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技術 情報提供装置、端末装置、情報提供方法、情報処理方法並びに情報提供用プログラム及び端末装置用プログラム

出願人 パイオニア株式会社
発明者 藤原正志
出願日 2012年12月27日 (7年6ヶ月経過) 出願番号 2012-285222
公開日 2014年7月7日 (5年11ヶ月経過) 公開番号 2014-127962
状態 特許登録済
技術分野 航行(Navigation) 交通制御システム 電話通信サービス
主要キーワード GPS端末装置 GPS携帯端末 不揮発性領域 携帯型無線電話 揮発性領域 混雑度情報 管理センタ内 情報提供用プログラム
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (5)

課題

地域における実際の混雑状況を的確に示す混雑度情報を提供すること等が可能な情報提供装置情報提供方法及び情報提供用プログラム、並びに当該情報提供装置から混雑度情報の提供を受ける端末装置、当該端末装置における情報処理方法及び端末装置用プログラムを提供する。

解決手段

携帯可能な端末装置Tの現在位置を示す位置情報を、複数の端末装置Tから通信回線NWを介して取得するインターフェース1と、取得した位置情報に基づいて、地域等内における位置情報送信可能な端末装置Tの数を、当該地域等毎に算出する算出部2と、算出された数に対して、当該算出された数に対応する地域等に対応して設定された係数乗算することにより、当該地域等毎の混雑度を算出し、当該算出された混雑度を示す混雑度情報を生成する生成部3と、生成された混雑度情報を、通信回線NWを介して端末装置Tに提供するインターフェース1と、を備える。

概要

背景

例えばある地域に出かける際に、行き先の地域における人の混雑状況事前に把握できると、準備の点等において便利である。このための従来技術としては、例えば下記特許文献1に記載されている技術がある。下記特許文献1に記載されている技術では、複数の人に所有されるGPS(Global Positioning System)携帯端末から管理センタにその位置情報を送信し、端末加入者情報と位置情報とをリンクさせた管理センタ内データベースの中から、利用者からの混雑要求に応じた混雑情報を配信する構成とされている。なおこの特許文献1では、混雑情報の「利用者」と「GPS携帯端末所有者」とは、別個とされている。

概要

地域における実際の混雑状況を的確に示す混雑度情報を提供すること等が可能な情報提供装置情報提供方法及び情報提供用プログラム、並びに当該情報提供装置から混雑度情報の提供を受ける端末装置、当該端末装置における情報処理方法及び端末装置用プログラムを提供する。携帯可能な端末装置Tの現在位置を示す位置情報を、複数の端末装置Tから通信回線NWを介して取得するインターフェース1と、取得した位置情報に基づいて、地域等内における位置情報送信可能な端末装置Tの数を、当該地域等毎に算出する算出部2と、算出された数に対して、当該算出された数に対応する地域等に対応して設定された係数乗算することにより、当該地域等毎の混雑度を算出し、当該算出された混雑度を示す混雑度情報を生成する生成部3と、生成された混雑度情報を、通信回線NWを介して端末装置Tに提供するインターフェース1と、を備える。

目的

そこで、本願は上記の各問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、地域における実際の混雑状況を的確に示す混雑度情報を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

携帯可能な端末装置の現在位置を示す位置情報を、複数の前記端末装置から通信回線を介して取得する取得手段と、各前記取得した位置情報に基づいて、地域又は施設の少なくともいずれか一方内における前記端末装置の数を、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方毎に算出する算出手段と、前記算出された数に対して、当該算出された数に対応する前記地域又は施設の少なくともいずれか一方に対応して予め設定された係数乗算することにより、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方毎の混雑度を算出し、当該算出された混雑度を示す混雑度情報を生成する生成手段と、前記生成された混雑度情報を、前記通信回線を介して提供する提供手段と、を備えることを特徴とする情報提供装置

請求項2

請求項1に記載の情報提供装置において、前記生成手段は、前記算出された数に対して前記係数を乗算して得られた乗算結果を、前記算出された数に対応する前記地域又は施設の少なくともいずれか一方の広さで除した値を、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方の前記混雑度とすることを特徴とする情報提供装置。

