図面 (/)

技術 骨盤ベルト

出願人 有限会社ユニバーサルライフ
発明者 小倉毅
出願日 2012年11月22日 (7年0ヶ月経過) 出願番号 2012-256943
公開日 2014年6月9日 (5年6ヶ月経過) 公開番号 2014-104002
状態 特許登録済
技術分野 整形外科、看護、避妊
主要キーワード 縁取り用 正面側部分 伸縮部分 外側布 内側布 軟性部材 中臀筋 骨盤ベルト
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年6月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

着用者仙腸関節および股関節サポートすることができるとともに、着用者の骨盤を適度に前傾させることができる骨盤ベルトを提供する。

解決手段

着用者80の骨盤81を取り囲む位置に着用され、着用者80の正面側で前上腸骨棘83aの正面側を通らず前上腸骨棘83aより下部の正面側を通り、着用者80の側面側大転子85aより上部の側面側を通り、着用者80の背面側で後上腸骨棘83bの背面側を通るように環状に延在しており、延在方向において伸縮性を有している骨盤ベルト10は、着用者80の正面側に配置されている正面側部分11と、正面側部分11より着用者80の背面側で正面側部分11の延在方向における端11aに固定されていて正面側部分11より延在方向における伸縮性が高い高伸縮部分12とを備えており、正面側部分11の端11aは、着用者80の側面側で腸骨83の側面側に配置されていることを特徴とする。

概要

背景

従来の骨盤ベルトとして、着用者骨盤を取り囲む位置に着用される骨盤ベルトであって、着用者の正面側で着用者の前上腸骨棘の正面側を通らず前上腸骨棘より下部の正面側を通るように環状に延在しており、延在方向において伸縮性を有している骨盤ベルトが知られている(特許文献1参照。)。

概要

着用者の仙腸関節および股関節サポートすることができるとともに、着用者の骨盤を適度に前傾させることができる骨盤ベルトを提供する。 着用者80の骨盤81を取り囲む位置に着用され、着用者80の正面側で前上腸骨棘83aの正面側を通らず前上腸骨棘83aより下部の正面側を通り、着用者80の側面側大転子85aより上部の側面側を通り、着用者80の背面側で後上腸骨棘83bの背面側を通るように環状に延在しており、延在方向において伸縮性を有している骨盤ベルト10は、着用者80の正面側に配置されている正面側部分11と、正面側部分11より着用者80の背面側で正面側部分11の延在方向における端11aに固定されていて正面側部分11より延在方向における伸縮性が高い高伸縮部分12とを備えており、正面側部分11の端11aは、着用者80の側面側で腸骨83の側面側に配置されていることを特徴とする。

目的

本発明は、着用者の仙腸関節および股関節をサポートすることができるとともに、着用者の骨盤を適度に前傾させることができる骨盤ベルトを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

着用者骨盤を取り囲む位置に着用され、前記着用者の正面側で前記着用者の前上腸骨棘の正面側を通らず前記前上腸骨棘より下部の正面側を通り、前記着用者の側面側で前記着用者の大転子より上部の側面側を通り、前記着用者の背面側で前記着用者の後上腸骨棘の背面側を通るように環状に延在しており、延在方向において伸縮性を有している骨盤ベルトであって、前記着用者の正面側に配置されている部分である正面側部分と、前記正面側部分より前記着用者の背面側で前記正面側部分の前記延在方向における端に固定されていて前記正面側部分より前記延在方向における伸縮性が高い部分である高伸縮部分とを備えており、前記正面側部分の前記端は、前記着用者の側面側で前記着用者の腸骨の側面側に配置されていることを特徴とする骨盤ベルト。

請求項2

前記着用者の背面側で前記着用者の仙骨の背面側に配置されている部分である仙骨背面部分を備えており、前記高伸縮部分は、前記仙骨背面部分の前記延在方向における端に固定されていて前記仙骨背面部分より前記延在方向における伸縮性が高いことを特徴とする請求項1に記載の骨盤ベルト。

請求項3

前記仙骨背面部分は、前記着用者の背面側の下部に向けて幅が狭くなっていることを特徴とする請求項2に記載の骨盤ベルト。

請求項4

前記高伸縮部分に固定されていて前記高伸縮部分を区切る区切部分を備えており、前記区切部分は、前記着用者の背面側で前記着用者の前記腸骨の背面側に配置されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の骨盤ベルト。

