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技術 操作記録装置、操作再生装置、操作再生方法および操作記録情報のデータ構造

出願人 コニカミノルタ株式会社
発明者 山下貴史
出願日 2013年2月18日 (7年9ヶ月経過) 出願番号 2013-029100
公開日 2014年8月28日 (6年2ヶ月経過) 公開番号 2014-157559
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 ファクシミリ一般 デジタル計算機のユーザインターフェイス デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード 操作不可状態 状態変化後 機械停止状態 回転方向逆側 ユーザー設定値 動作制御条件 スキャナーコントローラ 機械設定
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年8月28日)のものです。
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図面 (10)

課題

操作の再生に際し、無駄なく、必要な部分を再現性よく再生する。

解決手段

操作記録装置では、記録を制御する制御部と、情報が格納される記憶部を備え、制御部は、記憶部に操作に関する情報を時間的要素とともに記録し、状態変化の後の操作に関する情報では、時間的要素として少なくとも直前状態変化タイミングを基準とする時間的要素を取得できるように記録し、操作再生装置では、対象とする装置に対する一連の操作に関する情報と対象の装置における状態変化に関する情報とを含む記録情報に基づいて一連の操作を再生する機能を有し、前記対象とする装置の状態変化情報を取得可能な制御部を備え、制御部は、状態変化の後の操作の再生を再生対象となる装置の実際の状態変化タイミングに応じて行う。

概要

背景

各種装置の操作を記録し、その情報に基づいて操作を再生する機能は従来から知られている。従来、操作のみを記録しているものでは、ある操作後に装置の状態が変わり、次の操作できない状態(停止イベント)になっても、次の操作が入力されることがあり、これが記録されて操作が正しく再生できないという課題がある。
これに対し、従来、操作記録とともに停止イベントを記録して再生するものも知られている。
また、オペレーター操作手順を記録し、任意の再生速度で操作手順の再生を可能にした装置および方法も提案されている(特許文献1参照)。この装置では、最高速度で再生を行うことができ、速度が速すぎて操作が再生できない場合、その時点の画面監視して、次回の自動試験では再生速度を若干落とす機能を有しており、決められた操作を短時間で効率よく行うことができる。ただし、記録時の操作を忠実再現することができない。

概要

操作の再生に際し、無駄なく、必要な部分を再現性よく再生する。操作記録装置では、記録を制御する制御部と、情報が格納される記憶部を備え、制御部は、記憶部に操作に関する情報を時間的要素とともに記録し、状態変化の後の操作に関する情報では、時間的要素として少なくとも直前状態変化タイミングを基準とする時間的要素を取得できるように記録し、操作再生装置では、対象とする装置に対する一連の操作に関する情報と対象の装置における状態変化に関する情報とを含む記録情報に基づいて一連の操作を再生する機能を有し、前記対象とする装置の状態変化情報を取得可能な制御部を備え、制御部は、状態変化の後の操作の再生を再生対象となる装置の実際の状態変化タイミングに応じて行う。

目的

本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、操作の再生を、一部を除いて再現性よく、また、効率よく行うことが可能な操作記録装置、操作再生装置、操作再生方法および操作記録情報データ構造を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

対象とする装置に対する操作の記録期間中に、一連の操作に関する情報と対象の装置における状態変化に関する情報とが記録される操作記録装置であって、前記記録を制御する制御部と、前記情報が格納される記憶部とを備え、前記制御部は、前記記憶部に、操作に関する前記情報を時間的要素とともに記録し、前記状態変化の後の操作に関する前記情報では、前記時間的要素として少なくとも直前の前記状態変化タイミングを基準とする時間的要素を取得できるように記録することを特徴とする操作記録装置。

請求項2

対象とする装置が画像形成装置であり、前記状態変化が前記画像形成装置の機械状態の変化であることを特徴とする請求項1記載の操作記録装置。

請求項3

前記操作が、対象とする装置の操作部に対するオペレーター入力操作であることを特徴とする請求項1または2に記載の操作記録装置。

請求項4

前記状態変化が一時停止イベントであり、状態変化に関する情報として一時停止イベントの内容と、一停止イベントオンまたはオフのタイミングとが記録されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の操作記録装置。

請求項5

前記一時停止イベントが、少なくとも次の操作が受け付けられない状態であることを特徴とする請求項4記載の操作記録装置。

請求項6

前記一時停止イベント中に操作された操作に関する情報の記録が可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の操作記録装置。

請求項7

前記時間的要素が所定の基準時からの経過時間であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の操作記録装置。

請求項8

対象とする装置に対する一連の操作に関する情報と対象の装置における状態変化に関する情報とを含む記録情報に基づいて一連の操作を再生する機能を有し、前記対象とする装置の状態変化情報を取得可能な制御部を備え、前記制御部は、前記状態変化の後の操作の再生を再生対象となる装置の実際の前記状態変化タイミングに応じて行うことを特徴とする操作再生装置

請求項9

前記記録情報が、請求項1〜7のいずれかに記載の操作記録装置で記録されたものであることを特徴とする請求項8記載の操作再生装置。

請求項10

再生対象となる装置が画像形成装置であり、前記画像形成装置は、操作を受け付ける操作部と、当該画像形成装置を制御し、装置の状態変化として該画像形成装置の機械状態の変化を管理する制御部とを有し、前記制御部は、前記記録情報に基づいて一連の操作を再生する前記機能を有することを特徴とする請求項8または9に記載の操作再生装置。

請求項11

前記状態変化が一時停止イベントであり、前記一時停止イベントが、少なくとも次の操作が受け付けられない状態であることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の操作再生装置。

請求項12

前記状態変化が一時停止イベントである場合、前記制御部は、記録された一時停止イベントを省略またはその期間を任意に変更して前記一連の操作を再生可能であることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載の操作再生装置。

