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図面 (7)

課題

振動装置において簡単な構造で安定した装着を実現する。

解決手段

振動装置(10)は、振動を発生する振動体(210)と、振動を伝達するアーム(100)と、アームを介して振動が伝達される振動被伝達体(220)とを備える。振動体及び振動被伝達体は、アームの相異なる位置に配置されており、装着対象(500)の少なくとも一部を互いの間に挟持して該装着対象に振動を伝達可能とされている。

概要

背景

この種の装置として、例えば音楽聴取するユーザに対して、聴取する音楽のオーディオ信号に基づく振動を発生させて伝達させるものが知られている。このような装置によれば、音楽のリズムに合わせて変化する振動を体の一部で感知できるため、単に音楽を聴取する場合と比べて、臨場感を高めたり、ストレス解消の効果を向上できるとされている。

振動装置は、例えば身体に装着することで振動を伝達可能な状態とされる。例えば特許文献1から3では、腕や肩、背中等に装着して使用する振動装置が提案されている。

他方で、例えば特許文献4及び5では、振動を骨伝導により伝達する受話装置が提案されている。

概要

振動装置において簡単な構造で安定した装着を実現する。振動装置(10)は、振動を発生する振動体(210)と、振動を伝達するアーム(100)と、アームを介して振動が伝達される振動被伝達体(220)とを備える。振動体及び振動被伝達体は、アームの相異なる位置に配置されており、装着対象(500)の少なくとも一部を互いの間に挟持して該装着対象に振動を伝達可能とされている。

目的

本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、比較的簡単な構造で安定した装着を実現可能な振動装置を提供する

効果

実績

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請求項1

振動を発生する振動体と、前記振動を伝達するアームと、前記アームを介して前記振動が伝達される振動被伝達体とを備え、前記振動体及び前記振動被伝達体は、前記アームの相異なる位置に配置されており、装着対象の少なくとも一部を互いの間に挟持して該装着対象に前記振動を伝達可能とされていることを特徴とする振動装置

請求項2

前記アームは弧状であり、前記振動体及び前記振動被伝達体は、前記アームの両端近傍に夫々配置されていることを特徴とする請求項1に記載の振動装置。

請求項3

前記アームは円環状であり、前記振動体及び前記振動被伝達体は、前記アームの対角位置に夫々配置されていることを特徴とする請求項1に記載の振動装置。

請求項4

前記振動体及び前記振動被伝達体は、互いに同じ形状であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の振動装置。

請求項5

前記振動体及び前記振動被伝達体は、互いに同じ重さであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の振動装置。

請求項6

前記振動被伝達体は、前記振動体において前記振動を発生させるための振動生成回路を有していることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の振動装置。

請求項7

前記振動は、可聴域でない周波数であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の振動装置。

技術分野

0001

本発明は、発生させた振動装着対象に伝達する振動装置の技術分野に関する。

背景技術

0002

この種の装置として、例えば音楽聴取するユーザに対して、聴取する音楽のオーディオ信号に基づく振動を発生させて伝達させるものが知られている。このような装置によれば、音楽のリズムに合わせて変化する振動を体の一部で感知できるため、単に音楽を聴取する場合と比べて、臨場感を高めたり、ストレス解消の効果を向上できるとされている。

0003

振動装置は、例えば身体に装着することで振動を伝達可能な状態とされる。例えば特許文献1から3では、腕や肩、背中等に装着して使用する振動装置が提案されている。

0004

他方で、例えば特許文献4及び5では、振動を骨伝導により伝達する受話装置が提案されている。

先行技術

0005

特開平07−245793号公報
特開平08−116581号公報
特開平07−327288号公報
特開2008−085781号公報
特開2009−246954号公報

発明が解決しようとする課題

0006

振動装置には、その好適な使用を実現するために、装着時の落下及びずれ防止機能や、着脱容易性が求められる。そして、このような条件を実現し得る構造として、例えば上述した特許文献4及び5に記載されているような湾曲したアーム振動体を備える構造が考えられる。

0007

しかしながら、上記特許文献4及び5に記載されているような構造では、アームの途中に振動発生源が設けられているため、装置の重心が人体に接する振動伝達部からずれた位置となる。このため、アームが水平になるように装置を装着しようとすると、重心が不安定になり、装置の落下やずれが生じ易くなってしまう。また、装着感も悪化してしまう。なお、装置の落下やずれを防止する方法として、振動伝達部を確実に固定できるような構造とする方法も考えられるが、装置構造の複雑化を招いてしまう。

