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技術 仕分け方法および仕分け設備

出願人 株式会社ダイフク
発明者 田中孝司
出願日 2012年10月1日 (8年3ヶ月経過) 出願番号 2012-218998
公開日 2014年4月21日 (6年8ヶ月経過) 公開番号 2014-069946
状態 特許登録済
技術分野 コンベヤからの排出 倉庫・貯蔵装置
主要キーワード 押し出しアーム 払い出し管 チェック体 払い出しタイミング 仕分け状況 搬送センター 払い出し作業 上台車
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年4月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

物品仕分けの際に仕分け間違いされた物品が仕分け先まで送られてしまうことを防ぎ、さらに時間ロスを低減して仕分け効率を向上することが可能な仕分け方法および仕分け設備を提供する。

解決手段

搬送路12上にて台車Aiに隣接する搬送方向R下流側/上流側の台車Ai−1,Ai+1上の物品50が、台車Ai上の物品50と同時に払い出されることを規制し、台車Ai上の物品50が目標払い出し口SIへ向けて払い出されたとき、目標払い出し口SIの払い出し検出センサPIによって物品50の払い出しが検出されない場合、または、目標払い出し口SIに隣接する搬送方向R下流側/上流側の払い出し口SI−1,SI+1の払い出し検出センサPI−1,PI+1によって物品50の払い出しが検出された場合に、警報器GI,GI−1,GI+1によって警報表示を出力する。

概要

背景

物品仕分け設備は、多くの仕分け先個人ユーザー店舗取引先など)から注文を受けて、仕分け先ごとに、物品商品)を集品して配送・出荷する設備であり、例えば、各地に店舗を有する小売業者商品配送センター等に設置される。
物品を仕分け先に応じて仕分ける場合、例えば、特許文献1に記載されているように、循環可能に構成した搬送路(例えば、ループ状走行レール)に沿って所定位置に物品の供給エリアおよび仕分エリアを設け、仕分けエリアには各仕分け先に対応した複数のシュート払い出し口)を用意しておき、供給エリアにて仕分け対象の物品が載置させられるトレイを備えた複数の台車を、多数連結した状態で搬送路に沿って循環移動させながら、台車が仕分エリアにおける所定のシュートの位置に来たときにその台車のトレイを傾転させることで、トレイ上に載置されている物品がシュートへと送り出される(払い出される)ようにして、物品を仕分け先に応じて仕分ける仕分け設備が用いられる。

この仕分け設備によると、供給エリアから仕分けエリアまでの物品の搬送と、仕分け先に応じて物品を分類する作業が自動化され、物品の仕分け作業の効率化を図っている。

概要

物品仕分けの際に仕分け間違いされた物品が仕分け先まで送られてしまうことを防ぎ、さらに時間ロスを低減して仕分け効率を向上することが可能な仕分け方法および仕分け設備を提供する。搬送路12上にて台車Aiに隣接する搬送方向R下流側/上流側の台車Ai−1,Ai+1上の物品50が、台車Ai上の物品50と同時に払い出されることを規制し、台車Ai上の物品50が目標払い出し口SIへ向けて払い出されたとき、目標払い出し口SIの払い出し検出センサPIによって物品50の払い出しが検出されない場合、または、目標払い出し口SIに隣接する搬送方向R下流側/上流側の払い出し口SI−1,SI+1の払い出し検出センサPI−1,PI+1によって物品50の払い出しが検出された場合に、警報器GI,GI−1,GI+1によって警報表示を出力する。

目的

本発明は、物品仕分けの際に、搬送路からの物品の払い出しについて誤仕分けを確実に検出し、誤仕分けの異常が発生した場合、作業者等に異常が発生したことを通知して、誤仕分けされた物品が仕分け先まで送られてしまうことを防ぎ、さらに仕分け設備全体としての時間ロスを低減して仕分け効率を向上することが可能な仕分け方法および仕分け設備を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

それぞれ仕分け先割り付けられた複数の物品搬送路の搬送方向に向けて搬送し、前記搬送路上の所定の物品を、それぞれ仕分け先に対応して前記搬送路に沿って複数設けられた払い出し口に対して払い出す仕分け方法において、搬送路上にて所定の物品に隣接する搬送方向上流側および/または搬送方向下流側の物品が、当該所定の物品に割り付けられている仕分け先に対応する払い出し口である目標払い出し口の側へ当該所定の物品と同時に払い出されることを回避し、当該所定の物品が、前記目標払い出し口へと払い出される際に、前記目標払い出し口で物品の払い出しが検出されない場合と、前記目標払い出し口に隣接する搬送方向上流側および/または搬送方向下流側の払い出し口で物品の払い出しが検出された場合に、払い出しに異常が発生していることを示す出力を行うことを特徴とする仕分け方法。

請求項2

搬送路上の所定の物品が目標払い出し口へ向けて払い出された後、目標払い出し口への物品の払い出しが確認されるまでは当該目標払い出し口に対する払い出しを規制することを特徴とする請求項1に記載の仕分け方法。

請求項3

搬送路上で物品を循環搬送し、払い出しが回避または規制された物品を再循環の際に払い出すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の仕分け方法。

請求項4

目標払い出し口で物品の払い出しが検出されない場合と、前記目標払い出し口に隣接する搬送方向上流側および/または搬送方向下流側の払い出し口で物品の払い出しが検出された場合とで、異なる種類の異常を示す出力を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の仕分け方法。

請求項5

それぞれ仕分け先が割り付けられた複数の物品を搬送方向に向けて搬送する搬送路に沿って、それぞれ仕分け先に対応した複数の払い出し口が設けられ、前記搬送路上の所定の物品を前記払い出し口に対して払い出すことが可能な仕分け設備において、前記複数の払い出し口にそれぞれ対応して設けられ自身の対応する払い出し口に物品が払い出されたことを検出する払い出し検出手段と、前記払い出し検出手段のそれぞれによる物品の払い出しの検出を監視することが可能な払い出し監視手段と、搬送路上の各物品の払い出しを許可または規制する払い出し管理手段と、を備え、前記払い出し管理手段は、搬送路上にて所定の物品に隣接する搬送方向上流側および/または搬送方向下流側の物品が、当該所定の物品に割り付けられている仕分け先に対応する払い出し口である目標払い出し口の側へ当該所定の物品と同時に払い出されることを回避し、当該所定の物品が前記目標払い出し口へと払い出される際に、前記払い出し監視手段は、当該所定の物品に割り付けられている仕分け先に対応する目標払い出し口の払い出し検出手段を監視するとともに、前記目標払い出し口に隣接する搬送方向上流側および/または搬送方向下流側の払い出し口の払い出し検出手段を監視し、前記目標払い出し口の払い出し検出手段によって物品の払い出しが検出されない場合と、前記目標払い出し口に隣接する搬送方向上流側および/または搬送方向下流側の払い出し口の払い出し検出手段によって物品の払い出しが検出された場合に、払い出しに異常が発生していることを示す出力を行うことを特徴とする仕分け設備。