請求項13

対象とする装置に対する一連の操作に関する情報と対象の装置における状態変化に関する情報とを含む記録情報に基づいて一連の操作を再生し、前記状態変化の後の操作の再生は、再生対象となる装置の実際の前記状態変化タイミングに応じて行うことを特徴とする操作再生方法

請求項14

対象とする装置に対する一連の操作に関する情報と対象の装置における装置の状態変化に関する情報とを有する記録情報のデータ構造であって、操作に関する前記情報が時間的要素と対応付けられ、前記状態変化の後の操作に関する前記情報が少なくとも直前の前記状態変化タイミングを基準とする時間的要素を取得可能な時間的要素と対応付けられていることを特徴とする記録情報のデータ構造。

技術分野

0001

操作対象とする装置に対する一連の操作と状態変化とを記録し、一連の操作を再生する分野における操作記録装置、操作再生装置、操作再生方法および記録情報データ構造に関するものである。

背景技術

0002

各種装置の操作を記録し、その情報に基づいて操作を再生する機能は従来から知られている。従来、操作のみを記録しているものでは、ある操作後に装置の状態が変わり、次の操作できない状態(停止イベント)になっても、次の操作が入力されることがあり、これが記録されて操作が正しく再生できないという課題がある。
これに対し、従来、操作記録とともに停止イベントを記録して再生するものも知られている。
また、オペレーター操作手順を記録し、任意の再生速度で操作手順の再生を可能にした装置および方法も提案されている(特許文献1参照)。この装置では、最高速度で再生を行うことができ、速度が速すぎて操作が再生できない場合、その時点の画面監視して、次回の自動試験では再生速度を若干落とす機能を有しており、決められた操作を短時間で効率よく行うことができる。ただし、記録時の操作を忠実再現することができない。

先行技術

0003

特開2012−108773号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、従来、停止イベントを記録、再生するものでも、記録時に、停止イベントが長時間かかった場合、次の操作はその後に記録されるため遅いタイミングとなる。一方、再生時に停止イベントが短く済んだ場合でも記録情報に従って長時間待った後に次の操作が再生されることになり、ムダな時間がかかるという課題もある。
また、特許文献1で提案されているものでは、停止イベントなどを考慮した記録、再生に対応することができない。

0005

本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、操作の再生を、一部を除いて再現性よく、また、効率よく行うことが可能な操作記録装置、操作再生装置、操作再生方法および操作記録情報のデータ構造を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

すなわち、本発明の操作記録装置のうち、第1の本発明は、対象とする装置に対する操作の記録期間中に、一連の操作に関する情報と対象の装置における状態変化に関する情報とが記録される操作記録装置であって、
前記記録を制御する制御部と、
前記情報が格納される記憶部とを備え、
前記制御部は、前記記憶部に、操作に関する前記情報を時間的要素とともに記録し、前記状態変化の後の操作に関する前記情報では、前記時間的要素として少なくとも直前の前記状態変化タイミングを基準とする時間的要素を取得できるように記録することを特徴とする。

0007

上記本発明によれば、対象とする装置に対する一連の操作に関する情報と対象の装置における状態変化に関する情報のうち、状態変化の後の操作に関する情報では、直前の状態変化タイミングを基準とする時間的要素の取得が可能であり、この時間的要素を利用した再生が可能になる。なお、直前の状態変化タイミングを基準とする時間的要素の取得は、直前の状態変化タイミングを基準とする時間が直接記録されているものを取得するものであってもよく、また、算出の結果、直前の状態変化タイミングを基準とする時間的要素が取得されるものであってもよい。なお、状態変化が複数ある場合、少なくとも直前の状態変化タイミングに対する時間的要素が取得されることで、再生対象となる装置の実際の状態変化タイミングに合わせた再生が可能になる。

0008

操作に関する情報としては、操作内容や時間的要素などが挙げられる。また、操作内容を間接的に示すために、操作釦などの位置情報を使用するものであってもよい。要は、操作を再生できる情報を有しているものであればよい。
また、状態変化に関する情報としては、状態変化の内容や、そのON、OFFタイミング情報が挙げられる。状態変化が複数発生する場合は、各状態変化毎に状態変化の内容や、そのON、OFFのタイミング情報を記録するのが望ましい。

0009

第2の本発明の操作記録装置は、前記第1の本発明において、対象とする装置が画像形成装置であり、前記状態変化が前記画像形成装置の機械状態の変化であることを特徴とする。

0010

上記本発明によれば、画像形成装置における操作記録を得ることができ、画像形成装置において機械状態の変化、例えば、用紙切れ紙詰まり補正動作などで操作受け付けが不可とされる状態などを含めた記録を行うことができる。

0011

第3の本発明の操作記録装置は、前記第1または第2の本発明において、前記操作が、対象とする装置の操作部に対するオペレーターの入力操作であることを特徴とする。

0012

第4の本発明の操作記録装置は、前記第1〜第3の本発明のいずれかにおいて、前記状態変化が一時停止イベントであり、状態変化に関する情報として一時停止イベントの内容と、一時停止イベントのオンまたはオフのタイミングとが記録されることを特徴とする。

