図面 (/)

技術 モジュール式ターボ機械入口アセンブリ及び関連する入口移行セクション

出願人 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
発明者 ショーン・アレン・スミスマイケル・クリストファー・ジョーンズエリック・エドゥアルド・ロペズ・パルティーダダニエル・ロス・プレドモア
出願日 2014年3月12日 (5年4ヶ月経過) 出願番号 2014-048296
公開日 2014年9月25日 (4年10ヶ月経過) 公開番号 2014-177941
状態 特許登録済
技術分野 タービンロータ・ノズル・シール
主要キーワード 入口セクション 移行角度 入口直径 移行セクション 同一縮尺 単一サイズ 変化形態 アセンブリシステム
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年9月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

ターボ機械ケーシング設計の数を減少させるように入口移行セクション及び入口ボウル入口を設計する。

解決手段

流れ特性と、要素同士の間の距離と、交差/供給パイプ径と、理想的な断面積と、アスペクト比と、入口ボウル入口サイズとの間の関係を用いて、最小の損失を有する複数のタービンサイズ及び/又は交差/供給パイプサイズのための単一のサイズの実質的に多角形の入口ボウル入口の採用を可能にしつつ、円形断面から実質的に多角形の断面への移行を行なうことができる。

概要

背景

ターボ機械は、入口アセンブリを介して供給導管から流体を供給することができる。
入口アセンブリは供給導管からターボ機械のロータまで流れを案内し、流れを再形成して方向転換させることができる。入口アセンブリの入口移行セクション(inlet transition section)は、流れを該アセンブリの入口ボウル(inlet bowl)まで導くことができる。入口ボウルは流れを方向転換させ、例えばロータに受け取られる角度に流れを曲げることができる。典型的には、入口ボウルはそのエッジに沿って入口移行セクションに接続され、多角形又は実質的に多角形の連結部を生じる。入口移行セクションは、断面円形の管から多角形又は実質的に多角形の開口へと、移行部を通しての空力及び/又はその他の損失が最小限になるように、流れを再形成し導くことができる。しかし、通例、入口アセンブリは所与の供給導管に特有であるか、少なくとも特定のターボ機械モデルに特有のものであり、多数の入口アセンブリ設計を生じる。

概要

ターボ機械ケーシング設計の数を減少させるように入口移行セクション及び入口ボウル入口を設計する。流れ特性と、要素同士の間の距離と、交差/供給パイプ径と、理想的な断面積と、アスペクト比と、入口ボウル入口サイズとの間の関係を用いて、最小の損失を有する複数のタービンサイズ及び/又は交差/供給パイプサイズのための単一のサイズの実質的に多角形の入口ボウル入口の採用を可能にしつつ、円形断面から実質的に多角形の断面への移行を行なうことができる。

目的

ある実施形態では、図2〜図5に示すように、様々な直径の供給導管に適合できるように、単一サイズの入口ボウル130と共に使用できる複数のサイズの入口移行セクション110を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

実質的に円形の入口と、実質的に円形の入口を始点とし、第一の実質的に多角形の断面を有する中間領域を終端とする再形成部であって、再形成部の断面が、再形成部を通して実質的に一定の断面積を維持しながら、入口における実質的に円形の断面から中間領域における第一の実質的に多角形の断面まで変化する再形成部と、中間領域を始点とし、第二の実質的に多角形の断面を有する入口移行セクション出口を終端とする角錐台部であって、角錐台部の断面が第一の実質的に多角形の断面から第二の実質的に多角形の断面まで変化し、第一及び第二の実質的に多角形の断面は寸法は実質的に異なるが同じタイプの多角形である角錐台部とを備えるターボ機械入口移行セクション。

請求項2

第一及び第二の実質的に多角形の断面が矩形であり、再形成部が中間領域において対向する端壁及び対向する側壁を含んでおり、角錐台部が対向する端壁及び対向する側壁を含んでおり、再形成部及び角錐台部の対向する端壁が中間領域において第一の角度で交わり、再形成部及び角錐台部の対向する側壁が中間領域において第二の角度で交わる、請求項1記載の入口移行セクション。

