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技術 再生装置、再生方法、並びに記録媒体

出願人 ソニー株式会社
発明者 阿竹義徳吉田諒
出願日 2012年12月28日 (7年6ヶ月経過) 出願番号 2012-286724
公開日 2014年7月10日 (5年11ヶ月経過) 公開番号 2014-131113
状態 特許登録済
技術分野 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード タッチセンサスクリーン データ通信用インタフェース ケーブル接続用コネクタ 入力操作判定 カード状メモリ 非接触通信アンテナ デジタル放送映像 音声再生機器
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (19)

課題

他の機器再生移行する際に、コンテンツの提供が途切れないようにする。

解決手段

コンテンツの再生を制御する再生制御部を備え、再生制御部は、他の機器でコンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けたとき、所定の時間、コンテンツの再生を継続したあと、コンテンツの再生を停止する。他の機器でコンテンツの再生が開始された時点で、コンテンツの再生を停止することで、2つの機器のどちらか一方でコンテンツを提供する状態を継続することが可能となる。本技術は、タブレット型のパーソナルコンピュータなどに適用できる。

概要

背景

近年、家庭内においてもネットワークが普及し、例えば、機器Aで再生している映像を、機器Bで引き継いで再生するといった連携した再生が行えるようになってきている。特許文献1,2では、ネットワークを介して接続される機器間で、映像などのコンテンツの再生先を変更することが提案されている。

概要

他の機器に再生を移行する際に、コンテンツの提供が途切れないようにする。コンテンツの再生を制御する再生制御部を備え、再生制御部は、他の機器でコンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けたとき、所定の時間、コンテンツの再生を継続したあと、コンテンツの再生を停止する。他の機器でコンテンツの再生が開始された時点で、コンテンツの再生を停止することで、2つの機器のどちらか一方でコンテンツを提供する状態を継続することが可能となる。本技術は、タブレット型のパーソナルコンピュータなどに適用できる。

目的

コンテンツサーバ21は、映像、静止画音楽などのコンテンツを管理し、ネットワーク10を介して接続されている機器にコンテンツを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

コンテンツ再生を制御する再生制御部を備え、前記再生制御部は、他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けたとき、所定の時間、前記コンテンツの再生を継続したあと、前記コンテンツの再生を停止する再生装置

請求項2

前記他の機器が前記コンテンツの再生の準備に係る時間に関する時間情報を取得し、前記時間情報に基づき、前記他の機器で再生を開始する前記コンテンツの再生位置を決定し、前記他の機器に通知する通知部をさらに備える請求項1に記載の再生装置。

請求項3

前記再生制御部は、前記通知部による通知後に所定の時間が経過した時点で、前記コンテンツの再生を停止する請求項2に記載の再生装置。

請求項4

前記他の機器に、前記コンテンツの再生の指示を出すとき、ミュートの指示も出し、前記他の機器での前記コンテンツの再生の開始を検知したとき、前記ミュートの解除の指示を出す請求項1に記載の再生装置。

請求項5

前記他の機器に、前記コンテンツの再生の指示を出すとき、空のデータを前記他の機器に送信し、前記他の機器での前記コンテンツの再生の開始を検知したとき、前記空のデータの送信を停止する請求項1に記載の再生装置。

請求項6

前記時間情報は、前記他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けるより前の時点で取得され、ネットワークに接続されている機器から取得されるか、前記他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けたときに、前記他の機器から取得される請求項2に記載の再生装置。

請求項7

前記時間情報は、前記他の機器に所定のコンテンツを再生させたときの情報、前記他の機器に、所定のデータを送信したときに処理に係った時間、または前記他の機器が、コンテンツのサイズや種類に応じた処理時間として保持している情報のいずれかである請求項2に記載の再生装置。

請求項8

前記他の機器の機器が保持している情報は、前記他の機器がコンテンツを再生したときに更新される請求項7に記載の再生装置。

請求項9

前記他の機器は、前記コンテンツの再生を引き続き行う指示を受けたとき、前記コンテンツの再生準備に係る時間を計算し、その時間に基づき再生位置を決定し、再生を開始し、前記再生制御部は、前記他の機器での前記コンテンツの再生が開始されたことと検知した時点、または検知し、所定の時間が経過した後、前記コンテンツの再生を停止する請求項1に記載の再生装置。

請求項10

前記再生制御部は、前記コンテンツの再生を継続している間、前記他の装置で再生準備が行われていることをユーザに認識させるメッセージの表示も制御する請求項1に記載の再生装置。

請求項11

前記再生制御部は、前記コンテンツの再生を継続しているときに、前記他の装置で前記コンテンツの再生が開始されたことを検知すると、前記コンテンツの再生を停止するまでの時間をユーザに認識させる表示も制御する請求項1に記載の再生装置。

請求項12

前記他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けた時点で前記コンテンツの再生を停止する第1の再生と、前記他の機器で前記コンテンツの再生を開始した時点で前記コンテンツの再生を停止する第2の再生とを、ユーザの指示により切り換えるか、前記コンテンツのジャンルにより切り換えるか、または前記他の機器の処理能力に応じて切り換える請求項1に記載の再生装置。

請求項13

コンテンツの再生を制御する再生制御部を備える再生装置の再生方法において、前記再生制御部が、他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けたとき、所定の時間、前記コンテンツの再生を継続したあと、前記コンテンツの再生を停止するステップを含む再生方法。

請求項14

コンテンツの再生を制御する再生制御部を備える再生装置を制御するコンピュータに、前記再生制御部が、他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けたとき、所定の時間、前記コンテンツの再生を継続したあと、前記コンテンツの再生を停止するステップを含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラムを記録している記録媒体

技術分野

0001

本技術は、再生装置再生方法、並びに記録媒体に関する。詳しくは、複数の機器連携して映像などの再生を行うときに、機器間での再生をユーザに違和感を与えることなく行える再生装置、再生方法、並びに記録媒体に関する。

背景技術

0002

近年、家庭内においてもネットワークが普及し、例えば、機器Aで再生している映像を、機器Bで引き継いで再生するといった連携した再生が行えるようになってきている。特許文献1,2では、ネットワークを介して接続される機器間で、映像などのコンテンツの再生先を変更することが提案されている。

先行技術

0003

特開2006−332811号公報
特開2008−165333号公報

発明が解決しようとする課題

0004

機器Aで再生されている映像Aを、機器Aが接続しているネットワークと同じネットワークに接続している機器Bで、引き続き再生する場合を考える。このような場合、機器Aから機器Bに映像Aの再生を移行するという指示を受けると、機器Aにおいては、映像Aの再生を停止する処理が開始され、機器Bにおいては、映像Aの再生を開始する処理が開始される。

0005

機器Bが、映像Aの再生を開始するには、起動、映像Aの保存先などの情報の取得、その保存先への接続、映像Aの再生を開始する位置の特定などの処理を実行する必要がある。このような一連の処理には、ある程度の時間がかかり、瞬時に行われるわけではない。

0006

機器Aにおいて映像Aの再生が停止し、機器Bにおいて映像Aの再生が開始されるまでの間、機器Aと機器Bの双方で、ユーザに対して映像Aが提供されない時間が発生する。このような映像Aが提供されない時間があると、ユーザは、操作が正常に受け付けられていないのではないかといったような不安や、映像が提供されないことに対するいらだちなど、種々の感情抱くことになり、好ましい状況ではない。よって、このような映像が提供されない時間が解消されることが望まれている。

0007

本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、機器間でのコンテンツの再生の移行を、コンテンツの再生が途切れることなく行われるようにすることができるようにするものである。

課題を解決するための手段

0008

本技術の一側面の再生装置は、コンテンツの再生を制御する再生制御部を備え、前記再生制御部は、他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けたとき、所定の時間、前記コンテンツの再生を継続したあと、前記コンテンツの再生を停止する。

0009

前記他の機器が前記コンテンツの再生の準備に係る時間に関する時間情報を取得し、前記時間情報に基づき、前記他の機器で再生を開始する前記コンテンツの再生位置を決定し、前記他の機器に通知する通知部をさらに備えるようにすることができる。

0010

前記再生制御部は、前記通知部による通知後に所定の時間が経過した時点で、前記コンテンツの再生を停止するようにすることができる。

0011

前記他の機器に、前記コンテンツの再生の指示を出すとき、ミュートの指示も出し、前記他の機器での前記コンテンツの再生の開始を検知したとき、前記ミュートの解除の指示を出すようにすることができる。

0012

前記他の機器に、前記コンテンツの再生の指示を出すとき、空のデータを前記他の機器に送信し、前記他の機器での前記コンテンツの再生の開始を検知したとき、前記空のデータの送信を停止するようにすることができる。

0013

前記時間情報は、前記他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けるより前の時点で取得され、ネットワークに接続されている機器から取得されるか、前記他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けたときに、前記他の機器から取得されるようにすることができる。

0014

前記時間情報は、前記他の機器に所定のコンテンツを再生させたときの情報、前記他の機器に、所定のデータを送信したときに処理に係った時間、または前記他の機器が、コンテンツのサイズや種類に応じた処理時間として保持している情報のいずれかであるようにすることができる。

0015

前記他の機器の機器が保持している情報は、前記他の機器がコンテンツを再生したときに更新されるようにすることができる。

0016

前記他の機器は、前記コンテンツの再生を引き続き行う指示を受けたとき、前記コンテンツの再生準備に係る時間を計算し、その時間に基づき再生位置を決定し、再生を開始し、前記再生制御部は、前記他の機器での前記コンテンツの再生が開始されたことと検知した時点、または検知し、所定の時間が経過した後、前記コンテンツの再生を停止するようにすることができる。

0017

前記再生制御部は、前記コンテンツの再生を継続している間、前記他の装置で再生準備が行われていることをユーザに認識させるメッセージの表示も制御するようにすることができる。

0018

前記再生制御部は、前記コンテンツの再生を継続しているときに、前記他の装置で前記コンテンツの再生が開始されたことを検知すると、前記コンテンツの再生を停止するまでの時間をユーザに認識させる表示も制御するようにすることができる。

