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技術 ログイン処理システム、ログイン要求処理装置、ログイン要求処理装置の制御プログラム、ログイン認証処理装置、ログイン処理方法

出願人 株式会社リコー
発明者 鈴木智裕
出願日 2012年11月5日 (8年0ヶ月経過) 出願番号 2012-243815
公開日 2014年5月19日 (6年6ヶ月経過) 公開番号 2014-092992
状態 特許登録済
技術分野 計算機間の情報転送 オンライン・システムの機密保護
主要キーワード ユーザ設定テーブル 概算距離 インベント キャンセル入力 生成テーブル イン結果 認証情報管理テーブル 判断時間
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (19)

課題

入力された認証情報に基づいてユーザのシステムへのログイン処理を行うログイン処理システムにログイン処理を行わせる場合において、ユーザに対する利便性を向上させること。

解決手段

会議システムは、ユーザによるログイン操作が行われてログイン認証が成功すると、そのログインユーザのログイン状態を通常のログイン状態とはしないで一旦、仮ログイン状態とする。そして、会議システムは、ログイン操作が行われてから所定の時間以内にキャンセル操作が行われなければログインを確定してそのログインユーザのログイン状態を仮ログイン状態から通常のログイン状態に遷移させる。一方、会議システムは、ユーザによるログイン操作が行われてから所定の時間以内にキャンセル操作が行われた場合には、そのログインがキャンセルされたと判断して仮ログイン状態のままログアウト処理を実行する。

概要

背景

近年、セキュリティの観点から、ユーザにユーザIDやパスワード等の認証情報を入力させてログイン認証を行うことによりユーザを特定し、そこで特定されたユーザに対してのみログインを許可して所定の機能を提供するログイン処理ステムが提案され既に知られている(例えば、特許文献1)。

このようなログイン処理システムは、具体的な処理として、ユーザにユーザIDやパスワード等の認証情報を入力させ、入力された認証情報に基づいて、そのユーザがログイン処理システムに予め登録されているユーザであるか否かを認証するためのログイン認証処理を行い、ログイン認証の結果、予め登録されているユーザであると認証した場合に、そのユーザが上記機能を利用することができるように機能提供処理を行うといった一連の処理(以下、「ログイン処理」とする)を行うようになっている。

概要

入力された認証情報に基づいてユーザのシステムへのログイン処理を行うログイン処理システムにログイン処理を行わせる場合において、ユーザに対する利便性を向上させること。会議システムは、ユーザによるログイン操作が行われてログイン認証が成功すると、そのログインユーザのログイン状態を通常のログイン状態とはしないで一旦、仮ログイン状態とする。そして、会議システムは、ログイン操作が行われてから所定の時間以内にキャンセル操作が行われなければログインを確定してそのログインユーザのログイン状態を仮ログイン状態から通常のログイン状態に遷移させる。一方、会議システムは、ユーザによるログイン操作が行われてから所定の時間以内にキャンセル操作が行われた場合には、そのログインがキャンセルされたと判断して仮ログイン状態のままログアウト処理を実行する。

目的

近年、セキュリティの観点から、ユーザにユーザIDやパスワード等の認証情報を入力させてログイン認証を行うことによりユーザを特定し、そこで特定されたユーザに対してのみログインを許可して所定の機能を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

入力された認証情報に基づいて前記認証情報により識別されるユーザのシステムへのログイン処理を行うログイン処理システムであって、ネットワークを介して通信可能に接続されたログイン要求処理装置及びログイン認証処理装置を含み、前記ログイン要求処理装置は、前記認証情報の入力に基づいてログイン要求を行うログイン要求部と、前記ログイン処理のキャンセル受け付けるキャンセル受付部と、前記ログイン要求に対する認証結果を前記ログイン認証処理装置から受信する認証結果受信部と、前記認証結果受信部が前記認証結果を受信する前に、前記キャンセル受付部が前記キャンセルを受け付けた場合に、前記ログイン要求に対する認証結果に応じてログアウト要求を行うログアウト要求部と、を備えることを特徴とするログイン処理システム。

請求項2

前記ログイン認証処理装置は、前記ログイン要求に基づいてログイン認証を行い、前記ログイン要求処理装置に対して前記認証結果を送信するログイン認証部と、前記ログイン認証に応じて、認証したユーザを他のログイン要求処理装置に通知するログイン通知部と、を備え、前記ログイン通知部は、前記認証結果の送信及び前記ログイン認証のいずれか一方の後の所定のタイミングまで待機してから認証した前記ユーザを他のログイン要求処理装置に通知し、前記所定のタイミングまでに、前記ログイン認証において認証したユーザについてのログアウト要求を前記ログイン要求処理装置から受信した場合、前記認証したユーザを他のログイン要求処理装置に通知する処理を実行しないことを特徴とする請求項1に記載のログイン処理システム。

請求項3

前記所定のタイミングは、前記ログイン認証及び前記認証結果の送信のいずれか一方の後、所定の計測期間計測が終了したタイミングであることを特徴とする請求項2に記載のログイン処理システム。

請求項4

前記所定の計測期間は、前記ログイン要求処理装置のネットワーク環境に基づいて予め定められ、若しくは、前記ログイン要求処理装置のネットワーク環境に基づいて算出されることを特徴とする請求項3に記載のログイン処理システム。

請求項5

前記ログイン要求処理装置は、前記認証結果受信部が前記認証結果を受信する前に、前記キャンセル受付部が前記キャンセルを受け付けなかった場合に、前記ログイン要求に対する認証結果に応じた応答を行うログイン結果応答部を備え、前記所定のタイミングは、前記ログイン認証及び前記認証結果の送信のいずれか一方の後、前記ログイン要求に対する認証結果に応じた応答を受信したタイミングであることを特徴とする請求項2乃至4いずれか1項に記載のログイン処理システム。

請求項6

前記ログイン認証処理装置は、前記ログアウト要求に基づいてログアウト処理を行った処理結果を前記ログイン要求処理装置に通知するログアウト通知部を備え、前記ログイン要求処理装置は、前記キャンセル受付部が前記ログイン処理のキャンセルを受け付けた後、ログアウト処理を行った処理結果の通知を前記認証処理装置から受ける前に、同一ユーザの認証情報が入力された場合に、入力された前記認証情報を記憶媒体に保存する認証情報保存処理部を備え、前記ログイン要求部は、ログアウト処理を行った処理結果の通知を受信すると、前記記憶媒体に保存されている前記認証情報に基づいてログイン要求を行うことを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載のログイン処理システム。

請求項7

前記認証情報保存処理部は、前記記憶媒体に保存されている前記認証情報に基づいてログイン要求が行われる前に、前記キャンセル受付部がキャンセルを受け付けた場合、前記認証情報を前記記憶媒体から削除することを特徴とする請求項6に記載のログイン処理システム。

請求項8

入力された認証情報に基づいて前記認証情報により識別されるユーザのシステムへのログイン処理を行うログイン処理システムにおいて、前記システムへのログイン要求を行うログイン要求処理装置であって、前記認証情報の入力に基づいてログイン要求を行うログイン要求部と、前記ログイン処理のキャンセルを受け付けるキャンセル受付部と、前記ログイン要求に対する認証結果を前記ログイン認証処理装置から受信する認証結果受信部と、前記認証結果受信部が前記認証結果を受信する前に、前記キャンセル受付部が前記キャンセルを受け付けた場合に、前記ログイン結果に応じてログアウト要求を行うログアウト要求部と、を備えることを特徴とするログイン要求処理装置。

請求項9

入力された認証情報に基づいて前記認証情報により識別されるユーザのシステムへのログイン処理を行うログイン処理システムにおいて、前記システムへのログイン要求を行うログイン要求処理装置の制御プログラムであって、前記認証情報の入力に基づいてログイン要求を行うステップと、前記ログイン処理のキャンセルを受け付けるステップと、前記ログイン要求に対する認証結果を前記ログイン認証処理装置から受信するステップと、前記認証結果受信部が前記認証結果を受信する前に、前記キャンセル受付部が前記キャンセルを受け付けた場合に、前記ログイン結果に応じてログアウト要求を行うステップと、をログイン要求処理装置に実行させることを特徴とするログイン要求処理装置の制御プログラム。

請求項10

入力された認証情報に基づいて前記認証情報により識別されるユーザのシステムへのログイン処理を行うログイン処理システムにおいて、前記システムへのログインを認証するログイン認証処理装置であって、ネットワークを介して通信可能なログイン要求処理装置からのログイン要求に基づいてログイン認証を行い、前記ログイン要求処理装置に対して認証結果を送信するログイン認証部と、前記ログイン認証に応じて、認証したユーザを他のログイン要求処理装置に通知するログイン通知部とを含み、前記ログイン通知部は、前記ログイン認証及び前記認証結果の送信のいずれか一方の後の所定のタイミングまで待機してから前記認証したユーザを他のログイン要求処理装置に通知し、前記所定のタイミングまでに、前記ログイン認証において認証したユーザについてのログアウト要求を前記ログイン要求処理装置から受信した場合、前記認証したユーザを他のログイン要求処理装置に通知する処理を実行しないことを特徴とするログイン認証処理装置。