0008

以上のように、上記特許文献を含む従来技術には、着脱容易でありつつ、装置を安定な状態で装着することが困難であるという技術的問題点がある。

0009

本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、比較的簡単な構造で安定した装着を実現可能な振動装置を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明の振動装置は、振動を発生する振動体と、前記振動を伝達するアームと、前記アームを介して前記振動が伝達される振動被伝達体とを備え、前記振動体及び前記振動被伝達体は、前記アームの相異なる位置に配置されており、装着対象の少なくとも一部を互いの間に挟持して該装着対象に前記振動を伝達可能とされている。

0011

本発明の作用及び利得は次に説明する発明を実施するための形態から明らかにされる。

図面の簡単な説明

0012

実施例に係る振動装置の全体構成を示す斜視図である。
実施例に係る振動装置の構成を示す概略図である。
変形例に係る振動装置の構成を示す概略図である。
実施例に係る振動装置の構成及び動作を示すブロック図である。
比較例に係る振動装置の構成を示す概略図(その1)である。
比較例に係る振動装置の構成を示す概略図(その2)である。

0013

振動を発生する振動体と、前記振動を伝達するアームと、前記アームを介して前記振動が伝達される振動被伝達体とを備え、前記振動体及び前記振動被伝達体は、前記アームの相異なる位置に配置されており、装着対象の少なくとも一部を互いの間に挟持して該装着対象に前記振動を伝達可能とされている。

0014

本実施形態に係る振動装置は、例えば音楽信号に応じた振動を装着対象である人体に伝達することで、臨場感の演出やストレス解消効果の向上等を実現する。振動装置は、例えば人体の腕や足等に装着される。

0015

振動装置は、振動体及び振動被伝達体がアームに取付けられることで構成されている。振動体及び振動被伝達体は、アームの相異なる位置に配置されている。また、振動体及び振動被伝達体は、装着対象の少なくとも一部を挟持して振動を伝達可能とされている。即ち、振動体及び振動被伝達体は、装置の装着時に、装着対象に接する支持部材及び振動伝達部材として機能する。なお、装置の装着は、例えばヘッドフォンのようにアームの弾性力を用いることで実現されてもよいし、機械的なロック機構等を用いて実現されてもよい。即ち、装着を実現するための構造は特に限定されない。

0016

本実施形態に係る振動装置の動作時には、先ず振動体から振動が発生される。振動体は、例えば振動を発生する振動アクチュエータであり、自らも振動する。なお、振動体は、例えばオーディオ信号に基づいて生成される振動信号に応じて振動を発生するように構成される。ただし、振動体自身が振動信号を生成するような制御回路を有さずとも構わない。

0017

振動体から発生された信号は、アームを介して振動被伝達体に伝達される。振動被伝達体は、自ら振動する機能は有していないが、振動体から伝達される振動により振動する。

0018

上述した構成によれば、振動を発生する振動体が1つだけであっても、振動体及び振動被伝達体の両方から、装着対象に振動を伝達することが可能となる。即ち、振動体の数より多い箇所から、装着対象に振動を伝達することが可能となる。これにより、振動体の数は少なく済み、装置のコスト削減が可能である。

0019

また、振動体及び振動被伝達体は、上述したように、装着対象を挟持する支持部材として機能するため、装着安定性及び装着感を高めることもできる。ここで仮に、振動体を支持部材として機能しないものとして別途設けたとすると、装置の重心が移動し、装着時の安定性が悪化してしまう。しかるに本実施形態では、振動体及び振動被伝達体が夫々支持部材として機能するため、装着時における装置の落下やずれを効果的に防止することができる。

0020

以上のように、本発明の振動装置によれば、比較的簡単な構造で安定した装着を実現可能である。

0021

本実施形態に係る振動装置の一態様では、前記アームは弧状であり、前記振動体及び前記振動被伝達体は、前記アームの両端近傍に夫々配置されている。

0022

この態様によれば、装置の装着時において、弧状のアームの両端近傍に配置された振動体及び振動被伝達体により、装着対象が挟み込まれる。このように構成すれば、アームの両端近傍以外の部分に振動体及び振動被伝達体が配置される場合と比べて、装置の重心を安定させることができる。このため、装着安定性を効果的に高めることができる。言い換えれば、本態様に係る「アームの両端近傍」とは、上述した重心を安定させるという効果が得られる程度にアームの両端に近い領域として定義される。

