図面 (/)

技術 情報表示処理装置、電子辞書端末、情報表示処理方法、情報表示処理プログラムおよび記録媒体

出願人 シャープ株式会社
発明者 久保田篤
出願日 2012年9月14日 (8年3ヶ月経過) 出願番号 2012-203618
公開日 2014年4月3日 (6年9ヶ月経過) 公開番号 2014-059669
状態 特許登録済
技術分野 検索装置
主要キーワード 情報デバイス 情報表示処理装置 情報表示処理プログラム マスクROM 語義情報 電子辞書端末 付記事項 対象辞書
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年4月3日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (18)

課題

辞書検索を行う際のユーザの操作性を向上させた電子辞書端末を実現する。

解決手段

電子辞書端末(1)が備える表示処理部(32)は、タッチパネル(40)において語義画面中に現れている複数の単語の選択を受け付けると、複数の単語をすべて含む収録例文または収録成句の一覧をタッチパネル部(40)に表示する。表示処理部(32)は、一覧中から収録例文または収録成句が選択されるとその訳が表示されるように語義画面を更新する。

概要

背景

近年、多様な機能を備えた電子辞書が開発されており、幅広く利用されている。電子辞書は通常の辞書とは異なり、単語の検索高速で行えること、軽量で持ち運びに便利であること、などの利点があるため、携帯型の専用装置としての電子辞書だけではなく、アプリケーションプログラムとしての電子辞書機能を有した電子機器、例えばPC(Personal Computer)、タブレットPC、及びスマートフォンなども利用されている。

これらの電子辞書に関して、操作性を向上させるための様々な技術が開発されている。

例えば特許文献1には、表示されている文章中の語句解説を容易に参照させる電子機器の技術として、文章中の行の選択を受け付けるとともに、選択された行の中から辞書データに存在する見出し語を検索し、見出し語の一覧を表示する技術が開示されている。

また、特許文献2では、ユーザが辞書検索をしたい単語の先頭カーソルを移動させると、その単語をキーワードとして辞書データから辞書情報を検索して表示する辞書情報表示方式の技術が開示されている。

また、特許文献3には、訳画面中の単語が選択されるとその単語を含む連語リストを表示することにより、使用者に単語を入力させることなく連語を検索できる電子辞書に関する技術が開示されている。

また、特許文献4には、検索の利便性を向上させるために、成句及び例文検索検索文字が入力されると、検索文字に前方一致する見出し語のリストを表示し、リストの中から選択された見出し語を含む例文を検索して表示する技術が開示されている。

概要

辞書検索を行う際のユーザの操作性を向上させた電子辞書端末を実現する。電子辞書端末(1)が備える表示処理部(32)は、タッチパネル(40)において語義画面中に現れている複数の単語の選択を受け付けると、複数の単語をすべて含む収録例文または収録成句の一覧をタッチパネル部(40)に表示する。表示処理部(32)は、一覧中から収録例文または収録成句が選択されるとその訳が表示されるように語義画面を更新する。

目的

本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、電子辞書の検索を行う際のユーザの操作性を向上させた情報表示処理装置を実現することにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

電子辞書機能を備え、語義画面を表示部に表示する情報表示処理装置において、上記語義画面中に現れている複数の単語の選択をユーザから受け付ける第1受付手段と、第1受付手段が選択を受け付けた上記複数の単語をすべて含む、自装置に記憶されている収録文字列の一群を表示部に表示する表示処理手段と、を備え、上記表示処理手段は、上記収録文字列の一群の中からユーザが選択した文字列に関連して自装置に記憶されている関連情報を表示する、ことを特徴とする情報表示処理装置。

請求項2

上記表示処理手段は、第1受付手段が選択を受け付けた上記複数の単語をすべて含む収録文字列のうち、上記複数の単語を特定の順序で含んでいる収録文字列の一群を表示するように構成されており、上記表示処理手段は、第1受付手段が上記複数の単語の選択を受け付けたことをトリガとして、第1受付手段が相対的に先に選択を受け付けた単語がより先頭側に含まれるような収録文字列の一群を表示するように構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示処理装置。

請求項3

第1受付手段が上記複数の単語の選択を受け付けた後に上記特定の順序の指定を受け付ける第2受付手段をさらに備え、上記表示処理手段は、第2受付手段が上記特定の順序の指定を受け付けたことをトリガとして、上記複数の単語を指定された順序で含む収録文字列の一群を表示するように構成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の情報表示処理装置。

請求項4

上記表示処理手段は、第1受付手段が第1の単語および第2の単語からなる2つの単語の選択を受け付けた後に第1の単語を第2の単語よりも先頭側に含むような収録文字列の一群を表示している状態で、第2受付手段が第1の単語の表示位置を指定する操作を受け付け、その後に、第2受付手段が第2の単語の表示位置を指定する操作を受け付けた場合には、第2の単語を第1の単語よりも先頭側に含むような収録文字列の一群を新たに表示する、ことを特徴とする請求項3に記載の情報表示処理装置。

請求項5

上記表示処理手段は、第1受付手段が第1の単語および第2の単語を含む3つ以上の単語の選択を受け付けた後に第1の単語を第2の単語よりも先頭側に含むような収録文字列の一群を表示している状態で、第2受付手段が第1の単語の表示位置を指定する操作を受け付け、その後に、第2受付手段が第2の単語の表示位置を指定する操作を受け付けた場合には、第2の単語を第1の単語よりも先頭側に含むような収録文字列であって上記3つ以上の単語の出現順が第1の単語および第2の単語を除いて表示中の収録文字列と同じである収録文字列の一群を新たに表示する、ことを特徴とする請求項3または4に記載の情報表示処理装置。

請求項6

上記表示処理手段は、上記収録文字列として収録例文を表示するように構成されており、上記表示処理手段は、上記関連情報として、上記収録例文の一群の中からユーザが選択した例文の訳を表示する、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報表示処理装置。

請求項7

上記表示処理手段は、上記収録文字列として収録成句を表示するように構成されており、上記表示処理手段は、上記関連情報として、上記収録成句の一群の中からユーザが選択した成句の訳を表示する、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報表示処理装置。

請求項8

上記表示処理手段は、上記収録文字列として収録例文と収録成句との双方を表示可能に構成されており、上記表示処理手段は、第1受付手段が選択を受け付けた上記複数の単語をすべて含む収録成句と収録例文との双方が存在する場合には、上記収録例文の一群より優先的に上記収録成句の一群を表示するように構成されており、上記表示処理手段は、上記関連情報として、上記収録文字列の中からユーザが選択した例文または成句の訳を表示する、ことを特徴とする請求項6または7に記載の情報表示処理装置。

請求項9

上記表示処理手段に対し、第1受付手段が選択を受け付けた上記複数の単語をすべて含む収録成句と収録例文との双方が存在する場合に収録成句の一群と収録例文の一群とのいずれを優先的に表示させるかの指定を受け付ける第3受付手段をさらに備えている、ことを特徴とする請求項8に記載の情報表示処理装置。

請求項10

電子辞書機能を備え、語義画面を表示部に表示する情報表示処理装置の情報表示処理方法において、上記語義画面中に現れている複数の単語の選択をユーザから受け付ける第1受付工程と、第1受付工程にて選択を受け付けた上記複数の単語をすべて含む、自装置に記憶されている収録文字列の一群を表示部に表示する第1表示処理工程と、上記収録文字列の一群の中からユーザが選択した文字列に関連して自装置に記憶されている関連情報を表示する第2表示処理工程と、を含んでいる、ことを特徴とする情報表示処理方法。

請求項11

請求項1から9のいずれか1項に記載の情報表示処理装置としてコンピュータを動作させるプログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための情報表示処理プログラム

請求項12

請求項11に記載の情報表示処理プログラムが記録されているコンピュータ読み取り可能な記録媒体

技術分野

0001

本発明は、電子辞書機能を備えた情報表示処理装置(例えば、専用の電子辞書端末や電子辞書機能を備えた汎用情報デバイス等)および情報表示処理方法に関する。また、本発明は、コンピュータをそのような情報表示処理装置として機能させるための情報表示処理プログラム、および、そのような情報表示処理プログラムが記録されている記録媒体に関する。

背景技術

0002

近年、多様な機能を備えた電子辞書が開発されており、幅広く利用されている。電子辞書は通常の辞書とは異なり、単語の検索高速で行えること、軽量で持ち運びに便利であること、などの利点があるため、携帯型の専用装置としての電子辞書だけではなく、アプリケーションプログラムとしての電子辞書機能を有した電子機器、例えばPC(Personal Computer)、タブレットPC、及びスマートフォンなども利用されている。

0003

これらの電子辞書に関して、操作性を向上させるための様々な技術が開発されている。

0004

例えば特許文献1には、表示されている文章中の語句解説を容易に参照させる電子機器の技術として、文章中の行の選択を受け付けるとともに、選択された行の中から辞書データに存在する見出し語を検索し、見出し語の一覧を表示する技術が開示されている。

0005

また、特許文献2では、ユーザが辞書検索をしたい単語の先頭カーソルを移動させると、その単語をキーワードとして辞書データから辞書情報を検索して表示する辞書情報表示方式の技術が開示されている。

0006

また、特許文献3には、訳画面中の単語が選択されるとその単語を含む連語リストを表示することにより、使用者に単語を入力させることなく連語を検索できる電子辞書に関する技術が開示されている。

0007

また、特許文献4には、検索の利便性を向上させるために、成句及び例文検索検索文字が入力されると、検索文字に前方一致する見出し語のリストを表示し、リストの中から選択された見出し語を含む例文を検索して表示する技術が開示されている。