請求項3

第一の実質的に多角形の断面のアスペクト比が第二の実質的に多角形の断面のアスペクト比よりも1に近い、請求項1記載の入口移行セクション。

請求項4

入口移行セクションが、2以上の異なる直径の入口を有する第一の複数の入口移行セクションを含んでおり、各入口移行セクションが、第一の複数の入口移行セクションの他のすべての入口移行セクション出口と実質的に同じ寸法の出口を含む、請求項1記載の入口移行セクション。

請求項5

第一の複数の入口移行セクションの各々の再形成部が、第一の複数の入口移行セクションの他のすべての再形成部の幾何学的スケールである、請求項4記載の入口移行セクション。

請求項6

各々の再形成部が、各再形成部のそれぞれの入口とそれぞれの壁との間に第一の角度を有しており、第一の角度が第一の複数の入口移行セクションのすべてで実質的に等しい値を有する、請求項5記載の入口移行セクション。

請求項7

入口移行セクションが、2以上の異なる直径の入口を有する第二の複数の入口移行セクションを含んでおり、第二の複数の入口移行セクションの各入口移行セクションが、第二の複数の入口移行セクションの他のすべての入口移行セクション出口と実質的に同じ寸法の出口を含んでおり、第二の複数の入口移行セクションの出口が、第一の複数の入口移行セクションの出口とは1以上の寸法が異なり、第二の複数の入口移行セクションの各々の再形成部が、第二の複数の入口移行セクションの他の各々の再形成部の幾何学的スケールである、請求項5記載の入口移行セクション。

請求項8

第一の複数の入口セクションの各々の出口が、第1のサイズの出口を含む1以上の入口ボウルとの接続のために構成された第一のサイズを有しており、第二の複数の入口移行セクションの各々の出口が、第二のサイズの入口を含む1以上の入口との接続のために構成されている、請求項7記載の入口移行セクション。

請求項9

第一のサイズの実質的に同じ出口を有する第一の複数の入口移行セクションであって、各入口移行セクションが入口を含んでおり、第一の複数の入口移行セクションの入口が2以上の異なるサイズを有しており、各入口移行セクションが、第一の複数の入口移行セクションの他の各々の再形成部の幾何学的スケールである再形成部を含む、第一の複数の入口移行セクションと、第一の複数の入口移行セクションの入口移行セクションの出口との接続のために構成された第一のサイズの入口を含む1以上の入口ボウルとを備えるモジュール式ターボ機械入口アセンブリシステム

請求項10

各入口移行セクション再形成部が、それぞれの入口移行セクション入口と、それぞれの入口移行セクションの中間領域とを含んでおり、入口移行セクション入口の断面が第一の形状を有しており、中間領域の断面が第二の形状を有しており、再形成部の断面積が、再形成部の内部を通して実質的に一定であり、第一の形状と第二の形状とが異なるタイプのものである、請求項9記載のシステム

請求項11

第一の形状は実質的に円形であり、第二の形状は実質的に多角形である、請求項10記載のシステム。

請求項12

各入口移行セクションが、それぞれの中間領域とそれぞれの入口移行セクション出口との間に角錐台部を有しており、角錐台部は、中間領域において第二の形状の断面を有し、入口移行セクション出口において第三の形状の断面を有しており、第二の形状及び第一の形状は同じタイプの形状で1以上の寸法が異なる、請求項10記載のシステム。

請求項13

各々の再形成部が、それぞれの入口移行セクション入口と各再形成部壁との間に第一の角度を有しており、各々の再形成部の第一の角度が、第一の複数の入口移行セクションの他のすべての再形成部の第一の角度と実質的に等しい、請求項9記載のシステム。

請求項14

第一のサイズとは1以上の寸法が異なる第二のサイズの出口を有する第二の複数の入口移行セクションをさらに含む、請求項9記載のシステム。

請求項15

1以上の入口ボウルが第二のサイズの入口を有する入口ボウルを含む、請求項14記載のシステム。

請求項16

実質的に円形の入口と実質的に多角形の出口とを各々含んでいる2以上の入口移行セクションであって、2以上の入口移行セクションが、2以上の異なる直径の入口を含んでおり、2以上の入口移行セクションの実質的に多角形の出口が実質的に同じ寸法を有しており、各々の入口移行セクションの各々の入口とそれぞれの壁との間の第一の角度が、2以上の入口移行セクションのすべてで実質的に等しい、2以上の入口移行セクションと、2以上の入口移行セクションの実質的に多角形の出口と実質的に同じ寸法の実質的に多角形の入口を有する1以上の入口ボウルであって、各々の入口ボウルの実質的に多角形の入口が、2以上の入口移行セクションの1つに対応していてそれに取り付けることができるように構成されている、1以上の入口ボウルとを備えるモジュール式ターボ機械入口アセンブリシステム。