請求項5

前記区切部分は、前記仙骨背面部分の2つの前記端のうち近い方に平行に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の骨盤ベルト。

技術分野

0001

本発明は、着用者骨盤矯正することができる骨盤ベルトに関する。

背景技術

0002

従来の骨盤ベルトとして、着用者の骨盤を取り囲む位置に着用される骨盤ベルトであって、着用者の正面側で着用者の前上腸骨棘の正面側を通らず前上腸骨棘より下部の正面側を通るように環状に延在しており、延在方向において伸縮性を有している骨盤ベルトが知られている(特許文献1参照。)。

先行技術

0003

特開2012−217788号公報

発明が解決しようとする課題

0004

人間の上半身の重みは、腰椎から骨盤の仙骨に伝わった後、骨盤内の左右に存在する2箇所の仙腸関節を介して2つに分かれ、更に骨盤から股関節を介して脚に伝わる。すなわち、人間の仙腸関節および股関節には、人間の上半身の重みによって日常的に負荷が加わっている。したがって、着用者の仙腸関節および股関節をサポートすることができる骨盤ベルトが存在すれば、多くの人間にとって非常に好ましい。

0005

また、腰椎は、適度な前弯によって、負荷を分散している。そして、腰椎の前弯は、腰椎の下部に存在する仙骨の前傾、すなわち、仙骨を備えている骨盤全体の前傾によって維持されている。したがって、着用者の骨盤を適度に前傾させることができる骨盤ベルトが存在すれば、多くの人間にとって非常に好ましい。

0006

しかしながら、上述の従来の骨盤ベルトは、着用者の仙腸関節をサポートすることはできていないという問題がある。

0007

そこで、本発明は、着用者の仙腸関節および股関節をサポートすることができるとともに、着用者の骨盤を適度に前傾させることができる骨盤ベルトを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明の骨盤ベルトは、着用者の骨盤を取り囲む位置に着用され、前記着用者の正面側で前記着用者の前上腸骨棘の正面側を通らず前記前上腸骨棘より下部の正面側を通り、前記着用者の側面側で前記着用者の大転子より上部の側面側を通り、前記着用者の背面側で前記着用者の後上腸骨棘の背面側を通るように環状に延在しており、延在方向において伸縮性を有している骨盤ベルトであって、前記着用者の正面側に配置されている部分である正面側部分と、前記正面側部分より前記着用者の背面側で前記正面側部分の前記延在方向における端に固定されていて前記正面側部分より前記延在方向における伸縮性が高い部分である高伸縮部分とを備えており、前記正面側部分の前記端は、前記着用者の側面側で前記着用者の腸骨の側面側に配置されていることを特徴とする。

0009

この構成により、本発明の骨盤ベルトは、着用者の背面側で着用者の後上腸骨棘の背面側である部分が骨盤ベルトの伸縮性によって着用者側に引き付けられるので、着用者の後上腸骨棘に対して着用者の正面側に存在する着用者の仙腸関節を骨盤が閉じる方向に適度にサポートすることができる。また、本発明の骨盤ベルトは、着用者の側面側で着用者の腸骨の側面側に配置されている正面側部分の端を高伸縮部分の伸縮性によって着用者側に引き付けるので、正面側部分に相当する部分も高伸縮部分と同様に骨盤ベルトの延在方向に伸縮性が高い部分である構成と比較して、正面側部分の端によって着用者の左右両側の腸骨の開きを抑えることができ、結果として、着用者の仙腸関節を骨盤が閉じる方向に更に適度にサポートすることができる。また、本発明の骨盤ベルトは、着用者の側面側で着用者の大転子より上部の側面側である部分が骨盤ベルトの伸縮性によって着用者側に引き付けられるので、着用者の骨盤の腸骨と、着用者の大腿骨の大転子とを繋ぐ着用者の中臀筋を適度にサポートすることができ、結果として、骨盤と、大腿骨との間に形成される股関節を適度にサポートすることができる。また、本発明の骨盤ベルトは、着用者の正面側で着用者の前上腸骨棘の正面側を通らず前上腸骨棘より下部の正面側を通っているので、着用者の正面側で着用者の前上腸骨棘より下部の正面側である部分が骨盤ベルトの伸縮性によって着用者側に引き付けられる。したがって、本発明の骨盤ベルトは、着用者の腸骨のうち前上腸骨棘より下側の部分を介して着用者の骨盤全体を適度に前傾させることができる。

