図面 (/)

技術 情報表示装置、情報表示プログラム、および情報表示システム

出願人 株式会社リコー
発明者 澤田圭人
出願日 2013年3月7日 (6年7ヶ月経過) 出願番号 2013-045651
公開日 2014年9月22日 (5年0ヶ月経過) 公開番号 2014-174682
状態 未査定
技術分野 デジタル計算機のユーザインターフェイス デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード 目視位置 各統計情報 サイネージ装置 情報表示動作 目視情報 推定年齢 各情報表示装置 平均顔画像
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年9月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (16)

課題

状況に適した表示時間で情報の表示を行う。

解決手段

情報表示装置1の制御部20は、情報を特定するための特定情報推定年齢推定性別、現在位置、時間帯、および天候等の状況を示す複数のパラメータ、および情報の表示時間を示す時間閾値が関連付けされて生成された統計情報を、ネットワーク上の管理サーバ装置から取得してHDD13に記憶しておく。制御部20は、情報の表示を行う際に、状況を示す複数のパラメータを検出し、このパラメータ等とHDD13に記憶されている統計情報とを照合し、HDD13に記憶されている統計情報の中から各パラメータで示される状況に対応する表示時間を示す統計情報を検出する。そして、検出した統計情報の時間閾値で示される表示時間の間、表示部14に対して情報の表示を行う。

概要

背景

今日において、デジタルサイネージ(Digital Signage:電子看板)と呼ばれる広告媒体が知られている。このデジタル・サイネージにおいては、平面ディスプレイ装置またはプロジェクタ装置を用いて広告対象商品等の映像を表示することで、広告対象商品等の広告を行う。このようなデジタル・サイネージは、平面ディスプレイ装置またはプロジェクタ装置を設置する地域の地域性を考慮した視聴者ターゲット焦点を絞って、広告対象商品等の情報を発信することができる。また、デジタル・サイネージは、ポスターロールスクリーン看板のような印刷物取替えの手間がかからない等の利点がある。

特許文献1(特開2012−22589号公報)には、利用者に好適な画面表示を提供することを目的とした商品選択支援方法が開示されている。この商品選択支援方法は、表示画面の前に注視する利用者が居ない場合に、表示画面に複数の商品の画像を、ランダムな配列でスクロールする商品一覧画面を表示する。また、この商品選択支援方法は、利用者が表示画面に近づいて商品一覧画面の特定の商品の画像を注視すると、その注視した商品を含む注視領域を設定し、この注視領域に対応する商品一覧画面を、表示画面の中央部に表示する。さらに、この商品選択支援方法は、表示画面の中央部に表示された注視領域に対応する商品一覧画面の商品画像が注視されると、この注視されている商品画像を強調表示する。

概要

状況に適した表示時間で情報の表示を行う。情報表示装置1の制御部20は、情報を特定するための特定情報推定年齢推定性別、現在位置、時間帯、および天候等の状況を示す複数のパラメータ、および情報の表示時間を示す時間閾値が関連付けされて生成された統計情報を、ネットワーク上の管理サーバ装置から取得してHDD13に記憶しておく。制御部20は、情報の表示を行う際に、状況を示す複数のパラメータを検出し、このパラメータ等とHDD13に記憶されている統計情報とを照合し、HDD13に記憶されている統計情報の中から各パラメータで示される状況に対応する表示時間を示す統計情報を検出する。そして、検出した統計情報の時間閾値で示される表示時間の間、表示部14に対して情報の表示を行う。

目的

特許文献1(特開2012−22589号公報)には、利用者に好適な画面表示を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

状況を示すパラメータを検出する第1の検出手段と、前記パラメータで示される状況に対応する、情報の表示時間を示す統計情報を検出する第2の検出手段と、前記統計情報で示される表示時間の間、表示手段に対して情報の表示を行う表示制御手段とを備えたことを特徴とする情報表示装置

請求項2

前記パラメータで示される状況毎に、前記情報の表示時間を含む統計情報を記憶する記憶手段をさらに備え、前記第2の検出手段は、前記パラメータを用いて前記記憶手段を参照することで前記統計情報を検出することを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。

請求項3

前記パラメータを、ネットワークを介してサーバ装置に送信する送信手段をさらに備え、前記第2の検出手段は、前記ネットワークを介して前記サーバ装置から返信される、送信された前記パラメータで示される状況から推定される前記統計情報を受信することで、前記統計情報の検出を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。

請求項4

前記統計情報で示される表示時間の間、前記表示手段に表示される情報の連続目視時間を計測する計測手段と、前記連続目視時間で示される、前記情報を目視していた人物の、前記情報に対する興味の有無を示す興味情報を生成する情報生成手段と、前記情報生成手段で、興味が無いことを示す興味情報が生成された際に、前記情報の表示に用いた統計情報の表示時間を修正する修正手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の情報表示装置。

請求項5

前記統計情報で示される表示時間の間、前記表示手段に表示される情報の連続目視時間を計測する計測手段と、前記連続目視時間で示される、前記情報を目視していた人物の、前記情報に対する興味の有無を示す興味情報を生成する情報生成手段とを備え、前記送信手段は、前記興味情報、前記パラメータ、および前記連続目視時間を示す情報を前記ネットワークを介して前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、前記興味情報、前記パラメータ、および前記連続目視時間を示す情報を収集して解析することで、前記パラメータで示される状況毎に推定した統計情報をデータベースに保持し、前記第2の検出手段は、前記サーバ装置が、前記パラメータで示される状況に対応する統計情報を前記データベースから読み出して返信した統計情報を受信することを特徴とする請求項3に記載の情報表示装置。

請求項6

前記第2の検出手段は、興味が無いことを示す前記興味情報を受信することで前記サーバ装置が表示時間を修正して送信する統計情報を受信することを特徴とする請求項5に記載の情報表示装置。

請求項7

コンピュータを、状況を示すパラメータを検出する第1の検出手段と、前記パラメータで示される状況に対応する、情報の表示時間を示す統計情報を検出する第2の検出手段と、前記統計情報で示される表示時間の間、表示手段に対して情報の表示を行う表示制御手段として機能させるための情報表示プログラム

請求項8

状況を示すパラメータを検出する第1の検出手段と、前記パラメータで示される状況に対応する、情報の表示時間を示す統計情報を検出する第2の検出手段と、前記統計情報で示される表示時間の間、表示手段に対して情報の表示を行う表示制御手段と、前記パラメータを、ネットワークを介してサーバ装置に送信する送信手段とを備えた情報表示装置と、送信された前記パラメータで示される状況に対応する前記統計情報を、前記ネットワークを介して前記情報表示装置に返信するサーバ装置とを備えたことを特徴とする情報表示システム

技術分野

0001

本発明は、情報表示装置情報表示プログラム、および情報表示システムに関する。

背景技術

0002

今日において、デジタルサイネージ(Digital Signage:電子看板)と呼ばれる広告媒体が知られている。このデジタル・サイネージにおいては、平面ディスプレイ装置またはプロジェクタ装置を用いて広告対象商品等の映像を表示することで、広告対象商品等の広告を行う。このようなデジタル・サイネージは、平面ディスプレイ装置またはプロジェクタ装置を設置する地域の地域性を考慮した視聴者ターゲット焦点を絞って、広告対象商品等の情報を発信することができる。また、デジタル・サイネージは、ポスターロールスクリーン看板のような印刷物取替えの手間がかからない等の利点がある。

0003

特許文献1(特開2012−22589号公報)には、利用者に好適な画面表示を提供することを目的とした商品選択支援方法が開示されている。この商品選択支援方法は、表示画面の前に注視する利用者が居ない場合に、表示画面に複数の商品の画像を、ランダムな配列でスクロールする商品一覧画面を表示する。また、この商品選択支援方法は、利用者が表示画面に近づいて商品一覧画面の特定の商品の画像を注視すると、その注視した商品を含む注視領域を設定し、この注視領域に対応する商品一覧画面を、表示画面の中央部に表示する。さらに、この商品選択支援方法は、表示画面の中央部に表示された注視領域に対応する商品一覧画面の商品画像が注視されると、この注視されている商品画像を強調表示する。

