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技術 画像読取り装置及び画像読取りシステム

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 屋島亜矢子
出願日 2013年1月21日 (6年10ヶ月経過) 出願番号 2013-007983
公開日 2014年7月31日 (5年4ヶ月経過) 公開番号 2014-140091
状態 未査定
技術分野 ファクシミリ一般
主要キーワード 成功履歴 保存用フォルダ 画像読取りシステム カウント期間 シャットダウン状態 所定頻度 起動判定 電力供給状態
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年7月31日)のものです。
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図面 (8)

課題

スキャナ部11にて取得したスキャンデータを、ネットワーク上のコンピュータに送信してデータ保存フォルダに保存するデータ制御部を備えた画像読取り装置及び画像読取りシステムにおいて、ユーザの作業負担を増加させることなく、スキャンデータの送信エラー発生頻度を低減する

解決手段

データ送信先パソコン起動状態にあるか否かを判定する起動判定部と、起動判定部によりデータ送信先パソコンが起動状態にないと判定された場合に、該コンピュータを起動状態にする起動部とを備え、データ制御部は、起動判定部により当該コンピュータが起動状態にないと判定された場合には(ステップSA107でNO)、起動部により当該コンピュータが起動状態にされた後(ステップSA111でYES)、上記スキャンデータを当該コンピュータに送信してそのデータ保存用フォルダに保存する。

概要

背景

この種の画像読取り装置及び画像読取りシステムとして、スキャナ部により取得したスキャンデータを、ユーザが選択したネットワーク上のデータ保存フォルダに保存するスキャンtoフォルダ機能を有するものが知られている。この機能を備えた画像読取りシステムでは、スキャナ部にて取得したスキャンデータをデータ保存用フォルダに保存する際に、データ送信先コンピュータ起動していないと、データ送信エラーが発生するという問題がある。

この問題を解決するべく、例えば、特許文献1に示すものでは、スキャンデータの送信先のコンピュータが起動しているか否かを判定する状況検出手段を備えている。このものでは、状況検出手段によりデータ送信先のコンピュータが起動していないと判定された場合には、スキャンデータを一時的に記憶部に記憶し、状況検出手段によりデータ送信先のコンピュータが起動したと判定された後に、スキャンデータの送信を実行するようにしている。

概要

スキャナ部11にて取得したスキャンデータを、ネットワーク上のコンピュータに送信してデータ保存用フォルダに保存するデータ制御部を備えた画像読取り装置及び画像読取りシステムにおいて、ユーザの作業負担を増加させることなく、スキャンデータの送信エラー発生頻度を低減するデータ送信先パソコン起動状態にあるか否かを判定する起動判定部と、起動判定部によりデータ送信先パソコンが起動状態にないと判定された場合に、該コンピュータを起動状態にする起動部とを備え、データ制御部は、起動判定部により当該コンピュータが起動状態にないと判定された場合には(ステップSA107でNO)、起動部により当該コンピュータが起動状態にされた後(ステップSA111でYES)、上記スキャンデータを当該コンピュータに送信してそのデータ保存用フォルダに保存する。

目的

本発明は、かかる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

画像原稿を読取ってスキャンデータを取得するスキャナ部と、該スキャナ部にネットワークを介して接続された複数のコンピュータと、上記スキャナ部により取得したスキャンデータを、上記複数のコンピュータのうちの一のコンピュータに送信して該コンピュータにあるデータ保存フォルダに保存するデータ制御部と、を備えた画像読取りシステムであって、上記一のコンピュータが起動状態にあるか否かを判定する起動判定部と、上記起動判定部により上記一のコンピュータが起動状態にないと判定された場合に、上記一のコンピュータを起動状態にする起動部とを備え、上記データ制御部は、上記起動判定部により上記一のコンピュータが起動状態にないと判定された場合には、上記起動部により上記一のコンピュータが起動状態にされた以後に、上記スキャンデータを上記一のコンピュータに送信して上記データ保存用フォルダに保存するように構成されている画像読取りシステム。

請求項2

請求項1記載の画像読取りシステムにおいて、上記データ保存用フォルダをユーザが予め選択しておくための選択操作部と、上記選択操作部における選択頻度所定頻度以上であるデータ保存用フォルダを識別して、該識別したデータ保存用フォルダが設けられたコンピュータのMACアドレスを取得するMACアドレス取得部と、をさらに備え、上記起動部は、上記起動判定部により上記一のコンピュータが起動状態にないと判定された場合に、上記MACアドレス取得部にて取得したMACアドレスを基に、上記一のコンピュータを起動状態にするように構成されている画像読取りシステム。

請求項3

請求項1又は2記載の画像読取りシステムにおいて、上記データ制御部は、上記起動判定部により上記一のコンピュータが起動状態にないと判定された場合において、上記起動部によって上記一のコンピュータが起動状態にされる前は、上記スキャナ部にて取得したスキャンデータを上記一のコンピュータとは別のコンピュータに送信してそのデータ保存用フォルダに保存するように構成されている画像読取りシステム。

請求項4

請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像読取りシステムにおいて、上記起動部により上記一のコンピュータを起動状態にするのに要した起動時間を計測する計時部と、上記計時部にて計測した起動時間をユーザに報知するための報知部と、をさらに備えている画像読取りシステム。