先行技術

0008

特開2007−34834号公報(2007年2月8日公開
特開平3−220657号公報(2008年9月25日公開)
特開2005−293069号公報(2005年10月20日公開)
特開2007−94547号公報(2007年4月12日公開)

発明が解決しようとする課題

0009

上述のような従来技術において、見出し語検索を行った結果表示される語義画面に、ユーザが新たに検索したい単語が含まれていた場合、ユーザはその単語をキーワードとして、新たに検索することができる。

0010

しかしながら、上記従来の構成では、ユーザは、特定の複数の単語を含む成句または例文の検索を所望する場合、その複数の単語を成句検索画面または例文検索画面で入力しなければならないという煩わしさがあった。

0011

本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、電子辞書の検索を行う際のユーザの操作性を向上させた情報表示処理装置を実現することにある。

課題を解決するための手段

0012

上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報表示処理装置は、電子辞書機能を備え、語義画面を表示部に表示する情報表示処理装置において、上記語義画面中に現れている複数の単語の選択をユーザから受け付ける第1受付手段と、第1受付手段が選択を受け付けた上記複数の単語をすべて含む、自装置に記憶されている収録文字列の一群を表示部に表示する表示処理手段と、を備え、上記表示処理手段は、上記収録文字列の一群の中からユーザが選択した文字列に関連して自装置に記憶されている関連情報を表示する、ことを特徴としている。

発明の効果

0013

上記のように構成された本発明に係る情報表示処理装置によれば、電子辞書の検索を行う際のユーザの操作性を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の実施形態に係る電子辞書端末の構成を示すブロック図である。
図1の電子辞書端末に格納されている各辞書データデータ構造の一例を示す図である。
図1の電子辞書端末が表示する表示画面を例示した図である。
図1の電子辞書端末が表示する表示画面を例示した図である。
図1の電子辞書端末が辞書検索の検索結果を表示する処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図1の電子辞書端末が辞書検索の検索結果を表示する処理の変形例を説明するための図である。
図1の電子辞書端末が辞書検索の検索結果を表示する変形例に係る処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図1の電子辞書端末が表示する表示画面を例示した図である。
図1の電子辞書端末が表示する表示画面を例示した図である。
図1の電子辞書端末が辞書検索の検索結果を表示する処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図1の電子辞書端末が表示する表示画面を例示した図である。
図1の電子辞書端末が見出し語、成句、例文のうちどの検索結果を優先して表示するかを説明するための図である。
図1の電子辞書端末が表示する表示画面を例示した図である。
図1の電子辞書端末が表示する表示画面を例示した図である。
図1の電子辞書端末が表示する表示画面を例示した図である。
図1の電子辞書端末1による後述する語順指定処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図1の電子辞書端末1による変形例に係る語順指定処理の流れを説明するためのフローチャートである。

実施例

0015

以下では図1から図17を参照して、本発明の実施形態に係る電子辞書端末について説明する。

0016

(電子辞書端末の構成について)
最初に本実施形態に係る電子辞書端末の構成について図1を参照しながら以下に説明する。

0017

図1は本実施形態に係る電子辞書端末1(特許請求の範囲の「情報表示処理装置」に対応)の構成を示すブロック図である。図1に示すように、電子辞書端末1は、操作部10、辞書データ格納部20、処理部30、及び、タッチパネル部40(特許請求の範囲の「表示部」に対応)を備えている。

0018

操作部10は入力受付部11を備えており、入力受付部11は、キーボード打鍵によるユーザからの入力を受け付ける。

0019

辞書データ格納部20には、英英辞典英和辞典A、英和辞典Bなどの複数の辞書データが予め格納されている。図2は、辞書データ格納部20に格納されている各辞書データのデータ構造の一例を示す図である。辞書データは、多数の見出し語データから構成されているテーブル形式のデータであり、図2に示すように、各見出し語データは、親見出しに関する訳情報とそれに付随する複数の成句、複合派生語、及び例文のそれぞれの訳情報とによって構成されている。各訳情報は、種別見出し文字列、及び、語義情報から構成されるレコードとして辞書データに含まれており、訳情報を構成する種別は、その訳情報が親見出し、成句、複合・派生語および例文のいずれに関する訳情報であるかを示している。種別が「例文」である訳情報は、直前のレコードに存在する見出し文字列を用いた例文に関する訳情報である。例えば、図2に示す例では、種別が「例文」である「eat an apple」は、直前のレコードに存在する親見出しである「apple」という単語を用いた例文である。同様に、「territory becomes Apple of discord」は、直前のレコードに存在する成句「Apple of discord」を用いた例文である。本実施形態では図2に示したデータ構造を有する辞書データを取り扱う場合について説明するが、これは本発明を限定するものではない。なお、本実施形態では、種別が「親見出し」または「複合・派生語」である訳情報内の見出し文字列が「収録見出し語」に該当し、種別が「成句」である訳情報内の見出し文字列が「収録成句」に該当し、種別が「例文」である訳情報内の語義情報中の英文が「収録例文」に該当するものとする。

0020

処理部30は、辞書検索処理部31、表示処理部32(特許請求の範囲の「表示処理手段」に対応)、及び、選択単語特定部33(特許請求の範囲の「第1受付手段」に対応)を備えている。

0021

辞書検索処理部31は、検索画面の表示中にユーザにより単語が入力された場合、または、語義画面の表示中の単語がユーザにより選択された場合、入力または選択された単語に対応する、収録見出し語、収録成句、または、収録例文(特許請求の範囲の「自装置に記憶されている収録文字列」に対応)を、全辞書データを検索範囲として検索する。

0022

また、辞書検索処理部31は、収録見出し語、収録成句、または、収録例文の一覧表示の中からユーザにより選択された見出し語、成句または例文に関する語義情報を対象辞書の辞書データから抽出する。

0023

表示処理部32は、検索された収録見出し語、収録成句、または、収録例文の一覧を表示する。図3は、表示処理部32によって表示される表示画面の一例を示したものである。表示処理部32は、例えば、図3(a)の語義画面が表示されるときに単語「take」が選択されると、図3(b)のような検索結果リスト表示画面をタッチパネル部40に表示する。また、表示処理部32は、例えば、図3(a)の語義画面が表示されるときに単語「take」および単語「as」が選択されると、図3(c)のような検索結果リスト表示画面をタッチパネル部40に表示する。

0024

また、表示処理部32は、ユーザにより一覧表示の中から選択された見出し語、成句または例文に関する語義情報(特許請求の範囲の「関連情報」に対応)が示されるように語義画面を表示または更新する。なお、選択された見出し語、成句または例文が英和辞書に収録されているものである場合、表示される語義情報内に、通常、選択された見出し語、成句または例文の訳が含まれる。一方、選択された見出し語、成句または例文が英英辞書に収録されているものである場合、語義情報内には訳が含まれない。例えば、英英辞典の見出し語が選択された場合、表示される語義情報内には、見出し語の訳ではなく見出し語の意味を説明する英文が含まれることになる。

0025

選択単語特定部33は、語義画面が表示されているときにタッチパネルにユーザの指が接触した場合、語義画面中の接触位置に対応する単語を特定する。

0026

(電子辞書端末1の動作について)
以下では、図1から図17を参照しながら、電子辞書端末1が見出し語、成句、例文等を検索する動作について、説明するが、検索画面から文字列が入力された場合の動作について最初に説明する。

0027

文字列入力時の辞書検索処理について)
入力受付部11は、文字や機能選択などの入力を受け付ける。見出し語検索画面の表示中に入力受付部11が文字列の入力を受け付けた場合、入力受付部11は、入力文字列を辞書検索処理部31へ供給する。辞書検索処理部31は、入力文字列を親見出しとする見出し語データの各レコードの語義情報を、対象辞書の辞書データの中からから抽出し、表示処理部32へ供給する。辞書検索処理部31から各語義情報を取得した表示処理部32は、各語義情報を用いて、タッチパネル部40に、語義画面を表示する。

0028

ここで、入力される文字列は、単一の単語(親見出し語)であってもよいし、複数の単語を含んでいてもよい。電子辞書端末1は、複数の単語を含む文字列であって隣接する単語間に「スペース」や「&」等の区切り文字を含む文字列が入力された場合に、区切り文字で分けられた複数の単語を全て含んでいる成句及び例文を検索する構成としてもよい。

0029

(語義画面表示時の辞書検索処理について)
次に、表示中の語義画面から単語(キーワード)が選択された場合の動作について図4および図5を参照しながら説明する。

0030

図4(a)は上記動作前の語義画面を例示した図であり、図4(b)および図4(c)は、上記動作中における電子辞書端末1の画面表示を例示した図である。また、図5は、語義画面から選択された単語に対応する収録見出し語の検索結果を表示する処理の流れを示すフローチャート図である。

0031

(ステップS101)
まず、タッチパネル部40は、語義画面へのタッチを検出すると、上記タッチの位置を示す位置データを選択単語特定部33へ供給する。選択単語特定部33は、タッチパネル部40から取得した位置データに基づいて、タッチパネル部40に表示されている文字列のうちいずれの文字がタッチされたかを検出する。

0032

例えば図4(a)に示すような語義画面の表示中にユーザが「go to」の「t」の部分にタッチすると、タッチパネル部40は、タッチの位置を示す位置データを選択単語特定部33へ供給する。選択単語特定部33は、語義画面中の文字列のうち、「go to」の「t」の部分がタッチされたことを検出する。

0033

(ステップS102)
続いて、選択単語特定部33は、ステップS101にて検出された文字がアルファベットであるかを判定する。前述の例では、選択単語特定部33は、ステップS101にて検出された文字はアルファベットであると判定する。ステップS101にて検出された文字がアルファベットであると判定した場合はステップS103の処理へ進み、アルファベットではないと判定した場合はステップS103’の処理へ進む。