請求項17

各入口移行セクションが、それぞれの実質的に円形の入口と、第一の実質的に多角形の断面を有する入口移行セクションの中間領域とを含む再形成部を有しており、再形成部の断面積が、再形成部を通して実質的に一定である、請求項16記載のモジュール式ターボ機械入口アセンブリシステム。

請求項18

各入口移行セクションが、入口移行セクションの中間領域と実質的に多角形の出口との間に角錐台部を有しており、角錐台部は、中間領域において第一の実質的に多角形の断面を有しており、入口ボウルの実質的に多角形の入口が、第一の実質的に多角形の断面とは1以上の寸法が異なる第二の実質的に多角形の断面を有している、請求項16記載のモジュール式ターボ機械入口アセンブリシステム。

請求項19

入口移行セクションの内部及び対応する入口ボウル入口において、入口アセンブリの一部分が流れの方向に沿って入口アセンブリの別の部分と交わる角度が、予想流れ状態と、入口移行セクション入口の直径又は入口ボウル入口の寸法の少なくとも一方とを用いて少なくとも部分的に決定される範囲内にある、請求項16記載のモジュール式ターボ機械入口アセンブリシステム。

請求項20

2以上の入口移行セクションは第一の複数の入口移行セクションであり、第二の複数の入口移行セクションが、第二の複数の入口移行セクションの他のすべての入口移行セクション出口に比較して実質的に同じ寸法を有するそれぞれの出口を各々含んでおり、第二の複数の入口移行セクションの出口は、第一の複数の入口移行セクションの出口と1以上の寸法が異なる、請求項16記載のモジュール式ターボ機械入口アセンブリシステム。

技術分野

0001

本開示は一般的には、蒸気タービンのようなターボ機械、特にターボ機械用の入口アセンブリに関する。

背景技術

0002

ターボ機械は、入口アセンブリを介して供給導管から流体を供給することができる。
入口アセンブリは供給導管からターボ機械のロータまで流れを案内し、流れを再形成して方向転換させることができる。入口アセンブリの入口移行セクション(inlet transition section)は、流れを該アセンブリの入口ボウル(inlet bowl)まで導くことができる。入口ボウルは流れを方向転換させ、例えばロータに受け取られる角度に流れを曲げることができる。典型的には、入口ボウルはそのエッジに沿って入口移行セクションに接続され、多角形又は実質的に多角形の連結部を生じる。入口移行セクションは、断面円形の管から多角形又は実質的に多角形の開口へと、移行部を通しての空力及び/又はその他の損失が最小限になるように、流れを再形成し導くことができる。しかし、通例、入口アセンブリは所与の供給導管に特有であるか、少なくとも特定のターボ機械モデルに特有のものであり、多数の入口アセンブリ設計を生じる。

0003

本明細書で開示する発明の各実施形態は、ターボ機械入口移行セクションの形態を取ることができ、ターボ機械入口移行セクションは、実質的に円形の入口と、実質的に円形の入口を始点とする再形成部とを含む。再形成部は、第一の実質的に多角形の断面を有する入口移行セクションの中間領域を終端とする。再形成部の断面は、再形成部を通して実質的に一定の断面積を維持しながら、入口での実質的に円形の断面から中間領域での第一の実質的に多角形の断面まで変化し得る。入口移行セクションは、中間領域を始点とし、第二の実質的に多角形の断面を有する入口移行セクション出口を終端とする角錐台部も含んでおり、第二の実質的に多角形の断面は、第一の実質的に多角形の断面と寸法は実質的に異なるが同じタイプの多角形を有する。