請求項5

請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像読取りシステムにおいて、上記起動部は、上記起動判定部により上記一のコンピュータが起動状態にないと判定された場合において、上記一のコンピュータを起動状態にする際には、上記スキャナ部による画像の読取り開始前又は該読取りの最中に、上記一のコンピュータを起動状態にするための起動処理を開始するように構成されている画像読取りシステム。

請求項6

請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像読取り装置において、上記一のコンピュータのデータ保存用フォルダは、上記ネットワークを介して共有される共有フォルダである画像読取り装置。

請求項7

画像原稿を読取ってスキャンデータを取得するスキャナ部と、該スキャナ部により取得したスキャンデータを、上記スキャナ部にネットワークを介して接続された複数のコンピュータのうちの一のコンピュータに送信して該コンピュータにあるデータ保存用フォルダに保存するデータ制御部と、を備えた画像読取り装置であって、上記一のコンピュータが起動状態にあるか否かを判定する起動判定部と、上記起動判定部により上記一のコンピュータが起動状態にないと判定された場合に、上記一のコンピュータを起動状態にする起動部とを備え、上記データ制御部は、上記起動判定部により上記一のコンピュータが起動状態にないと判定された場合には、上記起動部により上記一のコンピュータが起動状態にされた以後に、上記スキャンデータを上記一のコンピュータに送信して上記データ保存用フォルダに保存するように構成されている画像読取り装置。

技術分野

0001

本発明は、画像原稿を読取ってスキャンデータを取得するスキャナ部を備えた画像読取り装置及び画像読取りシステムに関する。

背景技術

0002

この種の画像読取り装置及び画像読取りシステムとして、スキャナ部により取得したスキャンデータを、ユーザが選択したネットワーク上のデータ保存フォルダに保存するスキャンtoフォルダ機能を有するものが知られている。この機能を備えた画像読取りシステムでは、スキャナ部にて取得したスキャンデータをデータ保存用フォルダに保存する際に、データ送信先コンピュータ起動していないと、データ送信エラーが発生するという問題がある。

0003

この問題を解決するべく、例えば、特許文献1に示すものでは、スキャンデータの送信先のコンピュータが起動しているか否かを判定する状況検出手段を備えている。このものでは、状況検出手段によりデータ送信先のコンピュータが起動していないと判定された場合には、スキャンデータを一時的に記憶部に記憶し、状況検出手段によりデータ送信先のコンピュータが起動したと判定された後に、スキャンデータの送信を実行するようにしている。

先行技術

0004

特開2005−94444号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記特許文献1に示す従来の画像読取り装置及び画像読取りシステムでは、状況検出手段(起動判定部)においてデータ送信先のコンピュータが起動していないと判定された場合に、このコンピュータをユーザが手動で起動させる必要があり、ユーザの作業負担が大きいという問題がある。

0006

本発明は、かかる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画像原稿を読取ってスキャンデータを取得するスキャナ部を備えた画像読取り装置及び画像読取りシステムにおいて、ユーザの作業負担を増加させることなく、スキャンデータの送信エラー発生頻度を低減することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明に係る画像読取りシステムは、画像原稿を読取ってスキャンデータを取得するスキャナ部と、該スキャナ部にネットワークを介して接続された複数のコンピュータと、上記スキャナ部により取得したスキャンデータを、上記複数のコンピュータのうちの一のコンピュータに送信して該コンピュータにあるデータ保存用フォルダに保存するデータ制御部と、を備えている。

0008

そして、上記一のコンピュータが起動状態にあるか否かを判定する起動判定部と、上記起動判定部により上記一のコンピュータが起動状態にないと判定された場合に、上記一のコンピュータを起動状態にする起動部とを備え、上記データ制御部は、上記起動判定部により上記一のコンピュータが起動状態にないと判定された場合には、上記起動部により上記一のコンピュータが起動状態にされた以後に、上記スキャンデータを上記一のコンピュータに送信して上記データ保存用フォルダに保存するように構成されている。

0009

この構成によれば、上記起動判定部において、上記一のコンピュータが起動状態にないと判定された場合には、起動部によって上記一のコンピュータが起動状態にされる。そうして、一のコンピュータが起動状態になった後に、データ制御部によって、スキャンデータが上記一のコンピュータに送信されてそのデータ保存用フォルダに保存される。したがって、スキャンデータの送信先のコンピュータ(上記一のコンピュータ)が起動状態になる前に、データ制御部によってスキャンデータの送信が実行されるのを防止することができる。よって、データ送信エラーの発生頻度を低減することができる。また、データ送信先のコンピュータを、ユーザの手動操作によらず起動部により自動で起動させることができるので、ユーザの作業負担を低減することができる。

0010

上記画像読取りシステムは、上記データ保存用フォルダをユーザが予め選択しておくための選択操作部と、上記選択操作部における選択頻度所定頻度以上であるデータ保存用フォルダを識別して、該識別したデータ保存用フォルダが設けられたコンピュータのMACアドレスを取得するMACアドレス取得部とをさらに備え、上記起動部は、上記起動判定部により上記一のコンピュータが起動状態にないと判定された場合に、上記MACアドレス取得部にて取得したMACアドレスを基に、上記一のコンピュータを起動状態にするように構成されていることが好ましい。

0011

この構成によれば、スキャンデータを保存するためのデータ保存用フォルダをユーザが選択操作部を介して選択することができる。したがって、スキャンデータの保存先の選択自由度が高まる。また、MACアドレス取得部によって、選択操作部における選択頻度が所定頻度以上のデータ保存用フォルダが特定されてそのMACアドレス(Media Access
Control address)が自動で取得される。起動部では、MACアドレス取得部にて取得されたMACアドレスを基に、上記一のコンピュータを起動状態にする。したがって、各コンピュータのMACアドレスを予め手動で登録しておく必要がないので、ユーザの作業負担を低減することができる

