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技術 エネルギー消費量表示装置、エネルギー消費量表示方法

出願人 東京瓦斯株式会社
発明者 森畑崇武田浩一郎郷中正朗山内義実佐藤理子篠原剛理町田保上村周平志賀靖
出願日 2012年11月12日 (8年0ヶ月経過) 出願番号 2012-248586
公開日 2014年5月22日 (6年6ヶ月経過) 公開番号 2014-096106
状態 特許登録済
技術分野 電子時計 交流の給配電 電源
主要キーワード 設定時間範囲 電力消費量情報 時計盤 エネルギー消費者 外出予定 平均電力消費 注意度 予想手
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

エネルギーの使用量の予測値実測値とを視覚的に分かりやすく表示することが可能な、エネルギー消費表示装置等を提供する。

解決手段

表示画面20には、アナログ時計表示部21が表示される。アナログ時計表示部21は、時刻推移とともに、長針および短針が移動する。すなわち、アナログ時計表示部21は、通常の時計として機能する。アナログ時計表示部21の時計盤上には、アナログ時計と同心円上に電力消費量予測値表示部25が設けられる。電力消費量予測値表示部25には、設定時間範囲における、所定時間毎電力消費量の予測値が色によって表示される。また、電力消費量予測値表示部25と同心円上には、電力消費量実績値表示部23が設けられる。

概要

背景

近年、省エネルギーの意識が高まっている。このような中、電力などのエネルギー消費量の予測値実測値とを表示し、エネルギー消費者がこれらを把握することで、消費者の省エネルギーに対する意識を高め、効率の良い省エネルギー活動を行うことができる。

このようなエネルギー消費量の表示方法としては、消費電力量の削減分の目標値と実績値との差を表示し、目標値と実績値とを容易に比較することが可能な省エネ効果表示方法がある(特許文献1)。

概要

エネルギーの使用量の予測値と実測値とを視覚的に分かりやすく表示することが可能な、エネルギー消費量表示装置等を提供する。表示画面20には、アナログ時計表示部21が表示される。アナログ時計表示部21は、時刻推移とともに、長針および短針が移動する。すなわち、アナログ時計表示部21は、通常の時計として機能する。アナログ時計表示部21の時計盤上には、アナログ時計と同心円上に電力消費量予測値表示部25が設けられる。電力消費量予測値表示部25には、設定時間範囲における、所定時間毎電力消費量の予測値が色によって表示される。また、電力消費量予測値表示部25と同心円上には、電力消費量実績値表示部23が設けられる。

目的

本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、エネルギーの使用量の予測値と実測値とを視覚的に分かりやすく表示することが可能な、エネルギー消費量表示装置等を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

エネルギー消費表示装置であって、過去の所定時間毎エネルギー消費量情報を記憶する記憶部と、前記記憶部における前記エネルギー消費量情報に基づいて、所定時間毎のエネルギー消費量を予測するエネルギー消費量予想手段と、所定時間毎のエネルギー消費量の実績を取得するエネルギー消費量取得手段と、所定時間毎のエネルギー消費量の予測値実績値とを表示する表示部と、を具備し、前記表示部には、アナログ時計表示部と、前記アナログ時計表示部の時計盤上に同心円上に設けられるエネルギー消費量予測値表示部およびエネルギー消費量実測値表示部と、が表示され、前記エネルギー消費量予測値表示部には、設定された所定時間範囲の時間毎のエネルギー消費量の予測値を色によって表示可能であり、前記エネルギー消費量実測値表示部には、設定された所定時間範囲の時間毎のエネルギー消費量の実測値を色によって表示可能であり、前記アナログ時計表示部の短針の動作に応じて、前記エネルギー消費量実測値表示部に、所定時間毎にエネルギー消費量実測値を表示することを特徴とするエネルギー消費量表示装置。

請求項2

前記表示部には、計算開始時から現在までのエネルギー消費量に基づいて算出される時間当たりのエネルギー消費換算量リアルタイムに表示可能であることを特徴とする請求項1記載のエネルギー消費量表示装置。