技術分野

0001

本発明は、搬送路上にて搬送される物品仕分け先に応じて所定の払い出し口へ払い出して仕分け仕分け方法および仕分け設備に関する。

背景技術

0002

物品仕分け設備は、多くの仕分け先(個人ユーザー店舗取引先など)から注文を受けて、仕分け先ごとに、物品(商品)を集品して配送・出荷する設備であり、例えば、各地に店舗を有する小売業者商品配送センター等に設置される。
物品を仕分け先に応じて仕分ける場合、例えば、特許文献1に記載されているように、循環可能に構成した搬送路(例えば、ループ状走行レール)に沿って所定位置に物品の供給エリアおよび仕分エリアを設け、仕分けエリアには各仕分け先に対応した複数のシュート(払い出し口)を用意しておき、供給エリアにて仕分け対象の物品が載置させられるトレイを備えた複数の台車を、多数連結した状態で搬送路に沿って循環移動させながら、台車が仕分エリアにおける所定のシュートの位置に来たときにその台車のトレイを傾転させることで、トレイ上に載置されている物品がシュートへと送り出される(払い出される)ようにして、物品を仕分け先に応じて仕分ける仕分け設備が用いられる。

0003

この仕分け設備によると、供給エリアから仕分けエリアまでの物品の搬送と、仕分け先に応じて物品を分類する作業が自動化され、物品の仕分け作業の効率化を図っている。

先行技術

0004

特開2011−079589号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、このような仕分け設備においては、仕分け効率を高めるために搬送路上の台車は高速で移動させられており、そのため所望の位置へ物品を払い出すためには正確なタイミングで払い出し動作(ここでは傾転)を行う必要があるが、台車の動作ムラによりタイミングがわずかにずれてしまう(例えば遅れてしまう)場合や、タイミングが正確でも台車のトレイ上において物品が偏った位置(例えば搬送方向前方寄り)に載置されている場合には、所望の位置からずれた位置(例えば搬送方向下流側の払い出し口)へと物品を払い出してしまうという問題があった。
所望の位置からずれた位置へと物品を払い出してしまった場合、目標と異なる払い出し口へと物品が送り出されてしまい、物品に割り付けられている仕分け先と異なる仕分け先へと物品が搬送されてしまうという、誤仕分けが発生することになる。
実際の搬送センター等においては、払い出し口から最終的な仕分け先に至るまでの過程においても複数の物品チェック体制が用意されているため、仕分けエリアにおいて目標と異なる払い出し口へと物品が送り出されてしまった場合にも、間違った物品が個人ユーザー・店舗・取引先などのエンドユーザーに届いてしまうようなことは防止されているが、例えば搬送センターの出荷エリアにおいて出荷直前になって誤仕分けが発覚したような場合には、不足した物品の補充作業や、間違って搬送されてきてしまった物品の戻し作業などの追加作業が必要となって、多大な労力と時間を費やすこととなり、仕分け設備全体としてみると多大な時間ロスを発生させることになる。

0006

また特許文献1に記載されている仕分け設備においては、払い出し側のシュートに物品を検知するセンサを設け、払い出しが実行されたかどうかを確かめるようにしているが、このセンサは何らかの物品がシュートに送り込まれたかどうかを確認しているだけであるため、前述のような誤仕分けを発見することはできない。例えば、本来そのシュートに対して物品を払い出すべき台車から物品が払い出されることなく、それに後続する台車が物品を送り込んできた場合(すなわち、後続の台車が前述のように搬送方向下流側の払い出し口へ物品を払い出してしまった場合)に、正常に物品が払い出されてきたと判断してしまうため、本来そのシュートに送り込まれるべきでない物品が仕分け先へと送り出されてしまうことを防ぐことができない。

0007

そこで本発明は、物品仕分けの際に、搬送路からの物品の払い出しについて誤仕分けを確実に検出し、誤仕分けの異常が発生した場合、作業者等に異常が発生したことを通知して、誤仕分けされた物品が仕分け先まで送られてしまうことを防ぎ、さらに仕分け設備全体としての時間ロスを低減して仕分け効率を向上することが可能な仕分け方法および仕分け設備を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上述した課題を解決するために、本発明の仕分け方法のうち請求項1に記載の発明は、それぞれ仕分け先が割り付けられた複数の物品を搬送路の搬送方向に向けて搬送し、前記搬送路上の所定の物品を、それぞれ仕分け先に対応して前記搬送路に沿って複数設けられた払い出し口に対して払い出す仕分け方法において、搬送路上にて所定の物品に隣接する搬送方向上流側および/または搬送方向下流側の物品が、当該所定の物品に割り付けられている仕分け先に対応する払い出し口である目標払い出し口の側へ当該所定の物品と同時に払い出されることを回避し、当該所定の物品が、前記目標払い出し口へと払い出される際に、前記目標払い出し口で物品の払い出しが検出されない場合と、前記目標払い出し口に隣接する搬送方向上流側および/または搬送方向下流側の払い出し口で物品の払い出しが検出された場合に、払い出しに異常が発生していることを示す出力を行うことを特徴とする。

0009

上記方法により、搬送路上の所定の物品が目標払い出し口へ向けて払い出された際に、その目標払い出し口において払い出しが実行されなかった場合や、物品が目標払い出し口と異なる上流側および/または下流側の払い出し口へと払い出された場合を検出することによって誤仕分けを検出し、誤仕分けが発生した場合には異常が発生したことが警報などの出力によって示される。

0010

また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の仕分け方法であって、搬送路上の所定の物品が目標払い出し口へ向けて払い出された後、目標払い出し口への物品の払い出しが確認されるまでは当該目標払い出し口に対する払い出しを規制することを特徴とする。

0011

上記方法により、目標払い出し口に対する物品の払い出しの確認が完了するより前に、その目標払い出し口へ次の物品が払い出されることが防止されて、誤仕分けをより確実に検出できるようになる。

0012

また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の仕分け方法であって、搬送路上で物品を循環搬送し、払い出しが回避または規制された物品を再循環の際に払い出すことを特徴とする。

0013

上記方法により、払い出しが回避または規制されたことによって払い出しが行われなかった物品についても、後で問題なく払い出しを行うことができる。

0014

また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の仕分け方法であって、目標払い出し口で物品の払い出しが検出されない場合と、前記目標払い出し口に隣接する搬送方向上流側および/または搬送方向下流側の払い出し口で物品の払い出しが検出された場合とで、異なる種類の異常を示す出力を行うことを特徴とする。

0015

上記方法により、払い出しが行われなかった場合と、誤仕分けが発生した場合とを、警報などの出力の違いによって作業者等に見分けさせることができる。

0016

また、請求項5に記載の発明は、それぞれ仕分け先が割り付けられた複数の物品を搬送方向に向けて搬送する搬送路に沿って、それぞれ仕分け先に対応した複数の払い出し口が設けられ、前記搬送路上の所定の物品を前記払い出し口に対して払い出すことが可能な仕分け設備において、前記複数の払い出し口にそれぞれ対応して設けられ自身の対応する払い出し口に物品が払い出されたことを検出する払い出し検出手段と、前記払い出し検出手段のそれぞれによる物品の払い出しの検出を監視することが可能な払い出し監視手段と、搬送路上の各物品の払い出しを許可または規制する払い出し管理手段と、を備え、前記払い出し管理手段は、搬送路上にて所定の物品に隣接する搬送方向上流側および/または搬送方向下流側の物品が、当該所定の物品に割り付けられている仕分け先に対応する払い出し口である目標払い出し口の側へ当該所定の物品と同時に払い出されることを回避し、当該所定の物品が前記目標払い出し口へと払い出される際に、前記払い出し監視手段は、当該所定の物品に割り付けられている仕分け先に対応する目標払い出し口の払い出し検出手段を監視するとともに、前記目標払い出し口に隣接する搬送方向上流側および/または搬送方向下流側の払い出し口の払い出し検出手段を監視し、前記目標払い出し口の払い出し検出手段によって物品の払い出しが検出されない場合と、前記目標払い出し口に隣接する搬送方向上流側および/または搬送方向下流側の払い出し口の払い出し検出手段によって物品の払い出しが検出された場合に、払い出しに異常が発生していることを示す出力を行うことを特徴とする。

