフォン1の内部構成、特にスマートフォン1の主要部であり各種制御を行う制御部のハードウェア構成のうち本発明に関連する部分について説明する。
図2は、制御部40のハードウェア構成の一例を示した図である。制御部40は、CPU41と、記憶部42と、RAM43とを有して構成されており、バス44を介して接続されている。またスマートフォン1には、加速度センサ、電子コンパス、GSP受信用センサ等のデバイスが備えられており、これらもバス44を介して制御部40と接続されているが、本発明とは直接関係しないため図示を省略している。

0025

CPU41は、プログラムに従って演算処理を実行する中央演算処理装置である。CPU41がプログラムに基づき演算処理を実行することによって、スマートフォン1の各種の機能・アプリケーション処理が実現される。
RAM43は、CPU41がプログラムを実行する際に一時的に必要とするデータを格納する作業用メモリである。

0026

記憶部42では、CPU41がスマートフォン1の各機能を実現する際に必要となる各種の設定情報を記憶する。記憶部42で記憶する情報には、スマートフォン1の現在の動作モードや、画面に表示するキー情報、キー選択画面表示方向などがある。さらに、記憶部42は不揮発性メモリ421及びROM422を備える。不揮発性メモリ421は、スマートフォン1に供給されている電源がOFFとなった後も記憶する必要がある情報を保持する。ROM422は、CPU41が実行する各種の制御用プログラム内蔵コンテンツといった固定的なデータを格納する記憶装置であり、本発明の表示制御方法を実現するためのプログラムもここに格納されている。

0027

図3にタッチパネル20に関する制御部40のハードウェア構成の一例を示した。制御部40には、特にタッチパネル20による入力操作を可能とするため、タッチパネル制御部100と、入力操作検出部200と、液晶画面制御部300と、画面表示制御部400と、が備えられている。制御部40は、入力操作検出部200が検出した使用者による操作に基づいて動作モードの切り替えや、各アプリケーションに対する動作指示、使用者がスマートフォン1を操作する際に必要な情報の生成及び表示など実現する。

0028

タッチパネル制御部100は、タッチパネル20と接続されており、ハードウェアとしてのタッチパネル20の設定・駆動を行う役割を担う。タッチパネル制御部100では、使用者がタッチパネル20に触れた位置(物理的な座標)を検出し、その座標情報を入力操作検出部200に送信する。

0029

入力操作検出部200は、タッチパネル制御部100から受け取った座標情報から、使用者がタッチパネル20に触れた位置を液晶画面10における座標(論理的な座標)として算出する。そしてどのアイコンAやソフトキーが選択されたのか等の判断を行う。そしてこの判断に基づき各種アプリケーションの起動や各種処理等を実行する。なお、入力操作検出部200では、ハードキー14による操作の検出も行う。

0030

液晶画面制御部300は、液晶画面10と接続されており、ハードウェアとしての液晶画面10の設定・駆動を行う役割を担う。液晶画面制御部300では、画面表示制御部400から送信されてくる画面表示情報からタッチパネル20操作に適した液晶画面10を駆動するための信号を生成し、液晶画面10に送信する。

0031

画面表示制御部400は、使用者が操作する際に直接目にするアイコン群の表示イメージを生成する。画面表示制御部400で必要とする情報には、どのようなアイコンAを表示させるのか、そのアイコンAをどの位置に表示させるのかといった内容が含まれる。

0032

次に、本発明によるスマートフォン1の制御方法について説明する。
本発明は、液晶画面10のサイズが大きく、保持手の親指から遠い領域に配置され通常保持手では操作することができなかったアイコンAやソフトキーを、人間工学に基づき機能的に再配置することで、使用者が保持手片手でスマートフォン1を操作することを可能とするものである。
以下、スマートフォン1のホーム画面の表示形式について、従来の表示形式である「通常モード」と、本発明の表示形式である「右手モード」および「左手モード」とに分けて説明する。

0033

[通常モード]
このモードは従来形式の画面表示を行うモードであり、使用者は通常、一方の手でスマートフォン1を支え、他方の手を使って入力操作を行うことになる。

0034

通常モードにおけるスマートフォン1の液晶画面10のホーム画面の一例は図1に示した通りである。
このホーム画面では各種アプリケーション等を実行するための複数のアイコンA(アイコン群)が等間隔で画面上いっぱいに整然と並んで表示されている。使用者は、通常このアイコン群の中から実行したいアプリケーション等のアイコンAに指先を触れるように操作することで、タッチパネル20と接続されたタッチパネル制御部が指先が触れた位置を検出し、その座標情報を入力検出部に送信し、座標情報を受け取った入力操作検出部200は、液晶画面10のどの座標のアイコンAが選択されたかを判断し、その情報を記憶部42およびRAM43と接続されたCPU41に送信する。そしてCPU41は、記憶部42およびRAM43等と連関しながら各種処理を行いスマートフォン1の各種の機能・アプリケーションを実現するが、その詳細な説明は省略する。
なおプログラムの削除など特別な場合については、ホーム画面でアイコンAが表示された場所以外の液晶画面10上を数秒間触れ続けるなどの操作などが行われることもある。

