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図面 (9)

課題

圧縮荷重を回避することによる軽量フランジ構築を可能にする解決策を提供する。

解決手段

長手エラストマー製ガスケットは、1対の対向するフランジを、該フランジを共に圧縮することなく、液体通路に対してシールする。補強バネは、エラストマー製のガスケット内に埋設され、フランジ間の動作位置へのガスケットの装着動作により歪んだ際に反応するように成形される。補強バネ内に形成され有効に配置されたU形の屈曲部は、好ましい実施の形態の中で、ガスケットの他端で反対方向を向くシール用隆起部間での接触圧の増大を引き起こす。より具体的には、第1の対のシール用隆起部とそれらと関連のある接触面との間の横方向の接触圧が、組立工程の間の補強バネの変位の直接の結果として増大する。

概要

背景

関連技術
ガスケットは広い範囲のシールに使用されている。典型的には、ガスケットは液体不浸透性シールを完全なものにするために対向するフランジ間で圧縮される。圧縮荷重は、通常、ガスケットの周囲で複数のボルトや他の締結具に間隔をあけることでなされる。実用的な目的のため、ガスケットと対向するフランジは共に、シールを完全なものにするために必要な圧縮荷重を支持するように十分に頑強な材料で設計され構成される。その結果、フランジ部材は重くなる傾向があり、そのため全体の重さやコストに付加されることとなる。

1997年11月18日にインオン(Inciong)に対し発行された米国特許番号5,687,975号は、対向するフランジ間で十分な圧縮荷重を実現するために必要となる締付ボルトの数を最小限にすることを目的とするガスケットシールアセンブリを記載している。インシオン’975特許は当該分野において顕著な進歩を示しているが、流体気密シールを維持するために対向するフランジ間でのいくらかの圧縮荷重を維持することに依存している。したがって、フランジは、圧縮荷重に耐え得るように十分に剛性のある(かつ重い)材料で構成されなければならない。

先行技術のより最近の例であって対向するフランジ間での圧縮荷重の要求を減じることを試みたものが、2006年8月に発行されたバウア等(Bauer et al.)に対する米国公開番号2006/0118073号に見られる。この技術は、効果的ではあるが、高価であり、全ての適用例に対し適していないと考えられる。この設計では、ガスケットの構成は、フランジ部の1つに対し直接成形される。ガスケット部材は、対向するフランジ上で横方向の接触圧を増大させる剛性のあるプラスチック材料で作製され埋設された安定化用の芯材を有するエラストマー系の部材である。

したがって、この分野では、フランジを共に圧縮することなく液体通路に対して共にシールされる対向する1対のフランジとガスケットとを備える3つの部分を有するシステムにおいて使用されるような自立型のガスケットに対する必要性がある。ガスケット部品独立性は全体のシステムのコストを減じ、低コスト修理保全が容易となる。したがって、圧縮荷重を回避することによる軽量フランジの構築を可能にする解決策が必要である。その解決策は、低コストで、多用途で、耐久性があり、1つの用途から次に容易に適合されなければならない。

概要

圧縮荷重を回避することによる軽量フランジの構築を可能にする解決策を提供する。長手エラストマー製のガスケットは、1対の対向するフランジを、該フランジを共に圧縮することなく、液体の通路に対してシールする。補強バネは、エラストマー製のガスケット内に埋設され、フランジ間の動作位置へのガスケットの装着動作により歪んだ際に反応するように成形される。補強バネ内に形成され有効に配置されたU形の屈曲部は、好ましい実施の形態の中で、ガスケットの他端で反対方向を向くシール用隆起部間での接触圧の増大を引き起こす。より具体的には、第1の対のシール用隆起部とそれらと関連のある接触面との間の横方向の接触圧が、組立工程の間の補強バネの変位の直接の結果として増大する。

目的

1997年11月18日にインシオン(Inciong)に対し発行された米国特許番号5,687,975号は、対向するフランジ間で十分な圧縮荷重を実現するために必要となる締付ボルトの数を最小限にすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