発明が解決しようとする課題

0004

ここで、商品の広告等のように、利用者に対して情報の伝達を行う場合、情報の表示時間が長すぎても利用者に飽きられてしまう。反対に、情報の表示時間が短い場合、利用者に対して十分に情報の伝達を行うことが困難となる。このため、適切な表示時間で情報の表示を行うことは重要なことである。しかしながら、特許文献1に開示されている商品選択支援方法は、一定時間以上の注視を検出した際に、その注視されている情報の表示形態を変更するに止まる。すなわち、特許文献1に開示されている商品選択支援方法は、注視時間の長さのみで情報の表示制御を行っている。このため、特許文献1に開示されている商品選択支援方法は、より適切な表示時間で情報の表示を行うことは困難となる問題がある。

0005

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、より適切な表示時間で情報の表示を行うことができる情報表示装置、情報表示プログラム、および情報表示システムの提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、状況を示すパラメータを検出する第1の検出手段と、パラメータで示される状況に対応する、情報の表示時間を示す統計情報を検出する第2の検出手段と、統計情報で示される表示時間の間、表示手段に対して情報の表示を行う表示制御手段とを備える。

0007

また、本発明は、コンピュータを、状況を示すパラメータを検出する第1の検出手段と、パラメータで示される状況に対応する、情報の表示時間を示す統計情報を検出する第2の検出手段と、統計情報で示される表示時間の間、表示手段に対して情報の表示を行う表示制御手段として機能させる。

0008

また、本発明は、状況を示すパラメータを検出する第1の検出手段と、パラメータで示される状況に対応する、情報の表示時間を示す統計情報を検出する第2の検出手段と、統計情報で示される表示時間の間、表示手段に対して情報の表示を行う表示制御手段と、パラメータを、ネットワークを介してサーバ装置に送信する送信手段とを備えた情報表示装置と、送信されたパラメータで示される状況に対応する統計情報を、ネットワークを介して情報表示装置に返信するサーバ装置とを備える。

発明の効果

0009

本発明によれば、より適切な表示時間で情報の表示を行うことができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0010

図1は、第1の実施の形態の情報表示システムのブロック図である。
図2は、第1の実施の形態の情報表示システムに設けられている情報表示装置のブロック図である。
図3は、第1の実施の形態の情報表示システムに設けられている情報表示装置の各機能を示す図である。
図4は、第1の実施の形態の情報表示システムに設けられる情報表示装置の一例を示す図である。
図5は、第1の実施の形態の情報表示システムに設けられる情報表示装置の他の例を示す図である。
図6は、第1の実施の形態の情報表示システムに設けられている情報表示装置の前半の情報表示動作を説明するためのフローチャートである。
図7は、第1の実施の形態の情報表示システムに設けられている情報表示装置の後半の情報表示動作を説明するためのフローチャートである。
図8は、第1の実施の形態の情報表示システムに設けられている情報表示装置に表示される情報と、この情報を目視する人物を示す図である。
図9は、第1の実施の形態の情報表示システムに設けられている情報表示装置における、情報の表示時間を示す時間閾値の設定の仕方を説明するための図である。
図10は、第1の実施の形態の情報表示システムに設けられている情報表示装置における、情報の表示時間を示す時間閾値の他の設定の仕方を説明するための図である。
図11は、第1の実施の形態の情報表示システムに設けられている情報表示装置における、情報の表示時間を示す時間閾値の他の設定の仕方を説明するための図である。
図12は、第1の実施の形態の情報表示システムに設けられている情報表示装置における、情報の表示時間を示す時間閾値のさらに他の設定の仕方を説明するための図である。
図13は、第1の実施の形態の情報表示システムに設けられている情報表示装置において、目視した情報に関連した情報が表示された様子を示す図である。
図14は、第2の実施の形態の情報表示システムのサーバ装置の各機能を示す図である。
図15は、第2の実施の形態の情報表示システムのサーバ装置の動作を説明するためのタイムチャートである。

実施例

0011

以下に添付図面を参照して、情報表示装置、情報表示プログラム、および情報表示システムの実施の形態を詳細に説明する。

0012

(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる情報表示システムの構成を示すブロック図である。この情報表示システムは、一つまたは複数の情報表示装置1と、一つまたは複数の管理サーバ装置2と、ネットワーク3と、データベース4とを備える。管理サーバ装置2は、後述する統計情報の収集解析、配信等の管理を行う。管理サーバ装置2は、収集して解析した統計情報を格納(保持)しておくデータベース(DB)4を有している。なお、この図1には、三つの情報表示装置1を図示しているが、情報表示装置1を一つ、二つ、または四つ以上設けてもよい。同様に、図1には、一つの管理サーバ装置2を図示しているが、二つ以上の管理サーバ装置2を設けるようにしてもよい。

0013

実施の形態にかかる情報表示システムを一つの施設内で構築する場合、情報表示装置1と管理サーバ装置2とを相互に接続するネットワーク3としては、例えばLAN(Local Area Network)が用いられる。また、実施の形態にかかる情報表示システムを、一つの都市程度の地理的範囲で構築する場合、ネットワーク3としては、例えばMAN(Metropolitan Area Network)が用いられる。さらに、実施の形態にかかる情報表示システムを、市街地を越え郊外、県外、国際の範囲等の非常に広い地理的範囲で構築する場合、ネットワーク3として、例えばWAN(Wide Area Network)が用いられる。

0014

図2は、情報表示装置1のブロック図である。この図2に示すように、情報表示装置1は、カメラ部11と、メモリ12と、ハードディスクドライブ13(HDD)と、表示部14と、プログラムメモリ15と、通信部16とを有している。また、情報表示装置1は、GPSユニット17(Global Positioning System)と、タイマ18と、操作部19と、制御部20とを有している。

0015

カメラ部11は、主に表示した情報を目視している人物を被写体として撮像する。メモリ12は、カメラ部11で撮像された被写体の画像情報を一旦記憶する。また、メモリ12には、後述する情報表示プログラムの各種機能に対応するプログラムがロードされる。HDD13は、例えば商品の広告画像説明文、映像等の情報の表示を行うための表示用情報および統計情報等を記憶する。表示部14は、例えば平面ディスプレイ装置またはプロジェクタ装置等が用いられる。表示部14は、表示用情報を表示する。プログラムメモリ15は、より適した時間で情報の表示を可能とする情報表示プログラムを記憶している。

0016

この情報表示装置1で実行されるべく、プログラムメモリ15に記憶されている情報表示プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルCD−ROMフレキシブルディスクFD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、各種ディスク記憶媒体半導体メモリ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。

0017

また、情報表示プログラムを、上述のネットワーク3に接続された管理サーバ装置2に格納し、ネットワーク3経由でダウンロードさせて提供する構成としてもよい。また、情報表示プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、情報表示プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。

0018

通信部16は、管理サーバ装置2から統計情報を取得し、各種パラメータおよび後述する興味情報等を管理サーバ装置2に送信する。GPSユニット17は、情報表示装置1の現在位置を検出する。タイマ18は、後述する連続目視時間等を計時するための計時情報を出力する。操作部19は、例えば表示部14に表示された商品の購入操作アンケート入力操作等に用いられる。制御部20は、プログラムメモリ15から読み込んだ情報表示プログラムに従って、情報の表示制御を行う他、情報表示装置1全体の動作制御を行う。