0035

[右手モード]
このモードは、使用者が右手を保持手としてと親指以外の指でスマートフォン1を支えた状態で、右手の親指を使って入力操作を行うことを可能とするためのモードである。

0036

図4から図6に右手モードにおける制御部での処理フローおよびスマートフォンの画面表示のイメージを示した。
当初スマートフォン1の画面が通常モードのホーム画面であり、複数のアイコンAが等間隔で画面上いっぱいに整然と並んで表示されている状態から、右手モードでの操作をしようとする使用者は、表示画面(タッチパネル20)に所定の入力操作を行うことで、表示画面の表示がそのまま縮小されて保持手の親指側に寄せられ、保持手の親指による入力操作が可能な範囲にアイコン群が再配置されて表示されるようになっている。

0037

ここで所定の入力操作の具体例としては、(a)表示画面上の右寄りの一側を右手の親指を滑らす動作、(b)表示画面上を右手の親指を伸ばして円弧を描くように滑らす動作、もしくは、(c)表示画面上に設けた入力キー画像である画面縮小用アイコンBに触れる動作、などがあげられる。

0038

図4に(a)の操作における制御処理のフロー図および液晶画面のイメージ図を示した。
(a)の操作では、使用者が通常モードでホーム画面の画面上の右寄りの任意の位置(アイコンAが表示されていない位置が好ましい)を始点として上方から下方に親指を滑らす動作(フリック動作)を、タッチパネル20からの信号を基にタッチパネル制御部100が検出し、その座標情報を入力操作検出部200に送信する。入力操作検出部200は、タッチパネル制御部100から受け取った座標情報から、ホーム画面の表示を通常モードから右手モードに切り替えるための操作が行われたことを検出し、親指を滑らした位置および長さを基準にアイコン群を再配置する範囲(位置、大きさ)を決定し、その情報(範囲情報)を液晶画面制御部300に送信する。液晶画面制御部300では受信した範囲情報を基に、通常モードの表示画面の表示をそのまま縮小して右手の親指側に寄せて液晶画面10に表示させるための信号を生成し画面表示制御部400に送信する。画面表示制御部400は縮小したアイコン群の表示イメージを生成し、これを液晶画面10の右寄りで右手の親指による操作が可能な範囲に表示する。
なお、右手モードへの切り替えによる通常モードの表示画面の表示を縮小する縮小率は固定値初期値から変更可能であることが望ましい)としてもよいが、親指を滑らした位置および長さをタッチパネル制御部100が検出しその情報を基準に決定するものとしてやってもよい。このようにしてやれば、使用者に大人・子供、男性女性の違いがあったとしてもその使用者に最適な縮小率を半自動的に判別して右手モードの画面表示をしてやることができる。また親指を滑らせたストロークの長さの代わりに親指が画面に触れている時間の長さを基準に、触れている時間が長ければアイコン群をより小さく縮小して表示し、触れている時間が短ければよりアイコン群をさほど小さくせずに表示するように縮小率を決定するようにしてやってもよい。

0039

図5に(b)の操作における制御処理のフロー図および液晶画面のイメージ図を示した。
(b)の操作では、使用者が通常モードでホーム画面の画面上の任意の位置(アイコンAが表示されていない位置が好ましい)を始点として右手の親指を伸ばして円弧を描くように滑らす動作を、タッチパネル20からの信号を基にタッチパネル制御部100が検出し、その座標情報を入力操作検出部200に送信する。入力操作検出部200は、タッチパネル制御部100から受け取った座標情報から、ホーム画面の表示を通常モードから右手モードに切り替えるための操作が行われたことを検出し、親指を滑らして描かれた円弧の形状(中心点が右側にあること)および大きさ(円弧の半径)を基準にアイコン群を再配置する範囲(位置、大きさ)を決定し、その情報(範囲情報)を液晶画面制御部300に送信する。液晶画面制御部300では受信した範囲情報を基に、通常モードの表示画面の表示をそのまま縮小して右手の親指側に寄せて液晶画面10に表示させるための信号を生成し画面表示制御部400に送信する。画面表示制御部400は縮小したアイコン群の表示イメージを生成し、これを液晶画面10の右寄りで右手の親指による操作が可能な範囲に表示する。
なお、右手モードへの切り替えによる通常モードの表示画面の表示を縮小する縮小率は固定値(初期値から変更可能であることが望ましい)としてもよいが、親指を滑らして描いた円弧の大きさをタッチパネル制御部100が検出しその情報を基準に決定するものとしてやってもよい。