0034

(ステップS103)
続いて、選択単語特定部33は、ユーザに選択された単語として、ステップS101にて検出された文字を含む単語を特定する。この際、表示処理部32は、タッチパネル部40の当該単語がユーザにより選択されたことを示すように、特定した単語を反転表示する。

0035

前述の例では、選択単語特定部33は、ユーザにより選択された単語として、ステップS101にてタッチが検出された文字「t」を含む単語「to」を特定し、図4(b)に示すように単語「to」を反転表示する。

0036

(ステップS104)
続いて、電子辞書端末1は、タッチパネル部40へのタッチが終了したか否かを判定する。電子辞書端末1は、タッチが終了したと判定した(タッチの終了を検出した)場合にはステップS105の処理へ進み、タッチが終了していないと判定した場合はステップS104の処理へ戻る。

0037

(ステップS105)
続いて、表示処理部32は、タッチパネル部40に、図4(c)に示したような機能選択メニューを表示する。

0038

(ステップS106)
続いて、電子辞書端末1は、ステップS105にて表示された機能選択メニューの各選択項目のうち、「ジャンプ検索」へのタッチがあったか、「ジャンプ検索」以外の選択項目へのタッチがあったかを判定する。「ジャンプ検索」へのタッチをタッチパネル部40が検出すると、電子辞書端末1はステップS107の処理へ進む。また、機能選択メニューのうち、「ジャンプ検索」以外の選択項目へのタッチをタッチパネル部40が検出すると、電子辞書端末1は検索処理を終了し、その他の別の処理へ進む。

0039

(ステップS107)
続いて、ステップS106にて「ジャンプ検索」へのタッチをタッチパネル部40が検出すると、選択単語特定部33は、ステップS103で特定した単語を辞書検索処理部31へ供給する。辞書検索処理部31は、辞書データ格納部20に格納されている全辞書データを検索範囲として、供給された単語と一致する親見出し語、供給された単語を先頭の語とする複合・派生語、並びに、供給された単語を含む成句及び例文を検索する。

0040

(ステップS108)
続いて、辞書検索処理部31は、全辞書データを検索範囲として検索された親見出し語、複合・派生語、成句および例文を表示処理部32へ供給する。表示処理部32は、タッチパネル部40に、供給された親見出し語、複合・派生語、成句および例文の一覧を示す検索結果リスト表示画面を表示する。

0041

なお、表示処理部32は、デフォルトでは、親見出し語および複合・派生語の一覧を検索結果リスト表示画面内に表示する。前述の例では、図4(d)に示すように、英和辞典A、英和辞典Bおよび英英辞典の各親見出し語「to」を検索結果リスト表示画面内に表示する。検索結果リスト表示画面内の成句タブへのタッチをタッチパネル部40が検出すると、表示処理部32は、成句の一覧が示されるように検索結果リスト表示画面の表示を更新する。同様に、検索結果リスト表示画面内の例文タブへのタッチをタッチパネル部40が検出すると、表示処理部32は、例文の一覧が示されるように検索結果リスト表示画面の表示を更新する。

0042

また、ステップS108にて、検索がヒットしなかった場合には、表示処理部32は、検索がヒットしなかった旨を示すアラートを表示する。また、アラートが表示されると、電子辞書端末1はステップS101よりも前の状態に戻る。

0043

(ステップS103’)
一方、選択単語特定部33は、ステップS101にて検出された文字がアルファベットではないと判定した場合、ユーザに選択された文字として、ステップS101にてタッチされたと検出された文字を特定する。この際、表示処理部32は、タッチパネル部40の当該文字がユーザにより選択されたことを示すように、特定した文字を反転表示する。

0044

(ステップS104’から107’)
続くステップS104’からステップS107’の処理について、電子辞書端末1は、選択単語特定部33が特定する対象が「単語」であるか、「文字」であるかが異なる以外は上述のステップS104からステップS107までと同様の処理を行う。

0045

(ステップS108’)
続いて、辞書検索処理部31は、全辞書データを検索範囲として検索された親見出し語を表示処理部32へ供給する。表示処理部32は、タッチパネル部40に、供給された親見出し語の一覧を示す検索結果リスト表示画面を表示する。

0046

また、ステップS108’にて、検索がヒットしなかった場合には、表示処理部32は、検索がヒットしなかった旨を示すアラートを表示する。また、アラートが表示されると、電子辞書端末1はステップS101よりも前の状態に戻る。

0047

(語義画面表示時の辞書検索処理の変形例について)
図6は、語義画面から選択された単語に対応する収録見出し語の検索結果を表示する処理の変形例について説明するための図である。図7は、上記処理の流れを説明するためのフローチャートである。

0048

(ステップS201)
まず、入力受付部11は、図6(a)に示すようなキーボードに備えられている「ジャンプキーの押下を検出する。

0049

(ステップS202)
入力受付部11が「ジャンプ」キーの押下を検出すると、表示処理部32は、単語選択待ち状態であることを示すように、語義画面に表示されている複数の単語のうち先頭に表示されている単語を反転表示する。

0050

例えば図6(b)に示すような語義画面において、先頭に表示されている単語である「go」を反転表示する。

0051

(ステップS203)
続いて、タッチパネル部40は、語義画面へのタッチを検出すると、タッチの位置を示す位置データを選択単語特定部33へ供給する。選択単語特定部33は、タッチパネル部40から取得した位置データに基づいて、タッチパネル部40に表示されている文字列のうちいずれの文字がタッチされたかを検出する。電子辞書端末1は、語義画面へのタッチが検出されなければ、ステップS203の処理に戻る。

0052

例えば図6(b)に示すような語義画面の表示中にユーザが「go to」の「t」の部分にタッチすると、タッチパネル部40は、タッチの位置を示す位置データを選択単語特定部33へ供給する。選択単語特定部33は、語義画面中の文字列のうち、「go to」の「t」の部分がタッチされたことを検出する。

0053

(ステップS204)
続いて、選択単語特定部33は、ステップS203にて検出された文字がアルファベットであるかを判定する。前述の例では、選択単語特定部33は、ステップS203にて検出された文字はアルファベットであると判定する。ステップS203にて検出された文字がアルファベットであると判定した場合はステップS205の処理へ進み、アルファベットではないと判定した場合はステップS205’の処理へ進む。

0054

(ステップS205)
続いて、選択単語特定部33は、ユーザに選択された単語として、ステップS203にて検出された文字を含む単語を特定する。この際、表示処理部32は、タッチパネル部40の当該単語がユーザにより選択されたことを示すように、特定した単語を反転表示する。

0055

前述の例では、選択単語特定部33は、ユーザにより選択された単語として、ステップS203にてタッチが検出された文字「t」を含む単語「to」を特定し、図6(c)に示すように単語「to」を反転表示する。

0056

(ステップS206)
続いて、電子辞書端末1は、タッチパネル部40へのタッチが終了したか否かを判定する。電子辞書端末1は、タッチが終了したと判定した(タッチの終了を検出した)場合にはステップS207の処理へ進み、タッチが終了していないと判定した場合はステップS206の処理へ戻る。

0057

(ステップS207)
続いて、ステップS206にてタッチの終了をタッチパネル部40が検出すると、選択単語特定部33は、ステップS205で特定した単語を辞書検索処理部31へ供給する。辞書検索処理部31は、辞書データ格納部20に格納されている全辞書データを検索範囲として、供給された単語と一致する親見出し語、供給された単語を先頭の語とする複合・派生語、並びに、供給された単語を含む成句及び例文を検索する。

0058

(ステップS208)
続いて、辞書検索処理部31は、全辞書データを検索範囲として検索された親見出し語、複合・派生語、成句および例文を表示処理部32へ供給する。表示処理部32は、タッチパネル部40に、供給された親見出し語、複合・派生語、成句および例文の一覧を示す検索結果リスト表示画面を表示する。

0059

図6(d)に示すように、表示処理部32は、図4(d)に示した表示画面と同様の検索結果リスト表示画面を表示する。また、ステップS208にて、検索がヒットしなかった場合には、表示処理部32は、検索がヒットしなかった旨を示すアラートを表示する。また、アラートが表示されると、電子辞書端末1はステップS203の処理に戻る。

0060

(ステップS204’)
一方、選択単語特定部33は、ステップS203にて検出された文字がアルファベットではないと判定した場合、ユーザに選択された文字として、ステップS101にてタッチされたと検出された文字を特定する。この際、表示処理部32は、タッチパネル部40の当該文字がユーザにより選択されたことを示すように、特定した文字を反転表示する。

0061

(ステップS205’から207’)
続くステップS205’からステップS207’の処理について、電子辞書端末1は、選択単語特定部33が特定する対象が「単語」であるか、「文字」であるかが異なる以外は上述のステップS205からステップS207までと同様の処理を行う。

0062

(ステップS208’)
続いて、辞書検索処理部31は、全辞書データを検索範囲として検索された親見出し語を表示処理部32へ供給する。表示処理部32は、タッチパネル部40に、供給された親見出し語の一覧を示す検索結果リスト表示画面を表示する。

0063

また、ステップS108にて、検索がヒットしなかった場合には、表示処理部32は、検索がヒットしなかった旨を示すアラートを表示する。また、アラートが表示されると、電子辞書端末1はステップS203の処理に戻る。

0064

(複数の単語選択及び選択解除の処理について)
次に、語義画面中から複数の単語が選択された場合の動作について図8図10を参照しながら説明する。

0065

図10は、語義画面中から選択された複数の単語をすべて含む収録例文または収録成句の検索結果を表示する処理の流れを示すフローチャート図である。また、図8および図9は、上記動作中における電子辞書端末1の画面表示を例示した図である。

