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技術 折畳式乳母車

出願人 アップリカ・チルドレンズプロダクツ合同会社
発明者 松下祥三
出願日 2013年2月28日 (7年4ヶ月経過) 出願番号 2013-038244
公開日 2014年9月8日 (5年9ヶ月経過) 公開番号 2014-162460
状態 特許登録済
技術分野 子供用運搬車・そり・その他の手動推進車両
主要キーワード 折畳操作 最大隙間 組立作業工数 展開操作 背面押し 円弧軌跡 乳母車 展開動作
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年9月8日)のものです。
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図面 (5)

課題

指や衣類等の挟み込みを有効に防止し得る折畳式乳母車を提供する。

解決手段

折畳式乳母車は、アームレスト(10)と、連結軸(30)を介してアームレストに回動自在に連結された連結杆(20)とを備える。アームレスト(10)は、乳母車展開状態で、連結杆の前面に近接対向して前面に沿って上方に立ち上がって延びる後部端面立ち上がり延長部を有する。

概要

背景

特開2007−98995号公報(特許文献1)は、乳母車構成部材であるアームレストとアームレストに回動自在に連結された他の構成部材との間に生ずる隙間へ衣類等が挟み込まれてしまうことを防止する乳母車を開示している。

この公報に開示された乳母車は、アームレストと、アームレストに回動自在に連結され、且つブラケットを介して後脚に回動自在に連結された連結杆とを備え、折り畳み動作または展開動作に伴ってアームレストが連結軸を中心として回転し、アームレストと連結杆との交差角度が変化する。

特許文献1の図4に示されているように、この種の乳母車は、基本的なフレーム構成として、一対のアームレストと、上端がアームレストに回動自在に連結され下端前輪を有する一対の前脚と、上端がアームレストに回動自在に連結され下端に後輪を有する一対の後脚と、上端がアームレストの後端部分に回動自在に連結され下端がブラケットを介して後脚に回動自在に連結された一対の連結杆と、左右の側部のフレーム部材を連結する幅方向連結部材とを備える。特許文献1に開示された乳母車では、連結杆の上端部はアームレストの後端部との連結点のすぐ上の位置で終端となっている。この乳母車は、背面押し状態および対面押し状態に切換え可能な押棒を備えており、背面押し状態にある押棒は、連結杆の外側方に重なって位置している。押棒の位置が固定される乳母車においては、連結杆が、アームレストの後端部からさらに上方に延びて押棒を構成するようになる。

特許文献1に開示された乳母車は、折畳操作中または展開操作中に、アームレストとアームレストに回動自在に連結された連結杆との間に形成される隙間に指や衣類等が挟み込まれてしまうことを防止するために、アームレストと連結杆との間の隙間を埋める挟み込み防止部材を付加的に設けている。この挟み込み防止部材は、連結杆の上端部に支持されるか、アームレストに支持されている。

概要

指や衣類等の挟み込みを有効に防止し得る折畳式乳母車を提供する。折畳式乳母車は、アームレスト(10)と、連結軸(30)を介してアームレストに回動自在に連結された連結杆(20)とを備える。アームレスト(10)は、乳母車の展開状態で、連結杆の前面に近接対向して前面に沿って上方に立ち上がって延びる後部端面立ち上がり延長部を有する。

目的

本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、特に部品点数組立工数を増加させることなく、指挟み等の危険を回避できる折畳式乳母車を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

アームレストと、アームレストに回動自在に連結された前脚および後脚と、連結軸を介してアームレストに回動自在に連結され、且つブラケットを介して後脚に回動自在に連結された連結杆とを備え、折り畳み動作または展開動作に伴って前記アームレストが前記連結軸を中心として回転し前記アームレストと前記連結杆との交差角度が変化する折畳式乳母車において、前記アームレストは、当該乳母車展開状態で、前記連結杆の前面に近接対向して前面に沿って上方に立ち上がって延びる後部端面立ち上がり延長部を有することを特徴とする、折畳式乳母車。

請求項2

折り畳み動作時または展開動作時における前記アームレストの後部端面立ち上がり延長部と前記連結杆との最大隙間が5mm以下となるように、前記後部端面立ち上がり延長部の形状が選ばれている、請求項1に記載の折畳式乳母車。

請求項3

前記アームレストは、上壁と一対の側壁とを有し下方に開口した断面逆U字形状の形態であり、前記後部端面立ち上がり延長部は、前記上壁に形成されている、請求項1または2に記載の折畳式乳母車。

請求項4

前記アームレストは、前記後部端面立ち上がり延長部を含むアームレスト本体と、このアームレスト本体の両側部の後端から前記連結杆の両側方まで後方に延び出る一対の延出部とを備え、前記一対の延出部が前記連結軸を介して前記連結杆に回動自在に接続されている、請求項1〜3のいずれかに記載の折畳式乳母車。

