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技術 芝刈作業機

出願人 井関農機株式会社
発明者 本多春美
出願日 2012年10月31日 (8年3ヶ月経過) 出願番号 2012-240688
公開日 2014年5月15日 (6年9ヶ月経過) 公開番号 2014-087326
状態 未査定
技術分野 収穫機の構成要素3(刈取部)
主要キーワード 連結用リンク 折曲構造 延出プレート 延長板 支点ブラケット 縦駆動軸 前後反転 側部寄り
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年5月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

前輪乗越えに対応するモーアデッキの改良を図る。

解決手段

走行車体2の前輪10と後輪6の間にモーア1を着脱自在に装着する芝刈作業機において、モーアデッキ3の上面に伝動カバー33を設け、前輪10がモーアデッキ3及び伝動カバー33の上面に形成される通過経路Pに沿って移動することによりモーア1を乗越える構成とし、伝動カバー33にこの通過経路Pに沿うガイドプレート43を一体的に設け、このガイドプレート43を挟んで前輪10存在側とは反対側に、モーア1を走行車体2に連結するモーアリンク36の下端側を連結するリンク支ブラケット37及び連結用リンクピン38を位置させる。

概要

背景

従来トラクタ車体前後車輪間モーア着脱自在に装着するミッドマウント形態の芝刈機があり、このモーアをトラクタ車体の腹部に位置させる作業の効率化、容易化を図るため、前輪でモーアの上面を乗り越えてトラクタ車体の腹部に位置させる構成がある(特許文献1)。

そして、モーアデッキの上面に伝動カバーを設け、この伝動カバーの上面を乗越える構成がある(特許文献2)。この構成では、伝動カバーの内側に天井壁の前後にわたる補強部材溶接してなり、これにより伝動カバーの強度を高め、前輪がモーアを乗越える際の車輪位置ずれを抑制できる。

概要

前輪乗越えに対応するモーアデッキの改良をる。走行車体2の前輪10と後輪6の間にモーア1を着脱自在に装着する芝刈作業機において、モーアデッキ3の上面に伝動カバー33を設け、前輪10がモーアデッキ3及び伝動カバー33の上面に形成される通過経路Pに沿って移動することによりモーア1を乗越える構成とし、伝動カバー33にこの通過経路Pに沿うガイドプレート43を一体的に設け、このガイドプレート43を挟んで前輪10存在側とは反対側に、モーア1を走行車体2に連結するモーアリンク36の下端側を連結するリンク支ブラケット37及び連結用リンクピン38を位置させる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

走行車体(2)の前輪(10)と後輪(6)の間にモーア(1)を着脱自在に装着する芝刈作業機において、モーアデッキ(3)の上面に伝動カバー(33)を設け、前輪(10)がモーアデッキ(3)及び伝動カバー(33)の上面に形成される通過経路(P)に沿って移動することによりモーア(1)を乗越える構成とし、伝動カバー(33)にこの通過経路(P)に沿うガイドプレート(43)を一体的に設け、このガイドプレート(43)を挟んで前輪(10)存在側とは反対側に、モーア(1)を走行車体(2)に連結するモーアリンク(36)の下端側を連結するリンク支ブラケット(37)及び連結用リンクピン(38)を位置させてなる芝刈作業機。請求項4に記載の発明は、相互に屈折可能に連結ピン51,51…を介して直列的に連結された複数のプレート部材50a〜50cを備えた乗越プレート50を伝動カバー33の上面に前後反転回動可能に連結する請求項1に記載の芝刈作業機とする。

請求項2

通過経路(P)に沿いガイドプレート(43)を設け、前輪(10)が伝動カバー(33)乃至モーアデッキ(3)を乗越える際にタイヤガイドする。請求項2に記載の発明は、モーアデッキ(3)の左右後端部に支点ブラケット(40)を設け、この支点ブラケット(40)には、乗越プレート(41)を係止する請求項1に記載の芝刈作業機。

