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技術 掃除球体

出願人 株式会社シー・シー・ピー
発明者 中荒井浩菅野智子
出願日 2012年10月1日 (8年2ヶ月経過) 出願番号 2012-219354
公開日 2014年4月21日 (6年8ヶ月経過) 公開番号 2014-068979
状態 特許登録済
技術分野 床、カーペットの清掃
主要キーワード 中心部両側 中央枠体 スイッチ取付部材 軸受け筒 大平歯車 湾曲形 略正六角形 同一軸心状
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (12)

課題

駆動モータ動力を球状本体に伝えて掃除能力を向上させ、駆動モータの回転方向を変化させて球状本体が障害物に接触しても、その位置で反転し、停止することなく継続して掃除することができる掃除球体を提供する。

解決手段

掃除球体1は、球状本体2の外周面に装着された掃除用布90と、球状本体2内部に設けられた駆動装置10とを有する。駆動装置10は、駆動ケース11に設けられた駆動モータ16と、駆動モータ16によって回転させられる回転軸31と、駆動ケース11に取り付けられた重錘60と、制御手段80とを有する。回転軸31は、球状本体2の略中心部に連結されている。制御手段80は、駆動モータ16の回転方向を切り替え切替手段と、切替手段に所定時間経過毎に信号を送り、駆動モータ16の回転方向を切り替えるタイマー手段とを有する。

概要

背景

従来、回転して掃除を行う掃除球体は、球状本体と、球状本体の外周面に装着された掃除用布と、球状本体内部に設けられ、球状本体を回転させる駆動装置とからなる。駆動装置は、駆動ケースと、駆動ケースに設けられた駆動モータと、駆動ケースから突出し、駆動モータによって強制的に回転させられる回転軸とを有する。前記回転軸は、球状本体内の略中心部両側に回転可能に軸支されている(例えば、特許文献1)。

概要

駆動モータの動力を球状本体に伝えて掃除能力を向上させ、駆動モータの回転方向を変化させて球状本体が障害物に接触しても、その位置で反転し、停止することなく継続して掃除することができる掃除球体を提供する。 掃除球体1は、球状本体2の外周面に装着された掃除用布90と、球状本体2内部に設けられた駆動装置10とを有する。駆動装置10は、駆動ケース11に設けられた駆動モータ16と、駆動モータ16によって回転させられる回転軸31と、駆動ケース11に取り付けられた重錘60と、制御手段80とを有する。回転軸31は、球状本体2の略中心部に連結されている。制御手段80は、駆動モータ16の回転方向を切り替え切替手段と、切替手段に所定時間経過毎に信号を送り、駆動モータ16の回転方向を切り替えるタイマー手段とを有する。

目的

本願発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、駆動モータの動力を球状本体に伝えて掃除能力を向上させ、駆動モータの回転方向を変化させて球状本体が障害物に接触しても、その位置で反転し、停止することなく継続して掃除することができる掃除球体を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

球状本体と、球状本体の外周面に装着された掃除用布と、球状本体内部に設けられ、球状本体を回転させる駆動装置とを有し、駆動装置は、駆動ケースと、駆動ケースに設けられた駆動モータと、駆動ケースの一側から突出し、駆動モータによって回転させられる回転軸と、駆動ケースに取り付けられた重錘と、駆動ケースに設けられ、駆動モータの駆動を制御する制御手段とを有し、前記回転軸は、球状本体の略中心部に連結され、制御手段は、駆動モータの回転方向切り替え切替手段と、駆動モータの一方向の回転の所定時間経過後に切替手段に信号を送り、駆動モータの回転方向を他方向に切り替え、次に駆動モータの他方向の回転の所定時間経過後に切替手段に信号を送り、駆動モータの回転方向を一方向に切り替えるタイマー手段とを有することを特徴とする掃除球体

請求項2

駆動装置は、駆動ケースの他側に、前記回転軸と略同一軸心状となるようにして形成された軸筒を有し、球状本体は、略中心上の一方に駆動装置の回転軸を連結固定する連結部が形成され、略中心上の他方に駆動装置の軸筒を回動可能に軸受けする軸受け部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の掃除球体。

