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技術 アドレス解決システム及び方法

出願人 日本電信電話株式会社
発明者 川原亮一斎藤洋
出願日 2013年1月24日 (7年11ヶ月経過) 出願番号 2013-010832
公開日 2014年8月7日 (6年4ヶ月経過) 公開番号 2014-143573
状態 拒絶査定
技術分野 広域データ交換
主要キーワード 落とし物 複数属性 条件判定ステップ 通信要求受信 通信要求元 リゾルバ ユビキタスネットワーク 通信要求パケット
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年8月7日)のものです。
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図面 (7)

課題

objectが有する様々な属性に対する条件指定を行うことで、条件にマッチするobjectを特定し、該objectのIPアドレスを特定する。

解決手段

本発明は、送信元objectにおいて、通信相手となるobjectを検索するための複数の属性に対する値に関する条件である一次指定条件を指定し、着信先objectをリゾルバを介して検索し、一次指定条件により抽出されたM個の着信先objectのIPアドレスを特定し、該着信先objectのうち、1つ以上のobjectの該IPアドレスに、接続要求条件である二次指定条件を記載して接続要求パケットを送信する。着信先objectは、送信元objectからの接続要求が、二次指定条件を満たすかを判断し、満たしている場合には、該二次指定条件を満たしていることを該送信元objectに通知し、該送信元object間通信を開始する。

概要

背景

従来の情報通信ネットワークは、論理空間上のアドレスにより通信対象を指定している。固定電話では電話番号、インターネットではIPアドレスがそれにあたり、これらはネットワーク上の位置とも対応しているので、その位置に接続することで通信が可能となる。

一方で、携帯電話の電話番号やインターネットでのURLは、より上位の論理アドレスまたは名前解釈できる。つまり、これらは通信相手や情報の論理位置を示すが、ネットワーク上の接続位置は示していないため、前者ではLR(ロケーションレジスタ)、後者ではDNS(ドメインネームサーバ)により、ネットワーク上の接続位置を示すアドレスへの変換(いわゆる名前解決)が必要となる。後者の場合であれば、URLから変換後のIPアドレスを用い、接続する(例えば、非特許文献1,2参照)。

概要

objectが有する様々な属性に対する条件指定を行うことで、条件にマッチするobjectを特定し、該objectのIPアドレスを特定する。 本発明は、送信元objectにおいて、通信相手となるobjectを検索するための複数の属性に対する値に関する条件である一次指定条件を指定し、着信先objectをリゾルバを介して検索し、一次指定条件により抽出されたM個の着信先objectのIPアドレスを特定し、該着信先objectのうち、1つ以上のobjectの該IPアドレスに、接続要求条件である二次指定条件を記載して接続要求パケットを送信する。着信先objectは、送信元objectからの接続要求が、二次指定条件を満たすかを判断し、満たしている場合には、該二次指定条件を満たしていることを該送信元objectに通知し、該送信元object間で通信を開始する。

目的

本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、objectが有する様々な属性(物理空間上の位置、時刻情報やその他の属性(色)など)に対する条件指定を行うことで、条件にマッチするobjectを特定し、該objectのIPアドレスを特定可能なアドレス解決システム及び方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

