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課題

髪質を改善するための組成物及び方法を提供する。

解決手段

組成物及び方法は、育毛を所望する皮膚の領域に局所的に適用した時に育毛を誘発するのに効果的な量のクロイチゴ抽出物を利用して育毛を誘発し、髪質を改善する。

概要

背景

遺伝的素因並びに自然老化、及び/又は疾病は、男性及び女性のいずれにおいても脱毛及び遅い育毛の原因となる。人口の約50%が、この形質を50までにある程度示し、髪のやせ細りは、性別に関係なく12歳〜40歳で始まる可能性がある。したがって、育毛を刺激し、並びに脱毛を防止及び遅延又は減少させる化学物質は、脱毛症治療ばかりでなく、毛髪疾患に関連した心理社会的事象に良い影響を及ぼす点で有効であると考えられる。様々な研究の結果、脱毛による心理社会的影響には、年を取ったような気持ち脱力感、及び魅力的でないと思うなどの否定的な固定概念に関連する身体イメージ不満を含んでいることが明らかになった。

ミノキシジル(ロゲイン)、フィナステリド(プロペシア)、及びデュタステライド(アボダート)を含む薬剤は、承認された脱毛治療法である。しかし、これらの薬剤は処方箋を必要とすることがあり、また、特定の割合の人口のみに有効である。更に、これらの薬剤の一部は、ホルモン効果のため女性による使用が認められていない。例えば、閉経前の女性は、胎児に対する男性偽半陰陽の危険があるためフィナステリド(Finesteride)を服用してはならない。フィナステリドは、疾病の検出及び治療を遅らせることがある前立腺がん標準検診である、前立腺特異抗原(PSA)検査の結果を人為的に低くすることが発見されている。

ミノキシジルは、患者の一部の育毛を誘発する上で効果がある局所適用薬剤で、頭皮の上のみに再育毛する。更に、この薬剤は、高齢者に対して限られた効果しかない。ミノキシジルは、男性患者10人中5人に対して脱毛速度を遅くすることができる。

脱毛治療に利用できる他の治療法には、頭皮低減、頭皮弁、又は毛根ユニット移植などの思い切った手術法がある。これらの手術法は、費用が高額であることはさておき、ドナー領域に対応した生え際の上昇、壊死及び育毛方向の不自然さ、麻酔及び術後処置などの合併症の危険性を伴う。

育毛を誘発することを主張する漢方薬(例えば、ヘアープライム)は低価格で入手できるが、その効果は非常に限定的である。

M.Herrmannらは、ヒドロアルコール性クロイチゴ葉抽出物(SymMatrix)は、MMP−1、MMP−2、及びMMP−9阻害活性を呈すると説明している。(例えば、米国特許第2008/0095719号を参照。)

概要

髪質を改善するための組成物及び方法を提供する。 組成物及び方法は、育毛を所望する皮膚の領域に局所的に適用した時に育毛を誘発するのに効果的な量のクロイチゴの抽出物を利用して育毛を誘発し、髪質を改善する。 なし

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

濃度が少なくとも90mg/mL抽出物溶液、ただし300mg/mL未満のブラックベリー抽出物を含む局所的に活性組成物を、患者頭皮、皮膚、まつ毛、、口ひげ領域、又はあごひげ領域に適用して育毛強化する方法であって、少なくとも7日間毎日適用した後で頭皮に対する毛髪の範囲を増大させる、方法。

請求項2

前記組成物が、濃度が少なくとも120mg/mL、ただし300mg/mL未満のブラックベリー抽出物を含む、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記組成物が、濃度が少なくとも250mg/mL、ただし300mg/mL未満のブラックベリー抽出物を含む、請求項1に記載の方法。

請求項4

少なくとも90mg/mLで、300mg/mL未満のブラックベリー抽出物を含む、育毛強化用局所組成物

請求項5

少なくとも120mg/mLで、300mg/mL未満のブラックベリー抽出物を含む、育毛強化用局所組成物。

請求項6

少なくとも250mg/mLで、300mg/mL未満のブラックベリー抽出物を含む、育毛強化用局所組成物。

請求項7

前記組成物が、ビタミンミネラルタンパク質ペプチド脂肪酸酸化防止剤抗炎症剤黒化剤、植物性抽出物、及びこれらの混合物からなるスキンケア剤を更に含む、請求項4に記載の局所組成物。

請求項8

患者の頭皮、皮膚、まつ毛、眉、口ひげ領域又はあごひげ領域の育毛を強化するための組成物であって、濃度が少なくとも90mg/mL抽出物の溶液、ただし300mg/mL未満のブラックベリー抽出物と、前記組成物の重量で少なくとも1重量パーセントカルボマーとを含む、組成物。

技術分野

0001

本発明は、クロイチゴ植物ブラックベリー)の抽出物を使用して育毛を誘発し、髪質を改善するための局所適用組成物及び方法に関する。

背景技術

0002

遺伝的素因並びに自然老化、及び/又は疾病は、男性及び女性のいずれにおいても脱毛及び遅い育毛の原因となる。人口の約50%が、この形質を50までにある程度示し、髪のやせ細りは、性別に関係なく12歳〜40歳で始まる可能性がある。したがって、育毛を刺激し、並びに脱毛を防止及び遅延又は減少させる化学物質は、脱毛症治療ばかりでなく、毛髪疾患に関連した心理社会的事象に良い影響を及ぼす点で有効であると考えられる。様々な研究の結果、脱毛による心理社会的影響には、年を取ったような気持ち脱力感、及び魅力的でないと思うなどの否定的な固定概念に関連する身体イメージ不満を含んでいることが明らかになった。

0003

ミノキシジル(ロゲイン)、フィナステリド(プロペシア)、及びデュタステライド(アボダート)を含む薬剤は、承認された脱毛治療法である。しかし、これらの薬剤は処方箋を必要とすることがあり、また、特定の割合の人口のみに有効である。更に、これらの薬剤の一部は、ホルモン効果のため女性による使用が認められていない。例えば、閉経前の女性は、胎児に対する男性偽半陰陽の危険があるためフィナステリド(Finesteride)を服用してはならない。フィナステリドは、疾病の検出及び治療を遅らせることがある前立腺がん標準検診である、前立腺特異抗原(PSA)検査の結果を人為的に低くすることが発見されている。