請求項3

前記重錘は、駆動モータに電気を供給する電源であることを特徴とする請求項1又は2記載の掃除球体。

請求項4

前記軸筒内には、球状本体の軸受け部に形成された開口から操作可能な押圧体が設けられ、押圧体は、駆動ケースに配置された駆動モータのスイッチをオンするように構成されていることを特徴する請求項2又は3記載の掃除球体。

請求項5

押圧体は、中空状に形成され、内部に発音体が設けられていることを特徴とする請求項4記載の掃除球体。

請求項6

球状本体の所定箇所には、位置決め凹部が形成され、前記掃除用布は、球状に縫製され、一方に開口を有し、他方内面に前記球状本体の位置決め凹部に取り付けられる位置決め凸部が設けられ、掃除用布の開口周囲には、開口を閉じる方向に付勢する弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の掃除球体。

技術分野

0001

本発明は、内部に設けられた駆動装置により回転を行い、表面に被着した掃除用布で掃除を行う掃除球体に関する。

背景技術

0002

従来、回転して掃除を行う掃除球体は、球状本体と、球状本体の外周面に装着された掃除用布と、球状本体内部に設けられ、球状本体を回転させる駆動装置とからなる。駆動装置は、駆動ケースと、駆動ケースに設けられた駆動モータと、駆動ケースから突出し、駆動モータによって強制的に回転させられる回転軸とを有する。前記回転軸は、球状本体内の略中心部両側に回転可能に軸支されている(例えば、特許文献1)。

先行技術

0003

特開平10−262881号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、従来の掃除球体は、駆動モータの駆動力が球状本体に伝達されないため、回転力が弱く、そのため、掃除床面凹凸が合った場合、乗り越えることができなくなるので掃除能力が低いという問題点があった。また、駆動モータの回転方向がいつも一定なので、球状本体が壁等の障害物に接触した場合、球状本体に被着された掃除用布と障害物との摩擦抵抗が大きいことにより接触位置がずれず、そのため、身動きが取れずにその位置で止まってしまうという問題点があった。掃除球体は、家の中で自由に転動させて床面を掃除させるものであるが、ベッド箪笥等の固定物の隙間等に入り込んで、上記したように障害物に接触して止まってしまうと、取り出すことが困難になるという問題点があった。

0005

本願発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、駆動モータの動力を球状本体に伝えて掃除能力を向上させ、駆動モータの回転方向を変化させて球状本体が障害物に接触しても、その位置で反転し、停止することなく継続して掃除することができる掃除球体を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本願請求項1に係る掃除球体は、上記目的を達成するため、球状本体と、球状本体の外周面に装着された掃除用布と、球状本体内部に設けられ、球状本体を回転させる駆動装置とを有し、駆動装置は、駆動ケースと、駆動ケースに設けられた駆動モータと、駆動ケースの一側から突出し、駆動モータによって回転させられる回転軸と、駆動ケースに取り付けられた重錘と、駆動ケースに設けられ、駆動モータの駆動を制御する制御手段とを有し、前記回転軸は、球状本体の略中心部に連結され、制御手段は、駆動モータの回転方向を切り替え切替手段と、駆動モータの一方向の回転の所定時間経過後に切替手段に信号を送り、駆動モータの回転方向を他方向に切り替え、次に駆動モータの他方向の回転の所定時間経過後に切替手段に信号を送り、駆動モータの回転方向を一方向に切り替えるタイマー手段とを有することを特徴とする。

0007

本願請求項2に係る掃除球体は、上記目的を達成するため、駆動装置は、駆動ケースの他側に、前記回転軸と略同一軸心状となるようにして形成された軸筒を有し、球状本体は、略中心上の一方に駆動装置の回転軸を連結固定する連結部が形成され、略中心上の他方に駆動装置の軸筒を回動可能に軸受けする軸受け部が形成されていることを特徴とする。