0040

図6に(c)の操作における制御処理のフロー図および液晶画面のイメージ図を示した。
(c)の操作では、例えば液晶画面10上の左右両方に画面縮小用アイコンBを小さく設け、この画面縮小用アイコンBに触れる動作(タップ)を、タッチパネル20からの信号を基にタッチパネル制御部100が検出し、その座標情報を入力操作検出部200に送信する。入力操作検出部200は、タッチパネル制御部100から受け取った座標情報から、ホーム画面の表示を通常モードから右手モードに切り替えるための操作が行われたことを検出し、画面縮小用アイコンBに触れられた旨の情報(縮小用アイコン操作情報)をその都度液晶画面制御部300に送信する。液晶画面制御部300では受信した縮小用アイコン操作情報およびその入力回数を基に、通常モードの表示画面の表示を縮小する縮小率を決定し、画面表示制御部400は縮小したアイコン群の表示イメージを生成し、これを液晶画面10の右寄りで右手の親指による操作が可能な範囲に表示する。また親指を触れた入力回数の代わりに親指が画面縮小用アイコンBに触れている時間の長さを基準に、触れている時間が長ければアイコン群をより小さく縮小して表示し、触れている時間が短ければよりアイコン群をさほど小さくせずに表示するように縮小率を決定するようにしてやってもよい。さらに画面縮小用アイコンBに指が触れると、このアイコンBが伸張するように拡大し、その操作を容易にしてやることも好ましい。このとき伸張した画面縮小用アイコンBがアイコンAの上に重なるように表示されることに問題はない。

0041

なお、以上に説明した[右手モード]での画面表示の縮小表示は、[通常モード]におけるホーム画面の全体を縮小、すなわちアイコンA自体の大きさも縮小して表示するものであったが、アイコンA自体は縮小することなく隙間を空けて分散して配置されているアイコン群をその隙間を狭めまたはなくすように集約して右手の親指側に寄せ、右手の親指による入力操作が可能な範囲にアイコン群を再配置して表示するようにしてやってもよいし、アイコンA自体を縮小しつつ、アイコン群の隙間を狭める等して集約して再配置するようにしてやってもよい。

0042

[左手モード]
このモードは、使用者が左手を保持手として掌と親指以外の指でスマートフォン1を支えた状態で、左手の親指を使って入力操作を行うことを可能とするためのモードである。

0043

左手モードによるタッチパネル20の操作および制御は、上述した[右手モード]を左手に置き換えてやったものとほぼ同様のものとなり、上述の[右手モード]の「右」の記載をすべて「左」に、「左」の記載をすべて「右」に読み替えてやるだけで容易に理解可能となるため詳細な説明は省略する。

0044

なお[右手モード]および[左手モード]において、縮小等して表示した画面を元の[通常モード]の表示の大きさに戻すためには、使用者が手に持ったスマートフォン1を軽く振ることで、スマートフォン1に内蔵された加速度センサがこれを検出してその検出信号を制御部に送信し、制御部ではこの検出信号を基に縮小等して表示した画面を元の状態(位置・大きさ)に戻して全画面表示するように制御を行う。

0045

以上に説明したタッチパネル20を備えた携帯端末装置であるスマートフォン1の[右手モード]および[左手モード]の制御方法では、ホーム画面の画面表示をそのまま縮小等して表示するものであったが、この制御方法はホーム画面に限られずアプリケーションを起動した後の各種画面にも応用して適用することができる。

0046

このように本発明の携帯端末装置の表示制御方法によれば、これまで片手で保持および操作の両方の行うことができなかった画面のサイズの大きなタッチパネル20を備えた携帯端末装置においても片手での操作が可能となり、使用者の操作性の向上と利便性の向上を図ることができる。

0047

1スマートフォン
10液晶画面(LCD)
12 表示部
14ハードキー
14aホームボタン
14b電源ボタン
14cボリュームボタン
20タッチパネル
40 制御部
41 CPU
42 記憶部
43 RAM
44バス
100 タッチパネル制御部
200入力操作検出部
300 液晶画面制御部
400画面表示制御部
421不揮発性メモリ
422 ROM
Aアイコン
B画面縮小用アイコン

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