0066

(ステップS301)
まず、タッチパネル部40は、語義画面へのタッチを検出すると、タッチの位置を示す位置データを選択単語特定部33へ供給する。

0067

(ステップS302)
続いて、選択単語特定部33は、タッチされた位置の単語が反転表示されているかを判定する。

0068

例えば、図8(a)に示すような単語「go」の語義画面の表示中に、ユーザが単語「to」にタッチすると、選択単語特定部33は、検索結果リスト表示画面中の文字列のうち、タッチされた単語「to」は反転表示されていないと判定する。

0069

一方で、図9(a)に示すような複数の単語「go」、「to」、及び「station」の検索結果リスト表示画面の表示中に、ユーザが単語「station」の部分にタッチすると、選択単語特定部33は、検索結果リスト表示画面中の文字列のうち、タッチされた単語「station」は反転表示されていると判定する。

0070

ステップS302にて、選択単語特定部33がタッチされた位置の単語が反転表示されていないと判定した場合は、電子辞書端末1はステップS303の処理へ進み、反転表示されていると判定した場合は、電子辞書端末1はステップS305の処理へ進む。

0071

(ステップS303)
選択単語特定部33は、タッチパネル部40から取得した位置データに基づいて、タッチされた位置の文字がアルファベットであるか否かを判定する。タッチされた位置の文字がアルファベットであると判定した場合にはステップS304に進み、タッチされた位置に表示されている文字がアルファベットでないと判定した場合には処理を終了する。

0072

(ステップS304)
続いて、選択単語特定部33は、タッチされた位置の単語を、ユーザに新たに選択された単語として認識する。この際、表示処理部32は、タッチされた位置の単語を反転表示する。

0073

図8(a)に示す例では、選択単語特定部33は、タッチされた位置の単語「to」をユーザにより新たに選択された単語として認識し、図8(b)に示すように単語「to」を新たに反転表示する。

0074

ステップS304の処理が終わると、電子辞書端末1はステップS307の処理に進む。

0075

(ステップS305)
一方、前述のようにタッチされた位置の単語が反転表示されているとステップS302にて判定した場合は、選択単語特定部33は、タッチされた位置の単語が選択から外されたものと認識し、表示処理部32は、当該単語の反転表示を解除する。例えば、図9(a)に示すように複数の単語「go」、「to」、及び「station」の検索結果リスト表示画面の表示中に、ユーザが反転表示されている単語「station」の部分にタッチすると、選択単語特定部33は、図9(b)に示すように、タッチされた位置の単語「station」が選択から外されたものと認識し、表示処理部32は単語「station」の反転表示を解除する。また、例えば、図9(c)に示すように複数の単語「go」及び「to」の検索結果リスト表示画面の表示中に、ユーザが単語「go」の部分にタッチすると、選択単語特定部33は、図9(d)に示すように、タッチされた位置の単語「go」が選択から外されたものと認識し、表示処理部32は単語「go」の反転表示を解除する。

0076

(ステップS306)
続いて、選択単語特定部33は、現在選択されている単語の数をカウントする。現在選択されている単語の数が1つ以上である場合には、電子辞書端末1はステップS307の処理へ進む。現在選択されている単語の数が0である場合には、表示処理部32は、検索結果リスト表示画面を消去して処理を終了する。

0077

(ステップS307)
ステップS304またはステップS306の後、選択単語特定部33は、選択されている一つまたは複数の単語を辞書検索処理部31へ供給する。

0078

複数の単語が供給された場合、辞書検索処理部31は、辞書データ格納部20に格納されている全辞書データを検索範囲として、供給された複数の単語を全て含む成句及び例文を検索する。直前のステップがステップS304の場合、例えば、図8(b)に示すように、辞書検索処理部31は、予め選択されていた単語「go」と、ユーザにより新たに追加された単語「to」との両方を含む成句及び例文を検索する。また、直前のステップがステップS306の場合、例えば、図9(b)に示すように、辞書検索処理部31は、選択されていた単語「go」、「to」、及び「station」のうち、ユーザにより選択を解除された単語「station」を除いた残りの単語「go」及び「to」を全て含む成句及び例文を検索する。この際、複数の単語が選択されているため、見出し語検索は行わないものとする。

0079

続いて、辞書検索処理部31は、全辞書データを検索範囲として検索された成句および例文を表示処理部32へ供給する。表示処理部32は、タッチパネル部40に、供給された成句および例文の一覧を示す検索結果リスト表示画面を表示する。

0080

なお、複数の単語が辞書検索処理部31に供給された場合、表示処理部32は、図8(b)〜図8(d)に示したように、見出し語の検索結果リストは表示せずに見出し語タブをグレーアウト表示する。また、表示処理部32は、デフォルトでは、成句の一覧を検索結果リスト表示画面内に表示してもよいし、例文の一覧を検索結果リスト表示画面内に表示してもよい。電子辞書端末1は、成句の一覧と例文の一覧とのいずれをデフォルトで表示させるかをユーザが指定可能に構成されていてもよい。また、デフォルトで成句の一覧を検索結果リスト表示画面に表示させる場合であって成句のヒット件数が0である場合には、例文の一覧を検索結果リスト表示画面内に表示してもよい。デフォルトで例文の一覧を検索結果リスト表示画面に表示させる場合も同様である。さらに、デフォルトで成句の一覧を検索結果リスト表示画面に表示させる場合であって供給された複数の単語で構成される収録成句が辞書データ内に存在する場合には、成句の一覧を検索結果リスト表示画面内に表示してもよい。

0081

一方、単語が1つだけ供給された場合、辞書検索処理部31は、供給された単語と一致する親見出し語、供給された単語を先頭の語とする複合・派生語、並びに、供給された単語を含む成句及び例文を検索する。例えば、図9(d)に示すように、辞書検索処理部31は、選択されていた単語「go」及び「to」のうち、ユーザにより選択を解除された単語「go」を除いた、単語「to」と一致する親見出し語、並びに、単語「to」を含む成句及び例文を検索する。

0082

続いて、辞書検索処理部31は、全辞書データを検索範囲として検索された親見出し語、複合・派生語、成句および例文を表示処理部32へ供給する。
表示処理部32は、タッチパネル部40に、供給された親見出し語、複合・派生語、成句および例文の一覧を示す検索結果リスト表示画面を表示する。

0083

なお、表示処理部32は、成句及び例文のタブに各々のヒット件数を示す数字もあわせて表示してもよい。例えば、図8(a)に示すように、検索結果リスト表示画面において、単語「go」を含む成句のヒット件数「874」を成句タグに表示し、単語「go」を含む例文のヒット件数「1708」を例文タブに表示してもよい。

0084

上記の動作により電子辞書端末1は、ユーザが語義画面から成句及び例文検索を所望する際の、入力の手間を省き、誤入力を防ぐことができる。

0085

また、例文のヒット件数も成句のヒット件数も共に0でない場合にデフォルトで成句の一覧を検索結果リスト表示画面に表示させることによるメリットについても触れておく。

0086

検索結果リスト表示画面内に表示される例文の中には、文中で複数の単語が成句を構成している例文も、単に複数の単語を含んでいるだけで、その複数の単語が成句を構成していない例文も存在し得る。そして、前者の例文と、後者の例文とでは、文中において複数の単語が持つ意味が大きく異なることになる。

0087

これに関し、成句の一覧を優先して検索結果リスト表示画面に表示させることで、ユーザは、選択した複数の単語が成句を構成することを知った上で、例文の一覧を確認することができる。すなわち、ユーザは、選択した複数の単語が文中で成句を構成している例文のみを例文の一覧の中から選択することで、成句の使用例を集中的に確認することができる。以上のことから、成句の一覧を優先的に表示させる処理には、ユーザが例文を通じて成句を理解するのを助ける、というメリットがあると言える。

0088

(検索結果が存在しない場合の動作について)
次に、語義画面から選択された複数の単語を用いて見出し語検索、成句検索及び例文検索を行った結果、少なくともいずれかの検索結果が存在しない場合の電子辞書端末1の画面表示について図11を参照しながら説明する。

0089

図11は、検索結果が存在しない場合の画面表示を例示した図である。

0090

(見出し語検索、成句検索及び例文検索のうちいずれかの検索結果が存在するケース
表示処理部32は、図10を参照して説明した、複数の単語選択による成句及び例文の検索処理において、例えば、図11(a)に示すような検索結果リスト表示画面を表示する。表示処理部32が検索結果リスト表示画面を表示している状態で、タッチパネル部40が、さらに別の単語へのタッチを検出すると、辞書検索処理部31は、タッチされた単語とタッチ前から選択されているすべての単語とを含む成句及び例文を検索する。辞書検索処理部31の辞書検索の際に、複数の単語を全て含む成句、または、複数の単語を全て含む例文のうち何れかの検索がヒットしなかった場合、表示処理部32は、検索結果が存在しないことを示すように、検索結果リスト表示画面を更新する。例えば、検索結果が存在しなかった成句または例文のタブをグレー表示としてもよいし、検索結果の件数を示す数字を「(0)」と表示してもよい。この際、タッチパネル部40は、検索結果が存在しなかった成句または例文のタブへのタッチは無効と判定し、タッチを検出しても、検索結果リスト表示画面の更新は行わない。