0019

前記他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けた時点で前記コンテンツの再生を停止する第1の再生と、前記他の機器で前記コンテンツの再生を開始した時点で前記コンテンツの再生を停止する第2の再生とを、ユーザの指示により切り換えるか、前記コンテンツのジャンルにより切り換えるか、または前記他の機器の処理能力に応じて切り換えるようにすることができる。

0020

本技術の一側面の再生方法は、コンテンツの再生を制御する再生制御部を備える再生装置の再生方法において、前記再生制御部が、他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けたとき、所定の時間、前記コンテンツの再生を継続したあと、前記コンテンツの再生を停止するステップを含む。

0021

本技術の一側面の記録媒体は、コンテンツの再生を制御する再生制御部を備える再生装置を制御するコンピュータに、前記再生制御部が、他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けたとき、所定の時間、前記コンテンツの再生を継続したあと、前記コンテンツの再生を停止するステップを含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラムを記録している。

0022

本技術の一側面の再生装置、再生方法、並びに記録媒体においては、他の機器でコンテンツの再生を引き続き行わせる指示が出されたとき、所定の時間、コンテンツの再生が継続されたあと、コンテンツの再生が停止される。

発明の効果

0023

本技術の一側面によれば、機器間でのコンテンツの再生の移行を、コンテンツの再生が途切れることなく行われるようにすることができる。

図面の簡単な説明

0024

ステムの一実施の形態の構成を示す図である。
コンテンツサーバの構成例を示す図である。
コンテンツサーバの機能を示す図である。
DMC機器の構成例を示す図である。
DMC機器の機能を示す図である。
DMR機器の構成例を示す図である。
DMR機器の機能を示す図である。
再生移行に関する処理1について説明するためのフローチャートである。
DMC機器に表示される画面例である。
再生移行に関する処理2について説明するためのフローチャートである。
DMC機器に表示される画面例である。
再生移行に関する処理3について説明するためのフローチャートである。
映像のミュートについて説明するための図である。
再生移行に関する処理4について説明するためのフローチャートである。
再生移行に関する処理5について説明するためのフローチャートである。
DMC機器に表示される画面例である。
DMC機器に表示される画面例である。
DMC機器に表示される画面例である。

実施例

0025

以下に、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は、以下の順序で行う。
1.システムの全体構成
2.コンテンツサーバの構成
3.DMC機器の構成
4.DMR機器の構成
5.再生移行に関する処理1
6.再生移行に関する処理2
7.再生移行に関する処理3
8.再生移行に関する処理4
9.再生移行に関する処理5
10.再生方法の選択について

0026

<システムの全体構成>
図1は、本技術が適用されるシステムの一実施の形態の構成を示す図である。図1に示したシステムは、ネットワーク10、コンテンツサーバ21、DMC機器22、およびDMR機器23から構成される。

0027

ネットワーク10は、有線で構成されていても良いし、無線で構成されていても良いし、有線と無線が混在していても良い。コンテンツサーバ21は、映像、静止画音楽などのコンテンツを管理し、ネットワーク10を介して接続されている機器にコンテンツを提供する。コンテンツサーバ21は、DMS(デジタルメディアサーバー) として機能し、他の対応機器に、保存しているコンテンツをネットワーク10経由で配信する機能を有する。

0028

DMC機器22は、デジタルメディアコントローラであり、コンテンツサーバ21にアクセスして再生したいコンテンツを選択する機能と、そのコンテンツを再生する機器を選択する機能を有する。例えば、DMR機器23でコンテンツサーバ21に保存されているコンテンツAを再生するといった指示を出す機能を有する。

0029

以下の説明においては、DMC機器22自体も、コンテンツを再生する機能を有し、DMC機器22で再生されているコンテンツを、DMR機器23で引き継いで再生する場合を例にあげて説明を続ける。DMR機器23は、デジタルメディアレンダラーであり、DMC機器22からの指令を受け、コンテンツの再生を行う機能を有する。

0030

このようなコンテンツサーバ21で管理しているコンテンツをDMC機器22で再生し、その再生を引き継いでDMR機器23で再生するということを行う際、DLNA(Digital Living Network Alliance)を適用することができる。DLNAガイドラインでは、コンテンツを記録・蓄積・提供するDMS(Digital Media Server)と、これを再生するDMP(Digital Media Player)が規定されている。どちらもネットワークにつなぐだけで利用可能になり、DMPはネットワーク内に存在するDMSを探し出し、利用可能なコンテンツの一覧を取得する。

0031

ユーザは用意された一覧の中から視聴したいものを選択することで、DMSからコンテンツが提供される。DMSにはパーソナルコンピュータホームサーバ、DVD(Digital Versatile Disc)/HDD(Hard Disk Drive)レコーダ等が想定されており、DMPにはテレビジョン受像機ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)等が想定されている。1台で複数の機能を両方持たせることもでき、DMC機器22は、DMCとDMPの機能を有し、DMR機器23は、DMRとDMPの機能を有する。

0032

ここでは、DMC機器22は、例えば、スマートフォンタブレット型のパーソナルコンピュータであるとし、DMR機器23は、テレビジョン受像機であるとして説明を続ける。また、コンテンツサーバ21は、パーソナルコンピュータであるとして説明を続ける。

0033

また、図1には、コンテンツサーバ21、DMC機器22、DMR機器23が、それぞれ1台ずつネットワーク10に接続されている例を示したが、コンテンツサーバ21、DMC機器22、DMR機器23のそれぞれの機器は、複数台あり、複数台が、ネットワーク10に接続される構成とすることも可能である。

0034

<コンテンツサーバ21の構成>
図2は、パーソナルコンピュータでコンテンツサーバ21を構成したときブロック図である。図2に示したコンテンツサーバ21において、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。バス104には、さらに、入出力I/F105が接続されている。入出力I/F105には、入力部106、出力部107、記憶部108、通信部109、およびドライブ110が接続されている。

0035

入力部106は、キーボードマウスマイクロフォンなどよりなる。出力部107は、ディスプレイスピーカなどよりなる。記憶部108は、ハードディスク不揮発性メモリなどよりなる。通信部109は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ110は、磁気ディスク光ディスク光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア111を駆動する。

0036

以上のように構成されるコンピュータでは、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力I/F105及びバス104を介して、RAM103にロードして実行することにより一連の処理が行われる。

0037

図3は、コンテンツサーバ21の機能ブロック図である。コンテンツサーバ21は、ネットワークI/F131 、コンテンツ配信処理部132、およびコンテンツ蓄積部133から構成される。コンテンツサーバ21は、BSデジタル、CSデジタル地上波アナログインターネットを通じて家庭内にて受信した映像および音声コンテンツ( 以下、これらを含めてコンテンツと記述する)を、図2に示す、ハードディスク等の大容量蓄積媒体からなるコンテンツ蓄積部133にストリーミングデータとして蓄積する。

0038

また、コンテンツサーバ21は、コンテンツ蓄積部133に蓄積した上記ストリーミングデータを、ネットワークI/F131 を介して、DMC機器22から送信された配信要求に応じてコンテンツ配信処理部132により読み出して再生し、要求先のDMC機器22またはDMR機器23へネットワークI/F131を通してストリーミング配信する。

0039

<DMC機器22の構成>
図4は、タブレット型のパーソナルコンピュータでDMC機器22を構成したときのブロック図である。図4において、通信アンテナ201は、例えば内蔵アンテナであり、携帯電話網公衆無線通信網を通じた通話や電子メールの送受信、各種アプリケーションプログラムダウンロード、インターネット等と通信するための信号電波の送受信を行う。アンテナ回路202は、アンテナ切替器マッチング回路フィルタ回路等からなり、送受信回路部203は、携帯電話網や公衆無線通信網を通じた送受信信号周波数変換変調復調等を行う。

0040

制御・演算部204は、CPU(中央処理ユニット)からなり、送受信回路部203、映像信号処理部211、音声信号処理部214、GPSモジュール206、非接触通信モジュール207、近距離無線通信モジュール208、デジタル放送受信モジュール209、外部メモリI/F210、カメラ部213、各種センサ部217、外部入出力端子部218、キー操作部219、タッチパネル信号処理部220など各部を制御し、必要に応じて各種の演算を行う。

0041

また、制御・演算部204は、メモリ部205に記憶されている制御プログラムや各種アプリケーションプログラムを実行する。その他、DMC機器22は、時間や時刻計測する時計部、各部へ電力を供給するバッテリとその電力をコントロールするパワーマネージメントICなど、一般的な情報端末に設けられる各構成要素についても備えている。

0042

メモリ部205は、この端末の内部に設けられている内蔵メモリ着脱可能なカード状メモリなどからなる。着脱可能なカード状メモリとしては、いわゆるSIM(Subscriber Identity Module)情報等を格納するカードなどを挙げることができる。内蔵メモリは、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とからなる。

0043

ROMは、OS(Operating System)、制御・演算部204が各部を制御するための制御プログラム、各種の初期設定値辞書データ文字予測変換辞書データ、各種音データ、各種アプリケーションプログラム等を格納している。このROMは、NAND型フラッシュメモリNAND-type flash memory)或いはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のような書き換え可能なROMを含み、電子メールデータ電話帳メールアドレス帳のデータ、静止画像動画像コンテンツのデータ、その他、各種のユーザ設定値等を保存可能となされている。RAMは、制御・演算部204が各種のデータ処理を行う際の作業領域、バッファ領域として随時データを格納する。

0044

GPS(Global Positioning System)モジュール206は、GPSアンテナを有し、GPS測地衛星からのGPS信号を用いて自端末の現在位置の緯度及び経度を求める。このGPSモジュール206により得られたGPSデータ(緯度,経度を表す情報)は制御・演算部204へ送られる。これにより、制御・演算部204は、自端末の現在位置や移動などを知ることができる。

0045

非接触通信モジュール207は、非接触通信アンテナを通じて、例えばいわゆるRFID(Radio Frequency-Identification:電波方式認識)や非接触型ICカード等で用いられる非接触通信を行う。