請求項3

前記エネルギー消費換算量が所定量を超えると、前記表示部の背景色を変化させ、警告を表示することを特徴とする請求項2記載のエネルギー消費量表示装置。

請求項4

前記計算開始時から所定のマスク時間は、前記エネルギー消費換算量が所定量を超えても、前記表示部の背景色の変化と警告表示を行わないことを特徴とする請求項3記載のエネルギー消費量表示装置。

請求項5

前記アナログ時計表示部の時計盤上に同心円上に、生活情報を合わせて表示することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のエネルギー消費量表示装置。

請求項6

エネルギー消費量表示方法であって、記憶部に記憶されている過去の所定時間毎のエネルギー消費量情報に基づいて、所定時間毎のエネルギー消費量を予測する工程と、所定時間毎のエネルギー消費量の実績を取得する工程と、所定時間毎のエネルギー消費量の予測値と実績値とを表示部に表示する工程と、を具備し、前記表示部には、アナログ時計表示部と、前記アナログ時計表示部の時計盤上に同心円上に設けられるエネルギー消費量予測値表示部およびエネルギー消費量実測値表示部とを表示し、前記エネルギー消費量予測値表示部には、設定された所定時間範囲の時間毎のエネルギー消費量の予測値を色によって表示し、前記アナログ時計表示部の短針の動作に応じて、前記エネルギー消費量実測値表示部に、所定時間毎にエネルギー消費量実測値を色によって表示することを特徴とするエネルギー消費量表示方法。

技術分野

0001

本発明は、電力などのエネルギー消費量の予測と実測を、利用者視覚的に把握しやすいエネルギー消費表示装置およびエネルギー消費量表示方法に関するものである。

背景技術

0002

近年、省エネルギーの意識が高まっている。このような中、電力などのエネルギー消費量の予測値実測値とを表示し、エネルギー消費者がこれらを把握することで、消費者の省エネルギーに対する意識を高め、効率の良い省エネルギー活動を行うことができる。

0003

このようなエネルギー消費量の表示方法としては、消費電力量の削減分の目標値と実績値との差を表示し、目標値と実績値とを容易に比較することが可能な省エネ効果表示方法がある(特許文献1)。

先行技術

0004

特開2010−157261号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、特許文献1のような、従来の省エネ効果を表示する手段は、時間毎の予測値や実測値の数値を、棒グラフや表に表示させるものである。このように表示された情報は、例えば専門の知識を有する管理者がいるような場合には有効な手段であるが、店舗建物などにおいて、特に専門の知識を有さない利用者などがその内容を把握するためには、必ずしも視覚的に把握しやすいものではなかった。

0006

本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、エネルギーの使用量の予測値と実測値とを視覚的に分かりやすく表示することが可能な、エネルギー消費量表示装置等を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

前述した目的を達するために第1の発明は、エネルギー消費量表示装置であって、過去の所定時間毎のエネルギー消費量情報を記憶する記憶部と、前記記憶部における前記エネルギー消費量情報に基づいて、所定時間毎のエネルギー消費量を予測するエネルギー消費量予想手段と、所定時間毎のエネルギー消費量の実績を取得するエネルギー消費量取得手段と、所定時間毎のエネルギー消費量の予測値と実績値とを表示する表示部と、を具備し、前記表示部には、アナログ時計表示部と、前記アナログ時計表示部の時計盤上に同心円状に設けられるエネルギー消費量予測値表示部およびエネルギー消費量実測値表示部と、が表示され、前記エネルギー消費量予測値表示部には、設定された所定時間範囲の時間毎のエネルギー消費量の予測値を色によって表示可能であり、前記エネルギー消費量実測値表示部には、設定された所定時間範囲の時間毎のエネルギー消費量の実測値を色によって表示可能であり、前記アナログ時計表示部の短針の動作に応じて、前記エネルギー消費量実測値表示部に、所定時間毎にエネルギー消費量実測値を表示することを特徴とするエネルギー消費量表示装置である。

0008

このようにすることで、アナログ時計上の設定時間範囲について、エネルギー消費量の予測値と実績値とを色によって表示するため、遠くからでも把握しやすい。特に、例えば店舗等の営業時間についてのみ、アナログ時計上に実績値等を表示させるため、営業時間とエネルギー消費実績との関係が分かりやすく、時計を見る感覚で、省エネ効果を把握することができる。