請求項3

モーアデッキ(3)の前後側において前輪(10)の通過経路(P)の延長位置に上延長部(41Aa)、中間部(41Ab)、及び下延長部(41Ac)とからなる乗越プレート(41A)を、その下面に乗越プレート(41A)を前後揺動可能に支持するプレート支持構造(47)を備えた請求項1に記載の芝刈作業機。

請求項4

相互に屈折可能に連結ピン(51,51…)を介して直列的に連結された複数のプレート部材(50a〜50c)を備えた乗越プレート(50)を伝動カバー(33)の上面に前後反転回動可能に連結する請求項1に記載の芝刈作業機。

技術分野

0001

この発明は芝刈作業機に関し、特に前後車輪間着脱自在に連結するモーア乗り越えによって着脱作業の容易化を図るものに関する。

背景技術

0002

従来トラクタ車体の前後車輪間にモーアを着脱自在に装着するミッドマウント形態の芝刈機があり、このモーアをトラクタ車体の腹部に位置させる作業の効率化、容易化を図るため、前輪でモーアの上面を乗り越えてトラクタ車体の腹部に位置させる構成がある(特許文献1)。

0003

そして、モーアデッキの上面に伝動カバーを設け、この伝動カバーの上面を乗越える構成がある(特許文献2)。この構成では、伝動カバーの内側に天井壁の前後にわたる補強部材溶接してなり、これにより伝動カバーの強度を高め、前輪がモーアを乗越える際の車輪位置ずれを抑制できる。

先行技術

0004

特許第4509132号
特開2008−289429号

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、特許文献1によると、モーアデッキの後端部に後方へ向け延出プレートを備え、この延出プレートに作業車乗り上がり時に車輪の滑りを阻止する滑止部分を設けた構成とし、作業車の腹部にモーアを装着する際に、作業車を前進させると、前輪はモーアデッキに対する滑りを防止されて、モーアデッキの上方を乗り越えて、作業車の前輪と後輪との間にモーアが位置し、作業車の腹部に装着できる。しかしながら、モーアデッキ自体の補強構造あるいは前輪通過における円滑さに配慮がない。

0006

また、モーアデッキの上面に設ける伝動カバーを補強構造とした特許文献2には、乗越プレートからモーアデッキへの円滑な移動に改良の余地がある。

課題を解決するための手段

0007

請求項1に記載の発明は、走行車体2の前輪10と後輪6の間にモーア1を着脱自在に装着する芝刈作業機において、モーアデッキ3の上面に伝動カバー33を設け、前輪10がモーアデッキ3及び伝動カバー33の上面に形成される通過経路Pに沿って移動することによりモーア1を乗越える構成とし、伝動カバー33にこの通過経路Pに沿うガイドプレート43を一体的に設け、このガイドプレート43を挟んで前輪10存在側とは反対側に、モーア1を走行車体2に連結するモーアリンク36の下端側を連結するリンク支ブラケット37及び連結用リンクピン38を位置させてなる芝刈作業機とする。

0008

通過経路Pに沿いガイドプレート43を設け、前輪10が伝動カバー33乃至モーアデッキ3を乗越える際にタイヤガイドする。
請求項2に記載の発明は、モーアデッキ3の左右後端部に支点ブラケット40を設け、この支点ブラケット40には、乗越プレート41を係止する請求項1に記載の芝刈作業機とする。乗越プレート41に前輪10が乗り上げ、モーアデッキ4乃至伝動カバー33を乗越える。

0009

請求項3に記載の発明は、モーアデッキ3の前後側において前輪10の通過経路Pの延長位置に上延長部41Aa、中間部41Ab、及び下延長部41Acとからなる乗越プレート41Aを、その下面に乗越プレート41Aを前後揺動可能に支持するプレート支持構造47を備えた請求項1に記載の芝刈作業機とする。