0010

また、本発明の骨盤ベルトは、前記着用者の背面側で前記着用者の仙骨の背面側に配置されている部分である仙骨背面部分を備えており、前記高伸縮部分は、前記仙骨背面部分の前記延在方向における端に固定されていて前記仙骨背面部分より前記延在方向における伸縮性が高くても良い。

0011

この構成により、本発明の骨盤ベルトは、高伸縮部分より骨盤ベルトの延在方向における伸縮性が低い仙骨背面部分を着用者の背面側で着用者の仙骨の背面側に備えているので、仙骨背面部分に相当する部分も高伸縮部分と同様に骨盤ベルトの延在方向に伸縮性が高い部分である構成と比較して、骨盤ベルトの延在方向に伸縮性が高い部分の長さを短くすることができ、結果として、着用者の背面側で着用者の後上腸骨棘の背面側である部分が高伸縮部分の伸縮性によって着用者側に引き付けられる力を向上することができる。したがって、本発明の骨盤ベルトは、仙骨背面部分に相当する部分も高伸縮部分と同様に骨盤ベルトの延在方向に伸縮性が高い部分である構成と比較して、着用者の後上腸骨棘に対して着用者の正面側に存在する着用者の仙腸関節を骨盤が閉じる方向に更に適度にサポートすることができる。

0012

また、本発明の骨盤ベルトにおいて、前記仙骨背面部分は、前記着用者の背面側の下部に向けて幅が狭くなっていても良い。

0013

この構成により、本発明の骨盤ベルトは、着用者の背面側で着用者の仙骨のうち着用者の左右両側の腸骨に挟まれている部分、すなわち、下部に向けて幅が狭くなっている部分に仙骨背面部分を合わせることができるので、仙骨背面部分が着用者の背面側で着用者の左右両側の腸骨に跨って配置されることを防止することができる。したがって、本発明の骨盤ベルトは、仙骨背面部分が着用者の背面側で着用者の左右両側の腸骨に跨って配置される構成と比較して、着用者の後上腸骨棘に対して着用者の正面側に存在する着用者の仙腸関節の動きを妨げることなく、仙腸関節を骨盤が閉じる方向に更に適度にサポートすることができる。

0014

また、本発明の骨盤ベルトは、前記高伸縮部分に固定されていて前記高伸縮部分を区切る区切部分を備えており、前記区切部分は、前記着用者の背面側で前記着用者の前記腸骨の背面側に配置されていても良い。

0015

この構成により、本発明の骨盤ベルトは、着用者の側面側で着用者の腸骨の側面側に配置されている正面側部分の端を着用者側に引き付ける目的の区画と、着用者の背面側で着用者の後上腸骨棘の背面側である部分を着用者側に引き付ける目的の区画とに高伸縮部分を区切部分によって区切るので、高伸縮部分が区切られていない構成と比較して、それぞれの区画の伸縮性をそれぞれの区画の目的に合わせて適正化することができる。したがって、本発明の骨盤ベルトは、高伸縮部分が区切られていない構成と比較して、着用者の仙腸関節を骨盤が閉じる方向に更に適度にサポートすることができる。

0016

また、本発明の骨盤ベルトにおいて、前記区切部分は、前記仙骨背面部分の2つの前記端のうち近い方に平行に配置されていても良い。

0017

この構成により、本発明の骨盤ベルトは、高伸縮部分のうち、着用者の背面側で着用者の後上腸骨棘の背面側である部分を着用者側に引き付ける目的の区画によって、この区画のうち骨盤ベルトの延在方向に直交する方向における位置に関係なく均等な力で、着用者の後上腸骨棘の背面側である部分を着用者側に引き付けることができる。したがって、本発明の骨盤ベルトは、区切部分が骨盤ベルトの延在方向における仙骨背面部分の2つの端のうち近い方に平行に配置されていない構成と比較して、着用者の仙腸関節を骨盤が閉じる方向に更に適度にサポートすることができる。