0009

また、本発明では、前記表示部には、計算開始時から現在までのエネルギー消費量に基づいて算出される時間当たりのエネルギー消費換算量リアルタイムに表示可能であることが望ましい。

0010

この場合、前記エネルギー消費換算量が所定量を超えると、前記表示部の背景色を変化させ、警告を表示することが望ましい。また、前記計算開始時から所定のマスク時間は、前記エネルギー消費換算量が所定量を超えても、前記表示部の背景色の変化と警告表示を行わないことが望ましい。

0011

このようにすることで、利用者は、過去の実績のみではなく、現在の(所定時間範囲の)実際のエネルギー消費量に基づくエネルギー消費換算量を把握することができる。また、エネルギー消費換算量が目標値などを超える場合には、画面全体の背景色を変化させて、警告を表示することで、利用者が、当該情報を確実に把握することができる。

0012

なお、エネルギー消費換算量は、例えば30分毎に算出される。すなわち、ある時刻に計算を開始してから30分間は、計算開始から現在までのエネルギー消費量に基づいて、計算開始から30分後に外挿した時間当たりの換算量を表示する。したがって、計算開始初期は、エネルギー消費換算量が大きく変動する可能性がある。これに対しては、例えば最初の5分間などのマスク時間を設定し、マスク時間は、エネルギー消費換算量が目標値等を超えても、警告表示や背景色変化を行わないようにすることで、瞬間的なエネルギー消費量変化によって、警告画面等を表示することを防止することができる。

0013

第2の発明は、エネルギー消費量表示方法であって、記憶部に記憶されている過去の所定時間毎のエネルギー消費量情報に基づいて、所定時間毎のエネルギー消費量を予測する工程と、所定時間毎のエネルギー消費量の実績を取得する工程と、所定時間毎のエネルギー消費量の予測値と実績値とを表示部に表示する工程と、を具備し、前記表示部には、アナログ時計表示部と、前記アナログ時計表示部の時計盤上に同心円状に設けられるエネルギー消費量予測値表示部およびエネルギー消費量実測値表示部とを表示し、前記エネルギー消費量予測値表示部には、設定された所定時間範囲の時間毎のエネルギー消費量の予測値を色によって表示し、前記アナログ時計表示部の短針の動作に応じて、前記エネルギー消費量実測値表示部に、所定時間毎にエネルギー消費量実測値を色によって表示することを特徴とするエネルギー消費量表示方法である。

0014

このようにすることで、利用者は、時刻とともに、エネルギー消費量の実績を容易に把握することができる。

発明の効果

0015

本発明によれば、エネルギーの使用量の予測値と実測値とを視覚的に分かりやすく表示することが可能な、エネルギー消費量表示装置等を提供することができる。

図面の簡単な説明

0016

エネルギー消費量表示装置1を示すハードウェア構成図。
エネルギー消費量表示装置1の制御方法を示すフローチャート
表示画面20の例を示す図。
表示画面20の例を示す図。
表示画面20の例を示す図。
表示画面20の例を示す図。

実施例

0017

以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は、エネルギー消費量表示装置1を示すハードウェア構成図である。エネルギー消費量表示装置1は、例えばコンピュータであり、制御部3、記憶部5、メディア入出力部7、通信制御部9、入力部11、表示部13、周辺機器I/F部15等から構成され、それらがバス17を介して接続される。

0018

制御部3は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。CPUは、記憶部5、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス17を介して接続された各装置を駆動制御し、エネルギー消費量表示装置1が行う処理を実現する。

0019

ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部5、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部3が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。

0020

記憶部5は、HDDハードディスクドライブ)やSSD(フラッシュSSD)(ソリッドステートドライブ)であり、制御部3が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。プログラムに関しては、OS(オペレーティングシステム)に相当する制御プログラムや、後述の処理に相当するアプリケーションプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部3により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。また、記憶部5には、本発明において用いられる、各種データが保管される。

0021

メディア入出力部7(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、フロッピー登録商標ディスクドライブCDドライブ(−ROM、−R、RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、MOドライブ等のメディア入出力装置を有する。

0022

通信制御部9は、通信制御装置通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワークを介して、例えば、制御部3によって天気情報気温情報インターネット上から取得することができる。