0019

図3は、情報表示装置1全体で実現される主な機能を示す図である。この図3は、制御部20が情報表示プログラムを読み込んでソフトウェア的に実行する機能と、一部のハードウェアとしてHDD13および通信部16を図示している。すなわち、図3中、点線で囲んで示すブロックは、制御部20が情報表示プログラムを読み込んでソフトウェア的に実行する各機能の機能ブロックを示している。また、HDD13(記憶手段の一例)および通信部16(送信手段の一例)は、ハードウェアのブロックを示している。なお、この図3は、情報表示装置1の構成の一例である。このため、図2および図3に示す一部または全部のハードウェアをソフトウェア的に実現してもよい。また、図2および図3に示す機能ブロックでソフトウェア的に実行される機能をハードウェアで実現してもよい。

0020

この図3に示すように、制御部20は、情報表示プログラムを読み込んで、撮像制御部31、パラメータ検出部32(第1の検出手段の一例)、および表示制御部33(表示制御手段の一例)として機能する。また、制御部20は、情報表示プログラムを読み込んで、連続目視時間検出部34(計測手段の一例)、目視位置検出部35、および目視情報検出部36として機能する。また、制御部20は、情報表示プログラムを読み込んで、統計情報検出部37(第2の検出手段の一例)、情報生成部38、時間閾値推定部39、時間閾値修正部40、および操作検出部41として機能する。

0021

撮像制御部31は、カメラ部11の撮像制御を行う。パラメータ検出部32は、カメラ部11で撮像された被写体の画像情報を解析して人物の顔画像を検出すると共に、この検出した顔画像から、被写体となっている人物の年齢および性別を推定する。また、パラメータ検出部32は、天候、現在位置、現在時刻、情報を目視していた人物の推定年齢推定性別等の各種パラメータを検出する。表示制御部33は、例えば商品、イベントの広告および告知等の情報を表示部14に表示制御する。連続目視時間検出部34は、表示部14に表示されている情報を見ている人物が、その情報を連続的に目視している時間を計測する。

0022

目視位置検出部35は、表示部14に表示されている情報を見ている人物の表示画面上の目視位置を検出する。目視情報検出部36は、表示画面上の目視位置に表示されている情報を検出する。統計情報検出部37は、管理サーバ装置2から統計情報を取得し、各種パラメータで示される現在の状況に対応する統計情報をHDD13から検出する。

0023

情報生成部38(情報生成手段の一例)は、表示した情報に対する人物の興味の有無を示す興味情報を生成する。時間閾値推定部39は、各種パラメータで示される現在の状況に適した統計情報を推定する。時間閾値修正部40(修正手段の一例)は、興味情報と操作部19の操作状況等に応じて、HDD13に記憶されている統計情報の修正を行う。操作検出部41は、操作部19を介して行われた入力操作を検出する。

0024

本実施の形態の情報表示システムに設けられている情報表示装置1で実行される情報表示プログラムは、上述した各部31〜41(撮像制御部31、パラメータ検出部32、表示制御部33・・・操作検出部41)を含むモジュール構成となっている。実際には、ハードウェアとして設けられている制御部20(CPU、プロセッサ)が、プログラムメモリ15から情報表示プログラムを読み出し主記憶装置となっているメモリ12上に各部31〜41をロードして適宜実行する。

0025

次に、図4に、路上や屋内に配置されるデジタル・サイネージ装置に情報表示装置1を適用した場合の外観の一例を示す。この図4に示すデジタル・サイネージ装置の場合、あくまでも一例ではあるが、筐体7の正面部7aに、カメラ部11、表示部14、および操作部19を有している。なお、図2に図示した制御部20、メモリ12、HDD13等は、デジタル・サイネージ装置内に収納されているものと理解されたい。表示部14は、商品の広告等の情報の表示を行う。カメラ部11は、表示部14に表示している情報を目視している人物を撮像する。操作部19は、表示部14に表示した商品の購入操作およびアンケートに対する回答入力操作等の所定の入力操作用に設けられている。

0026

次に、図5に、据え置き型パーソナルコンピュータ装置に情報表示装置1を適用した場合の外観の一例を示す。あくまでも一例ではあるが、この図5に示すパーソナルコンピュータ装置の場合、通常のコンピュータ装置を利用したハードウェア構成となっている。具体的には、この図5に示すパーソナルコンピュータ装置の場合、コンピュータ装置本体49が、CPU等の制御部20と、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等のメモリ12を備えている。また、コンピュータ装置本体49は、HDD13、図示しないCDドライブ装置等の外部記憶装置の他、通信部16、GPSユニット17、およびタイマ18等を備えている。また、この図5に示すパーソナルコンピュータ装置の場合、表示部14に相当する例えばディスプレイ装置等の表示装置を備えている。また、図5に示すパーソナルコンピュータ装置は、カメラ部11に相当する例えば外付けカメラ装置と、操作部19に相当する例えばキーボード装置およびマウス装置等の入力装置とを備えている。

0027

この図5に示すパーソナルコンピュータ装置の場合、表示部14に情報を表示し、カメラ部11で人物を撮像して、その人物が目視している情報、目視位置、連続目視時間等を検出する。また、この図5に示すパーソナルコンピュータ装置の場合、操作部19に相当するキーボード装置およびマウス装置等の入力装置を介して、表示されている商品の購入操作およびアンケートの回答の入力操作等の所定の入力操作を行うようになっている。

0028

次に、図6および図7のフローチャートを用いて、情報表示装置1の情報表示動作を説明する。図6は、情報表示装置1の前半の情報表示動作を説明するためのフローチャートである。図7は、情報表示装置1の後半の情報表示動作を説明するためのフローチャートである。制御部20は、デジタル・サイネージ装置(図4参照)またはパーソナルコンピュータ装置(図5参照)のメイン電源投入され起動すると、プログラムメモリ15から情報表示プログラムを読み出す。制御部20は、読み出した情報表示プログラムを実行することで、撮像制御部31〜操作検出部41をメモリ12上にロードし、図6のフローチャートのステップS1から処理を開始する。

0029

ステップS1では、統計情報検出部37が、通信部16を介して図1に示す管理サーバ装置2にアクセスし、データベース4に記憶されている統計情報を取得してHDD13に記憶する。統計情報検出部37が管理サーバ装置2に対して、統計情報の送信リクエストを送信し、管理サーバ装置2が、この送信リクエストに応答して、データベース4から読み出した統計情報を制御部20に送信することにより、統計情報を取得してもよい。または、管理サーバ装置2から定期または不定期に配信される統計情報を、統計情報検出部37が通信部16を介して取得してもよい。

0030

次に、ステップS2では、表示制御部33が、フロントページに相当する情報(最初に表示すべき情報)をHDD13から読み出して表示部14に表示制御する。例えば、HDD13に記憶されている情報が、所定の商品の広告となる情報である場合、表示制御部33は、この広告のフロントページに相当する情報をHDD13から読み出し、図8に示すように表示部14に表示制御する。この図8に示す例の場合、表示部14には、商品画像と共に、商品の概要文章が表示され、また、商品の詳細な説明の表示を指定するためのボタン8、および現在表示している商品に関連する商品の表示を指定するためのボタン9が表示されている。

0031

次に、ステップS3では、撮像制御部31が、カメラ部11を介して被写体の撮像制御を開始する。撮像制御部31は、例えば1秒毎、1/30秒毎、または1/60秒毎等の所定時間毎に被写体を撮像するように、カメラ部11を撮像制御する。カメラ部11で撮像された被写体の画像情報は、順次、メモリ12に記憶される。

0032

次に、ステップS4では、パラメータ検出部32が、カメラ部11で撮像されメモリ12に順次記憶された被写体の画像毎に人間の顔画像を検出する。一例ではあるが、パラメータ検出部32は、予め集めておいた顔のデータベース(顔辞書)と、被写体の画像内に存在する、人間の顔と推定される物体の画像とを照合する。パラメータ検出部32は、まゆ、目、、口等のパーツ位置関係を確認し、その物体が人間の顔の画像であるか否かを判別する。なお、顔認識処理としては、このような手法以外の手法を用いてもよい。