1対の対向するフランジにおいて、フランジ間の耐液体性シール構築するためのガスケットシステムであって、前記ガスケットシステムは、概ね連続した長さを規定する長手エラストマーガスケット本体と、前記ガスケット本体と平行に延びる第1フランジとを備え、前記第1フランジは反対方向を向く1対の接触面を有し、前記ガスケット本体と平行に延び、前記第1フランジと対向する第2フランジをさらに備え、前記第2フランジは反対方向を向く1対の接触面を有し、前記ガスケット本体は、前記第1フランジに向かって横方向に延びる一体の第1シール部材と、前記第2フランジに向かって横方向に延びる一体の第2シール部材とを含み、前記第1と第2シール部材の各々は連続的に途切れることなく前記ガスケット本体の長さに沿って延び、前記第1シール部材から横方向に突出する第1の対の反対方向を向く隆起部をさらに備え、前記第1の対の反対方向を向く隆起部は、前記第1フランジの各々の接触面に対して横方向の直接的な接触シールを設けるために、連続的に途切れることなく前記長さに沿って延び、前記第2シール部材から横方向に突出する第2の対の反対方向を向く隆起部をさらに備え、前記第2の対の反対方向を向く隆起部は、前記第2フランジの各々の接触面に対して横方向の直接的な接触シールを設けるために、連続的に途切れることなく前記長さに沿って延び、前記ガスケット本体内埋設され、前記第1と第2シール部材の各々の内部に延在する長手の補強バネをさらに備え、前記補強バネは、前記長さに対して横方向に前記第1と第2の対の隆起部の各々を絶え間なく付勢して前記第1と第2フランジの各々の前記接触面に対して前記隆起部の接触圧を高めるように少なくとも1つのU形の屈曲部を有し、それによって前記ガスケットは、前記接触面の各々の上での自己生成的な接触圧により第1と第2フランジ間で液体不浸透性シールを維持し、前記補強バネは、前記第1シール部材内に埋設された1対の間隔をあけた脚部、および、前記第2シール部内に埋設された1対の間隔をあけた脚部によって規定され、前記U形の屈曲部が前記脚部に隣接し、前記脚部の一部は、前記第1フランジおよび前記第2フランジと重なり、前記脚部の他の部分は、互いに対向する第1フランジおよび前記第2フランジの間の空間に延在する、ガスケットシステム。

請求項2

1対の対向するフランジにおいて、フランジ間の耐液体性シールを構築するためのガスケットシステムであって、前記ガスケットシステムは、概ね連続した長さを規定する長手のエラストマーのガスケット本体と、前記ガスケット本体と平行に延びる第1フランジとを備え、前記第1フランジは反対方向を向く1対の接触面を有し、前記ガスケット本体と平行に延び、前記第1フランジと対向する第2フランジをさらに備え、前記第2フランジは反対方向を向く1対の接触面を有し、前記ガスケット本体は、前記第1フランジに向かって横方向に延びる一体の第1シール部材と、前記第2フランジに向かって横方向に延びる一体の第2シール部材とを含み、前記第1と第2シール部材の各々は連続的に途切れることなく前記ガスケット本体の長さに沿って延び、前記第1シール部材から横方向に突出する第1の対の反対方向を向く隆起部をさらに備え、前記第1の対の反対方向を向く隆起部は、前記第1フランジの各々の接触面に対して横方向の直接的な接触シールを設けるために、連続的に途切れることなく前記長さに沿って延び、前記第2シール部材から横方向に突出する第2の対の反対方向を向く隆起部をさらに備え、前記第2の対の反対方向を向く隆起部は、前記第2フランジの各々の接触面に対して横方向の直接的な接触シールを設けるために、連続的に途切れることなく前記長さに沿って延び、前記ガスケット本体内に埋設され、前記第1と第2シール部材の各々の内部に延在する長手の補強バネをさらに備え、前記補強バネは、前記長さに対して横方向に前記第1と第2の対の隆起部の各々を絶え間なく付勢して前記第1と第2フランジの各々の前記接触面に対して前記隆起部の接触圧を高めるように少なくとも1つのU形の屈曲部を有し、それによって前記ガスケットは、前記接触面の各々の上での自己生成的な接触圧により第1と第2フランジ間で液体不浸透性シールを維持し、前記補強バネは、前記第1シール部材内に埋設された1対の間隔をあけた脚部によって規定され、前記U形の屈曲部が前記脚部に隣接し、前記第1フランジは、連続的に延びるトラフによって規定され、該トラフは、前記舌部の対向する側面上で互いから離れて横方向に存在する前記1対の反対方向を向く接触面を有し、前記第1の対の反対方向を向く隆起部は、互いに向かって横方向に突出し、前記接触面と直接係合する、ガスケットシステム。