0091

前述の処理について例を挙げて説明すると以下の通りである。すなわち、図11(a)に示すように単語「go」、「to」、及び「station」が選択されている状態でタッチパネル部40が新たに単語「bus」へのタッチを検出すると、辞書検索処理部31は、タッチ前から選択されている単語「go」、「to」、及び「station」と、タッチされた単語「bus」と、を含む成句および例文を、全辞書データを検索範囲として検索する。辞書検索処理部31は、成句検索はヒットしなかったが例文検索がヒットした場合、成句検索がヒットしなかった旨を示す情報と、検索にヒットした例文とを表示処理部32へ供給する。この場合、表示処理部32は、図11(b)に示すように、表示処理部32は、検索結果リスト表示画面において、検索にヒットしなかった成句のタブをグレーアウト表示し、新たな例文の検索結果リストを表示するよう、画面表示を更新する。

0092

(見出し語検索、成句検索及び例文検索のいずれの検索結果も存在しないケース)
辞書検索処理部31の辞書検索の結果、複数の単語を全て含む成句および例文の何れも検索がヒットしなかった場合、表示処理部32は、検索結果が存在しないことを示すように、検索結果リスト表示画面中に「検索結果が存在しない」旨を示すメッセージを表示する。この際、選択単語特定部33は、選択されている複数の単語の選択状態は解除せず、表示処理部32は、選択されている単語の反転表示の解除も行わない。

0093

前述の処理について例を挙げて説明すると以下の通りである。すなわち、図11(c)に示すように、単語「bus」、「go」、「to」、及び「station」が選択されている状態でタッチパネル部40がさらに単語「trip」へのタッチを検出すると、辞書検索処理部31は、タッチされた単語「trip」とタッチ前から選択されている単語「bus」、「go」、「to」、及び「station」とを含む成句及び例文を、全辞書データを検索範囲として検索する。図11(d)に示すように、辞書検索処理部31による検索処理の結果、複数の単語を全て含む成句及び例文の何れも検索がヒットしなかった場合、表示処理部32は、検索結果が存在しないことを示すように、検索結果リスト表示画面の成句タブ及び例文タブをグレーアウト表示し、さらに「検索結果がありません」というメッセージを表示する。この際、選択単語特定部33は、選択されている単語の選択状態は解除せず、表示処理部32は、単語「trip」、「bus」、「go」、「to」、及び「station」の反転表示の解除も行わない。

0094

(検索結果が存在しなかった場合のその後の動作について)
電子辞書端末1を上記のように全ての検索結果が存在しない場合において選択状態を解除しない構成とすることで、最後に選択された単語を含む任意の単語の選択をユーザが解除することができる。これにより、電子辞書端末1を全ての検索結果が存在しない場合に選択状態を構成とする場合に比べて、検索に使用する複数の単語の組み合わせ変更に必要なユーザの手間を減らすことができる。

0095

この利点について例を挙げながら具体的に説明すると以下の通りである。すなわち、図11(d)に示すように、複数の単語の組み合わせによる全ての検索結果が存在しない場合に、最後に選択された単語「trip」の選択を自動的に解除するように電子辞書端末1を構成すると、表示処理部32は、図11(d)の画面表示を、単語「trip」にタッチする前の図11(b)の画面表示に戻すことになる。そのため、例えば、図11(f)で反転表示されている「trip」「bus」、「go」、「to」の4つの単語を用いた新たな成句検索および例文検索を行うためには、ユーザは、単語「station」を選択から外した上で単語「trip」を再度選択しなければならない。

0096

一方、全ての検索結果が存在しない場合に選択状態を解除しないように電子辞書端末1を構成すると、ユーザは、図11(e)に示すように、最後に選択された単語「trip」を選択状態にしたまま、他の単語を選択から外すことが可能になる。これにより、電子辞書端末1は、最後に選択された単語「trip」を含む別の組み合わせを用いた新たな成句検索および例文検索を行うために必要なユーザの手間を減らすことになる。例えば、ユーザは図11(e)に示すように単語「station」を選択から外すだけで、図11(f)に示したように「trip」「bus」、「go」、「to」の4つの単語を含む成句の一覧を電子辞書端末1に表示させることができる。

0097

なお、本実施形態では、すべての検索結果が存在しない場合、選択単語特定部33は、単語の選択状態を解除しない構成としたが、これは本発明を限定するものではない。選択単語特定部33は、最後に選択された単語の選択状態を解除する構成としてもよいし、全ての単語の選択状態を解除する構成としてもよい。後者の場合、電子辞書端末1は、全ての単語の選択状態を解除した上で検索結果リスト表示画面を消去する構成としてもよい。

0098

本実施形態においては、タッチパネルによって単語選択を行う場合について説明したが、これは本実施形態を限定するものではない。すなわち、電子辞書端末1は、カーソルキー及びマウスなどのポインティングデバイスやその他の選択手段によって単語を選択可能に構成されていてもよい。すなわち、本発明を実施する上でタッチパネルは必須ではない。

0099

(検索結果の表示優先順位設定について)
次に、検索実行直後に、「見出し語」、「成句」、及び「例文」のいずれの検索結果リスト表示画面を優先して表示するかを決定する電子辞書端末1の動作の一例について図12を参照しながら説明する。図12は、上記処理の流れを説明するためのフローチャートである。本実施の形態に係る電子辞書端末1は、検索結果リスト表示画面の表示優先順位についてユーザからの指定を受け付ける図示しない優先順位指定受付部をさらに備えている。

0100

(ステップS401)
まず、選択単語特定部33によって特定された単語が辞書検索処理部31へ供給されると、表示処理部32は、検索結果リスト表示画面の表示優先順位について、優先順位指定受付部からの情報に基づいて、ユーザによる優先度指定が設定されているかを判定する。ユーザによる優先度指定が設定されていると判定した場合は、辞書検索処理部31は上述したような検索処理手順に従って辞書検索を行い、検索された複合・派生語、成句および例文を表示処理部32へ供給し、電子辞書端末1はステップS410の処理へ進む。ユーザによる優先度指定が設定されていないと判定した場合は、電子辞書端末1は、ステップS402の処理へ進む。

0101

(ステップS402)
続いて、表示処理部32は、上記検索処理手順において選択単語特定部33によって特定され、辞書検索処理部31に供給された単語が2個以上であるかを判定する。電子辞書端末1は、上記供給された単語が1個であると判定された場合には、ステップS407の処理へ進み、2個以上であると判定された場合にはステップS403の処理へ進む。

0102

(ステップS403)
続いて、辞書検索処理部31は、ステップS402にて判定された複数の単語が、成句の見出し文字列、及び成句の語義情報のいずれかに存在しているかを判定し、存在していると判定した場合には、電子辞書端末1はステップS404の処理へ進み、存在していないと判定した場合にはステップS408の処理へ進む。

0103

(ステップS404)
続いて、辞書検索処理部31は、ステップS403にて成句の見出し文字列、及び成句の語義情報のいずれかに存在していると判定された複数の単語が、成句の見出し文字列に一致している(すなわち、上記複数の単語から構成される成句の見出し文字列が辞書データ内に存在する)かを判定し、一致していると判定した場合には、電子辞書端末1はステップS405の処理へ進み、一致していないと判定した場合にはステップS408の処理へ進む。

0104

(ステップS405)
続いて、辞書検索処理部31は、ステップS404にて成句の見出し文字列に一致していると判定された複数の単語を含む例文を検索する。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する例文が存在する場合は、検索された例文を表示処理部32へ供給し、電子辞書端末1はステップS413の処理へ進む。辞書検索処理部31の上記検索の結果、該当する例文が存在しない場合は、電子辞書端末1はステップS406の処理へ進む。

0105

(ステップS406)
続いて、辞書検索処理部31は、ステップS404にて成句の見出し文字列に一致していると判定された複数の単語を含む成句を検索する。辞書検索処理部31による、上記検索の結果、該当する成句が存在する場合は、検索された成句を表示処理部32へ供給し、電子辞書端末1はステップS412の処理へ進む。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する成句が存在しない場合は、電子辞書端末1はステップS411の処理へ進む。

0106

(ステップS407)
また、ステップS402にて、選択単語特定部33によって特定され、辞書検索処理部31に供給された単語が単数であると判定された場合、辞書検索処理部31は、当該単語と一致する見出し語を検索する。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する見出し語が存在する場合は、検索された見出し語を表示処理部32へ供給し、電子辞書端末1はステップS414の処理へ進む。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する見出し語が存在しない場合は、ステップS408の処理へ進む。

0107

(ステップS408)
続いて、ステップS407にて、辞書検索処理部31の検索の結果、該当する見出し語が存在しない場合、辞書検索処理部31は、ステップS402にて単数であると判定された単語を含む成句を検索する。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する成句が存在する場合は、検索された成句を表示処理部32へ供給し、電子辞書端末1はステップS412の処理へ進む。辞書検索処理部31の上記検索の結果、該当する成句が存在しない場合は、電子辞書端末1はステップS409の処理へ進む。

0108

また、ステップS403にて複数の単語が、成句の見出し文字列、及び成句の語義情報のいずれかに存在しないと判定された場合、またはステップS404にて複数の単語が、成句の見出し文字列に一致しないと判定された場合、辞書検索処理部31は上記の検索処理と同様に、複数の単語の成句検索処理を行う。

0109

(ステップS409)
続いて、辞書検索処理部31は、ステップS408にて検索処理を行った単語を含む例文を検索する。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する例文が存在する場合は、検索された例文を表示処理部32へ供給し、電子辞書端末1はステップS413の処理へ進む。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する例文が存在しない場合は、電子辞書端末1はステップS411の処理へ進む。