0004

ミノキシジルは、患者の一部の育毛を誘発する上で効果がある局所適用薬剤で、頭皮の上のみに再育毛する。更に、この薬剤は、高齢者に対して限られた効果しかない。ミノキシジルは、男性患者10人中5人に対して脱毛速度を遅くすることができる。

0005

脱毛治療に利用できる他の治療法には、頭皮低減、頭皮弁、又は毛根ユニット移植などの思い切った手術法がある。これらの手術法は、費用が高額であることはさておき、ドナー領域に対応した生え際の上昇、壊死及び育毛方向の不自然さ、麻酔及び術後処置などの合併症の危険性を伴う。

0006

育毛を誘発することを主張する漢方薬(例えば、ヘアープライム)は低価格で入手できるが、その効果は非常に限定的である。

0007

M.Herrmannらは、ヒドロアルコール性クロイチゴ葉抽出物(SymMatrix)は、MMP−1、MMP−2、及びMMP−9阻害活性を呈すると説明している。(例えば、米国特許第2008/0095719号を参照。)

課題を解決するための手段

0008

驚いたことに、本発明者らは、濃縮水性ブラックベリー抽出物が、かかる抽出物を含み、かかる抽出物から本質的になり、及びかかる抽出物からなる組成物であって、濃度が少なくとも90mg/mL抽出物の溶液、ただし300mg/mL未満のブラックベリー抽出物を含む局所的に活性的な組成物を、患者の頭皮、皮膚、まつ毛、、口ひげ領域、又はあごひげ領域に適用することによって育毛を効果的に誘発でき、少なくとも5日〜7日間毎日適用した後で関心領域に対する毛髪の範囲を増大させ始める可能性があることを発見した。本発明者らは、濃縮されたブラックベリー抽出物で治療した全ての動物生体内で育毛の効能増加を観察した。更に驚くことに、ブラックベリー抽出物を含有する本発明の組成物は、当初、急速に成長期(つまり、毛包活発な成長期)に入る前に可視的な休止期(つまり、根毛脱落)を誘発した。本発明の組成物は、少なくとも8日間にわたって治療された動物の100%において成長期を誘発した。

0009

本明細書で使用されているように、「クロイチゴ抽出物」は、キイチゴ属の植物の抽出物を意味する。本発明の組成物で使用する種はブラックベリーであることが好ましい。クロイチゴ抽出物は、キイチゴ属の植物から分離された化合物の混合物であってよい。一実施形態においては、化合物は植物の花から分離されている。別の実施形態においては、化合物は植物の乾燥した花から分離できる。化合物は、植物全体、花、種子、根、根茎茎部果実、及び/又は植物の葉を含む植物の1つ又は2つ以上の部分から分離してもよい。本発明の組成物において有用であるクロイチゴ抽出物は、クロイチゴ植物の葉から分離されることが好ましい。

0010

抽出プロセスは、クロイチゴ植物の一部を物理的に除去すること及びそれを粉砕することを含んでもよい。また、当業者には周知の有機溶媒抽出プロセスを使用して、本発明の組成物に有用なクロイチゴ抽出物を取得してもよい。低C1〜C8アルコール、C1〜C8アルキルポリオール、C1〜C8アルキルケトン、C1〜C8アルキルエーテル酢酸C1〜C8アルキルエステル、及びクロロホルムなどの溶剤、並びに/又は、水などの無機溶剤、塩酸などの無機酸、及び水酸化ナトリウムなどの無機塩基を使用して、クロイチゴ植物から活性化合物を抽出できる。

0011

また、クロイチゴ葉抽出物は、エタノールなどのアルコール又はエタノールと水の混合物を抽出剤として使用して、水による抽出法で調製することもできる。しかし、抽出物は、エタノールと水抽出剤の両方を含む抽出剤で製造した。

0012

クロイチゴは、抽出の前に乾燥することが好ましい。また、抽出用として、クロイチゴの果実(ベリー)、枝、花又は根などの植物部分ではなく、クロイチゴ植物の葉のみを使用することが好ましい。

0013

一実施形態において、クロイチゴ葉抽出物の製造に使用する抽出プロセスは、a)メタノール、エタノール、n−プロパノールイソプロパノールからなる群から選択されるアルコールを含有する抽出剤のクロイチゴ葉を添加する工程と、b)抽出剤でクロイチゴ葉を最大72時間にわたって抽出する工程を有することができる。

0014

固形物に対する抽出剤の質量比は、少なくとも葉固形物に対する抽出剤の10倍質量、及び好ましくは葉固形物に対する抽出剤の50倍質量以下が得られるように設定することが好ましく、10倍質量〜20倍質量であることが好ましい。葉固形物に対する14倍質量〜18倍質量の抽出剤を抽出用として使用することが特に好ましい。16倍質量のエタノール含有溶剤で好ましい結果が達成された(再度葉固形物に対する)。

0015

工程(b)を実施するための抽出時間はせいぜい72時間であるが、更に短縮することもできる。特に短い抽出時間の場合、工程(b)で比較的希薄な抽出物が得られる。したがって、工程(b)において少なくとも1時間クロイチゴ葉を抽出することが好ましく、より好ましくは、少なくとも2時間である。好ましい抽出時間は、抽出するクロイチゴ葉の品質、特に葉の年齢及びその他の抽出条件、特に抽出温度に基づいて選択される。

0016

抽出温度が高い場合、例えば約60℃〜約100℃の範囲、好ましくは約80℃〜約100℃の範囲の抽出温度では、抽出時間は、好ましくは約1時間〜約6時間、より好ましくは約2時間〜約4時間である。

0017

更に、工程(b)において、特に約60℃〜約100℃の範囲、より好ましくは約80℃〜約100℃の範囲の抽出温度で抽出剤を還流させて抽出を実施することが最も好ましい。還流プロセスを使用する時、抽出時間は約24時間以下であることが好ましい。

0018

抽出時間は、使用する抽出剤に基づいて設定される。エタノール含有溶剤を使用する場合、約60℃〜約100℃の範囲の抽出温度、特に約80℃〜約100℃の範囲の抽出温度が好ましく、特にエタノールと水との混合物を抽出剤として使用する場合に好ましい。