0017

上記構成により、搬送路上の所定の物品が目標払い出し口へ向けて払い出された際に、その目標払い出し口において払い出しが実行されなかった場合や、物品が目標払い出し口と異なる上流側および/または下流側の払い出し口へと払い出された場合を検出することによって誤仕分けを検出し、誤仕分けが発生した場合には異常が発生したことが警報などの出力によって示される仕分け設備が実現される。

発明の効果

0018

本発明に係る仕分け方法および仕分け設備によれば、誤仕分けが発生したことが警報などの出力によって示されるため、その出力を確認した仕分け作業担当の作業者等が直ちに誤仕分けを訂正することが可能であり、間違って仕分けられた物品が仕分け先まで送られてしまうことを、誤仕分けの発生したその場で早期に防止することができ、仕分け設備全体としての仕分け効率が向上するという効果が得られる。

図面の簡単な説明

0019

本発明の実施の形態の一例としての仕分け設備における搬送路周辺の概略を示す平面図である。
同設備における払い出し口周辺を拡大して示す平面図である。
同設備における払い出し口周辺を拡大して示す平面図であり、(a)は搬送方向下流端の払い出し口周辺を示す図、(b)は搬送方向上流端の払い出し口周辺を示す図、(c)は台車を循環連結しない場合において搬送方向下流端の台車周辺を示す図、(d)は台車を循環連結しない場合において搬送方向上流端の台車周辺を示す図である。
同設備における各構成間の関係を示すブロック図である。
同設備における作業の流れを示すフローチャートである。
同設備における作業のうち払い出し許可判定の詳細を示すフローチャートである。
同設備における作業のうち払い出し監視工程の詳細を示すフローチャートである。

実施例

0020

以下、本発明の実施の形態の一例を図面に基づいて説明する。
[搬送路12]
図1は本発明の実施の形態の一例としての仕分け設備10において使用される搬送路12周辺の構成について概略的に示す図であり、本実施形態において搬送路12はループ状に構成されており、互いに連結された複数(n台)の台車A(A1〜An)が、この搬送路12(例えば走行レール)に沿って、例えばリニアモータなどの動力によって搬送方向Rの方向へと走行可能に配置されている。搬送路12がループ状に形成されているため、台車A(A1〜An)は搬送路12上を循環して走行する。
搬送路12に沿った所定の領域に、入荷エリアから供給された物品50を台車Aに対して載置して積み込む複数の物品供給口22と、台車Aから払い出される物品50を出荷エリアに送る複数(N箇所)の払い出し口S(S1〜SN)が設けられている。なお、台車A(A1〜An)および払い出し口S(S1〜SN)の符号に付いている番号について、ここでは搬送方向Rの下流側のものほど番号が小さく、上流側のものほど番号が大きくなるようにしている。ただし台車Aは循環連結されていて、台車Anの上流側(後方)には台車A1が連結されているものとする。

0021

チェックゲート14]
搬送路12における物品供給口22と払い出し口Sとの間の所定箇所には門形のチェックゲート14が搬送路12を上方から囲むように設けられている。
このチェックゲート14には台車センサ14a(図4)が備えられており、台車センサ14aは、例えば下方に向けて発信する信号(赤外線など)が台車Aに予め取り付けられた反射テープ反射されたかどうかを確認するなどの方法により、各台車A1〜Anが所定箇所を通過したことおよび通過した時刻を検出することができる。
また、チェックゲート14には速度センサ14b(図4)も備えられており、例えば台車センサ14aが所定の台車Aiを検出した時刻と、その後続の台車Ai+1を検出した時刻と、台車Aiと台車Ai+1間の距離と、を用いて演算するなどの方法により、台車Aの走行速度を検出することができる。
そのほか、チェックゲート14には物品IDリーダ14c(図4)が備えられており、物品IDリーダ14cは、例えば予め物品50に取り付けられているバーコードラベル(物品50の種類ごとに個別の物品ID等の情報が記録されている)を読み取るなどの方法により、物品50に関する情報を取得することができる。これら台車センサ14a、速度センサ14b、物品IDリーダ14cは、これらの機能を統合した一つの装置として構成することもできる。

0022

[台車A]
一連の払い出し口Sのうちの一つの払い出し口SIの周辺を拡大して示す図2に表されているように、台車Aiは物品50を載置するトレイATを有し、トレイATのうち搬送方向Rの前方端後方端には、物品50が台車Aiから意図せず転落することを防ぐ、上方に突出した転落防止部Asが設けられている。そして、詳しい図示は省略するが、例えばトレイATの下部を支えロッドモータ等の動力で傾けるなどの方法により、台車AiはトレイATを所定方向に傾転させることが可能に構成されている。これにより、払い出し口SIの近傍にて払い出し口SIの方向へトレイATを傾転させて、トレイAT上に載置された物品50を払い出し口SIへと払い出す(送り込む)ことができる。
また、台車Aiは自身と隣接する搬送方向R下流側の台車Ai−1および搬送方向R上流側の台車Ai+1と台車連結器Acによって連結されている。これにより、一連の台車A1〜Anはひとまとまりとなって走行することができる。
なお、ここでは台車Aの代表として台車Aiについて解説したが、他の台車A1〜Anも同様の構成となっている。
そして、各台車Aの走行や払い出し(トレイATの傾転)の動作は、台車コントローラ42(図4)によって制御される。

0023

[物品供給口22]
図1に示す各物品供給口22は、例えば入荷エリアにつながる駆動コンベヤとして構成することができ、入荷エリアから送られてきた物品50をその先端から排出することで、その先端近傍にやってきた台車Aのいずれかに物品50を積み込む(載置する)。なお、物品50を台車Aのいずれにも載置できずに落下させてしまうことや、物品50が既に載置されている台車Aへ物品50を積み込むことを防止するために、台車Aのいずれかに物品50を載置できるタイミングで排出を行うストッパをその先端に設けておく、などの対策を施しておくことが好ましい。

0024

[払い出し口S]
各払い出し口S1〜SNは、例えば出荷エリアにつながる駆動コンベヤとして構成することができ、物品50が台車Aから払い出された際に物品50を搬送路12から離す向きに駆動することで、台車Aから払い出された物品50を出荷エリアの方向へと送ることができる。払い出し口S1〜SNのそれぞれは複数の仕分け先のそれぞれに対応して振り分けられており、例えば出荷担当の作業者は、物品50がどの払い出し口S1〜SNへと払い出されてきたかによって、その物品50をどの仕分け先へと出荷するべきかを判断することができる。
また、図2に示すように、各払い出し口S(ここでは払い出し口SIについて説明する)の入り口(搬送路12側の端部)近傍には、例えばフォトインタラプタなどの光電センサによって構成される、払い出し検出手段としての払い出し検出センサPIが設けられている。この払い出し検出センサPIにより、払い出し口SIに物品50が払い出されたことを検出することができる。
そして、払い出し口SIの近傍には、払い出し口SIにて誤仕分けなどの異常(詳しくは後述)が発生した場合に払い出し作業において異常が発生したことをブザー音発生やランプ点灯などによって示す警報表示を出力する表示手段としての警報器DIが設けられており、また、払い出し口SIの出荷エリアに近い側には、操作される(例えば作業者によって押下される)ことで警報器DIの警報を解除する警報解除手段としての警報解除ボタンGIが設けられている。
なお、ここでは払い出し口Sの代表として払い出し口SIについて解説したが、他の払い出し口S1〜SNも同様の構成となっており、図2図3に示すように、各払い出し口S1〜SNのそれぞれに対応して払い出し検出センサP1〜PN、警報器D1〜DN、警報解除ボタンG1〜GNが設けられている。
そして、各払い出し口Sの動作は、払い出し口コントローラ44(図4)によって制御される。払い出し口コントローラ44は、図1には図示しないが、各払い出し口Sの駆動コンベヤ、払い出し検出センサP1〜PN、警報器D1〜DN、警報解除ボタンG1〜GNと無線または有線により通信して、情報の受け渡しおよび動作の制御を行う。