0013

上記本発明によれば、状態変化後の操作に関する情報について、一時停止イベントのオンまたはオフ、もしくは両方のタイミングを基準とする時間的要素が記録される。

0014

第5の本発明の操作記録装置は、前記第4の本発明において、前記一時停止イベントが、少なくとも次の操作が受け付けられない状態であることを特徴とする。

0015

第6の本発明の操作記録装置は、前記第1〜第5の本発明のいずれかにおいて、前記一時停止イベント中に操作された操作に関する情報の記録が可能であることを特徴とする。

0016

上記本発明によれば、一時停止イベント中にも、例えば限られた操作が可能な場合、該操作に関する情報を記録することができる。

0017

第7の本発明の操作記録装置は、前記第1〜第6の本発明のいずれかにおいて、前記時間的要素が所定の基準時からの経過時間であることを特徴とする。

0018

上記本発明によれば、例えば記録開始時前回操作時点などを基準時として経過時間を記録することができる。ただし、本発明としてはこれに限定されるものではない。

0019

第8の本発明の操作再生装置は、対象とする装置に対する一連の操作に関する情報と対象の装置における状態変化に関する情報とを含む記録情報に基づいて一連の操作を再生する機能を有し、前記対象とする装置の状態変化情報を取得可能な制御部を備え、
前記制御部は、前記状態変化の後の操作の再生を再生対象となる装置の実際の前記状態変化タイミングに応じて行うことを特徴とする。

0020

上記本発明によれば、再生対象の装置の実際の状態変化タイミングに合わせてその後の操作を再生することができ、無駄な待機時間などをなくすことができる。

0021

第9の本発明の操作再生装置は、前記第8の本発明において、前記記録情報が、前記第1〜第7のいずれかの本発明に記載の操作記録装置で記録されたものであることを特徴とする。

0022

第10の本発明の操作再生装置は、前記第8または第9の本発明において、再生対象となる装置が画像形成装置であり、
前記画像形成装置は、操作を受け付ける操作部と、当該画像形成装置を制御し、装置の状態変化として該画像形成装置の機械状態の変化を管理する制御部とを有し、
前記制御部は、前記記録情報に基づいて一連の操作を再生する前記機能を有することを特徴とする。

0023

第11の本発明の操作再生装置は、前記第8〜第10の本発明のいずれかにおいて、前記状態変化が一時停止イベントであり、前記一時停止イベントが、少なくとも次の操作が受け付けられない状態であることを特徴とする。

0024

第12の本発明の操作再生装置は、前記第8〜第11の本発明のいずれかにおいて、前記状態変化が一時停止イベントである場合、前記制御部は、記録された一時停止イベントを省略またはその期間を任意に変更して前記一連の操作を再生可能であることを特徴とする。

0025

上記本発明によれば、一時停止イベントを省略したり、その期間を変更(短縮など)したりして操作を再生することができ、より効率的な再生を行うことができる。一時停止イベントの省略は例えばオペレーターが省略、期間変更するか否かを選択できるようにしてもよく、また、一時停止イベントの内容に応じて省略、期間変更するか否かが設定されているものであってもよい。

0026

第13の本発明の操作再生方法は、対象とする装置に対する一連の操作に関する情報と対象の装置における状態変化に関する情報とを含む記録情報に基づいて一連の操作を再生し、前記状態変化の後の操作の再生は、再生対象となる装置の実際の前記状態変化タイミングに応じて行うことを特徴とする。

0027

第14の本発明の記録情報のデータ構造は、対象とする装置に対する一連の操作に関する情報と対象の装置における装置の状態変化に関する情報とを有する記録情報のデータ構造であって、操作に関する前記情報が時間的要素と対応付けられ、前記状態変化の後の操作に関する前記情報が少なくとも直前の前記状態変化タイミングを基準とする時間的要素を取得可能な時間的要素と対応付けられていることを特徴とする。

発明の効果

0028

以上説明したように本発明によれば、操作の再生を、一部を除いて再現性よく、また、効率よく行うことができ、無駄な待機時間の省略などが可能になる効果がある。

図面の簡単な説明

0029

本発明の一実施形態における画像形成装置の全体図を示す。
同じく、制御ブロック図を示す。
同じく、時間間隔に基づいて操作の記録を行う手順を示すフローチャートである。
同じく、操作再生時の概略を示すフローチャートである。
同じく、操作再生を行う手順を示すフローチャートである。
同じく、相対時間に基づいて操作の記録を行う手順を示すフローチャートである。
同じく、相対時間に基づいて記録された情報に基づいて操作再生を行う手順を示すフローチャートである。
同じく、一時停止イベント中の操作記録の手順を示すフローチャートである。
同じく、一時停止イベント中の操作記録に基づく操作再生を行う手順を示すフローチャートである。

実施例

0030

以下に、本発明の一実施形態の画像形成装置を添付図面に基づいて説明する。
図1は、画像形成装置全体中央断面図であり、機械的な構成を示している。以下に、その構成を説明する。
画像形成装置1は、画像形成装置本体1aの上部側に、図2に示すCCD131を含むスキャナー部130、図示しない流し込みtype自動原稿給送装置(ADF)が設けられており、プラテンガラス31またはADF原稿読み取り用スリットガラスを通して原稿画像読取が可能になっている。
また、画像形成装置本体1aの上部側で、プラテンガラス31が位置しない箇所に、タッチパネルからなる操作部140が設けられて、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。操作部140は、操作部を構成するとともに表示部を兼用している。なお、本発明としては、操作部と表示部とを別体で構成することも可能である。

0031

画像形成部10では、各色(シアンマゼンタイエローブラックなど)用にそれぞれ用意された感光体11C、11M、11Y、11K(以下、総称する場合、感光体11と称する)を有し、各感光体11C、11M、11Y、11Kの周線部に帯電器12C、12M、12Y、12K(以下、総称する場合、帯電器12と称する)、LDからなる書き込み部13C、13M、13Y、13K(以下、総称する場合、書き込み部13と称する)、現像ユニット14C、14M、14Y、14K(以下、総称する場合、現像ユニット14と称する)が配設されており、帯電器12によって帯電した感光体11表面は、画像メモリーなどに記録された原稿の画像情報に基づいて書き込み部13により像露光が行われ、感光体11表面には潜像が形成される。該潜像は現像ユニット14によって現像がなされてトナー像となる。トナー像は、中間転写ベルト16に転写され、該中間転写ベルト16から二次転写ローラー18によって搬送路22で搬送される用紙に転写される。転写された用紙は定着装置19によって加熱定着されて排紙部に画像形成出力プリント)がなされる。