技術分野

0001

この発明は、折り畳み可能な乳母車に関し、特に折り畳み動作時または展開動作時に指や衣類等が乳母車構成部材間の隙間に挟み込まれてしまうのを防止することを意図した折畳式乳母車に関するものである。

背景技術

0002

特開2007−98995号公報(特許文献1)は、乳母車の構成部材であるアームレストとアームレストに回動自在に連結された他の構成部材との間に生ずる隙間へ衣類等が挟み込まれてしまうことを防止する乳母車を開示している。

0003

この公報に開示された乳母車は、アームレストと、アームレストに回動自在に連結され、且つブラケットを介して後脚に回動自在に連結された連結杆とを備え、折り畳み動作または展開動作に伴ってアームレストが連結軸を中心として回転し、アームレストと連結杆との交差角度が変化する。

0004

特許文献1の図4に示されているように、この種の乳母車は、基本的なフレーム構成として、一対のアームレストと、上端がアームレストに回動自在に連結され下端前輪を有する一対の前脚と、上端がアームレストに回動自在に連結され下端に後輪を有する一対の後脚と、上端がアームレストの後端部分に回動自在に連結され下端がブラケットを介して後脚に回動自在に連結された一対の連結杆と、左右の側部のフレーム部材を連結する幅方向連結部材とを備える。特許文献1に開示された乳母車では、連結杆の上端部はアームレストの後端部との連結点のすぐ上の位置で終端となっている。この乳母車は、背面押し状態および対面押し状態に切換え可能な押棒を備えており、背面押し状態にある押棒は、連結杆の外側方に重なって位置している。押棒の位置が固定される乳母車においては、連結杆が、アームレストの後端部からさらに上方に延びて押棒を構成するようになる。

0005

特許文献1に開示された乳母車は、折畳操作中または展開操作中に、アームレストとアームレストに回動自在に連結された連結杆との間に形成される隙間に指や衣類等が挟み込まれてしまうことを防止するために、アームレストと連結杆との間の隙間を埋める挟み込み防止部材を付加的に設けている。この挟み込み防止部材は、連結杆の上端部に支持されるか、アームレストに支持されている。

先行技術

0006

特開2007−98995号公報

発明が解決しようとする課題

0007

特許文献1に開示された乳母車では、アームレストと連結杆との間の隙間を埋めるために追加の部材として挟み込み防止部材を用意し、これを連結杆の上端部またはアームレストに支持させている。製造コスト組立作業を考えると、追加部品として挟み込み防止部材を用意し、これを連結杆やアームレストに取り付けるようにする作業はデメリットとなる。

0008

本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、特に部品点数組立工数を増加させることなく、指挟み等の危険を回避できる折畳式乳母車を提供することである。

課題を解決するための手段

0009

この発明に従った折畳式乳母車は、アームレストと、アームレストに回動自在に連結された前脚および後脚と、連結軸を介してアームレストに回動自在に連結され、且つブラケットを介して後脚に回動自在に連結された連結杆とを備える。乳母車の折り畳み動作または展開動作に伴って、アームレストが上記連結軸を中心として回転しアームレストと連結杆との交差角度が変化する。このような乳母車において、本発明の特徴は、アームレストが、当該乳母車の展開状態で、連結杆の前面に近接対向して前面に沿って上方に立ち上がって延びる後部端面立ち上がり延長部を有することを特徴とする。

0010

好ましくは、折り畳み動作時または展開動作時におけるアームレストの後部端面立ち上がり延長部と連結杆との最大隙間が5mm以下となるように、後部端面立ち上がり延長部の形状が選ばれている。

0011

一つの実施形態では、アームレストは、上壁と一対の側壁とを有し下方に開口した断面逆U字形状の形態である。この場合、後部端面立ち上がり延長部は、アームレストの上壁に形成されている。

0012

好ましい実施形態では、アームレストは、後部端面立ち上がり延長部を含むアームレスト本体と、このアームレスト本体の両側部の後端から連結杆の両側方まで後方に延び出る一対の延出部とを備え、一対の延出部が連結軸を介して連結杆に回動自在に接続されている。

発明の効果

0013

上記構成の本発明によれば、アームレスト自体の形状を改良するものであるので、部品点数の増加や組立作業工数の増加をもたらさない。アームレストの後部端面立ち上がり延長部は、乳母車の折り畳み動作時又は展開動作時にアームレストと連結杆との間に形成される隙間の大きさを小さくする。