0008

本願請求項3に係る掃除球体は、上記目的を達成するため、前記重錘は、駆動モータに電気を供給する電源であることを特徴とする。

0009

本願請求項4に係る掃除球体は、上記目的を達成するため、前記軸筒内には、球状本体の軸受け部に形成された開口から操作可能な押圧体が設けられ、押圧体は、駆動ケースに配置された駆動モータのスイッチをオンするように構成されていることを特徴とする。

0010

本願請求項5に係る掃除球体は、上記目的を達成するため、押圧体は、中空状に形成され、内部に発音体が設けられていることを特徴とする。

0011

本願請求項6に係る掃除球体は、上記目的を達成するため、球状本体の所定箇所には、位置決め凹部が形成され、前記掃除用布は、球状に縫製され、一方に開口を有し、他方内面に前記球状本体の位置決め凹部に取り付けられる位置決め凸部が設けられ、掃除用布の開口周囲には、開口を閉じる方向に付勢する弾性部材が設けられていることを特徴とする。

発明の効果

0012

本願発明に係る掃除球体は、球状本体と、球状本体の外周面に装着された掃除用布と、球状本体内部に設けられ、球状本体を回転させる駆動装置とを有する。駆動装置は、駆動ケースと、駆動ケースに設けられた駆動モータと、駆動ケースの一側から突出し、駆動モータによって回転させられる回転軸と、駆動ケースに取り付けられた重錘と、駆動ケースに設けられ、駆動モータの駆動を制御する制御手段とを有する。前記回転軸は、球状本体の略中心部に連結されている。制御手段は、駆動モータの回転方向を切り替える切替手段と、駆動モータの一方向の回転の所定時間経過後に切替手段に信号を送り、駆動モータの回転方向を他方向に切り替え、次に駆動モータの他方向の回転の所定時間経過後に切替手段に信号を送り、駆動モータの回転方向を一方向に切り替えるタイマー手段とを有する。

0013

本願発明に係る掃除球体は、駆動モータを駆動すると、回転軸が回転し、球状本体が回転軸を中心として回動する。球状本体は、外周面に掃除用布が装着されているので、転動しながら掃除を行う。駆動ケースは、重錘が取り付けられているので、駆動モータが回転しても球状本体内で回転することはない。駆動モータは、制御手段のタイマー手段により、所定時間一方向に回転し、所定時間経過後回転方向が切り替わって、所定時間他方向に回転する。そのため、掃除球体は、所定時間一方向に転動し、所定時間経過後、所定時間他方向に転動する。本願発明に係る掃除球体は、駆動モータの動力を球状本体に伝えて回転させるので、掃除能力を向上させることができるという効果がある。本願発明に係る掃除球体は、駆動モータの回転方向を定期的に変化させて、球状本体の回転方向を変えるので、球状本体が障害物に接触しても、その位置で停止することなく反転し、障害物に接触して止まってしまうことがなく、継続的に掃除を行うことができるという効果がある。

0014

本願発明に係る掃除球体は、駆動装置の駆動ケースの他側に、前記回転軸と略同一軸心状となるようにして形成された軸筒を有する。球状本体は、略中心上の一方に駆動装置の回転軸を連結固定する連結部が形成され、略中心上の他方に駆動装置の軸筒を回動可能に軸受けする軸受け部が形成されている。本願発明に係る掃除球体は、上記効果に加え、軸筒と回転軸の中心軸を中心として、球状本体を安定して回転させることができるという効果がある。

0015

本願発明に係る掃除球体は、前記重錘が駆動モータに電気を供給する電源であるので、別途を設ける必要がなく、駆動装置の構成をコンパクトにすることができるという効果がある。

0016

本願発明に係る掃除球体は、前記軸筒内に、球状本体の軸受け部に形成された開口から操作可能な押圧体が設けられ、押圧体は、駆動ケースに配置された駆動モータのスイッチをオンするように構成されている。本願発明に係る掃除球体は、前述したように、軸筒と回転軸の中心軸を中心として、球状本体が回転するので、軸筒が接地することなく、球状本体の側面に常に位置している。そのため、軸筒に設けられた押圧体は、掃除球体が転動中、接地面に接触することがないので、スイッチが操作されることがない。このように本願発明に係る掃除球体は、球状本体の回転中に、駆動モータのスイッチを操作することがないので、安定して掃除を行うことができるという効果がある。