0032

また、画像形成部10では、各感光体11C、11M、11Y、11Kに対応して、中間転写ベルト16との接触位置よりも回転方向側かつ帯電器12C、12M、12Y、12Kよりも回転方向逆側で、各感光体11C、11M、11Y、11Kに接触して残留トナーを除去するクリーニング部15C、15M、15Y、15K(以下、総称する場合、クリーニング部15と称する)が配置されている。また、中間転写ベルト16の用紙転写位置よりも回転方向側かつ各感光体11C、11M、11Y、11Kとの転写位置よりも回転方向逆側に、該中間転写ベルト16の残留トナーを除去するクリーニング部17が配置されている。
なお、上記した各感光体11は、図示しない駆動モータによって回転駆動され、中間転写ベルト16も同じく図示しない駆動モータによって回転駆動される。

0033

また、画像形成装置1には、前記画像形成部10の下方側に、用紙を収納した複数の給紙トレイ21が配置されている。前記搬送路22は、各給紙トレイ21から画像形成部10に至り、さらに画像形成部10から排紙部に至っている。
搬送路22には、用紙を突き当てて傾きを修正する対のレジストローラー23が配置されている。
搬送路22では、給紙トレイ21に収容されている用紙が給紙され、レジストローラー23を経て、二次転写ローラー18に搬送される。二次転写ローラー18では、用紙上に中間転写ベルト16上のカラー画像モノクロ画像が転写される。画像が転写された用紙は、定着装置19にて熱と圧力とを加えることにより用紙上のトナー像が定着される。

0034

また、画像形成装置1は用紙反転搬送路24を備えており、定着がなされた用紙を定着装置19から用紙反転搬送路24に導いて表裏反転フェイスダウンで排出、あるいは両面モードにおいて用紙の両面に画像形成を行うことを可能としている。用紙反転搬送路24は、レジストローラー23の上流側で搬送路22に合流しており、用紙を環流させることができる。

0035

図2は、デジタル複合機コピアプリンター、スキャナー)である画像形成装置1の回路ブロック外部機器である外部機器(PC)2との接続を示しており、画像形成システムの全体ブロック図である。その内容を以下に詳細に説明する。
画像形成装置1は、制御ブロック110とスキャナー部130と操作部140とプリンター部150とを有するデジタルコピア本体と、LAN3を通して外部機器(PC)2から入力される画像データーを処理し、またはスキャナー部130で得た画像データーを、LAN3を通して外部機器である外部機器(PC)2に転送可能にする画像処理手段(プリント&スキャナーコントローラー)160とを備えている。

0036

制御ブロック110には前記画像処理手段(プリント&スキャナーコントローラー)160に接続されたPCIバス112を有しており、該PCIバス112にDRAM制御IC111が接続されている。DRAM制御IC111には、圧縮メモリー120とページメモリー121とからなる画像メモリーが接続されている。圧縮メモリー120は、圧縮画像データーを格納するためのメモリーであり、ページメモリー121は、画像形成前プリント対象非圧縮画像データーを一時的に格納するためのメモリーである。

0037

上記画像処理手段(プリント&スキャナーコントローラー)160で取得される画像データーは、プリント動作に伴ってPCIバス112を通してDRAM制御IC111へと送信される。
また、制御ブロック110には、制御CPU113を備えており、該制御CPU113に前記DRAM制御IC111が接続されている。
また、制御CPU113には、フラッシュメモリーなどにより構成される不揮発メモリー115が接続されている。該不揮発メモリー115には、画像形成装置1の初期印刷設定情報や、プロセス制御パラメータ等の機械設定情報ユーザー設定値などが格納されている。また、不揮発メモリー115には、上記制御CPU113を動作させるための本発明のプログラム等が格納されている。

0038

制御CPU113は、不揮発メモリー115の不揮発データーを読み取り可能であり、また、所望のデーターを不揮発メモリー115に書き込むことが可能である。制御CPU113は、上記機械設定情報や印刷設定情報などに従って画像形成装置1の各部を動作制御し、補正動作などを実施することもできる。また、制御CPU113は、画像形成装置1の機械状態を管理し、画像形成装置における機械状態の変化を把握することができ、この機械状態の変化は本発明の状態変化に相当する。制御CPU113は、圧縮メモリー120に格納された画像データーやジョブに関するデーターに基づいてJOBの管理制御などの画像形成制御を行う。制御CPU113は、本発明の制御部を構成する。

0039

スキャナー部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナー部130全体の制御を行うスキャナー制御部132とを備えている。スキャナー制御部132は、前記制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、スキャナー部130が制御CPU113で制御される。CCD131は、該CCD131で読み取った画像データーを処理する読み取り処理部116に接続され、該読み取り処理部116はDRAM制御IC111に制御可能に接続されている。
また、スキャナー部130での複数枚の原稿の読み取りを行うために、図示しない流し込みtype自動原稿給送装置(ADF)を有している。

0040

操作部140は、表示部と操作部とを兼ね、タッチパネルで構成されるLCD141と、操作部全体を制御する操作部制御部142とを備えており、操作部制御部142は制御CPU113にシリアル通信可能に接続されている。
操作部140では、制御CPU113の制御を受けて、LCD141によって、画像形成装置1における出力条件設定動作制御条件などの機械設定入力、各給紙トレイの用紙情報(サイズ、紙種)の設定入力や、設定内容の表示、警告などの所望の情報等の表示などが可能になっている。