発明の効果

0018

本発明の骨盤ベルトは、着用者の仙腸関節および股関節をサポートすることができるとともに、着用者の骨盤を適度に前傾させることができる。

図面の簡単な説明

0019

本発明の一実施の形態に係る骨盤ベルトの正面図である。
図1に示す骨盤ベルトの背面図である。
着用されている状態での図1に示す骨盤ベルトの正面側から見た斜視図である。
着用されている状態での図1に示す骨盤ベルトの背面側から見た斜視図である。
図1に示す骨盤ベルトと着用者の身体との位置関係を示す着用者の正面図である。
図1に示す骨盤ベルトと着用者の身体との位置関係を示す着用者の側面図である。
図1に示す骨盤ベルトと着用者の身体との位置関係を示す着用者の背面図である。
縁取り用布を除いた状態での図1に示す骨盤ベルトの分解斜視図である。

実施例

0020

以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。

0021

まず、本実施の形態に係る骨盤ベルトの構成について説明する。

0022

図1は、本実施の形態に係る骨盤ベルト10の正面図である。図2は、骨盤ベルト10の背面図である。

0023

図1および図2に示す骨盤ベルト10は、矢印10aで示す延在方向において伸縮性を有している。

0024

図3は、着用されている状態での骨盤ベルト10の正面側から見た斜視図である。図4は、着用されている状態での骨盤ベルト10の背面側から見た斜視図である。図5は、骨盤ベルト10と着用者80の身体との位置関係を示す着用者80の正面図である。

0025

図3図5に示すように、骨盤ベルト10は、着用者80の骨盤81を取り囲む位置に環状に延在して着用される。

0026

図6は、骨盤ベルト10と着用者80の身体との位置関係を示す着用者80の側面図である。

0027

図5および図6に示すように、骨盤ベルト10は、着用者80の正面側で着用者80の骨盤81の寛骨82の腸骨83の前上腸骨棘83aの正面側を通らず前上腸骨棘83aより下部の正面側を通っている。

0028

図7は、骨盤ベルト10と着用者80の身体との位置関係を示す着用者80の背面図である。

0029

図5図7に示すように、骨盤ベルト10は、着用者80の側面側で着用者80の大腿骨85の大転子85aより上部の側面側を通っている。

0030

図6および図7に示すように、骨盤ベルト10は、着用者80の背面側で着用者80の腸骨83の後上腸骨棘83bの背面側を通っている。

0031

図1図4に示すように、骨盤ベルト10は、着用者80の正面側に配置されている部分である正面側部分11と、正面側部分11より着用者80の背面側で正面側部分11の矢印10aで示す延在方向における端11aに固定されていて正面側部分11より矢印10aで示す延在方向における伸縮性が高い部分である高伸縮部分12と、着用者80の背面側で着用者80の骨盤81(図7参照。)の仙骨84(図7参照。)の背面側に配置されている部分である仙骨背面部分13と、高伸縮部分12に固定されていて高伸縮部分12を区切る区切部分14とを備えている。

0032

正面側部分11の端11aは、着用者80の側面側で着用者80の腸骨83(図6参照。)の側面側に配置されている。

0033

高伸縮部分12は、仙骨背面部分13の矢印10aで示す延在方向における端13aに固定されていて仙骨背面部分13より矢印10aで示す延在方向における伸縮性が高い。

0034

仙骨背面部分13は、着用者80の背面側の下部に向けて幅が狭くなっている。

0035

区切部分14は、着用者80の背面側で着用者80の腸骨83(図7参照。)の背面側に配置されている。また、区切部分14は、仙骨背面部分13の2つの端13aのうち近い方に平行に配置されている。

0036

図8は、縁取り用布61(図1参照。)を除いた状態での骨盤ベルト10の分解斜視図である。

0037

図8に示すように、骨盤ベルト10は、着用されている状態での着用者80(図3参照。)の主に左半身側に配置されている左端外側布21と、着用されている状態での着用者80側に左端外側布21に対して重ねられて配置されている左端内側布22と、着用されている状態での着用者80の主に右半身側に配置されている右端外側布23と、着用されている状態での着用者80側に右端外側布23に対して重ねられて配置されている右端内側布24と、着用されている状態での着用者80側の面25aがフック状に起毛されているフック部材25とを備えている。

0038

左端外側布21は、伸縮性を有しておらず、着用されている状態での着用者80側とは反対側の面21aがループ状に起毛されている生地、例えばパイルテープで形成されている。同様に、右端外側布23は、伸縮性を有しておらず、着用されている状態での着用者80側とは反対側の面23aがループ状に起毛されている生地、例えばパイルテープで形成されている。