0004

別の実施形態は、モジュール式ターボ機械入口アセンブリシステム包含し、モジュール式ターボ機械入口アセンブリシステムは、第一のサイズの実質的に同じ出口を有する第一の複数の入口移行セクションを含む。各入口移行セクションは入口を含んでおり、第一の複数の入口移行セクションの入口は2以上の異なるサイズを含む。各入口移行セクションは、第一の複数の入口移行セクションの他の各々の再形成部の幾何学的スケールである再形成部も含む。入口アセンブリシステムは、第一の複数の入口移行セクションの1つの入口移行セクションの出口との接続のために構成された第一のサイズの入口を有する1以上の入口ボウルを含む。

0005

さらに別の実施形態は、2以上の入口移行セクションを有するモジュール式ターボ機械入口アセンブリシステムを包含する。各入口移行セクションは、それぞれの実質的に円形の入口と、それぞれの実質的に多角形の出口とを含む。2以上の入口移行セクションは、2以上の異なる直径の入口を含んでいるが、実質的に多角形の出口は実質的に同じ寸法を有しており、各々の入口移行セクションの各々の入口とそれぞれの壁との間の第一の角度は2以上の入口移行セクションのすべてで実質的に等しい。本システムは、2以上の入口移行セクションの実質的に多角形の出口と実質的に同じ寸法の実質的に多角形の入口を有する1以上の入口ボウルも含む。各々の入口ボウルの実質的に多角形の入口は、2以上の入口移行セクションの1つの出口に対応してそれに取り付けることができるように構成される。

0006

本発明の他の態様は、本明細書で開示する発明の各実施形態を製造する方法、及び装置の変化形態を提供し、これらの態様は、本明細書に記載される動作及び/又は特徴の幾つか又はすべてを含み及び/又は具現化する。発明のこれらの例示的な態様は、本明細書に記載される問題の1以上及び/又は議論されていない1以上の他の問題を解決するように設計される。

図面の簡単な説明

0007

本開示のこれらの特徴及び他の特徴は、発明の様々な態様を図示した添付図面と共に参照される発明の様々な態様の以下の詳細な説明からさらに容易に理解されよう。
本明細書で開示する発明の一実施形態に係る入口アセンブリを含むターボ機械の概略的な立面図である。
本明細書で開示する発明の一実施形態に係る入口アセンブリの一例の概略的な立面図である。
本明細書で開示する発明の一実施形態に係る入口アセンブリの各部が分離されている状態での図2に示す例の概略的な立面図である。
本明細書で開示する発明の一実施形態に係る図2の線4−4に沿って見た入口アセンブリの各部の二つの例の概略的な断面図である。
本明細書で開示する発明の一実施形態に係る図2の線5−5に沿って見た入口アセンブリの各部の二つの例の概略的な断面図である。
本明細書で開示する発明の一実施形態に係る入口移行セクションの入口、中間領域又は境界、及び出口における各断面を強調した入口アセンブリの一例の概略的な上面図である。

0008

図面は同一縮尺でない場合があることを特記しておく。図面は発明の典型的な態様のみを示すものであり、従って発明の範囲を制限しないものとする。図面では、各図面の間で類似の参照番号は類似の構成要素を表わす。

0009

以下の詳細な説明は、発明の各実施形態を利点及び特徴と共に図面に関して例として説明する。

実施例

0010

図1に関して述べると、ターボ機械は、一実施形態に係る入口アセンブリ100を使用し得る1以上のケーシング10を含んでいる。入口アセンブリ100は、供給導管12から流体を取り込んで、流れを再形成及び/又はスケーリングし、1以上のターボ機械ケーシング10に向けて流れを方向転換させる。図2では、入口アセンブリ100は、供給導管12と接続されるように構成された入口102と、流体をそれぞれのターボ機械ケーシング10に移送するように構成された1以上の出口104とを含む。入口102は入口移行セクション110の一部であっても及び/又はそれに含まれていてもよく、1以上の出口104は、入口ボウル130の一部であっても及び/又はそれに含まれていてもよい。ある実施形態では、流れは例えばターボ機械ケーシング10の中心線CLに沿って方向転換することができ、中心線CLは入口ボウル130及び/又はターボ機械ケーシング10の長手軸であってもよい。

0011

次に図2を参照すると、入口移行セクション110は、入口102から入口ボウル130への流れを、それぞれ再形成部112及び角錐台部114などによって再形成及びスケーリングすることができる。入口102は直径Dを有し、発明の各態様を例示するため図2には2通りのサイズの入口102を示す。ただし、実際には入口102は1つしか用いられず、図に示した例では、入口102は小さな直径D1又は大きな直径D2のいずれかを有しており、2つの直径を同時に有してはいない。