0010

前輪10が乗越プレート41Aの下延長部41Acに達すると乗越プレート41Aの中間部41Abはやや起こされた状態になって前輪の乗り上げに待機し、前輪10がこの中間部41Abに乗り上げると、乗越プレート41Aはプレート支持構造47の接地部を支点にやや前傾し、その結果、上延長部41Aaがモーアデッキ3の後端上面に接して前輪10を案内する。

0011

請求項4に記載の発明は、相互に屈折可能に連結ピン51,51…を介して直列的に連結された複数のプレート部材50a〜50cを備えた乗越プレート50を伝動カバー33の上面に前後反転回動可能に連結する請求項1に記載の芝刈作業機とする。

0012

複数のプレート部材50a〜50cを連結状態として前輪10の乗越え経路に配置することにより、前輪10が地面からモーアデッキ3に乗り上げてこの乗越え経路中の最も高い位置までを乗越プレート50、即ち複数のプレート部材50a〜50cの連結によって案内する。一方、走行車体2腹部にあるモーア1を取り外す場合等には、乗越プレート50を反転させて用いる。

発明の効果

0013

請求項1に記載の発明は、通過経路Pに沿いガイドプレート43を設けるから、伝動カバー33の補強が図れ、さらに前輪10のタイヤをガイドでき、該前輪10が伝動カバー33乃至モーアデッキ3を乗越える際に、上記リンクピン38に干渉することなく、円滑な移動を確保できる。

0014

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の効果に加え、前輪10は乗越プレート41を越えて円滑に、伝動カバー33を通ってモーアデッキ3の前側に移動できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の効果に加え、乗越プレート41Aにプレート支持構造47を構成し、前輪の乗り上げに応じて所定に揺動してある程度斜面を上昇してからモーアデッキ3に接する関係に設けられる構成であるから、乗越プレート41Aへの乗り上げ時には前輪がモーアデッキ3に対する押し出し現象をなくして、前輪は円滑にモーア1を乗越えることができる。

0015

請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加え、前輪10が地面からモーアデッキ3に乗り上げてこの乗越え経路中の最も高い位置までを乗越プレート50、即ち複数のプレート部材50a〜50cの連結によって案内でき、凹凸変化を少なくし、乗り上げを容易とする。また反転して用いることができ、モーア1の取付、取り外しの双方に利用できる。

図面の簡単な説明

0016

芝刈機の全体側面図
(A)モーアの平面図、(B)リンク支持ブラケット部の平断面図
(A)モーアの側面図、(B)モーアの装着状態を示す側面図
(A)乗越プレートの別例を示すモーアの側面図、(B)プレート支持構造の種々具体例を示す正面図、(C)乗越プレートの側面図
乗越プレートの異なる例を示すモーアの平面図
(A)(B)(C)上記乗越プレートの作用を示すモーアの側面図
(A)(B)反転した乗越プレートの作用を示すモーアの側面図
(A)乗越補助機能を示すモーアの一部平面図、(B)モーアの側面図、(C)拡大側面図

実施例

0017

この発明の実施の態様を図面に基づき説明する。
図1において、ブレード縦駆動軸回りに回転することにより植生する芝草切断処理するモーア1の構成とし、該モーア1を走行車体2の腹部に装着するミッドモーアの形態としている。モーア1のデッキ3の右側に集草排出口5を形成する。

0018

前記車体2は、前輪10,10と前記後輪6,6、前輪10,10を操舵するステアリングハンドル11、運転席12、エンジン13、フロア14等を備えている。このフロア14の下側には前後方向にわたって該エンジン13の動力を取り出す出力軸(図示せず)を設け、この出力軸の動力は変速伝動機構内装する伝動ケース(図示せず)、油圧無段変速装置(図示せず)を経て適宜変速して前記後輪6,6を駆動する構成としている。

0019

また、前記伝動ケース内伝動機構を介して自在継手軸16を連動し、自在継手軸16の端部をモーア1の入力軸17に連結して回転伝動する構成としている。そしてこの入力軸17から前記モーアデッキ3内のブレード軸18a,18b,18cを駆動し、この軸18a,18b,18c下端のブレード19a,19b,19cは縦軸芯まわりに互いに逆回転して芝草の刈り取りを行う構成である。