0046

近距離無線通信モジュール208は、無線LANブルートゥース登録商標)などの近距離無線電波用の通信アンテナと、近距離無線通信回路とからなる。各種アプリケーションプログラムは、当該近距離無線通信モジュール208を介して取得されてもよい。

0047

デジタル放送受信モジュール209は、いわゆるデジタルテレビジョン放送デジタルラジオ放送などの受信用アンテナチューナとからなる。当該デジタル放送受信モジュール209は、1チャンネルデジタル放送の受信のみならず、同時に複数チャンネルのデジタル放送を受信可能となされている。また、当該デジタル放送受信モジュール209は、デジタル放送に多重されたデータも受信可能となされている。なお、当該デジタル放送受信モジュール209にて受信されたデジタル放送データは、例えば制御・演算部204により圧縮等された後、メモリ部205等に記憶(つまり録画)することも可能となされている。また、各種アプリケーションプログラムは、当該ディスプレイ放送データの一つとして放送されてもよい。

0048

また、外部メモリI/F210は、外部メモリ等の記憶媒体が着脱される外部メモリ用スロットと当該外部メモリデータ通信用インタフェース回路などからなる。各種アプリケーションプログラムは、当該外部メモリI/F210に挿着された外部メモリ等の記憶媒体を介して取得されてもよい。

0049

映像信号処理部211は、制御・演算部204から供給される圧縮符号化された映像データを伸張復号化する伸張復号化回路、当該伸張復号化後のデジタル映像やデジタル放送受信モジュール209にて受信されたデジタル放送映像などを、ディスプレイパネル222へ表示させるディスプレイパネル駆動回路などからなる。また、映像信号処理部211は、制御・演算部204から供給されるデスクトップ画像や各種メニュー画像タッチパネル上の位置に対応した仮想タッチエリア画像などを表示するための映像信号をも生成し、それら画像をディスプレイパネル222上に表示させる。

0050

カメラ部213は、静止画像や動画像撮影のための撮像素子光学系等とその周辺回路、および、撮影補助光出射するためのライト駆動回路などからなる。当該カメラ部213による撮影時の静止画データや動画像データは、プレビュー映像データとして映像信号処理部211に送られる。これにより、当該カメラ撮影時に、ディスプレイパネル222にはプレビュー映像が表示される。また、カメラ部213にて撮影された静止画データや動画像データを記録する場合、当該撮影された静止画データや動画像データは、制御・演算部204に送られて圧縮された後、メモリ部205や外部メモリI/F210に接続された外部メモリに記憶される。

0051

スピーカ215は、例えば音楽再生受話音出力、リンガ音着信音)出力等に用いられる。マイクロホン216は、外部音声集音送話音声の集音等に用いられる。音声信号処理部214は、スピーカ215用の増幅回路、マイクロホン216用の増幅回路、制御・演算部204から供給される圧縮符号化された音声データを伸張復号化する伸張復号化回路、当該伸張復号化後のデジタル音声データアナログ音声信号に変換するデジタル/アナログ変換回路、マイクロホン216から入力されたアナログ音声信号をデジタル音声データに変換するアナログデジタル変換回路、当該デジタル音声データを圧縮符号化する圧縮符号化回路などからなる。

0052

各種センサ部217は、本実施形態の携帯情報端末1の状態を検知するための端末状態検知センサ等の各種検知用センサとその周辺回路からなる。当該各種センサ部217は、一例として傾きセンサ加速度センサ方位センサ温度センサ湿度センサ照度センサなどを挙げることができる。当該各種センサ部217による検知信号は、制御・演算部204に送られる。これにより、制御・演算部204は、当該携帯情報端末1の状態(傾き、加速度方位、温度、湿度照度等)を知ることができる。

0053

外部入出力端子部218は、例えばケーブルを通じてデータ通信を行う際のケーブル接続用コネクタと外部データ通信用インタフェース回路や、電源ケーブル等を通じて内部電池充電する際の充電端子とその充電用インタフェース回路などからなる。各種アプリケーションプログラムは、当該外部入出力端子部218を介して取得されてもよい。

0054

キー操作部219は、筐体上に設けられたハードキーとその周辺回路などからなる。当該キー操作部219は、ユーザによるハードキーの押下操作入力電気信号へ変換し、その操作入力信号増幅及びアナログ/デジタル変換し、そのアナログ/デジタル変換後の操作入力データを制御・演算部204へ送る。

0055

タッチパネル221は、ユーザによる操作入力を検出可能な検出面を有する入力操作部であり、ディスプレイパネル222の全面に配された透明タッチセンサスクリーンセンサからなる。タッチパネル信号処理部220は、当該タッチパネル221からのタッチ検出位置やタッチ軌跡タッチ継続時間タッチ時間間隔などを計測し、その計測したデータをタッチ検出データとして制御・演算部204へ送出する。なお、当該タッチパネル221及びタッチパネル信号処理部220は、いわゆるマルチタッチに対応している。

0056

図5は、DMC機器22の機能ブロック図である。DMC機器22は、ネットワーク10に接続したコンテンツサーバ21、DMR機器23の操作を制御するための遠隔操作装置リモートコントローラ)として機能する。また、このDMC機器22は、ディスプレイ212を有し、コンテンツサーバ21からのコンテンツのストリーミング配信を受けて再生する機能を有する。

0057

具体的に、DMC機器22は、DMC機器22自体を含めた各部間で映像情報送受(送受信又は伝送)を制御し、DMR機器23とDMC機器22自体における映像の表示と音声の再生を制御する。このためDMC機器22は、ユーザによる操作入力を受け付ける入力操作受付部250と、操作入力に応じて映像情報を各部間で送受するための操作信号を生成する映像情報送受信号生成機能を一機能とするコントロール信号生成部252を備える。

0058

また、DMC機器22は、コントロール信号生成部252によって生成された操作信号に応じてストリーミング再生した映像情報を表示する表示部253も備える。また、オーディオ情報を再生するオーディオ再生機能を備え、内蔵スピーカヘッドホン端子を介してヘッドホンイヤホンにより音を聴取できるものであり、この実施の形態のDMC機器22は、コンテンツを表示・再生する表示再生部としても兼用できるものである。

0059

また、DMC機器22は、ネットワーク10の無線LANアクセスポイントとの間でIEEE802.11方式のプロトコル、あるいはその発展プロトコルなどの所定のプロトコルにしたがった無線通信を行なうためのネットワークI/F254を有する。また、コンテンツサーバ21が格納しているコンテンツに関する情報やコンテンツデータそのものを受信し、復調するなどの処理を行うコンテンツ受信処理部255を有する。

0060

また、コンテンツ受信処理部255により受信されて復調されたコンテンツに関する情報からコンテンツのリストを生成するリスト生成部256と、リスト生成部256によって生成されたリストを表示するリスト表示部257とを有する。

0061

また、コンテンツ受信処理部255により受信され復調されたコンテンツデータをデコードして再生するコンテンツ再生部258と、コンテンツ再生部258によって再生されるコンテンツデータを記憶する記憶部259とを備える。コンテンツ再生部258によって再生されたコンテンツデータはコンテンツ表示部253により映像表示される。コンテンツ再生部258は、ユーザへのメッセージの表示や、再生しているコンテンツの停止のタイミングなども制御する。

0062

また、DMC機器22は、入力操作受付部250にて受け付けたユーザによる入力操作がどのような入力操作であるのかを判定する入力操作判定部251をコントロール信号生成部252との間に有する。

0063

コントロール信号生成部252は、ユーザが入力操作受付部250のボタンなどを押圧、回転或いは押し上げ押し下げなどして行なったキー入力に対する入力操作判定部251による判定結果に基づいて各種コントロール信号を生成する。生成されるコントロール信号の具体例としては、コンテンツサーバ21に格納されているコンテンツデータを、所望の再生機器、例えば、DMR機器23にストリーミング再生を開始させる再生開始要求に係わる信号がある。また、例えばDMR機器23にて表示されているコンテンツデータを、DMC機器22の表示部253に表示するキャッチ操作信号がある。

0064

このほか、コントロール信号生成部252は、ユーザの入力操作に基づいて所望のコンテンツサーバ21を選択するコンテンツ供給選択信号を生成する。また、所望のコンテンツを選択するためのコンテンツ選択信号を生成する。コンテンツ選択信号は、コンテンツ受信処理部255で受信されたコンテンツに関する情報からリスト生成部256が生成し、リスト表示部257が表示したコンテンツリスト視認したユーザの操作に応じて生成される。

0065

なおコントロール信号生成部252は、DMC機器22自体のコンテンツ表示部253にコンテンツを再生したり、停止したり、ポーズするための再生操作信号の他、DMR機器23におけるコンテンツの再生を開始、停止、ポーズするなどの操作信号も生成する。

0066

<DMR機器の構成>
図6は、DMR機器23のハードウエアの構成例を示す図である。例えば、DMR機器23は、通信部300、受信処理部301、デコード部302、映像信号処理部303−V、LCD304、音声信号増幅部303−A、スピーカ305を備えている。

0067

このDMR機器23の各部は、CPU306を中心とする制御部によって制御するようにされている。制御部は、CPU306、ROM308、RAM309、EEPROM310がCPUバス307を通じて接続されて構成されたマイクロコンピュータである。また、CPU306は入力I/F311を介してキー入力部312と接続されており、ユーザによる例えば音量調整画質調整、あるいは電源投入切断などの操作信号を受け付ける。

0068

ROM308はDMR機器23等において実行される各種の処理プログラムや処理に必要なデータなどを記録している。RAM309は、各種の処理において得られたデータを一時的に記憶保持するなどのように、主に各種の処理の作業領域として用いられるものである。

0069

EEPROM310は、いわゆる不揮発性のメモリであり、電源が落とされても、記憶保持した情報が失われることがなく、例えば、各種の設定パラメータなどを記憶保持することができるものである。