0025

[搬送路コントローラ30]
台車Aや払い出し口Sなどの、搬送路12周辺の設備の動作は、仕分け設備10に設けられた搬送路コントローラ30によって制御されている。この搬送路コントローラ30は例えばコンピュータによって構成することができ、図4に示すように、チェックゲート14、台車コントローラ42、払い出し口コントローラ44と無線あるいは有線で通信可能に接続されているほか、上位システム60にも接続されている。この上位システム60は、仕分け設備10を運用する者、例えば商品配送センターが、仕分け先(個人ユーザー、店舗、取引先など)から受ける注文やそれに応じた商品の仕入れなどを管理するとともに、仕分け設備10全体の動作を管理するシステムである。
そして、搬送路コントローラ30は、図4に示すように、台車位置検出部32、払い出し管理部34、払い出し監視部36を備えている。これらの各種機能部はそれぞれ、以下の<台車位置検出機能>,<払い出し管理機能>,<払い出し監視機能>などの各種機能を有する手段として実装されるものであり、これらの機能を備えるように予め構成された機構プロセッサとして実装することもできるし、こうした機能を実行するように作成されたプログラムルーチンとして実装することもできる。

0026

<台車位置検出機能>
台車位置検出手段としての台車位置検出部32が有する機能であり、各台車A1〜Anが搬送路12上のどの位置にあるかを検出する機能である。
具体例としての本実施形態においては、台車位置検出部32は、図4に示すようにチェックゲート14の台車センサ14aおよび速度センサ14bと接続されており、台車センサ14aから各台車A1〜Anがチェックゲート14の位置を通過した時刻を取得し、速度センサ14bから台車Aの速度を取得する。
そして、各台車A1〜Anがチェックゲート14の位置を通過してから経過した時刻と速度センサ14bから取得した速度とを用いて演算し、各台車A1〜Anがチェックゲート14の位置から移動した距離を算出することで、台車位置検出部32は、現在の時刻において各台車A1〜Anが搬送路12上のどの位置にあるかを検出することができる。
また、台車位置検出部32はチェックゲート14の物品IDリーダ14cとも接続されており、物品IDリーダ14cが読み取った、台車A上の物品50に関する情報を取得できる。台車位置検出部32は、物品IDリーダ14cから取得した情報と、台車センサ14aから取得したどの台車A1〜Anがチェックゲート14の位置を通過したかの情報とを用いて、どの台車A1〜Anにどのような物品50が載置されているか、に関する物品載置情報を作成することができる。
なお、台車位置検出部32は後述の払い出し管理部34にも接続されており、検出した台車Aの位置、速度、物品載置情報を払い出し管理部34へ通知している。

0027

<払い出し管理機能>
払い出し管理手段としての払い出し管理部34が有する機能であり、各台車A1〜Anに対して、払い出し口S1〜SNのいずれかに物品50を払い出すことを指示するほか、台車Aによる払い出し口Sへの物品50の払い出し(すなわちトレイATの傾転)を許可したり規制したりする機能である。
具体例としての本実施形態においては、払い出し管理部34は前述のように台車位置検出部32に接続されているほか、図4に示すように、上位システム60内の仕分け情報記憶部62と、チェックゲート14の物品IDリーダ14cと、台車コントローラ42と、払い出し監視部36と、に接続されている。ここで、上位システム60内の仕分け情報記憶部62には、仕分け設備10の運用者が予め入力しておくなどの方法で、それぞれの物品50に割り付けられた仕分け先に関する情報、すなわちどの物品50をどの仕分け先へと仕分けるべきか、に関する仕分け情報が記憶されている。具体的には、どのような物品IDの物品50をどの払い出し口S1〜SNへ何個送り込むべきかについて、物品IDと払い出し口S1〜SNとが対応付けられたデータテーブルが記録されている。
払い出し管理部34は、台車位置検出部32から前述の物品載置情報を取得するとともに、仕分け情報記憶部62から仕分け情報を取得して、物品載置情報に含まれる物品IDを仕分け情報のデータテーブルと照らし合わせることにより、どの台車A1〜Anに載置されている物品50をどの払い出し口S1〜SNへ払い出すべきかを割り出す。ここでは具体例として、台車Aiに載置されている物品50を払い出すべき払い出し口Sを目標払い出し口SIとする。
そして、台車位置検出部32から台車Aの現在位置および速度を取得し、その現在位置と払い出し口Sの位置との距離、および速度を用いて演算することにより、台車Aiが目標払い出し口SIへ到達する払い出し時刻Tiを算出し、台車コントローラ42に台車Aiの払い出し時刻Tiを通知する。これにより、台車コントローラ42が払い出し時刻Tiにおいて台車AiのトレイATを払い出し口S側へ傾転させることで、台車Aiに載置された物品50を、その物品50に割り付けられている仕分け先に対応する目標払い出し口SIへと払い出すことができる。なお、台車コントローラ42に台車Aiの払い出し時刻Tiを通知する際に、詳しくは後述するが、払い出し監視部36に対して、その払い出し時刻Tiおよび目標払い出し口SIの情報を通知する。
ただし後述の「払い出し指示」にて説明するように、台車Aiに関して、払い出しを規制することを示す規制フラグが有効(ON)になっている場合は、払い出し時刻Tiの通知を行わず、台車Aiに関して規制フラグが有効になっていない場合、すなわち払い出しが許可されている場合のみ、台車Aiについて払い出しの指示(台車コントローラ42への払い出し時刻Tiの通知)を行う。
なお、払い出し管理部34は、払い出しの許可および規制を行う機能として、台車A1〜Anのそれぞれについて、払い出しを規制することを示す規制フラグを設定する機能を有しているが、この機能については、後述の「作業の流れ」および「払い出し許可判定」にて説明する。