0023

加えて、振動体及び振動被伝達体が互いに比較的離れた位置に配置されることになるため、装着対象対して効率的に振動を伝達できる。

0024

本実施形態に係る振動装置の他の態様では、前記アームは円環状であり、前記振動体及び前記振動被伝達体は、前記アームの対角位置に夫々配置されている。

0025

この態様によれば、装置の装着時において、円環状のアームの対角位置に配置された振動体及び振動被伝達体により、装着対象が挟み込まれる。このように構成すれば、アームの対角位置以外の部分に振動体及び振動被伝達体が配置される場合と比べて、装置の重心を安定させることができる。このため、装着安定性を効果的に高めることができる。

0026

加えて、振動体及び振動被伝達体が互いに比較的離れた位置に配置されることになるため、装着対象対して効率的に振動を伝達できる。

0027

本実施形態に係る振動装置の他の態様では、前記振動体及び前記振動被伝達体は、互いに同じ形状である。

0028

この態様によれば、振動体及び振動被伝達体が互いに同じ形状とされるため、より確実に装置の重心を安定させることができる。なお、ここでの「同じ形状」とは、完全に一致する形状を含む他、左右対称等の対称的な形状や、全体的或いは部分的に類似する類似形状を含む概念である。振動体及び振動被伝達体が完全に一致する形状でなくとも、互いに近い形状として構成されれば、上述した効果は相応に発揮される。

0029

本実施形態に係る振動装置の他の態様では、前記振動体及び前記振動被伝達体は、互いに同じ重さである。

0030

この態様によれば、振動体及び振動被伝達体が互いに同じ重さとされるため、より確実に装置の重心を安定させることができる。なお、ここでの「同じ重さ」とは、振動体及び振動被伝達体の重さが完全に一致する状態を含む他、互いに同じ重さと見なせるまでに近い値である状態を含む概念である。振動体及び振動被伝達体が完全に一致する重さでなくとも、互いに近い重さで構成されれば、上述した効果は相応に発揮される。

0031

本実施形態に係る振動装置の他の態様では、前記振動被伝達体は、前記振動体において前記振動を発生させるための振動生成回路を有している。

0032

この態様によれば、振動被伝達体の内部に振動生成回路が配置されており、例えばアームに沿う配線を介して、振動を生成するための信号が振動体へと供給される。なお、振動生成回路は、回路の動作に要求される電池等の他の部材を含んでいてもよい。

0033

振動被伝達体が振動生成回路を有することで、振動体自身やアームが振動生成回路を有さずに済む。また、振動体と振動被伝達体との重さを互いに近づけることができ、装置の重心を容易に安定させることが可能となる。

0034

本実施形態に係る振動装置の他の態様では、前記振動は、可聴域でない周波数である。

0035

この態様によれば、振動体は、例えば可聴域でない低周波振動を発生させる。このためユーザは、装置を或いは耳の周辺に装着せずとも、体や腕、足といった様々な部位で振動を感知することができる。

0036

ここで本態様に係る振動装置では特に、上述したように、重心を安定させることで装着安定性が向上されている。このため、特定の部位に装着する場合でなくとも(言い換えれば、どのような部位に装着する場合であっても)、好適に落下やずれを防止することが可能である。

0037

本実施形態に係る振動装置の作用及び他の利得については、以下に示す実施例において、より詳細に説明する。

0038

以下では、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明する。

0039

先ず、本実施例に係る振動装置の構成について、図1及び図2を参照して説明する。ここに図1は、本実施例に係る振動装置の全体構成を示す斜視図である。また図2は、実施例に係る振動装置の構成を示す概略図である。

0040

図1において、本実施例に係る振動装置10は、アーム100、第1接続部110、第2接続部120、第1パッド210及び第2パッド220を備えて構成されている。

0041

アーム100は、例えば弾性力を有する樹脂等によって構成されており、弧状に湾曲された両端に第1接続部110及び第2接続部120を有している。第1接続部110及び第2接続部120は、それぞれ第1パッド210及び第2パッド220をアーム100に接続するための部材である。

0042

第1パッド210は、第1接続部110によりアーム100の一端に接続されている。同様に、第2パッド220は、第2接続部120によりアーム100の他端に接続されている。第1パッド210及び第2パッド220は、例えば弾性体を含んで構成されており、装置で発生する振動を装着対象に伝達可能に構成されている。振動装置10の装着時には、例えばアーム100の弾性力を利用して、第1パッド210及び第2パッド220が装着対象の一部(例えば、腕、足等)を挟持する。