0070

通信部300は、ホームネットワーク10を介して通信処理を行う。受信処理部301は、通信部300を介して供給された信号を復調するなどの処理を行って、復調後の信号をデコード部(伸長処理部)302に供給する。コンテンツサーバ21は、コンテンツをデータ圧縮して送信してくる。このため、DMR機器23のデコード部302は、受信処理部301からの復調されたデータ圧縮されている信号の供給を受けて、映像信号と音声信号とを分離し、分離した信号を伸長圧縮解凍)することにより、データ圧縮前の元の信号を復元する。

0071

そして、デコード部302は、復元した映像信号と音声信号とをD/A変換(デジタル/アナログ変換)し、アナログ映像信号と、アナログ音声信号とを形成する。そして、デコード部302は、アナログ映像信号を映像信号処理部303−Vに供給し、アナログ音声信号を、音声信号増幅部303−Aに供給する。

0072

映像信号処理部303−Vは、デコード部302から供給される映像信号から、表示用信号を形成し、これをLCD304に供給する。これにより、LCD304の表示画面には、コンテンツサーバ21から送信されてきた映像信号に応じた映像が表示される。

0073

一方、音声信号増幅部303−Aは、これに供給された音声信号を所定のレベルにまで増幅し、これをスピーカ305に供給する。これにより、スピーカ305からは、コンテンツサーバ21から送信されてきた映像信号に関連する音声信号に応じた音声が放音される。

0074

このように、DMR機器23は、コンテンツサーバ21からネットワーク10を介して送信されてくるテレビ放送番組などの映像信号や音声信号を受信して、その受信した映像信号や音声信号を再生して出力することにより、使用者に提供することができる。

0075

図7は、DMR機器23の機能ブロック図である。例えばDMR機器23は、コンテンツサーバ21からストリーミング配信されたストリーミングデータを受信し、再生することのできるストリーミング再生機能を有すると共に、映像に関連した音声データを再生し、スピーカから出力する表示再生装置である。

0076

DMR機器23は、ネットワーク10に接続するインタフェース機能部であるネットワークI/F330と、ネットワークI/F330を介してストリーミングデータ(コンテンツデータ)を受信するコンテンツ受信処理部331を備える。

0077

またDMR機器23は、コンテンツデータをデコードするコンテンツデコード部332と、コンテンツデコード部332でデコードされたコンテンツデータを再生するコンテンツ再生部333とを備える。さらに、DMR機器23は、再生されたコンテンツの映像を表示するコンテンツ表示部334と、再生されたコンテンツの音声を出力するコンテンツ音声出力部335を備える。

0078

これらの機能部を以下のように用いてDMR機器23は、ストリーミング再生機能部として動作する。通信部300によりネットワーク10に接続し、受信処理部301により通信部300を介してストリーミングデータ(コンテンツデータ)を受信し、デコード部302によりコンテンツデータをデコードし、映像信号処理部303−Vによりデコード部302でデコードされたコンテンツデータを再生し、映像信号LCD304により再生されたコンテンツ映像を表示し、スピーカ305により映像に関連した音声を出力する。

0079

<再生移行に関する処理1>
次に、図1に示したシステムにおいて実行される処理について説明する。以下の説明においては、DMC機器22によりコンテンツサーバ21で管理されているコンテンツAが再生されている状態のときに、再生開始要求が出され、その時点で再生されているコンテンツAの再生位置Aから、DMR機器23で再生が引き継がれるときの処理について説明する。

0080

換言すれば、コンテンツAの再生機器が、DMC機器22からDMR機器23に移行されるときの処理について説明する。また以下の説明においては、DMC機器22とDMR機器23の処理を説明し、コンテンツを配信するコンテンツサーバ21の処理の説明は省略する。

0081

なお、ここでは、コンテンツサーバ21が、コンテンツAを配信するとして説明を続けるが、DMC機器22が、コンテンツAを記憶し、コンテンツAを配信する機能も有するようにしても良い。以下に説明する処理も、例えば、DMC機器22が自己が管理しているコンテンツAを再生し、そのコンテンツAの続きを、DMR機器23で再生させるような場合にも適用できる。

0082

すなわち、ここでは、コンテンツサーバ21、DMC機器22、およびDMR機器23との3機器間で行われる処理を例にあげて説明するが、3機器間での処理に本実施の形態の適用が限定されるのではない。本技術は、DMC機器22とDMR機器23との2機器間で行われる処理であっても、以下に説明する処理を適用することはできる。

0083

またここでは、例えば、DLNAのようなホームネットワーク(ローカルネットワーク)に、コンテンツサーバ21、DMC機器22、およびDMR機器23が接続されているような場合を例にあげて説明するが、本技術の適用範囲が、ホームネットワークに限定される記載ではない。

0084

例えば、ネットワーク10の一部、または全てが、インターネットなど広域ネットワークで構成されているような場合であっても、本技術を適用することは可能である。例えば、コンテンツサーバ21は、インターネットなどのネットワークに接続され、DMC機器22とDMR機器23はホームネットワークに接続されているような形態に対しても、以下に説明する処理などを、そのまま適用することはできる。

0085

図8のフローチャートを参照し、再生移行に関する処理1について説明する。ステップS101において、DMC機器22は、コンテンツサーバ21で管理されているコンテンツAを再生しているときに、ユーザからの再生開始要求の指示を、入力操作受付部250が受け付け、入力操作判定部251が、再生開始要求の指示であると判定する。ユーザは、DMC機器22でコンテンツAを視聴しているときに、所定の操作を行い、DMR機器23でコンテンツAの再生を開始させるという再生開始要求を出す。ここでは、他の機器にコンテンツの再生を移行させるときに出される要求(指示)を、再生開始要求と記述する。

0086

DMC機器22のコントロール信号生成部252は、ステップS102乃至S104において、再生開始要求に係わる信号を生成し、ネットワークI/F254から、ネットワーク10を介してDMR機器23に送信する。

0087

まずステップS102において、DMC機器22は、DMR機器23に対して、再生指示されたコンテンツのコンテンツURI、この場合、コンテンツAのコンテンツURIを指示する。ステップS103において、DMC機器22は、DMR機器23に対して、シークを指示する。このとき指示されるシーク先は、再生開始要求が出されたときに再生していた再生位置(再生位置Aとする)である。そして、ステップS104において、DMC機器22からDMR機器23に対して、再生開始が指示される。

0088

DMR機器23のコンテンツ受信処理部331は、ネットワークI/F330を介して、ステップS121において、DMC機器22から、コンテンツAのコンテンツURIを受信し、ステップS122において、再生位置Aというシーク位置を受信し、ステップS123において、再生開始の指示を受信する。

0089

再生開始の指示を受信すると、DMR機器23は、ステップS124において、コンテンツAの再生位置Aからの再生を開始するための準備を開始する。そして、再生準備が整うと、ステップS125において、再生位置Aからの再生が開始される。

0090

DMR機器23は、コンテンツURIを基に、コンテンツサーバ21にアクセスし、再生位置Aをシークしたり、コンテンツサーバ21からのコンテンツデータをコンテンツデコード部332により復号したりするといった処理を行う。これらの処理を行うために、再生位置Aからの再生が実際にDMR機器23において開始されるまでには、時間が必要である。

0091

またネットワーク10を介してコンテンツデータが送信されてくるため、ネットワーク遅延などのために、再生を即座に開始することができないこともある。また、DMR機器23の処理能力により、上記した処理を行うのに時間がかかる可能性もある。

0092

よって、ステップS124において、再生位置Aからの再生の準備が開始されてから、ステップS125において、実際に再生位置Aからの再生が開始されるまでに、例えば、数秒かかることがある。

0093

DMC機器22からDMR機器23に対して再生開始の指示が出された時点から、DMR機器23で再生が開始され、ユーザに映像や音声が提供されるまでの間、上記したような理由から、DMR機器23では再生が即座に行われない。仮に、DMC機器22で、再生位置Aで再生を停止すると、その再生位置Aからの再生が、DMR機器23で開始されるまでの間、ユーザには、DMC機器22とDMR機器23の双方でコンテンツが提供されない時間があることになる。

0094

DMC機器22とDMR機器23の双方でコンテンツが提供されない時間があると、ユーザは、再生開始要求が受け付けられていないのではないかという不安を感じたり、コンテンツが提供されないことにいらだちを感じたりする可能性がある。このようなことは使い勝手の低下や機器に対する信頼性の低下などにつながるため、防ぐ必要がある。

0095

そこで、DMC機器22は、ステップS104において、DMR機器23に対して再生開始の指示を出した後も、ステップS105において、コンテンツAの再生を継続して行う。このようにDMC機器22で、コンテンツAの再生を継続することで、DMR機器23で再生準備が整うまでの間、DMC機器22で、コンテンツを提供することができる。

0096

このようにすることで、ユーザにコンテンツが提供されない時間がないようにすることができる。

0097

DMC機器22でコンテンツの再生が継続されている間、DMR機器23では、コンテンツAの再生位置Aからの再生開始のための準備が行われる。そして、ステップS125において、DMR機器23側で、コンテンツAの再生位置Aの再生が開始されると、DMC機器22は、DMR機器23で再生が開始されたことを検知する。

0098

DMR機器23は、DMR機器23の状態をポーリングしている。DMC機器22は、ポーリングの結果、DMR機器23が再生を開始したということを検知すると、ステップS107において、処理に係った時間を算出する。ステップS107において算出される時間は、DMR機器23においてコンテンツAの再生が指示されてから、再生を開始するまでの時間である。

0099

例えば、以下の式で算出される。
再生位置B = 現在の再生位置 − 再生位置A
“現在の再生位置”とは、ステップS107の処理が実行されているときに再生されている位置である。“再生位置A”は、ステップS103において、シークを指示するときの再生位置であり、再生開始要求が出されたときに再生していた位置である。

0100

“現在の再生位置”から“再生位置A”を減算することで、DMR機器23でコンテンツの再生を開始するまでに係った時間を算出することができる。このようにして算出される“再生位置B”は、DMR機器23が再生準備している間に、DMC機器22側で再生を維持していた時間に相当する。