0019

抽出剤は、全抽出剤に対して少なくとも約20重量%の割合で、好ましくは低アルキルアルコール溶剤、より好ましくはエタノールを含有する。抽出剤は、全抽出物に対して少なくとも15重量%の割合で水を含有することが好ましい。抽出剤は、全抽出剤に対して少なくとも20重量%のアルコール(好ましくはエタノール)と、全抽出物に対して少なくとも15重量%の割合で水を同時に含有することがより好ましい。

0020

本発明の組成物及び方法において特に有効なクロイチゴ葉抽出物は、約2:8(8重量部の水と混合された2重量部のエタノール)〜約8:2の比率、より好ましくは約3:7〜約7:3の比率、最も好ましくは約3:7〜約1:1の比率でエタノールと水とを含有する抽出物を使用して得られる。

0021

したがって、好ましい一実施形態において、クロイチゴ抽出物はクロイチゴ葉抽出物であり、即ち、抽出物はクロイチゴ植物の葉から製造される。特に好ましい実施形態において、クロイチゴ抽出物はブラックベリーの葉から製造される。更に特に好ましい実施形態において、クロイチゴ抽出物は、水と上記のエタノールなどの低アルコールとの混合物を用いてブラックベリーの葉を抽出することによって製造される。

0022

1つの特に好適なクロイチゴ抽出物は、水とエタノールとの混合物を用いてブラックベリーの葉から抽出され、約5%〜約10%の活性にマルトデキストリンマトリックスが配合されてニュージャージ州テターボロ(Teterboro, NJ)のSymrise Inc.社から市販されており、商品名「SymMatrix」で販売されている。

0023

好適なクロイチゴ葉抽出物を調製するための詳細な手順は、本明細書に全体的に組み込まれている米国特許公開第2008/0095719号で説明されている。

0024

本明細書で使用されている「局所適用」は、例えば、手、又はティッシュパフローラー、又はスプレーなどのアプリケータを使用して外皮に直接塗ったり、なじませたりすることを意味する。

0025

本明細書で使用されている「化粧学的許容できる」は、その用語が説明する製品又は化合物が、過度の毒性、不適応性不安定性、炎症、アレルギー性反応等がなく、組織(例えば皮膚)との接触において好適であることを意味する。この用語は、化粧品として単独で使用する時に説明する成分/製品を制限することを意図していない(例えば、成分/製品は薬剤として使用できる)。

0026

本明細書で使用されている「局所的キャリア」は、哺乳類への局所投与に好適な1つ又は2つ以上の相溶性のある固体又は液体フィラー希釈剤を意味する。局所的キャリアの例には、水、ワックスオイル皮膚軟化剤乳化剤増粘剤ゲル化剤、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。

0027

本明細書で使用されている「毛髪」は、頭皮、まつ毛、眉毛、口ひげ、あごひげ、耳毛鼻毛毛、陰毛補助毛等が挙げられるが、これらに限定されない、頭皮、頭髪、顔ひげ、及び/又は体毛を意味する。

0028

本明細書で使用されている「育毛の誘発」は、毛髪の成長の誘発とそれをより可視化することが挙げられるが、これらに限定されない、新しい毛周期の早期誘発、及び/又は毛周期の活発な成長期(成長期)の延長、及び/又は育毛速度の増加、及び/又は毛幹の幅の増加を意味する。

0029

本明細書で使用されている「髪質の改善」は、より滑らかな見た目若しくは感触、及び/又はつやの増加が挙げられるが、これらに限定されない、毛幹の直径の増加、並びに/又はヘアーボリューム、髪のつや、及び髪の毛の太さなどの毛髪の視覚属性強化、並びに/又は毛幹及び/若しくは毛小皮の特性の改善を意味する。

0030

本明細書で使用されている「安全かつ有効な量」は、制限又は処置する条件(例えば育毛)の実証的改良を誘発するには十分であるが、重大な副作用を回避するには低い生理学的に活性な化合物又は組成物の量を意味する。上記の化合物又は組成物の安全かつ有効な量は、処置する特定の条件、エンドユーザの年齢と健康状態、処置/防止する条件の重大性、処置の期間、その他の処置の性質、使用する特定の化合物又は製品/組成物、利用する特定の化粧学的に許容できるキャリア、及び類似の要因によって変化する。

0031

局所適用組成物
本発明で有用な局所適用組成物は、毛髪及び頭皮への局所適用に好適な製剤を含有する。一実施形態において、組成物はクロイチゴ抽出物及び化粧学的に許容できる局所キャリアを含有する。一実施形態において、化粧学的に許容できる局所キャリアは、組成物の約75重量%〜約95重量%、より好ましくは組成物の約75重量%〜約85重量%を構成する。

0032

本発明の組成物から、ローションクリームジェルスティック、スプレー、軟膏洗浄液体洗浄液及びソリッドバーシャンプーペースト粉末剤、泡、泡状整髪剤及びティッシュが挙げられるが、これらに限定されない多種多様製品種類を作製することができる。これらの製品種類は、溶剤、エマルション(例えば、マイクロエマルション及びナノエマルション)、ゲル、固形物及びリポソームが挙げられるが、これらに限定されない、数種類の化粧学的に許容できる局所キャリアを含有することができる。かかるキャリアの限定されない例が本明細書に記載されている。当業者は、その他のキャリアを配合することができる。

0033

本発明において有用な局所適用組成物は溶剤として配合できる。溶剤は、水性溶媒(例えば、約75%〜約95%又は約75%〜約85%の化粧用として許容できる水性溶媒)を含むことが好ましい。より好ましくは、かかる組成物は、処方によって変化することがあるが約30%の溶媒を含有すべきである。かかる溶媒は、毛包への首尾よい送達のために好ましいキャリアである、エタノール、プロピレングリコールポリエチレングリコール、これらの混合物等を含むことができる。

0034

本発明に有用な局所適用組成物は、皮膚軟化剤を含有する溶剤として配合できる。かかる組成物は、約2%〜約50%の皮膚軟化剤を含有することが好ましい。本明細書で使用されている「皮膚軟化剤」は、乾燥状態の防止又は軽減、並びに皮膚の保護のために使用する材料を意味する。多種多様の好適な皮膚軟化剤が周知であり、本明細書で使用されている。本明細書に参考として組み込まれる、Personal Care Prodcuts Council刊行のThe International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook、第14版、1012 3巻、Gottschlack及びBreslawec編、3868〜80頁(以下、「INCI Handbook」と呼ぶ)。