0012

上記データ制御部は、上記起動判定部により上記一のコンピュータが起動状態にないと判定された場合において、上記起動部によって上記一のコンピュータが起動状態にされる前は、上記スキャナ部にて取得したスキャンデータを上記一のコンピュータとは別のコンピュータに送信してそのデータ保存用フォルダに保存するように構成されていることが好ましい。

0013

この構成によれば、起動部によって上記一のコンピュータが起動状態にされる前は、データ制御部によってスキャンデータが上記一のコンピュータとは別のコンピュータのデータ保存用フォルダに保存される。したがって、ユーザは、例えば緊急を要する場合に、上記一のコンピュータが起動状態になるのを待たずに上記別コンピュータのデータ保存用フォルダにアクセスすることで、スキャンデータを一早く得ることができる。

0014

一方、起動部によって上記一のコンピュータが起動状態にされた後は、データ制御部によってスキャンデータが上記一のコンピュータのデータ保存用フォルダに保存される。したがって、上記一のコンピュータが起動状態になった後は、ユーザは自分が選択したデータ保存用フォルダにアクセスしてスキャンデータを得ることができる。

0015

上記画像読取りシステムは、上記起動部により上記一のコンピュータを起動状態にするのに要した起動時間を計測する計時部と、上記計時部にて計測した起動時間をユーザに報知するための報知部と、をさらに備えていることが好ましい。

0016

この構成によれば、起動部によって上記一のコンピュータを起動する際に、計時部によって、当該コンピュータを起動状態にするのに要した起動時間が計測される。計時部にて計測された起動時間は、報知部によってユーザに報知される。これにより、ユーザは、上記一のコンピュータのデータ保存用フォルダへのアクセス可能時期を概ね予測することができるので、安心感を得ることができる。

0017

上記起動部は、上記スキャナ部による画像の読取り動作開始前又は該読取り動作の最中に、上記一のコンピュータを起動状態にするための処理を開始することが好ましい。

0018

この構成によれば、スキャナ部による画像読取りの開始前、又は読取りの最中に、起動部によるコンピュータの起動処理(起動状態にするための処理)が開始される。したがって、コンピュータの起動処理とスキャナ部による画像の読取りとを併行して実行することが可能になる。よって、例えば、スキャナ部による画像読取りの終了後に起動部によるコンピュータの起動処理を開始する場合に比べて、スキャンデータの取得から保存までに要する時間を短縮することができる。

0019

上記一のコンピュータのデータ保存用フォルダは、上記ネットワークを介して共有される共有フォルダであることが好ましい。

0020

これによれば、ユーザは、自分のコンピュータとデータ保存用フォルダのある一のコンピュータとが離れた場所にあっても、自分のコンピュータからデータ保存用フォルダ(共有フォルダ)に容易にアクセスしてスキャンデータを得ることができる。しかしこのように、自分のコンピュータとデータ保存先とが離れていると、ユーザは、データ保存用フォルダがある上記一のコンピュータが起動状態にあるか否かを意識せずに、スキャナ部における画像原稿の読取りを開始させることが多くなる。このため、上述したデータ送信エラーの問題が特に生じやすく、本発明はかかる場合に特に有用である。

0021

本発明に係る画像読取り装置は、画像原稿を読取ってスキャンデータを取得するスキャナ部と、該スキャナ部により取得したスキャンデータを、上記スキャナ部にネットワークを介して接続された複数のコンピュータのうちの一のコンピュータに送信して該コンピュータにあるデータ保存用フォルダに保存するデータ制御部と、を備えている。

0022

そして、上記一のコンピュータが起動状態にあるか否かを判定する起動判定部と、上記起動判定部により上記一のコンピュータが起動状態にないと判定された場合に、上記一のコンピュータを起動状態にする起動部とを備え、上記データ制御部は、上記起動判定部により上記一のコンピュータが起動状態にないと判定された場合には、上記起動部により上記一のコンピュータが起動状態にされた以後に、上記スキャンデータを上記一のコンピュータに送信して上記データ保存用フォルダに保存するように構成されている。

0023

この構成によれば、本発明に係る上記画像形成システムと同様の作用効果を得ることができる。

発明の効果

0024

本発明によれば、画像原稿を読取ってスキャンデータを取得するスキャナ部を備えた画像読取り装置及び画像読取りシステムにおいて、ユーザの作業負担を増加させることなく、スキャンデータの送信エラーの発生頻度を低減することができる。

図面の簡単な説明

0025

図1は、実施形態1における画像読取り装置を備えた画像読取りシステムを示すブロック図である。
MACアドレスの取得制御を示すフローチャートである。
スキャンtoフォルダ制御の前半部を示すフローチャートである。
スキャンtoフォルダ制御の後半部を示すフローチャートである。
実施形態2を示す図1相当図である。
実施形態2におけるスキャンtoフォルダ制御の後半部を示すフローチャートである。
実施形態3におけるスキャンtoフォルダ制御を示すフローチャートである。