請求項3

請求項1又は請求項2に記載の情報提供装置において、前記地域又は施設の少なくともいずれか一方毎の前記係数を記憶した係数テーブルを記憶する記憶手段を更に備えることを特徴とする情報提供装置。

請求項4

請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報提供装置において、前記提供手段は、前記位置情報を取得することが不可能な端末装置に対して、前記通信回線を介して前記混雑度情報を提供することを特徴とする情報提供装置。

請求項5

請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報提供装置において、前記取得手段は、前記位置情報以外の前記端末装置に係る個人情報の取得を禁止することを特徴とする情報提供装置。

請求項6

請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報提供装置において、前記提供手段は、予め設定された地域又は施設についての前記混雑度情報を、当該混雑度情報の提供先において認識不可能とすることを特徴とする情報提供装置。

請求項7

請求項6に記載の情報提供装置において、前記提供手段は、前記予め設定された地域又は施設についての前記混雑度を前記提供先において隠蔽させるように前記混雑度情報を当該提供先に提供することを特徴とする情報提供装置。

請求項8

請求項6に記載の情報提供装置において、前記提供手段は、前記予め設定された地域又は施設についての前記混雑度情報の提供を禁止することを特徴とする情報提供装置。

請求項9

地域又は施設の少なくともいずれか一方内における携帯可能な端末装置の数に対して、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方に対応して予め設定された係数を乗算して得られた混雑度であって、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方毎の混雑度を示す混雑度情報を、通信回線を介して取得する取得手段と、前記取得された混雑度情報に基づいて、前記地域又は施設の少なくともいずれか一方毎に、前記混雑度に応じた異なる態様により当該混雑度を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする携帯可能な端末装置。

請求項10

請求項9に記載の端末装置において、前記地域又は施設の少なくともいずれか一方に対応する前記混雑度は、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方に対応した前記数に対して当該地域又は施設の少なくともいずれか一方に対応した前記係数を乗算して得られた乗算結果を、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方の広さで除した値であることを特徴とする端末装置。

請求項11

請求項9又は請求項10に記載の端末装置において、前記表示手段は、予め設定された地域又は施設についての前記混雑度を認識不可能とすることを特徴とする端末装置。

請求項12

請求項11に記載の端末装置において、前記表示手段は、前記予め設定された地域又は施設についての前記混雑度を隠蔽するように表示することを特徴とする端末装置。

請求項13

請求項11に記載の端末装置において、前記表示手段は、前記予め設定された地域又は施設についての前記混雑度の表示を禁止することを特徴とする端末装置。

請求項14

複数の携帯可能な端末装置と通信回線を介して接続可能な情報提供装置において実行される情報提供方法において、各前記端末装置の現在位置を示す位置情報を、各前記端末装置から通信回線を介して取得する取得工程と、各前記取得した位置情報に基づいて、地域又は施設の少なくともいずれか一方内における前記端末装置の数を、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方毎に算出する算出工程と、前記算出された数に対して、当該算出された数に対応する前記地域又は施設の少なくともいずれか一方に対応して予め設定された係数を乗算することにより、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方毎の混雑度を算出し、当該算出された混雑度を示す混雑度情報を生成する生成工程と、前記生成された混雑度情報を、前記通信回線を介して提供する提供工程と、を含むことを特徴とする情報提供方法。

請求項15

携帯可能で且つ表示手段を備える端末装置において実行される情報処理方法において、地域又は施設の少なくともいずれか一方内における前記端末装置の数に対して、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方に対応して予め設定された係数を乗算して得られた混雑度であって、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方毎の混雑度を示す混雑度情報を取得する取得工程と、前記取得された混雑度情報に基づいて、前記地域又は施設の少なくともいずれか一方毎に、前記混雑度に応じた異なる態様により当該混雑度を前記表示手段に表示する表示工程と、を含むことを特徴とする情報処理方法。

請求項16

コンピュータを、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の情報提供装置として機能させることを特徴とする情報提供用プログラム