0017

本願発明に係る掃除球体は、押圧体が中空状に形成され、押圧体内部に発音体が設けられている。本願発明に係る掃除球体は、前述したように、球状本体の回転中、押圧体が常に側面に位置しており、接地することがないので、発音体から発せられる音を常に側面から出し続けることができ、音が途切れたり、聞き取り辛くなったりすることがなく、安定して音を出し続けることができるという効果がある。

0018

本願発明に係る掃除球体は、球状本体の所定箇所には、位置決め凹部が形成され、前記掃除用布は、球状に縫製され、一方に開口を有し、他方内面に前記球状本体の位置決め凹部に取り付けられる位置決め凸部が設けられ、掃除用布の開口周囲には、開口を閉じる方向に付勢する弾性部材が設けられている。掃除用布は、一方の開口を弾性部材に弾性に抗して拡げ、一方の開口から球状本体を挿入する。掃除用布は、球状本体の位置決め凹部に掃除用布の位置決め凸部を取り付けると、球状本体の外周面にずれることなく被せることができる。このように、本願発明に係る掃除球体は、掃除用布を球状本体にずれることなく取り付けることができるという効果がある。

図面の簡単な説明

0019

本願発明に係る掃除球体の正面断面図である。
図1の掃除球体の下面断面図である。
図1の掃除球体の分解断面図である。
図1の掃除球体の駆動装置の分解断面図である。
図1の掃除球体の押圧突起の側面図である。
図1に掃除球体の電源ボックスの説明図であって、(a)が平面図、(b)が正面図、(c)が断面図である。
本願発明に係る掃除球体の分解斜視図である。
図7の駆動装置の分解斜視図である。
図7の電源ボックスの分解斜視図である。
制御手段の電気ブロック図である。
本願発明に係る掃除球体の動きを説明する側面図である。

実施例

0020

掃除球体の概要について、図面に基づいて説明する。図1,2に示すように、掃除球体1は、球状本体2と、球状本体2の外周面に装着された掃除用布90と、球状本体2内部に設けられ、球状本体2を回転させる駆動装置10とを有する。駆動装置10は、駆動ケース11と、駆動ケース11に設けられた駆動モータ16と、駆動ケース11の一側から突出し、駆動モータ16によって回転させられる回転軸31と、駆動ケース11に取り付けられた重錘60と、駆動ケース11に設けられ、駆動モータ16の駆動を制御する制御手段80とを有する。前記回転軸31は、球状本体2の略中心部に連結されている。図10に示すように、制御手段80は、駆動モータ16の回転方向を切り替える切替手段82と、駆動モータ16の一方向の回転の所定時間経過後に切替手段82に信号を送り、駆動モータ16の回転方向を他方向に切り替え、次に駆動モータ16の他方向の回転の所定時間経過後に切替手段82に信号を送り、駆動モータ16の回転方向を一方向に切り替えるタイマー手段83とを有する。

0021

掃除球体1は、駆動モータ16を駆動すると、回転軸31が回転し、球状本体2が回転軸31を中心として回動する。球状本体2は、外周面に掃除用布90が装着されているので、転動しながら掃除を行う。駆動ケース11は、重錘60が取り付けられているので、駆動モータ16が回転しても球状本体2内で回転することはない。駆動モータ16は、制御手段80のタイマー手段83により、所定時間一方向に回転し、所定時間経過後回転方向が切り替わって、所定時間他方向に回転する。そのため、掃除球体1は、所定時間一方向に転動し、所定時間経過後、所定時間他方向に転動する。掃除球体1は、駆動モータ16の動力を球状本体2に伝えて回転させるので、掃除能力を向上させることができる。掃除球体1は、駆動モータ16の回転方向を定期的に変化させて、球状本体2の回転方向を変えるので、球状本体2が壁等の障害物に接触しても、その位置で停止することなく反転し、障害物に接触して止まってしまうことがなく、継続的に掃除を行うことができる。