0043

第1パッド210及び第2パッド220は、図を見ても分かるように、互いに同様の形状として構成されている。また、第1パッド210及び第2パッド220は、互いに同じ程度の重さとなるように構成されている。ちなみに、第1パッド210及び第2パッド220の形状は、装着対象に振動を伝達し得る限り、図1に示すような平板状でなくとも構わない。

0044

図2に示すように、本実施例に係る振動装置の構成を簡略化すると、アーム100の両端に、第1パッド210及び第2パッド220が取付けられたものとして図示できる。

0045

ここで特に、第1パッド210は、自らが振動を発生する振動体として構成されている。具体的には、第1パッド210は、振動アクチュエータ等を内蔵して構成されている。他方で、第2パッド220は、第1パッド210が振動を発生するための振動生成回路(即ち、振動の発生を制御する回路)を内蔵して構成されている。第2パッド220は、振動生成回路を有するが、第1パッド210のように振動体としては構成されていない。即ち、第2パッド220は自ら振動を発生しない。

0046

以上のように、第1パッド210及び第2パッド220は、形状及び重さが同様となるよう形成されているものの、その内部構成は互いに大きく異なっている。なお、振動生成回路を第2パッド220に内蔵せず、装置の外部或いは第1パッド210に内蔵することもできる。ただし、振動生成回路を第2パッド220に内蔵することで、第2パッド220の重さを、振動アクチュエータを内蔵する第1パッド210の重さに容易に近づけることが可能となる。

0047

ちなみに、ここでの第1パッド210は、本発明に係る「振動体」の一例であり、第2パッド220は、本発明に係る「振動被伝達体」の一例である。

0048

以上のように構成される振動装置10は、装着対象である人体の一部に、例えば音楽信号に応じた振動を伝達する。これにより、単に音楽を聴取する場合と比べて、臨場感を高めたり、ストレス解消の効果を向上させることができる。なお、装着対象に伝達される振動は、典型的には可聴域でない低周波振動であるが、このような振動は、例えば振動装置10に含まれる振動アクチュエータが、可聴域(20〜150Hz)の低音信号を物理振動に変換することで生成される。即ち、振動装置10は、可聴域でない振動のみを扱う訳ではない。また、場合によっては可聴域である振動が装着対象に伝達されても構わない。

0049

次に、本実施例に係る振動装置の変形例について、図3を参照して説明する。図3は、変形例に係る振動装置の構成を示す概略図である。

0050

図3において、変形例に係る振動装置10aは、円環状のアーム100aを備えて構成されている。このように、アーム100の形状は図1及び図2等で示した弧状のものに限定されない。変形例に係る振動装置10aでは、第1パッド210及び第2パッド220が、アーム100aの対角位置に夫々配置されている。このように第1パッド210及び第2パッド220を配置すれば、後に詳述するように、装置の重心が安定し装着安定性が高められる。

0051

次に、本実施例に係る振動装置のより具体的な構成及び動作について、図4を参照して説明する。ここに図4は、実施例に係る振動装置の構成及び動作を示すブロック図である。

0052

図4において、第1パッド210は、上述したように振動アクチュエータ310を備えて構成されている。一方で、第2パッド220は、振動生成回路320及び振動生成回路320の電源である電池330を備えて構成されている。なお、振動アクチュエータ310と振動生成回路320は、アーム100に沿って配置される配線によって電気的に接続されている。

0053

本実施例に係る振動装置10の動作時には、先ず第2パッド220内部の振動生成回路320において、振動を発生するための振動信号(具体的には、振動を発生させるタイミング、振動の大きさ、周波数等を示す信号)が生成される。振動信号は、例えば音楽信号に係る音楽のテンポに同期した正弦波信号として生成される。なお、振動生成回路320は、音楽信号を所定の周波数帯毎に分解することにより、複数の振動信号を生成してもよい。また、振動生成回路320は、振動信号として、音楽信号の周波数を分周或いは倍周した周波数で立ち上がる正弦波信号を生成してもよい。振動信号を生成するための音楽信号は、例えば振動装置10に外部接続された音楽プレーヤ等から入力されてもよいし、振動装置10が音楽信号を記憶するメモリ等を有するように構成されてもよい。或いは、振動生成回路320は、音楽信号以外の所定のデータに基づいて振動信号を生成するようにしてもよい。