0020

モーア1について、前記入力軸17の回転はモーア伝動ケース20に入り、該伝動ケース20内の縦軸ベルト伝動プーリ31aを設け、左右側部に配設する伝動プーリ31b,31cとの間に1本のベルト23を掛けまわす構成とし、各伝動プーリに連動すべく前記ブレード軸18a,18b,18cを回転連動する。伝動ケース20の後部に設けるプーリはアイドルプーリ24である。

0021

ついで、モーアデッキ3に対する前輪乗り越え構成について説明する。
モーアデッキ3は、3連のブレードを収容する大きさのデッキ本体3aにより上面を覆う構成であり、そのデッキ本体3aの上面において、前記ブレード軸18a,18b,18cの上部に設けるプーリ31a,31b,31cに伝動ベルト32を掛け渡し、ブレード軸18a,18b,18c及びブレード19a,19b,19cを同一方向に回転連動する。

0022

前記プーリ31a,31b,31c及び伝動ベルト32を覆う伝動カバー33は、中央部伝動カバー33aと左右部伝動カバー33b,33cとに分割され、ブレード19を覆うモーアデッキ3の上面に立設するブラケット34,34…や開閉錠35を介して着脱自在に連結されている。伝動カバー33のうち、左右部伝動カバー33b,33cは、左右3連ある左・右のブレード19用プーリ31を覆う構成であり、ベルト32の張設配置状態に伴って、平面視において進行方前縁部と進行方向後面の左右後縁部との間隔は左右端部に至るに従って漸次短くなるよう形成され、かつ後縁は垂直に立ち上がる垂直面に形成し、前側は傾斜面に形成されている。

0023

モーアデッキ3の上面には、伝動カバー33の後方に位置してモーアリンク36,36のリンク支持ブラケット37,37を立設している。このリンク支持ブラケット37,37は、モーアリンク36の下端側を受入可能に平面視U型に形成され、対向する壁面には共通軸芯の貫通孔37a,37aを穿設し、モーアリンク36側に支持孔36aを設け、これら貫通孔37a,37a及び支持孔36aにリンクピン38を挿通してモーアリンク36はモーアデッキ3に対して前後回動自在に連結される構成である。リンクピン38に巻回するバネ39は、常時リンクピン38が貫通孔37a,37aや支持孔36aに向けて付勢される関係に配置されている。なお、モーアリンク36の上端は、適宜走行車体2のフレーム部に連結されている。

0024

モーアデッキ3の左右後端部には、このモーアデッキ3に溶接によって固定された支点ブラケット40を構成している。この支点ブラケット40には、乗越プレート41を係止している。即ち、支点ブラケット40は棒状体であって状に形成しもってモーアデッキ3に対してやや浮きあがり状態に固定されていて、この支点ブラケット40に対して乗越プレート41の前側に形成したフック部41aを引っ掛けて装着している。乗越プレート41の中間部41bは左右に補強用屈曲部41cが形成されている。さらに乗越プレート41の下端側適宜長さの延長部41dは緩い角度に折曲されている。

0025

この延長部41dは、前輪10の踏み込みによって乗越プレート41ひいてはモーアデッキ3の自由度を制約し、前輪10は乗越プレート41の中間部41bを越えて、伝動カバー33のうち左右側伝動カバー33b,33cを通ってモーアデッキ3の前側に移動できる。

0026

上記のように、前輪10がモーアデッキ3を乗越えてモーア1を機体腹部に位置させるものであるが、この前輪10の通過する範囲にあるモーアデッキ3部、伝動カバー33部は板厚を厚くし、又は補強リブ42を形成するなどして重荷重に耐える構成としている。加えて、伝動カバー33のうち左右側伝動カバー33b,33bの夫々上面には、左右前輪10,10の各通過経路P,Pの一側(図例では左右内側)にガイドプレート43を立設する。このガイドプレート43は、前後向きに立設され、後端が前記モーアデッキ3の上面後端部に達するようになし前記モーアリンク36連結用リンクピン38の挿抜に影響しない程度に接近させて上記左右側伝動カバー33b,33bに溶接等の手段によって設けてある。