0028

<払い出し監視機能>
払い出し監視手段としての払い出し監視部36が有する機能であり、台車Aによる払い出し口Sへの物品50の払い出しが正常に行われたかどうかを監視する機能である。
具体例としての本実施形態においては、図4に示すように、払い出し監視部36は払い出し管理部34と、台車コントローラ42と、払い出し口コントローラ44と、に接続されている。
払い出し監視部36は、払い出し監視機能の補助機能として、目標払い出し口SIの状態を表すいくつかのフラグを設定する機能と、目標払い出し口SIの監視開始からの経過時間を計測する監視タイマ機能を有している。
前述のように、払い出し監視部36は払い出し管理部34から払い出し時刻Tiおよび目標払い出し口SIの情報を取得する。そして、その払い出し時刻Tiが到来すると、すなわち台車コントローラ42の制御により台車Ai上の物品50が目標払い出し口SIへ向けて払い出されると、払い出し監視部36は監視タイマの計測を開始すると共に、目標払い出し口SIが監視中であることを示す監視フラグを有効(ON)にする。
払い出し時刻Tiから所定の時間が経過するまでの監視時間において、払い出し監視部36は、目標払い出し口SIにおける払い出しのほか、その目標払い出し口SIより搬送方向R下流側の払い出し口SI−1と上流側の払い出し口SI+1における払い出しを監視する。具体的には、払い出し口コントローラ44を介して、目標払い出し口SI,下流側の払い出し口SI−1,上流側の払い出し口SI+1のそれぞれに対応する払い出し検出センサPI,PI−1,PI+1から払い出しの有無に関する情報を取得することで払い出しを監視する。
そして、監視時間中に目標払い出し口SI,下流側の払い出し口SI−1,上流側の払い出し口SI+1のいずれかにおいて、後の「払い出し監視工程」にて詳述するように誤仕分けなどの異常が発生したと判断した場合には、払い出し監視部36は、払い出しが失敗したことを示す払い出し失敗フラグあるいは誤仕分けが発生したことを示す誤仕分けフラグを有効(ON)にすると共に、払い出し口コントローラ44を介して、異常が発生した払い出し口SI,SI−1,SI+1に対応する警報器DI,DI−1,DI+1へ警報表示を出力するよう指令を発信することで、払い出しに異常が発生していることを示す出力を行う。
また、払い出し監視部36は台車コントローラ42へ目標払い出し口SIに関する監視フラグを通知しており、台車コントローラ42は、目標払い出し口SIに関して監視フラグが有効になっている場合には、台車Aiより後続の台車Aによる目標払い出し口SIへの払い出しを行わないようにする。これにより、払い出し時刻Tiから目標払い出し口SIの監視が終了するまでの間、すなわち台車Ai上の物品50が目標払い出し口SIへ向けて払い出された後、目標払い出し口SIへの物品50の払い出しが確認されるまでは目標払い出し口SIへの払い出しが規制されることになる。ここで、監視フラグは基本的に監視時間が終了すると無効(OFF)になるが、払い出し口SI,SI−1,SI+1に異常が発生した場合には、払い出し口SI,SI−1,SI+1に対応する警報解除ボタンGI,GI−1,GI+1が操作されるまで無効(OFF)にならない。
なお、この払い出し監視機能のうち、特に異常が発生したかどうかの判断については、後述の「払い出し監視工程」にて説明する。

0029

「作業の流れ」
次に、本実施形態における仕分け設備10において、台車Aに物品50が載置されてから払い出し口Sへと払い出されるまでの作業の流れおよび制御について、図面を参照しながら説明する。以下においては主に台車Aiに着目して説明を行うが、同様の制御が他の台車A1〜Anについても行われる。
まず、図5に示すステップX1において、物品供給口22から物品50が排出され台車AiのトレイATへ載置される。
次にステップX2において、台車Aiがチェックゲート14を通過し、台車位置検出部32が台車Aiに関する物品載置情報を作成し、払い出し管理部34がその物品載置情報を取得する。なお、払い出し管理部34はこの時点でいったん台車Aiに関する規制フラグを無効(OFF)状態に設定しておく。
そしてステップX3において、払い出し管理部34は仕分け情報記憶部62から仕分け情報を取得し、続いてステップX4において台車Aiの払い出しタイミング、すなわち払い出し時刻Tiの算出を行う。払い出し時刻Tiを算出したら、払い出し管理部34の記憶領域(メモリ)において各台車A1〜Anの払い出しタイミングを格納するために用意された変数t1〜tnのうち、台車Ai用の変数tiにTiを格納する(ti←Ti)。なお、台車Aiに物品50が載置されておらず物品IDリーダ14cが物品IDを読み取れなかった場合には、物品50が載置されていないことを示すデフォルト値(例えば0)を変数tiに格納するとよい。
そして、次はステップX5に進み、台車Aiの後方(上流側)の台車Ai+1による払い出しを許可するかどうかの判定を行う。

0030

「払い出し許可判定」
図5におけるステップX5、すなわち払い出し許可判定の詳細を図6に示す。ここでは説明のために、台車Aiの前方(下流側)の台車Ai−1に関する払い出し許可判定が既に完了していて、台車Ai自身に関する規制フラグの有効/無効(ON/OFF)判定も完了しているものとする。
払い出し許可判定を行うにあたり、まず図6中のステップY1において、台車Aiの後方(上流側)の台車Ai+1の払い出しタイミングの算出が済んでいるかどうか、すなわち上流側の台車Ai+1用の変数ti+1に値が格納されているかどうかを確認する。まだ値が格納されていない場合は格納されるまでこのステップY1を繰り返す。そして、値が格納されたら次のステップY2へ進む。
ステップY2においては、台車Ai自身の規制フラグが、前方(下流側)の台車Ai−1に関する払い出し許可判定によって既に有効になっているかどうかを確認する。もし台車Ai自身の規制フラグが有効であれば、払い出し許可判定を終了して図5に示すステップX6に進む。
台車Ai自身の規制フラグが有効でなければ、図6に示すステップY3に進み、台車Aiに隣接する上流側の台車Ai+1用の変数ti+1に格納されている値をチェックし、これが台車Aiの払い出し時刻Tiと同じ値になっていないか、すなわち上流側の台車Ai+1の払い出しタイミングが台車Aiと同時刻になっていないかどうかを確認する。もし変数ti+1の値が払い出し時刻Tiと一致していない場合には、払い出し許可判定を終了して図5に示すステップX6に進む。
もし変数ti+1が払い出し時刻Tiと同じ値であった場合には、図6に示すステップY4に進み、払い出し時刻Tiと同じ値であった変数ti+1に対応する上流側の台車Ai+1の規制フラグを有効(ON)にする。
このような制御を各台車Aに対して行うことにより、後の「払い出し指示」において、台車Aiが下流側の台車Ai−1と同時に物品50の払い出しを行うことや、上流側の台車Ai+1が台車Aiと同時に物品50の払い出しを行うことは許可されなくなる。したがって、図2に示すように、台車Aiに隣接する搬送方向R下流側の台車Ai−1/上流側の台車Ai+1上の物品50が台車Ai上の物品50と同時に払い出されることは許可されず、そのような事態は回避される。
すなわち、物品50に着目して言うと、目標払い出し口SIへと払い出される予定の物品50に対して搬送路12上にて隣接する搬送方向R上流側/下流側の物品50の払い出しが、目標払い出し口SIへと払い出される予定の物品50と同時に行われることが回避されるということである。
なお、上記においては下流側の台車Ai−1と上流側の台車Ai+1との両方による払い出しを考慮して判定を行ったが、図3(a)に示すように、目標払い出し口SIが最下流の払い出し口S1である場合には、上流側(後続)の台車Ai+1による払い出しが台車Aiによる払い出しと同時刻になることのみ回避すればよい。すなわち、図3(a)に示す場合では、下流側(前方)の台車Ai−1に関する払い出し許可判定によって台車Aiの規制フラグが有効にされたかどうかを確認する必要がない(ステップY2を飛ばしてよい)。また、図3(b)に示すように、目標払い出し口SIが最上流の払い出し口SNである場合には、下流側(前方)の台車Ai+1による払い出しが台車Aiによる払い出しと同時刻になることのみ回避すればよい。すなわち、図3(b)に示す場合では、台車Aiに関する払い出し許可判定において上流側の台車Ai+1の払い出しタイミングが払い出し時刻Tiと同時刻になっているかどうかを確認する必要がない(ステップY3,Y4を飛ばしてよい)。
以上のようにしてステップY4が完了したら、払い出し許可判定すなわち図5に示すステップX5を終了してステップX6に進む。