0035

ローションは溶剤から製造できる。ローションは、通常、約1%〜約20%(より好ましくは、約5%〜約10%)の皮膚軟化剤と、約50%〜約90%(より好ましくは、約60%〜約80%)の水とを含有する。

0036

別の種類の製品は、クリームである溶剤であってよい。クリームは、通常、約5%〜約50%(より好ましくは、約10%〜約20%)の皮膚軟化剤と、約45%〜約85%(より好ましくは、約50%〜約75%)の水とを含む。

0037

更に、溶剤から配合できる別の種類の製品は軟膏である。軟膏は、動物又は植物油単一塩基又は半固体炭化水素で構成されてもよい。軟膏は、約2%〜約100%の皮膚軟化剤と、約0.1%〜約2%の増粘剤とを含有してもよい。INCIハンドブックには、本発明の組成物及び方法に有用な許容できる増粘剤又は増ちょう剤一覧表を1693〜1697頁に掲載している。

0038

また、本発明で有用な局所適用組成物は、エマルションとして配合できることが好ましい。キャリアがエマルションである場合、約1%〜約10%(好ましくは、約2%〜約5%)のキャリアが1つ又は2つ以上の乳化剤で構成される必要がある。乳化剤は、非イオン性アニオン性又はカチオン性であってよい。好適な乳化剤は、例えば、INCIハンドブックの3816〜191頁及び3954〜67頁に掲載されている。

0039

また、ローション及びクリームをエマルションとして配合できる。通常、かかるローションは、0.5%〜約5%の乳化剤を含有することが好ましい。かかるクリームは、通常、約1%〜約20%(好ましくは、約5%〜約10%)の皮膚軟化剤と、約20%〜約80%(好ましくは、約30%〜約70%)の水と、約1%〜約10%(好ましくは、約2%〜約5%)の乳化剤とを含む。

0040

水中油型及び油中水型の、ローション及びクリームのような単相エマルションスキンケア製剤は、化粧品技術分野で周知であり、本発明に有用である。水中油中水型のような多相エマルション組成物もまた、本発明に有用である。一般に、そのような単相又は多相のエマルションは、必須成分として水、皮膚軟化剤、及び乳化剤を含有する。

0041

また、本発明の組成物は、本発明の新規な組成物の局所適用と同時に毛髪を洗浄、処置、調整、及び着色するための染料及びその他のヘアケア製品と組み合わせた、シャンプー、整髪製品、つけっ放し毛髪マスク、泡状整髪剤、スプレーの形であってもよい。

0042

本発明の局所適用組成物は、ゲル(例えば、好適なゲル化剤を使用した水性ゲル)として配合できる。水性ゲル用の好適なゲル化剤には、天然ガムアクリル酸重合体及びアクリレート重合体及び共重合体、並びにセルロース誘導体(例えば、ヒドロキシメチルセルロース及びヒドロキシプロピルセルロース)が挙げられるが、これらに限定されない。油(鉱油など)用の好適なゲル化剤には、水素添加ブチレンエチレンスチレン共重合体、及び水素添加エチレン/プロピレン/スチレン共重合体が挙げられるが、これらに限定されない。かかるゲルは、通常、約0.1%重量〜5%のかかるゲル化剤を含む。製剤の濾胞性送達を高めるためにミクロゲルを使用できる。

0043

また、本発明の局所適用組成物は、固形製剤(例えば、ワックス系スティック、マスカラソープバー組成物、粉末剤又はティッシュ含有粉末剤に配合してもよい。

0044

本発明において有用な局所適用組成物は、上記の構成要素に加えて、当業者が設定したレベルで、従来から皮膚及び毛髪用の組成物に使用されている、多種多様な付加的な油溶性有機溶媒溶性、及び/又は水溶性材料を含むことができる。例えば、70%エタノール及び30%プロピレングリコール又はこれらの2つの化学物質の可変量の製剤を、活性物質の送達を高めるために使用することができる。

0045

界面活性剤
一実施形態において、本発明の組成物は1つ又は2つ以上の界面活性剤を含む。一実施形態において、組成物は発泡性界面活性剤を含む。「発泡性界面活性剤」は、水と混合して機械的に撹拌すると泡を発生する界面活性剤を意味する。一実施形態において、発泡性界面活性剤は、(1リットル当たりグラムの濃度、温度49℃、及び水の硬度136mg/L(1ガロン当たり8グレイン)を使った)ASTMStandards1001 15節15.04巻のASTM Annual Bookに記載されている界面活性剤D1173−53の発泡特性標準試験方法における、少なくとも20mm(少なくとも50mmなど)の初期発泡高さ値を有する。発泡性界面活性剤の例には、アニオン性、非イオン性、カチオン性、及び両性の発泡性界面活性剤が挙げられるが、これらに限定されない。

0046

アニオン発泡性界面活性剤の限定されない例には、サルコシネートサルフェートイセチオネートタウレートリン酸ラクチレート、及びグルタミン酸からなる群から選択されるものが挙げられる。具体例には、ラウリル硫酸ナトリウムラウリル硫酸アンモニウムラウレス硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸ナトリウムトリデセス硫酸ナトリウムセチル硫酸アンモニウム、セチル硫酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸アンモニウムラウロイルイセチオン酸ナトリウムラウロイル乳酸ナトリウム、ラウロイル乳酸トリエタノールアミンカプロイル乳酸ナトリウム、ラウロイルサルコシン酸ナトリウムミリストイルサルコシン酸ナトリウム、ココイルサルコシン酸ナトリウム、ラウロイルメチルタウレートナトリウム、ココイルメチルタウレートナトリウム、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、及びココイルグルタミン酸ナトリウム、並びにそれらの混合物からなる群から選択されるものが挙げられるが、これらに限定されない。

0047

非イオン発泡性界面活性剤の限定されない例には、アルキルグルコシドアルキルポリグルコシドポリヒドロキシ脂肪酸アミドアルコキシル化脂肪酸アルキルエステル、発泡スクロースエステルアミンオキシド、及びそれらの混合物からなる群から選択されるものが挙げられる。具体例には、C8〜C14グルコースアミド、C8〜C14アルキルポリグルコシド、スクロースココエート、スクロースラウレート、ラウラミンオキシドココアミンオキシド、及びそれらの混合物からなる群から選択される非イオン性界面活性剤が挙げられるが、これらに限定されない。