0101

なお、DMR機器23側で再生の準備に係った時間を、DMC機器22で算出する場合、DMC機器22側で、ステップS104の処理として再生指示を出してから計時を開始し、ステップS104の処理として再生開始を検知するまで計時を行うことで、時間を算出するようにしても良い。また、ポーリングの回数カウントすることで計時するようにしても良い。このような時間の算出の仕方は、ここで例示した以外の方法でも良い。

0102

ステップS108において、DMC機器22からDMR機器23に対して、再度シークが指示される。ステップS108において、DMC機器22からDMR機器23に対して出されるシークの位置は、再生位置Bである。そのようなシークの指示をステップS126において受信したDMR機器23は、ステップS127において、再生位置Bをシークし、再生位置Bからの再生を開始する。

0103

DMR機器23は、既に、コンテンツサーバ21からのコンテンツAの提供を受けている状態であり、再生の準備はできているため、シーク位置を指示することで、シークを行い、再生を開始することができる。

0104

このように、DMR機器23側では、再生位置Aでの再生を開始すると、再生位置Bからの再生が指示され、再生位置Bからの再生を開始する。仮に、再生位置Bからの再生指示がないと、以下のようなことになる。

0105

DMC機器22では、再生位置Aから再生位置Bまで再生している。DMR機器23では、DMC機器22側で再生位置Bを再生している時点で、再生位置Aからの再生を開始する。ユーザは、DMC機器22で再生位置Aから再生位置Bまで視聴し、DMR機器23で、再度、再生位置Aから再生位置Bまで視聴することになる。

0106

このように、ユーザに2度、再生位置Aから再生位置Bまで提供されないようにするために、上記したように、DMR機器23側では、再生位置Aでの再生を開始すると、再生位置Bからの再生が指示され、再生位置Bからの再生が開始されるようにする。

0107

このようにすることで、ユーザには、DMC機器22で、再生位置Aから再生位置Bまでのコンテンツを提供し、その続き、すなわち再生位置Bからのコンテンツを、DMR機器23で提供することが可能となる。

0108

このようにして、DMR機器23において、再生位置Bからの再生が開始されると、DMC機器22は、ステップS109において、コンテンツAの再生を停止する。ユーザは、DMC機器22で視聴していたコンテンツAを、引き続き、DMR機器23で視聴することができる。

0109

このように、本技術によれば、コンテンツの再生を行う機器を切り換えるとき、映像や音声などのコンテンツがユーザに提供されない時間をなくすことが可能となる。また、コンテンツの再生を行う機器が切り換えられるとき、同一箇所が再生されることを防ぐことが可能となり、コンテンツを連続して提供することが可能となる。

0110

ここで、DMC機器22で再生が継続されているとき(ステップS105の処理が行われているとき)の表示例を図9Aに示す。図9Aは、DMC機器22のディスプレイ212に表示される画面例であり、コンテンツAの再生を継続しているときの画面例である。ディスプレイ212には、再生が継続されているコンテンツAの映像401が表示されているとともに、メッセージ表示部402も表示されている。

0111

メッセージ表示部402には、“レンダラ機器の再生準備中です。”といったメッセージが表示されている。“レンダラ機器”とは、DMR機器23のことである。このようなメッセージが表示されることにより、ユーザからの再生開始要求は受け付けられているが、DMR機器23での再生準備が整っていないため、コンテンツAの再生を継続していることを、ユーザに認識させることができる。このようなことをユーザに認識させることができるメッセージであれば、メッセージ表示部402に表示されるメッセージは、この例に限定されるわけではない。

0112

このようなメッセージが表示され、コンテンツAの再生が継続されているときに、DMR機器23でコンテンツAの再生が開始された場合、図9Bに示した画面に、DMC機器22のディスプレイ212の画面が切り換えられる。図9Bに示した画面は、ステップS109において、再生が停止されたときに表示される画面である。

0113

図9Bを参照するに、コンテンツAの映像401は、再生が停止されたため、黒画面とされている。その黒画面の上に、メッセージ表示部403が表示されている。メッセージ表示部403には、“レンダラ機器で再生が開始されました。本機器の再生を停止します。”といったメッセージが表示されている。

0114

このようなメッセージが表示されることにより、DMR機器23での再生準備が整い、再生が開始されたことをユーザに認識させるとともに、DMC機器22での再生は停止されることもユーザに認識させることが可能となる。このようなメッセージを見て、ユーザは、DMR機器23でのコンテンツAの視聴から、DMR機器23でのコンテンツAの視聴にスムーズに切り替えることが可能となる。

0115

このようなメッセージがDMC機器22のディスプレイ212に表示されることで、ユーザに映像が切り替わるタイミングを認識させることができ、スムーズな視聴の切り替えを促すことが可能となる。

0116

<再生移行に関する処理2>
上記した再生移行に関する処理1では、DMR機器23でコンテンツAの再生準備ができるまで、DMC機器22でコンテンツAの再生が継続され、DMR機器23でコンテンツAの再生準備ができたときに、DMC機器22でコンテンツAの再生が停止されるとして説明した。このような場合、ユーザは、DMC機器22で再生が停止されてから、すぐにDMR機器23での再生に視聴を切り換えなければ、DMR機器23で再生される始めの部分を見逃してしまう可能性がある。

0117

そこで、DMC機器22でコンテンツAの再生が開始された後も、所定の時間だけDMR機器23での再生を継続し、ユーザに視聴を切り換える時間を与えるようにする。このように、ユーザに視聴を切り換える時間を与えるようにした場合の処理について、図10のフローチャートを参照して説明する。

0118

図10に示したフローチャートの処理のうち、DMC機器22で、DMR機器23での再生準備が整い、再生位置Bから再生が開始されるまでコンテンツの再生を継続する処理は、図8を参照して説明した場合と同じである。すなわち、図10に示したフローチャートの処理のうち、ステップS201乃至S208の処理は、図8に示したステップS101乃至S108の処理と同様のため、その説明は省略する。

0119

また、DMR機器23において、DMC機器22からの指示を受け、コンテンツAの再生を開始する処理であるステップS221乃至S227の処理は、図8に示したステップS121乃至S127の処理と同様のため、その説明は省略する。

0120

DMC機器22は、コンテンツAの再生を継続し、DMR機器23に対して、再生位置Bのシークを指示すると、ステップS209において、所定の時間が経過したか否かを判断する。所定の時間とは、例えば、3秒程度であり、ユーザが、DMC機器22での視聴を、DMR機器23での視聴に切り換えるのに必要とされる時間である。

0121

ステップS209において、所定の時間が経過したと判断されるまで、ステップS209の処理が行われ、経過したと判断された場合、ステップS210に処理が進められる。ステップS210において、DMC機器22は、コンテンツAの再生を停止する。

0122

このように、ステップS209において、ユーザに視聴先を切り換える時間を与えるときに、DMC機器22のディスプレイ212に、図9Bに示したメッセージ表示部403を表示させ、メッセージをユーザに提供するようにしても良い。

0123

このメッセージを表示する時間を、ステップS209における所定の時間とすることができる。ユーザは、このようなメッセージが所定の時間表示されている間に、視聴先を切り替えることができる。

0124

また、図11Aに示すように、具体的に再生が停止されるまでの時間が提示されるようにしても良い。図11Aを参照するに、メッセージ表示部421には、“レンダラ機器で再生が開始されました。あと2秒で本機器の再生が停止します”というメッセージが表示されている。このメッセージのうち、“あと2秒で”という部分で、ユーザに、再生が停止されるまでの時間情報を提供する。

0125

図11Aに示した例では、“あと2秒で”との表示になっているが、この“2秒“の部分の数字は、例えば、3秒、2秒、1秒といったように、残り時間に応じたカウントダウン表示とされるようにしても良い。

0126

ここでは、所定の時間が経過後、再生が停止されるとして説明したが、そのような所定の時間が経過後に再生が停止される処理に加えて、または、そのような処理の代わりに、ユーザの指示により再生の停止がされるようにしても良い。

0127

所定の時間が経過後に再生が停止される処理に加えてユーザの指示により再生の停止がされるようにした場合、例えば、図11Bに示すようなメッセージが表示される。図11Bを参照するに、メッセージ表示部423には、“レンダラ機器で再生が開始されました。あと2秒で本機器の再生が停止します”というメッセージが表示されている。さらに、メッセージ表示部423の一部に、“OK(今すぐ停止する)”というボタン424も表示されている。

0128

このボタン424が操作された場合、操作された時点で、再生が停止される。また、ボタン424が操作されなくても、所定の時間(例えば、2秒)が経過したときには、再生が停止される。このように、所定の時間が経過後に再生が停止される処理に加えてユーザの指示により再生の停止がされるようにした場合、図示はしないが、例えば、ステップS209の処理の前または後に、“ボタン424が操作されたか?”という判断処理を入れることで実現可能である。

0129

また、ボタン424のみが表示されるようにしても良い。すなわち、ユーザからの指示があった時点で、再生が停止されるように構成することも可能である。

0130

このように、DMC機器22でのコンテンツAの継続再生の時間を、ユーザが視聴を切り換えるための時間分だけ延長する構成することも可能である。

0131

<再生移行に関する処理3>
上記した“再生移行に関する処理1”または“再生移行に関する処理2”において、DMR機器23側では、再生位置Aからの再生を開始した直後に、再生位置Bからの再生を開始する。例えば、図10のフローチャートを再度参照するに、ステップS225において再生位置Aからの再生が開始されるが、その後のステップS227において、再生位置Bからの再生が開始される。

0132

このような場合、再生位置Aの音と映像が、ユーザに一瞬提供された後、再生位置Bの音と映像に切り替わる可能性がある。再生位置Aの音と映像が一瞬提供されることで、ユーザに不快感などを与えてしまう可能性があり、できる限り、そのような提供がされないようにすることが好ましい。そこで、“再生移行に関する処理3”として、再生位置Aの音と映像が提供されないようにするための処理を含む処理について、図12のフローチャートを参照して説明する。