0110

(ステップS410)
ステップS401にて表示処理部32がユーザによる優先度指定が設定されていると判定した場合は、表示処理部32は設定された優先度に応じた検索結果リスト表示画面を表示し、電子辞書端末1は処理を終了する。例えば、ユーザが、見出し語、成句、例文の順に優先度を指定した場合であって見出し語検索がヒットした場合、表示処理部32は、見出し語の一覧を示す検索結果リスト表示画面を表示する。また、例えば、成句、例文、見出し語の順に優先度を指定した場合であって成句検索がヒットせず例文検索がヒットした場合、表示処理部32は、例文の一覧を示す検索結果リスト表示画面を表示する。

0111

(ステップS411)
ステップS406における辞書検索処理部31による検索の結果、該当する成句が存在しない場合、または、ステップS409における辞書検索処理部31による検索の結果、該当する例文が存在しない場合は、表示処理部32は検索がヒットしなかった旨を示すアラートを表示し、電子辞書端末1は処理を終了する。

0112

(ステップS412)
ステップS406、または、ステップS408における辞書検索処理部31による検索の結果、該当する成句が存在する場合は、表示処理部32は、辞書検索処理部31から供給された成句の一覧を検索結果リスト表示画面に表示し、電子辞書端末1は処理を終了する。

0113

(ステップS413)
ステップS405、または、ステップS409における辞書検索処理部31による検索の結果、該当する例文が存在する場合は、表示処理部32は、辞書検索処理部31から供給された例文の一覧を検索結果リスト表示画面に表示し、電子辞書端末1は処理を終了する。

0114

(ステップS414)
ステップS407における辞書検索処理部31による検索の結果、該当する見出し語が存在する場合は、表示処理部32は、辞書検索処理部31から供給された見出し語の一覧を検索結果リスト表示画面に表示し、電子辞書端末1は処理を終了する。

0115

(語順指定処理について)
電子辞書端末1は、ユーザに選択された複数の単語を含む成句または例文のうち、上記複数の単語が特定の語順で現れるような成句または例文のみを検索可能に構成されていてもよい。また、電子辞書端末1は、上記語順の指定をユーザから受け付けることが可能なように構成されていてもよい。

0116

以下では、この電子辞書端末1における語順指定処理について図13から図16を参照しながら説明する。本実施の形態に係る電子辞書端末1は、検索処理における複数の単語の語順についてユーザからの指定を受け付ける図示しない語順指定受付部をさらに備えている。

0117

図13は複数の単語が選択された状態における語義画面を例示した図である。なお、図13(c)は単語「absolute」の語義画面を示している。図14はタッチパネル部40に表示された検索結果リスト表示画面において、ドラッグ操作によって複数の単語の語順を変更する動作を説明するための図である。図15は語義画面において、ドラッグ操作によって複数の単語の語順を変更する動作を説明するための図である。図16は、語順指定処理の流れを説明するためのフローチャートである。

0118

(ステップS501)
まず、選択単語特定部33によって特定された複数の単語が辞書検索処理部31へ供給されると、辞書検索処理部31は、上記特定された複数の単語が同一の英文中に存在するかを判定する。

0119

辞書検索処理部31が上記の判定を行う方法としては、選択単語特定部33によって特定された各々の単語と単語との間に改行が存在せず、なおかつ、特定された各々の単語と単語との間に存在する文字が何れも英文字(アルファベット及び記号(スペースを含む))のみであることを検出することにより判定する方法としてもよい。例えば、図13(a)に示すように、選択単語特定部33によって単語「have」、及び単語「around」が特定されていた場合、単語「have」と単語「around」との間には改行が存在していない。さらに、単語「have」と単語「around」との間には、英文字で構成される「the Watsons」のみが存在しているため、辞書検索処理部31は、選択単語特定部33により特定された複数の単語は、同一の英文中に存在していると判定する。辞書検索処理部31が選択単語特定部33により特定された複数の単語が同一の英文中に存在しないと判定した場合は、電子辞書端末1はステップS502の処理へ進み、存在すると判定した場合には、ステップS507の処理へ進む。

0120

(ステップS502)
続いて、辞書検索処理部31は、選択単語特定部33により特定された複数の単語のうち何れかの単語が、語義画面中の親見出しをタッチすることにより選択された単語であるか否かを判定する。辞書検索処理部31は、どの単語も親見出しのタッチにより選択された単語でないと判定した場合には、ステップS503の処理に進む。一方、辞書検索処理部31は、いずれかの単語が親見出しのタッチにより選択された単語であると判定した場合には、ステップS504の処理に進む。

0121

(ステップS503)
辞書検索処理部31は、選択されている複数の単語のうちいずれかの単語が親見出しの単語と同一であるか否かを判定する。例えば、図13(c)のケースでは、例文中から選択された単語「absolute」が親見出しの単語と同一であると判定する。辞書検索処理部31は、いずれかの単語が親見出しの単語と同一であると判定した場合には、ステップS505の処理に進む。一方、辞書検索処理部31は、親見出しの単語と同一の単語は選択されていないと判定した場合、ステップS506の処理に進む。

0122

(ステップS504)
続いて、辞書検索処理部31は、選択されている複数の単語のうち親見出しのタッチにより選択された単語以外の他の単語が、親見出しの語義情報内に含まれているか否かを判定する。例えば、図13(b)のケースでは、単語「take」及び単語「into」が選択単語特定部33により特定されていた場合、辞書検索処理部31は、親見出し「take」の語義情報内に他の単語「into」が含まれていると判定する。

0123

辞書検索処理部31は、上記他の単語が親見出しの語義情報内に含まれていると判定した場合には、ステップS508の処理へ進み、含まれていないと判定した場合は、ステップS503の処理へ進む。

0124

(ステップS505)
続いて、辞書検索処理部31は、親見出しの単語と同一であると判定された単語を除く他のいずれかの単語の付近に親見出し語の表示を省略する記号(省略記号)が存在しているかを判定する。ここで、単語の「付近」とは当該単語の前後において、漢字などの英文字以外の文字も改行も存在しない範囲のことを指す。例えば、図13(c)に示すように、選択単語特定部33によって単語「magnitude」、及び単語「absolute」が特定されている場合を考えると、辞書検索処理部31は、特定されている単語「absolute」が親見出し語「absolute」と一致しており、なおかつ単語「magnitude」の付近には、省略記号「〜」が存在していると判定する。辞書検索処理部31が上記他のいずれかの単語の付近に省略記号が存在していると判定した場合は、ステップS509の処理へ進み、存在していないと判定した場合には、ステップS506の処理へ進む。

0125

(ステップS506)
続いて、ステップS503にて親見出しと同一の単語は選択されていないと判定された場合、または、ステップS505にて親見出しと異なるどの単語の付近にも省略記号が存在しないと判定された場合、辞書検索処理部31は、上記複数の単語の語順を、タッチパネル部40がタッチを検出した順番に対応する語順として設定し、成句または例文の検索処理を行う。例えば、選択されている単語が「such」「as」の2つの単語であり「as」「such」の順に2つの単語が選択された場合には、辞書検索処理部31は、単語「as」が単語「such」よりも先に現れるような成句または例文を検索する。

0126

(ステップS507)
辞書検索処理部31は、上記複数の単語の語順を、英文中に出現する順番に対応した語順として設定し、成句または例文の検索処理を行う。例えば、図13のケースでは、辞書検索処理部31は、単語「have」が単語「around」よりも先に現れるような成句または例文を検索する。

0127

(ステップS508)
辞書検索処理部31は、上記複数の単語の語順を、(1)「親見出しの単語」、(2)「親見出しの語義情報中に存在していると判定された他の単語」の語順として設定し、成句または例文の検索処理を行う。例えば、図13(b)のケースでは、辞書検索処理部31は、単語「take」が単語「into」よりも先に現れるような成句または例文を検索する。

0128

(ステップS509)
辞書検索処理部31は、上記複数の単語の語順を、親見出しに対応する小見出し(複合・派生語または成句)中での語順に設定する。例えば、図13(c)に示す例においては、選択単語特定部33によって特定されている単語「magnitude」は親見出し語「absolute」の複合・派生語「〜 magnitude」に含まれている。ここで「〜」は親見出し語「absolute」を省略するための省略記号である。したがって、選択単語特定部33によって単語「magnitude」、及び単語「absolute」が特定されている場合、単語「absolute」が単語「magnitude」よりも先に現れるような成句または例文を検索する。

0129

(検索結果リストのドラッグによる語順指定について)
次に、タッチパネル部40に表示されている検索結果リスト表示画面内でのドラッグを検出し、語順を指定する処理の一例について図14を参照しながら説明する。

0130

図14(a)は、選択単語特定部33が特定した2つの単語(「such」及び「as」)をユーザに指定された語順で含む成句の一覧を表示処理部32がタッチパネル部40に表示した画面を示している。検索結果リスト表示画面において、選択単語特定部33が2つの単語(「such」及び「as」)を特定し、辞書検索処理部31が2つの単語を「such」「as」の語順で含むような成句を検索したことを示すように、表示処理部32は「キーワード:[such & as]」を表示する。タッチパネル部40が、選択単語特定部33が特定している一方の単語へのタッチを検出し、選択単語特定部33が特定している他方の単語へのドラッグを検出すると、辞書検索処理部31は語順変更の処理を行う。例えば、図14(b)及び図15(c)に示すように、タッチパネル部40が一方の単語「such」へのタッチを検出し、他方の単語「as」へのドラッグを検出すると、辞書検索処理部31は、2つの単語を「as」「such」の語順で含む成句及び例文を検索する。そして、図14(d)に示したように、表示処理部32は、2つの単語を「as」「such」の語順で含むような成句を検索したことを示すように、検索結果リスト表示画面を「キーワード:〔as & such〕」のように更新する。