請求項17

コンピュータを、請求項9から請求項13のいずれか一項に記載の端末装置として機能させることを特徴とする端末装置用プログラム

技術分野

0001

本願は、情報提供装置端末装置情報提供方法情報処理方法並びに情報提供用プログラム及び端末装置用プログラムの技術分野に属する。より詳細には、携帯可能な端末装置に対して情報を提供する情報提供装置、情報提供方法及び情報提供用プログラム、並びに当該情報提供装置から情報の提供を受ける端末装置、当該端末装置における情報処理方法及び端末装置用プログラムの技術分野に属する。

背景技術

0002

例えばある地域に出かける際に、行き先の地域における人の混雑状況事前に把握できると、準備の点等において便利である。このための従来技術としては、例えば下記特許文献1に記載されている技術がある。下記特許文献1に記載されている技術では、複数の人に所有されるGPS(Global Positioning System)携帯端末から管理センタにその位置情報を送信し、端末加入者情報と位置情報とをリンクさせた管理センタ内データベースの中から、利用者からの混雑要求に応じた混雑情報を配信する構成とされている。なおこの特許文献1では、混雑情報の「利用者」と「GPS携帯端末所有者」とは、別個とされている。

先行技術

0003

特開2004−80439号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら上記特許文献1に記載されている技術では、GPS機能を備えない端末装置については全く考慮されていない。よって、GPS機能を備えない端末装置の所有者が多く存在する地域については、それらからの位置情報が取得できないことから、その地域の混雑状況についての誤差が大きくなるという問題点があった。

0005

また特許文献1に記載されている技術では、位置情報を送信したGPS端末装置自体及びGPS機能を備えない端末装置への混雑情報の送信については全く考慮されておらず、当該各端末装置の所有者は混雑状況を把握できないという問題点があった。更に、端末加入者情報と位置情報とをリンクさせたデータベースを管理センタ内に記憶しておく必要があるため、いわゆる個人情報の保護の観点からも問題があった。

0006

そこで、本願は上記の各問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、地域における実際の混雑状況を的確に示す混雑度情報を提供すること等が可能な情報提供装置、情報提供方法及び情報提供用プログラム、並びに当該情報提供装置から混雑度情報の提供を受ける端末装置、当該端末装置における情報処理方法及び端末装置用プログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、携帯可能な端末装置の現在位置を示す位置情報を、複数の前記端末装置から通信回線を介して取得する取得手段と、各前記取得した位置情報に基づいて、地域又は施設の少なくともいずれか一方内における前記端末装置の数を、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方毎に算出する算出手段と、前記算出された数に対して、当該算出された数に対応する前記地域又は施設の少なくともいずれか一方に対応して予め設定された係数乗算することにより、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方毎の混雑度を算出し、当該算出された混雑度を示す混雑度情報を生成する生成手段と、前記生成された混雑度情報を、前記通信回線を介して提供する提供手段と、を備える。

0008

上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、地域又は施設の少なくともいずれか一方内における携帯可能な端末装置の数に対して、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方に対応して予め設定された係数を乗算して得られた混雑度であって、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方毎の混雑度を示す混雑度情報を、通信回線を介して取得する取得手段と、前記取得された混雑度情報に基づいて、前記地域又は施設の少なくともいずれか一方毎に、前記混雑度に応じた異なる態様により当該混雑度を表示する表示手段と、を備える。

0009

上記の課題を解決するために、請求項14に記載の発明は、複数の携帯可能な端末装置と通信回線を介して接続可能な情報提供装置において実行される情報提供方法において、各前記端末装置の現在位置を示す位置情報を、各前記端末装置から通信回線を介して取得する取得工程と、各前記取得した位置情報に基づいて、地域又は施設の少なくともいずれか一方内における前記端末装置の数を、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方毎に算出する算出工程と、前記算出された数に対して、当該算出された数に対応する前記地域又は施設の少なくともいずれか一方に対応して予め設定された係数を乗算することにより、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方毎の混雑度を算出し、当該算出された混雑度を示す混雑度情報を生成する生成工程と、前記生成された混雑度情報を、前記通信回線を介して提供する提供工程と、を含む。