0041

前記DRAM制御IC111には、画像データーを圧縮する圧縮IC118と、圧縮されている画像データーを伸長する伸長IC125とが接続されている。書き込み処理部126は、プリンター部150のLD152(図1の書き込み部13が相当する)などを備える画像形成部10に接続され、LD152の動作に用いられる書き込みデーターの処理を行う。
プリンター部150は、上記画像形成部10の他、給紙トレイ21、搬送路22を備える用紙搬送部などを含む。

0042

また、プリンター部150は、プリンター部150の全体(給紙、画像形成、排紙、後処理など)を制御するプリンター制御部151を備えており、プリンター制御部151は前記した制御CPU113に接続されている。プリンター制御部151は制御CPU113の制御指令に従って動作してプリンター部150を制御する。プリンター制御部151を介して後処理装置FNS部)170の制御がなされる。プリンター部150は、制御CPU113により制御され、制御CPU113は用紙の搬送や画像形成の制御を行う。

0043

また、前記DRAM制御IC111が接続されたPCIバス112には、前記画像処理手段(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。前記画像処理手段(プリント&スキャナーコントローラー)160は、画像形成装置1をネットワークプリンターネットワークスキャナーとして使用する場合に、LAN3に接続される外部機器、例えば外部機器(PC)2などから画像データー等を画像形成装置1で受信したり、スキャナー部130で取得した画像データーをLAN3に接続される外部機器(PC)2などに送信したりするものである。

0044

画像処理手段(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に、DRAMなどで構成される画像メモリー162が接続されている。また、画像処理手段(プリント&スキャナーコントローラー)160では、共通バスに前記DRAM制御IC161と、画像処理手段(プリント&スキャナーコントローラー)160全体の制御を行うコントローラー制御CPU163、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、LAN3に接続されている。
また、PCIバス112にはハードディスク(HDD)127が接続されており、該ハードディスク(HDD)127には、スキャナー部130で取得した画像データーや画像処理手段(プリント&スキャナーコントローラー)160に接続された外部機器(PC)2などにより生成された画像データー等、さらに後述する操作記録情報などを保存する。

0045

次に、上記画像形成装置1の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置1において画像データーを蓄積する手順について説明する。
スキャナー部130で原稿の画像を読み取り画像データーを生成する場合、スキャナー部130において原稿からCCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、制御CPU113から指令を受けるスキャナー制御部132によってCCD131の動作制御を行う。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデーター処理がなされ、データー処理された画像データーは、圧縮IC118において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー120やハードディスク(HDD)127に格納される。圧縮メモリー120やハードディスク(HDD)127に格納された画像データーは、制御CPU113によってジョブとして管理することができる。ハードディスク(HDD)127に画像データー格納する場合は、圧縮メモリー120に一旦格納した画像データーを、DRAM制御IC111を介してハードディスク(HDD)127に送る。

0046

画像データーを外部から取得する場合、例えば、外部機器(PC)2などからLAN3を通して送信される画像データーは、LANインターフェース165を介してDRAM制御IC161により画像メモリー162に格納される。画像メモリー162のデーターは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリー121に一旦格納される。ページメモリー121に格納されたデーターは、DRAM制御IC111を介して圧縮IC118に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー120やハードディスク(HDD)127に格納され、上記と同様に制御CPU113による管理がなされる。ハードディスク(HDD)127に画像データーを格納する場合は、圧縮メモリー120に一旦格納した画像データーを、DRAM制御IC111を介してハードディスク(HDD)127に送る。

0047

画像形成装置1で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合、圧縮メモリー120に格納された画像データーを、DRAM制御IC111を介して伸長IC125に送出してデーターを伸長し、伸長したデーターを書き込み処理部126に送出し、LD152において感光体11への書き込みを行う。また、ハードディスク(HDD)127に格納された画像データーを用いる場合は、ハードディスク(HDD)127に格納された画像データーを、DRAM制御IC111を介して一旦、圧縮メモリー120に格納し、圧縮メモリー120に格納された画像データーを、DRAM制御IC111を介して伸長IC125に送出してデーターを伸長し、伸長したデーターを上記と同様に書込み処理部126に送出する。

0048

また、プリンター部150では、制御CPU113の指令を受けたプリンター制御部151によって各部の制御が行われる。画像形成部10では感光体11に書き込まれたトナー像が中間転写ベルト16に転写された後、給紙トレイ21によって供給される用紙に転写され、定着装置19で定着がなされる。用紙は、給紙トレイ21から搬送路22を通して搬送され、レジストローラー23に用紙を突き当てて斜行を修正し、図示しない用紙位置測定部で用紙位置を測定して必要に応じてレジストローラー23の揺動により片寄り補正を行う。その後、用紙は画像形成部10へと搬送されて上記のように画像形成がなされる。

0049

画像形成がなされた用紙は、定着搬送ローラーを経て搬送路22によって後処理装置(FNS部)170へと搬送され、後処理の指定がある場合には後処理がなされ、後処理が不要の場合、そのまま排紙トレイに排紙される。複数の予約ジョブがある場合、上記画像出力が設定順番に従って順次行われる。
また、感光体11では、中間転写ベルト16にトナー像が転写された後、クリーニング部15によって残留トナーが除去される。また、中間転写ベルト16においても同様に、用紙にトナー像が転写された後、クリーニング部17によって残留トナーが除去される。