情報通信ネットワークにおいて、いくつかの条件によって該ネットワークに接続されているIPアドレスを有するobjectを特定し通信するためのアドレス解決システムであって、通信を開始するユーザあるいはobject(以下、「送信元object」と記す)と、該送信元objectと通信する着信先objectと、object管理サーバリゾルバと、を有し、前記送信元objectは、通信相手となるobjectを検索するための複数の属性に対する値に関する条件である一次指定条件を指定し、前記着信先objectを前記リゾルバを介して検索する着信先object検索手段と、前記着信先object検索手段により検索され、前記一次指定条件により抽出されたM個の着信先objectのIPアドレスを特定し、該着信先objectのうち、1つ以上のobjectの該IPアドレスに、接続要求条件である二次指定条件を記載して接続要求パケットを送信する接続要求手段と、前記着信先objectと通信を開始する通信手段と、を有し、前記リゾルバは、前記送信元objectからの検索要求を取得して、前記object管理サーバに該検索要求を送信することで、該検索要求に対する着信先objectを取得する検索要求送信手段を有し、前記object管理サーバは、前記リゾルバからの検索要求に対応する着信先objectを検索して、該リゾルバに返却する検索手段を有し、前記着信先objectは、前記送信元objectからの前記接続要求が、前記二次指定条件を満たすかを判断し、満たしている場合には、該二次指定条件を満たしていることを該送信元objectに通知し、該送信元object間で通信を開始する二次指定条件判定手段を有することを特徴とするアドレス解決システム。

請求項2

前記送信元objectの前記接続要求手段は、当該送信元objectがマルチキャスト通信を行う場合に、前記一次指定条件を満たすM個全てのobjectに対して、前記二次指定条件を記載した接続要求パケットを同報する第1の同報手段を有する請求項1記載のアドレス解決システム。

請求項3

前記送信元objectの前記接続要求手段は、当該送信元objectがエニーキャスト通信を行う場合に、前記一次指定条件を満たすM個の全てのobjectに対して、前記日時指定条件を記載した接続要求パケットを同報する第2の同報手段を含み、前記送信元objectの前記通信手段は、前記着信先objectから前記二次指定条件を満たしているか否かの通知を受信し、条件満足である着信先objectの中から一つを選択して通信を開始する手段、を含む請求項1記載のアドレス解決システム。

請求項4

前記送信元objectの前記接続要求手段は、当該送信元objectがエニーキャスト通信を行う場合に、前記一次指定条件を満たすM個の着信先objectのうち、いずれか一つの着信先objectを選択して、前記二次指定条件を記載した接続要求パケットを該着信先objectに送信する選択送信手段を含み、前記送信元objectの通信手段は、前記着信先objectから前記二次指定条件を満たしているか否かの通知を受信し、該二次指定条件を満足する着信先objectと通信を開始する手段、を含む請求項1記載のアドレス解決システム。

請求項5

情報通信ネットワークにおいて、いくつかの条件によって該ネットワークに接続されているIPアドレスを有するobjectを特定し通信するためのアドレス解決方法であって、通信を開始するユーザあるいはobject(以下、「送信元object」と記す)と、該送信元objectと通信する着信先objectと、object管理サーバ、リゾルバと、を有するシステムにおいて、前記送信元objectは、通信相手となるobjectを検索するための複数の属性に対する値に関する条件である一次指定条件を指定し、前記着信先objectを前記リゾルバを介して検索する着信先object検索ステップと、前記着信先object検索手段により検索され、前記一次指定条件により抽出されたM個の着信先objectのIPアドレスを特定し、該着信先objectのうち、1つ以上のobjectの該IPアドレスに、接続要求条件である二次指定条件を記載して接続要求パケットを送信する接続要求ステップと、前記着信先objectと通信を開始する通信ステップと、を行い、前記リゾルバは、前記送信元objectからの検索要求を取得して、前記object管理サーバに該検索要求を送信することで、該検索要求に対する着信先objectを取得する検索要求送信ステップを行い、前記object管理サーバは、前記リゾルバからの検索要求に対応する着信先objectを検索して、該リゾルバに返却する検索ステップを行い、前記着信先objectは、前記送信元objectからの前記接続要求が、前記二次指定条件を満たすかを判断し、満たしている場合には、該二次指定条件を満たしていることを該送信元objectに通知し、該送信元object間で通信を開始する二次指定条件判定ステップを行うことを特徴とするアドレス解決方法。

請求項6

前記送信元objectは、前記接続要求ステップにおいて、当該送信元objectがマルチキャスト通信を行う場合に、前記一次指定条件を満たすM個全てのobjectに対して、前記二次指定条件を記載した接続要求パケットを同報する請求項5記載のアドレス解決方法。