0048

両性の発泡性界面活性剤(双極性イオン発泡性界面活性剤も含む)の限定されない例は、ベタインスルタインヒドロキシスルタイン、アルキルイミノアセテート、イミノジアルカノエートアミノアルカノエート、及びそれらの混合物からなる群れから選択されるものである。

0049

本発明の両性界面活性剤の限定されない例には、ラウロアンホ酢酸二ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、セチルジメチルベタイン、ココアミドプロピルベタイン、ココアミドプロピルヒドロキシスルタイン、及びそれらの混合物が挙げられる。

0050

追加の化粧学的に活性の薬剤
一実施形態において、本発明による組成物は、1つ又は2つ以上の追加の化粧学的に活性の薬剤、並びに上述の構成成分を更に含有し得る。「化粧学的に活性の薬剤」は、合成化合物、又は天然源から分離、精製、若しくは濃縮された化合物、又は組織に対して化粧学的若しくは治療的に効果がある化合物の混合物を含有する天然抽出物であってよい化合物であり、これらの化合物には、抗酵母剤などの抗菌薬抗真菌薬、及び抗菌剤抗炎症薬老化防止剤駆虫薬外用鎮痛薬、日焼け止め剤光防護剤酸化防止剤角質溶解剤洗剤/界面活性剤、加湿剤、栄養素ビタミンミネラルエネルギーエンハンサー制汗剤収斂剤育毛促進剤染毛剤顔料、安定剤、皮膚保全剤、並びに矯臭剤又はPH変化剤などの賦香剤が挙げられるが、これらに限定されない。

0051

一実施形態において、化粧学的に活性の薬剤は、ヒドロキシ酸過酸化ベンゾイル、D−パンテノールメトキシけい皮酸オクチル、二酸化チタンサリチル酸オクチル、ホモサラート、アボベンゾンカロチノイド遊離基捕捉剤スピントラップレチノイン酸トレチノイン)などのレチノイド、並びにレチノール及びレチニルパルミテートなどのレチノイド前駆体、ビタミンE(α、β、若しくはδトコフェロール及び/又はそれらの混合物)セラミド多価不飽和脂肪酸必須脂肪酸酵素酵素阻害薬、ミネラルなどのビタミン、プロゲステロンなどのホルモン、ハイドロコルチゾンなどのステロイド2−ジメチルアミノエタノール塩化銅などの金属(鉄又は亜鉛が挙げられるが、これらに限定されない)塩、Cu:Gly−His−Lysなどの銅を含有するペプチド補酵素Q10、アミノ酸、ビタミン、アセチル補酵素AナイアシンリボフラビンチアミンリボースNADH及びFADH2などの電子伝達体アロエベラナツシロギク、及び大豆などの植物抽出物、並びにそれらの誘導体及び混合物からなる群から選択できるが、これらに限定されない。化粧学的に活性の薬剤は、約0.001%〜約20%重量の組成物量において本発明の組成物中に存在することが好ましく、より好ましくは、約0.005%〜約10%、最も好ましくは、約0.01%〜約5%である。

0052

また、本発明の組成物及び方法において特に有効であると期待されるのは、(カプリロイルグリシン、サルコシン及びシナモン樹皮抽出物)、甘草粉末又は抽出物等が挙げられるが、これらに限定されない、合成還元酵素阻害剤若しくは天然5−α還元酵素阻害剤、又はその他の皮脂抑制材料の存在である。MC5受容体拮抗薬もまた、本発明の組成物で使用することができる。MC5−R拮抗薬の例は、米国特許第7,049,331号に記載されている。

0053

また、本発明の組成物は、フィナステリド(プロペシア)、25型α還元酵素阻害剤、デュタステライド、1型及び2−5型−α還元酵素阻害剤、並びに、フルタミドビカルタミドプレグナン誘導体、プロゲステロン誘導体、FCE 28260等の実験的薬剤などの薬物として入手可能な、育毛を促進することが知られている化合物と組み合わせても使用することができる。スピロノラクトン及びその他の利尿薬もまた、症例によって女性の治療に適応される場合に利用することができる(アルダクトン:アルドステロン受容体拮抗薬としても知られている)。また、育毛を促進することが知られているミノキシジル(ロゲイン)などのカリウムチャンネル開口薬は、特に有望な混合物と考えられる。

0054

5−α還元酵素阻害剤作用を有する薬草剤は、ノコギリヤシ及びアフリプルーンを含んでもよい。そのような作用を有し得るその他の薬剤は、β−システロール(Beta-sisterol)、セピコトロール(Sepicontrol)及び甘草、γ−リノレン酸及びその他の不飽和脂肪酸(Tehming LIANG及びShutsung LIAO)Biochem J.(1992)、285、557〜562、特定の脂肪族の不飽和脂肪酸によるステロイド5−α還元酵素の阻害剤)、亜鉛及び亜鉛塩緑茶カテキン(−)−エピガロカテキン没食子酸塩ECGC)及びその他のポリフェノールである。また、ブドウの種、リンゴの種、リンゴジュース及び大麦抽出物は、育毛を誘発できる潜在的可能性がある薬剤であり得るが、満足できる結果(Takahashiら、Procyanidin Oligomers Selectively and Intensively Promote Proliferation of Mouse Hair Epithelial Cells in Vitro and Activate Hair Follicle Growth in Vivo,J Invest Dermatol 112:310〜316)を達成するという点で非常に一般的であり又は満足できるものと考えられていない。

0055

追加の混合物は、亜鉛、FK 506(Tacrolimus,Fujimycin)、ストレプトミセスツクバエンシスで製剤されるマクロライド抗生物質、及びその誘導体などのカルシニューリン阻害剤、又はシクロスポリンA環式エンドカペプチド及びT細胞固有免疫抑制剤等のようなその他の既知の育毛刺激剤を含むことができる。

0056

また、DHTビタミンB6、ビオチンマグネシウム、亜鉛、ノコギリヤシ、イラクサ、ゴツコーラ、かぼちゃ、エレテロ根、ウヴァウルシムイラプアマ(Muria Puama))を阻害することが示唆されている製品であるプロヴィラス中の活性成分は、本発明の組成物に含めることができる。