0033

次に、ステップS5では、目視位置検出部35が、ステップS4で検出した顔画像毎にその人物の視線を順次検出し、図8に示すように、検出した視線に対応する表示画面上の目視位置Pを順次検出する。また、ステップS5では、連続目視時間検出部34が、タイマ18から供給される計時情報を計時することで、表示画面上の同じ位置に目線が連続的に停止していた時間(連続目視時間)を計測する。

0034

連続目視時間検出部34は、ステップS10において、計測している連続目視時間が一定時間以上となったか否かを判別する。例えば、図8の例で説明すると、人物の目視位置Pは、商品の詳細説明を指定するボタン8の表示位置にある。連続目視時間検出部34は、ボタン8の表示位置から目視位置Pが移動することなく経過した時間(連続目視時間)を計測する。パラメータ検出部32は、連続目視時間検出部34が一定時間以上の連続目視時間を計測するまでの間に、ステップS6〜ステップS9で現在の状況を示す各種パラメータの取得を行う。

0035

すなわち、ステップS6では、パラメータ検出部32が、「ステップS4で検出した人間の顔の画像」と、「平均的な特徴を有する、基準となる人間の顔画像を示す基準平均顔画像」とを比較する。そして、パラメータ検出部32は、検出した顔画像の人物の年齢および性別を推定し、パラメータの一つとして推定年齢情報および推定性別情報を生成する。また、ステップS7では、パラメータ検出部32が、GPSユニット17を駆動制御して現在位置を検出し、パラメータの一つとして情報表示装置1の現在位置情報を生成する。

0036

また、ステップS8では、パラメータ検出部32が、タイマ18で計時されている現在時刻を示す計時情報を取得する。パラメータ検出部32は、取得した現在時刻が属する時間帯を検出し、例えば午前中の時間帯、午後の時間帯、午前10時〜午後12時の時間帯、午後1時から午後3時の時間帯等の時間帯情報を生成する。さらに、ステップS9では、パラメータ検出部32が、例えばネットワーク3上の天候情報を配信しているサーバ装置に対して、現在位置情報を通信部16を介して送信する。このサーバ装置は、受信した現在位置情報に対応する、現在の天候を示す天候情報を返信する。パラメータ検出部32は、この返信された天候情報を、パラメータの一つとして取得する。なお、ステップS6〜ステップS9で検出したパラメータは一例である。このため、パラメータ検出部32は、これら以外のパラメータを取得してもよい。

0037

次に、このようなパラメータの取得を行っている間に、ステップS10において、連続目視時間検出部34により、一定時間以上の連続目視時間が計測されると(ステップS10:Yes)、統計情報検出部37は、以下の処理を行う。すなわち、統計情報検出部37は、ステップS11において、HDD13に記憶されている統計情報のうち、ステップS6〜ステップS9で取得した各種パラメータで示される現在の状況に対応する最適な統計情報を検出する。統計情報検出部37は、検出した統計情報の時間閾値で示される「情報の表示時間」を検出する。

0038

後述するが、この実施の形態にかかる情報表示システムの場合、各情報表示装置1の連続目視時間検出部34は、表示した情報が連続的に目視された連続目視時間を計測する。また、操作検出部41は、表示した情報を目視している人物が、操作部19を介して行った操作を検出する。そして、情報生成部38は、計測した連続目視時間および検出した操作から、表示した情報に対する、その人物の興味の有無を検出する。制御部20は、通信部16を通信制御することで、興味の有無を示す興味情報をネットワーク3上の管理サーバ装置2に送信制御する。また、制御部20は、通信部16を通信制御することで、以下の各情報を含む特定情報を、ネットワーク3上の管理サーバ装置2に送信する。すなわち、制御部20は、ステップS13で検出される情報の連続目視時間のパラメータ、およびステップS6〜ステップS9で取得した、そのときの状況を示す各種パラメータを含む特定情報を生成する。また、制御部20は、表示した情報を特定するための識別番号やファイル名等を含む特定情報を生成する。そして、制御部20は、生成した特定情報を、ネットワーク3上の管理サーバ装置2に送信する。

0039

管理サーバ装置2は、各情報表示装置1からそれぞれ送信される興味情報および各種パラメータ等を収集して解析を行う。ステップS6〜ステップS9で検出される推定年齢、推定性別、現在位置、時間帯、および天候等の各種パラメータは、その情報を表示していたときの状況を示している。このため、各種パラメータを解析することで、例えば推定年齢30で推定性別が男性の人物が、晴天の天候の下、午前10時〜午後12時の時間帯に品川前で情報を目視していた等の「状況」を検出することができる。また、後述するステップS13で検出される連続目視時間のパラメータを解析することで、その人物が情報を連続的に目視していた時間を検出することができる。さらに、興味情報を解析することで、各種パラメータで示される状況下で表示した情報に対して、その人物が示した興味の有無を検出することができる。

0040

管理サーバ装置2は、各種パラメータで示される状況毎に、表示された情報に興味を持った人物の人数および表示された情報に興味を持たなかった人物の人数と、各人物の連続目視時間の統計を採る。管理サーバ装置2は、各種パラメータで示される状況下における連続目視時間のうち、統計結果で示される情報の表示時間として最適と推定される連続目視時間に、情報の連続的な表示時間を示す時間閾値を設定する。管理サーバ装置2は、各種パラメータで示される状況毎に、このような時間閾値の設定を行う。そして、管理サーバ装置2は、情報の識別番号またはファイル名等の特定情報と、状況を示す各種パラメータと、設定した時間閾値とを少なくとも関連付けた統計情報を生成し、これをデータベース4に格納する。これにより、データベース4には、状況毎に各情報の表示時間を示す統計情報が格納されることとなる。

0041

管理サーバ装置2は、このデータベース4に格納した状況毎の統計情報を、例えば情報表示装置1からの配信リクエストを受信したタイミング等の所定のタイミングで、情報表示装置1に配信する。情報表示装置1は、管理サーバ装置2から配信された統計情報をHDD13に記憶する。

0042

図9に、管理サーバ装置2により生成された統計情報の一例を示す。この図9は、横軸が情報の表示時間を示し、縦軸が人数を示している。そして、この図9に示す実線グラフは、表示した情報に興味を持った人物の、情報の表示時間と共に推移する人数を示している。また、この図9に示す点線のグラフは、表示した情報に興味を持たなかった人物の、情報の表示時間と共に推移する人数を示している。管理サーバ装置2は、各情報表示装置1から収集した興味情報および連続目視時間のパラメータを用いて、興味を持った人物の人数、および興味を持たなかった人物の人数の統計を状況毎に採りグラフ化する。

0043

この図9に示す例の場合、時刻t1において、表示した情報に対して興味を持ったものと判別された人物の人数が最も多くなる(図9の符号HPを参照)。また、この図9に示す例の場合、時刻t1において、表示した情報に対して興味を持たなかったものと判別された人物の人数が最も少なくなる(図9の符号LPを参照)。このため、管理サーバ装置2は、表示した情報に対して興味を持ったものと判別された人物の人数が最も多くなり、かつ、表示した情報に対して興味を持たなかったものと判別された人物の人数が最も少なくなる時刻t1に時間閾値Tthを設定する。なお、この時間閾値Tthは、例えば30秒、1分10秒等のように、情報を表示する時間の長さを示す値である。

0044

管理サーバ装置2は、例えば年齢、性別、天候、場所、時間帯等の各種パラメータで示される状況毎に、このような時間閾値Tthの設定を行う。一例ではあるが、管理サーバ装置2は、例えば「推定年齢が25歳、推定性別が女性、天候が雨天、時間帯が午後1時〜午後3時」の状況下においては、25秒の表示時間(=時間閾値)との統計情報を生成し、これをデータベース4に格納する。同様に、管理サーバ装置2は、例えば「推定年齢が55歳、推定性別が男性、天候が曇り、時間帯が午後4時〜午後6時」の状況下においては、45秒の表示時間(=時間閾値)との統計情報を生成し、これをデータベース4に格納する。