図面の簡単な説明

0014

乳母車の展開状態での、アームレストと連結杆との位置関係を示す図である。
アームレストの後端部と連結杆の上端部との連結部分を示す縦断面図である。
アームレストの後端部と連結杆の上端部との連結部分を示す拡大縦断面図である。
折り畳み動作時におけるアームレストと連結杆との位置関係の変化を示す図である。

実施例

0015

本発明の一実施形態に係る折畳式乳母車は、基本的なフレーム構成として、一対のアームレストと、上端がアームレストに回動自在に連結され下端に前輪を有する一対の前脚と、上端がアームレストに回動自在に連結され下端に後輪を有する一対の後脚と、上端がアームレストの後端部分に回動自在に連結され下端がブラケットを介して後脚に回動自在に連結された一対の連結杆と、左右の側部のフレーム部材を連結する幅方向連結部材とを備える。連結杆の上端部はアームレストの後端部との連結点のすぐ上の位置で終端となっている。乳母車は、さらに、背面押し状態および対面押し状態に切換え可能な押棒を備えており、背面押し状態にある押棒は、連結杆の外側方に重なって位置している。

0016

以下には、上記のフレーム構成を備える乳母車を例示として本発明の実施形態を説明するが、本発明は、連結杆がアームレストの後端部からさらに上方に延びて固定式の押棒を構成する乳母車にも適用可能である。

0017

図1図3は、乳母車の展開状態でのアームレスト10と、連結杆20とを示し、図4は、折り畳み動作時のアームレストと連結杆との位置関係の変化を示している。アームレスト10は、上壁11と一対の側壁12とを有し下方に開口した断面逆U字形状の形態である。このアームレスト10には、図示を省略した前脚および後脚の上端部が回動自在に連結されている。

0018

連結杆20は、連結軸30を介してアームレスト10に回動自在に連結され、かつ図示を省略したブラケットを介してその下端部が後脚に回動自在に連結されている。

0019

アームレスト10は、連結杆20の前面に対向する上壁11の後部端面を有するアームレスト本体と、このアームレスト本体の両側部の後端から連結杆20の両側方まで後方に延び出る一対の延出部13とを備える。図示するように、アームレスト10の一対の延出部13が連結軸30を介して連結杆20に回動自在に接続されている。

0020

乳母車の折り畳み動作に伴ってアームレスト10が連結軸30を中心として回転しアームレスト10と連結杆20との交差角度が変化する。乳母車の展開動作時も同様である。

0021

乳母車の折り畳み動作時の途中位置または展開動作時の途中位置でアームレスト10の後部端面と連結杆20の前面との間の隙間が最大となる。この最大隙間が5mmを超えると、指や衣類等を挟み込む確率が高まる。他方、この最大隙間が5mm以下であれば、指や衣類等を挟み込む確率は低くなる。

0022

図示した本発明の実施形態に係る特徴は、アームレスト10の後部端面と連結杆20の前面との間に形成される最大隙間を小さくするために、アームレスト10の上壁11が、当該乳母車の展開状態で、連結杆20の前面に近接対向して前面に沿って上方に立ち上がって延びる後部端面立ち上がり延長部11aを有することにある。

0023

図3は、乳母車の折り畳み動作時または展開動作時において、アームレスト10の後部端面立ち上がり延長部11aの先端が連結軸30を中心として描く円弧軌跡Cを一点鎖線で示し、後部端面立ち上がり延長部を形成していない場合の上壁11の後部端面の先端が連結軸30を中心として描く円弧軌跡Dを点線で示している。円弧軌跡Cの半径は、後部端面立ち上がり延長部11aの存在により、円弧軌跡Dの半径よりも小さくなっている。

0024

後部端面立ち上がり延長部を形成していないアームレストの後部端面であれば、乳母車の折り畳み動作時の途中位置または展開動作時の途中位置でアームレスト10の後部端面と連結杆20の前面との間の最大隙間hはかなり大きくなる。それに対して、後部端面立ち上がり延長部11aを形成すれば、乳母車の折り畳み動作時または展開動作時の後部端面立ち上がり延長部11aと連結杆20の前面との間の最大隙間gは、上記の最大隙間hよりもかなり小さくなる。この関係は、図3から明らかである。

0025

好ましくは、最大隙間の大きさが5mm以下となるように、アームレスト10の後部端面立ち上がり延長部の形状が選ばれる。より好ましくは、最大隙間の大きさを4.0mm以下となるように後部端面立ち上がり延長部の形状を工夫する。

0026

本発明は、指や衣類等の挟み込みを有効に防止し得る折畳式乳母車として有利に利用され得る。

0027

10アームレスト、11上壁、11a 後部端面立ち上がり延長部、12側壁、13延出部、20連結杆、30連結軸。

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