請求項3

前記第1フランジは、連続的に延びるトラフによって規定され、該トラフは、前記トラフの対向する側面上で互いに横方向に向かいあって存在する前記1対の反対方向を向く接触面を有し、前記第1の対の反対方向を向く隆起部は、互いから離れるように横方向に突出し、前記接触面と直接係合する、請求項1に記載のガスケットシステム。

技術分野

0001

関連出願の相互参照
なし。

0002

発明の背景
発明の分野
フランジを共に圧縮することなく対向するフランジをシールするための3つの部分からなるガスケットシステムであって、より詳細には、対向するフランジの各々に作用する自己生成的な横方向の接触圧によって液体不浸透性を維持するルースピース(loose-piece)ガスケットである。

背景技術

0003

関連技術
ガスケットは広い範囲のシールに使用されている。典型的には、ガスケットは液体の不浸透性シールを完全なものにするために対向するフランジ間で圧縮される。圧縮荷重は、通常、ガスケットの周囲で複数のボルトや他の締結具に間隔をあけることでなされる。実用的な目的のため、ガスケットと対向するフランジは共に、シールを完全なものにするために必要な圧縮荷重を支持するように十分に頑強な材料で設計され構成される。その結果、フランジ部材は重くなる傾向があり、そのため全体の重さやコストに付加されることとなる。

0004

1997年11月18日にインオン(Inciong)に対し発行された米国特許番号5,687,975号は、対向するフランジ間で十分な圧縮荷重を実現するために必要となる締付ボルトの数を最小限にすることを目的とするガスケットシールアセンブリを記載している。インシオン’975特許は当該分野において顕著な進歩を示しているが、流体気密シールを維持するために対向するフランジ間でのいくらかの圧縮荷重を維持することに依存している。したがって、フランジは、圧縮荷重に耐え得るように十分に剛性のある(かつ重い)材料で構成されなければならない。

0005

先行技術のより最近の例であって対向するフランジ間での圧縮荷重の要求を減じることを試みたものが、2006年8月に発行されたバウア等(Bauer et al.)に対する米国公開番号2006/0118073号に見られる。この技術は、効果的ではあるが、高価であり、全ての適用例に対し適していないと考えられる。この設計では、ガスケットの構成は、フランジ部の1つに対し直接成形される。ガスケット部材は、対向するフランジ上で横方向の接触圧を増大させる剛性のあるプラスチック材料で作製され埋設された安定化用の芯材を有するエラストマー系の部材である。

0006

したがって、この分野では、フランジを共に圧縮することなく液体通路に対して共にシールされる対向する1対のフランジとガスケットとを備える3つの部分を有するシステムにおいて使用されるような自立型のガスケットに対する必要性がある。ガスケット部品独立性は全体のシステムのコストを減じ、低コスト修理保全が容易となる。したがって、圧縮荷重を回避することによる軽量フランジの構築を可能にする解決策が必要である。その解決策は、低コストで、多用途で、耐久性があり、1つの用途から次に容易に適合されなければならない。