0057

本発明の組成物の構成要素であり得るビタミンの例には、ビタミンAビタミンB3、ビタミンB5、及びビタミンB12などのビタミンB類ビタミンCビタミンK、αトコフェロール、γトコフェロール、又はδトコフェロールなどのビタミンE、並びにこれらの(塩、エステルなどの)誘導体及び混合物が挙げられるが、これらに限定されない。

0058

ヒドロキシ酸の例には、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、サリチル酸、クエン酸、及び酒石酸が挙げられるが、これらに限定されない。このようなヒドロキシ酸は、頭皮角質層再生を支持するように機能すると考えられる。また、本発明者らは、このようなヒドロキシ酸が本発明の組成物のpHを正常化する助けをし、乳酸を併用することによって毛髪の整髪効果を高めることができると考える。

0059

本発明の組成物及び方法において利用できる酸化防止剤の例には、スルフヒドリル化合物とその誘導体(例えば、メタ重亜硫酸ナトリウム及びN−アセチルシステイン)、リポ酸及びジヒドロリポ酸レスベラトロルラクトフェリン、並びにアスコルビン酸及びアスコルビン酸誘導体(例えば、パルミチン酸アスコルビル及びアスビルポリペプチド)などの水溶性酸化防止剤が挙げられるが、これらに限定されない。本発明の組成物における使用に好適な油溶性酸化防止剤には、ブチル化ヒドロキシトルエン、レチノイド(例えば、レチノール及びレチニルパルミテート)、異なる種類のトコフェロール(例えば、α−、γ−、及びδ−トコフェロール、並びにアセテートなどのそれらのエステル)及びこれらの混合物、トコトリエノール、並びにユビキノンが挙げられるが、これらに限定されない。本発明の組成物における使用に好適な酸化防止剤を含有する天然抽出物には、フラボノイドイソフラボノイド、並びにゲニステイン及びダイゼイン(例えば、大豆とクローバの抽出物、レスベラトロル等を含有する抽出物)などのそれらの誘導体を含有する抽出物が挙げられるが、これらに限定されない。このような天然抽出物の例には、ブドウの種、緑茶樹皮、及びプロポリスが挙げられる。

0060

一方、プロゲステロン、及びプロゲステロンに似た活性を有する天然由来の成分、並びに、マンサクトリクロサンセルレニン、α−メチレンγ−ブチロラクトン、カプリロイルグリシン及びメチルグリシンなどのグリシン誘導体、サリチル酸又は過酸化ベンゾイルが有用であり得る。

0061

以下の活性成分を有するFabao 101も本発明の組成物に含めることができる。つまり、アラリアキンフォリア(Aralia Quinquetolia)、アストラガルスグリキィフィルロス、アンジェリカルート、ヤクヨウサルビアトウガラシペカンアルバ(Carya Alba)、ベニバナ、白蘚皮、フロスクリサンセマム、ツルドクダミ、強力朝鮮人参丹参三七人参パオルルカグラデュローサ(Paorulca Glandulosa)、杏仁油、四川ラビッジの根、黄耆人参カシュウ、赤根茎サルビア、天人参(Rhizhoma Gastroidia ginseng)、田七人参(Seu radix notopterygii)、苦参

0062

その他の物質
種々の他の材料もまた、本発明に有用な組成物中に存在してもよい。これらの材料は、保湿剤タンパク質及びポリペプチド、防腐剤及びアルカリ剤を含む。このような化学物質の例は、INCIハンドブックの1650〜1667頁に開示されている。本発明の組成物は、キレート剤(例えば、EDTA)及び防腐剤(例えば、パラベン)を更に含んでもよい。好適な防腐剤及びキレート剤の例は、INCIハンドブックの1626頁及び1654〜55頁に記載されている。更に、本明細書で有用な局所適用組成物は、染料、乳白剤(例えば、二酸化チタン)、顔料、及び芳香剤などの従来の美容補助剤を含むことができる。

0063

黒化
一実施形態において、本発明の組成物は更に、メラニン若しくは合成メラニン誘導体、又はメラニン様分子バニリン重合体、限定するものではないが、コレウスフォルスコリ(Coleus Forskoli)抽出物、ブグラン−P(Bugrane-P)抽出物、顔料(例えば、サンナ属又はクマコケモモ属の植物から取った褐色色素、又はカロチノイド若しくはカンタキサンチンを含有する植物から取った黄色色素、オレンジ色素赤色色素)を含有する天然源の抽出物などの天然抽出物、あるいは銅(例えば、CuCL2などの銅塩)を含有する化合物又は合成カロチノイド又はカンタキサンチンなどの合成化学物質などの黒化剤を含有する。合成メラニン誘導体の例は、米国特許第5,618,519号、同第5,384,116号及び同第5,227,459号に記載されている。可溶性メラニン誘導体の例は、第5,744,125号、第5,225,435号、第5,218,079号、及び第5,216,116号に記載されている。市販の可溶性メラニン誘導体の例には、San−mar laboratories,Inc.社(Elmsford,N.Y.)のMelasyn−100(商標)及びZylepsis社(Ashford,Kent,United Kingdom)のMelanze(商標)が挙げられる。

0064

これらの薬剤は、約0.001%重量〜約10%重量、特に、約0.01%重量〜約5%重量の量で組成物内に存在することが好ましい。

0065

別の実施形態において、組成物はペプチドを含んでもよい。黒化ペプチドの例は米国特許第7,025,951号に記載されている。上記米国特許に記載されている本発明のペプチドは、化粧学的に許容できる塩の形態で提供できる。好ましい塩の例は、治療的に許容できる有機酸、例えば、酢酸、パルミチン酸オレイン酸ステアリン酸、乳酸、マレイン酸、クエン酸、リンゴ酸、アスコルビン酸、コハク酸安息香酸、サリチル酸、メタンスルホン酸、又はパルモイン酸、並びに、タンニン酸又はカルボキシメチルセルロースなどのポリマー酸、及びハロゲン化水素酸(例えば、塩酸)、硫酸、又はリン酸などの無機酸を含有する塩である。

0066

本組成物中に存在するペプチドの量は、使用するペプチドによって決まる。ペプチドは、約0.001%重量〜約10%重量、特に、約0.005%重量〜約5%重量の量で組成物内に存在する必要がある。