0039

左端内側布22および右端内側布24は、縦方向および横方向に伸縮性を有する2WAYの生地、例えばパワーネットで形成されている。左端内側布22および右端内側布24は、矢印10aで示す延在方向において、矢印10aで示す延在方向に直交する方向より伸縮性が低くなっている。

0040

フック部材25は、薄く柔軟性を有している部材である。また、フック部材25は、右端内側布24に対して着用者80側に重ねられて、右端外側布23、右端内側布24および後述する縁取り用布61に縫い付けられている。

0041

フック部材25のフック状に起毛されている面25aと、左端外側布21のループ状に起毛されている面21aとは、着用者80が骨盤ベルト10を巻き付けて着用する場合に連結されるための面ファスナーを構成している。

0042

骨盤ベルト10は、着用されている状態での着用者80の左半身側に配置されている左外側布31と、着用されている状態での着用者80側に左外側布31に対して重ねられて配置されている左内側布32と、着用されている状態での着用者80の右半身側に配置されている右外側布33と、着用されている状態での着用者80側に右外側布33に対して重ねられて配置されている右内側布34とを備えている。

0043

左外側布31、左内側布32、右外側布33および右内側布34は、縦方向および横方向に伸縮性を有する2WAYの生地、例えばパワーネットで形成されている。左外側布31、左内側布32、右外側布33および右内側布34は、矢印10aで示す延在方向において、矢印10aで示す延在方向に直交する方向より伸縮性が高くなっている。

0044

左外側布31のうち左端外側布21側の端と、左端外側布21のうち左外側布31側の端と、左内側布32のうち左端外側布21側の端と、左端内側布22のうち左内側布32側の端とは、この順番で重ねられて互いに縫い付けられている。

0045

同様に、右外側布33のうち右端外側布23側の端と、右端外側布23のうち右外側布33側の端と、右内側布34のうち右端外側布23側の端と、右端内側布24のうち右内側布34側の端とは、この順番で重ねられて互いに縫い付けられている。

0046

骨盤ベルト10は、台形状のクッション部材41と、着用されている状態での着用者80の左半身側であってクッション部材41に対して着用者80側に重ねられて配置されている当て布42と、着用されている状態での着用者80の右半身側であってクッション部材41に対して着用者80側に重ねられて配置されている当て布43とを備えている。

0047

クッション部材41は、伸縮性を有していない布で綿を挟んで形成されている。

0048

当て布42および当て布43は、伸縮性を有していない布である。

0049

左外側布31のうちクッション部材41側の端と、左内側布32のうちクッション部材41側の端と、クッション部材41のうち左内側布32側の端と、当て布42とは、この順番で重ねられて互いに縫い付けられている。

0050

同様に、右外側布33のうちクッション部材41側の端と、右内側布34のうちクッション部材41側の端と、クッション部材41のうち右内側布34側の端と、当て布43とは、この順番で重ねられて互いに縫い付けられている。

0051

骨盤ベルト10は、着用されている状態での着用者80の左半身側で矢印10aで示す延在方向に交差する方向に延在して配置されていて柔軟性を有している柔軟性部材51と、着用されている状態での着用者80側に柔軟性部材51に対して重ねられて配置されている当て布52と、着用されている状態での着用者80の右半身側で矢印10aで示す延在方向に交差する方向に延在して配置されていて柔軟性を有している柔軟性部材53と、着用されている状態での着用者80側に柔軟性部材53に対して重ねられて配置されている当て布54とを備えている。

0052

柔軟性部材51および柔軟性部材53は、例えば金属製のコイルボーンプラスチック製の薄板など、柔軟性を有する材料で形成されている。

0053

当て布52および当て布54は、伸縮性を有していない布である。

0054

左外側布31と、左内側布32と、当て布52とは、この順番で重ねられて互いに縫い付けられている。そして、柔軟性部材51は、左内側布32と、当て布52とに挟まれて固定されている。

0055

同様に、右外側布33と、右内側布34と、当て布54とは、この順番で重ねられて互いに縫い付けられている。そして、柔軟性部材53は、右内側布34と、当て布54とに挟まれて固定されている。