課題を解決するための手段

0007

発明の概要
この発明の1つの局面によれば、1対の対向するフランジを、該フランジを共に圧縮することなく、液体の通路に対して共にシールするための自立型のルースピースガスケットが提供される。ガスケットは、概ね連続した長さを規定する長手エラストマー製のガスケット本体を備える。ガスケット本体は、長さに対して第1の横方向に延びる一体の第1シール部材と、第1の横方向と反対の第2の横方向に延びる一体の第2シール部材とを含む。第1と第2シール部材の各々は連続的に途切れることなくガスケット本体の長さに沿って延びる。第1の対の反対方向を向く隆起部は、第1シール部材から横方向に突出する。第1の対の反対方向を向く隆起部は、対向するフランジの第1のものに対し横方向の直接的な接触シールを設けるために、連続的に途切れることなくガスケットの長さに沿って延びる。第2の対の反対方向を向く隆起部は、第2シール部材から横方向に突出する。第2の対の反対方向を向く隆起部は、対向するフランジの第2のものに対し横方向の直接的な接触シールを設けるために、連続的に途切れることなくガスケットの長さに沿って延びる。長手の補強バネは、ガスケット本体内に埋設され、第1と第2シール部材の各々の内部で延在する。補強バネは、上記長さに対して横方向に第1と第2の対の隆起部の各々を絶え間なく付勢して対向するそれぞれのフランジに対して隆起部の接触圧を高めるように少なくとも1つのU形の屈曲部を有する。この構成によって、ガスケットは、圧縮力なしでフランジの各々の上での自己生成的な横方向接触圧を介して対向するフランジ間で液体不浸透性シールを維持する。

0008

本発明の第2の局面によれば、3つの部分からなるガスケットシステムが、1対の対向するフランジを、該フランジを共に圧縮することなく、液体の通路に対して共にシールするために設けられる。3つの部分からなるシステムは、第1および第2フランジと共に、長手のエラストマー製の本体からなる。長手のエラストマー製のガスケット本体は、概ね連続した長さを規定する。第1と第2フランジは、ガスケット本体と平行に延び、各々が反対方向を向く接触面を有する。ガスケット本体は、第1フランジに向かって横方向に延びる一体の第1シール部材と、第2フランジに向かって横方向に延びる一体の第2シール部材とを含む。第1と第2シール部材の各々は連続的に途切れることなくガスケット本体の長さに沿って延びる。第1の対の反対方向を向く隆起部は、第1シール部材から横方向に突出する。第1の対の反対方向を向く隆起部は、第1フランジの各々の接触面に対して横方向の直接的な接触シールを設けるために、連続的に途切れることなく上記長さに沿って延びる。同様に、第2の対の反対方向を向く隆起部は同じように構成され、第2フランジの各々の接触面に対して横方向の直接的な接触シールを設ける。長手の補強バネは、ガスケット本体内に埋設され、第1と第2シール部材の各々の内部に延在する。補強バネは、上記長さに対して横方向に第1と第2の対の隆起部の各々を絶え間なく付勢して第1と第2フランジの各々の接触面に対して隆起部の接触圧を高めるように少なくとも1つのU形の屈曲部を有する。ガスケットは、接触面の各々の上での自己生成的な接触圧により第1と第2フランジ間で液体不浸透性シールを維持する。

0009

本発明のさらに他の局面によれば、フランジを共に圧縮することなく1対の対向するフランジ間のシールされた界面を維持する方法が提供される。この方法によれば、第1と第2フランジが設けられ、各々は1対の反対方向を向く接触面を有する。長手のエラストマー製の本体は、第1と第2フランジ間に介装される。ガスケット本体の上の第1の対の反対方向を向く隆起部は、第1フランジの各々の接触面に対し横方向の押圧接触に絶える。そして、同様に、ガスケット本体の上の第2の対の反対方向を向く隆起部は、第2フランジの各々の接触面に対し横方向の押圧接触に絶える。長手の補強バネが、ガスケット本体内に埋設され、第1と第2の対の隆起部の各々の後ろに位置する。改良点は、第1の隆起部の領域内での補強バネの横方向変位に直接応答して、第2の対の隆起部と第2フランジ上の各々の接触面との間の横方向の接触圧を増大することによって特徴付けられる。これは、同時に、第2の隆起部の領域内での補強バネの横方向変位に直接応答して、第1の対の隆起部と第1フランジの各々の接触面との間の横方向の接触圧を増大するステップと共に起こる。したがって、請求項に記載の方法によれば、ガスケットは、接触面の各々での自己生成的な接触圧により第1と第2フランジ間で液体不浸透性シールを維持する。