請求項7

前記送信元objectは、前記接続要求ステップにおいて、当該送信元objectがエニーキャスト通信を行う場合に、前記一次指定条件を満たすM個の全てのobjectに対して、前記二次指定条件を記載した接続要求パケットを同報し、前記通信ステップにおいて、前記着信先objectから前記二次指定条件を満たしているか否かの通知を受信し、条件満足である着信先objectの中から一つを選択して通信を開始する、請求項5記載のアドレス解決方法。

請求項8

前記送信元objectは、前記接続要求ステップにおいて、当該送信元objectがエニーキャスト通信を行う場合に、前記一次指定条件を満たすM個の着信先objectのうち、いずれか一つの着信先objectを選択して、前記二次指定条件を記載した接続要求パケットを該着信先objectに送信し、前記通信ステップにおいて、前記着信先objectから前記二次指定条件を満たしているか否かの通知を受信し、該二次指定条件を満足する着信先objectと通信を開始する、を含む請求項5記載のアドレス解決方法。

技術分野

0001

本発明は、アドレス解決システム及び方法に係り、特に、情報通信ネットワークにおいて、いくつかの条件指定によって、ネットワークに接続されているObject(通信機能を持つ家電品端末などを指す)を特定し、通信できるようにするためのアドレス解決システム及び方法に関する。

背景技術

0002

従来の情報通信ネットワークは、論理空間上のアドレスにより通信対象を指定している。固定電話では電話番号、インターネットではIPアドレスがそれにあたり、これらはネットワーク上の位置とも対応しているので、その位置に接続することで通信が可能となる。

0003

一方で、携帯電話の電話番号やインターネットでのURLは、より上位の論理アドレスまたは名前解釈できる。つまり、これらは通信相手や情報の論理位置を示すが、ネットワーク上の接続位置は示していないため、前者ではLR(ロケーションレジスタ)、後者ではDNS(ドメインネームサーバ)により、ネットワーク上の接続位置を示すアドレスへの変換(いわゆる名前解決)が必要となる。後者の場合であれば、URLから変換後のIPアドレスを用い、接続する(例えば、非特許文献1,2参照)。

先行技術

0004

場英明監修、未来ねっと技術シリーズユビキタスネットワーク技術、電気通信協会、2003.
http://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No22/080.html

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、今後、非常に多数のobjectがネットワークに接続されるようになったときに、個々のobjectに一意に付与された名前をユーザが把握した上で通信を行う代わりに、例えば、ユーザが、目の前で落とし物をした自転車に乗っている人と通信したい、あるいは、ある地域である時間帯に温度が20度以上を示したセンサと通信したい、といったユーザの通信要求条件(様々な属性に対する検索条件の組み合わせ)を直接指定することで、objectを特定して通信できるようにしたい場合が想定される。

0006

しかし、既存のシステムでは、個々のobjectに一意に付与された名前をユーザが把握した上でその名前を指定して通信を行う。例えば、携帯電話であれば電話番号をユーザが指定することで通信を行う。そのため、上述のような利用形態を実現することは困難である。