0054

振動生成回路320において生成された振動信号は、アーム100に沿って配置された配線を介して、第1パッド210内部の振動アクチュエータ310に供給される。振動アクチュエータ310は、振動信号が入力されると、振動信号に応じた振動を発生する。

0055

ここで特に、本実施例に係る振動装置10では、第1パッド210内部の振動アクチュエータ310で発生した信号が、アーム100を介して第2パッド220へも伝達される。このため、自らが振動を発生させる機能を有さない第2パッド220も、第1パッド210と同様に振動することになる。このため、振動装置10の装着対象500には、第1パッド210及び第2パッド220の両方から振動が伝達される。

0056

以上のように、本実施例に係る振動装置10によれば、1つの振動体(即ち、第1パッド210)しか有していないにもかかわらず、2つの相異なる部材(即ち、第1パッド210及び第2パッド220)から振動を装着対象500に伝達できる。このため、第1パッド210及び第2パッド220の両方を振動体として構成する場合と比較して、装置の製造コストを削減することが可能である。

0057

また本実施例に係る振動装置10は、アーム100上に第1パッド210及び第2パッド220の2つの部材しか有しておらず、且つ、それら第1パッド210及び第2パッド220が、装着時の支持部材(即ち、装着対象500と接して装置の位置を保持する部材)として、重心を安定させる位置に配置されている。このため、装置の装着安定性を高めることができる。

0058

以下では、上述した装着安定性に関する効果について、図5及び図6を参照して詳細に説明する。ここに図5は、比較例に係る振動装置の構成を示す概略図(その1)である。また図6は、比較例に係る振動装置の構成を示す概略図(その2)である。

0059

図5において、比較例に係る振動装置20は、自ら振動を発生する機能を有さない第1パッド210a及び第2パッド220a、並びに振動を発生する振動発生源230を備えて構成されている。第1パッド210a及び第2パッド220aは、本実施例に係る第1パッド210及び第2パッド220と同様の形状として構成されている。一方で、振動発生源230は、アーム100の中央部に配置されている。

0060

比較例に係る振動装置20の動作時には、振動発生源230が発生した振動が、アーム100を介して第1パッド210a及び第2パッド220aに伝達される。このため、自らが振動を発生しない第1パッド210a及び第2パッド220aも振動する。そして、第1パッド210a及び第2パッド220aから装着対象500(図4参照)へと振動が伝達される。

0061

上述した比較例に係る振動装置20によれば、本実施例と同様に、1つの振動発生源230しか備えていないにもかかわらず、2つの部材(即ち、第1パッド210a及び第2パッド220a)から装着対象500に振動を伝達できる。しかしながら、比較例に係る振動装置20では、振動発生源230がアーム100の中央に配置されているが故に、本実施例に係る振動装置10と比べると、装置の重心が振動発生源230側(即ち、図中の上方向)にずれる。このため、例えばアーム100を水平にして装着しようとする場合、振動発生源230の重みでアーム100が傾いてしまうおそれがある。

0062

図6に示すように、振動発生源230がアーム100の中央からずれた位置に配置された振動装置20aにおいても同様のことが言える。即ち、振動装置20aにおいても、アーム100を水平にして装着しようとする場合、振動発生源230の重みでアーム100が傾いてしまうおそれがある。また、重心が図の左右方向にもずれるため、一層不安定な状態となり得る。

0063

これに対し、本実施例に係る振動装置10では、上述したように、振動発生源である第1パッド210及び振動が伝達される第2パッド220が装着時の支持部材として重心を安定させる位置に配置されている。このため、装着時における落下やずれを効果的に防止できる。

0064

なお、上述した実施例では、第1パッド210及び第2パッド220が、それぞれアーム100の両端に配置される構成を例に挙げて説明したが、第1パッド210及び第2パッド220がアーム100の両端から少しだけずれた位置に配置される場合であっても、上述した重心を安定させる効果は相応に得られる。即ち、第1パッド210及び第2パッド220は、アーム100の両端近傍に配置されればよい。

0065

以上説明したように、本実施例に係る振動装置10によれば、簡単な構造で安定した装着を実現することが可能である。

実施例

0066

本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う振動装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。

0067

10振動装置
100アーム
110 第1接続部
120 第2接続部
210 第1パッド
220 第2パッド
230振動発生源
310振動アクチュエータ
320振動生成回路
330電池
500 装着対象

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