請求項11

入力された認証情報に基づいて前記認証情報により識別されるユーザのシステムへのログイン処理を行うログイン処理方法であって、前記システムは、ネットワークを介して通信可能に接続されたログイン要求処理装置及びログイン認証処理装置を含み、前記ログイン要求処理装置が、前記ログイン認証処理装置に対して、前記認証情報の入力に基づいてログイン要求を行い、前記ログイン要求処理装置において、前記ログイン認証処理装置から、前記ログイン要求に対する認証結果を受信し、前記ログイン要求処理装置において、前記認証結果を受信する前に、前記ログイン処理のキャンセルを受け付けた場合に、前記ログイン要求に対する認証結果に応じてログアウト要求を行うことを特徴とするログイン処理方法。

技術分野

0001

本発明は、ログイン処理ステム、ログイン要求処理装置、ログイン要求処理装置の制御プログラム、ログイン認証処理装置、ログイン処理方法に関し、特に、ログイン処理システムにおけるログインのキャンセル方法に関する。

背景技術

0002

近年、セキュリティの観点から、ユーザにユーザIDやパスワード等の認証情報を入力させてログイン認証を行うことによりユーザを特定し、そこで特定されたユーザに対してのみログインを許可して所定の機能を提供するログイン処理システムが提案され既に知られている(例えば、特許文献1)。

0003

このようなログイン処理システムは、具体的な処理として、ユーザにユーザIDやパスワード等の認証情報を入力させ、入力された認証情報に基づいて、そのユーザがログイン処理システムに予め登録されているユーザであるか否かを認証するためのログイン認証処理を行い、ログイン認証の結果、予め登録されているユーザであると認証した場合に、そのユーザが上記機能を利用することができるように機能提供処理を行うといった一連の処理(以下、「ログイン処理」とする)を行うようになっている。

発明が解決しようとする課題

0004

このようなログイン処理システムにおいては、ログイン処理の実行を一旦開始してしまうと、そのログイン処理をキャンセルするための手段がない。従って、このようなログイン処理システムを利用しようとするユーザは、上記システムにログイン処理を一旦開始させてしまうとそのログイン処理をキャンセルさせることができないため、そのログイン処理の終了を待ってから、即ち、一旦ログインしてから、ログイン状態を解消するためのログアウト操作を行わなければならない。

0005

従って、上記のような従来のログイン処理システムにおいては、ログイン処理の実行を一旦開始してしまうと、そのログイン処理が終了してからでないとログイン状態を解消することができないため、その間ユーザを待たせてしまうことになり、ユーザに対する利便性が低下するといった問題がある。

0006

本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、入力された認証情報に基づいてユーザのシステムへのログイン処理を行うログイン処理システムにログイン処理を行わせる場合において、ユーザに対する利便性を向上させることを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するために、入力された認証情報に基づいて前記認証情報により識別されるユーザのシステムへのログイン処理を行うログイン処理システムであって、ネットワークを介して通信可能に接続されたログイン要求処理装置及びログイン認証処理装置を含み、前記ログイン要求処理装置は、前記認証情報の入力に基づいてログイン要求を行うログイン要求部と、前記ログイン処理のキャンセルを受け付けるキャンセル受付部と、前記ログイン要求に対する認証結果を前記ログイン認証処理装置から受信する認証結果受信部と、前記認証結果受信部が前記認証結果を受信する前に、前記キャンセル受付部が前記キャンセルを受け付けた場合に、前記ログイン要求に対する認証結果に応じてログアウト要求を行うログアウト要求部と、を備えることを特徴とする。

0008

また、本発明の他の態様は、入力された認証情報に基づいて前記認証情報により識別されるユーザのシステムへのログイン処理を行うログイン処理システムにおいて、前記システムへのログイン要求を行うログイン要求処理装置であって、前記認証情報の入力に基づいてログイン要求を行うログイン要求部と、前記ログイン処理のキャンセルを受け付けるキャンセル受付部と、前記ログイン要求に対する認証結果を前記ログイン認証処理装置から受信する認証結果受信部と、前記認証結果受信部が前記認証結果を受信する前に、前記キャンセル受付部が前記キャンセルを受け付けた場合に、前記ログイン結果に応じてログアウト要求を行うログアウト要求部と、を備えることを特徴とする。

0009

また、本発明の更に他の態様は、入力された認証情報に基づいて前記認証情報により識別されるユーザのシステムへのログイン処理を行うログイン処理システムにおいて、前記システムへのログイン要求を行うログイン要求処理装置の制御プログラムであって、前記認証情報の入力に基づいてログイン要求を行うステップと、前記ログイン処理のキャンセルを受け付けるステップと、前記ログイン要求に対する認証結果を前記ログイン認証処理装置から受信するステップと、前記認証結果受信部が前記認証結果を受信する前に、前記キャンセル受付部が前記キャンセルを受け付けた場合に、前記ログイン結果に応じてログアウト要求を行うステップと、をログイン要求処理装置に実行させることを特徴とする。

0010

また、本発明の更に他の態様は、入力された認証情報に基づいて前記認証情報により識別されるユーザのシステムへのログイン処理を行うログイン処理システムにおいて、前記システムへのログインを認証するログイン認証処理装置であって、ネットワークを介して通信可能なログイン要求処理装置からのログイン要求に基づいてログイン認証を行い、前記ログイン要求処理装置に対して認証結果を送信するログイン認証部と、前記ログイン認証に応じて、認証したユーザを他のログイン要求処理装置に通知するログイン通知部とを含み、前記ログイン通知部は、前記ログイン認証及び前記認証結果の送信のいずれか一方の後の所定のタイミングまで待機してから前記認証したユーザを他のログイン要求処理装置に通知し、前記所定のタイミングまでに、前記ログイン認証において認証したユーザについてのログアウト要求を前記ログイン要求処理装置から受信した場合、前記認証したユーザを他のログイン要求処理装置に通知する処理を実行しないことを特徴とする。

0011

また、本発明の更に他の態様は、入力された認証情報に基づいて前記認証情報により識別されるユーザのシステムへのログイン処理を行うログイン処理方法であって、前記システムは、ネットワークを介して通信可能に接続されたログイン要求処理装置及びログイン認証処理装置を含み、前記ログイン要求処理装置が、前記ログイン認証処理装置に対して、前記認証情報の入力に基づいてログイン要求を行い、前記ログイン要求処理装置において、前記ログイン認証処理装置から、前記ログイン要求に対する認証結果を受信し、前記ログイン要求処理装置において、前記認証結果を受信する前に、前記ログイン処理のキャンセルを受け付けた場合に、前記ログイン要求に対する認証結果に応じてログアウト要求を行うことを特徴とする。

発明の効果

0012

本発明によれば、入力された認証情報に基づいてユーザのシステムへのログイン処理を行うログイン処理システムにログイン処理を行わせる場合において、ユーザに対する利便性を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0013

本発明の実施形態に係る会議システムの運用形態の例を示す図である。
本発明の実施形態に係るクライアント端末ハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。
本発明の実施形態に係る会議システム管理サーバ及びクライアント端末の機能構成を模式的に示すブロック図である。
本発明の実施形態に係る認証情報管理Tbのデータ構造の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る参加者一覧画面の表示例を示す図である。
本発明の実施形態に係る会議システムが、ログイン処理中にキャンセル要求を受け付けた際の、クライアント端末における処理を説明するためのシーケンス図である。
本発明の実施形態に係る会議システムが、ログイン処理中にキャンセル要求を受け付けた際の、会議システム管理サーバにおける処理を説明するためのシーケンス図である。
本発明の実施形態に係る会議システムが、ログイン処理後にキャンセル要求を受け付けた際の、会議システム管理サーバにおける処理を説明するためのシーケンス図である。
本発明の実施形態に係る認証情報入力画面の表示例を示す図である。
本発明の実施形態に係るログイン処理中画面の表示例を示す図である。
本発明の実施形態に係るキャンセル受付画面の表示例を示す図である。
本発明の他の実施形態に係るログイン判断情報Tbのデータ構造の一例を示す図である。
本発明の他の実施形態に係るログイン判断情報Tbのデータ構造の一例を示す図である。
本発明の他の実施形態に係るログイン判断情報Tbのデータ構造の一例を示す図である。
本発明の更に他の実施形態に係る会議システム管理サーバ及びクライアント端末2の機能構成を模式的に示すブロック図である。
本発明の更に他の実施形態に係る会議システムが、キャンセル処理中に再度ログイン要求を受け付けた際の、クライアント端末における処理を説明するためのシーケンス図である。
本発明の更に他の実施形態に係るキャンセル受付画面の表示例を示す図である。
本発明の更に他の実施形態に係る会議システムが、再ログイン処理中にその再ログイン処理のキャンセル要求を受け付けた際の処理、クライアント端末における処理を説明するためのシーケンス図である。