0022

掃除球体1は、駆動装置10の駆動ケース11の他側に、前記回転軸31と略同一軸心状となるようにして形成された軸筒35を有する。球状本体2は、略中心上の一方に駆動装置10の回転軸31を連結固定する連結部7が形成され、略中心上の他方に駆動装置10の軸筒35を回動可能に軸受けする軸受け部5が形成されている。掃除球体1は、軸筒35と回転軸31の中心軸を中心として、球状本体2を安定して回転させることができる。掃除球体1は、前記重錘60が駆動モータ16に電気を供給する電源であるので、別途錘を設ける必要がなく、駆動装置10の構成をコンパクトにすることができる。

0023

掃除球体1は、前記軸筒35内に、球状本体2の軸受け部5に形成された開口5aから操作可能な押圧体40が設けられている。押圧体40は、駆動ケース11に配置された駆動モータ16のスイッチ53をオンするように構成されている。図11に示すように、掃除球体1は、軸筒35と回転軸31の中心軸を中心として、球状本体2が回転するので、軸筒35が接地することなく、球状本体2の側面に常に位置している。そのため、軸筒35に設けられた押圧体40は、掃除球体1の転動中、接地面に接触することがないので、スイッチ53が操作されることがない。このように掃除球体1は、球状本体2の回転中に、駆動モータ16のスイッチ53を操作することがないので、安定して掃除を行うことができる。

0024

図1に示すように、掃除球体1は、押圧体40が中空状に形成され、押圧体40内部に発音体51が設けられている。掃除球体1は、前述したように、球状本体2の回転中、押圧体40が常に側面に位置しており、接地することがないので、発音体51から発せられる音を常に側面から出し続けることができ、音が途切れたり、聞き取り辛くなったりすることがなく、安定して音を出し続けることができる。

0025

掃除球体1は、図3に示すように、球状本体2の所定箇所には、位置決め凹部30が形成されている。前記掃除用布90は、球状に縫製され、一方に開口91を有し、他方内面に前記球状本体2の位置決め凹部30に取り付けられる位置決め凸部92が設けられている。掃除用布90の開口91周囲には、開口91を閉じる方向に付勢する弾性部材93が設けられている。掃除用布90は、一方の開口91を弾性部材93の弾性に抗して拡げ、一方の開口91から球状本体2を挿入する。掃除用布90は、球状本体2の位置決め凹部30に掃除用布90の位置決め凸部92を取り付けると、球状本体2の外周面にずれることなく被せることができる。このように、掃除球体1は、掃除用布90を球状本体2にずれることなく取り付けることができる。

0026

さらに、掃除球体1について詳細に説明する。図1に示すように、掃除球体1は、球状本体2と、球状本体2の外周面に装着された掃除用布90と、球状本体2内部に設けられ、球状本体2を回転させる駆動装置10とからなる。図3,7に示すように、球状本体2は、合成樹脂によって形成され、一方の半球体3と、他方の半球体6とからなり、一方の半球体3と他方の半球体6が接合・固定されて構成されている。この接合・固定は、一方の半球体3の開放側端縁と他方の半球体6の開放側端縁に、係止爪ネジ等の連結部3a,6aを形成し、この連結部3a,6aによって、一方の半球体3の開放側端縁と他方の半球体6の開放側端縁を連結するが、特に限定するものではない。

0027

図3に示すように、一方の半球体3は、略中央部に挿通孔4が形成され、内面に挿通孔4を囲む軸受け筒5が形成されている。他方の半球体6は、一方の半球体3の軸受け筒5に対向する内面略中央部に嵌合軸7が形成されている。嵌合軸7の内側には、断面が略正六角形状の軸受け部8が形成されている。他方の半球体6の外周面略中央、即ち、嵌合軸7と対向する位置には、位置決め凹部30が形成されている。