0027

このため、前輪10のタイヤをモーアデッキ33の後端部から直にガイドでき、該前輪10が伝動カバー33乃至モーアデッキ3を乗越える際に、上記リンクピン38に干渉することなく、円滑な移動を確保できる。

0028

なお、乗越プレート41は、前記フック部41aを中心に反転させてモーアデッキ3乃至伝動カバー33上面に位置させることができ、延長部41cに形成した切欠41dにボルト等の締結具をはめ込んでモーアデッキ3乃至伝動カバー33に連結することによって収納できる。

0029

また、モーア1と走行車体の前部との間に、前記モーアリンク36と平行リンクを構成する前部のモーアリンク44を設け、図外の昇降機構によってモーア1を昇降可能に構成している。さらに、モーアデッキ3の前後部にはゲージ輪45,46を配設し、その支持アーム45a,46bをモーアデッキ3に対する相対高さ位置を変更調整することによって、モーア1の最下降位置を設定でき、もって刈高さを調整できる。

0030

次いで乗越プレート構成の異なる例について説明する。
図4において、乗越プレート41Aは、上延長部41Aa、中間部41Ab、及び下延長部41Acとからなり、上延長部41Aa、下延長部41Acはともに中間部41Abに対して折曲形成された一体的な構成とし、更に下面にはプレート支持構造47を構成し、前輪10の乗り上げとともに該プレート支持構造47によって乗越プレート41Aを接地部中心に揺動させて上延長部41Aaをモーアデッキ3に接当させる構成としている。具体的には、プレート支持構造47はL型に形成されたプレート部材からなり乗越プレート41Abの裏面に固定される(図4(A))。L型に成形する角度は垂直よりもや鋭角に形成するものである。

0031

前輪10が乗越プレート41Aの下延長部41Acに達すると乗越プレート41Aの中間部41Abはやや起こされた状態になって前輪の乗り上げに待機し、前輪10がこの中間部41Abに乗り上げると、乗越プレート41Aはプレート支持構造47のL型プレートの折曲部(接地部)を支点にやや前傾し、その結果、上延長部41Aaがモーアデッキ3の後端上面に接して前輪10の乗り上げを円滑に行なわせることができる。

0032

上記のように、乗越プレート41Aにプレート支持構造47を構成し、前輪の乗り上げに応じて所定に揺動してある程度斜面を上昇してからモーアデッキ3に接する関係に設けられる構成であるから、乗越プレート41Aへの乗り上げ時には前輪がモーアデッキ3に対する押し出し現象をなくして、前輪は円滑にモーア1を乗越えることができる。

0033

なお、上記実施例では、プレート支持構造47としてL型折曲構造としたが、乗越プレート41Aを揺動させる形態であれば足り、図4(B)に示すように、接地部を土中に食い込ませる構成を採用すると尚良く、また、支持できる構成とすれば、単板状であってもよい(図4(C))。

0034

次に、図5図7に基づき、乗越プレートの別例について説明する。乗越プレート50は相互に屈折可能に連結ピン51,51…を介して直列的に連結された複数のプレート部材50a〜50c、及び下端部のプレート部材50cに屈折自在に接続する延長板52からなり、上端部のプレート部材50aは、前記伝動カバー33bの上面に支持ピン53によって連結される。上記連結ピン51,51…及び支持ピン53はいずれも水平横方向に向いていて、プレート部材50a〜50c及び延長板52を個別あるいは一体的に回動させることができ、特に支持ピン53回りに回動することで、一連のプレート部材50a〜50c及び延長板52を反転させて前後向き変更することができる。