0045

なお、図9に示す例は、表示した情報に対して興味を持ったものと判別された人物の人数が最も多くなり、かつ、表示した情報に対して興味を持たなかったものと判別された人物の人数が最も少なくなる時刻t1に時間閾値Tthを設定した例であった。これ以外の時刻に時間閾値Tthを設定してもよい。例えば、図10に示す時刻t11は、表示した情報に対して興味を持たなかったものと判別された人物の人数が最も少なくなる時刻である(図10の符号LPを参照)。また、図10に示す時刻t13は、表示した情報に対して興味を持ったものと判別された人物の人数が最も多くなる時刻である(図10の符号HPを参照)。時刻t11と時刻t13との中間の時刻t12に、時間閾値Tthを設定してもよい。

0046

また、例えば図11に示すように、表示した情報に対して興味を持ったものと判別された人物の人数が最も多くなる時刻t21に時間閾値Tthを設定してもよい。さらに、図12に示す時刻t31は、表示した情報に対して興味を持たなかったものと判別された人物の人数が最も少なくなる時刻である(図11の符号LPを参照)。また、図12に示す時刻t34は、表示した情報に対して興味を持ったものと判別された人物の人数が最も多くなる時刻である(図11の符号HPを参照)。時刻t31と時刻t34の中間となる時刻t32よりも時刻t34寄りとなる時刻t33に時間閾値Tthを設定してもよい。このように、時間閾値Tthは、設計等に応じて任意の時刻に設定可能である。

0047

図6のフローチャートの説明に戻り、前述のようにステップS10において、連続目視時間検出部34により、目視位置Pが移動することなく一定時間が経過したことが計測されると(ステップS10:Yes)、時間閾値推定部39は、ステップS11において、以下の処理を行う。ステップS11では、時間閾値推定部39が、ステップS6〜ステップS9で取得した各種パラメータおよび表示を行う情報の特定情報(識別番号やファイル名等)と、管理サーバ装置2から配信され、HDD13に記憶されている複数の統計情報とを照合する。そして、時間閾値推定部39はステップS11において、HDD13に記憶された複数の統計情報の中から、特定情報および各種パラメータに合致する統計情報を推定する。これにより、時間閾値推定部39は、各種パラメータで示される現在の状況に対応する表示時間を示す時間閾値Tthが設定された統計情報を推定(検出)することとなる。

0048

例えば、ステップS6〜ステップS9において、推定年齢が40歳、推定性別が女性、天候が晴天、時間帯が午後8時〜午後10時の各種パラメータが取得されたとする。時間閾値推定部39は、これらのパラメータで示される現在の状況に合致する統計情報を、HDD13に記憶されている各統計情報の中から検出して読み出す。この例の場合、「推定年齢が40歳、推定性別が女性、天候が晴天、時間帯が午後8時〜午後10時」の状況用の統計情報が、HDD13から読み出されることとなる。

0049

次に、目視位置Pが移動することなく、一定時間が経過したということは、その人物は、目視位置Pに表示されている情報に興味を持っていることを意味する。このため、ステップS12において、目視情報検出部36は、一定時間が経過した目視位置Pに表示されている情報(=その人物が目視している情報)を検出する。目視情報検出部36は、ステップS12において、一定時間以上が経過した目視位置Pに表示されている情報に対応する情報(以下、関連情報という)をHDD13から読み出す。表示制御部33は、統計情報の時間閾値Tthで示される時間分、関連情報を表示部14に表示制御する。

0050

具体的には、図8に示す例の場合、ボタン8の表示位置に、人物の目視位置Pが位置している。この状態で、一定時間が経過したということは、その人物は、現在、広告を行っている商品の詳細説明を欲していることを意味している。このため、目視情報検出部36は、現在、広告を行っている商品の詳細説明をHDD13から読み出す。表示制御部33は、商品の詳細説明の情報を、統計情報の時間閾値Tthで示される表示時間分、表示部14に表示制御して、処理を図7のフローチャートのステップS13に進める。

0051

図7のフローチャートのステップS13では、連続目視時間検出部34が、タイマ18からの計時情報を計時することで、表示画面上の同じ位置を連続して目視している連続目視時間の計測を開始する。図8を用いて説明したように、表示制御部33は、例えば商品概要の情報を表示部14に表示した状態において、表示画面上の同じ位置の目視を一定時間以上計測すると、以下の表示制御を行う。すなわち、表示制御部33は、現在、表示している情報に対する関連情報として商品の詳細説明の情報を、例えば図13に示すように表示部14に表示する。連続目視時間検出部34は、ステップS13において、関連情報を表示した表示画面上の同じ位置を連続して目視している連続目視時間をタイマ18からの計時情報を計測することで開始する。

0052

次に、ステップS14では、目視位置検出部35が、表示画面上の同じ位置に対する連続目視が途切れたか否かを判別する。具体的には、目視位置検出部35は、順次検出される被写体の顔画像を例えばフレーム毎にマッチング処理することで、前回検出した目視位置と、今回検出した目視位置との一致を検出する。前回検出した目視位置と、今回検出した目視位置とが一致するということは、その人物は表示画面上の同じ位置を目視し続けていることを意味する。この場合(ステップS14:No)、処理は、ステップS15に進む。これに対して、前回検出した目視位置と、今回検出した目視位置とが一致しない(不一致)ということは、その人物は目視位置を移動させたことを意味する。このように連続目視が途切れた場合(ステップS14:Yes)、処理は、ステップS18に進む。

0053

次に、ステップS14で連続目視中と判別されることで進むステップS15では、表示制御部33が、関連情報の表示を開始してから、時間閾値Tthで示される表示時間を経過したか否かを判別する。関連情報の表示を開始してから時間閾値Tthで示される表示時間が経過したものと表示制御部33が判別した場合(Yesの場合)、ステップS16に処理が進む。また、関連情報の表示を開始してから時間閾値Tthで示される表示時間が経過していないものと表示制御部33が判別した場合(Noの場合)、処理はステップS14に戻り、連続目視時間検出部34が、再度、連続目視が途切れたか否かを判別する。前述のように、時間閾値Tthは、各種パラメータから検出される現在の状況に合致した最適な表示時間を示している。表示制御部33は、ステップS15において、最適な表示時間が経過するまで、目視が連続して行われたか否かを判別している。

0054

ステップS14で連続目視が途切れていないものと判別され、かつ、ステップS15において時間閾値Tthで示される表示時間を経過したものと判別されたということは、以下のことを意味する。すなわち、その人物は、情報の表示を行っている間中(=時間閾値Tthで示される表示が終了するまでの間)、終始、情報の目視を行っていたことを意味する。この場合、ステップS16において、操作検出部41が操作部19の操作状況を検出することで、例えば表示していた商品の購入操作等の、表示した情報を肯定する操作がなされたか否かを判別する。操作検出部41により、表示した情報を肯定する操作がなされたものと判別された場合(Yesの場合)、処理はステップS17に進む。また、操作検出部41により、表示した情報を肯定する操作がなされていないものと判別された場合(Noの場合)、処理はステップS22に進む。