実施例

0014

実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、ログイン処理システムとして、遠隔地にいるユーザ同士がネットワークを介して会議を行うことを可能とする会議システムを例として説明する。本実施形態に係る会議システムは、ユーザにユーザIDやパスワード等の認証情報を入力させてログイン認証を行うことによりユーザを特定し、そこで特定されたユーザに対してのみログインを許可して所定の機能を提供するようになっている。

0015

具体的には、本実施形態に係る会議システムは、後述するように、会議システム管理サーバ1とクライアント端末2とから構成されており、クライアント端末2へのユーザ操作によりユーザIDやパスワード等の認証情報が入力されると、会議システム管理サーバ1において、入力された認証情報に基づいて、そのユーザが会議システムに予め登録されているユーザであるか否かを認証するためのログイン認証処理を行い、ログイン認証の結果、予め登録されているユーザであると認証した場合に、そのユーザが上記機能を利用することができるように機能提供処理を行うといった一連の処理(以下、「ログイン処理」とする)を行うようになっている。即ち、本実施形態おいては、会議システム管理サーバ1が、ログイン認証処理装置として機能し、クライアント端末2が、ログイン要求処理装置として機能する。

0016

通常、このようなログイン処理システムにおいては、ログイン要求の後、即座にキャンセル要求を行っても、サーバ側においては既に上記ログイン要求に応じた認証処理等のログイン処理の実行を開始しており、そのログイン処理のキャンセルに対応するためにはサーバ側での処理が複雑になってしまう。そこで、本実施形態に係る会議システムによれば、サーバ側では通常と同様のログアウト要求に対応すれば良いため、サーバ側での処理が複雑化することなくログイン処理のキャンセルを容易に行うことが可能となる。

0017

即ち、上記のような会議システムにおいて、本実施形態に係る要旨の一つは、ログイン処理の最中であっても、そのログイン処理のキャンセルを受け付けてキャンセル処理を行うことにある。以下、図面を参照して詳細に説明する。

0018

図1は、本実施の形態に係る会議システムの運用形態の例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る会議システムは、会議システム管理サーバ1が接続されたネットワーク3と、クライアント端末2a、2bが接続されたネットワーク4とがインターネット電話回線等の公衆回線5を介して接続されて構成されている。以下では、クライアント端末2aと2bとを区別する必要がない場合に限り、それらをまとめてクライアント端末2とする。尚、ネットワーク4に接続されているクライアント端末2の数は一例であり、これらがもっと多く接続された大規模なシステムであっても良い。また、それぞれ異なるクライアント端末2が接続された複数のネットワークが公衆回線5を介して会議システム管理サーバ1と接続される構成としても良いし、会議システム管理サーバ1とクライアント端末2とが同一のネットワーク上に接続されて構成されていても良い。

0019

会議システム管理サーバ1は、本実施形態に係る会議システムを管理するための共有サーバである。そのため、会議システム管理サーバ1は、本実施形態に係る会議システムに登録されているユーザを管理し、クライアント端末2から送信されてきたIDやパスワード等の認証情報に基づいてログイン認証を行う。また、本実施形態に係る会議システム管理サーバ1は、Webサーバ機能を備え、クライアント端末2のWebブラウザ上に認証情報入力画面等の会議システムに関する各種画面を表示させたり、クライアント端末2にログイン許可情報等の会議システムに関する各種情報を送信したりする。

0020

クライアント端末2は、ユーザが操作する情報処理端末であり、PC(Personal Computer)等の情報処理装置によって実現され、PDL(Page Discription Language)により記述された画像情報を生成し保存している。尚、クライアント端末2は、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯情報端末スマートフォンタブレット端末等によって実現されても良い。また、本実施形態に係るクライアント端末2は、IE(Internet Explorer)(登録商標)等のWebブラウザを備え、ユーザがWebブラウザ上で入力した認証情報等の会議システムに関する各種情報を会議システム管理サーバ1に通知する。

0021

本実施形態においては、上述したように、会議システム管理サーバ1とクライアント端末2とはWebサーバ及びWebブラウザによりお互いに情報のやりとりを行う例について説明するが、会議システム管理サーバ1にはサーバ用の会議システム専用のアプリケーションが搭載され、クライアント端末2にはクライアント用の会議システム専用のアプリケーションが搭載されて、それらのアプリケーションによりお互いに情報のやりとりを行うように構成されていても良い。

0022

尚、図1におけるネットワーク3、4は、例えば、オフィスLAN(Local Area Network)等の限定されたネットワークであり、会議システム管理サーバ1、クライアント端末2は、夫々のLANを介して公衆回線5に接続されるが、公衆回線5に直接接続される態様とすることも可能である。

0023

次に、本実施形態に係る会議システム管理サーバ1、クライアント端末2のハードウェア構成について図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係るクライアント端末2のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。以下の説明においては、クライアント端末2のハードウェア構成を例として説明するが、会議システム管理サーバ1についても同様である。

0024

図2に示すように、本実施形態に係るクライアント端末2は、一般的なサーバやPC等と同様の構成を含む。即ち、本実施形態に係るクライアント端末2は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。

0025

CPU10は演算手段であり、クライアント端末2全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。

0026

I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザがクライアント端末2の状態を確認するための視覚ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードマウスタッチパネル等、ユーザがクライアント端末2に情報を入力するためのユーザインタフェースである。尚、図1において説明したように、本実施形態に係る会議システム管理サーバ1は共有サーバとして運用される。従って、会議システム管理サーバ1については、LCD60及び操作部70等のユーザインタフェースは省略可能である。

0027

このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がRAM20にロードされたプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るクライアント端末2の機能を実現する機能ブロックが構成される。

0028

次に、本実施形態に係る会議システム管理サーバ1及びクライアント端末2の機能構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る会議システム管理サーバ1及びクライアント端末2の機能構成を模式的に示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る会議システム管理サーバ1は、受信部101、認証部102、送信部103、ログイン判断部104、認証成功後処理部105、ユーザ情報記憶部106、ログイン判断情報記憶部107を含む。

0029

受信部101は、ネットワーク等を介してクライアント端末2等の外部機器から情報を受信する。認証部102は、会議システムに予め登録されているユーザであるか否かを判断するためのログイン認証を行う。送信部103は、ネットワーク等を介してクライアント端末2等の外部機器に情報を送信する。ログイン判断部104は、会議システムにおけるログイン処理中に、そのログイン処理をキャンセルするための操作が行われたか否かを判断する。認証成功後処理部105は、認証部102におけるログイン認証の結果、会議システムに予め登録されているユーザであると判断された場合に、そのユーザが会議システムの機能を利用することができるように機能提供処理を行い、また、後述するログイン準備処理ログアウト処理を行う。ログイン判断情報記憶部107は、後述するログイン判断時間を記憶する。

0030

ユーザ情報記憶部106は、認証情報管理テーブル(以下、「認証情報管理Tb」とする)を記憶する。認証情報管理Tbとは、図4に示すように、各ユーザを識別するためにユーザ毎に定められた識別情報であるユーザIDとパスワードとを対応付けて記録しているテーブルのことである。図4は、本実施形態に係る認証情報管理Tbのデータ構造の一例を示す図である。ユーザIDとパスワードとの組み合わせはユーザ毎に一意であるため、ユーザにより入力されたユーザID及びパスワードが、認証情報管理Tbに記録されているユーザID及びパスワードと一致すれば、そのユーザは本実施形態に係る会議システムに登録されているユーザということになる。また、ユーザID及びパスワードは、会議システム管理サーバ1により自動で割り当てられても良いし、ユーザが自由に決定しても良い。以下では、特に断りがない限り、ユーザIDとパスワードとの各組み合わせを総称して「認証情報」とする。

0031

また、図3に示すように、本実施形態に係るクライアント端末2は、認証情報入力部201、送信部202、受信部203、キャンセル入力部204、キャンセル判断部205、表示制御部206を含む。

0032

認証情報入力部201は、クライアント端末2へのユーザ操作により入力された認証情報を取得し通知する。送信部202は、ネットワーク等を介して会議システム管理サーバ1等の外部機器に情報を送信する。受信部203は、ネットワーク等を介して会議システム管理サーバ1等の外部機器から情報を受信する。キャンセル入力部204は、クライアント端末2へのユーザ操作によりキャンセルを受け付ける。キャンセル判断部205は、ログイン処理をキャンセルするか否かを判断する。表示制御部206は、表示情報に従ってLCD60に各種画面を表示させる。