0031

「払い出し指示」
ステップX5における払い出し許可判定が完了した後、台車Aiが目標払い出し口SIへと近づく所定の時刻において、制御状況はステップX6へと進んで払い出し管理部34が台車Aiに対して払い出し指示を行う。すなわち、台車Aiの規制フラグが有効でなく台車Aiによる払い出しが許可されている場合には台車コントローラ42へ台車Aiの払い出し時刻Tiを通知する。そして、次のステップX7による払い出し監視工程へ進む。
ただし、台車Aiの規制フラグが有効になっている場合には払い出し時刻Tiの通知を行わない。また、台車Aiの規制フラグが有効になっている場合には、台車Aiに関する制御は、次のステップX7による払い出し監視工程には進まず、台車Aiがループ状の搬送路12を走行してチェックゲート14の位置まで再循環して物品載置情報が再作成されるまで待機することになる(ステップX2まで戻る)。

0032

「払い出し監視工程」
図5におけるステップX7、すなわち払い出し監視工程の詳細を図7に示す。なおここでは、払い出し時刻Tiの到来と共にこの監視工程が開始されるものとする。
払い出し監視工程を実行するにあたり、まず図7中のステップZ1において、監視タイマを起動し、監視開始からの経過時間(ここでは払い出し時刻Tiからの経過時間)の計測を開始する。また、目標払い出し口SIに関する監視フラグを有効(ON)にして台車コントローラ42へこの監視フラグの状態を通知することで、監視時間中すなわち目標払い出し口SIへの物品50の払い出しが確認されるまでの間は目標払い出し口SIへ物品50の払い出しが行われることを規制する。
またこのとき、台車Aiから払い出された物品50が目標払い出し口SIから出荷エリア側へと良好に移動させられるように、目標払い出し口SIのコンベヤを駆動するほか、払い出しタイミングのズレなどによる誤仕分けで目標払い出し口SIの隣の下流側払い出し口SI−1または上流側払い出し口SI+1へ物品50を払い出してしまった場合に物品50が搬送路12と払い出し口Sとの間で停止して払い出し口Sを詰まらせてしまうことを防ぐため、下流側払い出し口SI−1および上流側払い出し口SI+1のコンベヤも駆動しておくことが望ましい。
なお、払い出し時刻Tiより以前またはそれと同時刻に監視フラグを有効(ON)にすると、台車Aiによる目標払い出し口SIに向けての払い出しの実行より先にその監視フラグが台車コントローラ42へ通知されて、台車Ai自体による払い出しが規制されるおそれがあるため、監視フラグを有効にするタイミングは払い出し時刻Tiよりもわずかに遅らせることが望ましい。
以上のステップZ1が完了すると、ステップZ2に進み、監視タイマによって監視開始からの経過時間を計測しつつ、目標払い出し口SIの払い出し検出センサPIと、目標払い出し口SIに隣接する搬送方向R下流側の払い出し口SI−1と上流側の払い出し口SI+1の払い出し検出センサPI−1,PI+1を監視し、これらの払い出し検出センサPI,PI−1,PI+1によって物品50の払い出しが検出された場合はその検出があったことを記録しておく。
所定長さの監視時間が終了すると(現在時刻tと監視時間の長さτを用いて表すと、t>Ti+τとなったとき)ステップZ3に進み、監視時間内において目標払い出し口SIに対応する払い出し検出センサPIが物品50の払い出しを検出したかどうかを確認する。監視時間内に払い出し検出センサPIが物品50の払い出しを検出した場合にはステップZ5に進む。
一方、監視時間が終了しても目標払い出し口SIの払い出し検出センサPIによって物品50の払い出しが検出されない場合は、台車Aiの動作不良などによって物品50の払い出し自体が行われなかったか、あるいは払い出しタイミングのズレにより隣の払い出し口SI−1,SI+1へ物品50を払い出してしまったか、などの理由で払い出しが失敗したと判断し、ステップZ4に進んで目標払い出し口SIに関する払い出し失敗フラグを有効(ON)にしてからステップZ5へ進む。
ステップZ5では、目標払い出し口SIに隣接する搬送方向R下流側の払い出し口SI−1と上流側の払い出し口SI+1に対応する払い出し検出センサPI−1,PI+1が監視時間内において物品50の払い出しを検出したかどうかを確認する。監視時間内に払い出し検出センサPI−1,PI+1が物品50の払い出しを検出しなかった場合にはステップZ7に進む。
一方、監視時間内に、目標払い出し口SIに隣接する搬送方向R下流側の払い出し口SI−1と上流側の払い出し口SI+1に対応する払い出し検出センサPI−1,PI+1のいずれかによって物品50の払い出しが検出された場合は、台車Aiが払い出しタイミングのズレなどの理由で隣の払い出し口SI−1あるいは払い出し口SI+1へ物品50を払い出す誤仕分けを起こしたと判断し、物品50の払い出しを検出した払い出し検出センサPI−1,PI+1に対応する払い出し口SI−1,SI+1に関する誤仕分けフラグを有効(ON)にしてからステップZ7へ進む。
ステップZ7においては、目標払い出し口SIおよびその隣の払い出し口SI−1,SI+1に関する払い出し失敗フラグおよび誤仕分けフラグを確認し、払い出し失敗フラグか誤仕分けフラグが有効になっている払い出し口SI,SI−1,SI+1に対応する警報器DI,DI−1,DI+1に、払い出し口コントローラ44を介して警報表示を出力するよう指令を発信する。なおここで、払い出し失敗と誤仕分けとを見分けられるように、払い出し失敗フラグが有効になっている場合と誤仕分けフラグが有効になっている場合とで、異なる種類(例えば異なるランプ発光色、異なるブザー音)の警報表示を出力するようにするのが望ましい。またこのとき、台車Aの走行および払い出し口SI,SI−1,SI+1の駆動コンベヤの動作を台車コントローラ42および払い出し口コントローラ44を介して停止させることが望ましい。
なお、払い出し口SI,SI−1,SI+1のいずれの払い出し失敗フラグ・誤仕分けフラグも有効でなければ警報表示の出力は行わない。
以上のステップZ7が完了すると、ステップZ8へ進み、警報器DI,DI−1,DI+1の警報表示が警報解除ボタンGI,GI−1,GI+1の操作(例えば作業者による押下)によって解除されたかどうかを、払い出し口コントローラ44を介して確認する。警報表示が解除されていなければ、解除されるまでこのステップZ8を繰り返す。警報器DI,DI−1,DI+1の警報表示が解除された場合、あるいはそもそも警報器DI,DI−1,DI+1の警報表示を出力していない場合にはステップZ9へ進む。
ステップZ9においては、今回の払い出し監視工程にて使用した監視フラグ・払い出し失敗フラグ・誤仕分けフラグをすべて無効(OFF)にして、今回の払い出し監視工程を終了する。また、台車Aの走行を停止させていた場合には走行を再開させる。

0033

「再循環」
以上の払い出し監視工程すなわち図5に示すステップX7が完了すると、台車Aiに関する制御はひとまず終了となる。ただし、搬送路12がループ状に構成されているため、台車Aiはしばらくすると再び物品供給口22の領域まで循環搬送されてきて、再びステップX1から前回と同様の制御が行われることになる。なおこのとき、前回のステップX5〜X6で規制フラグを有効化されて払い出しを実行できなかった(回避された)場合、あるいは払い出しを行おうとしたときに目標払い出し口SIの監視フラグが有効になっていて払い出しを行なえなかった(規制された)場合には、台車Aiには前回のステップX1で載置された物品50が載ったままになっているので、新しい物品50を載置することはせず、ステップX1をスルーしてステップX2から制御を再開することになる。そして、この台車Aiが再び目標払い出し口SIまでやってきたとき(再循環の際)に、前回は回避または規制されてしまった物品50の払い出しを行うことができる。