0012

再形成部112は、端壁116と複数の側壁118とを含んでおり、これらの壁は適宜及び/又は所望に応じて平面及び/又は曲面とし得る。再形成部112は、入口移行セクション110の断面が、入口102における円形から再形成部112と角錐台部114との間の中間領域120における多角形まで漸次変化しており、中間領域120は境界とみなすこともできる。ある実施形態では、再形成部112の断面積は実質的に一定であり、再形成部112を通しての損失を低減及び/又は実質的に最小限にすることができる。角錐台部114自体も端壁122と側壁124とを含んでおり、角錐台部114は、入口移行セクション110の中間領域120と出口126との間に延在し得る。ある実施形態では、中間領域120の断面と出口126の断面とは同じタイプの多角形であるが、寸法が異なる。さらに、多角形断面の寸法変化は、損失が最小限となるように徐々に行うことができる。

0013

図3を参照すると、入口ボウル130は、入口移行セクション出口126と実質的に同じ断面及び寸法の入口132を含む。入口ボウル入口は入口移行セクション出口126と接続することができ、入口移行セクション126と共に多角形境界面140とみなすことができる。ある実施形態では、多角形境界面140は、入口移行セクション出口126と入口ボウル入口132との接続を図るためのフランジガスケット又はアダプタなどの追加の要素を含む。ある実施形態では、入口ボウル入口132は入口ボウル130の環状部134に形成され、入口アセンブリ100及び入口ボウル130の1以上の出口104は入口ボウル130の円錐台部136に形成できる。具体的には、入口132は、入口ボウル130の長手軸に平行な弦平面に形成され得る。本明細書で用いる「弦平面」とは、環状部134の両側137で実質的に同じ寸法及び位置の平行な弦を通る平面をいう。流体は入口ボウル130の長手軸及び/又は中心線CL(図1に示す)に垂直に入口ボウル130に入り、入口ボウル130によって方向転換されて、入口ボウル130の長手軸及び/又は中心線CLと平行な方向のような別の方向に入口ボウル130を出る。

0014

入口ボウル130が環状部134を含んでいる場合、入口132は実質的に多角形の断面を有することができる。入口移行セクション出口126が入口132の断面と一致する断面を有していて、それらをいずれも、中間領域120における入口移行セクション110の断面と同様に多角形又は実質的に多角形とすることができる。入口移行セクション出口126の断面と入口ボウル入口132の断面とは、多角形境界面140の構成要素も含めて、実質的に同じ寸法を有するが、中間領域120の断面は異なる寸法を有することができ、これについては後で詳しく説明する。

0015

ある実施形態では、図2図5に示すように、様々な直径の供給導管に適合できるように、単一サイズの入口ボウル130と共に使用できる複数のサイズの入口移行セクション110を提供するものである。換言すると、2以上の直径の入口又は導入口102を有する複数の入口移行セクション110において、所定の直径範囲内の直径Dの入口102を有する任意の入口移行セクション110を、特定のサイズの入口ボウル入口132と共に使用することができる。例えば、D1が最小入口直径でD2が最大入口直径である場合に、これらの直径及びそれらの間の任意の直径の入口移行領域を、実質的に同じ寸法の出口を終端とするものとして提供することができる。かかる範囲のサイズの提供を簡単にするため、実施形態では再形成部112の直接的又は幾何学的スケーリングを想定する。例えば、再形成部112の実質的にすべての部分の寸法を、入口移行セクション110の2つのサイズと同じ比率増減するが、実質的にすべての部分がこのサイズ範囲のすべての入口移行セクションについて互いに同じ配向を保つ。従って、各再形成セクション112は、複数の入口移行セクション110における他のすべての再形成部112の幾何学的スケールとみなすことができる。

0016

直径の大きい入口移行セクション110は、直径の小さい入口移行セクション110よりも再形成部112の高さが大きいので、以下で説明するように、所与の再形成部112と入口ボウル130との間に適当な導管が提供されるように、角錐台部114の幾何学的構成を変化させればよい。これによって、ある範囲のサイズで、単一の再形成部112設計又は構成を使用することができ、設計時間及びコストを低減することができる。