0033

このように構成された会議システムにおいては、ユーザがログインを行うと図5に示すように、クライアント端末2のLCD60には参加者一覧画面が表示される。図5は、本実施形態に係るクライアント端末2のLCD60に表示される参加者一覧画面の表示例を示す図である。ここで、参加者一覧画面とは、本実施形態に係る会議システムにログインしているユーザの各情報が表示される画面のことである。

0034

図5に示すように、本実施形態に係るクライアント端末2のLCD60に表示される参加者一覧画面には、本実施形態に係る会議システムにログインしているユーザの「ユーザ名」、「ユーザID」、「拠点」が表示される。従って、各ユーザは、この参加者一覧画面を閲覧することにより、ログインしているユーザを確認することができる。

0035

ここで、本実施形態に係る会議システムにおいて上記のような参加者一覧画面が表示される際の処理について説明する。認証成功後処理部105は、ログイン判断部104から後述するログイン確定情報が通知されると、参加者一覧画面を表示させるための参加者一覧画面表示情報を生成して、生成した参加者一覧画面表示情報をクライアント端末2等の外部装置に送信する。クライアント端末2等の外部装置は、参加者一覧画面表示情報が送信されてくると、受信部203において受信し、受信した参加者一覧画面表示情報を表示制御部206に通知することにより参加者一覧画面表示情報に従ってLCD60に参加者一覧画面を表示させるようになっている。

0036

このように構成された会議システムにおいて、本実施形態に係る要旨の一つは、ログイン処理の最中であっても、そのログイン処理のキャンセルを受け付けてキャンセル処理を行うことにある。

0037

次に、本実施形態に係る会議システムが、ログイン処理中にキャンセル要求を受付けた際の処理について、図6及び図7を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る会議システムが、ログイン処理中にキャンセル要求を受け付けた際の、クライアント端末2aにおける処理を説明するためのシーケンス図である。図7は、本実施形態に係る会議システムが、ログイン処理中にキャンセル要求を受け付けた際の、会議システム管理サーバ1における処理を説明するためのシーケンス図である。

0038

図6に示すように、ユーザが本実施形態に係る会議システムを利用するにはまず、クライアント端末2aへのユーザ操作により、その表示画面に表示されている認証情報入力画面に認証情報を入力する必要がある。ここで、認証情報入力画面の表示例を図9に示す。図9は、本実施形態に係る認証情報入力画面の表示例を示す図である。尚、以下の説明においては、クライアント端末2aを操作して、その表示画面に表示されている認証情報入力画面に認証情報を入力するユーザをユーザAとして説明する。また、以下の説明においてログインとは、上記認証情報を入力したユーザが本実施形態に係る会議システムが提供する機能を利用することが可能な状態となることとし、ログアウトとは、ログイン状態を解消することとする。

0039

ユーザAがクライアント端末2aを操作することにより図9に示すような認証情報入力画面に認証情報を入力して「ログイン」ボタンを押下(以下、「ログイン操作」とする)すると、認証情報入力部201は、入力された認証情報を取得する(S601)と共に、ログイン処理を開始させるためのログインイベントを生成して、取得した認証情報及び生成したログインイベントを送信部202に通知する(S602)。即ち、本実施形態においては、認証情報入力部201が、ログイン要求部として機能する。また、認証情報入力部201は、S602における処理と並行して、ログイン処理中であることを知らせるための画面(以下、「ログイン処理中画面」とする)を表示させるためのログイン処理中画面表示情報を生成して、生成したログイン処理中画面表示情報を表示制御部206に通知することによりログイン処理中画面表示情報に従ってLCD60にログイン処理中画面を表示させる(S603)。そして、送信部202は、認証情報入力部201から通知された認証情報及びログインイベントを会議システム管理サーバ1に送信する(S604)。以下では、S601〜S604の処理をまとめて「ログイン受付処理」とする。

0040

ここで、ログイン処理中画面の表示例を図10に示す。図10は、本実施形態に係るクライアント端末2aのLCD60に表示されるログイン処理中画面の表示例を示す図である。図10に示すように、本実施形態に係るクライアント端末2aに表示されるログイン処理中画面には「キャンセル」ボタンが配置されており、ユーザ操作によりその「キャンセル」ボタンが押下されると、本実施形態に係る会議システムは実行中のログイン処理をキャンセルするように構成されている。ログイン処理のキャンセルについては、S605以降の処理において後述する。

0041

このように、本実施形態に係る会議ステムは、ログイン処理の最中であっても、クライアント端末2aに表示されるログイン処理中画面の「キャンセル」ボタンが押下されることでそのログイン処理のキャンセルを受け付けてキャンセル処理を行うことが可能である。従って、本実施形態に係る会議システムよれば、ユーザAがログイン操作を行った後であったとしても、クライアント端末2aに表示されるログイン処理中画面の「キャンセル」ボタンを押下するだけでそのログインのキャンセル処理が行われるため、ユーザAは、そのログイン処理の完了を待ってから、即ち、一旦ログインしてから、ログイン状態を解消するためのログアウト操作を行う必要がなく、キャンセル処理が行われるまでの時間を短縮することが可能となり、ユーザに対する利便性を向上させることが可能となる。

0042

会議システム管理サーバ1は、クライアント端末2aから認証情報及びログインイベントが送信されてくると、受信部101において認証情報及びログインイベントを受信し、受信した認証情報及びログインイベントを認証部102に通知する(S701)。認証部102は、受信部101から認証情報及びログインイベントが通知されると、受信部101から通知された認証情報に基づき、ユーザ情報記憶部106に記憶されている認証情報管理Tbを参照して、上記認証情報を入力したユーザAが本実施形態に係る会議システムに登録されているユーザであることを認証するためにログイン認証を行う(S702)。即ち、本実施形態においては、認証部102が、ログイン認証部として機能する。

0043

認証部102は、S702の処理において上記認証情報を入力したユーザAが本実施形態に係る会議システムに登録されているユーザであると認証した場合には、ログイン認証が成功したことを示すログイン応答を生成すると共にセッションIDを発行して、生成したログイン応答及び発行したセッションIDを送信部103、ログイン判断部104、認証成功後処理部105に通知する(S703)。尚、以下では、上記認証情報を入力したユーザにおけるログイン認証が成功した場合のそのユーザをログインユーザとする。

0044

ここで、ログイン応答とは、ログイン認証が成功したか失敗したかを示す応答のことであって、認証部102は、上記認証情報を入力したユーザが本実施形態に係る会議システムに登録されているユーザであると認証した場合には、ログイン認証成功を示すログイン応答を生成し、一方、上記認証情報を入力したユーザが本実施形態に係る会議システムに登録されているユーザであると認証できない場合には、ログイン認証失敗を示すログイン応答を生成する。また、セッションIDとは、ログイン認証後にログイン認証が成功した場合にのみ発行されるランダム文字数字の並びのことであり、ログイン認証をパスしたユーザがログイン中であることを示す情報のことであって、ログイン認証の度に異なる。従って、同じユーザであっても、一度ログアウトしてしまえば、次にログインする際には前回とは異なるセッションIDが発行される。

0045

尚、認証部102は、S702の処理において、上記認証情報を入力したユーザAが本実施形態に係る会議システムに登録されているユーザであると認証できない場合には、ログイン認証失敗を示すログイン応答を生成して、生成したログイン応答を送信部103に通知するが、ログイン判断部104及び認証成功後処理部105には通知しない。

0046

認証成功後処理部105は、認証部102からログイン応答及びセッションIDが通知されると、ログイン準備処理を実行する(S704)。ここで、ログイン準備処理とは、発行したセッションIDの記録やログイン時間の記録、ログインユーザに関する情報(ログイン履歴やお気に入り情報、カスタマイズ情報等)の取得処理、クライアント端末2aや、クライアント端末2b等の他の端末からそのログインユーザAがログインしていることを確認することができない状態(以下、「仮ログイン状態」とする)とするための処理のことである。

0047

即ち、本実施形態に係る会議システムにおいては、ログイン準備処理が行われてログインユーザAのログイン状態が仮ログイン状態にあるだけでは、そのログインユーザAはクライアント端末2aや、クライアント端末2b等の他のクライアント端末に通知されないため参加者一覧画面には表示されず、また、そのログインユーザAは本実施形態に係る会議システムが提供する機能を利用することができない。そして、本実施形態に係る会議ステムにおいては、後述するように、ログインユーザAのログイン確定処理が行われてログインが確定され、そのログインユーザAのログイン状態が仮ログイン状態から通常のログイン状態に遷移して初めてそのログインユーザAがクライアント端末2aや、クライアント端末2b等の他のクライアント端末に通知されて参加者一覧画面に表示され、また、上記機能を利用することが可能となる。