0133

図12に示したフローチャートは、図8に示したフローチャートの処理と比較し、再生位置Aの音と映像が一瞬提供されることを防ぐ処理が含まれる点が異なり、その他の点は同じである。重複する説明は省き、追加された処理について説明を加える。

0134

DMC機器22は、ステップS301において、再生開始要求を受け付けると、ステップS302乃至S304において、DMR機器23に対して、コンテンツURIを指示し、再生位置Aのシークを指示し、再生開始を指示する。

0135

ステップS305において、DMC機器22は、DMR機器23に対してミュートを指示する。このミュートは、映像と音声のうちのどちらか一方または両方をミュートするという指示である。音声をミュートする機能は、通常、テレビジョン受像機などの端末に備わっている機能であるため、DMC機器22側からDMR機器23側に指示を出すことで、音声をミュートすることは可能である。

0136

しかしながら、通常、テレビジョン受像機などの端末は、映像をミュートする機能を備えていない。映像のミュートに関しては、図13を参照して後述する。なお、テレビジョン受像機などの端末に、映像をミュートする機能がある場合、図13を参照して後述する方法ではなく、その端末が備える機能を用いて、映像のミュートを実現することは可能である。

0137

なお、ミュートという言葉は一般的に消音を意味し、音を出さないという意味で用いられるが、本実施の形態においては、映像を映し出さないという意味も含むとして説明を続ける。

0138

フローチャートの説明に戻り、ステップS305において、DMC機器22からDMR機器23にミュートの指示が出されると、ステップS306に処理が進められ、DMC機器22側では、コンテンツの再生が継続される。

0139

一方で、DMR機器23側では、ステップS321乃至S324において、コンテンツURI、再生位置Aのシーク、再生開始、およびミュートの指示を受信すると、ステップS325において、再生位置Aからの再生の準備を行う。そして、再生の準備が整うと、ステップS326において、再生位置Aからの再生を開始する。

0140

ステップS326において、再生位置Aからの再生が開始されるが、ミュートの指示を受けているため、音声と映像のどちらか一方または両方は、ミュートされている状態での再生である。よって、ユーザには、再生位置Aからの再生時に、音声または映像の少なくとも一方は提供されない状態となる。

0141

DMC機器22側では、DMR機器23側で再生が開始されると、ステップS307において、再生開始を検知し、ステップS308において、再生までに係った時間を算出し、ステップS309において、再生までにかかった時間を考慮した再生位置BのシークをDMR機器23に対して指示する。

0142

さらにステップS310において、DMC機器22は、DMR機器23に対して、ミュートの解除を指示する。このような指示を、ステップS327、ステップS328において受信したDMR機器23は、ステップS329において、再生位置Bからの再生を開始する。この再生の際、DMR機器23は、ミュートの解除の指示を受けているため、ミュートを解除した状態で、再生位置Bからの再生を開始する。

0143

このようにすることで、再生位置Aからの再生時に、その映像や音声がユーザに提供されることなく、再生位置Bからの再生を開始することが可能となる。

0144

DMC機器22は、ステップS311において、継続して再生していたコンテンツAの再生を停止する。再生の停止の際、図10を参照して説明したように、所定の時間が経過したか否かの判断処理(ステップS209の処理と同等の処理)が行われるように構成することも可能である。

0145

図13を参照して、映像のミュートの処理について説明する。図13Aに示したように、HTTPサーバに、DMC機器22から空データを送信し、その空データを、DMR機器23が取得し、再生する。空データであるため、DMR機器23においては、黒画面が表示される。ユーザに黒画面が提供されることで、再生位置Aからの映像が提供されることを防ぐことが可能となる。また音声も、空データに含まれることで、空データが再生されることで、音声のミュートも行われる。

0146

図12のフローチャートのうち、ステップS305において、DMC機器22は、DMR機器23に対してミュートを指示するが、このミュートを指示する処理の代わりに、空データをHTTPサーバに送信する処理を行うように構成することができる。またHTTPサーバは、コンテンツサーバ21にすることができる。

0147

このようにすることで、DMR機器23側では、コンテンツサーバ21から、コンテンツAの再生の準備を行うが、実際には、DMC機器22からの空データを処理する準備を行い、空データを再生する。

0148

すなわち、DMR機器23は、ステップS325(図12)において、コンテンツAの再生位置Aからの再生の準備を行い、ステップS326において再生位置Aからの再生を開始するが、その再生位置Aからのコンテンツとして、DMC機器22からの空データを取得し、再生を開始する。DMC機器22は、空データを再生するため、黒画面を映し出し、音声が出力されない状態を提供することになる。このようにして、映像と音声のミュートを行うことが可能となる。

0149

そして、再生位置Bからの再生を開始するとき、空データの供給が停止され、本当のデータ(コンテンツAのコンテンツデータ)に、供給が切り換えられる。例えば、図12のフローチャートのうち、ステップS310において、DMC機器22は、DMR機器23に対してミュートの解除を指示するが、このミュートの解除を指示する処理の代わりに、空データのHTTPサーバへの送信を停止する処理を行うように構成することができる。

0150

DMR機器23は、既にアクセスしているコンテンツサーバ21(HTTPサーバ)から、コンテンツAを取得し、再生する。すなわち、DMR機器23は、ステップS329(図12)において、コンテンツAの再生位置Bからの再生を開始する。

0151

このような処理がされることで、DMR機器23側でコンテンツAの再生準備をしている間は、映像と音声がミュートされた状態とされ、再生準備が整った後は、再生位置Bからの再生が開始されるようにすることができる。よって、ユーザに、再生位置Aからの映像や音声を一瞬提供してしまうようなことを防ぐことが可能となる。

0152

<再生移行に関する処理4>
上記した“再生移行に関する処理1”、“再生移行に関する処理2”、または“再生移行に関する処理3”においては、DMR機器23側で再生の準備にどの程度の時間が係るかを、DMC機器22が算出し、再度のシーク指示を出すことで、DMR機器23でのコンテンツの再生が開始された。

0153

例えば、図12のフローチャートを再度参照するに、DMC機器22は、ステップS308において、DMR機器23で、再生の準備の処理に係った時間を算出し、ステップS309において、再生位置Bのシークを指示する。このように、再生開始要求が出されたときに、その時点でDMR機器23から得られる情報から、再生の準備の処理に係った時間が算出された。

0154

再生の準備の処理に係る時間は、ネットワーク10の通信状態や、DMR機器23の処理能力などに依存する。これらの通信状態や処理能力などが、再生開始要求が出される毎に大きな変化がない場合、再生開始要求が出されたときに、実際にコンテンツの再生の準備を行い、その処理に係った時間が取得されるのではなく、再生開始要求が出された時点とは別の時点(上述した実施の形態とは異なる時点)で再生の準備の処理に係る時間が取得されるようにすることも可能である。

0155

“再生移行に関する処理4”として、事前に、再生の準備の処理に係った時間を算出しておく処理について、図14のフローチャートを参照して説明する。ステップS401において、DMC機器22とDMR機器23との間で、事前情報収集処理が行われる。すなわち、ステップS401において、DMR機器23で、所定のコンテンツの再生の準備に係るであろう時間を算出するための処理が行われる。

0156

この事前情報収集処理は、DMC機器22で、ユーザからの再生開始要求の指示を受け付ける前の時点または受け付け後に行われる。まず、図14に示したように、事前情報収集処理が、再生開始要求の受け付け前に行われる場合を説明する。この場合、事前情報収集処理として、Pingと類似の方法で、パケットをネットワーク10に投げ、ネットワークの環境を計測する方法で、情報が収集される。

0157

また、情報が収集される機器としては、DLNAの機器の検索処理時に検索された全ての機器を対象として行うようにすることができる。また、コンテンツの再生が可能な機器を対象として行うようにしても良い。

0158

他の事前情報収集処理として、学習により行う方法がある。例えば、上述した“再生移行に関する処理1乃至3”のいずれかで再生移行の処理が行われる毎に、DMR機器23で再生準備に係った時間が計測され、その計測された時間情報が蓄積される。蓄積される毎に平均値を算出して学習を行う。

0159

このような学習を、DMC機器22側で行い、後述するステップS422において、遅延時間を予測するときに用いるように構成することができる。“遅延時間”とは、上記した実施の形態における、DMR機器23で再生の準備に係る時間のことである。

0160

このような学習は、DMR機器23側で行い、DMC機器22側からの要求に応じてDMC機器22に供給し、DMC機器22側で、遅延時間を予測するときに用いるように構成することができる。

0161

また、このような学習は、DMR機器23側で行い、DMR機器23側で、遅延時間を予測するときに用いるように構成することができる。DMR機器23側で、遅延時間を予測するようにした場合の説明は、図15のフローチャートを参照して後述する。

0162

また、DMR機器23が、コンテンツのサイズや種類に応じた処理時間に関する情報を保持しており、そのような情報が、DMC機器22側に提供され、DMC機器22側で遅延時間を予測するときに用いられるようにすることもできる。また、そのような情報に基づいて、DMR機器23側で、遅延時間を予測するようにすることもできる。

0163

このようなDMR機器23が、コンテンツのサイズや種類に応じた処理時間に関する情報を保持するとともに、上記した学習が行われるようにすることも可能である。さらに、学習により得られた情報を基に、保持している情報が更新されるように構成することもできる。

0164

このようにして、ステップS401において、事前情報収集処理が行われ、遅延に関する情報取得される。ここでは、DMC機器22が情報を取得し、遅延時間を予測する場合を例にあげて説明を続ける。

0165

ステップS421において、DMC機器22は、再生開始要求の指示を受け付ける。上記したように、ステップS401において実行される事前情報収集処理は、再生開始要求を受け付けた後に行う構成とすることも可能である。再生開始要求が受け付けられた後に、事前情報収集処理が行われる場合、コンテンツの再生が指示された端末を対象にして行うことができる。すなわちここでは、DMR機器23に対して行うことができ、他の機器に対して行う必要がないため、事前情報収集処理に係る処理低減をはかることが可能となる。