0067

ミネラルウォーター
本発明の組成物は、ミネラルウォーター、例えば、Evian(登録商標)Mineral Water(Evian,France)などの自然に鉱水化されたミネラルウォーターを使って調製できる。一実施形態において、ミネラルウォーターは、少なくとも約200mg/L(例えば、約300mg/L〜約1000mg/L)の鉱化を有する。一実施形態において、ミネラルウォーターは、少なくとも約10mg/Lのカルシウム及び/又は少なくとも約5mg/Lのマグネシウムを含む。

0068

使用方法
本発明の組成物は、本組成物を身体の育毛所望部位に局所適用することによって、育毛を誘発するために利用することができる。本発明の組成物は、好ましくは身体の所望部位に少なくとも5日間にわたって少なくとも1日1回、より好ましくは少なくとも6週間にわたって毎日、最も好ましくは無期限に局所適用する。髪質を改善するためには、本組成物は少なくとも12週間にわたって少なくとも1日1回適用する必要がある。約2週間後、ユーザは育毛の増進気づき始め、毛幹直径の増加、並びに/又はヘアーボリューム、髪つや、及び髪の毛の太さなどの髪の視覚属性の増強に気づくことができる。

0069

(実施例1)
ゲル基剤処方A1を下記表1に従って調製した。
次の成分を混合容器内で混合した。つまり、DI水、EDTA二ナトリウム、グリセリンジメチコーン、及びブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)。続いて、プロップミキシング(prop mixing)を中速から高速スイープブレード)で使用して40〜45℃まで加熱し、均質になるまで混ぜた。温度が40℃以下に達したら、次の成分をプロップミキシング(スイープブレード、中速)で1つずつ添加した。つまり、Sepigel 305、Phenonip XB。pHを水酸化ナトリウムで5.0に調整した。

0070

0071

(実施例2)
クロイチゴ抽出物を含有する組成物(A2)、及びブチレングリコールと水のみを含有する組成物(A3)を、表2に記載の以下の処方を用いて、実施例1に記載されている手順に従って調製した。

0072

0073

(実施例3)
組成物E1及びCを以下の表3の処方に従って調製した。発明に関する実施例E1は、濃度25%のクロイチゴ抽出物(A1とA2の比率が1:1)が得られるように、実施例1のゲル基剤A1と実施例2のクロイチゴ抽出組成物A2とを混合して、均質になるまで混ぜることにより調製した。更に、比較例C1は、実施例2のゲル基剤A1とA3とを混合することにより調製した。

0074

0075

(実施例4)
クロイチゴ(ブラックベリー)抽出物を使ったC3Hマウスにおける育毛誘発
C3Hマウスにおける育毛誘発は、時間の関数(研究日数)に応じた、成長期に入るマウスの比率として測定した。

0076

年齢が6〜7週の雌のC3HマウスをTaconic Farms(Germantown,NY)から購入した。マウスは、12時間明るく12時間暗くなる光周期環境調節室内にある、適切に寸法設定されたケージに入れられ、と水は不断給餌された。動物の世話は、「Guide for the Care and Use of Laboratory Animals」、NIH Publication No.85−23に基づいた。動物は、研究を開始する前に1週間慣らされた。全てのマウスが毛周期の長期のテロゲン期/休止期(約50〜60日間)に入った時点で、背部領域約1.5×5cmを刈り込んだ(Wahl Clippers 8900 Series,Blade # 1086)。群ごとに4匹の雌のマウスを刈り込むと同時に、誘発及び維持のための2%のイソフルラン及び0.5Lの酸素鎮静させた。E1(250mg/mL)のブラックベリー処方)に加えて、処置群プラシーボ(C1)と処置していない群(n=4)を加えて、自然の育毛開始の対照となるとともにプラシーボの効果を観察し、200μLの検査物質を1週間に5日(月曜日から金曜日)毎日、背部領域に局所的に適用した。成長期/活発な成長期の兆候が最初に現れた時及び目視観測に基づいて必要である時に、画像を撮影した。成長期(灰色の皮膚)に入るマウスの日々の観察を文書化した研究日誌を記録した。処置は最大約8週続いた。

0077

ミノキシジル参照のための群当たりの動物の数:7〜22日(N=7)、23〜26日(N=6)、27〜44日(N=5)
NA=評価対象

0078

驚くことに、ブラックベリー局所治療(E1)は、8日目までに全てのC3Hマウスにおいて育毛を誘発した。同じ検査モデルを用いて、評価結果を市販の育毛製品(Eckerd Pharmacyから購入した一般的な男性用ミノキシジル5%溶液)と比較した時、E1局所適用による誘発がより速くかつ高発生率応答率で発生した。平均して、5%の市販ミノキシジルを用いて治療したマウスの約63%が、第6週(N=4研究)までに成長期に入り、ミノキシジルが実薬対照として最善に機能した場合、第4週(29日)までに100%が成長期に入った。

0079

したがって、本発明者らは、E1で治療した時に育毛誘発がより速くかつ高発生率で発生し、結果的に8日で応答率が100%に達し、一方で、5%の市販ミノキシジルでは、平均して、マウスの約63%(n=4研究)が第6週までに成長期に入り、ミノキシジルが実薬対照として最善に機能した場合、第4週(29日)までに100%が成長期に入ったと結論した。

0080

(実施例5)
Williams E培地マイナスグルタミン)、L−グルタミン、ファンギゾンペニシリン及びストレプトマイシン(Gibco社支給)から構成される培地を調整した。クロイチゴ抽出物と培地の原液を調製した。原液の1:10連続希釈を、適切な濃度を達成するまで調製した。

0081

人間の硬毛毛包は、新しい美容整形サンプルから分離された。個々の毛包を、0.5mLの培地で満たした0.4μmインサート内の12ウェルファルコンインサート細胞培養プレートに入れた。w/v計算を使用して、この培地に処置を加えた。培地は1日おきに交換した。1日目、3日目、5日目、7日目、& 9日目に画像を撮影した。毛幹の長さを測定して画像解析を行った。各群の平均値及び比率の増加を計算した。

0082

0083

0.001%(w/v)のクロイチゴ抽出物(ブラックベリー)は、クロイチゴ抽出物を含まない毛包が成長した培地と比較して毛幹の伸長を63.65%増加することができた。