0131

(反転表示されたキーワードのドラッグによる語順指定について)
次に、上述した語順指定処理の変形例として、語義画面中の反転表示されているある単語から同じく反転表示されている別の単語へのドラッグを検出し、語順指定処理を行う動作の一例について図15を参照しながら説明する。図15(a)は、図14(a)と同様に、選択単語特定部33が特定した2つの単語「such」及び単語「as」をユーザに指定された語順で含む成句の一覧を表示処理部32がタッチパネル部40に表示した画面を示している。

0132

図15(a)に示すように、上記検索結果リスト表示画面において、2つの単語(「such」及び「as」)を「such」「as」の順で含む成句または例文が検されたことを示すように、表示処理部32は単語「such」の近傍には「(1)」、単語「as」の近傍には「(2)」のように語順を示す番号をそれぞれ表示する。また、検索結果リスト表示画面において、2つの単語が上記の語順で検索されたことを示すように、表示処理部32は「キーワード:〔such & as〕」を表示する。

0133

タッチパネル部40が、選択単語特定部33が特定している一方の単語へのタッチを検出し、選択単語特定部33が特定している他方の単語へのドラッグを検出すると、辞書検索処理部31は語順変更の処理を行う。例えば、図15(b)及び図15(c)に示すように、タッチパネル部40が一方の単語「such」へのタッチを検出し、他方の単語「as」へのドラッグを検出すると、辞書検索処理部31は、2つの単語を「as」「such」の語順で含むような成句及び例文を検索する。そして、図15(d)に示したように、表示処理部32は、2つの単語を「as」「such」の語順で含むような成句または例文が検索されたことを示すように、単語「such」の近傍の語順を示す番号を「(1)」から「(2)」に更新し、単語「as」の近傍の語順を示す番号を「(2)」から「(1)」に更新する。また、表示処理部32は、2つの単語を「as」「such」の語順で含むような成句または例文が検索されたことを示すように、検索結果リスト表示画面内のキーワード表示「キーワード:〔as & such〕」のように更新する。

0134

なお、本実施の形態では2つの単語が選択されている場合を例に挙げて語順指定処理について説明したが、言うまでも無く、3つ以上の単語が選択されている場合にも電子辞書端末1は上記の語順指定処理を実行できる。

0135

(語順を考慮した検索における検索結果リストの切替え)
電子辞書端末1は、語順を考慮した検索を行う場合に、選択されている複数の単語をユーザに指定された語順で含むような成句の検索もそのような例文の検索もヒットしなかったときは、選択されている複数の単語を含むその他の成句および例文を検索し、ヒットした成句または例文の一覧を表示してもよい。

0136

このような電子辞書端末1が、「見出し語」、「成句」、及び「例文」のいずれの検索結果を優先して検索結果リスト表示画面に表示するかを決定する動作について図17を参照しながら説明する。図17は、この動作を説明するためのフローチャートである。

0137

(ステップS601)
まず、選択単語特定部33によって特定された単語が辞書検索処理部31へ供給されると、表示処理部32は、検索結果リスト表示画面の表示優先順位について、優先順位指定受付部からの情報に基づいて、ユーザによる優先度指定が設定されているかを判定する。ユーザによる優先度指定が設定されていると判定した場合は、電子辞書端末1はステップS614の処理へ進む。ユーザによる優先度指定が設定されていないと判定した場合は、電子辞書端末1は、ステップS602の処理へ進む。

0138

(ステップS602)
続いて、表示処理部32は、選択単語特定部33によって特定され、辞書検索処理部31に供給された単語が2つ以上であるかを判定する。上記供給された単語が1つであると判定された場合には、電子辞書端末1はステップS609の処理へ進み、複数であると判定された場合にはステップS603の処理へ進む。

0139

(ステップS603)
続いて、辞書検索処理部31は、供給された複数の単語が、成句の見出し文字列、及び成句の語義情報のいずれかに存在しているかを判定し、存在している場合には、電子辞書端末1はステップS604の処理へ進み、存在していない場合にはステップS610の処理へ進む。

0140

(ステップS604)
続いて、辞書検索処理部31は、供給された複数の単語が、成句の見出し文字列に一致しているかを判定し、一致していると判定した場合には、電子辞書端末1はステップS605の処理へ進み、一致していないと判定した場合にはステップS610の処理へ進む。

0141

(ステップS605)
続いて、辞書検索処理部31は、供給された複数の単語をユーザに指定された語順で含む例文を検索する。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する例文が存在する場合は、検索された例文を表示処理部32へ供給し、電子辞書端末1はステップS617の処理へ進む。辞書検索処理部31の上記検索の結果、該当する例文が存在しない場合は、電子辞書端末1はステップS606の処理へ進む。

0142

(ステップS606)
続いて、辞書検索処理部31は、供給された複数の単語をユーザに指定された語順で含む成句を検索する。辞書検索処理部31による、上記検索の結果、該当する成句が存在する場合は、検索された成句を表示処理部32へ供給し、電子辞書端末1はステップS616の処理へ進む。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する成句が存在しない場合は、電子辞書端末1はステップS607の処理へ進む。

0143

(ステップS607)
続いて、辞書検索処理部31は、ユーザに指定された語順を無視して、供給された複数の単語を含む例文を検索する。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する例文が存在する場合は、検索された例文を表示処理部32へ供給し、電子辞書端末1はステップS617の処理へ進む。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する例文が存在しない場合は、電子辞書端末1はステップS608の処理へ進む。

0144

(ステップS608)
続いて、辞書検索処理部31は、ユーザに指定された語順を無視して、供給された複数の単語を含む成句を検索する。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する成句が存在する場合は、検索された成句を表示処理部32へ供給し、電子辞書端末1はステップS616の処理へ進む。辞書検索処理部31の上記検索の結果、該当する成句が存在しない場合は、電子辞書端末1はステップS615の処理へ進む。

0145

(ステップS609)
ステップS602にて、供給された単語が1つであると判定された場合、辞書検索処理部31は、供給された単語と一致する見出し語を検索する。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する見出し語が存在する場合は、検索された見出し語を表示処理部32へ供給し、電子辞書端末1はステップS618の処理へ進む。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する見出し語が存在しない場合は、ステップS610の処理へ進む。

0146

(ステップS610)
ステップS603にて複数の単語が、成句の見出し文字列、及び成句の語義情報のいずれにも存在していないと判定された場合、または、ステップS604にて、複数の単語が、成句の見出し文字列に一致していないと判定された場合、または、ステップS609における辞書検索処理部31による検索の結果として該当する見出し語が存在しない場合は、辞書検索処理部31は、複数の単語をユーザに指定された語順で含む成句を検索する。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する成句が存在する場合は、検索された成句を表示処理部32へ供給し、電子辞書端末1はステップS616の処理へ進む。辞書検索処理部31の上記検索の結果、該当する成句が存在しない場合は、電子辞書端末1はステップS611の処理へ進む。

0147

(ステップS611)
続いて、辞書検索処理部31は、複数の単語をユーザに指定された語順で含む例文を検索する。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する例文が存在する場合は、検索された例文を表示処理部32へ供給し、電子辞書端末1はステップS617の処理へ進む。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する例文が存在しない場合は、電子辞書端末1はステップS612の処理へ進む。

0148

(ステップS612)
続いて、辞書検索処理部31は、ユーザに指定された語順を無視して、供給された複数の単語を含む成句を検索する。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する成句が存在する場合は、検索された成句を表示処理部32へ供給し、電子辞書端末1はステップS616の処理へ進む。辞書検索処理部31の上記検索の結果、該当する成句が存在しない場合は、電子辞書端末1はステップS613の処理へ進む。

0149

(ステップS613)
続いて、辞書検索処理部31は、ユーザに指定された語順を無視して、供給された複数の単語を含む例文を検索する。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する例文が存在する場合は、検索された例文を表示処理部32へ供給し、電子辞書端末1はステップS617の処理へ進む。辞書検索処理部31による上記検索の結果、該当する例文が存在しない場合は、電子辞書端末1はステップS615の処理へ進む。

0150

(ステップS614)
ステップS601にて、表示処理部32がユーザによる優先度指定が設定されていると判定した場合は、電子辞書端末1は、ステップS410と同様の処理を行った上で処理を終了する。

0151

(ステップS615)
続いて、ステップS608または、ステップS613において、辞書検索処理部31による検索の結果、該当する成句または例文が存在しない場合は、表示処理部32は検索がヒットしなかった旨を示すアラートをタッチパネル部40に表示し、電子辞書端末1は処理を終了する。

0152

(ステップS616)
また、ステップS606、ステップS608、ステップS610、または、ステップS612における辞書検索処理部31による検索の結果、該当する成句が存在する場合は、表示処理部32は、辞書検索処理部31から供給された成句の一覧を検索結果リスト表示画面に表示し、電子辞書端末1は処理を終了する。

0153

(ステップS617)
また、ステップS605、ステップS607、ステップS611、または、ステップS613における辞書検索処理部31による検索の結果、該当する例文が存在する場合は、表示処理部32は、辞書検索処理部31から供給された例文の一覧を検索結果リスト表示画面に表示し、電子辞書端末1は処理を終了する。

0154

(ステップS618)
また、ステップS407における辞書検索処理部31による検索の結果、該当する見出し語が存在する場合は、表示処理部32は、辞書検索処理部31から供給された見出し語の一覧を検索結果リスト表示画面に表示し、電子辞書端末1は処理を終了する。

0155

(電子辞書端末1の利点)
以上のように、電子辞書端末1では、タッチパネル部40の語義画面中に現れている複数の単語がユーザにより選択されると、表示処理部32は、その複数の単語をすべて含む収録例文または収録成句の一覧をタッチパネル部40に表示させる。表示処理部32は、一覧から収録例文または収録成句が選択されると、選択された収録例文または収録成句の語義情報が表示されるように語義画面を更新する。