0010

この発明の各局面に従って、従来技術の試みや教示に固有欠陥不利益が克服される。

0011

図面の簡単な説明
本発明のこれらおよび他の特徴ならびに利益は、後述する詳細な説明や添付の図面と関連付けて考慮することでより明確となるであろう。

図面の簡単な説明

0012

3つの部分を有するシールアセンブリを形成するエンジンシリンダヘッドバルブカバーおよびバルブカバーガスケットの形態の本発明の例示的な適用例を示す分解斜視図である。
本発明の好ましい実施の形態による独立したガスケットの部分斜視図である。
対向するフランジ間で圧縮される従来のガスケットを描いた断面図である。
本発明の好ましい実施の形態によるガスケットアセンブリの断面図である。
対向する第1と第2フランジの成形された界面によって生じる埋設補強バネの多方向の変位を示す図4のような断面図である。
図5に示される補強バネの変位の結果として仮想の力のベクトルを介して隆起部の各々によって作用する横方向の接触圧の増大を示す断面図である。
図4のような断面図であり、本願のガスケットアセンブリの第1の代替的な実施の形態を示す図である。
図4のような断面図であり、本願のガスケットアセンブリの第2の代替的な実施の形態を示す図である。

実施例

0013

好ましい実施の形態の詳細な説明
図面を参照して、幾つかの図を通して類似番号は類似のまたは対応する部分を示し、図1に例示された本発明によるシールアセンブリは、第1フランジ12と第2フランジ14間に介装される概して10で示されるガスケットを備える。この発明によるガスケットアセンブリは様々な用途で実用的であるかもしれないが、ここで記載される例示的な実施の形態では、第1フランジ12がバルブあるいはロッカーカバー16の下部周縁部を備えるような自動車環境での使用を説明する。ここではシリンダヘッド18の上端周縁部を形成する第2フランジ14が示されている。もちろんこれらの特別に名づけられた部品は単に例示であり、当業者は、この発明の教示が適用可能な自動車のエンジンの分野内と当該分野外の双方における他の部品を認識するであろう。

0014

図1に示されるように、ガスケット10は、連続的、すなわち弧を描くあるいは終端のないものとして形成されている。多くの適用例において、この形状が標準的であると考えられる。しかし、ガスケット10は、類似の長手の構成であって一定の端部を有するものであってもよいことが予測できる。いずれにせよ、細長く突き出したようなガスケット本体は常に概ね連続した長さを規定する。

0015

図2を参照して、ガスケット10の長さは、ガスケット10の細長い本体によって確立され、描かれた図面に近い記述的な説明によって示される。ガスケット本体は、ここでは長さ方向に対して第1の横方向に延びる一体の第1シール部材20を含むものとして示されている。この実施の形態では、第1の横方向は、上方を向くベクトルとして描かれている。”横方向”のような全ての方向を表す言及は、ガスケット本体の長さ方向に対するものである。同様に、一体の第2シール部材22は、第1の横方向と概ね反対方向である第2の横方向に延びる。したがって、図2の例では、第2の横方向は、下方を向くベクトルとして表されている。第1と第2シール部材20,22の各々は、ガスケット本体の長さ方向に沿って連続的かつ途切れずに延びる。したがって、ガスケット10は、その全長にわたって概ね一定の断面を維持する。

0016

第1の対の反対方向を向く隆起部24は、第1シール部材20から横方向に突出する。隆起部24に関してここで付託される横方向は、第3と第4の横方向を含む。これら第3と第4の横方向は、図2においては第1と第2の横方向と概ね垂直なベクトルとして表される。第1の対の反対方向を向く隆起部24は、連続的かつ途切れることなく、ガスケット本体の長さ方向に延び、第1フランジ12に対する横方向の直接的な接触シールを設ける。したがって、第1の対の隆起部24は、リブあるいは尾根の形をなし、ガスケット10の全長にわたって延びる。第1の対の隆起部24に加え、追加の第1隆起部26を必要に応じて付加することができる。したがって、追加の第1隆起部26は、任意のものであり、与えられた用途のために適切となるように多くの対および配置として含まれることができる。追加の第1隆起部26は、第1の対の隆起部24のように、ガスケット10の連続的な長さだけ延びても延びなくてもよく、シール性を高め、保持力を高め、あるいは他の目的のための設けられてもよい。