0034

以上の本実施の形態においては、目標払い出し口SIに対する払い出しが実行されなかったこと、および物品50が目標払い出し口SIと異なる払い出し口SI−1,SI+1へと払い出される誤仕分けが発生したことを検出でき、払い出しに異常が発生したこと(払い出し作業が正常に行われなかったこと)が警報器DI,DI−1,DI+1の警報表示の出力によって示されることにより、例えば払い出し口Sの領域に配置された作業者が、警報表示が出力されている警報器DI,DI−1,DI+1を確認して、それに対応する払い出し口SI,SI−1,SI+1へ向かい、誤仕分けされた物品50を正しい目標払い出し口SIに投入し直すことができる。そして、誤仕分けを解決してから警報解除ボタンGI,GI−1,GI+1を操作することで、目標払い出し口SIに対する物品50の払い出しが再開されるようになる。このように、誤仕分け(仕分け間違い)が発生した際に、直ちにその間違いを検出して表示し、誤仕分けが発生したその場で間違いを取り除くことが可能となる。そのため、誤仕分けが発生したとしても、誤仕分けされた物品50が出荷エリアにまで至ってしまうことが防止され、誤仕分け発覚の遅れ(出荷エリアにおいて出荷直前になって発覚するなど)によって仕分け設備10における作業の時間ロスが発生することが避けられるため、仕分け設備10全体の作業効率を向上できる。

0035

また本実施の形態によれば、目標払い出し口SIへ台車Aiが物品50の払い出しを行う際に、搬送方向R下流側の台車Ai−1と上流側の台車Ai+1が、台車Aiと同時に払い出しを行うことが回避されるため、下流側の台車Ai−1または上流側の台車Ai+1上の物品50が払い出し口SI−1,SI+1へ払い出されたことを誤仕分けと判定してしまうことが防止されるほか、下流側の台車Ai−1または上流側の台車Ai+1が払い出しタイミングのズレなどの理由で目標払い出し口SIへと物品50を払い出してしまうことも防止される。

0036

また本実施の形態によれば、目標払い出し口SIへの物品50の払い出しが確認されるまでの間は目標払い出し口SIへ物品50の払い出しが行われることが規制されるため、誤仕分けを確実に検出でき、さらに確認が間に合わないほど連続して物品50が目標払い出し口SIへ送り込まれて目標払い出し口SIが詰まってしまうことや、目標払い出し口SIやその隣の払い出し口SI−1,SI+1に異常が発生している状況で目標払い出し口SIへさらに物品50が送り込まれてくることを防ぐことができる。

0037

また本実施の形態によれば、ループ状に構成された搬送路12上で台車Aを循環走行さて物品50を循環搬送し、払い出し口Sにおいて払い出しが回避または規制されて払い出すことができなかった物品50を、再循環の際に払い出すようにしているため、払い出しが規制された物品50も自動で仕分けられるようになっており、作業者等が改めて手動で仕分け直す必要をなくすことができる。

0038

また本実施の形態によれば、目標払い出し口SIに対する払い出しが行われなかった場合の異常と、誤仕分けが発生した場合の異常とを警報表示や警報音の違いによって区別することができるので、作業者が、表示や音の種類を確認することで誤仕分け状況(どの払い出し口Sに払い出されるべき物品50がどの払い出し口Sへ間違って払い出されてしまったか)の見当をつけることができて、迅速に誤仕分けに対処しやすくなり、仕分け作業再開までの時間が短縮され、仕分け効率が向上する。

0039

なお、本実施の形態においては、チェックゲート14通過からの経過時間を基に台車Aiの現在位置を算出し、払い出しタイミングの指示も払い出し時刻Tiを指定することで行っているが、搬送路12に沿って台車Aiの通過を検出するマイクロスイッチを多数設けるなど、台車Aiの現在位置を直接検出するように構成してもよいし、払い出しタイミングについても、台車Aiが目標払い出し口SIの位置に到達したことを検出したときにトレイATの傾転を指示するように構成してもよい。
また、本実施の形態においては、台車Aiの前後の台車Ai−1,台車Ai+1による払い出しの回避について、払い出しタイミングが一致しているかどうかで払い出し許可判定を行い、払い出し時刻Tiの通知を行わないことで規制を行っているが、前述のように台車Aiの現在位置を直接検出するように構成して、台車Aiが目標払い出し口SIの位置に到達したときに隣の台車Ai−1,Ai+1が払い出しを行おうとしているかどうかを確認して回避を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、払い出し管理部34から払い出しを指示することで台車Aiの払い出しを行っているが、台車Ai自身が載置された物品50のIDおよび仕分け情報から目標払い出し口SIを割り出すことができるようにし、さらに台車Ai自身がトレイATの傾転動作の実行を決定できるように構成し、外部から(例えば払い出し管理部34から)規制を指示されたとき、あるいは台車Ai自身の判断機能によって回避するべきと判断したときに傾転を行わないように構成してもよい。
また、本実施の形態においては、払い出しが規制された場合には再循環して再び目標払い出し口SIに到達するまで待機するようにしているが、台車Aiに載置されている物品50に割り付けられている仕分け先が、目標払い出し口SIのほかにも、搬送方向R下流側の払い出し口SI−1〜S1のいずれかにも対応している場合は、払い出しを行う対象位置を払い出し口SI−1〜S1のいずれかに設定し直すことができるようにしてもよい。

0040

また、本実施の形態においては、監視開始から所定の監視時間の長さτが経過するまでの時間を目標払い出し口SIの監視時間と定めているが、これは物品50の払い出しが確認されるまでの間であればよく、例えば目標払い出し口SIに物品払い出し確認ボタンを用意しておき、作業者がこの物品払い出し確認ボタンを押すまでの時間を監視時間としてもよい。
また、本実施の形態においては、監視時間中は払い出し検出センサPI,PI−1,PI+1による検出をひとまず記録しておくだけに留め、監視時間が終了してから図7におけるステップZ3とステップZ5の判断を行って各フラグを操作しているが、払い出し検出センサPI,PI−1,PI+1によって払い出しが検出された時点で各フラグの操作を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、異常が発生すると払い出し口SI,SI−1のSI+1の駆動コンベヤや台車Aの走行を停止させているが、異常が発生していてもこれらを停止せずに支障なく仕分け作業を継続できるのであれば、停止させなくてもよい。