0028

図7,8に示すように、駆動装置10は、駆動ケース11と、駆動ケース11に設けられた駆動モータ16と、駆動ケース11の一側から突出し、駆動モータ16によって強制的に回転させられる回転軸31と、駆動ケース11に固定された重錘60と、駆動ケース11に設けられ、駆動モータ16の駆動を制御する制御手段80とを有する。駆動ケース11は、中央枠体12と、一方の枠体13と、他方の枠体15とからなり、中央枠体12を挟んで一方の枠体13と他方の枠体15を両側に配置し、ネジ等で連結固定されて構成されている。

0029

図2,8に示すように、中央枠体12と他方の枠体15内に、駆動モータ16と、歯車群20と、回転軸31が配置されている。歯車群20は、駆動モータ16の駆動軸17に固定された駆動歯車21と、駆動歯車21と噛み合う従動歯車22と、従動歯車22と一体の小歯車23と、小歯車23と噛み合う大平歯車25と、大平歯車25と一体の中間歯車26と、中間歯車26と噛み合う出力歯車27とで構成されている。

0030

従動歯車22及び小歯車23は、回転軸31に回動自在に設けられている。出力歯車27は、回転軸31に固定されている。回転軸31は、他方に断面が略正六角形状の出力部32が形成されている。回転軸31の出力部32は、他方の枠体15から突出し、他方の半球体6の軸受け部8に嵌合されている。大平歯車25及び中間歯車26は、中間軸33に取り付けられている。

0031

図3,4,8に示すように、中央枠体12と一方の枠体13内には、押圧体40と、スピーカ(発音体)51と、スイッチ53が設けられている。一方の枠体13には、回転軸31と略同一軸心の軸筒35と、軸筒35と略同一軸心のガイド筒36と、軸筒35とガイド筒36を連接する側壁37が形成されている。中央枠体12には、前記ガイド筒36と略同径のガイド筒38が形成されている。中央枠体12のガイド筒38と一方の枠体13のガイド筒36は突き合わされ連結されている。一方の枠体13の軸筒35は、一方の半球体3の軸受け筒5に回動可能に挿設されている。

0032

押圧体40は、ガイド筒36内で案内される円筒形状の胴部41と、軸筒35に案内される円筒形状のヘッド部42と、胴部41とヘッド部42を接続する接続部43が形成されている。ヘッド部42は、接続部43と反対側の端部が蓋部45によって塞がれている。蓋部45には、複数の音孔46が形成されている。胴部41は、二分割されており、一方の分割体47と他方の分割体48が接合して形成され、一方の分割体47と他方の分割体48の間にスピーカ(発音体)51が設けられている。胴部41(他方の分割体48)は、接続部43と反対側の端部に複数のアーム49aを介して押圧突起49が設けられている(図5参照)。

0033

中央枠体12のガイド筒38には、スイッチ取付部材52が取り付けられている。スイッチ取付部材52の略中心には、前記押圧体40の押圧突起49によって押圧されるスイッチ53が設けられている。スイッチ53は、制御回路80と電池ボックス60に電気的に接続されている。制御回路80は、基板55に設けられている。基板55は、中央枠体12に形成された取付板56に固定されている。

0034

駆動ケース11の一側には、重錘としても機能する電池ボックス60が設けられている。図6,9に示すように、電池ボックス60は、略三角形状に形成され、各辺に略平行な電池72を収容する電池収容室61,62,63が形成されている。電池ボックス60の中央には、複数の加重円板70を取り付ける収納部65が形成されている。収納部65には、複数の加重円板70を取り付ける固定軸66と、固定軸66に取り付けた複数の加重円板70を一方に付勢するバネ部材67と、バネ部材67によって一方に付勢された複数の加重円板70を係止する係止板68と、係止板68を固定軸66に固定するネジ69とからなる。

0035

電池ボックス60は、電池収容室61〜63を塞ぐ蓋体64を有し、さらに略U字状の取付部71が形成されている。電池ボックス60は、取付部71にネジを挿通して、当該ネジを駆動ケース11の一側に螺合することによって、駆動ケース11に取り付けられる。なお、電池ボックス60は、略三角形状に形成されているが、略四角形状であってもよく、特に形状に限定されるものではない。