0166

ユーザが再生を行う端末として選択したDMR機器23に対して、再生予定のコンテンツのデータが送信され、ネットワークの遅延状態やDMR機器23の処理能力などの情報が採取される。

0167

なお、上記したPingと類似の方法で、パケットをネットワーク10に投げ、ネットワーク10の環境を計測するのを、再生開始要求の受け付け後に行う構成とすることもできる。また、上記した学習により得られる情報を、再生開始要求を受け付けた後に、再生を実行する端末から取得する構成とすることもできる。

0168

DMC機器22は、再生開始要求を受け付け、遅延時間を予測するための情報を取得すると、ステップS422において、取得された情報を基に、遅延時間を予測する。遅延時間の予測の仕方は、取得される情報に依存する。例えば、ネットワークの環境を計測して得られる情報の場合、その情報から遅延時間を予測する。また例えば、学習により既に遅延時間が予測されている場合、その遅延時間が呼び出されることにより予測される。

0169

ステップS422において、遅延時間が予測されると、ステップS423において、再生開始位置が決定される。再生開始位置は、ステップS423の処理が実行されている時点で、DMC機器22で再生しているコンテンツAの位置から予測された遅延時間を加算した位置とされる。ステップS423において決定される再生開始位置を、再生位置Cとする。

0170

ステップS424において、DMC機器22からDMR機器23に対して、コンテンツAのコンテンツURIが指示される。ステップS425において、DMC機器22からDMR機器23に対して、再生位置Cのシークが指示される。そして、ステップS426において、DMC機器22からDMR機器23に対して、再生開始が指示される。

0171

このような指示が出された後も、DMC機器22は、ステップS427において、コンテンツの再生を継続する。このような指示がDMC機器22から出されると、DMR機器23は、ステップS441において、コンテンツURIを受信し、ステップS442において、再生位置Cのシークの指示を受信し、ステップS443において、再生開始の指示を受信する。

0172

そしてDMR機器23は、ステップS444において、再生位置Cからの再生の準備を行う。そして、再生位置Cからの再生の準備が整うと、ステップS445において、再生位置Cからの再生を開始する。

0173

DMR機器23で再生位置Cからの再生が開始されると、再生が開始されたことを、DMC機器22は、ステップS428において検知する。DMC機器22は、ステップS429において、コンテンツAの再生を停止する。なお、この場合も、上記した“再生移行に関する処理2”と同じく、所定の時間が経過した後に、再生が停止されるようにしても良い。

0174

“再生移行に関する処理4”においては、DMC機器22において、コンテンツAの再生位置Aから再生位置Cまで再生が行われる。そして、DMR機器23において、コンテンツAの再生位置Cからの再生が開始される。よって、この場合も、DMC機器22からDMR機器23に再生がスムーズに移行される。

0175

また、“再生移行に関する処理4”においては、DMC機器22側で遅延時間を予測し、シークする再生位置をDMR機器23に指示するため、シークを指示する回数を1回にすることができる。また、予測された遅延時間に基づきシーク位置(再生開始位置)が指示されるため、“再生移行に関する処理3”で説明した、“再生位置Aからの映像や音声が一瞬ユーザに提供されてしまう”といったことが発生することもないため、映像や音声のミュートといった処理を行う必要がない。

0176

なお、上述した実施の形態においては、事前情報収集処理が行われ、その事前情報収集処理の結果得られた情報が用いられて遅延時間が予測されるとした。この場合、遅延時間は、取得された情報に依存する可変値とされるが、固定値として扱われるように構成することもできる。例えば、遅延時間=所定の時間と設定しておき、事前情報収集処理を省略した構成とすることも可能である。

0177

遅延時間を固定値とした場合、遅延時間が短い時間に設定されていると、DMR機器23側での再生準備の時間の方が、遅延時間よりも長くなり、結果として、DMC機器22で継続再生された区間と、DMR機器23で再生される先頭の区間とにダブりがでる可能性がある。

0178

また、遅延時間が長い時間に設定されていると、DMR機器23側での再生準備の時間の方が、遅延時間よりも短くなり、結果として、DMC機器22で継続再生されたあと、再生が停止された再生位置と、DMR機器23で再生が開始された再生位置との間にギャップが生じ、ユーザに提供されない区間が生じる可能性がある。

0179

そこで、遅延時間を固定値とした場合でも、上記した学習方法を適用し、固定値が適宜更新されるようにしても良い。また、遅延時間を固定値とした場合に、固定として複数個用意し、再生を行う機器や、ネットワーク環境などに依存し、選択的に固定値が用いられるようにしても良い。

0180

<再生移行に関する処理5>
上記した“再生移行に関する処理1”乃至“再生移行に関する処理4”においては、DMR機器23側で再生の準備にどの程度の時間が係るかを、DMC機器22が算出する例を示した。次に、“再生移行に関する処理5”として、DMR機器23側で、再生準備に係った時間を計測し、再生位置を変更する実施の形態について、図15のフローチャートを参照して説明する。

0181

DMC機器22において実行されるステップS501乃至S506の処理は、図8に示したフローチャートの処理のうちのステップS101乃至S106の処理と同様に行われる。すなわち、DMC機器22は、再生開始要求を受け付けると、DMR機器23に対して、コンテンツURI、再生位置Aのシーク、および再生開始を指示する。

0182

そしてDMR機器23においては、コンテンツの再生を、DMR機器23が再生を開始したということを検知するまで継続する。DMC機器22側で、DMR機器23で再生の準備に係った時間を算出する必要がないため、DMC機器22は、DMR機器23側での再生が開始されたことを検知すると、ステップS507において、再生を停止する。

0183

一方、DMR機器23は、ステップS521乃至S523において、コンテンツURI、再生位置Aのシーク、および再生開始の指示を受信すると、ステップS524において、再生位置Aからの再生の準備を行う。そしてステップS525において、再生準備が完了した時点で、再生準備に係った時間が算出される。

0184

例えば、DMR機器23は、DMC機器22から再生開始の指示を受けたときから、再生準備が完了するまで計時し、その計時していた時間を、再生準備に係った時間とする。または、DMR機器23側で、“再生移行に関する処理4”で説明したように、コンテンツのサイズや種類に応じた処理時間に関する情報を保持し、その保持している情報から、準備に係った時間を算出するように構成することも可能である。

0185

また、準備に係った時間を、実際に再生準備を行う毎に情報として蓄積し、その蓄積されている情報から、準備に係る時間を予測するようにしても良い。

0186

ステップS525において、DMR機器23は、実際に再生を開始する再生位置Bを決定する。再生位置Bは、DMC機器22から指示のあった再生位置Aに、ステップS525において算出された時間分だけ先の位置とされる。DMR機器23は、再生位置Bを決定すると、ステップS527において、再生位置Bからの再生を開始する。

0187

このように、DMR機器23側で、自己が再生を開始するための準備に必要な時間を算出し、その分だけ、先の位置から再生を開始するように構成することもできる。このようにした場合、DMC機器22から2度のシークを指示する必要がなく、1度のシークの指示を出せばよいように構成することができる。

0188

また、DMR機器23側では、再生位置Aからの再生の準備をするが、再生位置Aからの再生は行わないため、再生位置Aから再生位置Bに再生位置が変更されるときに、再生位置Aからの映像や音声がユーザに一瞬提供されてしまうようなことを防ぐことができる。よって、“再生移行に関する処理3”のところで説明したような映像や音声をミュートするといった処理を省略することができる。

0189

このように、上記した実施の形態によれば、端末A(上記したDMC機器22)で再生されているコンテンツを、引き続き端末B(上記したDMR機器23)で再生させる場合に、再生されているコンテンツが途切れることなく、かつダブって表示されることなく再生することが可能となる。また、再生が移行される先の端末Bにおいて、不要な映像や音声がユーザに提供されてしまうようなことを防ぐことが可能となる。

0190

また、本実施の形態によれば、端末Aから端末Bにコンテンツの再生が切り替わるときに、ユーザに、視聴を切り換えるための時間を与えることが可能となる。

0191

<再生方法の選択について>
上記したように、コンテンツの再生が途切れることなく行われる再生を、同期再生とここでは称する。同期再生に対して、本技術を適用しない再生を通常再生とここでは称する。

0192

通常再生は、DMC機器22で再生されているコンテンツを、引き続きDMR機器23で再生させる場合に、DMR機器23での再生準備の時間を考慮せずに、DMC機器22からの指示に基づき、再生位置Aからの再生を、再生準備が整った時点で開始する再生であるとする。

0193

また、通常再生の場合、DMC機器22では、再生開始要求が受け付けられた時点で再生が停止される再生であるとする。よって通常再生の場合、DMC機器22で再生が停止した後、DMR機器23で再生が開始されるまでの間、コンテンツのユーザへの提供がされない状態がある。

0194

ユーザが、同期再生と通常再生が選択できる仕組みを設けても良い。また、再生されているコンテンツのジャンルにより同期再生または通常再生が切り換えられるようにしても良い。また、再生を引き続き行う端末側の処理能力などに応じて、同期再生または通常再生が切り換えられるようにしても良い。以下、これらの同期再生と通常再生の選択または切り換えについて説明を加える。

0195

まず、ユーザが、同期再生と通常再生が選択できる構成にした場合について説明をする。図16は、再生開始要求が出されるときのDMC機器22に表示される画面例である。DMC機器22のディスプレイ212の上部には、コンテンツの再生を引き続き行わせたい端末、この場合、DMR機器23を表す絵511が表示されている。ユーザは、再生開始要求を出す際、コンテンツの再生を引き続き行わせたい端末を選択できるように構成されており、図16に示した画面例は、選択後の画面である。

0196

絵511の下側、画面の中央部分には、再生されているコンテンツの映像512が表示されている。映像512の右下側には、同期再生か、通常再生かを選択できる選択表示部513が表示されている。選択表示部513には、“同期再生”という項目と、“通常再生”という項目が表示されており、図16に示した例では“同期再生”という項目が選択されている状態である。