0035

なお、モーア1を走行車体2の腹部に装着する場合には、走行車体1の前方に接地させたモーア1に対して、後方側から走行車体をゆっくり前進させる(図6(A))。この際、複数のプレート部材50a〜50cを連結状態として前輪10の乗越え経路に配置することにより、前輪10が地面からモーアデッキ3に乗り上げてこの乗越え経路中の最も高い位置までを乗越プレート50、即ち複数のプレート部材50a〜50cの連結によって案内でき、凹凸変化を少なくし、乗り上げを容易とするものである。モーア1の乗越え経路において下り側には各別のプレート部材を要することなく直接モーアデッキ3や伝動カバー33部分に沿って下り、モーアデッキ3の前側に接地できる。

0036

一方、走行車体2腹部にあるモーア1を取り外す場合には、前記のように乗越プレート50を反転させておき(図7(A))、走行車体2とモーア1とを連結する前後のモーアリンク36,44を取り外しておく。この状態で走行車体2を後退させると、乗越え経路中モーアデッキ3の前側部寄り反転位置した乗越プレート50の裏面を踏んで前輪10が該モーアデッキ3を乗り上げる。頂部に至ると前輪10はそのまま直進後退し、踏越プレート50は存在ないが、適宜に補強された伝動カバー33あるいはモーアデッキ3上面を移動して地面に至る(図7(B))。これによってモーア1の後方に走行車体2が位置することとなり、モーア1の取り外しが完了する。

0037

なお、上記乗越プレート50の複数のプレート部材50a〜50cは補強用に左右立上縁を形成し、うち一つのプレート部材(図例ではプレート部材50c)の左右立上縁の一方に係止孔を形成し、折りたたまれた乗越プレート50を着脱自在のピン55でモーアデッキ3の上面に突設した固定用ブラケット56に固着することにより、折り畳み固定できる構成である。なお、プレート部材50aとプレート部材50bを折り畳み、延長板52とプレート部材50cが重合する関係に折り畳み、非作用時の前後長さの短縮を図っている(図6(C))。

0038

図8に基づいて、前輪乗越の補助機能について説明する。
前記の例では、前輪10の容易乗り上げについて説明したが、図10に示す例はモーアデッキ3のずれ動き規制する手段に関する。前輪10がモーアデッキ3を乗り越える際、前輪10がモーアデッキ3に接触した瞬間に前輪10の移動による推力がモーアデッキ3に作用して該モーアデッキ3をずれ動かせる場合がある。このような欠点を解消するため、モーアデッキ3の後部に後方向きのブラケット57を備え、該ブラケット57には下端側に地面突入縁58aを形成した規制体58を縦方向に装着する。この規制体58は乗越え経路内にあって、前輪10が地面からモーアデッキ3に乗り上げる際、この規制体58が踏まれて先端の地面突入縁58aは地面に食い込み、前輪10によってモーアデッキ3の側面に推力が作用してもモーアデッキ3のずれ動きを規制できる。このため、前輪10は円滑にモーアデッキ3に乗り上がり、モーア1を越えることができる。なお、規制体58の支点ピン59と挿抜自在な固定ピン60とによってブラケット57に固定できる構成であり(図中実線)、固定ピン60を抜いて上方に反転させてブラケット57に設けた別孔にて固定することにより(図8(C)中仮想線)、芝刈り作業中も保持できて紛失等の恐れがない。

0039

また、規制体58の途中につば部58bを形成すると(図8(C))、一定以上の食い込みを防いで、比較的軟弱地においてもモーアデッキ3を無理に押し下げることなく良好な食い込み状態を維持する。

0040

1モーア
2走行車体
3モーアデッキ
6後輪
10前輪
33伝動カバー
36 モーアリンク
37リンク支持ブラケット
38リンクピン
41 乗越プレート
41A 乗越プレート
43ガイドプレート
47 プレート支持構造
50 乗越プレート
51連結ピン
P 通過経路

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