0036

基板55に設けられた制御回路(制御手段)80には、図10に示すように、スイッチ53と、電池ボックス(電源部)60と、スピーカ(発音体)51と、駆動モータ16が電気的に接続されている。制御回路(制御手段)80には、メロディデータを記憶する記憶部(記憶手段)81と、駆動モータ16の回転方向を切り替える切替部(切替手段)82と、駆動モータ16の一方向の回転の5秒後に切替部82に信号を送り、駆動モータ16の回転方向を他方向に切り替え、次に駆動モータ16の他方向の回転の5秒後に切替部82に信号を送り、駆動モータ16の回転方向を一方向に切り替えるタイマー部(タイマー手段)83を備えている。制御回路(制御手段)80のタイマー部(タイマー手段)83は、切替部(切替手段)82に所定時間(約5秒)経過毎に信号を送り、駆動モータ16の回転方向を切り替えるが、この所定時間は、状況に応じて変更することができ、さらに、一方の回転時間と他方の回転時間を異なるように設定しても構わない。なお、基板55及び制御回路80は、ケースに収納されて、駆動ケース11に取り付けても構わない。

0037

掃除用布90は、球状に縫製され、一方に開口91を有し、他方内面に前記球状本体2の位置決め凹部30に取り付けられる位置決め凸部92が設けられている。掃除用布の開口91周囲には、開口91を閉じる方向に付勢するゴム部材等の弾性部材93が設けられている。掃除用布90は、ポリエステルからなる極細ファイバーで覆われている。掃除用布90は、一方の開口91を弾性部材93に弾性に抗して拡げ、一方の開口91から球状本体2を挿入する。掃除用布90は、球状本体2の位置決め凹部30に掃除用布90の位置決め凸部92を取り付けると、球状本体2の外周面にずれることなく被せることができる。掃除用布90は、一方の開口91が球状本体2の開口5a(挿通孔4)と略同じ位置となるように取り付けられ、押圧体40の音孔46を塞がないようになっている。

0038

上記した掃除球体1は、その本体が球形状をなしており、その外周に中空の球形状の掃除用布90を被覆した構成となっている。上記したように、掃除用布90は、球状本体2を挿入する開口91を形成したが、掃除用布90の周面に、球状本体2の直径よりもやや短い長さの切溝を形成しても良い。切溝は、直線状であっても、ジグザグ形状であっても、湾曲形状であっても構わない。前記切溝の両側の内側には、一対の平ゴムが略全長に亘って取り付けられている。これによって、球状本体2を切溝を介して掃除用布90の中に挿入する際、切溝を広げると平ゴムが伸び、球状本体2が挿入されると切溝が縮んで切溝の長さ方向の長さ及び切溝両側の幅が狭まるようになっている。平ゴムの伸縮作用によって切溝の長さ及び幅が伸縮するようになっている。本実施例では平ゴムを用いたが、本発明ではこれに限定されることはなく、平板状の弾性部材であれば足りる。
切溝の開閉スライドファスナー面ファスナーを試してみた。スライドファスナーではスライダー突起となり、また、面ファスナーではファスナーの厚みが突起となるので、掃除球体1の回転を阻害してしまい不適当であった。掃除球体1は、上記したように、平板状の弾性部材を切溝両側の内側に取り付けたので、突起等の障害が解消され、スムーズな回転を行うことができる。

0039

掃除球体1は、上記したように構成され、次のように使用することができる。掃除球体1は、球状本体2の側面に位置する押圧体40を押圧すると、スイッチ53がONとなり、制御回路80の記憶部81からスピーカ51にメロディデータが出力され、スピーカ51からメロディ音が流れる。また、駆動モータ16が駆動し、駆動モータ16の駆動軸17の一方の回転が、駆動軸17に固定された駆動歯車21、駆動歯車21と噛み合う従動歯車22、従動歯車22と一体の小歯車23、小歯車23と噛み合う大平歯車25、大平歯車25と一体の中間歯車26、中間歯車26と噛み合う出力歯車27を介して回転軸31に伝達され、回転軸31が一方に回転する。