0010

上記の課題を解決するために、請求項15に記載の発明は、携帯可能で且つ表示手段を備える端末装置において実行される情報処理方法において、地域又は施設の少なくともいずれか一方内における前記端末装置の数に対して、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方に対応して予め設定された係数を乗算して得られた混雑度であって、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方毎の混雑度を示す混雑度情報を取得する取得工程と、前記取得された混雑度情報に基づいて、前記地域又は施設の少なくともいずれか一方毎に、前記混雑度に応じた異なる態様により当該混雑度を前記表示手段に表示する表示工程と、を含む。

0011

上記の課題を解決するために、請求項16に記載の発明は、コンピュータを、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の情報提供装置として機能させる。

0012

上記の課題を解決するために、請求項17に記載の発明は、コンピュータを、請求項9から請求項13のいずれか一項に記載の端末装置として機能させる。

図面の簡単な説明

0013

実施形態に係る情報提供装置を含む情報提供システム概要構成を示すブロック図である。
実施例に係る情報提供システムの細部構成を示すブロック図であり、(a)は実施例に係る情報提供装置及び端末装置の細部構成を示すブロック図であり、(b)は実施例に係る係数テーブル等の内容を例示する図である。
実施例に係る情報提供処理を示すフローチャートである。
実施例に係る混雑度の表示例を示す図であり、(a)は第1例を例示する図であり、(b)は第2例を例示する図である。

0014

次に、本願を実施するための形態について、図1を用いて説明する。

0015

図1に示すように、実施形態に係る情報提供システムSは、インターネット等の通信回線NWを介して接続された情報提供装置SVと、携帯可能な複数の端末装置T1、端末装置T2、端末装置T3、…、端末装置Tnと、を備えて構成されている。また実施形態に係る情報提供装置SVは、通信回線NWに接続された取得手段1及び提供手段4と、算出手段2と、生成手段3と、を備えて構成されている。なお以下の説明において、端末装置T1、端末装置T2、端末装置T3、…、端末装置Tnについて共通的に説明する場合には、適宜「端末装置T」と称する。

0016

この構成において取得手段1は、端末装置Tの現在位置を示す位置情報を、複数の端末装置Tから通信回線NWを介して取得する。

0017

これにより算出手段2は、取得手段1により取得した各位置情報に基づいて、地域又は施設の少なくともいずれか一方内における端末装置Tの数を、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方毎に算出する。

0018

そして生成手段3は、算出手段2により算出された数に対して、当該算出された数に対応する地域又は施設の少なくともいずれか一方に対応して予め設定された係数を乗算することにより、当該地域又は施設の少なくともいずれか一方毎の混雑度を算出し、当該算出された混雑度を示す混雑度情報を生成する。

0019

これらにより提供手段4は、生成手段3により生成された混雑度情報を、通信回線NWを介して提供する。

0020

以上説明したように、実施形態に係る情報提供システムSの情報提供装置SVの動作によれば、地域又は施設の少なくともいずれか一方内における端末装置Tの数を位置情報に基づいて算出し、その算出された数に対して既定の係数を乗算して得られた混雑度を示す混雑度情報を提供するので、地域又は施設の少なくともいずれか一方における実際の混雑状況を的確に示す混雑度情報を提供することができる。

0021

次に、上述した実施形態に対応する具体的な実施例について、図2乃至図4を用いて説明する。なお以下に説明する実施例は、地域又は施設等における人の混雑度を示す混雑度情報を、携帯可能な端末装置に対してインターネット等の通信回線を介して提供する情報提供システムに実施形態を適用した場合の実施例である。この場合の端末装置には、例えば、携帯型無線電話機やいわゆるスマートフォン、或いは通話機能を有さない携帯可能な端末装置などが含まれる。

0022

また、図2は実施例に係る情報提供システムの細部構成を示すブロック図であり、図3は実施例に係る情報提供処理を示すフローチャートであり、図4は実施例に係る混雑度の表示例を示す図である。このとき図2では、図1に示した実施形態に係る情報提供システムSにおける各構成部材に対応する実施例の構成部材それぞれについて、当該情報提供システムSにおける各構成部材と同一の部材番号を用いている。