0048

ログイン判断部104は、認証部102からログイン応答及びセッションIDが通知されると、それらが通知されたことをトリガーとして経過時間の計測を開始する(S705)と共に、ログイン判断情報記憶部107からログイン判断時間を取得する(S706)。送信部103は、認証部102からログイン応答及びセッションIDが通知されると、認証部102から通知されたログイン応答及びセッションIDをクライアント端末2aに送信する(S707)。即ち、本実施形態においては、送信部103が、ログアウト通知部として機能する。

0049

このように、会議システム管理サーバ1においてS701〜S707の処理が行われている間に、即ち、ログイン処理が行われている間に、クライアント端末2aへのユーザ操作により、その表示画面に表示されているログイン処理中画面において「キャンセル」ボタンが押下(以下、「キャンセル操作」とする)されると、キャンセル入力部204は、ログインのキャンセルを受け付ける(S605)。

0050

キャンセル入力部204は、ログインのキャンセルを受け付けると、ログインのキャンセルを受け付けたことを示すキャンセル受付情報を生成して、生成したキャンセル受付情報をキャンセル判断部205に通知する(S606)と共に、キャンセルを受け付けたことを知らせるための画面(以下、「キャンセル受付画面」とする)を表示させるためのキャンセル受付画面表示情報を生成して、生成したキャンセル受付画面表示情報を表示制御部206に通知することによりキャンセル受付画面表示情報に従ってLCD60にキャンセル受付画面を表示させる(S607)。ここで、キャンセル受付画面の表示例を図11に示す。図11は、本実施形態に係るクライアント端末2aのLCD60に表示されるキャンセル受付画面の表示例を示す図である。即ち、本実施形態においては、キャンセル入力部204は、キャンセル受付部として機能する。

0051

このようにして、会議システム管理サーバ1においてログイン処理が行われている間に、クライアント端末2aは、S605〜S607の処理(以下、「キャンセル受付処理」とする)が完了して、キャンセル受付処理の完了後に会議システム管理サーバ1からログイン応答及びセッションIDが送信されてくると、受信部203においてログイン応答及びセッションIDを受信し、受信したログイン応答及びセッションIDをキャンセル判断部205に通知する(S608)。即ち、本実施形態においては、受信部203が、認証結果受信部として機能する。

0052

キャンセル判断部205は、S606の処理においてキャンセル受付情報が通知されると、受信部203からログイン応答及びセッションIDが通知されるのを待って、それらが通知されると、通知されたログイン応答がログイン認証成功を示すログイン応答かログイン認証失敗を示すログイン応答かを判断して、ログイン認証成功を示すログイン応答であると判断すると(S609)、ログアウト処理を開始させるためのログアウトイベントを生成して、生成したログアウトイベント及び受信部203から通知されたセッションIDを送信部202に通知する(S610)。送信部202は、キャンセル判断部205から通知されたログアウトイベント及びセッションIDを会議システム管理サーバ1に送信する(S611)。即ち、本実施形態においては、キャンセル判断部205が、ログアウト要求部として機能する。

0053

尚、S609の処理において、キャンセル判断部205は、ログイン認証失敗を示すログイン応答であると判断した場合には、会議システム管理サーバ1においてログイン準備処理が行われていないと想定することができるため会議システム管理サーバ1にログアウト処理を行わせる必要がない。従って、本実施形態に係る会議システムは、ログイン認証失敗を示すログイン応答であると判断した場合には、その時点でログイン処理中にキャンセル要求を受付けた際の処理を終了する。従って、本実施形態に係る会議システムによれば、ログイン処理に要する時間の短縮化を図ることが可能となる。

0054

また、S609の処理において、キャンセル判断部205は、S606の処理においてキャンセル受付情報が通知されてから所定の時間(例えば、60秒)以内に受信部203からログイン応答及びセッションIDが通知されなければ、会議システム管理サーバ1においてエラー等が発生してログイン応答を送信することができない状態に陥っていると想定することができるため、このような場合には上記所定の時間経過後に自動でタイムアウトするように構成されている。従って、本実施形態に係る会議システムは、所定の時間以内にログイン応答及びセッションIDがキャンセル判断部205に通知されなければ、上記所定の時間経過後に自動でタイムアウトして、その時点でログイン処理中にキャンセル要求を受付けた際の処理を終了する。従って、本実施形態に係る会議システムによれば、ログイン処理に要する時間の短縮化を図ることが可能となる。

0055

会議システム管理サーバ1は、クライアント端末2aからログアウトイベント及びセッションIDが送信されてくると、受信部101においてログアウトイベント及びセッションIDを受信し、受信したログアウトイベント及びセッションIDをログイン判断部104に通知する(S708)。ログイン判断部104は、S705の処理において計測を開始した経過時間が、S706の処理においてログイン判断情報記憶部107から取得したログイン判断持間を経過する前に、受信部101からログアウトイベント及びセッションIDが通知されると、S705の処理において開始した経過時間の計測を終了し(S709)、受信部101から通知されたログアウトイベント及びセッションIDを認証成功後処理部105に通知する(S710)。

0056

ここで、ログイン判断時間とは、ログインユーザがログイン操作を行ってからそのログインのキャンセル操作を行うまでにかかる時間として想定される経過時間のことである。従って、ログイン判断部104は、受信部101からログアウトイベント及びセッションIDが通知されないまま、S705の処理において計測が開始された経過時間が上記ログイン判断時間を経過したと判定した場合には、会議システムにおいてログイン処理が行われている間にクライアント端末2aにおいてそのログインのキャンセル操作が行われなかったと判断することが可能となる。

0057

反対に、ログイン判断部104は、S705の処理において計測が開始された経過時間が上記ログイン判断時間を経過する前に、受信部101からログアウトイベント及びセッションIDが通知された場合には、会議システムにおいてログイン処理が行われている間にクライアント端末2aにおいてそのログインのキャンセル操作が行われたと判断することが可能となる。尚、本実施形態においては、ログイン判断時間は、予め決定された固定の時間であるものとする。

0058

認証成功後処理部105は、ログイン判断部104から通知されたログアウトイベント及びセッションIDが通知されると、通知されたセッションIDにより識別されるログインユーザAのログアウト処理を実行する(S711)。

0059

図7においては、S706の処理において計測を開始した経過時間がログイン判断時間を経過する前に、ログイン判断部104に受信部101からログアウトイベント及びセッションIDが通知される(S708、S709)場合について、即ち、本実施形態に係る会議システムがログイン処理を実行している間にキャンセル操作が行われる場合について説明した。次に、ログイン判断部104に受信部101からログアウトイベント及びセッションIDを通知されないまま、上記経過時間がログイン判断時間を経過する場合について、即ち、本実施形態に係る会議システムがログイン処理を実行している間にはキャンセル操作が行われない場合について、図8を参照して説明する。

0060

図8は、本実施形態に係る会議システムが、ログイン処理後にキャンセル要求を受け付けた際の、会議システム管理サーバ1における処理を説明するためのシーケンス図である。尚、図8におけるS801〜S811の処理は夫々、図7において説明したS701〜S711の処理に相当するため、それらの処理についての詳細な説明は省略する。また、図7における説明と同様、以下の説明においては、クライアント端末2aを操作して、その表示画面に表示されている認証情報入力画面に認証情報を入力するユーザをユーザAとして説明する。

0061

図8に示すように、本実施形態に係る会議システム管理サーバ1は、図7において説明したS701〜S707までの処理を行って(S801〜S807)、ログイン判断部104において、S705において計測を開始した経過時間がログイン判断時間を経過したと判定したら(S812)、ログインが確定されたと判断して(S813)、ログインが確定されたことを示す情報であるログイン確定情報を生成して認証成功後処理部105に通知する(S814)。認証成功後処理部105は、ログイン判断部104からログイン確定情報が通知されると、ログイン確定処理を実行する(S815)。即ち、本実施形態においては、ログイン判断部104及び認証成功後処理部105が、ログイン通知部として機能する。

0062

ここで、ログイン確定処理とは、クライアント端末2aや、クライアント端末2b等の他のクライアント端末から、今回ログイン操作を行ったログインユーザAが会議システムにログインしていることを確認することができるように、クライアント端末2のLCD60に参加者一覧画面を表示させるための処理や、そのログインユーザAが本実施形態に係る会議システムを利用することができるようにするための処理等であって、ログインユーザAのログインを確定して、そのログイン状態を仮ログイン状態から通常のログイン状態に遷移させるための処理のことである。