0055

ステップS14において連続目視が途切れていないものと判別される。ステップS15において時間閾値Tthで示される表示時間を経過したものと判別される。そして、なおかつ、ステップS16において、表示した情報を肯定する操作がなされたものと判別されたということは、以下のことを意味する。すなわち、その人物は、時間閾値Tthで示される表示時間分、表示部14に表示されている情報を見たうえで、購入操作等の、表示した情報を肯定する操作を行ったことを意味する。この場合、処理がステップS17に進み、それまで表示部14に表示していた情報を特定するための特定情報(例えば、その情報の識別番号やファイル名等)を、管理サーバ装置2に送信するように、制御部20が通信部16を通信制御する。また、表示していた情報に興味を持ったことを示す興味情報を、図1に示すネットワーク3を介して管理サーバ装置2に送信するように、制御部20が通信部16を通信制御する。また、ステップS5〜ステップS9で検出した連続目視時間、推定年齢、推定性別、現在位置、時間帯、および天候等の情報の表示下における状況を示す各種パラメータを、管理サーバ装置2に送信するように、制御部20が通信部16を通信制御する。管理サーバ装置2は、各情報表示装置1から配信される興味情報や各種パラメータを解析して、図9図12を用いて説明した状況毎の表示時間を示す時間閾値Tthを含む統計情報を生成し、各情報表示装置1に配信することは上述のとおりである。

0056

これに対して、ステップS14において連続目視が途切れていないものと判別される。
ステップS15において時間閾値Tthで示される表示時間を経過したものと判別される。なおかつ、ステップS16において、表示した情報を肯定する操作がなされていないものと判別されたということは、以下のことを意味する。すなわち、情報の表示時間を過ぎても肯定する操作がなされていないことから、その人物は、その情報に興味がないことを意味する。この場合、処理がステップS22に進み、それまで表示部14に表示していた情報を特定するための特定情報と、表示していた情報に興味を持たなかったことを示す興味情報とを管理サーバ装置2に送信するように、制御部20が通信部16を通信制御する。また、ステップS5〜ステップS9で検出した連続目視時間、推定年齢、推定性別、現在位置、時間帯、および天候等の情報の表示下における状況を示す各種パラメータを、管理サーバ装置2に送信するように、制御部20が通信部16を通信制御する。

0057

また、情報の表示時間を過ぎても肯定する操作がなされていないということは、時間閾値Tthで示される、その情報の表示時間が短かったことを意味する。このため、時間閾値修正部40は、ステップS23において、表示部14に表示していた情報の時間閾値Tthを所定時間分延長するように、HDD13に記憶されている情報を修正(更新)する。
表示制御部33は、修正した情報を次回に表示する際には、延長した時間閾値Tthで示される表示時間分、情報の表示を行う。

0058

このように、時間閾値Tthで示される表示時間分、連続的に情報の目視が行われたが、表示した情報を肯定する操作がなされなかった場合に、HDD13に記憶されている、その情報の時間閾値Tthを所定時間分延長修正する。これにより、短かすぎる表示時間を指定することとなっていた時間閾値Tthを、長い時間の時間閾値Tthとすることができる。このため、その情報の表示時間を、より適した表示時間に修正することができる。

0059

次に、ステップS14で連続目視が途切れたものと判別されることで、処理がステップS18に進むと、表示制御部33は、関連情報の表示を開始してから、時間閾値Tthで示される表示時間を経過したか否かを、タイマ18からの計時情報を計測して判別する。表示制御部33により、関連情報の表示を開始してから時間閾値Tthで示される表示時間を経過したものと判別された場合(Yesの場合)には、処理はステップS16に進む。表示制御部33により、関連情報の表示を開始してから時間閾値Tthで示される表示時間を経過していないものと判別された場合(Noの場合)には、処理はステップS19に進む。

0060

ステップS14において連続目視が途切れたものと判別される。なおかつ、ステップS18において時間閾値Tthで示される表示時間を経過したものと判別されたということは、以下のことを意味する。すなわち、その人物は、情報の表示を行っている間中、終始、情報の目視を行っており、この情報の表示が終了した時点で、連続目視を途切れさせたことを意味する。この場合、その人物は、「表示されている情報に対して興味を持っており、情報の表示時間が短かったために、情報の表示を行っている間中、終始、情報の目視を行ったこと(第1の事象)」が予測される。または、この場合、その人物は、「表示されている情報に対して興味は無く、情報の表示時間が短かったために、情報の表示を行っている間中、終始、情報の目視を行ったこと(第2の事象)」が予測される。制御部20は、表示した情報を肯定する操作の有無から、第1の事象および第2の事象を判別する。

0061

すなわち、制御部20は、ステップS14において連続目視が途切れたものと判別し、かつ、ステップS18において時間閾値Tthで示される表示時間を経過したものと判別すると、処理をステップS16に進める。制御部20は、ステップS16において、操作部19の操作状況を検出し、購入操作等の、表示した情報を肯定する操作がなされたか否かを判別する。そして、制御部20は、表示した情報を肯定する操作がなされたものと判別した場合には、第1の事象であると判別する。この場合、制御部20は、ステップS17において、表示していた情報に興味を持ったことを示す興味情報と、各種パラメータ等を、図1に示すネットワーク3を介して管理サーバ装置2に送信するように、通信部16を通信制御する。

0062

これに対して、ステップS14において連続目視が途切れたものと判別し、かつ、ステップS18において時間閾値Tthで示される表示時間を経過したものと判別すると、制御部20は、処理をステップS16に進める。制御部20は、ステップS16において、表示した情報を肯定する操作がなされていないものと判別した場合、第2の事象であると判別する。この場合、制御部20は、ステップS22において、それまで表示部14に表示していた情報を特定するための特定情報と、表示していた情報に興味を持たなかったことを示す興味情報を、管理サーバ装置2に送信するように、通信部16を通信制御する。また、制御部20は、ステップS5〜ステップS9で検出した連続目視時間、推定年齢、推定性別、現在位置、時間帯、および天候等の情報の表示下における状況を示す各種パラメータを、管理サーバ装置2に送信するように、通信部16を通信制御する。

0063

また、制御部20は、ステップS23において、表示部14に表示していた情報の時間閾値Tthを所定時間分延長するように、HDD13に記憶されている情報を修正する。制御部20は、修正した情報を次回に表示する際、延長した時間閾値Tthで示される表示時間分、情報の表示を行う。

0064

次に、ステップS14において連続目視が途切れたものと判別され、かつ、ステップS18において時間閾値Tthで示される表示時間を経過していないものと判別されると、制御部20は、ステップS19に処理を進める。ステップS19において、制御部20は、操作部19の操作状況を検出することで、例えば表示していた商品の購入操作等の、表示した情報を肯定する操作がなされたか否かを判別する。制御部20により、表示した情報を肯定する操作がなされたものと判別された場合(Yesの場合)には、処理はステップS17に進む。また、制御部20により、表示した情報を肯定する操作がなされていないものと判別された場合(Noの場合)には、処理はステップS20に進む。

0065

ステップS14において連続目視が途切れたものと判別される。ステップS18において時間閾値Tthで示される表示時間を経過していないものと判別される。なおかつ、ステップS19において、表示した情報を肯定する操作がなされたものと判別されたということは、以下のことを意味する。すなわち、その人物は、表示部14に表示されている情報を見て、時間閾値Tthで示される表示時間を経過しないうちに、購入操作等の、表示した情報を肯定する操作を行ったことを意味する。この場合、制御部20は、ステップS17において、それまで表示部14に表示していた情報を特定するための特定情報と、表示していた情報に興味を持ったことを示す興味情報とを、管理サーバ装置2に送信するように、通信部16を通信制御する。また、制御部20は、ステップS5〜ステップS9で検出した連続目視時間、推定年齢、推定性別、現在位置、時間帯、および天候等の情報の表示下における状況を示す各種パラメータを、管理サーバ装置2に送信するように、通信部16を通信制御する。