0017

図4を参照すると、直径D1の入口102を有する入口移行セクション110は、入口102と再形成部端壁116との間に第一の角度θ1を有し、中間領域120において端壁116と角錐台部端壁122との間に第二の角度θ2有することができる。一実施形態では、第一のθ1を一定に保って、再形成部112をスケーリングすることによって、異なる直径D2の入口移行セクション110を同じ入口ボウルと共に使用することができる。その結果、端壁116は、図4にみられる通り、所与の範囲の入口移行セクションサイズのすべての直径について同じ配向を有し、端壁116は実質的に平行となる。ただし、再形成部112の高さhreshapeは入口102の各直径D毎に特有であり、直径D2が直径D1と異なる場合はhreshapeも異なり、再形成部112を同じサイズの入口ボウル130に接続するには第二の角度θ2を変化させなければならない。第二の角度θ2の変化によって、各端壁122と外壁138との間の角度φも変化する。ある実施形態では、角錐台部114の端壁122は、図4にみられるように、入口ボウル環状部134の外壁138と実質的に接線方向に交わって、角度φが実質的に180°となってもよい。しかし、所与の入口ボウルのサイズに対して様々なサイズの入口移行セクション110を適合及び/又は提供するため、角度φは180°よりも小さくても大きくてもよい。入口アセンブリ100を通る流れの損失を最小限にするため、各実施形態は所与の設置状況及び/又は入口ボウルのサイズに対して角度φに制限を設けてもよく、提供できる入口移行セクションサイズの範囲に影響を与え得る。かかる制限は、当業者に公知の熱力学原理及び/又は流体力学原理及び/又は物理学的原理を用いて導くことができ、これらの制限は、入口ボウル入口132及び/又は入口移行セクション出口126に用いられる入口移行セクション110の高さhtransition section、再形成部112の高さhreshape、角錐台部114の高さhprismoid、及び/又は多角形断面の寸法のような追加因子を考慮してもよいし、入口アセンブリ100の他の因子及び/又は寸法を所望に応じて及び/又は適宜決定及び/又は考慮してもよい。

0018

図5にみられる通り、再形成セクション112を上述のようにスケーリングすると、入口移行セクション112の構成要素同士の追加の関係に影響を与えかねない。例えば、入口102と側壁118との間の第三の角度θ3を、入口移行セクションの所定サイズ範囲内のすべての直径について実質的に同じに保つことができる。しかし、第四の角度θ4は、再形成セクション112を所与のサイズの入口ボウル130に接続するために呼応して変化させられる。その結果、角錐台部側壁124と入口ボウル環状部端壁137との間の角度ψも変化する。なお、所与の再形成の幾何学的構成のスケーリングは、所定サイズ範囲において第一の角度又は第三の角度のいずれかを一定に保つことに基づくことができる。同様に、角度φに設けられる制限と同様に、この角度ψについても制限を設けてもよい。

0019

上述の例は、ターボ機械入口アセンブリを標準化するためのシステム及び方法の代表例である。例えば、図4及び図5は2つの入口を同時に示しており、一方は他方よりも小さい入口102を有するが、両方とも入口移行セクション出口126では同じ多角形断面に合致する。従って、上述のように、単一のサイズ及び構成の多角形境界面140を複数のサイズの入口移行セクション110と共に使用することができ、又は少なくとも複数の入口直径を有する入口移行セクション110と共に使用することができ、このようにして、単一の多角形境界面140で単一の設計の入口ボウル130を複数のサイズの入口移行セクション110と接続することができる。さらに、さらに他の入口ボウルのサイズのためにさらに他のサイズ範囲以上のサイズの入口移行セクション110を、各々の入口ボウルのサイズ又は設計毎にそれぞれの範囲を設けて提供することができる。さらに、所定のサイズ範囲の入口ボウル130について入口ボウル環状部134の厚みを実質的に一定に保つことにより、所定範囲の入口ボウルのサイズに対して単一の境界面サイズを使用することができ、入口ボウル入口132を入口ボウル130の長手軸及び/若しくは中心線CLに近付ける又は遠ざけるように移動させることにより、単一の多角形境界面140を適用するのを可能にすることができる。このように、各実施形態は、設計及び在庫の負担を軽減しつつ広範なターボ機械設置状況に対処し得る複数のサイズの入口移行セクション110及び入口ボウル130を複数の多角形境界面サイズと組み合わせることを思量する。