0063

即ち、本実施形態に係る会議システムにおいては、ログイン準備処理が行われてログインユーザAのログイン状態が仮ログイン状態にあるだけでは、そのログインユーザAはクライアント端末2aや、クライアント端末2b等の他のクライアント端末に通知されないため参加者一覧画面には表示されず、また、そのログインユーザAは本実施形態に係る会議システムが提供する機能を利用することができない。そして、本実施形態に係る会議ステムにおいては、上述したように、認証成功後処理部105により、ログインユーザAのログイン確定処理が行われてログインが確定され、そのログインユーザAのログイン状態が仮ログイン状態から通常のログイン状態に遷移して初めてそのログインユーザAがクライアント端末2aや、クライアント端末2b等の他のクライアント端末に通知されて参加者一覧画面に表示され、また、上記機能を利用することが可能となる。

0064

このように、本実施形態に係る会議システムは、ユーザAによるログイン操作が行われてログイン認証が成功すると、そのログインユーザAのログイン状態を通常のログイン状態とはしないで一旦、仮ログイン状態とする。そして、本実施形態に係る会議システムは、ログイン操作が行われてから所定の時間以内にキャンセル操作が行われなければログインを確定してそのログインユーザAのログイン状態を仮ログイン状態から通常のログイン状態に遷移させるように構成されている。一方、本実施形態に係る会議システムは、ユーザAによるログイン操作が行われてから所定の時間以内にキャンセル操作が行われた場合には、そのログインがキャンセルされたと判断して仮ログイン状態のままログアウト処理を実行するように構成されている。

0065

従って、本実施形態に係る会議システムによれば、ユーザAによるログイン操作の直後に、クライアント端末2aに表示されるログイン処理中画面の「キャンセル」ボタンが押下された場合には、ログイン認証が成功してもそのログインユーザAを参加者一覧画面に表示させないようにすることが可能となるため、他のユーザは、ログインキャンセルによりすぐにログアウトされるユーザAがログインしたものといすることを防ぐことが可能となる。

0066

尚、ログイン判断部104は、S814における処理の後に、受信部101からログアウトイベント及びセッションIDを受信部101から通知されると、図7において説明したS710における処理と同様に、受信部101から通知されたログアウトイベント及びセッションIDを認証成功後処理部105に通知する(S810)。そして、認証成功後処理部105は、ログイン判断部104から通知されたログアウトイベント及びセッションIDが通知されると、図7において説明したS711における処理と同様に、通知されたセッションIDにより識別されるログインユーザのログアウト処理を実行する(S811)。

0067

以上、説明したように、本実施形態に係る会議システムは、ログイン処理を行っている間にクライアント端末2aにおいてログイン操作が行われると、そのログインのキャンセル処理を行うように構成されている。

0068

従って、本実施形態に係る会議システムによれば、ユーザは、ログイン操作を行った後であったとしても、そのログイン処理の完了を待ってから、即ち、一旦ログインしてから、ログイン状態を解消するためのログアウト操作を行う必要がないため、キャンセル処理が行われるまでの時間を短縮することが可能となり、ユーザに対する利便性を向上させることが可能となる。

0069

また、本実施形態に係る会議システムは、ユーザによりログイン操作が行われてログイン認証が成功すると、そのログインユーザのログイン状態を通常のログイン状態とはしないで一旦、仮ログイン状態とし、ログイン操作が行われてから所定の時間以内にキャンセル操作が行われない場合にはログインを確定してそのログインユーザのログイン状態を仮ログイン状態から通常のログイン状態に遷移させ、一方、ログイン操作が行われてから所定の時間以内にキャンセル操作が行われた場合にはそのログイン処理がキャンセルされたと判断して仮ログイン状態のままログアウト処理を実行するように構成されている。

0070

従って、本実施形態に係る会議システムによれば、ユーザによるログイン操作の直後に、クライアント端末2aに表示されるログイン処理中画面の「キャンセル」ボタンが押下された場合には、ログイン認証が成功してもそのログインユーザを参加者一覧画面に表示させないようにすることが可能となるため、他のユーザは、ログインキャンセルによりすぐにログアウトされるユーザがログインしたものと勘違いすることを防ぐことが可能となる。

0071

尚、本実施形態においては、上述したように、会議システム管理サーバ1は、S705及びS805の処理において、ログイン判断部104が、認証部102からログイン応答及びセッションIDが通知されると、それらが通知されたことをトリガーとして経過時間の計測を開始して、ログイン判断時間以内にログアウトイベントが通知された場合にログアウト処理を実行し、反対に、ログアウトイベントが通知されないままログイン判断時間を経過した場合にはログイン確定処理を実行する例について説明した。ところが、このような構成の場合、ログインを希望するユーザの数が膨大になると、会議システム管理サーバ1におけるカウント処理に係る負荷が膨大となり、処理速度の著しい低下やシステムダウンといった不具合が生じることになってしまう。

0072

そこで、このような問題が生じないようにするために、クライアント端末2は、S609の処理においてキャンセル判断部205にセッションID及びログイン応答が通知された段階で、キャンセル入力部204からキャンセル判断部205にキャンセル受付情報が通知されていなければ、キャンセル受付情報が通知されていないことを示すキャンセル無情報を生成して、送信部202から会議システム管理サーバ1にそのキャンセル無情報を送信し、反対に、S609の処理においてキャンセル判断部205にセッションID及びログイン応答が通知された段階で、キャンセル入力部204からキャンセル判断部205にキャンセル受付情報が通知されていれば、ログアウトイベントを生成して、送信部202から会議システム管理サーバ1にそのログアウトイベントを送信するように構成されていれば良い。即ち、本実施形態においては、キャンセル判断部205が、ログイン結果応答部として機能する。

0073

このような構成とすることにより、本実施形態に係る会議システムにおいて、会議システム管理サーバ1は、S705以降の処理において経過時間を計測しなくても、キャンセル操作が行われたか否かを判断することが可能となるため処理負荷を低減することが可能となる。

0074

実施の形態2.
実施の形態1においては、図7において説明したように、ログイン判断情報記憶部107には予め決定された固定のログイン判断時間が記憶されており、ログイン判断部104は、受信部101からログアウトイベント及びセッションIDが通知されないまま、S705の処理において計測が開始された経過時間が上記ログイン判断時間を経過したと判定した場合には、会議システム管理サーバ1におけるログイン処理中にクライアント端末2aにおいてそのログインのキャンセル操作が行われなかったと判断してログイン確定処理を実行し、反対に、S705の処理において計測が開始された経過時間が上記ログイン判断時間を経過する前に、受信部101からログアウトイベント及びセッションIDが通知された場合には、会議システム管理サーバ1におけるログイン処理中にクライアント端末2aにおいてそのログインのキャンセル操作が行われたと判断してログアウト処理を実行する場合を例として説明した。

0075

ところが、会議システム管理サーバ1とクライアント端末2との距離や、ネットワークの通信速度、プロキシの使用の有無、ネットワークの接続設定有線無線)等の使用環境がユーザ毎に異なると、会議システム管理サーバ1とクライアント端末2との情報のやり取りの際の所要時間に差異が生じることになるため、実施の形態1で説明したようにログイン判断時間が全ユーザにおいて共通である場合には、ユーザ毎に、ログイン操作を行ってからキャンセル操作を受け付けることができるまでの時間間隔が異なってしまうことになる。

0076

従って、本実施形態においては、会議システム管理サーバ1とクライアント端末2との距離や、ネットワークの通信速度、プロキシの使用の有無、ネットワークの接続設定(有線/無線)等の使用環境を考慮して、ユーザ毎に最適なログイン判断時間を算出する例について説明する。尚、実施の形態1と同様の符号を付す構成については、同一または相当部を示すものとし、詳細な説明を省略する。

0077

即ち、本実施形態に係る会議システムは、実施の形態1に係る会議システムと略同一の構成を有するが、実施の形態1における上記のような問題が生じないように、実施の形態1とは異なり、会議システム管理サーバ1のログイン判断情報記憶部107に、ユーザ設定テーブル(以下、「ユーザ設定Tb」とする)及びログイン判断情報生成テーブル(以下、「ログイン判断情報生成Tb」とする)を格納している。

0078

ここでユーザ設定Tbとは、図12に示すように、会議システム管理サーバ1とクライアント端末2との概算距離、ネットワークの通信速度、プロキシの使用の有無、ネットワークの接続設定(有線/無線)が、ユーザID毎に定められているテーブルのことである。図12は、本実施形態に係るログイン判断情報Tbのデータ構造の一例を示す図である。尚、ユーザ設定Tbにおける各項目における設定内容は、過去の統計情報に基づいて割り出されたものであっても良いし、ユーザにより入力されたものであっても良い。また、本実施形態においては、使用環境が変更になった場合にはその変更に応じて適宜、ユーザ設定Tbの設定内容を変更するように構成されているため、そのような場合であっても最新のユーザ設定Tbに更新することが可能である。