0056

図1および図2に示すように、骨盤ベルト10は、骨盤ベルト10全体の縁取りを行う縁取り用布61を備えている。

0057

縁取り用布61は、縦方向および横方向に伸縮性を有する2WAYの生地、例えばパワーネットで形成されている。

0058

縁取り用布61は、左端外側布21、左端内側布22、右端外側布23、右端内側布24、左外側布31、左内側布32、右外側布33、右内側布34、クッション部材41、当て布42、当て布43、当て布52および当て布54のうち骨盤ベルト10の縁に該当する部分を包む状態で、これらの部材に縫い付けられている。

0059

図1図2および図8に示すように、着用されている状態での着用者80の左半身側の正面側部分11は、左端外側布21および左端内側布22と、縁取り用布61のうち左端外側布21および左端内側布22を包んでいる部分とによって構成されている。

0060

着用されている状態での着用者80の右半身側の正面側部分11は、右端外側布23、右端内側布24およびフック部材25と、縁取り用布61のうち右端外側布23および右端内側布24を包んでいる部分とによって構成されている。

0061

着用されている状態での着用者80の左半身側の高伸縮部分12は、左外側布31および左内側布32と、縁取り用布61のうち左外側布31および左内側布32を包んでいる部分とによって構成されている。

0062

着用されている状態での着用者80の右半身側の高伸縮部分12は、右外側布33および右内側布34と、縁取り用布61のうち右外側布33および右内側布34を包んでいる部分とによって構成されている。

0063

仙骨背面部分13は、クッション部材41、当て布42および当て布43と、縁取り用布61のうちクッション部材41、当て布42および当て布43を包んでいる部分とによって構成されている。

0064

着用されている状態での着用者80の左半身側の区切部分14は、柔軟性部材51および当て布52と、縁取り用布61のうち柔軟性部材51および当て布52を包んでいる部分とによって構成されている。

0065

着用されている状態での着用者80の右半身側の区切部分14は、柔軟性部材53および当て布54と、縁取り用布61のうち柔軟性部材53および当て布54を包んでいる部分とによって構成されている。

0066

次に、骨盤ベルト10の作用効果について説明する。

0067

骨盤ベルト10は、着用者80の背面側で着用者80の後上腸骨棘83bの背面側である部分が骨盤ベルト10の伸縮性によって着用者80側に引き付けられるので、着用者80の後上腸骨棘83bに対して着用者80の正面側に存在する着用者80の仙腸関節81a(図5参照。)を骨盤81が閉じる方向に適度にサポートすることができる。

0068

また、骨盤ベルト10は、着用者80の側面側で着用者80の腸骨83の側面側に配置されている正面側部分11の端11aを高伸縮部分12の伸縮性によって着用者80側に引き付けるので、正面側部分11に相当する部分も高伸縮部分12と同様に矢印10aで示す延在方向に伸縮性が高い部分である構成と比較して、正面側部分11の端11aによって着用者80の左右両側の腸骨83の開きを抑えることができる。骨盤ベルト10は、正面側部分11の端11aによって着用者80の左右両側の腸骨83の開きを抑えることができるので、着用者80の仙腸関節81aを骨盤81が閉じる方向に更に適度にサポートすることができる。

0069

また、骨盤ベルト10は、高伸縮部分12より矢印10aで示す延在方向における伸縮性が低い仙骨背面部分13を着用者80の背面側で着用者80の仙骨84の背面側に備えているので、仙骨背面部分13に相当する部分も高伸縮部分12と同様に矢印10aで示す延在方向に伸縮性が高い部分である構成と比較して、矢印10aで示す延在方向に伸縮性が高い部分の長さを短くすることができる。骨盤ベルト10は、矢印10aで示す延在方向に伸縮性が高い部分の長さを短くすることができるので、着用者80の背面側で着用者80の後上腸骨棘83bの背面側である部分が高伸縮部分12の伸縮性によって着用者80側に引き付けられる力を向上することができる。したがって、骨盤ベルト10は、仙骨背面部分13に相当する部分も高伸縮部分12と同様に矢印10aで示す延在方向に伸縮性が高い部分である構成と比較して、着用者80の後上腸骨棘83bに対して着用者80の正面側に存在する着用者80の仙腸関節81aを骨盤81が閉じる方向に更に適度にサポートすることができる。