0007

本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、objectが有する様々な属性(物理空間上の位置、時刻情報やその他の属性(色)など)に対する条件指定を行うことで、条件にマッチするobjectを特定し、該objectのIPアドレスを特定可能なアドレス解決システム及び方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記の課題を解決するため、本発明(請求項1)は、情報通信ネットワークにおいて、いくつかの条件によって該ネットワークに接続されているIPアドレスを有するobjectを特定し通信するためのアドレス解決システムであって、
通信を開始するユーザあるいはobject(以下、「送信元object」と記す)と、該送信元objectと通信する着信先objectと、object管理サーバリゾルバと、を有し、
前記送信元objectは、
通信相手となるobjectを検索するための複数の属性に対する値に関する条件である一次指定条件を指定し、前記着信先objectを前記リゾルバを介して検索する着信先object検索手段と、
前記着信先object検索手段により検索され、前記一次指定条件により抽出されたM個の着信先objectのIPアドレスを特定し、該着信先objectのうち、1つ以上のobjectの該IPアドレスに、接続要求条件である二次指定条件を記載して接続要求パケットを送信する接続要求手段と、
前記着信先objectと通信を開始する通信手段と、
を有し、
前記リゾルバは、
前記送信元objectからの検索要求を取得して、前記object管理サーバに該検索要求を送信することで、該検索要求に対する着信先objectを取得する検索要求送信手段を有し、
前記object管理サーバは、
前記リゾルバからの検索要求に対応する着信先objectを検索して、該リゾルバに返却する検索手段を有し、
前記着信先objectは、
前記送信元objectからの前記接続要求が、前記二次指定条件を満たすかを判断し、満たしている場合には、該二次指定条件を満たしていることを該送信元objectに通知し、該送信元object間で通信を開始する二次指定条件判定手段を有する。

0009

また、本発明(請求項2)は、前記送信元objectの前記接続要求手段において、
当該送信元objectがマルチキャスト通信を行う場合に、前記一次指定条件を満たすM個全てのobjectに対して、前記二次指定条件を記載した接続要求パケットを同報する第1の同報手段を有する。

0010

また、本発明(請求項3)は、前記送信元objectの前記接続要求手段において、
当該送信元objectがエニーキャスト通信を行う場合に、前記一次指定条件を満たすM個の全てのobjectに対して、前記二次指定条件を記載した接続要求パケットを同報する第2の同報手段を含み、
前記送信元objectの前記通信手段において、
前記着信先objectから前記二次指定条件を満たしているか否かの通知を受信し、条件満足である着信先objectの中から一つを選択して通信を開始する手段、を含む。

0011

また、本発明(請求項4)は、前記送信元objectの前記接続要求手段において、
当該送信元objectがエニーキャスト通信を行う場合に、前記一次指定条件を満たすM個の着信先objectのうち、いずれか一つの着信先objectを選択して、前記二次指定条件を記載した接続要求パケットを該着信先objectに送信する選択送信手段を含み、
前記送信元objectの通信手段において、
前記着信先objectから前記二次指定条件を満たしているか否かの通知を受信し、該二次指定条件を満足する着信先objectと通信を開始する手段、を含む。

発明の効果

0012

上述のように、本発明によれば、objectが有する様々な属性(物理空間上の位置や,色)に対する条件指定を行うことで、条件にマッチするobjectを特定し、該objectのIPアドレスを特定可能なアドレス解決を提供することが可能となる。

図面の簡単な説明

0013

本発明が適用されるIPネットワーク基本構成例である。
本発明の第1の実施の形態におけるリゾルバの構成例である。
本発明の第1の実施の形態におけるobject管理サーバの構成例である。
本発明の第1の実施の形態におけるobjectの構成例である。
本発明の第1の実施の形態における登録時の処理のフローチャートである。
本発明の第1の実施の形態における通信開始処理のフローチャートである。

実施例

0014

以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。

0015

[第1の実施の形態]
図1は本発明が適用されるIPネットワークの基本構成の一例を示す構成図である。図1に示すように、IPネットワーク400に接続されるobject100、object管理サーバ200、リゾルバ300から構成される。なお、ここではIPネットワークを例に記載しているが、IPアドレス以外の論理アドレスを用いた他のネットワークであってもよい(つまり、論理アドレスがネットワーク上の位置を指し、かつその論理アドレスを指定すれば所望の宛先までデータやパケット転送することが可能であれば他のネットワークであってもよい)。ここで、object100はobjectを識別するID、IPアドレスに加え、多属性情報位置情報、色、時刻情報等)を有するものとする。