0023

図2(a)に示すように、実施例に係る情報提供システムSは、情報提供装置SVの一例としてのサーバSVと、複数の端末装置Tと、サーバSVと各端末装置Tとを接続して情報の授受を行うための通信回線NWと、により構成されている。なお実施例に係る端末装置Tには、例えばGPSを用いたその位置情報の取得及びサーバSVへの送信が可能な端末装置Tと、このような位置情報の取得等のための機能を備えない端末装置T(例えば高齢者等用の機能簡略型の端末装置T)と、の双方が含まれている。以下の説明では、適宜、位置情報の取得等が可能な(高機能の)端末装置Tを単に位置情報対応端末Tと称し、位置情報の取得等のための機能を備えない(例えば簡略型の)端末装置Tを単に位置情報非対応端末Tと称する。

0024

一方サーバSVは、実施形態に係る取得手段1の一例及び提供手段4の一例としてのインターフェース1と、実施形態に係る算出手段2の一例としての算出部2及び実施形態に係る生成手段3の一例としての生成部3を機能的に備え、CPU、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等を含む処理部10と、HDD(Hard Disc Drive)又は揮発性メモリ等からなる本願に係る「記憶手段」の一例としての記憶部11と、キーボード及びマウス等からなる操作部12と、液晶ディスプレイ等からなるディスプレイ13と、により構成されている。なおこの記憶部11には、後述する実施例に係る係数テーブル等の他、実施例に係る情報提供処理に必要な地図データや表示用データ等が不揮発性に記憶されている。

0025

他方、各端末装置Tはそれぞれ、本願に係る「取得手段」の一例としてのインターフェース23と、CPU20と、不揮発性領域及び揮発性領域を含むメモリ21と、操作ボタン及びカーソル操作部等からなる操作部22と、液晶ディスプレイ等からなる本願に係る「表示手段」の一例としてのディスプレイ24と、により構成されている。

0026

図2(a)に示す構成においてサーバSVのインターフェース1は、処理部10の制御の下、通信回線NWを介した各端末装置Tとの間における情報の入出力制御処理等を実行する。

0027

次に処理部10は、操作部12における使用者の操作に対応する当該操作部12からの操作信号等に基づいて、実施例に係るサーバSVとしての情報提供処理を実行すると共に、サーバSVとしての他の処理を統括制御する。このとき当該情報提供処理は、後述するように算出部2及び生成部3を中心として実行される。また当該情報提供処理を含むサーバSVとしての処理に必要な情報等は、ディスプレイ13に表示され、使用者に提示される。

0028

一方記憶部11は、上述した実施例に係る係数テーブル等を不揮発性に記憶している。ここで当該係数テーブル等について、図2(b)を用いて説明する。

0029

図2(b)に例示するように実施例に係る記憶部11には、実施例に係る係数テーブルTB1と、実施例に係る閾値テーブルTB2と、が不揮発性に記憶されている。

0030

このとき係数テーブルTB1には、各端末装置Tにおいて表示される地図上の地域又は施設の少なくともいずれか一方(以下、地域又は施設の少なくともいずれか一方を、単に「地域等」と称する)及び時間帯に関連付けて、例えば緯度経度により示されるその位置情報と、実施例に係る係数と、が記述されている。

0031

ここで実施例に係る地域等とは、図2(b)に例示するように、「商店街」、「繁華街」或いは「△△中華街」といった地域や、「〇パンマンミュージアム」、「□□携帯ショップ」或いは「×〇寿し」といった施設(店舗を含む)等が該当する。

0032

また実施例に係る係数とは、実施例に係る混雑度の算出処理において、実施例に係る地域等内にいる人が携帯する端末装置Tのうち、その現在位置を示す位置情報を送信してきた位置情報対応端末Tの数に対して乗算される係数である。この係数としては、位置情報対応端末Tを所持している人が多いと推測される地域等及び時間帯に対応した係数が、位置情報非対応端末Tを所持している人が多いと推測される地域等及び時間帯に対応した係数よりも小さく記述されている。従って例えば、位置情報非対応端末Tを所持していると推測される高齢者が多いと推測される巣鴨商店街に関連付けられた係数は、位置情報対応端末Tを所持していると推測される若者が多いと推測される渋谷繁華街に関連付けられた係数よりも大きな値となる。また、位置情報非対応端末Tを所持していると推測される子供が多く存在すると推測される〇パンマンミュージアムに関連付けられた係数は、位置情報対応端末Tを所持していると推測される大人が多く存在すると推測される□□携帯ショップに関連付けられた係数よりも大きな値となる。即ち実施例に係る係数は、位置情報非対応端末Tを所持している人が多いと推測される地域等及び時間帯ほど、大きい値となるように記述されている。なおこの係数の実際の値自体は、例えば公共施設における市場調査又は商店街等におけるインタビュー調査等によるデータを基に、予め地域等及び時間帯毎に設定されて係数テーブルTB1として記述されている。