0070

また、骨盤ベルト10は、仙骨背面部分13が着用者80の背面側の下部に向けて幅が狭くなっており、図7に示すように、着用者80の背面側で着用者80の仙骨84のうち着用者80の左右両側の腸骨83に挟まれている部分、すなわち、下部に向けて幅が狭くなっている部分に仙骨背面部分13を合わせることができるので、仙骨背面部分13が着用者80の背面側で着用者80の左右両側の腸骨83に跨って配置されることを防止することができる。したがって、骨盤ベルト10は、仙骨背面部分13が着用者80の背面側で着用者80の左右両側の腸骨83に跨って配置される構成と比較して、着用者80の後上腸骨棘83bに対して着用者80の正面側に存在する着用者80の仙腸関節81aの動きを妨げることなく、仙腸関節81aを骨盤81が閉じる方向に更に適度にサポートすることができる。

0071

また、骨盤ベルト10は、図7に示すように、着用者80の側面側で着用者80の腸骨83の側面側に配置されている正面側部分11の端11a(図6参照。)を着用者80側に引き付ける目的の区画12aと、着用者80の背面側で着用者80の後上腸骨棘83bの背面側である部分を着用者80側に引き付ける目的の区画12bとに高伸縮部分12を区切部分14によって区切るので、高伸縮部分12が区切られていない構成と比較して、それぞれの区画の伸縮性をそれぞれの区画の目的に合わせて適正化することができる。したがって、骨盤ベルト10は、高伸縮部分12が区切られていない構成と比較して、着用者80の仙腸関節81aを骨盤81が閉じる方向に更に適度にサポートすることができる。

0072

なお、骨盤ベルト10は、2つの区切部分14がそれぞれ矢印10aで示す延在方向における仙骨背面部分13の2つの端13aのうち近い方に平行に配置されているので、高伸縮部分12のうち、着用者80の背面側で着用者80の後上腸骨棘83bの背面側である部分を着用者80側に引き付ける目的の区画12bによって、この区画12bのうち矢印10aで示す延在方向に直交する方向における位置に関係なく均等な力で、着用者80の後上腸骨棘83bの背面側である部分を着用者80側に引き付けることができる。したがって、骨盤ベルト10は、区切部分14が矢印10aで示す延在方向における仙骨背面部分13の2つの端13aのうち近い方に平行に配置されていない構成と比較して、着用者80の仙腸関節81aを骨盤81が閉じる方向に更に適度にサポートすることができる。

0073

以上に説明したように、骨盤ベルト10は、着用者80の仙腸関節81aを骨盤81が閉じる方向に適度にサポートすることができるので、例えば、着用者80の歩行を容易化することができる。

0074

骨盤ベルト10は、着用者80の側面側で着用者80の大転子85aより上部の側面側である部分が骨盤ベルト10の伸縮性によって着用者80側に引き付けられるので、着用者80の骨盤81の腸骨83と、着用者80の大腿骨85の大転子85aとを繋ぐ着用者80の中臀筋86(図6参照。)を適度にサポートすることができる。骨盤ベルト10は、着用者80の中臀筋86を適度にサポートすることができるので、骨盤81と、大腿骨85との間に形成される股関節80a(図6参照。)を適度にサポートすることができる。したがって、骨盤ベルト10は、例えば、着用者80の歩行を容易化することができる。

0075

また、骨盤ベルト10は、面ファスナーを構成している正面側部分11以外の部分が左右対称に配置されているので、左右何れかへの骨盤81のじれ、すなわち、骨盤81の歪みを抑えることもできる。

0076

また、骨盤ベルト10は、着用者80の正面側で着用者80の前上腸骨棘83aの正面側を通らず前上腸骨棘83aより下部の正面側を通っているので、着用者80の正面側で着用者80の前上腸骨棘83aより下部の正面側である部分が骨盤ベルト10の伸縮性によって着用者80側に引き付けられる。したがって、骨盤ベルト10は、着用者80の腸骨83のうち前上腸骨棘83aより下側の部分を介して着用者80の骨盤81全体を適度に前傾させることができる。骨盤81が適度に前傾している場合、骨盤81の仙骨84の上部に存在する腰椎87が適度な前弯を維持することができる。腰椎87の適度な前弯は、着用者80の体形を美しく見せるだけでなく、腰痛を予防することができる。