0156

したがって、電子辞書端末1は、ユーザが所望する複数の単語を含む成句または例文の一覧を表示し、一覧中の成句または例文の語義情報を表示することができるが、この電子辞書端末1には、そのために、ユーザに複数の単語を入力する手間をかけさせないという利点がある。

0157

付記事項1)
以上、本発明の一実施形態として電子辞書端末1を説明したが、本発明は電子辞書端末1に限定されない。すなわち、本発明は、電子辞書機能を備えた汎用コンピュータタブレット端末、スマートフォン等としても実施することができる。

0158

(付記事項2)
上記実施形態では、タッチパネル部40が、選択単語特定部33が特定している一方の単語へのタッチを検出し、選択単語特定部33が特定している他方の単語へのドラッグを検出すると、辞書検索処理部31は語順変更の処理を行うものとした。しかしながら、本発明は、このような構成に限定されない。

0159

タッチパネル部40は、選択単語特定部33が特定している一方の単語へのタッチを検出し、その後の一定期間(例えば、5秒以内)、選択単語特定部33が特定している他方の単語へのタッチを検出した場合にも、辞書検索処理部31は語順変更の処理を行ってもよい。なお、辞書検索処理部31は、タッチパネル部40が2回のタッチを連続して検出した場合に限って語順変更の処理を行う。したがって、例えば、タッチパネル部40が一方の単語へのタッチを検出してから1分後に他方の単語へのタッチを検出しても、辞書検索処理部31は、語順変更の処理を行わない。

0160

ソフトウェアによる実現例)
最後に、電子辞書端末1の各ブロック、特に処理部30は、集積回路ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。

0161

後者の場合、電子辞書端末1は、各機能を実現するプログラム命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである電子辞書端末1の制御プログラムプログラムコード実行形式プログラム中間コードプログラムソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記電子辞書端末1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。

0162

上記記録媒体としては、一時的でない有形媒体(non-transitory tangible medium)、例えば、磁気テープカセットテープ等のテープ類フロッピー登録商標ディスクハードディスク等の磁気ディスクCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカードメモリカードを含む)/光カード等のカード類マスクROMEPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。

0163

また、電子辞書端末1を通信ネットワーク接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネットイントラネットエキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網移動体通信網衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送ケーブルTV回線電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網衛星回線地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。

0164

(まとめ)
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報表示処理装置は、電子辞書機能を備え、語義画面を表示部に表示する情報表示処理装置であって、上記語義画面中に現れている複数の単語の選択をユーザから受け付ける第1受付手段(選択単語特定部33、タッチパネル部40)と、第1受付手段が選択を受け付けた上記複数の単語をすべて含む、自装置に記憶されている収録文字列の一群を表示部に表示する表示処理手段(表示処理部32)と、を備え、上記表示処理手段は、上記収録文字列の一群の中からユーザが選択した文字列に関連して自装置に記憶されている関連情報を表示する、ことを特徴としている。

0165

上記のように構成された本発明に係る情報表示処理装置によれば、ユーザが所望する複数の単語を含む収録文字列(収録例文や収録成句等)を、ユーザに上記複数の単語を入力する手間をかけさせることなく検索できる。したがって、本発明に係る情報表示処理装置は、電子辞書の検索を行う際のユーザの操作性を向上させることができる。

0166

また、上記の情報表示処理装置において、上記表示処理手段は、第1受付手段が選択を受け付けた上記複数の単語をすべて含む収録文字列のうち、上記複数の単語を特定の順序で含んでいる収録文字列の一群を表示するように構成されており、上記表示処理手段は、第1受付手段が上記複数の単語の選択を受け付けたことをトリガとして、第1受付手段が相対的に先に選択を受け付けた単語がより先頭側に含まれるような収録文字列の一群を表示するように構成されている、ことが好ましい。

0167

上記の構成によれば、本発明に係る情報表示処理装置は、複数の単語をユーザが選択した順に含む収録文字列だけを表示することができるため、ユーザに、訳を調べたい収録文字列を収録文字列の一覧の中から容易に見つけ出させることができる。

0168

また、上記の情報表示処理装置において、第1受付手段が上記複数の単語の選択を受け付けた後に上記特定の順序の指定を受け付ける第2受付手段(辞書検索処理部31、タッチパネル部40)をさらに備え、上記表示処理手段は、第2受付手段が上記特定の順序の指定を受け付けたことをトリガとして、上記複数の単語を指定された順序で含む収録文字列の一群を表示するように構成されている、ことが好ましい。

0169

上記の構成によれば、本発明に係る情報表示処理装置は、検索する複数の単語の語順を切り替えることによって、よりユーザの望む検索結果を迅速に表示することができる。

0170

また、上記の情報表示処理装置において、上記表示処理手段は、第1受付手段が第1の単語および第2の単語からなる2つの単語の選択を受け付けた後に第1の単語を第2の単語よりも先頭側に含むような収録文字列の一群を表示している状態で、第2受付手段が第1の単語の表示位置を指定する操作を受け付け、その後に、第2受付手段が第2の単語の表示位置を指定する操作を受け付けた場合には、第2の単語を第1の単語よりも先頭側に含むような収録文字列の一群を新たに表示する、ことが好ましい。

0171

上記の構成によれば、本発明に係る情報表示処理装置は、検索する複数の単語の語順をユーザの操作に基づいて切り替えることによって、よりユーザの望む検索結果を迅速に表示することができる。

0172

また、上記の情報表示処理装置において、上記表示制御手段は、第1受付手段が第1の単語および第2の単語を含む3つ以上の単語の選択を受け付けた後に第1の単語を第2の単語よりも先頭側に含むような収録文字列の一群を表示している状態で、第2受付手段が第1の単語の表示位置を指定する操作を受け付け、その後に、第2受付手段が第2の単語の表示位置を指定する操作を受け付けた場合には、第2の単語を第1の単語よりも先頭側に含むような収録文字列であって上記3つ以上の単語の出現順が第1の単語および第2の単語を除いて表示中の収録文字列と同じである収録文字列の一群を新たに表示する、ことが好ましい。

0173

上記の構成によれば、本発明に係る情報表示処理装置は、辞書検索をする複数の単語が3つ以上の場合においても、語順をユーザの操作に基づいて切り替えることができるため、よりユーザの望む検索結果を迅速に表示することができる。

0174

また、上記の情報表示処理装置において、上記表示処理手段は、上記収録文字列として収録例文を表示するように構成されており、上記表示処理手段は、上記関連情報として、上記収録例文の一群の中からユーザが選択した例文の訳を表示する、ことが好ましい。

0175

上記の構成によれば、本発明に係る情報表示処理装置は、ユーザの望む例文検索の結果を迅速に表示することができる。

0176

上記表示処理手段は、上記収録文字列として収録成句を表示するように構成されており、上記表示処理手段は、上記関連情報として、上記収録成句の一群の中からユーザが選択した成句の訳を表示する、ことが好ましい。

0177

上記の構成によれば、本発明に係る情報表示処理装置は、ユーザの望む成句検索の結果を迅速に表示することができる。

0178

上記表示処理手段は、上記収録文字列として収録例文と収録成句との双方を表示可能に構成されており、上記表示処理手段は、第1受付手段が選択を受け付けた上記複数の単語をすべて含む収録成句と収録例文との双方が存在する場合には、上記収録例文の一群より優先的に上記収録成句の一群を表示するように構成されており、上記表示処理手段は、上記関連情報として、上記収録文字列の中からユーザが選択した例文または成句の訳を表示する、ことが好ましい。

0179

上記の構成によれば、本発明に係る情報表示処理装置は、成句検索または例文検索の結果の表示優先度を予め設定しておくことにより、検索結果を迅速に表示することができる。

0180

上記表示処理手段に対し、第1受付手段が選択を受け付けた上記複数の単語をすべて含む収録成句と収録例文との双方が存在する場合に収録成句の一群と収録例文の一群とのいずれを優先的に表示させるかの指定を受け付ける第3受付手段をさらに備えている、ことが好ましい。

0181

上記の構成によれば、本発明に係る情報表示処理装置は、キーワードの選択状態または、ユーザによる設定に応じて、表示する検索結果リストの種類を変更することができるため、ユーザの望む検索結果をさらに迅速に表示することができる。

0182

また、本発明の一態様に係る情報表示処理方法は、電子辞書機能を備え、語義画面を表示部に表示する情報表示処理装置の情報表示処理方法において、上記語義画面中に現れている複数の単語の選択をユーザから受け付ける第1受付工程と、第1受付工程にて選択を受け付けた上記複数の単語をすべて含む、自装置に記憶されている収録文字列の一群を表示部に表示する第1表示処理工程と、上記収録文字列の一群の中からユーザが選択した文字列に関連して自装置に記憶されている関連情報を表示する第2表示処理工程と、を含んでいる、ことを特徴としている。

0183

上記の構成によれば、上記の情報表示処理装置と同様の効果を奏する。

0184

また、本発明の一態様に係る情報表示処理装置が備えているコンピュータを動作させるためのプログラムであって、当該コンピュータを上記文入力装置が備えている各手段として機能させるためのプログラム、および、それらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体についても本発明の範疇に含まれる。

0185

本発明は、電子辞書端末、及びそのような電子辞書端末を含む情報表示処理装置に利用することができる。

0186

1電子辞書端末(情報表示処理装置)
10 操作部
11入力受付部
20辞書データ格納部
30 処理部
31辞書検索処理部(第2受付手段)
32表示処理部(表示処理手段)
33選択単語特定部(第1受付手段)
40タッチパネル部(表示部、第1受付手段、第2受付手段)

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