0050

また、制御CPU113では、操作部140に対する操作に関する情報と、その記録時間中の機械状態の変化とを、それぞれの時間的要素とともに記録することができる。記録は、画像メモリーやHDD127に対し行うことができる。したがって、画像メモリーやHDD127は、本発明の記憶部に相当する。
機械状態の変化後の操作に関する情報の時間的要素としては、機械状態の変化のタイミングを基準時とするものであってもよい。上記記録は、操作部140を通した所定の操作により開始し、所定の操作により終了することができる。記録された情報は、操作に関する前記情報と状態変化とが時間的要素とに対応付けられたデータ構造にして、画像メモリーやHDD127に読み出し可能に格納する。したがって、制御部CPU113および画像メモリーやHDD127は、操作記録装置に相当する。
また、上記データ構造において、機械変化の後の操作に関する前記情報が前記時間的要素として少なくとも前記状態変化タイミングを基準とする時間的要素が取得できるものとされている。前記状態変化タイミングを基準とする時間的要素は直接その内容が記録されているものであってもよく、また、算出によって得られるものであってもよい。

0051

また、制御CPU113は、画像メモリーやHDD127に格納された上記情報を読み出して、当該画像形成装置1において操作の再生を行うことができる。また、機械状態変化では、当該画像形成装置1における実際の機械状態変化のタイミングで以降の操作再生を実行することができ、所望により機械状態変化の時間を省略して操作再生を行うこともできる。制御CPU113では、上記情報に基づいて操作部140に対する制御を行って操作を再生することができる。したがって、制御部CPU113および画像メモリーやHDD127またはこれらを含む画像形成装置1は、操作再生装置に相当する。

0052

次に、上記画像形成装置1で、画像形成装置1に対する操作と機械状態の変化を記録する手順について図3のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、操作記録装置の制御部、例えば画像形成装置1に備える制御部の制御によって実行される。
所定の操作指示などによって記録を開始し、その際の開始時間をTsとする(ステップs1)。次いで、操作部140に対する操作ボタン押下げられたかを判定し(ステップs2)、操作ボタンが押し下げられた場合(ステップs2、Yes)、前回の記録が一時停止イベントであるかを判定する(ステップs3)。前回の記録が一時停止イベントである場合(ステップs3、Yes)、操作ボタン押し下げ時の時間と一時停止イベントOFF時の時間の差分を時間的要素として操作ボタンに関する情報と対応付けて記録する(ステップs4)。すなわち時間的要素としてボタン押し下げとボタン押し下げとの間隔の時間を記録する。一方、前回の記録が一時停止イベントでない場合(ステップs3、No)、操作ボタン押し下げ時の時間と前回の操作ボタン押し下げ時の時間の差分を時間的要素として操作ボタンに関する情報と対応付けて記録する(ステップs5)。すなわち、操作が再開されたときに、一時停止状態から脱して操作再開時までのボタン押し下げの間隔が記録される。

0053

ステップs4またはステップs5の後、一時停止イベントが発生したかを判定する(ステップs6)。一時停止イベントが発生していなければ(ステップs6、No)、記録終了かを判定し(ステップs7)、記録終了であれば(ステップs7、Yes)、記録を終了し(ステップs12)、記録終了でなければ(ステップs7、No)、ステップs2に戻って処理を繰り返す。
また、一時停止イベントが発生していれば(ステップs6)、一時停止イベントONを記録するステップs9に移行する。

0054

ステップs2で操作ボタンが押し下げられていないと判定される場合(ステップs2、No)、一時停止イベントが発生したかを判定する(ステップs8)。一時停止イベントが発生していなければ(ステップs8、No)、ステップs2に戻り、一時停止イベントが発生していれば(ステップs8、Yes)、一時停止イベントONを記録するステップs9に移行する。
ステップs9の後、一時停止イベントが停止したかを判定し(ステップs10)、一時停止イベントが停止するまで待機し、一時停止イベントが停止すると(ステップs10、Yes)、一時停止イベントOFFの記録をし(ステップs11)、記録終了かの判定に移行する(ステップ)。記録終了であれば(ステップs7、Yes)、記録を終了し(ステップs12)、記録終了でなければ(ステップs7、No)、ステップs2に戻って処理を繰り返す。
なお、一時停止イベントは、操作不可となるような機械停止状態を示している。例えば紙なしや補正動作により、スタート不可など、操作不可になる状態が一時停止イベントに相当する。また、操作不可状態のときにも操作できる操作ボタンがある場合は、機械状態変化中のボタン押し下げとして記録を行うこともできる。

0055

上記記録における情報内容を表1に示す。
表1に示すように、操作ボタンAが押されると、ボタンの座標(X1、Y1)が記録され、時間差分は未入力とされる。次いで、操作ボタンBが押されるとボタンの座標(X2、Y2)に対応付けて操作ボタンAの押し下げから操作ボタンBの押し下げの間隔の時間差がT1が記録されている。なお、時間差を記録することで、操作ボタンAの時間的要素も間接的に記録されていることになる。これらを時間差でなく、それぞれの押し下げ時の時間にして記録するようにしてもよい。
その後、一時停止イベントが発生すると一時停止イベントONが記録され、一時停止イベントが終了すると一時停止イベントOFFが記録される。その後、操作ボタンCの押し下げが再開されると、ボタンの座標(X3、Y3)に対応付けてイベントOFFから操作ボタンCの押し下げの間隔の時間差がT2が記録されている。この場合、イベントONとイベントOFFの間の時間間隔は記録していない。但し、本発明としてはその時間を記録するものであってもよい。

0056

0057

上記で記録された記録情報を用いて操作の再生を行うことができる。なお、操作の再生は、操作の記録が行われた画像形成装置で行ってもよいが、再生が可能な他の画像形成装置などで行うことができる。この場合は、記録された情報を、ネットワークリムーバルな記憶部(USBメモリーなど)などによって転送して他の装置で再生を行うことができる。