0066

一方、ステップS14において連続目視が途切れたものと判別される。ステップS18において時間閾値Tthで示される表示時間を経過していないものと判別される。なおかつ、ステップS19において、表示した情報を肯定する操作がなされていないものと判別されたということは、以下のことを意味する。すなわち、その人物は、時間閾値Tthで示される表示時間を経過しないうちに、表示部14に表示されている情報を見ることを止めたことを意味する。この場合、制御部20は、ステップS20において、それまで表示部14に表示していた情報を特定するための特定情報と、表示していた情報に興味を持たなかったことを示す興味情報とを、管理サーバ装置2に送信するように、通信部16を通信制御する。また、制御部20は、ステップS5〜ステップS9で検出した推定年齢、推定性別、現在位置、時間帯、および天候等の情報の表示下における状況を示す各種パラメータを、管理サーバ装置2に送信するように、通信部16を通信制御する。この場合、処理はステップS21に進む。

0067

時間閾値Tthで示される表示時間を経過しないうちに、表示部14に表示されている情報を見ることを止めたということは、その情報の表示時間が長かったことを意味する。すなわち、時間閾値Tthで設定された表示時間が長かったことを意味する。このため、時間閾値修正部40は、ステップS21において、表示部14に表示していた情報の時間閾値Tthを所定時間分短縮するように、HDD13に記憶されている情報を修正する。制御部20は、次回の情報表示時には、この短縮するように修正した時間閾値Tthで示される表示時間分、情報の表示を行う。

0068

このように、時間閾値Tthで示される表示時間を経過しないうちに、表示部14に表示されている情報の目視を止めたことを検出した際に、HDD13に記憶されている、その情報の時間閾値Tthを所定時間分短縮化する。これにより、長すぎる表示時間を指定することとなっていた時間閾値Tthを、短い時間の時間閾値Tthとすることができる。このため、その情報の表示時間を、より適した表示時間に修正することができる。

0069

ステップS17で興味情報および各種パラメータ等の送信が行われた後、ステップS21で時間閾値Tthが短縮修正された後、ステップS23で時間閾値Tthが延長修正された後、処理は、図6のフローチャートのステップS2に戻る。これにより、例えば管理者等により、情報の表示停止操作がなされるまでの間、情報表示装置1の制御部20は、上述の各ステップの処理を繰り返し実行することとなる。

0070

以上の説明から明らかなように、第1の実施の形態にかかる情報表示システムは、情報表示装置1の制御部20が、情報を特定するための特定情報を、ネットワーク3上の管理サーバ装置2から所定のタイミングで取得してHDD13に記憶しておく。また、情報表示システムは、推定年齢、推定性別、現在位置、時間帯、および天候等の状況を示す複数のパラメータを、管理サーバ装置2から所定のタイミングで取得してHDD13に記憶しておく。また、情報表示システムは、情報の表示時間を示す時間閾値Tthが関連付けされて生成された統計情報を、管理サーバ装置2から所定のタイミングで取得してHDD13に記憶しておく。

0071

また、情報表示装置1の制御部20は、情報の表示を行う際に、推定年齢、推定性別、現在位置、時間帯、および天候等の現在の状況を示す複数のパラメータを検出する。制御部20は、検出したパラメータおよび表示を行う情報の識別番号またはファイル名等の特定情報と、HDD13に記憶されている統計情報とを照合する。そして、情報表示装置1の制御部20は、検出した各パラメータで示される現在の状況に対応する表示時間を示す時間閾値の統計情報を、HDD13に記憶されている統計情報の中から検出する。制御部20は、検出した統計情報の時間閾値で示される表示時間分、表示部14に対して情報の表示を行う。これにより、情報の表示を行う現在の状況に最適な表示時間で情報の表示を行うことができる。また、推定年齢および推定性別等の人物情報も含めた複数のパラメータを使用することで、生成される統計情報を有効な情報とすることができる。

0072

また、この情報の表示を行っている間、情報表示装置1の制御部20は、タイマ18からの計時情報を計時することで、表示している情報を連続的に目視していた連続目視時間を計測する。情報表示装置1の制御部20は、「計測した連続目視時間」、および情報を目視していた人物が操作部19を介して行う「表示した情報を肯定する操作」から、表示していた情報に対するその人物の興味の有無を検出する。そして、制御部20は、情報を目視していた人物が、表示していた情報に興味が無いものと判別した際に、HDD13の統計情報のうち、表示していた情報の表示時間を示す統計情報の時間閾値Tthを、情報の表示時間が短縮または延長されるように修正する。これにより、第1の実施の形態にかかる情報表示システムは、表示した情報を目視した人物の反応(興味の有無)に応じて、情報の表示時間を変更することができる。また、情報表示システムは、より最適な表示時間で情報の表示を行うことを可能とすることができる。

0073

また、情報表示装置1の制御部20は、表示部14に表示した情報の特定情報、情報に対する興味の有無を示す興味情報、現在の状況を示す複数のパラメータ、および連続目視時間を示す情報を、通信部16を介して管理サーバ装置2に送信制御する。管理サーバ装置2は、各情報表示装置1から送信された興味情報や各種パラメータを解析して、各種パラメータで示される状況毎の表示時間を示す時間閾値Tthを示す統計情報を生成し、各情報表示装置1に配信する。第1の実施の形態にかかる情報表示システムは、ネットワーク3上で管理サーバ装置2が各情報表示装置1からの各種パラメータ等の情報を収集する構成となっているため、様々な状況(条件)における統計情報の収集を可能とすることができる。このため、第1の実施の形態にかかる情報表示システムは、より最適な表示時間の統計情報を生成することができる。

0074

(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態にかかる情報表示システムの説明をする。第1の実施の形態にかかる情報表示システムは、概略的に以下の動作を示すものであった。各情報表示装置1の制御部20は、管理サーバ装置2から配信された状況毎の表示時間を示す統計情報をHDD13に記憶しておく。制御部20は、各種パラメータで示される現在の状況に対応する統計情報を、HDD13に記憶された統計情報の中から推定して情報の表示に用いる。第2の実施の形態にかかる情報表示システムは、概略的に以下の動作を示すものである。第2の実施の形態にかかる情報表示システムの情報表示装置は、現在の状況を示す各種パラメータ等を管理サーバ装置に送信する。管理サーバ装置は、情報表示装置から受信した現在の状況を示す各種パラメータから推定される統計情報を、情報表示装置に返信する。情報表示装置は、管理サーバ装置から返信された統計情報で示される表示時間分、情報の表示を行う。以下、第2の情報表示装置の情報表示システムの説明としては、第1の情報表示システムとの差異の説明のみ行う。

0075

図14に、第2の実施の形態にかかる情報表示システムの管理サーバ装置55の各機能を示す。この図14に示すように管理サーバ装置55は、制御部50と、データベース4(DB)と、通信部54とを有している。制御部50は、管理サーバプログラムを読み込むことで、パラメータ解析部51、時間閾値推定部52、時間閾値修正部53として機能するようになっている。なお、この図14には、パラメータ解析部51、時間閾値推定部52、時間閾値修正部53は、制御部50が管理サーバプログラムを読み込んでソフトウェア的に実現する機能ブロックとして図示されている。また、通信部54は、ハードウェアとして図示されている。しかし、これら全部または一部をソフトウェアで実現してもよい。または、これら全部または一部をハードウェアで実現してもよい。

0076

パラメータ解析部51は、各情報表示装置から収集された各種パラメータや興味情報等を解析する。この解析結果となる統計情報は、第1の実施の形態の情報表示システムと同じく、状況毎にデータベース4に記憶される。時間閾値推定部52は、情報表示装置から受信した現在の状況を示す各種パラメータ等で示される現在の状況に適した統計情報を、データベース4から検索する。時間閾値修正部53は、表示された情報を見た人物が操作部19を介して行った操作等に応じてデータベース4の統計情報を修正する。また、制御部50は、各情報表示装置から各種パラメータおよび興味情報等を収集するように通信部54を通信制御する。また、制御部50は、情報表示装置から受信した現在の状況を示すパラメータ等に対応する統計情報を情報表示装置に返信するように通信部54を通信制御する。