実施例

0026

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。

0027

《実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1における画像読取りシステム1を示している。この画像読取りシステム1は、スキャナ機能を有する複合機(画像読取り装置)2と、複数台(本実施形態では4台)のパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)3〜6とを含んでいる。複合機2及びパソコン3〜6は、互いにネットワーク7を介して接続されている。画像読取りシステム1は、後述するように、複合機2にて取得したスキャンデータを、ユーザが選択したデータ保存用フォルダに保存するいわゆるスキャンtoフォルダ機能を有している。データ保存用フォルダは、本実施形態では、複数のパソコン3〜6のうちの一のパソコンに設けられた共有フォルダ(ネットワーク7を介して共有されるフォルダ)である。

0028

上記ネットワーク7としては、本実施形態では、有線方式のLAN(Local Area Network)を採用しているが、これに限ったものではなく、例えば、より小規模のネットワークであるPAN(Personal Area Network)を採用してもよい。また、ネットワーク7は、有線方式に限らず無線方式であってもよい。

0029

上記複数のパソコン3〜6は、オフィス内の各メンバーのそれぞれに割当てられた個人用パソコン4〜6と、オフィス内のメンバー全員が共用する共用パソコン3とからなる。各パソコン3〜6は、起動状態とスリープ状態シャットダウン状態とを切換え可能に構成されている。起動状態は、各パソコン3〜6の電源オンの状態であって、ネットワーク7を介してスキャナ部11と通信可能な状態である。シャットダウン状態は、各パソコン3〜6の電源がオフの状態である。スリープ状態は省エネ用の電力供給状態である。尚、各パソコン3〜6は、必ずしもスリープ状態を有している必要はなく、例えば起動状態とシャットダウン状態との2つの状態のみを有していてもよい。

0030

上記複合機2は、MFP(Multi
Function Peripheral)とも称され、スキャナ機能の他にプリンタ機能コピー機能及びFAX機能を備えている。これらの機能は、ユーザが選択操作部12を操作することにより選択可能になっている。

0031

図1に示すように、複合機2は、全体動作を制御するコントローラ10と、原稿画像をスキャンして読取るスキャナ部11と、ユーザからの操作を受付ける選択操作部12と、操作画面や各種の情報を表示する表示部13と、各種の情報をユーザにメールで送信するメール送信部14と、記憶部15と、を有している。

0032

上記スキャナ部11は、原稿台にセットされた原稿を読取る画像センサ11aを有している。画像センサ11aは、例えば、CCDやCIS(Contact Image Sensor)により構成されている。画像センサ11aからの出力信号は、画像処理部11bへと送信される。画像処理部11bでは、画像センサ11aからの出力信号を基に画像データ形式のスキャンデータを作成する。

0033

選択操作部12は、例えば、ユーザが指でボタンを操作することで、スキャン機能やプリンタ機能などユーザが希望する機能を選択可能に構成されている。

0034

上記表示部13は、例えば液晶パネルで構成されている。表示部13は、選択操作部12にてスキャナ機能が選択された場合には、スキャンデータの保存用フォルダ候補リストを表示する。候補リストには、データ保存用フォルダの場所を特定するためのパス情報が含まれる。パス情報には、データ保存用フォルダのあるパソコン3〜6を特定する情報や、フォルダの名称が含まれている。具体的には、表示部13は、例えば、「リスト1:\\commonPC\sharedfolder」、「リスト2:\\persona4\sharedfolder」…と表示する。この候補リストは予め保存先記憶部15aに記憶されている。候補リストは、ユーザが作成して保存先記憶部15aに登録するようにしてもよい。

0035

上記選択操作部12は、例えば、ユーザが指でボタンを操作することで、上記候補リストの中からユーザが希望するデータ保存用フォルダを選択可能に構成されている。

0036

上記記憶部15は、保存先記憶部15aと、データ一時記憶部15bと、MACアドレス記憶部15cとを有している。これらの記憶部15a〜15cは、ROMやRAMにより構成されている。保存先記憶部15aには、上述したスキャンデータの保存用フォルダの候補リストが記憶されている。

0037

データ一時記憶部15bには、スキャナ部11にて取得したスキャンデータが一時的に記憶される。MACアドレス記憶部15cには、後述するMACアドレス取得制御により取得されたMACアドレス(Media Access Control address)が記憶される。

0038

上記コントローラ10は、データ制御部21と、起動判定部22と、MACアドレス取得部23と、パソコン起動部24とを有している。

0039

データ制御部21は、スキャナ部11にて取得したスキャンデータをユーザが選択したデータ保存用フォルダに保存するスキャンtoフォルダ制御を実行する。詳しくは、データ制御部21は、先ず、選択操作部12からの情報を基に、ユーザが選択したデータ保存用フォルダを識別する。そして、データ制御部21は、データ一時記憶部15bに保存されたスキャンデータを、このデータ保存用フォルダが設けられたパソコンへと送信して該フォルダに保存する。

0040

ここで、データ制御部21は、後述する起動判定部22における判定結果を受けて、データ送信先パソコン(一のパソコンに相当)が起動状態にないと判断した場合には、パソコン起動部24によってデータ送信先パソコンを起動状態にした後に、スキャンデータの送信を実行する。

0041

起動判定部22は、選択操作部12にてユーザが選択したデータ保存用フォルダのパス情報を基に、データ送信先パソコンを特定し、特定したパソコンが起動状態にあるか否かを判定する。

0042

MACアドレス取得部23は、ユーザが頻繁に使用するデータ保存用フォルダを識別して、該フォルダが設けられたパソコンのMACアドレスを取得する。MACアドレス取得部23は、取得したMACアドレスと該MACアドレスに対応するパソコンの名称(例えば「commonPC」という名称)とを関連付けて、上記MACアドレス記憶部15cに記憶させる。