0079

また、ログイン判断情報生成Tbとは、図13に示すように、会議システム管理サーバ1とクライアント端末2との概算距離、ネットワークの通信速度、プロキシの使用の有無、ネットワークの接続設定(有線/無線)の夫々について補正係数が対応付けられているテーブルのことである。図13は、本実施形態に係るログイン判断情報Tbのデータ構造の一例を示す図である。ここで補正係数とは、会議システム管理サーバ1とクライアント端末2との距離、ネットワークの通信速度、プロキシの使用の有無、ネットワークの接続設定(有線/無線)の夫々について、それらの各項目における設定内容に応じてログイン判断時間を補正するための係数のことである。

0080

即ち、本実施形態係る会議システムにおいては、各項目の補正係数と、基準となる基準時間とを掛け合わせることによりログイン判断時間が算出される。例えば、基準時間がt(秒)であるとし、会議システム管理サーバ1とクライアント端末2との概算距離における補正係数がα、ネットワークの通信速度における補正係数がβ、プロキシの使用の有無における補正係数がγ、ネットワークの接続設定における補正係数がδであるとすると、このときのログイン判断時間は、t×α×β×γ×δ・・・(1)により算出される。

0081

従って、基準時間を2(秒)として、ログインユーザがユーザAである場合には、図12に示すユーザ設定Tbから、そのユーザAの設定内容はそれぞれ、会議システム管理サーバ1とクライアント端末2との概算距離が「100」、ネットワークの通信速度が「1」、プロキシの使用が「有」、ネットワークの接続設定が「有線」となり、それらの設定内容における補正係数はそれぞれ図13から、「5」、「2」、「2」、「1」となるため、ユーザAにおけるログイン判断時間は、式(1)により、2×5×2×2×1=40(秒)として算出される。

0082

このように構成された本実施形態に係る会議システムが、ログイン処理中にキャンセル要求を受付けた際の処理について、再び図6及び図7を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る会議システムが、ログイン処理中にキャンセル要求を受け付けた際の、クライアント端末2aにおける処理を説明するためのシーケンス図である。図7は、本実施形態に係る会議システムが、ログイン処理中にキャンセル要求を受け付けた際の、会議システム管理サーバ1における処理を説明するためのシーケンス図である。

0083

ユーザが本実施形態に係る会議システムを利用するにはまず、図6において説明したS601〜S604と同様の処理を行った後に、図7において説明したS701〜S704と同様の処理を行う。そして、ログイン判断部104は、認証部102からログイン応答及びセッションIDが通知されると、それらが通知されたことをトリガーとして経過時間の計測を開始する(S705)と共に、通知されたセッションIDにより識別されるログインユーザのユーザIDに基づき、ログイン判断情報記憶部107に格納されているユーザ設定Tbからそのログインユーザに対応する各設定内容を取得し、取得した各設定内容に基づき、ログイン判断情報記憶部107に格納されているログイン判断情報生成Tbから各設定内容における補正係数を取得して式(1)によりログイン判断時間を算出し取得する(S706)。このS706における処理が実施の形態1と異なる部分である。S605以降の処理及びS707以降の処理については、図6及び図7において説明した処理と同様であるため省略する。

0084

以上、説明したように、本実施形態に係る会議システムは、会議システム管理サーバ1とクライアント端末2との距離や、ネットワークの接続形態、プロキシの使用の有無等の使用環境がユーザ毎に異なることにより、会議システム管理サーバ1とクライアント端末2との情報のやり取りの際の所要時間に差異が生じる場合であっても、それらの使用環境を考慮してユーザ毎に最適なログイン判断時間を算出するため、ユーザ毎に、ログイン操作を行ってからキャンセル操作を受け付けることができるまでの時間間隔が異なってしまうということを防ぐことが可能となる。

0085

また、本実施形態に係る会議システムは、会議システム管理サーバ1とクライアント端末2との距離や、ネットワークの接続形態、プロキシの使用の有無等の使用環境が変更になった場合であってもその変更に応じてユーザ設定Tbを最新の状態に更新することが可能であるため、このような場合においてもユーザ毎に最適なログイン判断時間を算出することが可能となる。

0086

尚、本実施形態においては、図12に示したユーザ設定Tbからログインユーザに対応する各設定内容を取得し、取得した各設定内容に対応する各補正係数図13に示したログイン判断情報生成Tbから取得して式(1)によりログイン判断時間を算出する例について説明したが、ログイン判断情報記憶部107に、上記ユーザ設定Tb及びログイン判断情報生成Tbの代わりに、図14に示すような、ユーザID毎にログイン判断情報が定められたログイン判断情報テーブル(以下、「ログイン判断情報Tb」とする)を格納しておき、そのログイン判断情報Tbからログインユーザに対応するログイン判断時間を取得するように構成されていても良い。図14は、本実施形態に係るログイン判断情報Tbのデータ構造の一例を示す図である。このような構成の場合、ユーザの使用環境が変更になった場合には対応できないという問題があるが、本実施形態において説明した構成とすることにより、ユーザの使用環境が変更になった場合であっても図12に示したユーザ設定Tbを更新することで対応可能となる。

0087

実施の形態3.
実施の形態1及び2においては、ログイン処理が行われている間にクライアント端末2aにおいてログイン操作が行われた場合に、そのログインのキャンセル処理を行う例について説明した。本実施形態おいては、実施の形態1及び2に加えて、ログインのキャンセル処理が行われている間にクライアント端末2aにおいて再度ログイン操作が行われた場合に、そのキャンセル処理を中断して再度ログイン処理を行う例について説明する。尚、実施の形態1及び2と同様の符号を付す構成については、同一または相当部を示すものとし、詳細な説明を省略する。

0088

本実施形態に係る会議システムは、図15に示すように、実施の形態1及び2と略同一の構成を有するが、実施の形態1及び2とは異なり、クライアント端末2においてログイン情報保存部207を備えるように構成されている。ログイン情報保存部207は、後述するように、同一のユーザIDに対して1組の認証情報及び再ログインイベントを保存する。図15は、本実施形態に係る会議システム管理サーバ1及びクライアント端末2の機能構成を模式的に示す図ロック図である。

0089

また、本実施形態に係る会議システムにおいては、クライアント端末2aのLCD60に表示されるキャンセル受付画面には、図17に示すように、実施の形態1及び2とは異なり、「再ログイン」ボタンが配置されており、ユーザ操作によりその「再ログイン」ボタンが押下されると、図9に示した認証情報入力画面が再度表示されるように構成されている。図17は、本実施形態に係るクライアント端末2aのLCD60に表示されるキャンセル受付画面の表示例を示す図である。そして、本実施形態に係る会議システムは、ログインのキャンセル処理中にクライアント端末2aへのユーザ操作により、再度表示された認証情報入力画面に認証情報が入力されて「ログイン」ボタンが押下されると、そのキャンセル処理を中断して再びログイン処理(以下、「再ログイン処理」とする)を行うように構成されている。

0090

このように構成された本実施形態に係る会議システムが、キャンセル処理中に再度ログイン要求を受付けた際の処理について、図16を参照して説明する。図16は、本実施形態に係る会議システムが、キャンセル処理中に再度ログイン要求を受け付けた際の、クライアント端末2aにおける処理を説明するためのシーケンス図である。

0091

図16に示すように、ユーザが本実施形態に係る会議システムを利用するにはまず、クライアント端末2aへのユーザ操作により、その表示画面に表示されている認証情報入力画面に認証情報を入力すると、図6において説明したS601〜S607と同様の処理、即ち、ログイン受付処理、キャンセル受付処理が行われる(S1601〜S1607)。

0092

そして、ユーザがクライアント端末2aのLCD60に表示されている図17において説明したキャンセル受付画面の「再ログイン」ボタンを押下して、再度表示された認証情報入力画面に認証情報を入力して「ログイン」ボタンを押下(以下、「再ログイン操作」とする)すると、認証情報入力部201は、入力された認証情報を取得する(S1612)と共に、ログイン処理を開始させるためのログインイベントを再度生成して、取得した認証情報及び彩度生成したログインイベント(以下、「再ログインイベント」とする)をキャンセル判断部205に通知する(S1613)。

0093

また、認証情報入力部201は、S1613における処理と並行して、ログイン処理中画面表示情報を生成して、生成したログイン処理中画面表示情報を表示制御部206に通知することによりログイン処理中画面表示情報に従ってLCD60にログイン処理中画面を再度表示させる(S1614)。キャンセル判断部205は、認証情報入力部201から認証情報及び再ログインイベントが通知されると、通知されたた認証情報及び再ログインイベントをログイン情報保存部207に保存する(S1615)。即ち、本実施形態においては、キャンセル判断部205が、認証情報保存処理部として機能する。