0033

一方閾値テーブルTB2には、各端末装置Tに対して実施例に係る混雑度を提供するに当たっての閾値が予め記述されている。図2(b)に例示する閾値テーブルTB2の場合、例えば渋谷繁華街についての混雑度を提供するに当たっては、位置情報を送信してきた位置情報対応端末Tの数に上記係数を乗算した乗算結果が「20」未満の場合は「空いている」との混雑度を示す混雑度情報が端末装置Tに送信され、当該乗算結果が「20」以上「200」未満の場合は「普通」との混雑度を示す混雑度情報が端末装置Tに送信され、当該乗算結果が「300」以上「500」未満の場合は「かなり混雑」との混雑度を示す混雑度情報が端末装置Tに送信される。また、例えば×〇寿しについての混雑度を提供するに当たっては、上記乗算結果が「5」以上「20」未満の場合は「普通」との混雑度を示す混雑度情報が端末装置Tに送信され、上記乗算結果が「20」以上「30」未満の場合は「少し混んでいる」との混雑度を示す混雑度情報が端末装置Tに送信される。即ち図2(b)に例示するように、各混雑度を示す閾値としては、対象となる地域等の広さが広いほど大きい値として記述されている。

0034

一方図2(a)に示す構成において各端末装置Tのインターフェース23は、CPU20の制御の下、通信回線NWを介したサーバSVとの間における情報の入出力制御処理等を実行する。

0035

他方CPU20は、操作部22における使用者の操作に対応する操作信号等に基づいて、メモリ21に対する情報の記憶/読み出し等を必要に応じて行いつつ、実施例に係る端末装置Tとしての情報提供処理を実行すると共に、端末装置Tとしての他の処理を統括制御する。このとき当該情報提供処理を含む端末装置Tとしての処理に必要な情報等は、ディスプレイ24に表示され、使用者に提示される。

0036

次に、サーバSVの処理部10及び端末装置TのCPU20を中心として実行される、実施例に係る情報提供処理について、具体的に図2乃至図4を用いて説明する。

0037

対応するフローチャートを図3に示すように、例えばその電源投入されて実施例に係る情報提供処理が開始されると、実施例に係るサーバSVの処理部10は、位置情報対応端末Tの現在位置を示す位置情報が、通信回線NW及びインターフェース1を介して当該位置情報対応端末Tから送信されてきたか否かを監視する(ステップS1)。なおこの場合の位置情報は、位置情報対応端末Tの現在位置を示す位置情報のみであり、例えば位置情報対応端末Tの使用者を特定できるような個人情報は含まれていない。ステップS1の監視において位置情報が送信されてきていない場合(ステップS1;NO)、処理部10は当該監視を継続する。一方ステップS1の監視において当該位置情報が送信されてきた場合(ステップS1;YES)、処理部10は、当該送信されてきた位置情報を記憶部11内に地域等毎に蓄積する(ステップS2)。

0038

次に処理部10の算出部2は、その時点で蓄積されている位置情報の数(即ち、位置情報対応端末Tの実数)を、地域等毎に計数する(ステップS3)。その後処理部10の生成部3は、地域等毎に、その時点でのその地域等における位置情報対応端末Tの実数に、その地域等に関連付けられた係数テーブルTB1内の係数を乗算し、その時点での当該地域等に対応する混雑度を算出して記憶部11に不揮発性に記憶する(ステップS4)。