0043

パソコン起動部24は、上記起動判定部22における判定結果を受けて、データ送信先パソコンが起動状態にないと判断した場合には、MACアドレス記憶部15cより当該パソコンに対応するMACアドレスを呼出して取得する。パソコン起動部24は、この取得したMACアドレスを基に、データ送信先パソコンをWake-on-Lan(以下、WOLという)により起動する。

0044

メール送信部14は、データ制御部21からの命令を受けて、記憶部15に予め登録されたユーザのメールアドレス宛に各種のメッセージを送信する。

0045

コントローラ10(データ制御部21、起動判定部22、MACアドレス取得部23、及びパソコン起動部24)による各種の制御は、CPU等のハードウェア資源制御プログラム等のソフトウェア資源との協働により実現される。

0046

次に、上記MACアドレス取得部23におけるMACアドレス取得制御の具体例を、図2のフローチャートを参照しながら説明する。

0047

テップS1では、選択操作部12からの情報を基に、スキャナ機能が選択されているか否かを判定し、この判定がNOである場合にはリターンする一方、YESである場合にはステップS2に進む。

0048

ステップS2では、選択操作部12からの情報を基に、ユーザが選択したデータ保存用フォルダを識別する。

0049

ステップS3では、ステップS2で識別したデータ保存用フォルダの選択回数の合計が、予め設定した設定回数よりも大きいか否かを判定する。この判定がNOである場合にはリターンする一方、YESである場合にはステップS4に進む。データ保存用フォルダの選択回数のカウント期間は、例えば、複合機2を最初に使用した時から現時点までの期間とすることができる。

0050

ステップS4では、ステップS2で識別したデータ保存用フォルダのパス情報を上記保存先記憶部15aより呼出して取得する。そして、取得したパス情報を基に、このデータ保存用フォルダが設けられたパソコンを特定して、該特定したパソコンのMACアドレスを取得する。

0051

ステップS5では、ステップS4で特定したパソコンの名称とそのMACアドレスとを対応付けてMACアドレス記憶部15cに記憶させて、しかる後にリターンする。

0052

次に、本実施形態1におけるデータ制御部21によるスキャンtoフォルダ制御の具体例を、図3及び図4のフローチャートを参照しながら説明する。

0053

最初のステップSA101では、選択操作部12からの情報を基に、スキャナ機能が選択されているか否かを判定し、この判定がNOである場合にはリターンする一方、YESである場合にはステップSA102に進む。

0054

ステップSA102では、スキャナ部11に対して画像の読取りを開始するよう命令する。

0055

ステップSA103では、スキャナ部11にて取得されたスキャンデータを、データ一時記憶部15bに記憶させる。

0056

ステップSA104では、選択操作部12からの情報を基に、ユーザが選択したデータ保存用フォルダを識別すると共に、そのパス情報を保存先記憶部15aより呼出して取得する。

0057

ステップSA105では、ユーザが選択したデータ保存用フォルダのパス開通しているか否かを判定し、この判定がNOである場合にはステップSA107(図4参照)に進む一方、YESである場合にはステップSA106に進む。この判定は、例えば、上記データ保存用フォルダのパスを指定してPINGコマンドを実行することで行われる。

0058

ステップSA106では、ステップSA104で取得したパス情報を基に、ユーザが選択したデータ保存用フォルダが設けられたパソコンをデータ送信先パソコンとして特定する。そして、データ一時記憶部15bに記憶させておいたスキャンデータを、このデータ送信先パソコンに送信して上記データ保存用フォルダに保存する。

0059

ステップSA105の判定がNOである場合に進むステップSA107では、起動判定部22からの情報を基に、データ送信先パソコンが起動状態にあるか否かを判定し、この判定がYESである場合にはステップSA114に進む一方、NOである場合にはステップSA108に進む。

0060

ステップSA108では、ステップSA106で特定したデータ送信先パソコンのMACアドレスが、MACアドレス記憶部15cに記憶されているか否か(MACアドレスを取得済みか否か)を判定する。そして、この判定がNOである場合にはステップSA115に進む一方、YESである場合にはステップSA109に進む。

0061

ステップSA109では、パソコン起動部24に対して、MACアドレス記憶部15cに記憶されたMACアドレスを呼出して取得するよう命令する。さらにパソコン起動部24に対して、取得したMACアドレスを基に、データ送信先パソコンをWOLにより起動するよう命令する。

0062

ステップSA110では、表示部13に対して「データ送信先パソコンを現在起動中です。」というメッセージを表示するよう命令する。

0063

ステップSA111では、ステップSA104で取得したパス情報を基に、ユーザが選択したデータ保存用フォルダのパスが開通しているか否かを判定する。この判定がNOである場合にはステップSA115に進む一方、YESである場合にはステップSA112に進む。

0064

ステップSA112では、データ一時記憶部15bに記憶しておいたスキャンデータを、データ送信先パソコンに送信してユーザが選択した上記データ保存用フォルダに保存する。このとき、表示部13に「データ保存用フォルダにアクセスできます。」と表示させるようにしてもよい。

0065

ステップSA113では、メール送信部14に対して、スキャンデータを保存した上記データ保存用フォルダのパス情報をユーザにメールで通知するよう命令し、しかる後にリターンする。