0084

(実施例6)
人間の毛包は、新しい美容整形サンプルから分離された。個々の毛包を、2.0mLの培地で満たした0.4μmインサートの6ウェルファルコンインサート細胞培養プレートに入れた。実施例5と同様に培地と原液を調製した。w/v計算を使用して、この培地に処置を加えた。培地は1日おきに交換した。0日目、1日目、3日目、5日目、7日目、及び9日目に画像を撮影した。毛幹の長さを測定して画像解析を行った。各群の平均値及び比率の増加を計算した。

0085

0086

濃度が0.0001%〜0.001%(w/v)の範囲にあるクロイチゴ抽出物(ブラックベリー)は、クロイチゴ抽出物を含まない毛包が成長した培地と比較して毛幹の伸長を15%超増加することができた。予想外に、0.05%の高い濃度範囲のクロイチゴ抽出物は毛幹伸長を増加しなかったことに注目すべきである。

0087

(実施例7)
以下の実施形態を表7に記載の処方を用いて実施した。

0088

0089

表7に記載されている実施形態組成物はそれぞれ、下記のように個別に調製された。
E2〜E5:
主容器の水を測定し、渦による撹拌を開始した。カルボマーアクリル酸シクロヘキサン画面移動によりゆっくりと添加した。この混合物を、温度が55〜60℃に到達するまで加熱した。20%の水酸化ナトリウム溶液を作製した。20%の水酸化ナトリウム溶液でpHをpH 5.5〜6に調節してカルボマーを中和した。加熱を止め、混合物を45℃まで冷やした。マルトデキストリン(40%)ブラックベリー(クロイチゴ)葉抽出物(60%)を、グリセリルポリメタクリレート内で予め混合した。マルトデキストリン(40%)ブラックベリー(クロイチゴ)葉抽出物(60%)、グリセリルポリメタクリレートペーストを撹拌しながら容器に添加した。添加すると、粘土が低下し続けた。20%の水酸化ナトリウム溶液でpHをpH 5.5〜6.0に調節した。フェノキシエタノール(及び)カプリルグリコール(及び)ソルビン酸を撹拌しながらビーカー(製剤C12はフェノキシエタノール及び安息香酸ナトリウムを有した)に添加した。20%の水酸化ナトリウム溶液でpHをpH 5.5〜6に調節した。水で適量にした。ゲルが形成された。

0090

E−2−安定したゲルが形成され、処方は13週間安定して経過した。安定性は、Tスピンドルを用いて、20RPMで2週間及び4週間検査された。サンプルは、室温、4℃、40℃及び50℃で保管された。50℃で保管されたサンプルは、6週目に検査のため取り出され、他のサンプル(室温、4℃、及び40℃)は8週目及び13週目に検査を行った。凍結融解試験を3サイクル実施した。より多く(40%)のブラックベリー(クロイチゴ)葉抽出物(60%)を添加すると、より多くのカルボマーを添加する必要がある。

0091

C2−C2の場合、デハイドロキサンタンガムをグリセリンで予め湿らし、撹拌しながらゆっくりと容器に添加する点を除いて、同じ手順を実施した。マルトデキストリン(40%)ブラックベリー(クロイチゴ)葉抽出物(60%)は、グリセリルポリメタクリレートで予め湿らさなかった。添加した防腐剤は、フェノキシエタノール及び安息香酸ナトリウムであった。

0092

C3−C3の場合、水を容器に添加した後で温度が55〜60℃に到達するまで加熱した点を除いて、同じ手順を実施した。メチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースを30分間撹拌しながらゆっくりと添加した。マルトデキストリン(40%)ブラックベリー(クロイチゴ)葉抽出物(60%)は、グリセリルポリメタクリレートで予め湿らさなかった。それらを容器に直接振りかけた。

0093

C4及びC5−C4及びC5の場合、ポリアクリルアミド(及び)C13〜14イソパラフィン(及び)ラウレス−7を後で組成物に添加した点を除いて、同じ手順を実施した。

0094

C6−C6の場合、ポリアクリル酸ナトリウム(及び)水素添加ポリデセンを水に振りかけた点を除いて、同じ手順を実施した。ポリアクリルアミド(及び)C13〜14イソパラフィン(及び)ラウレス−7を後で処方に添加した。

0095

C7、C8及びC9−C7、C8及びC9の場合、デハイドロキサンタンゴムをブチレングリコール中で予め湿らせることを追加して、同じ手順を実施した。混合を続け、リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウムをゆっくりと添加した。より多くのラポナイトを組成物に添加すると、ゲルではなくよりペースト状の稠度となったことが示された)。

0096

〔実施の態様〕
(1) 濃度が少なくとも90mg/mL抽出物の溶液(90 mg extract/ml of solution)、ただし300mg/mL未満のブラックベリー抽出物を含む局所的に活性な組成物を、患者の頭皮、皮膚、まつ毛、眉、口ひげ領域、又はあごひげ領域に適用して育毛を強化する方法であって、少なくとも7日間毎日適用した後で頭皮に対する毛髪の範囲を増大させる、方法。
(2) 前記組成物が、濃度が少なくとも120mg/mL、ただし300mg/mL未満のブラックベリー抽出物を含む、実施態様1に記載の方法。
(3) 前記組成物が、濃度が少なくとも250mg/mL、ただし300mg/mL未満のブラックベリー抽出物を含む、実施態様1に記載の方法。
(4) 少なくとも90mg/mLで、300mg/mL未満のブラックベリー抽出物を含む、育毛強化用局所組成物
(5) 少なくとも120mg/mLで、300mg/mL未満のブラックベリー抽出物を含む、育毛強化用局所組成物。

実施例

0097

(6) 少なくとも250mg/mLで、300mg/mL未満のブラックベリー抽出物を含む、育毛強化用局所組成物。
(7) 前記組成物が、ビタミン、ミネラル、タンパク質、ペプチド、脂肪酸、酸化防止剤、抗炎症剤、黒化剤、植物性抽出物、及びこれらの混合物からなるスキンケア剤を更に含む、実施態様4に記載の局所組成物。
(8)患者の頭皮、皮膚、まつ毛、眉、口ひげ領域又はあごひげ領域の育毛を強化するための組成物であって、濃度が少なくとも90mg/mL抽出物の溶液、ただし300mg/mL未満のブラックベリー抽出物と、前記組成物の重量で少なくとも1重量パーセントのカルボマーとを含む、組成物。

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