0039

次に処理部10は、いずれかの端末装置T(位置情報対応端末T及び位置情報非対応端末Tのいずれか)から、地域等を指定した混雑度の要求が送信されてきたか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5の判定において当該混雑度が送信されてきていない場合(ステップS5;NO)、処理部10は上記ステップS1の監視に戻る。一方ステップS5の判定においていずれかの端末装置Tから混雑度の要求が送信されてきた場合(ステップS5;YES)、処理部10は、当該要求元の端末装置Tに対して、要求されている地域等に対応するその時点での混雑度を示す混雑度情報を、インターフェース1及び通信回線NWを介して送信する(ステップS6)。その後処理部10は、サーバSVの電源がオフとされたか否かを判定し(ステップS7)、当該電源がオフとされていない場合は(ステップS7;NO)上記ステップS1の監視に戻り、一方電源がオフとされた場合は(ステップS7;YES)、サーバSVとしての実施例に係る情報提供処理を終了する。

0040

これに対して、例えばその電源が投入されて実施例に係る情報提供処理が開始されると、実施例に係る位置情報対応端末TのCPU20は先ず、位置情報対応端末Tの現在位置を示す位置情報をサーバSVに対して送信する既定のタイミングが到来したか否かを監視する(ステップS10)。なおこの場合の位置情報には、上述したように位置情報対応端末Tの使用者を特定できるような個人情報は含まれていない。ステップS10の監視において位置情報の送信タイミングが到来していない場合(ステップS10;NO)、CPU20は当該監視を継続する。一方ステップS10の監視において当該送信タイミングが到来した場合(ステップS10;YES)、CPU20は上記位置情報をインターフェース23及び通信回線SWを介してサーバSVに送信する(ステップS11)。

0041

次にCPU20は、操作部22において混雑度を要求する旨の操作が使用者により為されたか否かを判定する(ステップS12)。ステップS12の判定において当該操作が為されていない場合(ステップS12;NO)、CPU20は上記ステップS10の監視に戻る。一方ステップS12の判定において混雑度の要求操作が為された場合(ステップS12;YES)、CPU20は、混雑度を要求する地域等を指定する混雑度の要求をインターフェース23及び通信回線SWを介してサーバSVに送信する(ステップS13)。次にCPU20は、上記送信した混雑度の要求に対応した混雑度情報がサーバSVから送信されてきたら(上記ステップS6参照)、これをインターフェース23を介して受信する(ステップS14)。これによりCPU20は、受信した混雑度情報により示される混雑度を地域等毎にディスプレイ24に表示する(ステップS15)。その後CPU20は、位置情報対応端末Tの電源がオフとされたか否かを判定し(ステップS16)、当該電源がオフとされていない場合は(ステップS16;NO)上記ステップS10の監視に戻り、一方電源がオフとされた場合は(ステップS16;YES)、位置情報対応端末Tとしての実施例に係る情報提供処理を終了する。

0042

ここで、上記ステップS14の処理により受信され、上記ステップS15の処理により表示される混雑度の表示例について、具体的に図4(a)を用いて例示する。図4(a)に例示するように実施例に係る混雑度は、上記ステップS15の処理により受信された混雑度情報に基づき、例えば混雑度表示M1乃至混雑度表示M4としてディスプレイ24に表示される。この時、各混雑度表示M1等においては、例えば、混雑度が示される地域等が●で表示され、その地域等の混雑度が閾値テーブルTB2に例示された内容に応じて表示されている。

0043

一方、例えばその電源が投入されて実施例に係る情報提供処理が開始されると、実施例に係る位置情報非対応端末TのCPU20は先ず、操作部22において混雑度を要求する旨の操作が使用者により為されたか否かを判定する(ステップS20)。ステップS20の判定において当該操作が為されていない場合(ステップS20;NO)、CPU20は当該監視を継続する。一方ステップS20の判定において混雑度の要求操作が為された場合(ステップS20;YES)、CPU20は、混雑度を要求する地域等を指定する混雑度の要求をインターフェース23及び通信回線SWを介してサーバSVに送信する(ステップS21)。次にCPU20は、上記送信した混雑度の要求に対応した混雑度情報がサーバSVから送信されてきたら(上記ステップS6参照)、これをインターフェース23を介して受信する(ステップS22)。これによりCPU20は、受信した混雑度情報により示される混雑度を地域等毎にディスプレイ24に表示する(ステップS23)。その後CPU20は、位置情報非対応端末Tの電源がオフとされたか否かを判定し(ステップS24)、当該電源がオフとされていない場合は(ステップS24;NO)上記ステップS20の監視に戻り、一方電源がオフとされた場合は(ステップS24;YES)、位置情報非対応端末Tとしての実施例に係る情報提供処理を終了する。なお、上記ステップS22の処理により受信され、上記ステップS23の処理により表示される混雑度の表示例については、上記図4(a)に例示したものと同様な表示がディスプレイ24において実行される。