0023

入力部11は、データの入力を行い、例えば、キーボードマウス等のポインティングデバイステンキー等の入力装置を有する。入力部11を介して、コンピュータに対して、操作指示動作指示データ入力等を行うことができる。

0024

表示部13は、CRTモニタ液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。

0025

周辺機器I/F(インタフェース)部15は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部15を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行う。例えば、電力計と接続され、消費電力を取得することができる。

0026

バス17は、各装置間の制御信号データ信号等の授受を媒介する経路である。

0027

次に、エネルギー消費量表示装置1の機能について説明する。なお、以下の説明において、エネルギーが電力である例について説明するが、他のエネルギーとしてガスや、電気とガスの組み合わせなどに対しても適用可能であることは言うまでもない。

0028

図2は、エネルギー消費量表示装置1により、店舗や建物などにおける一日の電力消費量の実績を表示するための工程を示す図である。まず、制御部3は、記憶部5に予め記憶されている過去の電力消費量情報から、当日の設定時間範囲の電力消費量を予測する(ステップ101)。電力消費量情報とは、対象となる店舗や建物に対し、過去の複数の日における各日毎、所定時間毎(本実施形態では30分毎)の電力消費量に関する情報である。なお、過去の情報がない場合には、類似した営業形態や電力消費量をとる他の店舗や事業所の情報を用いても良い。

0029

例えば、記憶部5には、過去の季節ごと、曜日(例えば、平日、土曜日、日曜日、祭日など)ごとの電力消費量の所定時間毎の平均値が格納されている。計算対象となる日と、同一の季節、曜日の過去の電力消費量情報から、当日の所定時間毎の電力消費量が予測される。この際、当日の、天候、気温情報に基づいて、予め記憶された気温または天候と電力消費量の相関から、電力消費量を補正しても良い。

0030

なお、設定時間範囲は、例えば店舗の営業時間や、事業所等の稼働時間に基づいて設定される。例えば、9時から夜7時までの営業であれば、その前後を含む、朝の8時から夜の8時までというように設定すればよい。このように設定された時間は、記憶部5に記憶される。

0031

次に、制御部3は、表示部にアナログ時計を表示する(以下、アナログ時計表示部)。また、アナログ時計表示部の時計盤には、アナログ時計と同心円上に電力消費量予測値を色によって表示する(以下、電力消費量予測値表示部)(ステップ102)。

0032

図3は、表示画面20の表示例を示す図である。表示画面20には、アナログ時計表示部21が表示される。アナログ時計表示部21は、時刻の推移とともに、長針および短針が移動する。すなわち、アナログ時計表示部21は、通常の時計として機能する。アナログ時計表示部21の時計盤上には、アナログ時計と同心円上に電力消費量予測値表示部25が設けられる。電力消費量予測値表示部25には、設定時間範囲(図では、朝8時から夜8時までの12時間)における、所定時間(例えば30分)毎の電力消費量の予測値が色によって表示される。例えば、電力消費量が多くなるにつれて、緑色〜橙色〜赤色に徐々に変化するように設定される。

0033

なお、12時間以上の設定時間範囲の場合には、所定時間経過後、時刻の推移とともに随時電力消費量の予測値を上書きしてもよい。また、電力消費量予測値表示部25と同心円上には、電力消費量実績値表示部23が設けられる。電力消費量実績値表示部23については、後述する。

0034

また、制御部3は、アナログ時計表示部とは別に、現在の電力消費量をリアルタイムに表示する(以下、電力消費量リアルタイム表示部)。電力消費量リアルタイム表示部29は、例えば、表示画面20の左側に表示されるメータ半円)である。電力消費量リアルタイム表示部29は、前述した電力消費量予測値表示部25と同様に、電力消費量に応じてメータ上に色分け表示される。