0017

第2の対の対向する隆起部28は、第2シール部材22から横方向に突出する。第1の対の隆起部24のように、第2の対の隆起部28も、第3と第4の横方向を向く。”反対方向を向くもの”として第1と第2の対の隆起部24,28を参照すると、隆起部24,28は、横方向で反対方向、すなわち第3と第4の横方向を向く。第1の対の隆起部24の場合、それらは互いに離れる方向に向くように、あるいは互いに外方に向くように描かれている。しかし、第2の対の対向する隆起部28の場合、それらは互いに向かって、あるいは互いに内方に向くように示されている。第2の対の隆起部28に加え、追加の隆起部30を、第1の対の追加の第1隆起部26に関して上述したのと同じ目的で設けることができる。すなわち第2の対の追加の隆起部30は、ガスケット10の長さに沿って連続的かつ途切れることのないものであってもよく、そうでなくてもよい。また、シール性を高め、把持力に優れ、位置決めの目的、あるいは他の有用な目的のために設けられてもよい。

0018

好ましくは、ガスケット10は、ゴムのように高い弾力性がある、エラストマー材料で作製される。「ゴム」という用語は、圧縮可能で高い弾力性がある如何なるエラストマー材料をも参照するように、より一般的な意味で使用される。しかし、より一般的には、ガスケットの用途として既知で使用されている如何なる材料も、ガスケット10のために使用でき、エラストマーで設けることができる。

0019

概ね32で示される長手の補強バネは、エラストマーのガスケット本体に埋設される。補強バネ32は、好ましくは、高炭素鋼あるいは他の高弾性合金のような金属製のバネ材料の単一でシート状の細長い部材である。補強バネ32は、第1と第2シール部材20,22の各々の内部で延在するような形状であり、反対方向を向く隆起部24,28の第1と第2の対の後方に位置する。補強バネ32は、様々な形状に成形することができるが、反対方向を向く隆起部24,28の第1と第2の対の各々をガスケット10の長手方向に対して横方向(すなわち第3と第4の次元)に連続的に付勢するように少なくとも1つのU形の屈曲部34を含む。屈曲した補強バネ32によって引き起こされる横方向の付勢は、対向するフランジ12,14に対する隆起部24,28の接触圧をそれぞれ高める。補強バネ32の有利な形状および埋め込みにより、ガスケット10は、フランジ12,14間で維持されるための圧縮力を要することなく、フランジ12,14の各々上での自己生成的な横方向接触圧によって、対向するフランジ12,14間で、液体の不浸透性シールを維持することができる。したがって、持ちこたえる圧縮荷重がないかあるいは最小限であるので、フランジの一方あるいは双方の構造組成を軽くすることができる。

0020

類似の用途に使用された本願のガスケット10と従来技術の構成とを並べた比較結果が、図3図4を参照することで容易に観察される。図4に示されるように、本願のガスケット10の好ましい実施の形態は、連続的に延びるトラフ36として形成されトラフ36の対向する側面上で互いに横方向に存在する1対の対向する接触面38を有する第1フランジ12と結合する。他方、第2フランジ14は、1対の反対方向を向く接触面42を有する連続的に延びる舌部40により規定され、接触面42は舌部40の両側に互いに横方向に離れて存在する。この場合、ガスケット本体は、断面において見られるように、トラフ36内に挿入された第1シール部材21と、舌部40の両側を被覆する概ねU形の第2シール部材22とを有する逆Y形の形状を有する。ここで示されるように、弾性バネ32は、同様に、ガスケット10の長手方向に垂直な断面において見られるように、概ねY形の形状を有する。この弾性バネ32のY形の形状は、第2シール部材22内に埋設された1対の分岐脚部44と、第1シール部材20内に埋設され合流型のステム部46によって規定される。前述のU形の屈曲部34は、ステム部46の先端部、すなわちガスケット10の上端部近傍に含まれる。この構成において、第1の対の対向する隆起部24は、互いに離れる方向に横方向に突出し、横方向に接触面38と係合することが示されている。第2の対の対向する隆起部28は、互いに向かって横方向に突出し、舌部40の接触面42と直接係合するのに適している。