0197

ユーザは、“同期再生”という項目または“通常再生”という項目のどちらかをタッチするなどの所定の操作をすることで、所望の再生方法を選択できるように構成されている。このような選択表示部513を表示し、ユーザが再生開始要求を出す際に、再生方法も選択できるようにしても良い。

0198

また、再生開始要求を出す毎に、選択表示部513を表示するのではなく、例えば、図17に示したようなメニュー画面が表示され、ユーザが再生時の再生方法の1つの設定項目として、同期再生か通常再生かを選択できるようにしても良い。

0199

図17に示したメニュー画面は、例えば、コンテンツを再生している再生画面において、メニューという項目が選択されたときに表示される画面である。図17に示したメニュー画面の1項目として、“同期再生”という項目が表示され、その“同期再生”という項目の右側に、チェックボックス531が表示されている。

0200

この“同期再生”という項目の右側に表示されているチェックボックス531にチェックが入れられた場合、再生開始要求が出されたときの再生は、同期再生とされ、チェックボックス531にチェックが入れられていない場合、再生開始要求が出されたときの再生は、通常再生とされる。

0201

このような設定画面において設定がなされると、次回からの再生時に、設定された再生方法で再生が行われる。

0202

このように、ユーザにより、同期再生か、通常再生かが設定されるようにしても良い。

0203

また、同期再生を基本とし、ユーザからの指示がなければ、同期再生を行うが、ユーザからの指示があったときには、指示があった時点で、他の機器での再生準備が整ったか否かに係わらず、再生を停止するように構成してもよい。例えば、図18に示したように、選択表示部551を表示するようにしても良い。

0204

選択表示部551は、図16に示した画面例と同じく、再生開始要求が出されたときに、ユーザに提示される。選択表示部551には、“レンダラ機器の再生準備中です。本機器での再生を停止しますか。”というメッセージが表示されている。そして、そのメッセージの下側に、“いいえ”というボタンと、“はい”というボタンが表示されている。

0205

“いいえ”というボタンが操作された場合、またはボタンが操作されずに、再生移行先の端末、この場合、DMR機器23での再生準備が整い、再生が開始された場合、同期再生が行われる。

0206

一方で、“はい”というボタンが操作された場合、DMC機器22での再生は、ボタンが操作された時点で停止される。そして、DMR機器23での再生準備が整った後、DMR機器23で、続きが再生される。

0207

“はい”というボタンが操作されたときに、同期再生が行われるようにした場合、DMC機器22で再生が停止された再生位置と、DMR機器23で再生が開始された再生位置とで差分が生じ、コンテンツの一部分がユーザに提供されない場合もある。このようなことを考慮し、“はい“というボタンが操作された場合、通常再生が行われるようにしても良い。

0208

次に、再生されているコンテンツのジャンルにより同期再生または通常再生に切り換えられる場合について説明を加える。この場合、コンテンツに付随するメタデータが参照され、そのメタデータに記載されているコンテンツのジャンルに基づいて処理がなされる。例えば、DMC機器22は、同期再生するコンテンツのジャンルと通常再生するコンテンツのジャンルとが記載されているテーブルを保持し、そのテーブルを参照し、同期再生するか、通常再生をするかが選択される。

0209

テーブルは、DMC機器22が製造された時点で、製造者により作成されたものとしても良いし、例えば、学習によりテーブルが作成されるようにしても良い。予めテーブルが作成される場合、例えば、音楽ライブのコンテンツは、音楽が途切れることなく、また重複して流れることがないことが好ましいため、このようなコンテンツは同期再生が行われるとして設定される。

0210

学習によりテーブルが作成される場合、再生開始要求が出されたときに、図16に示したような選択表示部513を表示し、選択表示部513で、同期再生が選択されたか、通常再生が選択されたかが判断される。またそのとき、コンテンツのメタデータから、ジャンルが判断される。そして、ユーザにより選択された再生と、ジャンルを関連付けることで、テーブルが作成される。この場合、ユーザの嗜好が反映されたテーブルとすることができる。

0211

このように、ジャンルにより、同期再生か、通常再生かが選択されるようにしても良い。

0212

次に、再生移行先の機器により、同期再生または通常再生が設定される場合について説明を加える。再生移行先の機器、例えば、DMR機器23の再生に係わる処理能力に応じて、同期再生または通常再生が設定されるようにしても良い。

0213

DMR機器23の処理能力が高い場合、DMR機器23側での再生準備に係る時間は短くなるため、仮に、通常再生が選択され、通常再生が行われても、DMC機器22とDMR機器23との両方で、ユーザにコンテンツが提供されないような時間は短くなる。このようなことから、処理能力の高い機器に再生が移行されるときには、通常再生が選択され、処理能力が低い機器に再生が移行されるときには、同期再生が選択されるといったように構成することも可能である。

0214

また、再生移行先の機器の種類、例えば、映像機器音声再生機器(スピーカ)などの機器の種類に応じて同期再生または通常再生が設定されるようにしても良い。例えば、再生の移行先の機器が、映像機器の場合、通常再生が設定され、スピーカなどの音声再生機器が再生の移行先である場合、同期再生が設定されるようにしても良い。

0215

このように、ユーザにより、またはユーザの手を煩わすことなく、同期再生または通常再生が設定されることで、使い勝手を向上させることができる。

0216

<記録媒体について>
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。

0217

例えば、図2に示したコンテンツサーバ21(CPU101)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア111に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。

0218

コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア111をドライブ110に装着することにより、入出力I/F105を介して、記憶部108にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部109で受信し、記憶部108にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM102や記憶部108に、あらかじめインストールしておくことができる。

0219

なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。

0220

また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。

0221

なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。

0222

なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。

0223

(1)
コンテンツの再生を制御する再生制御部を備え、
前記再生制御部は、他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けたとき、所定の時間、前記コンテンツの再生を継続したあと、前記コンテンツの再生を停止する
再生装置。
(2)
前記他の機器が前記コンテンツの再生の準備に係る時間に関する時間情報を取得し、前記時間情報に基づき、前記他の機器で再生を開始する前記コンテンツの再生位置を決定し、前記他の機器に通知する通知部をさらに備える
前記(1)に記載の再生装置。
(3)
前記再生制御部は、前記通知部による通知後に所定の時間が経過した時点で、前記コンテンツの再生を停止する
前記(2)に記載の再生装置。
(4)
前記他の機器に、前記コンテンツの再生の指示を出すとき、ミュートの指示も出し、
前記他の機器での前記コンテンツの再生の開始を検知したとき、前記ミュートの解除の指示を出す
前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の再生装置。
(5)
前記他の機器に、前記コンテンツの再生の指示を出すとき、空のデータを前記他の機器に送信し、
前記他の機器での前記コンテンツの再生の開始を検知したとき、前記空のデータの送信を停止する
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の再生装置。
(6)
前記時間情報は、前記他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けるより前の時点で取得され、ネットワークに接続されている機器から取得されるか、前記他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けたときに、前記他の機器から取得される
前記(2)乃至(5)のいずれかに記載の再生装置。
(7)
前記時間情報は、前記他の機器に所定のコンテンツを再生させたときの情報、前記他の機器に、所定のデータを送信したときに処理に係った時間、または前記他の機器が、コンテンツのサイズや種類に応じた処理時間として保持している情報のいずれかである
前記(2)乃至(6)のいずれかに記載の再生装置。
(8)
前記他の機器の機器が保持している情報は、前記他の機器がコンテンツを再生したときに更新される
前記(7)に記載の再生装置。
(9)
前記他の機器は、前記コンテンツの再生を引き続き行う指示を受けたとき、前記コンテンツの再生準備に係る時間を計算し、その時間に基づき再生位置を決定し、再生を開始し、
前記再生制御部は、前記他の機器での前記コンテンツの再生が開始されたことと検知した時点、または検知し、所定の時間が経過した後、前記コンテンツの再生を停止する
前記(1)乃至(8)のいずれかに記載の再生装置。
(10)
前記再生制御部は、前記コンテンツの再生を継続している間、前記他の装置で再生準備が行われていることをユーザに認識させるメッセージの表示も制御する
前記(1)乃至(9)のいずれかに記載の再生装置。
(11)
前記再生制御部は、前記コンテンツの再生を継続しているときに、前記他の装置で前記コンテンツの再生が開始されたことを検知すると、前記コンテンツの再生を停止するまでの時間をユーザに認識させる表示も制御する
前記(1)乃至(10)のいずれかに記載の再生装置。
(12)
前記他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けた時点で前記コンテンツの再生を停止する第1の再生と、前記他の機器で前記コンテンツの再生を開始した時点で前記コンテンツの再生を停止する第2の再生とを、ユーザの指示により切り換えるか、前記コンテンツのジャンルにより切り換えるか、または前記他の機器の処理能力に応じて切り換える
前記(1)乃至(11)のいずれかに記載の再生装置。
(13)
コンテンツの再生を制御する再生制御部を備える再生装置の再生方法において、
前記再生制御部が、他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けたとき、所定の時間、前記コンテンツの再生を継続したあと、前記コンテンツの再生を停止するステップを含む
再生方法。
(14)
コンテンツの再生を制御する再生制御部を備える再生装置を制御するコンピュータに、
前記再生制御部が、他の機器で前記コンテンツの再生を引き続き行わせる指示を受けたとき、所定の時間、前記コンテンツの再生を継続したあと、前記コンテンツの再生を停止するステップを含む
処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラムを記録している記録媒体。

0224

10ネットワーク, 21コンテンツサーバ, 22DMC機器, 23 DMR機器, 131 ネットワークI/F, 132コンテンツ配信処理部, 133コンテンツ蓄積部, 250入力操作受付部, 251入力操作判定部, 252コントロール信号生成部, 253コンテンツ表示部, 254 ネットワークI/F, 255コンテンツ受信処理部, 256リスト生成部256リスト表示部, 258コンテンツ再生部, 259 記憶部, 330 ネットワークI/F, 331 コンテンツ受信処理部, 332コンテンツデコード部, 333 コンテンツ再生部, 334 コンテンツ表示部, 335コンテンツ音声出力部

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