0077

図15は、第2の実施の形態にかかる情報表示システムの情報表示装置60および管理サーバ装置55の間の通信の流れを示すタイムチャートである。この図15において、情報表示装置60は、図7のフローチャートのステップS17、ステップS20、ステップS22で説明した情報を管理サーバ装置55に送信する。詳しくは、情報表示装置60は、表示した情報に対する興味の有無を示す興味情報を管理サーバ装置55に送信する。また、情報表示装置60は、情報を表示した際の状況を示す各種パラメータ(連続目視時間、推定年齢、推定性別、現在位置、時間帯、天候等)を管理サーバ装置55に送信する。また、情報表示装置60は、表示した情報を特定するための特定情報を管理サーバ装置55に送信する。

0078

管理サーバ装置55のパラメータ解析部51は、ステップS32において、情報表示装置60から受信した各種パラメータ等を収集して解析する。管理サーバ装置55の時間閾値推定部52は、ステップS33において、図9図12を用いて説明したように、解析結果から時間閾値Tth(情報の表示時間)を推定する。時間閾値推定部52は、推定した時間閾値を含む統計情報をデータベース4に記憶する。これにより、データベース4には、情報を表示した状況毎に統計情報が記憶されることとなる。

0079

次に、情報表示装置60は、情報の表示を行う際に、ステップS35に示すように、表示する情報を特定するための識別番号、ファイル名等の特定情報、現在の状況を示す各種パラメータ等を管理サーバ装置55に送信する。情報表示装置60の制御部50は、現在の状況を示す各種パラメータとして、表示する情報を見せようとしている人物(現在、カメラ部11で撮像されている人物)の推定年齢を示す情報、推定性別を示す情報を送信する。また、制御部50は、GPSユニット17で検出された情報表示装置60の現在位置を示す情報、タイマ18で検出された、現在時刻が属する時間帯を示す情報を管理サーバ装置55に送信する。また、制御部50は、所定のネットワーク上のサーバ装置から取得した、情報表示装置60の現在位置の天候を示す情報を管理サーバ装置55に送信する。

0080

管理サーバ装置55の制御部50は、情報表示装置60から特定情報、現在の状況を示す各種パラメータ等を受信すると、データベース4に記憶された統計情報の中から、受信した特定情報に対応する、状況毎の統計情報を検索する。また、検索した状況毎の統計情報の中から、受信した各種パラメータで示される状況に合致する状況の統計情報を検索する。制御部50は、検索した統計情報を、ステップS36に示すように情報表示装置60に返信する。情報表示装置60は、ステップS37に示すように、受信した統計情報に含まれる時間閾値で示される時間分、情報の表示を行う。

0081

すなわち、第1の実施の形態の情報表示システムの場合、状況毎の統計情報を管理サーバ装置2から取得してHDD13に記憶しておき、現在の状況に合致する統計情報をHDD13から検索して情報の表示に用いる。これに対して、第2の実施の形態の情報表示システムの場合、情報表示装置60から現在の状況を示すパラメータを管理サーバ装置55に送信する。管理サーバ装置55は、情報表示装置60の現在の状況に対応する表示時間を示す統計情報をデータベース4から検索して情報表示装置60に返信する。情報表示装置60は、管理サーバ装置55から返信された統計情報で示される時間分、情報の表示を行う。この第2の実施の形態の情報表示システムの場合、HDD13に状況毎の統計情報を記憶しておく必要がないため、HDD13の記憶領域を他の情報処理に有効に活用可能とすることができる。

0082

次に、情報表示装置60は、ステップS37で表示した情報に対する人物の連続目視時間を計測すると共に、人物が操作部19を介して行った操作を検出する。情報表示装置60は、図7のステップS17、ステップS20、ステップS22で説明したように、計測した連続目視時間、人物が操作部19を介して行った、例えば表示していた商品の購入操作等から、表示した情報に対する人物の興味の有無を示す興味情報を生成する。また、情報表示装置60は、情報を表示した状況を示す、推定年齢、推定性別、現在位置、時間帯、天候等の各種パラメータを検出する。そして、情報表示装置60は、ステップS38に示すように、表示した情報を特定するための特定情報を管理サーバ装置55に送信する。また、情報表示装置60は、表示した情報を見た人物の連続目視時間、情報を表示した状況を示す各種パラメータ(推定年齢、推定性別、現在位置、時間帯、天候等)を管理サーバ装置55に送信する。また、情報表示装置60は、興味情報を管理サーバ装置55に送信する。

0083

管理サーバ装置55は、ステップS39において、連続目視時間および興味情報等から、図7のステップS20およびステップS22で説明したように、時間閾値を短縮または延長するようにデータベース4の統計情報を修正する。具体的には、管理サーバ装置55の時間閾値修正部53は、時間閾値で示される表示時間よりも連続目視時間が短く、かつ、情報に対して興味が無いことを示す興味情報である場合、時間閾値を所定時間分、短縮するようにデータベース4の統計情報を修正する。また、時間閾値修正部53は、時間閾値で示される表示時間よりも連続目視時間が長いのであるが、興味情報が情報に対して興味が無いことを示している場合、統計情報の時間閾値を所定時間分、延長するようにデータベース4に記憶されている統計情報を修正する。

0084

この修正された統計情報は、ステップS40に示すように、次回、情報表示装置60から現在の状況を示す各種パラメータ等が送信された際に、ステップS41に示すようにデータベース4から読み出されて情報表示装置60に返信される。そして、ステップS42に示すように、修正された統計情報は、情報表示装置60において、情報の表示に用いられる。このように、データベース4に記憶されている統計情報の修正を行うことで、統計情報に含まれる時間閾値を、より適した表示時間を示す時間閾値に修正することができる。

0085

以上の説明から明らかなように、第2の実施の形態の情報表示システムは、情報表示装置60から管理サーバ装置55に対して、現在の状況を示す各種パラメータ等を送信する。管理サーバ装置55は、情報表示装置60から受信した現在の状況を示す各種パラメータから推定される統計情報を、情報表示装置60に返信する。情報表示装置60は、管理サーバ装置55から返信された統計情報で示される表示時間分、情報の表示を行う。これにより、情報表示装置60のHDD13等に、管理サーバ装置55から取得した統計情報を記憶しておかなくてもよい。このため、HDD13の記憶領域を他の情報処理に有効活用することができる他、上述の第1の実施の形態の情報表示システムと同様の効果を得ることができる。

0086

上述の各実施の形態の説明では、情報表示装置1または情報表示装置60は、管理サーバ装置2または管理サーバ装置55からネットワーク3を介してダウンロードすることで統計情報を取得することとした。しかし、統計情報をインストール可能な形式または実行可能な形式のファイルで、CD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、各種ディスク状記憶媒体、半導体メモリ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体から取得してもよい。また、上述の各実施の形態の説明では、パラメータとして、連続目視時間、推定年齢、推定性別、天候、時間帯をパラメータとして検出することとしたが、この他のパラメータを用いるようにしてもよい。

0087

なお、上記には、各実施の形態を説明したが、各実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な各実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この各実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

0088

1情報表示装置
2管理サーバ装置
3ネットワーク
4データベース(DB)
7デジタル・サイネージ装置の筐体
7a デジタル・サイネージ装置の筐体の正面部
8 ボタン
9 ボタン
11カメラ部
12メモリ
13ハード・ディスク・ドライブ(HDD)
14 表示部
15プログラムメモリ
16通信部
17GPSユニット(Global Positioning System)
18タイマ
19 操作部
20 制御部
31撮像制御部
32パラメータ検出部
33表示制御部
34 連続目視時間検出部
35目視位置検出部
36目視情報検出部
37統計情報検出部
38情報生成部
39時間閾値推定部
40 時間閾値修正部
41操作検出部
49コンピュータ装置本体
50 制御部
51 パラメータ解析部
52 時間閾値推定部
53 時間閾値修正部
55 管理サーバ装置
60 情報表示装置

先行技術

0089

特開2012−22589号公報

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