0058

上記記録情報に基づく再生フローを図4のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、記録された画像形成装置1または他の装置の制御部によって実行される。
記録された操作情報に基づいて操作部座標(X1、Y1)に相当する操作ボタンAが押し下げ状態になり、次いで、時間差T1に基づいて、操作部座標(X2、Y2)に相当する操作ボタンBが押し下げ状態になる。次いで、再生を行う画像形成装置の実際の機械状態に応じて一時停止イベントのON、OFFが再生され、実際の一時停止タイミングに従って、一時停止イベントがOFFになると時間差T2に基づいて操作部座標(X3、Y3)に相当する操作ボタンCが押し下げ状態になる。なお、操作ボタンCの再生が実際の装置の一時停止ベントのタイミングで行われるため、一時停止イベントが記録時よりも短い時間でOFFになれば、操作ボタンCの再生を早期に実行することができる。

0059

以下に、再生時の手順の詳細を図5のフローチャートに基づいて説明する。この形態では、再生時は、操作ボタン間隔による再生の実施と、一時停止イベントによる再生の停止再開を行う。
所定の操作指示などによって再生を開始し、その際の開始時間をTsとする(ステップs10)。次いで、前回操作ボタンの押し下げからの差分時間が経過したかを判定し(ステップs11)、差分時間が経過していると判定されると(ステップs11、Yes)、ボタンの押し下げ処理を実施する(ステップs13)。なお、操作ボタンAに関しては、差分時間を有しないため、直ちに実施される。
一方、差分時間が経過していないと判定される場合(ステップs11、No)、一時停止イベントOFFからの操作ボタン押し下げの差分時間が経過したかを判定する(ステップs12)。差分時間が経過していると判定される場合(ステップs12、Yes)、操作ボタン押し下げ処理を実施する(ステップs13)。ステップs13の後、再生が終了したかを判定し(ステップs14)、再生が終了していれば(ステップs14、Yes)、手順を終了し、再生が終了していなければ(ステップs14、No)、ステップs11に戻って手順を繰り返す。

0060

一方、ステップs12で一時停止イベントOFFからの操作ボタン押し下げの差分時間が経過していないと判定される場合(ステップs12、No)、一時停止イベントがONかを判定し(ステップs15)、一時停止イベントがONでなければ(ステップs15、No)、ステップs11に戻り、一時停止イベントがONであれば(ステップs15、Yes)、一時停止イベントがOFFかを判定する(ステップs16)。一時停止イベントがOFFになるまで待機し、一時停止イベントがOFFになれば(ステップs16、Yes)、ステップs14に移行し、再生が終了したかを判定し(ステップs14)、再生が終了していれば(ステップs14、Yes)、手順を終了し、再生が終了していなければ(ステップs14、No)、ステップs11に戻って手順を繰り返す。

0061

上記実施形態では、記録された一時停止イベントON〜OFFまでの時間は、例えば、機械の紙なし〜紙補給補正開始〜完了までといった時間間隔が一定でない機械状態変化を記録している為、再生時には考慮を行わない。しかし、一時停止イベントOFF後の操作部座標Cは、忠実に再生を行う。これにより、一時停止イベントON〜OFFまでの時間に左右されずに、記録時の操作を再生することができる。
例えば、一時停止イベントが早く終了した場合は早く再生される(待たなくてよい)。また、停止イベントが遅く終了した場合にも、停止イベント終了前に操作が再生される不都合(ボタンが押せないのに押してしまう)もない。

0062

上記実施形態では、各操作ボタンにおける時間的要素を時間間隔で示しているが、各イベントの時間をそれぞれ記録するものであってもよい。以下に、その手順を図6のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、操作記録装置の制御部、例えば画像形成装置1に備える制御部の制御によって実行される。
所定の操作指示などによって記録を開始し、その際の開始時間をTsとする(ステップs20)。次いで、操作部140に対する操作ボタンが押下げられたかを判定し(ステップs21)、操作ボタンが押し下げられた場合(ステップs21、Yes)、操作ボタン押し下げ時の時間を記録する(ステップs26)。操作ボタンが押し下げられていない場合(ステップs21、No)、一時停止イベントが発生したかを判定する(ステップs22)。一時停止イベントが発生していなければ(ステップs22、No)、ステップs21に戻って手順を繰り返す。一時停止イベントが発生していれば(ステップs22、Yes)、一時停止イベントONかを判定する(ステップs23)。一時停止イベントONであれば(ステップs23、Yes)、一時停止イベントON時間を記録する(ステップs24)。一時停止イベントONでなければ(ステップs23、No)、一時停止イベントOFF時間を記録する(ステップs25)。

0063

上記ステップs24、s25、s26の後、記録終了かを判定する(ステップs27)。記録終了でなければ(ステップs27、No)、ステップs21に戻って手順を繰り返す。
記録終了であれば(ステップs27、Yes)、記録終了とし、終了時間をTeとする(ステップs28)。

0064

上記記録による情報の内容を表2に示す。
表2に示すように、操作ボタンAが押されると、操作ボタンA押し下げ時の、記録開始からの経過時間T1が算出され、ボタンの座標(X1、Y1)と経過時間T1とが対応付けて記録部に記録される。次いで、操作ボタンBが押されると、操作ボタンB押し下げ時の、記録開始からの経過時間T2が算出され、ボタンの座標(X2、Y2)と経過時間T2とが対応付けられて記録部に格納されている。
その後、一時停止イベントが発生すると一時停止イベントONのタイミングについて、記録開始からの経過時間T3で算出され、一時停止イベントOFFのタイミングについて、記録開始からの経過時間T4が算出され、それぞれが対応付けられて記憶部に格納される。
さらに、操作ボタンC押し下げ時の、記録開始からの経過時間T5が算出され、ボタンの座標(X3、Y3)と経過時間T5とが対応付けられて記録部に格納されている。