0035

なお、電力消費量リアルタイム表示部29は、現在の電力消費量を表示する部位である。現在の電力消費量とは、電力計等から取得した計算開始時から現在までの電力消費量に基づいて、所定時間毎(例えば30分)に算出され、計算開始時から所定時間後までの時間当たりの電力消費量の換算量である。例えば、8時に計算を開始すると(計算開始時)、8時半までの30分間は、8時から現在までの積算電力消費量を算出し、例えば5分前から現在までの積算電力消費量の傾きから、30分後における電力消費換算量を外挿することで、時間当たりの電力消費換算量を算出する。なお、上記の計算は、例えば30秒毎または1分毎に行われる。8時半になると、電力消費換算量はリセットされ、8時半からの30分間の電力消費換算量がリアルタイムで算出される。なお、電力消費換算量は、計算開始時から現在までの平均電力消費量から、30分後における電力消費量に換算しても良い。このように、制御部3は、電力計からの電力消費情報を取得して、電力消費換算量(以下、単に「電力消費量」とする)を算出し、電力消費量リアルタイム表示部29に表示する。なお、実際に電力消費量リアルタイム表示部29に表示される電力消費換算量は、30分の電力消費量換算量をさらに1時間の電力消費量に換算したものが30分毎に表示される。

0036

また、制御部3は、表示画面20に目標電力設定部33、警戒電力設定部31を表示する。例えば、通常、30分毎の電力消費量(1時間換算)が、契約電力を超えると、より高い電力料金支払う必要がある。したがって、30分毎の電力消費量(1時間換算)が契約電力を超えないように、節電を行う必要がある。なお、警戒電力としては、例えば契約電力の90%程度とし、目標電力としては、契約電力の80%程度と設定すればよい。

0037

また、制御部3は、表示画面20に表示切り替えタン27を表示する。表示切り替えボタン27は、表示される対象のエネルギー(例えば電力とガス)を切り替えたり、過去の日のデータを表示させたりすることができる。

0038

次に、制御部3は、現在の電力消費量が、設定された目標電力または警戒電力よりも高いかどうかを判定する。(ステップ103)。目標電力または警戒電力よりも、現在の電力消費量が低い場合には、電力消費量の換算値計算間隔(例えば30分)ごとに、アナログ時計表示部21の電力消費量実績値表示部23に、その間の電力消費量を色によって表示する(ステップ105)。

0039

制御部3は、設定時間経過(例えば夜8時)まで以上の動作を繰り返す(ステップ106)。図4は、一例として、14時15分になった状態を示す図である。電力消費量実績値表示部23は、前述の例では30分毎に、色によって電力消費量の実績値が表示される。なお、電力消費量実績値表示部23における色と、電力消費量予測値表示部25における色と、電力消費量リアルタイム表示部29における色とは、電力消費量に対して同一の色分けで設定される。したがって、例えば電力消費量リアルタイム表示部29を、各表示部の色の凡例として機能させることができる。

0040

なお、電力消費量予測値表示部25は、図示したように、時間の経過とともに、色を消しても良く、そのまま表示させても良い。また、外周側の電力消費量実績値表示部23と、内周側の電力消費量予測値表示部25とは、内外を逆に表示させても良く、時計盤と同心円上に表示させれば、それぞれいずれの位置でも良い。

0041

次に、リアルタイムで監視する電力消費量が、目標電力を上回った場合について説明する。制御部3は、現在の電力消費量(計算開始から30分経過するまでの、各時点での電力消費量から算出される電力消費換算量)が、設定電力(目標電力)を超えると、表示画面の背景色を変更し、警告画面を表示する(ステップ104)。

0042

図5は、電力消費量が目標電力を超過した状態を示す図である。電力消費量が目標電力を超えると、制御部3は、まず、表示画面20の背景37の色を変更する。例えば、通常は、背景37は、緑色などの目立たない色で設定されるが、電力消費量が目標電力を超過すると、背景を橙色に変更する。また、制御部3は、表示画面20に警告表示39を表示する。さらに、制御部3は、ガイダンス表示41を表示する。

0043

警告表示39は、例えば、「注意」などの単語やマークである。また、ガイダンス表示41は、目標電力を超過した旨と、電力の使用制限等の情報である。例えば、電力消費量が所定値を超えると、一部の照明などを間引いて点灯させる等、電力の使用量を抑えるための制御が行われる場合には、その内容と、節電の注意喚起などが表示される。

0044

図6は、さらに、電力消費量が警戒電力を超過した状態を示す図である。電力消費量が警戒電力を超えると、制御部3は、表示画面20の背景37の色をさらに変更する。例えば、背景を赤色に変更する。また、制御部3は、表示画面20に警告表示39を表示する。さらに、制御部3は、ガイダンス表示41を表示する。