0016

情報通信ネットワーク(図1では、IPネットワーク400)に接続されているobject100(例:通信機能をもつ家電品や端末、センサなどを指し、IPアドレスを持つとする)が、複数の属性(例えば、時間や位置、端末の色、センサの気温等)に対する値(時刻=10:00、位置=緯度XXX、経度YYY、色=赤、気温20度など)を有するとし、通信を開始するユーザあるいはobject(以下、送信元objectと呼ぶ)は、これら複数属性:値の組み合わせにより条件を指定することで、通信相手となるobject(以下、着信先objectと呼ぶ)を検索する。例えば、属性=気温に対する値xが20度≦x≦25度、かつ、属性=時刻に対する値yが10:00≦y≦11:00というように条件を指定する。以上の手順で指定された条件を一次指定条件と呼ぶ。なお、以下では、object100#1を送信元object、object100#jを着信先objectとして説明する。

0017

送信元object100#1は、上記の一次指定条件により抽出されたM個のobject#j(j=1〜M)のIPアドレス#jを特定し、これらのM個の宛先objectのうち、1つまたはそれ以上のobjectに対して該IPアドレス#jを用いて接続要求を送信する。その際に、該接続要求パケット内に接続要求条件を記載して送信する。このように指定される条件を二次指定条件と呼ぶ。当該接続要求を受信した着信先objectは、当該二次指定条件を満たすかどうか判断し、満たしている場合には、当該接続要求条件を満たしている旨を送信元objectに返信し、送信元-着信先object間で通信を開始する。

0018

ここで、一次指定条件/二次指定条件の例として、一次指定条件としては場所=東京、という条件指定を行い、二次指定条件としては、東京の中の武蔵野市といった更に細かい条件指定を行うことなどが考えられる。

0019

以下に、本実施の形態について詳細に説明する。

0020

図2は、本発明の第1の実施の形態におけるリゾルバの構成例を示す。

0021

リゾルバ300は、登録要求、検索要求を含む要求パケットを受信する登録・検索要求受付部310、要求が登録要求である場合には、登録情報を生成し、object管理サーバ200に登録し、検索要求である場合はクエリパケットを生成し、object管理サーバ200からobjectを抽出し、要求パケットの送信元に検索結果を通知する登録情報・検索条件抽出部320を有する。

0022

図3は、本発明の第1の実施の形態におけるobject管理サーバの構成例を示す。

0023

object管理サーバ200は、リゾルバ300からの登録情報または検索クエリを受信する登録・検索クエリ受付部210、登録情報をobjectデータベース230に登録し、登録完了通知送出する、または、検索クエリに基づいてobjectデータベース230を検索し抽出されたobjectを検索クエリ送信元のobjectに通知する登録・検索処理部220、objectデータベース230を有する。

0024

図4は、本発明の第1の実施の形態におけるobjectの構成例である。

0025

object100は、通信要求パケットを受信する通信要求受信部110、通信要求が二次指定条件を満たすかを判定し、判定結果を通知する二次指定条件判定部120を有する。

0026

次に、上記の構成におけるobject登録時の処理について説明する。

0027

図5は、本発明の第1の実施の形態における登録時の処理のフローチャートである。

0028

テップ101)送信元object100#jがIPネットワーク400に接続されたら、object登録要求パケットをリゾルバ300内の登録・検索要求受付部310に送信する。その際、object100#jは、自身のIPアドレスIP#j、objectID#j、多属性情報(位置情報、色、時刻情報等)Attr#jを通知する。

0029

ステップ102)リゾルバ300の登録・検索要求受付部310は、object100#jからの登録要求パケットがリゾルバへ到着したら、当該object100#jの各種情報読み出し、登録情報・検索条件抽出部320に通知する。登録情報・検索条件抽出部320では、該登録要求パケットからIP#j、objectID#j、多属性情報を抽出し、{IP#j,objectID#j,Attr#j}の組を、object管理サーバ200へ通知する。

0030

ステップ103) {IP#j,objectID#j,Attr#j}の組をobject管理サーバ200内の登録・検索クエリ受付部210にて受信したら、それを登録・検索処理部220に通知し、objectデータベース230にエントリする。