0040

回転軸31が一方に回転すると、出力部32,軸受け部8を介して球状本体2に回転が伝達され、球状本体2が一方に回転を行う。駆動装置10は、電池ボックス60の重みにより、回転しない。制御回路80のタイマー部83が駆動モータ16の一方向の回転の5秒後に切替部82に信号を送り、駆動モータ16の回転方向を他方向に切り替え、次に駆動モータ16の他方向の回転の5秒後に切替部82に信号を送り、駆動モータ16の回転方向を一方向に切り替える。従って、掃除本体1は、5秒間一方に転動した後、5秒間他方に転動し、また、5秒間一方に転動する。このように転動して、掃除本体1は、球状本体2の外周面に装着された掃除用布90により、床面の掃除を行わせることができる。

0041

掃除球体1は、駆動モータ16の動力を球状本体2に伝えて回転させるので、掃除能力を向上させることができる。掃除球体1は、駆動モータ16の回転方向を定期的に変化させて、球状本体2の回転方向を変えるので、球状本体2が壁等の障害物に接触しても、その位置で停止することなく反転し、障害物に接触して止まってしまうことがなく、継続的に掃除を行うことができる。掃除球体1は、図11に示すように、球状本体2の回転中、押圧体40が常に側面に位置しており、接地することがないので、発音体51から発せられる音を常に側面から出し続けることができ、音が途切れたり、聞き取り辛くなったりすることがなく、安定して音を出し続けることができる。従って、掃除本体1の位置を常に把握することができる。

0042

掃除球体1は、球状本体2に掃除用布90を装着して、床面を掃除させるようにしたが、球状本体2のみで発音回転玩具としても利用することができる。発音回転玩具は、側面に位置する押圧体40を押圧すると、スイッチ53がONとなり、スピーカ51からメロディ音が流れ、一方に5秒間回転を行った後、他方に5秒間回転を行う。発音回転玩具は、回転方向を変えるので、壁等の障害物に接触しても、その位置で停止することなく反転し、障害物に接触して止まってしまうことがなく、継続的に回転を行うことができる。発音回転玩具は、回転中、押圧体40が常に側面に位置しており、接地することがないので、発音体51から発せられる音を常に側面から出し続けることができ、音が途切れたり、聞き取り辛くなったりすることがなく、安定して音を出し続けることができる。従って、発音回転玩具の位置を常に把握することができる。発音回転玩具は、このように幼児玩具としても利用することができる。

0043

本願発明は、転動しながら床面を掃除する掃除球体に利用可能である。

0044

1掃除球体
2 球状本体
3 一方の半球体
3a 連結部
4挿通孔
5軸受け筒(軸受け部)
5a 開口
6 他方の半球体
6a 連結部
7 嵌合軸
8 軸受け部
10駆動装置
11駆動ケース
12中央枠体
13 一方の枠体
15 他方の枠体
16駆動モータ
17駆動軸
20歯車群
21駆動歯車
22従動歯車
23小歯車
25大平歯車
26中間歯車
27出力歯車
30位置決め凹部
31回転軸
32 出力部
33中間軸
35軸筒
36ガイド筒
37側壁
38 ガイド筒
40押圧体
41胴部
42ヘッド部
43 接続部
45 蓋部
46音孔
47 一方の分割体
48 他方の分割体
49押圧突起
49aアーム
51スピーカ(発音体)
52スイッチ取付部材
53 スイッチ
55基板
56取付板
60電池ボックス(電源部)
61電池収容室
62 電池収容室
63 電池収容室
64蓋体
65収納部
66固定軸
67バネ部材
68係止板
69ネジ
70加重円板
71取付部
72電池
80制御回路(制御手段)
81 記憶部(記憶手段)
82切替部(切替手段)
83タイマー部(タイマー手段)
90掃除用布
91 一方の開口
92 位置決め凸部
93 弾性部材

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