0045

警告表示39は、例えば、「警戒」などの単語やマークである。また、ガイダンス表示41は、警戒電力を超過した旨と、電力の使用制限等の情報である。例えば、電力消費量が所定値を超えると、強制的に空調等の電源遮断され、電力の使用量を抑えるための制御が行われる場合には、その内容と、節電の注意喚起などが表示される。

0046

このように、電力消費量が目標電力または警戒電力を超えた場合に、背景37の色を変更して、警告表示を行うことで、利用者は、容易に、電力消費量が所定電力を超えたことを把握することができる。また、30分毎の電力消費量が例えば契約電力を超えることを事前に防ぐことができる。

0047

なお、前述したように、電力消費量リアルタイム表示部29で表示される電力消費量は、計算開始から例えば30分までの間における各時点での電力消費量から外挿して算出される、30分後における電力消費換算量である。したがって、計算開始直後は、瞬間的な電力消費量の変動を受けやすく、瞬間的に目標電力や警戒電力を超過する恐れがある。したがって、本発明では、制御部3は、計算開始から所定期間(例えば5分)のマスク時間を設定し、この間は、電力消費量が目標電力や警戒電力を超えても、背景37の色変更や警告表示39などを行わない。このようにすることで、安定した警告表示を行うことができる。

0048

なお、制御部3は、電力消費量が目標電力や警戒電力を超過した場合に、背景37の色変更等が行われた後、電力消費量が目標電力以下となった場合には、画面を通常表示(例えば図3)に戻す。以上を設定時間が経過するまで繰り返し、電力消費量実績値表示部23に各時間毎の電力消費量を表示する。

0049

設定時間が経過した後は、制御部3は、その日の電力消費量実績値を表示した状態で表示画面20を保持する。その後、例えば、設定時間の数時間前に、電力消費量実績値表示部23をクリアし、翌日の電力消費量予測を行って、電力消費量予測値表示部25に設定時間範囲の電力消費量予測値を表示する。なお、制御部3は、電力消費量実績値を記憶部5に保存し、以後の電力消費量情報として利用する。

0050

以上、本発明によれば、アナログ時計の時計盤上に電力消費量の予測値および実績値を表示するため、利用者は、時間と電力消費量との関係が分かりやすく、また、営業時間等との関係についても容易に把握することができる。特に、電力消費量が色によって表示されるため、直観的に分かりやすい。

0051

また、現在の電力消費量がリアルタイムで表示されるため、過去の実績と合わせて、電力消費量を容易に把握することができる。この際、現在の電力消費量が、目標電力また警戒電力を超過すると、背景色を変更して、警告を表示するため、利用者は、一目で、電力消費量が所定値を超えたことを把握することができる。

0052

この際、現在の電力消費量に対して、時間当たりの換算量を計算する計算開始時から所定期間のマスク時間を設定することで、計算開始直後の瞬間的な電力消費量の変動によって、誤って警告画面等を表示することを防止することができる。

0053

以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。

0054

例えば、表示画面には、エネルギー消費量以外の情報を合わせて表示することもできる。この場合、アナログ時計表示部21の時計盤の同心円上に、外気温度(時間毎の気温を表示)、天気予報(時間毎の天気を表示)、熱中症注意度(時間毎に所定温度以上となる時間に警告表示)、花粉飛散度(所定以上の花粉飛散すると予想される時間に警告表示)、の要否(雨などが降ると予想される時間にマークを表示)などの生活情報を表示させても良い。このような生活情報は、現在時刻よりも前の実績値と、今後の予想を表示させても良い。このような生活情報を合わせて表示することで、利用者が外出予定などの参考とすることができ、効率良く節電計画を立てることができる。

0055

1………エネルギー消費量表示装置
3………制御部
5………記憶部
7………メディア入出力部
9………通信制御部
11………入力部
13………表示部
15………周辺機器I/F部
17………バス
20………表示画面
21………アナログ時計表示部
23………電力消費量実績値表示部
25………電力消費量予測値表示部
27………表示切り替えボタン
29………電力消費量リアルタイム表示
31………警戒電力設定部
33………目標電力設定部
37………背景
39………警告表示
41………ガイダンス表示

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