0077

着用されている状態での着用者80の左半身側の高伸縮部分12は、左外側布31および左内側布32がパワーネットで形成されている場合、左外側布31および左内側布32のみが重なっている部分の通気性を向上することができる。以上においては、着用されている状態での着用者80の左半身側の高伸縮部分12について説明しているが、着用されている状態での着用者80の右半身側の高伸縮部分12についても同様である。

0078

左外側布31および左内側布32は、矢印10aで示す延在方向ほどではないが、矢印10aで示す延在方向に直交する方向においても、僅かな伸縮性を有している。したがって、着用されている状態での着用者80の左半身側の高伸縮部分12は、左外側布31および左内側布32の伸縮性によって、着用者80の身体に密着し、骨盤ベルト10の着用の心地良さを向上させることができる。また、着用されている状態での着用者80の左半身側の高伸縮部分12は、左外側布31および左内側布32の伸縮性によって、着用者80の動きによる着用者80の身体の変形に伴って変形するので、着用者80の動きを妨げることを防止することができるとともに、着用者80の動きによって着用者80の身体に対して骨盤ベルト10がずれることを防止することができる。以上においては、着用されている状態での着用者80の左半身側の高伸縮部分12について説明しているが、着用されている状態での着用者80の右半身側の高伸縮部分12についても同様である。

0079

着用者80の仙骨84は、着用者80の左右両側の腸骨83の後上腸骨棘83bに対して着用者80の正面側に位置している。すなわち、着用者80の左右両側の腸骨83の後上腸骨棘83bの間において、腸骨83と、仙骨84との間には、段差が生じている。仙骨背面部分13は、この段差の形状に合わせた台形の形状である。仙骨背面部分13は、主にクッション部材41によって構成されているので、クッション部材41のクッション性によって、仙骨84に付着している靭帯に大きな負荷を加えることを防止することができる。なお、仙骨背面部分13は、クッション部材41を、クッション性を有していない部材に代えたとしても、着用者80の仙腸関節81aを骨盤81が閉じる方向に適度にサポートする機能を維持することができる。

0080

着用されている状態での着用者80の左半身側の区切部分14は、主に柔軟性部材51によって構成されているので、左外側布31および左内側布32よりは硬い柔軟性部材51によって、着用されている状態での着用者80の左半身側の高伸縮部分12の矢印10aで示す延在方向に直交する方向における形状を安定させることができる。以上においては、着用されている状態での着用者80の左半身側の区切部分14について説明しているが、着用されている状態での着用者80の右半身側の区切部分14についても同様である。

0081

着用されている状態での着用者80の左半身側の区切部分14は、主に柔軟性部材51によって構成されており、着用者80の動きによる着用者80の身体の変形に伴って変形するので、着用者80の動きを妨げることを防止することができる。以上においては、着用されている状態での着用者80の左半身側の区切部分14について説明しているが、着用されている状態での着用者80の右半身側の区切部分14についても同様である。

0082

10骨盤ベルト
10a 矢印(骨盤ベルトの延在方向を示す矢印)
11正面側部分
11a 端(骨盤ベルトの延在方向における正面側部分の端)
12 高伸縮部分
13仙骨背面部分
13a 端(骨盤ベルトの延在方向における仙骨背面部分の端)
14 区切部分
80着用者
81骨盤
83腸骨
83a 前上腸骨棘
83b後上腸骨棘
84 仙骨
85a 大転子

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 合同会社シソーラスの「 顎支持具」が 公開されました。( 2019/09/19)

    【課題】様々な大きさの遺体に対して、容易に装着作業を行うことが可能な顎支持具を提供する。【解決手段】対象者の胸部に当接する胸当接部と、対象者の顎部に当接する顎当接部と、前記胸当接部と前記顎当接部とを連... 詳細

  • 池尻宏治の「 骨盤・脊椎骨の矯正装置」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】左右の足が使用者から見て「ハ」の字形に開くように、左右の足の親指同士を接近させることのできると共に、使用者から見て「V」の字形に開くように、左右の足のかかと同士を接近させることもできるような骨... 詳細

  • 許文華の「 凹足向け下肢矯正装具」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】足の過剰回外による一連の下肢骨格の配列の乱れを改善させると共に、下肢バイオメカニクスを維持させ(正確な下肢骨格の配列)、乱れた下肢骨格の配列によって全身的な姿勢不良からの不快感及び痛みを緩和さ... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