0094

尚、S1615の処理において、キャンセル判断部205は、認証情報入力部201から複数回にわたって連続して認証情報及び再ログインベントが通知された場合であっても、即ち、再ログイン操作が複数回連続して行われた場合であっても、ログイン情報保存部207には各ユーザにつき最新の認証情報及び再ログインベントしか保存しない。そのため、本実施形態に係る会議システムにおいては、再ログイン操作が複数回連続して行われた場合であっても、S1617の処理においてクライアント端末2aから会議システム管理サーバ1に送信される認証情報及び再ログインイベントは同一のユーザに対しては1組だけとなるため、滞りなく再ログイン処理を行うことが可能となる。

0095

このようにして、会議システム管理サーバ1においてログイン処理が行われている間に、クライアント端末2aは、S1612〜S1615の処理(以下、「再ログイン受付処理」とする)が完了して、再ログイン受付処理の完了後に会議システム管理サーバ1からログイン応答及びセッションIDが送信されてくると、受信部203においてログイン応答及びセッションIDを受信し、受信したログイン応答及びセッションIDをキャンセル判断部205に通知する(S1608)。尚、再ログイン受付処理(S1612〜S1615)は、キャンセル受付画面が表示されて(S1607)からであれば、S1616の処理の前のどの段階において行われても良い。

0096

そして、クライアント端末2aにおいてS609〜S611と同様の処理が行われると(S1609〜S1611)、受信部202は、ログアウト処理が完了したことを示すログアウト完了情報を会議システム管理サーバ1から受信し、受信したログアウト完了情報をキャンセル判断部205に通知する(S1616)。キャンセル判断部205は、受信部202からログアウト完了情報が通知されると、ログイン情報保存部207からS1615の処理において保存された認証情報及び再ログインイベントを取得して送信部202に通知して、ログイン情報保存部207から認証情報及び再ログインイベントを削除する(S1617)。送信部203は、キャンセル判断部205から認証情報及び再ログインイベントが通知されると、通知された認証情報及び再ログインイベントを会議システム管理サーバ1に送信する(S1618)。そして、会議システム管理サーバ1では図7において説明したS701以降の処理と同様の処理が行われる。

0097

図16において説明したように、本実施形態に係る会議システムは、ログインのキャンセル処理が行われている間にクライアント端末2aにおいて再度ログイン操作が行われた場合であっても再度ログイン処理を行うことが可能となるため、滞りなく再ログイン処理を行うことができ、再ログイン処理に要する時間の短縮化を図ることが可能となる。

0098

また、本実施形態に係る会議システムにおいては、ログインのキャンセル処理が行われている間にクライアント端末2aにおいて再ログイン操作が行われた場合、S1615の処理において、キャンセル判断部205は、認証情報入力部201から複数回にわたって連続して認証情報及び再ログインベントが通知された場合であっても、即ち、再ログイン操作が複数回連続して行われた場合であっても、ログイン情報保存部207には各ユーザにつき最新の認証情報及び再ログインベントしか保存しない。

0099

従って、本実施形態に係る会議システムによれば、再ログイン操作が複数回連続して行われた場合であっても、S1617の処理においてクライアント端末2aから会議システム管理サーバ1に送信される認証情報及び再ログインイベントは1組だけとなるため、滞りなく再ログイン処理を行うことができ、再ログイン処理に要する時間の短縮化を図ることが可能となる。

0100

尚、図16においては、S1607の処理の処理とS1608の処理との間の段階に再度ログイン操作が行われる例について説明したが、S1607の処理とS1608の処理との間の段階にログインのキャンセル処理をキャンセルするように構成されていれば、最初のキャンセル処理がキャンセルされることになり、ユーザは再ログイン操作を行うことなく再ログインを行うことが可能となるため、認証情報を入力する手間を省くことが可能となる。また、このような構成とすることにより、本実施形態に係る会議システムによれば、クライアント端末2aにおいてS1609〜S1618の処理が行われなくなり、また会議システム管理サーバ1においては、S708〜S711若しくはS808〜S811の処理が行われなくなるため、再ログイン処理に要する時間の更なる短縮化を図ることが可能となる。

0101

次に、本実施形態に係る会議システムが、再ログイン処理中にその再ログイン処理のキャンセル要求を受け付けた際の処理について、図18を参照して説明する。図18は、本実施形態に係る会議システムが、再ログイン処理中にその再ログイン処理のキャンセル要求を受け付けた際の処理、クライアント端末2aにおける処理を説明するためのシーケンス図である。

0102

図18に示すように、ユーザが本実施形態に係る会議システムを利用するにはまず、クライアント端末2aへのユーザ操作により、その表示画面に表示されている認証情報入力画面に認証情報を入力すると、図16において説明したS1601〜S1615と同様の処理、即ち、ログイン受付処理、キャンセル受付処理、再ログイン受付処理が行われる(S1801〜S1815)。

0103

そして、本実施形態に係る会議システムは、S1801〜S1815の処理を終え、クライアント端末2aへのユーザ操作により、S1814の処理において再度表示されたログイン処理中画面において「キャンセル」ボタンが押下(以下、「再キャンセル操作」とする)されると、キャンセル入力部204は、再ログインのキャンセルを受け付ける(S1819)。

0104

キャンセル入力部204は、再ログインのキャンセルを受け付けると、再ログインのキャンセルを受け付けたことを示すキャンセル受付情報を生成して、生成したキャンセル受付情報をキャンセル判断部205に通知する(S1820)と共に、キャンセルを受け付けたことを知らせるためのキャンセル受付画面表示情報に従ってLCD60にキャンセル受付画面を表示させる(S1821)。このような処理(S1819〜S1821)により、本実施形態に係るクライアント端末2aは、再ログインのキャンセル受付処理(以下、「再キャンセル受付処理」とする)を行うようになっている。

0105

キャンセル判断部205は、S1820の処理においてキャンセル入力部204からキャンセル受付情報が通知されると、ログイン情報保存部207に保存されている認証情報及び再ログインイベントを削除する(S1821)。このようにして、本実施形態に係る会議システムは、再ログイン処理中にその再ログイン処理のキャンセル要求を受け付けた際の処理を終了する。

0106

図18において説明したように、本実施形態に係る会議システムは、再ログイン処理が行われている間にクライアント端末2aにおいて再度キャンセル操作が行われた場合であっても再度キャンセル処理を行うことが可能となるため、滞りなく再キャンセル処理を行うことができ、再キャンセル処理に要する時間の短縮化を図ることが可能となる。

0107

また、本実施形態に係る会議システムは、再ログイン処理中にその再ログイン処理のキャンセル要求を受け付けた際、ログイン情報保存部207に保存されている認証情報及び再ログインイベントを削除することにより再キャンセル処理が行われるため、会議システム管理サーバ1にログアウトイベントを再び送信する必要がなく、再キャンセル処理に要する時間の短縮化を図ることが可能となる。

0108

また、本実施形態に係る会議システムは、再ログイン処理中にその再ログイン処理のキャンセル要求を受け付けると、S1821の処理においてキャンセル判断部205が、各ユーザにつき1組だけ保存されている認証情報及び再ログインイベントをログイン情報保存部207から削除するようになっているため、キャンセル入力部204から複数回にわたって連続してキャンセル受付情報が通知された場合であっても、即ち、再ログイン操作が複数回連続して行われた場合であっても、すでにログイン情報保存部207からは認証情報及び再ログインイベントは削除されていることになる。従って、本実施形態に係る会議システムによれば、再キャンセル操作が複数回連続して行われた場合であっても、すでにログイン情報保存部207からは認証情報及び再ログインイベントが削除されているため、滞りなく再キャンセル処理を行うことができ、再キャンセル処理に要する時間の短縮化を図ることが可能となる。

0109

尚、実施の形態1〜3においては、ログイン判断部104及びログイン判断情報記憶部107は、会議システム管理サーバ1に備えられている例について説明したが、クライアント端末2に備えられるように構成されていても良いし、それらが別々の会議システム管理サーバ1とクライアント端末2とに備えられるように構成されていても良い。

0110

また、実施の形態1〜3においては、ログイン処理システムとして会議システムを例にして説明したが、これに限られず、ログイン処理を行うシステムであればどのようなシステムにおいても適用可能である。

0111

1会議システム管理サーバ
2クライアント端末
3ネットワーク
4 ネットワーク
5公衆回線
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80バス
101 受信部
102 認証部
103 送信部
104ログイン判断部
105認証成功後処理部
106ユーザ情報記憶部
107 ログイン判断情報記憶部
201認証情報入力部
202 送信部
203 受信部
204キャンセル判断部
205キャンセル入力部
206表示制御部
207 ログイン情報保存部

先行技術

0112

特開2004−355332号公報

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