0021

作動中に、ガスケット10は、フランジ12,14上で各隆起部24,28とそれらの各々の接触面38,42との間で締り嵌めの関係となるように寸法決めされる。したがって、図5に示されるように、第1シール部材20が第1フランジ12のトラフ36内に介装された際に、第1の対の隆起部24と接触面38との間の締り嵌めにより、仮想の方向矢印で示されるように、補強バネ32のステム部46が変位し、その結果それを共に圧迫する。このため、幾分生きているヒンジのように動作するU形の屈曲部34と共に、分岐脚部44も共に圧迫され、その結果、図6に示されるようなシール反応力が生じる。ここで、第2の対の隆起部28は、舌部40上で各接触面42に対し、よりきつく圧迫される。共生の関係が、第1フランジ12と関連する補強バネ32の強制的な変位との間で確立され、第2フランジ14との界面でシール特性を向上させる。同様に、舌部40への第2シール部材22の取付けにより、第2の対の隆起部28と接触面42との間の締り嵌めにより、図5において方向矢印で示されるように、補強バネ32の分岐脚部44が外方に変位する。これが、順に、ヒンジのようなU形の屈曲部34を介してステム部46を広げようとする。その結果、図6に示されるように、トラフ36内の接触面38に対しよりきつく第1の対の隆起部24(追加の隆起部26と共に)を押圧する傾向の横方向外方に向くシール反応力が生じる。したがって、埋設された補強バネ32を有する本願のガスケットの特有の構成は、第1と第2フランジ12,14の新規な構成と結合して、各接触面38,42上での自己生成的な横方向接触圧により第1と第2フランジ12,14間の液体不浸透性のシールを維持するようにガスケット10がより良く適応する結果となる。

0022

図7を見ると、本願のガスケット110の第1の代替的な実施の形態が示され、描かれている。この第1の代替的な実施の形態では、便宜のため、上記で使用された番号と類似の参照番号が100だけオフセットされ、対応する構成を識別するために再び使用されている。この実施の形態では、第1シール部材120の形状が第2シール部材122のそれに反映され、その結果、ガスケット110の断面形状が、文字”H”に似た形状となっている。このデザインでは、補強バネ132は、第1と第2の接続されていない2つ割りの部分で構成され、各2つ割りの部分が、ガスケット本体の中央の接続部内にU形の屈曲部134を含む。第1フランジ112の形状は、これに応じて変形され、この代替のガスケット110の形状と適切に結合するために、第2フランジ114のそれと同一の形状を有する。全ての他の点において、ガスケット110は、好ましい実施の形態に関連して上述されたものと同様に機能する。

0023

図8は、本願発明の第2の代替的な実施の形態が示す。この例では、好ましい実施の形態と対応する参照番号が200だけオフセットされ、第2フランジ214は、第1フランジ212のそれを反映するように変形されている。同様に、ガスケット210の第2シール部材222は第1シール部材220を反映し、ガスケット210の断面形状をプラス(+)記号の形状に改良している。この実施の形態では、補強バネ232は、再び第1と第2の2つ割りの部分に形成され、1つの2つ割りの部分の各々が、第1と第2シール部材220,222の役割を果たす。補強バネ232の各2つ割りの部分のU形屈曲部234は、好ましい実施の形態と同様に、頂点近傍に配置される。各補強バネの2つ割りの部分の一部は、ガスケットの本体を強固にするか、それ以外に必要に応じて機能的に向上させるように、横方向外方(第3と第4の次元)に屈曲されてもよい。

0024

上述の発明は、関連のある法的基準に従って記載されており、よって記載は事実上限定するというより寧ろ例示である。開示された実施の形態に対する変形や変更は、当業者に明らかであり、本発明の範囲内のものである。したがって、この発明に与えられた法的保護の範囲は、後述する請求項を検討することによってのみ決定される。

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