0066

ステップSA107の判定がYESである場合に進むステップSA114では、表示部13に対して、「ユーザが選択したデータ保存用フォルダのパスが見つかりません。」というエラーメッセージを表示するよう命令し、しかる後にリターンする。

0067

ステップSA108及びステップSA111の判定がそれぞれNOである場合に進むステップSA115では、表示部13に対して、「データ送信先パソコンが起動状態にありません。データ保存用フォルダのパスが見つかりません。」というエラーメッセージを表示するよう命令する。

0068

ステップSA116では、ステップSA115のエラー表示から所定時間が経過した後、データ一時記憶部15bに記憶しておいたスキャンデータを消去し、しかる後にリターンする。

0069

以上の如く上記実施形態1では、コントローラ10は、スキャンデータを上記複数のパソコン3〜6のうち一のパソコンに送信してそのデータ保存用フォルダに保存するデータ制御部21と、データ送信先パソコンが起動状態にあるか否かを判定する起動判定部22と、起動判定部22によりデータ送信先パソコンが起動状態にないと判定された場合に、データ送信先パソコンを起動状態にするパソコン起動部24と、を備えている。そして、データ制御部21は、起動判定部22によりデータ送信先パソコンが起動状態にないと判定された場合(ステップSA107の判定がNOの場合)には、パソコン起動部24によりデータ送信先パソコンが起動状態にされた後に(ステップSA111の後に)、スキャンデータをデータ送信先パソコンに送信してデータ保存用フォルダに保存する(ステップSA112の処理を実行する)ように構成されている。

0070

これにより、データ送信エラーの発生を抑制することができ、延いては、ユーザのエラー対応負担を低減することができる。また、データ送信エラーを低減するためにデータ送信先パソコンを常に起動状態にしておく必要がないので、従来に比べて消費電力を低減することができる。

0071

さらに上記実施形態1では、コントローラ10はMACアドレス取得部23を有しており、該MACアドレス取得部23は、選択操作部12における選択頻度が所定頻度以上であるデータ保存用フォルダを特定して、該フォルダが設けられたパソコンのMACアドレスを自動取得する(ステップS4の処理を実行する)ように構成されている。そしてパソコン起動部24では、MACアドレス取得部23にて取得したMACアドレスを基に、データ送信先パソコン(一のコンピュータ)をWOLにより起動させる。

0072

したがって、ユーザはデータ送信先パソコンのMACアドレスを手動操作により登録しておく必要がないので、ユーザの操作負担を低減することができる。

0073

《実施形態2》
図5及び図6は、実施形態2を示している。この実施形態2は、データ送信先パソコンの起動に要する時間を計測してユーザに報知する点、及び、データ送信先パソコンの起動時間を知ったユーザが、スキャンデータを別パソコンに保存するか否かを選択する機能を有する点で上記実施形態1とは異なっている。尚、以下の実施形態において、図1と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。

0074

すなわち、図5に示すように、本実施形態2では、コントローラ10は、データ制御部21、起動判定部22、MACアドレス取得部23、及びパソコン起動部24に加えて計時部25を有している。

0075

計時部25は、パソコン起動部24によりデータ送信先パソコンを起動状態にするための処理を実行してから、該データ送信先パソコンが実際に起動するまでの起動時間(すなわちパソコン起動部24によってデータ送信先パソコンを起動するのに要した時間)を計測する。

0076

表示部13は、計時部25にて計測したデータ送信先パソコンの起動時間を、ユーザに視覚を通じて報知する。そうして、この表示部13が報知部を構成している。

0077

次に、本実施形態2におけるデータ制御部21によるスキャンtoフォルダ制御の具体例を、図6のフローチャートを参照しながら説明する。尚、この制御の前半部は、上記実施形態で説明したステップSA101〜ステップSA106と同じであるため、以下ではその説明を省略し、この制御の後半部(ステップSB107B〜ステップSB122)について詳細に説明する。

0078

ステップSB107では、データ送信先パソコンが起動状態にあるか否かを判定し、この判定がYESである場合にはステップSB116に進む一方、NOである場合にはステップSB108に進む。

0079

ステップSB108では、データ送信先パソコンのMACアドレスがMACアドレス記憶部15cに記憶されているか否か(MACアドレスを既に取得済みか否か)を判定し、この判定がNOである場合にはステップSB117に進む一方、YESである場合にはステップSB109に進む。

0080

ステップSB109では、パソコン起動部24に対して、MACアドレス記憶部15cに記憶されたMACアドレスを呼出して取得するよう命令する。さらにパソコン起動部24に対して、取得したMACアドレスを基に、データ送信先パソコンをWOLにより起動するよう命令する。

0081

ステップSB110では、計時部25に対して計時を開始するよう命令する。

0082

ステップSB111では、表示部13に対して、「現在、データ送信先パソコンを起動中です。しばらく待ち下さい。」というメッセージを表示するよう命令する。

0083

ステップSB112では、データ送信先パソコンの前回起動時の起動時間Xを算出し、算出した起動時間Xを表示部13に表示させる。具体的には、「データ送信先パソコンの起動時間はX分です。X分後にデータ保存用フォルダにアクセスできます。」というメッセージを表示するよう命令する。これにより、ユーザに安心感を与えることができる。

0084

ステップSB113では、表示部13に対して、「スキャンデータを別パソコンのデータ保存用フォルダに保存しますか?」というメッセージを表示するよう命令する。

0085

ステップSB114では、選択操作部12からの情報を基に、「はい」が選択されたか否かを判定し、この判定がNOである場合にはステップSB119に進む一方、YESである場合にはステップSB115に進む。