0031

ステップ104)登録・検索処理部220は、エントリ完了の旨をリゾルバ300経由で当該送信元object100#jに通知する。

0032

次に通信開始時処理フローについて図6を用いて説明する。

0033

図6は、本発明の第1の実施の形態における通信開始時の処理のフローチャートである。

0034

ステップ201)送信元object100#1は各属性に関する条件指定をした情報(例えば、位置が○○の範囲、時刻が△△の範囲、色=赤など)を検索要求パケットとしてリゾルバ300に送信する。

0035

ステップ202)リゾルバ300は、検索要求パケットを登録・検索要求受付部310にて受信したら、登録情報・検索条件抽出部320に通知する。そこで、各属性に対する指定条件を読み出し、それを一次指定条件として検索クエリパケットに記載して、該クエリパケットをobject管理サーバ200へ送信する。

0036

ステップ203) object管理サーバ200は、検索クエリパケットを登録・クエリ受付部210にて受信したら、登録・検索処理部220に通知し、登録・検索処理部220は検索クエリパケットの一次指定条件に基づいて、objectデータベース230内を探索する。その結果、該クエリパケットに記載の一次指定条件を用いてobjectを抽出する。つまり、該一次条件指定により抽出されたM個のobject#j (j=1からM)のIPアドレス#jを特定する。これらM個のobjectを一次条件指定候補objectとよぶ。これら抽出したIPアドレスを、リゾルバを介して送信元objectに通知する。

0037

ステップ204)送信元object100は、これらM個の宛先objectのうち、1つまたはそれ以上の着信先object100#jに対して接続要求を着信先object100#jに送信する。その際に、該接続要求パケット内に接続要求条件を記載して送信する。このように指定される条件を二次指定条件と呼ぶ。

0038

ステップ205)着信先object100#jは、接続要求パケットを通信要求受信部110にて受信し、該パケットから二次指定条件を読み出す。それを二次指定条件判定部120に通知する。二次指定条件判定部120では、該二次指定条件を満たしているか判定する。

0039

ステップ206)着信先object100#jは、判定結果(ON/NG)を送信元object100#1に通知する。

0040

ステップ207)送信元object100#1は、OKを通知した着信先object#jと通信を開始する。

0041

ここで、一次指定条件/二次指定条件の例として、一次指定条件としては場所=東京、という条件指定を行い、二次指定条件としては、東京の中の武蔵野市といった更に細かい条件指定を行うことなどが考えられる。こうすることで、一次指定条件を判定するためのobject管理サーバ200上では、東京という都道府県単位で属性:値を管理しておけばよく、例えばobjectの移動が東京の範囲内で行われる場合には、object管理サーバ200では情報を更新する必要がなく、一方で、通信要求元がより細かい条件指定(武蔵野市など)を行うことを可能にしている。

0042

[第2の実施の形態]
本実施の形態では、送信元object100#1がマルチキャスト通信を行いたい場合、つまり、一次指定条件及び二次指定条件を満たす着信先object#j全てと通信を行いたい場合には、第1の実施の形態の通信開始時の処理のフローチャート(図6)のステップ204の接続要求送信時に、M個全ての着信先object100#jに対して接続要求を実施し、かつ、ステップ207において、OKを通知した着信先object100#j全てと通信を開始するようにする。

0043

マルチキャスト通信を行いたい例として、ある条件を満たす全ての人に広告を配信したい、あるいは、ある条件を満たす全てのセンサと通信を行って情報を収集したい場合などが考えられる。

0044

[第3の実施の形態]
本実施の形態では、送信元object100#1がエニーキャスト通信を行いたい場合、つまり、一次指定条件及び二次指定条件を満たす着信先object100#jのいずれか一つと通信を行う場合には、第1の実施の形態の通信開始時の処理のフローチャート(図6)のステップ204とステップ207の手順を以下のように変更する。