0020

上述のように、図6を参照して述べると、入口移行セクション再形成部112は、断面を円形から多角形又は実質的に多角形まで変化させることができ、角錐台部114は、境界面140に合うように断面の寸法(1以上)を変化させることができる。発明の各実施形態を説明する際の便宜のために、図に示されている多角形断面の例は矩形であるが、このことは制限ではなく任意の多角形を適宜及び/又は所望に応じて用いてよいことを理解されたい。再形成部112の断面の変化に加えて、断面積Atransition sectionを再形成部112を通して実質的に一定にすることができる。このように、直径D2の入口102は(π/4)D22の面積を有することができ、境界とみなすこともできる中間領域120における多角形又は実質的に多角形の断面は、面積(図示の矩形の例ではWboundary×Lboundary)が(π/4)D22に等しい又は少なくともできるだけ近づくようにサイズを設定することができる。また図6にみられる通り、中間領域又は境界120における多角形断面の各寸法と境界面140の各寸法とは異なっていてよいが、用いられる多角形は同じであってよい。このように、図に示した例ではWboundary≠interfaceであり、Lboundary≠Linterfaceであるが、この例の断面は両位置とも矩形である。断面のアスペクト比はある実施形態では有用である場合があり、典型的には、中間領域120におけるアスペクト比は境界面140におけるアスペクト比よりも値が1に近い、というのは中間領域120における断面は入口102の円形断面と実質的に同じ面積を有するからである。ある実施形態では、アスペクト比に対して、入口移行セクション110と入口102との間の移行角度、入口移行セクション110と入口ボウル外壁138との間の移行角度、流れ特性、並びに/又は適宜かつ/若しくは所望に応じて他の因子の関数として、制約を設けることができる。

0021

発明を限られた数の実施形態にのみ関連して詳細に記載したが、本発明はかかる開示された実施形態に限定されないことが容易に理解されよう。寧ろ、本発明は、本明細書では記載されていないが発明の要旨及び範囲に沿った任意の数の変形、変更、置換又は均等構成を組み入れるように改変され得る。さらに、発明の様々な実施形態について記載したが、発明の各態様は所載の実施形態の幾つかのみを含み得ることを理解されたい。従って、本発明は、以上の記載によって制限されるのではなく、特許請求の範囲によってのみ制限されるものとする。

0022

10:ケーシング
12:供給導管
100:入口アセンブリ
102:入口アセンブリ入口
104:入口アセンブリ出口
110:入口移行セクション
112:再形成部
114:角錐台部
116:再形成部端壁
118:再形成部側壁
120:中間領域
122:角錐台部端壁
124:角錐台部側壁
126:入口移行セクション出口
130:入口ボウル
132:入口ボウル入口
134:入口ボウル環状部
136:入口ボウル円錐台部
137:環状部対向端
138:入口ボウル外壁
140:多角形境界面

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 三菱日立パワーシステムズ株式会社の「 ガスタービン静翼、及びこれを備えているガスタービン」が 公開されました。( 2019/05/23)

    【課題】効率的に冷却可能なガスタービン静翼を提供する。【解決手段】静翼のシュラウドは、キャビティ69と、背側通路73nと、腹側通路73pと、複数の後端通路76と、を有する。背側通路73nは、背側端面6... 詳細

  • 三菱重工業株式会社の「 ピンフィン、ピンフィン群及びタービン翼」が 公開されました。( 2019/05/23)

    【課題】熱をより効率的に冷却媒体に伝達できるピンフィン、ピンフィン群及びタービン翼を提供する。【解決手段】ピンフィンは、対向する第1及び第2壁面の間を流れる冷却媒体に第1及び第2壁面からの熱を伝えるピ... 詳細

  • 株式会社東芝の「 加締め装置」が 公開されました。( 2019/05/23)

    【課題】作業スペースの確保が困難であっても、羽根とタービンホイールとを結合するピンを容易に加締めることが可能な加締め装置を提供する。【解決手段】一実施形態によれば、加締め装置は、ヘッド部と、移動機構と... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