0086

ステップSB115では、スキャンデータをステップSA106で特定したデータ送信先パソコンとは別のパソコンに送信してそのデータ保存用フォルダに保存し、しかる後にステップSB122に進む。この別パソコン及びデータ保存用フォルダは、予め記憶部15に登録しておいてもよいし、ユーザが選択してもよい。

0087

ステップSB116〜SB118の処理は、上記実施形態1のステップSA114〜SA116の処理と同様であるため、その説明を省略する。

0088

ステップSB114の判定がNOである場合に進むステップSB119では、ユーザが選択したデータ保存用フォルダのパスが開通しているか否かを判定し、この判定がNOである場合にはステップSB117に進む一方、YESである場合にはステップSB120に進む。尚、この判定は、ステップSB112で表示した起動時間Xが経過した後に行うことが好ましい。

0089

ステップSB120では、計時部25に対して、ステップSB110で開始した計時処理を停止するよう命令する。そして、データ送信先パソコンの起動に要した時間を算出し、算出した起動時間を記憶部15に記憶する。

0090

ステップSB121及びSB122の処理は、上記実施形態1のステップSA115及びSA116の処理と同じあるため、その説明を省略する。

0091

以上の如く上記実施形態2では、上記データ制御部21は、起動判定部22によりデータ送信先パソコンが起動状態にないと判定された場合には、パソコン起動部24によりデータ送信先パソコンが起動状態にされた後に、スキャンデータを上記データ送信先パソコンに送信してそのデータ保存用フォルダに保存するように構成されている。また、コントローラ10は、上記実施形態1と同様のMACアドレス取得部23を有している。よって、上記実施形態1と同様の作用効果を得ることができる。

0092

さらに、上記実施形態2では、上記データ制御部21は、パソコン起動部24によってデータ送信先パソコンが起動状態される前は、ユーザが希望すれば(ステップSB114の判定がYESであれば)、スキャナ部11より受信したスキャンデータを、当該データ送信先パソコンとは別のパソコンに送信してそのデータ保存用フォルダに保存する(ステップSB115の処理を実行する)。

0093

したがって、ユーザは、緊急を要する場合には、別パソコンにあるデータ保存用フォルダにアクセスすることで、スキャンデータを一早く入手することができる。

0094

さらに上記実施形態2では、コントローラ10は、パソコン起動部24によってデータ送信先パソコンを起動状態にするのに要した起動時間Xを計測する計時部25を有している。そして、データ制御部21は、計時部25にて計測した起動時間Xを表示部13に表示させる(ステップSB112の処理を実行する)。したがって、ユーザは、表示部13に表示されたデータ送信先パソコンの過去の起動時間を見て、データ送信先パソコンへのアクセス可能時期を事前に予測することができる。よって、ユーザに安心感を与えることができる。

0095

《実施形態3》
図7は、本発明の実施形態3を示している。この実施形態3は、スキャナ部11における原稿画像の読取りの最中に、起動部24によるデータ送信先パソコンの起動処理を実行する点で上記各実施形態とは異なっている。

0096

本実施形態3におけるデータ制御部21によるスキャンtoフォルダ制御の具体例を、図7のフローチャートを参照しながら説明する。

0097

ステップSC101では、選択操作部12からの情報を基に、スキャナ機能が選択されているか否かを判定し、この判定がNOである場合にはリターンする一方、YESである場合にはステップSC102に進む。

0098

ステップSC102では、選択操作部12からの選択情報を基に、ユーザが選択したデータ保存用フォルダを識別する。そして、識別したデータ保存用フォルダのパス情報を保存先記憶部15aより呼出して取得する。

0099

ステップSC103では、ステップSC102で取得したパス情報を基に、ユーザが選択したデータ保存用フォルダのパスが開通しているか否かを判定し、この判定がYESである場合にはステップSC111に進む一方、NOである場合にはステップSC104に進む。

0100

ステップSC104では、ステップSC102で取得したパス情報を基に、データ送信先パソコンを特定する。そして、起動判定部22からの情報を基に特定したデータ送信先パソコンが起動状態にあるか否かを判定し、この判定がYESである場合にはステップSC115に進む一方、NOである場合にはステップSC105に進む。

0101

ステップSC105では、ステップSC104で特定したデータ送信先パソコンを過去にWOLで起動した成功履歴が有るか否かを判定し、この判定がNOである場合にはステップSC110に進む一方、YESである場合にはステップSC106に進む。

0102

ステップSC106では、表示部13に対して、「原稿画像の読取りを開始して下さい。」というメッセージを表示するよう命令する。さらに、表示部13に対して、「現在、データ送信先パソコンを起動中です。」というメッセージを表示するよう命令する。

0103

ステップSC107では、ユーザからの画像読取り開始の指示を待って、スキャナ部11に対して画像読取りを開始するよう命令する。

0104

ステップSC108では、パソコン起動部24に対して、MACアドレス記憶部15cに記憶されたMACアドレスを呼出して取得するよう命令する。パソコン起動部24に対して、取得したMACアドレスを基に、データ送信先パソコンをWOLにより起動するよう命令する。

0105

ステップSC109では、ユーザが選択したデータ保存用フォルダのパスが開通しているか否かを判定し、この判定がYESである場合にはステップSC113に進む一方、NOである場合にはステップSC110に進む。