0065

0066

上記記録情報に基づく再生時の手順の詳細を、図7のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、記録された画像形成装置1の制御部または他の装置の制御部によって実行される。この手順の再生時には、記録時間からの操作ボタン押し下げの相対時間で操作ボタン押し下げ処理を順次実施していく。

0067

所定の操作指示などによって再生を開始し、その際の開始時間をTsとする(ステップs30)。次いで、前回操作ボタンの押し下げからの差分時間が経過したかを判定する(ステップs31)。差分時間が経過するまで待機し、差分時間が経過すると(ステップs31、Yes)、操作ボタン押し下げイベントがあるかを判定する(ステップs32)。操作ボタン押し下げイベントがあれば(ステップs32、Yes)、操作ボタン押し下げ処理を実施し(ステップs33)、再生終了かを判定する(ステップs34)。再生が終了していれば(ステップs34、Yes)、手順を終了し、再生が終了していなければ(ステップs34、No)、ステップs31に戻って手順を繰り返す。

0068

上記ステップs32で、操作ボタンの押し下げイベントがないと判定されると(ステップs32、No)、実際の装置で一時イベントがONかの判定がなされる(ステップs35)。一時停止イベントがONでなければ(ステップs35、No)、ステップs34に移行し、再生終了かを判定する。再生が終了していれば(ステップs34、Yes)、手順を終了し、再生が終了していなければ(ステップs34、No)、ステップs31に戻って手順を繰り返す。

0069

ステップs35で一時停止イベントがONであると判定されると(ステップs35、Yes)、実際の装置で一時停止イベントがOFFかの判定がなされ(ステップs36)、一時停止イベントがOFFになるまで待機し、一時停止イベントがOFFになると(ステップ36、Yes)、一時停止イベントOFFから次ボタン押し下げまでの時間TPを算出する(ステップs37)。算出後、一時停止イベントOFFから時間TPが経過したかを判定し(ステップs38)、時間TPが経過するのを待機し、時間TPが経過すると(ステップs38、Yes)、ステップs33に移行してボタン押し下げ処理を実施し、再生終了かを判定する(ステップs34)。再生が終了していれば(ステップs34、Yes)、手順を終了し、再生が終了していなければ(ステップs34、No)、ステップs31に戻って手順を繰り返す。

0070

次に、操作イベントONから操作イベントOFFまでの間に操作が可能であり、該操作が記録される手順を図8のフローチャートに基づいて説明する。
この形態では一時停止イベントONを起点に、一時停止イベントOFFまでの操作記録を行う。操作記録は、一時停止イベントON、OFFの間以外の一連の操作とは別に記録を行い、一時停止イベントON−OFFが発生する毎に新規のテーブルで記録を行うことができる。
なお、一時停止イベント期間を記録時の時間ではなく、ユーザーが任意に設定を行うことができるようにしてもよい。また、以下では、一時停止イベントON〜OFFまでの時間をTpとする。また、ユーザーが一時停止イベントの期間を設定した場合、その時間をTuとする。この場合、各ボタンの押し下げ時間(例えばT1)は、T1=T1×(Tu/Tp)で算出することができる。

0071

一時停止イベントONの記録が開始され(ステップs40)、操作ボタン押し下げがあるかの判定がなされる(ステップs41)。操作ボタンの押し下げがなければ(ステップs41、No)、一時停止イベント停止かを判定し(ステップ42)、一時停止イベント停止であれば(ステップs42、Yes)、一時停止イベントOFFを記録する(ステップs44)。一時停止イベント停止でなければ(ステップs42、No)、ステップs41に戻って手順を繰り返す。
ステップs41で操作ボタン押し下げがあると判定されると(ステップs41、Yes)、操作ボタン押し下げ時間と前回の操作ボタン押し下げ時間との差分を記録し(ステップs43)、ステップs41に戻って手順を繰り返す。

0072

上記一次停止イベント期間の操作記録の情報内容を表3に示す。
一時停止イベントが発生すると、一時停止イベントONが記録され、一時停止イベント中の操作ボタンAの押し下げがあると、座標(X1、Y1)とイベントONからの経過時間T1とが対応付けて記憶部に格納される。さらにその後、一時停止イベント中に操作ボタンBの押し下げがあると、座標(X2、Y3)とイベントONからの経過時間T2とが対応付けて記憶部に格納される。なお、操作ボタンAと操作ボタンBとの押し下げについては、上記したように両者間の間隔で時間を記録するようにしてもよい。その後、一時停止イベントがOFFになるとイベントOFFが記録される。

0073

0074

次に、一時停止イベント期間中に操作がなされた記録情報に基づいて、一時停止イベントONを起点に一時停止イベントOFFまでの操作再生を行う手順を図9のフローチャートに基づいて説明する。
実際の装置において一時停止イベントONが記録されると(ステップs50)、ボタン押し下げまでの差分時間が経過したかの判定がなされる(ステップs51)。差分時間が経過していれば(ステップs51、Yes)、ボタン押し下げ処理を実施し(ステップs52)、ステップs51に戻る。
差分時間が経過していなければ(ステップs51、No)、一時停止イベントが停止したかを判定し(ステップs53)、一時停止ボタンが停止していなければ(ステップs53、No)、ステップs51に戻り、一時停止ボタンが停止していれば(ステップs53、Yes)、一時停止イベントOFFを記録する(ステップs54)。

0075

以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。

0076

1画像形成装置
10画像形成部
16中間転写ベルト
18二次転写ローラー
21給紙トレイ
22搬送路
23レジストローラー
113 制御CPU
115不揮発メモリー
140 操作部

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