0041

また、本実施の形態においては、搬送路12をループ状に構成してその上を循環連結された台車Aが循環走行するようにしているが、台車Aを循環連結せずに、図3(c),図3(d)に示すように、先頭(最下流)の台車A1と最後尾(最上流)の台車Anを有する一列の台車Aとして構成してもよい。このとき、払い出し許可判定においては、図3(c)に示すように、判定対象の台車Aiが先頭の台車A1である場合には、後続の台車A2による払い出しが台車A1による払い出しと同時刻になることのみ回避すればよい。すなわち、前方にはそれ以上台車Aが存在しないため、前方の台車Aに関する払い出し許可判定によって台車A1の規制フラグが有効にされたかどうかを確認する必要がない(ステップY2を飛ばしてよい)。また、図3(d)に示すように、判定対象の台車Aiが最後尾の台車Anである場合には、前方の台車An−1による払い出しが台車Anによる払い出しと同時刻になることのみ回避すればよい。すなわち、後方にはそれ以上台車Aが存在しないため、後方の台車Aの払い出しタイミングが払い出し時刻Tiと同時刻になっているかどうかを確認する必要がない(ステップY3,Y4を飛ばしてよい)。
また、本実施の形態においては、払い出しが規制または回避された(払い出されなかった)物品50を再循環の際に改めて払い出すようにしているが、払い出されなかった物品50への対処はこれに限るものではなく、例えば払い出し口Sの搬送方向R下流端ミスシュートを設けておき、払い出されなかった物品50については、再循環を待つのではなく、このミスシュートへ投入するようにして、ミスシュートへ投入された物品50を作業者が手動で仕分け先へ運ぶようにするという形式にしてもよい。
また、本実施の形態においては、チェックゲート14を一箇所にだけ設けているが、台車Aの位置検出がより正確になるように、チェックゲート14を搬送路12に沿った複数箇所に設けてもよい。
また、本実施の形態においては、トレイATを備えた台車Aを用いて、払い出し口Sの位置でトレイATを傾転させることで払い出しを行っているが、必ずしもトレイATを使用する必要はなく、例えば台車Aを、物品50を載置可能な駆動コンベヤを備えたものとして構成し、払い出し口Sの位置でその駆動コンベヤを払い出し口Sに向けて駆動(回動)させることで払い出しを行うようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、物品50を載置した台車Aを搬送路12に沿って走行させるようにしているが、搬送路12は物品50を搬送できる手段であればよくて、必ずしも台車Aを用いる必要はない。例えば搬送路12を駆動コンベヤ(ベルトコンベヤローラコンベヤスライドシュー式コンベヤ、スラットコンベヤ等)として構成し、その駆動コンベヤ上に物品50を直接載置して搬送するようにしてもよい。この場合は、払い出し方法も台車Aを使用した場合と異なってくるが、払い出し口Sの位置にて押し出しアームで物品50を払い出し口S側に押し出すようにするなど、分岐を有する搬送装置などにおいて使用されている様々な方法をとることができる。またこの場合、払い出しタイミングの指示や払い出し口Sの監視方法も台車Aを使用した場合と異なってくるが、例えば物品50の位置を検出できるようにしておき、その位置を基に払い出しタイミングの指示や払い出し口Sの監視を行うようにすればよい。

0042

また、本実施の形態においては、払い出し口Sを搬送路12の片側にのみ設けているが、払い出し口Sを搬送路12の両側に設けてもよい。この場合は、払い出し口Sをさらに多数設けることができるので仕分け効率が向上するほか、物品50が目標払い出し口SIへと払い出されると同時刻に搬送路12上にて当該物品50に隣接する搬送方向上流側や搬送方向下流側の物品50が払い出される予定であったとしても、それらの払い出し方向が目標払い出し口SIと反対側の方向であれば払い出しを規制する必要がないため、さらに仕分け効率が向上する。なおこの場合、払い出し規制については、目標払い出し口SIへ払い出される予定の物品50の前後に隣接する物品50のうち、目標払い出し口SIへの払い出しと同時刻かつ(搬送路12から見て)目標払い出し口SIの側へ払い出される予定の物品50の払い出しを規制するようにすればよい。
また、本実施の形態においては、払い出し口Sを駆動コンベヤとして構成し、払い出された物品50が出荷エリアまで自動で搬送されるようにしているが、必ずしも駆動コンベヤである必要はなく、例えば単なるスロープフリーローラーコンベヤ等の非駆動コンベヤでもよい。また、コンベヤを短く形成してその先に物品50を集積できる容器を設けておき、その容器に集積された物品50を作業者が手動で運ぶようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、払い出し検出センサP1〜PNを光電センサとしているが、物品50が払い出されてきたことを検出できる手段であればよく、例えば物品50の通過により接点が接続または遮断されるマイクロスイッチでもよい。

0043

また、本実施の形態においては、払い出し管理部34、払い出し監視部36を搬送路コントローラ30の内部機構としているが、それぞれ払い出しを管理できる手段、払い出しを監視できる手段であればよく、例えばそれぞれ別個の装置として構成してもよい。

0044

また、本実施の形態においては、物品供給口22を駆動コンベヤとして構成しているが、これに限るものではなく、例えば単なるスロープやフリーローラーコンベヤ等の非駆動コンベヤでもよい。なお、物品50が搬送路12へと円滑に供給されるよう、こうした駆動コンベヤ、スロープ、フリーローラーコンベヤ等の手段に、供給エリアから搬送路12へと下る向きの傾斜をつけておき、その傾斜を下ってきた物品50が搬送路12の上方から供給されて積み込まれる(載置される)ように構成しておくことが望ましい。
また、本実施の形態においては、搬送路12への物品50の供給が自動で行われるようにしているが、例えば搬送路12に沿って配置された作業者が手動で供給するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、物品IDの読み取りをチェックゲート14通過時に行っているが、物品50が払い出し口Sに到達するまでに目標払い出し口SIの割り出しが行えるようになっていればよく、例えば物品50を搬送路12に供給した時点で物品IDの読み取りを行い、搬送路12上において物品50が載置されている位置と物品50との対応関係を物品載置情報として作成してもよい。

0045

また、本実施の形態においては、物品IDを仕分け情報と照合することで物品50の仕分け先を確認しているが、物品50に取り付けられたバーコードラベルに仕分け先を示す情報を含ませておいてもよい。
また、本実施の形態においては、物品50にバーコードラベルを取り付けているが、物品50に関する情報を記録/読み取りできるものであればよく、例えば2次元バーコードラベルRFID(無線で記録/読み取りできるICタグ)でもよい。

0046

また、本実施の形態においては、異常が発生したときの出力を警報器D1〜DNのブザー音発生やランプ点灯による警報表示としているが、払い出しに異常が発生していることを示すことができる出力であればよく、例えば仕分け設備10の作業者から目視しやすい位置に電光掲示板を設け、この電光掲示板に異常が発生したことを表示させてもよい。また、異常が発生したことを別のシステム、例えば上位システム60に通知する信号を出力するようにしてもよい(なおここで出力とは、信号をOFFにすることも含む)。
また、本実施の形態においては、各払い出し口S1〜SNに対応して各警報解除ボタンG1〜GNを設けているが、例えば払い出し口S全体にわたって配設されるテープスイッチを用意するなど、警報解除手段となる構成を一つにまとめてもよい。

0047

10仕分け設備
12搬送路
30 搬送路コントローラ
32払い出し管理部
34 払い出し監視部
50物品
A台車
S 払い出し口

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    【課題】カードル貯蔵庫にホイストクレーンを設置せずに台車を使用し、カードルを容易に搬送、交換することができる簡易な構成のカードル搬送貯蔵システムを提供する。【解決手段】カードル搬送貯蔵システムは、カー... 詳細

  • 株式会社 ボスン エングの「 先入先出方式のソルダ容器の自動供給管理システム」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】多量のソルダ容器を冷蔵室に保管することにより、ソルダ容器の内容物の酸化を防止できる先入先出方式のソルダ容器の自動供給管理システムを提供すること。【解決手段】本発明は、複数のソルダ容器を冷蔵保管... 詳細

  • 株式会社日立製作所の「 ピッキングシステム」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】ピッキング作業の効率を向上できるピッキングシステムを提供すること。【解決手段】ピッキングシステム1は、ワーク40を搬送する搬送車30の移動方向に沿って、第1ロボット作業区画AM1と、第2ロボッ... 詳細

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