0106

ステップSC105及びステップSC109の判定がNOである場合に進むステップSC110では、表示部13に対して、「データ送信先パソコンが起動状態にありません。データ保存用フォルダへのパスが見つかりません。」というエラーメッセージを表示するよう命令し、しかる後にリターンする。

0107

ステップSC103の判定がYESである場合に進むステップSC111では、表示部13に対して、「原稿画像の読取りを開始して下さい。」というメッセージを表示するよう命令する。

0108

ステップSC112では、ユーザからの画像読取り開始の指示を待って、スキャナ部11に対して画像読取りを開始するよう命令する。

0109

ステップSC109の判定がYESである場合及びステップSC112の次に進むステップSC113では、スキャナ部11における画像読取りが終了したか否かを判定し、この判定がNOである場合には本ステップSC113を再度実行する一方、YESである場合にはステップSC114に進む。

0110

ステップSC114では、データ一時記憶部15bに記憶しておいたスキャンデータを、データ送信先パソコンに送信してユーザが選択した上記保存用フォルダに保存し、しかる後にリターンする。

0111

ステップSC104の判定がYESである場合に進むステップSC115では、表示部13に対して、「データ保存用フォルダへのパスが見つかりません。」というエラーメッセージを表示するよう命令し、しかる後にリターンする。

0112

以上の如く上記実施形態3では、スキャナ部11による画像の読取りの最中に(ステップSC107の処理を実行後、ステップSC113でYESと判定されるまでの間に)、パソコン起動部24によってデータ送信先パソコンを起動状態にするための処理(ステップSC108の処理)を開始するようになっている。したがって、パソコン起動部24におけるデータ送信先パソコンの起動処理とスキャナ部11における画像の読取り動作とを併行して実行することができる。よって、上記実施形態1及び実施形態2の如く、スキャナ部11における画像読取りの終了後に、パソコン起動部24によるパソコン起動処理を開始する場合に比べて、スキャンデータの取得から保存までに要する時間を短縮することができる。

0113

《その他の実施形態》
上記各実施形態では、スキャンデータを保存するためのデータ保存用フォルダを、ユーザが選択操作部12を介して選択するようになっているが、これに限ったものではなく、予め記憶部15に記憶しておくようにしてもよい。

0114

上記各実施形態では、スキャナ部11は複合機2の一部によって構成されているが、これに限ったものではなく、例えばスキャナ機能のみを有する専用機によって構成されていてもよい。

0115

上記各実施形態では、データ保存用フォルダは、全てのパソコン3〜6からアクセス可能なフォルダとされているが、これに限ったものではなく、例えば、複数のパソコン3〜6のうち一部のパソコンからのみアクセス可能なフォルダであってもよい。

0116

上記実施形態2では、上記報知部は、計時部25にて計測した起動時間をユーザに視覚を通じて表示する表示部13とされているが、これに限ったものではなく、例えば、聴覚を通じてユーザに報知するスピーカ等であってもよい。

0117

上記実施形態3では、上記パソコン起動部24は、上記スキャナ部11による画像の読取りの最中にデータ送信先パソコンを起動状態にするための処理を開始するようにしているが、これに限ったものではなく、スキャナ部11による画像読取りの開始前に当該処理を開始するようにしてもよい。

0118

また上記各実施形態において、表示部13にデータ送信先パソコンが起動中である旨を表示する際(ステップSA110、ステップSB111、ステップSC106)、「データ保存用フォルダへのアクセスが可能になりましたら後ほどお知らせします。」というメッセージを併せて表示するようにしてもよい。これにより、ユーザは安心感を得て別の仕事を行うなどできる。

0119

上記各実施形態において、表示部13にエラーメッセージを表示させるようにしているが、さらにこのエラーメッセージをユーザにメールで通知するようにしてもよい。これにより、ユーザは、複合機2から離れて自分の席に戻っていたとしても、このメールを通じてエラーが発生したことを知ることができる。

0120

上記各実施形態では、スキャナ部11に対して複数台のパソコンが接続されているが、これに限ったものではなく、スキャナ部11に対して大型のワークステーションを接続するようにしてもよい。すなわち、スキャナ部11に接続されるコンピュータは、記憶部とCPU等の演算部とを有するものであれば、如何なる構成であってもよい。

0121

また、上記各実施形態では、データ制御部21は、パソコン起動部24によってWOLを実行した後、データ保存用フォルダへのパスが開通したと判定した場合に直ぐに、スキャンデータの送信を開始するようにしているが、例えば、この判定時から所定時間が経過するのを待って、スキャンデータの送信を開始するようにしてもよい。この所定時間は、データ送信先パソコンの動作が安定するのに必要な十分な時間とすることが好ましい。

0122

また、本発明は上記実施形態1〜3に限定されるものでなく、本発明には、これらの実施形態1〜3を適宜組み合わせた構成が含まれる。

0123

以上説明したように、本発明は、画像原稿を読取ってスキャンデータを取得するスキャナ部を備えた画像読取り装置及び画像読取りシステムに有用であり、特に、スキャンtoフォルダ機能を有する画像読取り装置及び画像読取りシステムに有用である。

0124

1画像読取りシステム
2画像読取り装置
3パソコン
4 パソコン
5 パソコン
6 パソコン
7ネットワーク
11スキャナ部
12選択操作部
13 表示部(報知部)
14メール送信部
21データ制御部
22起動判定部
23MACアドレス取得部
24 パソコン起動部(起動部)
25 計時部

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