0044

以上それぞれ説明したように、実施例に係る情報提供処理によれば、地域等内における位置情報対応端末Tの数を位置情報に基づいて算出し、その算出された数に対して既定の係数を乗算して得られた混雑度を示す混雑度情報を各端末装置Tに提供するので、地域等における実際の混雑状況を的確に示す混雑度情報を提供することができる。

0045

また、係数テーブルTB1としてテーブル化された係数を記憶しておき、これを生成部3における乗算処理に用いるので、簡易な構成で的確に混雑度を算出することができる。

0046

更に、自身の位置情報を取得することが不可能な位置情報非対応端末Tに対して混雑度情報を提供することもできるので、位置情報非対応端末Tであっても、地域等の混雑度を認識することができる。

0047

更にまた、位置情報以外の端末装置Tに係る個人情報がサーバSVに送信されることがないので、個人情報の保護を確実に行うことができる。

0048

また、各端末装置Tにおいては、地域等内における位置情報対応端末Tの数に対して既定の係数を乗算して得られた混雑度であって、当該地域等毎の混雑度を示す混雑度情報を取得し、混雑度に応じた異なる態様により地域等毎に当該混雑度を表示するので、地域等における実際の混雑状況を的確に表示することができる。

0049

なお、上述した実施例に係る情報提供処理においては、地域等における位置情報対応端末Tの実数に、その地域等に関連付けられた係数テーブルTB1内の係数を乗算して当該地域等に対応する混雑度を算出したが、これ以外に、当該乗算結果を当該地域等の広さで除した値を、当該地域等の混雑度とするように構成することもできる。この場合には、位置情報対応端末Tの数と地域等毎に既定の係数との乗算結果をその地域等の広さで除した値をその地域等の混雑度とするので、より実情に即した混雑度を示す混雑度情報を提供することができる。

0050

また、上述した実施例では、混雑度表示としては図4に例示するものを用いたが、このような「空いている」といった言葉で説明する混雑度表示以外に、例えば混雑度の違いに対応して色が異なる表示や、或いは混雑度の違いに対応して形や色が変わるマーク等を用いて、各地域毎の混雑度を識別可能に表示するように構成してもよい。この場合は、図2に例示した閾値テーブルTB2における「空いている」等の部分の内容が、上記それぞれの表示に応じて記述されることになる。

0051

更に、予め設定された、例えば住宅地等のプライバシー保護の必要性が高い地域等についての混雑度情報を、その送信先の端末装置Tにおいて認識不可能とするように構成することもできる。この場合に具体的には、例えば、当該既定の地域等についての混雑度情報の提供をサーバSVにおいて禁止するように構成することができる。また図4(b)に例示するように、当該既定の地域等についての混雑度を送信先の端末装置TにおいてマスクMKにより隠蔽させるように構成することもできる。これらの場合は、例えば防犯対策等及び個人情報の保護を万全とすることができるといった効果を奏し得る。

実施例

0052

更に、図3に示したフローチャートに相当するプログラムを、フレキシブルディスク又はハードディスク等の記録媒体に記録しておき、或いはインターネット等のネットワークを介して取得しておき、これを汎用マイクロコンピュータ等に読み出して実行することにより、当該マイクロコンピュータ等を実施例に係る処理部10及びCPU20として機能させることも可能である。

0053

1 取得手段(インターフェース)
2 算出手段(算出部)
3 生成手段(生成部)
4 提供手段
10 処理部
11 記憶部
12、22 操作部
13、24ディスプレイ
20 CPU
23 インターフェース
S情報提供システム
NW通信回線
SV情報提供装置(サーバ)
T1、T2、T3、Tn端末装置
TB1係数テーブル
TB2閾値テーブル
M1、M2、M3、M4混雑度表示
MK マスク

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