0045

ステップ204) これらM個の宛先object100のうち、全てのobject100#jに対して接続要求を送信する。

0046

ステップ207)送信元object100#1は、OKを通知してきた着信先object100#jのうち、いずれか一つを選択して通信を開始する。選択基準としては、例えば、一番最初にOKの通知をした着信先object100#jを選択することが考えられる。

0047

上記以外の方法として、以下の手順を実施してもよい。

0048

ステップ204) これらM個の着信先objectのうち、いずれか一つのobject100#jに対して接続要求を送信する。

0049

ステップ207)送信元object100#1は、該着信先object100#jからNGを受信した場合には、ステップ204に戻る。OKを受信した場合には、該着信先object100#jと通信を開始する。

0050

エニーキャスト通信の例として、ある条件を満たすいずれかのコンテンツ配信サーバアクセスしたい場合などが考えられる。

0051

[第4の実施の形態]
上記の第1〜第3の実施の形態における一次指定条件及び二次指定条件として、複数の属性:値の組みによる条件指定のうち、一部を一次指定条件とし、残りを二次指定条件としてもよい。

0052

これは、例えば、条件指定すべき属性の数dが非常に多い場合、それを一次指定条件としてobjectを探索するのに時間を要する場合が考えられる。一般に、属性の数(=次元数)が大きくなると、全object探索に近づく問題が指摘されている(次元の呪いとよばれる)(例えば、非特許文献3(C. Bohm et al., "Searching in high-dimensional spaces: Index structures for improving the performance of multimedia databases, "ACMComputing Surveys, 2001)参照)。そこで、一次指定条件としては、全部でd=20個の属性のうち、10個だけ条件を指定し、残りの10個については、二次指定条件として着信先objectに問い合わせることで、そのような問題を回避する。あるいは、一次指定条件判定時には、確率的な検索(例えば誤検出率が1%の確率で存在する範囲内で、候補を抽出する)を行い、二次指定条件判定により適切な着信先objectを特定してもよい。

0053

本実施の形態では、第1の実施の形態の通信開始時の処理のフローチャート(図6)において、送信元object100#1にて受信・実施されるステップ203,204,206、の手順を送信元object100#1で実施する代わりにリゾルバ300、または、送信元object100#1を収容するゲートウェイ(図示せず)にて実施してもよい。

0054

また、着信先object100#jにて受信・実施されるステップ204、205,206の手順を、着信先object100#jで実施する代わりに、該着信先object100#jを収容するゲートウェイ(図示せず)にて実施しても良い。

0055

その場合は、ステップ203,206の手順を以下のように変更する。

0056

ステップ203) 抽出されたM個の着信先object100#jのIPアドレス#jに加え、object100#jを収容するゲートウェイjのIPアドレス#j'も併せてリゾルバ300に通知するようにする。

0057

ステップ204)送信元object#1は、IPアドレス#j'を用いてゲートウェイ#jに接続要求を送信する。

0058

ステップ206)着信先object100#jが確定した段階で、そのIPアドレスを送信元object100#1に通知する。

0059

[第5の実施の形態]
本実施の形態では、二次指定条件を送信元object100#1が指定する代わりに、一次指定条件により抽出された着信先object100#jが、当該着信先object100#jの有する属性情報(一次指定条件における属性以外に関する)を送信元object100#1に通知し、それを元に実際に通信する着信先object100#jを決定してもよい。

0060

なお、上記の実施の形態におけるobjectやゲートウェイの動作を、いくつかの条件によって該ネットワークに接続されているIPアドレスを有するobjectを特定し通信するプログラムとして構築し、コンピュータインストールする、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。

0061

本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。

0062

100 object
110通信要求受信部
120 二次指定条件判定部
200 object管理サーバ
210登録・検索クエリ受付部
220 登録・検索処理部
230 objectデータベース
300リゾルバ
310 登録・検索要求受付部
320登録情報・検索条件抽出部
400 IPネットワーク

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